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冒険譚記入場

1レアニウス:2020/04/28(火) 21:49:55 ID:jSFS.mt.0
部屋での情事とは直接は関係ない冒険関係の投稿場としたいと思います。レアニウス以外の方もよろしければご利用ください。

26名無しのキャスト/お客さん:2022/03/30(水) 08:08:55 ID:cnxNPAz20
 それは紛れもない女性の姿をしていた。本来の年はわからないが人間に当てはめるのであれば二十代後半ほどであろうか。顔は美しく整っており、貴族・王族らしい気品が溢れている。女性としては高めの身長で170㎝を超えているだろうか。プロポーションも抜群といってよい。全体的に細身だが臀部や胸は豊かに実っている。特に胸は爆乳と言っていいほど大きくGカップかそれ以上。見ているだけでも張り艶が感じられる。っと、ここまでは人間らしいのだが肌の色は一目で人外と分かる青色、頭髪は銀色に輝き、頭部からは羊の様な角が二本生えている。
 四肢には宝石で彩られた金色の腕輪や足輪をはめており、胸元や腰にも同様の装飾品をつけている。が、普通であれば隠すであろう秘所や乳房はほぼ丸出しであり、一切陰りのない割れ目や周囲より濃い藍色の乳輪や乳首を隠すことなく周囲にさらしている。儀式の光に照らされて怪しく光る魔神の肢体はとても官能的である。
 だが、レアニウスもその周りにいる仲間たちも、それどころか魔神を呼び出した張本人である教団員たちもその存在に畏怖していた。その人型の魔から放たれる存在感は圧倒的で歪なものであったからだ。

「妾の封印を解いたのはお前たちか?」

 静まりかえった遺跡で出現した魔神はそう、つぶやきながら目を開いた。闇の中でも輝く様な赤い瞳が教団の神官たちを、見つめ、次にその奥の冒険者たちに視線を移す。響き渡る声は鈴の音のように軽やかでありながら返事をするのをためらわせるような威圧感がある。

「そっ、そうだ。お前を長き封印から解き放ったのは我らグリザリア暗黒教団だ! さぁ、我らに従え!!」

 魔神の圧倒的な存在感に気圧されながらも虚勢を張るように神官長が叫ぶ。

「下らぬ事を言う・・・・・・長く封印を解いた代わりにお前などに従えと?そのような事するわけがないであろう。」

「なっ・・・・・・」

 復活させて張本人である神官長は唖然としたているが考えて見れば当然のことだ。封印という不自由な状態から解き放たれた所で服従という不自由な状況に落とされる事は誰も望まない。事前交渉もなしに封印を解いた者に絶対的に従うなど、封印した時点でそういった仕掛けを施しておくか、その存在がよほど義理堅くもなければ物語の中でぐらいしかありえない。

「だが、妾を自由にしたことは褒めてやる。褒美をやろう、何でも好きなことを言うが言い。」

 魔神の言葉に一時顔を見合わせる神官たち。だが、すぐに

「なっ ならば力だ! 力を渡せ! 天地を揺るがし、愚かな人間ども蹂躙する力を!!」

「わっ 私は命だ!不老不死だ!! 何があっても病まず、死なず、老いず、生き続ける命を寄越せ!!」

「おっ 俺は金だ! 金だ!! どれだけ使っても使い切れないほどの大量の金をよこせ!!」

三人の神官が口々に望みを言う。【力】【命】【金】確かに、どれもが人間が望む物。そしてどれもが人を動かし世界を変えうるものである。

「ふふふふ なるほど わかりやすい奴らよ。望みの物をくれてやろう・・・・・・」

 コロコロと手を口に当てて上品に笑うと魔神は手をかざして神官たちに向ける。

「まずは力を・・・・・」

「なっ!?まっ まて!!」

 そんな物がカルト教団員に渡されたらどんなことになるか分からない。レアニウスも仲間たちも慌ててそれを止めようと魔神に向かって動こうとするがそれよりも速く。

「うぉ!! こっ これが魔神の力か!!」

最初に手をかざされた神官に紫色のオーラが宿る。

「!?」

まとっている様子を見ているだけで分かる。その神官には今までにない力が宿っている。おそらく力だけでは人間の枠を超えているかもしれない。

「ハハハハハハハハハハハハ」

 その力に満足したかの様に高笑いを上げる神官。

「ほれ、次に命だ・・・・・」

 そう言って二人目、神官長に手をかざす。すると次の瞬間初老にさしかかっていたその神官長がみるみる若返り壮年を経て肉体も精神も最も充実しているであろう青年の姿へと変わる。また、その存在感そのものも増しており、魔神の事が本当であればこれ以降老いることも病む事も傷付く事もないのだろう。

「すごい・・・・・・素晴らしい!!」

歓喜に震える神官。試しとばかりに自分の手の平を軽くナイフで傷つけて見ると見る見るその傷口はふさががり跡形もなくなる。

「あははははははははは」

「うははははははははは」

【命】と【力】二つの人間の欲望の極みを手に入れた男たちは歓喜の笑い語を上げる。

 冒険者たちはその光景をただ黙って見ていることしかできなかった。

「さぁ、次は【金】だな・・・・・・」

そう言って魔神が三人目の神官に向き直った。その問

「ギャァァァァァァーーーー!!!」

遺跡に男の叫び声が響いた。

27名無しのキャスト/お客さん:2022/03/30(水) 08:12:20 ID:cnxNPAz20
三人目の神官に注がれていた視線が叫び声の主に向けられる。その声の主は他ならぬ先ほど【力】を受け取った神官だった。

「あっ あついい! 焼ける! 焦げる!助けてくれーー!!」

神官はそう絶叫しながら周囲に手を伸ばしている。その体は紫色の炎に包まれみるみるうちに肌が変色していっている。

「うぎゃぁぁ!!」

とまた別の叫び声が。今度は【命】を受け取った神官のほうだ。そちらは体のいたるところが不気味に肥大化していっている。

「なんだこれは……?」

目の前の起きている光景が理解できずレアニウスは思わずつぶやいた。あたりを見回すが仲間たちも現在の様子を理解できている様子はない。そう言っている間にも二人の変異はどんどん続いている。【力】を得たはずの神官の体は崩れ始め、延ばされた手は何物にも届くことなく乾いた泥のように落ちていく。【命】を得たはずの神官の体の肉は服を突き破り手も足も分からない膨れ上がった肉の球体のようになっている。やがて力を得た神官は燃え尽きた枯れ木の様に朽ち果て、命を得たはずの神官長はぶよぶよとした醜い肉塊へと変異した。その肉体はいまだに動いていることを見るといまだに“生きて”はいるのだろう。それはある意味死より不幸なことかもしれないが。

「あはははははははは 残念だったな」

唖然とする面々の中、一人魔神だけが愉快そうに笑い声をあげていた。

「人間の体ではわらわの力や命の一端を受け取るには不十分だったということか」

魔神の言葉で皆合点がいった。確かに、ただの人間に突然力を与えらところでそれを体が受け止められるとは限らない。だが、納得すると同時にこの魔神の恐ろしさを改めて感じた。疑うまでもなくこの魔神は人間に力を与えればこうなることが分かっていた。にも拘わらず躊躇なくそれを実施したのである。
恐ろしいまでの力、そして残虐性。

(この魔神をこのままにはしておけない……)

背中に冷たい汗を感じながらレアニウスはそう心に決める。おそらくは他の四人の仲間たちもそうであろう。最悪5人中4人が死んでもこの情報を持ち帰る必要がある。

「そうそう、まだおぬしが残っておったの」

緊張感ある面持ちの人間たちをよそに魔神は一人残った神官へと向き直る。

「いっ いや 俺は……」

 当然だが神官に先ほどまでの高揚感などな、自分が置かれている状況に戦慄し、

「遠慮するな、【金】が欲しいのであろう」

「いっ……いっ……」

今にも腰砕けになりそうなほど怯えた様子で神官はそれを否定しようとするがあまりもの恐怖に言葉を失っている様子だ。

「ほら、受け取れ」

 そういって魔神が手をかざすと巨大な金塊が無数に出現する。一抱えもある巨大な金の塊、それが無数に。金銭に換算すればいくらになるかもわからない。そんな金塊が出現したのだ。だが……

「ひぃ!」

神官はそんな金塊を見て恐怖の声を上げた。金が出現したのは【金】を望んだ神官の頭上であった。

 「たっ 助け……ぎゃぁーーーーー!!」

助けを叫んだ神官は次の瞬間落ちてきた金塊の下敷きとなってしまった。
おそらく、原型をとどめていない状態になったであろう神官の遺体は金塊に埋もれその姿は見えず、ただ、血だけが地面に広がっていくのが金塊の隙間からでもみてとれる。

「ははははは 金に埋もれる欲望をかなえた気分はどうだ?」

その惨状を見てもやはり魔神は愉快そうに笑っている。

「さて……」

ひとしきり笑い終わった後改めて冒険者たちに向き直る魔神。

「!!」
 
冒険者たちに緊張が走る。皆、武器に手をかけていつでも動けるように構える。

28レアニウス冒険譚:2022/05/03(火) 23:45:21 ID:cnxNPAz20
 冒険者たちに緊張が走る。皆、武器に手をかけていつでも動けるように構える。
――スッ――
っと次の瞬間魔神の姿が消えた。
「!?」
慌てた冒険者はすぐに周囲を見回し魔神の姿を探す。
「マントール!!」
 とゲンゼンが慌てた声を上げた。すぐさま彼のほうを振り返るメンバーたち。彼の視線の先にはマントール、そしてそれによりそう魔神の姿が。
 先ほどの惨状を見ていた冒険者たちの脳裏に最悪の予想が浮かぶ。魔神のこと下手をすれば仲間を死ぬよりも無残な目に合わせることな造作もないことだろう。すぐさま仲間を助けるために魔神へと攻撃を仕掛けようとする冒険者たち。だが
「慌てるな」
魔神の声が響いた。
「安心しろ。この男を悪いようにはしないよ」
 そういるのマントールに口づけをする。恐怖にひきつった顔でその口づけを受けるマントール。冒険者たちに見せつけるようにキスをしてからいったん口を離し。
「この男の知識を少し見せてもらうだけだ。この男には害はない。この男が一番賢そうだったのでな。それより、なんて顔だ。こんな美人と接吻できるんだよ。もっと嬉しそうにしなよ」
 と周囲に告げると再びマントールとの口づけを再開する魔神。それに合わせてかだんだんとマントールの顔から緊張がほどけていく。
「ふむぅ あのバカは人間に倒されたか……。ほぉ、あの鼻たれが今はずいぶん名を挙げたみたいだな。人間のほうは知ってる名前は死んだ様だな。まぁ、500年も封印されていれば当然か……人間の魔術の発展は……」
 ぶつぶつと独り言をつぶやく魔神。それらはすべてここ最近、魔神が封印されている間に更新された情報だ。どうやらキスを通じてマントールの知識を読み取ったようだ。ひとしきりマントールから得た知識を咀嚼したところで再び冒険者たちを見回す。
「さて、おぬしらがわらわの復活を邪魔しようとしていたことはわかっている。だが、わらわは今気分がいい。お前たちも望みをいうがいい。かなえてやってもいいぞ」
「------!?」
 言っていることは喜ばしいことだが、先ほどの惨状を見ている冒険者たちはとても喜べるような心境ではない。
「何も……“何もしないこと”を望む」
 絞り出すような声でゲンゼンが口を開く。
「殺戮も支配もせず、ただ普通に過ごすのであれば我らは貴殿に何もしない」
 その言葉にレアニウスもムネタダもヴェントもうなずく。仮にその望みが可能のであれば自分たちはこの魔神と戦う必要がなくなる。だが、正直そんなことがまかり通るとも思っていない。ゆっくり動いてレアニウスとムネタダがヴェントとゲンゼンの前にでてヴェントが半歩下がる。何かあったときこの中で一番身軽なのはヴェントだ。もしもの時は彼に伝達を託すための準備である。
「はははは “何もしないか“それは困ったなぁ。わらわは退屈なの嫌だ。だからと言って前みたいに何百年も封印されても困るし、それを警戒しながら生き続けるのも面倒だし。さて、どうしたものか」
 いかにも芝居がかったしぐさで考えるふりをする魔神。その動作から本当に悩んでいる様子は見て取れない。
「でもまぁ、先に叶えやすいものからかなえるとするか」
 そういうと魔神は再びマントールに向き直る。
「他の者たちはわらわに“何もしない”を求めているそうだが、この男は別のものをわらわに望んでいるようだぞ。」
 冒険者たちに緊張が走る。先ほどの神官達の様子を見に、何を望んでもいい方向に行く気がしない。そんな仲間たちを傍目に魔神と見つめあうマントール。その眼にはすでに恐怖や緊張感はない、まるで美しい女性に対して惚けている様だ。
「わかっている、わかっているぞ。だがな、そういうことはキチンとお前さんの口から言わなければならんぞ。」
「私の望みは……死ぬ前にラドネアさんで童貞卒業したい……」

29レアニウス冒険譚:2022/05/03(火) 23:47:23 ID:cnxNPAz20
「私の望みは……死ぬ前にラドネアさんで童貞卒業したい……」

「「はぁ……?」」

マントールの言葉に思わず唖然とする。確かに、頻繁に女を買うムネタダ、ヴェント。意中の相手がいるレアニウス、ゲンゼンと違いマントールは女性経験がなく、酒に酔うとそのことをよく愚痴っていたがまさかこんな状態でそんなことをいうとは。

「ふふふ よかろう。わらわも500年ぶりの男が初物とは喜ばしい限りだ。お前の貞操、しかとわらわが奪ってやろう。」

 唖然としている冒険者たちをしり目に魔神―――マントールにはラドネアを呼ばれた。おそらくそれが魔神の個体名の様だ。キスの最中に魔神の知識の一部がマントールにも流れていったのだろう―――はするするとマントールの衣服をほどき裸にし押し倒す。マントールは全裸にされ地面に横たわる。彼の肉棒はすっかりその気になっており、ビンビンに勃起して上を向いている。

「ふふふふ この臭い、色、間違いなく初物の様だな……」

マントールの肉棒を手でもてあそびながら肉棒に顔を近づけて品定めするラドネア。空いた手で自身の秘所をいじればどんどん奥から蜜があふれ出してきて青色の痴裂がどんどん濡れていく。色合いが人間とは決定的に違うが質感から使い込まれて変質した様子はないように思える。

「見えるか?わらわのマンコが。これがお前の童貞を喰らうマンコだぞ」

「はぁ……はぁ……すごく綺麗です……お願いします……」

体を地面に横にしながらも待ちきれない様子で懇願するマントール。

「たっく、せっかちな奴だな。だが、わらわもその気になっているから」

 そういうとマントールの体に跨り、秘所を広げて肉棒に近づけると。

「ゆくぞ」

 とラドネア自らマントールの肉棒に腰を下ろしていく。みるみるうちにラドネアの痴裂にマントールの肉棒が入り込んでいく。

「んん……ふぁ〜〜〜〜」

「あぁ……入っていく……」

 ラドネアがマントールの上に完全に腰を下ろすと。肉棒全体が痴裂に入り込み、それと同時に二人の口から快楽の声が漏れる。

「ふふふ わらわに童貞を捧げられるとは。お前もなかなか幸運や奴だな。どうだ?わらわのマンコの味は?」

「……暖かくて……ぬるぬるしていて……ぎゅうぎゅうで……すごく気持ちいです……」

「はははは そうかそうか。おぬしの脱童貞チンポもなかなか具合がいいぞ」

 マントールからの評価に満足そうにうなずくと自ら腰を動かしだすラドネア。体に付けた金属のアクセサリーがシャラシャラと小さな音を立て、豊かに実った乳房と銀色の髪がマントールの目の前でたわわに揺れる。

「ほらほら、こんなのはどうだ?」

「はっ……あっ……うぅ……」

自ら動き、相手の反応を見ているのは女のラドネア、官能的な声をあげているのは男のマントールの方。男の上で腰を動かすその姿はまさに男を貪る淫魔の姿そのもの。
“パンパン”と肉同士が響きあう音を立たせながら交わる二人、その様子をほかの四人はあっけにとられて見ていたが。

「ほれ。お前たちも混ざってはどうだ? わらわを満足させられれば当面はおとなしくしてやっていてもよいぞ。こちらの穴も開いていることだしな」

と言って冒険者たちを振り返るとマントールのチンポを自らのマンコに入れているころを見せつけながら菊門までも開いて見せるラドネア。

「ゴクリ」

と息を飲む四人の男たち。今の目の前の光景に少し前までの緊張感はどこへやら。すっかりラドネアの体に興味を持ってしまっている。
“どうする”と言いたげな視線をお互いにかわしあうが。

「こうなりゃ やってやろうぜ。向こうもそういってるんだし」

 とムネタダが声をあげて自らの服に手をかける。

「それもそうだな」

 とレアニウスが

「戦うよりもこっちで満足させる方が成功率高そうだし」

 とヴェントが続く。

 最後に残ったゲンゼンも一人だけでどうにかできるわけもなく、深いため息を一つ付くが次の瞬間にはこの際楽しもうと切り替えて頬を緩めて服を脱ぎだす。
 もとから鎧を身に着けない軽装のレアニウスが一番に裸になると。

「早速行かせてもらうぞ」

 ラドネアが自ら広げていたアナルへと自身の肉棒を押し込む。

「はははははは アナルに二本目来た! おぉ、太い、これはだいぶこなれているな!」

 自身に押し込まれたレアニウスの肉棒に喜びの声をあげるラドネア。腰の動きを変えてマントールの肉棒だけでなく、レアニウスの肉棒を味わえる軌道を描く。

「これが魔神と呼ばれる女のアナルか……」

 残った三人の肉棒をラドネアの前へと並べると。

「ほほほほ わかる、わかるぞ。お前らのチンポ、どれもこれも数多の膣で磨かれてきたベテランチンポだの。どれもこれも美味そうだ!」

 と言って早速そのうち一本に食らいつき、残り二本をその手で扱き始める。

30レアニウス冒険譚:2022/05/03(火) 23:49:24 ID:cnxNPAz20
マンコはもちろん、アナルにもチンポをはめ、両手にもチンポを握りながらまた別のチンポをしゃぶる。五本の肉棒を一人で味わいながら満足そうにラドネアは体を動かして男根を味わう。
やがて……

「うっ うぅうう!!」
甲高い声を出すと同時にラドネアの下でマントールは限界を迎え、その膣内に自らの初めての胎内射精を行う。熱く滾った白濁がザーメンが尿道を駆け上がりそのままラドネアの膣奥へと解き放つ。

「ならばこっちも……」

 マントールと違い、慣れたレアニウスは耐えようと思えばもう少しぐらい耐えることが出来たがマントールに合わせて少し物足りないと思いつつもその直腸に射精する。

「あっ あぁっ……っ」

 蕩けた表情で膣と直腸、二つの穴奥に放たれるザーメンを受け止めるラドリア。
 初めての性交で疲れたのかマントールはそのままぐったりと意識を失ってしまった。

「ふふふふ もう終わりか、まぁ、初めてじゃそんなもんだろ。お主の貞操、確かにわらわが頂いたぞ。まことに甘美であった。だが……」

 そういって一度の射精ですっかり力を失ってしまったマントールの肉棒を自らの膣から、アナルからレアニウスの肉棒を引き抜くと残る四人の男に向き合い。

「まだだ、まだまだ足りん!お前たちはまだまだわらわを楽しませてくれるのだろ?」

 と体勢を変えて今度は自ら足を抱えるように広げてザーメンの滴る二つの穴を開いて見せる。

「そう来なくっちゃ、次は俺がマンコを……」

「まてよ、今度は俺たちが穴を使わせてもらう番だぜ」

 自分たちの置かれている状況を忘れたかのように言い合う二人、それを見かねた様にラドネアが笑いながら。

「そうだの、このチンポをマンコ、こっちのチンポをアナルに貰おうか。お主のチンポはしゃぶらせてもらおうかの?久々のザーメン口でも味合わせておくれ。」

 注文する。

「そう言うことなら」

 4人は素直にそれに従い体制を変え、二人が下になると膣とアナルとその肉棒を押し込む。

「んっ ……ははははは このチンポも良いチンポだ わらわのマンコじっくり楽しむと良い」

 表所を蕩けさせながらそういうと自らゆっくりと腰を動かしながら、自身は目の前に持ってこさせたさっきまで自身のアナルに入っていたレアニウスのペニスを加えこむ。

「しゃぶりがいのあるいいチンポだの。マットてるザーメンも濃厚じゃ……いつまででもしゃぶっていられるぞ」

 残ったゲンセンは自身のペニスをラドネアに扱かれながら顔を彼女の豊満な胸に埋めている。

「なんじゃ? わらわの口淫を受けておきながら胸の方が羨ましいのかおぬしは?」

 口淫の合間にゲンセンの様子を見ているレアニウスを見てそう笑うラドネア。レアニウスは苦笑いしながらも何も言い返せない。

「しかたのない奴だの、口の中に二発目のザーメンをご馳走しておくれ。そうしたら胸で可愛がってやるぞ。おぬしらも、わらわの体に慣れてきただろ?遠慮はいらん。思いっきりわらわを楽しませろ」

 その言葉を受けて腰遣いを増すムネタダとヴェント。力強い打ち込みで自らの肉棒をラドネアの肉穴へと突きこむ。

「あっ……おっ……はっ……」

 五人の熱い息遣いが響く、やがて……

「んっ……」

「あっ‥‥…」

 4人の唸り声から間を置いて放出される雄の白濁。それを膣、直腸、口、手の平で受けるとともにラドネアもまた絶頂し、体を震わせる。

「よいぞ」

最早ただの乱交舞台と化してしまった魔法陣の上で水音と肉の打ち合う音、そして五人の嬌声は何時までも続いた。

31ナイトメア:2023/12/29(金) 11:27:00 ID:7zHVcmeA0
正教会の火は高く燃え上がる。偉大なる守護聖人の名を高らかに叫ぶように、
悪しきモノを氷獄の底まで叩き落す為、燃え上がっている。

1つの夢魔が燃えている。

7人の司祭が薪を投げ入れる。

13体の天使が天窓より見守る。

1つの厳かな正義が執行されている。

正教会の7つの聖なる火が、罠にかかった夢魔を取り囲み、その動きの一切を封じている。
悲痛の叫び声を上げる夢魔を司祭たちは用心深く観察しながら、決められた手順を遵守する。
罠を張り、燭台に火を点け、燃料を与え続ける。
光に弱い此の夢魔は、それで封じ込めが出来ると何週間に渡る調査で分かっている。
天窓に描かれた天使たちは慈愛に満ちた微笑みで、満足している。

「ヤメろッ、ヤメッ……ヤメてくれッ……ッ。」

何人もの、いや、何十人もの人間の魂を奪った悪魔がの命乞いを聞き入れる人間はいない。
ましてや司祭が。その煽情的な肢体に惑わされるはずもない。
闇で出来た夢魔の身体が強力な明かりに晒され、徐々に霧散していく。
自分自身と認識できない程の粒子へとかき消され、自我を見失っていく。

夢魔の顎先から、黒い汗が滴り落ちる。星空の無い夜よりも暗い色をした液体が、ぼとり、ぼとり。


7人の間から、若い神父が光の中心へと歩みを進め始めた。

「行ってまいります。」

「どうか気を付けて。夢魔の言葉に耳を貸さないように。」

「心得ております。」

時間を掛けて夢魔が完全に消滅するのを待つのも良いが、どんな些細な想定外も許されない状況であった。
だから若い神父が、祝福を受けた聖なる道具を持って夢魔へ近づき、一息で現世からの完全な追放を行う計画だ。
その聖なる十字架を夢魔の額に押し当て、宣言する必要がある。お前を追放する、と。
そうすれば、元より帰る世界の無い存在は、何処にも在る事は出来ない。何処にも在らないモノは、存在しない。

32ナイトメア:2023/12/29(金) 11:28:07 ID:7zHVcmeA0
「や、やあ、神父様。少し話したいことが。」

「……。」

夢魔の呼びかけに神父は応えない。

十字架を構え、夢魔の白い額に押し当てる。
夢魔は、酷く怯えた表情を湛え、目尻に涙を溜めた。

「待ってくれ……。か、か、勘違いしてる。
 君は勘違いしてるッ!!」

「……。」

「た、たしッ……確かにッ、僕は人の魂を貰う時もあるっ。
 でもッ、……でも、本人がくれるというから、貰ってるだけで、無理矢理なんて。」

「お前を追放 ――― 

「 ――― 司祭とも僕は抱き合ったぞ!!」

神父の言葉が止まる。

「今、後ろにいる3人の司祭と、僕は夜を共にしてる。
 それも何度もね。
 ……わ、分かるかい?
 あいつらは、僕を散々弄んだ上で、都合が悪くなる前に処理しようとしてるんだ。」

「……今、俺に判断しろと言うのか。
 それも無駄だ。今更判断なんて不可能だ。
 つまり、俺は今やるべき事をやるしかない。
 後で司祭を調べればいい話だ。
 どの道、お前の様な魑魅魍魎はこの世界に必要無い。」

「でも無駄じゃない。
 君はまだ僕を追放していない。」

「……。」

「君の事は知ってるよ。ロナルド。司祭から聞いた。
 そして見ていた。君の事を陰から。
 誠実な男。信仰に素直で、僕の様な人外の存在が嫌い。

 しかし、君は、少年の頃に兄を亡くした。
 淫魔が現れた。君のせいだった。」

 「喋るな。」

 「君は村を助ける為に、淫魔の要求通り、兄を引き渡した。」

 「黙れ。」

 「でも実は、君は自分が死にたくないから、そうした。」

 「淫魔の言葉には乗らないッ!!」

 「だから君は魔物や悪魔を嫌っているフリをしているが、
  君は淫魔に犯されている姉を見て、

   ―― またぐらを勃起させていた。」


 「お前を追放する!!!」  「僕が君を犯してあげたいな。」



目も開けない程の強い光が、十字架から迸る。
息を吐く間も無く光は消え失せたが、男は強い光のショックで床に膝をつく。
目を瞑っているから何も見えない。光の残留が網膜の上で踊り、瞼の裏の暗闇と混じり合う。
酷く暗い。それはおぞましい闇だ。人間が抱え込む闇が、瞼の裏に張り付いている。

だから、目を開いた時も、闇だった。

闇の主だけが立っていた。 膝で立つ男の前に、手品師衣装の淫魔が立っている。

「惜しかったね。いやあ、惜しい、惜しい。」

男の心臓がバクバクと音を立て始める。周りを見渡しても、誰もいない。
途方も無い暗闇だけが周囲を満たしている。
ロザリオが、無い。
何も無い。

「あは、あは、あはははっ。 すごいスリルだったっ。

 本当に消えるかと思ったから、本当に生きてるみたいだった。

 あぁっ、甘美な時間だった。あのまま消えてもいいと思える程だった。」

両手を顔で覆いながら大笑いする夢魔は、興奮冷めないままの眼を男へ向ける。

「君にはお礼をしないとね。大丈夫、魂を奪ったりはしないよ。



 君が望むなら、君のしたいようにするからね。」



『囁くもの』(続け)


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