したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

仏教大学講座講義集に学ぶ       【 日蓮大聖人の生涯 】

35 美髯公 :2015/08/01(土) 23:19:07

  この後、依智滞留中に金吾に書き送った消息「四条金吾殿御消息(竜口御書)」には「かかる日蓮にともなひて、法華経の行者として腹を切らんとの給う 事
 かの弘演が腹をさいて主の懿公がきもを入れたるよりも百千万倍すぐれたる事なり、日蓮霊山にまいりて・まづ四条金吾こそ法華経の御故に日蓮とをなじく腹
 切らんと申し候なりと申し上げ候べきぞ」(P.1113 ⑯)とあり、また「崇峻天皇御書(三種財宝御書)」にも「返す返す今にわすれぬ事は頸切られんとせし時殿は
 ともして馬の口に付きて・なきかなしみ給いしをば・いかなる世にか忘れなん、設い殿の罪ふかくして地獄に入り給はば日蓮を・いかに仏になれと釈迦仏こしらへさせ
 給うとも用いひまいらせ候べからず同じく地獄なるべし、日蓮と殿と共に地獄に入るならば、釈迦仏・法華経も地獄にこそ・をはしまさずらめ」(P.1173 ③)と
述べている。四条金吾が地獄に行くような事があれば、大聖人も地獄まで行こうとまでいわれているのである。金吾の人生は、この竜口の法難に於いて決定したと
言えよう。

 十三日の未明丑の時(御前二時頃)に、大聖人は竜口の頸の座に据えられた。金吾も感極まって「只今なり」と絶句すると、大聖人は「不かくのとのばらかな・
 これほどの悦びをばわらへかし」(P.913 ⑱)と逆に金吾を励ましている。死の直前とは思えない悠揚迫らぬ態度である。しかし、如何なる横暴な権力、武力を
 もっててしても御本仏の生命を、破壊する事は出来なかった。江ノ島の方角から光り物が東南から西北へ光り渡り、太刀取りは目が眩んで倒れ伏、兵士等は
 怖じ気づいて一町ばかりも逃散したという。この突発的な現象に、仰天して逃げまどう兵士達を見て大聖人は、「いかにとのばら・かかる太禍ある召人にはとをのくぞ
 近く打ちよれや打ちよれやと・たかだかと・よばわれども・いそぎよる人もなし、さてよあけば・いかにいかに頸切べくはいそぎ切るべし夜明けなばみぐるしかりなん」
 (P.914 ⑤)と一喝されている。

 この光り物については、科学的に説明する事も出来よう。例えば隕石が落下してくる時に、空気中で燃えて火球となるとその明るさは時として、数十億燭光に達する
 と言われている。だが問題とすべきは、客観条件としては、最早死を免れる事の出来ない状態の時に、こうした現象が起きたという事実、そして幕府の役人が
 大聖人の頸を遂に切れなかったという事実である。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

■ したらば のおすすめアイテム ■

小林さんちのメイドラゴン : 1 (アクションコミックス) - クール教信者


この欄のアイテムは掲示板管理メニューから自由に変更可能です。


掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板