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中編、短編投下所190
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書き込むネタはノンジャンル。スレ違い／板違い／鯖違い／メディア違い問わず、ネタであれば何でもあり。
・書き込みの経験がないので一度体感してみたい
・あらかじめ他人の反応を知って推敲したい
・我ながらつまらないネタなので貼るのが躊躇われる
・なにか実験的な手法を試してみたい
などなど、基本的には何でもござれ。
《注意点》
・作品が投下終了直後は感想・意見交換などのために、次の作品投下予定の方は最低30分〜1時間程度は空けてください。
・人が多そうなときに投下する際は被り防止にあらかじめリロード、または宣言しておくといいかも。
・残酷、グロテスクな描写、性的な描写がある場合は事前に告知すると親切。
・まとめサイトに載せたくない人は事前にその旨表記しておくこと。
・即興は禁止
次スレは>>970を踏んだ方が立ててください。
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乙
やさしい空間だった
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おっつおっつ
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乙乙
懐かしいって言うほどモナー時代を知ってるわけではないけど、
それでもなんか題材と相まって懐かしい気分になる良作
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やさしいお話だった
あれ使って作ったAAはやっぱり粗が目立つね
乙乙
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乙
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乙
いいね
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祭りで黒毛和牛を選ぶとは見どころのある子だ
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投下します。
この作品には原典にはない創作があります。
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やる夫は人非人であるようです
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│今は昔――。 │
└──────┘
┌────────────────────┐
│平安の世に、筑前守の源道済という人がいた。 │
│和歌を詠むことを極めた優れた人であった。 │
└────────────────────┘
/^l
,―-y'"'~"ﾞ´ | それ もさもさ
ヽ ´ ∀ ｀ ﾞ':
ﾐ .,/) ､/)
ﾞ, "' ´''ﾐ ﾊ,_,ﾊ
（（ ミ ;:' ,:' ´∀｀'; ｷﾖﾗｶｰ
'; 彡 :: っ ,っ
(/~"ﾞ''´~"U ι''"ﾞ''u
源道済
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│道済にはとある侍が仕えていた。人々はその男をやる夫と呼んだ。 │
└────────────────────────────┘
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／ ノ 丿 ＼
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｀ー＾ー′ i､_ | /"´ i ｀ヽ |
| 人、 | （ ﾉヽ ） |
;, ,／´ "ヾ l ｀ー‐--‐'′ ｀ｰ-一'′ |
i 〃 ／ ｀＼ ／´ l
} ／ ｀ー- -‐'′ ／
_ｿ,,_ ＿ ,／＼ ／
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／_ノ ヽ_＼
.. ／（ ●）（ ●）＼ できない子、大切な話があるお。
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼
| （ （ | 道済様が筑前国（福岡県北西部）に下ることになったんだお。
＼ `ー' ／
＿ _,
＿__,＞ Ｙ´'ー-､
＿>ｚ二_ ＿__`ー≧＿_
＞┴'´￣｀ ‐-､￣ ７ ＜
／ ヽ ｀Ｙ′之＞
/ , l、 、 , ､ | ヽ }<
まあ、筑前国に？ ｌ ,ｨ {７Tハ T寸寸 | }ノ |
|ハ |（●） （●） / / ,/ﾚ′
`| ヽ 「)'/|/
ヽ､_ ロ _,.ィT/
l 7Eニ::ィ1│
'ｲ／ヽ::::｀l┘
-
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | そうだお。
＼ ｀ ⌒´ ,／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ＿ やる夫は従者としてお供をしなきゃいけないお。
/ ､ ､ 〆ヽﾞ￣ ｀i
/ / ﾞ lヾ_ ,|ヽ─ヘ
/ /l `､´/ ヽ
/ / ヽ ,＿＿__ ｀ ,ヽ ヽ
-─ヽ ｲ_ ヽ / ￣￣￣￣`ヽ Ｙ ゝ‐-､
( _i _i＿ﾄ､__) ヽ､＿＿_⊥＿＿＿＿ﾉ 「＿＿＿ﾉ
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ 筑前国はとても遠いし、決して楽な旅じゃないお。
／ ＼ 妻とはいえ、お前をそんな見知らぬ土地に連れて行くのは忍びないお。
| ＼ ,＿ |
/ ｕ ∩ノ ⊃―）／ できない子……。
( ＼ ／ ＿ノ | | こんなことは言いにくいけど、お前は京に残るか、実家に帰ってほしいんだお。
.＼ “ ／＿＿| | それなら、やる夫も安心して筑前国に行けるんだお。
＼ ／＿＿＿ ／
-
＿ _,
＿__,＞ Ｙ´'ー-､
＿>ｚ二_ ＿__`ー≧＿_
＞┴'´￣｀ ‐-､￣ ７ ＜
／ ヽ ｀Ｙ′之＞
. / , l、 、 , ､ | ヽ }<
ｌ ,ｨ {７Tハ T寸寸 | }ノ | 何を仰います。
|ハ | （●） （●）/ / ,/ﾚ′ 長く連れ添った夫婦ではありませんか。
`| ヽ 「)'/|/
ヽ､_ ― _,.ィT/ 私も筑前国に参ります。
／:.: :::::E7 l.:.::_|＼
／:::::::::::::／ヽ:::::::::::::::＼
|::::::::::::::: ,― 、,―、:::::::::|
＼ ￣￣ (⌒⌒) ￣ /
￣￣＼＼／／￣
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／（ ●） （●）＼ できない子…！
／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼
| |r┬-| |
＼ `ー'´ ／
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＿ _,
＿__,＞ Ｙ´'ー-､
＿>ｚ二_ ＿__`ー≧＿_ ┃
＞┴'´￣｀ ‐-､￣ ７ ＜ ･
／ ヽ ｀Ｙ′之＞
. ＿＿_/ , l、 、 , ､ | ヽ }<
／ ＼Tハ T寸寸 | }ノﾍ ））
／:::::::::::::::: ＼） （○） / / ,/ / お前は可愛い奴だお……。
／:::::::::::::::: ＼//// 「)'/|/ /
|:::::::::::::::::::::::: | _,.ィT/=/
＼:::::::::::::::: ／Eニ::ィ1 〉
／ |'ｲ／ヽ::::｀ ､ ／
.
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/イ
-── ／￣ ＼ ＿ ,ノ
＞─'´ ＼ ＼ー'
／ ＼ !
/ ∨ ＼
. / ＼ ＼ | |
. ′ | ｲ⌒＞､＼ ヽ } |
| i|.人 /Ⅴi. | / ,. ＝､, ＼}⌒ﾊ 人
| 八ｲ｢｀｣、 ∨ 弋歹八彡 ﾉ |. ! 私達はいつまでも一緒ですよ……。
八 ∨ヾ＝" ::::::: l .! ヽ !
ヽ 人 |/ | ￣
ﾊ:::: -‐' ｲ仄㌃ 丶 /ﾉ
／￣￣ ｰ- _ ＿イ/／ -― ￢、
,!=‐-＿＿ ￣ー=ﾆ三三三ﾞ、
/三三三三三≧=-＿ ￣ｰ=三､
/￣ー=三三三三三三三≧‐-＿＿＿ ｀ヽ
. ／=＝ｰ-＿ ￣ｰ=三三三三三三三三三三ミ､
{ ／´￣ ―‐- ＿ ￣￣ー＝＝＝＝＝＝‐ ヽ
γ⌒) ))
/ ⊃＿＿ 本音を言ってしまうと、
〃/ / ⌒ ⌒＼ あんな遠い国で単身赴任だなんて真っ平だと思ってたんだお。
γ⌒)（ ⌒） （⌒） ＼ ∩⌒)
／ _ノ :::⌒（__人__）⌒ 〃/ ノ やる夫はお前のような妻を持って幸せ者だお。
（ <| | |r┬（ / / ）） 独り身の同僚達にいっぱい自慢したいお。
( ＼ ヽ ＼ ＿`ー‐' ／（ ⌒）
/ /
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┌──────────────────────────────┐
│やる夫は妻を京から連れ、筑前守にお供をしてその国に下ったが……、 │
└──────────────────────────────┘
__i!_,,.
l__,,.ゝ
,. ''||、 _i!_,,,.
,｀i''ｰ ,,_|| ヽ. l__,,.ゝ
, l ｀''ｰﾞ,,_ ﾞk,''"|ﾄ､
, l l '.! ｀ヾ､ヽ
, l. l. , ! ｀ﾞ!
,' l. l ! !
l''‐- '.,,_ !,,__ ! ,' ｉ l
:|''‐- ,,_ ~'''ｰ-ﾆ,!i;:-､ l , 'ﾄ､‐+;. 、 l
|'''‐- .,,_ "'''‐- .,,_~''ﾞ+ｫ ' '!､ ｀ヾ､ﾍ!
: |'''‐- .,,_ "'''‐- .,,_"''‐| , ' ﾄ､ﾞ'' .,｀ヽ､,
|'''ｰ- ..,,_ "''' ｰ- ..,,_"| . , ﾄ､｀'' .,｀' ! ' ,
,iｉ : ,'|'''ｰ- .,,_ ~'''ｰ- .,,_"'! ' , ﾄ.,｀'' .,｀' |. ' ,
､. , ' ||. ,' |''''ｰ- ..,,__~"''' ｰ- ..,,| ' ,' , ﾄ.､｀'' .,｀'' ! ' ,
!＼. , ' _||_ |'''''ｰ- ..,,,__~"'''' ー - | ,' ﾄ ､｀'' .,｀' | ' ,
l ﾞ＼ || ,' |''''''ー-- ....,,,,＿"''''‐'| . ' ﾄ ､｀'' ..,,｀| ' ,
l ﾞ＼:||,' |'''''''ー-- .....,,,,_￣|' ' ト ､｀'' .,ﾞ| ' ,
l ＼ |''''''''''''' ｰ─ ─－ ---',-|. ' ト .,,｀'' .,_| ' , ,、
! ' .ﾞ＼.!.二二二 二 二二二 '二|., ト ..,,｀'' ‐ | ,.ィオ
ｌ. ,' : .|＿＿ ＿＿_ ＿ ,,,,,,,,,;,,,,,,.|, .ト- .,,_~'':! ,.ィオ´
_!＿ ,' : .|＿ ＿_ ,,,,,,,,,,........ ,' | |‐- ..,,_~'| ,.t─‐'‐t
_,,,ド''ｰ~ミ''‐nｪｪ-|＿＿,,,,,,,,,,..........二二ニニ! └-ｎ,,,,......L.. ---─┐,.ィオﾍ ﾍ
~IIIIII'"l~''‐-ｷliｮl;;;;;;ｷ＿＿＿＿＿_Ll,,;',,,.....' ---－─「--－ '''''""~~|Ξ:ィオ´ ｌ l
￣ヾﾞ~ ｀,三,ィ-─ｧ三ッ───‐ァ三三ｨ'''''""""|冂冂冂冂冂冂|「オ | ｌ ｌ
￣￣￣￣￣ |,,_ ﾟ.皿Щ ﾛ l皿Щ. ﾛ ﾛ l幵幵ｌ! ロ |凵凵凵凵凵凵|l｀ゝゝ_￣￣,ﾉ_,,,..,,,_ﾉ ￣￣￣￣
: .: .:.: .: .: .::.:.:. ...λ. ~"''ｰ- .,,＿ ￣￣~ |LΩζΩζΩ」!ﾆ-''' ￣
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~ " ''' ｰ- .:";,'':'.: .:.:"';: ::'',:;,:,;,:.,;~~"":;:'''';:.;;─;.;-＝;:;,＝;.:--─"'';:,;'｀";;''"''";.;:;.,
-
┌──────────────────────────┐
│その国に住むギャル実という女に言い寄る程に心を移し、 │
│やがてギャル実を妻にして、元の妻のことを忘れてしまった。 │
└──────────────────────────┘
(ヽ三/) ））
＿＿ ( i)))
／⌒ ⌒＼ ＼
／（ ●） （●）＼ ）
. ／:::::: ⌒（__人__）⌒::::＼
| (⌒)|r┬-| |
,┌､-､!.~〈`ー´/ ＿/
| | | | __ヽ、 /
ﾚレ'､ﾉ‐´ ￣〉 |
｀ｰ---‐一'￣
＿_ ,. ｒ－- 、 人
人 ／ ヽ ＿＿ ｊ /, ＼ く >
く >/ ﾆｆﾅ'ｒ‐ｖ‐､＿ ｀'メﾐｒ‐､ ヽ Y´
. V ′ ／/ | ｀ヽ、l、 ヽ i
' / / i ﾊ ﾄ､ 、 'ｌ i ! !
ｊ / /, 十┼|li ＼|┼--ﾘ ｌl.| ｌ i
| /§' ,'圷㍉ ｨ〒ミ. l l ｌ l |
人 | j/Nlﾄ! (●) (●) ハ§| l | _ﾉ､_
｀Y´ ｌ仁二] l|l⊂⊃､_,､__, ⊂⊃r‐N l ! l. ｀Y´
,'{二二],ｌ ｀iヽ ヽン ノ 仁二]| l i
. /, [二二}ｌ ｌ! ｀ i -- ´| {二二]! l !
// ￣）ソｌ__ｌ＿ｒｉ-! ,-一'､_[二ミ}| l l i
＿_／/ / ／ l/ y'ｽ,_ ξ/::／⌒）ソ ヽ ! い、
｀ー 7 / l 〈 ' / ｆｊ- 、Y:::::::/ } l i ﾄ､ヽ、_,
i ! ｌ ､ヽ /二 |:::::::､/ / ! ! i ￣
､ i ｌ ｉ:::} ｒ'― /::::::::/ / | } !
）人 ｌ !/ ｌ> /:::::::/ / i | //
ｰ '´ ヽ.ｌ / { 〈::::::/ /ヽ } } //
)! / ﾊ ヽ' / V //{（
ｰ 'ｊ / ,':::', ＼ / ノ- ﾍ{ ｀`
i'’ ,':::::::', /! ｀
-
f^Yl ｲﾁｬｲﾁｬ ,.-､/⌒ヽ
＼| ﾗﾌﾞﾗﾌﾞ { ｜ Ｏ j
ヽ ／
f^Y^! , ''´￣￣｀ヽ､ }／
＼/ ＿＿ ,-// ,' i li ｌ| i ､Y⌒,
／⌒ ⌒＼ 〃 ｌl 卅Nili卅ﾘ| ｌ i| |
／ （ ⌒ ⌒）＼ ﾚﾚ`（＞）（＜）'从i| |
（ :::::::（__人__） :: ） | ⊂⊃､_,､_,⊂⊃/| |
ヽ、 ∪ ／ | i8丶､ __, イ8 | |
r 、. ,、
l ヽ,,, -ー -', l
/ ＠ o @ ヽ
Y , ﾍ^ ⌒ ^^⌒ヽ ヽ やる夫様……。
l γ::..:::::..:::...ﾍ、: : : ﾊ j
`ﾉ :ﾉ...:ﾉ ノ ヽ ::::::） できない子様からの言伝なのだ……。
ﾘ::::::( （ ●） (●)::（
. ﾊ::::ﾊ " 。 i )
Ｙ ヽ イ' y
-
＿＿＿_
／,r ＾(●)＼ ああん？
／ （●） ＿) ＼ オメー、召使いのできる子じゃねーかお。
/ :::⌒（__／ Y ',
l (. ⌒ｿ ｌ 何の用だお。
＼ ー ／ また「帰って来てください」の言伝かお。
,＞ ´￣￣` ＜ __
／ ＼
／ ∨
／ ( ● ) ( ● ) ∨
/ :.:.:´￣ヽ (＿i＿_) '￣`:.:.:.:.:.: i できない子もしつこい女だお。
i i‐┬‐i i
. i. ゝ‐‐ ′ i やる夫達は新婚生活を楽しんでるのに、
. i i 空気が読めねーのかお。
. i .ノ
. ゝ , '
＼ く
. / ∨
/ ',
r 、. ,、
l ヽ,,, -ー ー-', l
/ ＠ o @ ヽ
Y , ﾍ^ ⌒ ^^^⌒ヽ ヽ
l γ::..:::::..:::...、 : : : ﾊ j そうじゃないですなのだ……。
`ﾉ :ﾉ...:ﾉ::::::ノ ﾍ:::::::::）
ﾘ::::::(::ﾉ ノ ヽ :::（ できない子様はいっぱい泣いて、
. ﾊ::::ﾊ （ ●） (●）:） ) とうとうギャル実様との仲をお認めになったのだ。
Ｙ ヽ __ ⌒ イ' y
,（ ﾏ 〆 ｀）
./ ゝ ノゝ_ノヽ
i ﾉ Ｙ i ）
｀ー ´ i! ｀ー'
-
………………………………………………………………………………………………………………………………
/ ―――-- ノ
｛ ／ --―＜⌒
＿ _ ＿__｛_｛／- ､⌒⌒
､＿_ ＞ ´￣ { へ: . ＼
__ア⌒ ／ V/＼.: . , ＼
／⌒ア ,／ .ﾟ.｡: . ′⌒＼
／ ＼/ ./ ∨ /∧ ′
／ j圦 /｀ ／/ ／ i| ./ } }＼
ー=彡 , ｔ_ｿj/ ／ ∨/ | /,} | ｀
／ /i/ | ./xﾐ、 /ﾄ､ | ,'.:: |
_／ ｨ .j| ′ j/ ｒ' ∨｜ i| _/. Λ 「元のように私と住んでほしいとは決して申しませんが、
￣￣ i|/ | 乂__〉｣/ / 厂_ｱ::. / ｝ ただ、もし上京する人がありましたら、
. | ｀ ､ ＿_,／ / i ./_／.:: / 丿 その人にお頼みして、私を京に送ってください。」
､ ￣厂 , /ｊ_,|/´:.:.. {
≧=r-- ./ ／ ／}厂/:.:.:.:.:.:.:|:.:.:|:.:.:',
| __./. ｲ ∧] .{.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:}:.:Ν
. {｀ﾆｰﾆﾆニ三三三三三} | .／i .::i|::/',:/
{三三彡===ｰミﾆ三三三} |/ | :/;/ '
{三彡ｒ;;／;;;;;;;;;;;;;;Vﾊ三ﾆﾟ｡ ' .ｌ/
.厂};;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;Vﾊ三ﾆヽ
/⌒~|;;;;/};;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;}.ヽ三三ﾟ｡
/ : : : };;;;;;;;};;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;{;;;;;;', ﾟ｡三三ヽ
. { : : : : };;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;', ヽ三三ﾟ｡
｝: : : : };;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾟ｡;;;;;;;', ﾟ｡三三ヽ
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／ ＼
/ ─ ＼
' （●） ＼
（ｌ､__） |
⌒´ ／
｀ｌ ＼
ｌ ＼
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／ ⌒ ⌒＼
／ （● ） （●）、
／::::::::⌒ （__人__）⌒＼
| |r┬-| |
＼ `ー'´ ／ (ヽ ――あっそ。
> ＜ ( i)))
γ´ ,ヽ/ / やる夫達はもっと濃厚にイチャイチャしたいんだから、
/ /､:::.. 、 ＿./ 女童のオメーはさっさと帰るんだお。
／ ノ .）:::.. |
l∪ﾉ / , /
UJ' ｉ ｜ |
ヽ＿,ヽ＿＿, |
ヽ..:::＼ ヽ
ノ::: ノ ,ノ
（＿__（＿..＿ヽ
／＞'´￣ ｀ヾ＼
/／ ／ ＼ ､ ‐-Y⌒ヽ
// 〃ハ ヽヽ ヽ ＼＝┤ ‘,
/ｲ ｌ |ｌ l 、 ｜| ｌ| ﾞ, ノﾄ､ i
//ﾊ ｌ |l｜｜ﾄ､ ｜| ｌ| i | | ﾍ. i
///ハl ｌl十┼|li ＼|┼--ﾘ l l ∧ ﾍ i キャハハハ！
〃/ ｉ ハﾊ 圷 ㍉ ｨ〒ミ| ⊥/ / ハ ヽ i
.″′|｜ '. * r==z′ r==z*ノ| lソ/／ lﾍヽ！ やる夫のエッチー、スケベー。
|l l i|/ ,ハ⊂⊃､_,､_,⊂⊃｜!§／ l ﾍ ､
|l |l / /./§＞ 、ゝ._） ィ´人§ヽ l ﾍ ﾍ
|l |/_.／ / ノ, ィく 「´ ｢>､ _＼＼＿ '. ∧ .ﾍ
|l |仁二二]/＼ § ξ ／::/ ＞‐｛ V ﾊ ﾍ
八 [_二二二] :::::|∝ ξ ／::::::/[二二二] ∨ ﾊ ﾍ
/∧ヽ[二二二}::::/ ￡ ／:::::::／ [二二二.] }ヾ∧ l|
// Vﾍ￣）ソ:::／ ／::::::::::::::| γ └‐＝ミ / /ヽ| ｌ|
-
,､ ,､
l ,`- ー- ,,,,r' l
,r' ＠ o ＠ ﾞヽ
i' ,r'⌒^^ ⌒ ^ﾍ , Y
（:.ﾊ : : : ,ﾍ...:::..:::::..:ヽ l
（:::::: ,ｨ' ヽ､ (,:...(,::`} やる夫様！まだご返事を貰ってないのだ！
）:: ●) （● ） )::::::ﾘ
(（ｉ ｰっ ﾞ ﾊ::::ﾊ それか、できない子様に会って、
Y''ヽ ,ィ'ﾉ .:y 今後のことをちゃんと話し合ってほしいのだ。
／/i ／/ ＼
/ i￣｀ﾛ ´ ￣〈 |
rヘ〉 i_／∧＼(⌒ヽ ｲ
ヽｧ' ヽ_/ ﾍ＿｀ｰ‐'ヽ.|
r―- ￣＠ o￣＠ - ￣}
| -‐ ￣￣ -
／: : : : : :八: : : : : ＼ !
{ _r‐､: : _ノ:.:/ ､: : ヽ､_:::V
V r‐':|: : ::}/ ヽ:i!.: :}: : ヽ やる夫様は筑前に来てから変わってしまったなのだ……。
{ {::: : ::x==ミ x=ﾐ: : : ヽ}
ヽ､i! :.:Ｙ ﾊfう たぅＹ :}: :| できない子様の言葉にも耳を貸さないないし、
ノ: : | : :､ 込ソ , 込ｿﾉ: :ﾊ/ 手紙も返事を寄こさないのだ。
ﾚ: : :::ヽ:{ , -、 ﾉイ:: (
}ハ : : : ヽ､ ￣ ':: : :＼:>
}/: :}ハ: ≧‐一≦ }人ハ:{
／ ﾍ／ ヽ
/ ､ { ハ
-
r 、. ,、
l ヽ,,, -ー -', l
/ ＠ o @ ヽ
Y , ﾍ^ ⌒ ^^⌒ヽ ヽ
l γ::..:::::..:::...ﾍ、: : : ﾊ j
`ﾉ :ﾉ...:ﾉ ノ ヽ ::::::）
ﾘ::::::( （ ●） (●)::（ どうか、できない子様を見捨てないでくださいなのだ！
. ﾊ::::ﾊ 。ﾟ ,ーｭ。j） )
Ｙ ヽ イ' y 私もできない子様も、
ｌ ／⌒)^ヽヽ 異郷の旅の空ではどうすることもできないなのだ！
| Y / ∠ }. ｌ
|. V r＜ 〈 |
', / ヽ ヽ
ゝｰ' ＼ノ
＿＿＿
／ ＼
／⌒ ⌒ ＼
／ （●） （● ） ヽ やる夫は忙しいんだお……。
|::::⌒（__人__）⌒::::::: |
＼ .r―-､ ／ でもまあ、記憶の片隅ぐらいには覚えておくお。
ﾌﾟｼｭ / r⊆し-(_ ＼ ヽ
| / う |' .＼ ＼ｨ }
l / ﾉ (★| ＼ ヽ /
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・
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・
(三三三三三三三三三三三三三三三三(@)
／,',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',','／,',',','＼
／,',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',','／,',',',',',',',',','＼
／,',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',','／,',',',',',',',',',',',',',',','＼
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｛｛｛｛｛｛｛｛｛｛｛｛｛｛｛｛｛｛｛｛｛｛｛｛｛｛｛｛｛｛｛｛｛｛(_)｝｝｝｝｝｝｝｝｝｝｝｝｝｝｝｝｝｝｝｝｝｝｝(_)
| | ! i | # .:,,; ,;::: ;:::, ,:: | ; i !| ,;, # ,;,::. ﾒ ,:: | | ! i |
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| | ! i | {,',',',',',',',',',',{ ,.;::;, .:::メ |ｉ ; l | .,;;;:::...;,, ,;,:. .:;:: | | ! i |
| ; i !|,;. 〈,',',メ',',',',',{ ﾒ ;:;.:,: ,:: | | ! i | ,,.:: X ..:.; ;; | ; i !|
|l ; l| .: 〉',',',',',',',',',{ ;;:: ,;,,:.. | ; i !| ;::;;:..:::: ;;:: ..;;, |l ; l|
| ｌ ｉ ; |,;.: :{,',',',',',',',',',',{ # ;;;:. .::;;. | | ! i | ,,;':;:: ;;::, | ｌ ｉ ; |
WWjjWwjwiwwjjwW|ｉ ; l | {川川川川{ メ ;/:,,:: |ｉ ; l | メ ;;;.. ;:;.:. |ｉ ; l |wwWjjwWjijww
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WiWwiwiwiw､´ゞ,,"""､ jwiwwjjwwWWwwW ,,,, "｀ ''IwjiwjW ´゛゛゛ ､､､ ´wjwiwwjjwwiWWWwiwjwiww
wjjwwWWwwWWIwjiwjWjjjWw ｀｀ﾞﾞ , ､ WWIIiiiiWiiiwwwiwjwiwwwiiWwWW ''´｀ﾞ wiiWwWW
＿__,＞ Ｙ´'ー-､
＿>ｚ二_ ＿__`ー≧＿_
＞┴'´￣｀ ‐-､￣ ７ ＜
／ ヽ ｀Ｙ′之＞
./ ,| ヽ }<
ｌ ,ｨ { l、 、 , ､ | }ノ | やる夫様が出て行ってから、この家も荒れ果ててしまったわね……。
|ハ |７Tハ T寸寸（/ / ,/
`| ●） （● ） 「)'/|/ 食べ物も残り少なくなったわ。
ヽ､_ ｀＿ _,.ィT/
l 7Eニ::ィ1│
'ｲ／ヽ::::｀l┘
i´￣ ｀|::::|
-
r 、. ,、
l ヽ,,, -ー -', l
/ ＠ o @ ヽ {
Y , ﾍ^ ⌒ ^^⌒ヽ ヽ ；
； l γ::..:::::..:::...ﾍ、: : : ﾊ j
`ﾉ :ﾉ...:ﾉ ─ u ─:::::） ; 荒れ果てた家には行くあてがない人が勝手に住み着いたり、
ﾘ::::::(u（ ○） (○::（ 怖い野犬がウロウロすると聞きますなのだ。
. ﾊ::::ﾊ ,, r‐ｭ j） ) {
Ｙ r'⌒) ￣(´ jy ；
； : / ﾉﾍ } '､
l l ヾ /| l ;
; ゝ-' Ｙ ヽ-'
＿ _,
＿__,＞ Ｙ´'ー-､
＿>ｚ二_ ＿__`ー≧＿_
＞┴'´￣｀ ‐-､￣ ７ ＜
／ ヽ ｀Ｙ′之＞
. / , l、 、 , ､ | ヽ }<
ｌ ,ｨ {７Tハ T寸寸 | }ノ |
|ハ. |（●） （●） / / ,/ﾚ′
`| ヽ 「)'/|/
ヽ､_ へ _,.ィT/ フフ、でも欲深い盗賊は見向きもせずに通り過ぎてくれるのよ。
／||￣ || 丶
. / .,_|L＿,｣|__, ',
. | ! i |
i └ ､ , -┘ |
ゝ-― ' ー― '
/ ＾｀ ﾍ
/ ＼
-
|┃三 ガラッ
|┃ ＿＿＿_
|┃／⌒ ⌒＼
|┃（●） （●） ＼
───|┃:⌒（__人__）⌒:::::＼ おいーっす！
|┃ |r┬-| |⌒)
|┃ `ー'ｫ ／/ できない子、久しぶりだお！
（⌒ヽ・ ・￣ ／
|┃ノ /
|┃ つ <
|┃ (::)(::) ヽ
|┃／ > ）
|┃ (＿＿)
／⌒
（(＿＿__⌒＼ノ＿_
(＿＿＿＿＿) ＼／￣＼ ＜￣｀
⌒ヽ __＿ , ==-ﾐﾒ､. ﾟ ｡
＞ ´ ヽ ＼
／ ヽ. ＼
/ / ヽ i⌒
. / { イ´{ ', }-─', }. ' ＼ 人
.,' ﾊイ⌒ i ﾊ」_从/ ｌ |丶 ＼_
,ｨ .{ i ﾊ_从､ {ヽ/ｲん芯>､} }. 八 ＼⌒ あなた…！
| .| l ,込炒ﾍ{ , ´ /,ｲl.| | ＼⌒
レｨ .| 乂 ＿_ '′}|.| } 丶 ＼_ノ| やる夫様……！！
.| l ﾐ､ ﾔ￣ﾉ 人|./ }＼__ノ
.ﾚ}ﾊ }ヽ、 ｀'''ﾟ イ,-t/―-､./
´{￣￣ヽﾐﾄ ､ _ イ.／_ ＿＿_ ヽ
__／ヽ ｀￢ｰ-￣ｰ=三三三三ﾐ､
{｀ｧ,⌒ヽ≧=-＿_ ￣￣ｰ=ニニ彡´｀ヽ
／;;;;;;;;;;;;ヾミ三三三三ﾆ≧-___彡／⌒ヽ}
{;;;;;;;;;;;;;;;;;;;}｀ﾐ__＿＿＿＿＿__彡/;;;;;;;;;;;;;;;}
',;;;;;;;;;;;;;;;;;};;;;;;;/ : : : : : : : :ヽ;;;;;;;;;､;;;;;;;;;;;;;;;l
',;;;;;;;;;;;;;;;;';;;;/: : : : : : : : : : ｀､;;;;;;;};;＼;;;;;;,'
. /};;;;;;;;;;;;;;;∨: : : : : : : : : : : : :ヽ;人;;;;;;ヽ;;〉
/ .l;;;;;;;;;;;;⌒;＜ : : : : : : : : : : : :}/;;;;;;;;;;;;;/
-
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／（ ●） （●）＼
／ ::::⌒（__人__）⌒:::: ＼
| |r┬-| |
＼ `ー'´ ／ できない子、大切な話があるんだお。
> < やる夫はギャル実の家で暮らすことになったんだお。
（ | / ）
`| /'
| ｒ /
ヽ ヽ／
>__ノ;:::......
{、_ ／,ﾞイ´￣￣ミヽ
＼ ｀ヽY / ｨ-―=≦⌒`ヽ
_, -‐ ≧=-ヽ{_/_´-― .＼ ヽミ=ｰ
, ´ ＜´⌒` }ヽ―- ＼ ヽ
／ /⌒ ＼ ヽ / }〉、 ヽ ヽ }
/ ヽ | '. j'ﾊ}ヽ ヽ ＼. ヽ、
/ ∧ | / ∧ ヽ ＼ヽ) !⌒
√｀`〜､、 } | イ /人ヽ ヽ _ .＼ｙ'＿ ,
{ ﾄ{x=ミV ﾘ } } ／/ ヽ.}＼ .ゝ-t― '´
}ﾄ､ { ´iｿ 戈 j ﾉ / jﾊ ヽ ＼. ＼
r '´ ＼ ¨´ ﾍ{｀Y / / /j!.,} ､ .＼ ､ えっ！？
人 } /´｀! / / ハ} } ＼ ヽ. }
,' ./ ノ / / } , ､ ヽ ｀y それは、どういう……。
'，‐- / 'ｨ´1 /／ ,. ' / / l ＼ ＼ /
彡j ./ ｿ// _∠ / / .} .＼ ＼ ＿ ,
乂_,.｡sｧx / .jﾉY{'/イ´ /／} 人 ヽ. ＞ ― '´
} 八Y'ｙﾆ-‐≦ニ二￣´ ＼´ レ' ヽ.}⌒¨
_ t-ｰﾆ´__-‐=ニ三三三≧_､ ＼ ﾘ
_ -‐ ＿_-=ﾆ三三三三三三三三三≧_､ヽ
< ＿-=ニ三三三三三三三三三三三三三三/
. ヽ三三三三三三三=-‐￣￣￣￣￣ｰ三三i
/三三ﾆ=‐￣＿_ -‐=＝-＿￢ﾆ三≧､ヾミ}
/‐￣_,.､-＜三三三三三三三ﾞ, ヽ三三ヽ ｿ
. ／'"´ ＼ ＼三三三三三三 ﾞ, ヽ三三i/
-
＿＿＿_
／ ＼ ギャル実はやる夫の新しい妻なんだお。
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （⌒） （⌒） ＼l⌒l 一般的には夫が妻の家に通うのが普通なんだけど、
| （__人__） |`''| そのまま同居することもあるんだお。
＼ ｀ ⌒´ _／ /
/
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ ギャル実の家にお前を連れて行くことはできないお。
| （__人__） |
/ ∩ノ ⊃ ／ だから、できない子はこの家に住み続けてくれお。
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
-
ﾋﾞｭｳｳｳ…
_＿＿＿_
／ ＼
／ u ノ ＼
／ u （●） ＼
| （__人__） |
＼ /;:| ﾉ:;|
＞ {;:;::乂_,,ｯ､､_／.:;:;｝ そんじゃ、やる夫は帰るお。
／ ゞ彡彡ニミミｯ;;/
（ ＿б 彡〃.:.:.:.:.:.:.:ﾞヾミ、 うう〜、風が冷たいお。
ゞ ''"/ : :.,;"´ﾞ,;.:.:.ヾゝ 早く帰って暖まりたいもんだお。
∥ ﾞi .:ﾄ'',.´;, ',;:.:"〈
ヾ :: 〈● :ﾞ;, ,;"::;●夂
八 `ヾ,|｀: : : ;, ,;:.::::｀";l 乂
/ ／,!;;;ゝ,ﾘ|; : : :; ;::.:.:;::i）! : .彡
,/ヽ／／: :,ヾ〉,;.;､:'':::.:.;::;!:::| : . |
／/ : : //ｲ::,.:..; :.｛､; ﾞ;:ﾞ;;.:"';｝:::!､_!
／: / : : //'ﾞ::;'.:.::; :,::`i.;ﾞ:.,,:''::`/::::::.:ヾ
/: : / =､/,.!::: ; :,' :' : :.:.:ヾ;∞;ｿ::::::::.:,:.}!
＿__ ＿__
＞ ｀＞'´ ＜
／ x=､ ＼__
＿／ ／三≧=-＜三ヘ ｀ヽ＞
7 ／'´ ｀￣＼ ',
/ / ヽ ヽ ヽ
,' | / j .:｛{＼:::.{ ヽ | .:::! .:ﾄ＼ 待ってくださいっ！
/ｌ | 斗 ｌｰ八.::::ヽ-┼ト ! l:::::.|:::::| ￣
/´| | ::!∠_ 厶.:::::{ ⊥j厶 ﾍ|.::::::,':::::j もう少し話を……！
. | :八::| （ ◎）`＼| （◎ ） /::::/ :::::|
. | l ハヾゝー :::::::::::::: ー ∠／::::∧|
V＼:∨介ﾄ. _ △ _ イ个Ｖ/
∧}:}弋i┴-- ┴ケ 、
／ ｀‐ーー´ .＼
-
__ ､ ,.
,(i:i:)､ ,ﾉ:i:i:〈 ﾊﾟｶﾗｯ
/:i:i:i:iУ:i:i:i:i:i:ﾊ
,.､_,.]:i:i:i/:i:i:.:...7ﾆi:i} ﾊﾟｶﾗｯ
У:i:〈:i:i:∨:i:i:i:if／~
__/:i:i:i:i:i:iﾍ:i:i:〉i:i:i:i:i!
/:i:i:ﾔ:i:i:i:i:i:...ﾍ〈 :.:.;iﾘ
/ｲ/´ ﾏ:i:i:i:i:}-- ､ ﾄ､＼
jli! ノ !、i / /
ilil'＼ヽ | !ﾍ/
＼人_从人__从_从人__从人_人从ﾉ／ ＿＿
＞ ＜ ／ ／⌒ ___
＞ あなたぁーーーーっ！！ ＜ __ ( (＿＿＿⌒＼ノ＿＿
＞ ＜ ｛＿＿{ ／￣￣＼ ＜￣｀
／Y⌒YW⌒Y⌒WW⌒⌒YW⌒WY＼ ⌒ヽ ＿＿.. ｡
_ /⌒ヽ ＼:. ＼
￣￣￣￣￣￣￣ミメ:.. ＼:. ＼＼
.. -‐ァ´ . ´ ｀| ＼ .＼
-= ´ -‐ｧ' ´, ／ .::| ヽ ＼＼
. -‐= ／／ ,:/ / / ﾟ｡ .::| ､:: |:. .::|⌒
/／ ／/ / /{ / ｡ ::| | |:. .:|
／ ／／{ l{ {{ / ｛ i{ } .:レ | |::. ＼ 人
.. -‐, / , ／ //y{ ヾ､ { i{ i { }. :.ﾉ 从. Λ}:。 .＼ ＼
. -= ￣//{／＿＿' .ノ {/ -､ ＼ { , { i} / ／/ /| Λ::。 .} }＼ ＼__ノ|
／ {{/' { ..tぅ汽､ヽ{ { { i{ i} / ／.::/ /.::| } |::|. } | ＼＿ノ
{ / /{ 〃´ ﾞt. { { i{ i} .:ﾚ / ｲ .:/ } |::| ﾉ| |
/ ,/ i ﾄ :' ﾟ｡V{ :. }{ !} /／ ::/ ／ |::| .:/ .| /
/ ,| ト...ヽ、 :ﾟ ﾄ{i､ :. i}i }} ´ ｲ /|└┘} .:/ ｜′
/ ｨ / | |'¨¨ ＼ . ﾊ{l ＼ :.i} } .∨ 「:「￣.:/
/／ { { } ! } .' ' У ∧ﾊ } :.／.:: |::| |::| .:/
｀ｰ={' { { ｉｌ } .' /,／ イ ' }! } .:／.:::. |::| |::| (
. ヽ ＼{l八`ｰ- _ノ . ' /, ／, / / }} / .:ム-=ﾆ二二二
ｏ {{ ｀ ‐- .. __／//彡/ / /}j ム-=ﾆ´ -‐‐ー
{ ｰ=ﾆニ.. _..ｨ,'/==/ , __ノ-‐ 二ﾆ=‐ -‐
-=ﾆ彡{{ ＼{／ / . -ｧ'´ -‐
{j {! { / ｨ／ -‐
゜ Ｏ { ∨彡
-
. ,勹 00 .＿
く く ｢l｀ﾆ′
＼） └'つ ） ＿_ Ｏ Ｏ Ｏ
￣ つ)
＿,-｀^--y＜＿
」＼ _-=-- -- ｚ＜＿
＿＞> ,-‐ ´￣￣ ｀┴＜
「 之′y´ ,. ,. ヽ、
」i ,r' / 太太v''〈 ､, ｿ ヽ
/､ /ｿ /ﾘ （〇） ﾘ入ｯ ,､ /
. J l | ｲ lﾞi , （〇）::/ﾍ/
. lﾞi ﾞ!)!|ﾍ. っ ノ あっ……。
／:::::::::::::::::ヽ､__ ,. ｨく
/:::::::／´ヽ:< /:::::::::|
. ヽ＿__/:::／ Y､::::::::::/
.l ￣ ／::／
） -‐ ／ー'
ヽ l ゝ
-
,､ ,､
l ,`- ー- ,,,,r' l
,r' ＠ o ＠ ﾞヽ
i' ,r'⌒^^ ⌒ ^ﾍ , Y
（:.ﾊ : : : ,ﾍ...:::..:::::..:ヽ l
（:::::: ,ｨ' ヽ､ (￣＼:`}
で、できない子様っ！！ /）:: ○) （○ ） ｀<´｀ヽ
大丈夫ですかなのだ！！！ ( (（i ‐‐､ u .ﾊ:::) 〉
ヽ Y''ヽ ,ィ'ﾉ_/ /
＼ /i ／ /
i i￣｀ﾛ ´ ￣〈 /
〉i_／∧＼＿/|
| ヽ_/ ﾍ＿/ i
ｳｰｰｰﾝ…
ｳｰｰｰﾝ…
＿ _,
＿__,＞ Ｙ´'ー-､
＿>ｚ二_ ＿__`ー≧＿_
＞┴'´￣｀ ‐-､￣ ７ ＜
／ ヽ ｀Ｙ′之＞
. / , l、 、 , ､ | ヽ }<
ｌ ,ｨ {７Tハ T寸寸 | }ノ
|ハ |（ー） （ー） u/ / ,/ﾚ′ ／`:、
ﾍ ヽ 「)'/|/ゞ＿＿／:::::::::::i、
. ＿＿rヽ､_ ― _,.ィT/:::::::::::::::::::::::::::::::::i＿＿＿_
ミ＿＿￣￣￣￣￣ゝ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i: ⌒丶
￣￣￣￣￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
-
┌─────────────────────────────┐
│やる夫はギャル実の家に住み、できない子の安否も知ろうともせず、 │
│できない子は嘆き悲しむうちに思いかけず病にかかってしまった。 │
└─────────────────────────────┘
/i
/ .| _
､ | .i .r´f
ヾy .｀.Y ∧＿ ＿ , 'i
f^ ＿ ｀` ､ ' _, -‐
ﾉ‐ ´ ｀ヽ -‐＜ ／
／ ｀ ヾ Y＝‐
/ ,､ ヽ ﾍ ,､ ヽ.ヽ
! i ヽ ﾍ .ヽ∧j ',
r´ ! ｀ｰ､i Y^ヽ k !
/, i fヽi ／k i/i j k j i::i / i
i/i i r､ ', ´ｲ心ｿ i/ ノ i:::i fi i
i i.∧ヽ _i ｀ u ./､ i:::i / |/
∨ i ` f心ｿ u ｲ_rﾆﾍ!::iイ
ヾi ヽ ` 。 /f´;:;:;:;:;:;ヾ! i
f^i ` _ .／`Z;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ヽ
r.､ rf^´!ﾍ _,-‐i;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ヽ
ri ヽ i i.j_jヽ.〉 .r´;:;:;:;:;i:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;',
r' ゝ f.`' i /;:;:;:;:;:;.Y:;:;:;:;:;:;:;:;:/;:;:;:;:;:;.i
k i_ i r ' .,':;:;:;:;:;:;/::;:;:;:;:;:;:;f´:;:;:;:;:;:;:;:;ヽ
ヽ /;:｀ヽ-――r /;:;:;:;:;:;/;:;:;:;:;:;:;:;/､;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:;ヽ_
｀Y;:;:;:;:;:;｀＞､;:;:! ./;:;:;:;:;r^;:;:;:;:;:;:;:;/:.:.:.:.:.:￣￣`r‐ '
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-
┌───────────────────────────────────┐
│やる夫を頼りに遥か遠くにやって来て、やる夫は去ってしまった。 │
│達者な身の時でさえ食べ物を手に入れる術を知らず、 │
│算段のやりくりで飢えをしのぎながら過ごしていたというのに、まして重い病を受け、 │
│できない子は哀れなほどに心細く思いながら寝込んでいた。 │
└───────────────────────────────────┘
＿ _,
＿__,＞ Ｙ´'ー-､
＿>ｚ二_ ＿__`ー≧＿_
＞┴'´￣｀ ‐-､￣ ７ ＜
／ ヽ ｀Ｙ′之＞
＿＿＿＿ / , l、 、 , ､ | ヽ }<
／ ⌒ ＾＼ ｌ ,ｨ {７Tハ T寸寸 | }ノ |
／ （ ⌒） （⌒） |ハ |（⌒） （⌒） / / ,/ﾚ′
／ ::::::⌒（＿人__）⌒ヽ `|.xx ヽ xxx 「)'/|/
| |r┬-| | ヽ､_ ▽ _,.ィT/
＼ `ー'´ ／ l 7Eニ::ィ1│
＿
､＿__ . -=ﾆ二 ｀ ___ノ
＞―=彡 ⌒ ､
／ ／:::＼／ヽ ＼
, . ´￣￣￣｀ . ＼
／ ＿_ . ´ ＼ 、⌒ヽ
⌒７ ヽ. ‘，
/ / | ﾟ｡ ‘，
. ′ .′ | ∧ 、 ＼ ', ‘，
| ノイ' 十=ミ l| ,＼ -一… | ヽ⌒＼
人 i , / 从 ; ヽ Ⅵ ＼
／⌒ヽ | ｒっ==ミ ＼ ｉ ｘ==ミっ ト _| く￣｀
ｉ 八 |}i..::::::::::::::::: ヽ|.::::::::::::}ｉヽ } |{⌒
| ヽ. {u ′ o }ノ 八
|{ ）ハ 八 /
八 / ∧｡ - 一 uｲ ,
）ハ / 个 ／ く￣
／ i l| i＞ __ イ l | }
|{ l| | :|ハノﾚ
. 八 . ＜三三三三三＞ .
. -‐＜///////////||/////////＞‐- .
／/////////////////,||////////////////｀ヽ、
-
┌──────────────────────────────────┐
│できない子は女童のできる子をやる夫のもとへ遣って、 │
│「病にかかり、どうする術もありません」と伝えさせたが、聞き入れてくれなかった。 │
└──────────────────────────────────┘
r 、. ,、
l ヽ,,, -ー -', l
/ ＠ o @ ヽ
Y , ﾍ^ ⌒ ^^⌒ヽ ヽ
l γ::..:::::..:::...ﾍ、: : : ﾊ j
`ﾉ :ﾉ...:ﾉ ノ ヽ ::::::） つ
ﾘ::::::( /￣) ((,￣＼ つ
.℃ ﾊ::::ﾊ/ r‐ｧ j）＼ ＼
と Ｙ/ / ￣イ' y ＼＼
/ /'ﾍ j￣ヽ ) ヽ
ﾉ / ヾ / 、＿＿/
/ ﾉ Ｙ iｒ
＿＿＿＿
＿／ ヽ ＿
/ / / ヽ ＼
＿＿＿ / 〃 // | }.| ヽ ヽ
／⌒ ⌒＼ / ' //从 }从 !.| } }
／ （● ） （● ）＼ ｲ { .| | ⌒ヽ ./ ⌒ Y |/!l l
／ （__人__） __ ＼ } |ｲ | |（●）ヽ/ （●）| |{）| |
| ｀⌒´ /r= ､! | |弋⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ﾞ | |
＼ {（ ヽ | | | | ≧=--=≦ | .l |
／ ｀7 ! | | | | ィ < θ > .l | .| l
/ / ! | | | |´ } ｀ ´ | | .| |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ヽ_, ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
旦 旦
-
＿ _,
＿__,＞ Ｙ´'ー-､
＿>ｚ二_ ＿__`ー≧＿_
＞┴'´￣｀ ‐-､￣ ７ ＜
／ ヽ ｀Ｙ′之＞
. / , l、 、 , ､ | ヽ }< 私は主人であるのに、召使いを飢えさせてしまった。
ｌ ,ｨ {７Tハ T寸寸 | }ノ |
|ハ |（ー） （ー） / / ,/ﾚ′ 無力なご主人様でごめんなさい……。
`|ヽ ヽ / 「)'/|/
ヽ､_ ― │_,.ィT/
/ ⌒⌒⌒⌒⌒⌒/^）
//＃＃＃＃＃＃/ /
ィ , -、
/ ヾ-‐ ￣￣ ｀ ヽ、 イ }
/ ,,,´ ,,, ヽ ﾉ
／ ◎ ,、 ◎ イ
/ ゞ' ＿＿, 、 ヽ
{ ィ´￣7￣/: : : : : :｀ヽ、 ',
,〉´:,': :／l: :/: : :/|: :|＼ : ヽ i
l: : :ｌ: /＿|/ノ: :/､l:__l＿＼:|_＼ } ヒックヒック……。
＼|/ ＿＿＼l ヽ|＿＿ ヽ : ヽ. l
|: |_（ ） （ ） l: :|: ;>､ .! お別れのようなことを言わないでくださいなのだ！
|(＿ノー‐ ' ｀ ー(＿) |/l/: : :ｿ
|:{ ＿＿＿_ ﾊ. /: : ｌ: /
l: >.. _ l: : : : : : ::l U_/: : :/:/
∨::八: ＞'┬┬─┼＜ /: :／l/
ヽ| ∨ /ｌ ﾚ^ヽﾉ ﾑイ
/｜ O ｜ ',
/ノ| O .ﾄ､」
-
＿ー ､ }V _
｀ー--≧ V ﾚ´{
_,フ' __｀ヽ.
_ -‐≦＝=､､_, -､ ＼｀ヽ
､__-'´ ｀丶. ｀ヽ.､ } ｀フ
／ ,ｲ .／{ Y ｀| | ｀ヽ
フ /ﾝ／__｀ﾄ、,i l }人{ヽ. ＼ヾ
￣乂,●） (● ）ﾘ| / ﾘ:| ﾉ ヽ._
,'ヽ ／ ﾉ／~）.ｨ.|:| {´￣ …………。
ﾊ. ヘ │ ､,.ィ.1:ﾚ'/ ,ｲ 人
ヽ.__ ..､ {ﾐ::|ｨ|:|´ /.ﾉ'
YYYYY乂 L!从
／ヽ-シ´::::｀ヽ.
,.:':::::::::￣::::::::::::::::::ヽ.
i:::::::::／{::::::::::V:::::::::::::'.
≧⌒ ｀‐イ∨⌒レイ
／´￣ ｀ ﾍ
／ _,,-''"´ ｲ ⌒彡==三=ミﾐ
_,,. -‐''"´ ／ ／ -‐ ヽ
イ ゝ二 ／ -‐''"´ ／ _,,. -‐ ヽ
／彡イ从 - _,, ‐''"´ イ ヽ
,, -‐ ‐- -‐/Ⅳイ ﾊ イ/ ／ ﾄ
／///////＼ --ィ / l／ / ＼ ／ ヽヽ i
／////////////)ヘ _ ,, -‐''´/ ,ィfk/／/ヽ／ ﾍ l }
／/////////////////////// l 入cっ;ヾ/／/ / / / l
////////////////////////./ /l ./ とつﾍ / / / / /
/////////////// ///////// / // l/ ﾟ / ／ / / /
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/////////////// ///////// l / A _ 、 ,ィf禾 ﾚイ/ヽ/ /
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///////////// //////// ＞ ////≧ 、_ _,, o''"´/／ﾊ ／ うううっ…！
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三 三
三 やる夫様…！ 三
三 どうか助けてください！！ 三
三 三
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＿｣ヽ ／|
／ ﾞＶ´∠ｲz‐､＿
／ , ヘ,＿／ ヽ∨ ﾏ´ ＼｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜／
// /／ ＾´ ￣ ＾｀ヽ丶,ゝ 三 三
_,// 〃 , , ､ヽ､ 三 この旅の空では頼れる人もおらず、 三
,ノｲ| ｌ/ ﾍ 三 周りは知らない人ばかりです。 三
小| l/'ﾅ ｒ 、ｒｉ,、ﾅﾅ| l | 三 三
l从 /| / /（ ヽﾘ,ﾙﾘ ／｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜＼
ノﾊ小 γ::::lヽｌ レl:::ヽ
/l:::::,ｌ::::|∞|::::!::::l
ヽ::::;ノ ゝ;:::ノ
ﾉ , , 八
／ / ﾊ ヽ、
ノ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ノ
rく.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ノ⌒´
＿ 八.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ＼｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜／
(__.:.:.:.:ヽ ⌒).:.:.:.:.:.:.:. 三 三
__ノ⌒ヽ ).:.:.:.:Y (.:.:.:.:.:.:.:.:.:三 京が恋しくても、海は人の足で通ることができません。 三
.:.:.:.:.:.:.:.:) (___.:.ノ ヽ.:.:.:.:.:.:. 三 三
.:.:.:.:.:.:.:( ___ )/⌒ ／｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜＼
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:(____ Y⌒ヽ
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:) __ ノ.:.:.:.:.:
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:( ￣ (.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:--- ).:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:) ノ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:( ___ _＿__ ノ⌒´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:) (.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:( _＿＿＿ __＿ ).:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
￣ ￣￣ ￣￣￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣￣￣ ￣￣￣￣ ￣ ￣￣￣￣ ￣ ￣
─ -- ＿___--＝＝- -- ─ ＿__ ￣ ＿ ニニ =--- == ＝ --- ===
─ - ＝＝ - ﾆ-- ＿ __＿-- ＝ ＿ -==─-- ─ -- ＿ --
─ ==＝＝ = ─ ＿＿ ─ ==＝＝ =-= ﾆ ﾆ ＝ ＿
-- ＿ __＿-- --＝ ─ -- ￣ -- ＿__ ─ ===
￣ -- ＝ ＝＝ ￣￣ ─ -- == ==-- == ─ ─
-- =-- ─ -- ニニ =--- -- -==─ __＿
-
ﾜｵｰｰﾝ…
ﾜｵｰｰﾝ…
r 、. ,、
l ヽ,,, -ー -', l
/ ＠ o @ ヽ て＿ _
Y , ﾍ^ ⌒ ^^⌒ヽ ヽ （(
l γ::..:::::..:::...ﾍ、: : : ﾊ j
`ﾉ :ﾉ...:ﾉ ノ ヽ ::::::） あっ！
ﾘ::::::( （ ○） (○::（
. ﾊ::::ﾊ ,, r‐ｧ j） ) あれは野犬の泣き声なのだ！！
＿＿_Ｙ ヽ ￣イ' y＿＿
/ ＿__ ）￣ﾍ j￣ヽ ＿ ヽ
l / ｀､ ヾ / ヽ ', i
! i l Ｙ i .i .l､
[［|_|｣ア' ヾ .._ i! .. ｲ [「i i i_|
j i! !､ ´￣
丿 ヽ ___ _,,..--‐' ´ ￣｀ーｰ--.,__ _
/ / ‐ . .... - ‐ ..::ｰヽ--‐‐'''ﾌ
/ 丿 / /:::::ヽヽ /〃::::ヽヽ ンﾉ
{ ′ ヽヽ:::::ノ丿 ヽヽ:::::ノ丿 /
| へ'ン⌒ﾍﾍ O/ヽｰ--.ィヽ /
〃 /.:.:.:.:.:/.:.:/.:ﾊ.:.:.:.:ｉ.:!.:.:.:.:.:.:.:.:.:', ',
j/ /.:.:.:.:.:/.:.:/{.:′'.:.:.:.:ｉ.:}.:.:.:.:.:ｉ.:.:.:.:} i
/ '.:.:.:.:.:/.:.:/:::::::::::::::',.:.:.:八.:.:.:.:i.:.:.:亅 ｉ ど、ど、どうしましょうなのだ！
. / !.:.:.:.:.:.:.:/::::::::::::::::: './ ﾊ __| i /ﾊ !
{ﾊ _j..:.:{.:r.:.:7:::::::::::::::::／ヽ ｢ | iﾌヽ | ﾊ この家は男手がないから、
/ { ´ {.:ハ| _L_:;ヽ::::U::::::::::::ヽィl二从L. | ﾘ 追い払うこともできないですのだ！！
'､ ｛ 从ﾚ'"ｌ {:::::::ﾊ}::::::::::::::::::::::{{::::::::j }ヾ.| ./
八 ﾍ, ` ヾ`;;;;;ｿ:::::::::::::ij::::::::ﾊ;;;ノ″ .j .
. / ＼ ｀゛´ u.,′ ',
// ﾍ. u ' '"" ./ ,ﾊ
{ﾊ 人 ｒ っ .人 / ∧ }
{ ヽ八 | 丶、 ,. イ } ／j/ ﾉ
＼ ﾄ､＼ |` . __,. ィ | ノﾚ j／__
-
＼｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜／
三 三
三 ここの生活も、病気で死んでいくことも怖い……。 三
三 三
／｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜＼
,-ｰ-、
ｆ -⌒＝ｰ 、
γ ヽ
ｫ ヾ
,' ,、 i ヽ ,へ
,' ／{{ ゛、 ヽ／ l
,' ヽ / ヾ""'''' ノ 丿
,' { , {{ へ::::Y::::::ヽ ＜ ＿___ __
; } , ' /ｏｊγu i uヽｏｊ ミ Ｌr┐ ! └┘/7
{ { ,' /::::;;;;;;;l;;;;;:::::≦ ミ くノ ＜ノ
ﾉ t,' γvwwvヽ ミ ヽ ＿___ __ ∩
（弋 ヾ v f v三三v`iヾ ミヾj Ｌr┐ ! └┘/7 ∪
vv＞-ミ ヽ {{三三三三ｊｊ ミ くノ ＜ノ ○
三 ヽ }}爻三三爻ii ミミ
彡 ｔ爻 ｆ い爻ﾉﾉ ミ ヾ
彡 `＾竺竺竺＾ ヽ
γ 彡 ヾ `i
｛ 彡 jjj " }
',≧ -= {
', `ヾ ミ'´´ ', }
', ｔｰ､,,､､､､-''' ', .{
', ｝ ', {
', ', ', {
', ', f t
', } ', {
f ｔ f ヽ
γ ｝ ヽ ≧
ﾚ ｖ ﾚ ｖ'^'
`＾ ＾'
-
＼｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜／
三 三
三 やる夫様にもう一度お会いしたい……。 三
三 三
／｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜＼
/ / / l l∧彡 ﾄ
/ ト∥ ハ
l l x--< lﾊ {
从 ＼___ヽ l ト ﾘ
ﾊ l ヽ ﾍ:ﾊ ヽ /ﾊ ﾏ _____从 ﾊ
ｵ l lﾍ iヽ :l:::: ヽ k` ー-彡_,,.‐''_,,. -‐''ヽ
∧ l l l ﾊヽ i::ﾉ:::::::: l l ／／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼
ﾊ ﾍ l l l l::ヽ l::::::: l/ ／／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼
ﾍ ヽ l ハ l _:::::::ﾘ -- / /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼
ヽ ヽ ﾉ /l::l ヽ ﾟ //;;lﾉ / /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_,,. -‐''"´l;;;
i /l ヽ/ j ﾘ l '- ‐- ￣j /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_,,. -‐''"_,,. -‐':::ﾍ`;;;l
ﾉ l / ヽ l l / .l;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,_,,. ',,.-‐''"´:::::::::::::::::::i;;;;;;;l
ﾉ ｿ / l;;;;;;;;;;;;,.-'' xヘ::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ;;;;;;
。 j;;;;;;-''´_,x'':::::::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::i;;;;;;;;
j_,,. -''´::::::∧::::l／::::::::::::::::::::::::::::::l;;;;;;;
l ＼:::::::i ヽi::::::::::::::::::::::::::::::::::i;;;;;;;
o l: : : : :ヽi:::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::i;;;;;;;;;
i: : : : : : : i::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::l;;;;;;;;;;
-
＿ _,
＿__,＞ Ｙ´'ー-､
＿>ｚ二_ ＿__`ー≧＿_
＞┴'´￣｀ ‐-､￣ ７ ＜
／ ヽ ｀Ｙ′之＞ できる子……。
. / , l、 、 , ､ | ヽ }< 筆と…紙を取って来てちょうだい……。
ｌ ,ｨ {７Tハ T寸寸 | }ノ |
|ハ |（ー） （〇） / / ,/ﾚ′ やる夫様に手紙を送りたいの……。
`|ヽ ヽ / 「)'/|/
ヽ､_ ― │_,.ィT/
/ ⌒⌒⌒⌒⌒⌒/^）
//＃＃＃＃＃＃/ /
r 、. ,、
l ヽ,,, -ー -', l
/ ＠ o @ ヽ
Y , ﾍ^ ⌒ ^^⌒ヽ ヽ
l γ::..:::::..:::...ﾍ、: : : ﾊ j
`ﾉ :ﾉ...:ﾉ ノ ヽ ::::::） えっ？
ﾘ::::::( （ ●） (●::（
. ﾊ::::ﾊ ,, 。 j） ) あっ、はいなのだ！
Ｙ ヽ イ' y.
／ ヽ＼ ﾊ＼
| 〉￣ ｀ ﾛ´￣i ｉ
/rｰ'ゝ＿／∧＼〆ヽ
|,ﾉヾ ,>＿ﾍ l_,rヾ_ノ,|
-
.r"⌒'i
| |‐‐-----‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐--==--‐‐''''"´｀ﾞﾞ'i
| | |
.| | |
.| | |
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| | |
|r"⌒' |
ﾞ'ゝ-‐‐---=＝=‐‐‐‐----‐‐‐‐‐‐‐‐-------┘
/l
ﾉi ＿/.f_、
＿Y´￣ﾒ´ i ｀ヽ
7 f . 丶i ゝ/
,.f-‐ ア丁￣｀丶 V
／ ＼ ∧
／ ./ V l
./ / i::V N! ぜぇぜぇ、はぁはぁ……。
j { i:::| <
./ |::l/i ル ゴホッゴホッ。
| .! i ! .|::i i /
|;ハ ﾊ { ハ ! .iｲ:| ﾘ
|! ' | ヽ /／ ヽ| ./ |:.|
| ハヽ ヽ{ / ｲ:.:/ 人:ーへ
{:ヽ!:.:丶. r_っ ／/|:.///::::｀¨¨´|
l::::ヽﾙ| 「二二イ |'.//:::::::::::::::::|
-
＿ , -― =＝＝= 、＿ イ｀ヽ
r ´￣ ´ ◎ ｡ イiヘ ◎ }
| ヽ , イ´: : : : :}: : }ヘ-ヽ |
, 冫 ／イ: /: : : : : : ｲ: : : : :ヽ: Y
} / __/: f : : : ｲ: : : : / i: : : : : : : :ヽ
〉 ヽ:|: : / .|: : : / .|: : ｲ : } : : :ﾊ
./ ＿ ノ :l: / |／/ |: ﾒ､: /|: : /: i できない子様、無理をしないでくださいなのだ！
{ /: : i :|/. ／|／ .|/ |＼|: /; : |
ヽ / イﾍ: | ┃ ┃ |/ .ヽ:} 手紙なら私が代筆しますのだ！
ヾ{: { ヽl ,, ┃ ┃ ! 私だって下手ですが文字を書けますのだ！
ﾉ: :ヽ-‐ヽ u 〜〜 ノ: 〉
ヽ人|: : l: : ゝ、 ＿＿ イ:∧{
´ ヽ |ﾊト 、}＿{ｲｨ: / |/ ｀
| | |/
| |
| |
､_ ＿
ｚ-‐` Y＜_＿
＿≦ ／´ ｀ｚー - ．
＜戈／ ／ ＼
> / / 、
从 { i! ﾙi! | ; | i! ありがとう。
} ト 、 .ﾍﾊ! ヽ､.,Ｔﾄ､ﾊ! !
八!ヽミ !r),ﾘ （ ●,/ ノ でも、私か書かないといけないのよ。
|::ヽ. ｼ゛｀ ヽ {´
|:::::|!:!`ゝ＼___ ｀ ノ
/:::/:/／::::::::ミゞ｀￣
｀￣ /::::::::::/´ |:､
-
､-ー'｀Ｙ ＜,__＿
_＿≦ー`__＿ _二ｚ<＿
＞ ７ ￣､-‐ ´￣｀'┴＜ できたわ……。
＜之′Ｙ´／ ＼
>{ ,' |､ , ,. ,.l , ｉ これを……、夜が明けたら、やる夫様に渡してちょうだい。
| !､{ | 寸寸T ハT７} ｨ,ｌ
′Ｊｉ, ﾞｉ ﾞｉ（ ○） （○）|ハ| 野犬も朝には何処かへ行っているでしょう……。
ﾞｉ|ﾞｉ'(1 ヽ ｒァ ノ川
│「ィ::ニE7 l
└l´::::／ヽﾄ
}｀ヽ､, -‐- ノ {
/ ＠ o @ ヽ
{γ.⌒＾.:::.,ﾍ､.:.:^:ﾊj
. V:ﾉ.::ﾉ_ノ ヽ..:::::）
ﾘ::::.( ( ●) (●):(
. ﾊ:::.ﾊ ,, rｭ ﾉ::.)
Ｙ.:＞‐- r≦ｙ'
/ ﾍ / ヽ
八 i! ﾊ
/ ﾊ ! | |
-
―━ 筑前守・源道済の館 ━―
.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;'／ ＼.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;. ;.; ／ ..::::::::::＼.;.;.;.;
:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:, .:,:;.: ｰ‐‐‐ｧ ..::八 |￣:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:, .:, ⌒7 .:／|.:八{￣:;.:,:;
;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;: {..:::／;:;.:＼| ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:; :;:; 〈／ |/ |＼;:;:;:;:;:;:
_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:____}／_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:___〈￣￣ ..::￣＼
⌒＾⌒＾|:|⌒|:::|⌒|i:i:|⌒|::|:|丁丁丁丁|:|⌒＾⌒＾||⌒＾⌒|丁⌒|丁⌒|:|丁|i:i:|丁丁丁|::|丁丁丁丁|:|> .:.:.:.:.|￣
|:| |:::| |i:i:| |::|:|┼┼┼┼|:| ||──‐|‐ '"´|::|＿,,|:|┼|i:i:|┼┼┼|::|┼┼┼┼⌒7 ,:. /＼| ＿
|:| |:::| |i:i:| |::|:|┼┼┼┼|:|＿＿＿||＿＿_,|::::: ::::|::|＿,,|:|┼|i:i:|┼┼┼|::|┼┼┼┼|:| {／ ∨ >.:.:
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¨¨¨＞''´ |:::| |i:i:| |::|:|⊥⊥⊥⊥|:|- ¨ _,､‐''゛ .:|:|⊥|i:i:|⊥⊥⊥|::|⊥⊥⊥⊥|:| ／ ／
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: : : : . . . . ￣|￣￣￣￣￣|￣ | . . . . . : : : : : : :⌒7.:.:.:.:.:. : :.:.:. .:.:.::.:.:.:.:.:.:. /.:.:／|.:.:.:.:./＼
: : : : : : : : | | |＿ . . . . /.:／|.:.:.:.:八:.:.:.:.:.:|＼.:.:| .|／ ｜.:.:/
-
f´￣￣￣￣￣ヽ
| やる夫様！
ヽ＿＿＿＿＿乂_
―――― ､
／ ＼
／ ＿＿ ＿＿_ ＼
／ ＼ '_
／ ( ● ) ( ● ) 丶 、
/
{ ( 人 ) l
、 ￣ ￣ ′
＼ ／
／｀ ´＼
／ ＼
-
＿＿
/￣￣￣○ 。 ヽ
| ／ ⌒ﾑ￢ヽ＿ ○ ＼
{／. / ハ ヽ ヽ_ ￣＼
/ ./ l .}ﾍ .i ヽヽ 〉
ｲ ﾊ {寸７ { l } } }.. /
/ {ｲ ヽ.lア芯 ゝ }7寸ﾄ l /ヽ /
できない子様からの手紙ですなのだ……。 !ﾊ /!乂ソ ｱ芯ﾊ } { |
∨ﾊ''｀´ 乂ソ }人ゝ- }
<八ヽ r 、 '' .ﾉ∧ /
）人＼ ｀ ′ ィ T´ | ヽ /
, -‐ ｧ}ハ}￣ ﾊ .{ { .|´
/ { ヽ!ヽ 人{
／￣￣￣ ＼
. ／ ( ●) ＼
| ( ●) ⌒） |
| （__.ノ￣ /
| /
. ＼＿ ＼
-
ﾁﾗｯ
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ ─ ─ ＼
| （●） （●） |
. ＼ （__人__） ／
／ ｀⌒ ´ ＼
|￣￣￣￣| ,--、 ヽ
＼￣￣ ⊂ ） ＼| |
（⊃､￣￣ ＼＼ _ノ
￣￣￣￣
-
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （●） （●） ＼ ふーん、よく分かったお。
l ⌒（__人__）⌒ ｌ
＼ ｀⌒´ ／
／ ＼
┌────────────────────────────────┐
│やる夫はそれ以上は何も言わず、できる子は取り付く島もなく帰って行った。 │
└────────────────────────────────┘
,､ ,､
l ,`- ー- ,,,,r' l
,r' ＠ o ＠ ﾞヽ
/ヽ i' ,r'⌒^^ ⌒ ^ﾍ , Y
＿＿＿ ○′ （:.ﾊ : : : ,ﾍ...:::..:::::..:ヽ l
／ ｀丶、 （:::::: ,ｨ' ヽ､ (,:...(,::`}
／ ⌒ '⌒ , ）:: 〇) （〇 ） )::::::ﾘ
/ （● ) ( ● ） ′ (（i r‐ｭ ﾊ::::ﾊ
/ ､､､ ､､､ , Y''ヽ ,ィ'ﾉ .:y
{ `'ー'＾'ーﾍ ′ /´| ｡ﾚ／／＼.
‘:, 、 ﾉ / .| ﾚ介､／ |
｀二¨´ ／ .|. |_儿､＿/ |
＞┬----‐ｧ…＜ .| | ｀‐┤ |
／: : : ゝ--=彡: : : : : ＼､、 ｿ | | ﾄ､
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼＼ { ｿヽ､__」 ﾚヽ､.
', : : :|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : |､／ ｀ー/ } >
∧ : :|: : : : : : : : : : : : |: : : : : : : : / ﾄヽ、/ ﾄ-､＿ハ ／
/ ＼|: : : : : : : : : : : : |＿＿＿／､ ｲﾚ､ ヽ､＿_}＝=ﾉ_／
/ / |: : : : : : : : : : : : : : : :.＼ ~ | 'ｲ川」 |
-
┌─────────────────────────────────┐
│ところが、同僚の侍が打ち捨てて置かれていた妻の文を何気なく取ってみると、 │
│文にはこう書かれていた。 │
└─────────────────────────────────┘
r－-
l ￣ ―--‐┐
, |
/ /
/ ,′
く {
＼＿＿＿ /
￣￣￣￣
,, -─- ､._
／ ヽ
. | |
. | ノ ヽ､ .| '_
. | （●）（●） | 、
| （__人__） |
ヽ ｀⌒´ ﾉ
/ .,＿,, ' ヽ,
. { }
| i ｨ |
-
＿ _,
＿__,＞ Ｙ´'ー-､ ハへｒ､
＿>ｚ二_ ＿__`ー≧＿_ r‐/ノ＾ く,ノｌ､＿
＞┴'´￣｀ ‐-､￣ ７ ＜ ﾉヾ{ヽ. / ｊ ノ´
／ ヽ ｀Ｙ′之＞ く ゝ､ｋ Ｖ _ノへ、
. / , l、 、 , ､ | ヽ }< ＜､___,不､tｰ-‐´
ｌ ,ｨ {７Tハ T寸寸 | }ノ | 〈∠ｲｌﾄ､ヽ〉
|ハ |（⌒） （⌒） / / ,/ﾚ′ ,小､ || ｀′
`|ヽ ヽ / 「)'/|/ ハ!ハ ||
ヽ､_ ― │_,.ィT/ { l } || ＿_ _
l 7Eニ::ィ1│ ヽ､j_ノヒ'ﾌ||｀Ｙ⌒ヾヽ、
'ｲ／ヽ::::｀l┘ ／|| `丶ヽ|| l. ノ⌒ヽ、
<,. -||─-､｀||丶ｂ'-､‐ｔ＜ﾉ
問へかしないくよもあらじ露の身をしばしも言の葉にやかゝると ＼!! ノ´⌒||'´丁 ｀ヾ､ソ
||｀￣￣||￣|ｌ￣￣
（どうかもう一度だけ訪ねてくださいませんか。
いくらも生きられそうもない露のような身ですが、あなたの言葉に勇気づけられて、
しばらくの間だけでも生きていられるかもしれません。）
＼_人_人_人_／
_） （_
_） ！？ （_
_） （_
／⌒Y⌒Y⌒＼
／￣￣＼
_ノ ヽ、 ＼
（○）（○ ） |
. （__人__） u .|
. ヽ｀⌒ ´ |
｛ /
lヽ、 ,ｨ'.) ./
j .}ﾝ／／ ヽ
ﾉ '"´ ￣〉 |
. { 勹.. ｜
ヽ ､＿_,,ﾉ . |
-
, ´￣￣￣｀ ､
. ／ ＼
/ し' ヽ
. / i
| ￣＼＿＿ _／ |
| ￣´ │
| （ ○ ） （ ○ ） |
| / ヽ |
| Ｕ { 人 } | （これは、やる夫の元の奥さんの手紙……！？
| ｀ｰ一' ｀ｰ一' | 奥さんは死にかけているってことなのか！？
| |
| / アイツはいつもヘラヘラしてたから、
. ‘， ｕ / そんな深刻なことになっていただなんて、知らなかった！）
ｒ.､: . .＼ ／
. , ｡イ 〕i ､: . : . : . :￣￣￣|＼
｛ 〕i ､: . : . : . : . :.ｙ }~｀ヽ
,..介 ､ 〕i ､: . : . / / 〉
ｨ ＼二ﾆ=- zz_- 〕i ､〈 / _ ィ∠~＼
、 ￣二ﾆ=-----==ｰ个ー‐ ´ ＼
＼ ､ , , ヽヽ ＼
ﾒ} // } } ヽ
／ ￣￣ ヽ
/ ヽ
| |
,ﾍ_ j u. / （なんて呆れた不人情の男だ。
__,/ ｀ ＜ i /
／---‐――--.､ゝ＼ ./ 道済様に報告してやろう。）
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／⌒ヽ. ´_ ノ
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.´.:｀ヽ
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:＿ __ヽ-､
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l.:.:＿十''''''''"".:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
-
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ 一）（一）
. | u. （__人__） （やる夫……。
| ｀ ⌒´ﾉ
. | } 道済様は和歌に造詣が深く、歌人として評判が高いお方だ。
. ヽ } この手紙を読んだら、道済様はどう思われるんだろうな。）
ヽ ノ
i⌒＼ ,__(‐- ､
l ＼ 巛ー─;＼
| ｀ヽ-‐ーく＿）
. | l
＿＿＿_
／ ＼ _
／ ― ―＼ //
／ （ ⌒） （ ⌒）ヽ //
| （__人__） l〃ヾ.
＼ `⌒´ ／'んソl
. 〃⌒ヽ '"ィ´ヽ.//| |
l＼ ＼ // ′ .l
│ ＼ ⌒￣￣〆⌒,ゝｰ'
| ｀ー──〜ソ"
| // i
| // |
＼ ､// ,!
| // /
| 〆ｿﾘ ,/ サッ サッ サッ サッ‥
/ノ//ｿﾊ 丿
. :. 〆彡/ﾉﾘiゝ/ . ｀ ,. ..
. .. :´,;､;彡ﾘﾝ〆ノｿ ..´..;' . ; ; : .
-
・
・
・
・
,、
〃ヾヽ _,
ﾐ ゞ='='='='=rf〜^~ﾁ
シ , ､ _,〃
ミ o o 彡
ミ " ｰ'ｰ' " 彡
爻 ､ " ミ やる夫よ、この手紙はどういうことだモサ。
ﾐﾍ、 ﾐ ｯ ﾊ ミx
ミ `ー'ﾞ `ー‐' 爻ﾐ
ﾐﾐ ﾐ 从
ミ ﾊ ﾐ
ﾐﾐ , 、 /厶ｼ
ミ辷__,彡'^ﾐ辷_,彡'
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼ えっ……！？
／（ ●） （●）＼
／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼ こ、これはやる夫の元妻の手紙ですお。
| |r┬-| u | 家庭の問題なのに職場にまで手紙を寄こすだなんて、困ったものですお。
＼ `ー'´ ／
-
..,,. 、 ,､
," `､ ,.'" ﾞ;;
." .ヽ .,:' .;;
, ;; "''"｀｀ "″ ﾞ;; ､
ヽﾞ ｀ヽ
彡 彡 そなたが元妻と最後に会ったのはいつだモサ。
ﾐ /＾i,,､,､／＾i
ミ ´ ヽ―/ ｀ ヽ' ツ,
, - ､;;' :: .`ｖ' ﾐ ´ ∀ ｀ ﾐ
;; :´ :: 彡 ,:
;;､ ／⌒;; と ﾐ
（_ _,,, ゝ､＿,,,, ,, ___,, ,,,,､_､､,;;,,_,､,,;;, ;;
~"'"' ￣'''''''￣￣ "'"'"'
＿＿＿
／ ⌒ ⌒＼
／ （●） （●）＼
／ ///（__人__）///ﾊ えーっと、一週間前だったような、いや、一ヶ月前だったかな？
| u. `Y⌒y'´ |ヽ
＼ ﾞー ′ ,/ ﾊ 覚えていませんお……。
/⌒ヽ ー‐ ｨ .}
/ rｰ'ゝ /
/,ﾉヾ ,> ／
| ヽ〆 |
-
∩＿
〈〈〈 ヽ
＿＿＿_ 〈⊃ }
／⌒ ⌒＼ | | でも大丈夫ですお！
／（ ⌒） （⌒）＼ ! ! 元妻には京から一緒に連れて来た召使いが一人いますお！
／ :::::⌒（__人__）⌒:::::＼| l
| u |r┬-| .| ／ ……女童だけど。
＼ ｀ ー'´ ／／
/ ＿＿ /
(＿＿＿） /
, ｒ,-ｰ'''ｰーｫ ../´`;,
ｙーｰ〜--,Yヾ_/ ７====,=ﾐ_ノ/ ﾐ
`ミ::::::.:.:.::....:.ゝ `ー'ーｰｰ'` ノ ﾞ,
ヾ:::::::::::::::::::::.`ーｰｰ--ー彡':::::::::::: 彡
Y:::::::::::::::.:.:.:.:.:.::::::::::::::::::::..:. .:.:.:.:.:.: ,ミ ＼_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人／
ﾐ:::::::::::::::.:.:.:.: :: :: : :: :::.:.:.:.:.:.:.::.::.:.: ﾐ _） （_
ミ:::::::､Y´￣I::::::ﾞ':::::::::::::Y￣`ｧ:.:...:.. ;、 _） お前は女と子供を （_
,;'::::::::::::::￣⌒::: : :::':.:.:..:..:⌒.:`::::...:.... Y _） 見知らぬ土地に置き去りにしたのか！！ （_
ミ:::::::::::::::::;`ｪ,ｪ,ｪｪ,ｪ,ｪｪ,ｪｲ::::.:.:.:.:..:..:::::ミ _） （_
彡::::::::::::::::::;`￣￣￣￣´::::::::::::::::::::::::彡 ／⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒＼
ﾐ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;,;:、
,;'::::::::::::::::::::;;:::ヽノ´＾ヾノ::::::::::::::::::::::::::::::::ミ
ﾐ::::::::::::::::::::::::::::::::)'＝'(´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ミ
ﾊ,,;::::::::::::::::::::::::::/:';';';':ﾐ::::::::::::::::::::;;:::::::::::::::::::';,
ﾐ::::::::::::::::::,,:,,::..::i;;';';';';;''.!.::::...........:.....:::....::::::::.:::ﾐ
彡::::::::::::::::::::::::::!,;,;,;,;,;,;,;!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ミ
-
＿＿__
：／ ＼：
：／ _ノ iiiii ＼. ＼
／ （○） （○） ＼
： | （__人__） |：
＼ ｀ ⌒´ ／
/ ⌒ /⌒Y⌒ヽ ヽ …………。
：| ＼| .i ｲ |
|＼ ／ 人 .＼!
| ＼___／ ＼__/：
| /
| /
:::::::::::::／￣￣∨￣￣＼ ::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::| ／￣￣￣＼ |::::::::::::::::::::::::: はい……、その通りですお……。
::::::::::::::::::＿＿|／ _ノ ヽ､_ ＼|＿＿::::::::::::::::
::::::::::::::／ ／ (（＞）) (（＜）) ＼ ＼:::::::::::::::: やる夫は新しい妻に夢中になって、
:::::::::::::::::| | oﾟ （__人__） ﾟo| |:::::::::::::::::::::::: 元の妻をほったらかしにしましたお……。
:::::::::::::::::(⊥_⊥）＼_＿＿｀⌒´＿＿／（⊥_⊥）:::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
-
ﾊ ﾊ
ﾞ;^ヾ, :'´∀｀;;
;iﾞ "ヾ、∩ :::∩
;ｉ 'ヾ''"~"ﾞ'ヾγ''"'''づ 、
,,ﾐ ´ Д ｀ ,:'ﾞ
,,ミ ∩ ∩ ゞ
,ミ ミ お前はという奴は、心の情が薄く、人と思えぬモサ！！
ミ ,;ミ
ミ ;ミ 、 ミﾐ
ﾞミ ミﾞ ミﾐ
ﾞミ,, ミﾞ ﾞ
ﾞ'ﾐ,,;;;;ｼ''ﾞ"ﾞミ,,;;;;ｼﾞ
;"ヽ
/ ヾ,.
ミ; ＼ ＿_.＿,.,_..,、
;' ;,ヾ゛'"'''゛'゛''"'゛"'"゛´"ゾ" " ジ
ミ " ,/"
ミ゛ ;;"
ミ; "彡 やらない夫！！
ミ ′ ヽ 彡,
ミミ ＼＿＿／ ,彡 やる夫の元妻の家に行き、元妻と女童を保護するモサ！！
ミミ ＼／ ミ
ミ 彡
ミミ ,;;'
＿人人人人人人人＿
＞ ははーっ！！ ＜
￣Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ￣
,r '" ヽ, ＿ ＞"イ .:::::' '/
.i ,. i ,/'"´￣ ｀` ｰ- .,_,.＞",／::::....::::::::: ''
. !'ｆｯ u 'ｰ i'"´ `ヽ _,. -‐ '"_,..-::'::::'' i'
〉 ) f ﾍ ,' ,1＜´,..:--::'"´ｰ:.､_,,..､ . .|
zr ﾉ} ﾉ `ヾ、,. ｦ-､'__,!､,' ; !'".:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,;イi、....
. ,/zf/,'ﾉソ_,. ノﾉノ..,＿, ,. !´ ﾍ.:.:.:.:y,:;:, ｷ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／''"ゝヽ:::::::::::::.... !
. f巛f彡≦ミミ≦ミミ≦≦≦､,〉ﾐ_;:＞''"´ ﾔ＜;.:.:.:.:.:.;／' , : ' 〉:::::::::::;: -‐ '"
7 _, ｀ヾ _｀ヾヾミ､ﾐ くｨ, , ﾆヽ､ヽ､ _,. -‐┘//`!､/" , : ,.ｲ::::::::::/ ,ﾉ _,..._,. -‐-､､,_
.ﾉ f/' ,. ´ ､、 ' '::;;州ヾ'-ヽイｦ-≦´≦彡彡-＜/'／ , : ,.イｰ- ::;:::! ,ｿ,.＜´＞三≧ミ､､≧ヽ、
,／/ -‐',. ' ':;: ミ､、､、 ｀ ヾヾ＼､＞､＜､ミ､.｀`／ ,.イ´'¨￢ー ､_,......,,,_ , '/∠彡三三≧ﾐ､､｀`￢ヾヽ
/ '"´'´_,._ ';:, ,.ィf; ｀ミヾミﾐ､ ｀``ｰヾヽ,. ,ｿ `./ ｀ｰミ{ ､=` ｰ-＝==､,_｀`ｰ ､,_ _,.;ｧ∠"∠≦＝≦､｀`ｰヾヽ
. ,ｲ.〆 _,,,.. ｨ圭圭圭℡..,_｀`ヾミ≧i､ ､ミ》'"fr" ､､ i、 ｀｀` ﾐｰ'"ｰ ､ ､ヽ､､ ｀ヽ,≦≦彡＜≡=ミ三ﾐヽ､＼ ﾍﾘ､
..ゝ,_,..::':::::;:-ｲ"'''"´´´赱圭№,_ ヾミミ､､｀ ' /《! ｀;ゝ ､､,_ _,,... `＜､_ヾ､、 、 ヽ､ヽ, ヾｼ" ｀ﾘ ゞ､__リ､_,ｨ
｀"´ . ｀ゞ圭圭℡,_ヾミミﾐ ヾ! ､、 ヾミ三三｀二≡=ｪ､'",.､'' ｀￢i ::ヽ ':::::::: .ﾍ,
｀"＜圭圭i､､ミﾐ､､;' ヾ ヾi;i:.. ｀ヾ､ヾ､::ヾ::ヾ::::ヾ};≡ /:::i､ '::ヾ:. ''::::::::: ∨
`＜圭圭ii､Xミ '! ､ヾ::::. }:ⅷヽヽ:1::ﾍ::r ' ／彡;i ':::ヾ::.. '::::::;, ﾔ
Ⅷ圭圭＞/ ,. ､i;';::::: ;:;'ｿ:::}ｼ;;ｿ､:i:i､i! ≦彡乍圭i､ ':::::::::::::.. '::::;; ∨
圭圭乍'"´ ''ヾ;:!' ';:::i.:':',,:;ｿ圭圭圭圭圭圭圭圭℡ '::::::::::::::.. ':: ';∨
_,.ｨ圭幸'" ,...::::::::::::,:;;;;;;シイ,.圭幸べ幸圭圭圭圭圭圭i､ ' ':::::ヾ::..':, ;ﾍ,
,.ｨi圭圭ア ,::::;;//'',."ｪｭｭｭ≦乍・'"´ ｀`ﾏ圭圭圭圭圭|i､_ ｀``ヾ､.:::ゝ、
-
┌────────────────────────┐
│道済はかの妻の家にやらない夫を遣って尋ねさせたが、 │
└────────────────────────┘
＿＿―＿＿＿＿＿￣￣￣￣‐―￣￣―‐―― ＿＿＿￣￣――― ＿＿＿――￣￣＿＿＿￣―＝＝
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: ﾞﾞ"'ｰ-､,, ..::::::::::::::::....::::::........ . .::::::... .... ..:::::::｀⌒ :::::::::....::::::........ . .::::::... ....:::::::::
: : : : : : : ｀ﾞ'''ｰ-､,,,、 ..::::::::::::::::....::::::........ . .::::::... .... ..::::::: :::::::::....::::::........ . .::::::... ....:::::::::
: : : : : : : : `ﾞ'-､.. .. . ... .::::.. . . .:: : :.. . ... ::: :::: :: :. ... .::::: :... . .:::: .. .
: : : : : : : : `ｰ--,．:::.. ... .. .. . ... ... ..::. .. . .. . .. ｀⌒ .::::.. ... .. .. . ... ... ..::. .. . .
: : : : : 、: . : : ﾞヽ、:::.. ... .. .. . ⌒⌒ ... ... ..::. .. . .. . .. .: :::.. ... .. .. . ... .
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::;.:".:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,:;、,"'.:.:;,`:;,':,:;.,:;.:ﾞﾞﾞﾞ'''''''‐- ､ ,,,,,__:::.. ... .. .. . ... ... ..::. .. . .. . .. .
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:::....::::::........ . .::::::... .... ..:::::::::::从 MwM 从 MwMmw M从 MwM 从 MwMmw MwM''"""'''''"""''""''''""''"''''""
从 MwM 从 MwMmwMwM 从WＹWﾉM MWＹMWﾉWＹWﾉMﾉMＹWWＹWﾉM MWＹMWﾉWＹWﾉMﾉMＹ
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――￣￣＿＿＿￣―＝＝＝━＿＿＿￣― ―――― ＝＝ ￣――￣￣＿＿＿￣―＝＝＝━
-
ｴｰｰﾝｴｰｰﾝ…
ｴｰｰﾝｴｰｰﾝ…
(三三三三三三三三三三三三三三三三(@)
／,',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',','／,',',','＼
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-
／￣￣＼
／ _ノ＼
| （〇）
. | u （___ﾉ）
| u ´ﾉ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
r 、. ,、
l ヽ,,, -ー -', l
/ ＠ o @ ヽ
Y , ﾍ^ ⌒ ^^⌒ヽ ヽ えーんえーん……。
l γ::..:::::..:::...ﾍ、: : : ﾊ j
`ﾉ :ﾉ...:ﾉ ノ ヽ ::::::） できない子様ぁぁぁーーー！！
ﾘ::::::( （ ＞） (く)::（
. ﾊ::::ﾊ 。ﾟ ,ーｭ。j） )
Ｙ ヽ イ' y
-
┌─────────────────────────────────┐
│できない子は文を届けさせたまま、できる子の帰りを待たず、亡くなっていた。 │
└─────────────────────────────────┘
＿__ ＿__
＞ ｀＞'´ ＜
／ .::. x=､ ＼__
＿／ ／三≧==＜ ヽヘ ｀＞
7 ／´ ＼ ﾍ｀｀＼ ',
/i / ｀ｨ ヽ}
/ f ｨ i ヽ ヽ ヽ＼
,' | / j .:｛{ r:::.{ ヽ| .:! .:ﾄ ｌ
. /ｌ | 斗ｌｰ八 .::: V -┼ト ! :::::|::::|∨
/´| .:::| ::!∠_ 厶:::::ヽ ⊥j厶|::::::,'::::j
| :八 ::|t（ ─）`＼|（─） /:::/::::|
| l ハ 从 ヽ /.／:::∧ﾘ
V＼:∨介ﾄ ､ _ －_ イ个Ｖ/
/∧}:}ヽi ﾖ ｀ ﾋケj/{:{
. ィ'`ヾ =-=‐ィ'/｀ヽ
/｀Y´∥¨::¨∥ Y´}
-
l^丶
| 'ﾞ''"'''ﾞ y-―,
ﾐ ' A ` ,:' そうか……。
ﾐ ,: ミ
ﾐ ﾐ,.,） （,.,.,: ;ﾊ,_,ﾊ 間に合わなかったか……。
;: ;'ﾞ 'A`ﾞ;,.
（" ,,; （ ,:;ｕ,_,,0,.,,.う.
"''"ﾞ'''~"＾~'''`"
／ ＼
/ ,
′ ー―一 ー―一 ′
|: ━━━━i:!::!:i::!:━━━ :|
| : ・ .i:!::!:i::! ・ :|
|: `i:!￢冖:!´i:!::!:i::!:`!:i￢:!´ :} できない子が死んだ……？
u （＿__人__ ） ′
＼ u （＿ ﾉ ,／
＞ ＿＿＿_ ｨく
′ ー -一 ヽ
/ i ｆ ：
｛ | |: |
-
＿＿＿_
.. ／ u ＼ まさか死ぬだなんて……。
／ ／ ＼＼
.. ／ し （○） （○） ＼ やる夫はべつに、できない子にいなくなってほしいと
| ∪ （__人__） J | 思ったわけじゃないのに……。
.. ＼ u ｀⌒´ ／
／￣￣￣＼
γ⌒) (⌒ヽ これは夢なのかお……？
／ _ノ ノ ＼ ＼ `､
（ < （○） （○） | ） 何もかもが信じられないお……。
＼ ヽ （__人__） ／ ／
-
丿 ｀ ::::...... ＼ ＼＼
／ ＼::::::::. . :. :.
￣｀ / ﾟ .:::::::. | | |
＼ / ﾟ ::::::::. | |.ノ
. / ＼ ｝:::::::〉 八 |
/ ＼. |::::く ＼ ｜
. ′ |＼:::.. | |＼|
V/⌒ヽ ′ ﾟ｡::::. ′＼ | |
| | | | (＿, / /Λ::.| / ＼|
| | | | /l / | |::|／
| | _,Ｌ斗匕 | | ノ 八⌒V' |::|
| | l | | _L斗ｧ | | ＼ |::|
| | l |ﾉ ,√ス刎 八 ′ /＼＿|::|
|八 . 卜、 И/ V / /V::::::::::::::}::}::::........ ＿
. ＼＼ ′ / |::::::::::::::::ノノ:::::::::::::::::::::::::ﾟ:::::...
＼＼/ VＬ_ _ - ｀ヽ|＼|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾟ..
丿 ≧ _／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.。
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.。
|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
ﾟ.::::::::::|::::::::::::::::/|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
ﾟ.:::::::::|::::::::::::::/｜:::::::::::::::::::::::::::::::::＼:.:::::::::::::::::::::::::::::::::|
ﾟ.:::::::|:::::::::::/ |::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::｀Y::::::::::::::::::::::::::::::｝
/＾l'"'"~/＾i''''''ﾂ'ｯ.,
ヽﾞ ヾ 見知らぬ土地で孤独に亡くなるとは、あまりにも寂しい最期だモサ。
ﾐ ´ Д ｀； .彡
ｯ _ ミ せめて後生の為に手厚く葬ってあげたいモサ。
(´彡,. （,,_,ﾉ" _,,.ヽ
"'"'ﾞ''""''''ﾞ""´´
-
ｷｯ!!
/^l
,―-y'"'~"ﾞ´ | -=ミ
ヽ ': ﾉﾉ
彡 ´ ∀ ｀ ﾐ ／
;' ミ
ミ ﾐ;,,.,.,） （,.,ﾐ
ﾐﾞ゛';:, ~） :,, ~）
｀ﾞ "`'''~＾"~'''ﾞ"''"
/l .,ｲ,ｲ .,ｲ
// ﾚ ﾚ /ム―７
/ ﾆﾆフ //''''''７/
// /' // ,ｲ,ｲ ,ｲ
､二二フ // ﾚﾚ //
/' /'
メ ,, -──- ､._＼
メ／ u ﾟ 。 ＼＼
／ ／ ノ ヽ､ ＼＼
! | oﾟ(（〇）) (（〇）)ﾟo |
＼＼ （__人__） ／く<
ノ ﾒ/ ｀ ⌒´ ヽヽヾ
-
. i´`ヾ i f￣'￣''￣'''￣~~i /ヽ
ﾐ:::::::ヽ ii i＿,,,,,＿,＿,＿,,,! ./::::::Y
i:::::::::::`ヽ_ﾉ__.,,___,__,__,_,_,,,__ゞノ::::::::::ﾐ
ミ::::::::::::::::`´''::'::::':::':''::::''::''':::::::::::::;;;::::ミ
ﾐ:::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::ﾐ 私はお前を長く目をかけていたが、
,;':::::,rー-、:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;, -―､ ::::彡 今はそれを限りなく後悔してるモサ！
ﾐ:::::::{:（o｡）}:::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.;;;;;;｛,(;o｡) ｝::::ﾐ
彡::::`--ｰ,,,__:_:;;;;___:;;___::;;;;_ _:;;`ｰ-ｰ'::::::::;';. お前のような人非人を傍に置きたくないモサ！！
ﾐ::_::::::::::ｽl＿i_＿l_＿i＿_Y___'i'__'i＿i}ｊ:::::::::::.ﾞ お前に暇を出すモサ！！
γｙ´￣ヽ-'､|! |ﾞ. . iﾞ ｜ l'ﾞ l_,,iﾉi::::::::::::::ﾐ
i ﾐ ..,,::;;::i-､. ｀‐'`ー'^ー'｀-‐'`ｰ'ノ:.: :::::::::::::::ミ
ゝ',,____,彡ヽ｀`:―‐--‐--―‐'"~´.:.:.:.:::::::::::::ﾐ
/::,::;;;_;_;;_;;Y;;;;i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::彡
i.::::;;;;;:_;;__;;ﾄｰ'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾐ
.ゝ_;;_;;_;;_;ﾉ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ミ
＿＿＿＿
,. -'"´::::::::::::::::::::::｀¨ー ､
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
,.'":::::::::::::,i:::::::ﾞi＝ー―--::::::::::::::::::::ヽ、
/:::::--―='ﾞ::::::::::::"'_,-ｰ‐‐-´:::::::::: ヽ、
/:::::::,ﾆ=-ｰ:::::::::::::::::::::=ー￢l「::::::::::::::::::::.. ヽ
./::::::::::=-‐￢'::::::::::::::::::: 、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::. ヽ
/:::::::::.:::l::l::l:i" i,, ＿__ ） U i
/ ::::::i::i:'､__ノF￣ｰ┤ l
,' │ | }
i | _| /
', L'ﾆ￣‐┘ ／
ヽ、 ／
ヽ､_ ／
｀¨i ヽ
/ ヽ
/ ヽ
-
/^l
,―-y'"'~"ﾞ´ |
ヽ ´ Д ｀ ﾞ': やる夫よ、お前は妻の歌を見ても何も感じなかったのかモサ。
ﾐ ﾞ':
ﾞ, ∪ ∪''ﾐ 彼女は生活の支援を求めたのではないモサ。
ミ. ;:' ただ、お前に生きる勇気を貰いたかっただけなのだモサ。
'; . 彡
∪~"""""∪
,,;'"ﾞﾞ'':,
,.;:'ﾞ ;
,,.::─--､ ,.;:-''''""゛゛゛"'ﾞ ;
.'i, '' .:,
'::, ´ ､＿,. 丶 ﾞ':, 和歌は身分がそれほど高くない者も、地方の辺境の者も歌を詠むモサ。
ミﾐ * ヽ/ .:;彡
ミ;;: ゛ﾐ お前に少しだけでもいいから、
,ﾐ;;:. ,,,..,,,, ,,:::,、,,、 ミﾐ 思いやりや、和歌の心を持たなかったことが、とても残念だモサ。
:;ﾐﾐ::, 'ﾞi, ヾ ゛i, ,i ﾐ彡
ミﾐ ヾ､,＿） ゝ,,ノ ミﾐ
ミﾐ;;:. ﾐﾐ .,へ,,へ
ﾐﾐミ;;:: _,, 彡 ﾐ^∀^*ﾐ
ミ〃⌒ヾ ;'￣"''ヾ.ミ .ミ
"'ゝ,＿ノﾐﾐ;;:ミ:,:;:ﾐﾐ,',:,彡;;゛ﾐ;;:＿＿ノ ゞ,,.,,..:;彡
-─‐──‐-、
／ ＼
／ ; ヽ.
l U l
| , 、 ; |⌒´⌒｀ヽ、
!、 _ノ" "ヽ、__ ∪ ＼
ヽ (（ー） （ー） ):: /⌒゛` l:
/ヽ∪（_人__）∪__ ,ノ| , |
/ /` ⌒ ´ |. | , !
. / ∪ |∪`-,,,.|" |___,ノ |
/. / | | | ,lー─- 、
, --‐-ー、_/∪ l ∪ ,| | ,／ ） ）
く / / ァ- ,ノ ＿ ＼ノ＾ノ^／⌒ヽj＼ ／＾ー-‐'
`ー' ー´￣ （＿） （＿(_イ_,イ、_,ィ'´__/ ￣
-
┌────────────────────────────┐
│道済はやる夫に任せていた職務を取り上げ、 │
│身を宿す場所から追い出し、国府の使者を遣って国から追放した。 │
└────────────────────────────┘
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::。:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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:::::::::::::::::...... ....:::::::゜::::::::::::::::::::::::::::。:::::::::::::::::::::。::::::::::::::::: ゜.::::::::::::
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:::::::::::::::::::: ..::::: ...＿＿＿:::::::::::::::::::: ..::::: . ..:::::::::::::::::::::::::::: ..::::: . ..::::
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... ..........ヽ::::::ヽ,.Ｌ＿).... .. .:.... .... .. ..... .... .. ..... ............. .. . ........ ......
... ...... .... >__ノ三三.... .. .:.... .... .. ..... .... .. ..... ............. .. . ........ ......
.. ........ ..........三三三三.... .. .:.... .... .. ..... .... .. ..... ............. .. . ........ ......
. .. ... 三三三三三.... .. .:.... .... .. ..... .... .. ..... ............. .. . ........ ......
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┌────────────────────────────────┐
│そして、できない子の実家に人を遣り、遺骸は見苦しくないように手厚く隠し、 │
│僧侶を死者の家に籠らせ、死後の法事の面倒を見させた。 │
└────────────────────────────────┘
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／三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三＼
0 │ |∞∞∞ |::|∞∞田田田田田田田田田田田田∞∞|::|∞∞∞ | ::| 0
...［二］ | ::| |::|┏━━━━━━━━━━━━━━┓|::| | ::l ［二］
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)三(...| ::|├┼┤ |::|┃／ ､_ ＿ ＼┃|::| ├┼┤| ::|｀)三(´
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r 、. ,、
l ヽ,,, -ー -', l
/ ＠ o @ ヽ
Y , ﾍ^ ⌒ ^^⌒ヽ ヽ
l γ::..:::::..:::...ﾍ、: : : ﾊ j
`ﾉ :ﾉ...:ﾉ ノ ヽ ::::::）
ﾘ::::::( （ ─） (─)::（
. ﾊ::::ﾊ oﾟ _ iﾟ)
Ｙ ヽ イ' y
ｌ ／⌒)^ヽヽ
| Y / ∠ }. ｌ
. |. V r＜ 〈 |
', / ヽ ヽ
ゝｰ' ＼ノ
-
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│やる夫は新しい妻の家にも寄り付かせてもらえなかったので、 │
│仕方なく京に上がる人の船に乗せてもらい、塵より少ない貯えで上京した。 │
└───────────────────────────────┘
/ ／ ,' ヽ｀丶 ／ ヽ{
' ／,' i :. ＼. ハ
.ｉ , ' / ,. ! . :: ヽ / !ﾊ :
l / , / / | : :::. ', Ｖ::j:::! :
. l , 'イ ..i .:l .:/ |: |i::. ﾄ:::::... ｌ: l:: l::::::l:
l ／ｌ .::l .:/| ./ ｌ:. | l::. | ヽ:::. l::. |::..l::::;|:.
l :l .;ｲ .::;ﾍ!/'-一!:.| ､!:. ｌ`ー=、 . !:::. lj,:::!/:!:: アハハー、ごめんねー。
. l ::| ::!::|.::ハl'圷 ㍉!.| ヽl ｨ〒ミ､: ﾄ､:. Kｌ::|:::|::.
ｌ :::!..::!:l::l:ﾊ ヽ ( ●.)丶 / (.● )ハ | i::.!/ﾊ:!::l:::: アタシも世間体ってのあるしぃー。
! , ﾍl§!｀、 ⊂⊃ ⊂⊃ Ll:ﾚ'―-､::::: 苦労してまでアンタと添い遂げることはできないのー。
/ / /仁二] ｉ ゝ ､_,､__, ﾉ 仁二] ',::
/ ./ .:i [二二] !＼ ､ / j'_ ,.イ [二二] .:i::
-‐' ,.ｲ . .::{ [二二} l:::::::＼r､/ / ／ [二二} ::|: !.
￣´ / /: ::::ｉ ￣）ソ |:::::::::::ﾉ/ ./｀ ξ::::::::ｉ￣）ソ ..:/:::l:
/ j::: ::::::ｌ l::::::／/ ,ﾚ'⌒!:::::::::::j ..:j':::::::j:::
. / ,ｲ::: ::::::l !:::ﾚ'´ ⌒j:::::::::l ::/:::::::/::
i ' |:::::.::::::| l:::l ´_,.〉:::::;' :::/:::::::/:::
| l |::::::::::::l l:::| j.ノ:::::/ ::/:::::::/::::
（:::::::::::: ヽ
, ⌒ヽ (:::::::::::::::::::::: ）
（:::::::::::: ' （::::::::::::::::::::::::::: ヽ⌒ヽ 、
ゝ:::::::::::: ｀ヽ(::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ） (⌒ 、
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│情けの心が無い者は自らの心掛けでこうなるのだ。 │
│守は慈悲があり、物の心を知り、和歌を上手に詠む人であったので、 │
│このように人を哀れんだのである。 │
└─────────────────────────────┘
┌────────────┐
│と、こう語り伝えられている。 │
└────────────┘
;'"';
, '" ﾞヽ. ﾞ"
ﾞ､.,_ ,. '
ﾓﾌﾓﾌ
∧＿∧ ,. ""ﾞ'' ､
（ *･∀・）^l ,:ﾞ ',
Ｏ ,―-y∪'~∪ | ; ;
ヽ ´ ∀ ｀ ﾞ': ﾞ､ ,:'
,:'"ﾞ' , ﾐ ﾞ': ﾓﾌﾓﾌ ﾞ''ｰ- '"
ﾞ､.,,. ' ﾞ, ∪ ∪''ﾐ ＿∧ o
ミ. ;:∀｀*)
'; . 彡Ｖ と )
∪~"""""∪ （＿（＿)
┼ヽ -|r‐､. ﾚ |
ｄ⌒) ./| _ﾉ __ﾉ
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以上です。最後まで読んでくれてありがとうございました。
原典は今昔物語です。
夫の非道や妻の悲劇が目につく内容ですが、本来は和歌の徳を説く歌徳説話です。
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おっつおっつ
後悔先立たず・・・
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乙乙
うーん、辛い
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哀しいのう…
乙
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いい人ほど周りに振り回されていなくなっていく
乙でした
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投下させてもらいますね
タイトルは「阿形像と吽形像がだべるようです」です
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r=ミ ノノ
く ハ } __)_)ソ Y
j{ |,ノ／￣＞'-┴く ,. -=＝＝─
j{ | (__,ｨf竓ミx'x竓ﾐx／￣￣￣｀`丶､
j{ :| {x弋rｯ'＾'trクx,}＿ ==ミ ＼ なあ吽形よお
ﾄj{､ｰ| ﾊγx彡､,ｨミxヽl ｀ヽ /
{-くヽ〉 {{´､^(r'ﾆﾆミ)^爪 ノ／/
/⌒Ⅵ )ﾊ ゝ'´￣｀ヽ ﾄ( _,.｡o彡 ／
f⌒ヽﾉ vｰ'ノ´ノ￣＿{{¨「|ｰr'´ r＜⌒
{⌒ヽrｧ'´ ￣｀〃´￣ ゞく ﾉ { ヽハ／〉＿
,ｨi「 Y⌒V ￣｀ ｌ{ ´￣ Y }＼ ／／／ ／
x∨ｰＹ⌒Yｯ …ｰ}{‐… ‐‐fｯ { { 广{￣＼／
／〈∧ | ,ﾊ _,.､-‐''八ゝ ..,,_ 人 |`| )＼ 二二⊃
／ ∨Ⅵ |_」⌒ ノ人_ ゝ _ノ ､⌒; }l |弋 ク､ﾟ。
r'´￣ } | | {⌒ノノ ＼‐＼_ノ＼ ｌ{ { ∧､＿ノノ｀ヽ
＿
乂二ミx
乂=ミー､
＿＿＿ xく¨¨xヘ_ノ)
／´￣ ｨf竓ミw竓ミハ
{ ,. -─…‐{,弋rｯ'＾'trク^,ﾊ
'､ (,.ヘ＿ /〈 x彡xミx ヽ^Y なんだよ、阿形
／￣￣＼／／／ )八,{ノ´⌒ヽ }´{ (
{＿ ／／／─ｧ…‐-V弋ここ＿ク､｀ヽ
＼ ( r‐ク'⌒ヽ ﾉー-＼ー弋--`ミxｰ廴__
｀` ＼ Y＾l 八 ￣￣｀Y´￣ ＼ `ヽ､
,人ノ/ ∧ ,. ' ´￣ }{ ￣｀ ∨ ', /＼
{ / ＼ ゝ ,´ fｯ ー‐}{‐… fｯ }ゝ-/ 〉
{ { Y ｌ{ _,,.. -‐ノ ゝ - ..,,ノ{⌒Y / ヽ
{ { ', {'´￣___ノ´,ノ＾ゝ､ ｀ヽ､ｰﾊ { {＼ ＼
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r=ミ ノノ
く ハ } __)_)ソ Y
j{ |,ノ／￣＞'-┴く ,. -=＝＝─
j{ | (__,ｨf竓ミx'x竓ﾐx／￣￣￣｀`丶､
j{ :| {x弋rｯ'＾'trクx,}＿ ==ミ ＼ 聞くところによると人間には有給があるらしいぜ
ﾄj{､ｰ| ﾊγx彡､,ｨミxヽl ｀ヽ /
{-くヽ〉 {{´､^(r'ﾆﾆミ)^爪 ノ／/
/⌒Ⅵ )ﾊ ゝ'´￣｀ヽ ﾄ( _,.｡o彡 ／
f⌒ヽﾉ vｰ'ノ´ノ￣＿{{¨「|ｰr'´ r＜⌒
{⌒ヽrｧ'´ ￣｀〃´￣ ゞく ﾉ { ヽハ／〉＿
,ｨi「 Y⌒V ￣｀ ｌ{ ´￣ Y }＼ ／／／ ／
x∨ｰＹ⌒Yｯ …ｰ}{‐… ‐‐fｯ { { 广{￣＼／
／〈∧ | ,ﾊ _,.､-‐''八ゝ ..,,_ 人 |`| )＼ 二二⊃
／ ∨Ⅵ |_」⌒ ノ人_ ゝ _ノ ､⌒; }l |弋 ク､ﾟ。
r'´￣ } | | {⌒ノノ ＼‐＼_ノ＼ ｌ{ { ∧､＿ノノ｀ヽ
＿
乂二ミx
乂=ミー､
＿＿＿ xく¨¨xヘ_ノ)
／´￣ ｨf竓ミw竓ミハ
{ ,. -─…‐{,弋rｯ'＾'trク^,ﾊ
'､ (,.ヘ＿ /〈 x彡xミx ヽ^Y 有給ってなんだ？
／￣￣＼／／／ )八,{ノ´⌒ヽ }´{ (
{＿ ／／／─ｧ…‐-V弋ここ＿ク､｀ヽ
＼ ( r‐ク'⌒ヽ ﾉー-＼ー弋--`ミxｰ廴__
｀` ＼ Y＾l 八 ￣￣｀Y´￣ ＼ `ヽ､
,人ノ/ ∧ ,. ' ´￣ }{ ￣｀ ∨ ', /＼
{ / ＼ ゝ ,´ fｯ ー‐}{‐… fｯ }ゝ-/ 〉
{ { Y ｌ{ _,,.. -‐ノ ゝ - ..,,ノ{⌒Y / ヽ
{ { ', {'´￣___ノ´,ノ＾ゝ､ ｀ヽ､ｰﾊ { {＼ ＼
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r=ミ ノノ
く ハ } __)_)ソ Y
j{ |,ノ／￣＞'-┴く ,. -=＝＝─
j{ | (__,ｨf竓ミx'x竓ﾐx／￣￣￣｀`丶､
j{ :| {x弋rｯ'＾'trクx,}＿ ==ミ ＼ 休んでも金を貰えるらしい
ﾄj{､ｰ| ﾊγx彡､,ｨミxヽl ｀ヽ /
{-くヽ〉 {{´､^(r'ﾆﾆミ)^爪 ノ／/
/⌒Ⅵ )ﾊ ゝ'´￣｀ヽ ﾄ( _,.｡o彡 ／
f⌒ヽﾉ vｰ'ノ´ノ￣＿{{¨「|ｰr'´ r＜⌒
{⌒ヽrｧ'´ ￣｀〃´￣ ゞく ﾉ { ヽハ／〉＿
,ｨi「 Y⌒V ￣｀ ｌ{ ´￣ Y }＼ ／／／ ／
x∨ｰＹ⌒Yｯ …ｰ}{‐… ‐‐fｯ { { 广{￣＼／
／〈∧ | ,ﾊ _,.､-‐''八ゝ ..,,_ 人 |`| )＼ 二二⊃
／ ∨Ⅵ |_」⌒ ノ人_ ゝ _ノ ､⌒; }l |弋 ク､ﾟ。
r'´￣ } | | {⌒ノノ ＼‐＼_ノ＼ ｌ{ { ∧､＿ノノ｀ヽ
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乂二ミx
乂=ミー､
＿＿＿ xく¨¨xヘ_ノ)
／´￣ ｨf竓ミw竓ミハ
{ ,. -─…‐{,弋rｯ'＾'trク^,ﾊ
'､ (,.ヘ＿ /〈 x彡xミx ヽ^Y 金ってなんだよ
／￣￣＼／／／ )八,{ノ´⌒ヽ }´{ (
{＿ ／／／─ｧ…‐-V弋ここ＿ク､｀ヽ
＼ ( r‐ク'⌒ヽ ﾉー-＼ー弋--`ミxｰ廴__
｀` ＼ Y＾l 八 ￣￣｀Y´￣ ＼ `ヽ､
,人ノ/ ∧ ,. ' ´￣ }{ ￣｀ ∨ ', /＼
{ / ＼ ゝ ,´ fｯ ー‐}{‐… fｯ }ゝ-/ 〉
{ { Y ｌ{ _,,.. -‐ノ ゝ - ..,,ノ{⌒Y / ヽ
{ { ', {'´￣___ノ´,ノ＾ゝ､ ｀ヽ､ｰﾊ { {＼ ＼
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r=ミ ノノ
く ハ } __)_)ソ Y
j{ |,ノ／￣＞'-┴く ,. -=＝＝─
j{ | (__,ｨf竓ミx'x竓ﾐx／￣￣￣｀`丶､
j{ :| {x弋rｯ'＾'trクx,}＿ ==ミ ＼ 知らねえ
ﾄj{､ｰ| ﾊγx彡､,ｨミxヽl ｀ヽ /
{-くヽ〉 {{´､^(r'ﾆﾆミ)^爪 ノ／/
/⌒Ⅵ )ﾊ ゝ'´￣｀ヽ ﾄ( _,.｡o彡 ／
f⌒ヽﾉ vｰ'ノ´ノ￣＿{{¨「|ｰr'´ r＜⌒
{⌒ヽrｧ'´ ￣｀〃´￣ ゞく ﾉ { ヽハ／〉＿
,ｨi「 Y⌒V ￣｀ ｌ{ ´￣ Y }＼ ／／／ ／
x∨ｰＹ⌒Yｯ …ｰ}{‐… ‐‐fｯ { { 广{￣＼／
／〈∧ | ,ﾊ _,.､-‐''八ゝ ..,,_ 人 |`| )＼ 二二⊃
／ ∨Ⅵ |_」⌒ ノ人_ ゝ _ノ ､⌒; }l |弋 ク､ﾟ。
r'´￣ } | | {⌒ノノ ＼‐＼_ノ＼ ｌ{ { ∧､＿ノノ｀ヽ
＿
乂二ミx
乂=ミー､
＿＿＿ xく¨¨xヘ_ノ)
／´￣ ｨf竓ミw竓ミハ
{ ,. -─…‐{,弋rｯ'＾'trク^,ﾊ
'､ (,.ヘ＿ /〈 x彡xミx ヽ^Y だったら言うなよ
／￣￣＼／／／ )八,{ノ´⌒ヽ }´{ (
{＿ ／／／─ｧ…‐-V弋ここ＿ク､｀ヽ
＼ ( r‐ク'⌒ヽ ﾉー-＼ー弋--`ミxｰ廴__
｀` ＼ Y＾l 八 ￣￣｀Y´￣ ＼ `ヽ､
,人ノ/ ∧ ,. ' ´￣ }{ ￣｀ ∨ ', /＼
{ / ＼ ゝ ,´ fｯ ー‐}{‐… fｯ }ゝ-/ 〉
{ { Y ｌ{ _,,.. -‐ノ ゝ - ..,,ノ{⌒Y / ヽ
{ { ', {'´￣___ノ´,ノ＾ゝ､ ｀ヽ､ｰﾊ { {＼ ＼
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r=ミ ノノ
く ハ } __)_)ソ Y
j{ |,ノ／￣＞'-┴く ,. -=＝＝─
j{ | (__,ｨf竓ミx'x竓ﾐx／￣￣￣｀`丶､
j{ :| {x弋rｯ'＾'trクx,}＿ ==ミ ＼ 金に興味はないが仕事にはある
ﾄj{､ｰ| ﾊγx彡､,ｨミxヽl ｀ヽ /
{-くヽ〉 {{´､^(r'ﾆﾆミ)^爪 ノ／/
/⌒Ⅵ )ﾊ ゝ'´￣｀ヽ ﾄ( _,.｡o彡 ／
f⌒ヽﾉ vｰ'ノ´ノ￣＿{{¨「|ｰr'´ r＜⌒
{⌒ヽrｧ'´ ￣｀〃´￣ ゞく ﾉ { ヽハ／〉＿
,ｨi「 Y⌒V ￣｀ ｌ{ ´￣ Y }＼ ／／／ ／
x∨ｰＹ⌒Yｯ …ｰ}{‐… ‐‐fｯ { { 广{￣＼／
／〈∧ | ,ﾊ _,.､-‐''八ゝ ..,,_ 人 |`| )＼ 二二⊃
／ ∨Ⅵ |_」⌒ ノ人_ ゝ _ノ ､⌒; }l |弋 ク､ﾟ。
r'´￣ } | | {⌒ノノ ＼‐＼_ノ＼ ｌ{ { ∧､＿ノノ｀ヽ
＿
乂二ミx
乂=ミー､
＿＿＿ xく¨¨xヘ_ノ)
／´￣ ｨf竓ミw竓ミハ
{ ,. -─…‐{,弋rｯ'＾'trク^,ﾊ
'､ (,.ヘ＿ /〈 x彡xミx ヽ^Y 何が言いたいんだ
／￣￣＼／／／ )八,{ノ´⌒ヽ }´{ (
{＿ ／／／─ｧ…‐-V弋ここ＿ク､｀ヽ
＼ ( r‐ク'⌒ヽ ﾉー-＼ー弋--`ミxｰ廴__
｀` ＼ Y＾l 八 ￣￣｀Y´￣ ＼ `ヽ､
,人ノ/ ∧ ,. ' ´￣ }{ ￣｀ ∨ ', /＼
{ / ＼ ゝ ,´ fｯ ー‐}{‐… fｯ }ゝ-/ 〉
{ { Y ｌ{ _,,.. -‐ノ ゝ - ..,,ノ{⌒Y / ヽ
{ { ', {'´￣___ノ´,ノ＾ゝ､ ｀ヽ､ｰﾊ { {＼ ＼
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r=ミ ノノ
く ハ } __)_)ソ Y
j{ |,ノ／￣＞'-┴く ,. -=＝＝─
j{ | (__,ｨf竓ミx'x竓ﾐx／￣￣￣｀`丶､
j{ :| {x弋rｯ'＾'trクx,}＿ ==ミ ＼ 俺達はここで立ってるのが仕事だろ
ﾄj{､ｰ| ﾊγx彡､,ｨミxヽl ｀ヽ /
{-くヽ〉 {{´､^(r'ﾆﾆミ)^爪 ノ／/
/⌒Ⅵ )ﾊ ゝ'´￣｀ヽ ﾄ( _,.｡o彡 ／
f⌒ヽﾉ vｰ'ノ´ノ￣＿{{¨「|ｰr'´ r＜⌒
{⌒ヽrｧ'´ ￣｀〃´￣ ゞく ﾉ { ヽハ／〉＿
,ｨi「 Y⌒V ￣｀ ｌ{ ´￣ Y }＼ ／／／ ／
x∨ｰＹ⌒Yｯ …ｰ}{‐… ‐‐fｯ { { 广{￣＼／
／〈∧ | ,ﾊ _,.､-‐''八ゝ ..,,_ 人 |`| )＼ 二二⊃
／ ∨Ⅵ |_」⌒ ノ人_ ゝ _ノ ､⌒; }l |弋 ク､ﾟ。
r'´￣ } | | {⌒ノノ ＼‐＼_ノ＼ ｌ{ { ∧､＿ノノ｀ヽ
＿
乂二ミx
乂=ミー､
＿＿＿ xく¨¨xヘ_ノ)
／´￣ ｨf竓ミw竓ミハ
{ ,. -─…‐{,弋rｯ'＾'trク^,ﾊ
'､ (,.ヘ＿ /〈 x彡xミx ヽ^Y ああ
／￣￣＼／／／ )八,{ノ´⌒ヽ }´{ (
{＿ ／／／─ｧ…‐-V弋ここ＿ク､｀ヽ
＼ ( r‐ク'⌒ヽ ﾉー-＼ー弋--`ミxｰ廴__
｀` ＼ Y＾l 八 ￣￣｀Y´￣ ＼ `ヽ､
,人ノ/ ∧ ,. ' ´￣ }{ ￣｀ ∨ ', /＼
{ / ＼ ゝ ,´ fｯ ー‐}{‐… fｯ }ゝ-/ 〉
{ { Y ｌ{ _,,.. -‐ノ ゝ - ..,,ノ{⌒Y / ヽ
{ { ', {'´￣___ノ´,ノ＾ゝ､ ｀ヽ､ｰﾊ { {＼ ＼
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r=ミ ノノ
く ハ } __)_)ソ Y
j{ |,ノ／￣＞'-┴く ,. -=＝＝─
j{ | (__,ｨf竓ミx'x竓ﾐx／￣￣￣｀`丶､
j{ :| {x弋rｯ'＾'trクx,}＿ ==ミ ＼ 偶には休みたいじゃないか
ﾄj{､ｰ| ﾊγx彡､,ｨミxヽl ｀ヽ /
{-くヽ〉 {{´､^(r'ﾆﾆミ)^爪 ノ／/
/⌒Ⅵ )ﾊ ゝ'´￣｀ヽ ﾄ( _,.｡o彡 ／
f⌒ヽﾉ vｰ'ノ´ノ￣＿{{¨「|ｰr'´ r＜⌒
{⌒ヽrｧ'´ ￣｀〃´￣ ゞく ﾉ { ヽハ／〉＿
,ｨi「 Y⌒V ￣｀ ｌ{ ´￣ Y }＼ ／／／ ／
x∨ｰＹ⌒Yｯ …ｰ}{‐… ‐‐fｯ { { 广{￣＼／
／〈∧ | ,ﾊ _,.､-‐''八ゝ ..,,_ 人 |`| )＼ 二二⊃
／ ∨Ⅵ |_」⌒ ノ人_ ゝ _ノ ､⌒; }l |弋 ク､ﾟ。
r'´￣ } | | {⌒ノノ ＼‐＼_ノ＼ ｌ{ { ∧､＿ノノ｀ヽ
＿
乂二ミx
乂=ミー､
＿＿＿ xく¨¨xヘ_ノ)
／´￣ ｨf竓ミw竓ミハ
{ ,. -─…‐{,弋rｯ'＾'trク^,ﾊ
'､ (,.ヘ＿ /〈 x彡xミx ヽ^Y そうだが仏像に休みがいるか？
／￣￣＼／／／ )八,{ノ´⌒ヽ }´{ (
{＿ ／／／─ｧ…‐-V弋ここ＿ク､｀ヽ
＼ ( r‐ク'⌒ヽ ﾉー-＼ー弋--`ミxｰ廴__
｀` ＼ Y＾l 八 ￣￣｀Y´￣ ＼ `ヽ､
,人ノ/ ∧ ,. ' ´￣ }{ ￣｀ ∨ ', /＼
{ / ＼ ゝ ,´ fｯ ー‐}{‐… fｯ }ゝ-/ 〉
{ { Y ｌ{ _,,.. -‐ノ ゝ - ..,,ノ{⌒Y / ヽ
{ { ', {'´￣___ノ´,ノ＾ゝ､ ｀ヽ､ｰﾊ { {＼ ＼
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r=ミ ノノ
く ハ } __)_)ソ Y
j{ |,ノ／￣＞'-┴く ,. -=＝＝─
j{ | (__,ｨf竓ミx'x竓ﾐx／￣￣￣｀`丶､
j{ :| {x弋rｯ'＾'trクx,}＿ ==ミ ＼ いるな
ﾄj{､ｰ| ﾊγx彡､,ｨミxヽl ｀ヽ /
{-くヽ〉 {{´､^(r'ﾆﾆミ)^爪 ノ／/
/⌒Ⅵ )ﾊ ゝ'´￣｀ヽ ﾄ( _,.｡o彡 ／
f⌒ヽﾉ vｰ'ノ´ノ￣＿{{¨「|ｰr'´ r＜⌒
{⌒ヽrｧ'´ ￣｀〃´￣ ゞく ﾉ { ヽハ／〉＿
,ｨi「 Y⌒V ￣｀ ｌ{ ´￣ Y }＼ ／／／ ／
x∨ｰＹ⌒Yｯ …ｰ}{‐… ‐‐fｯ { { 广{￣＼／
／〈∧ | ,ﾊ _,.､-‐''八ゝ ..,,_ 人 |`| )＼ 二二⊃
／ ∨Ⅵ |_」⌒ ノ人_ ゝ _ノ ､⌒; }l |弋 ク､ﾟ。
r'´￣ } | | {⌒ノノ ＼‐＼_ノ＼ ｌ{ { ∧､＿ノノ｀ヽ
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乂二ミx
乂=ミー､
＿＿＿ xく¨¨xヘ_ノ)
／´￣ ｨf竓ミw竓ミハ
{ ,. -─…‐{,弋rｯ'＾'trク^,ﾊ
'､ (,.ヘ＿ /〈 x彡xミx ヽ^Y 何故？
／￣￣＼／／／ )八,{ノ´⌒ヽ }´{ (
{＿ ／／／─ｧ…‐-V弋ここ＿ク､｀ヽ
＼ ( r‐ク'⌒ヽ ﾉー-＼ー弋--`ミxｰ廴__
｀` ＼ Y＾l 八 ￣￣｀Y´￣ ＼ `ヽ､
,人ノ/ ∧ ,. ' ´￣ }{ ￣｀ ∨ ', /＼
{ / ＼ ゝ ,´ fｯ ー‐}{‐… fｯ }ゝ-/ 〉
{ { Y ｌ{ _,,.. -‐ノ ゝ - ..,,ノ{⌒Y / ヽ
{ { ', {'´￣___ノ´,ノ＾ゝ､ ｀ヽ､ｰﾊ { {＼ ＼
-
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r=ミ ノノ
く ハ } __)_)ソ Y
j{ |,ノ／￣＞'-┴く ,. -=＝＝─
j{ | (__,ｨf竓ミx'x竓ﾐx／￣￣￣｀`丶､
j{ :| {x弋rｯ'＾'trクx,}＿ ==ミ ＼ 俺達だって生きてるんだからなあ
ﾄj{､ｰ| ﾊγx彡､,ｨミxヽl ｀ヽ /
{-くヽ〉 {{´､^(r'ﾆﾆミ)^爪 ノ／/
/⌒Ⅵ )ﾊ ゝ'´￣｀ヽ ﾄ( _,.｡o彡 ／
f⌒ヽﾉ vｰ'ノ´ノ￣＿{{¨「|ｰr'´ r＜⌒
{⌒ヽrｧ'´ ￣｀〃´￣ ゞく ﾉ { ヽハ／〉＿
,ｨi「 Y⌒V ￣｀ ｌ{ ´￣ Y }＼ ／／／ ／
x∨ｰＹ⌒Yｯ …ｰ}{‐… ‐‐fｯ { { 广{￣＼／
／〈∧ | ,ﾊ _,.､-‐''八ゝ ..,,_ 人 |`| )＼ 二二⊃
／ ∨Ⅵ |_」⌒ ノ人_ ゝ _ノ ､⌒; }l |弋 ク､ﾟ。
r'´￣ } | | {⌒ノノ ＼‐＼_ノ＼ ｌ{ { ∧､＿ノノ｀ヽ
＿
乂二ミx
乂=ミー､
＿＿＿ xく¨¨xヘ_ノ)
／´￣ ｨf竓ミw竓ミハ
{ ,. -─…‐{,弋rｯ'＾'trク^,ﾊ
'､ (,.ヘ＿ /〈 x彡xミx ヽ^Y 仏像に命なんてあるか
／￣￣＼／／／ )八,{ノ´⌒ヽ }´{ (
{＿ ／／／─ｧ…‐-V弋ここ＿ク､｀ヽ
＼ ( r‐ク'⌒ヽ ﾉー-＼ー弋--`ミxｰ廴__
｀` ＼ Y＾l 八 ￣￣｀Y´￣ ＼ `ヽ､
,人ノ/ ∧ ,. ' ´￣ }{ ￣｀ ∨ ', /＼
{ / ＼ ゝ ,´ fｯ ー‐}{‐… fｯ }ゝ-/ 〉
{ { Y ｌ{ _,,.. -‐ノ ゝ - ..,,ノ{⌒Y / ヽ
{ { ', {'´￣___ノ´,ノ＾ゝ､ ｀ヽ､ｰﾊ { {＼ ＼
-
_
r=ミ ノノ
く ハ } __)_)ソ Y
j{ |,ノ／￣＞'-┴く ,. -=＝＝─
j{ | (__,ｨf竓ミx'x竓ﾐx／￣￣￣｀`丶､
j{ :| {x弋rｯ'＾'trクx,}＿ ==ミ ＼ 運慶の魂が込められているからあるさ
ﾄj{､ｰ| ﾊγx彡､,ｨミxヽl ｀ヽ /
{-くヽ〉 {{´､^(r'ﾆﾆミ)^爪 ノ／/
/⌒Ⅵ )ﾊ ゝ'´￣｀ヽ ﾄ( _,.｡o彡 ／
f⌒ヽﾉ vｰ'ノ´ノ￣＿{{¨「|ｰr'´ r＜⌒
{⌒ヽrｧ'´ ￣｀〃´￣ ゞく ﾉ { ヽハ／〉＿
,ｨi「 Y⌒V ￣｀ ｌ{ ´￣ Y }＼ ／／／ ／
x∨ｰＹ⌒Yｯ …ｰ}{‐… ‐‐fｯ { { 广{￣＼／
／〈∧ | ,ﾊ _,.､-‐''八ゝ ..,,_ 人 |`| )＼ 二二⊃
／ ∨Ⅵ |_」⌒ ノ人_ ゝ _ノ ､⌒; }l |弋 ク､ﾟ。
r'´￣ } | | {⌒ノノ ＼‐＼_ノ＼ ｌ{ { ∧､＿ノノ｀ヽ
＿
乂二ミx
乂=ミー､
＿＿＿ xく¨¨xヘ_ノ)
／´￣ ｨf竓ミw竓ミハ
{ ,. -─…‐{,弋rｯ'＾'trク^,ﾊ
'､ (,.ヘ＿ /〈 x彡xミx ヽ^Y それもそうか
／￣￣＼／／／ )八,{ノ´⌒ヽ }´{ (
{＿ ／／／─ｧ…‐-V弋ここ＿ク､｀ヽ
＼ ( r‐ク'⌒ヽ ﾉー-＼ー弋--`ミxｰ廴__
｀` ＼ Y＾l 八 ￣￣｀Y´￣ ＼ `ヽ､
,人ノ/ ∧ ,. ' ´￣ }{ ￣｀ ∨ ', /＼
{ / ＼ ゝ ,´ fｯ ー‐}{‐… fｯ }ゝ-/ 〉
{ { Y ｌ{ _,,.. -‐ノ ゝ - ..,,ノ{⌒Y / ヽ
{ { ', {'´￣___ノ´,ノ＾ゝ､ ｀ヽ､ｰﾊ { {＼ ＼
-
_
r=ミ ノノ
く ハ } __)_)ソ Y
j{ |,ノ／￣＞'-┴く ,. -=＝＝─
j{ | (__,ｨf竓ミx'x竓ﾐx／￣￣￣｀`丶､
j{ :| {x弋rｯ'＾'trクx,}＿ ==ミ ＼ 偶には命の洗濯をしても罰は当たらないだろ
ﾄj{､ｰ| ﾊγx彡､,ｨミxヽl ｀ヽ /
{-くヽ〉 {{´､^(r'ﾆﾆミ)^爪 ノ／/
/⌒Ⅵ )ﾊ ゝ'´￣｀ヽ ﾄ( _,.｡o彡 ／
f⌒ヽﾉ vｰ'ノ´ノ￣＿{{¨「|ｰr'´ r＜⌒
{⌒ヽrｧ'´ ￣｀〃´￣ ゞく ﾉ { ヽハ／〉＿
,ｨi「 Y⌒V ￣｀ ｌ{ ´￣ Y }＼ ／／／ ／
x∨ｰＹ⌒Yｯ …ｰ}{‐… ‐‐fｯ { { 广{￣＼／
／〈∧ | ,ﾊ _,.､-‐''八ゝ ..,,_ 人 |`| )＼ 二二⊃
／ ∨Ⅵ |_」⌒ ノ人_ ゝ _ノ ､⌒; }l |弋 ク､ﾟ。
r'´￣ } | | {⌒ノノ ＼‐＼_ノ＼ ｌ{ { ∧､＿ノノ｀ヽ
＿
乂二ミx
乂=ミー､
＿＿＿ xく¨¨xヘ_ノ)
／´￣ ｨf竓ミw竓ミハ
{ ,. -─…‐{,弋rｯ'＾'trク^,ﾊ
'､ (,.ヘ＿ /〈 x彡xミx ヽ^Y 仏さまは寛大だから当てるはずないな
／￣￣＼／／／ )八,{ノ´⌒ヽ }´{ (
{＿ ／／／─ｧ…‐-V弋ここ＿ク､｀ヽ
＼ ( r‐ク'⌒ヽ ﾉー-＼ー弋--`ミxｰ廴__
｀` ＼ Y＾l 八 ￣￣｀Y´￣ ＼ `ヽ､
,人ノ/ ∧ ,. ' ´￣ }{ ￣｀ ∨ ', /＼
{ / ＼ ゝ ,´ fｯ ー‐}{‐… fｯ }ゝ-/ 〉
{ { Y ｌ{ _,,.. -‐ノ ゝ - ..,,ノ{⌒Y / ヽ
{ { ', {'´￣___ノ´,ノ＾ゝ､ ｀ヽ､ｰﾊ { {＼ ＼
-
_
r=ミ ノノ
く ハ } __)_)ソ Y
j{ |,ノ／￣＞'-┴く ,. -=＝＝─
j{ | (__,ｨf竓ミx'x竓ﾐx／￣￣￣｀`丶､
j{ :| {x弋rｯ'＾'trクx,}＿ ==ミ ＼ もっとも休みがあっても動けないから意味はないがな
ﾄj{､ｰ| ﾊγx彡､,ｨミxヽl ｀ヽ /
{-くヽ〉 {{´､^(r'ﾆﾆミ)^爪 ノ／/
/⌒Ⅵ )ﾊ ゝ'´￣｀ヽ ﾄ( _,.｡o彡 ／
f⌒ヽﾉ vｰ'ノ´ノ￣＿{{¨「|ｰr'´ r＜⌒
{⌒ヽrｧ'´ ￣｀〃´￣ ゞく ﾉ { ヽハ／〉＿
,ｨi「 Y⌒V ￣｀ ｌ{ ´￣ Y }＼ ／／／ ／
x∨ｰＹ⌒Yｯ …ｰ}{‐… ‐‐fｯ { { 广{￣＼／
／〈∧ | ,ﾊ _,.､-‐''八ゝ ..,,_ 人 |`| )＼ 二二⊃
／ ∨Ⅵ |_」⌒ ノ人_ ゝ _ノ ､⌒; }l |弋 ク､ﾟ。
r'´￣ } | | {⌒ノノ ＼‐＼_ノ＼ ｌ{ { ∧､＿ノノ｀ヽ
＿
乂二ミx
乂=ミー､
＿＿＿ xく¨¨xヘ_ノ)
／´￣ ｨf竓ミw竓ミハ
{ ,. -─…‐{,弋rｯ'＾'trク^,ﾊ
'､ (,.ヘ＿ /〈 x彡xミx ヽ^Y 仏像だからなあ
／￣￣＼／／／ )八,{ノ´⌒ヽ }´{ (
{＿ ／／／─ｧ…‐-V弋ここ＿ク､｀ヽ
＼ ( r‐ク'⌒ヽ ﾉー-＼ー弋--`ミxｰ廴__
｀` ＼ Y＾l 八 ￣￣｀Y´￣ ＼ `ヽ､
,人ノ/ ∧ ,. ' ´￣ }{ ￣｀ ∨ ', /＼
{ / ＼ ゝ ,´ fｯ ー‐}{‐… fｯ }ゝ-/ 〉
{ { Y ｌ{ _,,.. -‐ノ ゝ - ..,,ノ{⌒Y / ヽ
{ { ', {'´￣___ノ´,ノ＾ゝ､ ｀ヽ､ｰﾊ { {＼ ＼
-
_
r=ミ ノノ
く ハ } __)_)ソ Y
j{ |,ノ／￣＞'-┴く ,. -=＝＝─
j{ | (__,ｨf竓ミx'x竓ﾐx／￣￣￣｀`丶､
j{ :| {x弋rｯ'＾'trクx,}＿ ==ミ ＼ 仮に動けたとしたら行きたい場所があるんだ
ﾄj{､ｰ| ﾊγx彡､,ｨミxヽl ｀ヽ /
{-くヽ〉 {{´､^(r'ﾆﾆミ)^爪 ノ／/
/⌒Ⅵ )ﾊ ゝ'´￣｀ヽ ﾄ( _,.｡o彡 ／
f⌒ヽﾉ vｰ'ノ´ノ￣＿{{¨「|ｰr'´ r＜⌒
{⌒ヽrｧ'´ ￣｀〃´￣ ゞく ﾉ { ヽハ／〉＿
,ｨi「 Y⌒V ￣｀ ｌ{ ´￣ Y }＼ ／／／ ／
x∨ｰＹ⌒Yｯ …ｰ}{‐… ‐‐fｯ { { 广{￣＼／
／〈∧ | ,ﾊ _,.､-‐''八ゝ ..,,_ 人 |`| )＼ 二二⊃
／ ∨Ⅵ |_」⌒ ノ人_ ゝ _ノ ､⌒; }l |弋 ク､ﾟ。
r'´￣ } | | {⌒ノノ ＼‐＼_ノ＼ ｌ{ { ∧､＿ノノ｀ヽ
＿
乂二ミx
乂=ミー､
＿＿＿ xく¨¨xヘ_ノ)
／´￣ ｨf竓ミw竓ミハ
{ ,. -─…‐{,弋rｯ'＾'trク^,ﾊ
'､ (,.ヘ＿ /〈 x彡xミx ヽ^Y どこにだよ
／￣￣＼／／／ )八,{ノ´⌒ヽ }´{ (
{＿ ／／／─ｧ…‐-V弋ここ＿ク､｀ヽ
＼ ( r‐ク'⌒ヽ ﾉー-＼ー弋--`ミxｰ廴__
｀` ＼ Y＾l 八 ￣￣｀Y´￣ ＼ `ヽ､
,人ノ/ ∧ ,. ' ´￣ }{ ￣｀ ∨ ', /＼
{ / ＼ ゝ ,´ fｯ ー‐}{‐… fｯ }ゝ-/ 〉
{ { Y ｌ{ _,,.. -‐ノ ゝ - ..,,ノ{⌒Y / ヽ
{ { ', {'´￣___ノ´,ノ＾ゝ､ ｀ヽ､ｰﾊ { {＼ ＼
-
_
r=ミ ノノ
く ハ } __)_)ソ Y
j{ |,ノ／￣＞'-┴く ,. -=＝＝─
j{ | (__,ｨf竓ミx'x竓ﾐx／￣￣￣｀`丶､
j{ :| {x弋rｯ'＾'trクx,}＿ ==ミ ＼ 東大寺
ﾄj{､ｰ| ﾊγx彡､,ｨミxヽl ｀ヽ /
{-くヽ〉 {{´､^(r'ﾆﾆミ)^爪 ノ／/
/⌒Ⅵ )ﾊ ゝ'´￣｀ヽ ﾄ( _,.｡o彡 ／
f⌒ヽﾉ vｰ'ノ´ノ￣＿{{¨「|ｰr'´ r＜⌒
{⌒ヽrｧ'´ ￣｀〃´￣ ゞく ﾉ { ヽハ／〉＿
,ｨi「 Y⌒V ￣｀ ｌ{ ´￣ Y }＼ ／／／ ／
x∨ｰＹ⌒Yｯ …ｰ}{‐… ‐‐fｯ { { 广{￣＼／
／〈∧ | ,ﾊ _,.､-‐''八ゝ ..,,_ 人 |`| )＼ 二二⊃
／ ∨Ⅵ |_」⌒ ノ人_ ゝ _ノ ､⌒; }l |弋 ク､ﾟ。
r'´￣ } | | {⌒ノノ ＼‐＼_ノ＼ ｌ{ { ∧､＿ノノ｀ヽ
＿
乂二ミx
乂=ミー､
＿＿＿ xく¨¨xヘ_ノ)
／´￣ ｨf竓ミw竓ミハ
{ ,. -─…‐{,弋rｯ'＾'trク^,ﾊ
'､ (,.ヘ＿ /〈 x彡xミx ヽ^Y 寺か、何故そんな所を選ぶ？
／￣￣＼／／／ )八,{ノ´⌒ヽ }´{ (
{＿ ／／／─ｧ…‐-V弋ここ＿ク､｀ヽ
＼ ( r‐ク'⌒ヽ ﾉー-＼ー弋--`ミxｰ廴__
｀` ＼ Y＾l 八 ￣￣｀Y´￣ ＼ `ヽ､
,人ノ/ ∧ ,. ' ´￣ }{ ￣｀ ∨ ', /＼
{ / ＼ ゝ ,´ fｯ ー‐}{‐… fｯ }ゝ-/ 〉
{ { Y ｌ{ _,,.. -‐ノ ゝ - ..,,ノ{⌒Y / ヽ
{ { ', {'´￣___ノ´,ノ＾ゝ､ ｀ヽ､ｰﾊ { {＼ ＼
-
_
r=ミ ノノ
く ハ } __)_)ソ Y
j{ |,ノ／￣＞'-┴く ,. -=＝＝─
j{ | (__,ｨf竓ミx'x竓ﾐx／￣￣￣｀`丶､
j{ :| {x弋rｯ'＾'trクx,}＿ ==ミ ＼ なんでも東大寺にはでかい仏像があるらしい
ﾄj{､ｰ| ﾊγx彡､,ｨミxヽl ｀ヽ /
{-くヽ〉 {{´､^(r'ﾆﾆミ)^爪 ノ／/
/⌒Ⅵ )ﾊ ゝ'´￣｀ヽ ﾄ( _,.｡o彡 ／
f⌒ヽﾉ vｰ'ノ´ノ￣＿{{¨「|ｰr'´ r＜⌒
{⌒ヽrｧ'´ ￣｀〃´￣ ゞく ﾉ { ヽハ／〉＿
,ｨi「 Y⌒V ￣｀ ｌ{ ´￣ Y }＼ ／／／ ／
x∨ｰＹ⌒Yｯ …ｰ}{‐… ‐‐fｯ { { 广{￣＼／
／〈∧ | ,ﾊ _,.､-‐''八ゝ ..,,_ 人 |`| )＼ 二二⊃
／ ∨Ⅵ |_」⌒ ノ人_ ゝ _ノ ､⌒; }l |弋 ク､ﾟ。
r'´￣ } | | {⌒ノノ ＼‐＼_ノ＼ ｌ{ { ∧､＿ノノ｀ヽ
＿
乂二ミx
乂=ミー､
＿＿＿ xく¨¨xヘ_ノ)
／´￣ ｨf竓ミw竓ミハ
{ ,. -─…‐{,弋rｯ'＾'trク^,ﾊ
'､ (,.ヘ＿ /〈 x彡xミx ヽ^Y だが俺達より大きいくはないだろ
／￣￣＼／／／ )八,{ノ´⌒ヽ }´{ (
{＿ ／／／─ｧ…‐-V弋ここ＿ク､｀ヽ
＼ ( r‐ク'⌒ヽ ﾉー-＼ー弋--`ミxｰ廴__
｀` ＼ Y＾l 八 ￣￣｀Y´￣ ＼ `ヽ､
,人ノ/ ∧ ,. ' ´￣ }{ ￣｀ ∨ ', /＼
{ / ＼ ゝ ,´ fｯ ー‐}{‐… fｯ }ゝ-/ 〉
{ { Y ｌ{ _,,.. -‐ノ ゝ - ..,,ノ{⌒Y / ヽ
{ { ', {'´￣___ノ´,ノ＾ゝ､ ｀ヽ､ｰﾊ { {＼ ＼
-
_
r=ミ ノノ
く ハ } __)_)ソ Y
j{ |,ノ／￣＞'-┴く ,. -=＝＝─
j{ | (__,ｨf竓ミx'x竓ﾐx／￣￣￣｀`丶､
j{ :| {x弋rｯ'＾'trクx,}＿ ==ミ ＼ ところが大きいらしいぞ
ﾄj{､ｰ| ﾊγx彡､,ｨミxヽl ｀ヽ /
{-くヽ〉 {{´､^(r'ﾆﾆミ)^爪 ノ／/
/⌒Ⅵ )ﾊ ゝ'´￣｀ヽ ﾄ( _,.｡o彡 ／
f⌒ヽﾉ vｰ'ノ´ノ￣＿{{¨「|ｰr'´ r＜⌒
{⌒ヽrｧ'´ ￣｀〃´￣ ゞく ﾉ { ヽハ／〉＿
,ｨi「 Y⌒V ￣｀ ｌ{ ´￣ Y }＼ ／／／ ／
x∨ｰＹ⌒Yｯ …ｰ}{‐… ‐‐fｯ { { 广{￣＼／
／〈∧ | ,ﾊ _,.､-‐''八ゝ ..,,_ 人 |`| )＼ 二二⊃
／ ∨Ⅵ |_」⌒ ノ人_ ゝ _ノ ､⌒; }l |弋 ク､ﾟ。
r'´￣ } | | {⌒ノノ ＼‐＼_ノ＼ ｌ{ { ∧､＿ノノ｀ヽ
＿
乂二ミx
乂=ミー､
＿＿＿ xく¨¨xヘ_ノ)
／´￣ ｨf竓ミw竓ミハ
{ ,. -─…‐{,弋rｯ'＾'trク^,ﾊ
'､ (,.ヘ＿ /〈 x彡xミx ヽ^Y そうなのか
／￣￣＼／／／ )八,{ノ´⌒ヽ }´{ (
{＿ ／／／─ｧ…‐-V弋ここ＿ク､｀ヽ
＼ ( r‐ク'⌒ヽ ﾉー-＼ー弋--`ミxｰ廴__
｀` ＼ Y＾l 八 ￣￣｀Y´￣ ＼ `ヽ､
,人ノ/ ∧ ,. ' ´￣ }{ ￣｀ ∨ ', /＼
{ / ＼ ゝ ,´ fｯ ー‐}{‐… fｯ }ゝ-/ 〉
{ { Y ｌ{ _,,.. -‐ノ ゝ - ..,,ノ{⌒Y / ヽ
{ { ', {'´￣___ノ´,ノ＾ゝ､ ｀ヽ､ｰﾊ { {＼ ＼
-
_
r=ミ ノノ
く ハ } __)_)ソ Y
j{ |,ノ／￣＞'-┴く ,. -=＝＝─
j{ | (__,ｨf竓ミx'x竓ﾐx／￣￣￣｀`丶､
j{ :| {x弋rｯ'＾'trクx,}＿ ==ミ ＼ だから一度見てみたくてな
ﾄj{､ｰ| ﾊγx彡､,ｨミxヽl ｀ヽ /
{-くヽ〉 {{´､^(r'ﾆﾆミ)^爪 ノ／/
/⌒Ⅵ )ﾊ ゝ'´￣｀ヽ ﾄ( _,.｡o彡 ／
f⌒ヽﾉ vｰ'ノ´ノ￣＿{{¨「|ｰr'´ r＜⌒
{⌒ヽrｧ'´ ￣｀〃´￣ ゞく ﾉ { ヽハ／〉＿
,ｨi「 Y⌒V ￣｀ ｌ{ ´￣ Y }＼ ／／／ ／
x∨ｰＹ⌒Yｯ …ｰ}{‐… ‐‐fｯ { { 广{￣＼／
／〈∧ | ,ﾊ _,.､-‐''八ゝ ..,,_ 人 |`| )＼ 二二⊃
／ ∨Ⅵ |_」⌒ ノ人_ ゝ _ノ ､⌒; }l |弋 ク､ﾟ。
r'´￣ } | | {⌒ノノ ＼‐＼_ノ＼ ｌ{ { ∧､＿ノノ｀ヽ
＿
乂二ミx
乂=ミー､
＿＿＿ xく¨¨xヘ_ノ)
／´￣ ｨf竓ミw竓ミハ
{ ,. -─…‐{,弋rｯ'＾'trク^,ﾊ
'､ (,.ヘ＿ /〈 x彡xミx ヽ^Y 確かに見てみたいものだ
／￣￣＼／／／ )八,{ノ´⌒ヽ }´{ (
{＿ ／／／─ｧ…‐-V弋ここ＿ク､｀ヽ
＼ ( r‐ク'⌒ヽ ﾉー-＼ー弋--`ミxｰ廴__
｀` ＼ Y＾l 八 ￣￣｀Y´￣ ＼ `ヽ､
,人ノ/ ∧ ,. ' ´￣ }{ ￣｀ ∨ ', /＼
{ / ＼ ゝ ,´ fｯ ー‐}{‐… fｯ }ゝ-/ 〉
{ { Y ｌ{ _,,.. -‐ノ ゝ - ..,,ノ{⌒Y / ヽ
{ { ', {'´￣___ノ´,ノ＾ゝ､ ｀ヽ､ｰﾊ { {＼ ＼
-
_
r=ミ ノノ
く ハ } __)_)ソ Y
j{ |,ノ／￣＞'-┴く ,. -=＝＝─
j{ | (__,ｨf竓ミx'x竓ﾐx／￣￣￣｀`丶､
j{ :| {x弋rｯ'＾'trクx,}＿ ==ミ ＼ それと俺達のような仏像もあるらしいぞ
ﾄj{､ｰ| ﾊγx彡､,ｨミxヽl ｀ヽ /
{-くヽ〉 {{´､^(r'ﾆﾆミ)^爪 ノ／/
/⌒Ⅵ )ﾊ ゝ'´￣｀ヽ ﾄ( _,.｡o彡 ／
f⌒ヽﾉ vｰ'ノ´ノ￣＿{{¨「|ｰr'´ r＜⌒
{⌒ヽrｧ'´ ￣｀〃´￣ ゞく ﾉ { ヽハ／〉＿
,ｨi「 Y⌒V ￣｀ ｌ{ ´￣ Y }＼ ／／／ ／
x∨ｰＹ⌒Yｯ …ｰ}{‐… ‐‐fｯ { { 广{￣＼／
／〈∧ | ,ﾊ _,.､-‐''八ゝ ..,,_ 人 |`| )＼ 二二⊃
／ ∨Ⅵ |_」⌒ ノ人_ ゝ _ノ ､⌒; }l |弋 ク､ﾟ。
r'´￣ } | | {⌒ノノ ＼‐＼_ノ＼ ｌ{ { ∧､＿ノノ｀ヽ
＿
乂二ミx
乂=ミー､
＿＿＿ xく¨¨xヘ_ノ)
／´￣ ｨf竓ミw竓ミハ
{ ,. -─…‐{,弋rｯ'＾'trク^,ﾊ
'､ (,.ヘ＿ /〈 x彡xミx ヽ^Y 俺達の同類がいるのか
／￣￣＼／／／ )八,{ノ´⌒ヽ }´{ (
{＿ ／／／─ｧ…‐-V弋ここ＿ク､｀ヽ
＼ ( r‐ク'⌒ヽ ﾉー-＼ー弋--`ミxｰ廴__
｀` ＼ Y＾l 八 ￣￣｀Y´￣ ＼ `ヽ､
,人ノ/ ∧ ,. ' ´￣ }{ ￣｀ ∨ ', /＼
{ / ＼ ゝ ,´ fｯ ー‐}{‐… fｯ }ゝ-/ 〉
{ { Y ｌ{ _,,.. -‐ノ ゝ - ..,,ノ{⌒Y / ヽ
{ { ', {'´￣___ノ´,ノ＾ゝ､ ｀ヽ､ｰﾊ { {＼ ＼
-
_
r=ミ ノノ
く ハ } __)_)ソ Y
j{ |,ノ／￣＞'-┴く ,. -=＝＝─
j{ | (__,ｨf竓ミx'x竓ﾐx／￣￣￣｀`丶､
j{ :| {x弋rｯ'＾'trクx,}＿ ==ミ ＼ どんな面してるか見てみたくてな
ﾄj{､ｰ| ﾊγx彡､,ｨミxヽl ｀ヽ /
{-くヽ〉 {{´､^(r'ﾆﾆミ)^爪 ノ／/
/⌒Ⅵ )ﾊ ゝ'´￣｀ヽ ﾄ( _,.｡o彡 ／
f⌒ヽﾉ vｰ'ノ´ノ￣＿{{¨「|ｰr'´ r＜⌒
{⌒ヽrｧ'´ ￣｀〃´￣ ゞく ﾉ { ヽハ／〉＿
,ｨi「 Y⌒V ￣｀ ｌ{ ´￣ Y }＼ ／／／ ／
x∨ｰＹ⌒Yｯ …ｰ}{‐… ‐‐fｯ { { 广{￣＼／
／〈∧ | ,ﾊ _,.､-‐''八ゝ ..,,_ 人 |`| )＼ 二二⊃
／ ∨Ⅵ |_」⌒ ノ人_ ゝ _ノ ､⌒; }l |弋 ク､ﾟ。
r'´￣ } | | {⌒ノノ ＼‐＼_ノ＼ ｌ{ { ∧､＿ノノ｀ヽ
＿
乂二ミx
乂=ミー､
＿＿＿ xく¨¨xヘ_ノ)
／´￣ ｨf竓ミw竓ミハ
{ ,. -─…‐{,弋rｯ'＾'trク^,ﾊ
'､ (,.ヘ＿ /〈 x彡xミx ヽ^Y 確かに興味はある
／￣￣＼／／／ )八,{ノ´⌒ヽ }´{ (
{＿ ／／／─ｧ…‐-V弋ここ＿ク､｀ヽ
＼ ( r‐ク'⌒ヽ ﾉー-＼ー弋--`ミxｰ廴__
｀` ＼ Y＾l 八 ￣￣｀Y´￣ ＼ `ヽ､
,人ノ/ ∧ ,. ' ´￣ }{ ￣｀ ∨ ', /＼
{ / ＼ ゝ ,´ fｯ ー‐}{‐… fｯ }ゝ-/ 〉
{ { Y ｌ{ _,,.. -‐ノ ゝ - ..,,ノ{⌒Y / ヽ
{ { ', {'´￣___ノ´,ノ＾ゝ､ ｀ヽ､ｰﾊ { {＼ ＼
-
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r=ミ ノノ
く ハ } __)_)ソ Y
j{ |,ノ／￣＞'-┴く ,. -=＝＝─
j{ | (__,ｨf竓ミx'x竓ﾐx／￣￣￣｀`丶､
j{ :| {x弋rｯ'＾'trクx,}＿ ==ミ ＼ まっ、俺達ほどイケメンじゃないだろうがな
ﾄj{､ｰ| ﾊγx彡､,ｨミxヽl ｀ヽ /
{-くヽ〉 {{´､^(r'ﾆﾆミ)^爪 ノ／/
/⌒Ⅵ )ﾊ ゝ'´￣｀ヽ ﾄ( _,.｡o彡 ／
f⌒ヽﾉ vｰ'ノ´ノ￣＿{{¨「|ｰr'´ r＜⌒
{⌒ヽrｧ'´ ￣｀〃´￣ ゞく ﾉ { ヽハ／〉＿
,ｨi「 Y⌒V ￣｀ ｌ{ ´￣ Y }＼ ／／／ ／
x∨ｰＹ⌒Yｯ …ｰ}{‐… ‐‐fｯ { { 广{￣＼／
／〈∧ | ,ﾊ _,.､-‐''八ゝ ..,,_ 人 |`| )＼ 二二⊃
／ ∨Ⅵ |_」⌒ ノ人_ ゝ _ノ ､⌒; }l |弋 ク､ﾟ。
r'´￣ } | | {⌒ノノ ＼‐＼_ノ＼ ｌ{ { ∧､＿ノノ｀ヽ
＿
乂二ミx
乂=ミー､
＿＿＿ xく¨¨xヘ_ノ)
／´￣ ｨf竓ミw竓ミハ
{ ,. -─…‐{,弋rｯ'＾'trク^,ﾊ
'､ (,.ヘ＿ /〈 x彡xミx ヽ^Y 俺達に匹敵する奴などこの世に存在せんわ
／￣￣＼／／／ )八,{ノ´⌒ヽ }´{ (
{＿ ／／／─ｧ…‐-V弋ここ＿ク､｀ヽ
＼ ( r‐ク'⌒ヽ ﾉー-＼ー弋--`ミxｰ廴__
｀` ＼ Y＾l 八 ￣￣｀Y´￣ ＼ `ヽ､
,人ノ/ ∧ ,. ' ´￣ }{ ￣｀ ∨ ', /＼
{ / ＼ ゝ ,´ fｯ ー‐}{‐… fｯ }ゝ-/ 〉
{ { Y ｌ{ _,,.. -‐ノ ゝ - ..,,ノ{⌒Y / ヽ
{ { ', {'´￣___ノ´,ノ＾ゝ､ ｀ヽ､ｰﾊ { {＼ ＼
-
_
r=ミ ノノ
く ハ } __)_)ソ Y
j{ |,ノ／￣＞'-┴く ,. -=＝＝─
j{ | (__,ｨf竓ミx'x竓ﾐx／￣￣￣｀`丶､
j{ :| {x弋rｯ'＾'trクx,}＿ ==ミ ＼ どんな気持ちで立っているのか聞いてみたいのさ
ﾄj{､ｰ| ﾊγx彡､,ｨミxヽl ｀ヽ /
{-くヽ〉 {{´､^(r'ﾆﾆミ)^爪 ノ／/
/⌒Ⅵ )ﾊ ゝ'´￣｀ヽ ﾄ( _,.｡o彡 ／
f⌒ヽﾉ vｰ'ノ´ノ￣＿{{¨「|ｰr'´ r＜⌒
{⌒ヽrｧ'´ ￣｀〃´￣ ゞく ﾉ { ヽハ／〉＿
,ｨi「 Y⌒V ￣｀ ｌ{ ´￣ Y }＼ ／／／ ／
x∨ｰＹ⌒Yｯ …ｰ}{‐… ‐‐fｯ { { 广{￣＼／
／〈∧ | ,ﾊ _,.､-‐''八ゝ ..,,_ 人 |`| )＼ 二二⊃
／ ∨Ⅵ |_」⌒ ノ人_ ゝ _ノ ､⌒; }l |弋 ク､ﾟ。
r'´￣ } | | {⌒ノノ ＼‐＼_ノ＼ ｌ{ { ∧､＿ノノ｀ヽ
＿
乂二ミx
乂=ミー､
＿＿＿ xく¨¨xヘ_ノ)
／´￣ ｨf竓ミw竓ミハ
{ ,. -─…‐{,弋rｯ'＾'trク^,ﾊ
'､ (,.ヘ＿ /〈 x彡xミx ヽ^Y もう飽き飽きしているんじゃないか
／￣￣＼／／／ )八,{ノ´⌒ヽ }´{ (
{＿ ／／／─ｧ…‐-V弋ここ＿ク､｀ヽ
＼ ( r‐ク'⌒ヽ ﾉー-＼ー弋--`ミxｰ廴__
｀` ＼ Y＾l 八 ￣￣｀Y´￣ ＼ `ヽ､
,人ノ/ ∧ ,. ' ´￣ }{ ￣｀ ∨ ', /＼
{ / ＼ ゝ ,´ fｯ ー‐}{‐… fｯ }ゝ-/ 〉
{ { Y ｌ{ _,,.. -‐ノ ゝ - ..,,ノ{⌒Y / ヽ
{ { ', {'´￣___ノ´,ノ＾ゝ､ ｀ヽ､ｰﾊ { {＼ ＼
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