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【R-18】('A`)よしよし(なでなで)のようです
1
:
名無しさん
:2022/11/06(日) 00:08:00 ID:AOnuzg9M0
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※作中、性的表現が含まれています。
埼玉は北越谷駅から徒歩一〇分
築二五年一階六畳ワンルームユニットバス家賃五万円の軽鉄骨製アパートが、仲井戸楠雄の棲家だった。
家賃は安く、より安く、それでいてある一定以上の「生存権」も確保しつつと郊外へ逃げ続けての結果だが
どうも春日部や久喜まで滑らずに北越谷で踏み止まれたことは、彼にとってはおよそ幸運だったらしい。
隣の人家の軒が迫り出している為、日当たりは常に悪い。
この部屋に越して日が経たないある日に、洗った靴下を窓際に吊るしておいたら、黴が爪先から斑点状に生えた。
その時、楠雄はこの部屋では健康的な生活は送れまいと悟ったし
更には「お前はもうこの部屋に棲む以上は健康的な生活を送らなくても良い」という見えざる何かからの啓示なのだ、と都合良く曲解した。
だから最初のうちに試みていた自炊はそれを機にきっぱりと止めたし
洗濯はどうしても必要になってしまった時だけコインランドリーで済ませ
ユニットバスに関しては、もう汚れがどうのは関係無く「使えりゃいい」の精神で放っておくことにした。
だから最近、楠雄はなるべく電気も付けずにシャワーを浴びることにしている。
ぬるいシャワー滴る我が身が、ユニットバスの暗がりの中で僅かに浮かんで見える。
彼は薄い胸板に枯れた棒切れのような手足を持ち合わせていたが、三十路を過ぎたあたりから腹だけは収まりが効かなくなり
カップ焼きそばにマヨネーズをかけないとか、思い出した時には腹筋に力を入れてみるとか
そういった涙ぐましい努力でなんとか対応しようとしたが、当たり前のように腹回りは膨張していくばかりだった。
ボロ布かランニングかも分からないような何か越しに腹を叩くと、べと……べと……と、六畳一間に反響しそうな気がする。
('A`)「全然モテないよ。。。オタクだし、奥手だし」
豆電灯仄暗く光る部屋の中、ASUS11インチの安いノートパソコンだけがいたずらに眩しく
シャワーを浴び終わった彼はろくに髪も乾かさず、それのキーボードで何かを忙しなく打ち込んでいる。
『えぇ。。。そんなことないと思うけど』
と、何秒と経たずに返事が来る。
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2
:
名無しさん
:2022/11/06(日) 00:08:24 ID:AOnuzg9M0
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『だってクロノ、こんな僕でも凄く優しくしてくれるし。。。クロノに救われたことだって沢山あるんだよ』
『だからリアルでも絶対モテると思ってたんだけどな』
('A`)「いやいやいやwww」
その目は笑っていない。
('A`)「それならミリーフィの方がモテるよ。こんな俺のどうしようもない悩みとか沢山聞いてくれたし、励ましてくれるし」
『むう。。。』
機嫌を損ねたらしい。
('A`)「どした?」
『クロノ、僕がモテちゃってクロノから離れちゃってもいいの?(プイッ)』
('A`)「いや、いやいやいや、いや!」
慌てて打ち返す。
確か、その拗ね方には、このように接すれば良かった。数ヶ月かけて培った、対ミリーフィへの対応策だった。
('A`)「嬉しいんだよ。それくらいモテそうな娘を俺が独り占めできてるってことでしょ?」
『もぅ。。。適当なことばっかり』
ブルーライトのその向こうの、どこかの誰かの挙動を考える。
クロノはミリーフィが何者なのかを知らない。知らないが故に、楠雄は歯の浮くような言葉を平気で吐き続ける。
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3
:
名無しさん
:2022/11/06(日) 00:08:50 ID:AOnuzg9M0
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『…でも、クロノなら独り占めされちゃってもいいかも///』
楠雄は浅く二、三回頷いた。こうなってしまえば、もうこちらの塩梅で適当に進めて行けば良かった。
彼はこのチャット――即ち「なりきりオープンチャットサービス『ナッチャエ!』」に足を踏み入れてから長いこと
このミリーフィはじめ多くのチャット相手が語尾に付ける三本の斜線が何たるかを理解できずにいたが
ついこの間になってようやく「恥じらい」を意味することを悟った。
要するに、漫画やイラストでの頬の赤味を極端に図案化したあの斜線を文末に付けることで効率化を図っているのだ。
これは大した発明だと、楠雄は感嘆した。
そしてミリーフィは確かに頬を赤らめているから、これは恥じらいないしは照れ
あるいは「お前への性的な好意をアピールしている」の合図だろう、彼はそう解釈したのである。
それはあながち間違ってはいないはずだった。が、一応のダメ押しは必要かもしれない。
('A`)「独り占め?」
『にゃ?』
('A`)「いいの…? 独り占めしちゃうよ?(ミリーフィを)」
そこまで書いて、手元に置いていた塩レモンチューハイ缶(トップバリュ)を煽り、それの返事を待った。
大体こんなものは流石に楠雄でもシラフでは厳しいのだが、先へ進む為には安酒の力を借りるのが最も体が良かった。
『むぅ。。。言わせたがりめ(ジト目)(横になる)』
それから三〇秒程度間が空いて、ミリーフィはこう「言った」。
『ううう……されたいです』
('A`)「もっとハッキリ言って」
『クロノにメチャクチャにされたいです///(仰向けになる)(大事なところ手で隠して)』
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4
:
名無しさん
:2022/11/06(日) 00:09:11 ID:AOnuzg9M0
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あらゆる事が済んで、クロノ、もとい楠雄は座椅子に背を委ね、口をあんぐりと開け、しばらく放心する。
放心とは言いつつ、どこかしらで以下のような観念が頭をよぎる。
あの最中の、恐らくあれは最中の体だとして、「にゃああ///」とか「みゅうう。。。」とか鳴き声を書きながら
その横に括弧付きで(後ろから突かれながら)とか(ビクビク)とか、体勢の詳細や各々の擬音を丁寧に書いたり書かれたりしてしまうと
それが勿論より明確な共通映像を持つことにおいて必須な要素だとしても、どこか興醒めの線上でふらついている感覚が否めなかった。
そう、現にあの数十分間の中で何回か俄かに我に返りそうになったり吹き出しそうになった瞬間があったりしたのだが
その度にチューハイを胃に送ることで、何とかその世界を踏み留まっているのである。
('A`)「ぐったりと横になっているミリーフィの耳を甘噛みして喘ぎ声を出させ」
声に出して読んでみた。
('A`)「ギンギンになったクロノのモノをミリーフィがそっと撫でて焦らしながら小悪魔的笑顔を浮かべ」
楠雄は座椅子のリクライニングを床に倒し、不貞寝しよう、不貞寝して全て忘れて
夕方になったら銭湯にでも行って垢とか、煩悩とか、あと何か知らないが、何でもかんでも洗い流そうと思った。
『お疲れ様。。。今日も気持ち良かったよ///ありがとう』
ミリーフィからメッセージが来て、最早楠雄は何を返す気にもなれなかったのだが
('A`)「こちらこそ。。。またいっぱい気持ち良くなろうね」
と打つと、物の数秒ともせず
『僕クロノのこと、だーいすきだよっ! よしよし(なでなで)』
と、返って来たのだった。
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5
:
名無しさん
:2022/11/06(日) 00:09:51 ID:AOnuzg9M0
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同僚の盛岡が結婚した。歳は楠雄より二つ、三つ程下だから、今年で三〇になっていたか、なっていないかだが
これで彼が身を置いている部において、独身は楠雄と、課長の朝日のみとなった。
楠雄は別に盛岡と親しい間柄では無かったが
それでも歳も立場も近しい人間がこうして立場を変え行く様を見ると、やんぬるかなという思いを禁じ得なかった。
(-@∀@)「これで俺と中井戸君だけだねえ」
瓶底のように分厚い眼鏡の奥の目を眇めながら、朝日が言う。
('A`)「はい」
(-@∀@)「予定は?」
('A`)「いや、別に」
(-@∀@)「だよなあ!」
俺ももう四〇過ぎだけどさ、もうちょい遊んでたいみたいな欲がどうしても引っかっちゃってしょうがねえからさ、まだまだ無いけどさ――
朝日が特に必要も無い言い訳のようなものを並べるだけ並べて、楠雄から離れた。
無論彼もただ婚期を逃しただけの寂しい独り男であることに楠雄と変わりは無いのだが
あえて自らその気が無いと「思い込む」ことで、どうにか正気を保つことに腐心しているのだ。
確かに昔から風俗狂いで、今もなお堀之内には足繁く通っていると豪語しているが
今となっては保身のようなものだろう、楠雄は漠然と思った。
とりわけ創業一〇〇年近くの中小塗料メーカーという、古い会社の古い気質が彼らをより苛んだ。
だから朝日は遊び人としての張りぼてを用意し
それを盾とすることで凌ごうという気概を持つことでやり過ごしていたが、楠雄にはそれが無かった。
だから、同じ独り身でありながら、朝日が楠雄に向ける一言一言には
その類の侮蔑が薄く薄くピーナッツバターのように塗られているように聞こえるのである。
現に先程の「だよなあ!」は「(お前なんかに俺を差し置いて相手が見つかるワケが無いん)だよなあ!」
を単に縮めただけだろうと、楠雄は捉えた。
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6
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名無しさん
:2022/11/06(日) 00:10:15 ID:AOnuzg9M0
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実際、表立って――風俗狂いもまた表立って公言できる程の言い訳には成り得ないのだが――
言い訳できるような何かを楠雄は持ち合わせていなかった。
帰りの道すがら考える。楠雄もまた、人並みに異性と関係を持ちたい、パートナーを作りたいという欲求があったし
むしろそれは年を経る毎に肥大化していく感覚があった。
足しもせず引きもせず、あるがままの自身を正面から受け止めてくれる存在とは、どれほど救いとなるものか。
楠雄はそれを確かめたいのだが、安月給、加齢
それに伴う日に日に醜く萎れたり膨れ上がったりして散らかりゆく見てくれを根拠に、最早その術は無いだろうと合点していた。
ただ、朝日のように色街に沈む道も選択肢には無かった。
どこの素性とも分からない女をとっかえひっかえというのは楠雄の望みとは程遠く
何より彼は経験も無かったから、「まぐわう」という行為そのものに今も尚多少の神秘性を見出したかったのである。
スマホに目をやるといくらかの通知が来ており、全てミリーフィの「つぶやき」に関するものだった。
彼は何ヶ月か前、ミリーフィから「裏垢」を教えてもらった時
彼女(と楠雄は仮定している)が呟く度に楠雄のスマホに通知が来るように設定していたのだ。
元々よく呟く性質のようだが、この数時間で数十件ばかり呟いていたようで、流石に普段と比較しても多かった。
発作だな、楠雄は思った。
元々精神的に不安要素を抱えているようで、一定の周期でどうにも心細くなったり彼女を取り巻く現状の重圧に耐えられなくなったりした時は
こうして弱音を吐いては投げ吐いては投げを繰り返すことで、心身の安寧を図っているらしく、これを楠雄は「発作」と形容していた。
『うぅ。。。本当におかしくなっちゃいそうで怖い。辛いのが全然収まってくれない。どうして?』
『未来が見えない。。。世界が怖い、皆ができることが僕だけできなくて子供の頃からずっと嫌だった。大人になったら何とかなると思ってたのに今もこんな感じなの?嫌だよ』
『悲鳴上げてたらママが部屋に来て抱きしめてくれた。。。少しだけ落ち着いた、ありがと』
ここまで読んで、やめた。
こうなっている時は大体数行程度読めば十分で、あとは「発作が起きていた」という事実関係だけを把握した上で
チャットで優しい言葉を掛ければ良かった。
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7
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名無しさん
:2022/11/06(日) 00:10:56 ID:AOnuzg9M0
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楠雄がミリーフィと出逢ったきっかけは他でも無く「なりきりオープンチャットサービス『ナッチャエ!』」だったのだが
興味本位で適当なルームへアクセスした彼に
そのチャットの概要からキャラクター付けから「チャH」の仕方、作法に至るまで手取り足取り教えてくれたのが、ミリーフィだった。
「ナッチャエ!」とは即ちユーザーが架空のキャラクターに「なりき」ることによって交信相手との会話を楽しむチャットサービスだが
「ミリーフィ」にしろ「クロノ」にしろ、結局それらの元ネタが何であるかは、楠雄には未だに分からない。
ただ、ミリーフィは雌の猫のような何かで、クロノは雄の、やはり猫のような何からしく、この二匹は設定では「つがい」として扱われているそうだった。
だから楠雄は「『クロノ』の中の人」の称号を彼女から授かってからは、必然的にミリーフィの相手を強いられることになったのである。
ミリーフィは基本的に穏やかな性格で、右も左も分からないクロノ、もとい楠雄に対して、どんな言葉であれ優しく応じた。
彼女は精神的に弱いところがあり、家事手伝いをしつつも基本的にはあまり外出もせずに家に籠もっていると言った。
『だから、僕たまに凄く寂しくなっちゃったり、それで変なこと言っちゃったりするかもしれない。。。でもその時はクロノは無視しちゃっていいからねwいつものことだから』
ミリーフィの一人称は「僕」だった。僕っ娘だろうと楠雄は努めて思うようにした。
どこかのケモノの皮を被って、「チャH」が日課で、定職には就かず家事手伝いで、それでいて一人称が僕となると
いよいよ女性でなければおぞましい図式が出来上がるのだが、それは言いっこなしだろう
楠雄にはまだ「自分のことを棚に上げて」という認識があった。
ミリーフィは楠雄にしつこく「チャH」を迫ってきた。
先程から何度か言葉が出てきたチャHとはつまりサイバー・セックスの亜種で、チャット上で二人がまぐわう様を双方で想像し
文章として出力し合うことで擬似的な性交渉を愉しむといった類のもので、これには一定のスキルが必要とされた。
相手が何を求めているかを読むスキル、それを文章として的確に出力するスキル、その他諸々――
とにかくミリーフィは手慣れており、大抵の事については彼女を主導として行われた。
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8
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名無しさん
:2022/11/06(日) 00:11:22 ID:AOnuzg9M0
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楠雄は幾度と無く滑稽なことをやらされているな、と思った。
何より定型のかそれとも彼女独自のフォーマットかは知らないが、直情的な台詞や鳴き声の後で
今自身がどういった体勢でどういった動きが為されているかを括弧付で示す
言うならば「行為の現在地」を事細かに示すことには大分我慢がならなかった。
だがミリーフィはチャHの大先輩であり、楠雄もまたどこか薄ら寒いおぞましさを覚えながらも、このように繰り出さなければならないのである。
('A`)「みゃあああああっっっ///(ミリーフィの中に濃いのを注ぎ込みながら激しく前後に痙攣し)」
楠雄にとっては、それが随分と恥辱のように感じられた。
だが一方で、これほどまでに彼にとって特別に親しく、かつ性の対象として見做せる相手は、ネットの内だろうが外だろうが
この三〇年間ミリーフィを除いて一人たりとも存在しなかった。
だから、このミリーフィと名乗る何者かの性別顔素性、その他一切が分からなかろうが、楠雄は距離を置く選択肢を取らなかった。
有り体に言うとすれば、これほどまでに楠雄という個
――あくまでも「クロノ」の皮を被っているとしても――に寄り添ってくれる存在を、彼はいたずらに手放したくなかったのである。
('A`)「みゅう…(出し切って疲れ果て、ぐったりとミリーフィの膝の上に頭を乗せて横になり)」
『頑張ったね。。。凄く気持ち良かったよ///よしよし(なでなで)』
こうしてミリーフィに「よしよし(なでなで)」されることは男としての恥であり、また男としての安寧でもあった。
そして、その日のミリーフィの精神状況はすこぶる優れなかったようで
いつものようにチャHに興じている最中、普段より使用していた「びゅるびゅる」という擬音に異議を唱えてきた。
語感が気持ち悪く、入り込むことに集中できない、と彼女は言う。
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9
:
名無しさん
:2022/11/06(日) 00:11:58 ID:AOnuzg9M0
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('A`)「えぇ。。。今まで沢山使ってきたのに、何で?」
『なんかそんな気分じゃないんだもん(プイッ)』
('A`)「何それ?」
『なんか、今日は気持ち悪い。。。ごめんだけどもうその言葉使わないで』
不本意だった。楠雄はただミリーフィから教えられた何種かのお決まりの擬音の
その中の一つを極めて適切なタイミングで繰り出したに過ぎなかったのだが、何かしら思うことが彼女にはあったようで
二人が知り合って以来の、僅かばかりの口論が勃発した。
('A`)「俺はただミリーフィが気持ち良くなれればいいなと思ってたのに。。。」
『ありがとう、、、でも、僕そんな気分じゃなかったの』
('A`)「むぅ…なんかミリーフィの嫌なところに引っかかっちゃったの?」
楠雄には、彼女の機敏がどうにも分からなかった。
『うんん。。。別に理由とかじゃないの、ごめんだけど、、、でもなんか嫌だった』
('A`)「どうして?」
『だから。。。うん-ん。。。あんまり理由とか聞かれると困る』
('A`)「なんか俺が間違ってるところあったら改めるよ?」
如何せんこの流れが悪手だったが、彼には安全に事を着地させる術が見当たらない。
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10
:
名無しさん
:2022/11/06(日) 00:12:20 ID:AOnuzg9M0
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『クロノさあ』
('A`)「にゃ?」
『僕ね、、、今日一日中不安で心細くて、ずっと泣いてて、、、それずっと呟いてたから、クロノも知ってたはずだよね?』
('A`)「……コク(頷く)」
『それなのにクロノ、ずーっと僕のこと心配してくれなくて、だからえっちしてる時もずっと心配してくれるの待ってたのに、何も言ってくれなかった』
('A`)「……ごめん。でも、そっとしておくのがいいかなと思ってた」
これは嘘で、実際のところはある程度事が一通り済んだら
予め用意していた優しげな言葉を二、三行与えることでピロートークとしようと楠雄は思っていたのだが、どうも繰り出すには遅過ぎたようだ。
これから続くであろう展開には、とてもシラフでは対応できなさそうだった。
彼は手元にあった飲みかけの日向夏チューハイ(カインズホーム)の残りを一気に飲み干すことで、ミリーフィの狂乱に構えることとする。
『ずっと大丈夫って言ってくれるの待ってたのに、ほんとに不安で倒れそうなのに、それなのにこっちの気持ちも知らないでえっちなことばっかり考えて。。。
びゅるびゅるって言われても僕、困っちゃうよ。。。』
('A`)「ごめん」
『僕の呟き見てても全然僕のこと心配してくれなくて、、、それでちょっと嫌だって言ったらなんでなんでって。。。
そんな急に理由なんて説明できないし、もっと僕のことを考えてから聞いてほしかったよ』
.
11
:
名無しさん
:2022/11/06(日) 00:12:52 ID:AOnuzg9M0
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('A`)「ごめん」
『だからごめん。。。今日はもう落ちるね。またね』
('A`)「ごめん、またね」
そしてミリーフィはチャットから退室し、空になった日向夏チューハイ(カインズホーム)の缶が床に落ちて
乾いた音を立てて隅の方へと転がって行った。
ノートパソコンの白光だけがいやしく光る六畳ワンルームで、楠雄は自身でも驚くくらい、分かりやすく肩を落としていた。
彼を代えの無い(と楠雄は信じている)一人の男として認知してくれていた存在を今まさに失わんとしているのだから、無理はなかった。
三〇と余年もの間独りを生き、ようやっと「パートナー」、あるいはもう少し俗な言い方をすれば
「恋人」ないしは「彼女」を、偶発的かつ疑似的ではあるものの、ようやく手に入れんとしている楠雄である。
それを僅かな感情の読み違いでフイにしてしまうのは、どうにも堪らなかった。
楠雄はデスク横の万年床に身体を預け、二、三度深呼吸を繰り返すと、どうにかして機嫌を直してもらおうと考えた。
どれだけ俺がミリーフィのことを想っているかを率直に伝えれば、恐らく彼女も気を改めてくれることだろう。
本当はずっと心配に思っていた、中々慰めの言葉をかけられずにごめん
本当はミリーフィのことをずっと第一に考えているし、心から愛しているから――
('A`)「愛している?」
その言葉をふと反芻し、俄かに戸惑った。
もしや俺は、ミリーフィに、顔も名前も性別もその他一切をも知らぬ何者かに、どうとも付かぬ恋心を抱いてしまったのではなかろうか。
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12
:
名無しさん
:2022/11/06(日) 00:13:54 ID:AOnuzg9M0
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翌日、楠雄はその日を通して始終考え込んだ。
仕事は手に付かず、タスクは溜まっていく一方で、見かねた朝日に声をかけられた。
(-@∀@)「中井戸君、そんなペースじゃ上がれないよ」
楠雄が朝日の顔を見ずに口の端の方で笑うと、彼は二、三度程軽く頷き、言った。
(-@∀@)「悩みか」
('A`)「ああ、そんなもんです」
(-@∀@)「女か」
('A`)「あっ、いや」
(-@∀@)「恋煩いだろ、女だろ、おい」
朝日の言葉には変わらず嘲笑の影が見え隠れしていたが
肯定も否定もせずに引き続き口の端の方で笑っていたら、彼はどうやら本当にその通りかもしれない察したらしく
大きく咳払いすると、こう言った。
(-@∀@)「昨日の今日でそんな急に……」
仕事も程々に手を付けろと、朝日は去って行った。それを見て、楠雄は僅かばかりに誇りを見出した。
楠雄は引き続き考え込んだが、彼の中での今後の指針はあらかた定まっており、後は決心を待つだけだった。
今日の夜、しっかりとミリーフィに謝ろう。
そして、チャットを離れてケモノの皮を脱ぎ、一対一の人間同士として、会おう。
そして潔く告白して、疑似的にではなく、正式に恋愛関係を結ぼう。
それこそが、中井戸楠雄と言う独りの男を愛してくれたミリーフィ――
もといミリーフィの皮を被る誰かに対する最大限の礼儀であり、けじめでもある、楠雄は本気でそう考えたのである。
.
13
:
名無しさん
:2022/11/06(日) 00:14:17 ID:AOnuzg9M0
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もうチャHで台詞と行為の現在地を区別して表記しなければならないことに対する恥辱も
「びゅるびゅる」が不服でチャHそのものを放棄したことも
全てよろしいものとして、その上で楠雄は漢を見せようと、今まさにそれを決意する瞬間にいた。
身も蓋も無いことを言ってしまえば
折角恋人として成就しそうな存在を決して手放すものかという、彼なりの意地、執念のようなものでもあった。
('A`)「そう、これは執念」
楠雄は思う。今後到底現れそうもない、自身に寄り添う何者かに
「よしよし(なでなで)」の柔和に包み込むような安らぎに対する執着。
('A`)「最早ミリーフィが女の子でも野郎でも関係無い」
むしろ楠雄は妙なところで冷静で、十中八九、ミリーフィの正体は男だろうと感覚として抱いている。
だがこの調子で実際に会ってみて、いざ女性であれば儲けものだろうとも思っているし
何よりクロノとミリーフィの愛は男女の垣根を超えられるだろうという、とんでもなく漠然とした自信も持ち合わせていた。
('A`)「俺には愛せる自信がある、例えミリーフィが俺にそぐわぬ何者だとしても――」
後はこの大層独りよがりな計画を如何に自身で受容し、決行するかにかかっていた。
楠雄はしばらく机の上に積まれた大量のタスクを睨み付けていたが
やがてその一切を無視することに決め、適当に片付けると定時に職場を出た。
チャットでミリーフィの名を呼びかけると、待ち構えていたのか知らないが、即座に返信を受けた。
『。。。なーに?』
すかしやがって、と楠雄は思う。彼は先程買い込んだやさしいサワーおすましフランス(西友)を煽り、臨戦態勢に構えた。
('A`)「ミリーフィ、、、昨日はごめんね」
『いーよ(プイッ)』
相手の返信は二の次として、楠雄は書き連ねる。
.
14
:
名無しさん
:2022/11/06(日) 00:14:44 ID:AOnuzg9M0
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('A`)「あれから本当に俺がミリーフィのこと全然考えられてなかったなって反省してて。。。
だから、ミリーフィにとってはウザいかもしれないけど、ちゃんと謝って、あとどれだけ俺がミリーフィのこと思ってるか伝えたくて」
『……にゃ?(首を傾げる)』
('A`)ミリーフィはこんな何も分からない俺をクロノって言って凄く優しくしてくれて
('A`)本当はもっと色々な人とこのチャットで仲良くしてたと思うけど俺のこと凄く構ってくれて
('A`)色々エッチなことも沢山教えてもらったし、二人で沢山したね。
('A`)ミリーフィが俺で気持ち良くなってるの見ると凄く嬉しかったし、俺もミリーフィが
('A`)エッチなところ俺に見せてくれてるって考えるとやっぱり気持ち良くなってた。
『え。。。急に何?』
('A`)そういうことをもう何ヶ月か分からないけど毎日続けて
('A`)本当に何も無いモテない奴なのに凄く愚痴とかも話してそれでいっつも親身になってくれて
('A`)ミリーフィによしよしってナデナデされるの本当に好きで、されると一気に元気になっちゃったりして
('A`)だからミリーフィには本当にずっとありがとうってことを思ってて
('A`)だから今度は逆にミリーフィの辛いこととか苦しいこととかも一緒に分かち合いたいなって思ってる。
『うん。。。ありがとう(ぉ)。でも何でそんなこと急に』
('A`)本当はかわいくてちょっといたずら好きで、でも心細かったり泣いちゃいたくなる時があって
('A`)あとたまにエッチで、そういうミリーフィの全部がいつからか知らないけど
('A`)本当に全部全部好きになって、気付いたら本当に「恋?」って感じになって。
『ええっ。。。』
('A`)もうこんなこと二度と無いんだろうなあって思ってたけど
('A`)そういう感情を生まれて初めて俺に気付かせてくれたのはミリーフィなんだよ。
('A`)本当に心の底から感謝してるって言いたいです
('A`)本当にありがとう。大好きだよ。
.
15
:
名無しさん
:2022/11/06(日) 00:15:20 ID:AOnuzg9M0
.
『うん。。。僕もだよ。僕もいっつもクロノに慰められて、なんとか一日乗り越えてるから。
僕からも本当にありがとう、クロノのこと愛してるよ、、、///』
('A`)だから、もしミリーフィが良ければ、良ければなんだけど、もうクロノとミリーフィじゃなくて
('A`)ただの人とただの人として、ちゃんとお付き合いができればいいなって思ってるんだけど……どうかな?
『ええっ。。。』
('A`)いや、勿論ミリーフィがダメって言うならこのままの関係でずっとってのもいいんだけど
('A`)でもそれだと逆にミリーフィにも失礼な気がするし
('A`)折角この人なら大切にできるって思えた人を、ネットの関係で終わらせたくないんだよ。
『うーん、、、』
('A`)だから、ちょっと考えてみてくれると嬉しいな――
ここまで打ち込んで、それからしばらくの間、ミリーフィからの返信は無かった。
楠雄はやさしいサワーおすましフランス(西友)の二本目を開け、静かにその時を待った。
『分かった、いいよ。。。クロノの為だったらちょっと外に出てみるね』
雄は、ノートパソコンの前で静かに頷いた。それは、彼にとって人生初のデートが決まった瞬間でもあった。
ひとまず、来週の土曜日に押上駅で夕方の一六時に集合することを約束し、後は互いに仲直りのまぐわいに興じたのだった。
('A`)「ミリーフィ。。。ミリーフィ///(腰を振りながら段々と息遣いが荒くなり)」
『クロノ///クロノのおっきい。。。もっと、、、もっとちょうだい
(涙目)(体温が高くなり目がトローンとなって恍惚の表情を浮かべ)』
.
16
:
名無しさん
:2022/11/06(日) 00:15:43 ID:AOnuzg9M0
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ベージュのチノパンは計三枚あるうち、最も状態が良いものを履いた。
シャツはその昔パシオスで買った、青と白のボーダー柄で
胸元に「BE FREE」との刺繍が縫い付けられているものを一張羅にしていた。
これで楠雄のよそ行き、もといデートコーデは完璧で、後は時間を待って、外に出るだけだった。
刻々と出発が迫る中で、楠雄は震えが止まらなかった。
先日は愛の力の元に性別は無力と粋がっていたが、やはりミリーフィには女性であってほしかった。それも、なるべくなら年下が良い。
更に欲を言うならば、大人しめで小柄で少し引っ込み思案だが
たまにこちらを向いて浮かべる笑顔が純真で可愛いような、そんな子ならば尚良い。
これで仮に、年上の男で、楠雄と同じくらい、あるいはそれ以上に冴えない風貌ならば――
だが、考えれば考えるほどにその線しか浮かび上がってこないのが哀しい。楠雄は苛まれた。
違う、俺は性別を問わず、ただ俺のことを想ってくれるただ一人としてのミリーフィに惹かれ、求愛したのだ。
三〇年と少しばかりの半生を過ごして、ようやく現れた「特別」を俗な理由でみすみす見逃すものか――
楠雄はそう自らに言い聞かせると
シークワーサーサワー(スターセレクト)のストロング缶を開け、何を考える間をも設けず、一気に飲み干した。
続けてもう一缶開け、やはり水のように飲み下す。
それで決心がついたか、もしくは決心を司る感情の機能を一時的に麻痺させることに成功したか
ともかく楠雄は家を出て、押上へと向かった。
それでも、楠雄は街に繰り出しても尚恐怖心を拭い切れなかった。
道中で似たような安酒を買い、車内で飲み、目的地に着く頃にはおおよそ出来上がっており
千鳥足で改札を出て一六時、待ち合わせ場所の半蔵門線押上駅B三出口に辿り着く。
.
17
:
名無しさん
:2022/11/06(日) 00:16:10 ID:AOnuzg9M0
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出口前の柱には男が一人、女が一人立っており、いずれも待ち合わせの模様だった。
女は細く小柄で臙脂色の質素な襟付きワンピースを着ており、困り眉を俯かせつつもその場に静かに佇んでいた。
一方で男は小太りで、金のラメが入った英字がプリントされたTシャツの上に
薄緑色のオーバーサイズのネルシャツを羽織っており、視線を忙しなく右往左往させては、何かを独り言ちている。
前者であってくれ、と楠雄は強く思った。
この女性であれば、彼が培ってきたミリーフィのイメージとあまり違わぬものとして、比較的素直に受け入れることができそうだ。
それを確かめるには直接伺うしかないのだが
シラフならば絶対に躊躇してしまうだろう声かけも、今の楠雄ならば容易だった。
('A`)「すいません、すいません」
女性がおもむろに顔を上げる。
化粧気も無くさっぱりとした顔立ちで、楠雄はこの子こそがミリーフィであるべきだと、ことさらに思った。
('A`)「あの、すいません、クロノなんですけど……ミリーフィさんですか?」
从'ー'从「は?」
そんな人知りませんと吐き捨てて、女性はどこかへ行ってしまった。
楠雄はしばらくその後姿を眺めつつ呆けていたが、やがて我に返って、男の方を見た。
それでぎょっとしたのが、男もこちらの方を見て
やはり目を忙しなく左右に振り、瞬かせながら、何かを口走っている。
(´・ω・`)「や、やっぱりクロノさんでしたかこれはこれは私は、私は、えっと、え」
.
18
:
名無しさん
:2022/11/06(日) 00:16:34 ID:AOnuzg9M0
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男を近場のファミレスへ連れて行き
今日俺達が会ったことは忘れよう、そして今後共一切会わないようにしようと誓い合った。
(´・ω・`)「で、でもその、私と、私ってのはミリーフィのことですけどあの
それでクロノさんとの、クロノさんってのはあの中井戸さんのその、関係ってのはまあ別に無くならないって言うか
いやあの別に今まで通りとかそういうんじゃないにせよ、ですよね?」
('A`)「ああ、まあ、折角の交友関係なので、それはまあ……」
(´・ω・`)「だからあの、今回のことでまあ私が私がですよ
そりゃこんな感じで残念って言うかがっかりって言うか中井戸さんの意に沿わない感じになってるみたいなのは自明の理って言うかでも
個人的にはやっぱりあのミリーフィがやっぱりクロノのことを愛していたってのは
それはその違わぬ事実って言う感じのやつのあれがあるわけで」
男は辛坊と名乗り、電気系の専門学校を出てから精神的な病を理由に定職に就かず
実家住まいでフリーターと引きこもりを交互に繰り返していると言った。
相変わらず目の焦点が合わず、この男は帰るまでに俺の顔を認知できるのだろうかと楠雄は思ったりしたが
どの道一度きりの邂逅にケチを付けるのも野暮だった。
楠雄は果たして、この男を性別の壁を超越したパートナーとして認知することはできずに終わった。
所詮、ただの性欲をより崇高な何かとはき違えた挙句の果てであり、これこそが、まさにこれこそが彼にとって恥辱と言うべきものだった。
辛坊と別れ、いつの間にか酔いも醒めていたが
これこそが即ち興醒めかと、脈が走る毎に痛みを増すこめかみを抑えながら楠雄は思う。
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19
:
名無しさん
:2022/11/06(日) 00:16:59 ID:AOnuzg9M0
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ふらふらと浅草の方まで歩いていると、西日傾き行く街道の向こうから見知った影が歩いてくるのが見え
目を凝らすと、朝日だった。
彼もまた楠雄に気付いたようで、手招きをして楠雄を呼び寄せたかと思えば、こう言った。
(-@∀@)「こんなところで会うかね。俺ね、さっきまで吉原にいたの。花びら回転選んでね」
まあ中井戸君はこんなことしなくても女の子がいるんだからいいんだろうけどさ――
こちらの調子も気にせず、嫌味ったらしく捲し立てる彼に向って
課長、今度僕もそういう店に連れて行ってくださいとは、流石に口が裂けても言えない。
家に帰ると、暗がりの中でノートパソコンの画面だけが明るく、どうも出掛ける際に閉じ忘れていたようだった。
目をやると件のチャットが開きっぱなしになっており、新着のメッセージが一件。
(´・ω・`)『クロノ、、、今日はごめんね。でも会ってくれたこと凄く嬉しかったよ!
こんな弱くていくじない僕だけど、これからも沢山遊んでくれると嬉しいな。。。よろしくねっ(ピョコ)(お辞儀)』
ぞっとしなかった。
楠雄はデスクに座り、これだけ打つと帰り際に買ってきたはじける爽快チューハイ(セブン&Ⅰ)缶に一口つけて
布団に横になっては枕に脂ぎった顔面を力の限り押し付け、後はぴくりとも動かなくなった。
('A`)「こちらこそわざわざ出向いてくれてありがとう。これからもよろしく」
返事はものの数秒で飛んで来た。
(´・ω・`)『これからもクロノにとって力になれるように頑張るからね(ふんすっ)wよしよし(なでなで)』
よしよし(なでなで)。
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20
:
名無しさん
:2022/11/06(日) 00:17:24 ID:AOnuzg9M0
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過去書いたもの
( ・∀・)ワンダリング・ジャックに捧ぐようです
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1544363311/
ミ,,゚Д゚彡東京者のようです
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1560001539/
( ・-・)('、`*川マーチのようです
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1585463214/
(・∀ ・)(,,^Д^)グラン・ギニョル・ザギンのようです
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1618656837/
(´・ω・`)( ・∀・)性鉄のようです
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1620128938/
ジーザス・エヴァーグリーンのようです
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1624706101/
犬が逝ったようです
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1605613566/
.
21
:
名無しさん
:2022/11/06(日) 00:41:58 ID:vczF94uI0
otsu
22
:
名無しさん
:2022/11/06(日) 00:42:33 ID:8u3HgItQ0
よきよき
23
:
名無しさん
:2022/11/06(日) 00:44:35 ID:LBEve5vU0
乙
なんか……色々と鳥肌が立つ話だったな……
24
:
名無しさん
:2022/11/06(日) 00:44:51 ID:HeLhb7js0
おもろ
25
:
名無しさん
:2022/11/06(日) 10:28:03 ID:AOnuzg9M0
キモすぎてキモかった
乙
26
:
名無しさん
:2022/11/06(日) 11:36:18 ID:umfWigWA0
勘違いっていくつになってもあるからきもいなりに強く生きてほしいな
27
:
名無しさん
:2022/11/06(日) 22:21:32 ID:FjwmpsMI0
エグすぎてめちゃくちゃ良かった乙
あんたの書く話、全部天才的に面白いな
28
:
名無しさん
:2022/11/06(日) 23:09:06 ID:fYDHEcS20
昔のインターネットって感じがしてて良い
おつ
29
:
名無しさん
:2022/11/07(月) 00:17:26 ID:oPsr.p/I0
乙乙
ゾッとしなかった…ネットだけで完結する奇妙な友情が生まれたのかな…
30
:
名無しさん
:2022/11/07(月) 15:54:07 ID:dpaboBK20
乙
最後ドクオが拒絶せず返信したの驚いた
恋から友情に変われば良いが、この関係に縋ってる様にも見える…
31
:
名無しさん
:2022/11/22(火) 15:07:28 ID:NiLkqFIk0
>>25
誰か突っ込んだれや
乙
32
:
名無しさん
:2022/12/02(金) 03:09:00 ID:NBvR8Mk20
凝り性を待ってる…!
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