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人形遣い

1:2021/03/13(土) 07:27:16 ID:8DMae9ag
【名前】駒形 操
【分類】人間
【性別】男
【年齢】17
【外見】
 灰色っぽい髪に、赤いメッシュが前髪に一房。学ランを着崩して着ている。
目付きは悪く、背は160cmぐらいと小柄な体系。
【能力】
『傀儡術式』
 棺を召喚し、三体の傀儡を操る。
人形は傀儡操者の思考を指示をダ イレクトに反映し高等な指令や動作も可能だが、術式の精神状態に依存する。
 作成した人形は全て分離機能と自爆機能が付属し、爆破した際は修復まで時間がかかる。

・鋸切人形
 赤のゴスロリドレスに金髪のロングヘアーでパッチリと大きな瞳。両腕と両足が鋸で出来た小学生位の少女の人形。
鋸の刃は鉄すら切り刻む程度には鋭利であるが反面、耐久性が脆い。常に浮いている。

・蜘蛛人形
 脚の数が八本と堅い外郭を備える蜘蛛の人形。
酸性の毒液を噴出する事が可能であり、長時間浴び続ければ鉄をも溶かすが、直ちに影響が出るほど強力でもない。
また、粘着性と柔軟性のある糸を射出する事が可能。

・呪詛人形
 王冠を被った継ぎ接ぎだらけの兎の人形。
周囲に霧状になった呪詛を撒き散らし、吸い込んだ者を精神を汚染させる。
呪詛を多く浴びた者は、一時的には身体能力の低下や正常な判断力を出来なくなる。

【備考】
私立大和山学園二年。
自尊心が強く我儘で、自身が納得しないと上の人間にも突っかかる迷惑な奴。反面、嫉妬心が強かったり、怪異に恐怖したりする中途半端な小物。

 本来、身の丈に合わない力を得た事で、増長した横暴な態度が現れた。学業においては成績優秀である。
また、特訓をサボる癖があり身体能力が一般人程度である。

/よろしくお願いいたします

2:2021/03/13(土) 13:51:14 ID:8DMae9ag

 「(…射出された〇の推進力。 此処までの距離。空気抵抗。到着時間。計算───。)」

 「ーーー予測…っ!」

3:2021/03/14(日) 06:42:57 ID:8DMae9ag

 「“鋸切”…っ!」

 大地を踏み駆けると同時に、操の背後から弾丸の如く一直線に飛来する。

4:2021/03/14(日) 07:36:10 ID:8DMae9ag

 「お前が …… 本気で戦い(やり)過ぎなんだよッ!
 「ちぃ……ッ!
 これからって時にーー」

 「何をやってるんだ僕は…!」

5:2021/03/16(火) 20:51:28 ID:8DMae9ag

 ガリ… ガリ…… ガガーーー。


“何か”を引き摺る様な気味が悪い音奏で、〇のすぐ後ろで微笑む金髪の小学生ぐらいの女の子───。
だが、どこか生気を感じられない、アンバラスな妙な違和感は一目瞭然であり、彼女の四肢から───『鋸切』が生えている。

6:2021/03/18(木) 20:35:30 ID:8DMae9ag

 「ボク、お喋りな奴嫌いなんだけど……?」

7:2021/03/18(木) 21:01:14 ID:8DMae9ag

 「(……こいつは躊躇無くヒトを“殺せる”屑野郎だ。 同情の余地何て無い程にーー。)」
 「(だが、ボクは奴を殺せるのだろうか……? 幾ら正当化しようと本質は奴と同───)」
 
 「……いや、考えるのはや」

 後退りしながら

8:2021/03/18(木) 21:07:50 ID:8DMae9ag

 「(……こいつは躊躇無くヒトを“殺せる”屑野郎だ。 同情の余地何て無い程にーー。)」
 「(だが、ボクが今行う行為は奴と本質は同類なのか……? 幾ら正当化しようと本質は奴と同───)」
 
 「……いや、考えるのはや」

 後退りしながら

9:2021/03/18(木) 22:14:55 ID:8DMae9ag

 拳を額で受け止めると、仰け反る事も無く瞬発的に殴り掛かった〇の手首を掴む。

 「………いっ、っ……こ、こんな泥臭い戦いするキャラじゃないんだけど、なッ!」

10:2021/03/18(木) 22:16:35 ID:8DMae9ag

 「傀儡操者は近接戦を立ち回れないと勘違いしたかい?」

11:2021/03/20(土) 07:16:43 ID:8DMae9ag

 「悪いけど、ボクの首はそう易々と取れる首じゃあないんだよね!」
 「───大鷹!」

 迫る直前。
駒形の頭上から、風切り音と共に一対の大きな鷹を模した人形が颯爽と現れ、そのまま勢い良く大高の背に乗り 攻撃を回避していく。

12:2021/03/20(土) 08:02:37 ID:8DMae9ag

 「意味は無い事はしない主義なんでね。」

13:2021/03/21(日) 07:58:38 ID:8DMae9ag

 「増長かい? ……はっ、身を滅ぼす事になるだけなのにね。」

14:2021/03/23(火) 18:49:45 ID:QJPEtJ/w

 拳を額で受け止めると、仰け反る事も無く瞬発的に殴り掛かった〇の手首を掴む。
 彼はお世辞にも肉弾戦が優れている訳でも無く。一般的な学生と変わらない程度であるがーーだがそれは、過去の話で在る。

 小さな蛹が羽化をする為に殻を破る。

 「………いっ、っ……は、はは! 我慢比べ勝負なら、かッ!」


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