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( ・∀・)モララーがまじめに逆転裁判するようです <第3法廷>
499
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 15:51:24 ID:S0Eyb4is0
ミセ::゚-゚)リ 「私が、その……隠していることがある、って」
( ´∀`) 「よろしい」
( ´∀`) 「ベンゴ側は、あなたへの告発を、撤回しました」
ミセ::゚-゚)リ 「!」
( ´∀`) 「それをふまえた上で、」
( ´∀`) 「まずは、なぜ失踪したのか、を聞きたいところですが…」
( ´∀`) 「本法廷は、もう時間が残されていない。 さっそくですが、うかがいましょう。」
.
500
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 15:51:53 ID:S0Eyb4is0
( ´∀`) 「証人」
ミセ::゚-゚)リ !
( ´∀`) 「あなたは、持っているのですかな?」
( ´∀`) 「なにか……証拠品を。」
ミセ::゚-゚)リ 「えっ……えっ?」
ミセ:: -)リ 「しょ、証拠、って………」
ミセ:: -)リ 「 なんの話か、よく、わからない……です」
.
501
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 15:52:13 ID:S0Eyb4is0
( ´∀`) 「……ふむう……」
( ´∀`) 「弁護人。」
( ・∀・) 「はい」
( ´∀`) 「証人は……ほんとうに持っているのですか?」
( ´∀`) 「その……最後の証拠品、を。」
( ;・∀・) 「え、えっと…。」
.
502
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 15:52:43 ID:S0Eyb4is0
(,,゚Д゚) 「考え方が違いますよ!」
(,,- -) 「もし、持っていたとしたら、」
(,,゚Д゚) 「ミセリは、ずっと隠してきたわけなんですよ」
、、、 、 、、 、、 、 、 、
(,,゚Д゚) 「どうして隠しているのか そこを、考えるべきなのです!」
( ・∀・) 「うん…うん…元はと言えばお前が言い出した話なんだがな」
.
503
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 15:53:06 ID:S0Eyb4is0
( ‐∀‐) 「……とにかく」
( ・∀・) 「その理由を見つけ出して、説得して、はじめて 」
( ・∀・) + 「ミセリは、最後の証拠品を出してくれる ッつーわけ、だな!」
(,,゚Д゚) 「持ってたらの話ですがねw」
(*;-゚)n 「モララー!法廷!ここ法廷!法廷だからあ!」
つ・∀・)
::○::
グググッ…
.
504
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 15:53:35 ID:S0Eyb4is0
( ・∀・) 「……裁判長」
( ・∀・)σ 「最初に言われた通り、証人は、投身自殺をはかっていた」
( ‐∀‐) 「いきなり核心を突いたところで、」
( ・∀・) 「証人のアタマがこんがらがるだけ、だとベンゴ側は考える」
( ´∀`) 「おっと!」
( ´∀`) 「これはこれは……シツレイしました」
.
505
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 15:53:58 ID:S0Eyb4is0
( ・∀・) 「そこで……」
( ・∀・) 「ベンゴ側は、先に、証言をしてもらおう、と考える」
( ´∀`) 「証言! というと…?」
( ・∀・)σ 「事件後の行動について!」
( ‐∀‐) 「なぜ、隠したのか…」
( ・∀・) 「だったら、証言してもらうのが、手っ取り早い!」
.
506
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 15:54:21 ID:S0Eyb4is0
\カンッ!/
( ´∀`) 「いいでしょう。 証言していただきましょう」
( ´∀`) 「事件後……証人は、ナニをしていたのか?」
.
507
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 15:54:42 ID:S0Eyb4is0
〜証言開始〜
〜事件後の行動〜
①ミセ:: -)リ 「トソンちゃんが倒れた後……ですよね……」
②ミセ:: -)リ 「怖くなって……立ち上がることもできなくなって……」
③ミセ::;-゚)リ 「足腰が震えて……その場で、トソンちゃん、どうしたんだろう、って……」
④ミセ:: -)リ 「でも……なにも、してないです……証拠品なんて、そんな……」
.
508
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 15:55:07 ID:S0Eyb4is0
( ;´∀`) 「証人は……証拠品は、持ってないのですか!?」
( ´∀`) 「だとすると、ベンゴ側の主張は 」
中
( ・∀・)っ \カンッ!/
( ・∀・)σ 「まずは尋問させてくれ!」
(,,゚Д゚) 「え、まさかモララーさんが木槌叩いた??」
.
509
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 15:55:28 ID:S0Eyb4is0
ミ,,゚Д゚彡 「…………」
( ;・∀・) 「うう…」
( ;・∀・) 「それにしたって、少なすぎだろ、証言…!」
(,,゚Д゚) 「とにかく、ゆさぶりましょう」
(,,゚Д゚) 「メンタルが不安定な人は、ゆさぶられると、ついいろいろ話してしまうものです」
( ´∀`) 「……まあ、いいでしょう」
( ´∀`) 「尋問を、お願いします」
.
510
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 15:55:52 ID:S0Eyb4is0
〜尋問開始〜
〜事件後の行動〜
①ミセ:: -)リ 「トソンちゃんが倒れた後……ですよね……」
( ・∀・) 「どんな感じで倒れたんだ?」
ミ,,゚Д゚彡σ 「待て。」
ミ,,゚Д゚彡 「現在証人は、精神にダメージを負っている」
ミ,,゚Д゚彡 「そんなショッキングな光景を、あらたまって話させるつもりか?」
.
511
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 15:56:12 ID:S0Eyb4is0
( ´∀`) 「まあ、そうですね」
( ´∀`) 「現在重要なのは、証人は何かを持っているのか、ですから」
( ;・∀・) 「ぐう…そうなんだよなァ…」
(,,゚Д゚) 「いまさら、事件現場の話を聞いても仕方ないですしね」
( ・∀・) 「わかった、続きを」
.
512
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 15:56:39 ID:S0Eyb4is0
②ミセ:: -)リ 「怖くなって……立ち上がることもできなくなって……」
( ・∀・) 「立ち上がることもできなく?」
ミセ::;-゚)リ 「そ……その……」
.
513
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 15:57:03 ID:S0Eyb4is0
③ミセ::;-゚)リ 「足腰が震えて……その場で、トソンちゃん、どうしたんだろう、って……」
( ・∀・) 「……」
( ・∀・) 「ちょっとアイマイな表現だけど、」
( ・∀・)σ 「つまり、ソファーに座ったままだった……ッてことか?」
ミセ:: -)リ 「そ……そうなるのか、な……」
( ・∀・) 「……」
.
514
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 15:57:30 ID:S0Eyb4is0
( ´∀`) 「証人が事件後にソファーに座っていたこと…」
( ´∀`) 「そのことが、なにか重要なのですか?」
( ・∀・) 「どうだろう…」
にア 「重要」
にア 「重要ではない」
>>514
( ・∀・) 重要
( ・∀・) 「もちろん重要だ!」
( ´∀`) 「そうですか。 かしこまりました」
( ´∀`) 「証人は、証言を訂正してください」
ミセ::゚-゚)リ 「……わかりました……」
(,,゚Д゚) 「え、ここまでの流れ1レスで収めてきた?」
( ・∀・) 「もういいカナ、って…」
.
515
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 15:57:51 ID:S0Eyb4is0
③ミセ::;-゚)リ 「足腰が震えて……ソファーからも動けないで、トソンちゃん、どうしたんだろう、って……」
( ・∀・) 「そのとき、エクストは、どうだった?」
ミセ:: -)リ 「……えっと……」
ミセ::゚-゚)リ 「 ごめん……」
ミセ:: -)リ 「よく、わからない……」
ミセ:: -)リ 「頭のなか、まっしろだったから…」
.
516
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 15:58:17 ID:S0Eyb4is0
( ・∀・) 「……」
( ・∀・) 「わかった」
( ´∀`) 「いま問われているのは、証人は、証拠を握っているかどうか、ですが」
( ´∀`) 「その点においては、いかがでしょうか?」
ミセ:: -)リ 「…………」
.
517
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 15:58:39 ID:S0Eyb4is0
④ミセ:: -)リ 「でも……なにも、してないです……証拠品なんて、そんな……」
( ;・∀・) 「ほ…本当にナニもなかったのか?」
( ・∀・)σ 「ひょっとしたら、それで事件が変わるんだぞ!」
ミセ::;-゚)リ 「し、知らない知らない知らない!」
( ;・∀・) 「ひえー!」
(,,゚Д゚) 「これは……完全に入ってますね、疑心暗鬼」
( ;・∀・) 「うん…うん…そういや、告発までしてるもんな、俺ら…。」
.
518
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:00:32 ID:S0Eyb4is0
( ;・∀・) 「うう…」
( ;・∀・) 「それにしたって、少なすぎだろ、証言…!」
(,,゚Д゚) 「とにかく、ゆさぶりましょう」
(,,゚Д゚) 「メンタルが不安定な人は、ゆさぶられると、ついいろいろ話してしまうものです」
( ・∀・) 「まあ……とりあえずは、」
( ・∀・)σ 「ナニも持っていない、という信憑性を、崩そうぜ」
( ・∀・) 「ナニもない……なんてことは、ないはずなんだ!」
にア どこ(
>>507
・
>>515
)になに(
>>461-466
)をつきつける?
>>519
.
519
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:00:53 ID:S0Eyb4is0
( ・∀・) ③に上面図
520
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:01:39 ID:S0Eyb4is0
} ̄〉_,,-'、 ̄` ̄二 ̄}
r〜''´ _ィ-‐ー'| 二 一 |
`ァ=' 、''⌒ヽL__, = -‐i
/ ,zr /フ ,{二 = '´ ̄ヽ
ヽ二ニ、〉ーく、_,ィ 兀'⌒ヽ-'
/ ̄〉| |∠__,イ≦_,-、ノ
{ '´{,| ,!-'一゙'{__ 二}
>‐'´ ハ二ニ={- _ ニ,ヽ
∠ ,,ィ'⌒;´ f-=⌒! '┘ '´二}
| ./ | [] {, 彡 ィト、
f ‘ヽ L_ハ-{,_'/ヽ, `!
`ー'’ `ー'’
( ・∀・)σ
.
521
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:02:19 ID:S0Eyb4is0
( ・∀・) 「……残念ながら……」
( ・∀・) 「その証言は、ちょっと、オカシイぜ」
( ´∀`) 「どうされました?」
( ・∀・) 「上面図だ」
( ・∀・)σ 「
>>6
を見てくれ」
.
522
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:02:44 ID:S0Eyb4is0
ミ,,゚Д゚彡 「…」
( ‐∀‐) 「被害者が倒れた時の、動きだ」
、 、 、 、 、 、 、、
( ・∀・) 「証人は、ワレ先に、立ち上がっている」
ミセ::゚-゚)リ 「!」
\がやがや…/
\ざわざわ…/
.
523
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:03:10 ID:S0Eyb4is0
( ´∀`) 「まあ、それはそうですが」
( ´∀`) 「それが果たして、証人の持つ証拠品とは、いかなる……」
( ・∀・) 「証人は、自暴自棄、人間不信になっている!」
( ‐∀‐) 「本題以前に、あるがままを証言してくれていない状況だ…」
( ・∀・)σ 「 まずはそこを正してから という話だッてことだ!」
( ´∀`) 「……ふむう」
( ´∀`) 「どう思われますか、検事」
.
524
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:03:53 ID:S0Eyb4is0
ミ,,゚Д゚彡 「……2点」
ミ,,- -彡 「まず、証人は、疲弊している。 精神的にな」
ミ,,::Д彡 「また、立ち上がったことを隠そうが、さしたる変化が生まれるわけでもない」
ミ,,゚Д゚彡 「 この時間は、なんなんだろうな……といったところだ」
( ´∀`) 「……なるほど」
( ・∀・) 「この時間はなんなんだろうッて言われちまったよ」
(,,゚Д゚) 「ほんッッとメンドクセーー証人ですよね」
(,,゚Д゚) 「戦犯ですよ、戦犯」
( ・∀・) 「俺、さすがにそこまで言うつもりはなかったよ」
.
525
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:04:18 ID:S0Eyb4is0
\カンッ!/
( ´∀`) 「まあ、よいでしょう」
( ´∀`) 「もう、弁護人のペースに任せます」
( ´∀`) 「あくまで、検察側に、審理継続の異議がないがゆえの、判断ですがね」
ミ,,- -彡 「…」
( ・∀・) 「……え、ええと……」
( ・∀・)σ 「いくら疲弊していようが、カンチガイには、理由がある!」
( ・∀・) 「その……座っていた、足腰が震えた、とか、カンチガイした理由が……」
.
526
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:04:42 ID:S0Eyb4is0
( ´∀`) 「わかりました」
( ´∀`) 「証人。 先ほどの不整合ですが、なにか理由はありますか?」
ミセ::゚-゚)リ 「……え……」
ミセ:: -)リ 「……えっと……」
ミセ::゚-゚)リ 「 あ。 」
ミセ::゚-゚)リ 「……ごめんなさい。 言い方を、間違えました」
( ´∀`) 「理由はある、と。 いいですよ」
( ´∀`) 「あらためて、証言してください」
.
527
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:05:07 ID:S0Eyb4is0
〜証言開始〜
〜事件後の行動・2〜
①ミセ::゚-゚)リ 「座っていたのは、まちがいないです。 ……順序を、まちがえました。」
②ミセ:: -)リ 「トソンちゃんが倒れて、びっくりして飛び上がって、ソファーから逃げて……」
③ミセ:: -)リ 「そこで……しゃがみこんだんです、私。 足腰から力が抜けて……」
.
528
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:05:30 ID:S0Eyb4is0
( ´∀`) 「なるほど、しゃがみこんだ…」
( ´∀`) 「では、弁護人。 尋問。」
( ;・∀・) 「さっきより減ってないか? 証言…」
(,,゚Д゚) 「裁判長のテンションも、だんだん下がってますね」
.
529
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:06:02 ID:S0Eyb4is0
〜尋問開始〜
〜事件後の行動・2〜
①ミセ::゚-゚)リ 「座っていたのは、まちがいないです。 ……順序を、まちがえました。」
( ・∀・) 「座ったのは、間違いないんだ?」
ミセ:: -)リ 「まあ……うん……」
( ・∀・) 「じゃあ、被害者が倒れて、移動したことについては?」
ミセ::゚-゚)リ 「それも……ただしいわ」
.
530
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:06:26 ID:S0Eyb4is0
②ミセ:: -)リ 「トソンちゃんが倒れて、びっくりして飛び上がって、ソファーから逃げて……」
( ・∀・) 「ソファーから逃げて、」
( ・∀・) 「どこに行った?」
ミセ::゚-゚)リ 「えっと……」
ミセ:: -)リ 「……トソンちゃんの、後ろあたり……」
( ・∀・) 「まあ、それがふつうか」
ミ,,゚Д゚彡 「被害者の後方まで、飛び出した。 それで?」
.
531
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:06:47 ID:S0Eyb4is0
③ミセ:: -)リ 「そこで……しゃがみこんだんです、私。 足腰から力が抜けて……」
( ・∀・) 「力が。」
ミセ::゚-゚)リ 「う、うん……つまずいて、転びそうだったから」
( ・∀・) 「うんうん…」
.
532
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:07:14 ID:S0Eyb4is0
( ・∀・)
( ・∀・) 「え?」
、 、 、、 、
( ・∀・) 「つまずいて?」
.
533
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:07:59 ID:S0Eyb4is0
ミセ;゚-゚)リ 「えっ……あ!」
(,,゚Д゚) 「!」
(,,゚Д゚) 「モララーさん!」
( ・∀・) 「わかってる!」
( ・∀・) バンッ!
、 、 、 、 、 、 、 、 、 、、 、
( ・∀・)σ 「証人は……なにかにつまずいて、転んだのか!?」
.
534
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:08:22 ID:S0Eyb4is0
ミセ:: -)リ 「えっと……その……え……」
\カンッ!/
( ´∀`) 「うーむ…」
( ´∀`) 「どうなのですか? 証人?」
ミセ:: -)リ 「つ……つまずいた、というか……」
ミセ::゚-゚)リ 「つま先に、何かが当たった気がして……」
ミセ::゚-゚)リ 「それで、しゃがみこんだの」
ミセ:: -)リ 「気が散った瞬間、足腰の力が抜けて、そのまま、しゃがみこんで……」
.
535
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:08:44 ID:S0Eyb4is0
( ´∀`) 「立ち上がれなくなった、と」
( ´∀`) 「わかりました」
( ´∀`) 「どうでしょう、弁護人」
( ´∀`) 「聞いている限り、不整合は、解消されましたが」
( ´∀`) 「なにか、まだ、問題はありますか?」
( ;・∀・) 「ど……どうだ……?」
にア 「モンダイある」
にア 「モンダイない」
>>536
.
536
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:09:06 ID:S0Eyb4is0
( ;・∀・) も、モンダイある
537
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:09:30 ID:S0Eyb4is0
( ・∀・) 「不整合は、解消されたが……」
( ・∀・) 「まだ、話し足りていないぜ」
( ´∀`) 「というと?」
、 、 、
( ・∀・)σ 「つま先にナニかが当たった ッて部分だ!」
( ・∀・)σ 「…証人!」
( ・∀・) 「いったい……なにが、足に当たったッてんだ?」
ミセ:: -)リ 「…」
( ・∀・)σ 「 証人ッ!」
.
538
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:09:54 ID:S0Eyb4is0
ミセ::;-゚)リ 「なによ!!」
ミセ::;-゚)リ 「さっきからさっきからさっきから!!」
\ゴオッ!/
(lli ・∀・) 「ぐおッ!?」
ミセ::;-゚)リ 「グラスよ、グラス!」
ミセ::;-゚)リ 「トソンちゃんを殺したグラスを蹴っちゃったの!!」
ミセ::;-゚)リ 「これでなんか文句ある!?」
\カンッ!/
.
539
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:10:16 ID:S0Eyb4is0
( ´∀`) 「証人、静粛に!」
ミ,,- -彡 「静粛にするのはアナタのほうだ、裁判長」
( ;´∀`) 「ええっ!?」
ミ,,::Д彡 「そもそも、この証人が証言台に立つ意味、それは。」
ミ,,゚Д゚彡 「証人がなにか、ケッテイ的な証拠を握っているかもしれない 」
ミ,,::Д彡 「 という、ベンゴ側の主張に基づくものだ」
.
540
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:10:40 ID:S0Eyb4is0
ミ,,゚Д゚彡 「…………黙って聞いていたが、」
ミ,,゚Д゚彡 「現状として、そのような兆候は、いっこうに見られない」
ミ,,゚Д゚彡 「まして、証人は興奮し、ベンゴ側といさかいを始める始末だ」
ミ,,::Д彡 「 つまり!」
ミ,,::ー彡∩ 「ベンゴ側は、立証にシッパイしたと主張する!」
ミ,,::Д彡⊃ 「 証人は、なにも持っていない!! 」
.
541
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:11:05 ID:S0Eyb4is0
\ざわざわ…/
\ガヤガヤ…/
( ´∀`) 「……そうです、ねえ」
( ´∀`) 「たしかに……これ以上は、ただの徒労、な気も……」
( ´∀`) 「 というより、もうこれ以上、時間の浪費は許されません!」
( ;・∀・) 「ちょ、ボーナスタイム終了!?」
(,,゚Д゚) 「検察側も裁判長もだまっててくれるの、やりやすかったんですがね」
(,,゚Д゚) 「……しかたありません、どうしましょう?」
にア 「異議を申し立てる」
にア 「ようすを見る」
>>542
.
542
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:11:29 ID:S0Eyb4is0
( ・∀・) 異議を申し立てる
543
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:11:52 ID:S0Eyb4is0
( ・∀・)⊃ 「異議ありッ!!」
( ・∀・)σ 「
ミ,,::Д彡⊃ 「異議ありッ!!」
ミ,,::ー彡∩ 「…………まだ、異議を唱えられるだけの余力が、あったか」
( ;・∀・) 「ま、待て待て待て!」
( ;・∀・) 「せめて、ナニか言わせてくれよ!」
.
544
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:12:19 ID:S0Eyb4is0
( ´∀`) 「どうしました? 弁護人。」
( ・∀・) 「……裁判長!」
( ・∀・) 「ただいまの、証人の、言葉 」
>
>ミセ::;-゚)リ 「トソンちゃんを殺したグラスを蹴っちゃったの!!」
>
( ・∀・)σ 「証人は、たった今、新たな証言をした!」
(#・∀・) 「 ベンゴ側は、尋問の権利を主張するッ!!」
.
545
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:13:07 ID:S0Eyb4is0
\ざわざわ…/
\ガヤガヤ…/
カンッ!
( ´∀`) 「静粛に!」
( ;゜∀`) 「…………あなたもしつこいですね〜!」
(lli ・∀・) 「あ、当たり前だ!!!」
.
546
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:13:34 ID:S0Eyb4is0
( ;´∀`) 「まあ……まあ、まあ……。」
( ´∀`) 「……」
( ´∀`) 「検察側は、どう考えますか?」
ミ,,゚Д゚彡 「…ム。」
( ´∀`) 「もとは、検察側のはかった便宜から、この流れが来ております」
( ´∀`) 「ベンゴ側のこの主張に異議があるなら、うかがいますが。」
ミ,,゚Д゚彡 「…………」
ミ,,- -彡 「…………」
.
547
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:14:01 ID:S0Eyb4is0
ミ,,゚Д゚彡 「 ラストチャンス だな。」
( ・∀・) 「!」
.
548
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:14:24 ID:S0Eyb4is0
ミ,,゚Д゚彡 「証人と弁護人のいさかいは、さておいて」
ミ,,- -彡 「 被害者のグラスを蹴った 」
ミ,,- -彡 「というのは、たしかに、現場に関する、初出の情報……だからな。」
( ´∀`) 「……まあ、検察側が、そうおっしゃるなら」
ミ,,゚Д゚彡 「あ。 ただし。」
( ´∀`) 「え?」
.
549
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:15:03 ID:S0Eyb4is0
ミ,,゚Д゚彡 「俺は、あの時の、弁護人の発言…… 」
>
>( ・∀・) 「……ベンゴ側の推理によると……」
>
>( ・∀・) 「彼女が、ミセリ氏が!」
>
>( ・∀・) 「握ってるかも、しれねえんだ!」
>
>( ・∀・)σ 「この事件における、最後の証拠品をッ!!」
>
>ミ,,゚Д゚彡 「……なっ……」
>
>ミlli,,゚'Д゚彡 「 ナニイッ!? 」
>
.
550
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:15:27 ID:S0Eyb4is0
ミ,,゚Д゚彡 「あの主張に、一考の価値がある……」
ミ,,゚Д゚彡 「 そう、考えていたんだ。」
ミ,,::ー彡∩ 「事件を決定づける証拠は、もしあるのなら…検察側も、歓迎だからな。」
ミ,,゚Д゚彡 「しかし。」
ミ,,゚Д゚彡 「裁判長の怪訝のとおり、」
ミ,,゚Д゚彡σ 「俺の目にも、どーーにも、時間稼ぎにしか見えなくなってきたところだ」
( ;∀;) 「そんなあ!」
(,,゚Д゚) 「え、実際違ったのですか?」
( ・∀・) 「実際その通りだからぐうの音も出ねえんだよ」
.
551
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:15:49 ID:S0Eyb4is0
ミ,,゚Д゚彡 「何度も触れられているように」
ミ,,- -彡 「本日は序審法廷の最終日で、時間も、ずいぶんと食っちまった」
ミ,,- -彡 「ちまちまゆさぶる、無意味な異議 に付き合うわけにもいかねえ」
ミ,,゚Д゚彡 「だったら」
ミ,,゚Д゚彡
ミ,,::ー彡∩ フサァ…
、 、 、 、
ミ,,::ー彡∩ 「一度だけ。」
.
552
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:16:12 ID:S0Eyb4is0
ミ,,::ー彡∩ 「その最後の一度で、弁護人が証明できると、いうの、なら」
ミ,,゚Д゚彡 「検察側も、尋問について、やぶさかではない」
( ´∀`) 「なるほど」
( ;・∀・) 「…………」
( ;・∀・) 「その、証明、というのは?」
ミ,,::Д彡 「カンタンじゃないか」
.
553
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:16:42 ID:S0Eyb4is0
ミ,,゚Д゚彡σ 「この証人が、」
ミセ::;-゚)リ
ミ,,゚Д゚彡 「この事件における、最後の、決定的な証拠品を持っている 」
ミ,,゚ー゚彡 「その証明だ。」
.
554
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:17:09 ID:S0Eyb4is0
(lli ・∀・) 「グッッ!」
\ガヤガヤ…/
\ざわざわ…/
( ´∀`) 「ちなみに、この期に及んで、無意味なことをしたら?」
ミ,,゚Д゚彡 「即刻判決」
( ´∀`) 「いいでしょう、乗りました」
(lli ・∀・) 「ぎゃー!悪ノリだー!」
\カンッ!/
.
555
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:17:33 ID:S0Eyb4is0
( ´∀`) 「では、弁護人、頼みましたよ」
( ´∀`) 「本日……いえ。」
( ´∀`) 「本法廷、最後の尋問を!」
.
556
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:17:59 ID:S0Eyb4is0
〜尋問開始〜
〜最後の尋問〜
①ミセ::;-゚)リ 「トソンちゃんを殺したグラスを蹴っちゃったの!!」
.
557
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:21:07 ID:S0Eyb4is0
( ;・∀・) 「 証言は、これだけ 」
(,,゚Д゚) 「ゆさぶりは、禁止されました」
(,,- -) 「となると……するべきは、たったひとつですね」
( ・∀・) 「…………矛盾。」
( ・∀・)σ 「そいつを、一発で 貫くッ!!」
にア なに(
>>461-466
)をつきつける?
>>561
.
558
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:21:30 ID:S0Eyb4is0
( ・∀・) どうする?オート安価にする?オーバー?
>>559
559
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:21:53 ID:S0Eyb4is0
(,,゚Д゚) 推理したさで読んでいる読者って少ないと思うんですが、どうですか?オーバー?
>>560
560
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:22:17 ID:S0Eyb4is0
( ・∀・) オーケー、なあ、この期に及んで安価芸してていいのだろうか?
( ・∀・) 頼むぜ、
>>561
!
561
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:22:51 ID:S0Eyb4is0
( ・∀・) 毒入りのグラス!
562
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:23:24 ID:S0Eyb4is0
①ミセ::;-゚)リ 「トソンちゃんを殺したグラスを蹴っちゃったの!!」
} ̄〉_,,-'、 ̄` ̄二 ̄}
r〜''´ _ィ-‐ー'| 二 一 |
`ァ=' 、''⌒ヽL__, = -‐i
/ ,zr /フ ,{二 = '´ ̄ヽ
ヽ二ニ、〉ーく、_,ィ 兀'⌒ヽ-'
/ ̄〉| |∠__,イ≦_,-、ノ
{ '´{,| ,!-'一゙'{__ 二}
>‐'´ ハ二ニ={- _ ニ,ヽ
∠ ,,ィ'⌒;´ f-=⌒! '┘ '´二}
| ./ | [] {, 彡 ィト、
f ‘ヽ L_ハ-{,_'/ヽ, `!
`ー'’ `ー'’
( ・∀・)σ
.
563
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:23:44 ID:S0Eyb4is0
( ・∀・) 「……証人は」
( ・∀・) 「床に転がる、毒入りのグラスを蹴った、ッてことでいいんだな?」
ミセ::;-゚)リ 「そうだッて言ってるじゃない!!」
ミセ::;-゚)リ 「なにかオカシイの!?」
(#・∀・) 「ンなワケあるかァ!!」
(#・∀・)σ 「証人ッ!!」
.
564
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:24:21 ID:S0Eyb4is0
証拠品ファイル⑤毒入りのグラス
致死量の毒とエクストの指紋が検出された。
トソンはこの水を飲んで絶命した。
卓上で横倒しになっている。
、 、 、 、 、、
(#・∀・) 「グラスは、卓上で横倒しになってるんだ!!」
(#・∀・) 「どうやったら蹴れるッてんだァ!?」
♪追求〜追いつめられて
→
https://www.youtube.com/watch?v=DiTLf7lORf0
.
565
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:24:45 ID:S0Eyb4is0
ミセ::;-゚)リ 「あっ!!」
\ざわざわ…/
\ガヤガヤ…/
( ・∀・) 「ナニをどう間違えたって、この矛盾は説明できないッ!!」
( ・∀・) 「証人ッ!」
( ・∀・)σ 「どうして、そんなウソを 」
ミ,,::Д彡⊃ 「異議ありッ!!」
.
566
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:25:14 ID:S0Eyb4is0
( ・∀・) 「…!」
ミ,,::ー彡∩ 「…………この事件。」
ミ,,::ー彡∩ 「グラスの入れ替わりからはじまった、とは、弁護側の主張だ 」
ミ,,゚ー゚彡 「検察側は、主張するぜ」
、 、 、 、 、 、
ミ,,::Д彡⊃ 「証人は、誰のものか問わず、誰かのグラスを蹴ったッ!!」
ミ,,::ー彡∩ 「毒のグラスと断定したのは、証人による混濁である となッ!!」
.
567
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:25:38 ID:S0Eyb4is0
\ざわざわ…!/
\ガヤガヤ…!/
(;,,゚Д゚) 「 さすがに、最後の最後まで黙っててくれる奴じゃあ、なかった!」
(,,゚Д゚) 「モララーさん!」
( ・∀・) 「なんだ!」
(,,- -) 「 ここは、フサギコとしても、決して通したくはない主張だ 」
(,,゚Д゚) 「もう、フサギコは黙って見ていてくれませんよ!」
(,,゚Д゚) 「言い換えれば、今こそが!」
.
568
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:26:00 ID:S0Eyb4is0
ミ,,::ー彡∩
(,,゚Д゚) 「フサギコとの勝負の、正念場です!」
(#・∀・) 「クライマックスってこッたな!? ヨッシャ!!」
.
569
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:26:31 ID:S0Eyb4is0
(#・∀・) バンッ!
( ・∀・)σ 「誰かのグラスを蹴った だと!?」
ミ,,::ー彡∩ 「ああ……そういや、誰かが言っていたッけなァ……」
ミ,,::ー彡∩ 「グラスを落とした、割れた、と 」
ミ,,::Д彡⊃ 「 その時のでっけェ破片が、残っていたンじゃあないのかい!?」
.
570
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:27:09 ID:S0Eyb4is0
( ・∀・) 「つまり、割れたグラスを蹴った 」
( ・∀・) 「この反論は、どう返す?」
にア 「グラスは処理された」
にア 「グラスは落ちていない」
にア 「その通りだ」
.
571
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:27:29 ID:S0Eyb4is0
にア 「グラスは処理された」
( ・∀・) 「異議ありッ!」
( ・∀・)σ 「証拠 ならびに証言を、思い出してくれ!」
証拠品ファイル⑥割れたグラス
水の騒ぎで落ちて割れた。 毒物反応はなかった。
処理のため粉々にされており、指紋検出は不可。
>
>ミセ::゚-゚)リ 「えっと…」
>
>ミセ::゚-゚)リ 「店員さんは、割れたグラスを片づけて、そのままどこかに行ったわ」
>
.
572
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:28:59 ID:S0Eyb4is0
( ・∀・) 「グラスは処理されたんだ!」
( ‐∀‐) 「まして、蹴ったとして、」
( ・∀・) 「クツ越しに感触の残るほどの大きな破片だ、ということだろ?」
(#・∀・)σ 「そんなものが残っているわけがない!」
ミ,,::Д彡⊃ 「異議ありィ!!」
ミ,,::ー彡∩ 「上面図(
>>234
)を見ていただこうッ!!」
.
573
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:29:27 ID:S0Eyb4is0
┌┐
┌─┤│
│サ││ ┌─┐
│ l .││ (゚、゚トソン ○ ○ ○ ○ ○
│バ││ └─┘
│ l .││ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
└─┤│ | テーブル ! | | | |
┌─┤│ |____ ┌─┐ |_____| |_____|
─┐ │ ││ ┌─┐┌─(>< )
─┤ │雑│ ミセ*゚-゚)リ< プ-゚) ┘──────────────
┼ │ ││ └─┘└─┘ ソ フ ァ ー
W│ │貨│└───────────────────────
C │ │ │ 衝 立
┼ └─┤┌───────┐┌───────┐┌─────
─┤ ││ | ̄ ̄ ̄| . ││ | ̄ ̄ ̄| . ││ | ̄ ̄ ̄|
─┘ ││ | テー. | . ││ | | . ││ | |
││ | ブル. !.. ││ | | . ││ | |
.
574
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:29:53 ID:S0Eyb4is0
ミ,,゚Д゚彡σ 「スタッフが掃除するエリアは、このあたりだ」
ミ,,::ー彡∩ 「 しかし、証人は、蹴ったがゆえに、しゃがみ込んだ」
ミ,,::ー彡∩ 「その場所は、被害者の、後方あたり 」
ミ,,::Д彡 「 であれば!」
.
575
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:30:22 ID:S0Eyb4is0
┌┐ ┌─┐
┌─┤│ ミセ:: -)リ
│サ││ ┌─┐ └─┘
│ l .││ (、::トソン ○ ○ ○ ○ ○
│バ││ └─┘
│ l .││ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
└─┤│ | テーブル ! | | | |
┌─┤│ |_____| |_____| |_____|
─┐ │ ││
─┤ │雑│├───────────────────────
┼ │ ││ ソ フ ァ ー
W│ │貨│└───────────────────────
C │ │ │ 衝 立
┼ └─┤┌───────┐┌───────┐┌─────
─┤ ││ | ̄ ̄ ̄| . ││ | ̄ ̄ ̄| . ││ | ̄ ̄ ̄|
─┘ ││ | テー. | . ││ | | . ││ | |
││ | ブル. !.. ││ | | . ││ | |
.
576
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:30:46 ID:S0Eyb4is0
ミ,,::ー彡∩ 「 いくら手前であったとしても、最低限、ここッ!!」
ミ,,゚Д゚彡 「グラスの掃除は、」
、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、、 、 、
ミ,,゚ー゚彡 「この位置まで捕捉できなかった それだけの話だったのさッ!」
( ;・∀・) 「なッ!?」
(,,゚Д゚) 「怯んではダメです!」
(,,゚Д゚) 「反論を!」
( ;・∀・) 「あ…ああ!」
にア 「いままでの証拠品にない」
にア 「いままでの証言にない」
にア 「俺は見ていない」
.
577
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:31:10 ID:S0Eyb4is0
にア 「いままでの証拠品にない」
( ・∀・)σ 「 騙されねえぜ、検事ィ!!」
( ・∀・) 「捜査の大原則として、だ!」
( ・∀・)σ 「現場に落ちていたァ!」
( ・∀・)σ 「事件に関係する物品はァ!」
(#・∀・) 「すべてが! この法廷にて受理されているはずだッ!!」
(#・∀・)σ 「掃除もれの大きい破片 どこにあるッてんだあ!?」
.
578
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:31:37 ID:S0Eyb4is0
ミ,,゚ー゚彡 「事件 《後》 に……スタッフ・ビロードが、処理したのだ!」
ミ,,::Д彡 「なんでも、元のグラスを処理したのも、氏だと聞く……」
ミ,,::Д彡 「被害者死亡後に、ビロード氏が、発見した!」
ミ,,::Д彡 「関係者としてではなく、いち従業員として、再び処理した!」
ミ,,::ー彡∩ 「そしてそれは、粉々になったから、確認ができない 以上ッ! 」
証拠品ファイル⑥割れたグラス
水の騒ぎで落ちて割れた。 毒物反応はなかった。
処理のため粉々にされており、指紋検出は不可。
.
579
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:32:00 ID:S0Eyb4is0
( ;・∀・) 「そォんな証言、なかったッスよ!?」
(,,゚Д゚) 「なかった以上、この主張も、通ってないんですよ!」
、 、
(,,゚Д゚) 「反証できるアナが、どこかにあるはずです!」
、 、
看守「アナ!?」
( ・∀・) 「そうだな! おい! 1スレ目
>>290
で狂わせた因果律の影響がここに現れたぞ!」
にア 「誰かが気づくはず」
にア 「毒は検出されなかった」
にア 「処理する暇はなかった」
.
580
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:32:23 ID:S0Eyb4is0
にア 「処理する暇はなかった」
( ・∀・) 「待て!」
( ・∀・) 「( ><)が事件勃発後に処理した、だと?」
( ・∀・)σ 「その時間はなかった!」
ミ,,- -彡 「なに…?」
.
581
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:32:55 ID:S0Eyb4is0
( ・∀・) 「事件後、俺らは現場テーブルに駆けつけた!」
( ・∀・) 「ミセリ、ビロード、なによりテンチョーが、証人だ!」
>
>( ;><) 「動かないで、その場を、あなたたちでジッとしててください!」
>
> ∧ ∧ ♪
>ヽ( ・∀・)ノ
> ( ヘ)
> く
>
>( ;><) 「動かないでェェーーーーーッ!!」
>
( ・∀・)σ 「そして、ケーサツ到着まで、俺らもビロードも 動かなかった!」
ミlli,,゚'Д゚彡 「こ…この俺が…こんなふざけた回想で反論されるのか!?」
( ・∀・)σ 「そ、それはごめん…」
.
582
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:33:20 ID:S0Eyb4is0
( ;´∀`) 「え、ええと、つまりどういうことですか!」
( ・∀・) 「検察側は、こう言いたいわけだ」
( ・∀・)σ 「事件前の水のさわぎにて、割れたグラス 」
( ・∀・)σ 「その時に、処理しきられなかった破片を蹴ったのだ …と!」
(#・∀・) 「だが!」
(#・∀・) 「ンなものは、なかった!」
、 、 、 、、 、 、 、 、 、 、
( ・∀・)σ 「我々の知り得ないナニか を、証人は蹴ったんだ!!」
.
583
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:33:46 ID:S0Eyb4is0
ミ,,::Д彡⊃ 「異議ありィ!!」
ミ,,::Д彡 「……なら、こいつはどうだい?」
ミ,,゚Д゚彡 「蹴ったのは、被害者のグラスで、」
ミ,,::ー彡∩ 「まちがいなかった というのは…!」
( ;・∀・) 「なに!?」
( ;・∀・)σ 「そいつァ既に、反証して……」
.
584
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:34:15 ID:S0Eyb4is0
ミ,,::ー彡∩ フサァ…
ミ,,::ー彡∩ 「毒のグラスを蹴ったわけではない、それはわかった」
、、 、 、
ミ,,::Д彡 「 ほんものの被害者のグラスだ!」
ミ,,゚Д゚彡 「毒入りのグラスは、卓上にあった!」
ミ,,゚Д゚彡 「割れたグラスは、処理された後だった!」
ミ,,::Д彡 「 これらの持ち主が、ミセリ氏・エクスト氏だった!」
、 、 、、、 、、 、 、 、 、 、
ミ,,::ー彡∩ 「持ち主がトソン氏のグラスは、どこに行ったッていうんだい?」
ミ,,::Д彡⊃ 「 そいつを、証人は蹴飛ばしたんだ!」
.
585
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:35:03 ID:S0Eyb4is0
\ざわざわ…/
\ガヤガヤ…/
( ;・∀・) 「え、えっ、どーゆーこと!?」
( ;・∀・) 「毒入りのグラスが卓上で、」
( ;・∀・) 「割れたのはエクストのグラスで、ええ!?」
(,,゚Д゚) 「!」
(;,,゚Д゚) 「 惑わされてはダメです!」
、 、 、 、
(;,,゚Д゚) 「フサギコの、言葉のマジック 心象操作だッ!」
( ;・∀・) 「なッ!?」
.
586
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:35:25 ID:S0Eyb4is0
ミ,,::Д彡⊃ 「異議ありィ!」
ミ,,::ー彡∩ 「さあさあさあッ どうなんだい、弁護人!?」
ミ,,::ー彡∩ 「証人が蹴飛ばした位置からしても、」
、 、 、 、 、 、、 、 、、 、
ミ,,゚ー゚彡 「被害者のグラスを蹴った こそが、もっとも合理的だぜ!?」
ミ,,::ー彡∩ 「さあさあッ 反論はオシマイかァ!?」
\ざわざわ…!/
\ガヤガヤ…!/
.
587
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:35:50 ID:S0Eyb4is0
\カンッ!/
( ´∀`) 「いまさら作戦タイムは聞きませんよ!」
( ´∀`) 「さあさあッ どうなんでしょう、弁護人!?」
( ;∀;) 「え!待って!整理する時間くれないの!?」
(;,,゚Д゚) 「 フサギコにコントロールされているだけです!」
(,,- -) 「落ち着いて、考えればわかる 」
.
588
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:36:12 ID:S0Eyb4is0
(,,゚Д゚) 「被害者のグラスを蹴ったわけではなかった 」
(,,゚Д゚) 「その証拠を、叩きつけてやるのです!」
( ;∀;) 「なあ!」
( ;∀;) 「答え!わかってるなら!」
( ;∀;) 「代わりに!叩きつけてよ!証拠ォ!」
にア
>>461-466
.
589
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:36:36 ID:S0Eyb4is0
にア ⑬トソンの解剖記録
( ・∀・) 「 だァーーったら!」
( ・∀・)⊃ 「この証拠品を見てもらおうか!」
証拠品ファイル⑬トソンの解剖記録
3月29日の14時20分頃に
バイバイサル酸を経口摂取して中毒死。 《詳細》は
>>2
( ´∀`) 「…?」
( ´∀`) 「い、いまさら解剖記録……ですか?」
( ・∀・) 「重要なのは、写真(
>>2
)だッ!!」
.
590
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:36:59 ID:S0Eyb4is0
_ ....... _ / .::/.:.:.
_,. =、、 . : :´: : : : : : :`: : .、 / .::/ .:.:.:
f'´ ) /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\... / .::/.:.:.:.:.:
!,、、ー ´ ヤ // .:.:.:.:.:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:i :::::::::::::ヽ::::.... / .::/.:.:.:.:.:.:.
\ ヤ ,:/:::/:::::ハ::::::::: |:::::::::|::::::::::::::::::',::::::::::::.. / .::/ .:.:.:.:.:.:.:
\_ _;ノ .i:i:! :!::::::|:l::Ⅵ::::::|::i:i::::|::::::::::::::::::::; .::.::::::::. / .::/.:.:.:.:.:.:.:.:.:
 ̄ |:|:!::|:!::::|:l::::ⅥⅣ::|:|::::|=x:::i:::::::::::i..:::::::::.:. / .::/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
_ |:|:!::|乂从:::::::::|::::从:::| う}|:::::::::::|::::::::::: / .::/ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
リ|i! |ハ !:::ソ\:::::::|::///: |_У:|:::::::::::|::::: : / .::/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
,斗;i|i|i|i. .′从:::\ :: リイ/:::: |!!ヘ∧:::::::: !:::.:. / .::/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
r'i|i|i|i|i|i|i|iトtx;、 \::ヽー` :. !::::::: |∨ヘ::∨:::∧ :: / .::/ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
ヾl|l|l|i|i|l|l|l|l!'´. Y:::`ー< :::::::′V:ヘ::∨:::∧ / .::/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
`"'ヾi|i|if’ ;:::::从:/:::::::/ / \゙:::∨:::∧ / .::/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
_,., .,, /:::/ /:::::::/′ ゞ:;∨:::∧/ .::/ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
i|リ ,イ:::/ /::::::: ′ / \: ∧.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
}i!′ //::/ /::::::::;' / /:}:ハ. \.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
//く⌒>::::::::::i:`Y / ..:/..:{:::∧ ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
≧x、_ / //::::::::: l/ヽ_/ ..:/ i!::: ∧:. 丶 .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
:≧x、_ / く:_:/:从:::::::| 小、 .i!::::::∧:. ' .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
:≧x、_ .{:. :{ :|:i::|::::::| ./iハ:.::. i!:::::: ∧::. .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
:≧x、._ 乂::.. Ⅵi::|::::::| /i/:::∨::.. i! ::::: ∧:::. ' .:.:.:.:.:.:.:.:
.
591
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:37:23 ID:S0Eyb4is0
( ´∀`) 「 どれ 」
( ;´∀`) 「ッ!」
( ・∀・) 「写真左上ッ 」
( ・∀・)σ 「写っているよなァ!!」
( ・∀・)σ 「飲んだばかりの被害者のグラスがッ!!」
(#・∀・) 「持ち主の誤解を誘ったようだが、そうはいかねえぞ!!」
.
592
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:37:46 ID:S0Eyb4is0
( ;´∀`) 「え、え!」
( ;´∀`) 「結局、どういう意味なのですか!?」
( ・∀・)σ 「そこの検事が、話をややこしくしようとしただけだ!」
( ・∀・) 「元エクストのグラスを、トソンが奪った!」
( ・∀・) 「それが卓上に転がった!」
( ・∀・) 「割れて、処理されたグラスは、元トソンによるもの!」
(#・∀・)⊃ 「 この話は、それ以上でも、それ以下でもねえッ!!」
.
593
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:38:10 ID:S0Eyb4is0
ミ,,::ー彡∩ 「…………」
(,,゚Д゚) 「 3つあるグラスのうち、」
、 、
(,,゚Д゚) 「事件に関わっているのは、2つだけ……なんですよ!」
( ・∀・) 「ああ、」
、 、、 、 、 、 、
( ・∀・) 「ミセリのグラスは、始終、事件に関わってねえからな!」
.
594
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:38:35 ID:S0Eyb4is0
(,,- -) 「それを、」
(,,゚Д゚) 「証人が蹴ったグラスは、割れたものでも、毒入りのものでもない 」
(,,゚Д゚)σ 「残された、3つ目のグラスを蹴ったのだ 」
(,,゚Д゚) 「 そんな突飛な反論を、話術で!」
(,,゚Д゚) 「それッぽく聞かせてきただけなのですよ!」
( ;´∀`) 「ああ!」 ←完全に理解した
( ・∀・) 「してねえよなあ、それ!」
.
595
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:39:01 ID:S0Eyb4is0
\ざわざわ…/
\ガヤガヤ…/
、 、
(;,,゚Д゚) 「 しかし、この土壇場で、話術を仕掛けてきますか…!」
、 、 、 、 、 、、 、 、 、 、 、 、 、、 、、、
(;,,゚Д゚)σ 「推理をバグらせて、自爆を狙ってきましたよ!」
( ;・∀・) 「……なんてやつだ……!」
\ガヤガヤ…/
ミ,,::ー彡∩ 「……ふん。」
ミ,,゚Д゚彡 「どうやら、グラスを蹴ったわけでないのは 間違いないようだな」
ミ,,゚ー゚彡 「弁護側との議論で、正確な情報にできたようだよ。」
ミ,,::ー彡∩ 「礼を言うぜ」
.
596
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:39:24 ID:S0Eyb4is0
( ・∀・) 「だったら!」
( ・∀・)σ 「グラスを蹴った とウソをついてまで、隠してきたものがある ということ!」
(#・∀・) 「 それが!」
(#・∀・)⊃ 「この事件の、最後の証拠品なんだッ!!」
\ざわッ!/
ミ,,::ー彡∩
.
597
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:39:46 ID:S0Eyb4is0
ミ,,::ー彡∩ 「 まだだぜ、弁護人…!」
.
598
:
名無しさん
:2024/04/09(火) 16:40:11 ID:S0Eyb4is0
( ;∀;) 「まァァーーーーーーだ反論があるッてゆーーのォ!?」
\ガヤガヤ!/
\ざわざわ!/
ミ,,゚Д゚彡 「証人は、最後の証拠品を、隠してきた 」
ミ,,::Д彡 「 そうだとしたら、なぜッ!!」
ミ,,::Д彡 「現在に至るまで、証人はそいつを隠してきたんだい!?」
、 、
ミ,,::ー彡∩ 「 一度は、告発までされた身の上だぜェ!?」
.
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