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20年経っても未沙が好きでしょうがない人が集うスレ

1早瀬未沙親衛隊:2002/06/14(金) 22:54
やっぱ土井さんの声がいいね

188VF-774:2003/01/19(日) 13:46
未沙タン(;´Д`)ハァハァ 一条!ミンメイのほうへ逝け

189VF-774:2003/01/19(日) 17:48
なんか読んでて、実況の「マグロ未沙」を思い出した。

190VF-774:2003/01/19(日) 19:10
人がいたんですね。では中断部分の補完しときます

>>180

シャツの裾をおし重ねて侵入した手が下着の内側にわずかにもぐり込む。
「あ」
未沙が声を洩らして空気が動いた。
輝の鼻孔を、これまでとはくらべものにならないほど濃やかな彼女の匂いが直撃する。
彼が上気して、それでもためらいなく俯くのを、未沙は見た。
その男っぽさを見ていられなくて面をそむけた。
頼りない年下の部下…だったはずの、男の変貌を総身で感じていた。
骨太の指が未沙の衣服を手間取りながら剥ぎ取っていく。
夜気に曝された素肌が寒く、未沙は震えた。
未沙はつと指先を伸ばし、彼の首に腕を巻きつけた。おずおずと引き寄せる。
冷たい風が不安で、距離が怖かった。
輝に見詰められることへの激しい羞恥もあった。
彼は引き寄せられながらも、未沙を抱え込んだ腕の力をゆるめようとはしなかった。
気付くと、輝の顔が目の前にあった。
その目に宿った光は真剣で、なのにあまりにも頼りなくて…未沙は言葉を失った。
「早瀬さん」
輝が囁く。
未沙は輝の視線から逃れられず、彼の手に乱れた髪を優しく撫でられるままになっていた。
輝の掌は温かくて、頬に時折触れるとその熱が心地よかった。
「……」
輝は腕をゆるめていく。
「見ないで」
未沙は耐えきれずに小さな声で呟いた。
ぎりぎりと、肌の上を視線が滑っていく音まで聞えるような気がする。
その感覚が未沙を縛り上げていた。
ふくらみや微妙な曲線、ほっそりとしたくびれの隅々まで、未沙の裸体を彼は半ば呆然と見詰めている。
「一条……くん…」
未沙が恥かしさに泣きたくなった頃、ようやく輝は深い吐息をついた。
「……」
上体を勢い良く起こす。
むしるように自ら喉もとのジッパーを引きおろし、邪魔な戦闘スーツを脱ぎ捨てる。
星明りに彼の広い肩幅が浮かび上がり、未沙はまじまじと彼を視界にいれている自分を遠く認識する。
引き締った肩のうねりは無駄な肉を一欠けらも纏わず、その若い競走馬のような清潔さを、美しいと彼女は思う。
嫌悪感は浮かばず、未沙は、その体が再び覆い被さってくるのを拒まなかった。
「すごく、綺麗だ」
熱に浮かされたような響きで耳元に呟きを吹き込まれて、未沙は紅潮した頬をわずかに緩めた。
あなたも…とは、余計な言葉だろう。
彼の体は熱く、触れ合う素肌の感触全てが未沙を昂ぶらせていく。
それは青年の側も同じ…もしかしたらそれ以上、らしかった。
「…未沙」
輝がうわごとのように囁く。

191VF-774:2003/01/19(日) 19:11
「未沙」

未沙は、速く流れる血流で聞えにくくなっている耳を疑った。
名前を呼ばれた。
『大尉』でもなく、『早瀬さん』でもない。
一番、自分らしい名前。
今では遠く離れたマクロスに乗っている親友だけしか呼ばない、名前。
初めて…。
未沙の目尻に小さな粒がゆっくりと浮かぶ。彼が、自分に近付いてくる。
どんどん、近付いてくる…体も、そして心も。
もっと近付いて欲しい。
もっともっと、もっと近付いてきてほしかった。

輝は、一瞬戸惑ったように目を閉じた。
未沙の腕から力がうっすらと抜けたからだ。
目を開くと、彼女を見詰めた。淡紅色に上気した首筋から肩先、乱れて広がった、星明りでブラウンに輝く長い髪。
「あの…ね」
真剣な目で彼女は囁いた。柔らかそうな唇がかすかに動く。
「……キスして」
輝はじっと彼女を見詰めたまま、頷いた。
ゆっくりと顔を寄せ、唇を塞ぐ。
何度目のキスだったろう……輝は溺れながらさきほどと同じことを思う。
何度目でも、かまわないけど。
「ぅ…ん…っ、ん、……」
切なそうに小さな鼻孔や仰向けた喉から洩れる彼女のかすかな喘ぎが輝をさらに煽る。
長い長い時間をかけたキスが終わって彼が顔を離すと、未沙はぼんやりと目を開けて、紅に濡れた唇を半分開いて喘いでいた。
ここまで深いキスを交わしたのは初めてで…彼の、<人前でするのではない>キスのやり方を彼女は今夜初めて知ったのだ。
彼女は遠い場所にいきそうになる頭の中で考えていた。
この人を、好き…?
少しぐったりとした未沙の体を探りながら、輝はまだどうにか猛りをコントロールしていた。
彼女の体は気持ちいい。彼の手に馴染み、思うままに形を変えた。
その感触が彼を追い詰める。
くっきりと欲望を炙り出す。
おそろしいほどに的確に、未沙の喘ぎや吐息までもが彼を責めつけた。

やがて唇とは遠い場所に輝は唇を這わせはじめ、未沙は細い声を洩らした。
「あ…あ…」
目を閉じてしまい、研ぎ澄まされた感覚が一層クリアになることに気付き慌てて睫をあげる。
輝は口中に含んだ乳首のつんとした先端を舌で弾き、彼女のきめの細かい内股に掌を滑らせた。
「未沙…」
怒ったような表情で上半身を起こし、体を彼女の両足の間に割り込ませようとする。
彼が我慢の限界を突破しそうだと、いくら不慣れな未沙でも雰囲気でわかっていた。
「あ」
それでも懸命に膝をひき寄せ、身をよじり、逃げようとしてしまう。
まるで振り子だと自分でも思う。
さっきはキスをせがんだのに、この期に及んでまだ本当には覚悟ができていない。

192VF-774:2003/01/19(日) 19:12
>>182

それでもまだ逃れようとしてか、するり、としなやかな太腿が青年の腰を擦り抜ける。
その感触に輝は叫びそうになる。
「…おねが…」
なにも言わせないようにまた唇を塞ぐ。
ずるいという考えは熱く溶けた脳幹をかすりもしなかった。
彼女の言葉も喘ぎも全て吸い取り顔をあげると、彼は彼女を見下ろした。
早く欲しい。
どうしようもなく、彼女が欲しい。
こんなあやふやで脆弱な肉体は、きっと重ね合わせることでしか強くはなれない。
救いが欲しい。
一つになれば、きっと俺たちは救われる。
だけど…何から?

身体を割り込ませて、未沙の背中を抱きしめた。
そのまま肩に掌を滑らせて、破壊を免れたテラスの表面に彼女を押し付ける。
脱ぎ捨てた衣服を彼女の背中に敷くようにしているのだけれど、そんなものがあってもなくてもおそらく彼女は気付いていないだろう。輝がそれどころではないのと同じだ。
頭の中が炎にあぶられているように熱かった。
片手をさしいれて、意識的に触れるのを遠慮していた場所に柔らかく這わせた。
未沙がびくっとして目を見開き、輝の視線にあうと真っ赤になって顔を背けた。
彼女の掌はどちらも輝の肩を押しやるように、鎖骨の両端に沿っている。
震えていた。
しっとりと肌にはりついている淡い茂みをかきわけ、輝はぎこちなく中指を中心に沿わせた。
「…や…」
未沙はふるえながら呟いた。
だが、彼の強引な仕草にこめられた意思に気圧されてそれ以上言葉が出なかった。
付け入る隙をみつけた輝の指がそのまま侵入をはじめると未沙は目を閉じてしまった。
キスに濡れて、かすかに開いた唇が早い喘ぎを洩らしている。
先端の関節あたりまで沈め位置を確認した彼は、そっと指を抜く。
彼女のなまめかしく閉じた白い太腿の付け根に自分の掌がさしいれられている光景はひどく輝を興奮させた。
もうすぐだ、と彼は思う。
早く暖かなそこに侵入したかった。
自分では気付いていないが、彼の体も細かく震えていた。

193VF-774:2003/01/19(日) 19:13
未沙は目を閉じたまま、すりつけられる彼の体を感じた。
広げられた膝の間に輝の腰を挟み、もう彼女は脚を閉じられない。
もう、逃げられない。
ここまできて、彼女は羞恥のあまり逃そうとしていた覚悟をようやく掴んだ。
肉体と意識がやっとシンクロする心地よさに、体を縛っていた緊張が解けていく。
彼が自分の相手なのだ、と。
私は彼のもので、彼は私のものなのだ。
彼しかいないのだ。
これが、きっと正しい答えなのだ……。
納得とあきらめとで力が抜け、思わずついた溜息は彼女自身の耳にも甘く響いた。
耳元で輝が囁いた。
「未沙…」
未沙はかすかに頷き、彼の腕に掌を滑らせてもっとからだの力を抜くよう努力した。
彼の指が確かめるように再び未沙の場所を探り、その恥かしさに耐える暇もなくすぐに強い圧迫感が彼女を襲った。
「あ…」
未沙は眉をひそめ、その圧迫感が強烈になってくると目をかたく閉じた。
「……」
「……」
彼はじれて焦っている。強く腰を押しつけられて、未沙は唇を噛んだ。
痛かった。
でも、思っていたほどではない。
未沙がうっすらと安堵しかけたとき、急にそれはきた。
身体の奥深くまで貫かれる衝撃。
それは一気に、自分ですら認識していなかった場所を彼女に教えながら最深部に達し、未沙は悲鳴をあげそうになった。
「ん…」
耳元で輝が呟いた。
「…未沙…」
その、うっとりと掠れ、上ずった響きに未沙は気付かなかった。
侵入したものの猛々しさにおびえ、刺激しないよう、未沙は呼吸まで止めるように小さく短く喘ぎつつ、輝の胸に思いきりしがみ付いた。
少しでも離れていたら、とんでもないことになりそうだった。
そんな未沙を彼は抱きすくめ、満足そうに浅い吐息をついた。
「…あぁ…」
掠れたままの声で囁き、未沙の耳元にキスをする。
そのまま、じっとしていてくれるのかと未沙はわずかな期待を抱いた。
だがそれは彼女の勝手な希望で、もちろん彼にそのつもりはなかった。

輝は力任せに抱き締めていた彼女から腕をほどいた。
両の掌がゆっくりと綺麗な膨らみを、わき腹を腰を流れて膝の裏まで辿り、そこで脚を掴んで引き寄せる。
何も言わず、彼は動き始めた。
それは最初はぎこちなく…だけど、すぐに耐えかねたように強いものにかわっていく。

「ぁ…あ…あ…あ…い、ちじょ…、あ…は…ぁ……あん…っ…ぁああぁ…!」

最初はそれでも言葉になっていた未沙の悲鳴が途中から言葉にすらならなくなる。
喘ぎと荒々しい息遣いと、それから淫猥ともいえる響きが夜空の下で静かに開いていく。
時間としては短かったのだろうが、彼女にとっては永遠とも思えるひとときだったかもしれない。
彼の動きが急に停止したとき、初めてのそれは終りを告げた。
胎内深くに彼を受け入れたまま、彼女は男の終りを知った。
熱い、火傷しそうに熱い飛沫が彼に開かれた胎内の深み一杯に弾け、未沙は最後の喘ぎを放った。
とどめをさされる犠牲にも似た細い喘ぎ。
この、欲望に彩られた切ない儀式にふさわしい結末だった。

*******

194VF-774:2003/01/19(日) 19:14
これで全部です。
初体験設定なんであんまりえっちでなくてすみません(でも規約違反か
失礼しました、さようなら〜

195VF-774:2003/01/19(日) 20:59
「ぁ…あ…あ…あ…い、ちじょ…、あ…は…ぁ……あん…っ…ぁああぁ…!」
この部分を美加タン声で脳内補完すれば最強やね。(w

196VF-774:2003/01/19(日) 22:04
いや素晴らしいっす。
是非他にも「輝x未沙」話ありましたらUP希望!

197VF-774:2003/01/19(日) 22:54
>>194
とりあえず、アンタは神!!!

198VF-774:2003/01/19(日) 23:51
このスレの続きをぜひ!!

連続リレー小説。「超時空要塞マクロス1.5」
ttp://jbbs.shitaraba.com/movie/bbs/read.cgi?BBS=1004&KEY=1027588599

199VF-774:2003/01/21(火) 00:13
興奮しますた(;´Д`)ハァハァ

200194:2003/01/21(火) 00:31
ううう…読んでくださってありがとうございます
じゃあもう一つ未沙ものがあるのでこっそりUPしときます
どっちかというと笑い話なんで気楽にどぞ

>>198そこのスレは面白いので続きを楽しみにしてます
自分が書いたら雰囲気を壊しそうでもったいなくて書けないです
また皆様が続き書いてくださらないかなぁ…

201軍人の鑑:2003/01/21(火) 00:32
広大な空間に柿崎の傍若無人なイビキが響く。
「で、ここはどういう類いの部屋なんだろう、早瀬中尉」
「物置ってとこかしら?」
そのイビキで掻き消されそうな二つの声が、埃とちりの匂いが漂う監禁部屋の片隅でほそぼそと交わされていた。
柿崎以外の地球人は(はぐれたマックスを別として)疲労にも関らず眠ることができずに膝を突き合わせている。
イビキのせいもあるがもちろんそれだけではない。

「…寝る子は育つって本当ねぇ」
早瀬未沙中尉がちらりと、片手枕で涎をくって眠っている柿崎を横目遣いでみやった。
冗談めかせてはいるが、その声音はいやみぎりぎりのゾーンに突入している。
ムリもない。
これだけ広い場所にも関らず恐るべき咽喉構造、膨大な体積の空気も揺るがせかねない怒涛のイビキは30分以上続いて今も止む気配が、絶えて無い。
まあ、そういう奴なんですから…と、フォローにもならないフォローをいれて一条輝少尉はかたく閉じたドアを見上げた。
「なんにしても…」
頭の後ろで両手を組む。
「どうやってここから逃げ出すか、ですよ」
そう、柿崎ほどの大物ではないのかあるいは柿崎よりまっとうな神経を持つという事実の証明か、この尉官コンビはゼントラーディー艦からの脱出計画を練っていたのである。
だが。

「そうね。それに、どうやってマクロスまでいくか…」
「フォールドしてるし。バルキリーももうないしね」
非常識極まりない頑丈さで迫り来るゼントラーディー指揮官との格闘において、輝と柿崎のバルキリーは憐れスクラップとなってしまっっていたのである。
「マックスもどうなったのかわからない」
「ええ…やっぱりゼントラーディーの戦闘ポッドかなにか奪うしかない…わね…」
清楚な顔に似合わない過激な事をぽつんと呟き、未沙は溜息をついた。
「まあ、この部屋から出られれば、だけど」
かたく閉ざされたドアは巨人達のものらしく頑丈で、生身の地球人には到底素手で開けられるシロモノではないことは一目瞭然であった。

202軍人の鑑:2003/01/21(火) 00:33
「…脱出の件については俺にアイディアがあります」
しばしの沈黙のあと輝が呟く。
未沙の顔がわずかに明るくなる。
「なに?一条くん」
「俺たちは捕虜だから一応食事くらいは兵士が持ってくるはずだ。それがなくても、尋問でまた呼び出されることがあるかもしれない」
「そうね」
未沙は頷く。
輝は言いにくそうに俯いていたが、思いきった風情で顔をあげた。
「その時を狙って、キスをするんだよ。あの司令官相手なら一番効果的だ」
「………」
未沙の視線は氷点下の冬の夜明けよりも冷たかった。
輝は内心少々びびったが、なけなしの男のプライドでじっと彼女を見返す。
「誰が?」
「俺と中尉だよ」
「遠慮するわ」
「じゃあ」
輝は空気をふるわせるイビキの主に視線を走らせる。
「あいつとでもいいんですね?」
「…………」
未沙は苦悩の表情になったが、やがて諦めたらしく面を伏せた。
「……いいわ。それで?どうするの」
「そこです。キスは確かに有効だと思うんだ。でも…」
未沙の顔色を確認するのが怖くて輝はあらぬ方向を見た。
「もっと有効な作戦があるんじゃないかって」
「……」
「キスだけでアイツら、ちょっと動けなかっただろ?じゃあ…、それ以上のことを見せたらしばらくは…」
「……」
未沙は立ちあがり、輝から少し離れた場所に座り直した。
「…聞きたくはないけど計画策定の必要上、一応聞いておきます。上官侮辱罪で営巣入りにならないよう、発言には気をつけなさい、一条少尉」
「営巣もなにも、脱出できなきゃ一緒だろ」
輝は肩を竦めた。
「キスして…ちょっとだけ、俺が中尉を押し倒すふりでもすれば、きっとあいつら」
「却下します」
喋り終えないうちに却下されて輝は頭にきたように未沙に向き直った。
「いつもの強気はどうしたんだよ。マクロスに戻るためならなにするのも平気じゃないか」
「事によるわよ」
「なにも本当にするわけじゃないってば!」
「当たり前よ!!」
二人が争う声が段々高くなってきたにも関らず柿崎のイビキは止まらない。

散々言い争った挙句の果てに、未沙は不承不承輝の提案を受け入れた。
「…いいわ。その代わり、ちょっとでも気分を出したりしたら承知しないから」
「誰が…」
憎まれ口を叩きたい気分の輝だったが、そのとき部屋の外で何かの気配が動いた。
二人ははっと顔を見合わせた。
「来た!」
「早いわね」
起きる気配の全くない幸せそうな柿崎は放っておいて、二人はドアの前に駆け寄った。
「いいですか。いきますよ」
「わかってるわ」
ドアが開く寸前のきしみ音が発しているうちに、輝と未沙は近付いて抱き合った。
顔を寄せていく。
ドアが開いて四角く切り取られた逆光の中、巨人の影が抱き合う二人に気付いてぎょっとしたように立ち竦んだ。
両手はドアにかけている。
(あの両手を放させなきゃな)
輝は思ったが、そのためにもとりあえず任務優先と自分にはっぱをかけつつ未沙にキスした。
「う、うわ…!」
巨人の声が洩れる。
「…やったわ」
「いいぞ」
二人は囁き交わし、そのまま未沙の体に覆い被さるように輝は床に伏せた。
「……?」
巨人の影は今度は困惑したように半歩ほど後ずさった。
だが、しっかりとドアを塞いではいる。
それを見て、未沙が輝を小さく問い詰めた。
「ちょっと。あなたの作戦、あんまり効果がないみたいだけど」
輝も言い返した。
「まだなにやってんのかわからないんだよ。もう少し演技してくれよ」
「なんでそんな事」
「軍人だろ」
未沙は唇を噛んだが、目を閉じて輝の首に腕を回してしがみ付いた。
できればこのまま首筋を締め上げたいと願っているはずだ。
輝はそうはさせじとほっそりした未沙の腰を抱き締めると、うなじの近くに唇をつけた。
「きゃっ」
未沙の怒りの声があがる。
「い、一条君、あなたね」
「しっ。今が肝心なんだってば」
巨人の影は身じろぎもせず、打ち震えている。
確かに驚愕のあまり目を離せずにいる気配がひしひしと伝わってくる。

203軍人の鑑:2003/01/21(火) 00:34
輝はそれに勇気を得て、未沙にこっそり耳打ちした。
「もう一歩だ。胸を触ってもいい?」
「な、な…」
「任務の遂行は軍人の義務だろ」
「………許可…します」
未沙はものすごく口惜しそうに顔を背けた。
輝はその宇宙スーツに包まれた膨らみを無造作に握った。
「あっ!」
未沙は真っ赤になってその手をはたくと、次に渾身の力で輝を突き飛ばした。
「に、握るのは許可してません!」
床に輝が転がるのと、呪縛のとけた巨人の影が動いたのが一緒だった。
「一条先輩!早瀬中尉!」
聞き覚えのある声に未沙と輝は凍りつく。
「僕です。マックスです!」
「マックス!?」
「無事だったのね!」
「先輩達こそ」
このごに及んでも目を覚ましていなかった柿崎をたたき起こし、バトロイドの着込んだ服のポケットに分乗しながら彼らは再会を喜び合った。
マックスの笑いを含んだ声がマイクから流れ出してくる。
「…いやぁ、僕、知らなかったなぁ。一条先輩と早瀬中尉がそういう仲だったなんて」
「違うんだマックス!」
「そうよ!マックス、それは誤解…」
「大丈夫です。誰にも喋りませんよ。さっき僕がとめなければ二人がどこまでいっていたか、なんて」
「俺はなにもしてないんだって!」
「そ、それ、本当かマックス!?」
「ふふ…僕はこの目で見ましたよ、柿崎君」
「ちょ、ちょっと!あなた、一体どこに目をつけてんのよ!」
「うわ!!俺ぜんぜん知らなかったぜ!!水臭いですよ、隊長!!」
「お前は寝てろよ柿崎!!俺の苦労を知りもしないで」
「そうよ!あなたが寝てばっかりいるからこんな事になってるんじゃないのよ!!」
…再会を喜び合うにしては殺伐とした怒鳴り声が飛び交ってはいるが、その後いろいろあった挙句にとにもかくにも地球人一行は困難な脱出に成功、マクロスに無事帰還したのであった。

まさに軍人の鑑といえよう。





おわり

204これもイイ!!:2003/01/21(火) 00:38
>このごに及んでも目を覚ましていなかった柿崎

この部分がサイコー(大w

205VF-774:2003/01/21(火) 00:39
Q.営巣ってなんですか?
A.おそらく営倉の間違いです

206VF-774:2003/01/21(火) 15:54
>「に、握るのは許可してません!」

これが良いな。

207VF-774:2003/01/21(火) 18:56
未沙に命令されつつあんなことやそんなことしたい…

208VF-774:2003/01/22(水) 14:26
未沙に朝起こされたら、1時間目の講義も出るのにな・・・・・

209VF-774:2003/01/27(月) 13:14
ttp://jp-project.sytes.net/area0010/htdocs/uploader/data/area00100558.zip

みんなチェックしてるとは思うが…

210VF-774:2003/01/27(月) 13:16
>>209のpassは 未紗

211VF-774:2003/01/29(水) 14:12
>>210
「沙」ではなく、「紗」
さんずいではなく、糸偏なので、気おつけてね。

212VF-774:2003/01/29(水) 21:45
>>211
(゚Д゚)ハァ?

213VF-774:2003/01/29(水) 22:14
>>212
passの話だよ。

214VF-774:2003/01/30(木) 22:50
3Dには興味ありません(やばい

215VF-774:2003/02/04(火) 05:00
未沙との約束を破って
ミンメイのところへいく輝は鬼(・∀・)

216VF-774:2003/02/07(金) 01:25
>>215
あの世界に携帯さえあれば未沙も待たずにすんだのにな

217VF-774:2003/02/07(金) 09:24
>>216
それでも未沙は待っていそうだが・・・・・・

218VF-774:2003/02/07(金) 18:52
未沙話発作的にできましたんで投下します。
劇場版小説の一場面を下敷きにしてます。
年齢禁止ではないと……思いますんで

219『雨宿り』:2003/02/07(金) 18:53
 
いくらなんでもまずかった。
早瀬未沙は濡れた衣服の不愉快な感触を意識から遮断しつつ懊悩した。
素裸で滝壷を泳いだのは、まあよい。
タオルを忘れて、衣服で拭わなくてはならなかったのもまだいい。いつか乾く。
だが、一条輝、あいつにその様子を見られたのはまずい。
はなはだまずい。
まず第一に自分が気まずい。
どんな顔をすればいいのか、考えただけで未沙は憂鬱になる。
第二に一条輝が気まずいだろう。
あいつもどんな顔をすればいいのか対処に困るに決まっている。
第三に、それが理由でこれからの生活に不都合が出そうな気がする。
ぎくしゃくして余計な気を遣うなんてまっぴらだ。ただでさえしっくりいっているとはいいがたいのに。
そして第四。これが一番困るのだが…一条輝に、自分は異性だとアピールしてしまったような気がする。
一条輝は男だ。誰もいない惑星に男女が二人きり、これを改めて奴の脳裏にインプットしてどうする。
未沙は我と我が頭を殴りたくなる。

220『雨宿り』:2003/02/07(金) 18:53
ぼんやり砂浜に戻ると、輝が湯を沸かしていた。
未沙が少し離れて座ると、彼は湯を木の殻のコップにいれ、差し出した。
「…そのままじゃ風邪引くよ」
未沙はかっとしたが黙ってこらえ、コップを受け取る。
(頼むから余計な事言わないで)
念じつつ湯を啜っている間、幸い彼はそれ以上なにもいわなかった。
水平線に雲が湧いてきている。
みるみるうちに風が吹きはじめ、陽射しが翳った。夕立の暗さだ。
「バルキリーの下に」
輝がそのへんの道具をかき集めながら未沙に怒鳴った。
言われるまでもなく、未沙は立ちあがるとバルキリーに走った。
ガウォーク体形にしているバルキリーの下は雨宿りにピッタリだ。
二人は並んで立ち、降り始めた雨の飛沫を眺めた。
無言だ。
この無言にも馴れてきていたのに今は非常に辛い。
未沙は俯いて、隣に気取られぬように溜息をついた。
「そういえば大尉」
一条輝が振り向いた。
「その、寒くありませんか?」
未沙はじろりと輝を睨んだ。
「そんな心配、必要ありません」
「なんだよ」
輝はむっとした様子で向き直る。

221『雨宿り』:2003/02/07(金) 18:54
「さっき、濡れたまんま服着たんだろ?心配してやってるんだ」
「う、うるさいわね」
未沙も輝に向き直り、彼を見上げた。
輝の身長までには優に10センチの開きがあるが未沙はひるまなかった。
「心配することならほかにいくらでもあるでしょう。風邪なんてひきません」
「そんなこと言って、こないだ熱出して寝込んだじゃないか」
輝の冷静な口調に未沙は思わず顔を伏せた。
「疲れがたまってるんだよ。無理しちゃダメだ」
「…………」
なにも言い返せず未沙は俯いたまま、上気した頬をもてあました。
「そのたびに看病するのは俺なんだしね。嫌でも心配させてもらう」
輝は地面にしゃがみ込み、乾いた部分にバーナーを置いた。
かき集めておいた枝に炎をうつし、バーナーを消す。その手順ももう馴れたものだ。
(サバイバル実習の成績だけは優秀だったみたいね)
未沙は観察しながらどうでもいいことを考えた。
炎があがり、ちらちら揺れはじめると輝は未沙を手招きした。
「服、脱いで乾かしたほうがいいですよ」
あまりにあっさりといわれたので未沙は頷きかけ…ぎょっとして輝を見やった。
「寒くなってきたんでしょう。俺なら気にしません」
確かに気温がじりじりとさがってきていて、未沙はぶるっと小さく震えたばかりだった。
そう言って背中を向けた輝を未沙は呆然と見た。
まさか、本気で言っているのだろうかこの男は。

222『雨宿り』:2003/02/07(金) 18:54
「信用してくれたんでしょう」
輝がぽつんと言う。
「え?」
未沙が問い返すと輝は振り向きかけ、慌てて体勢を元に戻した。
「さっき、滝の所で…俺が覗き趣味なんかじゃないって」
「あれは…」
早く輝にどこかに言って欲しい一心…その場しのぎの口合わせだったのだが、正確なところを言いなおしている場合ではないことを未沙は悟った。
輝は背中を向けたまま、ポンチョを押し出してくる。
「だったら大丈夫のはずです。乾く間はこれを」
輝のために未沙が縫ってやったパラシュート製のものだ。
未沙はポンチョを抱えて困惑し、炎と輝の背中に交互に視線を揺らしていた。
心なしか、その背中は強く緊張感をはらんでいるように見える。
脱げば未沙に信頼されていると証明されて安心し、脱がなければ違うと解して傷つくとでもいうのだろうか。
無言のうちに強引な選択を強いてくる輝を一睨みし、未沙は何度目かの溜息をついた。
なんでまたこんなはめになったものか。
「…絶対にこっち見ないでよ」
「わかってます」
未沙はつと立って、ガウォークの脚の近くに寄った。
隠れられるものではないが、あるとないとでは気分が違う。
輝から一瞬も目を離さずに手早く下着姿になった未沙は、間髪を入れずポンチョを羽織った。
ふう、と肩の力を抜く。
これからの生活のためとはいえ、なんでまたこんな事までしなくてはいかんのか。
しめった服を火の傍に輝が立てた枝に広げつつ、未沙はくしゃみをした。
思った以上に体が冷えていたようだ。
とりあえず衣服を乾かすのはいいアイディアだと彼女も思う。

223『雨宿り』:2003/02/07(金) 18:54
「寒いですか」
輝が新しい枝を炎に放り込みつつ問いかけた。
勢いをよくしようという心遣いらしい。
「…大丈夫」
とはいいつつも、未沙はたて続けに2回くしゃみをした。
ポンチョはこれ以上ないくらいゆったりしているので、隙間風が直接肌を撫でる。
もともとサイズを輝にあわせてあるので無理もないが、単体では保温性に優れているとはいえないだろう。
「仕方ないな」
輝が舌打ちをしかねない顔で、どうみても寒そうな彼女を睨んだ。
手を伸ばして、未沙の肩を引き寄せた。
未沙はあまりのことに数瞬呆然としていた。
輝がその背中に腕を回し、すっかり彼女を胸に包んでしまってからようやっと口を開いた。
「ちょ、ちょっと…あなたね」
「ほかに暖かいものなんてありません」
「でも私は上官なのよ」
「こういう場合には失礼にはなりません」
「女なのよ」
「見たから知ってますよ」
未沙はかっとなって輝に片手を振りかざした。
すばやくその手首を掴むと輝はせせら笑う。
「何度も同じ手には乗らないよ」
「あの時はいきなりキスしたからじゃないの!本当に失礼な男ね」
「あの時は仕方なかったんだ」
輝の口調が荒くなった。
「いちいち承諾とってたら死んでたよ」
「だからって」
「誰が好き好んであんたなんかにキスなんか…」
「なんですって?」

224『雨宿り』:2003/02/07(金) 18:55
言い過ぎに気付いた輝が口を噤むと未沙は輝の胸に体当たりしはじめた。
「放して。放してよ」
うるさい女だな。輝は無意識に掴んだままの手首を強く握り締めた。
予想よりもしなった感触にちょっと驚き、慌てて力を緩める。
「痛い」
未沙が小さく悲鳴をあげて、解放された手首をもう一方の手で包んだ。
折れたかと思ったが大丈夫のようだ。危なかった。
輝の頭に一抹の理性が戻った。
「ごめん」
すぐに謝ったが、感情的になっている未沙は聞く耳持たない。
「もういや。どこかに消えて」
ヒステリックにはき捨てられて、反対に輝は皮肉を言う余裕を取り戻した。
「俺が作った火だからね。消えるのなら大尉さ」
未沙は怒り心頭に発した様子で輝を睨み据えた。
こんな姿でなければ相当の迫力だろう。未沙はポンチョの裾を翻して立ちあがった。
止める間もなくバルキリーの反対側に廻り込み、座り込む。
輝は相当にうんざりしたが、ほっとくわけにもいかない。
威圧感を与えないよう、彼は腰をかがめると彼女の背後に近付いた。
「すいません。今のは俺が悪かったですよ」
「折れるかと思ったわ」
「……」

225『雨宿り』:2003/02/07(金) 18:55
輝はそっと彼女の膝に組まれた腕を取った。
未沙は抵抗しない。被害状況を正当に加害者に知らしめるためだろう。
華奢な手首を目の前に翳すと、輪の形にうっすらと赤く跡が残っている。
輝は黙ってそれを眺めた。
「なんでよ」
未沙がぽつりと呟く。
半分独り言のようだったので輝は聞き返さなかった。
「ずるいわ。ちょっと握っただけでこんなになるなんて」
「……」
未沙はちらっと横目で輝の頬を確認したようだった。
「こっちは…あんなに必死でぶったのにぜんぜん跡もつきやしない」
「……」
「面の皮が厚いのよ」
「……ぶっ」
輝は我慢しようとした。
だが、できなかった。かみ殺した笑いが洩れて、未沙がぎょっとしたようにこちらを向いた。
「いつの話だよ。あれから何日たってると思ってるんだ」
「……」
未沙は俯いて顔を隠した。
「仕方ないだろ。俺は男で大尉は女なんだから」
「……」
それがいやなのよ、と未沙は呟いた。
きこえないふりをして、輝は未沙を抱えるように火の傍に座らせた。

226『雨宿り』:2003/02/07(金) 18:55
「もうすぐ晴れるよ」
輝は新しい枝で天の一角を指し示す。
雨の勢いは徐々に弱まり、空は明るさを取り戻しつつあった。
「そうね」
未沙はおとなしく輝の隣に座って頷いた。わずかにのぞいたうなじが細かった。
ぶかぶかのポンチョなのに、いつものタイトなスーツ姿よりもなぜか華奢に見える。
こんな未沙は初めて見ることに輝はやや唐突に気付いた。
服はもうすぐ乾きそうだった。
ポンチョ、着替えてしまうんだ。惜しいな…ふっとそう思って輝はうろたえた。
先刻滝で目撃した無防備な体が脳裏をよぎり、それがポンチョのすぐ下、手の届くところにあると意識しそうになり、彼は慌てて頭をふった。

早く雨が止むといい…。

輝と未沙は押し黙ったまま、炎をみつめて座っていた。
互いに相手が何を考えているのか知りたい、と心のどこかで願いつつ。

雨は細い糸になり、それでも人間共の思惑にはお構いなしでなおも沈黙の大地に降り続けた。



終り

227VF-774:2003/02/07(金) 18:57
じれったくて未沙って好きなんす(w
これがミンメイならぱぱっとしてしまうのでしょうか…いやまさか…
今回も長くてすんませんでした

228VF-774:2003/02/07(金) 23:03
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!

229VF-774:2003/02/07(金) 23:47
>>226
で、これの後未沙が風邪をこじらせて寝込んだ「愛・おぼ」のあのシーンに
つながっていくと。勝手に脳内補完しますた(w

230VF-774:2003/02/08(土) 00:11
素晴らしい、感動しました。
是非次はtv版36話の続きを。

231VF-774:2003/02/08(土) 00:45
それはここにあるだろ

http://jbbs.shitaraba.com/movie/bbs/read.cgi?BBS=1004&KEY=1027588599&LAST=100

232VF-774:2003/02/08(土) 19:44
未沙(;´Д`)ハァハァ

233VF-774:2003/02/10(月) 01:14
小説版の雰囲気がよく出ていて素晴らしい。感動しました。
次回作、期待してます。

234VF-774:2003/02/12(水) 00:01
劇場版で未沙にキスするとこあるよな。

いいナー…
拳骨で殴られてもいい、
洩れも未沙にキスしたーーーい

235VF-774:2003/02/13(木) 07:57

未沙のお父様になって輝と付き合う事に対して
小一時間ほどえらそうに説教してみたい
「いいかああいう男はだな…」

236VF-774:2003/02/13(木) 16:11
>>235
でも、案外気に入られるんじゃない。
一応優秀な軍人だし。

237VF-774:2003/02/13(木) 19:04
未沙に対してはともかく
年上には礼儀ただしそうではあるな>輝

238VF-774:2003/02/13(木) 19:33
28話以降のDVDをお父様に見ていただこう
…輝ってば一発で嫌われることまちがいなしw

239VF-774:2003/02/14(金) 19:25
>>54
そしてエロ本見つけられて後で怒られる(;´Д`)ハァハァ

240VF-774:2003/02/14(金) 20:09
>>239
二日後。
「輝、これ」
「なんだいこの写真……ってこれはあ!」
「いいのよ。これで思いきり…(ポッ)」
冷や汗を垂らすしかない輝であった

241VF-774:2003/02/15(土) 17:17
そのエロ本の顔の部分に自分の顔写真を貼り付けて
格納庫で輝に渡して立ち去る未沙激しく萌え!(28話参照)

242VF-774:2003/05/04(日) 15:28
(;´Д`)ハァハァ劇場版未沙(・∀・)イイ!!

243VF-774:2003/05/05(月) 21:06
劇場版もイイが、遥かなる想いの未沙もイイ

244VF-774:2003/05/05(月) 21:38
スタプロ以外は全部イイ!!

245VF-774:2003/05/06(火) 23:01
まったくその通りだと思います。

246VF-774:2003/06/28(土) 21:35
何か今更ですが、20周年記念のMACROSS THE CONTRIBUTEを買ったんですけど、どうも今一つって感じなので、一言いいですか。             なんで未沙の歌がないんだ―――――――――――――――――!          未沙の歌うCDをだせ――――――――――!          ていうか20周年なのに未沙のCDとかなんかは本当になんもでんのですか?

247VF-774:2003/08/15(金) 12:08
>>244
スタプロの未沙も巨乳巨尻でこれまた結構。

248248:2003/09/30(火) 17:20
もう、既にでてるかと思うが
未沙ファンは「ヒカルオン」を見るベシ。

主人公は「ヒカル」なので、妙な感じだ。

土井さんのお色気先生が
悪いヤツらに、剥かれる時の声がイイ。

249VF-774:2003/10/07(火) 10:38
.

250VF-774:2003/10/09(木) 11:15
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251VF-774:2003/10/09(木) 15:25
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252VF-774:2003/10/10(金) 22:02
(・∀・)イイ?

253VF-774:2003/10/11(土) 01:56
微妙だな(w

★でもいいな。(w
輝でもいいかも。(w

254VF-774:2003/10/11(土) 22:36
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        `゙li生l′ .,,l゙゜               輝   】   る    
          ‘il  il′ ★                 ,l!   .'゙l,、   
             l!  il/                       ,il°   .llli、  
           l  .'l,、      ,,、     .w,,,,,,,,,,,,,,,,il''゙l,、    .|lli、  
           l  : ゙ll,,,.、、  ._,,,ll゙゜       .`゙ ̄'ヽ',l 'll, 、   .゙'lli,  
           ]   `゙゙llliiiillll゙゙゙°            ll  .'ll,`    .'lll,, 
              "    ゙゙l゙‐'                 ″  '゙丶    ゙゙"

255VF-774:2003/10/11(土) 22:56
,」'゙"゙゚゚“''ヘ-r,,, ,,,,,jこ、、                  
         ,rl〃      ``ll゙゙ザ~~゚""'ヽ,,、               
        ,レ°                ~-、             
       ,il″、、丶                `ヽ             
       .l㍉ヽ冫                  '┓            
      ,私ン/'冫 、 、、、、             ':,,、、..廴           
      ,,l巛ニヽヽ,!/,!゙l,!,/,!i∠..y   、.、.   .,!/ニ、'l、           
    ,,i,ll巛ミ゙l゙l |゙l゙l巛巛,!j゙lミ|,!,,lll,  、../ヽヽ,、`.: |j||巛,li、          
   .,,,l郎゙l巛川j゙lj|i||旧||i|,l回|,l「 '゙l,.._≦,l以゙l |ヽ,!i|||||j||ll|           
  ,r!||l巛゙lj|i|||i|i|||||||||lllll|lll|ll|lll° ゙lij|i脳|l||i|私(巛|||脳|ll,           
、,i´,j絲|||ii|||回|[||厨厨llillllllllll"   .llll|魔lll|||,ll゙l||l||||||脳|lllq          
",/jl絲|||||l||||脳||脳llllllll'l|lllllll、   ,llllllllllllll|ll゙llil|||||||l脳|||ll,゙l,,         
.、,'届|脳||砲脳||届llllllllllll,,ll|゙li、 ,,,,lllllllllilllilll゙|ll氏||[|砲||厨ll[llly        
`!,llll届||l超|l届||ll番llllllllllillli,゙″ ` ` `゙!!ll!.,,lllll゚l|脳|超脳脳lllllly       
: /|lll|脳脳厨llll|lllllllllllllllil゙!ll!l゙        :゙llll!,砲脳厨|脳超lllllllll,y,、    
: ',!l讎脳l確l|煽lllllllllllllllill,/″   l,,、   .,r,llll続l届届脳超厨lllllllllllllll,,,,,.、 
 ゙l,|llllllllllll|煽l煽llllllllllllllllli,、    ,,.,,、  .|.illllll|l脳|煽態l超||厨llllllllll|,i,,゙゙ねx、
'  ゙'{|llllllllllllllllllll煽厨llllllllllll,,、   ”-   .,,il|llll脳脳煽脳砲|脳|lllllllllllllll,!、  
   .`゙'ミ゙!li,,,゙,゙゙llllllllll煽脳lllllllll,,_     .,,ll゙ll||llll|脳厨l雨歹||||続lllllllllllllllハ  
     ``´ .,lllll脳届lll|llllllllllllllille,,,,,,t゙゜ l,゙llllllll郎||||レ''゚“゚゚''脳|llllllllllllllllll、゙、 
        .,,llll脳脳l稿llllllll|llll|ll`    l、.゚゙゙゚'㌍°    ゙゙《illlllllllll讎l、,! 
          ,llll||l|厨超煽lllllllllllll゙`    .l`,xl!'″          ゙l||lllllllll|放 .| 
       ,,iilll[厨l脳l゙゙゙゙”゚゙‐'"'.'""゙゙'‐   ll゚       .l,、   .゙l確風お .,′
       ''l'脳||《ll°               ,,yrmx,,ll    .前ワji〃 ` 
       `|i脳|l|ll′  .,、._           `    .゙゙'ヽ   .ll,"′   
       ゙l゙l'脳)ll   .,,lll广                    ゙i、  も     
        `゙li生l′ .,,l゙゜               美   】   る    
          ‘il  il′ 明                 ,l!   .'゙l,、   
             l!  il/                       ,il°   .llli、  
           l  .'l,、      ,,、     .w,,,,,,,,,,,,,,,,il''゙l,、    .|lli、  
           l  : ゙ll,,,.、、  ._,,,ll゙゜       .`゙ ̄'ヽ',l 'll, 、   .゙'lli,  
           ]   `゙゙llliiiillll゙゙゙°            ll  .'ll,`    .'lll,, 
              "    ゙゙l゙‐'                 ″  '゙丶    ゙゙"

256VF-774:2003/10/11(土) 23:05
↑誰か素敵な瞳をプレゼントしてageて (´∀` )

257VF-774:2003/10/12(日) 21:55
              ,」'゙"゙゚゚“''ヘ-r,,, ,,,,,jこ、、                  
         ,rl〃      ``ll゙゙ザ~~゚""'ヽ,,、               
        ,レ°                ~-、             
       ,il″、、丶                `ヽ             
       .l㍉ヽ冫                  '┓            
      ,私ン/'冫 、 、、、、             ':,,、、..廴           
      ,,l巛ニヽヽ,!/,!゙l,!,/,!i∠..y   、.、.   .,!/ニ、'l、           
    ,,i,ll巛ミ゙l゙l |゙l゙l巛巛,!j゙lミ|,!,,lll,  、../ヽヽ,、`.: |j||巛,li、          
   .,,,l郎゙l巛川j゙lj|i||旧||i|,l回|,l「 '゙l,.._≦,l以゙l |ヽ,!i|||||j||ll|           
  ,r!||l巛゙lj|i|||i|i|||||||||lllll|lll|ll|lll° ゙lij|i脳|l||i|私(巛|||脳|ll,           
、,i´,j絲|||ii|||回|[||厨厨llillllllllll"   .llll|魔lll|||,ll゙l||l||||||脳|lllq          
",/jl絲|||||l||||脳||脳llllllll'l|lllllll、   ,llllllllllllll|ll゙llil|||||||l脳|||ll,゙l,,         
.、,'届|脳||砲脳||届llllllllllll,,ll|゙li、 ,,,,lllllllllilllilll゙|ll氏||[|砲||厨ll[llly        
`!,llll届||l超|l届||ll番llllllllllilllli,゙″ ` ` `゙!!ll!.,,lllll゚l|脳|超脳脳lllllly       
: /|lll|脳脳厨llll|lllllllllllllllil゙!ll!l゙ -=・=-  -=・=- :゙llll!,砲脳厨|脳超lllllllll,y,、    
: ',!l讎脳l確l|煽lllllllllllllllill,/″   l,,、   .,r,llll続l届届脳超厨lllllllllllllll,,,,,.、 
 ゙l,|llllllllllll|煽l煽llllllllllllllllli,、    ,,.,,、  .|.illllll|l脳|煽態l超||厨llllllllll|,i,,゙゙ねx、
'  ゙'{|llllllllllllllllllll煽厨llllllllllll,,、   ”-   .,,il|llll脳脳煽脳砲|脳|lllllllllllllll,!、  
   .`゙'ミ゙!li,,,゙,゙゙llllllllll煽脳lllllllll,,_     .,,ll゙ll||llll|脳厨l雨歹||||続lllllllllllllllハ  
     ``´ .,lllll脳届lll|llllllllllllllille,,,,,,t゙゜ l,゙llllllll郎||||レ''゚“゚゚''脳|llllllllllllllllll、゙、 
        .,,llll脳脳l稿llllllll|llll|ll`    l、.゚゙゙゚'㌍°    ゙゙《illlllllllll讎l、,! 
          ,llll||l|厨超煽lllllllllllll゙`    .l`,xl!'″          ゙l||lllllllll|放 .| 
       ,,iilll[厨l脳l゙゙゙゙”゚゙‐'"'.'""゙゙'‐   ll゚       .l,、   .゙l確風お .,′
       ''l'脳||《ll°               ,,yrmx,,ll    .前ワji〃 ` 
       `|i脳|l|ll′  .,、._           `    .゙゙'ヽ   .ll,"′   
       ゙l゙l'脳)ll   .,,lll广                    ゙i、  も     
        `゙li生l′ .,,l゙゜                   】   る    
          ‘il  il′                   ,l!   .'゙l,、   
             l!  il/                      ,il°   .llli、  
           l  .'l,、      ,,、     .w,,,,,,,,,,,,,,,,il''゙l,、    .|lli、  
           l  : ゙ll,,,.、、  ._,,,ll゙゜       .`゙ ̄'ヽ',l 'll, 、   .゙'lli,  
           ]   `゙゙llliiiillll゙゙゙°            ll  .'ll,`    .'lll,, 
              "    ゙゙l゙‐'                 ″  '゙丶    ゙゙"

258VF-774:2003/10/12(日) 21:57
              ,」'゙"゙゚゚“''ヘ-r,,, ,,,,,jこ、、                  
         ,rl〃      ``ll゙゙ザ~~゚""'ヽ,,、               
        ,レ°                ~-、             
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      ,私ン/'冫 、 、、、、             ':,,、、..廴           
      ,,l巛ニヽヽ,!/,!゙l,!,/,!i∠..y   、.、.   .,!/ニ、'l、           
    ,,i,ll巛ミ゙l゙l |゙l゙l巛巛,!j゙lミ|,!,,lll,  、../ヽヽ,、`.: |j||巛,li、          
   .,,,l郎゙l巛川j゙lj|i||旧||i|,l回|,l「 '゙l,.._≦,l以゙l |ヽ,!i|||||j||ll|           
  ,r!||l巛゙lj|i|||i|i|||||||||lllll|lll|ll|lll° ゙lij|i脳|l||i|私(巛|||脳|ll,           
、,i´,j絲|||ii|||回|[||厨厨llillllllllll"   .llll|魔lll|||,ll゙l||l||||||脳|lllq          
",/jl絲|||||l||||脳||脳llllllll'l|lllllll、   ,llllllllllllll|ll゙llil|||||||l脳|||ll,゙l,,         
.、,'届|脳||砲脳||届llllllllllll,,ll|゙li、 ,,,,lllllllllilllilll゙|ll氏||[|砲||厨ll[llly        
`!,llll届||l超|l届||ll番llllllllllilllli,゙″ ` ` `゙!!ll!.,,lllll゚l|脳|超脳脳lllllly       
: /|lll|脳脳厨llll|lllllllllil゙!ll!l゙ -=・=-  -=・=- :゙llll!,砲脳厨|脳超lllllllll,y,、    
: ',!l讎脳l確l|煽lllllllllllllllill,/″   l,,、   .,r,llll続l届届脳超厨lllllllllllllll,,,,,.、 
 ゙l,|llllllllllll|煽l煽llllllllllllllllli,、    ,,.,,、  .|.illllll|l脳|煽態l超||厨llllllllll|,i,,゙゙ねx、
'  ゙'{|llllllllllllllllllll煽厨llllllllllll,,、   ”-   .,,il|llll脳脳煽脳砲|脳|lllllllllllllll,!、  
   .`゙'ミ゙!li,,,゙,゙゙llllllllll煽脳lllllllll,,_     .,,ll゙ll||llll|脳厨l雨歹||||続lllllllllllllllハ  
     ``´ .,lllll脳届lll|llllllllllllllille,,,,,,t゙゜ l,゙llllllll郎||||レ''゚“゚゚''脳|llllllllllllllllll、゙、 
        .,,llll脳脳l稿llllllll|llll|ll`    l、.゚゙゙゚'㌍°    ゙゙《illlllllllll讎l、,! 
          ,llll||l|厨超煽lllllllllllll゙`    .l`,xl!'″          ゙l||lllllllll|放 .| 
       ,,iilll[厨l脳l゙゙゙゙”゚゙‐'"'.'""゙゙'‐   ll゚       .l,、   .゙l確風お .,′
       ''l'脳||《ll°               ,,yrmx,,ll    .前ワji〃 ` 
       `|i脳|l|ll′  .,、._           `    .゙゙'ヽ   .ll,"′   
       ゙l゙l'脳)ll   .,,lll广                    ゙i、  も     
        `゙li生l′ .,,l゙゜                   】   る    
          ‘il  il′                   ,l!   .'゙l,、   
             l!  il/                      ,il°   .llli、  
           l  .'l,、      ,,、     .w,,,,,,,,,,,,,,,,il''゙l,、    .|lli、  
           l  : ゙ll,,,.、、  ._,,,ll゙゜       .`゙ ̄'ヽ',l 'll, 、   .゙'lli,  
           ]   `゙゙llliiiillll゙゙゙°            ll  .'ll,`    .'lll,, 
              "    ゙゙l゙‐'                 ″  '゙丶    ゙゙"

259VF-774:2003/10/13(月) 23:00
その瞳はコワイYO!! ヽ(`Д´)ノ

260VF-774:2003/10/13(月) 23:26
>>258

禿藁

261VF-774:2003/10/15(水) 01:34
ttp://sylphys.ddo.jp/upld2nd/manani/img-box/img20030923014524.jpg
そっくり。
おめめをつけてあげて満足!!

262VF-774:2003/10/16(木) 01:51

最高 アナタ神

263VF-774:2003/11/27(木) 23:42
土井さんさすがに声に張りがなくなってきてるような気がする。
声優にも寿命があるからねえ。

264VF-774:2003/12/05(金) 15:20
別スレより
140 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2001/07/12(木) 12:43 ID:40Lnrfnc

初代マクロスの後番組、『オーガス』でチラム軍のザコメカ内モニタに
早瀬大尉が1フレームだけヌードで映り、それをすかさずビデオ静止画で
写真に撮ったのは私です。だれか憶えてる人いる?

詳細知ってる人いる?

265らいばー:2003/12/05(金) 16:40
ここん所、マンガの実写映画企画が多いが
マクロスを実写でやったら...と思うと
未沙は誰がいいかな...。
個人的には「やまとなでしこ」の松嶋菜々子が
最初の頃の未沙のつんけんした感じかな。
クローディアはハル・ベリーしか無いだろう。

266VF-774:2003/12/05(金) 18:37
>>265
ここにずいぶん前に貼られてたよ。
http://mo113.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/imgboard.cgi

267265:2003/12/08(月) 16:13
>266

サンキュっ!

268VF-774:2003/12/21(日) 10:02
http://mo113.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/imgboard.cgi


ミサ更新しますた

269宮崎県の輝:2004/08/22(日) 22:12
>>184

最近はなかなか短編小説見ないですよね〜
いい話でした!
ほかに作品があったら見たいです!

宮崎県の輝より

270VF-774:2004/11/22(月) 09:11
>269
これはどうよ?

http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1056555737/

作者の方、同一人物っぽい。←たぶん

271VF-774:2004/12/07(火) 19:00
未沙タソのエロ画像キボンヌ

272VF-774:2004/12/25(土) 02:06
                 /                    ヽ
                /               \     ヽ
                /                 ヽ    ヽ
               /           / / ハ ヽ ヽ   ヽ`=
               /         / / / /`ヾ i |  i  | | |
              /      | | | { {{ || |   } }リ | |  j } }
              /     r‐、ヽl | ト! 十|ヽ!  十/イノ// /〃
              /     |ハ 〃-zf兀`     ヒア 彳///´ 
            /       / {J| {    ̄    i    /ハ 〈 これ
           /     / /ヽ」 ト、      _ 〉   // }} | | あげるわ
          /       / // / ト!ヽ     __.._,  彳   リ | |
        //      / // / 人   ヽ、   ‐" / \ //リ
       //    /// / 人  `` ー`ヽ、__/ )   \〃
     //     // / //|  `ヽ、      〈      \
    ///   / /,イ//__|__|____入___ ヽ   i     |\
   // r┴二二 ̄`ヽ///| ,  '"ノ    , -- 、  | ヽ i    || }
  //  | | / ̄\ //  / /     /クリス ヽ.|  ヽi  ,_____|| L
  〃  | |/     /∧///二二二つ マス | |   ヽ `ー、二ヽヽ
  l!    l |!  ⌒ヽ|/ | /  /ー----、|カード | |   rニ二二ヽ! ヽヽ
      V   ∠ ! /    , '´ ̄ ̄´ヽ、__.ノ│   Tニニヽ\`` ヽ}
       ヽ  /    /      二つ      __」   / `T九 ヽ    ||
       〉 /    l      r'ェ┬rニニ二二!\ヽ    / // }     |ヽ
       Y    l      /、 |_____|   | / /  __|      | |
        |    /    r'′ ``ヽ、   ``ー‐、レ' /--イ  |      | |

273VF-774:2005/01/01(土) 18:54
サンクソ

274VF-774:2005/03/07(月) 00:27:31
多板で未沙ものばっか書いている中の者です
こちらにも少し書かせていただいたことがあります
今回エロなしで書いてみたのでこちらに投下させてください
ご迷惑おかけします

275士官学校主席の女:2005/03/07(月) 00:28:26
彼女が士官学校卒業時に主席だったということは以前から聞いて知っていた。
最初に聞いたのは誰からだったか──ロイ・フォッカーかその恋人のクローディア・ラサールあたりだったろうか。
誰から最初に聞いていたとしても意味はあまりない。
それからすぐに、パイロット仲間の噂話でもその事についてはたびたび聞かされたからだ。

──早瀬中尉、士官学校で主席だったんだってなぁ。
──親父殿が偉いさんで年が足りてないのに押し込まれたにも関わらず、猛者どもを押し分けて、だろ。有名な伝説だな。
──押し込まれたんじゃないらしい。詳しい事はわかんねえけどよ。
──自分から好きで軍人になったってか?
──猛々しいねえ。

それから、パイロット連中はどこか複雑な面持ちで顔を見合わせる。

──まだハタチいってないんだろ。
──それで中尉、ね。
──前線出たこと、あんのかねぇ。
──あるわけないだろ。女ながらも士官学校出のエリートさんだぜ。

その噂話がされている時刻次第では話はこういう流れになった。

──どんな顔で啼くのかねえ。
──あの鬼よりコワイ早瀬中尉が、か? 男嫌いなんじゃないの。
──それはわからんが、いつも取り澄ましてるよなあ。
──パイロットなんざ眼中にないんだろ。

そこらへんでいつも輝は聞こえないふりをして輪からはなれ、飲み物などを啜ることにしていた。
この手の噂は本人にはもちろん聞こえないように囁かれているのだが、それでも早瀬中尉に関してのそれには妙に底意地の悪いものが感じられるように、輝には思えた。

276士官学校主席の女:2005/03/07(月) 00:29:13
もちろん、噂をするほうの気持ちもわかる──ような気がする。
早瀬未沙が有能なのはわかっている。
SDF-1マクロスの航空管制官として、彼女ほどパイロットに無駄の無い指令を与える者はいないだろう。
若さに似ず、いや、若さゆえか丁寧な口調だが有無を言わさない凛とした指示だ。
修羅場にいると彼女の口調の冷静さには安心感を感じる。それは、紛れも無い事実だ。
だが、冷たすぎる。
冷静──なのだろうが、そして冷静な指令こそが一番だということはわかっているのだが、その抑えた言葉には多面、余裕がない。
ロイ・フォッカー少佐が以前いみじくもこう言った。
「あれは遊ばない女だからなあ」
……常に余裕の無い戦場にいるパイロットには、的確な指示への切実な欲求とは裏腹に、たまにはそんな自分へ温かく柔らかい冗談の一つもとばして欲しいという矛盾する欲望もあるのだ。
実戦ではもちろんそんな余裕は願い下げだが──早瀬中尉は常に冷静で抑えた指示を完璧に与えるので有名だった。
同じくブリッジ勤務の有名人、『皆殺しのシャミー』と足して早瀬中尉の成分を9割ほどにして抽出すれば理想的な航空管制官になるのに、とほとんどのパイロット達は思っている。
残りの、シャミーの成分が9割のほうは願い下げだ。たとえ命がいくつあっても足りないだろう。

277士官学校主席の女:2005/03/07(月) 00:30:09



「士官学校、主席だったそうですね」
「……どこでそれを?」
「パイロット仲間じゃ有名ですよ。主席の中尉は鬼より恐い、ってね」
早瀬未沙は目を泳がせて肩を竦めた。
その表情をみて、輝はふと、彼女は自分の評判があまり芳しからぬことを知っているのだろうかと疑った。
その思いは正しかった。
「……どんな噂?」
迷うように濡れた髪を梳いていた彼女が呟いた。
「……どんなって。えーと」
さすがに控え室での噂をそのまま伝えるわけにはいなず、輝は少し絶句した。

どこもかしこも非常識に広い巨人達の艦は、使われていない区域もべらぼうに広かった。
マクロスでかなり馴れていると思ったが、やはりあれは地球人用に改造した艦だ、と輝は闇に光る湖面を眺めながら思った。
湖面はいい条、実はただの水たまりだ。
なにかの冷却水が溜まってそのまま放置されたかのような不気味な静寂に満ちた場所、そこに逃亡者の未沙と輝は寄り添い合ってひそひそと話をしている。
この水面に落ちて助かったのが第一の奇跡、そして『鬼の早瀬中尉』とこんな打ち明け話をしているのが第二の奇跡だ。
そもそもこの艦に生きて入り込んでいる時点で大奇跡なのだが、輝はそんな軽い気持ちを忘れないように心を奮い立たせていた。
非常識なことがあまり立て続けに起こると、バランスのとりようが難しい。
それは早瀬未沙も同じようで、彼女は微笑を浮かべて輝をからかい始めた。
「どうせろくでもない噂なんでしょ」

278士官学校主席の女:2005/03/07(月) 00:30:50

──微笑?
早瀬中尉が?

輝はすこし目を疑った。
それとなく見直したが、やはり彼女の唇に浮かんでいるのは皮肉げな笑みではなく微笑だ。
ひどく柔らかく優しい、普通の表情。
この場に似つかわしくなく、だが人にはごく自然な表情。
「いえ。そんなことは──」
輝は否定しかけ、俯いた。
「──ええ。まあ」
「まあ」
未沙が声を立てて笑った。素直な笑い方だった。
「どんな噂?想像はつくけれど」
「どんなって──」
輝は困惑した。とても本人には言えない。
未沙は肩を竦めてみせた。
「まさか軍隊ってどんなとこか、私が知らないと思うの?──士官学校主席よ」
「いや。まあ、いいじゃないですか」
輝は咳払いした。
未沙はそういうが、やはり性的な冗談などは本人にはとても言えなかった。
彼は慌てて話題を探った。そういえば──。
「そういえば、どうして士官学校に入ろうって思ったんですか?」
「え?」
未沙は目を丸くした。
「あの─」
輝はできるだけ真剣げな表情をつくった。
「あの、そうそう。お、お父さんの影響とか。たしか、軍の高官──」
「いいえ」
未沙はあっさりと否定した。その目に陰のようなものがかすかに揺れた。
「父は関係、ないわ」
ぽつんと言って、彼女は俯いた。

279士官学校主席の女:2005/03/07(月) 00:31:31

なにか、触れてはいけないところに触れてしまったのかもしれない。
輝は焦った。
親子の確執などはよくわかっていない──のだろうと、自分では思う。
彼には両親の記憶があまりない。確執を持てるほど共に過ごしていなかったから。
「あ、ああ。そうなの」
輝は濡れた頭を掻きむしった。
話題、話題。
思い当たる前に、未沙がふいに顔をあげた。目にはもう陰はなかった。
「ん。いいわ、教えてあげる」
いたずらっぽく、彼女は輝に顔を向けた。
「あのね──」
ふ、と真面目な表情になる。
「…笑わない?」
「笑いませんよ」
輝は安心して請け合った。気まずい思いから抜けられただけでも大感謝だ。
未沙は少しもじもじした。
「…士官学校に入ったのは、好きな人の影響よ」
「………は?」
輝の相づちが数瞬遅れたからかもしれないが、未沙は真っ赤になった。
「……ほら、馬鹿にする」
「し、してませんよ」
輝はぽかんと開いた口を急いで閉じた。
「好きな人──好きな人、ですか」
「連呼しないでよ」
未沙は顔を膝に一瞬埋めた。背中を戻して、彼女は続けた。
「いちゃ、おかしい?」
「いえ──」
思えば、いておかしいはずがない。
オバさんだのなんだの輝は無礼千万な事ばかり言っていたが思えば彼女はまだ19だ。
目の前にいる未沙はコクピット画面の中でキツい顔をしている航空管制官とは印象が違った。
ごく普通の女の子に、見えた。

280士官学校主席の女:2005/03/07(月) 00:32:20

「あのね」
未沙は膝を抱え直して輝に言った。
「その人、火星の観測基地にいたの」
「はあ」
地球ではなくて火星ね──当然エリートなんだろう。
「私、ずっと後を追いかけていたくて──」
未沙は静かに続けた。
「それで、早く軍人になれば、一緒にいられるって。私も火星に志願しよう…そう思って」
「それで、入ったんですね。士官学校」
「まあね」
すごいなあ、と彼は思った。
輝には人生のそんな早くに自分の未来を決めようと思ったことはなかった。ただ──毎日を生き延びていかなくてはならず、それで得意な事に夢中になっていただけのことだ。
だが、そう言うと未沙は首を振った。
「あなたの方がずっとすごいと思うわよ。私だって…」
未沙はためらうように続けた。
「──自分で決めたんだけど、ほんとは自分が選びたかったわけじゃないんだもの。考えてみれば」
それを言うなら自分も同じなのだ。
彼が軍人になったのは、ミンメイがそう言ったから──。

考え込んだ輝は、ふと気付いて問いかけた。
「──で、どうなんですか」
「どうって?」
未沙が首を傾げる。
なんだか今の未沙は怖くなかった。輝は素直に尋ねた。
「その彼氏は、どうなったんですか?」
「………わからない?」
未沙は微笑を浮かべた。
寂しそうな、すこしこわばった微笑だった。
「え?」
「過去形、でしょ」
「過去形」
輝はどきんとした。
では、未沙はその彼に振られたのだろうか、それとも──。
「私が士官学校卒業する前に、その人──テロにあって戦死しちゃったの」
「……………」
思った以上に、だが今の時代にはありがちな悲惨な現実である。輝は言葉を無くした。
「…あ」
未沙は、輝の様子にすぐに気がついた。
「ごめんなさい、気をつかわせるような事言って」
「…いいえ」
「でもねえ」
未沙は微笑のこわばりをゆるゆるとほどいた。
その仕草には、その作業にある程度馴れた者のもつ自然さが備わっていた。
「今でも悔しいのはね、私まだ、彼に告白もしてなかったのよ」
「…そう」
「こういうのって残念だと思わない?」
「思います」
輝は頷いた。
「でも、──それでも軍人に?」
未沙は溜め息をついた。

281士官学校主席の女:2005/03/07(月) 00:33:15
「──少なくとも、何かの役にたつかもって。全然、そんな事してないんだけど」
低く付け加えた。
「──壊すのもだけど──もしかしたら、なにかを護れるかもしれないって」
「なにかを?」
「ええ、なにかを──」
未沙は組んでいた腕を伸ばして、輝を見た。
瞳が軽く細まって、彼女はそう言っていいのかどうかはわからないが──『にやり』としたように、輝には思えた。
「あなたも戻りたいでしょ。寝言で言ってたわよ、ミンメイ、ミンメイって」
「え」
輝は赤面した。未沙は笑うと、立ち上がった。
「好きな人には、好きってちゃんと言わなきゃ。後悔するわよ〜」
「はあ」
輝は眩しげに彼女を見上げた。
いつもの『鬼の中尉』ではない、普通の女性である未沙を知ったことが嬉しかった。
「そのためにも、早くマクロスに戻らなきゃ…ね」
未沙は優しい口調でそう呟くと、輝に手を差し出した。
「……了解」
輝も、その手を握った。
ひどく心強かった。

無事に戻れたら、ミンメイに言おう。
君が好きだって、ちゃんと言おう。
そして──今度パイロット仲間の控え室で彼女の噂話が出たら──何も言わなくてもいいんだろうか。

輝は、並んで走っている未沙の横顔をちらりと見た。
さっきまでの親しげな表情はどこかに消えて、彼女は有能で現実的な軍人の顔で輝を見返した。
「どうしたの?」
「いいえ」
輝が答えると、彼女は少し笑った。
消えたわけではない。隠れているだけなのだ。

──そう、こういう笑い方ができる人だって、知る事ができて良かった。
なにも言いふらさなくてもいい。
それで、彼女がどう変わるわけでもない。

輝はそう納得して、また前を見た。
すべき事、考えるべき事は、山のようにあった。
彼女ほど有能でなくても、一応軍人の端くれとして役に立ちたかった。
帰還だけを考えよう──輝は、無言で彼女と共に巨人の艦を駆けていった。




おわり

282VF-774:2005/03/07(月) 00:34:25
>270

ご推察の通りです

283輝最愛:2005/03/11(金) 00:10:25
すごいすごいすごいですぅ〜♪
そうそう、パイロット仲間の噂って絶対この手の話題は含まれてると思うけど、
「そこらへんで輝は聞こえないフリを〜」
なるほど、その辺が輝のフェアーで紳士的なところなんですよね!
しかし『雨宿り』や、今回の『士官学校主席の女』のような
むずかしいテーマを楽しく、そして優しげな文章で表現できるあなた様を
心から尊敬します。
元来読書嫌いなんだけど、あなた様の作品はどれも大好きで、
いつも楽しみでしょうが有りません。
すばらしいものをありがとうございまつ♪
           …筆が速いのも羨ましいです〜〜

284VF-774:2005/03/11(金) 11:24:13
こういうまだプラトニックな頃の話を読んだ後に、
もう一方のバレンタイン企画読ませて貰うと、
あの熱さが胸にズッシリ響くね。サイコーでつ。

輝&未沙ってなんでこう何時までも好きでいられるんだろ?
ところで月末、BSで「愛・おぼ」やるね。
また未沙萌えが復活するかな?

285VF-774:2005/04/12(火) 00:36:50
ここ、もう動いてないのかもしれないが。
”士官学校主席の女”の作者の方の小説が、まとまったサイトが
出来たようです。ただし、一部18禁ですのでご注意ください。
ttp://27.blog7.fc2.com/

286VF-774:2005/08/30(火) 18:13:50
>>285
どうしたんだろう…おかしいね、泪が止まりませんよ

287VF-774:2006/12/16(土) 00:57:27
こそっと独りつぶやき


今も未沙が大好きだ


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