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仏教大学講座講義集に学ぶ       【 日蓮大聖人の生涯 】

75 美髯公 ◆zkpDymnu/M :2015/12/13(日) 19:42:55

 日蓮大聖人は自身の観心の立場から、法華経の文の背後に秘されている、南無妙法蓮華経を鋭く洞察されたが故に、文底独一本門と称されるのである。
 この文底極一本門の形貌は如何なるものか。それが三大秘法であり、「報恩抄」にはこの三大秘法が整足して説き顕わされている。これは画期的な事で、
 五大部中でも「報恩抄」以外に類を見ない。故に「報恩抄送文」にも「此の文は随分大事の大事どもをかきて候ぞ」(P.330 ⑪)と述べられているのである。
 日寛上人の「報恩抄文段」には、この点について言及し「『大事の大事』とは、凡そ五大部の中に、安国論は佐渡已前にて専ら法然の謗法を破す。故に
 唯これ権実相対して未だ本迹の名言を出さず。況や三大秘法の名言を出さんや。開目抄の中には広く五段の教相を明かし、専ら本迹を判ずと雖も『但本文
 寿量の文底秘沈』と云って、尚未だ三大秘法の名言を明かさず。撰時抄の中には、天台未弘の大法経文の面に顕然なりと判ずと雖も、しかも浄・禅・真の
 三宗を破して、未だ三大秘法の名義を明かさず。然るに今当抄の中に於いて、通じて諸宗の謗法を折伏し、別して真言の狂惑を責破し、正しく本門の三大
 秘法を顕す。これ則ち大事の中の大事なり。故に『大事の大事』というなり。吾が祖はこれを以て即ち師恩報謝に擬したもうなり」と述べている。

  ただし、大聖人が波木井郷に到着して間もなく五月二十四日付で「法華取要抄」を著わされたが、その中に「本門の本尊と戒壇と題目の五字となり」
 (P.336 ②)と、三大秘法の名言が見られる事は注目すべき点である。ともあれ「報恩抄」で顕わされた、三大秘法は日蓮大聖人の仏法の教義で基幹と
 なるものである。「一には日本・乃至一閻浮提・一同に本門の教主釈尊を本尊とすべし、所謂宝塔の内の釈迦多宝・外の諸仏・並に上行等の四菩薩脇士と
 なるべし」(P.328 ⑮)と記されている本門の本尊とは、「開目抄」 「観心本尊抄」で明らかにされた所の本尊である。

 「本尊」とは、端的に言えば人間の主体、幸福を確立する根源の実体であり、根本として尊敬する信仰の対境である。日蓮大聖人は末法全民衆の依り所で
 ある観心の本尊を、弘安二年(一二七九年)十月十二日に建立された。これが一閻浮提総与の大御本尊である。この本尊に「人の本尊」と「法の本尊」が
 あり、ここに「本門の教主釈尊」とあるのが人本尊にあたり、文底独一本門の教主釈尊の義である。すなわち、末法に於いて主師親の三徳を具備されている
 日蓮大聖人の事である。又「法本尊」とは「所謂宝塔の内の釈迦多宝・外の諸仏・並に上行等の四菩薩脇士となるべし」との相貌を具備している大御本尊で
 ある。しかし、その大御本尊は大聖人の生命それ自体であるが故に、人法一箇の大御本尊とも言う。


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