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ブーン系 食と旅の秋祭り 投下スレ
1
:
◆pSSldCRvt2
:2023/09/29(金) 00:52:39 ID:4Q7JQ3E20
おいしい食べ物・すてきな場所にまつわる小説を書こう!
こちらは「ブーン系 食と旅の秋祭り」の作品の投下や投下報告を行うスレです。
【日程】
投下期間:9月30日(土)〜10月9日(月)
※開始は30日午前0時0分から
※終了は“翌日10日午前6時0分”まで
感想募集期間:9月30日(土)〜10月22日(日)
※投下作品数が多く、期日までに読み切れないと判断される場合は延長します。
感想発表:10月23日(月)夜
※集計作業次第で後ろ倒しになる可能性があります。
後夜祭:10月26日(木)〜29日(日)
・26日(木)現行作品限定
・27日(金)完結作品限定
・28日(土)食と旅の秋祭り「食」部門作品限定
・29日(日)食と旅の秋祭り「旅」部門作品限定
※感想会は午前0時から、テーマを日替わりで実施します。
※30分絵祭りは21時から書き始めです。21時30分以降に投下してください。
イラストのテーマは当日の感想募集対象と同じです。
2
:
◆pSSldCRvt2
:2023/09/29(金) 00:53:29 ID:4Q7JQ3E20
【投下方法】
このメインスレッドへは30レスまでの作品を投下可能です。
個別スレを立てる場合はレス数無制限です。
メインスレッドを利用する場合:
0.他の人が投下していない状況を確認する。
1.投下宣言をする。「投下します」など。
※宣言が被った場合は、タイムスタンプが早かった人が投下を始めてください。
2.本文や画像を投下する。
3.【投下報告】を投下する。
※ながら不可です。
個別にスレッドを立てる場合:
・ながら可、期日までなら連載可。
・メインスレへ【投下報告】をしてください。
既発表作品の番外編として参加する場合:
・新しい番外編用のスレッドか祭り専用スレに投下してください。
・トリップを付けてご参加ください。
『したらばヘルプ・トリップとは』
https://rentalbbs.shitaraba.com/rule/help/article/360026210.html
3
:
◆pSSldCRvt2
:2023/09/29(金) 00:56:36 ID:4Q7JQ3E20
【感想フォームのご案内】
googleフォームを用いて、全作品を対象とした感想アンケートを実施します。
作者に向けたのメッセージ、作品を読んだ一言感想を伝える選択肢と、任意に感想を記述できる欄を設けています。
投票ではないので、全て使っていただく必要はありません。やりやすいようにご利用ください。
感想フォームは投下開始とともに受付を開始し、主催がエントリーを確認でき次第、順に更新していきます。
受け付け期間中は何度でも書き直しが可能です。
感想フォームの内容は、感想募集期間後にすべて公表されます。
ルールの詳細はこちらから
準備スレ:
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1692463155/
特設サイト:
https://boonfallfest2023.wixsite.com/foodandtravel
感想フォーム:
https://forms.gle/WCiWjySJ6qahmidS8
企画広報用X(Twitter)アカウント:
https://twitter.com/boonfest23_info
4
:
◆pSSldCRvt2
:2023/09/29(金) 00:56:59 ID:4Q7JQ3E20
約23時間後、30日の午前0時から投下開始です。
どうぞよろしくお願いいたします。
5
:
◆pSSldCRvt2
:2023/09/29(金) 23:57:55 ID:Ni1e/cXI0
◆まもなく投下開始です。
6
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 00:09:45 ID:dDJ1QhDE0
【作品名】人の声の如し屁を持つ我の旅路
【URL】
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1695999623/
【部門】旅
【区分】聖地あり
【舞台の名称】青森
【一言】ンアオモッリッ
7
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 00:52:33 ID:0lnVok.k0
森生えた
トップバッターにやべぇ作品来るの見るとブーン系の祭りハジマタって感じするわ
8
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 01:26:13 ID:W1hEeA/c0
祭の始まりはクッソスレであってこそよ
9
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 01:52:10 ID:a91lz3Rw0
【作品名】ξ゚⊿゚)ξは酒ガチャをするようです
【URL】
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1696003999/
【部門】食
【区分】一般
【料理名】串カツとか生ベーコンとかクラッカーとか
【一言】おなかすいた
10
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 02:08:30 ID:fN6WXJQ60
【作品名】
(´・_ゝ・`)麻殻に目鼻を付けたようです
【URL】
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1695999667/
【部門】食・旅
【区分】一般・遠足
【料理名】命乞いをするときのご飯
【舞台の名称】千葉県ファイナル市 ※架空
【一言】
期間内(に間に合うといいな)連載
旅部門要素は次回以降に
良ければ後編までお付き合いいただければ幸いです
11
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 05:37:46 ID:8Ntn.sUU0
投下します
12
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 05:39:09 ID:8Ntn.sUU0
最近、仕事を終えるのが早くなった。
会社の奴らも気が付いたらしくそう言われ、つい言ってしまいそうになったがやっかまれても仕方がないので黙っておいた。
無駄に残業してられない事情が出来た。それだけだ。
('A`)「……」
('∀`) 「ふっ」
ついつい顔がニヤけてしまう。吊り革に掴まりながら咳払いで誤魔化す。
楽しみがそのまま表情に出てしまうのだ。
13
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 05:39:32 ID:8Ntn.sUU0
('∀`) (家族ってのは、良いもんだな)
電車の中で楽しそうなファミリーを見ても歯を食いしばらなくなった。
必要がないから。満たされているから。
足取りが軽過ぎてもはやスキップのレベルだった。
('∀`) 「今夜の飯はなんだろう」
昼飯を食いながら、いや、家を出る時から考えていた。待ち遠しい、嬉しい、楽しい晩御飯。
いつのまにかマンションの前に着いていた。
エレベーターを待つこともせずに階段を駆け上る。
14
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 05:43:30 ID:8Ntn.sUU0
('A`)「!」
ふと良い匂いが鼻を擽った。家の3歩手前のことだった。
('A`)「この匂い……グラタンか!」
鼻をひたすら動かして何の匂いか考察する。辿り着いた答えに涎が出た。
グラタンなんて独り身はわざわざ作ることがない代物だ。久しく食していない。
熱せられたミルクは濃厚で優しい香りになる。とろとろのチーズに茶色の焼き跡が付けば最高のアクセントになるだろう。
熱々でジューシーなソースに絡まったプリプリのマカロニは最高に違いない。
('A`)「鮭の匂いもほのかにするな…鮭のグラタンかな、秋だねえ」
('A`)グコルポキュゥ〜
('∀`) 「……ははっ」
15
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 05:44:00 ID:8Ntn.sUU0
ちょうど腹が元気に鳴り、思わず笑った。
幸せだ。
俺は幸せだ。
結婚してくれて良かった。
毎日美味しいものを作る人と出会い、付き合い、そして一緒になってくれて、感謝してもしきれない。
ありがとう、ありがとう。
全てに大感謝だ。
16
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 05:44:24 ID:8Ntn.sUU0
('∀`) 「たっだいまぁ!!」
ドアを勢い良く開けて靴を急いで脱いだ。
手を洗って、キッチンへ駆けていく。
('∀`) 「いやっほい!最高のタイミングだぜ!!」
炊き上がったばかりの米を炊飯器から茶碗へよそう。
そしてベランダへ走る。
17
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 05:46:11 ID:8Ntn.sUU0
('∀`) 「ああ〜〜〜!!!良い匂いだ飯がうめぇ!!」
('∀`)「ハムッホムッ!!!!」
('∀`) 「ありがとうありがとうお隣さん!料理上手な嫁さんと結婚してくれたおかげで俺のQOLは爆上がりだぜ!!」
('∀`) 「おっ!?反対の家は栗ご飯か!??か〜っ、良いねぇ季節を大事にするね!うめぇ、うめぇよ!!米が進むよ!!ほっくほくの栗が優しくて胡麻がアクセントになった秋の味!最高!」
(;∀`) 「ベランダで食う隣の匂い飯は最高だぜ!!!なんだ?目から水が…ちょうど良い調味料だぜ!あはは!あははは!あはははは……」
18
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 05:46:39 ID:8Ntn.sUU0
突撃!隣の晩御飯(臭)のようです
完
19
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 05:47:50 ID:8Ntn.sUU0
以上ですありがとうございました
【作品名】突撃!隣の晩御飯(臭)のようです
【部門】食
【区分】一般
【料理名】焼き鮭のグラタン、栗ご飯、涙
【一言】人ん家のご飯の匂いってなんであんなに美味そうなん
20
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 05:48:43 ID:ZZy22Oa60
乙!ドクオ…
21
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 05:53:02 ID:gV7/vsQY0
乙乙
幸せな世界線のドクオだと思ってたのに…
22
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 05:58:53 ID:gV7/vsQY0
投下します
23
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 05:59:59 ID:gV7/vsQY0
川 ゚ -゚)「なぁ、ツン。私は今度『あれ』に出るんだ。」
ξ゚⊿゚)ξ「『あれ』って?」
川*゚ -゚)「文フリだよ。文学フリマ。今話題じゃないか!」
ξ゚⊿゚)ξσ∏ スッスッ
ξ゚ー゚)ξ「小説の即売会なのね。楽しそうで良いじゃない!」
川*゚ -゚)「それで、小説に出てくる服を実際に着て店に立とうと思うんだ。敷布なんかもトータルコーディネートしてさ。」
川;゚ -゚)q「だけどネットで探しても、いまいちピンとくる生地が無いんだ…。」ムム…
ξ゚⊿゚)ξ「あら、それなら良い所を知っているわ。平日で良ければ行きましょ。」
川 ゚ -゚)?「行くって何処へ?」
ξ゚⊿゚)ξ「日暮里よ。」
24
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 06:01:02 ID:gV7/vsQY0
川 ゚ -゚)はトマトに行くようです
25
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 06:03:17 ID:gV7/vsQY0
\平日の朝10:00/
【東京都 日暮里駅前】
川 ゚ -゚)「おはよう。」←有給取った
ξ゚⊿゚)ξ「おはよう。さっ、行くわよ。」←平日休み
川 ゚ -゚)「わざわざ県を越えて来たが…ここはいったい何なんだ?」テクテク
ξ゚⊿゚)ξ「日暮里は、布地の問屋街で有名なの。趣味程度の人でも買える小売りもしていて、とにかく沢山の布を見ることが出来るわ。」テクテク
ξ゚⊿゚)ξ「ユザワヤみたいに種類別に色が必ず揃っている、という保証はないのだけど、そこら辺の手芸店では買えないような掘り出し物もあるわ。」
ξ゚⊿゚)ξ「コロナ前は、外国人観光客向けに和柄の品揃えに力を入れてる店もいくつかあったわね。」
ξ゚⊿゚)ξ「平日に来てもらったのは、休日よりも空いてるし営業時間も長いからなの。」
ξ゚⊿゚)ξ「ちなみに1m単位の購入が基本で、ロールの残りが1m以下だったら客が買い取るのが基本よ。」
川 ゚ -゚)「へぇ〜。」
ξ゚⊿゚)ξ「『1m欲しいけどその生地の残りは1.6m』なんて時は、客が買い取ってあげるの。今も同じルールかは知らないけど、そうなった時は小物でも作りなさい。
ξ゚⊿゚)ξ「…ところで、どんな服を作る予定なの?」
川 ゚ -゚)「ああ。本の内容は超悪役令嬢クーデリアが過去の自分に転生して、超金持ちや超地位のある男から超死ぬほど求婚されまくる話なんだけど、クーデリアのドレスをイメージして作ろうと思ってな。」
ξ;゚⊿゚)ξ「それ…幅とって周辺の人に迷惑かけないかしら?」
川 ゚ -゚)「ボリュームダウンするから大丈夫だ。」
26
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 06:04:16 ID:gV7/vsQY0
♡ξ゚⊿゚)ξbツンちゃんのワンポイントアドバイス♡
☆日暮里繊維街はこんな人におすすめ!☆
・服地が欲しい人
・ベッドカバーやイベント等、何かしらの理由で広範囲を布で覆いたい人
・コスプレのような特殊布が安く欲しい人
・プリント生地が沢山欲しい人
・安いロックミシン糸や副資材が欲しい人
・上記のどれかに当てはまる関東圏のハンクラーさん
ξ゚⊿゚)ξ「とにかく量が欲しい人向けね!ただ机の敷布だけ欲しい人は迷子になるからネットで揃えなさい!」
27
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 06:05:30 ID:gV7/vsQY0
川 ゚ -゚)「なんだか、大量の布が置かれた店が増えてきたな。」テクテク
ξ゚⊿゚)ξ「問屋街に入ったからよ。だけど、一軒ずつ見ていくわけじゃないわ。」テクテク
ξ゚⊿゚)ξ「初心者はとりあえずビールみたいな感覚で、まずはトマトに行くのをオススメするわ。」
川 ゚ -゚)「トマト?」
ξ゚⊿゚)ξ「店の名前よ。5階建てで、すべてのフロアが布で埋め尽くされてるわ。」
ξ゚⊿゚)ξ「その隣接の建物はトマトの資材館で、ボタンやファスナーなんかの副資材なんかはそこで集まるわ。」
川 ゚ -゚)「布の店と分かれているのか。普段手芸センタードリームにしか行かない私には想像出来ないな。」
ξ゚⊿゚)ξ「さ。着いたわよ。まずはドレス生地のコーナーに行きましょう。」
川 ゚ -゚)「ガッテンガッテン」
28
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 06:07:04 ID:gV7/vsQY0
_____
___
__
川 ゚ -゚)「うーん…。差し色は見付かったけど、メインの生地はなかったな。」
ξ゚⊿゚)ξ「あら残念。それじゃ1階ずつ下に降りて見ていきましょう。」トントン
川 ゚ -゚)「うん。」トントン
_____
___
__
川;゚ -゚)「おい…全然見付からないまま1階に来てしまったぞ!本当に見付かるのか!?」
ξ゚⊿゚)ξ「そうね…1階を見ても見付からなかったら、他のドレス向きの生地を扱うお店で探しましょうか。」
川;゚ -゚)σ「あれ…?あの人だかりはなんだ?」
ξ゚⊿゚)ξ「ああ、100円コーナーを忘れていたわね。あそこはプリントミスのあるB級品や在庫処分だったりする品が置かれているの。」
川 ゚ -゚)「100円だなんて信じられないな。」
ξ゚⊿゚)ξb「そうね。すぐ破れそうな物とか厚くて縫い難い物とか品質もピンキリだけど、練習に使えるような物やそれこそ掘り出し物もあるし、ここは日暮里の名物客寄せコーナーよ!」
ξ゚⊿゚)ξ「世間ではSDGsが持て囃されてるけど、情報によればこのコーナーは少なくとも20年くらいはあるはずよ。」
ξ゚⊿゚)ξ「服屋の福袋だって、もとは売れ残りを安くまとめ売りする仕組みだったし昔の方がよっぽど意識が高かったわね。」
川;゚ -゚)σ「あっ…?あれはっ!??」
29
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 06:08:19 ID:gV7/vsQY0
∩川*゚ -゚)∩「あった!あったよツン!!これこそが私が求めていた布だよ!!」キャッキャッ!
ξ;゚⊿゚)ξ「テッカテカのショッキングピンクじゃない!」
川*゚ -゚)「ああ!クーデリアはその外見の美しさを隠すために、ド派手なショッキングピンクのドレスを着ているんだ!」
ξ;゚⊿゚)ξ「ふーん…。」
川;゚ -゚)「ふぅ…失敗した時も考えて、10mも買ってしまったよ。これで1100円は破格だな。」
ξ゚⊿゚)ξ「誰も買ってないようなぶっといロールだったから、端数買い取りも無くて良かったわね。」
ξ゚⊿゚)ξ「資材館でファスナーと糸も買ったけど、他にも買うものはあるかしら?」
川 ゚ -゚)「ゴージャスなドレスにしたいから、レースが欲しいな。」
ξ゚⊿゚)ξ「それなら、トマトのセレクト館はどうかしら?」
川 ゚ -゚)「セレクト館?」
ξ゚⊿゚)ξσ「ええ。道路を挟んだ本館の向かいにあるの。」
30
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 06:09:46 ID:gV7/vsQY0
_____
___
__
川 ゚ -゚)「なんだか…さっきの5階建ての建物より爽やかな雰囲気じゃないか?」
ξ゚⊿゚)ξ「セレクト館は新作生地を中心に取り扱うお店よ。通路が広いし、ここは以前は他のお店だったからそう感じるんじゃないかしら。」
ξ゚⊿゚)ξ「ここの目玉は、何といっても入り口にあるプリント生地。ネットでもあまり見かけないような柄が置かれているの。1メーター1000〜1500円以上がベースで激安!という感じではないけど、一般のお店だともっと高く売ってるわ。」
ξ*゚⊿゚)ξ「でもここで好きな柄を買ってワンピースやスカートを縫うと、楽しい服が出来上がるわ。セレクト館だけあって、ぱっと見のセンスで決めても良い感じになるのが特長ね。」
川;゚ -゚)「おいおい、私が欲しいのはレースなんだが…」
ξ゚⊿゚)ξ「安心して。2階にレースコーナーがあるわ。」
ξ゚⊿゚)ξ「可愛いのになんか安いレースが沢山置いてあるわ。」
川 ゚ -゚)「そうか。なら早速行こうじゃないか。」
ξ゚⊿゚)ξ「ええ。」
…
川;゚ -゚)「なんだこれ…凄く可愛いじゃないか!!」ワナワナ
ξ゚⊿゚)ξノシ「好きなの選んで買っておいて。私は部屋着ワンピが欲しいから下のプリント生地を見てくるわ。」
ξ゚⊿゚)ξ(単品で見て可愛いレースって、自分の服には取り入れにくいのよね…昔買ったの未だに活用出来てないわ…)
31
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 06:11:08 ID:gV7/vsQY0
川*゚ -゚)「ツン。買い終わったぞ。全部で10mだ。」ホックホク!
ξ゚⊿゚)ξ「まあ、ドレスならそのくらいいくわよね。じゃあ、割り勘で配送手続きしましょうか。」
川 ゚ -゚)「配送?」
ξ゚⊿゚)ξ「買った荷物を自宅に送るのよ。近隣県だと結構な量でも1000円いかないくらいで送れるわ。さっきの生地も重いでしょう?だからまとめて送っちゃうの。」
※数年前の送料情報です
ξ゚⊿゚)ξ「届け先はクーの家で良いかしら?着いたら私の分を取りに行くわ。」
川 ゚ -゚)「分かった。」
【日暮里駅】
ξ゚⊿゚)ξ「さて、手ぶらになったしどこか寄り道でもする?」
川 ゚ -゚)q「そうだな…。あっ…!」
ヾ川;゚ -゚)ノシ「大変だツン!超悪役令嬢には装飾品も必要だ!!」
川;゚ -゚)「公爵家や侯爵家の超イケメン達がよこしてくる100カラット越えの指輪を用意しなくては!!!」
川;゚ -゚)「あとお腹すいた!!!」ボリュュュユユユ!!!
32
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 06:12:25 ID:gV7/vsQY0
_____
___
__
【蔵前駅】
川;゚ -゚)「おい、この状態の腹で20分近くも電車に乗せるなんて酷いじゃないか!」ブキャポリュウゥゥ!!
川;゚ -゚)「しかもなんだここ、初めて来る駅だぞ。」
ξ゚⊿゚)ξ「装飾品を作るんでしょ?だから浅草橋の近くに来たの。」
ξ゚⊿゚)ξ「蔵前は、お洒落カフェが増えていると話題の駅よ。周辺に問屋が多いから、ランチのお店も充実してるの。」
ξ゚⊿゚)ξ「蔵前自体もおもちゃの問屋街らしいんだけど、お洒落な雑貨屋とかのが目立つわね…」
ξ゚⊿゚)ξ「さて、どのカフェにしようかしら。」
川 ゚ -゚)「いや、リーマンがガツガツ食べるようなとこが良いな…お洒落な店は待ちそうだし。」ビャボンボングゥ!!
ξ゚⊿゚)ξσ∏「分かった。ちょっと探してみるわね。」
…
【ハンバーグの店 熊】
川 ゚ 〜゚) ムシャモグムシャモグ
ξ゚〜゚)ξ モグモグ
…
アリガトウゴザイマシター
川 ゚ -゚)「ふぅ…美味しかった…。なんかお母さんが小さな子どもが喜ぶような味付けで作ったハンバーグみたいで、反抗期の息子が『もっと大人っぽいのが良い』とかぶーぶー言いそうな味で…美味しかった。」
ξ゚⊿゚)ξ「初めて行ったけど、美味しかったわ。」
川 ゚ -゚)「だけどやっぱり社会人の昼食向けの店みたいだから無言でRTAしてしまったな。」
33
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 06:13:27 ID:gV7/vsQY0
ξ゚⊿゚)ξ「早速だけど、もう行く?」
川 ゚ -゚)「ああ。ところで浅草橋って?」
ξ゚⊿゚)ξ「伝統人形やおもちゃ、そして装飾関係の問屋が集まる場所よ。有名なリボン屋さんのショールームなんかもあるわ。ちなみに、秋葉原の隣の駅よ。」
ξ゚⊿゚)ξ「ハンクラーからは、バッグの金具やビーズ屋が集まる場所として認識されてるわ。」
※「手作りする人」のネットスラング
ξ゚⊿゚)ξ「それで、100カラット越えの指輪となると、ビーズ屋のクリスタルビーズが良いんじゃないかしら。本物じゃまず手に入らないだろうし。」
川 ゚ -゚)「なるほどビーズ屋か…。パールのネックレスの材料なんかも手に入りそうだな。」
ξ゚⊿゚)ξ「そうね。」
34
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 06:14:33 ID:gV7/vsQY0
【貴ワ製作所】
川;゚ -゚)「なんだここ!デパート1階の化粧品売り場みたいで怖い!!」
川;゚ -゚)「お洒落な若い女性がいっぱいで怖い!!」
ξ゚⊿゚)ξ「浅草橋に来たおしゃPハンクラーは、基本ここに収容されていくの。」
ξ゚⊿゚)ξ「大手だけあってビーズの品質が良いわ。金具と合わせてゆっくり選びなさい。」
川;゚ -゚)「分かった。」ビクビク
_____
___
__
川 ゚ -゚)「指輪用の材料は買ったけど…せっかくならフェイクパールは安い店で見てみたいな。」テクテク
ξ゚⊿゚)ξ「それならいくつか回ってみましょ。」テクテク
_____
___
__
川 ゚ -゚)「すっごい安いけど品質微妙なのと、そこそこ安くてまあまあ品質なのとかあるな。どちらもさっきの店と比べると質が落ちる感じだが…」
ξ゚⊿゚)ξ「どこまで妥協できるかとか、気に入った色やデザインであるかよね。そういう目利きをして作った物を売ってる人達は凄いと思うわ…。どれにするか決まった?」
川 ゚ -゚)「ああ。」
35
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 06:15:50 ID:gV7/vsQY0
_____
___
__
川 ゚ -゚)「今日は案内してくれてありがとう。おかげ様で理想通りの物が作れそうだ。」テクテク
ξ゚ー゚)ξ「それは良かった。頑張ってね。」テクテク
川 ゚ -゚)「モチのロンだ。」
川 ゚ -゚)「それにしても、東京の東側には色々な物があるな。」
ξ゚⊿゚)ξ「ええ。この隅田川沿いには他にも食器類を扱うかっぱ橋なんかもあるわ。この辺りの問屋は、東京六大問屋と言われているそうなの。」
ξ゚⊿゚)ξ「だけど…今では一般人も気兼ねなく利用できる反面、個人店の小売りは激減したし製造元と小売りがネット上で取引出来るようにもなったりして、卸売り業は難しい立場かもしれないわね。詳しくはないけれど…」
川 ゚ -゚)「沢山の品を実際に見て吟味できる貴重な場所だから、いつまでもなくならないでほしいものだな。」
ξ゚⊿゚)ξ「ええ。」
36
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 06:16:49 ID:gV7/vsQY0
川 ゚ -゚)「うーん。この辺りは隅田川を散歩しながら買い物も出来るし、一日のうちに何ヶ所も問屋を回れるし、素晴らしい場所だな。」
川 ゚ -゚)「何より昭和や平成の風情を感じられる。東京のくせに商品は全てがトレンドな訳でもなく、時代遅れだなぁと思う物も普通に置かれていて。」
川 ゚ -゚)「その中から光るものを発掘していく緩さがたまらない。」
川*^ー^)「良い場所へ連れてきてくれて、ありがとう。ははっ!やはり持つべきものは手芸同好会時代からの友だな!」
ξ*゚ー゚)ξ「ふふん。」
川 ゚ -゚)、「…せっかく女二人なのに、可愛いカフェにも行かずに悪かったな。もう一つ我儘を言わせてもらえるなら…さくっとどこかに寄らないか?」
川 ゚ -゚)「気が抜けて疲れたのか、甘いのもしょっぱいのも食べたくて酒も飲みたい気分なんだ。」
ξ゚⊿゚)ξ「じゃあ、ちょっと歩いて秋葉原のビフキチでも寄る?」
川 ゚ー゚)「ああ。ありがとう。」
37
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 06:17:31 ID:gV7/vsQY0
〜1ヶ月後〜
川*゚ -゚)「ツン!見てくれっ、ついにドレスが出来たんだ!敷布も!」ゴージャス~
ξ*゚⊿゚)ξ「あら!良い感じに仕上がったじゃない!」
川*>ー<)「ふふん。これで会場の視線は全て私のモノさっ!」
ξ゚⊿゚)ξ「それで、小説の方はもう書き終わったの?」
川 ゚ -゚)「えっ…?」
川 ゚ -゚)「…」
川 ゚ -゚)「まだ一行も書いてないや。」
終
38
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 06:18:22 ID:gV7/vsQY0
【作品名】川 ゚ -゚)はトマトに行くようです
【安価】
>>23-37
【部門】旅
【区分】聖地あり
【舞台の名称】日暮里〜浅草橋
【一言】東京の東側好き。西側怖い。
39
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 07:20:09 ID:ZTJLPP0s0
>>12
乙、ドクオ幸せになってくれ
涙も料理に含まれててつらいぜ
>>23
乙
日暮里こういう感じなのか
行った気分になれて良かった
ハンバーグ屋うまそうだな
40
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 12:11:35 ID:sWePYd5c0
日暮里行ったことないけど楽しそうだな
クーのお腹の音が可愛い
41
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 12:27:15 ID:5zEP.0ME0
おつおつ
裁縫とか手芸とかしないのに行ってみたくなった
42
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 12:45:47 ID:oDjQgxAk0
>>12
泣く
43
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 15:43:44 ID:g5oCdlGY0
虫ネタ投下します。
虫が苦手な方は7レスほど飛ばして下さい。
44
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 15:46:19 ID:g5oCdlGY0
('A`)焼き芋の思い出のようです
※虫ネタにつき【閲覧注意】です。
.
45
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 15:46:47 ID:g5oCdlGY0
('A`)「焼き芋うめぇ〜〜」モグモグ
( ^ω^)「ねっとりして美味しいおね」モグモグ
('A`)「スーパーでこんなうめぇもん手軽に買えちまっていいのかよ〜〜」
( ^ω^)「お家で作るのは大変だもんね。ありがたいお」
('A`)ф「お客様の声に『神様ありがとう』って書くわ〜〜」カキカキ
( ^ω^)ф「じゃあ僕も『美味しい焼き芋をありがとうございます』って書くお」カキカキ
46
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 15:47:56 ID:g5oCdlGY0
('A`)「そういえばさぁ〜、昔の漫画にはよく落ち葉で焼き芋焼くシーンあったじゃん?俺あれやってみたくて一回やってもらったことあんのよ」
( ^ω^)「おー、あれ憧れるおね」
('A`)「庭に植わってる柿とかモミジなんかの落ち葉を庭の隅っこに集めといてさ、漫画の三倍くらい溜まった頃かな、風がない晴れた日にようやく芋焼く日が来たわけよ」
( ^ω^)「ふんふん」
('A`)「まず洗ったさつまいもをレンチンしてある程度火を通してからホイルに包んでおいて、薪をくべて芋を乗せて落ち葉で覆って焼いていくわけよ」
( ^ω^)「結構手間がかかるんだおね」
('A`)「そうなんだよ。葉っぱだけじゃ焼けねぇんだなって思いながら焼きあがるのを待っててさ、そんなこんなで数時間後に焼きあがって俺は一番でっかい芋を取ったんだわ」
( ^ω^)「欲張りだおねー。子供ってそういうところあるおね」
('∀`)「へへっ」
( ^ω^)「褒めてないけど、まぁ続けて」
47
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 15:48:31 ID:g5oCdlGY0
('A`)「薪や落ち葉の焼ける匂いがついてパリッと焼けた皮をペリペリッと剥いて、黄金色にしっとりほこほこに焼きあがった芋に俺は夢中でかぶりついた。漫画のキャラ達はこんなうめぇもんを食ってるのかと感動しながら食ったんだわ」
( ^ω^)「おぉ……」ゴクリ
('A`)「でもさぁ〜なんか途中から色が変わってきてさぁ〜。……すんげぇ緑色になってきたの」
( ^ω^)そ「!?」
('A`)「コエーからトーチャンにちょっと齧ってみてよって押し付けたんだけども、トーチャン怯えて齧ってくんなくてさぁ」
( ^ω^)「そりゃそうだろ」
('A`)「カーチャンがこれは腐ってるわね。食べられるところだけ食べなさいって言って縦にパカッと割ったらさぁ……」
( ^ω^)
48
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 15:48:59 ID:g5oCdlGY0
('A`)「すんんんんんげぇデッケェ芋虫が入ってたの。丁度ブーンの小指くらいの白いのが真っ直ぐピーンってなっててさぁ、ビックリしたわ」
( ^ω^)
('A`)「穴とか開いてないのにどこから入ったんだろうとか、こんなデッケェの初めて見たとか、芋めっちゃ緑とか色々考えてたら、カーチャンが芋をそっ閉じしてゴミ箱にポイーして終了」
( ^ω^)
('A`)「虫がつく食べ物はうまいと言っても限度があるしさ、うっかり齧んなくてよかったわ」
('A`) モグモグ
('A`)「芋うめぇ〜〜」
( ^ω^)
('A`)「食わねぇの?」
( ^ω^)
49
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 15:49:31 ID:g5oCdlGY0
( ^ω^)「なんで今その話したの?」
('A`)「芋食ってて思い出したから」
( ^ω^)「なんで今なの?」
('A`)「忘れる前に言いたかったのと、思い出を共有したかったから」
( #`ω´)「ふざけんなよ……。しかも僕の小指を侮辱したな!?今後僕は小指を見る度にこの話を思い出さなきゃいけないんだお!!!」
('A`)「メンゴ」
( #`ω´)「もう二度とお前と芋食わねぇからな!!!!!」
('A`) 三( #`ω´)プリップリ
.
50
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 15:50:01 ID:g5oCdlGY0
('A`)
('A`) モグ
('A`) モグ…
('A`) ゴクン
('A`)「mjd?」
――こうして俺は、幼い日の思い出と引き換えに友人を失った。
終わり
51
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 15:50:34 ID:g5oCdlGY0
【作品名】('A`)焼き芋の思い出のようです
【安価】
>>44-50
【部門】食
【区分】一般
【料理名】焼き芋
【一言】ヒント:ブーンの小指
52
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 16:08:28 ID:aP9oaRb60
【作品名】孤ドクのグルメ
【URL】
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1696056130/
【部門】食
【区分】一般
【料理名】パーコー麺と半ライス
【一言】ほぼ筆者の体験談です。やや旅要素も有りかも?
53
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 16:17:04 ID:ZTJLPP0s0
乙
秋の食物ってまぁまぁの確率で虫入ってるよな…栗とか…
これからは焼き芋も警戒するわ
54
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 16:36:25 ID:ZZy22Oa60
乙
ブーン小指見るたびに思い出すのつらいな
55
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 17:18:38 ID:aP9oaRb60
【作品名】ドクオがスパジャポを満喫…したかったようです
【URL】
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1696057767/
【部門】旅
【区分】聖地あり
【舞台の名称】天然温泉 岩盤浴 スパジアムジャポン 略してスパジャポ
【一言】こっちもほぼ筆者の体験談です。タイトルにあるように、何回も通うか朝一で行って一日中居座るかしないととてもすべては満喫できません。
シャトルバスは、本文にある東久留米駅の他には志木駅、朝霞台駅、田無駅から出てるので、都内か近郊なら楽に行けると思うよ!
56
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 17:26:31 ID:wmpBQ59k0
【作品名】川 ゚ -゚)群青を蹴るようです
【URL】
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1696060763/
【部門】旅
【区分】聖地あり
【舞台の名称】角島(山口県)
【一言】青春の残り香的なものを嗅いでもらえたら嬉しいです!
57
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 22:54:24 ID:YQPW7oIQ0
投下します
58
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 22:55:37 ID:YQPW7oIQ0
秋と言えば、皆さんは何を連想するでしょうか?
スポーツ?読書?それとも、芸術でしょうか?別に秋じゃなくても出来んだよね、全部。お前のやる気の問題であって
( ^ω^)「ハァー、漫画読ませる代わりに股座使わしてくれる黒髪ギャルが遊びに来てくれたらなぁ……」
('A`)「世界平和の話してる?」
( ^ω^)「非現実存在及び実現不可能の揶揄としてその四字熟語使うのやめない?」
金も女っ気も夢も希望も無く将来の漠然とした不安を抱えるばかりのオタクブスとオタクデブにとっては、当然アクティブの代名詞であるスポーツなど、世界平和が訪れてもやる気は起きず
かと言って小難しい小説やビジネス教本、自己啓発本などに手を出す気など一向になく
頭の中ではミリオンヒットを叩き出す幼稚でお寒く臭っせえ妄想を、絵や文章でアウトプットする事もなく
季節問わず、今日も臭くて狭い部屋でのんべんだらりと過ごしているのでした。でもそれもまた青春やん?お前もそう思うよな?ヒャム太郎?
ヒャム太郎「リボンちゃんと遊ぶ方が楽しいのだ」ヘケッ
口の利き方に気をつけろクソネズミ
( ^ω^)<グーペコ!!!!!!!
('A`)「まどマギ劇場版の予告見た?ほむらちゃん回を重ねるごとに調子乗ってない?」
( ^ω^)「いいだろ別に……腹減ったお。なんか食べn」
59
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 22:57:06 ID:YQPW7oIQ0
_人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人_
> (´^ω^`)「お腹減っただってーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!??????????????」 < ア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
(;'A`)そ「うわあああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!????」
(;^ω^)そ「うわあああああああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!??????」
そんな頼まれても入室したくなど無い、臭くて狭くて汚い豚小屋の窓ガラスを突き破って現れたのは、そう、皆様ご存知――――――
60
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 22:57:55 ID:YQPW7oIQ0
(´^ω^`) 『空腹』というワードに反応して飯を作りに現れるタイプの狂人のようです
.
61
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 22:59:01 ID:YQPW7oIQ0
('∀`)「見て見てゴールデンレトリバーが子猫用のちっさい皿からお水飲んじゃう動画」
( ^ω^)「やだ可愛い」
(´・ω・`)「タイトル明けて1レス目で興味失くされることある?」
誰が狂人など見たいでしょう。オタクだってブサイクだってデブだってアメンボだってワンちゃんネコちゃんの動画が大好きです
裸エプロン姿のオッサンは困惑します。『嘘……居ずら……サッサと通報された方がマシやんこんなん……』
思わず生き恥に耐えきれず、自前の包丁で腹を掻っ捌くところでした
( '∀`)(^ω^* ) キャッキャッキャッキャッチュッ……ンチュッ……♥
(´;ω;`)「あにょ、あにょな……ゥチのこと見て欲しくてぇ……ご飯作りに来ててぇ…………」
ご覧ください。イチャつくブスとデブに泣きつく狂人という地獄絵図です
今回のお祭りは食と旅がテーマなのであって、キショい絵面をお届けする為に開催されたのではないのです
一体どうしてくれるのでしょうこの空気を。そう、編集点を見誤った結果がこの有様なのでした
しかしこの狂人、ただのオッサンではありませんでした
(´;ω;`)「時を戻そう」
なんと時間遡行者の一面も持っているオッサンなのです。そう、実質ほむらちゃんと言っても過言ではありません
時間はオッサンが部屋に飛び込んだタイミングまで巻き戻ります。いやぁ、助かるなぁ。わざわざ書き直しとかするのダリィもんなぁ
62
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 22:59:49 ID:YQPW7oIQ0
※うおー時間遡行いっけー
/フフ ム`ヽ
/ ノ) ∧∧ ) ヽ
゙/ | (´^ω^`)ノ⌒(ゝ._,ノ だから今、一秒ごとに
/ ノ⌒7⌒ヽーく \ /
丶_ ノ 。 ノ、 。|/ 世界線を越えて
`ヽ `ー-'_人`ーノ
丶  ̄ _人'彡ノ キミのその笑顔
ノ r'十ヽ/
/`ヽ _/ 十∨ 守りたいのさ
63
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 23:00:39 ID:YQPW7oIQ0
_人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人_
> (´^ω^`)「お腹減っただってーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!??????????????」 < ア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
(;'A`)そ「うわあああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!????」
(;^ω^)そ「うわあああああああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!??????」
そんな頼まれても入室したくなど無い臭くて狭くて汚い豚小屋の窓ガラスを突き破って現れたのは、そう、皆様ご存知――――――
(´^ω^`) 「そりゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」『空腹』というワードに反応して飯を作りに現れるタイプの狂人のようです
オッサンはタイトルコールより先にブスとデブの手からスマートフォンを胸騒ぎの腰つきで叩き落とします。Music Come On Back To Me, Yeah!!
煌びやかなフリル付きのエプロンから覗く仕上がった太ももが眩しいですね。眩しいだろ?なんだその顔は?何が不満だ?言ってみろ
64
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 23:01:24 ID:YQPW7oIQ0
(;'A`)「なん、ななななな……!?」
(;^ω^)「ヴェロキラプトルかお!!!!!!!!???????」
確かに茂みから急に飛び出してくる恐竜と言えば、ジュラシックワールドでも大活躍の小型肉食恐竜ヴェロキラプトルです。トランスフォームだって出来ちゃうんだから
しかしその正体は『空腹』と言葉にした者の前に現れては、勝手にキッチンを借りて一品作る時間遡行者の頭ヤバいオッサン
どちらかと言えば、アンパンマンに荒岩課長とほむらちゃんを足した感じのオッサンです。出先の飯屋でキッチン借りて一品作るからな。荒岩課長は
(´^ω^`)「今、『お腹減った』って言ったよな!?」
(;^ω^)そ「えっ、あっ、はい!!いつから変態を呼び込む召喚呪文になったんですかお!?」
兎にも角にも、ブスとデブのイチャイチャを阻止できたオッサン。自前の包丁とフライパンを両手に、ウルヴァリンのようにクロスさせます
(´^ω^`)「おっちゃんが作ったるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!」
(;^ω^)「帰ってくださいお!!!!!!!!!!!」
('A`)「え、いいじゃん別に」
人ん家なので、ブスは他人事のようにタバコに火を点けてスマホを拾います。そう、ブスはブスなので外見と同じく内面もブスでした。モテないわけです。素直でクールな黒髪美女とお付き合いなんて出来るワケありません
(# ゚ω゚ )「いいワケねーだろブサイク!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!殺すぞ!!!!!!!!!!!!!!!!」
そしてデブは度胸がありませんでした。太い腹回りとは裏腹に、肝っ玉とチンポはダチョウの脳よりもミニマムサイズでした。モテないわけです。ツンデレパツキンツインドリル美少女とお付き合いなんて出来るワケありません
(´^ω^`)「ほんならすぐ作ったるでな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
そしてオッサンは絶望的なまでにモラルが欠如していました。裸エプロン姿で人ん家に突撃する中年と環境活動家がマトモな筈ありません。ですが投資で稼いでいるので金と女には困りませんでした。オッサンは無敵なのです。完璧で究極のアイドルの可能性がありました
65
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 23:01:43 ID:5VggKp3Q0
【作品名】('、`*川磯くせぇ秋を送るようです
【URL】
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1696070995/l50
【部門】旅
【区分】聖地あり
【舞台の名称】サンシャイン水族館他水族館4ヶ所
【一言】しぬ
でも楽しかった
66
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 23:03:30 ID:YQPW7oIQ0
(´^ω^`)「どらどら冷蔵庫はっと!!!!!!!!!!!!」
オッサンはNIKKEのように尻をブルンブルンさせながら勝手に人の家の冷蔵庫をチェックします。オッサンは背中で魅せるガンガールRPGの一面も持っているのです。もうすぐリリースから一年ってマジ?一年経っても紅蓮が来ないのマジ?
(;^ω^)「ちょ……あの……」
家主のデブは今すぐにでも正体不明のオッサンを追い出したかったのですが、流石にフライパンと包丁を持ってる裸エプロンの中年には怖くて近づけません
結局の所、支配権とはより強き力を持つ者にしか与えられないのです。人民よ、武器を取れ。革命の刻が来た
(´^ω^`)「っかーーーーーーーーーー!!!!!!!!くっせえ冷蔵庫!!!!!!!!!!!!家主と一緒!!!!!!!!!!!!ざぁこ♥ざぁこ♥中身スカスカ♥冷気の無駄遣い♥」
一人暮らしの冷蔵庫。しかも体型維持も出来ない自堕落オタクデブの物です。ろくな物が入ってる筈ありません
飲みかけの炭酸飲料に牛丼屋で貰った紅生姜。使い掛けのちくわに使った形跡の無い調味料
これにはオッサンもメスガキにならざるを得ませんでした。こ、このガキッ……大人を揶揄いやがって……!!!!!!!
(;*^ω^)「アヒュッ……」
('A`)「ええ……?」
マゾブタはちょっとだけオッサンのこと良いなって思いました
67
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 23:04:03 ID:YQPW7oIQ0
(´^ω^`)「冷や飯と……卵!!!!!!!!!!!!ネギに…………ん!!!!!!!???????」
それにしてもうるさいオッサンは冷蔵庫の中から目ぼしい食材をバンバカバンバンバン出していきます
そして食指に止まったのは、小さなタッパー。蓋を開けると、真っ赤な梅干しが入っていました
(´・ω・`)「ほほう……手作りの梅干……」
まさか一人暮らしの自堕落汚臭デブが梅干なんて漬けないでしょう。ママからの仕送りかなんかで送られてきた逸品と思われます
市販の梅干と違って、表皮には薄らと塩の結晶が付いています。かなり酸っぱしょっぱい梅干なのがわかります。皆さんの人生と一緒ですね
(´^ω^`)「よし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!献立は決またで工藤!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブルンと尻が揺れます。オッサンの尻だけ物理演算がバグっているのでしょうか?
お台所に用意したのは、いつのものかわからない冷や飯に、干からびた万能ネギ。そして完全食として名高い卵に先ほどの梅干
そして冷蔵庫の奥の方で詰まってた鰹節です。これで一体何が決まったと言うのでしょうね。名探偵も苦笑いを浮かべざるを得ません
68
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 23:04:39 ID:YQPW7oIQ0
(´^ω^`)「オラ!!!!!!!」
オッサンは持参した鉄フライパンを汚いガスコンロへと叩き付けます。ワンルームでは珍しくIHではありませんでした
(´^ω^`)「エチチコンロ!!!!!!!!!!!!点火!!!!!!!!!!!!!!!!」
エチチコンロ<エチチチチチチチチチチ!!!!!!!!!勃ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
本当に一瞬だけ一世を風靡したネットスラングが出ました。何がエッチなんでしょうね?この汚いコンロが漫画を読ませたら股座使わせてくれる黒髪ギャルに見えますか?あなた
それはさて置き、鉄フライパンはあっという間にチンチンまで熱されます。今度ァてつてつがチンチンだよオイ……!!
(´^ω^`)「所で、メシ物の作品で一人暮らしが誰も聞いてねえのに一人でベラベラと作り方くっちゃべったり食レポほざきながら食ったりする話ってどう思う????????」
('A`)「何の話?????????????」
(;*^ω^)「フッ、フゥッ……!!」
そこに、余計なこと抜かしながら全然使った形跡のないサラダ油を回しかけ、鍋肌にコーティングを施します
ここまで来れば名探偵の皆さんなら何を作るかもうおわかりですね?え?わかんない?すっげえバカじゃん億泰と一緒!!!!!!!!
(;*^ω゚ )「オッサンさっきの……さっきのもっかい言って……」
デブは一回冷静になった方が良いと思う
(#´゚ω゚`)「メシ作ってる時に話しかけんなデブ!!!!!!!!!!!!!殺すぞ!!!!!!!!!!!!」
オッサンは包丁をデブに向けて投げつけます。ええ、容赦なくです。全然普通に殺す気で投げました
(;^ω^)そ「危ねっ!?」
しかしデブはデブ特有の俊敏さで刃物の軌道から逃れました。壁にぶっ刺さる包丁。デブの代わりに敷金が逝きました
69
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 23:06:31 ID:YQPW7oIQ0
(#^ω^)「あいつマジ何なん!!!!!!!!!!?????????」
('A`)「そんなん……何なんやろなぁ……」
他人の理解が及ばないからこそ狂人なのです。理解して貰おうとはこれっぽっちも考えておりません
オッサンはただ、空腹というワードに反応して勝手に人の家に上がり込んで飯を作るだけの哀しきモンスターなのです
(´^ω^`)「ガーーーーーーーーーーーーーーッハッハッハッハッハッハ!!!!!!!!!」
ただのモンスターでした。喜んで人を殺すタイプのピエロと一緒。テリファーの可能性があります
しかしその手際、人に料理を振舞うだけあって無駄がありません。卵二つを片手でフライパンに割り入れ、すかさず温め直した白飯をぶち込みます
バk……億泰の皆さんにこっそり答えを教えますが、実はこれチャーハンを作ってるんですね。また一つ賢くなったね。帰ったらママに自慢してやりな
(´・ω・`)「あっやべえ。手順一個抜かした」
あー、これは致命的です。名人様が湧き出る料理ランキングトップ3に入るであろうチャーハンの調理工程を一つ抜かしてしまいました。デブが横やりをいれるからです
オッサンは名人様に指図されるのが一番嫌いでした。過去には住所を特定してフライパンが凹むまでぶん殴ったことがあります
(#´゚ω゚`)「ア゙ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!」
梅干二つの種を取り除き、包丁で荒く切り刻みます。さっき投げたのはデブの家の包丁なんで自前のがもう一振り、シモを含めると二振りの包丁を所持しています。つってな。ガハハ
昨晩もオッサンは金で買った女に『ワイの天華百剣にキスしてくれやwwwwww』とかなんとか言ってました。この情報いります?何に使うんですか?
70
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 23:07:16 ID:T3eX2YCg0
このノリなんか見たことあるぞ??
71
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 23:07:51 ID:YQPW7oIQ0
(´・ω・`)「……」スンッ
('A`)そ「うおお急に静かになった」
火を扱う際には細心の注意を払わねばなりません。高笑いとかしてる場合ではないのです。ここはキッチンやらない―Oじゃないんですから
ある程度炒めた卵飯に、刻んだ梅干と塩コショウを少々。そしてネギと鰹節をファッサーと散らして全体に馴染ませます。最後に醤油をチョロッと……
(´・ω・`)そ「うわっ」
(;^ω^)「『うわ』?」
(#´゚ω゚`)「何でもねえよ話しかけんな殺すぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
('A`)「情緒ヤバ」
チョロッとのつもりがドバっと出てしまいました。まぁいいでしょう。不健康になるのはこれを食うデブとブスなのですから。ちょっと塩分を多く摂取したからってデブとブスには変わりないのです
わ゙ーと怒鳴られたデブはもはや涙目です。犬系彼女の可能性がありました。ブスはそれを見て『今晩はワンワン鳴かせたるわい』とリビドーを滾らせました。うーん、ポリコレポリコレ!!!!!!!多様性と利権にうるさい活動家もニッコリです
(´^ω^`)「ヘイお待ち!!!!!!!!!!!!!!!!!」
適当な汚いお椀に盛って、完成です
(´^ω^`)「梅おかかチャーハンだーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!」
_人人人人人人人人人人人人人人人人人人_
>
https://imepic.jp/20230930/818850
< ダバダバドゥ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
なんか食欲をそそらない写真ですね。でも仕方ないの。これがiPhone12の限界。プロ飯テロ写真家の皆さま、お帰りは彼方です
72
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 23:08:41 ID:YQPW7oIQ0
(´^ω^`)「そなたの米だ!!!!!!!!ドンドン食え!!!!!!!!!!!」
('A`)「お前の米だ。早く食え」
(;^ω^)「えっ……マジ……?」
小心者の豚らしく、正体不明のオッサンが作った飯を前に躊躇しましたが、豚鼻に届く香ばしい醤油とおかかの香りに否が応でも身体は反応します。単純な作りで羨ましいよ
(;^ω^)「ほ、ほな……いただきます……」
『どうあれ食うまで帰んねえんだろうな』。だったらサッサと食った方が精神衛生上いくらかマシです
デブは箸を手に取り、ホカホカのチャーハンをかっ込みました
( ^ω^)そ「うめえ!!!!!!!!!!!!!」
パラッパラに仕上がった米に、キレのある梅の酸味。焦げたおかかと醤油の香ばしさが食欲を更に促します
焼豚などの豪華な具は入ってないけれど、だからこそ引っ掛かりなくかき込めるスムーズさっつーか、なんかそういうアレでした
(´^ω^`)「せやろがい」
これにはオッサンも満足気です。文句の一つでもほざかれたら速攻でぶっ殺そうと考えてたので、デブは命拾いしました
(´^ω^`)「具を追加したかったらちりめんじゃことかがオススメだゾ!!!!!!!!!!!!!!!!」
きっちりアレンジ情報まで開示してアフターサービスも万全です。デブはあっという間に得体の知れないオッサンが発狂しながら作ったチャーハンを平らげてしまいました
( ^ω^)「ごっそさんでした!!!!!!!!!」
(´^ω^`)「へへっ……」
米粒一つ残ってない器と、満足げな豚の表情。これが見たくてオッサンは『空腹』と口にした者の家に突撃して勝手に料理するのです。他に方法無かったんか?
73
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 23:10:22 ID:YQPW7oIQ0
(´^ω^`)「ほな!!!!!!!!!!!!!」
オッサンはそそくさと調理器具を片付けると、踵を返して汚い豚小屋から去ろうとします。長居は無用です。あれれ?でもちょっと待ってください
(´^ω^`)「それだけで……足りたのか?」
( ^ω^)そ「ギクッ」
滑稽な鳴き声でした。そうです。デブがあれっぽっちのチャーハンで満足するわけがありません。オッサンをサッサと追い出す為に一芝居打ったってワケです
オッサンは名人様に指図されるのと、弱者男性にコケにされるのがマジで死ぬほど喉搔き毟るくらい嫌いでした。雛見沢症候群の可能性があります
(#´゚ω゚`)「足りたのかって!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!聞いてんだよコラァ!!!!!!!!!!!!!!!」
こうなってはもう収拾がつきません。オッサンは尻をブルンブルンさせながらデブに迫ります。その時です
(-@∀@)「警察でヤンス!!!!!!!!!!!!!!」
(-@∀@)「御用でヤンス!!!!!!!!!!!!!!」
(-@∀@)「貴様には黙秘権があるでヤンス!!!!!!」
(;´゚ω゚`)そ「けけけけけ、警察ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!??????????」
矢部くんそっくりの警察官が複数名、ドアを蹴破り突入しました。そう、全員矢部くんです。アウトレイジの可能性があります
警察官はこの部屋の中で一番の変態を、そりゃもう躊躇なく判断し、四肢を複数人で羽交い絞めにします
一体、いつ通報されてしまったのでしょう。オッサンはレスを読み返してみることにしました。あ、時間遡行は今日はもう使ったんで日付回らないとSP回復しません。そういうもんです
74
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 23:11:51 ID:YQPW7oIQ0
>>64
より抜粋
(´^ω^`)「おっちゃんが作ったるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!」
(;^ω^)「帰ってくださいお!!!!!!!!!!!」
('A`)「え、いいじゃん別に」
人ん家なので、ブスは他人事のようにタバコに火を点けてスマホを拾います。そう、ブスはブスなので外見と同じく内面もブスでした。モテないわけです。素直でクールな黒髪美女とお付き合いなんて出来るワケありません
(# ゚ω゚ )「いいワケねーだろブサイク!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!殺すぞ!!!!!!!!!!!!!!!!」
(;´^ω^`)「あっ、ここだァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!」
そうです。ブスは冷静に事を対処していたのです。デブに相手をさせている間、オッサンに同調する振りをしつつ拾ったスマホでコッソリ通報
後は刺激しないように時間稼ぎをして警察の到着を待つだけのイージーゲームです。ブスの癖にクレバーな面も持ち合わせています。姑息とも言えますね。男なら暴力でなんとかせんかい
('A`)「早く連れてってください」
(-@∀@)「了解でヤンス!!!!!!!!!」
オッサンの手首に冷たい輪っかが掛けられます。初めてでは無いですが、何度経験しても慣れないものです
(´;ω;`)「メシ作っただけで逮捕されるのかよ!!!!!!!!くっだらねえなんだよそれ!!!!!!!!!!馬鹿馬鹿しい!!!!!!!!!!」
狂人は理解されないものです。当然、理解を求めても応えられる筈もありません。オッサンの叫びは高い高い秋空へと吸い込まれていきました
75
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 23:12:50 ID:YQPW7oIQ0
('A`)「ほんなら……スケベすっぞ!!!!!!!!!!!!!!」
( *^ω^)「やだ……性欲の秋!!!!!!!!!!!!!」
お家にある食材で簡単に作れる梅おかかチャーハン
( '∀`)(^ω^* ) キャッキャッキャッキャッチュッ……ンチュッ……♥
是非、作ってみてくださいね
( '∀`)(^ω^* )<ヤン……テクニシャン……♥
汚ぇな絵面が
おしまい
76
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 23:19:11 ID:YQPW7oIQ0
【作品名】(´^ω^`) 『空腹』というワードに反応して飯を作りに現れるタイプの狂人のようです
【安価】
>>58-64
>>66-69
>>71-75
【部門】食
【区分】一般
【料理名】梅おかかチャーハン
【一言】お疲れさまでした
77
:
名無しさん
:2023/09/30(土) 23:23:32 ID:5VggKp3Q0
乙
邪魔してすいませんでした
78
:
名無しさん
:2023/10/01(日) 02:08:26 ID:.Uok6mHk0
乙!野郎臭いレシピていいな
79
:
名無しさん
:2023/10/01(日) 05:51:51 ID:l4OOFQ960
乙
好きだ
80
:
名無しさん
:2023/10/01(日) 06:43:16 ID:Rk/ZKe820
乙
キレッキレでワロタ
こういうショボンが見たかった
梅おかかチャーハン旨そう
81
:
名無しさん
:2023/10/01(日) 09:27:16 ID:TxWaNXS60
投下します。
82
:
名無しさん
:2023/10/01(日) 09:28:50 ID:TxWaNXS60
('、`*川二階席のようです
(´・_ゝ・`)「僕、もうじき消えるんだ。」
('、`*川「え…?」
('、`*川「…。」
私は前に向き直り、手に持っていたスプーンでローテーブルに置かれた珈琲ゼリーをすくって、一口食べた。
澄んだ苦味とコーヒーフレッシュのまろやかさが口の中に広がる。
真面目に話を聞く気になって、私は彼の方に顔を向けた。
('、`*川「どういう事?」
(´・_ゝ・`)「ほら、僕ってそういうトシだからさ。」
トシ?…寿命の事だろうか。
('、`*川「そんな風には見えないけど…。」
私と変わらないくらいの年齢に見える。
確かに彼の服装は、この辺りの農家のおじいちゃんが外出の時にお洒落で着るような、ウールの背広だ。
だけど顔色だって、そんなに悪くはなさそうだ。
彼は、深刻そうな顔もせずに窓の外の景色を眺めだした。
私も大きな縦長のコップに入った珈琲ゼリーを食べながら、外の景色を見る。
二階の窓いっぱいに見える林は秋の色で、風に揺れては少しずつ葉を落としている。
夕方の、まだ陽が部屋に射し込む時間帯。
駅からは3km以上も距離があり、車の客しか来ないのか、土曜日だというのにお客さんは途切れて私一人だけ。
そこに彼がやって来て、私が座っていた黒い布製のソファの隣に座り、引っ越すなどとは違う口振りで『消える』と言うのだ。
83
:
名無しさん
:2023/10/01(日) 09:30:13 ID:TxWaNXS60
私がこのカフェに通い始めたのは、半年近く前だ。
本当はもっと前からブックマークをしていたけれど、一度も行った事のない静かそうな場所に誰かを誘うのもどうかと、躊躇していた。
一人でカフェに行くなんて初めてだったけれど、これが大当たりだった。
店は別け隔てなく私を溶け込ませ、穏やかな気持ちにさせた。
むしろ何故もっと早く来なかったのかと、後悔した。
カフェは明治初期に建てられたという二階建ての古民家で、黒塗りの木に白塗りの壁が美しい。
ここでは店内と外のテラスで、珈琲と近隣の和菓子屋から仕入れた上生菓子を味わえる。
だけど私の一押しは、スーパーで売られている物よりもさっぱりとしていて苦い、この珈琲ゼリーだ。
84
:
名無しさん
:2023/10/01(日) 09:32:22 ID:TxWaNXS60
__彼が私の横に座りだしたのは、カフェに通って4、5度目の頃だろうか。
その時私は二階の窓際の、二人掛けのカウンター席に座っていた。
建物の柱の色に合わせた木製のカウンターで、背もたれのない椅子だ。
目の前の、古い家特有の大きな窓から見える景色を堪能出来るので、私が行けば、いつも誰かしらが座っている席だ。
途中で空いても、流石に席移動するのもなと諦めていた。
だけどその日は上手いこと客が途切れ、初めてその席を確保することに成功した。
彼は3分以上経っても何も頼まず、窓の外を眺めていた。
('、`*川「…何か頼まないんですか?」
(´・_ゝ・`)「うん。」
信じられない、と思った。
カフェで何も頼まない非常識さに驚いたのではなく、『この店に来て何も頼まない』という勿体無さ極まりない行動にツッコミを入れたのだ。
(´・_ゝ・`)「だってこの階段、何度も上るのは大変でしょう?」
確かに昔の家は階段が急な上に狭いので、トレーに珈琲を乗せて持ってくる店主には辛そうだ。
その悪気無く居座る態度から、私は彼がお店の人の家族なのだろうと判断した。
なんだか雰囲気もよく似ている気がするし。
彼は客が私一人だけの時にたまにやって来ては、青々とした夏の葉が綺麗だとか、夕方になると鈴虫の鳴き声が聞こえるだとか、二つ三つ話しては去っていく。
私はそれに対して、水の入った真っ青な琉球ガラスのコップも含めての景色が好きだとか、一階の屋根付きテラスの黒くて華奢なアイアンの椅子と、赤紫のテーブルクロスも建物を美しく彩っているなどと返す。
85
:
名無しさん
:2023/10/01(日) 09:33:06 ID:TxWaNXS60
彼はナンパ目的でもなく、いつも体温を感じさせないような距離で淡々と話す。
もしかしたらだいぶ基礎体温の低い人で、本当に身体が悪いのかもしれない。
('、`*川「そうなんだ…」
射し込む少し赤混じりの陽にはザラつきがあり、全ての輪郭を曖昧にする。
その色は眠気を誘い、私は目を瞑りたい欲に駆られながらそれだけ呟いた。
86
:
名無しさん
:2023/10/01(日) 09:33:54 ID:TxWaNXS60
__あれから少し経つと、カフェのサイトに店舗移転のお知らせが掲載された。
何でも古い建物が集まるその施設内の計画で、建物の用途が変わる方針となり、カフェは郷内の蔵に移るとのことだ。
いつもあの急な階段を上り下りしていた店主は、挨拶の中で離れたくない、という言葉を残していた。
廃屋状態から手間をかけきって修復した、大切な場所だったのだと。
あの建物は…とても、愛されていたんだな。
87
:
名無しさん
:2023/10/01(日) 09:36:43 ID:TxWaNXS60
_____
___
__
('、`*川「…。」
蔵へと移ったカフェの天井は高く、太い梁が見える。
前の建物から持ってきた家具は新たに配置され、なんだかごちゃっとして見えるけれど、黒い布製のソファに座ると不思議と以前と変わらないような居心地の良さを覚えた。
ニットの袖の先で揺れる湯気。
流石に今日は寒くて、カフェラテと上生菓子を頼んだ。
上生菓子の甘さを熱いカフェラテで喉へと運べば、誰よりも幸せな一日を送れたと満足した。
新しい店舗にはもう何度か通ったけれど、彼と会うことは一度もなかった。
('、`*川「ご馳走様でした。」
ありがとうございました。と頭を下げてくれる店主ご夫婦に、
『ご家族の方は、最近いらっしゃらないのですか?』
そう聞こうかと迷った。
私は、ここへは決まった日に通っている訳ではない。
彼が本当にご夫婦どちらかの家族で、私のいない間にもふらりとカフェに現れていたのであれば、彼に何かあった際に常連客に向けてブログで触れていることだろう。
カフェは数日の引越し作業を経てからペースを崩さず、新たな地盤を固めようと営業を続けている。
つまり私の推測は、勘違いだった可能性が高いのだ。
88
:
名無しさん
:2023/10/01(日) 09:38:04 ID:TxWaNXS60
カララン
店から出て、敷石の上を歩く。
剪定された犬柘植を見て、今日も丸いなぁと関心する。
この施設は同じような白壁の屋敷がいくつもあり、それらの敷石は一つの門へと続いている。
私は、以前通っていた建物へと振り返った。
('、`*川「…。」
入口には小さな門があり、それが閉まっているために中は見えない。
だけどなんだか、彼がまだあの家に居るような。
居ないような。
どちらでもあるような気配がした。
(、`*川「…帰ろ。」
私は、いつかまた彼が誰かの横に座って、淡々と。けれど穏やかに話をしていたら良いなと願った。
終
89
:
名無しさん
:2023/10/01(日) 09:39:16 ID:TxWaNXS60
【作品名】('、`*川二階席のようです
【安価】
>>82-88
【部門】食・旅
【区分】一般 、聖地あり
【料理名】珈琲ゼリー
【舞台の名称】つくば駅付近のカフェ
【一言】行こうぜカフェへ!
90
:
名無しさん
:2023/10/01(日) 14:30:05 ID:qVeBXT8s0
投下します
91
:
名無しさん
:2023/10/01(日) 14:31:49 ID:qVeBXT8s0
https://imepic.jp/20231001/520800
ζ(゚ー゚*ζ「もららーくん、おべんと食べないの?」
( ・∀・)「うーん。美味しいもの食べてるデレちゃん見てるの、好きなの」
ζ(゚ー゚*ζ「?そーなんだあ」
( ・∀・)「そーなの」
https://imepic.jp/20231001/520810
( ・∀・)「ってことを思い出したよ」
ζ(゚ー゚*ζ「私も」
( ・∀・)「ケーキ、美味しい?」
ζ(^ー^*ζ「とっても美味しい!」
92
:
名無しさん
:2023/10/01(日) 14:33:43 ID:qVeBXT8s0
【作品名】美味しいものが好きな君が好きなようです
【URL】
>>91
【部門】食
【区分】一般
【料理名】おにぎり、ウェディングケーキ
【一言】ファーストバイトを綺麗に食せる花嫁さんに惚れます
93
:
名無しさん
:2023/10/01(日) 14:40:00 ID:LiWq4cQU0
投下豊作すぎて感想追いつかん!乙!
それにしてもどの話も素敵だなぁ
94
:
名無しさん
:2023/10/01(日) 20:26:14 ID:OwijicEg0
15レスほど投下します
95
:
名無しさん
:2023/10/01(日) 20:26:48 ID:OwijicEg0
森の奥のお屋敷は危ないんだよ、ブリキの魔女が暮らすから!
働き者は大丈夫!だけど悪い人はブリキの魔女に食べられちゃう!
ブリキの魔女のようです
【Ⅰ】
(;A;) エーンエーン
川 ;-;) ヒックヒック
昼でも薄暗い深い森の中で、二人の小さな子供が寄り添って泣いています。
見るからに貧しく、痩せっぽちで小汚い男の子と女の子です。
川 ;-;)「ここどこぉ?」
子供達の傍らには空っぽのバスケットが転がっています。
どうやら木の実やきのこなどを探しているうちに、迷ってしまったようです。
親が探してくれるかも──なんと子供達は、ちっとも期待していません。
('、`#川『この穀潰しどもが!はやくお銭を稼いできな!』
いつも酔っ払っているおばさんは、木の枝で子供達を罵りながらぶちます。
両親のいない子供達は飢饉でもないのに満足な食事を与えられず、こき使われる日々です。
だから薄暗い森の中で、身を寄せ合って泣くしかできないのです。
(;A;)「おなかすいたよぉ」
ガシャンガシャンとどこからか重い金属同士がぶつかる音が聞こえてきました。
音は少しずつ子供達のところへと近づいてきます。
(;A;)「へいたいさん?」
ガサガサと茂みが大きく揺れ、子供達は震えます。
[ Д`]「子供?」
川 ;-;)っと (;A; )「「ヒィッ!!」」
全身を真っ黒い鎧で包んだ、大きな人が現れました。
堂々とした佇まいは、お城の兵隊さんとは違う、どこか別の偉い人のようです。
黒い鎧の人は、肩に猪の死体を担いでいます。
96
:
名無しさん
:2023/10/01(日) 20:27:08 ID:OwijicEg0
[ Д`]
黒い鎧の人は、無言で子供達を見下ろします。
体だけでなく顔も鎧兜に身を包んでいるので、表情どころか顔立ちも年齢も人種も全く分かりません。
川;゚-゚) (;'A`)
物々しい威圧感に子供達は涙は止まりましたが、今度は冷や汗が出てきました。
貧しい彼らがほとんど会わない偉い人に見つめられて、緊張しているのです。
[ Д`]「貴方達、大人達にこの森に入るなと教わりませんでしたか?」
丁寧な口調ですが、錆びた金属同士をこするような酷く掠れた声をしています。
(;'A`)「お、おとーさんとおかーさんは、いません……」
川;゚-゚)「おばさんも、おしえてくれなかった、です……」
[ Д`]
黒い鎧の人は、子供達をじっと見下ろしたまま動きません。
黒い鎧の人の担ぐ猪の口元から、ポタポタと赤い雫が落ちます。
[ Д`]「私の屋敷においでなさい」
そう言うと、大股で森の奥へと進み始めます。
川;゚-゚) (;'A`) エッアノッ
[ Д`]「狼に食べられたければ、そこに座っていなさい」
子供達は空腹の体に鞭打ち、黒い鎧の人に一生懸命ついて行きました。
しばらく歩いてお屋敷に着きました、しっかり手入れされた大きな洋館です。
森が薄暗いせいか、どこか不気味な感じがします。
川;゚o゚) (;'o`)
ξ;゚⊿゚)ξ「奥様!」
扉が開くなり、目つきの鋭い金髪の若い娘が、慌てた様子でこちらに駆け寄ってきます。
黒い鎧の人はこの屋敷の主人で、しかも女の人のようです。
ξ;゚⊿゚)ξ「油を差していないのに、一人で狩りに行かけないでください!」
97
:
名無しさん
:2023/10/01(日) 20:27:57 ID:OwijicEg0
[ Д`]「大丈夫ですよ、今日は手足の調子がいいから大猪が獲れました」
ξ;゚⊿゚)ξ「喉がガラガラだし腕が少し凹んでいるんじゃないですか!
お肉は市場で十分だから狩らなくていいんですよ!」
[ Д`]「干し肉にすれば冬の蓄えになりますよ」
ξ;゚⊿゚)ξ「だからって私を置いて行かないでください!」
川;゚-゚) (;'A`)
ポンポンと言葉が出る金髪のお姉さんは、黒い鎧の人が恐くないかと子供達は驚きました。
ξ゚⊿゚)ξ「……なんですかコレ」
川;゚-゚) (;'A`)「「こ、こんばんは……」」
金髪のお姉さんは、ようやく子供達の存在に気づいたようです。
[ Д`]「領地内に迷い込んだ、親のいない子供です」
それって捨て子なんじゃ……と金髪のお姉さんが小さく呟いたのは、気のせいでしょう。
ξ;-⊿-)ξ ハァー
ξ゚⊿゚)ξ「アンタ達、奥様に感謝しなさいよ」
川;゚-゚) “(;'A`)” コクコク
[ Д`]「料理人に大猪を届けて、人数の追加を伝えますね。
貴方には子供達の身支度を任せますよ」
ガシャンガシャンと重い金属音を鳴らしながら、黒い鎧の人は屋敷の奥へと消えて行きます。
金髪のお姉さんは、あからさまな作り笑いで子供達の腕を掴みました。
ξ^⊿^)ξ「チビども、まずはお湯洗いしてあげるわ」
川;゚-゚) (;'A`) ヒエッ
この後子供達はいい香りのする草がたくさん浮いた温かいお湯に入れられ、体をたっぷり擦られました。
川;>-<) ニガッ
ξ#゚⊿゚)ξ「その薬草は食べるなっ!!」
98
:
名無しさん
:2023/10/01(日) 20:28:24 ID:OwijicEg0
【Ⅱ】
手入れされた広い屋敷のはずなのに、壁や家具の暗い色調が圧迫感を与える。
屋敷に相応しい大きなテーブルには、清潔な白いテーブルクロスがかけられている。
その上には、白い陶器の食器に入った『ご馳走』が並べられていた。
トマトや根菜と共に煮込まれた骨つき肉、透き通ったコンソメスープ、火で炙られた太い腸詰、丸くて柔らかそうな白いパン、微かにバターの香りがするオムレツ、みずみずしい葉物で彩られたサラダなどが並べられていた。
小さな木のコップには新鮮なミルクが満たされている。
砂糖で煮詰めたリンゴに、木苺のジャムや蜂蜜も置いてある。
(*'A`) ワァ……
川*゚-゚) イッパイアル……
幼い男の子と女の子が、テーブルに並ぶ久々の暖かい食事に目を輝かせる。
湯浴みを終えたばかりの小さな痩せた体に、簡素だが清潔な服を着せられている。
( ^ω^)「おっおっおっ、おかわりもあるお」
ふくよかな若い料理人が、にこやかに言う。
(*'A`)川*゚-゚)「「い、いただきますっ」
川*゚-゚) ゴクゴク
女の子はまずミルクで喉の渇きを癒した。
(*'A`) アチッ
男の子がソースで口の周りを汚しながら、湯気の立つ骨つき肉にかぶりつく。幼い痩せた子供の力でも、柔らかくなった肉は骨からあっさり外れた。
川*゚-゚)
丸く白いパンも、いとも簡単に二つに割られるほど柔らかい。
女の子は真っ赤なジャムを、パンの断面にたっぷりと塗った。
川*´-`)
甘酸っぱさに顔が緩む女の子の口元には、ジャムがついている。
オムレツをスプーンですくうと、断面から熱で溶けたチーズが流れ出てきた。
男の子はとろけたチーズとオムレツの断片を器用にパンに乗せ、口に運ぶ。
(*'A`) ムシャムシャ
99
:
名無しさん
:2023/10/01(日) 20:28:56 ID:OwijicEg0
川*゚-゚) ズズーッ
女の子はスープの器を持ち上げ、コンソメスープを音を立てて飲んでいる。
(*'皿`) パキンッ
男の子が腸詰に歯を立てると、軽快な音とともに肉汁が飛び出る。
マナーもなにもないが、子供達は生き生きと食事をしていた。
[ Д`]
ξ゚⊿゚)ξ
夢中で食べる子供達の向かいの席には、物々しい黒い鎧に身を包んだ館の主人がいる。
その隣には水差しを持った、金色の癖っ毛の若いメイドが立っている。
[ Д`] クスッ
小さく笑う声がしたので、食べ散らかす子供達を微笑ましく思っているようだ。
(*'A`)「おいしい!」
川*゚-゚)「あったかい!やわらかい!」
(* ^ω^)「おっおっ、喜んでくれて嬉しいお」
[ Д`]「えぇ、たくさん食べる子供はとても可愛いですね」
ξ゚⊿゚)ξ「奥様」
メイドは、水差しの液体を甲冑の者の持つグラスへと注ぐ。
グラスに芳しい香りの、透明なとろみのついた液体が注がれる。
[ Д`]
甲冑の者は鋼鉄の仮面を外さず、グラスを傾ける。
グラスの中身は溢れてあたりを汚す事なく、甲冑の中へと消えていく。
川*゚-゚) ('A`*)
男の子は肉料理のソースをぬぐったパンをほおばり、女の子はリンゴの砂糖煮にミルクをかけて堪能しており、この異様な光景に気づいていない。
若い料理人も若い娘にも、この光景は日常の一部のようである。
ξ゚⊿゚)ξ「今日はオリーブオイルです、いかがですか?」
[ Д`]「……不純物のないいい油ですね」
まだ多少掠れているが、年頃の娘を持つ婦人の声へと変化する。
甲冑の中から、かすかに金属同士の擦れ合う音がした。
100
:
名無しさん
:2023/10/01(日) 20:29:41 ID:OwijicEg0
【Ⅲ】
次の日から、子供達はお屋敷で住み込みで働くことになりました。
お仕事はたくさんあって大変だけれど、屋敷に来る前のように辛くありません。
( ^ω^)「たくさん枝を集めてくれて、助かったお!」
いつもニコニコした料理人のお兄さんは、お仕事をこなすと褒めてくれます。
時々こっそりと、パンやソーセージの切れ端を分けてくれます。
ξ゚⊿゚)ξ「鶏小屋から卵が見つからない? アイツの卵を隠し場所のコツを教えてあげる」
いつもお屋敷をきれいにしている目つきの鋭いメイドのお姉さんは、お仕事で分からないことを訊くと丁寧に教えてくれます。
[ Д`]
奥様は植物や人体についての難しそうな本を読みふけったり、何個もの部品が複雑に絡み合った鉄の塊をいじっています。
毎日のように時間を作っては、子供達に読み書きや計算を教えてくれます。
('、`#川『このカゴを食べ物でいっぱいにするまで、家に入れないからね!』
('、`#川『こんの無駄飯を食らいどもが! 赤の他人であるお前達にパン屑もやるもの惜しい!』
('、`#川『くそ!金になるかと思ったのにちっとも役に立ちやしない!』
そう、おばさんと暮らしていたころのように、ちっとも辛くないのです。
ある日男の子は、ちょっとした好奇心で料理人の過去を聞いてみました。
( ^ω^)「おっおっ。僕、最初はドロボーだったんだお」
( ゚A゚) カラーン
意外な言葉にびっくりして、磨いていた銀食器を落としてしまいました。
料理人は落ちた銀のスプーンを拾い、水で洗ってから男の子に渡します。
( ^ω^)「正しくは、この屋敷から金目のものを盗めって命じられたんだお」
(;'A`)「だ、だれに?」
( ^ω^)「トーチャン、酔って暴れて最低な男だったお。
カーチャンは僕を庇ってよく殴られたから、それで早死にしたお」
(;'A`)「…………」
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