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中編、短編投下所190
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書き込むネタはノンジャンル。スレ違い／板違い／鯖違い／メディア違い問わず、ネタであれば何でもあり。
・書き込みの経験がないので一度体感してみたい
・あらかじめ他人の反応を知って推敲したい
・我ながらつまらないネタなので貼るのが躊躇われる
・なにか実験的な手法を試してみたい
などなど、基本的には何でもござれ。
《注意点》
・作品が投下終了直後は感想・意見交換などのために、次の作品投下予定の方は最低30分〜1時間程度は空けてください。
・人が多そうなときに投下する際は被り防止にあらかじめリロード、または宣言しておくといいかも。
・残酷、グロテスクな描写、性的な描写がある場合は事前に告知すると親切。
・まとめサイトに載せたくない人は事前にその旨表記しておくこと。
・即興は禁止
次スレは>>970を踏んだ方が立ててください。
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／￣￣ ＼
/ _,ノ ヽ ヽ
| -( ●） （●）|
| （＿人__)│
| ｀⌒´ │ いいや。
. _ -‐／ﾄ､ /‐-
_／ / ヽ＼＿＿_/＼ ＼ 丸佐屋にランプを一つ買って来てもらうように頼んであるんだ。
／￣＼ | ｡＿| / ヽ ＼ そういう物は俺よりもお前の方が目は確かだろう。
. / ＼ |／ ＼＼ / ／＼| ＼ だからお前がもらって来てくれ。
/ / ＼∨／ ＼
. /￣￣￣￣ ∨ _}＿ 人
. ﾚi´￣￣￣＼} ／ ＿__)――――| ／ ／
... ｀| ＿＿＿|＿ -‐ｧ'⌒ ＼―┐ 。 |__／ ／ ＼
|／ 〈 ＼ ＼ﾉ一' ―--‐人__／ ＿ ＼
/ ＼_ﾉｰ' / ／ ___＞一'´ ヽ
. }／￣￣￣＼ -‐=二￣ /＿__／￣ }
＿＿＿＿ '_
／ ⌒ ＾＼ 、
／ （ ●） （●） じゃあ無尽燈は廃止になるのかお！？
／ ::::::⌒（＿人__）⌒ヽ
| |r┬-| |
＼ `ー'´ ／
-
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| ─（ ●）（●）
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ あれももうお暇の出し時だろう。
. ｌ^l^lｎ }
. ヽ L }
ゝ ﾉ ノ
／ / ＼
／ / ＼
. / / -一'''''''ー-､.
人＿＿ﾉ (⌒＿(⌒)⌒)⌒))
＿＿＿＿＿
／ ＼
／ ＼
／ ＼, ,／ ＼
. ／ ／´ ｀ヽ /´ ｀ヽ ＼
／ （ ● l l ● ） ＼ トーチャンの言う通りだお！
| ヽ_ _ノ ヽ_ _ノ | 古い物はどしどしやめるべきだお！
| ''"⌒'（ i ）'⌒"' |
＼ ｀┌,─'＾ー,,-┤ ／ カーチャンもランプの明るい光を見たら、少しは気が晴れると思うお！
＼ ｀ー -- -一' ／
／ ＼
／￣￣ヽ; ヽ
（｢ ｀rﾉ |
ヽ ノ i |
i´￣￣｀i l |
-
-‐ '´￣￣｀ヽ､
／ ／" ｀ヽ ヽ ＼
//, '/ ヽﾊ ､ ヽ
〃 {_{ _ノ 三ヽ､_,ﾘ| ｌ │ i|
ﾚ!小ｌ（ ●）三（●）从 |、i| ねえ、トーチャンってば…！
ﾚ⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉ /
ヽ、 ゝ._） j /／
ヘ,､ __, イ／
ｒ ヽヽ::::::|ヽ`ー'´,1ｰ:::::ヽ、
{ Ｖ:::::::::∨yヽ/::::::::::／,1
／￣￣＼
／ ＼
＼_人_人_人_人_人_／ . | |
_） （_ . | │
_） うるさい！！ （_ | |
_） （_ . | |
／⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒＼ ヽ /
ヽ /
. > <_
. ( ､｀)
| i
：-‐ '´￣￣｀ヽ､：
： ／ ／" ｀ヽ ヽ ＼
//, '/ ヽﾊ ､ ヽ
〃 {_{ _ノ iiiii ＼ ﾘ| ｌ │ i|： ＿
ﾚ!小ｌ（ ○） （○）从 |、i| | |＿＿__ [ｌ[ｌ
： ﾚ⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉ | ＿＿＿|
ヽ、 ⌒´ j / | |＿＿
ヘ,､ __, イ..､ |＿＿＿|
ｒﾍ⌒:::|ヽ`ー'´,1::ヽ、 ＿＿__
：{ ﾉ ＼:::vr⌒Y⌒ヽ二} ／＿ /
＼ ＼} ﾊ ｲ l ／／／／
|::＼ .／ ﾉ:::ｷ ＼ l ￣ ／／
|:::::::ヽ__ノ:::::Y:ヽ＿ノ： ￣ [ｌ [ｌ //
|:::::::ゝ:::::::::::::::::::::::::丿 //
|::::::::::::ー'::､:::::__,.ィ ^
-
┌──────────────────────────┐
│父は後ろを振り向きもせずに、いきなり私を𠮟りつけましたお。 │
│のみならず、兄も意地悪そうに私の顔を睨んでいますお。 │
└──────────────────────────┘
_ - ￣￣￣￣￣￣ - _
_ - - _
. ／ ＼
／ ＼
／ ＼
. ／ ＼
. /
.. / ｌ
| ￣｀＼ ＿＿ |
| ＼ `ｰ===ｭ | | ｰ一'"´ |
l 广¨┬―r‐┐ /八 ├┬‐┬‐勹´ |
. ／￣ｌ ＼ ゝ‐' ／ ＼ﾞー' ／ /￣￣＼
´ ヽ ￣￣／￣｀ ´￣＼￣￣ / ＼
. ＼ │ | l ／
｀ _ ＼＿＿＿,人＿＿＿／ | _ ´
. - _ 匚匸l二lニlﾆlﾆlﾆﾉ i _ -
｀ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿／￣
-‐ '´￣￣｀ヽ､ _､
／／" ｀ヽ ヽ ＼
//, '/ ヽ ﾊ ､ ヽ
〃 {_{ ＼ u ﾘ| ｌ ｌ i|
ﾚ!）（― ） 从|、 ﾉ 、 i|
（,､_,⊂⊃ |ﾉ | ﾘ |ﾉ
ヽ、 j / レ j ,/
ヘ,､ __,イ /厶イ ┌────────────────────────┐
,ｵr .ｺ │私はすっかりしょげ返ったまま、そっと奥に帰りましたお。 │
トﾚ'´ ヽ └────────────────────────┘
|{ l、 ｜
. ｜| | |、
_,.rｵ | | | ｀ヽ,
フ ｸ‐ヽ ゞﾌ /
r '′ ヽ.___,..-'′
. 7-､..＿_....,」
/ ,ｨ | ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ
/ ｀ ｧ L.___|
_/ / ｜ ｜
ヽヽ／ ,! |
｀ r'二ュ
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::::::::/: : : : |::|: : : : : ::|| |.:.:.: : : : : |::|.:.:.: : : : : :|| |: : : ::|::|: : : : : : : .:.:.|::|::|: :|__,,. -=ﾆ二ﾆ| | | :||
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三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三|丁|ｰ=ﾆ二三三三 | | |三二ﾆ
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ノ ＜宀＞ |:|: :|| |: : : : |:/.:.======|| |/.:.:.:.: /:::::|::: ::::|ｉ:|ｰ|::|::|─|::|ｰ‐─|``'| i| | | {＼)(／}
＿＿＿＿＿＿/ |_,,|| |＿＿＿ 厶ﾆ=- ': : : || |.:.:.:.: /_::::::|:::=:::|ｉ:|ﾆ|::|::|二二二二| .:| i| | |人_(_)_,人
ヽ~¨~¨~¨~¨~¨~¨|:| || | ,.:' || |.:.:.:.:/ ｀`ｰ─┘￣ＬＬ|￣ : : : : :｀`'ｰ|_i| | |ﾆニ||ニ
ノ ＜宀＞ |:| || | ,.::' ＿＿＿＿ ∠||_|＿/ : : : : : :, :, :, :| | |ﾆﾆ｣」二
＿＿＿＿＿＿/ | ||_| ＿[[]匚]＿＿匚］──⌒￣￣＼ :, :, :, :, :, :, : |＿|_,,| /＿_ヽ
￣￣￣￣￣￣￣ ￣￣ ／￣￣／|┘ : : : : : ⌒｀`ヽ、 :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :,
￣ ／￣￣ ／|／ ＿＿ ￣ ‐ ｀`〜､、 :, :, :, :, :, :, :, :, :, :,
=匚] |￣￣￣|／ ／γ⌒ヽ＼ . : : : : : : :｀`〜､、 :, :, :, :, :, :, :, :,
＿＿＿＿＿
γ::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
γ:::::::::人::::人::::人::::::::ヽ
（::::::::::／─ ─ ＼::::::）
＼:／ （●） （●） ＼ﾉ やる実……。
/ （__人__） ヽ
_rーー‐‐- ｀⌒´ /￣ヽ＿
__ノ￣￣￣￣｀ ヽ__`-ー´⌒ヽ＿ノ .>
／￣ ヽ_ _ ーー ヽ_ .／
-
-‐ '´￣￣｀ヽ､ _､
／／" ｀ヽ ヽ ＼
//, '/ ヽ ﾊ ､ ヽ
〃 {_{ ― u ﾘ| ｌ ｌ i|
ﾚ!）（● ） 从|、 ﾉ 、 i|
カーチャン、起きていたのかお……。 （,､_,⊂⊃ |ﾉ | ﾘ |ﾉ
ヽ、 j / レ j ,/
ヘ,､ __,イ -‐/イ
--ヽ`ー'::::::＼
／´ヽ::::::::::::::::::::::::::ヽ.
/. |:::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ
＿＿＿＿＿
γ::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
γ:::::::::::人::::人::人:::人::::::::ヽ
（:::::::::::／ ─ ─ ＼:::::::）
＼:／ （●） （●） ＼ﾉ お前、何をお父さんに叱られたの？
| （__人__） | また何か無理を言ったのでしょう。
＼ ｀ ⌒´ ,／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
,‐'´￣￣￣｀ヽ､
／ ＼
/ ／"" ｀ヽヽ ヽ
/// ,'/ ヽﾊ ､ヽ ヽ
それは…その……。 〃 {_{ _ ノ ヽ､ _ﾘ| ｌ | i|
ﾚ小ｌ （ ー） （ ●） ,从 |i|
Ｖ⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ﾉノ
ヘ,､ __, イ／
ｒ-ヽ:::::|ヽ ,1ｰ:::::ヽ、
ノ Ｖ:::::::::∨yヽ/::::::::::／,1
-
＿＿＿＿＿
─i￣ γ::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、￣i─
i /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ.
iγ:::::::::::人::::人::人:::人::::::::ヽ
（:::::::::::／ _ノ ヽ､_＼:::::::） 私はこの通りの身体だしね。
i ＼:／ （ ⌒） （⌒） ＼ﾉ. 何もかもお父さんがなさるのだから、大人しくしなくては駄目よ。
i |ﾉ （__人__） |
i ＼ .u ｀ ⌒´ ／
／ ー‐ ＼
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＿＿＿＿
γ::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
／::::::::人::人:::人::::::::ヽ
γ::::::::::／_ノ ヽ､＼::::::::ヽ そりゃあ、お隣の娘さんは芝居へ終始お出でになるし、
（:::::::::／（ ●） （●）＼:::::::） お前も年頃だから、簪や半襟も欲しいのだろうけど……。
＼:／ （__人__） ＼ﾉ
| |r┬-| |
＼ `ー'´ ／
/ / ヽ、 ',
/ il―-ミ ＼ ,
i il ｨ=ミ､` ゝ―― 、
| l 灯刈 彳==气 i }
別に、やる実は何も欲しくないお。 l/| 从 弋冫 仍_刈 |
И ⊂⊃ 弋_ツ }/⌒ /
l 人 ′ ⊂⊃ _/ ﾉ│ /
＼ へ イ─′ ｌ/
ヽ、＿ И |／∨
r=| ／ ＼
-
_ 、
. ／"´ ヽ
/ ＼
. / / ＼. ヽ
/ / ヽ. ∧
{.. /_ ノ ヽ､ _ヽ | ト ﾍ
|ｲ / ●） （ ●） } .}ﾍ } あのね、カーチャン……。
! {⊂⊃ ､_,､__, ⊂⊃./_ﾉ∧!
∨ヽ __ ィ / ／ やる実はただあのお雛様を売る前にね……、
ヽ/ {W 」 }/{´
{＿}::/＿_!::i
| |:::::| |::::::|
| |:::::| |::::::|
. /| |:::::| |::::::! ィフ
〃{_}__{_ﾉ＿ﾉ >’
乂_ﾉ（ イ
｀¨´
＿＿＿_ ＼_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人／
／ ＼ _） （_
／ ＼ ／ ＼ _） やる実！ （_
／ （○） （○） ＼ _） トーチャンに叱られたのを忘れたのかお！！ （_
| （__人__） | _） （_
＼ |ｉｌ!ｉｌ!ｉｌ| ／ ／⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒＼
／ |ｪｪｪｪ| ＼
,‐'´￣￣￣｀ヽ､
／ ＼ 人
/ ／"" ｀ヽヽ ヽ て
/// ,'/ ヽﾊ ､ヽ ヽ 〈
〃 {_{ ノ ' ヽ u ﾘ| ｌ | i|
ﾚ小ｌ （ ○） （○ ） 从 |i|
. Ｖ⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ﾉノ
／ /::ゝ､ ____ ,ノ:::::| ＼
-
┌──────────────────────────┐
│兄は私を庇う母の声を聞こうともせず、私を叱り続けましたお。 │
└──────────────────────────┘
_,n＿00 ⊂⊃ _,n＿00 ⊂⊃
└l ｎ | ⊆⊇、└l ｎ | ⊆⊇、
U Ｕ ｀⌒'┘ U Ｕ ｀⌒'┘
∩＿
〈〈〈 ヽ ／{／
＿＿_＿ 〈⊃ } ／￢／
／:::＼:::／::＼. | | ＿__
／ <●>::::::<●>＼ ! ! `７└―
／ :::::⌒（__人__）⌒:::::＼| l ￣￣
| |!!il|!|!l| | ／ ＼ ､
＼ |ｪｪｪｪ| ／／ ＜く
/ ＿＿ / ＼
(＿＿＿） /
, /.'´￣￣｀ ｰ-
／ 〃" ｀ヽ､ ＼ヽ
/ / ﾊ/ ＼ﾊﾍﾍ
|i │ ｌ |ﾘ _ノ .,;;,. }_}ハヽ
|i｜ 从（ ○）illi（○）ｌ小N
（| ⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃
／ ⌒ヽ （_.ノ ／
/ ,＿ ＼ ＼／＼ ＼
と_＿＿）_ヽ＿つ_;_ヾ_つ.;.
-
--‐――-- __
／ ノ ( ‘，
／ ⌒ ‘，
/ /￣￣＼ i
. / 、 {|} ヽ ___| 十五にもなって、少しは理屈というもの分からないのかお！！
i `ｰ‐┬一 ／ |
| / } _i|}＿| たかがあんなお雛様ぐらい、惜しがる人間なんていねーお！！
＼ ヽ＿__,ノ ） |
／￣￣＼ |Λ `ｰ┬‐' /
. ヽ ＼ΛΛﾉ /
｀ｰ-- ￣＿／＼
, ‐''"´￣￣`ヽ、
／ .丶 ,/.'´￣￣｀ ｰ- 、 ﾑｯ…!
. / ＼ ', ／ 〃" ｀ヽ､ ＼ヽ
/ ＼ ﾉ / / ﾊ/ ＼ﾊﾍﾍ
{ ＼ ‐''"´￣¨ヽ、|i │ ｌ |ﾘ ＼ ／ }_}ハヽ
{ ＼ { _,.ィ !_|i｜从 （ ○） （○）l小N
. ＼. ＼__, .ィ￣￣‐ ゝ, ⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ノ 余計なお世話だし、
. `ー^ー彡‐''"´ .V j |:::::| Jﾉ あのお雛様はお兄ちゃんの物じゃないお！
＼ _,ノ´.`!ヘ,､ _|ｪｪ| イ
`ヘ二＿＿/::::::::ヽ /y/､l
∠ -- く::::::::::::::::::::::y::::::::ヽ
{ ゝ::::､:::::::::::::::::::::::::::}＼
〉--- ￣ ー‐'`ー-‐' ヽ ＼
＼__ ／ ! | ＼ 」 ゝ彡
-
┌───────────────────────────────────┐
│その先はいつも同じですお。 │
│二言三言と言い合い、兄は私の襟上を掴むと、いきなりそこへ引き倒したのですお。 │
└───────────────────────────────────┘
＿＿―＿＿＿＿＿￣￣￣￣‐― ―――― ＝＝ ￣￣￣ ――＿――￣＿＿＿￣―
￣＿＿＿￣―＝＝＝━＿＿＿￣― ＝＝ ￣￣￣ ――＿――＿＿―＿＿＿＿＿￣￣￣￣‐―
＿＿＿―＝＝＝―＿＿＿ ―――― ＝＝ ￣ ＼_人_人_人_人_ ／ ￣―‐―― ＿＿＿
￣￣―‐―― ＿＿＿￣￣――― ＿＿＿ ＝― ￣￣＿_） （_ ＿＿＿￣―
―――― ＝＝ ￣￣￣￣￣ ―― ＿＿――_━￣ _） お転婆！ （_ ＿＿＿￣―＝
_） （_
／⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y＼
| ヽヽ ＿|＿ ヽヽ | | -‐ '´￣￣｀ヽ､
|＼ . | .| |. ／ ／" ｀ヽ ヽ ＼
| . ﾉ ﾉ .・..・ //, '/ u ヽﾊ ､ ヽ
〃 {_{ _ノ ヽ､_ ﾘ| ｌ │ i|
ﾚ!小ｌ（＞） （＜）从 |、i|
ﾚ⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉ/ /＾, ／人
人 . ヽu ゝ._） j /／ ｌ .＾－,
＼ ζ＾ヽ ヘ,､ __, イ／ ゝ えﾉ ／
) ヾ ど, ￣ ／ (
- ＜ ｀´￣ヽ ーー' ＞ -
) > 〈＿__ (
／^ ／ へ ｆ ヽ ^＼
__,∠ ／ ＼ ｌ /
〈、 ／ `ー ’
＼､__ノ
-
┌─────────────────────────────────┐
│兄は母が止めなければ、この時もきっと二つ三つは折檻をしていたのでしょう。 │
│しかし、母は枕の上に半ば頭をもたげながら、喘ぎ喘ぎ兄を叱りましたお。 │
└─────────────────────────────────┘
ｾﾞｪｾﾞｪ…
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
| やる夫……、やめなさい……。 |
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
| 妹にそんなことをしてはいけない……。 |
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_
l /
′／
＿＿＿_
. ／ ＼
. ／三三二. ＼
／三三二 ＼
|三三二 |
＼三三二 ／
Y──---- く
. /三二 三二二 ヽ.
ｌ三二 三三二二 ',
l三二 三三.二二 ',
,'三二 三三.二二. ',
/三二 :∧:三三二二 ',
. /三二 :/ ∧三三二二 ',
/三二 :/ / Y三三.二二 ',.
. /三二 :/_フ j三三二二 /
. （｀ヽ____ノ ,厶三三二二__ ..イ
. ー ´ ／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ixイi:i:i:ﾉ
/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＞'升:i:i:i:i:i′
/i:i:i:i:i:i:i:i,:´ l:i:i:i:i:i:i:i:i
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/i:i:i:i:i:i:i:i/ l:i:i:i:i:i:i:i:j
γ⌒ヽ、:i:i:i:ｲ (⌒ー―ｲ
. ー-----一′ ￣￣￣
-
＿＿＿＿
γ::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
／::::::::人::人:::人::::::::ヽ
γ::::::::::／ _ノ ヽ＼::::::ヽ やる実は何も悪いことをしていないのよ。
（:::::::::／ （●） （●）:::::::） そんな目にあわせなくてもいいじゃないの。
＼:／ u （__人__） ＼ﾉ
| ｀ ⌒´ |
＼ ＿__ ／
＿＿＿
／＼ ／ ＼
／（●） （●.） ＼ ,/.’´￣￣｀ ｰ- 、
／ （__人__） ＼ ／ ＼ヽ
だって、カーチャン！ | |::::::| ノ（ | / / ﾊ/〃" ｀ヽ＼ﾊﾍﾍ
＼ l;;;;;;l ⌒ ,／ |i 〃 {|ﾘ }_ハヽ
コイツはいくら言っても聞き分けがないんだお！！ ／ヽ `ｰ´ ｨ⌒ヽ |i｜从 ノ ' ヽ_ 小N
rｰ'ゝ 〆ヽ .) |i`从 （ 〇） （〇） ノ
ﾉヾ ,> ヾ_ノ,ヽ} |i从/ ､_,､_, Jﾉ
ヽ ヽ| ヽ_ノ ﾚ ゞヘ,､ __ , イ
-
ｾﾞｪｾﾞｪ…
＿＿＿＿＿
─i￣ γ::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、￣i─
i /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ.
iγ:::::::::::人::::人::人:::人::::::::ヽ いいえ、やる実だけが憎いのじゃないのでしょう？
（:::::::::::／ _ノ ヽ､_＼:::::::）
i ＼:／ （ ＿） （＿） ＼ﾉ お前は……お前は……、
i |ﾉ （__人__） |
i ＼ .u ｀ ⌒´ ／
／ ー‐ ＼
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＿＿＿＿＿
γ::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
γ:::::::::人::::人::::人::::::::ヽ
（::::::::::／ _ノ ヽ､_＼::::::） お前は私が憎いのでしょう？
＼:／ ｡ﾟ（○） （○）ﾟ｡＼ﾉ
/ （__人__） ヽ そうでなければ、私が病気だというのに、
_rーー‐‐- ､ ｀⌒´ /￣ヽ＿ お雛様を売りたがったり、 罪の無いやる実をいじめたり、
__ノ￣￣￣￣｀ ヽ__`-ー´⌒ヽ＿ノ .>
／￣ ヽ_ _ ーー ヽ_ .／ ……そんなことをする筈がないじゃないの。
ノ ヽ／
/ )
／
／
＿＿＿
／ ＼
／ ::＼::::::／::: u＼
／ （○）:::::::（○） ヽ
| （__人__） u |
＼ `‐'´ ／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
i
,､人,､' i ﾎﾟﾀｯ
｀^⌒^´ 人,､'
｀^⌒^´
i
,､人,､' ﾎﾟﾀｯ
｀^⌒
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＼ ／
／ ＼
| ・ ・ ）
. | | / / カーチャン……！
| | / / |
| | / / |
(YYYヾ Y (YYYヽ | ﾍﾟﾀｯ…
（_＿＿ノ-'-（'＿＿_）_ﾉ
＿＿＿＿＿
γ::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
γ:::::::::人::::人::::人::::::::ヽ
（::::::::::／ _ノ ヽ､_＼::::::） やる夫……。
＼:／ （○） （○） ＼ﾉ -‐ '´￣￣｀ヽ､
/ （__人__） ヽ ／ ／" ｀ヽ ヽ ＼
_rーー‐‐- ､ ｀⌒´ /￣ヽ＿ //, '/ u ヽﾊ ､ ヽ
__ノ￣￣￣￣｀ ヽ__`-ー´⌒ヽ＿ノ .> 〃 {_{ ─ ─ | ｌ │ |
／￣ ヽ_ _ ーー ヽ_ .／ ﾚ!小ｌ（○） （○）从 |、|
ノ ヽ／ お兄ちゃん……。 ヽ|l⊃ ､_,､_, ⊂⊃| ﾉ ./
/ ) ＼ ゝ._.） .ﾉ/／
／ 丶, .__ , イ ／
／ ｒ ヽヽ::::::|ヽ`ー'´,:|ｰ:::::ヽ、
-‐ '´￣￣｀ヽ､ { Ｖ:::::::::∨yヽ/::::::::::／,1
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│その後、父と母が亡くなった時にも涙一つ落とさなかった兄。 │
│生涯政治に奔走してから癲狂院（精神病院）へ送られるまで、一度も弱みを見せなかった兄。 │
└───────────────────────────────────────┘
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/::::::::: くゝ ）
；|:::::::::::: ／ ；
；|:::::::::::::: イ ；
-‐ '´￣￣｀ヽ､
／ ／ " ＼
/ /, '/ ｌ ヽﾊ
〃 {_{ ｿ 彡 ﾘ ｌ│ i|
ﾚ !小ｌ 八 从 |、)
ﾚ从 〃 // ∨| ﾉ
∨ , 川 j ／
ﾙ 川, イ ! ｲ ､
┌───────────────────────────┐
│――そういう兄が、この時だけはすすり泣きを始めたのですお。 │
└───────────────────────────┘
-
・
・
・
・
┌───────────────────────┐
│こういう騒ぎがあってから、一時間程後のことですお。 │
│魚屋の能登が久しぶりに店へ顔を出しましたお。 │
└───────────────────────┘
|┃三 ガラッ
|┃
|┃
|┃ ／￣￣￣＼
───|┃ / ⌒ ⌒ ヽ
|┃ / （ ●）（●） |
|┃ | （__人__） } うーっす
|┃ /､. ｀ ⌒´ ヽ
|┃ / |
|┃ | | /
|┃ ヽ_| ┌──┐ |丿
|┃ | ├──┤ |
|┃ | ├──┤ |
┌─────────────┐
│いえ、魚屋ではありませんお。 │
└─────────────┘
┌─────────────────────────────────┐
│以前は魚屋でしたが、今は人力車の車夫になった出入りの多い若者でしたお。 │
└─────────────────────────────────┘
-
┌─────────────────────────┐
│この能登には可笑しい話がいくつあったか分かりませんお。 │
└─────────────────────────┘
＿＿＿ |┃ | 能
903号|| |┃ | 登
能 登|.. |┃ ◎ | ／￣￣￣＼ の
￣￣￣ |┃ | / ⌒ ⌒ ヽ 扉
|┃ | | （●）（● ） . !
|┃ ＿ | } （__人__） .| ア
|┃(二|＿） |´ ､ ｀⌒ ´ | ン 解
|┃ | |￣￣||￣￣￣＼ ロ
|┃((I) ‐‐===（￣ ＼_|| ＿/ .| ッ 錠
|┃ | ヽ-'/￣￣￣ | ク
!!
＿＿＿ |┃ |
903号|| |┃ | ＿＿
能 登|.. |┃ ◎ | ／￣￣￣＼ ／ ◎ ＼
￣￣￣ |┃ | / ⌒ ⌒ ヽ ヽニニニﾆノ
|┃ | | （●）（● ） .! |(●)::::(●)|
|┃ ＿ | } （__人__） .| | （__人__） |
|┃(二|＿） |´ ､ ｀⌒ ´ |. | ｀⌒´ |
|┃ | |￣￣||￣￣￣＼ /ヽ ＿/ヽ
|┃((I) ‐‐===（￣ ＼_|| ＿/ .| | | ＝ V // | |
|┃ | ヽ-'/￣￣￣ | | | ／／ | |
-
┌──────────────────────┐
│その中でも、未だに思い出すのは苗字の話ですお。 │
└──────────────────────┘
┌────────────────────────────┐
│御一新以後、庶民も苗字を持つことが許されるようになりましたお。 │
└────────────────────────────┘
,. ───────‐ 、
／ ＼
. .／ ＿＿ ＿＿ ＼
,/ ／ ＼ ／ ＼ ＼ 叱られるどころか、
/ , 、 , 、 ヽ 斬罪にされそうな剣幕だったよ♪
/ ／ ／￣＼＼ ／／￣＼＼ ｜
/ | |. ● .| | ｜ |. ● | | ｜ , -――― 、
| ＼ ＼＿／／ ＼＼＿／／ | ノ ヽ
| , ｜ 、 | ノ )
| | | | ｜ ./ ＿, ノ
| ＼＿＿／＼＿＿／ ｜ / ノ
| ヽ-―--'' └―' ノ
| /
＿ノ三三ﾆ≡=- -=≡ﾆ三三＼
Ｆ￢≠=≡三三ﾆ≡= ﾐ｀ヽ､ . ／ -‐= ﾆ三三三ﾆ≠￢|
|l ￣¨¨ ￢ー-､ヾ＼ ／_,, -―￢ ¨¨￣ l|
|l ｵｽｽﾒ!! {｛￣￣￣￣｝}. l|
. .|l 僕が考えたｷﾗｷﾗ苗字 } | | { l|
. .|l | | | | l|
┌───────────────────────────┐
│彼はどうせ付けるのなら立派な苗字にしようと考え、 │
│「徳川」という苗字をお役所に届け、大層叱られたと聞きますお。 │
└───────────────────────────┘
-
／￣￣￣＼
/ ⌒ ⌒ ヽ やる実お嬢ちゃん、俺の人力車で散歩しないかい？
/ （ ⌒）（⌒） |
| （__人__） } いやー、今日は客が少なくて暇でね。
| ┌──┐ | だからお嬢ちゃんを、
| ├──┤ | 会津っ原から煉瓦通りまで乗せてあげようと思ったんだ。
| ├──┤ |
_,________
, ‐' ´ ￣''‐-､
／ ＼
／ ヽ
. / -､‐'゛ | .､ ヽ
/ / .| |＼ ヽ
／ / ! | ＼ }
.─/ | ／￣゛ ＼ .! ￣＼ |
.| l´ zx=== '===xzヽ | | えっ！？
.| l 《"Y ヽ` "Y ‐' 》´ｉ / | |
| | > 乂_ソ .乂_ソ ∨ /| / 人力車が外にあるのかお！？
ヽ'l､ ＼ ´ ,/／ / |!
ヽヘ￣⊂⊃ ＿ ' ＿ ⊂⊃ ／
ヽ| ヽ :::: ﾉ ∠／
＞ ｀二 イ ,
-─‐- ､ /''ー‐ , -''´ヽ ___ -‐‐-､
./ , -､,八 /} |ヽ |,'｀ヽ ｀! ヽ
.! ヽ / ,.-''ヽ! ＼ / rへ｀ヽ ! / |
/ ､ ! ‐' ´_ゝ、 （、 / |／ ヽ
! ＼ ヽ ´ ｒ｝＼ ／/ / ｀ヽ |
/ ／ ＼ │ ∨ ! / ＼. !
-
┌──────────────────────────────────┐
│今日では人力車に乗ることなどは子供でもあまり喜ばないと思いますお。 │
│しかし、当時の私達には自動車に乗せてもらうぐらい嬉しいことだったのですお。 │
└──────────────────────────────────┘
＿＿＿＿
.,／{::::::::::::::::: ｝
._／ {;;;;;;;;;;;;;;;;; ｝ 人
.,.／ {;;;;;;;;;;;;;;;;;; ｝ ｀Ｙ´
／ {;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ｝ ｉ
人 （ ﾞﾞ''-._ {;;;;;;;;;;;;;;;;;; } 人 __人__
｀Ｙ´ ヽ ‐{_──┐ ＼ ｀Ｙ´ ｀Ｙ´
ｉ ＼ ..＼───┐ ＼ !
__人__ ／|￣/＼. │ │
｀Ｙ´ /＼'| / ／ヽ.^───┘＼
! |‐--○---/ ＼＿＿＿ヽ
丶／|.＼.ノ
￣￣
,/.'´￣￣｀ ｰ- 、
／ 〃" ｀ヽ､ ＼ヽ
/ / ﾊ/ ＼ﾊﾍﾍ ηノﾉ
|i ηノﾉﾘ ⌒ ⌒ }_}ハヽ ﾉ, ∃
|ﾉ, ∃､ （ ⌒） （⌒） l小N /´
／ / ⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ノ ／
（ 〈 V j ⌒ Jﾉ ／
ヽ /ヽヘ,､ __, イｨヽ ／
＼i |::::::ヽノ::::::ヽ 〉
ヽﾉ:::::::::::::::ヽ::::::::::ヾ
-
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| ─（ ⌒）（⌒）
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ どうするんだ、やる実。
. | }
. ヽ }
ヽ ノ ＼
/ く ＼ ＼
| ＼ ＼ ＼
| |ヽ、二⌒)､ ＼
,, /'´￣￣｀ ｰ-
／ 〃" ｀ヽ､ ＼ヽ
/ / ﾊ/ ＼ﾊﾍﾍ
|i │ ｌ |ﾘ _ノ ヽ_ }_}ハヽ 乗りたいけど……。
|i｜ 从（ ●） （●）ｌ小N
（| ⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ノ でも、カーチャンの看病があるお。
V j （_.ノ ﾉ
. へ,､__, イｌ
ヽノ
. ／￣￣｀ヽ
/ ヽ、 ‘，
j ┰ ─ |
(__(＿ノ |
(_ | それじゃあ母さんに聞いて来い。
| | |
. | | { せっかく能登もそう言うんだしな。
`ｰ┬ ７ /＼＿
. _ -‐| / / ＼＼
／ ／ } / | ＼
. / _> /___／/<￣￣＼| ＼
r ､/ | / /／ |
ヽ＼___|厶--／￣|￣＼/ |
}三／ ／ / ／ /
-
┌───────────────────────────────┐
│母は私の考え通り、目を開けずに微笑みながら「上等ね」と言いましたお。 │
└───────────────────────────────┘
＿＿＿＿＿
γ::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
γ:::::::::人::::人::::人::::::::ヽ
（::::::::::／─ ─ ＼::::::）
＼:／ （⌒） （⌒）u ＼ﾉ
/ （__人__） ヽ
_rーー‐‐- ｀⌒´ /￣ヽ＿
__ノ￣￣￣￣｀ ヽ__`-ー´⌒ヽ＿ノ .>
／￣ ヽ_ _ ーー ヽ_ .／
,-rヽ、 __,.- 、
/ ）ｧﾍ / }
／ ,ｨ ,.ﾆｨ /´ヽo‐´
／＿〈 ﾚ'´∠-‐‐- ､__ / ｌ
ﾄ<,__,＞ ＜/ |
（ ＼_ ､__ ､ ､ ヽ ､ .l ｌ /
〉／ _.ィ／" ｀ヽ ヽ､ヽヽ l |
イァ ﾉ.ｲ/ ヽヽヽ ｌ L._
,ｲ | ｌ ⌒ ⌒ゝ } /| ｌ:.:.ヽ
／.:L.ヽﾊ ﾄ（ ＞） （＜ ） ﾉ ﾄ､ レ' {
〈-‐'´.-'´ >⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃/､ ｀ー'´ .ｲ
わぁーい！ ヽ‐'´,-／ィヘ、 ヽ _ﾉ ,彳 ｀ｰ-‐'´ /
カーチャン、ありがとうっ！ ｀´l ﾉィﾍｨ＞､__,.. ‐'´ { l. /
l ! /〈__.L..､ﾉ __.-‐'´| ! 〈
l ! ＞'´-､イ⌒'ｰ-‐'´ 、 /
| /＿,ィ´i l. . : : : : . . ,' ｀ｰ./
〉､: : :.l _,イ: : : : : : : : ! /
/. :! : ´ : : : : : :/ /
l: : : /
/. : _. -‐- ._ . : : : :.〈
／_,.ィ´ ｀ ｰ-､;_: : : :|
＼::ﾉ j __. -‐ ‐- エ＞'
/‐ '' "__,... -‐‐ｒｰ､-､_|
／-‐ｧ' ´/ | l ヽ ` 、
／ ／ / l ! `、 ヽ、
-
┌──────────────────────────────┐
│意地の悪い兄は丸佐屋に出かけて留守でしたお。 │
│私は落ち込んでいたのも忘れたように早速人力車に飛び乗りましたお。 │
└──────────────────────────────┘
＿＿＿＿
.,／{::::::::::::::::: ｝
._／ {;;;;;;;;;;;;;;;;; ｝
.,.／ {;;;;;;;;;;;;;;;;;; ｝
／ {;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ｝
（ ﾞﾞ''-._ {;;;;;;;;;;;;;;;;;; }
ヽ ‐{_──┐ ＼
＼ ..＼───┐ ＼
／|￣/＼. │ │
/＼'| / ／ヽ.^───┘＼
|‐--○---/ ＼＿＿＿ヽ
丶／|.＼.ノ
￣￣
-‐ '´￣￣｀ヽ､
／ ／" ｀ヽ ヽ ＼
//, '/ ヽﾊ ､ ヽ
〃 {_{ ⌒ ⌒ ,ﾘ| ｌ │i|
ﾚ!小l（ ●） （●）从 |、i| ﾜｸﾜｸ
ﾚ⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉ /
ヽ、 丶_ﾉ j /／
ヘ,､ __, イ／
ｒ ヽヽ::::::|ヽ`ー'´,1ｰ:::::ヽ、
{ Ｖ:::::::::∨yヽ/::::::::::／,1
／￣￣￣＼
/ ⌒ ⌒ ヽ ,,,
/ （ ●）（●） | /⌒_）
| （__人__） } ノ ﾉ
_＿. }､. ｀ ⌒´ ､｀ /
（⌒ |_,,,ノ お嬢ちゃん、赤毛布を膝に掛けたかい？
""''''''ヽ_ |
| | それじゃあ、突撃〜
| |
i ￣＼ ./
＼＿ |/
_ノ ＼＿＿_）
（ _／
|＿ノ''
-
≡二三二≡＝‐＝≡二三二≡＝‐≡二三二≡＝‐＝≡二三二≡＝‐≡二三二≡＝‐＝≡二三二≡＝‐
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:: :: :: ::⊂二⊃ :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :⊂二⊃ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
, 'ﾆ￣ﾆヽ
（ 二ニ ﾆ）
／~＼ ヽﾆ＿ﾆノ ,／⌒ヽ
＼ 〜 ､ ／⌒ヽ,, ／ ＼ ／ ^ヽ､
ヽ,,,／ ＼_ ,,,,,／ '''' ＼,,,／ ＼ ／
~ ー '
￣￣￣|＼ ／|￣￣￣￣￣￣￣￣￣
田 田 |:::..| ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ |.::::| 田 田 田 田
|:::::| |iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii|;;;;;| |:::::| 日
田 田 |:::::| | ＿_ ＿＿＿＿＿_ ｜ | |:::::| 田 田 田 田
|:::::| | |//| |//////////| | | |:::::| 日
=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=
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_,n＿00 ⊆⊇、 _,n＿00 ⊆⊇、 _,n＿00 ⊆⊇、
└l ｎ | └‐┐ | └l ｎ | └‐┐ | └l ｎ | └‐┐ | Ｏ Ｏ Ｏ
U Ｕ く／ U Ｕ く／ U Ｕ く／
-―― - 、
.／ ,、 ヽ
/ ﾊノ ヽハ ヽ
ﾚ´ /ノ― ― ｿﾊ
/ ./ （⌒） （⌒）{ /
,、 {ﾊ ⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ ＿ わぁー、早いおー。
.弋:{{ ￣￣<イハ,、_ ＿ イ/￣￣}} ノ
｀弋 -―-- ｲ:::::{7W::::::{＿＿＿ノ´ 見慣れた近所もいつもとは違うように見えるおー！
j:i::::::::::∨:::::::i
ィ＜:::ゝ、__;､＿:ノ
r＜ 冫、_z -‐ ､::/
∨ /-' / ﾉ＞
｀￣ヽ, .' /|
./ / .|
-
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
_ ＿＿上ﾆニニニTR
rﾆニニiｦニｺT彡t―.王ニニニニﾆ＝､=┬┬┬-D
├──────''´￣￣￣￣￣||ﾐ:.:.: : ::┴┴┴ｦﾉ
│: : : : : ┌──┐: : : :┌┐: : : :||il───┐li /┬──┐
│┌┐: │┌┐│: : : :││: : : :||: : : : : : ::│:::/:┬┬┬ヲ
ﾌ::││: ││││: : : :││: : : :||:──┬─V:┌───､
/:::││: ││││: : : :││□: :||:──┴ ‐/∧: : : : : : : ＼
＿ /:::::││: │└┘│: : : :││: : : :||: : : : : : : //: : ＼／￣￣￣￣￣/
, ' ´,-i i-｀'､:::::└┘: │ │: : : :└┘: : : :||: : : : : : //: : : : : ／´三三三 ／
../ ハV | | .//ヽ::::: : : : │ │: : : : : : : : : : :ﾉ: : ,､: : //: : : : : /三三三三 / ノ彡ミﾐヾ㌫rﾂ ノ彡ミﾐヾ㌫rﾂ
｛ ﾍ V | |// >',::::::::: :│ │: : : : : : : : : //ノ/∧://＿＿／三三三三 / 彡´ r ﾑ jl 彡´ r ﾑ jl
i.l ＼V..|/ ／／廴､:: :│ │: : : : : : : ／／_ ././//＿_／´￣/￣ヽr――-､ 彡 入 ヶ {l7 彡 入 ヶ {l7
|.|---｛ ヾ／＿｛i|ﾐ: ｰ┴──┴──＜_／ , -''´ ￣ ｀' ､ / //,r ´ ￣ ＝ ｰ イ // ヽ _｣l // ヽ _｣l
|.|_ - ''v/ソ､＿___|.|├─======-==-==-=／／ヽ | /ﾊ 'n二二二二二二二二二⊃ｌ { ハ二㌧ﾘ| { ハ ㌧ﾘ
' , ／/| i ＼￣ | |/i l┴──､ ､ ﾌ ┬─/ /＼ V // >､ ',三三／/{ ﾚ ! !l } ! !l }
.V/ ./ .| .i V//ｦ┘│ ヽ.... │ 7 .ﾄ､＿＞-､／＿ ゝ',三彡ノ t ﾍ ｌ j ｌ j ｌ j ｌ j
V /. . | i ///.. . └─ ｀''---.┤ |＿__it j ｝ﾐ=､ | iﾌ＝. ､ヽ>、 ゝ､、＿ tヘ / ﾉ ﾊ ＿ tヘ / ﾉ ﾊ
＼ﾐー >／／ { ﾊ ／/不/ヽ｀'-i ｝ .｀'{ k 〈 ￣{ V-＜.ハ ￣{ V-＜.ハ
｀ー―''´ ヽ V ./ | ヽ V ./ .l ｢ ㌧こ、 y } ㌧ j y } ㌧ j
＼ソ-.上_＿ｿ／ ﾉｰl ＼ヽ } l ヽ‘、 } l ヽ‘、
｀''ー---'''´ .ゝｰ'’ ヽ＼ ﾉン ｖ`、 ﾉン ｖ`、
辷イ／ yﾍ、／ yﾍ、
し' 辷 ｺ 辷 ｺ
∧＿_
￣1i
／￣￣￣＼ 《
/ ⌒ ⌒ ヽ ≫
/ （（ ・）（（・） |
| u （__人__） } うわっと！危ないっ！！
}、. ｀ ⌒´ |
| |
/⌒)⌒)⌒) /⌒)⌒)⌒) /l .,ｲ
| / / / (⌒) ./ / / // ◎ /ム-―７
| :::::::::::(⌒) ゝ ::::::::::/ / ﾆﾆフ /∠ニ７/
| ノ / ） / // /'-‐ '7/. ,ｲ,ｲ ,ｲ
_ヽ /' / ／ ､二二フ // ﾚﾚ //
／ / ／ /' /'
-
／￣￣￣＼
/ _ノ ヽ､_ ヽ
/ （ ●）（●） |
| （__人__） } あ〜、怖かった。
/､ ｀ ⌒´ ヽ
/ | なんか西洋の女の人を乗せた馬車らしいけど、危ないな〜。
| | /
ヽ_| ┌──┐ |丿
| ├──┤ |
| ├──┤ |
-‐ '´￣￣｀ヽ､ _､
／／" ｀ヽ ヽ ＼
//, '/ ヽ ﾊ ､ ヽ
〃 {_{ ― u ﾘ| ｌ ｌ i|
ﾚ!）（● ） 从|、 ﾉ 、 i|
能登さん、大丈夫かお？ （,､_,⊂⊃ |ﾉ | ﾘ |ﾉ
ヽ、 j / レ j ,/
ヘ,､ __,イ -‐/イ
--ヽ`ー'::::::＼
／´ヽ::::::::::::::::::::::::::ヽ.
/. |:::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ
／￣￣￣＼
/ ⌒ ⌒ ヽ ,,,
/ （ ⌒）（⌒） | /⌒_）
| （__人__） } ノ ﾉ
_＿. }､. ｀ ⌒´ ､｀ / はは、どうもいけないなぁ。
（⌒ |_,,,ノ お嬢ちゃんは軽過ぎるから、肝心の足が踏み止まらなかったみたいだ。
""''''''ヽ_ |
| | お嬢ちゃん、乗せる車屋が可哀そうだから、
| | もっと大人になって、二十前になったら車に乗ってみなよ。
i ￣＼ ./
＼＿ |/
_ノ ＼＿＿_）
（ _／
|＿ノ''
-
・
・
・
・
_,n＿00 ⊆⊇、 _,n＿00 ⊆⊇、 _,n＿00 ⊆⊇、
└l ｎ | └‐┐ | └l ｎ | └‐┐ | └l ｎ | └‐┐ | Ｏ Ｏ Ｏ
U Ｕ く／ U Ｕ く／ U Ｕ く／
／￣￣￣＼
/ ⌒ ⌒ ヽ
/ （●） （●） |
| （__人__） }
/､. Y⌒y' ヽ ふぅー、煉瓦通りも突撃したし、
/ ﾞー | そろそろ君の店に帰ろっか。
| | /
ヽ_| ┌──┐ |丿
| ├──┤ |
| ├──┤ |
＼＼＿
＼／ヽヽ
／＼ -‐ '´￣￣｀ヽ､
／ ／" ｀ヽ ヽ ＼
//, '/ ヽﾊ ､ ヽ
え〜っ！ 〃 {_{ ⌒ ⌒ ﾘ| ｌ │ i|
ﾚ!小ｌ（＞） （＜） 从 |、i|
やる実はもっと乗っていたいお〜！ ﾚ⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉ
ゝ ヽ、 ゝ._） j /
そ (｀´ ) ｀i - i´
彡＼ ＼／ ＼
＼____／ ／＼
-
／￣￣￣＼
/ ⌒ ⌒ ヽ '_
/ （●）（●） | 、
| （__人__） }
/ ∩ノ ⊃ ＼
( ＼ ／ ＿ノ | | おやっ？
. ＼ “ ／＿＿| |
|＼ ／＿＿＿ ／ あそこに歩いてるのはやる夫君じゃないかい？
| |
| |
| ∧ |
｜ | ｜ |
| ｜ | ｜
（＿_＿_） （_＿＿_）
＿＿＿＿＿＿
／ ＞＿
／ ＿ ―――
／ ィ ／ ｀ヽ 二二
￣ ./ 〃 ヽ .} ＿__}_
/ ｉ '| ―ト
{ |―― ――-| 才―
えっ？ |人 {ｨ⌒ヽ ｲ⌒ヽ| .二}、十
! | .l乂_,ﾉ 乂_,ﾉ.| .二| }-ト
⊂⊃ ' ⊂⊃―}_.ﾉ-}
∨｝ ､__,､__, } 二 ―/
∨ヽ └┘ ィ ／/ i人ゝ
∨ ＞‐-‐＜/／|／∨ヽ
-
-_-_-_-_-_-/|:|
-_-_-_-_-,,/|ﾆ| ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
-_-_-_-_-/ :|ﾆ| 笊tttttttttttttttttttttttttttttt
竺竺竺ﾃ :|ﾆ| 〈＼⌒＼＼⌒＼＼＼＼＼＼
ﾆﾆﾆﾄ． :|ﾆ| ,,,...,.､,.､,.､-‐‐‐‐-- /ヽ＼⌒＼＼⌒＼＼＼＼＼＼
ｉ:ｉ:| |l≧s｡ :|ﾆ| ,.．'´: : : : : : : : :/ｰ/＼＼⌒)､ ＼⌒)､ ＼＼＼＼
ｉ:ｉ:| ||_|＼| |ﾆ|Zi,.､,.､,,,.....．-‐''": : : : : : : ｡o≦ﾐs/ｰ/㌻ 弌竺竺竺竺竺竺竺竺竺
ｉ:ｉ:| || | : |＼ |ﾆ|_||:.;:.;:.;ヽ : : : : : : : :｡o≦㌻ `/ｰ/ |
ｉ:ｉ:| || | : |:＼＼|_ﾘ:.;:.;:.;:.;:.) : : ,,,,;;;;,.｡o≦/㌻＿＿___./ｰ/ ,.ィ㌻ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
ZＺＺ|| | : | :|:|＼|:|:.;:.;:.;:.;ノ--ミ:.;:.;;';';';'///ﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ / ,.ｨ癶竺竺竺竺竺竺竺竺竺竺
-_-圦 | : | :|:|＼＼;';';''´;';';';';';';';';';';';';////,|_|_|＿＿|_|__弌,.ｨ㌻ ＼＼＼＼＼＼＼＼＼＼
-_-_-メ､::| :|:|::/|￣ヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾃ;'; //|l／ﾍ-_-_-_-_-_-_-|| ＼＼＼＼＼＼＼＼＼
ﾆﾆﾆ/ﾐs｡|_,|:l/77x￣| |二二| l._ t≦/||／,.ィ＾＾＾＾＾＾＾＾＾^|| ｡o≦ｉ||二二二二二二二二
:::|≧个s｡:ﾐs｡-‐r彳､| |──| |┘||:|l/||ィ㌻,|ＺＺＺＺＺＺZZ||｡o≦i:i:i:i:i:i:i:||::|: :::|＼／＼／||i:i:i
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:::|i:i:i:i:i:i:i:i:|_:|＼_人_人_人_人_／ -_ ヽi:i:i:i|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:||i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:||::|[][][][][][][][] ||i:i:i:
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:::|￣~~:|」‐¨_- _） げっ…！ （_ -_-_-_-_-_-,,-|￣￣~:|￣￣￣||::|[][][][][][][][] ||i:i:i:
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￣￣￣ ／⌒Y⌒Y⌒Y⌒ ＼ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣ └──┘￣￣
, － -
/ （● ●
ゝ （__人）
ﾊ 'ミ〕
（J人_ ┐ﾉ
‘ｰ´|___）
＼_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人／
_） （_
＿＿＿_ _） やる夫お兄ちゃんだお…！！ （_
／ ＼ _） （_
／ ─ ― ／⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y＼
／ （● ） （●）' '_
| （__人__） | 、
＼ ｀ ⌒´ ／
／ ー‐ '
-
γ⌒)
/ ⊃￣￣￣＼
〃/ / ⌒ ⌒ ヽ∩⌒) ））
γ⌒) （ ⌒）（⌒）..|/ ノ
／ _ノ （__人__） } / ））
（ < . ｀ ⌒´ ､（ ⌒）
（( ＼ ヽ /
ヽ_ _ |ノ やる夫君、うーっす！
| |
| |
i ￣＼ ./
＼＿ |/
_ノ ＼＿＿_）
（ _／
|＿ノ
, "´￣¨≧ミ、
ｲ 、 、 ヽ
' ﾄ ＼ ヽ
/ |ヽ! ヽ ヽ ＼ ',
. / ﾘ ヽ }、 ヽ {￣ }
/ ,ィ 十イ 寸ﾆ、 ヽ { …………。
ｲ"´ | 示〒 云示ヽ ﾘ ,ﾍ!
. |ヽｲ辷ﾘ 辷ﾘｨ / ﾉ
. ! ⊂⊃ 、_ ⊂⊃イ
ヽ{≧=-r ＜ コ 〉
ノ￣´ / }
. ｲ. / '
＿＿＿_
／ ＼
能登さんかお……。 ／ ─ ─ ＼
こんにちはだお。 ／ （●） （●） ＼
| （__人__） |
なんでやる実と一緒にいるんだお？ ＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
-
／￣￣￣＼
/ ⌒ ⌒ ヽ ,,,
/ （ ●）（●） | /⌒_）
| （__人__） } ノ ﾉ
_＿. }､. |r┬-| ､｀ /
（⌒ `ー'´ |_,,,ノ
""''''''ヽ_ | なに、今日はやる実お嬢さんと江戸見物をしてたんだよ。
| |
| |
i ￣＼ ./
＼＿ |/
_ノ ＼＿＿_）
（ _／
|＿ノ''
＿＿__
／ノ ヽ､_＼
（●） （● ） ＼
／⌒（__人__）⌒::::::::＼
ふーん、それはご苦労なこっただお。 | |r┬-| |
＼ `ー'´ ／
⊂⌒ヽ 〉 ＜´/⌒つ
＼ ヽ ヽ /
＼_,,ノ| ､＿ノ
-
f´￣￣￣￣ヽ
| やる実！ |
ヽ＿＿＿＿乂_
-‐'´￣￣｀ヽ､ l＿
. ／ ／" ｀ヽ ヽ ＼ ／
/, '/ ヽﾊ ､ ヽ ＞
. 〃 { __ノ 'ー- ﾘ| ｌ | i ＼
ﾚ小（〇 ） （〇 ）从 | | |
ﾚ⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃|ﾉ/ ﾋﾞｸｯ!!
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＿＿＿_
／─ ─＼
／（●） （●） ＼
／ （__人__） ＼
やる夫はこれから油屋に寄らなきゃいけないお。 | ｀ ⌒´ |
だから、お前はこのランプを家まで持ち帰ってくれお。 そ二三二二て . ／
／ :::::| ＼
/ :::::| ／ i
| :::::::／ _,, .|
（ ヾ γ⌒ ,ｨ' |
ヽ､_） ::::::::w彡─ |
＿ -―‐- 、
／ ‐-ヽ
／ ／ へ ヽ
/ / / ゝ ﾌ ヽ
i /. _／_ ´￣､ i
{ { ' "´/ z _,ｚァヽ .l
', .! /￣仏 仏 .| .} わ、分かったお。
. ヽ.∨. ,' 辷j └’ }/
} ヽ { ⊂⊃ ⊂⊃
jハ ヾト '^ ｲ/
ヽハへ}＞ ‐-rイ
_/ ＼ } ト 、_
-
,‐'´￣￣￣｀ヽ､
／ ＼ ／￣￣￣＼
/ ／"" ｀ヽヽ ヽ / ⌒ ⌒ ヽ
/// ,'/ ヽﾊ ､ヽ ヽ / （ ●）（●） |
〃 {_{ ノ ' ヽ ﾘ| ｌ | i| | （__人__） }
ﾚ小ｌ （ ●） （● ） 从 |i| | .|
. Ｖ⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ﾉノ | .|
／ /::ゝ､ ____ ,ノ:::::| ＼ | .|
ﾌﾟｲｯ
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼ それじゃあ、やる夫はもう行くお。
_ _ ／ （一） （一） ＼
(´ (´ | （__人__） |
｀''ｰ-｀''‐-- ＼ ｀ ⌒´ ,／
-
／￣￣￣＼
／ ＼
/ ヽ
| |
＼＿ ／
/⌒''⌒ ￣ ⌒ヽ⌒)
ゞ__,ノ⌒)' ト､__ノ
（ .ﾉ
｀)' /`｀l
/⌒ヽ /__ノ ｷｭﾑｷｭﾑ
〈 |/
＼＿_ﾉ
/Z -,
V７./ /7｢l_
.// // .レ' ﾛﾛ/7
¨ ¨ ,／
―――― ､
／ ＼
＿＿ ＿＿_ ＼
( ●) ( ● ) ＼
{ (__ 人＿ ) }
( ∧
（ ` ｰ-- 丶 ／
` ｰ-- / ´ ＼
-――-＜
／ ヽ
. / ／"´ ｀゛ヽ ＼ ＞
/ /／ u ヽ ヽヽ
ム.. | ― ― ヽ } } '_
|. | （●） （●） ∨ | 、
ヽ |⊂⊃ ⊂⊃} !
}ﾍ |ゝ ､__,､__, ／ﾍ/
. ﾍ!／≧=- r-=≦ ∨
-
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ／ ＼ やる実……。
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | お前、またトーチャンにお雛様のことを言ったら駄目なんだお。
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
,/.'´￣￣｀ ｰ- 、
／ 〃" ｀ヽ､ ＼ヽ
/ / ﾊ/u ＼ﾊﾍﾍ
|i │ ｌ |ﾘ ＼ ノ }_}ハヽ
|i｜ 从（ ●） （●）小N （やる実をいじめたくせに、またそんなことを言うのかお。）
（| ⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ノ
V j ⌒ Jﾉ
/⌒ヽヘ,､ __, イｨヽ
/ rｰ'ゝ::::::ヽノ::::::ヽ〆ヽ
/,ﾉヾ ,>::::::::::ヽ:::::::::ヾ_ノ,|
-
／￣￣￣￣￣￣￣ ＼
／ ＼
/ ＼
/ ＼
/ . -── ─- i トーチャンは代金を受け取ったことだけを言ってるんじゃないお。
| {{ ＿＿＿,jl {{＿＿}} .l 見れば皆に未練が残るからだお。
..|. ｀┴---┴´ '┴┴´ |
|. / ヽ l お前もそこをよく考えるんだお。
. ＼. { 八 } /
＼ ｀───´::::::｀──'／
／ヽ イ＼
／ ｀`ｰ- -‐'"´ ＼
＼
-‐ '´￣￣｀ヽ､
／ ／" ｀ヽ ヽ ＼
//, '/ ヽﾊ ､ ヽ
〃 {_{ ─ ─ ﾘ| ｌ │ i|
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i|
ﾚ⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉ /
ヽ、 ゝ._） j /／
ヘ,､ __, イ／
ｒ ヽヽ::::::|ヽ`ー'´,1ｰ:::::ヽ、
{ Ｖ:::::::::∨yヽ/::::::::::／,1
-
┌──────────────────────┐
│私は兄の声の中に何時にない情愛を感じましたお。 │
└──────────────────────┘
＿＿＿_
／_ノ ヽ_＼
／（ ●） （ ●）＼ …………。
／ ::::::⌒（__人__）⌒::::＼
| ￣ |
＼ ／
┌───────────────────────────────────────┐
│ですが、兄のやる夫ぐらい妙な人間はいませんお。 │
│優しい声を出したかと思うと、今度はまた普段の通りに突然私を脅かすように言うのですお。 │
└───────────────────────────────────────┘
＿＿＿
.. ／＼:::::::::／＼.
／:::<◎>:::<◎>:::＼ どうしても言いたければ言えばいいお。
／::::::::⌒（__人__）⌒::::::＼
| ｀ ー'´ u | その代わり、痛い目に合わされることをよく覚えておくんだお！
＼ u ::::: ／
／ ::::::::::::::::::: ＼
／ ＼ 〈〈〈 ヽ
（〈⊃ } }
-
┌─────────────────────┐
│その晩のことですお。 │
│私達四人は土蔵の中で夕飯の膳を囲みましたお。 │
└─────────────────────┘
::::::::::::: ::. :. .: : -‐- ..:. .:.: ...: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::.....:.... : ,r'´. ｀ヽ: .. ......:..:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::.:: .: ..:..:' ..:. ﾞ; :... ...:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::.:....: :. ::.. .: :....:.::......::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::.......: ..:..:ヽ ::::... ..... ,.': :.. :. :............:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::.::::. ::.. :..:. :` ｰ- ‐ ''"... ... ..: :..:.::::.::::::.:::::.::::::.:::::::.::::::.:::::.::::::.:::::::.::::::.:::::.::::::.::::::::::::::::::.
:::::: :::::: :::::: :::::: ... ... .... :::::: :::::: :::::: :::::: :::::: :::::: :::::: :::::: :::::: :::::: :::::: :::::: :::::: ::::::. :::::: :::::
:::: :::: :::: :::: :::: :::: ::..... :::: :::: :::: :::: :::: :::: :::: :::: :::: :::: :::: :::: :::: :::: :::: :::: :::: :::: :::: ::: :::: ::::::
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
((__((__((__((__((__((___(__((__((__((__((__((_）
／/ / / / / / / / / / / / / / / / /
／/ / / / / / / / / / / / / / / / / /
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∠=====@==@==@==@==@==@==@==@==@==
| ┌─────┐ |
| │|￣￣||￣￣|│ |
| │| .o||o. |│ |
| │|＿＿||＿＿|│ |
| └─────┘ |
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|.. /⌒7⌒7⌒7⌒7⌒7⌒7 |
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|ヽ /二二二二二二二二二l/.ﾞ,ﾊ__ノ乂_ゝ|
ｴ | | | | .0||0 .| | |___匚ﾉ＼/匚|
|ヽ | | | |_ _||_ _| | |ヽ,ﾊ__ノ乂_ゝ|
ｴ | | |..└─┘ └─┘ | |___匚ﾉ＼/匚|
|ヽ | | _|_＿＿＿＿＿＿_..| |ヽ,ﾊ__ノ乂_ゝ|
ｴ | | _|＿＿＿＿＿＿＿..| |___匚ﾉ＼/匚|
ｴ | |_|＿＿＿＿＿＿＿_..| |___匚ﾉ＼/匚|／
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＼ ＼ 丶 / / ／
＼ ＼ 丶 i | ./ / ／
ヽ ＼ ＼ 丶 i | / / ／ ／
ヽ ＼ ＼ 丶 i. | ./ / ／ ／
ヽ ＼ ＼ ヽ i. .| / / ／ ／
ヽ ＼ ＼ ヽ i | / / ／ ／
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二二二 / / 从 丶 ヽ ＝＝＝ 二二二
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／ ／ / / | i, 丶 ＼ ＼
／ ／ / / | i, 丶 ＼ ＼
／ ／ / / | i, 丶 ＼ ＼
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/ | ＼＼
／ / | | ＼＼
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／／ // | | |
-ﾚ‐ 、 七_ 七_ 七_ ｜ ｜
/| _ﾉ (乂 ） (乂 ） (乂 ） '￣） ！ ！
＿＿
／- ─＼ ,. -一''´￣｀ヽ、
＿＿＿ ／（●）（●)-＼ ／ ／" ､ ＼
／ ⌒ ⌒＼ | （__人__） ｕ｜ ノソ/⌒ ⌒＼ ､ ヽ.
／ （●） （●） ＼ | | ﾚ'(●) (●)从ﾊ 、 i
／ ///（__人__）/// ＼ | | /⊃ 、,､_, ⊂⊃｣ | |
| `Y⌒y'´ .| ヽ / 弋 ヽ_ﾉ ﾗ ﾙ .ｿ
＼ ゛ー ′ ,／ ヽ / ｀ヽ.. ＿／彡'"ノ
/ ー‐ ィ ／ ヽ /7＿/.:::/´ﾊ/(｀
＿＿＿＿＿
γ::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
γ:::::::::人::::人::::人::::::::ヽ
（::::::::::／─ ─ ＼::::::）
＼:／ （─） （●） ＼ﾉ
/ （__人__） u ヽ
_rーー‐‐- ｀⌒´ /￣ヽ＿
__ノ￣￣￣￣｀ ヽ__`-ー´⌒ヽ＿ノ .>
／￣ ヽ_ _ ーー ヽ_ .／
-
X ／
/ /丶 _, ,/'´￣￣｀ヽ、
十＋ ／ ' ,〃" ｀ヽ､ ヽ.＼
| /ﾉ / ｿ/ ＼,ヾ ヽ
|iﾚ ,ﾘ ⌒ ⌒ ﾘｿ ,i|
|i | ,从（ ＞） （＜）i'|!N
Ｙl ｿ⊂⊃､__,_,⊂⊃ｿﾘ 凄いお〜！
, -─ﾚﾉ､ ヽ_/ ノ!r⌒ヽｰ､
／ ,＿,（_/:::.:<＞★＜>（ ヾ､＿_ノ まるでお昼のように明るいお〜！！
`'⌒ ノ..:::.:.:.:| |:.: ヽ-ｨ´
/.:::::::.:.:.:.j､ l:.: . : . ＼
（::::::::::.:.:,'‐-ﾐ ヽ､.:_:_.:.ノ
`''-‐ｲ ､iヾ､,_＿,ノ
|,/.:⌒:） /
!、:::::/､ ﾉ
｀￣ iヽ_ｲ
....::::::::::::`ｰ::'::::::.....
＿＿＿＿
γ::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
／::::::::人::人:::人::::::::ヽ
γ::::::::::／_ノ ヽ､＼::::::::ヽ 眩し過ぎるぐらいですね。
（:::::::::／（ ●） （●）＼:::::::）
＼:／ （__人__） ＼ﾉ
| |r┬-| |
＼ `ー'´ ／
＊
／￣| + ／￣￣＼ +
｜ ::｜ ／ ⌒ ＼
｜ ::｜x （ へ）（ へ）─ .｜ .人
それは無尽燈に慣れていたから……。 ,― ＼ .（__人__） | .｀Ｙ´
だが、一度ランプをつけたら、もう無尽燈をつけられないな。 | ＿＿_） ::｜ . ｌ｀ ⌒´ .｜
| ＿＿_） ::｜＋{ .｜ 十
| ＿＿_） ::｜ { ＿ |
ヽ＿＿）＿／ ヽ、ヽ / ）|
｀`ー―‐'| ..ヽ|
ヽ ノ
-
| ＼
/ | ＼
/ | ＼＼
／ / | | ＼＼
. ／ / | | ＼
／ / | | |
／／ // | | |
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／（ ●） （●）＼ なんでも初めは眩し過ぎるんだお。
／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼ でも、ランプも西洋の学問も慣れれば同じだお！
| |r┬-| |
＼ `ー'´ ／
＿＿＿_
／ ＼ ／＼
／ （●） （●）＼ そして、いつかきっと、
／ ⌒（__人__）⌒ ＼ このランプも暗いと言う時が来るんだお！
| |
＼ ／
-
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| ─（ ⌒）（⌒）
| （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ
,| } ……確かに、そうかもしれないな。
／ ヽ }
く く ヽ ノ
＼ `' く
ヽ、 |
| |
,/.'´￣￣｀ ｰ- 、
／ 〃" ｀ヽ､ ＼ヽ
/ / ﾊ/ ＼ﾊﾍﾍ
| │ ｌ |ﾘ ／ ＼ }_}ハヽ
| ｜从 （ ●） （●）小N
. 丶（| ⊂⊃ ､_! ⊂⊃ノ
＼V j 'ｰ=-' jﾉ （お兄ちゃんたら、いつもはムスッとしているくせに、
/⌒ヽヘ,､ __, イ こういうことには、はしゃいでいるんだから……。）
ｒ ヽヽ:::::::|ヽ`ー'1ｰヽ、
| Ｖ:::::::::::∨yヽ/:::: /,1
! ノ {:::::::::::::: ヽ／::::::::: ｙ i
.|⌒`'､_:::::::::::::::::::::::::::::::: } !
{ ￣''ｰ=ﾑ::::::::::: ｨ. i
ゝ-,,,＿＿＿＿_）--,, /
>:＼__ ｨ
|ヽ:::::::::::::::::"'ｰ‐-'
-
／￣￣＼／￣￣＼ ‐-､
､-‐‐ /ﾉ ヽ､_ _ノ ＼ __＿,ノ-､
､- !､,＿_ （●）（● ）- -（ ●）（ ●） __＿,,ノ
!､,＿___ （人__） 彡 （__人__）
|⌒´ ｀ ⌒´ﾉ
| 彡 } ところで、やる実。
ヽ / 母さんの重湯はどうしたんだ？
ヽ ﾉ
> <
| |
| |
-‐ '´￣￣｀ヽ､
／ ／" ｀ヽ ヽ ＼
//, '/ ヽﾊ ､ ヽ
〃 {_{ ─ ─ ﾘ| ｌ │ i|
ﾚ!小ｌ（ ●） （●）从 |、i|
ﾚ⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉ/ カーチャンはもう沢山だって言ったお。
ヽ、 ゝ._） j /／
ヘ,､ __, イ／
／ ∩ノ ⊃ヽ､
( ＼ ／ ＿ノヽ |
. ＼ “ ／.__ ノ .|
＼ ／＿＿＿ .ノ
-
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| ─（ ●）（●）
. | u. （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ 困ったな。
. | }
. ヽ } ちっとも食欲がないのか。
ヽ ノ
i⌒＼ ,__(‐- ､
l ＼ 巛ー─;＼
| ｀ヽ-‐ーく＿）
. | l
＿＿＿＿
γ:::::::::::::::::::::::::::ヽ、
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
（::::人::::人::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
ええ、なんだかこの石油の匂いが……。 /─ ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::）
（-） u ヽ:::::::::::::::::::::::::::/
……旧弊人の証拠ですね。 （__） ヽ::::::::::::::::::::／
_rーー‐‐-､ 彡彡 /￣ヽ＿
__ノ￣￣￣￣｀ ヽ__`-ー´⌒ヽ＿ノ .>
／￣ ヽ_ _ ーー ヽ_ .／
-
┌─────────────────────────┐
│それきり、私達は言葉少なに箸ばかり動かし続けましたお。 │
└─────────────────────────┘
＿＿＿_ ／￣￣＼
／ ＼ ／ ヽ､_ ＼
／ ─ ─ ＼ （─）（─ ）─ |
／ （●） （●） ＼ （__人__） |
| （__人__） | |r┬-| |
（ （ ＼ ）⌒´ 。 ,／ ＿ n＿_三'´ |
＿ n ー‐ ＼ -(ミ>＿_[__] ﾉ
／-(ミ>二＝=＿＿__とｰ､ヽ i i ヽ ノ
i /ヽﾐ/ .∨////// i | i＿|＿とｰ､ ヽ
i/ | ヽ､＿_ノ ヽ| ヽ＿__/) ＼ / |
.〈 | ゝ＿,,へ ﾉ ゝ＿,,へ ＼ ﾉ
-‐ '´￣￣｀ヽ､
. ／ ／" ｀ヽ ヽ ＼
//, '/ u ヽﾊ ､ ヽ
〃 {_{ ＼ 、／,ﾘ| ｌ │ i|
ﾚ!小ｌ（ ●） （●）从 |、i| ,'´￣￣｀',
ﾟ ,,､,ｒ-'⌒⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉ/' o ,! ハ ハ !
｡ ﾟ ｒ-'⌒`ー-'´ヾﾍ |ｒ- ｒ､/u /!/ / ｡ ･ﾟ ｌ フ ム .ｌ
ヾヽ､＿,,,､-､/ミ,ヽヽ ノ_, -イ-､＼ ∠ ハ ッ ｊ
ー = ＾〜､￣r'´￣｀''ｊヽ､ 〃ヾ ﾟ ｡ ヽ フ /
ｊヽｊｖｉ､人ノｌ__. / / ヽ´｛ミ,_ ￣｀'''-ヽヾ ｀￣￣
） ハ ７ / / ｀'＝'´ｌ ￣ｉ'-､＿,,ﾝ ﾉ ｡
） フ て. / / !。 ｌ ｌ - ニ
７ ッ （ _＿ヽ､__ｌ ___ .!。 ｌ＿_ｌ__,-=-,＿＿_
） !! （ ,-＝-, ∠ヾゞゝヽ ,-≡-,ｌ ｌ-=二=-,
＾⌒~＾⌒＾~⌒＾└==┘ ￣￣￣ ヽ==ﾉヽ=ﾉ＼＿_／
-
┌────────────────────────────────┐
│しかし、母は思い出したように、時々ランプの明るいことを褒めたのですお。 │
│あの腫れあがった唇の上にも微笑らしいものさえ浮かべながら。 │
└────────────────────────────────┘
＿＿＿＿＿
γ::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
γ:::::::::::人::::人::人:::人::::::::ヽ
（:::::::::::／ ⌒ ⌒ ＼:::::::）
＼:／ （⌒） （⌒） ＼ﾉ
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ／
／ ー‐ ＼
.
-
┌──────────────────┐
│その晩も皆休んだのは十一時過ぎですお。 │
└──────────────────┘
ﾟ．；・ ‘ ． +
+. 。・ ,-ｰ 、
・ ；・． （ ⊂,
：’ ・' `ー' ．
∵’ ・
・ ．
． __,,,,一'''''~~~`-,,
_,,,-''''~ ~・、 ,,-^ー,,,,
_,,-''~ `_,-'~ ~~ー, 、
~ A A ∧ ∧ -,, '~ '' -ー,,,,____
/ )/ ⌒´丶 ~`ー,,,,
( （ ） ,,,、。、十/i~i~i~i#: ~~''--,,,,
`'~`'''`'`'`~'~~`~'`'`''''”`'`'~`~'~`”'`'`~'~~`'`'`~'~'~'~~'`'`'`'~'~'~``'`'~
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. ＿＿
-‐ ´ ￣ ｀ヽ （眠れないお……。）
＿＿ ＜
. ／ - ｧ―-∩ ユｚ Ｚ／⌒`ー--―――――-- 、
/ j´ ● ∪ ｀'l７´ 〃 ｀ ‐-、
ｉ ／ !' / ヽ
| く ｱ}.. / ＼ ＿＿
_ヽ ＼| ● ∩ ｀7 / ヽ ヽ
f ⌒ヽ ヽ ヽ ∪ ﾉ ゝ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ }―--､
人 ＼ ヽ｀￣´ヽ ‐- イ_{ ／ }
/ ＞ ＿ ｀￣｀¨¨´￣, ヽ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＜ ／
{ ｀￣￣￣´ ＿＿＿＿ --――＜
｀ ―-- ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ -― ´
-
_... - ‐ - .
,ｨ' ｀ .
＜⌒ ､ ヽ
／ ヽ. .
／ , ,,､..xｒｯｯ-、 } i
´７ / ／ ） 人, l （ううん、そうじゃないお。
| ! / . ´ 1 | |
ﾚ'| Ⅵ ＿＿ ヽー‐-- |ﾉ } | 眠ったらすぐ明日になっちゃうから、
| l｀x斥ﾃ、 f斥=ｭ | ﾉ、 ∧| やる実は眠りたくないんだお。）
|/＼∧｀¨´ , ｀¨´,,,. | /_ﾉ ./ ｀
´ |rﾍ'"゛ _ l/ /∨
. ′ ﾄ . ´ ` .ｲ' /
｀V＞ .__ . イヽ∨
-‐ '´￣￣｀ヽ､
／ ／" ｀ヽ ヽ ＼
//, '/ ヽﾊ ､ ヽ
〃 {_{ _ノ ' ヽ_ ﾘ| ｌ │ i|
ﾚｌ小oﾟ⌒ ⌒ﾟo从 |、i| （お兄ちゃんは雛を見たいと言うなと言ったお。
ﾚ⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉ/
ヽ、 ⌒´ j /／ でも、やる実はもっとあの雛と一緒にいたいお……！）
ヘ,､ __, イ／
ｒ ヽヽ::::::|ヽ`ー'´,1ｰ:::::ヽ、
{ Ｖ:::::::::∨yヽ/::::::::::／,1
-
-‐ '´￣￣｀ヽ､
／ ／" ｀ヽ ヽ ＼
//, '/ ヽﾊ ､ ヽ
>‐'つ ノ ヽ､ ﾘ| ｌ │ i|
／.ノ :ｌ（ ●） （●）从 |、i|
! }／ﾞヽ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉ/ （皆は寝てるんだし、コッソリ一人で見てしまおうかお？）
｛ (´／ヽ.) ⌒´ j /／
ヽ( ｲ- ）ヘ,､ __, イ／
＼ ｀ヽ:::|ヽ`ー'´,1ｰ:::::ヽ、
〉 ）::::∨yヽ/::::::::::／,1
/ ノﾉ:::::::::ヽ／::::::::::: r" /
/ ／:::::::::::::::::::::::::::::::::`:ｙ ゝ
-‐ '´￣￣｀ヽ､
／ ／" ｀ヽ ヽ ＼
//, '/ ヽﾊ ､ ヽ
〃 {_{ ＼ ／ ﾘ| ｌ │ i|
ﾚ!小ｌ（ ●） （●）从 |、i| （そうだお！
ﾚ⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉ/
ヽ、 ゝ._） j /／ あの中の一つだけ、どこかに隠しちゃえばいいんだお！）
ヘ,､ __, イ/／
,ｒ--'⌒)::|ヽ`ー'´,1ｰ:::::ヽ、
ﾉ /｀Y´ﾄ､-､ yヽ/::::::::::／,1
', ﾞ 〈 l l 〉／::::::::::: r" 〈
. / へ ヽ
/ // ｀ ‐- 、 ヽ ヽ
〃{ | し ｀ヽﾊ
| | ヾ! ヽ
| | | 、＿, -‐-､} （……駄目だお。
|/.| { ,-―'′ ＿ | {、
/ | ' 、＝ヽ し ｲ´⌒}｀ヾｲ lﾍヽ そんなことをしたらトーチャン達にもの凄く叱られて、
| ヽｲ } 乂_,ﾉ | | } きっと張り倒されるだけじゃすまないお……。）
| .| 乂_ノ Ti|| { ﾘノ
| ' ⊂⊃ | | }
}ﾍ ⊂⊃ ヽ | } ./
ヽ 八 u ヽイ｀ T´ u ∨ ﾘ | 八/
ヽ ヽ └ ┘ ／} 从|⌒ヽ
＼ ヽ 、 ／ ! イ ヽ
.＼/＞ へ ＿, イ ハ ＼
-
┌─────────────────────────────────┐
│私は正直に、その晩ぐらい色々恐ろしいことばかり考えた覚えはありませんお。 │
└─────────────────────────────────┘
（⌒） ＿＿＿＿ ／ ^⌒） ＼ ＿ l l
γ⌒ ヽ ／ ヽ ／／／＿ノ ヽ /
ゝ 、 ヽ ＼ ／ ⌒＞ ＿＿＿ヽ つ 十十ｧ
） ヽ ＼. ／ / ／"´ ｀゛＼ ＼ヽ ＼ ― 、 |
（＿ノ ＼ /.. | ／ ＼ ／ ヽ ヽヽﾊ_） ヽ ヽ 、＿ ―ｧ
ム |／ ◎ ◎ ヽ } |、_ [ ／ ―ｧ ⌒）
{ | （ノ （_） } / .} | ⌒ヽ ／ ⌒） ￣
／ ／. | |⊂⊃ ⊂⊃ .| 「 イ } ￣￣￣／ ￣ 二
／ ヽ | 人＿,､_ ィ } }. / -r' .／ {_ノ ノ
／ ムゝ {、 {＿|＿|__」 ./ へ!/ / ヽ ／ ￣/
／ ＞-―へﾍ! ヽ ＿＿＿＿＿_ ／⌒ ｲ r┐ } ￣￣/ （＿
／ ／ ゝ ヽ ﾉ ヽ／⌒ヽ/ | }―――' ヽ{ }ノ / _}＿i__
／ ／ ／ } } ィ ヽ/ ヽ＿_」_」 ／. / ! !ノ
／ | 「ヽ＿／ /、 ） ／／ ／ / ￣< 十
／ | } / ≧=--┬=≦ ／／／ ／ ￣￣/ （＞’（ﾉヽ’
┌──────────────────────────────────────────┐
│「いっそのこと、火事になってしまえば……、 │
│アメリカ人や丸佐屋のハゲがコレラにでもなってしまえば、雛はどこへにも行かないですむのに！！」 │
└──────────────────────────────────────────┘
┌─────────────────┐
│――そんな空想が浮かんだのですお。 │
└─────────────────┘
-
┌────────────────────────────────┐
│しかし、まだそこは子供ですから、 │
│一時間経つか経たないうちに、いつの間にかウトウト眠ってしまいましたお。 │
└────────────────────────────────┘
＿＿＿
￣￣ ＿＿＿＿ , -――┐
＞ " /￣ヽ ＿＿＿ ＜乙 /
／ ￣ { {ﾍ_ｨ ⌒ヽ 乙
／ ／ ! ヽ-‐ へ ＞ ∨ 乙
＿＿＿ ／ / ／ ヽへ ＼ ヽ ∨
／ ／ /{ | ⌒ ⌒ ヽ } } ヽ
´ / ﾑ |、＿ノ 、＿ノヽ/ ﾘ ＼＿＿＿
/ ,ィｨ.{. | } {ゝ ）
/ / { |⊂⊃ ⊂⊃ |―＜ ／＿＿＿_
/ , -'´）へヽへ｝、 ､__,､__, イﾍ厂ｿ ヽ￣￣￣ }
￣￣￣￣´ /（ ￣￣￣￣￣ ノ
、＿＿ 、＿＿＿＿＿ ／ ヽ ＿＿＿ ／ ＿＿＿／
｀ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ＿＿／￣
＿＿＿ ―― ￣
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{ /＿／￣ ／/ { ∨ ﾄ＼ ∨ _, - ∨∧
. /. ＿／イ /{ | ／￣∨ ＼ヽ ∨气 }{ノ. ∨∧
j / ￣￣￣´/ | { | ´ _ ∨∧＼ヽ ﾊ ﾍ }. |. }//} すうすう……。
＿ { ＿__{ | | | _ ' ｨ'〃∨} ∨v } ノ |. |//|
￣￢{ _{ ハ ヽ ﾘ´ ｲ'´ i l とつ} ハ . l {. }//,
＼ ＿／ヽ/ } ゝ r- |/ } |ヽ ＼ { ＼ ＿_ノ/＿
/ / ./{ ＼ 〃} l | ＼ ＼{ゝ￣＿＿ -┴} ＼
‐- {. /／八 } '!（ ヽ ＿ -r ∧.} ヽ ｝＞＜＼＼/ /.. ￣＞＜
⌒ ＼人 イ ∨}＼ とつ ヽ_／ ///'! ＞へ ヽ＞￣|＿＿ -＜ ￣￣＞＜＿＿
. イ }. ヽヽ-ヽ ≧=--} i‐--- ////, ＿ _ ! ＼/二二⌒} ＼ ￣￣＞＜
. { l / ＼） ＿／ ヽ¨¨￣ ヽ } } ＼ ﾍ ／. ヽ
. | { / ＿＿ ／ ￣￣ } } { } // ∨ { ./ ／/ ム }
. 人 i... ／￣￣￣ | | ＿＞―＿-- ＿ ∨//. ∨{ { l ﾘ／ ./／＿＿＼/
）_,＼}＞＜ ＼＼ 廴二／＼ |. ￣￣￣＼ ∨ /八 v / .／￣ | ヽ
/´⌒¨´ ＿＿. | | ＞＜ ヽ{ ◎. ヒ⌒＼ ／ |∧
. /7 | | ｀ | ￣￣￣￣￣￣ .γヽ＼ ヽ ／ {＿ （ / |//〉 .}
. | } | / / 乂ツヽ＼ ∨ ‐ ´ ￣＼ |／／
-
ゴソッゴソッ＞
＿＿＿
／ ヽ
/ ＼＞ ﾁﾗｯ
/ ／"´ ｀゛＼ ヽヽ
{ ／─ ─ ヽ } } （ムニャムニャ…なんだか物音がするお……。
へ ム | （ー） （●） ヽ .l 鼠か泥棒かお？）
r-――{ー .＞―{ ⊂⊃ ⊂⊃} |
（フT￣￣ ヽ （ ヽへﾊ! ､__,__, ／v!―― 、
￣￣￣￣｀ヽゝ― 、―-</ ≧=- ＿-=≦（{―――＜
￣￣￣≧=-―’
-
. l 冫.ー く
l l ﾉ!
l ｀ー‐ f ｒ'
l ﾉ'
! /
,' /
￣ ｀ー - /
｀ ､ /
:.:.:.:.:.:... ､ ／
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.. .:.:ヽ _ ´
ー- :.:.:.:.:.:.:.:.. ..:.:.:.:.:.:ヽ
｀ ､:.:.:.:.:.:.:...:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
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..:.｀:.:､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
..:.:.:.:.:.:.:.｀:.:､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./
ｒ'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'ヽ
） （
（ トーチャン……？ ）
） なんでやる実の枕の傍で座っているんだお？ （
（ ）
丶〜'⌒'〇'⌒'〜⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'´
Ｏ
o
ﾟ
.
-
∩
. {::} ＿
/:;;:ヽ. ,.:'::;;;;::ヽ
. l| |! 〈:::l ｌ:::〉
,.r┬ゝ-ｲ‐r┐､ ゞゝ-ｲ:<
/ | 「l "~" | .| , ヽ ／ ,ﾞ-‐-"､ ＼
ｌ. ヽ,|」 l／ l / ､.＼__／_, l
. | ﾉr'r:＝zく .| l 77-'-ヾ.､ ヽ.
〉､.// .|| ||ﾞヾ.､ ./､ / // ,へ ヾ.､ ヽ
. / //ー|Ｌ,,」|―ヾ.､ l // / ヽ,ヾ.､ l
＿＿l,,_/,/＿_二二＿__ヾ.､,l,,_/,/_/＿＿__ヽ_ヾ.､ﾉ＿＿
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＿/ / { ⌒ ／ ⌒ ヽ ＼
/￣ { / ./￣ / / { .! ／ | ヽ
} /￣ （ .／ ∠. l ┃ ┃ ヽ .| ｉ
/ { } ／ / { { .l ｲ ┃ ┃ ヽ } ヽ
. ＿/ ! _, -ゞ／ ./ / { | | ヽ | ヽ （あっ！お雛様だお！！）
/ ´ ／、_ィ i | ', ! |⊂⊃ , - 、＿ ⊂⊃ ', l ヽ
./ ﾉ ／ﾉ } ,' } }ヽ N / ゝ } }- 、 ヽ
' ／￣´ i / ./ :/γ￣}へ ＼ { 、 { j ﾉ / ヽ ＼
（ _／ ヽ ／ ./__{ ヽj ヽ! ≧=‐- ＿ノ＿＿ -=≦ゝ/ ヽ ｀' ー― 、
. ヽ / ＿ ／ / , ＼ | ）―-- ＿
―――＜ / / ＼ } ト j、＿＿＿ ／ ￣ ―--―-￣￣￣￢ ―-- 、
／ { ）{ ヽ ／ ￣つ ヽ
―――――=＝＜ ヽ ＿ ｝￣ヽ ＿r―‐二二＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ― '´ /
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│夢かと思うというのはああいう時ですお。 │
│私は殆ど息もつかずにこの不思議を見守りましたお。 │
└───────────────────────┘
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/ | 「l "~" | .| , ヽ ／ ,ﾞ-‐-"､ ＼
ｌ. ヽ,|」 l／ l / ､.＼__／_, l : : : : : .
| ﾉr'r:＝zく .| l 77-'-ヾ.､ ヽ. : :.
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/ //ー|Ｌ,,」|―ヾ.､ l // / ヽ,ヾ.､ l :. .:
＿＿l,,_/,/＿_二二＿__ヾ.､,l,,_/,/_/＿＿__ヽ_ヾ.､ﾉ＿＿ : : : : :
｜ ||〈〉|| ||〈〉|| ||〈〉|| ||〈〉|| ||〈〉|| ｜
｜ ||〈〉|| ||〈〉|| ||〈〉|| ||〈〉|| ||〈〉|| ｜
┌──────────────────────────────────────────┐
│覚束ない行燈の光の中に、象牙の笏を構えた男雛を、珊瑚が入った瓔珞が垂れた冠を被る女雛を、 │
│右近の橘を、左近の桜を、柄の長い日傘を担いだ仕丁を、眼八分に高坏を捧げた官女を、 │
│小さい蒔絵の鏡台や箪笥を、貝殻尽しの雛屏風を、膳椀を、画雪洞を、色糸の手鞠を、 │
│――そして父の横顔を……。 │
└──────────────────────────────────────────┘
-
┌──────────────────────────┐
│夢かと思うというのは……、ああ、それは前にも言いましたお。 │
└──────────────────────────┘
┌────────────────────────────────────┐
│しかし、本当にあの晩の雛は夢だったのでしょうか？ │
│一途に雛を見たがったあまりに、知らず知らず造り出した幻ではなかったでしょうか？ │
└────────────────────────────────────┘
☆ 。 ； ’
゜･｡゜゜. . ’
。. ； ； 。
,.
☆ . ::゜.゜。･゜゜゜゜
+ : ::.゜｡ ゜･｡゜゜.
☆
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゜･｡゜゜. . ’
゜。. ；
☆ 。
。 ☆ . ::゜.゜。･゜゜
； ’
｡ ゜･｡゜゜. . ’
。☆ ･゜゜゜。. ；
.゜｡ ゜･｡゜゜. . ★ ･゜゜゜ . ,.
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ☆ . ::゜.゜。･゜゜゜゜ 。 ・
./＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ + : ::.゜｡ ゜･｡゜゜. . .
/ /＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ 。 : ::.゜ ゜ ゜゜｡･｡゜゜... ﾟ
./ / /＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ． .: ::.゜゜゜゜･゜ +
/＿/＿/__. ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼
┌────────────────────────────────────┐
│私は未だに、まだどうするかというと、私自身にも本当かどうか返答に困るのですお。 │
└────────────────────────────────────┘
-
┌────────────────────────────────┐
│しかし、私はあの夜更けに独り雛を眺めている歳を取った父を見かけました。│
│これだけは確かですお。 │
└────────────────────────────────┘
＿＿
／ _ﾉ＼
/ ─（●）
| （__人）
| ｌ
. | |
. ヽ ﾉ
ヽ /
/ ヽ
| |
|. |
┌──────────────────────────────┐
│そうすれば、たとえ夢だとしても別段悔しくは思いませんお。 │
│とにかく、私は目の当たりに私のように歳を取った父を見たのですから。 │
└──────────────────────────────┘
┌──────────────────────┐
│女々しい、……その癖、厳かな父を見たのですから。│
└──────────────────────┘
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┃
「雛」の話を書きかけたのは何年か前のことである。
それを今書き上げたのは滝田氏の勧めによるのみではない。
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ｌ ./丶､_＿_._.ﾉ┬―-､.. ;;ﾝ'
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l.／ `''､ l＿)ー'ーｰ- ..,,＿__, ＿,,..
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┃
同時にまた四、五日前に、
横浜のイギリス人の客間に古雛の首を玩具にしている紅毛の童女に会ったからである。
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／／＼＼
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━───────────
┃
今はこの話に出て来る雛も、鉛の兵隊やゴムの人形と一つ玩具箱に投げこまれながら、
同じ憂き目を見ているのかも知れない。
. ┃
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,.r┬ ──r┐､ ＿＿
/ | 「l "~" | .| , ヽ ／ ,ﾞ-‐-"､ ＼
ｌ. ヽ,|」 l／ l / ､.＼__／_, l
. | ﾉr'r:＝zく .| l 77-'-ヾ.､ ヽ.
〉､.// .|| ||ﾞヾ.､ ./､ / // ,へ ヾ.､ ヽ
. / //ー|Ｌ,,」|―ヾ.､ l // / ヽ,ヾ.､ l
＿＿l,,_/,/＿_二二＿__ヾ.､,l,,_/,/_/＿＿__ヽ_ヾ.､ﾉ＿＿
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＿
ｒ ,.:'::;;;;::ヽ ≧s｡
r ､ 〈:::l ｌ:::〉 ≧s、
ヽ ｒ ､―r ゞゝ-ｲ:< ― ﾘ
∩ ヽｒ "¨ ＼ ￣ !
{::} ￣￣ ￣￣ ｉ￣ l!、
/:;;:ヽ. 〈 ＿ ,, ''”!
l| |! ｌ ｌ
ゝ-ｲ ハ ＿.: ,, ''”l
ｌ l
おわり
-
以上です。最後まで読んでくれてありがとうございます。
「雛」は折檻など現代に合わない言葉が出てきますが、ホームドラマらしくて好きな作品です。
滝田氏とは、芥川など作家達を育成した中央公論の記者だそうです。
カーチャンは結局手術するのかどうか、あやふやになっていますが、原作でもハッキリとしていません。
明治初期の医療事情はサッパリ分かりませんが、
ただ、その後にランプを購入するなどの余裕があることを考えると、手術ができないというのは不自然な気もするので、
今すぐは無理でも、いつかするのだろうということにしました。
-
乙乙
-
乙
時代の空気を感じさせた作品でした、ありがとう
-
おっつおっつ
-
投下させてもらいますね
タイトルは「トイレの神様」です
-
っ
__「ヽ っ
入≫:|-‐…‐- 、 x―‐, っ っ
. 〃 ｀ ´￣ 《: :≪ っ
/￣＼ ／/j ! l ﾄ､ |￣ 、 ＿_
弋__: : .:＼^ jﾉﾚ'ﾚ'八 /ル'ヽ!∨ﾄ,} ､ ＼／.: : :/ う〜〜トイレトイレ
. 〉＼: : ＼ ﾉ! ＞ ∨く (ψ) }l!ﾉ! ヾ／.: : : :./. 今 トイレを求めて全力疾走している私は予備校に通うごく一般的な女の子
. 〃 ＼: : ＼| ｀¨ ´ ! i! ／: : :.／∨ 強いて違うところをあげるとすればもう限界ってとこかナ── 名前は薔薇水晶
. , ＿〃 ｜ ｜ ＼ ,人''' △ '''''' 人／: : :.／＼＼
|∨´ ! l / ＞ ＞ -----=＜／冫: : 〃|! ll! ＼＼
| | ≠´＿__ﾐ、:及 〆冫 _ ﾆ=‐- |! ll! } }
N ,＿ ´: :／ 丿 |: :`У: : / `丶: : :.:＼ / |
|! |: : : :.:／!! |: : :.〉: :/ l l }＼ : : ＼ヽ, ﾑ
i! 丶_／ ﾘ ∠＿___ 人 | | ヽ: : / j厂
ヾ ／ ¨ Y´ ∨
| 彡
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, ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ＿─ ＿─ .|＿|__.|＿|＿_
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;＿─ ＿─ ＿＿＿＿＿＿|＿___.|＿＿|_
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ＿─ ＿─ _-i-´|＿＿|＿＿|＿_|＿|__.|＿|＿_
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ＿─ ＿─ _-´ i_-´￣ .|＿|＿＿|＿_|__|＿___.|＿＿|_
; ; ; ; ; ; ＿─ ＿─ __ｨ-‐二_!-‐|__,-‐i‐´|＿＿|＿＿|＿.|＿|__.|＿|＿_
;;;;;;＿─＿─ |-´二|-‐i´´＿,-┴´.|＿|＿＿|＿＿|＿＿.|＿＿|_ そんなわけで
; ; |∠二_ｪi二二|二|コ＿,-‐´´´_|,-‐┬´|＿＿|＿＿|＿|＿_|__|＿|＿_
; ; ; ; ; ;|_ｨｺ二ｺ二ｺ.|＿,-!-‐i´´＿_,-┴´|＿|＿＿|＿＿|＿＿.|＿＿|_ 帰り道にある
; ; ; ; ; ;|二|コ二エﾆ|__!-┬´´´__|┌─┐|＿＿|＿＿|＿|＿|＿|＿|＿_
; ; ; ; ; ;|┴|‐┬┴┬|i─i￣コ＿__.| ● | .|＿|＿＿|＿＿|＿＿.|＿＿|_ 公園のトイレに
; ; ; ; ; ;|ェ.|二二|二ｺ|●|エ＿＿|_| ▼ |.┤＿__|＿＿|＿|＿|＿|＿|＿_
; ; ; ;|エ|二|二二|_|▲|＿_|＿__└─┘|＿|＿＿|＿＿|＿＿.|＿＿|_ やって来たのだ
; ; ;;|┬|┴┬┴┼┬┴┬─┴‐┬‐┤＿_.|＿＿|＿|＿|＿|＿|＿_
, , , ; |二|ﾆｴ二コｺ二￣|￣─┬‐┴--|＿|＿＿|＿＿|＿＿.|＿＿|_
; ; ; ; ; ;|二|‐┬┴┬|__|二￣|￣￣￣T‐-|＿＿|＿＿|＿|＿|__.|＿|＿_
; ; ; ; ; ;|┴|二コ二コ＿＿|￣￣T ─┴-.|＿|＿＿|＿＿|＿＿|＿＿|_
; ; ; ; ; ;|エ.|‐┴┬┴|┴-t_ﾆ|二￣─t-__|＿＿|＿＿|＿|＿|__.|＿|＿_
; ; ; ｀─_｀｀━━━┥┬､|＿_ T─┴-.|＿|＿＿|＿＿|＿＿|＿＿|_
; ; ; ; ; ; ; ;─-＿ ﾞﾞﾞﾞiiiii,,,,,,,| ￣｀─-＿.|＿＿|＿＿|＿|＿|__.|＿|＿_
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ─-＿_ ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞiiiiiiii,,,,| |＿|＿＿|＿＿|＿＿|＿＿|_
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', lllllllllli ,.-‐''´ ｀ﾞ´
', illllllllli _ ,.／ ､ _,.-
i,. illllllll（_ _ ,.／. ｀ヾ, _ ,.‐ ''´
. i, illllllllli／￣ メ ,. - ''´
. i, illlllllr'‐'''""~~"''‐,,. ｀ ゝ_ _ _ ,.- ''´
i, illll!' (| i ｀ 、 ｼ｀ ／'.,
i, illｌ "" 、 ./ ／;;;;;;;;',
. i, illi､ i,.' ／;;;;;;;;;;;;;;;;i
i, illllllli､ / .-''´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!
. i, illllllll| ~"'=‐--‐''´''´ヽ､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,'
i, illllllll| ｀::::;;;;;;;;;;;;;.'
i, illllllll|
/ヽ/メ|＼ミ＝==/ ｀￣ ＼
./／=彡|ノ:! ミヽ
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イ /: ∨ / / l ′ ヽ ‘
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.:′ ′ :| | :| | | }
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:/ :/ : :|: l :! 乂/ソ Y７;r〜L从 /
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人 ヽ、 ／ ,人
ヽ＼ ￣￣ ／/
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: :.l: :l:! ´^＾´￣￣` ∨／⌒Y､::/:.／:.:.:j://:Y⌒>く :〉: : : ふと見ると便器に一人の若い男が入っていた
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ア≧ミﾐ:､ " ,j }}ノ"孑ﾚヽ'1､/} / }
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_弋_ﾟ辷'ン_:::::::::::::::´ ゞ､,ト-ｒァ'' //ノ!ﾚ､ ＼
￣￣"´ ゝ.ニﾆア<ヽ.{ ∨ヽ ヽ
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/l Vi}. ／ （●） （●） ＼| やる夫はトイレの神様だからだお
|/} ||.| （__人__） ||
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人 ヽ、 ／ ,人
ヽ＼ ￣￣ ／/
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月 ヒ /i::/「 l::l孑卞、＼ !::/ 辷{､､,,}/:l ﾞl´{lソ}/}､ ﾞ}::ｲ:./:/
ノ l ヽヽノ /:::l/:l ./l:!;;;::;ﾍ;', ﾞ' ﾍ｀ﾞl､ ﾍ ﾞi,}ﾆ'ソ/ ﾉ|/: :|/|/:
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/l Vi}. ／ （●） （●） ＼| 変態ではなくてトイレの神様だお
|/} ||.| （__人__） || 間違えないで欲しいんだお
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|/ ￣ヾﾐ／ ー‐ ＼
人 ヽ、 ／ ,人
ヽ＼ ￣￣ ／/
{ ＞＝＝＜ }
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∨ ＼ヽf:!z - ― ‐ -f:!7 / , { ／／
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＿ヽ / / V / .l／
＼ ( ' |､ |.! V
∠ ヽ{从从ヽ八 ＼从从ｲﾊ /} そんなのどうでもいいから早く出て行ってください！
| | ○ Vヾ:f薔}7ﾉｲ |
| | ::::: ＿＿::ゞ=’ヽﾘ .!
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l_l | ヽ,.└―┘ ｲl |
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}ミ! ′ ／ ＼ ﾞi
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/l Vi}. ／ （●） （●） ＼| そうはいかないんだお
|/} ||.| （__人__） || やる夫はトイレの神様なんだから出て行く訳にはいかないんだお
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|/ ￣ヾﾐ／ ー‐ ＼
人 ヽ、 ／ ,人
ヽ＼ ￣￣ ／/
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／／ ヽ | |从八从ノ ＼ l|::::∨: :.Y⌒ｰ!ｲ::::ﾄ ﾘ ／
／／ l ＼ l! ￣￣ ヽ{＼::ヾ:._ji_.:イV::::::} ＼/ / 神様だかなんだか知らないけど限界なの！
/ / | ! ー──‐z `ー───チ＼: { 〈 だから出て行って！
{X7 .| } ／ _ ''´￣ヽ xxxx ヽ＼ ヽ
ヽ ＼ .|! ﾘ ／ _ ''´ ＼ V∧ ＼
＼ ＼ 乂从} 〃 / ヽ }: ト
ヽ ＼ / /xxxx ,' ､^v ^! ! /! :}:. `ー
＼ ヽ / / ! ヽ_,ﾉ | イr‐ｲl|
／ ／ / .从 ヽ ﾉ ／⌒ﾌ/} l| ＿＿
／ ／ / >､ ヽ ＿/zイ:./∠_: :| :lﾚ: ´: : : :
／ ／ ./ ＜: : : :＞zt=γ⌒ヽ , ''´ , Y」/: :／ゞ／: : : : : ノ
/ / / ﾄ､: : : : : :く弋_人 ヽ-''´ ,, ｨくｲ:∠;_／: : : : : : : }
/ / / ゝ:＼: : : : :{⌒:.くr＞ イ､: :7:.r､: : :/）: : : :_-､_ノ
/ / / . : : }⌒:ヽ: : :.ゝ: : /人＞イ!＿__ ﾊ:∧ﾉ: :∠: : : : : : :
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/l Vi}. ／ （●） （●） ＼| だからやる夫はトイレの神様なんだから出て行く訳にはいかないんだお
|/} ||.| （__人__） || 出て行ったらトイレの神様じゃなくなっちゃうじゃないかお
||ｌﾄ,__ || ＼ ｀⌒´ ,／i
|/ ￣ヾﾐ／ ー‐ ＼
人 ヽ、 ／ ,人
ヽ＼ ￣￣ ／/
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／/ ′ | |＿}／ .:/_ｨ命ｯ,∨ .| ＼
∠ィﾑｲ | ´从人)＼ 八｀マZｿ.' ∧ ＼
八/! 八/ ,ィ ￣ ∨ ＼∨/! .ｲ､∧ 〉 神様でなくなっても一向に構わないわ
/ |∧ ∨{ ＿ノ j/f7l} ∧ /. もう限界なんだからとっとと出て行って！
. / .!. Ⅵj从 |||l |ノ､ ､ 〈
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/l Vi}. ／ （●） （●） ＼| 限界だったらそのまますればいいじゃないかお
|/} ||.| （__人__） ||
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人 ヽ、 ／ ,人
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／／ | .: | 卞二士{ l `ﾒ士ｾl l| ＼＼
／／ ,′ .: | 代 { ﾘヾ､j/{:fﾖz:ﾊ/l′ ＼＼ あんたがいるのに出来るわけないでしょうが！
＼{ヽ / .: j lﾍ lllll¨ '" ゞ=ﾁ | ﾑｲ
＼＼ ./ .: Ⅵ.::ゝ ′ ﾒ | ／ノ
＼＼' .: ,rzⅦ､ － ィ ! ／／
＼＼.:: （ iゝ‐ｚ ＞ｘ イ |:. ﾍ ／／ ＿_
./__＼＼ 〉￣ﾄ 辷ﾗ七彡 :!::.. ﾊ ￣￣７ /
ハ￣￣￣`ｰ"-: :ヽﾆユ辷ﾗｿ､．-―ｚ､ﾊ / /
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. /く＿ : : └──z: : : : : : : : :《ｨ泌>: : : : ヾ､ﾊ / /
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..:: ム: : : : : : :イ／: : : : : : : : : :￣）: :ヽ: : く :. ＼＼
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/l Vi}. ／ （●） （●） ＼| やる夫はトイレの神様なんだから遠慮しなくていいお
|/} ||.| （__人__） || さあ、思いっきり用足しをするといいんだお！
||ｌﾄ,__ || ＼ ｀⌒´ ,／i
|/ ￣ヾﾐ／ ー‐ ＼
人 ヽ、 ／ ,人
ヽ＼ ￣￣ ／/
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|l!1!｜!l ／.／ﾚ′i , |￣｀ ｰ- ､_ ＼ :| ＼ :! ! ｜!l｜!l!
|l!1!｜!l . ／ / l￤ ! | _∠三ミヽ ､ヽｌ ヽ| l : .｜!l｜!l!
|l!1!｜!l . / / .l￤ ! | ,メ´r' ／,､｀ヽ ﾐ弍=- - ＼ ﾘ∧ .｜!l｜!l!
|l!1!｜!ｌ ,' ! ..l￤ ! |〃ｲ i: : :|l|: : ! ヾヽ ﾊ,!;; !_,... .｜!l｜!l!
|l!1!｜!l ヽ ､_.ヽ l￤ ! | ヾ! l: : :|l|: : ! :::::::. ,,. ｜!l｜!l!
|l!1!｜!l | ＼ヽ l￤ ! | ヽ ヾ; :__;.ノ ,::::::::::.. ｜!l｜!l!
|l!1!｜!l |. )ヽ l￤ ! | .,_ ,. -',. -ｰ :: ｜!l｜!l!
|l!1!｜!l |!. ／ 〉 ! ! ! |、 '￣-ｰ''''' ｜!l｜!l!
|l!1!｜!l |!. _／ ／ l￤ ! |:.ﾍ .｜!l｜!l!
|l!1!｜!l |! _, -' ,, -'" i |! ￤|:.:.:ヽ ┌-- __ ヽ / ｜!l｜!l!
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|l!1!｜!l |!i ' ' ! | |::＼ |ﾊ:::::::ｉ ヽ-- ._） （_
|l!1!｜!l |!lヽ / !￤| | :＼ .ヽへ::ヽ _） 出来るわけないでしょ！ （_
|l!1!｜!l |!lヽ＼ .' ｌ￤| | :`:..､. ＼へ∧ﾊ／V .._） 常識で考えなさいよ！ （_
|l!1!｜!l |!l ＼＼ ./ i｜| | | ｀ ､ _） （_
|l!1!｜!l |!|.ｉ ＼＼ / . ',i | | | ｀ヽ 、 . ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒
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/l Vi}. ／ （●） （●） ＼| トイレの神様なんだからこれが常識だお
|/} ||.| （__人__） || そもそも毎日してるんだから恥ずかしがらなくていいお
||ｌﾄ,__ || ＼ ｀⌒´ ,／i
|/ ￣ヾﾐ／ ー‐ ＼
人 ヽ、 ／ ,人
ヽ＼ ￣￣ ／/
{ ＞＝＝＜ }
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＼ ／
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,. ＜,ｨ /／､､＿＿ 〃/ |＼
,. ＜ ／/ // ｀==ニ二´ ｀二ニ==彳/ 仆､＼
∠ ＿＿_／ / /,′ ｌ |l /l | ＼〉
／ 厶∨ | l ￤ | l| 、 | |/ l| ∧ ヽ＼
/ l , l | | l | | | l l l |ヽ. ＼＼
/ | / | , | ｀ヽ、 | ｌ ｌ | | | | ｌ| l | ＼＼
. / | |l | ｌ | | l |l ＼! | l | | ! | ｌ| l | ヽ ヽ
/ /｜|l | |Ｌｌ｣_|_ |ｌ| | ＼ ﾊ ∧ / l / , j |l/| ｌ |
‐- ､ / / | ﾄ､ | ｌ |ヽ ト｀丶」 ｜l ＼/ 厶斗‐メ､/!l / / / { ｜ | えっ、その言い草だとまさか見てるの？
￣ヽ冫, ′, ′ ヽ! Ｎト|r=冖うﾐ::::::::::ﾍ ﾘr￢〒ryfz-{ |/ﾚﾍ j ＼ ｌ |
／／ , / ﾚ∧ ヽ ｛！｝ヾ:::::::::∨ Ｖﾍ｛(f卮}_） 〉ト､ ヽ ヽ、 / /
´／ ／ ,′ 八rﾍ. ゞニ-::::::::::::::::::::::∨ ゞﾐYｼ／ハ !｀丶、 ＼ ∨ /
／ / /＞ ､_〉 ｀ｰ…く /_／ヽ、 ＼ ＼ ｀ヽ、
'′ / / , ∧ ｌ ､＿ﾉ/´ヽ ｀、 ｀､ 丶 l
＿＿_ / / ,′ / rへ、 rｰ-―ｭ ／ 〉 ｌ| l 丶 } |
￣: : : : : :.:￣｀丶､/ / /しﾍこ＞ ､ ｀￣￣ r〜'⌒r勹 ｌ| l| / |
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/l Vi}. ／ （●） （●） ＼| そりゃもうトイレの神様なんだからばっちりと
|/} ||.| （__人__） ||
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|/ ￣ヾﾐ／ ー‐ ＼
人 ヽ、 ／ ,人
ヽ＼ ￣￣ ／/
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ｒ､ /l ） ちぇすとーっ！！ （
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‐=＝ﾞたそ , /i i丶 、 ＿＿__ ,
,, = ∀´ﾟ l l l ヾ_‐'_ｌ ヽ `／､,:/,';;}: ;＼ /
≪ ﾉ i 〉ﾘ!,´ 《 O｀ ゞ､）l ＼ ／､,:',. -‐‐-､ ; ,＼ , ／ ┃･･
ヾ､< i ',｀. 〈薔〉} - ／` ;ヽ|:::: :: |ノ ,'＼ ┣━ ━━┓･･
lヽ､ ／_,,ゝヽ. ｌ ',´'ｰ, ＜ﾌ ﾞｙﾍ! ― | ',`冫|::::: :: : |イ'; 、| -- ┃ ┃
_,, ィ ´,,´-‐"‐ イ´ i ヽ::｀', _ ノ ,, ｨ／/＝＝＝＝| ,. -―- 、|`;､'(⌒) ━━┛ ┃┃┃
｀ヽ､｀<_ / ', ヽヾ､_ ,_/y ' '/ | / /（ ） ／i ヽ. ━┛
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〃,´ノ, ´ ヾー ´ 〃 ノ--::::＿:::ノ i´ ―┐ ll
／ 〉 ,' ‐=',_ , ィ,´>-'::´::::::::;;::ﾉ ｀ヽ／｀´ ／／ ＿_| ￣￣ ``ノ
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＜´￣｀ヽj=У :. ／ゝｒく―‐＜￣｀ヽ
.．≧x .ﾗ∧ｰ ､ ＼ﾐ､￣ ＼
／ ∠.／∧/ / ヽ ｘ‐ｒ ､ ＿_ ＼
.／ i ′ ､ / i i ヽl i" .L ｆ¨7´ ｀i ヽ
{ x‐「＼| !ﾞﾄ､ﾊ ⌒!iﾉjｘｉ1 iﾘ ん′ / j 〉 このエロガッパが！
ヽ. / .]ヽ { .i ﾑL从i卞ﾚ斗ﾊﾞﾗ}ﾚ′/i _.ノ / / お前なんか神様じゃない、ただの変態よ！
X´￣￣{ { i人从ｔ‐ｔｯﾐ''ｊﾉ ゝ.ゞｼｲｊ } ' 〃｀フ / /
! ＼. И､ ∧ ｀￣ ｉ __￣∧ ／「 /彡' ／ / 〈
! ヽ＿＼ j ゝ 「￣￣ Ｙﾚ′ ___j/ｰ一ｆ ./ ＼
. ＼ .〉＿_.＞＼＿ ｀ ー‐ｒｯ≦ ｆ ﾉ＼／ .! / ＼
∨ ト､.」 ｒ≧x ゝ. {薔}＿__.ノ/ .ﾉ、 / ｲ 〉
/＼」__.人 /｀ヽ＼ ｀￣￣＞彡ｒｒ一ヘ__ハ K／ l| /
. / i 〈./ └‐x｀￣￣´ ／ l:i＼__.ﾉ ヾ′ i!| ./
/ .| i | i ｀¨¨￣ ´ /ﾊ } .リ {
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ヽ＼ ハ / ＼ 〈 /
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|/} ||.| （__人__） || 何度言えばわかるんだお
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人 ヽ、 ／ ,人
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／' /:::/:::!:! .:′ .:! 八:ﾊ :!＼i} :}__l | } 誰が信じるものですか！
/::ｲ::::/::! .:{ : :| | r=ミx从ﾊ＼(i^l}从ﾊ:}:i ﾄ 信じて欲しければ証拠を見せてみなさい！
. ′ !::/∨ 八 : :{ | ゝ _ ＞j八 /{卞ミ匕从: ﾉ ＼
. /l/ / ﾄゝ: :Ⅵ ノ ( ∨ﾍf:ｦ}ヾﾚ| ヽ
/ / :| :ヘ: :ﾄ ⌒ ゞイ从: /:| ＼
. / / ./| : .:!:ゝ:. ＿ j} }/ 》
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|/} ||.| （__人__） || なんでも願い事を言ってみてくれお
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／ 厶∨ | l ｜ | l| 、 | |/ l| ∧ ヽ＼
/ l , l | | l | | | l l l |ヽ. ＼＼
/ | / | , | ｀ヽ、 | ｌ ｌ | | | | ｌ| l | ＼＼
. / | |l | ｌ | | l |l ＼! | l | | ! | ｌ| l | ヽ ヽ
/ /｜|l | |l ｌ l | _j.Lゝ‐|＼ ﾊ ∧ / l / , j |l/| ｌ |
‐- ､ / / | ﾄ､ | ｌ斗七i !| 」{ ｜l ＼/ 厶斗‐メ､/!l / / / { ｜ | それじゃ意味が無いじゃない
￣ヽ冫, ′, ′ ヽ! Ｎト|ｨ=＝弐ゞ、 ﾍ ﾘr￢〒ryfz-{ |/ﾚﾍ j ＼ ｌ | でも一応言っておくわ
／／ , / ﾚ∧ ヽ {Ч;;'j} ∨ Ｖﾍ｛(f卮}_） 〉ト､ ヽ ヽ、 / /
´／ ／ ,′ 八rﾍ. ゞニ- ∨ ゞﾐYｼ／ハ !｀丶、 ＼ ∨ /
／ / /＞ ､_〉 ｀ｰ…く /_／ヽ、 ＼ ＼ ｀ヽ、
'′ / / , ∧ ' ､＿ﾉ/´ヽ ｀、 ｀､ 丶 l
＿＿_ / / ,′ / rへ rｰ-―ｭ ／ 〉 ｌ| l 丶 } |
￣: : : : : :.:￣｀丶､/ / /しﾍこ＞ ､ ｀￣￣ r〜'⌒r勹 ｌ| l| / |
: : : : : : : : : : : : : : ＼ / ＼: : : : : : : ＞‐＜/⌒Y´: :／ | | 〈 ∧
＜ 二‐ ､ー-_/ , / / l ヽ_ﾆ―＜_
／:::::_/::::_/ ./ / ,' ! ! ! ', ヽ :＼::::__`‐-､
∠ィ-,‐'´l／/ ./ ｜ .| l | ｌ ! !､::_ヽ_､￣｀`
／.／ / l !l| l! l,ｲ ∩ | ,l ,l !l | l !l ヽ`ｰ ､_
. ／ / | l | ! -l┼'ト ll ', .`乂/|ﾉ廾ﾅﾉｲ.!｜｜ l ! ヽ､ ｀ー-､ とっとと出て行って！
. / / ,!',! ｌ | |ヾl‐!lﾆ､ヽ ヽﾉ/'´r'イΞﾄlｨﾉ|ﾉ / !/ ｜ `i /
,' ! ,' ´ヽ|`ヽ! ` いｿ` ::::::::::::: ヽ)〈ﾍ'lｙ''/'|/l ﾉ' ! ,' .／
ヽ ､_.ヽ / .｜ ,l l ￣ ::::::::::::::::::::`ヾ='<´＼|｜ ! / ／
＼ヽ / | !〈| ′ ､ﾉ' /l | レ' ／
)ヽ l l'ー､ ─- /,r|｜ ／.,ｨ'
／ 〉 | | |＼ ／| ! | / / ',
_／ ／ | l| ! _r‐ヽ､ _, -'ヽ､_|. l｜〈 ＼ ',
._, -' ,, -'" / l l.| .Κ._ ヽ.__`ｰィ'"冫 __,∠ l ! `‐ ､_`ー─ ----
‐''´ / l !.| く :::`:´:::::::L 'ｙ-, -': : _＞ |.l ｀',￣￣￣
-
＿＿＿_/ﾑ＿＿＿_
//￣￣￣}/i{￣￣￣ ヾi
| | .x＜￣￣＞x | |
{ﾆ／ ＼二}_
|/ ‘，|ｉｉ}
′ YL|
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}ﾐｌﾊ ＿＿＿＿＿＿＿＿_ /
}ﾐl 「}＿＿ ＿＿＿_＿＿＿_}
}ミ! ′ ／ ＼ ﾞi
{ミ{=| ／ ─ ─ ＼ |
/l Vi}. ／ （●） （●） ＼| だからやる夫はトイレの神様だと言ってるじゃないかお
|/} ||.| （__人__） || その願いを聞くわけにはいかないんだお
||ｌﾄ,__ || ＼ ｀⌒´ ,／i
|/ ￣ヾﾐ／ ー‐ ＼
人 ヽ、 ／ ,人
ヽ＼ ￣￣ ／/
{ ＞＝＝＜ }
{ }
∨ /
＼ ／
￣￣￣
/ / ｀ゞ､;;;;｀ヽ､// /// / / /|ヽ￣ ､''' ｰ- ､
.! 〈 | ヽ｀ヾ､;;;;::ﾆ=‐/ i l l l ､ ＼｀ヽ＼ ＼
| ､ ヽ ﾉ// / / / l /i i |! l､ lヽ ＼ ＼＼
ヽ ＼ ＼ / / / /! . | |｀||ﾞ||. |'i │､ | !､ ﾞ､ ､ヽ＼
/＼ ＼ ＼/ l | l i | |,,,||,,||､| | |. ! ｌ! |ヽ |､ヽ＼ゝ｀
. / / /＼ ＼ ＼{ / | | |､ |:ﾞ ..:;〉ﾞゞ;､ |｀| !l | | ､ ヽ
/ /l/ /＼ ヽ＼＼ |l |､|V￣｀ﾞ''-､ﾞ ヽ! |!ヽゞ''i l ﾞ、 いいわよ、だったら私が出て行くから
/ ! / / / ＼ ＼＼＼ ヽ 〈 |(仆ｊ、 |、| ! そこにずっといるといいわ、ふん！
//| / ./／ / ! lヽ ヽ ＼＼､ ＼ ｊ､/ソ〉 | !|､|
/ ﾉ／/／/ / ｌ | } !ヽヽ ヽ ￣ ´￣､ﾉﾞ､ヽ| ｊ
/ / / / / l | l } ヽ＼ ヽ -─-ﾆ / ､＼
/ | / /./／ ! l | l | l ヽ ! ／ヽ ｌ＼＼＿
ｲ /／/ / /'ｊ l | l .ﾉ/ ／ヽ ヽ ｀ー-､ヽ
/ |／/ / //l | / l ! | / ＿＿ ／ ＼ ＼ | |
／ / / /／l / l l/ /''‐-‐┴-､ノ⌒''ｰ'´ヽ､ヽ ＼ | |
/ / // ／ / / / /;;;::-､_;;;::-‐､＿::::::;､::::::::::＞､ ヽ ＼| |
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{ﾆ／ ＼二}_
|/ ‘，|ｉｉ}
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}ﾐｌﾊ ＿＿＿＿＿＿＿＿_ /
}ﾐl 「}＿＿ ＿＿＿_＿＿＿_}
}ミ! ′ ／ ＼ ﾞi
{ミ{=| ／ ─ ─ ＼ |
/l Vi}. ／ （●） （●） ＼| 他のトイレに行っても無駄だお
|/} ||.| （__人__） || ここ以外は全部埋まってるんだお
||ｌﾄ,__ || ＼ ｀⌒´ ,／i
|/ ￣ヾﾐ／ ー‐ ＼
人 ヽ、 ／ ,人
ヽ＼ ￣￣ ／/
{ ＞＝＝＜ }
{ }
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＼ ／
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.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.||
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.||
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.||
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: 、i , .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|| そんな事言ったって騙されないわよ
.:.:.:.:.:.:.:.:. - - .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.||
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＿ ,-― 、
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ノヾ `‐y ｌ コンコン
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾉヽ |
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l , :l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.||
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:( ヽノ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.||
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ､ ＼.:.:.:.:.:.:.||
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ､i ＼.:.:.:.:||
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼ ＼:.:||
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, ' 斗‐ｧ
ト､_,.／, ￣/ ｀丶ヾツ-,
＼7 / {! } ｀辷ﾆ=-
/,.' / / .i .|, ､.ヽ 、 ', ヽ ィ´
/ｲ l .ｉ l ,ｲ/!{. |ﾄ､|､ | ! i ﾄ',_ノ、
/' ｌ, | | .l」H‐iT、.llトj-lAl､. ﾄ. ｌﾊヽ､ヽ､
/ |ｌ! ｌ l| l┬┬┬ヽ|（! 〈{くr}>l ! l l ＼＼ うっ、ここは駄目ね
,.lﾄ､ヽlﾍ.ﾄ廴ｰ.ﾉ::::::::::::辷彡く!| ﾚ'l. 》 }. だったらこっちは・・・
/ ヽﾍ ﾄ.､ヽ｀￣´::::::::::::::: ,ｨ |ﾘ/l l / ﾉ
./ / l ト ｀ト, ー _ィｌ! | l!ﾊ. ', l/ /
〃 / , '￣ﾄ 「i{.ソ} ` ´{'ﾀ1 |l7ｧ‐､ヽ ｀丶、
/ ／r-ー-〃-ヽ､λ )( // ´/￣ヽﾊ. ヽ ＼
/ / _-"ー-: : : :: - ﾌ薔ソ／ ＜ : : ､_＿ノﾉ<／＼
/ /＼: : : : ＞: : 〃 >＞＜<: : : : : (//: : : > /＼ ＼
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| | 入っているんだお
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| ゝ=ｲ.|
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,. ＜,ｨ /／､､＿＿ 〃/ |＼
,. ＜ ／/ // ｀==ニ二´ ｀二ニ==彳/ 仆､＼
∠ ＿＿_／ / /,′ ｌ u. |l /l | ＼〉
／ 厶∨ | l ￤ | l| 、 | |/ l| ∧ ヽ＼
/ l , l | | l | | | l l l |ヽ. ＼＼
/ | / | , | ｀ヽ、 | ｌ ｌ | | | | ｌ| l | ＼＼
. / | |l | ｌ | | l |l ＼! | l | | ! | ｌ| l | ヽ ヽ
/ /｜|l | |Ｌｌ｣_|_ |ｌ| | ＼ ﾊ ∧ / l / , j |l/| ｌ |
‐- ､ / / | ﾄ､ | ｌ |ヽ ト｀丶」 ｜l ＼/ 厶斗‐メ､/!l / / / { ｜ | 本当に空いてないじゃない
￣ヽ冫, ′, ′ ヽ! Ｎト|r=冖うﾐ、｀ ﾍ ﾘr￢〒ryfz-{ |/ﾚﾍ j ＼ ｌ | どうしてわかったの？！
／／ , / ﾚ∧ ヽ ｛！｝ヾ:::::::::∨ Ｖﾍ｛(f卮}_） 〉ト､ ヽ ヽ、 / /
´／ ／ ,′ 八rﾍ. 。ゞニ- ::::::::::::::::::∨ ゞﾐYｼ／ハ !｀丶、 ＼ ∨ /
／ / /＞ ､_〉 ｀ｰ…く /_／ヽ、 ＼ ＼ ｀ヽ、
'′ / / , ∧ ｌ ､＿ﾉ/´ヽ ｀、 ｀､ 丶 l
＿＿_ / / ,′ / rへ、u. rｰ-―ｭ ／ 〉 ｌ| l 丶 } |
￣: : : : : :.:￣｀丶､/ / /しﾍこ＞ ､ ｀￣￣ r〜'⌒r勹 ｌ| l| / |
: : : : : : : : : : : : : : ＼ / ＼: : : : : : : ＞‐＜/⌒Y´: :／ | | 〈 ∧
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}ﾐｌﾊ ＿＿＿＿＿＿＿＿_ /
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}ミ! ′ ／ ＼ ﾞi
{ミ{=| ／ ─ ─ ＼ |
/l Vi}. ／ （●） （●） ＼| だからやる夫はトイレの神様だと言ってるじゃないかお
|/} ||.| （__人__） || トイレの事だったらなんだってわかるんだお
||ｌﾄ,__ || ＼ ｀⌒´ ,／i
|/ ￣ヾﾐ／ ー‐ ＼
人 ヽ、 ／ ,人
ヽ＼ ￣￣ ／/
{ ＞＝＝＜ }
{ }
∨ /
＼ ／
￣￣￣
/ | ＼ ＿_ ! i | |
./ ハ ﾄ､ i | X {r⌒ヽ} | i | | i | l!
/ i ! | _L|-┼十ﾃ"´ | i ﾄ､ |i ゛十┼|-- | / ! | そ、そんな…
! | i | | |i､-|‐ヾ | | ! !|ヽ r一 ｧ{Y}--､/ｲ / / こ、こ、こ、ここでするしかないの…
ﾄ､ | !i| ｨ云キ弌ヽ. ! i | |i { ヽr/ Y7__ノ{ | i, '
| ヽ !|.|ﾘ 戈,{ﾄij.:}i' ﾘ' ﾘ ! ＼ Z Y7 ﾉ 〉! / ／
j ＼ﾄ!ヽ! |lii"ｰ‐″ :::::::: V＼ヽ-＜／.//イ ヽ
/ | ﾍ {:. ｀ｰ1} i /ｲ | ＼
./ } ハ i_j ＿_ ｰ＝彳/ | i ハ. ｀
/ / / 公 （ 〉 / ! | ＼
/ / / }＞ ｀ ´ J ｲ | i ヽ
. / ' _,.ア￣￣＞ __ ＜＿ i ！
､＿_.／/ ＞一z＿__二｀ヽ ／ヘ→ フ |
／ く ￣ヽ Y ｒ一≦´￣＞
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}ﾐl 「}＿＿ ＿＿＿_＿＿＿_}
}ミ! ′ ／ ＼ ﾞi
{ミ{=| ／ ─ ─ ＼ |
/l Vi}. ／ （●） （●） ＼| そうだお、やる夫は気にせずに
|/} ||.| （__人__） || おもいっきり用足しするといいんだお
||ｌﾄ,__ || ＼ ｀⌒´ ,／i
|/ ￣ヾﾐ／ ー‐ ＼
人 ヽ、 ／ ,人
ヽ＼ ￣￣ ／/
{ ＞＝＝＜ }
{ }
∨ /
＼ ／
￣￣￣
::::::::|:: | !:::::ハ ｰ-!::!|､..|_ ﾊ::::| |!:: /'|:::: / | !
::::::::| | !::::| |:::: |:: | 「 `| ヽ::|! ﾊ::: / |::___ / !
::::::::| | !::::| |:::l !|: !|__ ゝ ! |::|＼ ! l: / !'⌒ヾ / '
::::::::| | !::::| |:::l! | !` ＞lﾄ! ､＼| | | | ' ! ,__ノ / /:::|! ' /
/::! ! l∨ ゞ! | ヾ! l/_ヽ!::!::ヽ!l＼!| 'f'' ___ / /:::: |! ,
::/ |::i ,' ヾ! _| ﾚハ/ヽ∨l / !_／ヽ｀メ:::::::: ' ./ / |＼ /＼ / | ／/ /
: |:: | o ⊂ゝ､ __./ ｨ !/j／＜_.|::: / / / ＿| ＼/＼/ ＼／＼/ |∧／ /／/
' |:: |:::: o ﾟ |!|: | !フ ﾚ! / / .' ＼ /
/:: |:: |:::: |!|: :Vトｰく/ ／j/／ ∠ 出来るわけないでしょ！ ＞
ｰ:::|:: |::::: Vﾊフ:::丁ノ "´ヽヽ' ／＿ ＿ ＼
ｰ...|:: |:::::: , -‐ r‐- ､ ノレ<|::: | ＼＼ ￣ / ／∨| /Ｗ＼ /＼|＼ .| ￣
ゝ_j::: ! ::::::: ／￣`ヽ:::::.`丶＼_ ´ ､_jノ:: | ＼＼ /／ |/ ＼/ ＼|
＿:|:: |_:::::::::: l ',:::::::::::／ ｲ::|::: | ＼＼
ヽ::|:: ﾄ､＼ :::::::.. | ',::::::/ ／ |/|::: | ＼＼
:::: |:: | ＼ー⌒＼_ :ﾄ､ l::/ イ / |::: ! .ヽ ＼
:::: |:: |＼ ＼ ＼ー-.､ ‐─ｧ′／::::::! / !: ! ヽ ＼
:::: |:: |＼＼ ,--､ ＼ ヽｰ─く :::::::::::! / .!: ! / ﾉ
:::: |:: | ＼￣::::::V ＼| ／ ＼::: / |: | / /
-
／/ / / / l | ｉ ! ! l Y ヽ
／ ' / ! ｲ / / ! / | ./{ｆ＾i} /!／l | ｊ l | l ｉ .
／ / ト.l i! ∧ /斗 ｌｆ＝≠十 l }! / |≧=+-/ li ! ,.! .ｌ !ヽ
! ﾊ l! | i | Ｖ l !/l| l{/７＝! /iﾍ､ |! l| / ! .小l|＼＼
,ｨ'| / i!∧! ヽｌ ヾ| l! /:`-}{l/ｲノ_}ハ Y!/ l / | ｊ ヽ ヽ
, ' l从 | 三三三三三 ヽ /ﾍ:::::{ ＼Y´__,.ｲ/| ∨ ! / ＼＼ お願い…
/ /Ｎ U ヽ:＼__],.ノ::/ ! i! ﾉｲ , ´ } 本当にもう限界なの、だから…だから…だから…
/‐ ＼_,.＞く ｌ 八 ／ , ´
' /--' ､＿ﾉ } ヽ- ‐ ´ ノ
/ :` ー‐ ､ ∪ -､ _ U ﾉ |´￣
, ′／: : :,: :＼ `ｰ‐ '´ ｀ ー‐ ' ／/ }
ｲ: : : : / : ｌ 个 ､ ' ' .イ / ﾊ
//: : : :/ : : i! : : : :＞ . ＜: /: / |
,:': : : / : : : :|: <￣ └ ､` ｰ __ ,. -_= ´ｰ-､:/: / l
: : : / : : : : :| : _＼ `ｰ'⌒ヽ `く_ ＿_,∠、:' |
￣｀ ー － ＜:.:.:.:.｀ヽ、 〉／ ／ l l|
-=彡'ﾞ / / /|ー 、ｲ i / / // / / l l
/ / //i从/仆 ｲ / / // i / / l |
__,, ..＿ ＿＿＿ , イ ,'. N ヾ＼从/ﾄ、 ./- /‐_//__ | / / | |
. 彡 ＿＿＿＿＿＿＿ / || ｲ 了iヾ λ/rイ三ﾄlｨ iヽﾚ / | |
. （ （ 卜-=＝≦、 .|| ゝ,弋リ {/,r,}/lﾞlヽソｲ/ /,. | | 今すぐこの場から消えて
∨ ∧ （ ヽ八 ﾞ´｀ , （〈ﾍ'ｙ''/'ﾉ' ﾉ/ /tﾉ !. | | ハリー！ハリー！ハリー！
∨ ∧ 卜、 ﾍ ｀ ヾ='<'_ﾉｨ'ﾞ/ /´. | | |
∨ ∧ i ヽ、 ｧﾊヽ、 ｒ , / /. ||. | |
. ∨ ∧ .＿＿i ゞ、,,イ,,,,,,l77ヽ、___,,, =孑≦/ /｀:.、. ||. | |
-
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//￣￣￣}/i{￣￣￣ ヾi
| | .x＜￣￣＞x | |
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′ YL|
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}ﾐｌﾊ ＿＿＿＿＿＿＿＿_ /
}ﾐl 「}＿＿ ＿＿＿_＿＿＿_}
}ミ! ′ ／ ＼ ﾞi
{ミ{=| ／ ─ ─ ＼ |
/l Vi}. ／ （●） （●） ＼| やる夫はトイレの神様なんだから
|/} ||.| （__人__） || トイレに関すること以外はNGだお
||ｌﾄ,__ || ＼ ｀⌒´ ,／i
|/ ￣ヾﾐ／ ー‐ ＼
人 ヽ、 ／ ,人
ヽ＼ ￣￣ ／/
{ ＞＝＝＜ }
{ }
∨ /
＼ ／
￣￣￣
／ ／{.:::::::／ ／ ／/{ |:::::l ＼:: ::::)│＼::. ＼:::::. ＼::::::::::::!:::::::::::::::::::::::::::::::
／ ／ ／ /.::／ ／ ／ .′ !:::::! )／ | ＼::. ＼:::::. ＼::::::|l:::::::::::::::::::::: i:::::
／ ´ /／ ／ ／ / | ､::: ､ .:| ＼ ア=-z＿＼八:::::::::::::::::: ∧:::
／ ´ ./´ ,イ ,X´ ′ ､ ＼ ＼ .| ＼／ x＜￣￣ |＼:::::::::: / ＼
／ ,／ / { ／ /／{ ＼ / ＼ 丶 ＼ .! ／ ィ´ | ＼::::/
／ ／{/｀才厂¨ ヘ ＼ ＼ ＼ ＼ | ／ .イ L／{/ ﾑ )/ /
／ ／.::/三ﾙ{ { ｀ ､ ＼. -=ﾆ＼ ＼ ,)人 ／.／ ／ ／{ 爪 ﾒ ′
ィ.:::::::∧_三＼､ ＼ ヽ -=ﾆ三｀ミｭ_ )／ 〆／ ∠ 〈 人j 〉 / ′ ∧ ＼ヽ从人__从_人__从_从人__从_人__从_从人／
. /:::::::/.:∧三三＼ 厂_＼ 、＼ -=≦三三)′ ／.／＜ ｀Y´ ( / / ./ .::::/ / /| ＼ ≧ ＜
/:::::::/三)∧ ﾆ三｀ミ 乂沙ｿ) ＼｀ミ=ュ三三-=彡,／ | ＼ 厂｀∨ィ仁 / .:::／ / /八 -=ニ おもいっきり関係してるじゃない！ ≦
:: :: /三(.ﾆ∧_=二三＼ ｀¨´ _＞三三三三三〈{( 乂＿X 〈￣￣ }/ ／ .::／ イ /´ ＼ ≧ ≦
.′＼三_∧z二三三｀≧=─一=ﾆ二三三三三三三｀≫. ｀ミ＿_ノ ／/ ／ ／ /／ ) ／Y⌒W⌒W⌒Y⌒WW⌒W⌒Y⌒W⌒Y⌒WY＼
ﾄ､ ｀¨¨ハ-=二三三 ∠二三三三二ﾆ=-=ﾆ二三三｀≫──一=彡,/ﾚ ／ ／ ∠二
| ￣ミｭ_ .-=ﾆ三￣ ∠二三三´￣ j:. ｀￣三三三≧=- ス-=彡′ア ＿
| ＿＿＞'-=三 /:::. 三ﾆ/__彡´ _ x=ﾆ二￣: : ∠
|＜´: : : : : : : :',三 〈{/_/ 三〃 ＜´ : : : : : : : : :／
| ＼: : : : : : : :,ﾆ二 ′ 三ﾆ/／: : :/: : : : : ＿.:／
＼|￣￣￣二フﾆ :＼=ﾆ二_ r- ､ ＿ -─────z_ .三ﾆ/: : : : :/: : : ∠
＜´ . : : : : : :/＼二三 //∨ⅥⅥムxv=-ｨﾌⅣﾙ才L 三ﾆУ: : :.／: : : : : : 〉
／ . : : : : : : : : : :.{ ＼ﾆ三. {∧/｀Y´∨_人∧ﾙﾏﾑﾉﾍノ}八 三／ ￣`フ: : :∠＿＿＿フ
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}ミ! ′ ／ ＼ ﾞi
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/l Vi}. ／ （●） （●） ＼| ところでいいのかお？
|/} ||.| （__人__） ||
||ｌﾄ,__ || ＼ ｀⌒´ ,／i
|/ ￣ヾﾐ／ ー‐ ＼
人 ヽ、 ／ ,人
ヽ＼ ￣￣ ／/
{ ＞＝＝＜ }
{ }
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＼ ／
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. ／メ､／≧7〃ミ≡= - =＝彳ﾊ三三三≫
←―‐'／:i:/ / ,' ∨ヽ＼､＼
／./:i:／ ｌ ｌ / '. ', ﾏ､メ∧＼ヽ
／, '/／ j ｌ ,' li ! l| ｌ | :! ! ! } '.｀￣´ ヽ＼
／／. '" / /| | l| | l| ＿l| | l l| | | ! |
／／ / | | l| | l| ⌒i} | l l| | | | | ､| いいって何が？
／／ ./ / ヽ! lr=≧トx| `ﾒ､l!ム斗也l/! ,'/ l|
／／ /ｨ' / Ⅶヾ Y.l!ヾヘ ノf:i{(f卮}）;〉|从 八
イ´／ ＿ - 、.ノ / .::rﾍ. 弋ソ " ∨ゞYﾉ;;/!ﾑ:::. ＼
弋ー ﾆ ‐ テ 〃 / .: ﾄ-ﾊ¨￣ i: ヾ＝イ::ﾄ-|:::. ヽ. ＼
｀￣￣´ ／／￣`冖＜ /::::'::i::入. ＿ _ J:ｲz､::::. ヾ ＼
／／: : : : : : : : :.＼/:::::::::ｉ::fﾆ≧x ‘-‐-′ .≦ﾘ: /:::::::.. ヾ ,r― イ
／／{ﾊ: : : : : : : : : : : `ヽ､ :::入「￣ｽ＞z イr勹/: /､__ ＿, -ィ: : : : : :
／／ ,'∧ `ｰ､: : : : : : : : : : : ゝｲΤ` :Kｦ「｀Y´于ﾃ}:´: :´: ￣: : : : : : : : : : : ／
／／ ,' ﾊ : : ｀ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ|ﾐ:7 :/／: : : : : : : : : : : : :_: :-:':￣: :
ｲ .::′ ,' ｛ ﾍ: : : 入: : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾊ: : : : : : : : : : : : : : :,イ: : : : : : : :
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}ﾐl 「}＿＿ ＿＿＿_＿＿＿_}
}ミ! ′ ／ ＼ ﾞi
{ミ{=| ／ ─ ─ ＼ |
/l Vi}. ／ （●） （●） ＼| やる夫の見立てだとあと５秒でパンクなのに
|/} ||.| （__人__） || まごついていてお
||ｌﾄ,__ || ＼ ｀⌒´ ,／i
|/ ￣ヾﾐ／ ー‐ ＼
人 ヽ、 ／ ,人
ヽ＼ ￣￣ ／/
{ ＞＝＝＜ }
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／ 厶∨ | l ￤ | l| 、 | |/ l| ∧ ヽ＼
/ l , l | | l | | | l l l |ヽ. ＼＼
/ | / | , | ｀ヽ、 | ｌ ｌ | | | | ｌ| l | ＼＼
. / | |l | ｌ | | l |l ＼! | l | | ! | ｌ| l | ヽ ヽ
/ /｜|l | |Ｌｌ｣_|_ |ｌ| | ＼ ﾊ ∧ / l / , j |l/| ｌ |
‐- ､ / / | ﾄ､ | ｌ |ヽ ト｀丶」 ｜l ＼/ 厶斗‐メ､/!l / / / { ｜ | r--ッ
￣ヽ冫, ′, ′ ヽ! Ｎト|r=冖うﾐ、｀ ﾍ ﾘr￢〒ryfz-{ |/ﾚﾍ j ＼ ｌ | } ＞
／／ , / ﾚ∧ ヽ ｛！｝ヾ ∨ Ｖﾍ｛(f卮}_） 〉ト､ ヽ ヽ、 / / /＿ゝ
´／ ／ ,′ 八rﾍ. ゞニ- ∨ ゞﾐYｼ／ハ !｀丶、 ＼ ∨ /
／ / /＞ ､_〉 ///// ｀ｰ…く /_／ヽ、 ＼ ＼ ｀ヽ、
'′ / / , ∧Ｊ ｌ ､＿ﾉ/´ヽ ｀、 ｀､ 丶 l
＿＿_ / / ,′ / rへ、 rｰ-―ｭ ／ 〉 ｌ| l 丶 } |
￣: : : : : :.:￣｀丶､/ / /しﾍこ＞ ､ ｀￣￣ r〜'⌒r勹 ｌ| l| / |
: : : : : : : : : : : : : : ＼ / ＼: : : : : : : ＞‐＜/⌒Y´: :／ | | 〈 ∧
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}ミ! ′ ／ ＼ ﾞi
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/l Vi}. ／ （●） （●） ＼| 時間だお
|/} ||.| （__人__） || さっさとすればよかったのに
||ｌﾄ,__ || ＼ ｀⌒´ ,／i
|/ ￣ヾﾐ／ ー‐ ＼
人 ヽ、 ／ ,人
ヽ＼ ￣￣ ／/
{ ＞＝＝＜ }
{ }
∨ /
＼ ／
￣￣￣
＿_ __
. _ , ´￣ ｀Y彡 ｀ヽ、 ／!/
!Y＼、 ∠ ─‐-ミ|{彡´￣ ￣｀゛{包}´ｰ'´
＜ニΞ>={必}/ -＝ 二ミ八二 ─ 二ﾆﾐ゛≪ニﾗ>
／/／ｰ´ _ 彡''″ ` ー ＝一''´〈｀ゞ、ヽ、
ム斗´／〉´￣ , ハ . ヽ ヽ ヾ.＼ ＼
／ ／ / / ' : ! i| i | il: ! ｀. ｉ: i. ＼ ＼
.／ ／ .i ´ ! i i i| i: | __il | ! ! ｉ l !. ＼ ヽ
／ ／ i i ! i| | ! i| ｀ト､i´ _} ! i｜| ｜! i. ヽ iヽ
／ | ｉ i i|. ! i_,L j |ﾒ´i| 人、!Ｌｌ ！| ! j 〉
く i !、! !斗匕仁!ヾﾉ ｀rｰィ≠ミ､Ｙ i ! / /
. ヽ i/ :ﾄ、i｀i| ｨﾁf弌゛ uヾ、{炎ｼ.j |i ! l| i / / あ、ああ…
＼ i i:＼ 八 ゞ'ｰ‐´ ,、 ヽﾙiメﾉヽ i: l| ! / /
. ヽ ＼ i li 八b! //// _´_ ///ｰ'ﾉdj ! lｉ i / /
ヽ ＼ i :iｌ :｀ ｌ＼ u （ 〉 .／: ´! ! ｉ: l! 〈 〈
} .〉 i i !: : i ｀ゝ. ｀ ´ イ : l i l. ! ヽ.＼
/ / ! _i__l l__）ゝ-､`__ー ' 厂: : :ﾉ:l l:┴- ､l }／｝
. / / ／: : : : ｌ l〈:::::::::: :￣ア´: ; -‐': :l l: : : : : : :＼/ /
/ / ,ｲ: : : : : : : :l ｌ:`ー'⌒): ｀ヽ_ﾉ: : : : l l: : : : : : : : / /
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. - ― z ―‐ - .
rtzｨ／ ＼rz
≫ヾー＝ ヾ＼
∠才|::| ′}ｉ ､ ﾊＮ
／ ｲl∨ l| :| :八 :{ }l ﾄ ＼
／／ l7 i{ l| :|厶イ从 ト廴从 :} ＼＼
/／ | |:ﾄNr≠-ミ ヽﾄ､ノ}r≠z}.:/ } / で、出ちゃった…
. /' | |:|l 人と:!d ｲ {:!っИ .//. あ…あああぁぁ…
{{ | |:|l| /// ' /// |ｌ | 〃
ヾ ′_,..」:Lヽ ⊂ つ ノ:L! /′
. ＼ / {ヽ: : : `:≧z-z-―zx＜:_:rｲ {{
∨ |: :`ｰ:､＿; : ヾく薇}イ:_;／: } ヾ
. /l} . :ヽ: :z: : : :ヽ＿ノゞ-ｲ､: : : /! ＼
/〃 . : : :７: : :ﾑ}: : : : ｀¨ヾ’: V:.〈: | __ヽ
. / . : : .:/: : :/＞､: : : : : : :}} ∧: :ゝ-‐z^ﾄj,i}＼
|{ . : : : 〉: :ｲ _j,j,jっ_; : : : :ﾙ廴∨: : :〈ｰ〈 )}
| ＼ . : : : :廴_V::::トﾐ{⌒ヽ_:/ｲ:}:_/}`ー'^ー'’ 〃
| }} : : : ｀¨7:〜’: : :￣: : : ﾉ/:⌒ヽﾉ} ／
__ , -―=＝=--=＝=‐- 、 __
く必}廴__ _, ＿ .. ≧ｆ必}ｱ三ﾆ=
-=ニ三竺勹 ￣￣ 「 ｀ヽ ヽメ≧≒=-
,ｲ必ナ / ,, / ; | ､ Ｙ＾ヾ＼
厶斗/ / 〃 l| ! | 、 ', ｌ ヾ ヽ.
〃/ / || l| i| | ! |! : ｜￤ ヽ ヽ
〃/ / ! ! ヽ、l| ｌ| }ｉ| | |∥ ! ｉ : ｊ ! 〉 }
〃/ ,′| |斗｀ヽ、メｊﾊ|| ! }i|| |￤ｉ ｉ : ハ /
{Ｌ{..__,′ { { ノフ ｘl|{ ｊ}、ｊｉ|| |｜| | }l ,′ . / /
. `￢7メ、､ ＼ ┯━┯ メ≪ﾅ泣ﾅﾉﾉ从ﾊ ∨/ ああ…あ…あああぁぁ…
,′}ﾊ i ｉ l}{ | | ヽ≧≪ｊ乂i| |ハ / / うわああぁぁぁ…
,′ﾉﾉ }i ｌ从 | | 、 `~ﾌﾉ l| ｉ| y' /ハ
,'／ ／ ｉ /ｊ l | ｒ ┴──―､ ナ| ｉ| / / ハ
／ ／ i| ｉ ｉ￤l|ヽ ヽｰｰ──ｰ┘ィァ ｉ| ￤{ ｛ / ハ
/ , ´ i| ｉ ｉ￤l| ｊ}＞｡､ ィァ｜ ｉ| ￤,ゞ / ハ
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/〃,' ﾊ | |ﾉ´ / ）ﾒ
`≒=､ { ヽ､ _ | 容量オーバーで .| -‐ ｆ´}//∧
,'＼＼ ） | 書き直し！ .| ＿／ _// ハ
,′ ヽ ヽ r‐┴､ ／´ヽ _ // / ﾊ
,′ ﾉﾉﾉ (｀ ｰ､ ヽ ／ ／ヽ } ｛｛＿ ハ
. ′ ／／ r'ｰ-､ ゝ', (_.／ ／ |彡≒､｀ヽ/ ∧
. ,′／／ 〉- ..__｀ﾞ) ゝ-´__ -' }=ﾍ. 〉 } / ∧
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/l Vi}. ／ （●） （●） ＼| 泣かなくてもいいじゃないかお
|/} ||.| （__人__） || お漏らしした女の子もまた乙な物・・・
||ｌﾄ,__ || ＼ ｀⌒´ ,／i
|/ ￣ヾﾐ／ ー‐ ＼
人 ヽ、 ／ ,人
ヽ＼ ￣￣ ／/
{ ＞＝＝＜ }
{ }
∨ /
＼ ／
￣￣￣
, - 、 ﾒｷﾒｷﾒｷﾒｷ
/ .ﾉ r､_
ヾ:､∧ . -──- ､ ∧／/ ─ ─ ── ､＿
／ >{`>' ヽく)ァ､ i ` ､ 何を言っているのよ、この変態が！
ﾎｷﾞｬｱｱｱｱｱｱ / `７′ Y-‐' . ､| ` 、
＿ __ / .′ | |_ l＼ ＼ ＼
|∩ヽ ｌ ｌ ﾄ､＿ﾄ､＼,厶-､| 入} '. ＼ f￣} ｀､
__γ￣) / 川く :::０:ヽ/{`{Y1:Y! ｌ | | ＼ ｝ } ＼
_ -; ´__/´(○) } / / ｌハ r-┐ヽ二〃ﾊ i! | }} ﾞT´￣´＼ ￣ |
,f l､ ／ ｌ |─.ｌ |‐ゝ､ ＿_ _, ィ'─―‐┬' 〃 | 丶 /
r ､／ l ／ .| |＿Ｚ ゝ-- ''´ ﾃ' | {{ l `ヽ ／
f ／ゝ、 / .| i! / // ､＿_,ノ| ｀ヽ | ￣
乂（._ノ´￣￣ ` ソ イ〃 / // /´| | ゞ |
/ l { ' ′ /i l | 〃 |
/ / ヽ ｀｀ '/ l | 〃 /
/ / l /＼ l l | ヽ／ l
` /´ / /) (丶 〈 | ,′＼ l|
| l / /) (ヽ ＼ / / . ＼_|
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}ミ! ′ ／ ＼ ﾞi
{ミ{=| ／ ─ ─ ＼ |
/l Vi}. ／ （●） （●） ＼|. ところでどうして「普通に用足しさせてくれ」と言わなかったんだお
|/} ||.| （__人__） || そうすれば漏らさずに済んだのに
||ｌﾄ,__ || ＼ ｀⌒´ ,／i
|/ ￣ヾﾐ／ ー‐ ＼
人 ヽ、 ／ ,人
ヽ＼ ￣￣ ／/
{ ＞＝＝＜ }
{ }
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＿ lﾄ-とﾉ､￣￣`¨7 / ｀ ｉ ￣ Ⅶ≦＿ ＿| ＼/＼/ ＼／＼/ |∧／ /／/
, ‐ ￣ ∨:ヽ: :{_ , -く ／ ﾊ ｀￣` ヽ ＼ /／!
くｲ 弋: : : : : ｀`{|: :｀// / 〃 ﾘ １ ＼､ ∠ それを先に言ってよ！ ＞
｀` ､､ ｀,＞ ．: : :}: : :| ! ＼ {ﾊ / | ｘｲ| ' ｲ} ／＿ ＿ ＼
)) 〃 / ＞､{: : ﾚ'l|T抃vlノ｢芯ﾄﾘ/ 八 〃 ￣ / ／∨| /Ｗ＼ /＼|＼ .| ￣￣
／ ￣ ハ ∧ヽ: : ﾍ｀`´ , ゞ=ｲ､＿＿＼ く 、 /／ |/ ＼/ ＼|
ノ / , ノ ∧7z_: :＞､c=っ／: : : : : : ヽ丶 ヾ 、
. / ／ ,/ （: : : ヽ＿〉必}´: : : : : : :＿ﾉ} ヽ `ー ､
/／{ ヽ、: : : : Y`ｰ､_:_,-､_;ｨ'′/ } 丶
. '" レｲ / )`ｰ : : }}: : : :ノヽ、: : イ ,/{／ ﾉ
. i/｀Y⌒ヽ ／: : : : :〃ｰ: ｲ ﾉ K : : !ノ
＿ノ辷7‐-／ : : : : :／ : : : 〈_/／|: : : |
＿＿＿ﾑ√ﾊ｝: ／: : : : : ／{ : : : ＿才￣￣￣＼ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
. ／_r―z＿ ノ ├': `TTTT". .∧_√／ ＼ ／
/ ノ /: : : ( /: : /: : :／ 丶 ＜ 言うと思ってたんだお
. ′ r―‐イ￣: : : : | |: :ノゝ､/ ヽ |
/ /:ノ : : : : : : i |r〜'^7 } ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
. / /下､＿ : : : : | !〜ー{ ／
/ /T/: : : : ｀ヽ_ノ| ｀￣￣ゝ_ ,／
.＿ / /:r7: : : : : : ／ .`ー― ､ ￣ "ノヽ
{ ｀´ /: {: : : : : :／! ノ / ／ﾍ ﾍ
.＼＿ノゞ人＿_／ ゝ _ ／ﾑイ i
￣ `ー―――――――'ﾍ＿＿＿ノ
-
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|ﾟ Moralah which plans * ﾟ|
| λ .* . a world uniform ,,_ + |
| (ｿ ／⌒)∧∞∧⌒ヽ ヾ） .| __ __
|* ／ ﾊヾ（,・∀∀・）ｲ）.. λ ...|. | |二二二二二二二二| |＼
| （／（／ﾊ と;;;( ：);;つ/ (ｿ + .|. | | LLLLLLLLLLLLL::| |..:::|
|（／（／(／ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;ヾ +,ノ) . |. | |================| |..:::|
| + L_ヽ_ゝゝ~ ~ * |. | | LLLLLLLLLLLLL::| |..:::|
|｡ ﾟ･*：｡ E l i z a b e t h ｡：*･゜.｡|. | |================| |..:::|
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾞ. | | LLLLLLLLLLLLL::| |..:::|
＼ｱﾊﾊﾊﾊ!!／＿ | |================| |..:::|
||￣ o .o￣.|||.田|.＿＿＿＿＿＿_.....| | LLLLLLLLLLLLL::| |..:::|
|| !Ｋ大 |||::s::||::::::::::::::::|┌─┐| | |================| |..:::|
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|::8::l===ｌ① ||[][]||ｏ ====|:田％[]:| | |================| |..:::|
||:二二二二二二二二二二二二二 || | | LLLLLLLLLLLLL::| |..:::|
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イ,′ __ ∧ ＼￣丶､
∠＿__//｜ { l / ,′1 ＼ ヽｰ､→
. // i / / .| ', ', | | // / / | ＼{ ＼
// ヽ∧ ｜ .| ﾍ､! | .|｜ .|｜ | ', ヾ ､ 今日は酷い目に遭ったわ
( ( ﾊ, | | |__ |{ }} /|_|＿_|_| } ', } / お漏らしなんて今朝ぶりじゃない
ヾ､ } {从仆≧､ | /乂ｰ(薇ｿ/| | ', // 恥ずかしいったらありゃしないわ
. }) ,′ ∧ 弋_:!:j ﾞ' ＼__У | | ∨/
/' ,′ / ヽ //// j ///ノ | { { / .'
. ／ / / ﾄ､ 、 .,':::::| { | ( ヽ
〃 / /／＼／ヽ､ , ':::::/大､__ ｀ｰ ＼
. // / / __,〃ーー､｀＞ . __,, '-‐ 7 / / 丶 ヽ ヽ＼
. // / /／〃: : : : : : : |＜＜ _／}: : : : ノ: ＼＞――-､ヽ ヽ ＼＼
. (〈 / ／: : :〃 : : /: : : : |＜⌒Y /: : : ≦== ”: : ＿__／⌒､ )_> )
. ＼ ／: : : //: : : : |: : : ／ _ケい: : : : : : : : : : : : /: : : : : : : }＞､´ ／／
))/: : : : //: : : : : |l:／‐'《薔)'〈: : : : : ＿__ ＿,/: : : : : : : ／／ ／／
/ｿ: : : : //: : : : : : | | 斤'┤＿/: : : / : : : : : : : : : : : : : ／／: : :>､(_
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__ , -―=＝=--=＝=‐- 、 __
く必}廴__ _, ＿ .. ≧ｆ必}ｱ三ﾆ=
. -=ニ三竺勹 ￣￣ 「 ｀ヽ ヽメ≧≒=-
,ｲ必ナ / ,, / ; | ､ Ｙ＾ヾ＼
厶斗/ / 〃 l| ! | 、 ', ｌ ヾ ヽ.
. 〃/ / || l| i| | ! |! : ｜｜ ヽ ヽ
〃/ / ! ! ヽ、l| ｌ| }ｉ| | |∥ ! ｉ : ｊ ! 〉 }
. 〃/ ,′| | ｜｀ヽ、 ｊｊﾊ|| ! }i|| |｜ｉ ｉ : ハ / /
{Ｌ{..__,′ { { {_ｊ_ｊ_Ｌ≧ｘl|{ ｊ}、ｊｉ|| |｜| | }l ,′ . / /
`￢7メ、､ ＼ ｨｷテ弌 从メ≪卅ﾅﾅﾉﾉ从ﾊ ∨/. ま、もう済んだことだし
,′}ﾊ i ｉ l}{ =＝ミ ヽ≧≪ｊ乂i| |ハ / / 明日もどうせお漏らしするから気にしても仕方ないわね
. ,′ﾉﾉ }i i 从 ､ `~ﾌﾉl ｉ| ｜ y /ハ トイレに行って来ようっと♪
,'／ ／ ｉ l/ｊ ｌ|ヽ、 r ｧ `ナ| ｉ| | / / ハ
／ ／ i| ｉ ｉ｜l| ｊ}＞｡、 ィァ｜ ｉ| ｜ { ｛ / ハ
／／ __｣..⊥ /｜l| ｀ヽ≒ ｀Y´ｱ≠ア｜ ｉ| ｉ _≧ニﾆミ､
. /〃,' ﾊ ｀ヽ ｊ| __ノ＾ヽ`'〜'ﾞ^≠ﾍ、ｊ__ｊ|_ノ´ / ）ﾒ
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/ | ﾄ代.リ '|
,' l |ﾊ. ｃ |
! l l ｣二＞ｚｔｨ'⌒ヽ
｜ /, /＿ 巛 z;l ﾉ
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