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20年経っても未沙が好きでしょうがない人が集うスレ

1早瀬未沙親衛隊:2002/06/14(金) 22:54
やっぱ土井さんの声がいいね

101VF-774:2002/08/02(金) 00:46
それより「スンスンスン♪」を聞いてみたい

102VF-774:2002/08/03(土) 12:06
プッチ (((;゚Д゚))ガクガクブルブル

103VF-774:2002/08/05(月) 00:40
あーーすぎちゃった!!
8月4日は我らがアイドル、土井美加さんの誕生日でした〜!
おめでとうございます!!

104VF-774:2002/08/05(月) 00:50
詳しいね〜 (´▽`)
暑い日に生まれたんだね!
今も声優さんをしてるのかな?

105VF-774:2002/08/05(月) 00:55
>>104
女優業も声の仕事もやってるよ

106VF-774:2002/08/05(月) 01:29
それは元気そうでよかった。
あの可愛い声は健在だといいな。 …(*´д`)アハァ…

107VF-774:2002/08/05(月) 22:58
2年ぐらいまえに週刊ストーリーランドでお母さん役で声の出演してました。
優しくて気品があって、それでちょっとだけドスの利いたあの声は健在でした。

108VF-774:2002/08/05(月) 23:27
ドス。。。(笑
ストーリーランド懐かしいね。

ランジェリーショップ 未沙 TEL(333)−3333

109VF-774:2002/08/09(金) 02:08
>>104さん
私が知っている範囲では、エヴァのリツコの母ーちゃん(名前忘れた)とか、
ビバップのジェットの元奥さん(名前忘れた)とか、星界の〜シリーズの
ラマージュ皇帝陛下とかかなー。ただ どのキャラも、一話だけ出演とか、
一言二言だけのセリフとか なのが残念。もっと声聞きたい!

110104:2002/08/09(金) 02:27
エヴァのリツコの母ーちゃんは、気がつきませんでした(笑
109さん ありがとう m(__)m ぺこりっ

111VF-774:2002/08/09(金) 02:46
マクロスでおばさんと言われ
エヴァではバァサンと言われ

112VF-774:2002/08/09(金) 02:50
うまいこと いいますなぁ〜 ざぶとん一枚 ( ̄ー+ ̄)キラリ

113VF-774:2002/08/09(金) 03:05
コンスタントにゲームで未沙やってるしね

114VF-774:2002/08/09(金) 03:17
スパロボ大戦にもでてくるのかな??

115VF-774:2002/08/09(金) 05:06
洋画の吹き替えとかでもよく聞きますよ〜
セーラームーンの前世の母親(?)のクイーンセレニティもそうじゃなかったかな?

116VF-774:2002/08/09(金) 15:21
>>114
スーパーロボット大戦αにおいて喋り捲ります。
一部のスパロバーから顰蹙を買うほどの勢いで喋ります。

117VF-774:2002/08/09(金) 22:13
いいね〜(笑
なんか欲しくなってきたよ。
やっぱαがいいのかな?

118VF-774:2002/08/10(土) 04:06
未沙が喋るスパロボはαだけ!

119VF-774:2002/08/10(土) 04:40
ミソメイも喋るの?? (´・ω・`)

120VF-774:2002/08/10(土) 07:51
ミンメイが喋るのはCMだけ。
(DC版αは、愛おぼが流れるけど)

121VF-774:2002/08/11(日) 05:10
未沙の勝ちだ …(*´д`)アハァ…

122VF-774:2002/08/11(日) 06:47
っていうか、ミンメイの不戦敗だろ。
放映当時から幽体離脱してたからなミンメイは。

123VF-774:2002/08/11(日) 06:52
>122さん
幽体離脱ってなに?? (´・ω・`)
飯島まりは とんでたの?

124VF-774:2002/08/11(日) 07:05
「こんなセリフ言えないっ」とだだをこねる飯島嬢。
話が進むにつれミンメイに感情移入出来なくなり、また一部の
ドキュソファンからの攻撃もありついに壊れてしまった。が通説。

125VF-774:2002/08/11(日) 07:07
122さん ありがとう。

>「こんなセリフ言えないっ」

どんなセリフだったんだろう(笑

126VF-774:2002/08/11(日) 17:36
気になるな〜

127VF-774:2002/08/11(日) 23:34
ドイ氏は当時から演技の巧さ&幅広さには定評があった。
未沙のような難しいキャラをこなせたのもドイ氏の力量。
でも漏れはドイ氏の明〜るいボケ系の少女声が大好きだ。
ドインがミンメイちゃんの声をやってくれたらなぁ。

128VF-774:2002/08/11(日) 23:48
>>127
キャスティングオーディションの段階では土井さんに
ミンメイとミリアの声も試してもらったそうですよ。
どんな感じだったのか・・・。聞いてみたい。

ちなみにソースは「ザ・セレクト⑦マクロス下巻」ね。

129VF-774:2002/08/12(月) 04:41
土井さん...utaは。。。苦手そう ヽ(´∀`)ノ ワーイ

130VF-774:2002/08/12(月) 20:47
鼻歌は上手いから問題無し。
♪フ〜ンフ〜ン〜フ〜ン〜フンガ〜♪

131VF-774:2002/08/12(月) 22:35
LPにあった あめの唄は ヽ(´∀`)ノ ワーイ

132VF-774:2002/08/13(火) 01:46
土井さんの歌をこの宇宙いっぱいに広げましょう!

133VF-774:2002/08/17(土) 22:16
未沙「こちらデルタ1これよりageます」

134VF-774:2002/08/18(日) 05:12
トップをねらえ みたよ〜!!

未沙たん 巨乳だったよ!

135VF-774:2002/08/31(土) 00:17
未沙

136VF-774:2002/08/31(土) 20:48
トップをねらえって何?

137VF-774:2002/08/31(土) 22:57
ガ━━(゚Д゚;)━━ン!

だまされたと思って ビデオ屋さんでレンタルしてごらん。
まとめて 6巻まで。 三時間ぐらいだけど あついから ヽ(´∀`)ノ ワーイ

138VF-774:2002/09/01(日) 00:41
3巻6話でしょ

139VF-774:2002/09/01(日) 10:58
そうでした m(__)m ぺこりっ

140VF-774:2002/09/04(水) 15:06
ぷち未沙たん祭り開催中 

http://isweb43.infoseek.co.jp/motor/mo112/indexb.html

141VF-774:2002/09/04(水) 15:13
↑の mo112さんのホームページの LINE DRAWINGSにも かわいい絵があるよ

142VF-774:2002/09/07(土) 19:14

の掲示板で 現在 すぺしゃる未沙たん祭り開催中。。。ヽ(´∀`)ノ ワーイ

143VF-774:2002/09/08(日) 03:27
ごめんさん、いつもありがとう。

144 VF-774:2002/09/14(土) 21:06
土井さんCSの最終兵器彼女でお母さん役やってた!
北海道弁(?)も良いなぁ

145VF-774:2002/09/16(月) 04:10
まじっすかー!
チェックチェック^^

146VF-774:2002/09/16(月) 11:44
広島弁も良かった。

147VF-774:2002/10/10(木) 14:34
そういえばるろうに剣心の女医めぐみって土井さんだったよね〜^^

148VF-774:2002/10/10(木) 22:27
おまえら、ダンバイン見なさい。

149VF-774:2002/10/12(土) 21:06
バンダイの社員ですが何か?

150VF-774:2002/10/12(土) 23:45
未沙たんフィギュアだしてー^^

151VF-774:2002/10/13(日) 17:43
>>150
ttp://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=GWJGWJGWJ
未沙たん(;´Д`)ハァハァ・・・

152VF-774:2002/10/20(日) 18:21
ttp://macrossmilcomnet.net/misa.htm

153 VF-774:2002/10/21(月) 23:49
今までは未沙ってなんかおばさんくさいと思ってたけど
>>152のを見て今までの自分が失礼だったと反省したよ。
マジで目が覚めた。未沙サイコーだ!

154VF-774:2002/10/22(火) 00:50
>>153
ミンメイを捨てないで(´д⊂ヽ

155VF-774:2002/10/23(水) 22:03
声がエマさんならファンになったかもしれないがマーベルではなあ・・・

156VF-774:2002/10/28(月) 00:17
アリー見てたら
なにげに憎たらしい弁護士役で
土井さん出てた

157ごめん:2002/10/28(月) 23:11
VF-773さん・・ありがとう(T_T)

158VF-774:2002/11/07(木) 23:40
ミサさんの歌「傘の中」サイコー

159VF-774:2002/11/15(金) 19:14
あ〜あめ〜♪ あめがふりつづく〜♪

あかい傘っ♪ あおい傘っ♪ きいろい傘っ〜♪

160VF-774:2002/11/15(金) 19:19
レイニー・ナイトの回でで歌ってほしかった・・・未沙タン

161VF-774:2002/11/16(土) 15:48
で、ゼロには、未沙タンは、登場するのだろうか??

162VF-774:2002/11/17(日) 19:46
出ないと思うよ・・・ 。・゚・(ノД`)・゚・。

163VF-774:2002/11/17(日) 21:11
美沙に限らず、好きだけどあんまりゼロには出て欲しくはないのう・・。
2008年なら既にアタリア島でマクロスの基幹要員として
進宙式目指し訓練に励んでるでしょうな。

164VF-774:2002/11/17(日) 21:49
マクロス得意のお遊びでちょこっと初代キャラ登場しそうだけどね。
でもフォッカーがあの変わりようですからねぇ。
登場させても誰だかわからなかったりして。

165VF-774:2002/11/17(日) 22:28
ま、そうですねえ。でも美樹本さんが今描いても全然ちがうキャラになってるし
だれがやってもおなじならゼロの方にやってもらってもいいけど。あのキャラ
の現実的な常識的な?コスチュームデザインなら今の美樹もとさんのよりも
非常に好感もてる。(美樹もとさんきらいじゃないよ)

166VF-774:2002/11/17(日) 23:03
イシュタルのコスみたいなの出されたら河森氏どんな顔するだろうか(w

167VF-774:2002/11/18(月) 17:17
「・・・・・・いい・・・。」とつぶやくだろう・・。がはっ!

168VF-774:2002/11/21(木) 23:49
未沙は、今12歳?

169VF-774:2002/12/11(水) 17:35
落ちてる、ageなければ早瀬中尉に怒られる!!

でも三十路過ぎた今、未沙タンのような女見つけるのムツカシー。。
年下狙いで行きますか。

170VF-774:2002/12/12(木) 02:03
未沙 「 dat落ちは、営倉入りよっ 」

171しゃ:2002/12/12(木) 18:33
165ですが、反統合軍パイロット連中のコスチュームみたら
な〜んだ〜かな〜でちょっと全言撤回であ〜る。

172VF-774:2002/12/22(日) 18:05
>>169
浣腸に勤めれば、似たようなシチュエーションばかりッス。
でも、数少ない美形女はほとんどノンキャリ、
キャリアは、世間知らずなおぼっちゃまばかりでつかれるッス。
未沙みたいな上司にしごかれたいッス。

173VF-774:2002/12/23(月) 01:55
えーと、未沙風の年上美形キャリアお姉様と浣腸プレイしたい
ということでよろしいですか?

174VF-774:2002/12/23(月) 11:06
むしろミンメイに干潮したひ

175VF-774:2002/12/26(木) 22:11
グローバル浣蝶

176VF-774:2003/01/18(土) 01:08
あまりにも人間がいません。のでこの間にこっそりえっち目なのを投下。

177『seize the light』:2003/01/18(土) 01:11
波の打ちつける濡れた音と口中に絡み付く潮のいがらっぽい味が夜の大気に満ちている。
沈黙。
星明りに照らされて、二人肩を寄せ合って、海面を滑る風の音を聞いていた。
肩先に触れる互いの温もり、風になびく彼女の柔らかい髪。
頬を擽るかすかな甘い匂い、

これは彼女の匂い。

…輝は乾いたのどに無理矢理唾を送り込んだ。
未沙と長い間言葉を交わしていない。
満天の星が昇り、輝き始める今までずっと二人は並んでこの円形テラスに座り込んでいた。
夕刻、『食事』をした部屋は背後の瓦礫と一体化したシルエットになり鈍く星影を弾いていた。
未沙は今は俯くように膝を抱えている。
その瞳を捉えたくて、輝は彼女の気配を探る。
互いの瞳が合いさえすれば切実な欲望を共有できると彼は知っていた。
並んで座っていることの温もりと安心感…それをうわまわる満足感。
目の前になだらかな傾斜がある。
道はそこに続いている。
彼女は何故ためらっているのだろう?
親密さに満ちていた沈黙が奇妙に重い。
掬いあげられそうな滑らかさで二人の間をたゆたう。

178『seize:2003/01/18(土) 01:11
それに耐えかねたのか、未沙がかすかに身じろぎした。
長い髪の毛を肩から払い、顔をあお向けて吐息をついた。
静かな波音に掻き消されそうなそれに輝は声を重ねた。
「大尉」
声は掠れた。
振り向いた未沙の顔を、正面から見た。まともに視線が絡み合う。
白い頬にみるみる紅がさし、未沙は目を伏せようとした。
羞らう仕草。
彼女が執り続けていた『上官』にふさわしい態度ではない。
これから何が起るのか、彼女は確かに知っている。
「……」
その瞬間、外れた。
彼を繋いでいたものが戒めを失った。
熱く固形化した情感が輝の胸を強打した。
輝は身体を捻ると、迸る切実感のままに未沙の肩を掴んだ。
彼女はびくりと身体を強張らせたが、肩を引き寄せ、乱暴なほど力まかせに抱き締めた。

「……一条、くん」
耳元に彼女の声が震える。
自分の激しい鼓動が未沙の体に反響して戻ってくるのを感じた。
輝は彼女を離さなかった。ほっそりした背中の薄い肉にさらに指先を食い込ませる。
「…ぁ…」
声にならない彼女の声が、どうしようもなく鼓動を扇った。
どのくらいそのままでいたのか、あるいはほんの数秒だったのかもしれないが抱き合う二人にはとても長く思える時間が過ぎた。
気まぐれな風は吹き続け、はるか下の海面から波の音がざわついた。
抱え込まれて居場所を無くしていた彼女の腕が、やがて躊躇うようにのばされた。
青年の背中に、おずおずと置かれた。
二人は傾斜に足を踏み入れた。
あとは、
そのまま。

179『seize:2003/01/18(土) 01:12
唇を重ねながらしなやかな体に覆い被さる。
何度目のキスだろう…?
そのわずかな記憶を懐かしむように、狭間に舌先を滑らせる。
彼の腕に抱かれたまま未沙はおとなしくしていたが、困惑の表情が一瞬その顔をかすめた。
塞がれた唇は、だが拒否の喘ぎを紡がない。
夕刻の優しいキスではなく、不本意な最初の乱暴なキスでもない。
蕩けるように熱くもない。
ただ、遠慮を失ったキス。
共犯者のキスだと彼女は思う。
彼だけが求めているのでも自分だけが欲しいのでもない。
未沙は初めての感触に、閉じた瞼を震わせた。
唇と舌から送り込まれてくる圧倒的な輝の温もり。
ゆっくりと神経が剥き出しにされていく。
それはどこか意地悪なじれったいキスだった。

心の衣がはがされていくような。

輝の手が胸元のジッパーにかかり、引く。
脚を絡めて身動きを封じ、手際の悪さを闇雲な情熱で凌駕して、彼は未沙のアンダーシャツをたくし上げてきた。

抑えつけられてきたものが解放を知って歓喜している。
どちらも気付かずにいた、彼と彼女の中にいる獣が。

180『seize:2003/01/18(土) 01:13


<中略>

181『seize:2003/01/18(土) 01:14
未沙はかつて初めて男女のことを知った時、いつか自分がそうするときがきたら…きっと、それは<好きな人>とするのだと思っていた。
好きな人。愛する人とする行為。
それはとても大事な秘め事だろうから、はじめての時は必ず好きな人としたかった。
その想いは、初恋の人を死別により失ってからずっと忘れていたはずなのに未沙を縛り、さらには好きな人を作ろうという意識すら彼女は失っていたので、もはや忘れかけていたといっても過言ではなかった。
それでも、男に組み敷かれ、やわらかな場所に彼の唾液をまとわりつかせたこの期に及んで未沙は躊躇する。
いいのだろうか…私はこの人のことを<好き>なんだろうか。
そして未沙はぶるっとからだをふるわせる。
この男性は、彼女がそんな躊躇をしているかもしれないと思いやりもしないのだろうか。
輝の、加速度的に強引になっていく愛撫の一つ一つが未沙を追い詰めている。
いや…。
彼は所詮は男性なのだから、理解を求めるほうがムリだし思いやりもないという事なのだろう。
きっと。
胸を抑えつける不安を未沙は抱えて、それでも輝の執拗な指を振り払おうとした。
「…あの…ちょっと…待って」
「ダメ」
即答した彼の言葉が耳元でいらだたしげに響く。
乱暴なくらいしゃにむに彼女を抱き締め、乳房に顔を埋めた。
「あ…ぁ…」
未沙は喘ぎ、身悶えした。
からだが、熱い…。
強引さに脅えながらも、その強引さを心地いいと感じはじめた自分を認めざるを得なくなって、彼女は愕然とした。
輝の体の熱さと昂ぶりが、未沙の感覚をとりこんでいく。それはまるで底砂の見えない岸辺のようだ。
どうせ、この地上には彼と私以外には誰もいないのに。
なのに、こんな場合に頭の隅で<保証>を、絶対の安心感を求めている自分のなけなしの冷静さが可笑しくて、全てを忘れているらしい彼が可笑しくて、彼女は自分が泣きたいのか笑いたいのかわからなくなってきた。

182『seize:2003/01/18(土) 01:15



<中略>

183『seize:2003/01/18(土) 01:15
「…ここも」
けだるげな仕草で未沙の肩先に指を這わせて輝が呟いた。
擦り傷らしく、白い素肌に赤い引っかき傷みたいな線が走っている。シーツ代わりの衣服の境界から外れた個所にできたばかりのほやほやの傷だ。
「ごめん…痛い?」
未沙は首を横に振りかけて…やめた。
それどころじゃない。
輝は呑気に背中の心配をしてくれるけど、自分が与えたもっと深刻な被害に気付いていないのだろうか。
今彼女が感じている鈍い違和感は『その瞬間』だけではなくてしばらくは続いて響くようだった…いや、男性に理解できるはずもないと彼女にも判っている。
それでもやはり彼が少々憎らしかった。
「ごめん」
輝の腕の中は暖かくて、未沙はすっぽりとそこに抱きとめられた心地よさにわざわざ意地悪な反応を返す気はしない。
はなしてほしくないので、彼女は鷹揚にこっくりと頷く。
そのまま二人は沈黙に浸る。
不快な沈黙ではない。
共犯者同士の、どこかしどけない心地よさに包まれた異次元の沈黙だ。
体を重ねる以前には存在しなかった新しい沈黙を、未沙はストレートの蒸留酒でもすするように慎重に味わってみる。
それはたとえようもなく芳醇で、こんな状況下にあって…いや、こんな状況下にあるからこその深い安堵感を未沙に与えた。
「ねえ」
輝が沈黙を破って問いかけてくる。
未沙がわずかに顔をあお向けると、輝は照れたように瞳をそらした。
「…初めてだった?」
未沙が黙っていると輝はくすっと笑った。
いやみな笑いではないが、未沙は少し赤くなる。
「そう」
「なによ」
未沙が呟いて彼の腕を押しやると、輝の笑みが深くなる。
「いや…なんか、その。嬉くて」
「……ばかね」
「実は俺も初めてでさ」
「……」
どう反応していいのか、未沙は困って輝の胸に額をつけて顔を隠した。
「失敗しなくて、良かった…って…あの…」
「……」
顔を隠した彼女のうなじがどんどん赤くなっていくのを鑑賞しつつ輝は口を噤む。
つられるように自分の頬が赤く火照るのを感じていた。
…だめだ。

(フォッカー先輩。やっぱり俺にはロマンティックな会話なんてまだ荷が重いようです)

それでも、心は軽い。
状況は何一つ変わっていないのに。
この地上には、二人きりしかいないのに。
輝は未沙を抱いたまま、頭上を見上げた。
暗く澄みきった大気が幾層にも、宇宙に向けて溶け込んでいくはるかな上空にまで積み重なっている。
汗の引いた肌にまとわりつく微風は涼しさを通り越してやや寒く、それだけ一層に腕の中の温もりが愛おしかった。
胸に長く広がった髪の流れを手探りにそっと梳いてみると、今では親しいものとなった彼女の匂いが彼の鼻孔を擽った。
未沙の、彼にまわされた細い腕にそっと力が込められて、輝は微笑んだ。
目線で星の形を追った。
またたく星影は、月明かりにではなく薄れてきているように思えた。
また、夜明けが来るんだな、と彼は思う。


夜明けは来る。
彼らにもこの星にも、新しい夜明けは残されていた。






おわり

184VF-774:2003/01/18(土) 01:17
…以上です。
長くてごめん。でもこの板って最近人間の形跡を見たことないので
あんまり迷惑にならないかなと思いますた。

<中略>のとこは一応投稿基準に配慮…(のつもり)
まあ、暇つぶしにどぞw

185VF-774:2003/01/18(土) 23:14
どきどき

186VF-774:2003/01/19(日) 00:15
>>184
ここは無人地帯です。
よって配慮の必要を認めません。

187VF-774:2003/01/19(日) 12:09
完全版か、続きが読みたいです。

188VF-774:2003/01/19(日) 13:46
未沙タン(;´Д`)ハァハァ 一条!ミンメイのほうへ逝け

189VF-774:2003/01/19(日) 17:48
なんか読んでて、実況の「マグロ未沙」を思い出した。

190VF-774:2003/01/19(日) 19:10
人がいたんですね。では中断部分の補完しときます

>>180

シャツの裾をおし重ねて侵入した手が下着の内側にわずかにもぐり込む。
「あ」
未沙が声を洩らして空気が動いた。
輝の鼻孔を、これまでとはくらべものにならないほど濃やかな彼女の匂いが直撃する。
彼が上気して、それでもためらいなく俯くのを、未沙は見た。
その男っぽさを見ていられなくて面をそむけた。
頼りない年下の部下…だったはずの、男の変貌を総身で感じていた。
骨太の指が未沙の衣服を手間取りながら剥ぎ取っていく。
夜気に曝された素肌が寒く、未沙は震えた。
未沙はつと指先を伸ばし、彼の首に腕を巻きつけた。おずおずと引き寄せる。
冷たい風が不安で、距離が怖かった。
輝に見詰められることへの激しい羞恥もあった。
彼は引き寄せられながらも、未沙を抱え込んだ腕の力をゆるめようとはしなかった。
気付くと、輝の顔が目の前にあった。
その目に宿った光は真剣で、なのにあまりにも頼りなくて…未沙は言葉を失った。
「早瀬さん」
輝が囁く。
未沙は輝の視線から逃れられず、彼の手に乱れた髪を優しく撫でられるままになっていた。
輝の掌は温かくて、頬に時折触れるとその熱が心地よかった。
「……」
輝は腕をゆるめていく。
「見ないで」
未沙は耐えきれずに小さな声で呟いた。
ぎりぎりと、肌の上を視線が滑っていく音まで聞えるような気がする。
その感覚が未沙を縛り上げていた。
ふくらみや微妙な曲線、ほっそりとしたくびれの隅々まで、未沙の裸体を彼は半ば呆然と見詰めている。
「一条……くん…」
未沙が恥かしさに泣きたくなった頃、ようやく輝は深い吐息をついた。
「……」
上体を勢い良く起こす。
むしるように自ら喉もとのジッパーを引きおろし、邪魔な戦闘スーツを脱ぎ捨てる。
星明りに彼の広い肩幅が浮かび上がり、未沙はまじまじと彼を視界にいれている自分を遠く認識する。
引き締った肩のうねりは無駄な肉を一欠けらも纏わず、その若い競走馬のような清潔さを、美しいと彼女は思う。
嫌悪感は浮かばず、未沙は、その体が再び覆い被さってくるのを拒まなかった。
「すごく、綺麗だ」
熱に浮かされたような響きで耳元に呟きを吹き込まれて、未沙は紅潮した頬をわずかに緩めた。
あなたも…とは、余計な言葉だろう。
彼の体は熱く、触れ合う素肌の感触全てが未沙を昂ぶらせていく。
それは青年の側も同じ…もしかしたらそれ以上、らしかった。
「…未沙」
輝がうわごとのように囁く。

191VF-774:2003/01/19(日) 19:11
「未沙」

未沙は、速く流れる血流で聞えにくくなっている耳を疑った。
名前を呼ばれた。
『大尉』でもなく、『早瀬さん』でもない。
一番、自分らしい名前。
今では遠く離れたマクロスに乗っている親友だけしか呼ばない、名前。
初めて…。
未沙の目尻に小さな粒がゆっくりと浮かぶ。彼が、自分に近付いてくる。
どんどん、近付いてくる…体も、そして心も。
もっと近付いて欲しい。
もっともっと、もっと近付いてきてほしかった。

輝は、一瞬戸惑ったように目を閉じた。
未沙の腕から力がうっすらと抜けたからだ。
目を開くと、彼女を見詰めた。淡紅色に上気した首筋から肩先、乱れて広がった、星明りでブラウンに輝く長い髪。
「あの…ね」
真剣な目で彼女は囁いた。柔らかそうな唇がかすかに動く。
「……キスして」
輝はじっと彼女を見詰めたまま、頷いた。
ゆっくりと顔を寄せ、唇を塞ぐ。
何度目のキスだったろう……輝は溺れながらさきほどと同じことを思う。
何度目でも、かまわないけど。
「ぅ…ん…っ、ん、……」
切なそうに小さな鼻孔や仰向けた喉から洩れる彼女のかすかな喘ぎが輝をさらに煽る。
長い長い時間をかけたキスが終わって彼が顔を離すと、未沙はぼんやりと目を開けて、紅に濡れた唇を半分開いて喘いでいた。
ここまで深いキスを交わしたのは初めてで…彼の、<人前でするのではない>キスのやり方を彼女は今夜初めて知ったのだ。
彼女は遠い場所にいきそうになる頭の中で考えていた。
この人を、好き…?
少しぐったりとした未沙の体を探りながら、輝はまだどうにか猛りをコントロールしていた。
彼女の体は気持ちいい。彼の手に馴染み、思うままに形を変えた。
その感触が彼を追い詰める。
くっきりと欲望を炙り出す。
おそろしいほどに的確に、未沙の喘ぎや吐息までもが彼を責めつけた。

やがて唇とは遠い場所に輝は唇を這わせはじめ、未沙は細い声を洩らした。
「あ…あ…」
目を閉じてしまい、研ぎ澄まされた感覚が一層クリアになることに気付き慌てて睫をあげる。
輝は口中に含んだ乳首のつんとした先端を舌で弾き、彼女のきめの細かい内股に掌を滑らせた。
「未沙…」
怒ったような表情で上半身を起こし、体を彼女の両足の間に割り込ませようとする。
彼が我慢の限界を突破しそうだと、いくら不慣れな未沙でも雰囲気でわかっていた。
「あ」
それでも懸命に膝をひき寄せ、身をよじり、逃げようとしてしまう。
まるで振り子だと自分でも思う。
さっきはキスをせがんだのに、この期に及んでまだ本当には覚悟ができていない。

192VF-774:2003/01/19(日) 19:12
>>182

それでもまだ逃れようとしてか、するり、としなやかな太腿が青年の腰を擦り抜ける。
その感触に輝は叫びそうになる。
「…おねが…」
なにも言わせないようにまた唇を塞ぐ。
ずるいという考えは熱く溶けた脳幹をかすりもしなかった。
彼女の言葉も喘ぎも全て吸い取り顔をあげると、彼は彼女を見下ろした。
早く欲しい。
どうしようもなく、彼女が欲しい。
こんなあやふやで脆弱な肉体は、きっと重ね合わせることでしか強くはなれない。
救いが欲しい。
一つになれば、きっと俺たちは救われる。
だけど…何から?

身体を割り込ませて、未沙の背中を抱きしめた。
そのまま肩に掌を滑らせて、破壊を免れたテラスの表面に彼女を押し付ける。
脱ぎ捨てた衣服を彼女の背中に敷くようにしているのだけれど、そんなものがあってもなくてもおそらく彼女は気付いていないだろう。輝がそれどころではないのと同じだ。
頭の中が炎にあぶられているように熱かった。
片手をさしいれて、意識的に触れるのを遠慮していた場所に柔らかく這わせた。
未沙がびくっとして目を見開き、輝の視線にあうと真っ赤になって顔を背けた。
彼女の掌はどちらも輝の肩を押しやるように、鎖骨の両端に沿っている。
震えていた。
しっとりと肌にはりついている淡い茂みをかきわけ、輝はぎこちなく中指を中心に沿わせた。
「…や…」
未沙はふるえながら呟いた。
だが、彼の強引な仕草にこめられた意思に気圧されてそれ以上言葉が出なかった。
付け入る隙をみつけた輝の指がそのまま侵入をはじめると未沙は目を閉じてしまった。
キスに濡れて、かすかに開いた唇が早い喘ぎを洩らしている。
先端の関節あたりまで沈め位置を確認した彼は、そっと指を抜く。
彼女のなまめかしく閉じた白い太腿の付け根に自分の掌がさしいれられている光景はひどく輝を興奮させた。
もうすぐだ、と彼は思う。
早く暖かなそこに侵入したかった。
自分では気付いていないが、彼の体も細かく震えていた。

193VF-774:2003/01/19(日) 19:13
未沙は目を閉じたまま、すりつけられる彼の体を感じた。
広げられた膝の間に輝の腰を挟み、もう彼女は脚を閉じられない。
もう、逃げられない。
ここまできて、彼女は羞恥のあまり逃そうとしていた覚悟をようやく掴んだ。
肉体と意識がやっとシンクロする心地よさに、体を縛っていた緊張が解けていく。
彼が自分の相手なのだ、と。
私は彼のもので、彼は私のものなのだ。
彼しかいないのだ。
これが、きっと正しい答えなのだ……。
納得とあきらめとで力が抜け、思わずついた溜息は彼女自身の耳にも甘く響いた。
耳元で輝が囁いた。
「未沙…」
未沙はかすかに頷き、彼の腕に掌を滑らせてもっとからだの力を抜くよう努力した。
彼の指が確かめるように再び未沙の場所を探り、その恥かしさに耐える暇もなくすぐに強い圧迫感が彼女を襲った。
「あ…」
未沙は眉をひそめ、その圧迫感が強烈になってくると目をかたく閉じた。
「……」
「……」
彼はじれて焦っている。強く腰を押しつけられて、未沙は唇を噛んだ。
痛かった。
でも、思っていたほどではない。
未沙がうっすらと安堵しかけたとき、急にそれはきた。
身体の奥深くまで貫かれる衝撃。
それは一気に、自分ですら認識していなかった場所を彼女に教えながら最深部に達し、未沙は悲鳴をあげそうになった。
「ん…」
耳元で輝が呟いた。
「…未沙…」
その、うっとりと掠れ、上ずった響きに未沙は気付かなかった。
侵入したものの猛々しさにおびえ、刺激しないよう、未沙は呼吸まで止めるように小さく短く喘ぎつつ、輝の胸に思いきりしがみ付いた。
少しでも離れていたら、とんでもないことになりそうだった。
そんな未沙を彼は抱きすくめ、満足そうに浅い吐息をついた。
「…あぁ…」
掠れたままの声で囁き、未沙の耳元にキスをする。
そのまま、じっとしていてくれるのかと未沙はわずかな期待を抱いた。
だがそれは彼女の勝手な希望で、もちろん彼にそのつもりはなかった。

輝は力任せに抱き締めていた彼女から腕をほどいた。
両の掌がゆっくりと綺麗な膨らみを、わき腹を腰を流れて膝の裏まで辿り、そこで脚を掴んで引き寄せる。
何も言わず、彼は動き始めた。
それは最初はぎこちなく…だけど、すぐに耐えかねたように強いものにかわっていく。

「ぁ…あ…あ…あ…い、ちじょ…、あ…は…ぁ……あん…っ…ぁああぁ…!」

最初はそれでも言葉になっていた未沙の悲鳴が途中から言葉にすらならなくなる。
喘ぎと荒々しい息遣いと、それから淫猥ともいえる響きが夜空の下で静かに開いていく。
時間としては短かったのだろうが、彼女にとっては永遠とも思えるひとときだったかもしれない。
彼の動きが急に停止したとき、初めてのそれは終りを告げた。
胎内深くに彼を受け入れたまま、彼女は男の終りを知った。
熱い、火傷しそうに熱い飛沫が彼に開かれた胎内の深み一杯に弾け、未沙は最後の喘ぎを放った。
とどめをさされる犠牲にも似た細い喘ぎ。
この、欲望に彩られた切ない儀式にふさわしい結末だった。

*******

194VF-774:2003/01/19(日) 19:14
これで全部です。
初体験設定なんであんまりえっちでなくてすみません(でも規約違反か
失礼しました、さようなら〜

195VF-774:2003/01/19(日) 20:59
「ぁ…あ…あ…あ…い、ちじょ…、あ…は…ぁ……あん…っ…ぁああぁ…!」
この部分を美加タン声で脳内補完すれば最強やね。(w

196VF-774:2003/01/19(日) 22:04
いや素晴らしいっす。
是非他にも「輝x未沙」話ありましたらUP希望!

197VF-774:2003/01/19(日) 22:54
>>194
とりあえず、アンタは神!!!

198VF-774:2003/01/19(日) 23:51
このスレの続きをぜひ!!

連続リレー小説。「超時空要塞マクロス1.5」
ttp://jbbs.shitaraba.com/movie/bbs/read.cgi?BBS=1004&KEY=1027588599

199VF-774:2003/01/21(火) 00:13
興奮しますた(;´Д`)ハァハァ

200194:2003/01/21(火) 00:31
ううう…読んでくださってありがとうございます
じゃあもう一つ未沙ものがあるのでこっそりUPしときます
どっちかというと笑い話なんで気楽にどぞ

>>198そこのスレは面白いので続きを楽しみにしてます
自分が書いたら雰囲気を壊しそうでもったいなくて書けないです
また皆様が続き書いてくださらないかなぁ…


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