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JANPS予備校(コース攻略Q&A)
64
:
おしょうさん
:2011/09/19(月) 13:59:53
JBCの目指すもの
「JANPS2011」への優先出場を懸けたJBC2011も全日程を終えました。
参加されました皆様はどの様な感想をお持ちになったでしょうか?
JBCは直径10cmのプレイトが6枚、横一線に並ぶだけのセットアップで
「JANPS」競技の基本である「制限時間内に規定弾数を撃ち、得点を競う」を
限りなくシンプルに具現化したものであるといえます。
スピードシューティングからワンハンドまで様々な技術を要する「JANPS」本大会にて
競技を楽しむ為にはJBCの54枚コースで50枚以上をヒットできる技術が必要であると
考えており、優先エントリー認定基準を「50枚以上」とした背景もそこにあります。
JBC2011での実績を確認しますと
参加延べ 28名 (うち既存優先取得者 4名)
新規挑戦者 24名
50枚以上ヒット 7名 (新規者の29.2%)
平均ヒット数 46枚
となっております。
競技を終えた方の感想を伺うと「速く撃ちすぎた」「時間内に撃つのが精一杯」
「ガントラブルが無ければ」等々、選手の数だけ悩みや課題はあります。
では、次回にランクアップを狙うためにはどうすれば良いのか?
個々の課題について考えていきます。
?「ガントラブル」
JBCは言うに及ばず、シューティングで使用するのは「ガン」という道具です。
「ガンの性能」とよく言われますが、一番重要なガンの性能は何でしょう?
「命中精度」「トリガープル」「ブローバックの速さ」「軽さ」「リコイルの少なさ」
「装弾数」「パワー」・・・と人それぞれに答は違ってくるはずです。
もちろん上記は全て大事なことですが、私が一番大切にしたいものは「トリガーを引いたら、必ず弾が出る」です。
「10回引いたら10発。1000回引いたら1000発。必ず発射される。」
これこそが道具としてのガンの命ではないでしょうか?
「ちゃんと弾がでるのかなぁ・・」という不安に苛まれながら、恐る恐るトリガーを引いていたのでは
怖くて当たる弾も当たりません。
ちょっと、たとえ話をしますと
「俺の車、貸してやるよ。時々ブレーキが利かなくなるけど、たまにだから大丈夫。」
あなたはその車を運転しますか? 借りないですし、「修理しろ!」と言いますよね。
ガンについても同じことが言えます。練習中や調整中にトラブルの兆候が見られたら
二度とそのトラブルが出ないように万全の調整を行ってください。
もちろんトラブル防止には「マガジンのガス量」や「BB弾の選択」「メンテナンス」といった
様々な知識も必要になってきます。
自分の道具が常に最高性能を発揮できるように細心の注意を払ってください。
試合場にトラブルを抱えたままのガンを持ち込むのは選手自身の過失であり、それが
原因となって事故等が起こった場合は重大な責任を問われることがあります。
最近のトイガンはメーカー出荷時の調整が最適に仕上げられているものが多く、
チューニングと称して内部をいじった途端に動作が悪くなる、というお話を
よく耳にします。
「トップシューターがやっているから」とか「○○のチューンが最適」といった事に心を奪われ
一番大切な「必ず弾が出る」という性能をおろそかにしないように心がけていきましょう。
おしょうさんの格言 「トラブルを抱えたカスタムは、当日購入した箱出しに劣る」
?「撃つことと当てること」
各地のJBCのスタッフより寄せられた競技上での課題を聞きますと
「明らかに狙ってないのにトリガーを引いている」
「自分の技術を上回るスピードで撃っている」
というものが多くありました。
JBCは制限時間内に規定弾数を撃つ競技ですので、速く撃ってもゆっくり撃っても
時間内に指定されたターゲットを確実にヒットすれば良いのです。
つまり制限時間によって「狙うことに費やす時間を変えられる」という特徴があるのです。
近くて大きなターゲットは速く、遠くて小さい的はじっくり狙ってヒットする。
4mで4秒ならば4秒で、6m5秒ならば5秒で、ワンハンドなら・・・と狙う時間を的確に
変化させながら「当てる」競技だという事なのです。
ここで一番重要なのは「きちんと狙う」という事です。
参加された皆さんはその量はともかく、JBCの練習をされてきたと思います。
その中で「狙って当てる」という事をしっかりと念頭に置いて練習されたでしょうか?
「とにかく撃つ!」という事だけを考えていませんでしたか?
また、たとえ話を。
「初めてスキージャンプをやりたいのですが、白馬のジャンプ台から飛べますか?」
答は「無理!」です。
230mクラスの距離を飛ぶスキージャンプの選手も最初は平坦なところに台を置いたり、5m、10mと
徐々に距離を伸ばしていき、最終的にそこまで到達したと思います。
シューティングを始めて間もない初心者の方が、トップクラスの選手の様にバリバリと撃って当てることは困難です。
にも関わらずスピードだけに気を取られて、確実に狙って当てる技術がなかなか向上しない現状があります。
JBCに話を戻しますと、まずは「全てのターゲットをミス無くヒット出来ますか?」という問いかけをしたいのです。
「制限時間無しで、54発撃ったら54枚を全てヒット出来るのか?」
これにはガンの命中精度等の性能も必要になるのですが、それをも克服して課題をクリア出来ますか?ということです。
ゆっくり狙って撃ってもミスしてしまうなら、制限時間内のヒットは不可能であり、別の課題が
存在することになりますので、そちらを先に解決すべきです。
まずは全てヒットできるという基本技術を確かめ、次に射撃のスピードやリズム等を確認していく。
つまり「何秒以内に撃たないといけないから、狙う時間が足りなくてミスする」ではなく、
「全てヒット出来るのだが、自分のスピードはここまでしか上げられないから、何枚かはオーバータイムになってしまう」
という考え方に変えていく選手が増えることを願っているのです。
おしょうさんの格言 「狙わずして撃つならば、モデルガンでもいと楽し」
?JBCの目指すものとは・・・
JBCの創設目的は「狙って当てる」という射撃の基本技術の向上であり、「JANPS」への優先出場権獲得は
二義的なものであると考えています。
これはJANPS委員会全員の総意であり、JBCの最終目的でもあります。
将来的にJBCでパーフェクトを叩き出す選手が続出し、全員がJANPSへの優先出場権を取得したら・・・
「射撃技術向上という真の目的を達成できた!」と私達は素直に喜べる自信があります。
次回も皆様のご参加をお待ちしております。
村松友博 記
65
:
おしょうさん
:2011/10/18(火) 00:05:41
「JANPS2011」目前ですね。
季節もゆっくりと秋めいて参りまして、いよいよJANPSの候となりました。
今年も60余名の選手の皆さんが集まり、賑やかに開催となる見込みです。
さて、アンビシャスコース設立に伴いまして、多くの初挑戦の方が名乗りを挙げて下さいました。
アンビシャスコースは「プラクティカル」と「プレイト」のみの競技となりますが
いずれもシューティングの基本技術を要求されるステージであります。
少しだけ攻略法などをお伝えいたします。
?ガントラブルは家から出る前に治すべし!
JANPSで使用する道具はもちろん「ガン」です。
会場に入ってからガントラブルが発覚し、修理で一日の大半を費やした・・・という方を見かけますが、
「もったない」というしかありません。
なぜ、前日までに調整が出来ていないのか?
なぜ、前日までにパーツ交換が間に合わなかったのか?
会場までの道のり(あと26日間)の途中で、少しでも異常に気づいたら即対応を
お願いしたいのです。
?オーバータイムは怖くない!
JANPS初出場の方に見受けられるのが「とにかく撃つ」という事象です。
プレイトの例を挙げますと、4秒ステージと7秒ステージを同じスピードで撃ってしまうという事があります。
確かに4秒6発は初心者の方にはハードで、クリーンは難しいと思います。
しかしながら、そのスピードばかりに気を取られて遠距離ステージで「ど真ん中を狙って、確実にヒットする」
という技術が習得されていない事が多いのです。
この対処法はたった一つ「自分の安全速度を知る」ということです。
つまり「絶対にターゲットをミスしない速度を守って、正確にヒットしていく」なのです。
以前にも書きましたが
「制限時間内に撃たないといけないから、狙う時間が無くて外してしまう」
ではなくて
「確実にヒットできる自分のスピードはここまでしか上げられないから、何枚かのターゲットはオーバータイムになってしまう」
という考え方に変えて頂きたいのです。
シューティングの基本は「狙って当てる」で、これ以外の理論はありません。
競技によってはスピードやアクションがあったり、精密さを極めたりとカテゴリー分けされますが、
最後は全て「狙って当てる」になります。
大切なのは「しっかり狙う」という技術の向上で、「速く撃つ」とかは二義的なものになります。
まずはターゲットに当たってくれなければ、速さも意味がありませんからね。
言い方を変えれば、「当てられなければ撃つな!」となるでしょうか。
話を戻して、実際にプレイトで練習するならば「制限時間を無視したら48枚を全てヒットできるか?」を試して下さい。
制限時間を気にせず(あまりダラダラはいけません)、確実に48枚を全てヒットできる感覚を身に付けて下さい。
それが自分の「安全速度」であり、まずはその速度を忠実に再現できるように反復練習を行うのです。
確実にパーフェクトが出せるようになったら、制限時間を設定して練習をして下さい。
確実なヒットが出来るようになると、自然にスピードも上がっていきます。
ですから「オーバータイム」を気にせず、まずはパーフェクトヒットを目指して頑張ってください。
?シューティングは「自分」と闘うスポーツ
JANPSは競技会ですから順位というものが存在し、優勝者と最下位が歴然と判明します。
選手の中に「絶対優勝!」を狙っている方は多いと思いますが、JANPSにはもう一つの闘いが存在しています。
それは「1920点への挑戦」です。
JANPSのエキスパートコースは480点満点ステージを4種目行い、総合得点を競います。
つまり「1920点」がパーフェクトスコアで、現在それを達成したのは昨年の優勝者ヨコタさんだけです。
私はJANPSに挑戦する最終目的は、この「1920点」を記録することのみだと考えています。
自らの射撃技術とそれを支える完璧な「道具」、そして強靭な精神力を総動員してターゲットに対峙する事が
毎年自分に課している使命なのです。
明確な目標は具体的な行動へとつながります。
192発を全て8cmリングに収めるには ⇒ しっかり狙って撃つ ⇒ 命中精度の高いガンを準備する
⇒ 精度の高いBB弾を選択する ⇒ ガス圧を保つため、マガジンの定温管理 ・・・と次々とやるべき事が列挙されていきます。
初出場の方は一つ一つクリアしていき、自分のものとして下さい。
そして自らの目標を明確に定めて、シューティングラインに立って下さい。
「プレイトはオーバータイムをしてでも、全弾ヒットさせる」とか
「プラクティカルはオーバータイム以外のヒットは全て10点リング」とか
「両コースで900点を目指す」とか
小さくても具体的な目標を定めて達成を目指す。その時に人は初めて成長出来るはず。
当日の会場にて「それぞれのJANPS」を楽しく、熱く闘って頂けることを願っております。
66
:
管理人
:2022/07/27(水) 08:18:23
JANPS予備校(コース攻略Q&A)
JANPSコースのテクニック解説や皆さんの疑問にお答えします。
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