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【大正冒険奇譚TRPGその6】

104鳥居 呪音 ◇h3gKOJ1Y72:2013/09/02(月) 22:57:28
馬車の速度が徐々に緩やかになり、止まった。
遺跡についたのだろうか。
生還屋に続いて馬車から飛び降りた鳥居は息をのむ。

>「……なぁにが、後はその子を連れてくるだけ、だ。あのクソッタ レ……。
どうすんだよ、コレ」

丘から見下ろした薄闇の遺跡に徘徊する無数の動死体。
この遺跡の地下に不死の王。それと少年がいる。

(こんな寂しい場所に…閉じ込められているなんて……)
少年が呪災の原因となっているのならそれも頷ける。
動死体の群れと辺りに漂う冷気は少年の怨念を
具現化しているようにも見えた。

「あんなに広い遺跡じゃ、入り口をさがすのも骨がおれちゃいますね。
倉橋さんは呪災の発生源とか感知できますか?
闇雲に入り口を探して見つけるなんて奇跡の技ですよね。
何かよい案とかありますか?」

鳥居はいつになく慎重だった。
はぐれたら終わり。動死体に見つかっても終わり。
入り口の探索時間に比例して上昇してゆく動死体との遭遇率。
ここは慎重にならざるおえなかった。

105名無しさん:2016/05/19(木) 17:27:25
http://jbbs.shitaraba.net/game/40372/
http://jbbs.shitaraba.net/game/59089/

106名無しさん:2018/01/12(金) 09:52:35
http://jbbs.shitaraba.net/game/60421/


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