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中編、短編投下所190
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書き込むネタはノンジャンル。スレ違い／板違い／鯖違い／メディア違い問わず、ネタであれば何でもあり。
・書き込みの経験がないので一度体感してみたい
・あらかじめ他人の反応を知って推敲したい
・我ながらつまらないネタなので貼るのが躊躇われる
・なにか実験的な手法を試してみたい
などなど、基本的には何でもござれ。
《注意点》
・作品が投下終了直後は感想・意見交換などのために、次の作品投下予定の方は最低30分〜1時間程度は空けてください。
・人が多そうなときに投下する際は被り防止にあらかじめリロード、または宣言しておくといいかも。
・残酷、グロテスクな描写、性的な描写がある場合は事前に告知すると親切。
・まとめサイトに載せたくない人は事前にその旨表記しておくこと。
・即興は禁止
次スレは>>970を踏んだ方が立ててください。
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｡ ≧s｡
／ ＼
/ ヽ
/ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ﾑ
＼/ | ／／￣￣＼ ／￣￣＼|
￣∥ .|∥ / ∨ |
∥ .| | | ●│● |
{ |.-‐| ∧ _ /ヽ しずか姫……！
Y''¨ﾟﾞヽﾁ ＼＿＿／ ´ )─ "ヽ丿
l ( ヽ ､ }
人 ソ ￣￣￣￣￣´ /
｀‐''ゝ､ ＼‐-､ ノ ／
丿ﾞ''‐- ￣￣-‐''"
_／＼＿＿＿, ゝ‐┬‐-､
／ ＼ ∧ / ＼
{ ﾞ'‐-‐" ﾞ‐-‐" }
､ -ト ......￣､- !､‐ｰ´／ ／ |
／´::::::::ﾞｉ ...:::::::::... ' ...::::::二-.,_::.. （,! ,r'__
／:::::::::::::::::::＼ l ﾞｉ ﾞｉ ﾞｉ ,.／::::::＼,
のび太様……！ !::::::::､-::::::::::::::::::＼ =- 〔｀'ｒ ﾞｉ │ ﾞｉ l _／|'‐‐´::::::::::::::::::::｀'- ,
（／´／::::::::::::::::／｀＼, ﾞｉ ﾞｉ |. | | |ﾞｉ ﾞｉ:::::::::::::::::::::::::::::::::::
￣￣￣ _､ -t'｀''-.,,_ _l l! ! |､l.- , ﾞｉ:::::::::::::::::::::::::::::::::
／ ､T ｀'ゝ´二／ ,.ｲ`／￣＼'‐ ,::::::::::::::7-.,::::
| ,r'! _,r'´ ﾞ',r' ,.l| ` ＼｀＼:::::::::ﾞｉ ｀
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＿＿＿＿＿
／´ ｀＼
ゝ/ ＿＿＿_＿＿＿＿ヽ
/ | / ＿ ＿ヽ |
/ | ／ ヽ / ヽｌ
ｌ | ｌ | l やっと会うことができたね。
| |─| / | ヽ ｌヽ 僕は嬉しさで胸がいっぱいだよ。
／Y⌒ヽ ヽ _＿_ ノ ﾍ ＿ ノ､ﾉ
/ | ) /⌒ヽ ｌ ははは、もっと君への想いを伝えたいところだけど、
l ヽ__ ＼ ﾉ つ それは全部手紙で書いちゃったんだよね。
ヽ .> ､ ` ー─ ⌒ｰ─ ´
＼／ ヽ>ー───＜
＼ ＼ ／ ＼ /l ヽ
| | |
| |￣ｌ
＿＿＿＿_
,,／ ＼
/ ┌――――――i
| .| ／/´｀ヽ /⌒i | ねえ、御簾越しじゃあ君の顔は見えないし、
!.＿|-─| ・|＜ ｜ もうちょっと傍に寄ってもいいかい？
/ ｀ ー‐ ゝー i
ゝ_ !＼ ＿＿＿_⊃ 僕の気持ち、受け止めてくれるかなあ。
＼ ＼＿＿ ／ ／ ／)＿
, ‐ゝ――_― ´ ,. / ―)
／ ＼ ／i!|＼／ ゝ＿二ﾉ
／
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／ ,＿_._
､ __, ' ,.ィ:::::! ｌ ヽ
l ／: l:::::;' ﾉ : /
,ｲ/: : :,':::/ : : : :',
/:/: : :/::; ' : : : : : :i
//: : :/-' : : : : : : : :l
/ : : : ;' : : : : : : .:: : : l
/: : .:: : : : : : : ..:::::::: : : l
/: : :.:::i : : : : : ..:::::::::: : : : l
/: : : .::::l : : : : ..:::::::: : : : : : :l まあ、気の早いお方……。
/: : : ..::::::l : : : ..:::: : : : : : : : : :l
/: : ...::::::::::l : : .::: : : : : : : : .:: : : !
,'....::::::::::::::::l : :／: : : : : : ..:::::: : :,'
ヽ、: ; -ｰl／: : ; : ' : :....:::::::: : /
l ／: : :, :': : :...:::::::::::::::: :/
l ／: : :, :': : :...:::::::::::::::: :/｀ ､
／: : : ...:: : :...:::::::::::::::::::::: / ＼
／: : : ....::: ....:::::::::::::::::::::::::::::/ ＼
／: : : ...:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ヽ｀ ､ ヽ
, ': : : ...::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::'., ヽ ',
/: : ....:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::: : ', ／
/: ...::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::: : : ', , - '´
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┌──────────┐
│中将と女は共寝をした。│
└──────────┘
ﾟ ･ 。： ．ﾟ：． 。* o・ ：ﾟﾟ 。ﾟ ：∴ﾟ ･ 。： ． ﾟ：． 。* o・：ﾟﾟ 。 ﾟ：∴。： ﾟ。
∴ 。o ．ﾟ ：． 。 o ・ ：ﾟﾟ ・ ： ﾟﾟ 。ﾟ ： ﾟ∴ ﾟ ･ 。 ： ． *ﾟ
o・ 。 ﾟ： ．ﾟ ･ 。 *： o・ ：ﾟﾟ 。 ／ ﾟ∴．ﾟ ：． 。 o・ ：ﾟﾟ 。ﾟ： ﾟ∴ ﾟ：
。 ：ﾟ。 ﾟ ･oﾟ ･ 。： ．ﾟ：． 。* ／ o・： ﾟﾟ 。ﾟ ：∴。： ﾟ。 ﾟ∵： 。ｏﾟ ･ 。
。 o・ ：ﾟﾟ 。ﾟ： ﾟ ／ ∴ﾟ ･ 。： *∵ ﾟ∵ *。 ：。 ｏ゜ﾟ
∴ 。 o・ ：ﾟﾟ 。 ﾟ： ﾟ ／ ∴ﾟ 。： ． *ﾟ：．。 ﾟ∵* ：
。ﾟ： ﾟ∴． ﾟ：． ／ 。 ｏﾟ ･ o・。 ﾟ： ．ﾟ ･ ・： ﾟﾟ 。ﾟ：
･ 。：．ﾟ： ／ ．。 o・：ﾟﾟ 。ﾟ：ﾟ ∴ ﾟ ： ﾟ ∵
ﾟ ･ 。ﾟ ･ 。 ： ☆ ． ﾟ* ・ ﾟ。 ：． 。 *o・： ﾟ ﾟ 。ﾟ： ﾟ。 。ﾟ：ﾟ *ﾟ ﾟ
∵ ﾟ∵： o・：ﾟﾟ 。 ﾟ：ﾟ∴ 。ｏ *ﾟ ･ 。： ． ﾟ：．。 o・： ﾟﾟ*： o・
。ﾟ：ﾟ ∴ ﾟ ﾟ： ﾟ ∵ﾟ。ﾟ∵o：。ｏﾟ ･ o・。 ﾟ： ．ﾟ ･ 。∴。： ﾟ。
。： ．ﾟ：．。 o ・：ﾟﾟ∴ 。o・： ﾟﾟ 。ﾟ： ﾟ ∴ﾟ ･ 。： ． *ﾟ： ．。 o・：ﾟ 。 ﾟ： ﾟ。
-
┌─────────────────────────┐
│遠くから見るよりも近くで見る方が女の美しさがよく分かり、 │
│愛おしさが一段と深くなっていった。 │
└─────────────────────────┘
. ,. ‐ｰ '''' '''' ｰ- ､.
.__,／ . .ﾞ' ､
/ . . _ . ヽ.
（ /（ ./ヽ. . （ .＼ . i
. ＼ .（ ヽ ( ´''ｰ-ゝ ｌ .i
i｀.ｰ-ゝ. ´''ｰ-ゝ ￣` i . !
ﾊ. .,'てゝ . .'てゝ .l√l
{ﾊ ゝ_ｿ _ ゝ_ｿ ６ﾉ
. .i ｀ ｀ ヾ ｀ ｀ ィ￣.｀ヽ,
／￣.ヽ、 丶フ ,. ' ＼ .ヽ.
/ ／ ヽ ,... _ ,. ィ' ヽ､:l｀' ‐ゝ
l／l,／ .／ヾ, .／ .＼
,イ .ヽ ／ . ／ヾ ､
／ ｌ .／ ／ ｀ヽ,
/" , l ,' , ' /´ヽ
/,. l 'i, / / /´｀ﾞ'l., /. ﾞ､
,' ,ﾞ､. ｌ 冫 ./iｰ…,ﾞ､_,,, / ,. ',
. ,' .l. ヽ!. / / {,_ r',r'''ヽ,l' /. ',
ｌ ｌ::. | ＿,'___ / _r;==-'--､, l.:/ l
l l;:::r=＝＝＝≡-────/,ﾞヾ,. !
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／／／／／／／／／／／＼
／／／／／／／／／／／:::::＼＼
／∠∠∠∠∠∠∠∠∠／::::::::::::::::＼＼
￣|::::┌┬┐┌┬┐:::: ｌ::::::::::::::::::::::::::::ｌ￣
|::::├┼┤├┼┤:::: |::::::::ｌ￣￣|:::::::|
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| ┬┬┬┬┬┬┬ :| ┬:l |:::::::|
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, -―‐- 、
／:::::::/ヽ:::∧::;ﾊ
i:ト/ﾆ´_, _／ヽ |:l_
l｣/ ､__, 公'一' ｛ハ ＿
ﾊ 〉 （ __ ） ヽﾉ ｀ヽ
／ ゝ/ ｛ } 丶 あーあ……。
〃 ｛ r , - ⌒ヽ ﾊ l ＼
/ , ゝ `ﾋ'´ -‐ ￣´ / | ＼ ここは何にもない山奥だし、退屈だな。
{ | ∠＞ ＿, イ ! i
∨ l/ ＼ ﾉ､ 〉 ／V_,/ }
| / Y⌒ ｰ'_ - ´ V '
| ' / ￣ ／/ /
| / _ - , -/⌒i⌒ト､/
八 ／ ￣￣ /ｰ｛__ ﾉ_,丿ﾉ }
／´ ￣￣｀ ＞ 、 _, / ｀T_,ﾉ
〃 ｀Yｆﾟ￣｀ヽ/ }
〈 ハ i{ /
＿＿ __
, .≦三三 ヲ´
, . ≦三三三 ＜´
, . ≦三三三三三三三三＞
r≦ 三三三三三三三三三＜
|三_j| /⌒＼ ／｀ヽ !￣￣ ｀
. |三..l | ∨ i | こういう時は女房（侍女）にちょっかいを出して、
i⌒V | O || ＜ |.ﾄ. 暇をつぶすものだけど、
| i} ゝ.＿ノf入＿人{_ﾉ この屋敷にはそれっぽい人は見かけないね。
乂__ ､＿＿＿ __ノ´
＼ ＼ ｀ヽ ｀ﾌ´ 麻呂重さんはお婆さんだし。
. __}＞ .＼ i／ ＿
/く `ー‐‐ｧく＼ _／ 二.）
. / i＼ / Y ＼__／ ! -- ' /＼
/ ! `′ i 人 /＼ヽ)
. 〈 ﾉ |＼＿／ ｀丶 ＼ )'
＼ /`ー─ ──i ｀´
. { |
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＿＿＿_
ゝ／: : : : : : : : :＼
／: : : : : : : : : : : : : ＼
/: : : : : :┌---,----i─
| : : : : : : :| / /i＾i | 仕方ないね。
| : : : : ,--v |_|_ﾟ| |
|: : : : | d. '┐ 明日の為にも、さっさと横になって休もうよ。
ヽ: : :ヽ_ ┌── |
ヽ;;／ ＼／ /
_|＿＿__┌ - ′
/:_:_:_:_:_:_:_:＼ ∩
/ / ￣ヽ, 「 / ~￣,⊃
| i ＼ | ／＼ ノ
／￣￣￣￣￣＼
/ ,∨∨∨∨∨
/ ／ ／ ＼ | おっ、そうだな。
| / ,（･） （･） |
(6 ⊂⊃ | 早く都に帰って、双六で遊びたいぜ。
| ＿＿＿l＿，|
| ＼＿＿/ ／
／| ／＼
-
, ─── ､
／ ＼ っ
/ ヽ ヽ っ
ｌ’＼|─‐ U ､ ヽ （のび太様と引き離されて、
l ノ ＼ ｌ 僕達はこの家に押し込められてしまった。
●´ ── ヽ |
ﾉ ── ヽ l 何事も起こらなければいいんだけど……。）
. （ ── l /
` ー､── ､ | /
` ｰ,-､━━━━━━ヽ
.ヽﾌ ｀ヽ
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＿ ―――- 、
. ⌒ヽ -､
-|. ・ i.・ | ＼ '_
.／ ゝ ノ ゝ ノ ヽ ﾊ 、
. (:::::::::) ヽ i
. ―― |. ―― !i あれっ？
―― | ―― .i
―― | ―― /
＿_|＿ /
／￣ ヽ ／
≡≡≡=--=≡≡(
／ (〒) ヽ ハ
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＿ .... _
.ィ圷 Yﾗ≧=ﾐi ≧ｘ.
／ｨ'{ (・ﾘﾘ {｛･ﾘ i!}.. _ ≫x ＼_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_／
/ ﾙ'ﾄ ー仍》xーク ＿≫x ヽ _） （_
ｒ=-√￣¨¨｀ﾐ彡' ¨´￣＿＿_ ヽ _） 大変です！！ （_
｛ ￣￣¨二 i! 二三＿＝= 、 《 _） （_
≫ｘ￣ i! ≫ ¨¨ ￣￣ ， ∧ _） のび太様が通った土堀の橋が、 （_
｀ ｰｒ一 ´ ,....、 .ｨ≦ﾐx i i! _） いつの間にか外されています！！ （_
i! ｲ三} ｛三三ﾐ} i! i! _） （_
i! ｛三三Ｕ≧≦ﾐ! i} i ／⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒＼
f¨¨¨ヾ≦≧´ i ﾘ ,ﾘ
(￣¨¨ー──────一≦≧´
＿＿__
. / / VVヽ
| _| / （0
|（ ⊂⊃ __＿＿＿＿_
|/ /⌒─┘ | ＿＿＿＜
| ヽ⊇ | _| | 0|￣
/￣￣￣￣ヽ |（ ﾞ - o__ な、なんだってー！！
. | | | | |´ /￣￣￣
|ヽ/ヽ|＿_|/＼| |二ヽ＝
| / ヽ | | |⌒||
. |─-l_l_l_l＾'─┴∩|_|＿|_|＿∩
＼ __＿＿＿＿_|_| ＼uu_|＿|_|
ノノ
| | | | | |
( ） （ ）
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-:‐‐:-
,..::´:＿_:::＿:::::::｀.:..、
/::::_〈／｡l｡＼〉:::::::::::::.
.':／＿ｰ●ー'＿＼:::::::: やっぱり僕の不安は当たったんだ！
{―― { ――‐}::::::}
__ :. 〈￣￣ 丶、 ― }::: ;' 皆さんは外に出て先に避難してください！
. (＿)＼ ＼ rｰv‐＼ ﾉ::/__ 僕は堀を越えて、のび太様に知らせに行きます！！
. ＼:::::::: ー二ニ=-‐'::／(＿)
__ 〕::::::::／￣{匝}＼}::／
. / /::::::::::{ r――┐/⌒ヽ
. { ＼ :::::::＼ ､____ノ_{ ﾉ
. `ー‐' ￣￣ ￣￣ ｰ‐'
, -───‐- 、
ﾄﾍハﾊハハ ヽ
,-{ ﾉ･ （｡）ヽ ∨ヽ}
У （＿） U _丿
（ ! ／⌒ヽ、|
/´￣｀＼ ｝ト、 お、おい…！！
/し、｛_ ∧ ‐一 ´ノ ＼
, -っ {_ ＼ と'ヽ￣ /⌒ヽ、
こつ ｊ 〉 ト- }= ､/ ｝
｛ー〈 ＾ヽ ゝ ,と_ ﾉ ｀ /ｌ
￣´ゝ=┬' `ー^ ＼ ,/ :|
| ＞---〈 !
{ }
Ｖ,,,-‐'''^''"ﾞ''''ｰi､、
./ `'i､
l r‐---,,,,,,_、 `'i､
lﾞ | r'ﾆﾐ' "ﾆ"'''',!'"
ﾞ.l- -,l {.i''rl |l,!.｝ jﾞl
.lﾞﾞli.ゝ ''‐'｀ .,. ''‐' |,lﾞ 逃げろと言われても、
ﾞ'-r、 ,,, _.. ,lﾞ こんな砦のような場所で、どこに逃げればいいんだろう。
ﾞ',,,,、 ｀｀ ,／
.,-'''''''|`'二ﾆ''"ﾆ、
,r" ﾞ―'"`-" ﾞ'、
.,/｀ 、 ,!ﾞl
,i´ .,,,i´ | ﾞl
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・
・
・
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,―γ ＿＿＿ヽー､
|￣￣| | |(/),(ヽ)| |￣￣|
| ヽ (6 ー ） ﾉ | ああ、なんて幸せで満ち足りた夜なんだ……。
-―― ￣￣￣￣￣￣￣￣――-
| ,― ￣￣￣￣￣￣￣ ― ､ |
| | | |
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| | | |
| | | |
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＿＿＿
／´ ｀＼
ゝ/ ＿＿＿_ヽ
./ | / －､!
l | / ｌ ねえ、しずか姫。
| /⌒ヽｌ─┤ ・|
l | ） ヽ＿ ノっ ここは自然がいっぱいで綺麗な場所だけど、
ヽ ヽ_ ＿＿__つ 人がいなくて寂しいし、
ヽ､／ ＼ 僕も公務があるから、ここまで通うのは大変なんだよね。
ｌ_＿＿＿ ＿ ＞ ,-､ /´）
|＿＿＿__＼ ｌ |/ /
/ / `ヽ | ）
. l | |. /＼＿／
, ───- ､〟
／＿＿＿＿＿ ヽ
! － 、－ ､ヽ | |
| ﾍ|・ |─ | / そこで提案があるんだ！
| ーｃ ─ ′ ｒ⌒i
_,- ､ !└────┐ _ノ 良かったら、僕と一緒に京の都に住まないかい？
! ﾉ（ ） ＼＼ ＿_＿／ ／
＼_ ／＼＿｀_──＿イ_
（（ ＼＿∩ /|／＼_／ ヽ
☆冫∈ |￣￣￣ |
_,,,,,,＿_
_..-''"::::::::::::::::::::::｀ﾞﾞ'ｰ...、
_,,,..-'"::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
!:::::::::::::::／ﾞ',:::::::::::::,ﾉ´|:::::::::::::::,,.､::::::::::::::::ヽ
',:::::::::::/ __ ヽ:::::::/ ﾞl､:::::::/ ヽ::::::::::::::|
＼:::::ｌ.'ﾞ＿,,､ ヽ:/ ､ _,二 ＼ l:::::::::::::| えっ……？
l 「''lﾞ.r'''' !', ﾌ,r''''ヽ |::::::::::::ｌ
| l |.| .i'i !.! .!.| .l', .|.! l,.--､/ 京にですか……？
ヽ} ヽ',;;;;.ﾉ ゝ.ｌy;;ｿ ,､ !
| ..:::::::::... r ...:::::::::::::.... l! /
_| __∠
／:::::＼ - _／:::::::::::::＼
/:::::::::::::::/_''-_、 , -- ､,, -'" !',::::::::::::::::::::::ヽ
￣Ｚ:::／: : : : :',.ﾞﾌ" ｀ ! ヽ::::::::::::::::::::::!
,',,‐: : : : : :,l′ ヽ ＼:::::::',ヽ::::|
,ゞ: :,': : : :,/ i .ｌ ｀'''′｀'′
-
, ──- ､
ゝ／＿＿＿＿＿_＼
/ | / , － ､ － ､ｌ
l | / l ｌ そうだよ！
l |─| ＾|＾ |
Y⌒ ` ─ ﾍー ヽ 女房もいっぱい付けて、都の賑やかな雰囲気に触れれば、
ヽ_ |`───┘ﾉ 姫も楽しい気持ちになれるよ！
∩ ヽ､_ヽ＿＿／／ ∩
┘`ー┬─´＼／＼/ー┬─´ └-､
＿ _＿|＿ ノ |＿|＿＿＿三
| |
0
// ヽヽ
_＿_
／ ／-､ 0 0
／ ／( ヽ _
/ ／⌒ヽ－ ﾉ´ ） 0 落ち着いたら、姫と一緒に色んな所に行ってみたいなぁ。
ゝｌ ／| ｌ ヽ ﾍ ／ 0
l ＼ ＼ ﾉ / _ 0 身分が高い姫君が外出するのは危険だから感心しないけれど、
l ＼/`ー ´ ／ヽ/ / ,-､､ 神仏へのお参りなら許されると思うよ。
＼ _（ ＼￣ ／／ （ヽ/ /／)
`┬ ､二´／ （ _ ⊃
/ ＼ /＼|＼ ／ ／
| ＼ ⊂二二⊃ ′
ヽ ／ ＼ | |
-
,... -::─::- ....､
／:::::::::::::::::::::::::::::::＼
,:'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
ノ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
/:::::::::::::;､::::::::::::/ヽ:::::::::,_::::::::::l
Ｌ;:::::::::/'' ヽ､::::/、 _ヽ､ﾊ ｀};へ! …………。
｀ ┬' －､ ｀ －､ | r Ｌ...._
,..:lヽ | ・ | | ・ | ',ﾉ::::::::｀ヽ、
,/:::::::`l `- r `- /´:::::::::::_;<ヾ
´'ー--＼、 ｀ - , ｨ´￣｀ヾ´
-ﾚ‐ 、 -/- ｜ ｜
/| _ﾉ （乂ヽ '￣） ！ ！
, -── ､
／ ＼
/ ヽ
（ /（ （ /＼ |
｀ｍn ｍn ヽ⌒ ｉ
ｌ ｌ l l ｌ ｌ ｌ !､∩ _ﾉ⌒＼
ヽ jヽ ﾉ ﾉ ＼ ＿ヽ
u |ー| ヽｰ |／/＾ヽ
u | |７｀| |/ /|
| l´|/| / |
ヽ__ ノ|. ヽ＿ / |
-
|＼|＼ヽ | |
＜⌒ ヽL | |
∠─────、 ヽ ＿ ＼＼
|ﾉ⌒ヽ⌒ヽ＼ | |´ ｀ヽ￣｀ヽ
(| (・|・) |─|-､ﾉ | | ど、どうしたの！？
( ー ｃ ー ♯ _ﾉ. | ﾉ
`〜〜〜〜〜ヽ | ヽ＿＿ j | 僕のプロポーズがそんなに嫌だったってこと！？
| (ヽ／）ﾉ | |─┬─┬' ﾉﾉ
＼＼ ⊂二二二ノ|─┤＼! |
| | | | )＼／ヽ-､
／ ) | ヽ／ ＼ l
(／/∧） （/＼) ) / /
| `－′
, -── ､
／ ＼
/ ヽ
（ /（ （ /＼ |
｀ｍn ｍn ヽ⌒ ｉ いいえ…、そうではありません……。
ｌ ｌ l l ｌ ｌ ｌ !､∩ _ﾉ⌒＼
ヽ jヽ ﾉ ﾉ ＼ ＿ヽ ただ、なんとなく悲しいのです……。
u |ー| ヽｰ |／/＾ヽ
u | |７｀| |/ /|
| l´|/| / |
ヽ__ ノ|. ヽ＿ / |
-
, -‐━‐- 、
ヽl／::::::::::::::::::::::::::::::＼
／´.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/:::::::::::::::::::;厶:: -――- ､::::',
{:::::::::::r /, -‐＼_/ 廴 ∠ Y’
八::::::::::! / (・ﾊ /(・) ｀Ⅵ なんとなくで、そこまで泣けるわけがないじゃないか！
/⌒ヽ:!―{ ｀ ll ｀ I`i
{ ｽ '． ﾊ 丿 | さあ、いったい何が悲しいのか教えてよ！
ﾊ. ゝ) 丶--‐'´ う冖' Y’, --- 、
丶-､ , -― ､ ) / { r― 丶 僕は君と嬉しいことも悲しいことも
,ャゝ、 (⌒'⌒) ｀フ’／ f⌒Lr― ｜ 一緒に分かち合いたいんだよ！
/ ｀ ｰ≧=ｰ---‐r '´ 乂_)Lr― |
,ｘく⌒丶、 /ヽ | ┐ L、｛__r /
／ } ＼ / ＼ﾊ ＼ ／(丶-／
-―-
／ ＼
〃 丶、
/ { /( ｘ 〉
{ /X 廴) ノ´)ノjノ
y‐､{ {f⌒! 'ｰ=' ｆ⌒! /ﾉ
い〉 ぃ・ﾉ i・_ﾘ {´)
〃´ゝ-､ , , , rへ , , ,.}く
/ ｨ ﾉ )>､ f｛ l ヽ. ノ ヽ
ノィ ¨⌒ゝ、｀｛ ' |`㍗､ト }
-
, -───- ､
／⌒ ＼
/ ヘ ヽ
ヽ､（ （ （ ＼＼ ヽ
ト/＾ヽ ｰ/⌒ヽ ヽ |
| |（ﾟ）| |（ﾟ） | | ! のび太様、ごめんなさい……。
/ ヽ__ｊ ヽ._ ﾉ ⌒ヽ/
ｌ ヽ U （ !⌒＼ 私はあなたを騙していたのです……。
! `ー── ⌒ヽ .__ノ ヽ
＼ ＼ ﾉ ｲ ､ ヽ、＿ヽ
ヽ､ _ー＿ ／ ﾉ |＼
/ ＼.＿／ ﾉ ヽ
/＼／ ＼／ l
| | | |
| | | |
,... -::─::- ....､
／:::::::::::::::::::::::::::::::＼
,:'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ 私は姫などではありません。
ノ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::', 元はあなたと同じように、京に住んでいた者です。
/:::::::::::::;､::::::::::::/ヽ:::::::::,_::::::::::l
Ｌ;:::::::::/'' ヽ､::::/、 _ヽ､ﾊ ｀};へ! しかし両親が亡くなり、孤児でおりました頃、
｀ ┬' －､ ｀ －､ | r Ｌ...._ この屋敷の本当の主である乞食に攫われたのです。
,..:lヽ | ・ | | ・ | ',ﾉ::::::::｀ヽ、
,/:::::::`l `- r `- /´:::::::::::_;<ヾ
´'ー--＼、 ｀ - , ｨ´￣｀ヾ´
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/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;|;:;:l
/;:｀丶､、_;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l;:;:;l
/､;:;:;:;:;:;:;:;:;:｀`;:ｰ‐--;､、;:;:;:;:;|;:;:;l
/:::::｀::`::―--:::z､、;:;:;:;:;:;`'ｰ-+-┤
/:::::::::::::::::::::::::::::::ﾐﾐ' ｀ ‐- ､＿/＿l
{::r＝､::::::::::::::::::,,ｯ' ヾ三) r-ﾘ
',;l /ﾆヾ::::::::::,:'" ‐ -､、 `"l
ヾi（ (ろ::::::::,' ｰr‐｡ｭﾞ:' ,ィ二j
ﾄ､`ﾐ,ｿi::::;' `＝' : ﾄﾐﾟｼl ←本当の主
彡:::7-ｲ ';::' r‐､ l /
'ｲ::' li ヾ' ／ `ｰ､__ﾉ /
, ィ^lﾉ'' i l l / , -‐-J,_ /
/:.:.ヽ＼ i l l l に￣ア /
,rく__:.:.:.｀丶ヽ、 、ヽl {, ヽ二ﾉ /
, -ゝ、｀丶､:.:.:.:ヽヽ 丶､ヾ、 ,/
,, - '"´ ｀丶､、｀` ｰ`≧―`ミﾆ=-ｧ≦ｰ--、
r''" , -‐ヽ､ ヽ、丶､_ ＿,ﾉ ＼
{, /:.:.:.:.:.:.:.＼ ＼ ヽ.｀ ￣￣ ´ ヽ ＼
＿＿＿
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ゝ/ | ノ／⌒ !
/ |＿| ．|
| /＾｀u ,ヽ＿ ﾉo 乞食って…！？
ヽ ヽ /⌒＼＿つ
＼／ | こんな立派な屋敷に住んでいるのに！？
ヽ `──, ( )二l
j二二ヽ￣ ／ ｀-ノ
／⌒ l￣「 ／
／＼／ |‐┴－´
./ / | l
, ──- ､
／ ⌒ヽ
/ ／ ）ノ ）ノ ）ノ
ｌ / //⌒ ⌒ !
| / |ﾟ） | |ﾟ）|| －､ はい。
Y⌒ ー ､ｰ ヽ|_ｊ | たいそう裕福になって、
ヽ_ ＿ ﾉ ∈ヽ 長くここに住んでいると聞きました。
／ ⌒＼ ///) ／/__/ ﾉ
∠ ノ ｌ` ｰ| |´ / /
￣ / ￣ / ノヽ､/ /
/⌒ヽ/ / | /
l / / |､_ノ
lヽ / |
-
, -── ､
／ ＼
/ ヽ 主は京に住んでいた私を盗み取り、
（ /（ （ /＼ | 養いながら綺麗に装わせて、
｀ｍn ｍn ヽ⌒ ｉ 時々、清水にお参りに行かせます。
ｌ ｌ l l ｌ ｌ ｌ !､∩ _ﾉ⌒＼
ヽ jヽ ﾉ ﾉ ＼ ＿ヽ そして、あなたのような言い寄って来た殿方をおびき寄せて、
u |ー| ヽｰ |／/＾ヽ ここで寝ている間に天井から鉾をさし降ろし、
u | |７｀| |/ /| 殿方を突き殺すのです。
| l´|/| / |
ヽ__ ノ|. ヽ＿ / |
::::::::::::::: ヽ,,
::::::::: ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,'i,
:::::::: i~ ,------,i
::::::: :ｉ i' ,;-'i
:::::: :i i i ・i ええっ…！？
::::: _i,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,i `','''i;
:::/~,,~~,~_ ___''',,,,,,,,,,,,,/i; 僕、殺されちゃうの！？
::i ,,ｄ ,,;'""" `';,,, " `i;
::i,,___ i ,,,,,,,,,, `'----'"
::::::: i i'" ";
::::::: i `-、.,;''
`'-----j
-
_＿＿＿＿
ゝ／´ ｀＼
/ ＿＿＿＿＿＿＿_ヽ
/ | / / ⌒ ヽ ⌒ ヽ! ハハハ……。
l |＿l ﾍlﾍ l 姫も冗談がキツイなぁ……。
V ⌒｀.u | | | 女人に血生臭い冗談は似合わないよ。
| ｄ ヽ.＿＿ノ ﾍ ＿ ノ⌒i
ヽ__ |＼ ＿＿_＿_＿_＿ ノ そんな冗談は僕だから笑って許せるけど、
ヽ | | 他の男だったら呆れているよ。
ヽヽ､_(二二)_|＿
/ ` ｰ──── '
/＼ / ＼|＼ ／|
. | ￣￣￣￣￣| 二)
＼ ,, ─── ､ /
／ ヽ ／
─ / ／ ）ノ ）ノ ）ノ
i / ノ- ､ -ヽ | ￣
. !___.| |. /| |ヾ | |
i ヽ (ﾉ - ､ - ´ |
. ／`-,､ /`─-─ ﾉ ﾉ 冗談ではございません！
∠/⌒j. ヽ､ヽ＿＿ /／i⌒ヽ
|＿ﾉ ,┴─┴､ |＿ﾉ
| .|／ .＼／ ＼j ＼j | ∫
∫| ! ﾉ | | ∫
∫ヽ__ ／| |＼_ /
. |＿＿＿＿|
／ ＼
ヽ ノ
-
( ,ゞ ─┴"─"､) _
､ゞ" ＼=
ヾ／ ＿＿＿＿＿＿＿_ヾ
｀ﾞ/ | ヽ､_（_)ノ |｀
ヾｌ | ／´⌒ ヽ／ ⌒ ヽｌ
=| | | |・ |
ｰＹ⌒ヽｌ─ｌ ・ｌ､ ｌ､ …………。
| ） ｀ｰ─‐,／ﾍ､ー‐〈 ﾉ
ヽ_ " ｀ ｌ
>､ ,－───､ヽﾉ
, ヘ ｀(_∠ ､───-､ソ
/ ＼ ＼／＼ﾉヽ
ｌ ヽ | ｌ
| |. | |
__ ----- _
,．＜::::::::::::::::::::::::::::::::::＞ ．
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ /＿
/::::::::::::::::::::＿＿＿:::::::::::::::::::::::::::::::::<⌒
ﾚi´￣ _,^ ミ::::::::::::::::::∧
─|─ ,｀丶 _丶 , ´_,. へ、 T::::::::::::: ∧
￣|￣ ツ ′ ￣i:/￣ ‘， !:::::::::::::::::::
{ ９ i| ９ | !:::::::::::::::::::
人 ﾉﾞ. /｀ 、 j:::_＿::::::::::
}ーY⌒ ＼_ __ ′ `´ ＿ V::::
′ ` ￣ f-:, }::::
. ,. --z { r‐ ＿＿ ｲ: /
_〉ﾆﾆム ‘， ￣ ｀` >--く::／
∨ニﾆ∧ > . _,.ｨ ￣}::／
. ∨ニﾆ∧ ≧=--z----=≦＿＿__{
∨ニﾆ∧ ＞ ´ ∧
. ∨ニﾆ∧ ／ - _ ∧
ノニ二二/ ＼ ∧
rⅥ }二｛ ﾊ }
-
,斗=ﾆ三≧:､
,:ｲ三三三三三ﾍ _,, ､
孑=ﾆ三≧z:､ ﾍ'',-ﾐ､.／｀ヽ ﾍ三} / , - ヽ
,ｲ三三‐,､Ⅳ ､ｲ_ ﾊ′9.}{.9 ├‐ﾚﾍγヽ"二∨ しずか姫、僕に任せて！
仁三ﾆ/ ｌ '´{ {j´{_ .ヽゝｰｃ`ｰ_ﾆ _ ソ ゝ-Y__ｧ } 君は僕が守る！
{三/｀ヾ ν _′ .ゝ_ｰ＜＿_ﾉイ-ﾐ､ |｀ﾆ"|
.ﾏﾆゝｧ ,.-‐.､{_ィ'ヽ_,ｨ"´「¨7マ .〃 ,//ﾏ` .! 僕の従者達と合流して、一緒に逃げよう！
,ｨ三;ｒ-:{＿ i ミ}ヾ", ヾﾐヽ|∨ `' .Ⅵ// ノ
{三://´ヾミ廴__片ゞ`ｰ,厶イﾍ ｀ゝ､￣
.'ﾍ/ {／イＹ`ｰ'ハ ゝl＝| ∨ ＿,斗ﾍ
ﾏ、 ′./ .|、 .ﾉ ﾏ三三三三}
|. `ｰ- ' ./ ｀¨´ }ﾆ三三三/
-
,... -::─::- ....､
／:::::::::::::::::::::::::::::::＼
,:'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
ノ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::', いいえ……。
/:::::::::::::;､::::::::::::/ヽ:::::::::,_::::::::::l それは叶わぬことです。
Ｌ;:::::::::/'' ヽ､::::/、 _ヽ､ﾊ ｀};へ!
｀ ┬' －､ ｀ －､ | r Ｌ...._ あなたの従者の方々は、おそらく既に殺されています。
,..:lヽ | ・ | | ・ | ',ﾉ::::::::｀ヽ、
,/:::::::`l `- r `- /´:::::::::::_;<ヾ
´'ー--＼、 ｀ - , ｨ´￣｀ヾ´
, -── ､
／ ＼
/ ヽ
（ /（ （ /＼ | 主は殺した殿方の着物をはぎ取り、
｀ｍn ｍn ヽ⌒ ｉ 従者も堀の外の家に押し込めて、皆殺しにし、
ｌ ｌ l l ｌ ｌ ｌ !､∩ _ﾉ⌒＼ 着物や乗り物を奪い取ります。
ヽ jヽ ﾉ ﾉ ＼ ＿ヽ
u |ー| ヽｰ |／/＾ヽ ……このようなことが、過去に二度もありました。
u | |７｀| |/ /|
| l´|/| / |
ヽ__ ノ|. ヽ＿ / |
＿＿__
ゝ／＿＿＿___＼
/ | ノ－ ､－､|
☆ |__.|─| (・|・) |//) ））
＿_（ `U－o - !_ ⊃ こ、殺された…！？
∈ !ヽ､（￣￣￣ノ／ －､
￣U￣￣| ＼_, ── ´＿＿| | ドラえもんも、ジャイアンも、スネ夫も、出木杉も……！？
| （／ | i
| ／ ＼／￣ －′
ヽ_ ／ ／ ﾉﾉﾉ
)＿_＿/
- ､＿ / /
| ＿|＿ /
ヽ__ﾉ
-
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
,. ':::::::::::::::::::::::斗 ,､￣￣､ 二_ ミﾒ､
/::::::::::::::＞ ´ フ＾ ヽ、 , ＾丶_ ＼ f
j:::::::::::／/ _／ ﾍ ′ ーﾟ,!
/:::::: Y´_,.i- ´ - _ ! /_, z ‘, 酷いよ！！
′:::::::i { =＝ミ ! ゞ'´ .}、 彼等は何にも悪いことをしてないんだよ！！
{::::::::::::| 〉 l〉- ､ 人｝ °o
V::::::::::l／ 人 ノ __ﾉ __彡と＿つ ぼ、僕も殺される……！
γ⌒ヽ て_ z-- ´ ⌒i } そんなの嫌だ！絶対に嫌だっ！！
{ ﾄ､ o し'´, ⌒ヽ_ _,. ､＿_ノ !
‘， ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} ,:' うわあああああああっ！！！
〕iト-ﾍ {::::::::;: -- ､__,. -- ､:::::::ﾘ , '
_ -- ミﾍ、 {:::::/: : : : : : : : : : : }__/ ,.ｲ
／ ∧ ≧ト _ー一 ´￣￣￣ ∠=ミ
. / ハ ∨ ＼ー- ＿__ ＜ ∧ ‘，
. ／⌒ヽ---.. ､
/ｨ::ｒｧ::,:::::::::::::::: ヽ.
｢ﾞﾄ!iﾊ_:::::::::::::::::: l
ｒ┘ｌ;ﾘ.ハ:::::::::::::::: j のび太様……。
. '、 {_人:::::::::::::人_
＼_／::::j`ｰｒ‐'i:::::: }
. ,ｲ::::::::ﾉ ヽ. ヽ;ノ
/ ｀~¨´ }
-
, -───- ､
／⌒ ＼
/ ヘ ヽ
ヽ､（ （ （ ＼＼ ヽ
ト/＾ヽ ｰ/⌒ヽ ヽ | どうか泣かないで……。
| |（ﾟ）| |（ﾟ） | | !
/ ヽ__ｊ ヽ._ ﾉ ⌒ヽ/ 大丈夫、あなたが殺されることはありません。
ｌ ヽ U （ !⌒＼
! `ー── ⌒ヽ .__ノ ヽ あなたが殺され、
＼ ＼ ﾉ ｲ ､ ヽ、＿ヽ 今後もこのようなことを手伝わされるのなら、
ヽ､ _ー＿ ／ ﾉ |＼ 私が身代わりになって死にます。
/ ＼.＿／ ﾉ ヽ
/＼／ ＼／ l
| | | |
| | | |
,. ---z
/ ,. ＜::::::::::::::::::￣≧=-
,.zミﾁ:::_ - 二_ =- _:::::＞ ．
／::::γ´}' ` <:::::::::≧=-
{::::::::/ / , ⌒ ､ l ＿ ⌒v:::(
/⌒Y!-=ﾆ{ ｛ ● ,:}:'´ ヽ V:::|
. ′} ” 乂 ゝ ´:!● ‘, }:::l
{ j ー一 '⌒) }'::/
廴i _,. --- 、 ゝ_ ＿_ノｨ' しずか姫…！？
. ,: ⌒丶＿＿L__ /＿: : : : : : :＼ ､ |ﾉ
_,. -──┴─V ＿ ` ､､_:::::｀丶: : : : : ｰｚ-' 从 何を言うんだ！！
ー- 、 i ／ ‘, } ｀` 、}: : : ／ ｲ 君が囮になるってことなのか！？
＼,. ＾ i ﾊ＼ _,. イ
／ ト､_,.ﾍ ∨/∧ ＼---=≦
, ﾍ 乂_ﾉ ヽ 〉
＞ ．′ - _ ‘，￣｀Y Ⅳ
{ ｀` ___}-- ´ ｜
ゝ、 ｀`t_- _ノ l
γ´ 乂____ノ ﾘ
｛z≦￣￣〕iト . /
／ 〕iト､ /,. -- ﾐ
＼ Y ‘,
-
, ─── ､
ゝ／ ＿＿＿＿＿＼ っ
/ |ノ/ ⌒ ヽ ⌒ヽｌ っ
ｌ |─| ･|∠ | 君が僕の身を案じてくれるのは嬉しいけど、
（（ Y⌒ ` ー ﾍｰ ヽ そんなことはできないよ！
ヽ_ /⌒ヽ＿＿＿つ ＿
／⌒)､ ヽ | / |≡| 僕と一緒に逃げよう！
| ､_,(_ﾉ >､二二二) .| .| 闇夜に紛れて走り続ければ、きっと逃げ切れるよ！！
ヽ＿_ﾉ ／ .l／ ＼／ ヽ､ | .|
| l | ＼ /⌒
ヽ＿ ／ | |＼ ｌヽ_
, ──- ､
／ ⌒ヽ
/ ／ ）ノ ）ノ ）ノ
ｌ / //⌒ ⌒ !
| / |ﾟ） | |ﾟ）|| －､ 私も何度かそう考えましたが、
Y⌒ ー ､ｰ ヽ|_ｊ | 鉾の手ごたえがなければ、主はすぐに天井から降りてきて、
ヽ_ ＿ ﾉ ∈ヽ この部屋の様子を確かめに来ます。
／ ⌒＼ ///) ／/__/ ﾉ
∠ ノ ｌ` ｰ| |´ / / そうなれば時を稼ぐことはできず、
￣ / ￣ / ノヽ､/ / 私達は追っ手に殺されてしまいます。
/⌒ヽ/ / | /
l / / |､_ノ
lヽ / |
-
／7￣i=､_
_ ,ｲヽ.,' .l !｀ヽ
! V ｌ 〉 丶 l |ﾍ
/ !ﾉ ,' 丶i
V 〈 ｌ | あなただけでも、どうか生き延びてください。
V | |
ヽヽ、 V l ,' ただ、一つだけお願いがございます。
｀`ヽ ,┤ ｀ヽ .,'
｜ r'´ 〉､＿l＿_ .,' 人の命を奪い、罪を作った私の為に、
ヽ､_. ', ! ｒ'´ ｀ー-､.,'_ 功徳を積んで供養をしてほしいのです。
＼ ', ,' ,' ﾍ そうすれば、私もこれ以上の罪を作ることはないでしょう。
｀ヽ、 / ,' ﾍ
i < / ﾍ
| lV〈 ﾍ
| | ヽV￣｀ー-､ !
-
|
＼ ／
＿＿＿＿_
／ ヽ∟ ／＾ ＼
＿ /＿＿＿＿＿＿__ ヽ （_／ ヽ
|ノ─ ､／─ ､ヽ | ヽ （_＼／ .|
,| ＼ |・ | | j ヽ `－ﾉ 嫌だ！嫌だ！
. || 二 | |￣ ⌒ヽ′ / /
／ /ー C ` ─ ＼) _ﾉ / / 君は乞食に無理やり協力させられたんだろう！
! ⊂──´⌒ヽ ﾉ／（ / ﾉﾉ だから罪なんか無いよ！
＼ ＼_(⌒⌒＿） ／! ヽ､／
` ,┬─_－ ´/ ヽ ／
/ |／ ＼／ く
（（ /＼ ＼ ヽ
/, ─ ､/ ＼ /＼
. ( l l j ＼ ＿＿_ ／ ヽ
゜ 。 __.._ . 。
.{川cj ~
:=- i T´ . ° 行く末まで愛を誓ったのに、なんて無情なんだ！
/´~⌒ヽ. ゜ -=:
=- ﾚ'r.;_r-'´`ーvwn,、 ああ、神も仏もない……。
ｒ'~`r---'~ )、 (!||||||||!) -=:
`-└─￢´r~ニゝ'^y'.つ
`ー└-.._`;
-
パタパタパタ……
＼＼＼＼､ 〈::::::::::::::::レへ:::::::::::::::::/ |::::::::::::;;;;:::::::::::::
＼＼＼＼＼ ゝ、:::::::::| ＼::::::::::| 了:::::::::/-､＼:::::::
＼＼＼、 ､ | ７ﾍフ―-､ ＼:::::| 、＼::::::| ヽヽ::::
, ｲ //⌒l | ￣ >―＼| | |::::
/ ｒ| / { ・ / ! / /⌒l ヽ |:::: いくつかの足音が聞こえます！
三 | {| { `ｰ' / / ｛.・ | | !::::
三三 | / ＼__ｒ‐-､ { `ー' / ｜:: これは主達の足音です！
三三 ∨ {_ ＼＿_／ |:::
三三＿ | /⌒ レ
| ＼＿＿＿＿＿＿_
ゝ | ＼ {
三= ／´:::＼ ヽ ヽ
≡＝- ／:::::::::::::::::＼ ＼／´￣￣￣ヽ | 、__
／／ /:::::::::::::::::::::::::/ ＼ ＼ ＿＿＿,／ ／
-
＿＿__
ゝ／＿＿＿___＼
/ | ノ－ ､－､|
☆ |__.|─| (・|・) |//) ））
＿_（ `U－o - !_ ⊃
∈ !ヽ､（￣￣￣ノ／ －､ ヒッ…！！
￣U￣￣| ＼_, ── ´＿＿| |
| （／ | i 僕は死にたくないよ！
| ／ ＼／￣ －′ どこに逃げればいいの！？
ヽ_ ／ ／ ﾉﾉﾉ
)＿_＿/
- ､＿ / /
| ＿|＿ /
ヽ__ﾉ
＼ ,, ─── ､ /
／ ヽ ／
─ / ／ ）ノ ）ノ ）ノ
i / ノ- ､ -ヽ | ￣
. !___.| |. /| |ヾ | | 堀の橋は既に外されていることでしょう。
i ヽ (ﾉ - ､ - ´ |
. ／`-,､ /`─-─ ﾉ ﾉ あちらの引き戸から出て、堀の向こうにある岸を渡ると、
∠/⌒j. ヽ､ヽ＿＿ /／i⌒ヽ 土堀に狭い水門があります。
|＿ﾉ ,┴─┴､ |＿ﾉ そこの乗り越えて、お逃げ下さい。
| .|／ .＼／ ＼j ＼j | ∫
∫| ! ﾉ | | ∫
∫ヽ__ ／| |＼_ /
. |＿＿＿＿|
／ ＼
ヽ ノ
-
, -───- ､
／⌒ ＼
/ ヘ ヽ
ヽ､（ （ （ ＼＼ ヽ
ト/＾ヽ ｰ/⌒ヽ ヽ |
| |（ﾟ）| |（ﾟ） | | ! さあ、急いで！
/ ヽ__ｊ ヽ._ ﾉ ⌒ヽ/ 時間がございません！
ｌ ヽ U （ !⌒＼
! `ー── ⌒ヽ .__ノ ヽ 決して後ろを振り向かず、走り続けるのです！
＼ ＼ ﾉ ｲ ､ ヽ、＿ヽ
ヽ､ _ー＿ ／ ﾉ |＼
/ ＼.＿／ ﾉ ヽ
/＼／ ＼／ l
| | | |
| | | |
-―‐-
, .::::::: ＿＿:::::::::::::丶.|＿
／a≦ﾉ-､ , ‐ゝ≧s､::::＼
ｲi´! i! , l 丶::::ﾊ
|:!｛ ╂|/／ | !::::::|
/八 ﾊ ￣ ﾉ ヽﾚ-､!
V ー-( ｀'丶-‐ ' / | で、でも……、君は……！
{ ＿＿ り /
丶 (__, イ ｀ヽ ﾉ‐'
＼丶┴‐ ￣´ ／
＿ , イ iト ＿ イl￣/＼
ﾉ ＿_｀ト、 ヽ` ----‐'／、/ ヽ
｛ ＿__,}_ﾉl／ ￣￣ { ヽ,
} ＿_｝ | ＼ ／ﾉ
-
x──ﾐ ..． "´
厶⌒ー'’￣´
rｧ”´ ..． "´
／｀ｰ─……── ､ハ,.-r一''" のび太様……。
′ `ー=f｀ヽ)ノ￣ 生き延びることは恥ではありません。
ィ/ ーミ__ヽﾉ
／:./ ｿ_ノ それに、弔いは生者にしかできないのです。
／:.:.:/ ＿..ィァ''′ どうか生きていてください。
／:.:.:.:./ /￣lノ ゝｲ
／:.:.:.:.::./ /
. ／:.:.:.:.:.:.:./ /
.
-
ゝ ───- ､
／_＿＿＿＿＿ヽ
/ | ノ ─ ､－ ､|
! __|─| //|ヾ | …しずか姫……。
（ U － o-U l
| /⌒ヽ__U＿__）／)
ヽ､ヽ ＿＿_ /ノ（⊃ ）
／＾＼／＼ﾉ＼／￣／
＿＿＿
××│| ／＿＿ ヽ〟
××│| ／ |⌒ヽ＼| ヽ ヽ人_从人__从_从人__从人_人_从人__人从ﾉ
──┘|／ |+ |─ｌ- ､ | ＜ ＞
￣￣￣| cーU # ﾉ / っ ＜ うわあああああぁぁぁーーーー！！！ ＞
| ／ ⊂＿／ ⌒ヽ＼ﾍ／ っ ＜ ＞
|／ ⊂ｊ ﾞ .へ Y⌒YW⌒Y⌒WW⌒⌒YW⌒Y⌒WY⌒YYY
￣￣￣| (ヽ∩ヽ二二 ／／ ヽ
| ／ 三 ｊ￣￣￣ ） l
＿＿＿|／ ￣ ￣￣￣| | ─── ,ｲ
| ／ ,－┼ｰ──| ￣￣￣ /ム―７
| ／ /´ヽ／ヽ＿|._＿＿ノ､＿,－ ､ ⌒ ヽ //ニ７/
＿＿＿|／ ! //ヽ／ ＼ | |__ l ── ） /'￣７/
／. ＼ __ﾉ ￣￣|ｰ ! ￣￣（ ノ // ,ｲ,ｲ ,ｲ
／ `ー′ /' ﾚﾚ //
／ ：：：：：：：：：： /'
-
┌──────────────────────────────────┐
│中将は泣く泣く起き上がり、衣ひとつを着て、教えられた引き戸から出て行った。 │
└──────────────────────────────────┘
__ __ __ __
/ム―７ [][] /ム―７ [][] /ム―７ [][] /ム―７ [][]
. //ニ７/ //ニ７/. //ニ７/ //ニ７/
/'￣７/. /'￣７/. /'￣７/. /'￣７/
// // // //
. ／⌒ヽ---.. ､
/ｨ::ｒｧ::,:::::::::::::::: ヽ.
｢ﾞﾄ!iﾊ_:::::::::::::::::: l
ｒ┘ｌ;ﾘ.ハ:::::::::::::::: j
. '、 {_人:::::::::::::人_
＼_／::::j`ｰｒ‐'i:::::: }
. ,ｲ::::::::ﾉ ヽ. ヽ;ノ
/ ｀~¨´ }
-
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀､
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,:::::::::::::::::::::: /、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ i::::::::::::::::::/ ',::::::::::::::|ヽ:::::::::::::::::::::/
,'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／ |:::::::::::::ノ !::::::::::::ト､i::::::::::::::::ノ
!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／ ／ i::::::::／ |::::::::ノ ｀!::::::,.／
|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ / ﾉ‐',´ ﾞ｀ヽノ !,／ ,.-; '_'|
|::::::::::::::,. -‐ ､::::::::/ /:::::::::::: | / |´i
!:::::::::/ ヽ/ ! :::::::０:: | i :0::::! | さようなら……。
'､::::::| ヽ、 i ::: ､_,:::, i !:::::: ! i
i:::::::! r'､ :::::::::::, ─-､‐ 'ﾉ ',ﾟ_.ﾉ,..!‐ ､ 何も生きる甲斐も無い私でしたが、
ヽ::::', ! ! ::::::::::::::::::｀ー‐' ´:::::::: -‐, ,｀'´ ,. '､-､
i::::ヽ、 ｀ ::::::::::::::::::::::::::::::: 'ｰ,- '､> '´ ,. ‐'´ヽ__ 今はただ、
'､:::::＼＿_ノ i / r'´ /´￣ ! あなたとのお別れが悲しゅうございます。
!::::::::::::::::＼ ー--─ !/ ! ／ ,r,‐ 'ﾞ !
',:::::::::::::::::| ＼ ﾉ_ノi ',-‐ ' /｀' |
i:::::/!::::::,| ヽ!、 ／ ／ | / i
!:i |::::/|‐-､. | ｀>'､ ／ ! / |
iﾉ !/ ﾉ ,. ＞'´─‐｀─-- ､＿__／ ! i. |
,.-'＞' ´ / / ! ! ヽ、 ｀ヽ、｀ヽ､ '、 i i)､
,. ‐'´／ / / / i '､ ヽ、 ＼ ｀ヽ￣￣ ヽヽ、', ／ i
, ‐'´ / / / ! | ! ヽ ヽ、 ＼ ｀'ト-─'´ '、
／｀ ヽ､ / ,' / ,' ! ', ', ヽ ヽ、 i '、
' ｀' / / ! | i ヽ i ヽ ', ヽ
-
| l ｀'‐､ ｀'‐､,.: ﾞ''-､, ﾞ'-､ ヽ, l..l.′ .lﾞ ./ / ,il′ ./ ／
｀'''ｰ ,,,、 ! l ｀'‐､ ｀'‐､,. ｀'‐､,.｀'-､ ｀- !.!l lﾞ / / ,,---------─
. ｀'''.! | ｀'‐､ ｀'‐､,...,,.｀''-.. ＼ l ──----- l.ゝ ,"././ / !
│ | ｀'‐､ ｀''ｰ..,｀''‐ .｀''-ﾞ'=i、! .＿＿＿_ ｌ .l.∵ .".． ./ ./ ￣￣￣| |
| ￣''''';;ｰ- - ..,,,ﾞﾞ'''ｰ ,, l |＼ | ! － / ./ .,- .| !
,,,,＿__ ｀ﾞﾞ''''―..、,i―- ..,,,,_. ｀ﾞ''''ｰ- ゝ､, ＼.＼ ､ |､ .!.丶 ./ ./ ／ ／. _..-'"
'''￢ｰ｀-｀-ﾆﾆﾆ';;';;ｰ-. / : ~¨''''―- ..,, ｀'-､.＼ヽ ｌ .! ,/,. /. ／ , ／_-'"゛
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ヽ、 ＼──── ｀￣二二,,,,,, ″
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二｀-‐'''"ﾞ´ .,i''''"ﾞ´ _._.. ｰ : '"´.,.. -‐'"゛ ／´‐ ゛,./ ., /′! ! .l|、 .＼ ,／ .゛'.‐
! --‐''''ﾞﾞ _..-'"゛ ‘l / ／ ／ / ./ ." .| "L ｀''" .:、 .
_._..ぃｰ''"´ / / _..-'"゛ / /／ ／ / .,i / │ ｌ 'l, .､ .'､, ｀'-,丶
ﾞ~ . l / _..-'"゛ _ lﾞ ￣￣￣ / .,i"， / / .| ｌ. ｌ. ヽ ｀ .｀
.lﾞ /-'"゛ _..-'"゛ し.＿_＿_＿_、 / ./ ./ ,． / / | | ｌ. ..ｌ, ﾞ'
_.. -''.l゛ ￣￣''''' ｰ--'"゛ ,／ ,,．,ﾉ￣´ ./ ./ ./ / / .| .l ｌ "
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-
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.xxx `Ⅵ 上仄刈} ｀¨´ | }｀// ／/.／/ / // /
爻x ＼ さ壬Ⅳ _ z__彡/ / ,././ / / /././
￣＼ }} ｜ }7 Ⅵ .__彡 上Ⅳ / / / / ././ /./-―ｧ
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王壬州 / / / ,州 __- ,.- / .// //
王圭州 /{{ ,′ ｣ _{_州 ,土ｷ ＿_-‐='".//././ .// //
爻非}{ , ,孑{}/ ｀孑 Ⅳ′ ′ ,土禾ﾀ ￣´ //././ //./'"
さ壬爻} {孑 {沙/ } ,_,彡 / ,,土壬刈 /'ﾞ././ /'"
王壬刈 Y 爿}′ ,爿うﾀ 爻圭圭刈 /./
孑壬{{ ,x爿H 孑禾ﾁ / ,土圭ｱ' ﾒ /./ _,..ィ. ＿
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州 于州 孑仄{ｷ 爿Ⅳ/ / 爻Ⅳ' // /'"_ -/ ／／
州 爿{ｷ 爻仄ｷ 上Ⅳ // 上Ⅳ/ /' r'"-'".／／
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l三三＾'ｰ-:､、;:;:;:;:j::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:-‐イ彡三三i
i'l三Ξ. ,.＝ﾐ`'ｰ-‐'";ニこ´ ｨ彡三三7,.、
',lミｼ" ｀￣´ ｀¨"´ `ｰﾐ三彡7-ヽ はて？
lﾐﾐ, :. _,.=､、 . ..: _,.〟､、..: ヾ彡〃// 女の声が聞こえぬでおじゃる。
〉l; ::.彳ヾﾟ;ﾊ、:、 ,:' ,.ｨﾍ;ﾟﾂゞ::' .::彡/ノ/
ヽli. :ヽ.｀ﾞ'''"ﾌ`.: l::. ヽ｀ﾞﾞ"´.:' .::::::彡ゝ/ いつもなら悲鳴と泣き声が聞こえるのでおじゃるが……。
｀li. ｀ﾞ " .:: l:::. ｀ ﾞ "´ ..::::::::彡ｰ'′
＿,.ﾄ:.. .:' : :::::.､ .::::::::::彡′ そなた、下に降りて、部屋の様子を確かめて参れ。
,ｨ'´r'"::ﾍ:::.. /｀'=､__,.ｨ'' ' ヽ ..:::::::::::;ヲ
,r‐' ./:::::::::::::ヽ::::. : : ､.:::::::::::;ﾉ ヽ､_
, -‐''" ヽ::::::::::::::::＼ ー-:こ=ﾆ=一 ﾉ .::::／l:::ヽ, ﾍ｀ｰ-､
, -‐" ヽ ＼::::::::::::::､＼ ｀ー‐--´ " ::／/ /::::::::i l ｀ｰ-､､
＼ ＼::::::::::＼ヽ､＿＿＿_,.／: :/ /:::::::::::l ｌ ｀丶､、
＼. ＼::::::::::ヽ、::. .: : : ／./::::::::::::ﾉ /
____ﾉ从ﾉ}
ア:i:i:i:i:i:i:i:i:}
. __彡i:i:i:i:i:i:i:i:i:i}
. 乙ｱ⌒}i:i:i:i:ｉ/
／ {从:ｉ:ｉ:Λ
{/ }
′/ ｛ / } へえ、分かりやした。
＿Λ＿ ［｣ {Ｌ,,,,,_｝Vr朶}
―{二二二二}从 ⌒7 [ {｢⌒〉/|
¨¨⌒{二Λ二二} { {r'ト-＾┘7Λﾆ=-/Ｌ__
{二二二二} Λ_ ⌒ｴｴﾂﾞ/ }ニニニﾆ}
{二Λ二二} } ｝}_＞┬‐{／＾}ニニニﾆ}〉
＿ {二二二二} { {///／⌒//二 ／{二}Λ
{二二二二}{ ＼{/// /ニニニﾆﾆ}＾Λ
-
ヾ`\゜"´〃
ゞ` i l i \//
彳, il|.ll !li,'
ゞ 彡, i| l|!li,'
イ ヾ i |l|lif ｀ヽ
/ 刈 il|l|{ ',
{ 从|l|l|｛ } お頭ぁ！
| ,＞ ＜ i ヤバイですぜ！！
i. i ＿ ':, ! ,'__ _ ヽ i
/云i 廴・ ゝⅤ 廴・ > i 部屋にはしずかの死体しかありません！
. { iヾi u. ¨ i : ~ｰ､ i どうやら男は逃げちまったようです！
ヽ_ i 〃, ､_ _,. ヾ u }
ミi i rｪｴｴｴｪj i /ﾐ
∧, i .|x‐-‐y_| i /ミ
,'', ∧ 爻ｪｪ爻 ./: :}
.,．.＜{: :i: : ＼i ー / イ: :: :ト､
／: :: :／i: : i: :: : ≧ ≦´ /: :: :: :i: : ＼
,ト--ミ､、_:::::::::::::::::｀:"'':―┼――――l
/ミミ三三ﾐ'ー‐-- ､、＿:::::::|:::::::::::::::::::::::j
{ミミミ三三、 ､ｰ=､`'┴―――fミ',
,..､ﾐﾐミミミ三ｼ . . . . `―' l ii l (ヲ lミil
//う{ﾐﾐミミf'" _,,.,,_:.:.:.:.. _j_ .:.:.:. lﾐﾘ
l V }ﾐﾐミミ ',ｨでiﾝﾐ、:.:.､__, -,ｨも=､',l:l′ なんじゃと！？
'i l ,ﾉヾミミ' ´￣｀ﾞ`ラ .:. 三 f"´￣｀' lj 男はしずかを身代わりにしたのか！！
ヽヽへ}ミﾐ ｀二ﾆノ ,、 jl ',` ―''" ,l!
ヽ二ﾉミ' ,ィ'" ﾄ、 ,! ええい、逃したら後が面倒でおじゃる！
, -fｿ!'ミ ／ `^ヽ,＿ノi ,' 追え！今すぐ男を追って、必ず殺すのじゃ！！
,/（/ {i,ﾐ' ／ _,,...,＿,,..,、l /
/ ヽ lN, ／ ,ィiTTTTTト, ,} ,/
, -―/ ヽ ', ヽ { ,/⌒'ｰ'‐'‐'‐',ﾘ l /
/ / ヽ'、 ヽ l {,ゝ､‐r‐'ﾝ-i/ ,/ ,ｲ丶､、
"i {、 ヽヽ丶 丶 ヾ<Zェｪｪｼ' ﾉ ,i'lヽ、 ｀ヾー-- ､
l, ＼ ヽヽ 丶、 ｀ ｀ ‐ -- ‐'"/ノ ,l ＼ ＼ ヽ
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/ム―７ [][] /ム―７ [][] /ム―７ [][] /ム―７ [][]
. //ニ７/ //ニ７/. //ニ７/ //ニ７/
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――￣￣＿＿＿￣―＝＝＝━＿＿＿￣― ―――― ＝＝ ￣――￣￣＿＿＿￣―＝＝＝━
/.:.:.:.:.::::::::::::::::::厶=-‐-.､＿
/.:.:.:.:.:.::::::::::::::::/.:::::::::::::::::| ハ
/.:.:.:.:.:.:.::::::::::::::/.:::::::::::::::::::jこ jﾘ ＿人人人人人人人人人人＿
/.:.:.:.:.:.:.:.::::::::::::/.:::::::::::::::::ィﾖ {{ ＞ しずか姫……！ ＜
l.:.:.:.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::..＜´ |主 }ﾄ､ ＞ あああああ……！！ ＜
＼.:.:.:.:.:::::::::::::::::／ ＼'｢ ｀ヽﾉﾘ.::', ￣Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ￣
` ー一'´￣ ヽｰ彡'.::::::＼
＿人人人人人＿ ｀ヽ.:.::::::::::::丶
＞ ゼエゼエ ＜ ∨.:::::::::::ハ
￣Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ￣ ∨/.:::::::::::}
V.::::::::::::::ヽ
＿人人人人人人＿ 〈.:::::::::::::::::::}
＞ ハアハア… ＜ Y.::::::::::::::入
￣Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ￣ ｀ ー=≦∨〉
}主}｀ヽ/
ｊ主ｊ_ ,ﾉ|
/ー‐ヘ.ﾉ
{ー‐彡'
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＿＿＿
γ ＿＿＿ ＼
l ./, - ､, - ､⊂ ヽ
| | | +||< | {_, | なんとか水門を乗り越えれたけど、
(6 ｀ -´っ-､´| ／ 辺りは真っ暗で何にも見えないよ。
人 /二二ｌノ／
／ | ￣７￣ とにかく走って、この屋敷から離れよう！
＿ .| | | /￣￣ヽ
（ _ |＿| |￣l＿|＿__|
｀-＼ヽ /￣| ￣ |＿__|_
~///U |＿＿ ）
-
タタタタ……
, -―――- ､
/ ＿＿＿＿ ヽL
Τ ＿ ＿ ＼| l
|/ Ｖ ヽ | | この足音は……！！
|| (:)|(:) |-| l
{｀, -c ｀―_´ 6) _/ ま、まさか、追っ手が……！！
(＿ ヽ＿＿ ＼Τ￣￣ ヽ ノ
( し､ | ￣￣| ￣￣￣ ）￣￣ヽ
ヽ＿/＿ |＿＿＿ |_／ ＼_／
-
__ __ __ __
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. //ニ７/ //ニ７/. //ニ７/ //ニ７/
/'￣７/. /'￣７/. /'￣７/. /'￣７/
// // // //
/ | ＼| 三
≡( ヽ 三 三
. ≡＼ ＼ 三 三 あわわわ……、
(⌒､＼ ＼.__､≡二
￣ ／ 三 捕まったら殺されるっ！
／ ／ヽ 三
三 三 / ﾆ ヽ 三
＼＿＿二_ﾆ ヽ 三
＼ ≡
＼ ≡
｀ ､_三
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. //ニ７/ //ニ７/. //ニ７/ //ニ７/
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!: : :ﾏ j.: : : : : : : : :. :.|
jｨ:h i.j / : : : : : : : : : : j
`^`" ./ : : : : : : : : : : : !
/: : : :ヽ､__,,.､: : : :1
/.: : :. :. :./ .i: : : :. :.|
/.: : : :. :./ |.: : : : :.!
': : : : : :/ .!.: :. :. :.i
{.: : :. :./ }: : : : :.ﾊ
人＿_/ }: : : : '
i: : :.j !: : :./
ゝ‐ｲ {ゝ‐ｲ
-
_ ＿
／￣／＼ /＼＼
....:::::/ ／ }{ .＼＼
....:::::::::::::| ./ r‐‐､ir‐‐､ ＼}
／:::::::::::::::::::::| / { ◎ii◎ } |､
,..::::::::::::::::::::::／{ ゝ-' 八--' / }──
/::::::::::::::::::／＿_ ＼＿＿ ／/:::::::::}￣ ＿＿＿_
,:::::::::::::::／ ＿＿ ､:::::::ノ ＿＿＿_ }
,::::::::::::::/ ／ ──── } / のび太様ーーーーっ！！
|:::::::::::/ / ＼─── } ／
|::::::::/ / ＼ ＿＿＿}＿＿_ ／ 待ってください！！
|:::::::i ' {￣ ＼ γ─､ / 僕です！！
|:::::::|｜ ￣ } / 小舎人童のドラえもんです！！
人:::::|｜ ＼ ／ ′
／::::::::＼{_＼ ＞─ ＜￣ ｜
, '::::::::::::::::::::::::::::::::::::{ }＿＿＿|＿
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{ /＿＿＿ ノ__
. ●-/:::::::::::::::::::::ナ ￣￣￣＼＿__/i::::::::::::::::／ }
／￣/:::::::::::::::::::::/ ＿＿＿＿ }:::::::|:::::::::::::::{ }
/ /::::::::::::::::::::::{ { } '::::／￣ ＼￣ゝ- ´
|::::::::::::::::::::::::. ＼＿＿_／ /::/ }
| ' ;:::::::::::::::::::::::｀ ───..::´::/ ,
＼＿／＼:::::::::::::::::::＿＿:::::::::::::::::{ /
￣￣￣ ￣￣￣＼＿_／
|＼|＼ヽ | |
＜⌒ ヽL | |
∠─────、 ヽ ＿ ＼＼
|ﾉ⌒ヽ⌒ヽ＼ | |´ ｀ヽ￣｀ヽ
(| (・|・) |─|-､ﾉ | |
( ー ｃ ー ♯ _ﾉ. | ﾉ ドラえもん……！？
`〜〜〜〜〜ヽ | ヽ＿＿ j |
| (ヽ／）ﾉ | |─┬─┬' ﾉﾉ
＼＼ ⊂二二二ノ|─┤＼! |
| | | | )＼／ヽ-､
／ ) | ヽ／ ＼ l
(／/∧） （/＼) ) / /
| `－′
-
＼ /
＼ 丶 i. | / ./ ／
＼ ヽ i. .| / / ／
＼ ヽ i | / / ／
＼
-‐
ー
, ─── ､ ＿＿＿＿_
ゝ／＿＿＿＿＿_＼ ／ －､ －､ ｀＼
/ | ／ ─ ､ ─ ､! /／|／＾|＾＼|- ､ ヽ
| |＿| | |/ `-●－ヽヽ ＼ ヽ のび太様……！
| | |. ＾ |＾ | 二 | 二 ∪ ヽ i ああ、よくぞご無事で！
V＾｀ `Ｕ－ っー |(.＿─ | ─ ＿＿ | | 本当に本当に良かった！
ヽ_ ヽ───⊃ﾉ ヽ￣￣￣￣￣ / ! !
ヽ ヽ､＿／／､ ＼ / / / 僕も、この暗闇の中で一人で隠れていたので、
>───イ ＼ ヽ_⌒⌒ヽ／ / / とっても怖かったんです！
/ ＼／ ＼/ |⌒ヽ-ｉ ━━６━━━━━i
| ───┴┬/⌒ヽ￣￣￣￣ i
| ＿＿＿＿_|_ヽ＿ﾉ────┐ |
-
ゝ ───- ､
／_＿＿＿＿＿ヽ 実は、これこれこういうことがあって、
/ | ノ ─ ､－ ､| しずか姫のおかげで逃げることができたんだ！
! __|─| //|ヾ |
（ U － o-U l 姫は僕の供の者は皆殺しにされたと言ってたけど、
| /⌒ヽ__U＿__）／) ドラえもんは無事だったんだね！
ヽ､ヽ ＿＿_ /ノ（⊃ ）
／＾＼／＼ﾉ＼／￣／
, ──- ､
ゝ／＿＿＿＿＿_＼
/ | / , － ､ － ､ｌ
l | / l ｌ ところで、他の三人はどこにいるんだい？
l |─| ＾|＾ |
Y⌒.u ` ─ ﾍー ヽ も、もちろん無事なんだよね……！？
ヽ_ |`───┘ﾉ
∩ ヽ､_ヽ＿＿／／ ∩
┘`ー┬─´＼／＼/ー┬─´ └-､
＿ _＿|＿ ノ |＿|＿＿＿三
| |
-
_ ＿＿＿_
,,-´ ＿ _` ヽ、
／ ／ ／|＼＼ ＼
/ ,,,－|／ /|ヽ ` |- ､ ヽ.
/ ／ ヽ ＿ | ＿./ ＼ヽ それが……。
| / ● ||
| | ／ | ヽ | 僕達は堀の外にある家に押し込められていましたが、
| | / ／ | ＼ | 堀の橋が外されていることに気づき、
| | / ／ | ＼ / のび太様にお知らせしようと、僕一人だけが外に出たんです。
/ ＼ | / | ＼ /
/ ＼ヽ ／￣＼＿|__／ヽ ／
| ヽ━━━━━┯イ ´
. | i＼ ＼ （T） ﾉ ﾉ
| | _＼ ＼ ＿ ／ ／
| | ＼ ＼（ ）／|
━━━━━━━━━・━━━━━━…━━━━━━━━━━━━…━━━━━━━━・━━━━━…━━━━━
ヾ;;;ヾ;;;;; ;/_/ヽ;;;;ゝ;;;;; ヾ;;;;''" ゝ ;;;;ヽ;;;;;;ヾ;;;;;;;;ゝ;;ゞ ;ヽ、、、ヾ
ヾヾ;;ヾ /_/ヽ;;;;ゝゞ ;ヽヾ;;;;''" ゝゞ;;;;;;ヽ;;;;ヾ;;;;;;;;ゝゞ ;ヽ、、、ヾ
ヽ;;;ヾヽ/ /;;; ;;;;ヽヾ;;;;;ヽヾ;;;; "''ヽ;;:::ヽ;;ヾ;;;;;;;;ゝゞ ;ヽヾ;;;;
;;;;ヽ|ll/_,/ヾ:::ヽヽ ;;;ヽヾ''" ヽ丶;;;;ヽ;ヽヾ;;;; : ゝゞ;|_,|､_,|
;;|_|;;;/ ./,i :::ヽiヾ; ヽ;; ;|,|∥ "''ヽ;;;;; ヽ ;ヽヾ:;;;|_|_∥|_,|､_,|
:;|_|/.,,/,|_,| ||iil;;;;ヽヾヾ,|,|∥ ''"＼＼:::|_|_∥|_,|､_,|
::|/ /､,|_,|l|||_|;;;; ヾヽ;;|_|∥ ;;;ヽ_>|_|_∥|_,|､_,|
,,'___/;;;::|_,|;|||_| ゞゝ;;;;;||_| ". ||;;ヽ_> l_ |_,|､_,|
/||;; ｌ|_.|;|||_|||;; ｌ|_|;|||_|,; ヾ,,|| |-|ヽ_> |_,|､_,|
__/;;||;; ｌ|_,|;|||_|||;; ｌ|_|;|||_| ,,; ;||;;|-|;;|ヽ_> ,|､_,|
,/ : ||;; ｌ|_,|;|||_|||;; ｌ|_|;|;;''" '"',| ,|;;|-|ヽ_>、_|
｜: ||;; ｌ|_,ｌ;;''" "'''=,,...ヽ_>
;;''"'''"""
∧ ,、
/"ヽ/ヽ
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＼ ｛γ⌒Y ￣｀丶: : : :' : ',
`i 乂{}ノ _, V: : : : :',(::) ､
, -- ､',--- ´ } !: : : : :ハ. ‘,
i ヽ:, / .ｲ: : : : : : :} i
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ヽ ‘／ ￣￣ ` ´
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ヽ 三 {|} {|} /
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＜ 三三三三三三 （＿
} 三 ／
ﾉ 三三三三三三 三 ||| ||| （
/イ 三 三三三三} 三三三三} ||| ||| 三 ＞
} .三 三 }/ rzz／ﾆ/ 三三三三三三三三 三 （＿
/ .三 三 三三／ 三 ／
⌒） 三 三 三三 /
／⌒) .三 三 (￣￣
/⌒） Ｙ (⌒ヽ⌒＼
./ / /⌒/⌒i⌒i⌒i⌒i⌒i⌒i⌒i⌒i⌒i⌒i⌒i⌒i⌒i⌒i⌒i⌒i⌒i⌒i⌒i⌒i⌒ヽ{ ＼
_ -- _
, : ´: : : : : : : : : :｀ : ､
. ,:' : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
. /: : :γ⌒Y>-‐ ､: : : : : : :ハ
. 7:､:＞! Ｏ! ．Y }.: : : : : : :..:', ＼_人_人_人／
. {X ヽ乂_,ノ{ゝ ' /ヽ､ : : : : : :.} _） （_
,-､.',___ヽ (::::ﾉー '＿＿ﾍ: : : : 7___ _） ！？ （_
廴{_ﾊ r- / __ ∨:::/ Y _） （_
7:､ゝ ＼ ｀` !:ｨ弋 ﾉ ／⌒Y⌒Y⌒＼
{:7ヾ(__ 丶,.ィ: :／ ￣
. γ⌒i:..', 7-Y===t=彡:..:／
廴___＜ﾊ ー- _ j: : 〃
｀ ＜='-＜: ／
{ ､: : : ﾉY
∧ j
ゝ --'
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/Z -,
V７./ /7｢l_
_,. -=ﾆニ=､￣二ト . // // .レ' ﾛﾛ/7
,. ＜: : : :γ´ , -､ V, - ､ ヽ:＞． ¨ ¨ ,／
／: : : : : : :__{ { 0} |{0 ! }: : : ＼
, ': : :-: z__ '´ 八 ゝ ' ∧､__ﾉ j⌒丶:..ﾍ なんだろう、さっきの悲鳴は……！？
. /: : : :／ ｀`丶 ー Y::::::::::r‐ ´,. ---へ:ﾑ
′: :/＿＿＿＿ ゞ __ノ ＿V! この世のものとは思えない、
|: : :/ ｀ | - ￣ i} 恐ろしい声だったけど……。
|: : { __ | _ |
Ⅵ:.i _ - ￣ ﾚ⌒ヽ ｀ ー- , まさか、ジャイアン達になにかあったのかな。
Ⅵ:i } / 一度引き返してみよう。
. Vム. u ,. -─- __ノ / ‐-､
. {＼ﾍ、 /::::::::::}: :/ , ' ＿＿,ナ‐､
/＼＞ ． ゝ--- '’ ／ __＿,ノ
. /: : : :‘ ＜≧=- _ イ __,.. r '’
/: : : : : : :∨／ ー- x==x二=- ´∧
━━━━━━━━━・━━━━━━…━━━━━━━━━━━━…━━━━━━━━・━━━━━…━━━━━
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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
／／／／／／／／／／／＼
／／／／／／／／／／／:::::＼＼
／∠∠∠∠∠∠∠∠∠／::::::::::::::::＼＼
￣|::::┌┬┐┌┬┐:::: ｌ::::::::::::::::::::::::::::ｌ￣
|::::├┼┤├┼┤:::: |::::::::ｌ￣￣|:::::::|
|::::└┴┘└┴┘:::: |::::::::l ｡ |:::::::|
| ┬┬┬┬┬┬┬ :| ┬:l |:::::::|
""""""""""""""""""""""""""""""""
／{／{／{/{
/{/ / ／ / ﾌ
}V { { / {/
∧} l /{ /
〉 { 乂{ 从{ {
〈 ＿／⌒≧=─- ､
/jl／/ }ハ
／′/ ／⌒ /⌒ . 全員殺したな。
/l| {{ / |
..／|,_ V ィツ {くう | 息がある奴がいるかもしれねぇから、
//⌒ 三 ＿,〉{ }⌒} ちゃんと確認するんだ。
/{ {⌒V ＿＿＿ /
/乂＿{ ∨匸匸匸}/ }/
//| | `ー─一’ /
__,／ ⌒＼ ￣二 ′ ＿＿＿＿
.. ′ | :::::＼ ＿__/⌒＼＼ ＼
V/ l| .::::::::::{ (⌒)ﾆ=∧ ＼ ヽ
l }} 八 .::::/ (⌒)ﾆﾆ=∧ l| ﾄ､
l }}⌒) ／ (⌒)ﾆﾆニ∧ l| |ハ
l }}､ (⌒)(⌒)(⌒) /ﾆﾆﾆﾆﾆ| 乂＿＿,ノ ,/}＼
从从从从从
|i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i|
｣i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!iト､
, ´ ゞ=-一 ヽ
/ ＿ l
l / ∠ ! へへ、こいつらの主人はいいとこのお坊ちゃんらしいな。
| ﾑ i!r'⌒ｰ - r‐､ 着物も馬も上等だ。
〈_＿､_八､＿＿__, ｌｲﾍ|
f} ﾓ ｪｧjヾ≧ｰtｧﾔ 八_ﾘ ありがたく、全部頂戴しようぜ。
＿_ ﾍ 一' i| ー _ノ ｲ､
ヽ、 ﾄ､∧ ヽ_,／ x /ヾﾐﾐｯ､
＼_ゞヽ,ﾍ ﾄｪｪｪｪｲ /,rﾍﾞヾﾐﾐｯ､
〈ｰ ､ヽ ∧ こ.二ﾉ /,~;::'（ ヽヾﾐﾐｯ
{'ｰ=ヾ＼/ ､＿__ /＼ゞﾘ rt////
Σ ≠､_ } ゛.、 /＼ ＼"////
＞- ゞ ヽ､,_＿ /,"fr,＼ /二７
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＼_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_／
_） （_
_） おい、一人足りないぞ！ （_
_） 男の従者には狸のようなガキがいた筈だ！ （_
_） そいつはどこにいるんだ！！ （_
_） （_
／⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y＼
／／ ／／ ＼_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_／
. / / ／／ _） （_
/ / _.. 〜'::""::''ヽ､ / / _） 一人でも逃したら、お頭にどやされるぞ！ （_
／／ ／:;r‐､:::::::__:::::::::::＼ / / _） 探せ！探すんだ！ （_
／／ /:::ﾉ ・ _)( ･_｀つ､::::::ヽ､ l l _） （_
／ ／::r（__ ノ´（:;;:)´__ノ〃ヽ:::::::} | | ／⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y＼
/:::::ノ二ニ彡 ﾉ 三彡-､ ）::ﾉ | |
{::::（ -_二 -‐''￣ ）（::/ ﾉ ﾉ
ヽ:::ヽ（ ,r'' " ''‐-‐′ﾉl／／
ヽ ）`― ''′＿ .... _＿ノ／／
ゞﾆニ二 -（/∂-‐／／
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＿＿
／ ￣ ￣ ＼
/ ヽ
/ | ジャイアン達が殺され、
| , -＝＝＝- ､i 僕は賊に見つからないように藪の中に身を隠し、
| ／ ヽ 身動きができずにいました。
ヽ / | |
|＿| |_| せめて、のび太様の生死だけは見届けたいと思い、
(.__.) |_) 様子をうかがっていたところ、走っているのび太様を見つけたんです。
│ -● |
| | |
⊂二二⊃⊂二⊃
ゝ ───- ､
／_＿＿＿＿＿ヽ やっぱり駄目だったのか……。
/ | ノ ─ ､－ ､|
! __|─| //|ヾ | 三人はとても元気で、
（ U － o-U l 明日も明後日も生きている筈だったのに……。
| /⌒ヽ__U＿__）／)
ヽ､ヽ ＿＿_ /ノ（⊃ ） なんでこんなことになったんだろう……。
／＾＼／＼ﾉ＼／￣／
_＿＿＿＿ _＿＿＿_
／ ＼ ／ ＼
/ － 、－､ ヽ/＿＿＿＿＿__ ヽ
/ -| ／・|・ヽ|- |ﾉ－､ , ─ ＼ | |
| ／＿ `－ ●-′ ／⌒）| |＿|___/ のび太様……。
. | | ＿￣ | 二 | ⊂ﾉ | └ | 6 | 僕達はまだ敵の手中にいるのです。
| | ￣ | ─ |＿/-ｃ`─) ） - ′ 今は逃げることだけを考えましょう。
ヽ | ￣￣ |＿） | |‘┬─(、( ／
ヽ | ／（⌒|＼ | |`-`─- ´ﾉ＾＼
┝━／ /|~| |━l ヽ__|ヽ./＼／ l |
. | / | | | |／ | | |
-
｀｀ヽ . . . : : : : ⌒＞:::::::::::::::゜:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::⌒> ) . . : : : ).:.:.:.:.:.:.: 、.:.:.:.:.:乂_ _ノ: :
.:.:.:.: ｀^⌒ヽ √⌒¨´:::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::::::::::::::::::°:::::::::::＜ . . . : : : : : ⌒ .: .: : : : ＼ ノ |
⌒ヽ.:.:.: : : : . . 乂__:::.:.:.:.:.:.:.:,， -─- ., .:.:.:.::::::::::::::::::::::ﾟ:::::::::::::::> . : ´ .:.: : : :ノ´ ノ⌒.:.: .: .: X: : : :｀`ｰ水
: : : '⌒丶.:.ノ⌒ 乂_.:.::／ ＼.:.:.:.::::::::ﾟ:::::::::::::::::::::::::｀7⌒_ _ ノ: : : ノ´ ノ⌒.:.:.:.:.:.／∧i:i＼::::／i:i/
⌒爻.:.: : :く ノ⌒V⌒.::′ '.::.:.:.:::::::::::::::::::::::::゜:::ノ__.:.:: : : : :ノ'´ 乂_.:.:.:.:<⌒ヽ: : .:.Vi:i:∨i:i:i/.:.:
＼: : : ⌒ ＼ノ::::::::::.:.:.::{ ；.:.:.:.:.:.:::::::::::::::°:::::::::ノ.:.: : : :幺⌒ , . : ´ _ ) ): : .:.:Vi:i:i:i:i/.:.:.
_ _ ), . : : : ; ｀¨⌒>.:.:.:.:. . : : : : ; .:.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::⌒'爻: : : _ _彡'⌒〜 ノ'´´: :⌒ヽ: :ノ⌒ Vi:i:/.:.:.:
.: . . .＞ ' ´ _ _ _ク⌒::.:.:.:ゝ . . : : : ,.:ﾞ.:.:.:.:.:.:.:.:::::::::::゜::::::::::::::::::::::⌒乂: : : : : : : :ノしへ: : : : :乂__...:::::}i:i:{.:.:/.:.
⌒'＜_ _ ＞::::::::::::::::::.:.:.:≧=‐ ‐=≦.:.:.:.:.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞〜'⌒´ ｀丶'´.:.:.:::::::::::}i:i:∨.:/
: : . . く⌒´:::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::°::::::::::::::::::) : . . ; し'´ ⌒}i:i:i:∨.:
｀ . : γ⌒::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾟ::::::::::::::::::::::::::。::::::::::::::::> . : . : . : .ノ _ _ _ _ ⌒ :{i:i:i:i:}.:.
ノ(⌒::::::::::::::::::::::::::ﾟ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::。:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::7⌒: : : : :'´ , . : ´ :. . . : {i:i:i:i:乂
廴＿:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾟ::::::::::::::::::::::::::::γ⌒(: : . .ノ(_ノ: : :'´: : :::::::::::::ノ(.:.:.:.::{i:i:i:i:i:i:
乂_ _γ'ﾞ::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾟ::::::::::::::::::::::::::::::::::::．::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ＾ ｀¨´ 乂_ノしﾚ::::::::X::::::::乂::::{:i:i:i:i:i:i:
::.:.:.: : :⌒X⌒⌒ヽ:::从:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾟ::::::::::<⌒ ⌒Y⌒ . : ノ: :ノ.:.:.::::::::::＼i:i:ii:i＼}i:i:i:i:i:i:
;:::.:.:.:: : ). .): . . 幺i:i:《::::::::::::::ﾟ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｡:::::::::::γ⌒ヽ__ノ._ : . し j . :⌒{廴. . : : : .:.:.:..＼i:i:i:i:＼i:i:i:i:
爻::::::ノ⌒¨^´ ﾉi:i:i:《_,､-〜〜ミ::::::::::ﾟ:::::::::::::::::::::::::::_,､シ: ＼ ｀丶ノ ノし j乂. . :ｘX爻爻慫)iki:i:i:ﾉi:i:i:i
慫慫爻⌒:::.:.:)ノ⌒X'＾´: : : : : : : ﾐx:::::::::::::::::::ノ⌒ヽ::::7´ 乂 . .)､ ). . : : : : : : ノし爻父災慫戀戀戀刈i:i:i:i:
慫爻⌒::::::ノ´ : . . ｀: . . . . : : 爻x'^＾'<⌒. . : : :爻.. . . :爻⌒ . . : : .:.:.:::,xX爻淡慫慫慫戀戀戀戀欒|i:i:i:
慫淡爻'⌒::: : : 乂__ノ´:::::爻., . . : ノ´ ). . :) . ﾉ: . . ≫爻父: . .: ,xX爻淡慫慫慫淡慫慫戀慫戀戀欒欒|i:i:i:
慫慫淡爻⌒.: .: : ノ'´::::::ﾉ:.:.:.:爻'´. . . : : : x'⌒ 爻､､､xX爻爻淡淡慫慫戀戀戀戀戀慫戀戀戀慫慫戀戀戀|i:i:i:
-
___|二ニｰ-､、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:l
/rヽ三三三三三─‐-- ､;:;:;:;:;:;:;:|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l
',i ,-三三三三三、 _,.ニ､ｰ-､!;: -‐二￣彡′
',､、ヾ三三'"￣￣ `ー‐" ヾ-'" .〉′
ヽ ヽヾ三,' :::..,. -‐- ､ _,,..-‐､、,' むむむ……。
｀ー',ミﾐ ::.弋ラ''ｰ､ i'"ｨ'之フ l′ 男は取り逃がしてしまったか……。
／:l lﾐﾐ ::::.. 二フ´ l ヽ､.ノ ,'
,.-‐フ:::::| |,ミ l / 致し方無い。
／r‐'":::::::::| |ヾ ／__. l / 我等の痕跡を残してはならぬ。
_,. -‐"i .|::::::::::::::::::',.',. ＼ ⌒ヽ､,ノ /ヽ,＿ 検非違使の役人どもが来る前に、
" l ヽ:::::::::::::::::ヽヽ. ＼ ＿,＿,.､〃 ／l | ｀ﾞ'ｰ-､、 家々を燃やすのじゃ。
',＼＼:::::::::::::::ヽ＼ ＼ ､.￣⌒"￣／:::::| | ｀ヽ、
＼＼＼;::::::::::::＼＼ ｀､.__ ￣´￣／::::::::::l | ＼
ヽ ＼｀ｰ-､::::::ヽ ヽ ￣フフ::::::::::::::ﾉ ./ ｀ヽ､
｀ー-二'‐┴┴､＿_／‐'‐´二ｰ'".ノ
￣｀ー─--─‐''"￣
|_ ,,､-ｰ――- ､ ::: ;:;:;:;: （ヽら::＼ ∫ .あ |
死 あ L ,､ '":: ﾚ个V ヽ :::::;:;:;:;:; り ﾉ:::::( ∫ |
/ ／ ::: ﾑＶﾑ ヽ ::::;:;:;:;:;ｷ⌒（::::::::::) ∫ っ /
ぬ つ / ／:::::::::: :::::,､､――,―-､ ヽ . . . ;:;:;:;:从 ）):::::::／. ∫. |
| （ ::::: ,r"ｰｰ'::j u '-_''"ヽ, ヽ （;:)(⌒;:;:;:;:; リ从（ ∫ つ |
ぜ く. | | ::::: r'､彡=;;､-ｧﾘ≦;;､,,_:::ヽ, | （;:;:;ヽ:;:;:;;:;:）r:::Y⌒;:;:） // >
∫ ,＞ i :::::ｲﾉﾉ（;""";;;7 """"u''t;;;;i.| | );:;:;:;;;;;:;:;）: : : ::;;;;;:;:j ・・. い ／
∫ て / 〉/ i彡（::: j:(;;;;^'r''ハ_ uノiﾉ;;;|j | （ ;:;:;:;:;:;::: :: :::;:;:;（⌒| /
// ／ / :::::|彡ｲYﾏ,ヨ己三;ｱii ｿﾘ.|;;;|j.| （;:;:;:;:;:; :: : ::ﾘ⌒）;:;:| ぜ ／
・・ ／ rｪｭﾆ;j....／|::t U r､｀'''"""",ii)),,,〈'';;;j|' |...::::....::: ;:;:(:::::ｿ;:;:;:;:;:;;:;:/＿ ／￣
――､ | ,r'"::::: |:::::::::|;;;t'厄二三三三")） ﾘ;;;;|} 〉ﾉ'''' ::::ﾘﾉ;:;::::);:;:ノ ﾉ――'
ヽr''"r―ｰi,,,,,,,,,,､-―j: ::::::i;;;;;ヽﾆヽ､;;;;;;;;;;; ノ ノ;;;;;;iﾉ,r '''''"~"r''''ﾉノ ,､::'" ~ '' -､
r''三三,､-'~ :: ::::::::二t;;;;;;;;~'ｰ-----ｰ '";;､-"r"~ （ ,,,､-'､_ﾟ,ノ" ::::::::::,,､､､ヽ
,|､-'"~ ::::::::::::ヽ:::: :::::::::::::::~''ｰ ―'''''"""""~ /:ii,､＝<,,,,,;;;;;;;り :::::::,r'";;;;/"~
,､-'":::::::::: ""､:::::::: ,､-ｰ― - ､::::: ,,i⌒i"ヽ'"('"'ヽ､;;;;;;;;;;;;;／ ::::::／;;､ヽ/
（ ヽ､,"""" |::::: ,､ '"iiiii;;;;;;;;iiiii（ iii~'(ｧ /_|= 'i＝'t:::::~'-:､;;;;､-'" :::／;;;; i,t
｀'-､;;ヽ |:::／ミ:,､ '"／ ~'===i||i,ｲ, t. 'ii ヽ::;､-'"~t ／:ヽ;; :::i t
/~'-､ /ミﾐ, ' ／:::::::::::/"｀''""（~ir' t'" ヽニ,,~)';;;;さﾘ _,,､-'"~'-､:: ヽ:::::::j |
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（ ,､-'"三 ヽ､|ﾆ:（ ;;;; ::::::_,,=（／,､-)~;;/'i'~ 彡 ,､ 'ノﾂ ,､::::::::::::::: ~'-､Xx~'''-f"
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＿|＿|_;工工]エlｴ|-[]─[[:ﾛ::ﾛ:{ .） ::::::::::::::::::::::ゝ ...|:;| |..::::':::: .r:､:...|:::::ｒ┘..;;'ｴエ工[工[
__|＿|＿l工工;エｴ|＿＿__]〕ﾆlﾆl .:::::::::::: ､.v,,!;:.v､ﾐ.:ゞ;yv;ゞ;ゞv;ゞ ,工/＼＞工工工
＿|工|_;工工]エlｴ|┴┬／>─‐>. .:::::::::::::::::::::::::. ､.v,,;..v､ﾐ.:ゞ;yv;ゞ;ゞv;ゞ.v;ゞゞ,上/ .／|ｴエ;工工
__|＿|二l工工;エｴ}┬／／.::::／ ､.v,,;..v､ﾐ.:ゞ;yv;ゞ;ゞv;ゞ,v,,v,vゞゞ;;ゞv;ゞゞ,.上ｪ ...::... . .
＿|＿|_,工工]エlｴ}／／. .) ､ )ヽ （ ﾐﾞ':ヾvv'w:,ゞ;;;ヾ.:;ゞ ':;:. :::. . ..:.:λ:: ::'; ::,)､
__|二ｌ＿l工工;エｴl／,,;;,／ . ) （ （ ）ヽ ； ・ ） ; '.. .''､v,;.wVゞ;v;. ':;ヾ::.:ｿ)人ノ从:.ｿ）ノ ）
_|＿|＿l. (. エｴl-. .) ` （ ( ） ） （ （ ）ヽ ( ､ ）ヽ ； .._/＼二: ::Vィ' (ソﾍ （::.:
.: , ) ) )ヽ（ ( :（ ） ヽ､） ） （ （ ） ）; （ （ （､ :. . ､.v,,. ',:; .::） て:;;
）ヽ (丶 )ヽ （ （ ） （ ;; ;､: ; ;）__） ） （____） ） ）） ； . .:.（ノ （::
. （ （ .） ）ノ | : ) ＿,,,-､__ ;; .､ （／（＿）ヽ ）ヽ ;;. .lニコ. .::::） ﾍ ｿﾊ ,ゞ
._ノ `-' `-' :~〜--〜~--、_;; :: ､.､. ） ( （ ）ヽ .;: . .:::: .:ｿ ﾉ:.::.:.. :（ （
. ＿,,;::- ‐' 〜~ ~ __,_ `‐-､__ （_（_） ） （ （ ::.: :::..::..:（ （::..::..:::.::ﾉ ）
-
ﾐﾞ;ﾞ;ﾞ/:;.:,ミﾐ;ﾐ;ﾐﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ; xXXﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;刈iミミ⌒
爻 ,ﾐﾞ;ﾞ;ﾞ;'{:;.:,:ﾐ;:;:;:;:ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ ｘ爻 .:.:.:.:;';';';ﾐ }l{ミ
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辷辷㏍㏍㏍vｉvｉv xミミｘ ⌒ｉ:i´/_＿}:{: : }:{ : : }:{: : : : :⌒ＹＹ }l[ ミｖ彡}l{ ミｖ彡
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::::::/￣:: : : ＼＼:い ／::／,､,､､;／:::/: : ::::/::::ﾐﾐﾐ;;::/::::::;;;|.:.: .: : |: : ::i: : ::{: : : .}: :}l{;:;:;:::::.:.:.:.乂ミﾐﾐﾉﾉ: : : :
＿}＿＿_辷__}: :}ﾐ:::}/::;;/.:;';';';'／: : :/: : ::::/:::::ミﾐ::::/:::.:.:;;;ﾉ.:.:: : : |: : ::|: : ::{: : : :}: :}l{.:.:.:.::::::::___ミミミ-‐ｒ:┬‐
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＿＿＿＿
／ － ､ －､＼
/ , -| ・|・ |- ヽ
/ ／ u. `－ ●- ′ |
| | 二二 | 二二. | ゼェゼェ、ハァハァ……。
| | |＼ -─ | ─_＿_）
_ ! | ! ￣￣￣￣￣ / /_ のび太様、五条川原です！
( __）＼ヽ ＼（二二二）／／(__） ここまで来たら、もう大丈夫です！
＼ ━━━━６━━ ／
| ／＿＿＿ヽ |／
| | ヽ＿＿ノ ﾉ |
| ` ─── ′ |
＿＿__
ゝ／＿＿＿＿ヽ
/ | , ─ ｗ－､! ハァハァ……。
| __|-| +|+ |
（ u ｀ー oー | 良かったぁ……、助かった……。
/ヽ､/＾＼__／ ﾉ
ｌ､(uu ー,─ ､´
ｌ ＼ __／┬ ′
-
＿＿＿＿＿
／ /⌒ヽ⌒ヽ＼
/ , ┤ （|） |- ヽ
/ ／ `ー ●ｰ′ ヽ
ｉ / 二 | 二 l､
| | ─ | ─ ＿＿） あっ！！
| | ／´￣￣￣￣￣ / /
! ! i ／⌒ヽ⌒ヽ / /
ヽ ヽ/⌒ヽ＿＿＿／ ／
┝／ ＼_ノ━━６━━､
/ / ＿＿＿ ヽ ＼_
| | ヽ ﾉ | （__）
, ── ､
ゝ／ ＿＿＿＿_ヽ
/ | / －､ －､!
. | |─| ・|・ | ！？
Y⌒ ー oｰ l
ヽ_ , ─, ｌ
ヽ､__（＿ /／
/＼／ヽ/ヽ
-
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ.. ..
.. . . | 見てください…！阿弥陀峰が……！ |
:...| あの屋敷があった場所が燃えています……！ |
丶＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ
.. .. . ... .::::.. . . .:: : :..
. ... ::: :::.. ... .. .. . ...
... ..::. .. . .. . .. .:::
:: :: :. ... .::::: :... .
.:::: ,'
.. . . (:' ｺﾞｵｵｵ…
,,-‐''"´'':､,, ', )） ,,_,__
_,,.--ｰ''''''"ﾞﾞ￣ﾞﾞ"'''''―--.,,,,,,-‐'゛.:'"ﾞ:.:ﾞ,:;、,"'.:.: _,,.;:-－ } /( 'ｰ､／ヽヾ＼
::;.:".:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,:;、,"';,_,,.-ｰ'''"ﾞﾞ:,:;.,:;.:::;.:".:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,:;、,:ﾞ',`:;,':,:; ,' ﾉし': :ヽ ﾞ:.:ﾞ,~ﾞ"'ｰ-:;、,"'.:
":;;;: : ;: ;: ;: ; ::; : ;:; :; : :: :; ":;;;: :;: ;: ;: ; ::; : （(,ｲ: : :: :V） : ;: ;: ;: ; ::; : ;:; :
'' ;~ ; ::; : ;:; '',;''ﾟ ; ::; : ;:; ;~'',;'' ;~'',;'' ; ::; : ;:; ;~ ､ゝ: : : :(ﾉ} ::; : ;:; '',;''ﾟ ;~'',;
":;;;: : ;: ;: ;: ; ::; : ;:; :; : :: :; : ;:; ;~'',;'' ;~'',;'' ; ::; ヽ: :: : : :: :/:; ': ;:; ;~'',;'' ;~'',;''ﾟ ; ::
:::....::::::........ . .::::::... .... ..::::::::::::::::....::::::........ . .::::::... .... .. ゝ;:; :;从;ノ ::::........ . .::::::... ....::::::::::
.. .. . ... .::::.. . . .:: : :.. . ... ::: :::.. ... .. .. . ... ... ..::. .. . .. . .. .::::: :: :. ... .::::: :...
-
＿＿＿＿＿_
／ / ⌒ヽ ⌒ヽヽ
/ , ┤ ／･|・＼ |､ ＼
/ ／ ` ー ● ｰ ′＼ヽ （証拠を消す為か……。
l / ── | ── ヽ
| / ── | ── | あれほどの財産を簡単に捨てることができるだなんて、
l | ── | ー─ ｌ こういうことに手慣れているんだな。恐ろしい…！）
l | | /
ヽ ヽ ／￣￣￣＼ /
>━━━━━Ｏ━━━く
/ ／ ヽ ヽ
ゝ ───- ､
／_＿＿＿＿＿ヽ
/ | ノ ─ ､－ ､|
! __|─| //|ヾ | 屋敷が燃えてしまった……！
（ U － o-U l
| /⌒ヽ__U＿__）／)
ヽ､ヽ ＿＿_ /ノ（⊃ ）
／＾＼／＼ﾉ＼／￣／
-
゜ 。 __.._ . 。
.{川cj ~
:=- i T´ . ° みんな、みんな、燃えてしまった……！
/´~⌒ヽ. ゜ -=: しずか姫も、僕の従者達も…！
=- ﾚ'r.;_r-'´`ーvwn,、
ｒ'~`r---'~ )、 (!||||||||!) -=: ああああ……！
`-└─￢´r~ニゝ'^y'.つ
`ー└-.._`;
＿＿＿_
／ ＼
/ ノ -､ -ヽ ヽ
/ , -|／‘|＜ |-､ |
○／ ` - ●-′ | のび太様……。
. | | 三 | 三 /
| | ／⌒＼_|／＾／
| |━━━(ｔ)━━､
| ／＿＿ ヽ |_|
. i l ヽ＿__/ﾉ j_)
ヽ ` ── ′/
⊂二⊃⊂二⊃
-
┌──────────────────────────────────┐
│中将は家に帰り、童にも口を止め、自身もその後、このことを人に語らなかった。 │
└──────────────────────────────────┘
／ ⌒｀ ─ ､〟
/ ＼
| ヽ
| |
（＼ , -── ､/ﾉ
｀ /⌒ヽ￣￣｀ヽ、
| | i
| | |
| | |
|＿_|, ──── ､)
／＿ﾉ |
/´ __|_,－ ､＿＿_ ノ、
ヽ､＿|＿_ ）＿.ノ
-
＿＿＿＿_
／,´- ､ － ､ ＼
/,-|.／・|・＼ |－ ､ ヽ
| ` -● －′ ＼ i とはいえ、人の口に戸は立てられませんし、
| ─ | ─ i | ジャイアン達の遺族もこのままでは納得できないかと思われます。
| 二 | 二 | ! いずれは遺族にきちんと説明をした方がよろしいかと……。
ヽ /￣￣￣ ＼ | /
. ＼ヽ＿＿＿＿) / /
○ ━━６━◯━━ヽ
＼|/ _＿＿__＼ ヽ
_ ＿＿＿_
,,-´ ＿ _` ヽ、
／ ／ ／|＼＼ ＼
/ ,,,－|／ /|ヽ ` |- ､ ヽ.
/ ／ ヽ ＿ | ＿./ ＼ヽ
| / ● || のび太様……、元気を出してください。
| | ／ | ヽ | あなたを止められなかった僕にも責任はあります。
| | / ／ | ＼ |
| | / ／ | ＼ / それに、騙された方が悪いのではなく、
/ ＼ | / | ＼ / 騙した方が悪いに決まってるじゃないですか……。
/ ＼ヽ ／￣＼＿|__／ヽ ／
| ヽ━━━━━┯イ ´
. | i＼ ＼ （T） ﾉ ﾉ
| | _＼ ＼ ＿ ／ ／
| | ＼ ＼（ ）／|
, ─── ､
ゝ／ ＼
/ _＿_＿_＿＿_＿_＿_ヽ
/ | / , ─ ､ － ､ヽ|
ｌ | / ヽ/ ヽｌ
| |＿| vｖv l ｖvｖ | …………。
Y⌒` | | |ヽ
| ) ヽ､ ＿ ノO､＿ ノｌﾉ
ヽ_ ﾉ
/⌒＼ ３ ／
| |｀ ー──┬┬ ´
| |＼ ／＼/| |
-
゜ 。 __.._ . 。
.{川cj ~ ぼ、僕は女人のしずか姫を身代わりにして、
:=- i T´ . ° 敵に背を向けて逃げてしまった！
/´~⌒ヽ. ゜ -=:
=- ﾚ'r.;_r-'´`ーvwn,、 それに、従者達も死なせてしまって……！
ｒ'~`r---'~ )、 (!||||||||!) -=:
`-└─￢´r~ニゝ'^y'.つ ああ、僕は口先だけの男だ……！
`ー└-.._`;
ゝ ───- ､
／_＿＿＿＿＿ヽ 他の人間なら……、
/ | ノ ─ ､－ ､| 僕よりも勇気があって、賢い人間だったら、
! __|─| //|ヾ | 皆を死なせずにすんだのかな……。
（ U － o-U l
| /⌒ヽ__U＿__）／) こんな苦しい思いを抱えながら生き残るぐらいなら、
ヽ､ヽ ＿＿_ /ノ（⊃ ） いっそのこと、僕も殺されていれば……、
／＾＼／＼ﾉ＼／￣／
-
＼｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜／
三 三
三 のび太様……。 三
三 生き延びることは恥ではありません。 三
三 三
三 それに、弔いは生者にしかできないのです。 三
三 どうか生きていてください。 三
三 三
／｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜＼
＿＿_
ヽ.／´ ｀ヽ､
/' ,_,,.．―――┤
.l ｢. n n､ nl⌒l,､
r‐､ｌ_ j j j |f l l,ﾟ//ｸ
.し' ヽﾞ' ﾊ ,ﾌ
| __ｌ |.ｰ| ./
.ｌ,/゛`' /￣l___/
l｀'ｰ''' .|゛
.ﾉ――――l
._,,l. /⌒`Y´｀ﾞヽ
./ ヽ ﾄ ﾄ ﾉ
ゝ＿/￣ﾞ―‐'ﾞ ￣
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,. ':::::::::::::::::::::::斗 ,､￣￣､ 二_ ミﾒ､
/::::::::::::::＞ ´ フ＾ ヽ、 , ＾丶_ ＼ f
j:::::::::::／/ _／ ﾍ ′ ーﾟ,!
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′:::::::i { =＝ミ ! ゞ'´ .}、 _） （_
{::::::::::::| 〉 l〉- ､ 人｝ °o _） うわあああああああっ！！！ （_
V::::::::::l／ 人 ノ __ﾉ __彡と＿つ _） （_
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│中将は誰の為にとは言わずに、毎年大きな仏事を設けて、その日に功徳を修めた。 │
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│女との約束の為であろう。 │
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│後にこのことは世に知れ渡り、ある人が家の跡に寺を建てた。 │
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│これを思うに、女の心はまことにありがたきものであった。 │
│また、童の心も実に賢かった。 │
│然れば、美女などを見て、我が心のままに知らぬ場所について行くことは、 │
│この話を聞いてやめるべきだと人々は言った。 │
└───────────────────────────────┘
┌────────────┐
│と、こう語り伝えられている。 │
└────────────┘
弌zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzテ
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|i, ,xf淡淡淡 (ヾ;:ﾐ:ヾ;トｰ-ミ､ililililﾑ 乂;;i;;;乂:: : : :＼':.;:.;;;;;;;;､;;;;}l;;;;;|::::::/, ﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ_∨二二二二二二二二ﾆ=- - _
ililY淡淡淡淡tx､)ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ:彡彡} (;;i;;i::i: l: : :::::::.;;;;;;;;;;;;;;;;;;刈ﾐx|::::::::/, ﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ_∨二二二ﾆ=-- -‐…-ミ ‐ ‐
洲^＼￣｀'ミ淡淡乂ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ:爻{ 〉|:| | l: :⌒|:.:.:.:.;;;;;;;;;彡ｨ;';';'ﾐx::::::::/, ﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ_∨二二ﾆ=-＾´, . : ' ´ 彡, -_ ‐_
洲ﾐx ＼,､,､｀`'ミﾐヾ;:ﾐ:ソ爻爻炎杙ﾊ ,､,川f'^j': : : }:.:.:.:.ｨｉ(爻刈;';';';';'ﾐx:::::::/, ﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ_∨ﾆ=-'＾, . : ' ´ , . : :;';'彡, ‐_ ‐_
洲洲ミxく爻ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ:ソ爻炎狄洲洲ソj'j'j'j'ﾘ..i:: : : :j'笊爻ﾒ从乂;';';';';';'ミﾐx::::广￣_‐_‐_‐_‐⌒ヽvf'＾,. : ' ´ ,:彡ソ从;';';'彡, ‐_
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洲ﾎ彡ｹヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ:爻炎炎抓州洲洲j'i:j'i:洲i:i:i:ソ;';';';'爻刈ソｿﾒｿ:.;;';';';';';'／ _‐_‐_‐_‐_‐_ィ´. .: :'" ` . .: ' ｀`｀ミミﾐﾐ爻;';'爻ミ::{
洲从ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ:从小爻炎炎州州洲洲i:i:i:i:i:ミ;';';';';';'ﾐﾐ彡爻j'ﾐﾒ:.;:.;;';';'／ _‐_‐_‐_‐_‐_‐ソ;':;'メ´ . : ' ´ メ爻´＾ :';':.;;'ﾐ:.;;'爻;'ﾒｨ{
r爻ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ:ｨ从爻爻州州州洲洲j'i:i:;';';';';';';';';';';'爻ﾐ:.;:.;ﾐ:.;: ／ _‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐彡爻'´ , . :'爻 ソ'｀ . : : :; ;';'ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ:爻j'
┼ヽ -|r‐､. ﾚ |
ｄ⌒) ./| _ﾉ __ﾉ
-
以上です。最後まで読んでくれてありがとうございました。
原典の中将は「一緒に逃げよう」と言いながらも、割とあっさりと身代わりを承諾しますが、
とはいえ、誰だって死にたくないだろうと中将を庇った解釈にしています。
-
切ない…
乙
-
古典ってこうしてみるとなかなか面白いですね
勉強のために読み解くって視点だとどうしても楽しみ切れなかった
乙でした
-
乙乙
勧善懲悪とかならんお話は辛いのう
-
乙
色褪せないものを感じる
-
誰だって自分が大事だよ
そう考えると静はすごいんだけど
乙
-
変なのができてしまったので投下させてもらいますね
タイトルは「やらない夫は不良だったようです」です
-
＼
＼
┼┼ ヽ , ─────── ○ ───
ﾉ ／ ／ 、
┼┼ ヽ , ／ / | γ⌒ヽ
ｒ´⌒ヽ. ﾉ ／ ／ / |（ ⌒
, ⌒ヽ γ⌒ ⌒ヽ ／ / ,'⌒
（ ' （ ⌒ヽ⌒ヽ、 ／ γ'⌒
,ゝ ｀ヽ( ） (⌒
( γ⌒ヽ, '⌒ ヽ- 、 γ⌒
, -─‐──‐-､
／ ヾ)
／ .>-┐ /⌒ヽ
l ／ | / r l ／⌒＼ あー今日も暑いなあ
| ／ ／ .|‐--' ｆ､l__／ ヽ
. ! ／ ／| | ノ ,; / ヽ
ゝ ／ .,ｨ } i'′ | ./ヽ ﾄ､_
ヽ ／, , , /ﾑ,ノ ヽ､ノ＿＿＿＿＿＿＿＿ノ {＿＿__ﾉ
´ ´ `ﾟ~゜´＾" ´~`ﾟ゜｀⌒ ´"´´ﾟ＾ﾟ＾ ~゜ﾟ`´＾ﾞ＾ ＾´'゜´＾ﾟ´ 'ﾟ＾´ﾞ ＾ ﾟ゜
, -､ ､.(⌒ヽ
ヽ | .__.ﾉ(｀ヽ､ (／ ﾉ 一番暑い日よりは暑くないけどな
／ ｀ｰ´ ´ ￣ヽ／ ⌒ヽ .〈 ／
| , ⌒(__）ｰ /
! ヽ
＼ .入 ﾉ
＼＿＿＿＿＿／ ＼＿＿＿.／
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, -─‐──‐-､
／ ヾ)
／ .>-┐ /⌒ヽ
l ／ | / r l ／⌒＼ 話しは変わるんだけどさ
| ／ ／ .|‐--' ｆ､l__／ ヽ
. ! ／ ／| | ノ ,; / ヽ
ゝ ／ .,ｨ } i'′ | ./ヽ ﾄ､_
ヽ ／, , , /ﾑ,ノ ヽ､ノ＿＿＿＿＿＿＿＿ノ {＿＿__ﾉ
´ ´ `ﾟ~゜´＾" ´~`ﾟ゜｀⌒ ´"´´ﾟ＾ﾟ＾ ~゜ﾟ`´＾ﾞ＾ ＾´'゜´＾ﾟ´ 'ﾟ＾´ﾞ ＾ ﾟ゜
, -､ ､.(⌒ヽ
ヽ | .__.ﾉ(｀ヽ､ (／ ﾉ 何にだ？
／ ｀ｰ´ ´ ￣ヽ／ ⌒ヽ .〈 ／
| , ⌒(__）ｰ /
! ヽ
＼ .入 ﾉ
＼＿＿＿＿＿／ ＼＿＿＿.／
-
, -─‐──‐-､
／ ヾ)
／ .>-┐ /⌒ヽ
l ／ | / r l ／⌒＼ お前は昔不良だっただろ
| ／ ／ .|‐--' ｆ､l__／ ヽ
. ! ／ ／| | ノ ,; / ヽ
ゝ ／ .,ｨ } i'′ | ./ヽ ﾄ､_
ヽ ／, , , /ﾑ,ノ ヽ､ノ＿＿＿＿＿＿＿＿ノ {＿＿__ﾉ
´ ´ `ﾟ~゜´＾" ´~`ﾟ゜｀⌒ ´"´´ﾟ＾ﾟ＾ ~゜ﾟ`´＾ﾞ＾ ＾´'゜´＾ﾟ´ 'ﾟ＾´ﾞ ＾ ﾟ゜
, -､ ､.(⌒ヽ
ヽ | .__.ﾉ(｀ヽ､ (／ ﾉ ああ
／ ｀ｰ´ ´ ￣ヽ／ ⌒ヽ .〈 ／
| , ⌒(__）ｰ /
! ヽ
＼ .入 ﾉ
＼＿＿＿＿＿／ ＼＿＿＿.／
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, -─‐──‐-､
／ ヾ)
／ .>-┐ /⌒ヽ
l ／ | / r l ／⌒＼ やった中で一番悪いことは何だお
| ／ ／ .|‐--' ｆ､l__／ ヽ
. ! ／ ／| | ノ ,; / ヽ
ゝ ／ .,ｨ } i'′ | ./ヽ ﾄ､_
ヽ ／, , , /ﾑ,ノ ヽ､ノ＿＿＿＿＿＿＿＿ノ {＿＿__ﾉ
´ ´ `ﾟ~゜´＾" ´~`ﾟ゜｀⌒ ´"´´ﾟ＾ﾟ＾ ~゜ﾟ`´＾ﾞ＾ ＾´'゜´＾ﾟ´ 'ﾟ＾´ﾞ ＾ ﾟ゜
, -､ ､.(⌒ヽ
ヽ | .__.ﾉ(｀ヽ､ (／ ﾉ 悪い事かあ・・・
／ ｀ｰ´ ´ ￣ヽ／ ⌒ヽ .〈 ／
| , ⌒(__）ｰ /
! ヽ
＼ .入 ﾉ
＼＿＿＿＿＿／ ＼＿＿＿.／
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, -─‐──‐-､
／ ヾ)
／ .>-┐ /⌒ヽ
l ／ | / r l ／⌒＼ 悩むほどのことなのかお
| ／ ／ .|‐--' ｆ､l__／ ヽ
. ! ／ ／| | ノ ,; / ヽ
ゝ ／ .,ｨ } i'′ | ./ヽ ﾄ､_
ヽ ／, , , /ﾑ,ノ ヽ､ノ＿＿＿＿＿＿＿＿ノ {＿＿__ﾉ
´ ´ `ﾟ~゜´＾" ´~`ﾟ゜｀⌒ ´"´´ﾟ＾ﾟ＾ ~゜ﾟ`´＾ﾞ＾ ＾´'゜´＾ﾟ´ 'ﾟ＾´ﾞ ＾ ﾟ゜
, -､ ､.(⌒ヽ
ヽ | .__.ﾉ(｀ヽ､ (／ ﾉ 数えきれないほどやったからなあ
／ ｀ｰ´ ´ ￣ヽ／ ⌒ヽ .〈 ／
| , ⌒(__）ｰ /
! ヽ
＼ .入 ﾉ
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／ ヾ)
／ .>-┐ /⌒ヽ
l ／ | / r l ／⌒＼ 何をだお
| ／ ／ .|‐--' ｆ､l__／ ヽ
. ! ／ ／| | ノ ,; / ヽ
ゝ ／ .,ｨ } i'′ | ./ヽ ﾄ､_
ヽ ／, , , /ﾑ,ノ ヽ､ノ＿＿＿＿＿＿＿＿ノ {＿＿__ﾉ
´ ´ `ﾟ~゜´＾" ´~`ﾟ゜｀⌒ ´"´´ﾟ＾ﾟ＾ ~゜ﾟ`´＾ﾞ＾ ＾´'゜´＾ﾟ´ 'ﾟ＾´ﾞ ＾ ﾟ゜
, -､ ､.(⌒ヽ
ヽ | .__.ﾉ(｀ヽ､ (／ ﾉ ピンポンダッシュ
／ ｀ｰ´ ´ ￣ヽ／ ⌒ヽ .〈 ／
| , ⌒(__）ｰ /
! ヽ
＼ .入 ﾉ
＼＿＿＿＿＿／ ＼＿＿＿.／
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＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ マジかお
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
. | （ ●）（● ） |
. | （__人__） │ マジだよ
| ｀⌒ ´ |
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. ヽ /
ヽ /
> <
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, -─‐──‐-､
／ ヾ)
／ .>-┐ /⌒ヽ
l ／ | / r l ／⌒＼ 極悪過ぎないかお
| ／ ／ .|‐--' ｆ､l__／ ヽ
. ! ／ ／| | ノ ,; / ヽ
ゝ ／ .,ｨ } i'′ | ./ヽ ﾄ､_
ヽ ／, , , /ﾑ,ノ ヽ､ノ＿＿＿＿＿＿＿＿ノ {＿＿__ﾉ
´ ´ `ﾟ~゜´＾" ´~`ﾟ゜｀⌒ ´"´´ﾟ＾ﾟ＾ ~゜ﾟ`´＾ﾞ＾ ＾´'゜´＾ﾟ´ 'ﾟ＾´ﾞ ＾ ﾟ゜
, -､ ､.(⌒ヽ
ヽ | .__.ﾉ(｀ヽ､ (／ ﾉ それくらいやらなきゃ不良じゃねえよ
／ ｀ｰ´ ´ ￣ヽ／ ⌒ヽ .〈 ／
| , ⌒(__）ｰ /
! ヽ
＼ .入 ﾉ
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, -─‐──‐-､
／ ヾ)
／ .>-┐ /⌒ヽ
l ／ | / r l ／⌒＼ それもそうだお
| ／ ／ .|‐--' ｆ､l__／ ヽ
. ! ／ ／| | ノ ,; / ヽ
ゝ ／ .,ｨ } i'′ | ./ヽ ﾄ､_
ヽ ／, , , /ﾑ,ノ ヽ､ノ＿＿＿＿＿＿＿＿ノ {＿＿__ﾉ
´ ´ `ﾟ~゜´＾" ´~`ﾟ゜｀⌒ ´"´´ﾟ＾ﾟ＾ ~゜ﾟ`´＾ﾞ＾ ＾´'゜´＾ﾟ´ 'ﾟ＾´ﾞ ＾ ﾟ゜
, -､ ､.(⌒ヽ
ヽ | .__.ﾉ(｀ヽ､ (／ ﾉ そうだろ
／ ｀ｰ´ ´ ￣ヽ／ ⌒ヽ .〈 ／
| , ⌒(__）ｰ /
! ヽ
＼ .入 ﾉ
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／ ヾ)
／ .>-┐ /⌒ヽ
l ／ | / r l ／⌒＼ どこの家にしたんだお
| ／ ／ .|‐--' ｆ､l__／ ヽ
. ! ／ ／| | ノ ,; / ヽ
ゝ ／ .,ｨ } i'′ | ./ヽ ﾄ､_
ヽ ／, , , /ﾑ,ノ ヽ､ノ＿＿＿＿＿＿＿＿ノ {＿＿__ﾉ
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, -､ ､.(⌒ヽ
ヽ | .__.ﾉ(｀ヽ､ (／ ﾉ 自宅
／ ｀ｰ´ ´ ￣ヽ／ ⌒ヽ .〈 ／
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! ヽ
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. | （__人__） │ ああ
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l ／ | / r l ／⌒＼ 勇気あるなあ
| ／ ／ .|‐--' ｆ､l__／ ヽ
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ヽ ／, , , /ﾑ,ノ ヽ､ノ＿＿＿＿＿＿＿＿ノ {＿＿__ﾉ
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, -､ ､.(⌒ヽ
ヽ | .__.ﾉ(｀ヽ､ (／ ﾉ 俺をその辺の雑魚と一緒にしないでくれ
／ ｀ｰ´ ´ ￣ヽ／ ⌒ヽ .〈 ／
| , ⌒(__）ｰ /
! ヽ
＼ .入 ﾉ
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／ .>-┐ /⌒ヽ
l ／ | / r l ／⌒＼ ピンポンダッシュした後はどうしたんだお
| ／ ／ .|‐--' ｆ､l__／ ヽ
. ! ／ ／| | ノ ,; / ヽ
ゝ ／ .,ｨ } i'′ | ./ヽ ﾄ､_
ヽ ／, , , /ﾑ,ノ ヽ､ノ＿＿＿＿＿＿＿＿ノ {＿＿__ﾉ
´ ´ `ﾟ~゜´＾" ´~`ﾟ゜｀⌒ ´"´´ﾟ＾ﾟ＾ ~゜ﾟ`´＾ﾞ＾ ＾´'゜´＾ﾟ´ 'ﾟ＾´ﾞ ＾ ﾟ゜
, -､ ､.(⌒ヽ
ヽ | .__.ﾉ(｀ヽ､ (／ ﾉ 強引に押し入ってやったさ
／ ｀ｰ´ ´ ￣ヽ／ ⌒ヽ .〈 ／
| , ⌒(__）ｰ /
! ヽ
＼ .入 ﾉ
＼＿＿＿＿＿／ ＼＿＿＿.／
-
, -─‐──‐-､
／ ヾ)
／ .>-┐ /⌒ヽ
l ／ | / r l ／⌒＼ どこにだお
| ／ ／ .|‐--' ｆ､l__／ ヽ
. ! ／ ／| | ノ ,; / ヽ
ゝ ／ .,ｨ } i'′ | ./ヽ ﾄ､_
ヽ ／, , , /ﾑ,ノ ヽ､ノ＿＿＿＿＿＿＿＿ノ {＿＿__ﾉ
´ ´ `ﾟ~゜´＾" ´~`ﾟ゜｀⌒ ´"´´ﾟ＾ﾟ＾ ~゜ﾟ`´＾ﾞ＾ ＾´'゜´＾ﾟ´ 'ﾟ＾´ﾞ ＾ ﾟ゜
, -､ ､.(⌒ヽ
ヽ | .__.ﾉ(｀ヽ､ (／ ﾉ 俺の家に決まってるだろ
／ ｀ｰ´ ´ ￣ヽ／ ⌒ヽ .〈 ／
| , ⌒(__）ｰ /
! ヽ
＼ .入 ﾉ
＼＿＿＿＿＿／ ＼＿＿＿.／
-
, -─‐──‐-､
／ ヾ)
／ .>-┐ /⌒ヽ
l ／ | / r l ／⌒＼ 強心臓だねえ
| ／ ／ .|‐--' ｆ､l__／ ヽ
. ! ／ ／| | ノ ,; / ヽ
ゝ ／ .,ｨ } i'′ | ./ヽ ﾄ､_
ヽ ／, , , /ﾑ,ノ ヽ､ノ＿＿＿＿＿＿＿＿ノ {＿＿__ﾉ
´ ´ `ﾟ~゜´＾" ´~`ﾟ゜｀⌒ ´"´´ﾟ＾ﾟ＾ ~゜ﾟ`´＾ﾞ＾ ＾´'゜´＾ﾟ´ 'ﾟ＾´ﾞ ＾ ﾟ゜
, -､ ､.(⌒ヽ
ヽ | .__.ﾉ(｀ヽ､ (／ ﾉ 真の不良ならこれくらい当然だろ
／ ｀ｰ´ ´ ￣ヽ／ ⌒ヽ .〈 ／
| , ⌒(__）ｰ /
! ヽ
＼ .入 ﾉ
＼＿＿＿＿＿／ ＼＿＿＿.／
-
, -─‐──‐-､
／ ヾ)
／ .>-┐ /⌒ヽ
l ／ | / r l ／⌒＼ ところで最近ピンポンダッシュが横行しているらしいお
| ／ ／ .|‐--' ｆ､l__／ ヽ
. ! ／ ／| | ノ ,; / ヽ
ゝ ／ .,ｨ } i'′ | ./ヽ ﾄ､_
ヽ ／, , , /ﾑ,ノ ヽ､ノ＿＿＿＿＿＿＿＿ノ {＿＿__ﾉ
´ ´ `ﾟ~゜´＾" ´~`ﾟ゜｀⌒ ´"´´ﾟ＾ﾟ＾ ~゜ﾟ`´＾ﾞ＾ ＾´'゜´＾ﾟ´ 'ﾟ＾´ﾞ ＾ ﾟ゜
, -､ ､.(⌒ヽ
ヽ | .__.ﾉ(｀ヽ､ (／ ﾉ そうなのか？
／ ｀ｰ´ ´ ￣ヽ／ ⌒ヽ .〈 ／
| , ⌒(__）ｰ /
! ヽ
＼ .入 ﾉ
＼＿＿＿＿＿／ ＼＿＿＿.／
-
, -─‐──‐-､
／ ヾ)
／ .>-┐ /⌒ヽ
l ／ | / r l ／⌒＼ まさかお前じゃないお？
| ／ ／ .|‐--' ｆ､l__／ ヽ
. ! ／ ／| | ノ ,; / ヽ
ゝ ／ .,ｨ } i'′ | ./ヽ ﾄ､_
ヽ ／, , , /ﾑ,ノ ヽ､ノ＿＿＿＿＿＿＿＿ノ {＿＿__ﾉ
´ ´ `ﾟ~゜´＾" ´~`ﾟ゜｀⌒ ´"´´ﾟ＾ﾟ＾ ~゜ﾟ`´＾ﾞ＾ ＾´'゜´＾ﾟ´ 'ﾟ＾´ﾞ ＾ ﾟ゜
, -､ ､.(⌒ヽ
ヽ | .__.ﾉ(｀ヽ､ (／ ﾉ 俺はもう卒業しただろ
／ ｀ｰ´ ´ ￣ヽ／ ⌒ヽ .〈 ／
| , ⌒(__）ｰ /
! ヽ
＼ .入 ﾉ
＼＿＿＿＿＿／ ＼＿＿＿.／
-
, -─‐──‐-､
／ ヾ)
／ .>-┐ /⌒ヽ
l ／ | / r l ／⌒＼ 犯人は誰なんだお
| ／ ／ .|‐--' ｆ､l__／ ヽ
. ! ／ ／| | ノ ,; / ヽ
ゝ ／ .,ｨ } i'′ | ./ヽ ﾄ､_
ヽ ／, , , /ﾑ,ノ ヽ､ノ＿＿＿＿＿＿＿＿ノ {＿＿__ﾉ
´ ´ `ﾟ~゜´＾" ´~`ﾟ゜｀⌒ ´"´´ﾟ＾ﾟ＾ ~゜ﾟ`´＾ﾞ＾ ＾´'゜´＾ﾟ´ 'ﾟ＾´ﾞ ＾ ﾟ゜
, -､ ､.(⌒ヽ
ヽ | .__.ﾉ(｀ヽ､ (／ ﾉ さあな
／ ｀ｰ´ ´ ￣ヽ／ ⌒ヽ .〈 ／
| , ⌒(__）ｰ /
! ヽ
＼ .入 ﾉ
＼＿＿＿＿＿／ ＼＿＿＿.／
-
, -─‐──‐-､
／ ヾ)
／ .>-┐ /⌒ヽ
l ／ | / r l ／⌒＼ このまま迷宮入りかお
| ／ ／ .|‐--' ｆ､l__／ ヽ
. ! ／ ／| | ノ ,; / ヽ
ゝ ／ .,ｨ } i'′ | ./ヽ ﾄ､_
ヽ ／, , , /ﾑ,ノ ヽ､ノ＿＿＿＿＿＿＿＿ノ {＿＿__ﾉ
´ ´ `ﾟ~゜´＾" ´~`ﾟ゜｀⌒ ´"´´ﾟ＾ﾟ＾ ~゜ﾟ`´＾ﾞ＾ ＾´'゜´＾ﾟ´ 'ﾟ＾´ﾞ ＾ ﾟ゜
, -､ ､.(⌒ヽ
ヽ | .__.ﾉ(｀ヽ､ (／ ﾉ そうなるかもな
／ ｀ｰ´ ´ ￣ヽ／ ⌒ヽ .〈 ／
| , ⌒(__）ｰ /
! ヽ
＼ .入 ﾉ
＼＿＿＿＿＿／ ＼＿＿＿.／
-
, -─‐──‐-､
／ ヾ)
／ .>-┐ /⌒ヽ
l ／ | / r l ／⌒＼ 目撃者がいれば捕まるのに
| ／ ／ .|‐--' ｆ､l__／ ヽ
. ! ／ ／| | ノ ,; / ヽ
ゝ ／ .,ｨ } i'′ | ./ヽ ﾄ､_
ヽ ／, , , /ﾑ,ノ ヽ､ノ＿＿＿＿＿＿＿＿ノ {＿＿__ﾉ
´ ´ `ﾟ~゜´＾" ´~`ﾟ゜｀⌒ ´"´´ﾟ＾ﾟ＾ ~゜ﾟ`´＾ﾞ＾ ＾´'゜´＾ﾟ´ 'ﾟ＾´ﾞ ＾ ﾟ゜
, -､ ､.(⌒ヽ
ヽ | .__.ﾉ(｀ヽ､ (／ ﾉ いるかもしれないぞ
／ ｀ｰ´ ´ ￣ヽ／ ⌒ヽ .〈 ／
| , ⌒(__）ｰ /
! ヽ
＼ .入 ﾉ
＼＿＿＿＿＿／ ＼＿＿＿.／
-
, -─‐──‐-､
／ ヾ)
／ .>-┐ /⌒ヽ
l ／ | / r l ／⌒＼ 誰だお
| ／ ／ .|‐--' ｆ､l__／ ヽ
. ! ／ ／| | ノ ,; / ヽ
ゝ ／ .,ｨ } i'′ | ./ヽ ﾄ､_
ヽ ／, , , /ﾑ,ノ ヽ､ノ＿＿＿＿＿＿＿＿ノ {＿＿__ﾉ
´ ´ `ﾟ~゜´＾" ´~`ﾟ゜｀⌒ ´"´´ﾟ＾ﾟ＾ ~゜ﾟ`´＾ﾞ＾ ＾´'゜´＾ﾟ´ 'ﾟ＾´ﾞ ＾ ﾟ゜
, -､ ､.(⌒ヽ
ヽ | .__.ﾉ(｀ヽ､ (／ ﾉ 太陽
／ ｀ｰ´ ´ ￣ヽ／ ⌒ヽ .〈 ／
| , ⌒(__）ｰ /
! ヽ
＼ .入 ﾉ
＼＿＿＿＿＿／ ＼＿＿＿.／
-
, -─‐──‐-､
／ ヾ)
／ .>-┐ /⌒ヽ
l ／ | / r l ／⌒＼ 見てるのかお
| ／ ／ .|‐--' ｆ､l__／ ヽ
. ! ／ ／| | ノ ,; / ヽ
ゝ ／ .,ｨ } i'′ | ./ヽ ﾄ､_
ヽ ／, , , /ﾑ,ノ ヽ､ノ＿＿＿＿＿＿＿＿ノ {＿＿__ﾉ
´ ´ `ﾟ~゜´＾" ´~`ﾟ゜｀⌒ ´"´´ﾟ＾ﾟ＾ ~゜ﾟ`´＾ﾞ＾ ＾´'゜´＾ﾟ´ 'ﾟ＾´ﾞ ＾ ﾟ゜
, -､ ､.(⌒ヽ
ヽ | .__.ﾉ(｀ヽ､ (／ ﾉ 聞いてみればいいじゃないか
／ ｀ｰ´ ´ ￣ヽ／ ⌒ヽ .〈 ／
| , ⌒(__）ｰ /
! ヽ
＼ .入 ﾉ
＼＿＿＿＿＿／ ＼＿＿＿.／
-
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （●） （●） ＼ それはいい考えだお
l ⌒（__人__）⌒ ｌ 太陽さーん！
＼ ｀⌒´ ／
／ ＼
. . . . . .. .: . . . .
. . .: .:.: .:. .: . .: .: .:. . : .: .:.. : . . .
. . ..:..:.:.::;:;;';:;';';.: '"´ ' ;.:.. : . .
. . ..:.:.:;:;';;';'.''´ ;.:. . .
. . ..:.::;';':'' :.:. : .
. . ..::;'′ ,:.:.. .
. . .:.;' :.:. .
. ..:.; ;.: . .
. ..:; :.:. . .
..:.:; ;.: : . な〜に〜
. .:.:, .:.:. . .
. .::, ,:.: . .
. . :., ,.:.: : .
. . .:... ,..: .: . .
. .: :': . .. ,. .:.: . : .
. . : .: ' : . ...,. .,... . : ' :. : . .
. : . .: . . : . : .
-
＿＿＿_
／ ― ＼
. ／ (● ) ﾍ＼
| （⌒ (● ) ｜ 最近この辺で続発してるピンポンダッシュ犯を知らないかお
ﾍ ￣｀､__） ｜
ヽ ｜
, へ、 ＿／
. | ＾ヽ
. | １ |
. . . . . .. .: . . . .
. . .: .:.: .:. .: . .: .: .:. . : .: .:.. : . . .
. . ..:..:.:.::;:;;';:;';';.: '"´ ' ;.:.. : . .
. . ..:.:.:;:;';;';'.''´ ;.:. . .
. . ..:.::;';':'' :.:. : .
. . ..::;'′ ,:.:.. .
. . .:.;' :.:. .
. ..:.; ;.: . .
. ..:; :.:. . .
..:.:; ;.: : . もちろん知ってるよ〜
. .:.:, .:.:. . . その犯人は〜
. .::, ,:.: . .
. . :., ,.:.: : .
. . .:... ,..: .: . .
. .: :': . .. ,. .:.: . : .
. . : .: ' : . ...,. .,... . : ' :. : . .
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