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( ・∀・)モララーがまじめに逆転裁判するようです <第3法廷>
299
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:38:43 ID:CV5gIBRA0
\ゴオッ!!/
\くわわっ!/
(lli<◎><○) 「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッ!!!!」
♪ガッツだー!
→
https://www.youtube.com/watch?v=WW4g5TPnKx0
.
300
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:39:05 ID:CV5gIBRA0
.
301
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:39:35 ID:CV5gIBRA0
\カンッ!/
( ;゜∀`) 「 しょ ッ 証人!?」
(;<●><) 「 足ンネェ」
(lli<◎><○) 「足ンねえなアアアアアッッ!!」
\ゴオッ!!/
( ;・∀・) 「 なッ なんだと!?」
.
302
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:40:00 ID:CV5gIBRA0
\ゴオオッ!!/
(lli<◎><○) 「証拠だヨオオッ!!」
(lli<◎><○) 「証拠オオオオオッッ!!」
(;<●><) 「オレがァ!」
(lli<◎><○) 「オレが殺シたッつゥーーけどさァ!!!」
(lli<◎><○) 「ねえよなアッァァ!!」
(lli<◎><○) 「証拠ォォおおおおッッ!!」
.
303
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:40:29 ID:CV5gIBRA0
( ;・∀・) 「な……な……」
(lli ・∀・) 「 なんだってエエエエエ!?」
\ざわざわ!/
\ガヤガヤ!/
カンッ!
ミ,,::Д彡⊃ 「 裁判長ッ!! お聞きの通りだ!」
ミ,,゚Д゚彡 「ベンゴ側が、ここまで立証してきたこと……」
ミ,,::ー彡∩ 「 これらはすべて 状況証拠さッ!! 」
.
304
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:40:51 ID:CV5gIBRA0
ミ,,::Д彡⊃ 「物的証拠は、ナニひとつ存在しねえッッ!!」
(lli ・∀・) 「ほげえええええええッッ!?」
(lli<◎><○) 「グラスゥゥ! 小瓶んんッッ!」
(;<●><) 「どこにィィ!」
\くわわっ!/
(lli<◎><○) 「オレがハンニンだッつゥーー証拠があるんだァァッ!!?」
.
305
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:41:14 ID:CV5gIBRA0
\ざわざわ…/
\ガヤガヤ…/
ミ,,::ー彡∩ フサァ!
ミ,,::ー彡∩ 「 俺が言うまでも、ないようだ 」
ミ,,::Д彡⊃ 「検察側の主張は、証人の、言うとおりッ 」
ミ,,::ー彡∩ 「検察側は、要求するッ!!」
ミ,,゚Д゚彡 「証人が犯人という、決定的な 証拠ッ!!」
.
306
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:41:35 ID:CV5gIBRA0
ミ,,::Д彡⊃ 「そいつが立証されねえ限りィ!」
ミ,,::ー彡∩ 「証人の犯行だと断定することは、できないのさッ!!」
( ;・∀・) 「証拠? ショーコォ!?!?」
( ;・∀・)σ 「ンなもん!」
( ;・∀・)σ 「ここまでの流れと、証人の態度が、ものがたって 」
ミ,,::Д彡 「係官ッ 議事録を!」
ミ,,゚ー゚彡 「 忘れたとは言わせないぜ、弁護人……」
ミ,,::ー彡∩ 「 己のコトバを、思い出すんだッ!!」
.
307
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:42:38 ID:CV5gIBRA0
>
>( ;・∀・) 「ミセリ氏がスカーフを外していたのか、どうか 」
>
>( ;・∀・) 「 ミセリ氏のスカーフに付着した毒がどんな意味を、持つのかッ!」
>
>( ・∀・)σ 「その一点で、この法廷のゆくえが決まるッてえことだろ!?」
>
ミ,,::Д彡 「もとよりィ!」
ミ,,::Д彡 「ベンゴ側の主張はァ!」
.
308
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:43:30 ID:CV5gIBRA0
>
>( ・∀・) 「検察側に騙されないでくれ!」
>
>( ‐∀‐) 「スカーフについた、毒の意味 」
> 、 、 、 、 、、
>( ・∀・)σ 「 それはまだ、確定してないじゃねーか!」
>
ミ,,゚ー゚彡 「グラスの入れ替わりを前提とする、砂上の楼閣なりッ!!」
ミ,,::ー彡∩ 「そのifのうえで成り立つ、主張…告発… 」
、 、 、 、、、 、 、
ミ,,::Д彡⊃ 「 あなたはどう思う!! 裁判長ッ!!」
、 、 、
ミ,,::ー彡∩ 「証人こそが、確実にハンニンだと、言えるのかい!?」
.
309
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:44:28 ID:CV5gIBRA0
(lli ・∀・) 「うおおおおおッ!!」
(;,,゚Д゚) 「モララーさん!」
(;,,゚Д゚) 「この質問を通してはなりませんッ!」
(;,,゚Д゚) 「心象が操作されてしまうッ!」
(lli ・∀・)⊃ 「異議ありィ!」
(lli ・∀・) 「ナニを言おうが、ベンゴ側のストーリーは、生きているッ!」
( ・∀・) 「証人が真犯人だからこそ、整合性が 」
.
310
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:44:52 ID:CV5gIBRA0
ミ,,::Д彡⊃ 「異議ありッ!!」
ミ,,゚Д゚彡 「それを言うなら、弁護人 」
ミ,,゚ー゚彡 「検察側のストーリーも、死んじゃいないぜッ!!」
ミ,,::ー彡∩ 「現に、弁護側は、」
ミ,,::Д彡⊃ 「1日目より一貫して、検察側のストーリーを否定できていないッ!」
ミ,,::ー彡∩ 「あるのかい……?」
ミ,,::ー彡∩ 「俺の主張を否定する根拠、あるいは 」
ミ,,゚ー゚彡 「証人こそが真犯人である、証拠が……ッ!!」
.
311
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:45:12 ID:CV5gIBRA0
\カンッ!/
( ´∀`) 「検察側の異議を、認めます!」
( ´∀`) 「……現に、かねてより、ベンゴ側は……」
( ´∀`) 「被告人が犯人でない証拠を、提示できておりませんッ!」
(lli ・∀・) 「ほぎゃー! ふざけんな!」
(lli ・∀・) 「だァから、ンなもんあったら、最初ッから逮捕されてねえッて!!」
.
312
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:45:45 ID:CV5gIBRA0
( ´∀`) 「どうなのですか! 弁護人!」
( ´∀`) 「検察側の主張を否定する根拠か……」
( ´∀`) 「証人が犯人である証拠!」
( ´∀`) 「それは、あるというのですかッ!」
にア 「検察側の主張を否定」
にア 「証人が犯人の証拠を提出」
>>313
.
313
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:46:08 ID:CV5gIBRA0
( ;・∀・) 作戦ターイム!
314
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:47:24 ID:CV5gIBRA0
( ;・∀・) 「なあ、これ、どォーすんだよ!」
( ;・∀・) 「ナニを言ったら、こっちの主張が通るんだ!?」
(,,゚Д゚) 「そりゃあ、この二択の、どちらかです!」
( ;・∀・) 「……」
( ;・∀・) 「主張の否定か、証拠の提出ゥ…?」
.
315
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:48:27 ID:CV5gIBRA0
(,,- -) 「結局のところ、」
、 、 、
(,,゚Д゚) 「ベンゴ側の主張が、可能性の話を全開にしているのが、脆弱なのです!」
(,,゚Д゚) 「2日目はまだ、可能性が、高かった」
>
>( ;゜∀`) 「たッ……確かにッ!!」
>
>( ;´∀`) 「外部から右ポケットに小瓶が忍ばされた と、する、なら!」
>
>( ´∀`) 「もっとも合理的な位置に、証人が、いるではありませんかッ!」
>
.
316
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:49:21 ID:CV5gIBRA0
(,,゚Д゚) 「裁判長も、ミセリが犯人なら、受け入れられていたのですよ」
(,,゚Д゚) 「動機面にしても、過去の行いが、あった」
(,,゚Д゚) 「濡れ衣の観点でも、当初の位置関係なら、じゅうぶん考えられた 」
(,,- -) 「 証人が犯人とすると、ですね」
(,,゚Д゚) 「小瓶を仕込むのが、アグレッシブすぎる」
(,,゚Д゚) 「動機にしても、不明瞭」
(,,゚Д゚) 「裁判長の心象を突き動かすには、不十分なんですよ」
.
317
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:51:22 ID:CV5gIBRA0
( ;・∀・) 「でも、証人にしか、犯行ができなかったんだ!」
、 、 、 、 、 、
(,,::Д) 「それは、被告人以外で、という前提なのです!」
( ・∀・) 「…!」
.
318
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:52:44 ID:CV5gIBRA0
(,,゚Д゚) 「たとえば、目の前に、泣いている男の子と、割れている花瓶があるとする」
(,,゚Д゚) 「誰が見ても、その男の子が割ったように見える状況です」
(,,- -) 「が……」
(,,゚Д゚) 「それを、男の子が割っていない証拠を出さずに、」
(,,゚Д゚) 「可能性のハナシだけを持ち出して、第三者を引き合いに出す… 」
(,,゚Д゚) 「それを果たして、お母さんは認めるのでしょうか?」
(,,゚Д゚) 「という話です。」
.
319
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:53:09 ID:CV5gIBRA0
( ・∀・) 「……!」
(,,- -) 「まあ…」
(,,- -) 「私は、モララーさんの考えを、全面的に尊重します」
(,,゚Д゚) 「この二択を通すのであれば、だ。」
(,,゚Д゚) 「検察側の主張を、いまさら否定することは、できない」
( ・∀・) 「…」
( ・∀・) 「たしかに、それができりゃあ、最初ッからしてるよな、って話だ。」
.
320
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:59:33 ID:CV5gIBRA0
(,,゚Д゚) 「となると、ワレワレに残された道は、ひとつです」
(,,- -) 「…………どうにかして、」
(lli<◎><○)
(,,゚Д゚) 「あの男が真犯人である、という、証拠…!」
(,,゚Д゚) 「それを、叩きつけるのです!」
( ・∀・) 「……」
(#・∀・) 「ヨッシャア!」
.
321
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:59:55 ID:CV5gIBRA0
\カンッ!/
( ´∀`) 「どうなのですか! 弁護人!」
( ´∀`) 「検察側の主張を否定する根拠か……」
( ´∀`) 「証人が犯人である証拠!」
( ´∀`) 「それは、あるというのですかッ!」
にア 「検察側の主張を否定」
にア 「証人が犯人の証拠を提出」
>>322
.
322
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:00:18 ID:CV5gIBRA0
(#・∀・) 証人が犯人の証拠を提出!
323
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:01:50 ID:CV5gIBRA0
( ‐∀‐) 「……いまさら、検察側のストーリーを完全否定なんて、できねえ……」
( ・∀・)σ 「となったら、証人が真犯人である証拠を、出すまでだ!」
( ´∀`) 「かしこまりました!」
( ´∀`) 「では……聞かせていただきましょうか」
( ´∀`) 「証人が真犯人である証拠 」
( ´∀`) 「提出できますかッ!」
にア 「証拠品を提示(
>>157-162
)」
にア 「できない」
>>324
.
324
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:02:10 ID:CV5gIBRA0
( ;・∀・) さささ作戦ターイム!
325
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:02:35 ID:CV5gIBRA0
(;,,゚Д゚) 「ハア!?」
( ;・∀・) 「え、でも待って!」
( ;・∀・) 「いま証拠品ファイル(
>>157-162
)、ぜんぶ見たけどさ…」
( ;・∀・) 「ンな証拠品、ねえよ!?」
(,,゚Д゚) 「…!」
.
326
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:02:55 ID:CV5gIBRA0
(lli<◎><○) 「アーーーッハッハッハッハッハア!!!」
(;<●><) 「証拠だヨォ、」
(;<◎><) 「はやく証拠を見せてみろヨオオオオッッ!!!」
\ざわざわ…!/
\ガヤガヤ…!/
ミ,,::Д彡⊃ 「なければ……証人を追い詰めることは、不可能だッ!!」
ミ,,::ー彡∩ フサァ…!
ミ,,゚ー゚彡 「裁判長………判決だ。」
.
327
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:03:17 ID:CV5gIBRA0
( ´∀`) 「……判決、ですか。」
(;,,゚Д゚) 「!」
(,,゚Д゚) 「ここで判決を出させてはなりませんッ!」
( ;・∀・) 「わかってる、」
( ;・∀・) 「わかっちゃあいるんだよ!」
.
328
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:03:39 ID:CV5gIBRA0
(;*゚-゚) 「ナニをやっているッ!」
(;*゚-゚) 「ここで異議を唱えないと、審理が終わってしまうぞ!」
(lli<◎><○)
(*;-゚) 「 目の前に、真犯人がいるのに 」
(;*゚-゚) 「逃げられてしまうのだぞ!?」
( ;・∀・) 「わかってる!」
( ;・∀・) 「わかってンだ!!」
.
329
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:03:59 ID:CV5gIBRA0
( ´∀`) 「……弁護人」
( ´∀`) 「ここまで、引き合いにできる可能性を提示した点を考慮し、尋ねます」
( ´∀`) 「もう、異議は、ありませんか?」
( ;・∀・) 「 」
( ;・∀・) 「 」
( ;・∀・)
.
330
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:05:37 ID:CV5gIBRA0
( ;・∀・) 「も」
( ;・∀・)⊃ 「モチロン異議ありいいいいッッ!!!」
.
331
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:05:59 ID:CV5gIBRA0
( ・∀・) 「カンタンだ、裁判長ッ!」
( ・∀・)σ 「さっきの議事録に、すべてが詰まっている!」
>
>( ・∀・) 「検察側に騙されないでくれ!」
>
>( ‐∀‐) 「スカーフについた、毒の意味 」
> 、 、 、 、 、、
>( ・∀・)σ 「 それはまだ、確定してないじゃねーか!」
>
( ・∀・) 「ミセリ氏のスカーフに毒が付着したのが、」
( ・∀・) 「水の騒ぎのタイミングである、なら 」
(#・∀・) 「そのままッ! ベンゴ側のストーリーの立証に、なるッ!」
.
332
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:06:23 ID:CV5gIBRA0
( ´∀`) 「それは、承知しておりますが 」
( ・∀・)σ 「だからッ!」
( ・∀・) 「その真相を究明さえ、すれば……!」
ミ,,::Д彡 「…………」
ミ,,::Д彡
ミ,,::ー彡∩ フサァ…
ミ,,::ー彡∩ 「……もう、遅い」
ミ,,::ー彡∩ 「遅いのだよ、弁護人。」
.
333
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:06:49 ID:CV5gIBRA0
( ;・∀・) 「な、ナニッ!?」
ミ,,- -彡 「スポットライトがスカーフに向いたのが、初日か、2日目なら…」
ミ,,- -彡 「まだ、可能性はあった。」
ミ,,゚Д゚彡 「が。」
ミ,,゚Д゚彡σ 「裁判長。」
、 、 、 、 、 、、 、 、 、 、
ミ,,::ー彡∩ 「本法廷に残された時間は、あと、いかほどだい?」
(,,゚Д゚) 「!」
.
334
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:07:12 ID:CV5gIBRA0
( ´∀`) 「……はい。」
( ´∀`) 「この度の、殺人事件の、審理は……」
、 、 、
( ´∀`) 「もう、3日目 」
、 、 、
( ´∀`) 「最終日です。」
( ´∀`) 「これ以上の、審理の延長は……認められないのです」
.
335
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:07:37 ID:CV5gIBRA0
( ;・∀・) 「ンだと!?」
( ・∀・)σ 「初日を思い出せ、裁判長ッ!!」
> 、 、 、 、 、 、 、 、、 、
>ミ,,゚Д゚彡 「この場で再調査を行う、と言っているのだ!」
>
>ミ,,::Д彡 「30分もあれば、ハンカチの1枚くらい、見つけてみせる!」
>
、 、 、 、
( ・∀・) 「この場で、再調査を行えば、いいんだ!」
( ´∀`) 「再調査?」
( ´∀`) 「というと、どういうことでしょう?」
(#・∀・) 「毒の痕跡ッ!!」
.
336
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:07:59 ID:CV5gIBRA0
( ´∀`) 「!」
( ‐∀‐) 「スカーフの毒が、まだ特定されていない理由……」
( ・∀・) 「 それは、本日、検察側の提示する可能性が、認められたからッ!」
>
>ミ,,::Д彡 「検察側は主張するッ!!」
> 、、 、 、 、 、 、 、
>ミ,,::Д彡 「ミセリ氏は、スカーフを外す癖があった!」
>
.
337
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:08:41 ID:CV5gIBRA0
( ・∀・) 「……裏を返せば、だ」
( ・∀・) 「その主張が正しければ、」
( ・∀・)σ 「毒が検出されるのは、次の場所にしか、ない、ということだよな?」
( ‐∀‐) 「スカーフ…服毒に使ったグラス…現場のソファー…以上。」
( ‐∀・) 「なぜなら、外してどこかに置いていたそれに、かかっただけなのだから。」
(#・∀・) 「 ならッ!!」
、 、 、 、 、 、 、
(#・∀・)σ 「それ以外の場所から毒が検出されたなら、」
(#・∀・)σ 「そのまま、弁護側のストーリーの立証となる!」
( ;・∀・) 「そいつを調べるための、再調査 だッ!!」
.
338
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:09:08 ID:CV5gIBRA0
( ´∀`) 「それ以外の場所……ですと?」
( ・∀・) 「いくらでも思いつく!」
( ・∀・) 「現場の化粧室…当時のミセリの服…所持品…」
( ‐∀‐) 「どこでもいい、」
( ・∀・)σ 「検察側のストーリーを認めるうえでの、不自然な箇所から!」
( ・∀・)σ 「バイバイサル酸が検出されれば、それが証拠に 」
ミ,,゚Д゚彡 「不可能なのだよ」
.
339
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:09:28 ID:CV5gIBRA0
( ・∀・)σ 「 」
( ;・∀・) 「え。」
ミ,,::Д彡 「この俺の捜査を、ナメるんじゃあないぜッ!」
ミ,,::Д彡 「検察側としても、とうぜん、調べているさ!」
ミ,,- -彡 「まず、ミセリ氏の、召し物、所持物だが…」
ミ,,゚Д゚彡 「服に関しては、事件後に、クリーニングがなされていた」
ミ,,゚Д゚彡 「スマホなどの所持物にも、毒は、確認されなかった」
ミ,,゚Д゚彡 「かすかにしか、な。」
.
340
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:09:48 ID:CV5gIBRA0
( ・∀・) 「!」
(#・∀・) 「かすかにでもあったのなら 」
ミ,,- -彡 「違うのだよ」
( ・∀・) 「なっ…」
ミ,,゚Д゚彡 「どちらの主張にせよ、ミセリ氏は、」
、 、、 、、 、 、 、 、
ミ,,゚Д゚彡 「触ってしまっているのだ」
ミ,,゚Д゚彡 「くだんの、毒を」
( ;・∀・) 「ど どういうことだ!」
.
341
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:10:08 ID:CV5gIBRA0
ミ,,- -彡 「もとより、ベンゴ側の言うとおり、なら」
ミ,,゚Д゚彡 「手、指先などに、毒が検出されて然るべき。」
ミ,,゚Д゚彡 「……しかし」
ミ,,::Д彡 「検察側のストーリー通りだったとしても、」
ミ,,::Д彡 「 卓上などにスカーフを置いていただけ だったとしても、」
ミ,,::Д彡 「カノジョは、毒に触れて……検出されて、然るべきなのだ。」
、 、、 、 、 、 、 、 、、 、
ミ,,゚Д゚彡 「スカーフを再度つける時に!」
ミ,,::ー彡∩ 「必然的に、毒に触れてしまうのだから、な。」
.
342
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:10:48 ID:CV5gIBRA0
ミ,,- -彡 「もとより、ベンゴ側の言うとおり、なら」
ミ,,゚Д゚彡 「手、指先などに、毒が検出されて然るべき。」
ミ,,゚Д゚彡 「……しかし」
ミ,,::Д彡 「検察側のストーリー通りだったとしても、」
ミ,,::Д彡 「 卓上などにスカーフを置いていただけ だったとしても、」
ミ,,::Д彡 「カノジョは、毒に触れて……検出されて、然るべきなのだ。」
、 、、 、 、 、 、 、 、、 、
ミ,,゚Д゚彡 「スカーフを再度つける時に!」
ミ,,::ー彡∩ 「必然的に、毒に触れてしまうのだから、な。」
.
343
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:12:00 ID:CV5gIBRA0
>>342
重複ミス
344
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:12:22 ID:CV5gIBRA0
( ・∀・) 「…………あっ……」
( ;・∀・) 「あああああああああああッ!!」
\カンッ!/
( ´∀`) 「……検事、つづけなさい。」
ミ,,- -彡 「化粧室からも、別段、毒は、検出されなかった」
ミ,,゚Д゚彡 「無理もないだろう」
ミ,,゚Д゚彡 「おそらくは、ペーパータオルだ」
ミ,,゚Д゚彡 「水の騒ぎにて濡れた箇所を、カノジョらは、ペーパータオルで拭った」
ミ,,- -彡 「当時のゴミは、そのまま廃棄されている、」
ミ,,゚Д゚彡 「ゴミ箱からも、毒物は検出されなかった」
.
345
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:12:45 ID:CV5gIBRA0
(lli ・∀・) 「ほッほげえ!!」
( ´∀`) 「それは…」
( ´∀`) 「ベンゴ側の主張が誤っている、という証左なのでは?」
ミ,,- -彡 「そうとも言えないのさ」
ミ,,゚Д゚彡 「バイバイサル酸単品なら、検出漏れは、あり得ないのだが 」
.
346
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:13:39 ID:CV5gIBRA0
ミ,,゚Д゚彡 「水という溶媒にて使用し、」
ミ,,゚Д゚彡 「いったんスカーフに染み込んだものを、」
ミ,,゚Д゚彡 「ペーパータオルで拭ったうえで、」
ミ,,゚Д゚彡 「それがゴミ箱などに触れたところで…………」
ミ,,::ー彡∩ 「 さすがに、検出できるだけの濃度を……」
ミ,,::ー彡∩ 「保つことなど、できない」
ミ,,- -彡 「 残念ながら、な。」
ミ,,゚Д゚彡 「検出されなかった という状況は、どちらの説を後押しするでも、ねえんだ」
.
347
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:14:04 ID:CV5gIBRA0
( ´∀`) 「……」
( ´∀`) 「なるほど…」
\ざわざわ…/
\ガヤガヤ…/
(;,,゚Д゚) 「……気の利いた異議かと思いきや、使えねえ!」
( ・∀・) 「あー!言ったな!言ったな!?」
.
348
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:14:26 ID:CV5gIBRA0
\ザワザワ…/
\ガヤガヤ…/
(,,゚Д゚) 「ほかに、何か!」
(,,゚Д゚) 「何か、異議は、ありますか!」
(,,゚Д゚) 「ワンモア!」
( ;・∀・) 「ワンモアじゃねーよ!」
( ;・∀・) 「ンなもんあったら先に言ってら!」
.
349
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:14:51 ID:CV5gIBRA0
(,,゚Д゚) 「 しかし」
(,,゚Д゚) 「裏を返せば、だ」
(,,゚Д゚) 「ここは…」
(,,゚Д゚) 「つけいる隙、かも……しれませんよ」
( ;・∀・) 「なんだって?」
.
350
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:15:12 ID:CV5gIBRA0
(,,゚Д゚) 「少し意外だったのですが…」
>
>( ・∀・)σ 「バイバイサル酸が検出されれば、それが証拠に 」
>
>ミ,,゚Д゚彡 「不可能なのだよ」
>
>( ・∀・)σ 「 」
>
>( ;・∀・) 「え。」
>
>ミ,,::Д彡 「この俺の捜査を、ナメるんじゃあないぜッ!」
>
>ミ,,::Д彡 「検察側としても、とうぜん、調べているさ!」
>
(,,- -) 「フサギコも、検討は、したのですよ」
(,,゚Д゚) 「 グラスが入れ替わった事実、を。」
.
351
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:16:23 ID:CV5gIBRA0
( ・∀・) 「…!」
(,,゚Д゚) 「裏を返せば、の話です。」
(,,゚Д゚) 「フサギコも、疑っては、いたわけだ」
(,,- -) 「ミセリが真犯人であるという、可能性を…」
(,,゚Д゚) 「 エクストが真犯人でない、という、可能性を…!」
>
>刑事「そんなこんなで、今、ケーサツのなかでも、意見が対立しているのですよ」
>
>( ・∀・) 「対立?」
>
>刑事「被告人……エクスト氏が、殺したのか」
>
>刑事「それとも…あなたの主張通り、ミセリ氏が、殺したのか、でね」
>
.
352
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:18:07 ID:CV5gIBRA0
(,,゚Д゚) 「ただし、座席の問題が、顔を出した」
(,,- -) 「 だから、スカーフを外していた説というのを、捻り出したのでしょう。」
( ・∀・) 「……」
ミ,,::ー彡∩ フサァ…
ミ,,::ー彡∩ 「半分正解だが、半分ハズレだぜ、弁護人…!」
(・∀・ ) 「なあ、やっぱり俺らの声、デカすぎるらしいぞ」
(,,゚Д゚) 「まじかよ…」
.
353
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:19:08 ID:CV5gIBRA0
( ´∀`) 「というと?」
ミ,,゚Д゚彡σ 「ベンゴ側は、俺が、ミセリ氏が真犯人であると疑っていた、などと言いたいらしい」
ミ,,゚Д゚彡 「だから、言われるまでもなく、テッテイ的に調べていたのだ、と」
ミ,,- -彡 「化粧室や所持品などを……な。」
( ´∀`) 「はあ」
( ;・∀・) 「やーい!違うのかよ!」
ミ,,::Д彡 「笑止ッ!」
ミ,,゚Д゚彡 「俺が認めるのは、だ」
.
354
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:20:00 ID:CV5gIBRA0
>
>(,,- -) 「フサギコも、検討は、したのですよ」
>
>(,,゚Д゚) 「 グラスが入れ替わった事実、を」
>
、、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、
ミ,,゚Д゚彡 「あらゆる可能性を、検討した」
ミ,,::ー彡∩ 「……それだけの、話なのさ。」
( ´∀`) 「さすがですぞ、検事!」
ミ,,゚Д゚彡 「 だからこそ、検察側は、求めるのだ!」
ミ,,::Д彡⊃ 「この事件に……引導をッ!」
、 、、 、 、 、 、 、 、 、 、 、、、 、
ミ,,::ー彡∩ 「もう、あらゆる可能性は、検討し尽くしたッ 」
.
355
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:28:42 ID:CV5gIBRA0
ミ,,゚ー゚彡 「残されたのは、判決だけなのさッ!!」
.
356
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:29:45 ID:CV5gIBRA0
\ざわざわ…!/
\ガヤガヤ…!/
( ´∀`) 「…!」
( ´∀`) 「……」
( ´∀`)
( ´∀`) 「 そうです、ね。」
.
357
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:30:08 ID:CV5gIBRA0
(lli ・∀・) 「ッ!」
( ´∀`) 「ベンゴ側は、多くの可能性を、提示してくださりました」
( ´∀`) 「グラスの逆転から、座席の逆転、真犯人にいたるまで…」
( ´∀`) 「正直に言って、一考の価値は、ある 」
( ´∀`) 「そう、思っていたのです、が……」
( ´∀`) 「迷いは、なくなりました」
.
358
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:30:30 ID:CV5gIBRA0
(lli ・∀・) 「なぜだッ!」
( ・∀・)σ 「ベンゴ側としては、スカーフの毒を特定するまでは 」
( ´∀`) 「その、ベンゴ側の主張すらをも、」
、 、 、 、 、、 、
( ´∀`) 「検察側は、すべて検証して……検討したのです」
( ´∀`) 「ここに、検察側のごまかしなどがあれば、話は別でしたが…」
.
359
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:31:27 ID:CV5gIBRA0
( ´∀`) 「毒の痕跡まで調べられていたのであれば、迷いは、ありません」
、 、 、 、 、 、 、、 、、 、
( ´∀`) 「もう、すべてが、検討されました」
( ´∀`) 「私は、そう判断しますッ!」
.
360
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:32:34 ID:CV5gIBRA0
(,,゚Д゚) 「…………!」
( ;・∀・) 「も、もう一度だッ!」
( ;・∀・) 「もう一度調査を 」
ミ,,::ー彡∩
ミ,,::ー彡∩ 「どこを、どう、調査するッてんだい?」
ミ,,::Д彡 「ベンゴ側も、わかりきっていることだろう!」
ミ,,::Д彡 「本法廷は、検察側は、俺はッ!」
.
361
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:32:59 ID:CV5gIBRA0
ミ,,::ー彡∩ 「あらゆる可能性・証拠・場所・人物を、調べ尽くしたッ!!」
ミ,,゚ー゚彡 「もう、これ以上の究明は 不可能なのだよッ!!」
.
362
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:33:21 ID:CV5gIBRA0
( ;・∀・) 「 」
( ;・∀・) 「グッ」
( ;・∀・)
.
363
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:33:47 ID:CV5gIBRA0
∩
(lli ・∀・)∩ 「ほぎゃあああああああああああんんんッッ!!!」
BGMここまで
.
364
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:34:10 ID:CV5gIBRA0
.
365
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:34:41 ID:CV5gIBRA0
「 フッ… 」
.
366
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:37:13 ID:CV5gIBRA0
,.. -─- 、
,.'"´:::::::::::::::::::::)
/ .:.:.::::::::::::::::ヽ子1
/ .:.:.:,.r。-====-:L ,. ‐- .. _
{.:.:.∠ ○ ヽ::) / __ `` ー- 、
ヾ;;「 jーォ } / ゝヽ ̄ヽ ー- '
`ヾ ヽヽ / V ., _ _, -‐" ヽ' ノ_,.〉
_」 ヽ、 ´ ̄ /ー- 、_ ..イ/ ̄ ̄ .. へ イ
,.ィ"´ ̄`7`7 ,;` ー ' / '゙´
/ ′ / { >-‐ '´//, イ , , -‐'´
/ i.「jjjjj〕L___V / _/ !j{} \ L.. ,.、ー‐ ´ |\ ト、 /\ / | // /
/ }.「__ノ ``ゝi / \' 」j} Lノ _| \/\| \∧/ \/\/ |∧/ ///
. / ハ }! 〈 ', ./〉´ ̄ j} r´ ̄`ー‐‐' \ /
/ ノ゙; }! ヽ∨/ j} ノ ∠ ボロを出したな、フサギコッ! >
,イ ', }!`」 1 イ{ f /_ _ \
\∧ i }!` j 「 ̄`7ノノ i  ̄ / /∨| /W| /∨\ /\|\ .|  ̄
. `∧ i }! o.j ´ ̄ 〃 { // |/ |/ \/ \|
,/ } i}!ィ戔{! 〃 ,「
./ , j弋 シ' .イ〃ーァ
/7‐「ニニニL、_, :'"´くシ′」
//``|.:.:.:.:.:.:lーェr‐┐__,.ィ ´ハ
// .:|::::::::::::l`¨``LL_」777 八
♪ガッツだー!
→
https://www.youtube.com/watch?v=WW4g5TPnKx0
.
367
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:39:17 ID:CV5gIBRA0
∩
( ・∀・)∩ 「!?」
( ;゜∀`) 「!?」
(;<◎><) 「!?」
.
368
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:45:41 ID:8Zu8ltxc0
くるか…!?
369
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:45:50 ID:CV5gIBRA0
ミ,,゚Д゚彡
ミ,,゚Д゚彡 「…………」
ミ,,゚Д゚彡 「 ナニが言いたい」
ミ,,::Д彡 「ベンゴ側 いや、」
ミ,,::ー彡∩ 「 ギコ、くん? 」
.
370
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:46:14 ID:CV5gIBRA0
(,,゚Д゚) 「ベンゴ側には、異議がある 」
(,,゚Д゚) 「それだけです」
( ;´∀`) 「い、異議 しかしッ!」
( ;´∀`) 「スカーフの毒は、もう、究明できない 」
(,,- -) 「私が指摘したいのは、その点では、ありません 」
、、 、 、 、 、 、
(,,゚Д゚)⊃ 「たった今の発言に、異議ありだッ!」
.
371
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:46:44 ID:CV5gIBRA0
>
>ミ,,::ー彡∩ 「あらゆる可能性・証拠・場所・人物を、調べ尽くしたッ!!」
>
>ミ,,゚ー゚彡 「もう、これ以上の究明は 不可能なのだよッ!!」
>
ミ,,- -彡 「 」
ミ;,,゚Д゚彡 「 ッ!!」
.
372
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:47:09 ID:CV5gIBRA0
( ;・∀・) 「どッ どーゆーコトだよ!!」
(,,- -) 「証拠、場所、人物……」
、 、 、
(,,- -) 「そのすべてを、調べ尽くした?」
(,,゚Д゚) 「考えれば、わかることです!」
(,,゚Д゚)σ 「本法廷では、欠けている点が 」
、 、
(,,゚Д゚)σ 「足りないものが、一点だけ、ある!!」
.
373
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:47:29 ID:CV5gIBRA0
( ・∀・) 「!」
(lli<◎><○) 「足りないものだとオオオオオオオオ!?」
(lli<◎><○) 「いまさらンなもんが 」
( ;・∀・) 「 そッ 」
( ;・∀・) 「そうかッ!!」
.
374
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:47:57 ID:CV5gIBRA0
\カンッ!/
( ´∀`) 「いいでしょう……聞かせていただきましょう!」
( ´∀`) 「本法廷に欠けている、足りない一点?」
( ´∀`) 「それはいったい、なんと言うのですかッ!?」
( ・∀・) 「わかったぜ、ギコ!」
(#・∀・) 「裁判長ッ!」
(#・∀・)σ 「この法廷に、まだ足りていないもの……それはッ!!」
にア 「証拠品」
にア 「関係者」
にア 「場所」
>>375
.
375
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:48:21 ID:CV5gIBRA0
(#・∀・) 関係者ッ!
376
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:49:49 ID:CV5gIBRA0
ミ;,,゚Д゚彡 「 ッ!!」
( ´∀`) 「……関係者。」
( ´∀`) 「いいでしょう、聞かせてください」
( ´∀`) 「誰が……足りていない、というのですかな?」
( ・∀・)σ 「足りない関係者、それは 」
にア
>>163-165
>>377
.
377
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:50:14 ID:CV5gIBRA0
(#・∀・) ミセリッ!
378
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:51:09 ID:CV5gIBRA0
( ・∀・) 「それはモチロン…… 」
( ・∀・) 「 ミセリ! 」
( ・∀・) バンッ!
(#・∀・) 「カノジョの話なしに、判決を下すのは、不可能だッ!」
(#・∀・)σ 「カノジョを、本法廷に、呼び出すんだ!!」
.
379
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:51:55 ID:CV5gIBRA0
\ガヤガヤ…/
\ざわざわ…/
ミ,,::Д彡⊃ 「異議ありッ!」
ミ,,゚Д゚彡 「先ほども、言ったはずだぜ!」
ミ,,::Д彡 「 序審法廷は、3日で、終わり……」
ミ,,::Д彡⊃ 「そして本日が、その3日目なんだッ!!」
.
380
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:52:29 ID:CV5gIBRA0
( ;・∀・) 「ウッ!」
ミ,,゚Д゚彡 「序審法廷で求められるもの、それは」
ミ,,゚Д゚彡 「完全なる立証では、ない 」
>
>( ´∀`) 「まず、その犯行をした、証拠」
>
>( ´∀`) 「次に、その犯行ができたとされる、機会」
>
>( ´∀`) 「……そして何より、それを実行した、動機」
> 、 、 、 、 、 、
>( ´∀`) 「証拠・機会・動機、この三つが揃ってはじめて、本法廷では、有罪をくだします」
>
.
381
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:52:57 ID:CV5gIBRA0
ミ,,::Д彡 「証拠ッ!」
ミ,,::Д彡 「犯行機会ッ!」
ミ,,::Д彡 「犯行動機ッ!」
ミ,,::Д彡 「その3点があるがゆえ、被告人を起訴し、本日に至るのだッ!!」
( ;・∀・) 「むぎゅう!」
.
382
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:53:20 ID:CV5gIBRA0
ミ,,゚Д゚彡 「この、証人…」
(lli<◎><○)
ミ,,::Д彡 「怪しかろうが、可能性があろうが、なんであろうが 」
ミ,,::ー彡∩ 「 ベンゴ側のした立証は、犯行機会、ただ一点……だ。」
ミ,,゚ー゚彡 「被告人・エクストは、3点を、満たしているッ!」
ミ,,::Д彡 「事実、ミセリ氏を召喚できていない点こそ、不完全であるが 」
ミ,,゚ー゚彡 「…………判決を下すうえで、問題は……ない。」
.
383
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:53:47 ID:CV5gIBRA0
(lli ・∀・) 「もぎゃあッ!!」
\ガヤガヤ…/
\ざわざわ…/
( ´∀`) 「……」
( ´∀`) 「ちなみに、ミセリ氏の、行方は……?」
ミ,,゚Д゚彡 「…………」
ミ,,- -彡 「 まだ……報告は、あがってないな。」
.
384
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:55:03 ID:CV5gIBRA0
( ;∀;) 「無理だよう〜〜〜〜〜!!!」
( ;∀;) 「有罪だあ! 俺を有罪にしてくれよお!」
(,,゚Д゚) 「…」
( ;∀;) 「 」
( ;・∀・) 「 なァーーに達観してんだ、このヤロウ!」
( ;・∀・) 「かっちょいい異議だけ唱えやがってこのヤロ 」
.
385
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:55:26 ID:CV5gIBRA0
(,,゚Д゚) 「モララーさん」
(,,゚Д゚) 「……強烈な謎に、気づいてしまったのですが……」
( ・∀・) 「 えっ?」
.
386
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:55:49 ID:CV5gIBRA0
(,,゚Д゚) 「……覚えてませんか?」
(,,゚Д゚) 「昨日の……事務所での、やり取り 」
、 、
(,,゚Д゚) 「結局……アレは、まだ謎のまま……なんですよね?」
( ・∀・) 「アレ?」
( ・∀・) 「アレ ッていうと…… 」
.
387
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:56:13 ID:CV5gIBRA0
>
>( ・∀・) 「事件のあったあの日、あの時、あの場所で」
>
>
>( ・∀・)σ 「あんたは、ほんとうに、ナニもしなかったんだな?」
>
>
>ミセ::゚-゚)リ 「な、ナニも、って……」
>
>ミセ:: -)リ 「 そ、……そんな、ナニかをするわけ 」
>
>ミセ:: -)リ 「 な、ない…… ウン… 」
>
.
388
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:56:33 ID:CV5gIBRA0
>
>(,,゚Д゚) 「……」
>
>(,,゚Д゚) 「イマイチ、パッとしませんね」
> 、 、、
>( ・∀・) 「何かを、隠しているのか?」
>
.
389
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:57:00 ID:CV5gIBRA0
( ・∀・) 「ッ!!」
(,,- -) 「結局……あのオンナは、真犯人では、なかったのでしょう?」
(,,- -) 「じゃあ、あのオンナは…… 」
(,,゚Д゚)
、 、、 、、 、 、 、 、 、 、、 、 、 、
(,,゚Д゚) 「ナニを、隠していたと、言うのですか?」
.
390
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:57:29 ID:CV5gIBRA0
( ・∀・) 「…………あっ 」
( ;・∀・) 「 アッ!!」
(,,- -) 「ひょっとすると……」
(,,- -) 「握っているかも、しれませんよ」
(,,- -) 「この事件の……」
(,,゚Д゚) 「最後の証拠品を……ッ!」
.
391
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:57:52 ID:CV5gIBRA0
(#・∀・) バンッ!
( ・∀・) 「…………検事」
( ・∀・) 「ひとつ、提案が、あるんだ」
ミ,,゚Д゚彡 「て、提案だと?」
( ・∀・) 「……ベンゴ側の推理によると……」
( ・∀・) 「彼女が、ミセリ氏が!」
( ・∀・) 「握ってるかも、しれねえんだ!」
( ・∀・)σ 「この事件における、最後の証拠品をッ!!」
.
392
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:59:05 ID:CV5gIBRA0
ミ,,゚Д゚彡 「……なっ……」
ミlli,,゚'Д゚彡 「 ナニイッ!? 」
\ガヤガヤ…!/
\ざわざわ…!/
( ・∀・) 「だから……」
( ・∀・) 「カノジョを、無理にでも、本法廷に召喚することを、提案するッ!!」
( ・∀・) 「それで、ナニも持っていなかったら……」
( ・∀・) 「ベンゴ側も、判決を……受け入れようッ!!」
.
393
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:59:56 ID:CV5gIBRA0
\ざわざわ!/
\ガヤガヤ!/
カンッ!
( ;゜∀`) 「ほんとうですかッ!?」
( ;´∀`) 「最後の証拠品ですとッ!?」
( ><) 「待ってくださいよ」
( ><) 「被告人を救いたい……そのキモチはわかりますが、ね。」
( ><) 「検事さんの言っていたとおり、もう、この裁判は……」
ミlli,,゚'Д゚彡
.
394
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 23:00:26 ID:CV5gIBRA0
ミlli,,゚'Д゚彡
ミ,,::ー彡∩
ミ,,::ー彡∩ 「 いいだろう。」
BGMここまで
.
395
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 23:01:57 ID:CV5gIBRA0
(;<○><) 「えっ……?」
( ´∀`) 「!」
(,,゚Д゚) 「!」
( ・∀・) 「……!」
( ・∀・) 「乗って……くれるのか?」
.
396
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 23:02:23 ID:CV5gIBRA0
( ;´∀`) 「わ、私が横槍入れることでもありませんが…」
( ;´∀`) 「良いのですか? 検事。」
ミ,,- -彡 「もとはと言えば、だ」
ミ,,゚Д゚彡 「この場にミセリその人がいれば、こんな話になることも、なかったじゃないか」
ミ,,::Д彡 「検察側は……」
ミ,,゚Д゚彡 「ベンゴ側の、その提案に……したがう必要が、ある。」
( ・∀・) 「!」
.
397
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 23:02:48 ID:CV5gIBRA0
\カンッ!/
( ´∀`) 「しかし、本法廷は、もう3日目であります!」
( ´∀`) 「カノジョを証言台に立たせるのに、時間を費やすことは、許されません」
ミ,,::ー彡∩ 「そこから先は、弁護人のシゴトだぜ」
( ;・∀・) 「えっ。」
.
398
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 23:03:14 ID:CV5gIBRA0
ミ,,゚Д゚彡 「現在、カノジョは警察が捜索しているが……」
ミ,,゚Д゚彡 「その結果、いまだにカノジョは、見つかっていないのだ」
ミ,,- -彡 「もとより、カノジョなしでも、判決はくだせる状況 」
ミ,,- -彡 「無理して呼び出す必要があるわけでも、あるまい」
ミ,,- -彡 「 それでも、ミセリ氏を、呼び出そうというのであれば 」
ミ,,゚Д゚彡 「お前は、提示しなければ、ならない。」
.
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