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16
:
ジュゲーム1
:2022/06/25(土) 00:09:09 ID:cnxNPAz20
ナレーション(以下ナレ)「名前。皆さまはどのようなお名前をお持ちでしょうか。名前は親から子供に与えられる最初の贈り物。我が子には様々な思いを込めて名前を付けるモノです。今回お送りするのはそんな名付けが主題になるお話」
舞台袖から赤ん坊の泣き声に似せた役者の声が聞こえ始める。
ナレ「おや、今宵も一つの命がこの世に舞い降りたご様子、さて、親はその命にどんな名前を付けるのでしょうか。」
ナレーションが終わると幕が上がり民家の一室の様な背景に二人の人物と赤ん坊を模した人形が置かれている。
父「生まれた。生まれたぞ。あぁ〜 おまえ、よくやってくれた。元気な男の子だ。」
母「あぁ…… 貴方。ほんと可愛い男の子……貴方、名前は考えてくれた?」
父「あぁ、それなんだが……いくつか考えてあるんだが明日街の長老に来てもらうことになっているよ」
母「そうね、こんなに可愛い子供だもの。ぜひとも良い名前を付けてくださいな。」
ナレ「そして翌日」
舞台には老人の恰好をした役者が上がり。
老人「そうかそうか、子供が生まれたか。それでこのワシに名前の相談に乗ってもらいたいと。これは大役だな。謹んで受けさせてもらおう。」
父「今日はわざわざ起こし頂きありがとうございます。なんかこう、縁起のいい名前というか……偉い人にあやかった名前が良いかと思っています。」
老人「ふむぅ、ならばパグロフと言う名前はどうかの?この街から出た一番偉い学者の名前じゃ。きっと賢い子供になるぞ」
父「良い名前ですね。他には?」
老人「そうだのぉディエゴとかはどうかの?これはこの街から出世して衛兵隊長になった男の名じゃ。他にはプラシド。これは、これは音楽家の名じゃ。あとはフレンシェル。これは教会から司祭の称号をもらったモノの名前だ」
父「おぉ!どれもこれも素晴らしい」
母「そうねぇ、目移りしてしまうわ」
父「こんな素晴らしい名前の中から一つを選ぶなんてできない!そうだ、いっその事全部付けてしまおう!!パグロフ・ディエゴ・プラシド・フランシェル・デ・パウラ・ホアジア・ネポムセーノ・マリーネ・デウ・ロス・レメディメス・クリスピーナ・クリスピアール・デ・ラ・サンティシマ・ワニダース・ルイス・イ・ジュゲーム!これで決まりだ」
老人「さすがにちょっと長すぎはせんか……?」
父「いえいえ、せっかくですからこの名前で行きます。今日はどうもありがとうございました」
老人「そうか。おぬしらがそれでいいならわしは構わんが……」
17
:
ジュゲーム2
:2022/06/25(土) 00:12:00 ID:cnxNPAz20
ナレ「さて、そんなこんなで名前が決まったパグロフ・ディエゴ・プラシド・フランシェル・デ・パウラ・ホアジア・ネポムセーノ・マリーネ・デウ・ロス・レメディメス・クリスピーナ・クリスピアール・デ・ラ・サンティシマ・ワニダース・ルイス・イ・ジュゲーム君彼は両親の愛情を受けてすくすくと成長しました。そんなある日はこんなことが起こったそうです。」
友母「ちょっとちょっと、パグロフ・ディエゴ・プラシド・フランシェル・デ・パウラ・ホアジア・ネポムセーノ・マリーネ・デウ・ロス・レメディメス・クリスピーナ・クリスピアール・デ・ラ・サンティシマ・ワニダース・ルイス君のお母さん、聞いてくださいな。うちのジャンとお宅のパグロフ・ディエゴ・プラシド・フランシェル・デ・パウラ・ホアジア・ネポムセーノ・マリーネ・デウ・ロス・レメディメス・クリスピーナ・クリスピアール・デ・ラ・サンティシマ・ワニダース・ルイス・イ君が喧嘩して殴ってたん瘤作っちゃったらしいのよ」
母「え? お宅のジャン君と家のパグロフ・ディエゴ・プラシド・フランシェル・デ・パウラ・ホアジア・ネポムセーノ・マリーネ・デウ・ロス・レメディメス・クリスピーナ・クリスピアール・デ・ラ・サンティシマ・ワニダース・ルイスが?でもお宅のジャン君も家のパブロフ・ディエゴ・プラシド・フランシェル・デ・パウラ・ホアジア・ネポムセーノ・マリーネ・デウ・ロス・レメディメス・クリスピーナ・クリスピアール・デ・ラ・サンティシマ・ワニダース・ルイスも年頃だからちょっとした怪我くらいするわよ。でもま、たん瘤を作ったって言うなら一応様子だけは見ておきましょうか。おーいパグロフ・ディエゴ・プラシド・フランシェル・デ・パウラ・ホアジア・ネポムセーノ・マリーネ・デウ・ロス・レメディメス・クリスピーナ・クリスピアール・デ・ラ・サンティシマ・ワニダース・ルイス」
バグロフ「はーい」
名前を呼ばれたパグロフがこちらへ駆けてくる。そして母親に言われるまま頭を見せるが
母「あら? 別になんともなってないじゃない。」
友母「名前を呼んでる間に瘤が引いちゃったみたいね……」
18
:
ジュゲーム3
:2022/06/25(土) 00:18:39 ID:cnxNPAz20
ナレ「そんなこんン些細な、えぇ、些細な問題がありながらもパグロフ・ディエゴ・プラシド・フランシェル・デ・パウラ・ホアジア・ネポムセーノ・マリーネ・デウ・ロス・レメディメス・クリスピーナ・クリスピアール・デ・ラ・サンティシマ・ワニダース・ルイスさらに成長し、やがて絵画に興味を持ちます。親に頼み込み画材を買うと朝から晩まで絵を描いていました。そしてこれが大きな評判を呼ぶことになり、やがてはその絵の腕前は王都の有名な絵の評論家の耳にも届くことに。一目その絵の腕前を見てみたいとその評論家はジュゲーム家を訪れました。」
評論家「たのもー ここがパグロフ君のご自宅かな?私は王都で美術評論家をしている者だが、お宅のパグロフ君の絵を見せて頂きました。いやぁー お宅のパグロフ君には才能がある。ぜひとも今度開かれる品評会にパグロフ君の作品を出して欲しい。きっと素晴らしい成績を収めることでしょう。」
父「えっ? パグロフ、パグロフと言うのは家のパグロフ・ディエゴ・プラシド・フランシェル・デ・パウラ・ホアジア・ネポムセーノ・マリーネ・デウ・ロス・レメディメス・クリスピーナ・クリスピアール・デ・ラ・サンティシマ・ワニダース・ルイスの事でしょうか?」
評論家「えっ……? パグロフ・デェンゴ・プライド……なんだって?」
父「パグロフ・ディエゴ・プラシド・フランシェル・デ・パウラ・ホアジア・ネポムセーノ・マリーネ・デウ・ロス・レメディメス・クリスピーナ・クリスピアール・デ・ラ・サンティシマ・ワニダース・ルイスでございます。本当に間違いないのですか?」
母「おーい パグロフ・ディエゴ・プラシド・フランシェル・デ・パウラ・ホアジア・ネポムセーノ・マリーネ・デウ・ロ……」
パグロフ「はい。母さんなんだい?」
母「なんだい名前を呼んでいる合間に来たね。こちらはが王都で絵の評論をされている方だ。その方がお前の絵を品評会に出してくれるって言うんだよ」
パグロフ「えっ、本当ですか?」
評論家「おおぉ、君がパグロフ・ディエゴ・プラシド・フランシェ……フランシェル‥‥」
父「フランシェル・デ・パウラ・ホアジア・ネポムセーノ・マリーネ・デウ・ロス・レメディメス・クリスピーナ・クリスピアール・デ・ラ・サンティシマ・ワニダース・ルイスです。」
評論家「とにかく君が絵の作者か。本当だとも、ぜひとも次の品評会に君の絵を出したいと思ってる。よろしいかな?」
パグロフ「もっ もちろんです。ぜひとも僕の絵を品評会に出してください。」
評論家「よくぞ言ってくれた。それでは、君に品評会に出す用のキャンパスを渡しておこう。これを2か月後のまでに仕上げ、自分の名前を書いたうえで王都にある私の家まで届けておくれ」
パグロフ「はい、わかりました」
19
:
ジュゲーム4
:2022/06/25(土) 00:30:41 ID:cnxNPAz20
ナレ「パグロフは次の日から絵画の制作に取り掛かった。初めてコンクールに出す絵ということでいつも以上に力を込め、一筆一筆丁寧に。そしてととうとう完成した彼の自信作。品評会当日それが審査員の目の前に届けられた。」
舞台は大きな館の一室らしき部屋。部屋には偉そうな衣装を着た人物が3人椅子に座っており、彼らの前にはいくつもの絵が運ばれてきている。
係員「続いての作品は、かの評論家が直々に推薦した人物が作った作品です」
審査員「ほほぉ、あの評論家推薦の作品ですか、それは興味深い」
係員「それではどうぞ!」
そういって係員が持ってきた絵画から布を取ってその中身を審査員たちに見せる。絵は審査員の方に向けてあり、観客たちからは見えない向きになっている。
審査員「こっ これは!!?」
と驚きの声を上げる審査員たち。しばらく間を置いて
審査員「名前がゴチャゴチャ書いてあって肝心の絵が見えないじゃないか。予選落ち」
そういって係員が観客の方を向くと絵が見えるようになる。確かに、そこには湖や山の美しい風景が描かれているが、その上に文字の羅列。パグロフ・ディエゴ・プラシド・フランシェル・デ・パウラ・ホアジア・ネポムセーノ・マリーネ・デウ・ロス・レメディメス・クリスピーナ・クリスピアール・デ・ラ・サンティシマ・ワニダース・ルイス・イ・ジュゲームの名前が書かれており。台無しになっている。
評論家「そんなー!?」
ステージの端にいつの間にか立っていた評論家が大げさにずっこけて劇は終わりを迎える
20
:
ジュゲーム5 あとがき
:2022/06/25(土) 00:48:19 ID:cnxNPAz20
今回の作品の元ネタは落語の中でも屈指の知名度を誇る”寿限無”それと同じくらい名前が長いと有名な画家ピカソを合わせてみました。大幅な流れは寿限無をそのままに、ラストのオチを画家であるピカソの方から持って来ました。以前の作品に比べると幾分やっつけ感があるかもしれません。ただ、これをただの文章ではなく、人が演じているとお思えば役者の人々が長い人の名前を間違えずに繰り返し言っているのはコミカルに思えるのではないかと思います。
21
:
レアニウス
:2023/05/04(木) 22:36:42 ID:lu1S3row0
溢れ桜
(舞台の幕が上がりステージの中央には大きな桜の樹、そしてその周辺には大勢の人々が桜を鑑賞している。そんな中よく響く前奏が始まる。)♪今宵楔 抜け落ちた♪(歌いだしと共に桜の樹の周りに紫色の怪しいオーラが漂い、周囲の人からオーラを吸う)♪空似広がる深い哀♪(オーラを吸うことによりより禍々しをそます桜、そして力を失い、這うようにステージの裾に去って行く人々)
♪夢見、まどろみ、繰り返し♪(桜の樹からあふれ出したオーラが桜の樹の周りで塊になる)♪言えぬ気持ち濡らすだけ♪(塊から黒いローブを羽織った人型になり樹の周りに並ぶ。そしてそれぞれ黒い刃を持って観客の方へ構える。)
(間奏に入る。若草色の着物と着て刀を携えた武者が3人、それよりも濃い藍色の着物を着た陰陽道師らしき女性1人がステージに上がる。陰陽道師は武者よりも格が高そう。また、武者の1人は小柄で幼い少年武者である。所運エンム者を演じるのは利発そうな少年。きりりと整った目鼻立ちが印象的だ。少年以外の二人の武者は仮面を付けている。物語において個人が重要ではないことを示す手法だ。導師を演じている女性のは美しい女性で柔らかそうな長い髪を降ろし、ゆったりとした服の上からでもわかるほどスタイルが良く胸も豊か。)
♪宿命、足枷♪(歌いだしが始まり、再び桜の巨樹が中央に映し出される。巨樹は黒いオーラを纏い、周辺へと広がって行く。) ♪自由を捨てた運命♪(オーラをあびた周囲の植物は枯れ、真冬の様、それと反するように桜の巨樹は更に幹を広げ、花を咲かせる) ♪それでも迷わぬ♪(巨木の黒いオーラは更に広がり、空までも黒く染めて行く) ♪笑顔にしたい人がいるから♪(そこに登場する3人の武者と導師。まず、3人の武者が刀を抜き妖樹へと迫る)
♪「いってくる」♪(武者たちの前に現れる黒い影法師。武者の刃を受け止める) ♪一言伝え皆死地に立つ♪(ステージの上で入り乱れ戦う3人の武者と4体の影法師。数の優位もあり影法師が優勢) ♪刃握りしめて♪(ひとりの武者が影法師に斬られ赤い花びらを噴き出すように出しながらステージの端へと下がる、それに気を取られたもう一人の武者も影法師に斬られ同じように下がり、残るは少年武者一人になるも少年武者も後ずさる。)
♪どうか桜♪(歌は佳境(サビ)に入り、歌い手にも熱がこもる。藍色の導師が前に出て3人に変わり影法師そして妖樹と対峙する。幼い武者は最後まで自分が前に出て居ようとするがそれを導師が押しのける。) ♪艶狂え♪(導師が踊るように体を回転させると周囲に黄色の紙吹雪が舞い散りそれを受けた黒い人影は苦しむそぶりを見せてステージ上から退散していく)♪舞って流れる人の罪♪(妖樹と対峙する導師、ステージ上で踊り続け、妖樹も抵抗するかの様に禍々しいオーラを放つ)
♪真実、偽り問う言葉♪(妖樹と導師が対峙するステージが光に包まれ何も見えなくなる) ♪当てなく空に消えて行く♪(光が収まった時、巨木が纏っていた禍々しいオーラは消え、空は青さを取り戻している。だが、導師は妖樹に取り込まれるように蔦が絡んだ状態で幹に貼り付けにされている。それを見て顔を伏せる三人の武者。特に少年武者は膝を付いて慟哭する様子を見せている。曲はしばし間奏に入り、ステージの灯りは落ちる。)
22
:
レアニウス
:2023/05/04(木) 22:40:13 ID:lu1S3row0
♪追憶、残像♪(再び歌詞が始まりステージに灯りが灯る。ステージ上で一人剣の型を取る若い剣士) ♪貴女と過ごした日々♪(ステージの灯りは消え、背後に藍導師と少年武者が二人で過ごしている静止画が写し出される) ♪消せない、消さない♪(背景に「ひれ伏している少年武者とそれを優しく見下ろす藍導師」「必死に修行している少年武者とそれを見守る藍導師」「怪我をした少年武者とそれを治療する藍導師」などの静止画が移り変わりながらシルエットで兼の型を続ける少年武者。途中で役者が交代して武者が成長しているとともに月日が経っている様子を示している) ♪それが私の全てだから……♪(少年だった武者は立派な青年へと成長し、また刀も二刀流になっり、見事な型を披露する。)
♪他の誰もが忘れたって♪(青年となった武者は再び巨木の前に立つ。巨木は無数の札で封印されており、一緒に封印されている導師は幼かった武者が成長しているにも関わらず当時のまま。その周りを呪文が書かれたお札や帯でつつみより強固にしている。) ♪忘れられない僕がそこにいる♪(青年武者が近づくとひとりでに封印の札が剥がれ、帯が切れ桜の巨木は以前の様な禍々しいオーラを纏う。)
♪今宵言葉燃え上がれ♪(歌は2番のサビに入り、歌い手気に熱がこもる。オーラと共に黒い人影が出現し青年武者に襲い掛かる) ♪あの日謳った純恋歌♪(二本の刀を振るい人影と対峙する青年武者。修行の成果かかつては普通の武者でした苦戦した人影を危なげもなく倒していく。) ♪憎み、憎まれその刃♪(人影が引き下がり巨木の中へと吸い込まれていく) ♪癒えぬ傷を刻んでく♪(貼り付けにされていた藍導師の服の色が黒く染まる。そして目を開く藍導師、否黒導師、その瞳には巨木と同じ禍々しい光を宿している)
♪今宵決意 果たされる♪(サビが繰り返され、一層熱がこもる歌声、ステージ上の光や紙吹雪の演出もより派手になる。導師を取り込んでいた巨木の蔦がほどけ、黒導師が地面に降り立つ。その手には薙刀が握られている。思わず怯む青年武者)(薙刀を振り上げ青年武者へと斬りかかる黒導師。青年武者も応戦するモノのただでさえ黒導師の技量は高く、青年武者の方は導師への気遣いもあり攻撃が出来ず防戦一方)♪私と貴方の結ぶ愛♪(薙刀を振り回し果敢に責め立てる黒導師。青年武者は追い詰められ、二本の刀の片方を跳ねとばされる) ♪未来色した玉鏡♪(その時背景に藍導師の顔が映される。導師の右目だけが以前の導師の色に戻る。すると黒導師の動きに乱れが生まれ、薙刀を振り上げた状態で体を震わせる。)
♪永久の夜明け写してく♪(意を決した青年剣士が両手で残る刀を掴むと動きの鈍った黒導師に刀を突き立て、押し込み刀は黒導師の体を貫きそのまま桜の巨木にまで突き刺さる。巨木に刀が突き刺さった瞬間ステージは光に包まれる。 歌詞が終わり、演奏だけが続く。背後には真っ二つに割かれた桜の巨木、その前で力なく眠る導師の服や髪はかつての色を取り戻している。そんな導師を抱きかかえながら俯く青年武者、その頬には涙が伝う。その時導師の右手が動き青年武者の頬を撫でる。はっと顔をあげる青年武者、導師は目を開いており力なく、しかし、確かに微笑み青年武者と視線を合わせていた。そのままステージの灯りと幕が落ちる。)
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