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中編、短編投下所190
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書き込むネタはノンジャンル。スレ違い／板違い／鯖違い／メディア違い問わず、ネタであれば何でもあり。
・書き込みの経験がないので一度体感してみたい
・あらかじめ他人の反応を知って推敲したい
・我ながらつまらないネタなので貼るのが躊躇われる
・なにか実験的な手法を試してみたい
などなど、基本的には何でもござれ。
《注意点》
・作品が投下終了直後は感想・意見交換などのために、次の作品投下予定の方は最低30分〜1時間程度は空けてください。
・人が多そうなときに投下する際は被り防止にあらかじめリロード、または宣言しておくといいかも。
・残酷、グロテスクな描写、性的な描写がある場合は事前に告知すると親切。
・まとめサイトに載せたくない人は事前にその旨表記しておくこと。
・即興は禁止
次スレは>>970を踏んだ方が立ててください。
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＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ エジプトに寺があるのかお
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
／￣￣＼
／ ヽ､_ ＼
（―）（― ） | モスクならあるんだけどな・・・
（__人__） | でも寺はなさそうだ
（｀⌒ ´ |
.ｌ^l^lｎ |
.ヽ L ﾉ
ゝ ﾉ ノ
／ / ヽ
／ / |
-
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ _ノ ::::::: ゝ､ ＼ 寺がないんじゃ出家できないお
. | （○） （○） u | やっぱり士族に逆戻りなのかお
＼ （__人__） ,／
／ ｀⌒´ ＼
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､.＼
| （●）（●） .| そう心配するな、まだ手はある
! （__人__） |. 家を出ちまえばいいのさ、そうすりゃ出家したことになるだろ
, っ ｀⌒´ |
/ ミ） /
./ ノゝ /
i ﾚ'´ ヽ
| |／| | |
-
,ﾍ
＿＿＿_ / /
／＼ ／＼ ／ /
／（ ⌒） （⌒）＼／ / その手があったかお！
／ :::::⌒（__人__）⌒:::::＼ / 流石はやらない夫、頼りになるなあ
| |r┬-| |
＼ ｀ ー'´ ／
／ ＼
/ ＼
/ ／＼ ヽ
／ ＼ ﾉ
U ヽ ノ
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／（ ●） （●）＼
｜:::::⌒（__人__）⌒::|
| ｢匸匸匚| '"|ィ'
, ヘｰ‐- ､ l ｜ /＾''⌒| |
-‐ノ .ヘー‐-ｨ ヽ !‐}_＿,..ﾉ ｜| はっはっは、そうだろそうだろ
''"/／ヽｰ､ ﾉヽ∧ `ｰ一'´ ／ | いつでも頼りにしてくれていいぜ！
/／＾＼ ヾ-､ :| ﾊ ￣ ／ ﾉ |
,ノ ヽ,_ ヽノヽ_)ﾉ:l 'ｰｰ＜. / |.
/ <＾_,.ｲ `r‐'ﾞ :::ヽ ＼ ｀丶､ |
＼＿＿_,／| ! ::::::l、 ＼ ＼|
-
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ やらない夫
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
. | （ ●）（● ） |
. | （__人__） │ 何だ
| ｀⌒ ´ |
. | |
. ヽ /
ヽ /
> <
| |
| |
-
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽへ＼
／ （ ―） （―） ヽ
.l .u ⌒（__人__）⌒ | やる夫達はホームレスじゃないかお
＼ ｀ ⌒r'.二ヽ< なのにどうやって家出をするんだお
／ ｉ＾Yﾞ r─ ゝ、
/ , ヽ._Ｈﾞ ｆﾞﾆ、|
{ { ＼｀7ｰ┘!
／￣￣＼
／ _,.ノ ヽ､_
｜ ( ○) (○） そうだな・・・
｜ U （___人__） 今住んでるダンボールを飛び出せばいいんじゃないか
.| __ﾉ__
| _／ ___＼ヽ_
､ '-／____ヽ |
ﾉ ､ .＿'-〈 、ヽ |
,´ ヽﾉ} |
/ { /
./ / / {
-
＿＿＿
／ ＼
／ ＼
／ ノ ヽ､_ ＼. どぶ川の上に勝手に設置しただけの代物じゃないかお
| （ ●） （● ）. | 最初から住所も何も無いのに飛び出すもあるのかお
＼ ｌ^l^lｎ__人__) ／
／ヽ L⌒ ´
ゝ ﾉ
／￣￣ ヽ
／ ヽ
/ ヽ 確かに・・・
| _,.ノ '(ゞ､_| そもそも飛び出していいのは青春だけだったか
.| （ ー）ヽ ヽ 勝手に飛び出したら危ないよな・・・
.ﾉ| U （___人_＼＼__
／ | ｀⌒（⌒_ ＼
{ .ヽ. し「、 ＼
{ ﾄ ｀ヽ. ___´ノ ヽ、 i
.| | | ／ /
-
／ ￣￣ ＼
／ノ ヽ__ ＼
／（―） （― ） ＼ これじゃ元の木阿弥だお
|. （_人＿） u | どうしたものか・・・
＼ ｀⌒ ´ ,／
/ ヽ
. / l ,/ / i
(＿) (__ ノ l
／ ／ ___ ,ノ
!､＿__!､＿_＿＿_つ
／￣￣＼
／ _,ノ ｀⌒
| ( ●) （●) やっぱり髪を生やしてちょんまげを結うしかないんじゃないか
.| （___人__） それが最善手だろ
| ﾉ
.| |
人 丿
/⌒ ＼ __ _ ／
/ ＼
./ 人 ./ ヽ
〈 < / ＼ ＼
-
＿＿＿
／ ＼
iニーヽ ／─ ─ ＼
iニ＿ ￣￣／（●） （●） ＼ だけど毛生え薬なんて持ってないお
⊂ノ￣￣| （__人__） u | 街に行って買ってくるかお
⊂ ヽ∩ ｀ー´ ＿／
'､＿ ＼ ）
＼ ＼ ／ ／|
|＼ ヽ ／ |
／￣￣＼
／ ヽ､_ ＼
（⌒）（⌒ ） | なーに、それには及ばないぜ
（__人__） | こんなこともあろうかと毛生え薬を作っておいたからな
（｀⌒ ´ |
{ |
{ ﾉ
__∩ ヽ ノ
（ﾐんゝ､ ／ ヽ
＼ '' ／| |
-
＿＿＿_
, ヘｰ‐- ､ ／ヽ ／ ＼
-‐ノ .ヘー‐-ｨ ／（●.） （● ）ヽ
''"/／ヽｰ､ ﾉ .／:::⌒（__人__）⌒::::::ヽ 流石はやらない夫だお
/／＾＼ ヾ-､.| |r┬-| | 頼りになるなあ
,ノ ヽ,_ ヽノヽ_)＼ `ー'´ ／
/ <＾_,.ｲ `r‐'ﾞ ::::ヽー‐-..､ ,..-‐|、
＼＿＿_,／| ! ::::::l、:.:.:.:.:.ヽ /:.:.:.:.| ＼
ｎ
／￣￣＼ l^l.| | /）
／ _ノ ヽ､＼ | U ﾚ'/／)
| （⌒）（⌒）| ﾉ ／
. | ///（__人__）|ｒニ | はっはっは、任せてくれよ
| |r┬| . } ヽ / 俺にかかればどんな難問でも即座に解決さ！
. | ｰ―' } / ` /
. ヽ } / ／
ヽ ノ／ ／
/⌒ヽ ｨ ／
/ rｰ'ゝ ／
/,ﾉヾ ,> ｲ
| ヽ〆 |
-
／￣￣￣＼
γ⌒) (⌒ヽ
／ _ノ ─ ─ ＼ `､ 善は急げだお、早速使ってみるんだお
（ < （○） （○） | ） こんなものでいいのかお
＼ ヽ （__人__） ／ ／
（（ (ヽ三/)
(((i )
／ ／￣￣＼
（ ／ ヽ､_ ＼
（＞）（＜ ） | ああ、それでいいぜ
（__人__）/// | これで明日には俺達もふさふさになるぞ！
（｀⌒ ´ |
{ |
{ /
ヽ /
ﾝ ⌒ γ⊃
│ ﾄ 乂 ｌ! i
| | ゝっ⊃
-
／￣￣￣￣＼
/ ,
/ ｜
〈__ノ ＼__ | 足の裏が
}rｔｭ ィｔ云 |
〈 | |
〔__人＿ﾉ 人⌒＼
∧⌒^ ／ ﾆ〉 ＼
＿＿_／ 人＿__／ ﾆ７ ＼
／ 〔 ﾉ〉 ﾆ/ ＼
/ У Ｌノ 人 ⌒＼
{ ／ ￣＼／⌒｀ ＼ ＼
／⌒V / / / | ｜
__／ ＿しへ、 ＿{ 〈 ｜
/⌒＼／ ン ／ {{ ／ 人 ／ ﾉ
／ 〔 〔＿ 込、＿_／ 〕 /＿／
〈 | ＼＿＿＿＿/ ／ ′ ﾉ
〔＼__ ｜ =彡 ＿／
＼＿ ＼ ＼＿＿,,... ／/
＼ ｀`〜､ ､rf〔 /
￣￣￣「￣＼ ､rf〔 ／
人 ｝ ＼＿＿＿＿_､rf〔 ＿／
{Ｌ八＿ ＼〕 |
{Ｌ八＿ ﾆ7 |＼
／{ ﾆ7 ＼〕 | 〉
| ＼ﾉＬ ﾆ7 ／ |＼
〉 ＼＿＿＿＿＿__／ ／ﾆﾆ〉
[＼ ／ニﾆﾆ|
-
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 足の裏？
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
. | （ ●）（● ） |
. | （__人__） │ ああ
| ｀⌒ ´ |
. | |
. ヽ /
ヽ /
> <
| |
| |
-
γ⌒) ))
/ ⊃＿＿
〃/ / ⌒ ⌒＼
γ⌒)（ ⌒） （⌒） ＼ ∩⌒) 見えない所を拘るとは粋だねえ
／ _ノ :::⌒（__人__）⌒ 〃/ ノ そうこなくっちゃいけないんだお！
（ <| | |r┬（ / / ））
( ＼ ヽ ＼ ＿`ー‐' ／（ ⌒）
/ /
／￣￣＼ ＋
ｍ ｎ _∩ ＊ ／ _ノ ヽ､_ ＼ ∩_ ｎ ｍ
⊂二⌒ __） | （⌒）（⌒） | （ _⌒二⊃
＼ ＼. |//（__人__）///| ＊／ ／
＼ ＼. ＋ | |r┬-| .| ／ ／ そうだろ、そうだろ
＼ ＼. | `ｰ―' |. ／ ／ 粋がわかるとは流石は俺が見込んだ漢だけのことはあるぜ！
＼ ＼. ヽ / ／ ／
＼ ＼ヽ ＿ ／ ／
＼ ￣` , '￣ ／
/ /
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／/:＼
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／/::＼ ／ /:::::::::::::::::::::::::::＼ ／ /:::::::::＼
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／ /::::::::::::::::::＼／ ./::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ /::::::::::::::::::::::::＼
／ /:::::::::::::::::::::::::::＼ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::::::::::::::::＼
／ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::＼/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::＼
. ／ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::＼ これで堂々と武士って名乗れるんだお！
／ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::::::::::::::::: 全てやらない夫のおかげなんだお！
／ /:::,ｨ――‐､::::::::::::::::::::::::::::::／/:＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::::::::::::
＿＿_,ｨ――‐､／ /::ノﾉ::::::::::::::::!;_:::::::::::::::::::::／ ./:::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼――――‐ 俺達が武士になるためだ、これくらい当然さ！
ノ.ﾉ::::::::::::::!_｀'ｰ-､､_/;/_/:::::::::::::::::::::l;;_:::::::::::::／;;; /:::::::::::::::::＼――――――――――‐‐'::::::::::::;;;;;;;;;;;
_/_/:::::::::::::::::::l._ l,;;.l::::::::::::::::::::::::::::::l―::／;;;;__/:::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,,,...........
l＿l::::::::::::::::::::::::::l;;;;;;;;;;''''┴‐―‐―‐―‐┘''''''''''' ￣￣￣￣￣
￣￣￣￣￣
o
_!iヽ_ ,rｭ
/ ｀i__.ソ
＿＿....,,,,._＿ /l￣/l
￣ ￣￣￣￣｀''ー――--- .､..,,__＿
￣￣｀'' ー-- ､.._
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以上です。スレ汚し失礼しました
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乙
二人ともエジプトで幸せそうだなｗ
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乙ー
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投下させてもらいますね
タイトルは「やる夫達は太陽を見ているようです」です
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＼
┼┼ ヽ , ─────── ○ ───
ﾉ ／ ／ 、
┼┼ ヽ , ／ / | γ⌒ヽ
ｒ´⌒ヽ. ﾉ ／ ／ / |（ ⌒
, ⌒ヽ γ⌒ ⌒ヽ ／ / ,'⌒
（ ' （ ⌒ヽ⌒ヽ、 ／ γ'⌒
,ゝ ｀ヽ( ） (⌒
( γ⌒ヽ, '⌒ ヽ- 、 γ⌒
, -─‐──‐-､
／ ヾ)
／ .>-┐ /⌒ヽ
l ／ | / r l ／⌒＼ あー今日も暑いなあ
| ／ ／ .|‐--' ｆ､l__／ ヽ
. ! ／ ／| | ノ ,; / ヽ
ゝ ／ .,ｨ } i'′ | ./ヽ ﾄ､_
ヽ ／, , , /ﾑ,ノ ヽ､ノ＿＿＿＿＿＿＿＿ノ {＿＿__ﾉ
´ ´ `ﾟ~゜´＾" ´~`ﾟ゜｀⌒ ´"´´ﾟ＾ﾟ＾ ~゜ﾟ`´＾ﾞ＾ ＾´'゜´＾ﾟ´ 'ﾟ＾´ﾞ ＾ ﾟ゜
, -､ ､.(⌒ヽ
ヽ | .__.ﾉ(｀ヽ､ (／ ﾉ 夏だからな
／ ｀ｰ´ ´ ￣ヽ／ ⌒ヽ .〈 ／
| , ⌒(__）ｰ /
! ヽ
＼ .入 ﾉ
＼＿＿＿＿＿／ ＼＿＿＿.／
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, -─‐──‐-､
／ ヾ)
／ .>-┐ /⌒ヽ
l ／ | / r l ／⌒＼ なんでこんなに暑いんだお？
| ／ ／ .|‐--' ｆ､l__／ ヽ
. ! ／ ／| | ノ ,; / ヽ
ゝ ／ .,ｨ } i'′ | ./ヽ ﾄ､_
ヽ ／, , , /ﾑ,ノ ヽ､ノ＿＿＿＿＿＿＿＿ノ {＿＿__ﾉ
´ ´ `ﾟ~゜´＾" ´~`ﾟ゜｀⌒ ´"´´ﾟ＾ﾟ＾ ~゜ﾟ`´＾ﾞ＾ ＾´'゜´＾ﾟ´ 'ﾟ＾´ﾞ ＾ ﾟ゜
, -､ ､.(⌒ヽ
ヽ | .__.ﾉ(｀ヽ､ (／ ﾉ 太陽が燃えてるからだろ
／ ｀ｰ´ ´ ￣ヽ／ ⌒ヽ .〈 ／
| , ⌒(__）ｰ /
! ヽ
＼ .入 ﾉ
＼＿＿＿＿＿／ ＼＿＿＿.／
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, -─‐──‐-､
／ ヾ)
／ .>-┐ /⌒ヽ
l ／ | / r l ／⌒＼ だからかお
| ／ ／ .|‐--' ｆ､l__／ ヽ
. ! ／ ／| | ノ ,; / ヽ
ゝ ／ .,ｨ } i'′ | ./ヽ ﾄ､_
ヽ ／, , , /ﾑ,ノ ヽ､ノ＿＿＿＿＿＿＿＿ノ {＿＿__ﾉ
´ ´ `ﾟ~゜´＾" ´~`ﾟ゜｀⌒ ´"´´ﾟ＾ﾟ＾ ~゜ﾟ`´＾ﾞ＾ ＾´'゜´＾ﾟ´ 'ﾟ＾´ﾞ ＾ ﾟ゜
, -､ ､.(⌒ヽ
ヽ | .__.ﾉ(｀ヽ､ (／ ﾉ それ以外にないだろ
／ ｀ｰ´ ´ ￣ヽ／ ⌒ヽ .〈 ／
| , ⌒(__）ｰ /
! ヽ
＼ .入 ﾉ
＼＿＿＿＿＿／ ＼＿＿＿.／
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, -─‐──‐-､
／ ヾ)
／ .>-┐ /⌒ヽ
l ／ | / r l ／⌒＼ 他にないのかお？
| ／ ／ .|‐--' ｆ､l__／ ヽ
. ! ／ ／| | ノ ,; / ヽ
ゝ ／ .,ｨ } i'′ | ./ヽ ﾄ､_
ヽ ／, , , /ﾑ,ノ ヽ､ノ＿＿＿＿＿＿＿＿ノ {＿＿__ﾉ
´ ´ `ﾟ~゜´＾" ´~`ﾟ゜｀⌒ ´"´´ﾟ＾ﾟ＾ ~゜ﾟ`´＾ﾞ＾ ＾´'゜´＾ﾟ´ 'ﾟ＾´ﾞ ＾ ﾟ゜
, -､ ､.(⌒ヽ
ヽ | .__.ﾉ(｀ヽ､ (／ ﾉ さあな
／ ｀ｰ´ ´ ￣ヽ／ ⌒ヽ .〈 ／
| , ⌒(__）ｰ /
! ヽ
＼ .入 ﾉ
＼＿＿＿＿＿／ ＼＿＿＿.／
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, -─‐──‐-､
／ ヾ)
／ .>-┐ /⌒ヽ
l ／ | / r l ／⌒＼ やらない夫
| ／ ／ .|‐--' ｆ､l__／ ヽ
. ! ／ ／| | ノ ,; / ヽ
ゝ ／ .,ｨ } i'′ | ./ヽ ﾄ､_
ヽ ／, , , /ﾑ,ノ ヽ､ノ＿＿＿＿＿＿＿＿ノ {＿＿__ﾉ
´ ´ `ﾟ~゜´＾" ´~`ﾟ゜｀⌒ ´"´´ﾟ＾ﾟ＾ ~゜ﾟ`´＾ﾞ＾ ＾´'゜´＾ﾟ´ 'ﾟ＾´ﾞ ＾ ﾟ゜
, -､ ､.(⌒ヽ
ヽ | .__.ﾉ(｀ヽ､ (／ ﾉ 何だ
／ ｀ｰ´ ´ ￣ヽ／ ⌒ヽ .〈 ／
| , ⌒(__）ｰ /
! ヽ
＼ .入 ﾉ
＼＿＿＿＿＿／ ＼＿＿＿.／
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, -─‐──‐-､
／ ヾ)
／ .>-┐ /⌒ヽ
l ／ | / r l ／⌒＼ なんで燃えてるんだお
| ／ ／ .|‐--' ｆ､l__／ ヽ
. ! ／ ／| | ノ ,; / ヽ
ゝ ／ .,ｨ } i'′ | ./ヽ ﾄ､_
ヽ ／, , , /ﾑ,ノ ヽ､ノ＿＿＿＿＿＿＿＿ノ {＿＿__ﾉ
´ ´ `ﾟ~゜´＾" ´~`ﾟ゜｀⌒ ´"´´ﾟ＾ﾟ＾ ~゜ﾟ`´＾ﾞ＾ ＾´'゜´＾ﾟ´ 'ﾟ＾´ﾞ ＾ ﾟ゜
, -､ ､.(⌒ヽ
ヽ | .__.ﾉ(｀ヽ､ (／ ﾉ 燃えてるからだろ
／ ｀ｰ´ ´ ￣ヽ／ ⌒ヽ .〈 ／
| , ⌒(__）ｰ /
! ヽ
＼ .入 ﾉ
＼＿＿＿＿＿／ ＼＿＿＿.／
-
, -─‐──‐-､
／ ヾ)
／ .>-┐ /⌒ヽ
l ／ | / r l ／⌒＼ 理由が聞きたいんだけど
| ／ ／ .|‐--' ｆ､l__／ ヽ
. ! ／ ／| | ノ ,; / ヽ
ゝ ／ .,ｨ } i'′ | ./ヽ ﾄ､_
ヽ ／, , , /ﾑ,ノ ヽ､ノ＿＿＿＿＿＿＿＿ノ {＿＿__ﾉ
´ ´ `ﾟ~゜´＾" ´~`ﾟ゜｀⌒ ´"´´ﾟ＾ﾟ＾ ~゜ﾟ`´＾ﾞ＾ ＾´'゜´＾ﾟ´ 'ﾟ＾´ﾞ ＾ ﾟ゜
, -､ ､.(⌒ヽ
ヽ | .__.ﾉ(｀ヽ､ (／ ﾉ 燃えてる理由かあ
／ ｀ｰ´ ´ ￣ヽ／ ⌒ヽ .〈 ／
| , ⌒(__）ｰ /
! ヽ
＼ .入 ﾉ
＼＿＿＿＿＿／ ＼＿＿＿.／
-
, -─‐──‐-､
／ ヾ)
／ .>-┐ /⌒ヽ
l ／ | / r l ／⌒＼ 思いついたのかお
| ／ ／ .|‐--' ｆ､l__／ ヽ
. ! ／ ／| | ノ ,; / ヽ
ゝ ／ .,ｨ } i'′ | ./ヽ ﾄ､_
ヽ ／, , , /ﾑ,ノ ヽ､ノ＿＿＿＿＿＿＿＿ノ {＿＿__ﾉ
´ ´ `ﾟ~゜´＾" ´~`ﾟ゜｀⌒ ´"´´ﾟ＾ﾟ＾ ~゜ﾟ`´＾ﾞ＾ ＾´'゜´＾ﾟ´ 'ﾟ＾´ﾞ ＾ ﾟ゜
, -､ ､.(⌒ヽ
ヽ | .__.ﾉ(｀ヽ､ (／ ﾉ 高校野球を見てるからじゃないか
／ ｀ｰ´ ´ ￣ヽ／ ⌒ヽ .〈 ／
| , ⌒(__）ｰ /
! ヽ
＼ .入 ﾉ
＼＿＿＿＿＿／ ＼＿＿＿.／
-
, -─‐──‐-､
／ ヾ)
／ .>-┐ /⌒ヽ
l ／ | / r l ／⌒＼ あれは熱いからなあ
| ／ ／ .|‐--' ｆ､l__／ ヽ
. ! ／ ／| | ノ ,; / ヽ
ゝ ／ .,ｨ } i'′ | ./ヽ ﾄ､_
ヽ ／, , , /ﾑ,ノ ヽ､ノ＿＿＿＿＿＿＿＿ノ {＿＿__ﾉ
´ ´ `ﾟ~゜´＾" ´~`ﾟ゜｀⌒ ´"´´ﾟ＾ﾟ＾ ~゜ﾟ`´＾ﾞ＾ ＾´'゜´＾ﾟ´ 'ﾟ＾´ﾞ ＾ ﾟ゜
, -､ ､.(⌒ヽ
ヽ | .__.ﾉ(｀ヽ､ (／ ﾉ ひと夏のドラマが熱いよな
／ ｀ｰ´ ´ ￣ヽ／ ⌒ヽ .〈 ／
| , ⌒(__）ｰ /
! ヽ
＼ .入 ﾉ
＼＿＿＿＿＿／ ＼＿＿＿.／
-
, -─‐──‐-､
／ ヾ)
／ .>-┐ /⌒ヽ
l ／ | / r l ／⌒＼ ドラフトも熱いよね
| ／ ／ .|‐--' ｆ､l__／ ヽ
. ! ／ ／| | ノ ,; / ヽ
ゝ ／ .,ｨ } i'′ | ./ヽ ﾄ､_
ヽ ／, , , /ﾑ,ノ ヽ､ノ＿＿＿＿＿＿＿＿ノ {＿＿__ﾉ
´ ´ `ﾟ~゜´＾" ´~`ﾟ゜｀⌒ ´"´´ﾟ＾ﾟ＾ ~゜ﾟ`´＾ﾞ＾ ＾´'゜´＾ﾟ´ 'ﾟ＾´ﾞ ＾ ﾟ゜
, -､ ､.(⌒ヽ
ヽ | .__.ﾉ(｀ヽ､ (／ ﾉ 闇があってなあ
／ ｀ｰ´ ´ ￣ヽ／ ⌒ヽ .〈 ／
| , ⌒(__）ｰ /
! ヽ
＼ .入 ﾉ
＼＿＿＿＿＿／ ＼＿＿＿.／
-
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ でも太陽が野球を見てるのかお
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
. | （ ●）（● ） |
. | （__人__） │ 見てるんじゃないか
| ｀⌒ ´ |
. | |
. ヽ /
ヽ /
> <
| |
| |
-
, -─‐──‐-､
／ ヾ)
／ .>-┐ /⌒ヽ
l ／ | / r l ／⌒＼ でも宇宙にあるじゃないかお
| ／ ／ .|‐--' ｆ､l__／ ヽ
. ! ／ ／| | ノ ,; / ヽ
ゝ ／ .,ｨ } i'′ | ./ヽ ﾄ､_
ヽ ／, , , /ﾑ,ノ ヽ､ノ＿＿＿＿＿＿＿＿ノ {＿＿__ﾉ
´ ´ `ﾟ~゜´＾" ´~`ﾟ゜｀⌒ ´"´´ﾟ＾ﾟ＾ ~゜ﾟ`´＾ﾞ＾ ＾´'゜´＾ﾟ´ 'ﾟ＾´ﾞ ＾ ﾟ゜
, -､ ､.(⌒ヽ
ヽ | .__.ﾉ(｀ヽ､ (／ ﾉ そうだな
／ ｀ｰ´ ´ ￣ヽ／ ⌒ヽ .〈 ／
| , ⌒(__）ｰ /
! ヽ
＼ .入 ﾉ
＼＿＿＿＿＿／ ＼＿＿＿.／
-
, -─‐──‐-､
／ ヾ)
／ .>-┐ /⌒ヽ
l ／ | / r l ／⌒＼ 見れるものなのかお
| ／ ／ .|‐--' ｆ､l__／ ヽ
. ! ／ ／| | ノ ,; / ヽ
ゝ ／ .,ｨ } i'′ | ./ヽ ﾄ､_
ヽ ／, , , /ﾑ,ノ ヽ､ノ＿＿＿＿＿＿＿＿ノ {＿＿__ﾉ
´ ´ `ﾟ~゜´＾" ´~`ﾟ゜｀⌒ ´"´´ﾟ＾ﾟ＾ ~゜ﾟ`´＾ﾞ＾ ＾´'゜´＾ﾟ´ 'ﾟ＾´ﾞ ＾ ﾟ゜
, -､ ､.(⌒ヽ
ヽ | .__.ﾉ(｀ヽ､ (／ ﾉ 風景は光だから見えるだろ
／ ｀ｰ´ ´ ￣ヽ／ ⌒ヽ .〈 ／
| , ⌒(__）ｰ /
! ヽ
＼ .入 ﾉ
＼＿＿＿＿＿／ ＼＿＿＿.／
-
, -─‐──‐-､
／ ヾ)
／ .>-┐ /⌒ヽ
l ／ | / r l ／⌒＼ でも地球からだと５００秒かかるお
| ／ ／ .|‐--' ｆ､l__／ ヽ
. ! ／ ／| | ノ ,; / ヽ
ゝ ／ .,ｨ } i'′ | ./ヽ ﾄ､_
ヽ ／, , , /ﾑ,ノ ヽ､ノ＿＿＿＿＿＿＿＿ノ {＿＿__ﾉ
´ ´ `ﾟ~゜´＾" ´~`ﾟ゜｀⌒ ´"´´ﾟ＾ﾟ＾ ~゜ﾟ`´＾ﾞ＾ ＾´'゜´＾ﾟ´ 'ﾟ＾´ﾞ ＾ ﾟ゜
, -､ ､.(⌒ヽ
ヽ | .__.ﾉ(｀ヽ､ (／ ﾉ タイムラグがあるのか
／ ｀ｰ´ ´ ￣ヽ／ ⌒ヽ .〈 ／
| , ⌒(__）ｰ /
! ヽ
＼ .入 ﾉ
＼＿＿＿＿＿／ ＼＿＿＿.／
-
, -─‐──‐-､
／ ヾ)
／ .>-┐ /⌒ヽ
l ／ | / r l ／⌒＼ でも好きなら関係ないかお
| ／ ／ .|‐--' ｆ､l__／ ヽ
. ! ／ ／| | ノ ,; / ヽ
ゝ ／ .,ｨ } i'′ | ./ヽ ﾄ､_
ヽ ／, , , /ﾑ,ノ ヽ､ノ＿＿＿＿＿＿＿＿ノ {＿＿__ﾉ
´ ´ `ﾟ~゜´＾" ´~`ﾟ゜｀⌒ ´"´´ﾟ＾ﾟ＾ ~゜ﾟ`´＾ﾞ＾ ＾´'゜´＾ﾟ´ 'ﾟ＾´ﾞ ＾ ﾟ゜
, -､ ､.(⌒ヽ
ヽ | .__.ﾉ(｀ヽ､ (／ ﾉ 録画だって燃えられるからなあ
／ ｀ｰ´ ´ ￣ヽ／ ⌒ヽ .〈 ／
| , ⌒(__）ｰ /
! ヽ
＼ .入 ﾉ
＼＿＿＿＿＿／ ＼＿＿＿.／
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＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ でも今年は高校野球はやってないお
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
. | （ ●）（● ） |
. | （__人__） │ そうだな
| ｀⌒ ´ |
. | |
. ヽ /
ヽ /
> <
| |
| |
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, -─‐──‐-､
／ ヾ)
／ .>-┐ /⌒ヽ
l ／ | / r l ／⌒＼ それで燃えられるかお？
| ／ ／ .|‐--' ｆ､l__／ ヽ
. ! ／ ／| | ノ ,; / ヽ
ゝ ／ .,ｨ } i'′ | ./ヽ ﾄ､_
ヽ ／, , , /ﾑ,ノ ヽ､ノ＿＿＿＿＿＿＿＿ノ {＿＿__ﾉ
´ ´ `ﾟ~゜´＾" ´~`ﾟ゜｀⌒ ´"´´ﾟ＾ﾟ＾ ~゜ﾟ`´＾ﾞ＾ ＾´'゜´＾ﾟ´ 'ﾟ＾´ﾞ ＾ ﾟ゜
, -､ ､.(⌒ヽ
ヽ | .__.ﾉ(｀ヽ､ (／ ﾉ 無理だな
／ ｀ｰ´ ´ ￣ヽ／ ⌒ヽ .〈 ／
| , ⌒(__）ｰ /
! ヽ
＼ .入 ﾉ
＼＿＿＿＿＿／ ＼＿＿＿.／
-
, -─‐──‐-､
／ ヾ)
／ .>-┐ /⌒ヽ
l ／ | / r l ／⌒＼ なんで燃えてるんだろうねえ
| ／ ／ .|‐--' ｆ､l__／ ヽ
. ! ／ ／| | ノ ,; / ヽ
ゝ ／ .,ｨ } i'′ | ./ヽ ﾄ､_
ヽ ／, , , /ﾑ,ノ ヽ､ノ＿＿＿＿＿＿＿＿ノ {＿＿__ﾉ
´ ´ `ﾟ~゜´＾" ´~`ﾟ゜｀⌒ ´"´´ﾟ＾ﾟ＾ ~゜ﾟ`´＾ﾞ＾ ＾´'゜´＾ﾟ´ 'ﾟ＾´ﾞ ＾ ﾟ゜
, -､ ､.(⌒ヽ
ヽ | .__.ﾉ(｀ヽ､ (／ ﾉ 太陽に聞いてみたらどうだ
／ ｀ｰ´ ´ ￣ヽ／ ⌒ヽ .〈 ／
| , ⌒(__）ｰ /
! ヽ
＼ .入 ﾉ
＼＿＿＿＿＿／ ＼＿＿＿.／
-
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （●） （●） ＼ それはいい考えだお
l ⌒（__人__）⌒ ｌ 太陽さーん！
＼ ｀⌒´ ／
／ ＼
. . . . . .. .: . . . .
. . .: .:.: .:. .: . .: .: .:. . : .: .:.. : . . .
. . ..:..:.:.::;:;;';:;';';.: '"´ ' ;.:.. : . .
. . ..:.:.:;:;';;';'.''´ ;.:. . .
. . ..:.::;';':'' :.:. : .
. . ..::;'′ ,:.:.. .
. . .:.;' :.:. .
. ..:.; ;.: . .
. ..:; :.:. . .
..:.:; ;.: : . な〜に〜
. .:.:, .:.:. . .
. .::, ,:.: . .
. . :., ,.:.: : .
. . .:... ,..: .: . .
. .: :': . .. ,. .:.: . : .
. . : .: ' : . ...,. .,... . : ' :. : . .
. : . .: . . : . : .
-
＿＿＿_
／ ― ＼
. ／ (● ) ﾍ＼
| （⌒ (● ) ｜ 太陽さんはどうして燃えているんだお？
ﾍ ￣｀､__） ｜
ヽ ｜
, へ、 ＿／
. | ＾ヽ
. | １ |
. . . . . .. .: . . . .
. . .: .:.: .:. .: . .: .: .:. . : .: .:.. : . . .
. . ..:..:.:.::;:;;';:;';';.: '"´ ' ;.:.. : . .
. . ..:.:.:;:;';;';'.''´ ;.:. . .
. . ..:.::;';':'' :.:. : .
. . ..::;'′ ,:.:.. .
. . .:.;' :.:. .
. ..:.; ;.: . .
. ..:; :.:. . .
..:.:; ;.: : . 私が燃えてないと歌詞が色々おかしなことになるでしょ〜
. .:.:, .:.:. . . だから燃えているんだよ〜
. .::, ,:.: . .
. . :., ,.:.: : .
. . .:... ,..: .: . .
. .: :': . .. ,. .:.: . : .
. . : .: ' : . ...,. .,... . : ' :. : . .
. : . .: . . : . : .
-
-―─- 、
／ ＼
′ -‐ ‐- ,
i （ ●） （● ） ｉ そういう理由だったのかお、ご苦労さんなんだお
| ⌒(__人__)⌒ l 歌詞を守るためにこれからも頑張ってくれお
、 ｀⌒´ . '
⊂⌒ヽ ＞ ＜_/⌒つ
＼ 丶′ 7
＼ ノ ﾄ､_/
. . . . . .. .: . . . .
. . .: .:.: .:. .: . .: .: .:. . : .: .:.. : . . .
. . ..:..:.:.::;:;;';:;';';.: '"´ ' ;.:.. : . .
. . ..:.:.:;:;';;';'.''´ ;.:. . .
. . ..:.::;';':'' :.:. : .
. . ..::;'′ ,:.:.. .
. . .:.;' :.:. .
. ..:.; ;.: . .
. ..:; :.:. . .
..:.:; ;.: : . 応援ありがと〜
. .:.:, .:.:. . . これからも頑張っちゃうよ〜
. .::, ,:.: . .
. . :., ,.:.: : .
. . .:... ,..: .: . .
. .: :': . .. ,. .:.: . : .
. . : .: ' : . ...,. .,... . : ' :. : . .
. : . .: . . : . : .
-
, -─‐──‐-､
／ ヾ)
／ .>-┐ /⌒ヽ
l ／ | / r l ／⌒＼ 太陽も頑張っているんだね
| ／ ／ .|‐--' ｆ､l__／ ヽ
. ! ／ ／| | ノ ,; / ヽ
ゝ ／ .,ｨ } i'′ | ./ヽ ﾄ､_
ヽ ／, , , /ﾑ,ノ ヽ､ノ＿＿＿＿＿＿＿＿ノ {＿＿__ﾉ
´ ´ `ﾟ~゜´＾" ´~`ﾟ゜｀⌒ ´"´´ﾟ＾ﾟ＾ ~゜ﾟ`´＾ﾞ＾ ＾´'゜´＾ﾟ´ 'ﾟ＾´ﾞ ＾ ﾟ゜
, -､ ､.(⌒ヽ
ヽ | .__.ﾉ(｀ヽ､ (／ ﾉ 俺達も頑張らないとな
／ ｀ｰ´ ´ ￣ヽ／ ⌒ヽ .〈 ／
| , ⌒(__）ｰ /
! ヽ
＼ .入 ﾉ
＼＿＿＿＿＿／ ＼＿＿＿.／
-
＼
＼
┼┼ ヽ , ─────── ○ ───
ﾉ ／ ／ 、
┼┼ ヽ , ／ / | γ⌒ヽ 何を？
ｒ´⌒ヽ. ﾉ ／ ／ / |（ ⌒
, ⌒ヽ γ⌒ ⌒ヽ ／ / ,'⌒ さあな
（ ' （ ⌒ヽ⌒ヽ、 ／ γ'⌒
,ゝ ｀ヽ( ） (⌒
( γ⌒ヽ, '⌒ ヽ- 、 γ⌒
┼ヽ -|r‐､. ﾚ |
ｄ⌒) ./| _ﾉ __ﾉ
-
以上です。スレ汚し失礼しました
-
乙
今年も暑くなってきたなあ
-
頑張るなら7月にもうちょっと頑張ってほしかったなって！
-
乙でしたー
-
乙
今日も暑いね
こんだけ暑けりゃ太陽だって、会話もするし野球も観るか
-
乙
めちゃくちゃ暑い
-
投下します。
この作品には原典にはない創作と独自の解釈があります。
-
のび太は一目惚れをしたようです
原典 今昔物語
┌──────┐
│今は昔――。 │
└──────┘
┌─────────────────────────────┐
│平安の世に、身分が高い公達で、年若く姿も美麗な近衛中将がいた。 │
└─────────────────────────────┘
_. ‐::::::￣::::::: ､
,.へ Tｱ二 ｰミ:::::::::::ヾ"
<:::::::: ＼. ,]/ l〃￣ヾ､:::::::::ﾏ
＼:::::::::＼ ( j! ’./! ・ .l }〉::::::::!
＼:::::::::＼ 〈 ｀ﾆと ヽ.＿ノ¨|=-v′
厂｀寸>､〉. ヽﾞｰr―― ァ :l 近衛中将とは内裏をお守りする武官だよ！
,' 二/ l ＼ ､_／ ,､__ノ
l ーT´〈 rｲ＞ヤ ¨チ
｀寸ル '^ヽ- ' ｜ ヽ_／／ヽ
＼ , | .{ ＼
｀¨¨¨´ | ヽ l
-
┌───────────────────────────┐
│ある日、中将は小舎人童を連れて、お忍びで清水寺に詣でた。 │
└───────────────────────────┘
, ─── ､ , ── ､
／ /⌒ヽ⌒ヽ＼ ／＿＿＿＿ ヽL
/ , -| ・|・ |､ ヽ ｌ ⌒ヽ ⌒ヽヽ| ヽ
. / ／ ｀ー ●ｰ′ ヽヽ | ・ |・ |─| | ＜小舎人「童」？
ｌ / 二 | 二 | （/ｰ ｃ ー ⌒Y ＜君って僕よりも大人びて見えるけど。
| | ─ | ─ ! l └､──┐ _ ﾉ
. ｌ ｌ ＼ | / / ヽ､ ヽ ＿ノ ／ ＜僕はのび太様が何を仰っているのかよく分かりません。
ヽ ヽ ｀ｰ──┴─´ / / ｌ/＼ ／ ＼
> ━━Ｏ━━━━く / | ＼ /⌒⊃
/_ / ヽ ､ __ヽ（＼, -／）＿＿＿| ヽ､_ヽ)
（__ l ヽ￣￣￣ﾉ l （ __ ）/｀UU.´＼ ｌ
-
―━ 清水寺 ━―
_,..．-=≦辷ﾐ
_,,.. -=≦＞'''ﾞ'/////,i:i:i≧s｡
zr=≦＞＜////////////∧i:i:i:i:i:i:i≧s｡
,.｡s个/////////////////////,'寸i:i:i:i:i:i:i:i:i:i≧s｡
,.ィ升/////////////////////////ア圭≧s｡i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:≧
,ィ升//'ﾉ戈艾艾艾艾艾艾芝/////r-=≦圭圭圭圭圭≧=-
,ィ升////∨/＼ﾞ寸/!/!/!/!/!/!ー=＝彡圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
,ィ升///////ｱ ｲ::x＝ヽ`マ/!/!/!/!/!/!/!/!/!/!/!/!/!/!/!/!/!/!/!/!/!/!/!/
xzzzzzzzzzzzzzzｧ'´/////////アイ彡'二ﾆ=≧s｡＞=ﾆ/!/!/!/!/!/!/!/!/!/!/!/!/!/!/!/!/!/!/!/
ﾉ∨///////////////////彡'7777二ﾆ=-=ﾆ辷彡=ミ三三二ﾆ=-----=ﾆ二三三三三三三
＿/＞'///彡イ＞-=ﾆ二三弌辷ﾆ=-|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|iＹ^Y|i|i|Y^Y|i|iY^Y|i|i|i|i|i|i|i|lililililililililililllllllliiiiiii
..ゞｰtzzzzzzz彡イ| | | | | | | | i| Ｙ^YY^Y￣| i| |ｌ ｌ|￣ |ｌ ｌ|￣.|: :|⌒YY￣￣ゞ;ﾐ;ゞ;ﾐ爻ゞ;ﾐゞ;
|l |:| |:l |:| | | | | | | | i| ＹＹ ＹＹ ..| i| |ｌ ｌ| |ｌ ｌ| .|: :|. | | ,;ﾐゞ;ﾐ爻;ゞ;ﾐゞ;ﾐ爻;
扞卅」 |:l |:|-_-_-_-_-_-_ |_i|-_,,|::| |::l-_ .| i|-_-_‐○zzzz=ﾆ二三三三三ゞ;ﾐ爻;ゞﾐ;ﾐ爻ゞﾐ;ﾐ
守≧zzzzzzzzzzzzzzzzfY-_-_-_-_--卅卅卅卅卅卅 | |辷辷ﾆ=-=ﾆ二三三三ゞ;ﾐゞ;爻ゞ;;ﾐゞ;ﾐ;
-=ﾆ二辷,,卅卅卅卅卅| |幵幵幵-ゞ-----r-------{,,}-Y^Y^Y^Y^Ｙ^Y^Y,,;ゞﾐ;ゞﾐ;爻;ゞﾐ;ゞﾐﾐゞ
|| | |三三二ﾆ=‐---＜777777777/寸//ゝミ/////|::|/,|: ｌ|/,|/ |: ｌ|/ゞミ;ゞﾐ爻ゞ;ﾐゞ;ﾐゞ;ﾐﾐ爻;
ゝ-┿┿┿┿┿┿┤┠┿┿┿┿┿┿,;ゞﾐ爻;;ﾐゞ;ゞﾐ;爻ゞ;ﾐゞ;ﾐゞ爻ゞ;ﾐ爻絲ゞ;ﾐゞ;,ﾐゞ爻ゞﾐ
..... ||-┿┿┿┿┿┿┤┠┿┿┿┿,,,;;;ゞ;ﾐゞﾐ;,ゞﾐ;,爻爻ゞ;ﾐゞ;;ミゞ爻;ゞ;ﾐゞ;ﾐ爻;ゞﾐ;ﾐ爻;;ゞﾐ;爻;
..... ||‐┿┿┿┿┿┿┤┠┿┿,,;;ゞﾐ;ゞ;,爻ゞ;ﾐゞ;ﾐゞ;爻ゞ;ミゞ;ﾐ;,爻ゞ;ﾐゞ;,ゞ爻ゞﾐ;ゞﾐ爻;;ゞﾐ;爻ﾐ
..... ||‐┿┿┿┿┿┿┤┠┿,,;;ゞﾐ;ゞﾐ爻ゞ;ﾐゞ爻;ゞﾐ爻;ゞﾐ爻;ゞﾐ爻;ゞミゞ;;爻ゞ;ﾐ爻ﾐゞ;ゞﾐ爻ゞﾐ
..... ||‐┿┿┿┿┿┿┤┠,;ゞﾐ;ﾐゞ爻;ゞﾐ;爻ゞ;ﾐ爻ゞ;ゞﾐ;;ゞﾐ爻ﾐ;ゞﾐ;ゞﾐ爻;ゞﾐ;,ゞﾐ爻ﾐゞ;ゞﾐ爻;ゞﾐ
-
／ ＿＿＿＿ヽ
| | /, －､, -､ｌ
| _| -| ･|< ||
, ―-､ (6 ＿ｰ っ-´､} ここはいつ来ても素晴らしい景色だなぁ。
| -⊂) ＼ ヽ_ ￣￣ﾉﾉ
|￣￣|／ （_ ∧￣ / ､ ＼
ヽ ｀ ,.| ￣ | |
｀－ ´ | | ＿|
.| （t ）
, --───- ､
／ / ⌒ヽ./⌒ヽ＼
/ , -{ / ﾊヽ } ､ ヽ
/ ／ ゝ _ ノ, ‐ヽ-' ＼ヽ
/ ‐┼──- ゝ ノ - ‐一!|‐ ええ、きっと後世でもこの美しさは失われず、
| l.､, -一 | ｰ─- ｌL_ 人々に愛され続けると思います。
| ／ ＼.／ | ｰ-.／ !
､ ' l. ／＼＿ | ＿／ /＼
ヽ Ｘ ￣￣ ／
/､二二二二二二二二 く
/ ／ ( 〒)＼ ヽ
! / / } !
, ──- ､
ゝ／＿＿＿＿＿_＼
/ | / , － ､ － ､ｌ
l | / l ｌ ハハッ、まるで占いのようなことを言うんだね。
l |─| ＾|＾ |
Y⌒ ` ─ ﾍー ヽ でも、なぜか僕もそんな気がするよ。
ヽ_ |`───┘ﾉ
∩ ヽ､_ヽ＿＿／／ ∩
┘`ー┬─´＼／＼/ー┬─´ └-､
＿ _＿|＿ ノ |＿|＿＿＿三
| |
-
,．=三三三三: ＼
／三三三三三三三 ヽ
. //三三三三三三三三:ヽ＼、
//三三三三三三三三三:ヾ三ﾄ､
ﾊ三三三三三三三三三三三三:ヾ:､
ﾊ三三三三三三三三三三三三三ﾂﾘ
i三三三三三三三三三三三三三/:/
|:三三三三三三三三三三三三:/:/
!:三三三三三三三三三三三:／:/
,!三三三三三三三三三三;:< :三{
/ｌ:三三三三三三三三:／ / 三!
ﾊ三三三三三i三三三/ ｧ' :三:!
ﾊ三三l!三三三l!三三ﾊ＞- ' :三:シ
//:三://l:三三三:!l三三三ヾ/三／
ﾊ三三/::i!:三三三:､ヾ三三三l三{
.ﾊ三三'三!三三三ヾヽ:＼三三ﾄ､:i
ﾊ:三:/:三三三三三:＼ヾﾐ､ 三三｀ヽ
. ﾊ三:/:三三三三三三:｀ヽヾﾄ､＼三/
ﾊ三/:三三三三三三三三三三:∨{:i
r‐┐
／＼ | |
＼ ＼ |＿|
<＼ ＼／
＼> , ─── 、〟
∠＿＿＿＿__ ヽ
（おやっ？ ｌ ⌒ヽ ⌒ヽヽ | |
| ・ | ・ |─| |
あの子、随分と清らかで優美な身なりをしているなぁ。） /`ｰc ` ー ′ ＾Y
| ⊂、 _ノ
ヽ､ 」 ＿ __ノ
/|∧／ ヽ
/ |
-
（￣￣￣ヽ く ＼ 「 }
￣￣ｉ i ＼_> / ′
＿＿| | ／ / ○ ○ ○
ヽ＿＿_丿 ＜＿ ／
_,.､-――――- ､
／＿＿＿__ . ＼
.|´_,,.. _,,..｀ｰ-､._ ＼/
.|/. Ｙ´ ＼ ＼ ヾ
,-|. / | ヽ | .| |
| .i . /i iー┤i⌒ﾍ
｀/｀ーＣ ｀、_ _ノ ｀´（ |
i ┬――― , ヽ._ノ （きっとどこかの身分が高いお姫様で、
i´｀i ＼ ＼|￣`／ ／ この子もお忍びで清水に詣でに来たんだろう。
＿＿ヽ .i、 ｰ､_ ￣ ／）
（＿＿ i、 ヽ,-‐ '''""~|￣ヽ-'" ／ヽ、 ちょっと興味が湧いてきたぞ。
(''￣ ＼ ｀i ヽヽ／＼／ i、 どんな顔をしているんだろう。）
⊂二 ＼ ﾉノ_,.-'''""~＼ ／ ／ヽ
(／￣ ￣ ＿／ ⌒＼. ／ . 八
（＿ レ __,,／ i.
/ / / /i （￣ |
/ノiノノ ヽﾞヽ/ヽ＿＿_i__＿＿/´ヾ
/ / ＼ ヽ ヽ ヽ、
i .( ヽ、 |＿＿| i
i__＿＿ヽ ｀￣ ＼| |
| | | |
,..．'''"~´ヽ、＿___iヽ ヽ__ﾉ
（ ）
｀ﾞ''ｰ-―――― ´
-
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｯ､::::::::::::::::::::::::::::!
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|＼::::::::::::::::::::::| ＼::::::::::::::::::/
/:::::::::::::::::::::::::-､::::::::::::::::::::::! ヽ::::::::::::::::::/ -､ゝ:::::::::::／
/:::::::::::::::::::::::/ ＼:::::::::::::::/ l::::::::::::::／ |::::::::/|
.|::::::::::::::::::::::/ ／l:::::::::／ !::::::::／ , -､レ冫 l
|:::::::::::::::::::/ / l, -─ ､／ ‐ ' /／'' ､| |､
|::::::::::::::::::| | / ／´｀'ｺ !! | | | ヽ
ヽ‐'￣-､| | l ,_ || |.! | .! | l | |
l ヽ ! ! ! ,/| !.!二 |/ l ノ
| ＼ ＼｀ｰ‐ノ -､￣...... ト- ､
__ヽ !,） ..::_,.-二::::::... ' ...:::::::::... /::::::::｀＼
,／::::::＼、 / / / l ／:::::::::::::::::::＼
, -'´::::::::::::::::::::｀‐‐'|＼_ l / │ / ｒ'´〕 -= ／::::::::::::::::::-､::::::::!
:::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /| | | .| / / ,／´＼::::::::::::::::＼｀＼）
:::::::::::::::::::::::::::::::::/ , -.l､| ! !l l_ _,,.-''´'t- ､_ ￣￣￣
::::,.-7::::::::::::::, ‐'／￣＼`ﾄ、 ＼二｀ゝ'´ T､ ＼
´ /:::::::::／´ ／ ` |l、 ヽ'ﾞ ｀ヽ_ !ヽ |
, -──- ､
／＿＿＿＿＿ ヽ〟
|/⌒ヽ ⌒＼ | ヽ
| ．| ． |＿| !
＿| | !# ⌒V
ヽ `ーﾍ ー ′ _ﾉ
￣￣ヽ￣￣ ヽ ﾉ
＿＿|(二)ノ／
`ー─┬_イ
/|/＼/ヽ
| |
-
, ─── ､
／ /⌒ ⌒ヽ＼
/ , ┤ ・|・ |-､ヽ
ｌ ／ ー ●ｰ ヽ
. | / 三 | 三 | _ のび太様、どうなされたんです。
| | ／⌒＼ __|_／＾ヽ ｌ（__）
ヽヽ （ ＿＿＿＿＿_ / / / お顔が真っ赤っかですよ。
>━━━━,-､━━イ /
/ / ヽﾌ ヽ ｌ/
（ _） | ＿＿＿＿ | |
ｌ ヽ ヽ _＿___ ノ ﾉ ｌ
, ──- ､
/)／＿＿＿＿＿_＼
/ 三) /／⌒ヽ － ､! っ
/ ノ |─| （(|､ | っ ド、ドラえもん、ここでは言いづらいよ。
/ /⌒ ＃ヽ､ |)） ! あの子に聞こえてしまう！
| ヽ_ /⌒ヽ￣ ﾍー く
（（ ヽ／＼ｌ | `〜〜､__ つ だから場所を移そう！
＼ |ヽ` ─〜〜､
ヽ ＼/ (ヽ∩￣
| 三_ ＼ ））
（（ |＿＿＿_＼_ ）
-
;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::| ／ ／;;;;;;::::::::::::;;;;;;;;;;;;:;;;;;;;
;;;;;;;::::::::::::::: ::: :: | ／ ／;;;;;;:::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;:;;
;;;;::::::::::::::: :::: :: | | ／;;;;;;:::::::::::::::::: ::::::::::::;;;;;;;;;
;;::::::::::::: :::::: :: | |／;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::;;;;
::::::::::::::::::: :::: | |;;;:::::::::::::::::::::::::::: ::::: :::::::;;
::::::::::::::: :::::::::: | | ::: :::::::::::::::::::::::::: :::::
::::::::: ::: ::: : | ＿| ::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::
::::: ::::: :: |_ ＿|::::| ::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::: ::: ::: : |:;|-i |::::|:;::| ::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::: :::::::::: | | :::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::: :::: |＿＿＿＿＿| ::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::: ::::::::::::: | | ::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::: ::::::::::: | | :::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
;;;:;;:::::::::: :::::::／::::::::: ＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;
;;;;;:;;;;::::::::::;／;;;;;:::::::::::::::::::::: ＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;
;;;;;;;::::::::;／;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::: ＼:::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;
;;;;;;::::／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;
;;;::／;;;;;;;::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::＼:::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
／;;;;;;;;;;;;;;;;:::::;;;;;;;;;;;;;;;;:;;;;;;;;;;;;:::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
＿＿＿＿
／ ＼〟
i──────┐ ヽ
| ⌒ヽ ⌒ヽ＼ | |
| ＞|・ |─-|＿ / ほら、見てよ。
j ーｃ ─ ′ ヽ 凄く綺麗な子だろう。
⊂＿＿＿_ ／! _ﾉ
＿(＼ ＼ ＼ ＿＿／ ／ 歳は多分二十ぐらいかな。
（─ ヽ､ ` ─_──イ- ､
ヽ二＿ノ ＼／|/＼ ／ ＼
＼
-
＿＿＿＿＿_
／ / ⌒ヽ ⌒ヽヽ
/ , ┤ ／･|・＼ |､ ＼ はあ、そうですか。
/ ／ ` ー ● ｰ ′＼ヽ 二十ならば結婚適齢期はとっくに過ぎていますし、
l / ── | ── ヽ 既婚者かもしれませんよ。
| / ── | ── |
l | ── | ー─ ｌ それに、僕等が清水に来たのはお参りの為です。
l | | / 寄り道をして女人漁りをするなど御仏に失礼ではありませんか。
ヽ ヽ ／￣￣￣＼ /
>━━━━━Ｏ━━━く
/ ／ ヽ ヽ
, ─── ､
ゝ／ ＿＿＿＿＿_＼
/ | ノ － ､ －ヽl
l | / ．|∠ |
Y⌒￣ｌ | ｌ うるさいなあ！
ヽ_ ` ー‐ ﾍー ヽ
ヽ ／⌒ヽ＿＿つ 君はいちいち頭が固いんだよ！
>､ヽ(二)＿ ／
／ ＼／ ＼|＼
/＼／ |／＼
| l |ヽ ヽ
（ ）＿＿＿__| （ ）
ー ＾l | ｀ー.´
-
, ──- ､
／ ⌒ヽ
/ ／ ）ノ ）ノ ）ノ
ｌ / //⌒ ⌒ !
| / |ﾟ） | |ﾟ）|| －､
Y⌒ ー ､ｰ ヽ|_ｊ |
ヽ_ ＿ ﾉ ∈ヽ
／ ⌒＼ ///) ／/__/ ﾉ
∠ ノ ｌ` ｰ| |´ / /
￣ / ￣ / ノヽ､/ /
/⌒ヽ/ / | /
l / / |､_ノ
lヽ / |
|＼|＼ヽ | |
＜⌒ ヽL | |
∠─────、 ヽ ＿ ＼＼
|ﾉ⌒ヽ⌒ヽ＼ | |´ ｀ヽ￣｀ヽ
(| (・|・) |─|-､ﾉ | | あっ！あの子が帰ってしまう！
( ー ｃ ー ♯ _ﾉ. | ﾉ
`〜〜〜〜〜ヽ | ヽ＿＿ j | どうしよう！
| (ヽ／）ﾉ | |─┬─┬' ﾉﾉ 今、ここで見失ったら二度と会えなくなってしまうよ！
＼＼ ⊂二二二ノ|─┤＼! |
| | | | )＼／ヽ-､
／ ) | ヽ／ ＼ l
(／/∧） （/＼) ) / /
| `－′
-
, ─ 、
（_l_l_l_ ｊ
ヽ ⊂ノ , ──- ､
| |／ ＿＿＿＿__ヽ ／＾)､
| | | ノ ⌒ヽ⌒ヽ| /⊃ヽ_）
| | |─| ＞|＜ |／ _ノ ドラえもん！
|＿_|⌒ `ー o ー| ／ 今すぐ彼女の跡をつけて、住まいを調べてきてくれ！
| |､ /⌒ｰ──つ／
| |ヘ ヽ､(二)ノ<／
| ＼／＼／／
/ /
_,,..--;;;;;－--.,,_
｀-. ,___| |;;;;_, .-´
____| |___
, . ´ - _ ￣｀丶
/ _,.ゞ--., |-- ., ヽ はいはい、承知致しましたよっと。
/ ゝ| ・|・__,ﾉ ＿ ＼ ヽ
| /_ ｀´● -－ ＿. ヽ | やれやれ、何の為に清水に来たのやら。
. || ￣ | ￣￣ ＿ | /_
丶￣ ヽ ￣￣ |/ ｀ヽ´ヽ
ゝ￣__,. ┴－--- ／_____ ﾉ__ﾉ-.,
￣ー－----t.-´￣,.;-:;, ヽ, | |
丶;ヽ-_;;- '´__,.ノ_ノ ノ |
l_⌒_l｀ー---－´/＼__ノ
￣ ＼_..ﾉ
-
―━ 清水寺の南方 阿弥陀峰 ━―
, -'""'- ､ _,.．-'''"~""''' ‐
, -'"::.;;'' ;;:;: :::''"'- ､ _,..､-''"::.;;'' ;;:;: :::''::.;;'' ;;
, -'"::.;;'' ;;:;: :::''::.;;'' ;;:;: :::''"'- ､ _,,.-‐''"::.;;'' ;;:;: :::''::.;;'' ;;:;: :::''::
：、;:;":;";`;:;"：、;:;":;";`;:;"：、;:;":;";`;:;"：、：、;:;":;";`;:;"：、;:;":;";`;:;";`;
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,.;i；';.,,,.;i；';.,,,.;i；';.,,,.;i；';.,,,.;i；';.,,,.;i；';.,,,.;i；';.,,,.;i；';.,,,.;i；';.,,,.;i；';.,,,.;i；';.,,,.;i；';.,,
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＿ _,,,,,＿_
／: : : : : : : : : ＼
/: : : ;;; : : : : : : : : :ヽ、
| : : : / ) :_ﾉ＾): :ﾉ＾_):丿
. | : : :/ / ヘ_ ヘ_|
| : : | | （ﾟ| |（ﾟ| |
ヽ,-i -′ ､-′|
_ | ヽ ＿′ ﾉ
／: : :`ﾉヽ､ ヽノ ／:ヽ
ﾞ ---′ __| ｀ －┬´ ＼;;ﾉ
／ヽ＼￣∧￣ﾉ`ヽ
| | ￣ ￣ | |
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( ;; ;: ） ⌒ヽ （ . ;.; .; :.: ⌒) ..;.;:⌒):.ノ
＿＿_ノ ノ⌒) .;;:.;.) ＿＿＿＿＿,ノ ノ⌒) .;. :.:ノ、
:.｀)＿ _￣ ￣ ＿ ＿ ＿＿_丿 ￣ ￣￣￣￣｀ . .. ;: ;.:.:;;｀ヽ _:;,）
:.;....)´￣￣￣ ＿＿ﾉ⌒ーー'⌒ヽ _ノ .. . .;: .:; .:_,ノ
: .. ＝─ － ￣￣ヽ . :. :;.;;;）;.;;ヽ ￣｀ヽ＿,ノ ⌒￣￣´
ｒ´`; `ｰｰ⌒‐-､__｀ー､__
一⌒) ｀ﾞ´ ￣￣
::.:､::.｀ヽ＿
ー'￣￣´
_, , . _
(, .:;., ｀ヽ
｀ゝー - ´
, ----∥_
／ ＼ 京からだいぶ離れたな……。
/ヽ- ., ヽ
●ﾟﾉー 丶 |-－●., /´｀丶 あの女人はこんな山奥に住んでいるのか。
_| ニ ヽ ／ ´ ゝ ヽ
ゞ.__〟'´｀丶 ヽ / /´｀ヽ ｀ゝ_丿
／＿__∥ ,_＿ ゝ ヾ´
￣ | | ,,-.｀ヽゝ,__丿
| ⌒ヽ-ー'´
ゝ,_ノ
.
-
|;:;:_:;:_:;:_:;:_;:;_:;_l:;_;:_:;:_:;_:;:_;:_;:|
|＿＿＿＿＿_|＿＿＿＿＿|
||ｉ: :: :ｌへ､_|ｌ:|:| :|: |:ｌ:ﾊ: ｌ: ::: {Ｖ} ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ
／￣￣＼ | ｉ:: ::| __､ ﾚﾊ ,___ ﾊ:ｌ:: :: M ／￣￣＼ こりゃーーっ！！
＼／ | ｌ ｉ: ::ｉ ○}liiiiiiiil{○ Vｌ:: ::M | ＼／ この不審者！ストーカー！！
＼ ＼ ｌｉ: ::| " ＿＿ /: : :OO ／ ／
＼ ＼ｌ:: :|:ヽ |!!il|!|!l| /: :/: :: | |／ ／ そなたは何者じゃ！！
／／／ ｌ∧Ｖﾊ`,.|ｪｪｪｪ|イﾊ:/: :ﾊ ﾉﾉ ＼＼＼ いつまでうちの姫様に付き纏うのでおじゃる！！
｜｜｜ ／￣＼＼ ／／￣＼ ｜｜｜
／ ＼／／ ＼
＼＼＼ 入： / / ：人 ／／／
／＼入／| / / |＼人／＼
＿＿＿＿
／ - ､‐ ､ ＼
/ -| (・|・) |- ､ U
/ `-●‐ ′ ＼ ヽ
あっ、とうとう見つかってしまった……。 i 二 __| 二 U i i
_| ─ （__ ─ | !
（__） (_ | /
| ヽ / /
ヽ ` ━━６━━━━┥
-
＿＿＿＿
. ／/ ⌒ ⌒ヽ ｀＼
/／|／’ |，＼|ヽ ヽ っ
（（ ＿/ ヽ ｰ● ー ´ ＼ ヽ っ 大変失礼致しました。
ヽ 二 / 三 ヽ l 僕はある身分が高いお方にお仕えしている者です。
｀ｰ⌒ー⌒ヽ､__／⌒ヽ | |
） | ｌ /⌒ヽ 実は、僕の主人がそちらの姫君に懸想をなされまして、
/⌒ヽ _＿（二二二）__ノ / >､_ ノ 姫君のお住まいを見届けるよう、命じられたのです。
（（ ヽ _ ノ｀━━Ｏ━━━━／ / ノﾉ
. ＼/ / ＼ /
｀¨¨´
|:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::i;:;:;::;:;:;:;:;:;|
|;:;:_:;:_:;:_;:;_:;:l:;_;:_:;;:__:;:_;|
|＿＿＿＿_|＿＿＿＿|
. ,'::::/::::/::/⌒ｲ::/ |:l_:::::::ヽ
/::::,':::: Ⅳ|／ j:/ j∧｀::: ハ なーんだ、そういう話なら大歓迎でおじゃる。
ﾚl（|::::: | ⌒ j::/:/::::|
. l/|::::: | ⌒ん|/:∧| うちの姫様は山里住まいでのう。
. lﾍ:: ﾄ､ `‐'-' ﾉ::::: / 男君との縁がなく、行き遅れてしまったのでおじゃる。
. _ﾑ:|-f`_r―ｧ≠!:::::/
/=､＼｢｀}ヽ/／ j／
（ ＼{: ﾘ ∧
ﾉ ＿,}Ｖ／ }
〉彡＝{ﾚ'＝ﾐ､{
-
|:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::i;:;:;::;:;:;:;:;:;|
|;:;:_:;:_:;:_;:;_:;:l:;_;:_:;;:__:;:_;|
|＿＿＿＿_|＿＿＿＿|
/: : : : : イ:T ¨ri:l;; .. :: ::¨ヽ
j: : :イ斗‐!: | |:l:|-:､T ｫ: ::! まずはお二人で手紙のやり取りをしてくだされ。
|: .: :.|: |r‐i､ l |:l:|r‐ ､: |: }
ﾚ:.:.:|:!:ｲ.f- .:| ヽl.f- ∨:i: ﾚ そちらのご主人が参られる時は、麻呂が取り次ぎをするでおじゃる。
|: |（|: :.|x＝x ｨ＝x|:.:|）|
lN:. |: :.| `,,, ' ,,, !l.:|: |
|:.:|:. :|ヽ、 ﾏ ｱ .ｲ:j:l |: |
Nl!: :.|从:≧ァ ≦‐j:从:!:.j
ヽ:.l ｲ { l_／/ ._.ﾄﾚ
,... -::─::- ....､
／:::::::::::::::::::::::::::::::＼
,:'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
ノ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
/:::::::::::::;､::::::::::::/ヽ:::::::::,_::::::::::l …………。
Ｌ;:::::::::/'' ヽ､::::/、 _ヽ､ﾊ ｀};へ!
｀ ┬'Y7ヽ ｀ Y ;ﾍヽ | r Ｌ...._
,..:lヽヽじl ヾじリ ',ﾉ::::::::｀ヽ、
,/:::::::`l `´ r ￣ /´:::::::::::_;<ヾ
´'ーァへ、 ｀ - , ｨ´￣｀ヾ´
-
・
・
・
・
, -─── ､ /
ゝ／ ＿＿＿＿＿__＼ ／
/ | / ヽ|
/ | / ⌒ ヽ/⌒ヽ| ￣
| |─| (・|・) | でかしたぞ！ドラえもん！
V⌒｀ ヽ | ﾉ
/ ￣￣) |＼`ー─ ﾍー つ 彼女はまだ独りで、僕にもチャンスが残っていたんだ！
| 二 | | `ー─┬─ ´
| ノ､ ＼⌒ヽ⌒)_ ( ⌒＼
/` ー/ヽ ヽ､ 二二二ノ （ _)､ ヽ
/ / ＼／＼/＼ l ｰ ﾉ
ヽ_ / ＼／ ＼ _／
-
＿＿＿＿_
／／⌒ ⌒ヽ ｀＼
/ / ・/・ / ､ ヽ
/／ `ｰ●ー ´ ＼ ヽ
/＾ 三 / 三 ヽ ｌ 姫君のお住まいは山奥では不釣り合いな裕福な家でした。
ヽ.＿_ / ＿＿ l |
| ヽ￣￣￣￣ / | ｌ 生活にはご不自由をしていないようです。
ヽ ＼／ ￣｀ヽ／ / /
ヽ ヽ､＿＿／ / /
>━━,-､━━━━┥
/ ／ ヽﾌ /⌒ヽ￣ ｌ
／ ＿＿＿＿ヽ
| | /, －､, -､ｌ
| _| -| ･|< || へえ、そうなんだ。
, ―-､ (6 ＿ｰ っ-´､} 俗世から離れた山住まいなら、世捨て人かと思っていたけどな。
| -⊂) ＼ ヽ_ ￣￣ﾉﾉ
|￣￣|／ （_ ∧￣ / ､ ＼ それなら身分違いの心配はいらないね。
ヽ ｀ ,.| ￣ | |
｀－ ´ | | ＿|
.| （t ）
-
,. -ｰr
/` {
ﾍ / / } ,. ｰァ
.r"⌒'i / ヽ, { / ｝／ i
| |‐‐-----‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐--==--‐‐''''"´｀ﾞﾞ'i / i ヽ＿｛_... 、 ／ . }
| | | { i / ヽ. Ｙ ／ ｝
.| | | { ,r{ ;',',','; -┴; ／ /
.| | | { / ヽ. ）ｰ７ / ,.ｲ
| | | } i ｀ヽ-'__／＼ ／. |
| | | ヽ ｀ヽ＿_,イ､｀ ､.＿/"/ l
.| | | ＼ / || ￣/ /
.| | | `"~ヾ|| / /
| | | |l ｛ ／ ／
|r"⌒' | |ﾚ^ヽー'´
ﾞ'ゝ-‐‐---=＝=‐‐‐‐----‐‐‐‐‐‐‐‐-------┘ ||
||
, ─── ､
ゝ／ ＿＿＿_＿_＿_＼
/ | / ─ ､ ─ ､ｌ
/ | / ｌ l
| |─| （・|＜ | (⌒ヽ よーし、早速手紙を書こう！
Y⌒｀ ヽ＿ ノっ＿ ﾉ 三 ）
ヽ_ ､＿＿＿＿つ ｌ (､_ ノ 花開く都のセンスで、姫もメロメロさ！
＼ ＼－､-､_／ノ _ _
/｀ ー | ｌ |‐ ´ ｌ ｌ／／)､
/´ ＼／ `ー´ ＼ ｌ ) ヽ´ﾉ
| ヽ |／＼／ __ ／
├─┤ | ､
-
・
・
・
・
＿＿＿＿__
＼ ∠/ ・/・ /_ ＼
＼ / `-●－′ ＼ ＼ ──────
（＿三 / 三 ＿_ ヽ i ─────
── |￣| |.￣￣￣￣￣ | | ! ￣￣￣￣￣
| （ヽ＼ / / / ＿＿＿＿＿ のび太様、姫君からのお返事です。
￣ ＾＼＼_（二二二/ / / ─────
／ ━━６━━━━ヽ、
／ | /＿＿ ＼ __（_）
/￣ヽ ＿ ﾉ ） |－､ ＿＿＿＿＿
（（ | | ── ′ | i ──────
ヽ ＿ﾉ ￣￣￣￣￣ヽ_ノ
＿＿＿
ゝ／＿＿＿＿＼
/ | / . － ､ －､!
l __|─| ＾|＾ | やったあ！姫からの返事だっ！
（ __` ー ﾍｰ っ
ヽ ＼￣￣￣/ﾉ ｍn ……フムフム、名前はしずかというのか。
> ､二二／─(ヽ ｌ 可愛らしい名前だな。
／ ＼／＼|──`ｰ ′
（ ! | ,－ ､ 筆跡も素晴らしいし、教養のある人なんだな。
ヽ|ー──j | | |
ヽ /￣ |￣ | |─!
/￣/￣￣￣`ｰ ′
,-／ヽ／
ヽ二二）
-
┌───────────────────┐
│中将と女は何度も手紙のやり取りを続けた。 │
└───────────────────┘
::::○ﾟo:::::::｡:::ﾟ::::o○:::゜:::｡:::oﾟ:::::::o:::ﾟ:::::｡::::ﾟ::::｡○｡ o゜::::::o゜::ﾟ:::::o｡::::::::::::::::゜::::o:::::::○:::::ﾟ::::゜ o::｡:::::::o::｡ ::::::::::::::::::::
:::::｡::::::::::o:::::::::::::::::::::ﾟ::::o:::::::::::::o::::::::::::::::::ﾟ:::::::::::::::o::ﾟ:::::::::::::::::o::::::::::::ﾟ::::::::::｡::::｡:::::::｡::::::::::o:::::::::::::::::::::ﾟ:::::::::o::::::::::::::
, ─── ､
ゝ／_＿_＿_＿_＿_＼
/ | / / ⌒ ヽ ⌒ヽｌ
l |─| ‘|‘ |
Y⌒ ` ー oー ヽ ,.. -‐ ' ￣￣ ｀丶､
ヽ_ ＿＿＿ ﾉ , ‐'´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ､
＼ ＼ __ ／ ／ _／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
,-｀ ｰ── ＜ , '´:::::::::::::::;::::::::::::::::::::;:::::::::::::::::::::::::::::::::::',
／ __ｌ／ｌ ,-､-く ヽ /::::::::::::::::／|:::::::::::::::, '_l::::::::::::::/ ＼:::::::::::::::!
/ /／￣ ヽﾉﾉノ | |:::::::::::::::ﾚ '´l::::::::::/ ',:::::::::/＼ !:::::::::::::|
, ┴‐ ､ヽ ＿＿ ／ | ヽ、:::::::| , ､.!::::/ 〉､:::ト、 ｀ ',:::::::::::|
/ / ￣ ｀＼ | ｀ヽ,::! , ヽ| l ｀' | !r'´｀ヽ
|──|/ ＼‐──| /l ｀ | i | ＿ | / |
| / ￣ ヽ/ | ﾉ | ト､_!r=- ､' r'´￣｀'::':::::::: l ! l─- ､
| / / ＼＿ノ ／ i !::::::::: r :::::::::::::::: ' /::::::::::::::＼
／l ヽ r_ '´::::::::::::::::::::::,＞
/::::::＼ ｨ-‐ 'ﾆﾆｱ ／ ｀ヽ:::::::ｰ-'-´ｧ
/ - '7:::::｀>､ ヽ'､__ノ ／l l--‐' ´
'ー‐イ ｀!丶 .,_ ,. ‐'´ ! |
l | ＿__>｀-'´'´ /ヽ l
/ ,. - '´/ ｀ ﾞ ヽ､ / ! ',
/ '´ / /｀ヽ! ! l
:::::｡::::::::::o:::::::::::::::::::::ﾟ::::o:::::::::::::o::::::::::::::::::ﾟ:::::::::::::::o::ﾟ:::::::::::::::::o::::::::::::ﾟ::::::::::｡::::｡:::::::｡::::::::::o:::::::::::::::::::::ﾟ:::::::::o::::::::::::::
::::○ﾟo:::::::｡:::ﾟ::::o○:::゜:::｡:::oﾟ:::::::o:::ﾟ:::::｡::::ﾟ::::｡○｡ o゜::::::o゜::ﾟ:::::o｡::::::::::::::::゜::::o:::::::○:::::ﾟ::::゜ o::｡:::::::o::｡ ::::::::::::::::::::
-
┌──────────────────┐
│そして、女からの数回目の返事には……、 │
└──────────────────┘
r､ _ ___＿＿___
ﾔr―－''''''""""¨ |
l ｌ |
,.'-‐-､ |
〈_,.rニ＝、 |
（ ｒ_rk=ﾆ、 |
λ _,.-‐く |
/ K_,.-‐''" |
| ﾄ |__,,,.....．--―─=''''''''￣"
＿ _,,,,,＿_
／: : : : : : : : : ＼
/: : : ;;; : : : : : : : : :ヽ、
| : : : / ) :_ﾉ＾): :ﾉ＾_):丿
. | : : :/ / ヘ_ ヘ_| 『私は山里人なので、京に出ることは滅多にございません。
| : : | | （ﾟ| |（ﾟ| | ですから、どうかあなた様からこちらにお出で下さい。
ヽ,-i -′ ､-′|
_ | ヽ ＿′ ﾉ 恥ずかしいので、物越しならお話をすることができます。』
／: : :`ﾉヽ､ ヽノ ／:ヽ
ﾞ ---′ __| ｀ －┬´ ＼;;ﾉ
／ヽ＼￣∧￣ﾉ`ヽ
| | ￣ ￣ | |
-
, ──- ､
ゝ／＿＿＿＿＿＼
￣￣| / | / / ⌒ヽ⌒ヽｌ
| l __|＿| ＾| ＾ | ∩／) ､
⊂ヽY ` ー ﾍー´ｰ､ ヽ⊇
|ノ ＼ |`ｰ───, ┬´>ｰ－′ バンザーイ！
──|＼ ＼ヽ( 二 )_／／／ しずか姫からのお誘いだ！
￣￣ ＼ ヽｰ──ィ／
｀| ＼/ ＼| 手紙を続けて、やっと心を許してくれたんだ！
| | /⌒ヽ
（（ |ｰ───┼─┬┘ |
/､ ＿＿_|_＿_|＿. ｌ
/ ｀/ `ー ′
＼ ノヽ- ､ ノノ
> ﾉ
（ ＿ ／
＼＼＼ _ | | |
＼＼＼ ヽ)
_ _,,... -――- ､,._
ヽゝ ／_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::ヽ
､ iノ,‐ ､ ,. -.,ヽﾞｰ-::::::::ヽ
if' i" iハ |:::::::::|
― （i / j ヽ |ー-| ;:-､j ああ、早く姫に会いたい！
―ニ /ゝ-(~"ヽ､_,ノ " ６ i ＝ニ
― i （｀ ﾉ⌒ヽ イ ― 皆、出発の準備をしてくれ。
ヽ ~､` ｰ―<_ﾉ_ノ 丿 僕も香を薫き染めて、お化粧をしなきゃ。
ヽ ヽ ､＿_ノ _,,..'"!､
｀r-､―''" ／┐ ＼＼＼
／／／ rf／ ＼ ／ ~＼ ＿＿＿＿
／／／／ _イ ` ＼ ＼ _,-､ / ,-―――
(~ヽ､_,..-‐'" ＼ ／ < fﾆi （ (＝) ）
,／` 、 ヽ _,,..ﾞ| | ＼/ ノ ､＼ / ` ー"
(／,＼ ﾉ''" .| | ヽ ／ヽヽ) [￣￣￣￣
ゝくノノ''" `iー――――ー{ `ヾ_ヽ'-' |￣￣￣￣
-
＿＿＿_
／ ＼
/ ノ -､ -ヽ ヽ
/ , -|／‘|＜ |-､ |
○／ ` - ●-′ | あのう……、のび太様……。
. | | 三 | 三 /
| | ／⌒＼_|／＾／ 差し出がましいですが、
| |━━━(ｔ)━━､ 姫君にお会いするのはやめにしませんか……？
| ／＿＿ ヽ |_|
. i l ヽ＿__/ﾉ j_)
ヽ ` ── ′/
⊂二⊃⊂二⊃
＿＿＿
ゝ／＿＿＿＿_＼
/ | / －､ －､l
(＼ |___|─| (・|・) | なんだい、藪から棒に！
> ⊂) （ ` － o－ヽ
（_ ／＼ヽ /⌒──┘ﾉ 君も僕達の関係に協力してくれたじゃないか！
＼ ＼ヽ`＿─_´／ ／)
＼ ノ＼／＼/￣￣|| |三! ））
（（ | l──┴─－´
| |
-
(＼ ＿＿＿＿＿ /
／´ /／ ヽ⌒ヽヽ ／
/ , -| (・|∠ |-ヽ ＿
/ ／ ` ー ●ｰ′ |＿ 僕は見てしまったんです！
ｌ / 二二 | 二 /
. | l ／⌒＼─ | ー ／ いつものように、のび太様の手紙を届けようとしましたが、
| | / ￣￣￣/￣ 姫君の屋敷をこっそり調べてみると、
| | | / 門は高々く、屋敷は頑丈な土堀に囲まれ、
/⌒ヽ | | /⌒ヽ⌒ヽ | 庭にも堀が掘られていたんです！
ヽ＿ﾉ＼ ヽ` ー────┴ フ
//＼ `━━━━６━━ ´─/⌒ヽ こんなのおかしいでしょう！
/⌒ヽ￣ ／ ヽ ヽ＿ﾉ
ヽ__ノ ┐ / ┌───┐| |￣ //
, ──── ､
ゝ／ ＿＿＿＿＿__ヽ
i | / /⌒ ヽ/⌒ヽ
| ＿| ＿| ・|・ |__ しずか姫は裕福なんだろう？
, ─i ､ ヽ ＿_ o__ ﾉ ヽ 盗賊から財産を守る為なんじゃないの？
! `-､ | !
＼ ヽ､ ──┘ ノ ／ 京だって、お世辞にも治安がいいとは言えないし。
＼ ＼二二へ二ヽ／
＼ | |
| |
-
. . --- . . ＼
. . ´ : : : : : /＼∨/ヽ ､
／:. : : : : : :.＿| 才ﾍ |_:ヽ
/: : : : : : :／とこ.、弋ﾟ}ﾟ∠ﾉ 二
ﾍ// |: : : : : ／ 二ﾆ/ / ｰ '{;;;;;;;ﾉ´, ― そんなレベルじゃありません！
. | | |: : : : / ＿ｰ 二二 丁 ニ | あれは屋敷ではなく、敵から防衛する為の砦です！！
. | ﾄ / |: : : / ／ ｀＞ ＿|＿＿ ﾉ
. ヽヽ ∨: :| |／⌒ヽ／⌒ヽ / / きっとこれは罠ですよ！！
ヽ:∧ ヽ ＿＿＿＿_} ／ ／
/ / 7 三二 ー_-＿_＿＿__／
/ /: : : : : : : : : : : : : : / ヽ
| |. /: : : : : :＿＿＿＿ 人 ＿ ノ
| | |: : : : : : / |￣￣￣ ７/
, ─── ､
／＿＿＿＿＿__ ヽ〟ヾ
(（ |/ ─ ､ ─ ､＼ | ヽ
| | l | | ハッハッハ、ドラえもんは面白いことを言うなあ。
| / |ヽ !─ｒ-､ﾉ
（＾ヽー ﾍ ` ー ´ﾉ| 6 ! 何か物語の影響でも受けたのかい？
`ー ､⌒｀ー─ ´ | _ﾉ ﾉﾉ
＼⊂二 ﾉ /＼
､────´／ /＼
￣￣￣/「/＼/ /＾ヽ
i | | |
-
＿＿＿
ゝ／ ＿__＼
. / / ﾉ －|
| /─| ミ|
ヽ （|| `－ ｂ ドラえもんがなんと言おうと、僕は行くよ。
─── ヽﾍ／ 〜〜〜`
￣￣ ／二二ヽ-─ ′ 僕も準備をしなきゃいけないから、
＿ ／/ （ ＼ いつまでも君の話に付き合ってられないし、
∈ ﾉ/ /＼ /｀ヽ 嫌なら付いて来なくていいよ。
￣ |￣￣￣ | ヽ_ノ
ヽ＿＿／＼
,－､＿| ! ＼ ヽ
/ | 丿 | ─|＿
ヽ__ﾉ ￣￣ （ ＿＿ ）
, ──── ､
／ /⌒ヽ ⌒ヽ＼ っ
/ , ─|／ (・|・)＼|､ ヽ っ
/ ／ ヽ､＿ﾉ､＿ﾉ ヽｌ
ｌ / ／＼ 二 ● 二 l⌒ヽ あっ！待ってください！
| / / ＼─ | ─／ヽ_ノ 僕も行きます！
☆| /⌒ヽ ＼＿|__／ ／
★ ｌ／ヽ _ノ / ／ （ああ、どうしよう。
/ / ＼_（二二）___〈 ／ 近衛中将と言っても、世間知らずのお坊ちゃんなんだから、
/ /━━━Ｏ━,─＜ このまま放っておくことはできないよ。）
ｌ / ＿＿＿ / l
| | ヽ ノ ／>､_.ノ
ヽ ヽ /⌒ヽ ／／
ヽ､_| |.／
`.ー ′
-
┌────────────────────────────────────────┐
│中将は女見たさのあまり、喜びながら、侍二人、小舎人童、馬の口取りをする舎人のみを連れ、 │
│暗くなった頃に忍んで出かけて行った。 │
└────────────────────────────────────────┘
＿＿＿＿
／ ＼〟
i──────┐ ヽ
| ⌒ヽ ⌒ヽ＼ | |
| ＞|・ |─-|＿ /
j ーｃ ─ ′ ヽ
|ヽ、,.,､,、,､、 ,ィ'ヽ ⊂＿＿＿_ ／! _ﾉ
ヽ彡彡 ミﾐ//､/ﾐ ＼ ＼ ＿＿／ ／
Y彳,ｲﾙﾘﾍ_ﾚ’z`ミ ` ─_──イ- ､ - ､
/{ﾘﾙy7” `ﾞミ ミ _,. ｨ'´ ｀Vﾉ| ヽ / | r ヽ
/ iﾘ' ﾄ,ﾐ ﾐ ,i´､ | （（ﾉ' / l /ｰ-｀ヽ
● :i: ● / l ﾐr- ／ ｰ-ヽ! ヽ、/ l / ヽ
〉 :/: ｀´／'7/ﾙ ﾐkヽ-‐- ､ﾉ // ノ/ ｀ヾ ､_ _ヽ
/_,:/:_ // /,∧jﾄ k ヽ, ノ〃／ / ヾ〉、 _7´, ｀ヽ
,/＝:i:==ｭ`V/／／;: ｀ヾi! ,r-'´ ｀!ヽ {O_ O___ | /´￣' 〉
/ ｀¨ ¨ ¨ _}ﾚ'/´ ;: ＼ ! _｀_},r=＝〔,r' ｀ヽ､_l/=ｰ /
|O Ｏ /ﾑ〈 ; ヽ __｣r=´l{O (｢Ｙ´_,. ｝）_,. -―‐ '
l､_=ﾆ=- ノ,. ﾍ｀ﾟｰ＝＝ ===＝ｰ'＜´L_ _＞､ ｀´`ｰj7-'^l´
`＾ｰ--‐''´ i、 ヽナ｀＝＝＝＝-ｰ''￣V
,.. -ｪ=ﾆﾌﾆ= ､ _,,,......,,,
. //,ｨ^ヾ/ ｀"＾ｰ} ,,,''" ﾞ''丶
i l l l ｺ ﾍ ﾉ-､ ＿＿＿＿＿＿_ i;;:::::＿::::_:::_ :::＿ヽ
, -y' ' ' ' ' ｰ〈 ＞＿＿＿＿_ | !:::::ノ ノ ー l
-{ 丶 } ￣ |⌒ v⌒ヽ |__| r､| ｲﾟj` 'lﾟj`l
ヽ ＼ . ´ | ．| ． ﾉ ) ､_: ｀ ' ｀ ﾉ
` ＞ ‐-r ´ ＜ ` o ｀- ´ ﾉ ヽ､ ー- ／
ー---ﾍ｀ヽ ＞ ／ `i -'イ_
i ｝ ／▽▽＼ ⌒/＼／ /￣⌒ヽ
| 〉 l.／＼/ ヽ
-
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:: :::::::::... . .... .. . ヽ / . . . ... ..::::: . .. .
＼ ／
－ー
.^''ｰ-､...,_ ._,,,､,_ _‐'¨'''''''^¨⌒¨^'‐......., ._.､,／¨^'ｰ-'ｰv.,_
.￣ ¨^'ｰ=ﾆ ¨''ｰﾆﾆ_ ¨^
､.....,_ .,.,,､v-､ _,.,､､､,_
ﾞ'---ｰ'ｰv .,,-'″ .ﾞ'″ .¨''ｰv,_ ,,,v‐￢v.,
＼ ._,,v‐″ .¨^″ ¨''ｰ､,
.＼'''''″ .¨''ｰ､
.ﾞ'ｰv
-
＿＿＿＿
／´ ｀＼ﾚ
/＿＿＿＿＿＿＿ ヽ
|ノ─ ､ ─ ＼ | ヽ ここが阿弥陀峰かあ。
| ｖ|・ ｌ＿| ! 人家の明かりは見えないし、真っ暗だな。
,| | | Ul´⌒Y
l/`ー ﾍ ` ─ ′ （ | しずか姫はこんな寂しい場所に住んでいるのか。
ｌ__ _ ノ- ､
(＿／⌒ヽ_／⌒ ／/ ｌ
` ─┬─┬ /ヽ/ /|
|＿__| ` /＼ / |
, ────- ､
／ /⌒ ヽ ⌒ヽ＼
/ , -|／ ・|・ ＼| ､ ヽ
/ ／ ` ─ ●ｰ ′ ヽヽ そりゃあ山奥ですし……。
ｌ / ── | ─ |
| / ── | ─ | のび太様も落馬しないように気をつけてくださいね。
| ｌ ── | ─ ｌ
ｌ | ／￣￣￣￣｀ヽ /
ヽ ヽ （＿＿＿＿＿ノ ／
>━━━━━ Ｏ━━─（ _ ）
/ ／ ヽ ／
-
・
・
・
・
＿＿＿＿＿＿＿＿__l￣l＿＿＿＿＿＿_l￣l＿＿＿＿＿＿＿＿
;;;;;;;;;;l;;;;;;;;;;l;;;;;;;;;;l;;;;;;;;;|::|二li＿＿＿＿＿＿il二|;;;;;;;;;;l;;;;;;;;;;l;;;;;;;;;;l;;;;;;;;;
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;;;;;l;;;;;;;;;;l;;;;;;;;;;l;;;;;;;;;;l;;;|::|二li | | ;;il二|;;;;;l;;;;;;;;;;l;;;;;;;;;;l;;;;;;;;;;l;;;
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￣￣￣￣￣￣￣￣"'￣'￣￣￣￣￣￣￣"'￣￣￣￣￣￣￣￣
|┃ |;:;:_:;:_:;:_:;:_;:;_:;_l:;_;:_:;:_:;_:;:_;:_;:|
ｶﾞﾗｯ. |┃ |＿＿＿＿＿_|＿＿＿＿＿|
|┃ ﾉ// ||ｉ: :ｌ: :ｌへ､_|ｌ: : ｌ:|: : :ｌ:ﾊ: ｌ: : {Ｖ}ｌ おお、ようこそいらっしゃいました。
|┃三 | ｉ:ｌ: ::| ｉ::|レ人ﾊﾊﾊ:ｌ::M: ｌ
|┃ ｌ ｉ: ｌ::ｉ ⌒ ﾚ ⌒ Vｌ:: :M: ｌ ささ、お入りくだされ。
|┃ ｌｉ: ｌ::| " ＿ /: :: OO＼ 姫もお待ちでおじゃる。
|┃三 ｌ:ｌ: :|:ヽ )＿) /: :/: /:|| 〉
|┃三 ｌ∧ﾊＶﾊヽ _ , - ' //:/::/ // ﾉ
|┃三 /ﾘ ﾘ レ -.ク / /く" ﾚ
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,/ ,ｲ ,ｲ
／〈 ////
/ / ／| ﾚ ﾚ
/ / l | , ―― ､_ ., イ ,ｲ ,ｲ
/ / l | '――'''''' ／／ .//// , イ
/ / l l ／／ ﾚ ﾚ ／／
/／ Y ／／ ／／
/ ／'" ／'"
＿ 癶 癶 r＿＿,ｭ
/_∧ 「」 「」 ＿ ＿ 龠／＼ﾉj}¨¨¨圦 ___. 龠
|i:i:| ∠ZZZZZ癶ノ￣￣￣￣＼￣∨__∧zzzj‐|zzzz癶zzzzzz/__∧i::|＿
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,.:",.:",:",:",:",:",:",:",:",:",:",:"￣｀｀｀`''' ┴ ⊥_|｀`|┼┼＋､、 ⌒ミh｡.,_,:",:",:",:"ﾞﾞ弌⊥|_|‐|‐|i:i:i:i:i:i|
,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:",:",:",:",:",:",:",:"｀`''┴ ⊥_|‐|ｰ|‐┼..|_|_|_|_l_i : . ミis｡.,:",:",:",:"｀'弌┼|┼|-|‐|
,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:",:",:",:",:",:",:",:"｀｀`''┴,⊥_| | | | | | | | | | l i ミh｡,:",:",:",:｀''弌L|,_| :|
, -─- ､
／ ﾞヽ､
/ _ -- ､─, -- __.ヽ.
.|┌ｿ.⌒ヽ､./⌒ﾞ''､!ヽ|
!|. | 几.Y ..几 |_|.|､
,､「.l .ﾉソ 人λゝ ﾉ.l.l
( .｀ ゝ--,,'∩ﾞ -_''ﾞ .'~ﾞ) ！！？
ﾞゝ┬T.~ ｀ﾞ~TＴ'''~
l | .| | l
| i . i rへ ,, ' 7 l | |
.| | .(~｀ ー - -'-'.つ |
| | .｀ﾞＴ -.-＋ヤ' |
l ! 斤-､ 人ﾉ､. !
/ ~） ハ
-
＿＿＿
γ￣ ￣ ｰ-
f＼/＼／＼／＼ ヽ
i ヽ､__ノ｀ヽ､, ＼/t i
ｆ￣ｌ ∩ .∩ i i おいおい、なんだこりゃあ。
ｔ 丿 .∪ ニ ∪ ﾚ⌒ヽ
f （ 丿 ６ i 戦乱の世じゃあるまいし、
l ￣!￣ ノ 随分と物々しい光景じゃないか。
.i __ i
ヽ(￣ ＿ -ｰ- ＿ ﾉ
／ ヽ-＜＿ _ -'′＼
／ ￣￣￣ ＼
＿＿＿＿＿＿
| ＿＿＿＿ ＜
.. |__| | ・|・ |.￣ 僕も自然を活かした風流な屋敷を想像してたんだけどね。
（ ` - o-´＞
. ヽ､ ＜ .こんな場所に本当に麗しい姫君がいるのかな。
_∩ ／ ▽▽ヽ
∈ |￣ | | |
￣￣￣ | | |
-
＿＿__
ゝ／＿＿＿＿ヽ
/ | , ─ ｗ－､! （うう、どうしよう。
| __|-| +|+ | 実際に来てみると、ちょっと怖くなってきたぞ。
（ u ｀ー oー |
/ヽ､/＾＼__／ ﾉ でも、今更引き返すことなんてできないし……。）
ｌ､(uu ー,─ ､´
ｌ ＼ __／┬ ′
＿＿＿＿_
／ － ､－､ ＼
/ , -| ／・|・＼|- ､ヽ
/ / U ` －●- ′ ヽi.
| / 二 | 二 | （だから言ったのに……。）
| | ─ |__ ─ !
ヽ ヽ __) /
＼ ヽ _) /
l━━６━━━━┥
| / ＼ |
-
|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::i;:;:;::;:;:;:;:;:;|
.|;:;:_:;:_:;:_;:;_:;:l:;_;:_:;;:__:;:_;|
|＿＿＿＿_|＿＿＿＿|
/: : : : : イ:T ¨ri:l;; .. :: ::¨ヽ あー、コホン……。
j: : :イ斗‐!: | |:l:|-:､T ｫ: ::! この堀の先に姫様がいらっしゃるでおじゃる。
|: .: :.|: | ノ､ l |:l:|｀ヽ、: |: }
ﾚ:.:.:|:!:ｲ.＿_:| ヽl.＿_∨:i: ﾚ ですが、供の方々はこの先を進むことはできませぬ。
|: |（|: :.| ﾄｭﾘ ﾄｭﾘ |:.:|）| 堀の外に建物がありますので、そこでお待ちくだされ。
lN:. |: :.| `,,, '_ `,,, !l.:|: |
|:.:|:. :|ヽ、 (ﾉ .ｲ:j:l |: |
Nl!: :.|从:≧ァ ≦‐j:从:!:.j
ヽ:.l ｲ { l_／/ ._.ﾄﾚ
＿＿＿_
..:::::´:r ノ､＼､＼
／::::::::::_」 0|0 l__::＼
/::::::::::／ ｀ｰr'⌒Y´ ＼:ヽ えっ！？
,:::::::::::/ ￣￣ ｰr‐' ￣￣ ｌ.:ｌ そんな、困ります！
|::::::::/ ￣￣ ｌ ￣￣ |::|
|:::::::ｌ ´￣ -─┴- 、￣｀ l/ 僕達の役目はのび太様をお守りすることです。
ヽ::::| ／ ヽ ／ 離れていては、役目を果たすことができないじゃないですか！
`ミ三≧====ｧ=r=≦ﾔ′
/::::::::::/ (〒) ヽ::::ヽ、
{:::::::i:〈 ＿＿＿ 〉l::::::ト､
{:::::::|::::ヽ ( )ﾉ::厂´ ﾉ
-
, -──- ､
ゝ／ ＿＿＿＿＿__＼
/ | ノ ─ ､ －､ !
/ |＿| ･ | ・ |
| | | | !
/⌒` u ` ー－ っー ヽ （この先にしずか姫がいる……！
ヽ__ ﾉ
／／ , -＼ -─┘ ／ 夢でしか会えなかった姫に会えるんだ！）
／ ／ | ` ｰ─┬ ´
／ ＼／＼/ ｌ ／／
/ ／ / ＼ _
/＿_/ /､ （_）￣)
（ ヽ＼＿＿_ / ヽ､ | |二 ﾉ
( ＿ _ﾉ / `ー ´
＿＿＿
ゝ／＿＿＿＿＼
| | / － ､－､|
|__|─| ＾|＾ |
（ `－ o－ ! はいはーい！
__∩ ヽ､ ＼￣／ノ ∩__
∈ |￣￣ ▽▽￣￣| ∋ 今、行きまーす！
￣￣￣| |￣￣￣
＿＿ |＿＿＿ |
─── i |
-､__＿>─┬ く´ヽ
/ | ／ |─|＿
| __/￣￣ (＿＿ ）
─── ､ ＿,ノ
／::::::::::::::::／フヽ _＼ ＿)
/:::::::::::: ─|／ G| {∠::::', )
〃⌒ヽ. /:::::::::／＿＼ヽ__ノ⌒ヽﾉ-ヽ ⌒) のび太様！！
{ } l::::::::/ ── ヽ__彡∠ | ⌒)
ヽｰ彡::ヽ |:::::::| ／￣￣＼＿| ─ ﾉ! ⌒)
＼:::::::＼::::!. |/⌒⌒ヽ ￣T´/⌒ヽ ⌒)-､
ヽ:::::::::::::. ＼＿＿_｝＿＿,ﾉへ＿ノ '⌒Y
＼:::::::::::ミ==========≦:::::/
-
s｡:::`ヽ､::`ヽ､:::`ヽ､~￣＼＼
s｡＞s｡::＞＜＞＜＞s｡￣ヽ＼
s｡::＞s｡＞＜＞＜＞＜￣￣ヽ＼
s｡＞s｡::＞s｡＞＜＞＜＞s｡￣＼＼
:::＞s｡:::＞s｡::＞s｡＞＜＞＜￣￣ヽ＼
＞s｡:::＞s｡:::＞s｡::＞s｡＞＜＞＜￣＼＼
三三三三三三三三三三三＞＜＞く＾＼＼ ,.癶
⌒＾`''弌//≧s｡., |i:i:ｉ:|i:i:|＼|＼／＾ ＿＿ ,.ィ升||ミs｡
──────‐:::|i:i:i:トミ/,'|i:i:ｉ:|i:i:| ∠ﾆﾆｨ癶 ,癶. |||_||_||_|||/
＿＿＿＿＿______,|i:i:i:l──|i:i:ｉ:|i:i:|ミs｡ `|,ｨ癶|｀r' t≦ZZ≧x. ||ZZZZl|
￣￣￣￣￣￣~~:|i:i:i:l￣￣|i:i:ｉ:|i:i:|｀ﾞ''ミ≧s｡.,r≦ZZZZ≧x .rt|zzzz|ヽ_〉 ||_|l,ｨ|_|||
￣￣￣￣￣￣~~:|i:i:i:l三二|i:i:ｉ:|i:i:| ⌒＾^''ミ=-s｡., |‐|＾ ＾|／＼~|ﾊ＿＿＿ |l,ｨ|_||_|||
￣￣￣￣￣￣~~:|i:i:i:l三三|i:i:ｉ:|i:i:|二ﾆ=-。.,_ ｀`''=-≧s｡s≦ZZZZ≧zｧ二二ﾑ ||_||_||_|||＿＿＿＿＿＿＿＿
￣￣￣￣￣￣~~:|i:i:i:l…‐-|i:i:ｉ:|i:i:|三三三三二ﾆ=-｡｡..,,_ ｀`''ミs｡ .[[]]||＼＿＿|＿___||_||_|/＼三三三三三三三三三
￣￣￣￣￣￣~~:|i:i:i:l三三|i:i:ｉ:|i:i:|｀:､｀:､￣”“''￢=┴=ﾆ二二二|＿＿__|__|＾＾Y＾＾＾Y＾＾＾Y＾＾|i:|i:i:ｉ|i:i:|i:i:|i:i:|i:i:|i:i:|i:i:|i:i:|i:i:|
￣￣￣￣￣￣~~:|i:i:i:|｀:､`:.|i:i:ｉ:|i:i:|｀:､｀_｀:､｀:､｀:､｀:､｀:､｀:､｀:､｀:､`＼ ￣＼＼:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ`ヽ┴┴┴┴┴┴┴┴┴
￣￣￣￣￣￣~~:|i:i:i:|｀:､`:.|i:i:ｉ:|i:i:|`:､(__)zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz
￣￣￣￣￣￣~~:|i:i:i:|｀:､`:.|i:i:ｉ:|i:i:|`:､|i:i:|｀:､｀:､｀:､｀:､ |i:i:i|｀:､｀:､｀:､｀:､ヽ:.|i:i:|──‐‐‐‐ｰ:ﾞ|i:i:|─/,;'´,;'｀`丶､.: |i:i:|:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:
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￣~,.ィ升///,.ィ升///,.ィ升//,.イ///'／////／///,.ｲ///,ｲ//,∧//'∧//,ﾑ///|///,'|///,i{///ﾑ///,ﾑ///ム///＼
,.ィ´////,.イ////',.イ////,.イ,///'／////,／'///,.ｲ///,ｲ///∧//'∧///ﾑ///,|///,'|////|///,ﾑ////ﾑ///ム////
-
, ── ､
ゝ／＿＿＿＿＿＼
./ | / , ─ ､ ─ ､ｌ
| | ｌ ．|． ｌ （堀の先には多くの建物があるんだな。
Y⌒￣ｌ | ｌ
ヽ_ ` ー‐ ﾍー ´ｌ だったら僕の従者達もここに控えさせればいいのに、
ヽ､ ３ ﾉ なんでわざわざ遠くに離れさせる必要があるんだろう？）
>─∩─､ ´
/l／/ ﾚヽ ヽ
ｌ ｌ ヽ _ ノヽ |
| | ＼__ ﾉ
|:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::i;:;:;::;:;:;:;:;:;|
|;:;:_:;:_:;:_;:;_:;:l:;_;:_:;;:__:;:_;|
|＿＿＿＿_|＿＿＿＿|
/: : : : : イ:T ¨ri:l;; .. :: ::¨ヽ
j: : :イ斗‐!: | |:l:|-:､T ｫ: ::!
|: .: :.|: |r‐i､ l |:l:|r‐ ､: |: } 中将殿、ここが客間でおじゃる。
ﾚ:.:.:|:!:ｲ ヽ:| ヽl ∨:i: ﾚ
|: |（|: :.| ● ●j:.:|）|
lN:. |: :.| ､_,､_, !l.:|: |
|:.:|:. :|ヽ .ｲ:/⌒i|
Nl!: :.|从:≧ァ ≦j/ /j
ヽ:.l ｲ { l_／／ﾍ､__∧
-
, -─── ､ /
ゝ／ ＿＿＿＿＿__＼ ／
/ | / ヽ|
/ | / ⌒ ヽ/⌒ヽ| ￣
| |─| (・|・) |
V⌒｀ ヽ | ﾉ わあ、凄いや！
/ ￣￣) |＼`ー─ ﾍー つ
| 二 | | `ー─┬─ ´
| ノ､ ＼⌒ヽ⌒)_ ( ⌒＼
/` ー/ヽ ヽ､ 二二二ノ （ _)､ ヽ
/ / ＼／＼/＼ l ｰ ﾉ
ヽ_ / ＼／ ＼ _／
┌────────────────────────────────┐
│中将が妻戸から入ると、たいそうよく整えられており、 │
│屏風、几帳などが立ち、清らかな畳を敷き、母屋には簾がかけられている。 │
└────────────────────────────────┘
￣￣￣￣ ／／／￣￣ ／／／￣￣ ／／／￣￣ ／／／￣ ／／／￣ ／／／￣ ／／／￣ ／／／
￣￣￣ ／／／￣￣ ／／／￣￣ ／／／￣￣ ／／／￣ ／／／￣ ／／／￣ ／／／￣ ／／／
￣￣ ／／／￣￣ ／／／￣￣ ／／／￣￣ ／／／￣／／／￣ ／／／￣ ／／／￣ ／／／￣
￣￣|／／￣￣￣|／／￣￣￣|／／￣￣￣|／／￣￣|／／￣￣|／／￣￣|／／￣￣|／／￣￣
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
|i:i:ｉ| |i:i:i| |i:|i:ｉ| |i:i:i|
|i:ｉ:i| |i:i:i| |i:|i:ｉ| |i:i:i|
|i:i:ｉ| |i:i:i| |i:|i:ｉ| |i:i:i|
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
≡≡≡≡≡≡≡: |i:ｉ:ｉ|≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ニ:|i:|i:ｉ|≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
::{ﾆﾆﾆﾆ}:::}ﾆﾆﾆﾆl::}|i:ｉ:ｉ|:/ﾆﾆﾆ/:_/ﾆﾆﾆ/::/ﾆﾆ/:::/ﾆﾆ＼/:::/ﾆﾆ/:::::/|i:|i:ｉ|:_/＿/:_/＿/_/＿__/:_:/＿/
))￣￣ )￣)￣￣) )|i:ｉ:ｉ|￣）￣） ）￣￣)￣)￣)￣)￣ )￣)￣)￣)￣）|i:|i:ｉ|__)＿)__)＿)__)＿___)＿)＿)＿
￣￣￣￣弋ZZZZZZZZZZZZZZア￣￣￣/￣￣¨//￣￣::/¨/￣.::|i:|i:ｉ| ＿＿___,,,,..｡o1:「￣￣￣:|:|￣
|ー-..⊥..||＿|| /::::::::::::://:::::::::::::/ /::::::: : |i:|i:ｉ| ||ﾞ￣￣¨|| :|:| |:|
| l || ||..￣| ¨||ﾆﾆﾆﾆ|:|ﾆﾆﾆﾆﾆ|:|ﾆﾆﾆ|i:|i:ｉ| || || :|:| |:|
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ| | || || |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆｉ|i:|i:ｉ| || || :|:| |:|
━┳━|i:|━| : :|| || |┳|:|━┳━|:|━┳━||━┳━||━ｰ|i:|i:ｉ| || || :|:| |:|
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニj j || || jﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ|i:|i:ｉ| || || :|:| |:|
: : : : : : : : ::/ / .|| || /: : : : : : : :: : : : : : : :: : : : : : ＿＿,,,..｡⊥|i:ｉ| || || :|:| |:|
: : : : : :＿:/ .: . .|| || /-== '' ¨¨ ￣ ￣ ￣＿｀`〜､、 "'' └ _──ト . :|:| |:|
..¨¨¨￣／ ／ __||＿||_｀`''弌is｡.,￣ ｀` '' ＜ ____＞ - _ "'' ｰ弌=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
￣￣￣＿￣二ﾆ=＜__|＿＿＞‐…｀`'弌is｡., ｀`'〜､、 ｀`〜､、_ -─ ｀
¨¨￣￣＿＿,,,... --==￢￢¨¨￣ `'弌iト.｡ ＿二ﾆ=-‐ '' "
¨¨￣￣ ＿,,... --==￢ ¨￣ ≧=--==ﾆ ￣
_,,.. --==￢ ¨¨￣
-
_＿＿＿＿
ゝ／´ ｀＼
/ ＿＿＿＿＿＿＿_ヽ
/ | / / ⌒ ヽ ⌒ ヽ!
l |＿l ﾍlﾍ l 土堀に囲まれた外とは別世界だ！
V ⌒｀ | | |
| ｄ ヽ.＿＿ノ ﾍ ＿ ノ⌒i この屋敷は山里でも由緒あるところなんだね。
ヽ__ |＼ ＿＿_＿_＿_＿ ノ なんだか心憎いなぁ。
ヽ | |
ヽヽ､_(二二)_|＿
/ ` ｰ──── '
/＼ / ＼|＼ ／|
. | ￣￣￣￣￣| 二)
|::::::|;;|::::::::::::::::::::::::::::l;;;|
|:;;;;,|_|＿＿＿＿＿_|__|
/::::／:::::::´⌒,⌒:::､:ヽ:::ﾞ,
./::::/:::://l:l::::||.::|､::!:::i:::ヽ:,:ﾞ!
l:::,:|!::i/:/.|:l.l|:|::! !:::iヽ:ヽ:.!.i::i ホッホッホッ……。
.i|::;:|!:::!/.l,;l;i;!|j i! |l.| |〉ヽ:l..:|:.!
i:|:|:||::.|'‐!‐ﾘ- ﾘ ! ,-l‐i|‐!:.!::!:| 都の高貴な方々の屋敷にも劣らぬでおじゃろう。
l:|:|:||:::! ⌒ ⌒ |::::||::|
!.|:|::|.|⊂⊃ ⊂⊃|'||:､
,|:|:|::|ﾉ|:|ヾ､ ､_,､_, ／'!:|:::|::!:::!
/:;ﾉ;//;i!:;|!.;｀,; ､ _ ,.ィ, ,||;|.:l!||ヽヽ.ヾ
-
|
|
| ,;:;r;、
| /;:;:ｌ;;|
| l;:;:;:;|;;ヽ
| ｌ;:;:;:;ｌ:;;;;!
| ﾄ;:;:_l_;;ｲ
| l|:::::::o::|! .,
| ヽ;:::::::ﾉ,､!|___
| !ｉ|__// !^ ｝｀'l'',-､_
| ｀＝′ | :|:: ヽ.
| || | : ∨
, ─── ､
ゝ／ ＿＿＿__＼
/ | ノ／⌒ ヽｌ
/ |＿| (・| （あれっ？
| /⌒ | |
| | ) ヽ､＿ ﾉっ 何か視線を感じるな……。）
ヽ ヽ_ ）
＼／ ／⌒ー─´
l､＿＿┬─ ´
/ ＼／ ＼ｌ＼
ｌ l
-
〈::::::::::::::::::::｀丶､/＿:_:_:_:_:_:::::::::::::::::::::::::::
/ミ了`ｰ- ､::::::/::::::::::::::::::::::::￣:::::`::::―‐
lミミ (三ｼ`‐--- ＿＿＿:::::::::::::::::
lミｼ ,. ヾ三) }三三三
ﾆﾔﾆﾔ fi7 . " ｀、 : _ _ ヾ三ミ三
| ! ' ､==z､ヽ|: , '" 丶 ｀}ミミミ
|i| ｀ ｀二彡/ ､ｰ==､、: |ミミﾐ
lﾘ _/ `二ﾆ｀` |ミﾐ/
,. ''´￣￣￣｀ヾ!:、 f´'′ :^ヽ ,.lミ/
／ l ｀ :r '´`^'､__,.-､ノヽ、 ,. " }ｼ
／ _,. -‐ 'ﾞ´ヽ ｛ ､-- ､:.:＿_ ヽ... ' /｝＼
＿＿_/ _,. -‐ ''"´ /,ハ ヾ｀ヾｴｴェｪｪ＞- , 'ノ ﾊ、
_,. - '"´ ／/'´ ,. -, {{（ ヽ ｀丶｀二ﾆ´ ／´ | |
,. '´ ／ / i //ヽヽ、 ,ﾍ , '´ //
'´ / / 、ヾ、 ＼＼| ヽ、 ,. -,:'´ ／/
/ / ／ヽ、｀`ｰ`､_｀丶＞---_彡'"´ ／／
/ / ／ ｀ ‐- 、｀ ‐--｀ﾆ＝=----――'´／
／＿＿＿__ ヽ〟
| －､ － ､ヽ| i
| ‘|‘ |- |__ﾉ （誰だろう、あの男は？
| ーo ー ′ ） まさか、姫には僕以外にも通っている男が……！？
ヽ└─ ノ
/ ▽▽ ＼ まさか……、そんなことはないよね……。
| | | | きっと姫の一族の者なんだろう……。）
| | ﾉ |
_|/ヽ─/＼/、
/ ヽノ/⌒┬ ヽ
...`─┴（__ ﾉ┴─′
-
┌─────────────────┐
│やがて夜も深くなり、主の女が出てきた。 │
└─────────────────┘
| | |[[|:::::::::::::::::::::::::|[[|:::::::::::::::::::::::::|[[|:::::::::::::::::::::::::|]]|:::::::::::::::::::::::::|]]|:::::::::::::::::::::::::|]]| | |
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｀¨¨¨¨´ ｀¨¨¨¨´
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,;|||||||||||||||||||||||||'ヽ 、 |i,￣
,;||||||||||||||||||||||||;' ＼ ヽ ;|||iii､、
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/ ヽ
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{ |.-‐| ∧ _ /ヽ しずか姫……！
Y''¨ﾟﾞヽﾁ ＼＿＿／ ´ )─ "ヽ丿
l ( ヽ ､ }
人 ソ ￣￣￣￣￣´ /
｀‐''ゝ､ ＼‐-､ ノ ／
丿ﾞ''‐- ￣￣-‐''"
_／＼＿＿＿, ゝ‐┬‐-､
／ ＼ ∧ / ＼
{ ﾞ'‐-‐" ﾞ‐-‐" }
､ -ト ......￣､- !､‐ｰ´／ ／ |
／´::::::::ﾞｉ ...:::::::::... ' ...::::::二-.,_::.. （,! ,r'__
／:::::::::::::::::::＼ l ﾞｉ ﾞｉ ﾞｉ ,.／::::::＼,
のび太様……！ !::::::::､-::::::::::::::::::＼ =- 〔｀'ｒ ﾞｉ │ ﾞｉ l _／|'‐‐´::::::::::::::::::::｀'- ,
（／´／::::::::::::::::／｀＼, ﾞｉ ﾞｉ |. | | |ﾞｉ ﾞｉ:::::::::::::::::::::::::::::::::::
￣￣￣ _､ -t'｀''-.,,_ _l l! ! |､l.- , ﾞｉ:::::::::::::::::::::::::::::::::
／ ､T ｀'ゝ´二／ ,.ｲ`／￣＼'‐ ,::::::::::::::7-.,::::
| ,r'! _,r'´ ﾞ',r' ,.l| ` ＼｀＼:::::::::ﾞｉ ｀
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／´ ｀＼
ゝ/ ＿＿＿_＿＿＿＿ヽ
/ | / ＿ ＿ヽ |
/ | ／ ヽ / ヽｌ
ｌ | ｌ | l やっと会うことができたね。
| |─| / | ヽ ｌヽ 僕は嬉しさで胸がいっぱいだよ。
／Y⌒ヽ ヽ _＿_ ノ ﾍ ＿ ノ､ﾉ
/ | ) /⌒ヽ ｌ ははは、もっと君への想いを伝えたいところだけど、
l ヽ__ ＼ ﾉ つ それは全部手紙で書いちゃったんだよね。
ヽ .> ､ ` ー─ ⌒ｰ─ ´
＼／ ヽ>ー───＜
＼ ＼ ／ ＼ /l ヽ
| | |
| |￣ｌ
＿＿＿＿_
,,／ ＼
/ ┌――――――i
| .| ／/´｀ヽ /⌒i | ねえ、御簾越しじゃあ君の顔は見えないし、
!.＿|-─| ・|＜ ｜ もうちょっと傍に寄ってもいいかい？
/ ｀ ー‐ ゝー i
ゝ_ !＼ ＿＿＿_⊃ 僕の気持ち、受け止めてくれるかなあ。
＼ ＼＿＿ ／ ／ ／)＿
, ‐ゝ――_― ´ ,. / ―)
／ ＼ ／i!|＼／ ゝ＿二ﾉ
／
-
／ ,＿_._
､ __, ' ,.ィ:::::! ｌ ヽ
l ／: l:::::;' ﾉ : /
,ｲ/: : :,':::/ : : : :',
/:/: : :/::; ' : : : : : :i
//: : :/-' : : : : : : : :l
/ : : : ;' : : : : : : .:: : : l
/: : .:: : : : : : : ..:::::::: : : l
/: : :.:::i : : : : : ..:::::::::: : : : l
/: : : .::::l : : : : ..:::::::: : : : : : :l まあ、気の早いお方……。
/: : : ..::::::l : : : ..:::: : : : : : : : : :l
/: : ...::::::::::l : : .::: : : : : : : : .:: : : !
,'....::::::::::::::::l : :／: : : : : : ..:::::: : :,'
ヽ、: ; -ｰl／: : ; : ' : :....:::::::: : /
l ／: : :, :': : :...:::::::::::::::: :/
l ／: : :, :': : :...:::::::::::::::: :/｀ ､
／: : : ...:: : :...:::::::::::::::::::::: / ＼
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／: : : ...:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ヽ｀ ､ ヽ
, ': : : ...::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::'., ヽ ',
/: : ....:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::: : ', ／
/: ...::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::: : : ', , - '´
-
┌──────────┐
│中将と女は共寝をした。│
└──────────┘
ﾟ ･ 。： ．ﾟ：． 。* o・ ：ﾟﾟ 。ﾟ ：∴ﾟ ･ 。： ． ﾟ：． 。* o・：ﾟﾟ 。 ﾟ：∴。： ﾟ。
∴ 。o ．ﾟ ：． 。 o ・ ：ﾟﾟ ・ ： ﾟﾟ 。ﾟ ： ﾟ∴ ﾟ ･ 。 ： ． *ﾟ
o・ 。 ﾟ： ．ﾟ ･ 。 *： o・ ：ﾟﾟ 。 ／ ﾟ∴．ﾟ ：． 。 o・ ：ﾟﾟ 。ﾟ： ﾟ∴ ﾟ：
。 ：ﾟ。 ﾟ ･oﾟ ･ 。： ．ﾟ：． 。* ／ o・： ﾟﾟ 。ﾟ ：∴。： ﾟ。 ﾟ∵： 。ｏﾟ ･ 。
。 o・ ：ﾟﾟ 。ﾟ： ﾟ ／ ∴ﾟ ･ 。： *∵ ﾟ∵ *。 ：。 ｏ゜ﾟ
∴ 。 o・ ：ﾟﾟ 。 ﾟ： ﾟ ／ ∴ﾟ 。： ． *ﾟ：．。 ﾟ∵* ：
。ﾟ： ﾟ∴． ﾟ：． ／ 。 ｏﾟ ･ o・。 ﾟ： ．ﾟ ･ ・： ﾟﾟ 。ﾟ：
･ 。：．ﾟ： ／ ．。 o・：ﾟﾟ 。ﾟ：ﾟ ∴ ﾟ ： ﾟ ∵
ﾟ ･ 。ﾟ ･ 。 ： ☆ ． ﾟ* ・ ﾟ。 ：． 。 *o・： ﾟ ﾟ 。ﾟ： ﾟ。 。ﾟ：ﾟ *ﾟ ﾟ
∵ ﾟ∵： o・：ﾟﾟ 。 ﾟ：ﾟ∴ 。ｏ *ﾟ ･ 。： ． ﾟ：．。 o・： ﾟﾟ*： o・
。ﾟ：ﾟ ∴ ﾟ ﾟ： ﾟ ∵ﾟ。ﾟ∵o：。ｏﾟ ･ o・。 ﾟ： ．ﾟ ･ 。∴。： ﾟ。
。： ．ﾟ：．。 o ・：ﾟﾟ∴ 。o・： ﾟﾟ 。ﾟ： ﾟ ∴ﾟ ･ 。： ． *ﾟ： ．。 o・：ﾟ 。 ﾟ： ﾟ。
-
┌─────────────────────────┐
│遠くから見るよりも近くで見る方が女の美しさがよく分かり、 │
│愛おしさが一段と深くなっていった。 │
└─────────────────────────┘
. ,. ‐ｰ '''' '''' ｰ- ､.
.__,／ . .ﾞ' ､
/ . . _ . ヽ.
（ /（ ./ヽ. . （ .＼ . i
. ＼ .（ ヽ ( ´''ｰ-ゝ ｌ .i
i｀.ｰ-ゝ. ´''ｰ-ゝ ￣` i . !
ﾊ. .,'てゝ . .'てゝ .l√l
{ﾊ ゝ_ｿ _ ゝ_ｿ ６ﾉ
. .i ｀ ｀ ヾ ｀ ｀ ィ￣.｀ヽ,
／￣.ヽ、 丶フ ,. ' ＼ .ヽ.
/ ／ ヽ ,... _ ,. ィ' ヽ､:l｀' ‐ゝ
l／l,／ .／ヾ, .／ .＼
,イ .ヽ ／ . ／ヾ ､
／ ｌ .／ ／ ｀ヽ,
/" , l ,' , ' /´ヽ
/,. l 'i, / / /´｀ﾞ'l., /. ﾞ､
,' ,ﾞ､. ｌ 冫 ./iｰ…,ﾞ､_,,, / ,. ',
. ,' .l. ヽ!. / / {,_ r',r'''ヽ,l' /. ',
ｌ ｌ::. | ＿,'___ / _r;==-'--､, l.:/ l
l l;:::r=＝＝＝≡-────/,ﾞヾ,. !
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, -―‐- 、
／:::::::/ヽ:::∧::;ﾊ
i:ト/ﾆ´_, _／ヽ |:l_
l｣/ ､__, 公'一' ｛ハ ＿
ﾊ 〉 （ __ ） ヽﾉ ｀ヽ
／ ゝ/ ｛ } 丶 あーあ……。
〃 ｛ r , - ⌒ヽ ﾊ l ＼
/ , ゝ `ﾋ'´ -‐ ￣´ / | ＼ ここは何にもない山奥だし、退屈だな。
{ | ∠＞ ＿, イ ! i
∨ l/ ＼ ﾉ､ 〉 ／V_,/ }
| / Y⌒ ｰ'_ - ´ V '
| ' / ￣ ／/ /
| / _ - , -/⌒i⌒ト､/
八 ／ ￣￣ /ｰ｛__ ﾉ_,丿ﾉ }
／´ ￣￣｀ ＞ 、 _, / ｀T_,ﾉ
〃 ｀Yｆﾟ￣｀ヽ/ }
〈 ハ i{ /
＿＿ __
, .≦三三 ヲ´
, . ≦三三三 ＜´
, . ≦三三三三三三三三＞
r≦ 三三三三三三三三三＜
|三_j| /⌒＼ ／｀ヽ !￣￣ ｀
. |三..l | ∨ i | こういう時は女房（侍女）にちょっかいを出して、
i⌒V | O || ＜ |.ﾄ. 暇をつぶすものだけど、
| i} ゝ.＿ノf入＿人{_ﾉ この屋敷にはそれっぽい人は見かけないね。
乂__ ､＿＿＿ __ノ´
＼ ＼ ｀ヽ ｀ﾌ´ 麻呂重さんはお婆さんだし。
. __}＞ .＼ i／ ＿
/く `ー‐‐ｧく＼ _／ 二.）
. / i＼ / Y ＼__／ ! -- ' /＼
/ ! `′ i 人 /＼ヽ)
. 〈 ﾉ |＼＿／ ｀丶 ＼ )'
＼ /`ー─ ──i ｀´
. { |
-
＿＿＿_
ゝ／: : : : : : : : :＼
／: : : : : : : : : : : : : ＼
/: : : : : :┌---,----i─
| : : : : : : :| / /i＾i | 仕方ないね。
| : : : : ,--v |_|_ﾟ| |
|: : : : | d. '┐ 明日の為にも、さっさと横になって休もうよ。
ヽ: : :ヽ_ ┌── |
ヽ;;／ ＼／ /
_|＿＿__┌ - ′
/:_:_:_:_:_:_:_:＼ ∩
/ / ￣ヽ, 「 / ~￣,⊃
| i ＼ | ／＼ ノ
／￣￣￣￣￣＼
/ ,∨∨∨∨∨
/ ／ ／ ＼ | おっ、そうだな。
| / ,（･） （･） |
(6 ⊂⊃ | 早く都に帰って、双六で遊びたいぜ。
| ＿＿＿l＿，|
| ＼＿＿/ ／
／| ／＼
-
, ─── ､
／ ＼ っ
/ ヽ ヽ っ
ｌ’＼|─‐ U ､ ヽ （のび太様と引き離されて、
l ノ ＼ ｌ 僕達はこの家に押し込められてしまった。
●´ ── ヽ |
ﾉ ── ヽ l 何事も起こらなければいいんだけど……。）
. （ ── l /
` ー､── ､ | /
` ｰ,-､━━━━━━ヽ
.ヽﾌ ｀ヽ
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＿ ―――- 、
. ⌒ヽ -､
-|. ・ i.・ | ＼ '_
.／ ゝ ノ ゝ ノ ヽ ﾊ 、
. (:::::::::) ヽ i
. ―― |. ―― !i あれっ？
―― | ―― .i
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／￣ ヽ ／
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／ (〒) ヽ ハ
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