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帰ってきた昇竜マリオ
77
:
名無しさん
:2019/05/04(土) 20:42:03 ID:84EiIeqk0
Σz ゚ワ)リ 「でぃーちゃんの登録者数7万人突破おめでとーー!」
(#゚;;-゚) 「あんたが言うんかーーーい!」
Σz ゚ワ)リっ 「乾杯!!」
/ ,' 3 っ 「カンパーーイ!!!」
【+ 】ゞ゚)っ 「かんぱーい!」
\グビグビ/
\グビグビ/
(#゚;;-゚) 「…しかも今回の集まりの目的それかーー…い……ボソボソ」
Σz*゚ー)リ 「おさむさんわざわざ来てくれてありがとー!」
【+ 】ゞ^) 「いえいえ」
【+ 】ゞ゚) ゲーフ
【+ 】ゞ^) 「どうせ本州に来るのでしたら、ね。」
【+ 】ゞ^) 「何事も 『せっかくだから』 ですよ」
【+ 】ゞ゚) ゲーフ
.
78
:
名無しさん
:2019/05/04(土) 20:42:25 ID:84EiIeqk0
【スマちしき】
社会人
「for」 の頃大学生だったプレイヤーも、「SP」 の時代に入り
大学を卒業して満足にゲーム時間を確保できなくなったケースが頻発している。
.
79
:
名無しさん
:2019/05/04(土) 20:42:48 ID:84EiIeqk0
/ ,' 3 「オラッDニキも飲まんかい!」
(#゚;;-゚) 「あ…ハイいただきます…チビチビ…」
/ ,' 3 「足りんッ!!!」
/ ,' 3 「もっと腰に手を当てて…こうや!!」
/ ,' 3 グビグビグビ
\ジューー…/
/ ,' 3 ゲェーフ
\ジューー…/
Σz ゚ο)リ 「アルハラやめてーー」
【+ 】ゞ゚) 「せっかくの内定記念なんですから」
【+ 】ゞ^) 「今日はキャラを忘れて飲みましょう!」
(#゚;;-゚) 「いや…キャラもなにもお酒はもともと飲めない…」 アセ
\ジューー…/
\ジューー…/
.
80
:
名無しさん
:2019/05/04(土) 20:43:12 ID:84EiIeqk0
Σz ゚ー)リ 「おさむさんも、人前では飲まないッてキャラ、忘れてますしね」
【+ 】ゞ゚) 「いやあ」
【+ 】ゞ゚) 「Dさんのお祝いとなったら、そりゃあ飲みますよ」
(#゚;;-゚) 「いいのか?照れるぞ?」
【+ 】ゞ゚) 「男とは得てして、女性を照れさせたいものです」
(#゚;;-゚) 「ちょっと待って本当に照れちゃう待って」 アセ
Σz*゚ワ)リ 「カワイイーーーーーーーーー!!!」
/ ,' 3 「オラッ!!!肉焼けたぞ!!」
【+ 】ゞ゚) 「もらいッ」
\ジューーー…/
Σz ゚ο)リ 「アッずるい」
\ジューー…/
.
81
:
名無しさん
:2019/05/04(土) 20:43:35 ID:84EiIeqk0
【+ 】ゞ゚) ・,
【+ 】ゞ゚) 「ちょっと! 火入れが甘いですよ!」
/ ,' 3 「ありゃ。 マ?」
Σz ゚ー)リ 「へ?」
【+ 】ゞ゚) 「ジンギスカンをなめてはいけません」
【+ 】ゞ゚) 「もっと火を通さないと…………悲惨なことになりますよ」
/ ,' 3 「ほーかほーか。 道民が言うならせなんやろな」
\ジューー…/
Σz ゚ο)リ 「へーー…」
\ジューー…/
Σz ゚ο)リ 「ちなみに、食べたらどうなるんですか?」
【+ 】ゞ゚) 「そりゃあもう………………悲惨なことになります」
Σz;゚ー)リ 「へ、へーー…よくわかんないケド、へー!」
.
82
:
名無しさん
:2019/05/04(土) 20:43:58 ID:84EiIeqk0
/ ,' 3 「けど、やで」
/ ,' 3 「肉はミディアムレアが一番うまいやん?」
【+ 】ゞ゚) 「否めない」
\ジューー…/
\ジューー…/
/ ,' 3 「……ちょっとくらい、火入れが甘くても……」
【+ 】ゞ゚) 「待ってw」
【+ 】ゞ゚) 「その流れ、カイジの大槻の漫画で見たwグビグビ」
/ ,' 3 「生牡蠣のやつなwwあれはワロタwwグビグビ」
\ガハハハハハ!!/
Σz ゚ー)リ 「とうもろこし焼けたよ」
(#゚;;-゚) 「たべる」
.
83
:
名無しさん
:2019/05/04(土) 20:44:21 ID:84EiIeqk0
Σz ゚ο)リ 「ねえ、おさむさん」
【+ 】ゞ゚) 「ンはい?」
Σz ゚ー)リ 「そういえば、ジンギスカンって、なんのお肉なんですか?」
【+ 】ゞ゚) 「これはマトンです」
\ジューー…/
Σz ゚ο)リ 「マトン?」
\ジューー…/
Σz ゚-)リ 「聞いたことはあるけどー…」
/ ,' 3 「要は羊やな」
\ジューー…/
【+ 】ゞ゚) 「違います。 これはマトンです」
/ ,' 3 「え。 羊やんな?」
【+ 】ゞ゚) 「羊は羊ですが、これはマトンです」
/ ,' 3 「ラムとマトンの違いなんか忘れたわ」
【+ 】ゞ゚) 「食えばわかります。 これはマトンです」
/ ,' 3 「わかったってw」
.
84
:
名無しさん
:2019/05/04(土) 20:44:44 ID:84EiIeqk0
(#゚;;-゚) キョロキョロ
Σz ゚ー)リ 「どったの?」
(#゚;;-゚) 「えっあっいやっ」 アセ
(#゚;;-゚) 「………バーベキューなんて………初めてで………落ち着かない………」 アセ
Σz*゚ワ)リ 「落ち着いてwww」
\ジューー…/
\ジューー…/
【+ 】ゞ゚) 「あのですね、まあ聞いてください」
【+ 】ゞ゚) 「確かにラムは食べやすく美味しいですが、」
【+ 】ゞ゚) 「羊肉を食べるのであればですね、ですよ?」
【+ 】ゞ゚) 「旨いマトンのクセになる味わいを知らないと真に羊肉を食べるとはですね」
/ ,' 3 「その拘りはなんやねんwwww」
.
85
:
名無しさん
:2019/05/04(土) 20:45:04 ID:84EiIeqk0
Σz ゚ο)リ 「ねえねえ、いろいろ聞きたいんだけど、」
(#゚;;-゚) 「エッハイなんでしょう!」 アセ
Σz ゚ワ)リ 「ww」
Σz ゚ー)リ 「仕事って、どういう系なの?」
(#゚;;-゚) 「アア…この話題みんな好き…なにも面白くないのに…」
Σz ゚ワ)リ 「いいじゃんww」
(#゚;;-゚) 「事務ですよただの事務ですハイ…」 アセ
(#゚;;-゚) 「あっほらスベった…世の中こうだから戦争はなくならないんだ…」 アセ
Σz ゚ー)リ 「まwだw何wもw言wっwてwなwいw」
/ ,' 3 「ん?ジム?」
/ ,' 3 「なんや、ダイエットけ?? ん??」
【+ 】ゞ゚) 「ダイエットですか。 そういえばですね、羊肉はダイエットにもいいんですよ。 というのもで」
.
86
:
名無しさん
:2019/05/04(土) 20:46:03 ID:84EiIeqk0
Σz ゚-)リ 「でぃーちゃんの仕事の話ですー」
/ ,' 3 「ほー。 そういやDニキは何するんや?」
(#゚;;-゚) 「うわあまさか話して五秒後に同じ話するって思わないじゃん」 アセ
(#゚;;-゚) 「事務ですよ事務ほらスベったーーーアーーー」 アセ
/ ,' 3 「事務て、なんの事務や。 メーカー?」
(#゚;;-゚) 「えっアッここからそんなふうにしたら話掘り下げられるんださすがコミュ強!」 アセ
/ ,' 3 「いや、え、……ん?」
(#゚;;-゚) 「ワーーーーーわたしのコミュ障炸裂ガーーーーーール」 アセ
(#゚;;-゚) 「セロハンテープ作ってるところですよええ地元ですそりゃあもう」 アセ
Σz ゚ー)リ 「セロハンテープwwwなんか可愛いww」
.
87
:
名無しさん
:2019/05/04(土) 20:46:24 ID:84EiIeqk0
【+ 】ゞ゚) 「セロハンテープ?」
Σz ゚ー)リ 「でぃーちゃんの仕事の話ですよ」
【+ 】ゞ゚) 「ああ」
【+ 】ゞ゚) 「Dさん、そういや内定先ではどんなことをするので?」
(#゚;;-゚) 「アーーーーーーーーーーーーーーーー」 アセ
/ ,' 3 「オッ。 もうそろええやろ」
\ジューーー…/
【+ 】ゞ゚) 「どれ。 ………」
\ジューー…/
【+ 】ゞ゚) 「よし」
/ ,' 3 「お許しが出たぞ!!!食え!!!」
Σz*゚ワ)リ 「わー」
(#゚;;-゚) 「きゃ、きゃー」
.
88
:
名無しさん
:2019/05/04(土) 20:48:34 ID:84EiIeqk0
/ ,' 3 「どれどれ…」
/ ,' 3 モグモグ \ジューー…/
\ジューー…/
/ ,' 3 「…ンッ!」
/ ,' 3 「お、おお、おおww」 グビグビ
Σz*´ワ)リ 「美味しい!」
【+ 】ゞ゚) 「私が北海道で焼き物をする時は、必ず取り寄せているマトンですね
【+ 】ゞ゚) 「ここのマトンは、ほんと、絶品なんですよ」
【+ 】ゞ゚) モグモグ
/ ,' 3 「や、やるやんけおさむニキwwww」 グビグビ
/ ,' 3 「ビールが進む進むwwww」 グビグビ
【+ 】ゞ^) 「解凍しても、美味しいものは美味しいですね」
【+ 】ゞ^) 「持ってきてよかった」
.
89
:
名無しさん
:2019/05/04(土) 20:48:58 ID:84EiIeqk0
(#゚;;-゚) 「…」 モグ
(#゚;;-゚) !
\ジューーー…/
(#゚;;ァ゚) 「…美味しい…」
\ジューー…/
【+ 】ゞ゚) 「よかったよかった」
【+ 】ゞ゚) 「クセが強い、と思われないかな、と不安でしたよ」
/ ,' 3 「いや…そこまで気にならんぞ、これは」
/ ,' 3 「ビールが、う、う、うますぎる!」
【+ 】ゞ゚) 「悪魔的だ!」
\ゲハハハハハハ!!/
Σz ゚ー)リ 「セロテ会社の事務って、なにするの?」
(#゚;;-゚) 「知らないよ〜〜…」 アセ
.
90
:
名無しさん
:2019/05/04(土) 20:49:30 ID:84EiIeqk0
/ ,' 3 「これーーアレやな」
/ ,' 3 「ナイトウニキにも食わせたかったな」
【+ 】ゞ゚) 「あーーー」
\ジューー…/
【+ 】ゞ゚) 「あの人も、結構な食通ですからね」 \ジューー…/
/ ,' 3 「昔食ったあのもんじゃ、まだ忘れられへんわ」
【+ 】ゞ゚) 「よかったですねーーあそこ」
\ジューー…/
Σz ゚ο)リ 「師匠って今作スマブラしてるんですか?」
/ ,' 3 「いやーー、買ってるかすら怪しい」
【+ 】ゞ゚) 「まずツイッターにいませんもんね」
Σz ゚-)リ 「やっぱりー…」
\ジューー…/
/ ,' 3 「あれや」
/ ,' 3 「社畜のつらさ……噛みしめとるんやろなwww」
【+ 】ゞ゚) 「うわあひっどい笑顔してるこの人w」
\グハハハハハハ!!!/
.
91
:
名無しさん
:2019/05/04(土) 20:50:06 ID:84EiIeqk0
/ ,' 3 「いやだってwww」
/ ,' 3 「ワイも奴の内定祝いに酒オゴったったけどやなww」
/ ,' 3 「ずぅーーっと眉間にシワ寄せて、アイツ言うてたでww」
【+ 】ゞ゚) 「なにをです?」
/ ,' 3 「この世は間違っている」
【+ 】ゞ゚) 「wwwww」
/ ,' 3 「wwwww」
(#゚;;-゚) 「ぇ…やっぱ社畜なりたくない内定辞退しょ…」
Σz ^ワ)リ 「初任給でゴハンおごってくださいね先輩っ」
(#゚;;-゚) 「あ〜〜〜〜だめ〜〜〜人をだめにする笑顔〜〜〜」
(#゚;;-゚) 「なんでもおごる〜〜〜〜」
.
92
:
名無しさん
:2019/05/04(土) 20:50:28 ID:84EiIeqk0
\ジューー…/
\ジューー…/
【+ 】ゞ゚) 「ナイトウさんは、何をしているんでしたっけ」
/ ,' 3 「なんやったかな」
/ ,' 3 「物流のマージンで稼ぐ会社、とか」
/ ,' 3 「小難しいこと言っとったわ」
【+ 】ゞ゚) 「まあそういう系なんでしょうね」
/ ,' 3 「wwww」
/ ,' 3 「ちなみにおさむニキは仕事どないや?」
【+ 】ゞ゚) 「ぼちぼちですよ」
【+ 】ゞ゚) 「おっと何をしているかは知りませんがね」
/ ,' 3 「こいつぅ〜w」
.
93
:
名無しさん
:2019/05/04(土) 20:51:01 ID:84EiIeqk0
Σz ゚ワ)リ 「あ!そうだ」
Σz ゚ー)リ 「あらためて…七万人おめでとう!」
(#゚;;-゚) 「え…あ…ウン…」
\ジューー…/
【+ 】ゞ゚) 「え。 ああ」
【+ 】ゞ゚) 「Dさんのチャンネルでしたっけ」
(#゚;;-゚) 「ぼそぼそ対戦配信するだけのチャンネルですよ…」
/ ,' 3 「よくまあそれで七万人いったな」
【+ 】ゞ゚) 「地味にむちゃくちゃ凄い数字ですからね…w」
Σz ゚ー)リ 「ハイ!ハイ!」
、
Σz ゚ワ)リ 「チャンネル登録第一号、ニッフィです!」
(#゚;;-゚) 「いつもありがと〜〜〜〜〜でも毎度開幕セクハラコメントは許さね〜〜〜〜」
.
94
:
名無しさん
:2019/05/04(土) 20:52:01 ID:84EiIeqk0
【+ 】ゞ゚) 「よくまあご自身でも配信はじめましたねw」
(#゚;;-゚) 「だってだって」
(#゚;;-゚) 「…けっこう楽しいもん…」
/ ,' 3 「ワイはまだ見たことないな。 リンク送っといてや」
Σz ゚-)リ 「は」
【+ 】ゞ゚) 「Dチャンネルエアプまじ?」
(#゚;;-゚) 「いや見なくていいです〜〜〜〜〜〜」
(#゚;;-゚) 「マジのガチでヤマないオチないクソ雑魚チャンネルなんでえ〜〜〜」
【+ 】ゞ゚) 「見てたら面白いですよ」
【+ 】ゞ゚) 「この前なんか、対戦配信切り上げて、猫と戯れてましたから」
/ ,' 3 「ネッコ?」
.
95
:
名無しさん
:2019/05/04(土) 20:52:43 ID:84EiIeqk0
Σz*゚ー)リ 「でぃーちゃんのおうちに、チビ、モモ、ハナの三匹の猫ちゃんがいるんですよ!」
/ ,' 3 「ペット飼っとるんか」
(#゚;;-゚) 「は〜〜〜〜〜わたしの妹たちだからな〜〜〜??」
【+ 】ゞ^) 「いやあ」
【+ 】ゞ゚) 「放置画面見せられながら、」
【+ 】ゞ゚) 「視聴者そっちのけで猫と遊びだしたのは神回でしたよ」
(#゚;;-゚) 「だって〜〜〜〜〜」
(#゚;;-゚) 「完ッ全に勝ってた試合でジャッジの運ゲーに負けたのまじでうわああああああ」
/ ,' 3 「なんか多くないかジャッジで負けた配信者wwww」
/ ,' 3 「デミタスとかも確かそれで連勝止まってたやろwww」
【+ 】ゞ゚) 「配信、って名前に書いてるから、つい魅せたくなるんでしょうね」
.
96
:
名無しさん
:2019/05/04(土) 20:53:13 ID:84EiIeqk0
\ジューー…/
\ジューー…/
/ ,' 3 「オ。 マトン第二陣いくか〜」
【+ 】ゞ゚) 「やっぱ、外での焼き物は美味しいですね」
Σz*゚ー)リ 「テンションあがってきたww」
/ ,' 3 「今からでも、ナイトウニキ呼んだら来るかな?」
【+ 】ゞ゚) 「まさかw」
/ ,' 3 「まあまあ、まあまあまあまあ」
っП”
/ ,' 3 「ふざけんなハゲって言われた」
Σz*゚ー)リ 「師匠ww」
/ ,' 3 「ハゲてないもん…」
.
97
:
名無しさん
:2019/05/04(土) 20:53:52 ID:84EiIeqk0
\ジューーー…/
\ジューー…/
【+ 】ゞ゚) 「次なにか集まる時は、ナイトウさんと歯車さんも呼びましょうね」
Σz ゚ο)リ 「歯車さん、もはや有名人だからなあ…」
/ ,' 3 「キッズらはデミタス、ゼロツー、歯車王が最強三人衆って思ってるしな」
【+ 】ゞ゚) 「デミタスって、まだそこまで結果出してないですよね?」
/ ,' 3 「でもまあ一番有名は誰か?ッてなったらデミタスやしなあ」
、 、 、、、
Σz ゚-)リ 「昇竜マリオ…覚えてる人いるんですかね?」
Σz ゚ο)リ 「そのデミタスにも、歯車さんにも勝って、優勝した人なのに…」
/ ,' 3 「そもそもアイツはスマブラしとらんからなw」
【+ 】ゞ゚) 「復活してほしいところですがねえ」
(#゚;;-゚) 「んめ〜」 モグモグ
.
98
:
名無しさん
:2019/05/04(土) 20:54:12 ID:84EiIeqk0
.
99
:
名無しさん
:2019/05/04(土) 20:57:43 ID:84EiIeqk0
\グゴオオオォォォ…/
\オオォォォ…/
\ジリリリリ…/
\ジリリリリ…/
.
100
:
名無しさん
:2019/05/04(土) 20:58:04 ID:84EiIeqk0
\ジリリリリ…/
\ジリリリリ…/
( ‐ω‐)
\ジリリリリ…/
\ジリリリリ…/
\バシッ!/
( ^ω‐)つ
.
101
:
名無しさん
:2019/05/04(土) 20:58:33 ID:84EiIeqk0
( ^ω‐)つ
\チュンチュン…/
\チュンチュン…/
\ブロロロロロ…/
\チュンチュン…/
( ^ω‐)つ
( ^ω‐)
.
102
:
名無しさん
:2019/05/04(土) 20:58:55 ID:84EiIeqk0
( ^ω‐)
( ^ω‐)
( ^ω^) パチッ
.
103
:
名無しさん
:2019/05/04(土) 21:05:47 ID:84EiIeqk0
プロローグとか章分けとかないけどとりあえずプロローグ前半は以上です
たぶんスレ内で完結できるだろうなあ程度の中編です
昇竜シリーズ最後の現行になると思うので対戦よろしくお願いします
報告ブログ
ttp://kakeria.blog.fc2.com/
104
:
名無しさん
:2019/05/04(土) 22:17:27 ID:1uoVGOmk0
まじかよ今作から始めたから嬉しい
ピチューはよ
105
:
名無しさん
:2019/05/05(日) 00:17:00 ID:0I0dcwms0
乙
相変わらずキャラ同士がワイワイしてるのが読んでて楽しいなぁ
106
:
名無しさん
:2019/05/05(日) 00:41:20 ID:KjLv6DEQ0
乙でした
昇竜も最終章か��
寂しくなりますね
107
:
名無しさん
:2019/05/05(日) 04:44:48 ID:hFlPzvJw0
投下乙
対戦楽しみだ
途中のアイマスのくだりはかなり笑えたwwwww
108
:
名無しさん
:2019/05/05(日) 11:44:41 ID:bcV50Mj.0
ブログの予告編から待ってたよ!
昇竜マリオはキャラ同士の掛け合い最高だよなぁ
109
:
名無しさん
:2019/05/06(月) 16:06:02 ID:1Vnk3IUw0
シレッと書いてあるけど村長が開発班って色々と大丈夫なのか……?
110
:
名無しさん
:2019/05/06(月) 23:34:22 ID:IpY3s.hg0
待ってた!!
111
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 18:24:03 ID:NFaGjKrQ0
【スマちしき】
ナイトウ
一部では 「昇竜マリオ」 と呼ばれ恐れられた、かつてのマリオ使い。
現在では仕事に追われ、何のために生きているかわからない日々を送っている。
.
112
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 18:24:27 ID:NFaGjKrQ0
【スマちしき】
ジー・ライ株式会社
パソコン用品や家電を取り扱う専門商社。
ナイトウがこのたび新卒として勤めることになった。
.
113
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 18:24:51 ID:NFaGjKrQ0
〜会社〜
\ガヤガヤ/
\ガヤガヤ/
( ^ω^) 「…」 カタカタ
( ^ω^) 「…」 カタカタ
先輩 「ないと〜」
( ^ω^) 「ん」
先輩 「ノド渇かない?」
( ^ω^) 「渇きますね〜」 ガタッ
.
114
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 18:25:52 ID:NFaGjKrQ0
〜喫煙室〜
\モクモク…/
先輩 「スパ〜」 \モクモク…/
( ´ω`) 「腰、痛ッてえ〜…」
先輩 「いま、研修どこまで進んでんだっけ?」
( ^ω^) 「僕はもう終わりましたね」
先輩 「え、まじ? C研まで?」
( ^ω^) 「てか、なんか自分だけ、なんか特殊?なんですよ」
先輩 「なんか、人事にそんな話は、聞いたけど」
( ^ω^) 「来週には、企画課?に移されます」
先輩 「えっちょ」
先輩 「まじで!?wwwww」
.
115
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 18:27:12 ID:NFaGjKrQ0
( ^ω^) 「人が少ないから〜、とか」
( ^ω^) 「きみならできる!とか」
先輩 「え、内藤ッて、希望はどこだっけ」
( ^ω^) 「一生パソコンカタカタしてるとこならどこでもっす」
( ^ω^) 「営業と企画はゼッタイ嫌でしたね」
先輩 「wwwww」
先輩 「企画課って、事業部の?」
( ^ω^) 「らしいっすね」
先輩 「それアレじゃーーんww」
先輩 「人が少なすぎるから回す的なアレww」
( ^ω^) 「ほんとうにww」
.
116
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 18:27:43 ID:NFaGjKrQ0
先輩 「えーー…まじで…」
先輩 「やっとできた後輩なのになーー」
( ^ω^) 「こないだ言ってた店、はやく連れてってくださいよw」
( ^ω^) 「僕が消える前に」
先輩 「ちょっと彼女にバレそうだからまだキツいw」
( ^ω^) 「ナニやってんすかw」
\モクモク…/
先輩 「スパ〜」
\モクモク…/
先輩 「企画課なーー」
( ^ω^) 「結構ヤバいとこっすか」
先輩 「今年から、課長が変わったんだよ」
先輩 「言ったら有名人なんだけど…」
.
117
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 18:28:11 ID:NFaGjKrQ0
( ^ω^) 「ほう」
先輩 「ほら、いわゆる意識高い系」
( ^ω^) 「あ〜」
先輩 「オンナでさ、美人は美人なんだけど、ただただ面倒なんよ」
先輩 「俺も仕事で何回かしゃべったけどさ」
先輩 「ここのこの商材は絶対取ってこい!とか」
先輩 「それで取ってこれなかったらグチグチうるせーし」
( ^ω^) 「うわ〜」
( ^ω^) 「ちなみにおっぱいは大きいですか?」
先輩 「大きい」
( ^ω^) 「「wwwwwwwwww」」 先輩
.
118
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 18:28:38 ID:NFaGjKrQ0
( ^ω^) 「え、オバハンですか?」
先輩 「それが、若いんだよ」
先輩 「いま26だっけ?俺の一個上」
( ^ω^) 「わっっっか」
先輩 「一回、デカいプロジェクトで当てて、上がご機嫌になってよお」
先輩 「これからは若さの時代だ〜とか言って」
先輩 「そいつも、ほら。 意識高い系だから。 真に受けちゃって。」
先輩 「企画に行ってた同期は、なんかもうサイアクとか言ってたぞww」
( ^ω^) 「ねえ、どうしてそれをこれから企画課にいく可愛い後輩に言うんですか」
( ^ω^) 「あてつけですか」
先輩 「違うってwww」
( ^ω^) 「wwww」
.
119
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 18:29:07 ID:NFaGjKrQ0
\モクモク…/
先輩 「…ま」
\モクモク…/
先輩 「内藤の悩みだったら聞くからよ」
先輩 「向こうに行っても、俺の名前は忘れないでくれよ」
( ;ω;) 「せ…先輩! (の名前なんだっけ…)」
先輩 「よし、戻ろう!」
( ^ω^) 「はい!」
先輩 「…あ」
先輩 「ごめん、缶そっち捨てて」
( ^ω^) 「あ…はい」
.
120
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 18:33:09 ID:QW77R1DE0
【スマちしき】
ジー・ライ株式会社事業部企画課
なにかしらのイベントを立案、検討し、利益へとアクセスする仕組みを考える。
営業や運営といった他部署からは快く思われていない。
.
121
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 18:45:08 ID:QW77R1DE0
〜会社〜
( ^ω^) キョロキョロ
(^ω^ )
( ^ω^)
( ^ω^) 「…」
川 ゚ -゚) 「内藤…くん?」
( ^ω^) 「ひぇ!」
.
122
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 18:45:41 ID:QW77R1DE0
川 ゚ -゚) 「ああ、おはよう」
川 ゚ -゚) 「今日から企画課に加わる、内藤くん…ですか?」
( ^ω^) 「ひぇっハイそうです」
( ^ω^) 「内藤ですおはようございます」
川 ゚ -゚) 「ああ、よかった」
川 ゚ -゚) 「企画課の課長、素直だ」
川 ゚ -゚) 「うわさ通り、糸目だね」
( ^ω^) 「えっ」
( ^ω^) 「そ、そうですが…どんな噂ですかww」
川 ゚ -゚) 「ごめんごめん」
.
123
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 18:46:09 ID:QW77R1DE0
川 ゚ -゚) 「さて、早速ではあるが」
川 ゚ -゚) 「入社していきなり企画課に移されて、わからないことだらけだと思う」
川 ゚ -゚) 「だから、まずはあれこれ教えたいが…」
川 ゚ -゚) 「そうだな。 トイレは大丈夫か?」
( ^ω^) 「ああ大丈夫っす」
川 ゚ -゚) 「よし。 じゃあこっちだ」
スタスタスタスタ……
ドスドスドスドス……
.
124
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 18:47:25 ID:QW77R1DE0
川 ゚ -゚) 「あらためて、企画課課長の素直だ」
川 ゚ -゚) 「私も課長は今年からだから、一緒に頑張ろう」
( ^ω^) 「いえいえ」
川 ゚ -゚) 「じゃあそうだな…」
川 ゚ -゚) 「まずは、私らの仕事から話すか」
川 ゚ -゚) 「この会社は、知っての通り、」
川 ゚ -゚) 「商社は商社でも、家電やインターネット周辺機器を専門にしている」
川 ゚ -゚) 「取り扱う商材をメーカーから取ってくるのが営業で、」
川 ゚ -゚) 「何かしらのイベントを実行するのが運営…」
川 ゚ -゚) 「そして」
川 ゚ -゚) 「どんな商材を使い、どんなプロモーションを売って物流を回すか」
川 ゚ -゚) 「そんなクリエイティブな部署が、ここ、企画課だ」
.
125
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 18:47:53 ID:QW77R1DE0
( ^ω^) o O (話に聞く通り、意識が高そうな人だな。 おっぱいでけ〜)
川 ゚ -゚) 「たとえば、このまえ秋葉原で、音楽機器のショーイベントがあった」
川 ゚ -゚) 「イヤホンとか、スピーカーとかだな」
( ^ω^) 「ああ、あったらしいですね」
川 ゚ -゚) 「あれも、営業はメーカーと交渉して提携を結んで」
川 ゚ -゚) 「運営が、会場や派遣スタッフを確保してイベントを回す」
川 ゚ -゚) 「企画は、そのイベントを打ち立てて、利益が出るような仕組みを作ったんだ」
川 ゚ -゚) 「具体的には、私が立案して、前任の部長が調整し、私含むチームで仕組みを仕上げた」
川 ゚ -゚) 「これに承認を下して予算をおろす部署があったりするが、まあそれは追々」
( ^ω^) o O (しれっと自分の業績とおっぱいもアピールしてきてるゾ〜^)
.
126
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 18:48:30 ID:QW77R1DE0
川 ゚ -゚) 「あと、自分の話をするようで恥ずかしいんだが」
川 ゚ -゚) 「きみ、ユーチューブは見てるか?」
( ^ω^) 「ん」
( ^ω^) 「まあ、暇な時とか、結構見てますね」
川 ゚ -゚) 「ユーチューバーとかは?」
( ^ω^) 「あーー」
( ^ω^) 「なんかおすすめに出てきて、面白そうなやつなら、たまに」
川 ゚ -゚) 「企画課の面白いところだが」
川 ゚ -゚) 「常に、時代の変化を察知しなければならないところにあってだね」
、 、、 、、 、 、 、、 、 、 、
川 ゚ -゚) 「最近、バーチャルユーチューバーというのが流行なんだ」
.
127
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 18:49:09 ID:QW77R1DE0
'_
( ^ω^) 、
川 ゚ -゚) 「また、ネット環境が進化することで、」
川 ゚ -゚) 「いま、ゲームはネットで遠くの人と遊ぶ時代なんだ」
川 ゚ -゚) 「内藤くんは、子供の頃、誰かの家でスーファミをしたりは?」
( ^ω^) 「自分はロクヨンですね」
川 ゚ -゚) 「そ、そうか」
川 ゚ -゚) 「まあ、要は」
川 ゚ -゚) 「ネットゲーム環境を整える商材が、とにかく売れる時代と言える」
川 ゚ -゚) 「そこで私は、そんなものを利益へとアクセスするルートを考えた」
川 ゚ -゚) 「それが、今言った、バーチャルユーチューバーを絡めたプロジェクトだ」
川 ゚ -゚) 「課内では 『Vプロ』 と略して呼んでいる」
.
128
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 18:50:08 ID:QW77R1DE0
、、、 、 、 、
( ^ω^) o O (ネットゲームはオンラインゲームとは別だし)
( ^ω^) o O (VTuberは一年以上前から流行りだけどな)
川 ゚ -゚) 「そこで、私はVから消費者に動画投稿という形でアクセスし、」
川 ゚ -゚) 「プロモも兼ねて、関連する商材を利益へと転換するプランを打ち立てた」
川 ゚ -゚) 「えっと…これだな」
( ^ω^) 「どれどれ」 ペラ
素直ゲーム部プロジェクト案
プロジェクトリーダー 素直
( ^ω^)
( ^ω^) o O (…ん?)
( ^ω^) o O (素直ゲーム部…知ってるぞ?)
.
129
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 18:50:37 ID:QW77R1DE0
川 ゚ -゚) 「要点は、こうだ」
川 ゚ -゚) 「声優に、声を。 プロゲーマーに、プレイを。」
川 ゚ -゚) 「いわゆるゲーム実況で、全国にファンをつくる」
川 ゚ -゚) 「そして広告収入や販促で、利益を生み出す」
川 ゚ -゚) 「売るのは、ゲーム関連のグッズや、機材」
川 ゚ -゚) 「……そうだな、難しい話はまだいいか」
( ^ω^) 「ん」
川 ゚ -゚) 「後ろの方に、キャラデザの資料があるぞ」
川 ゚ -゚) 「現行のグラフィックと、多少違う部分はあるがな
川 ゚ -゚) 「まあ、見てごらん」
( ^ω^) 「どれどれ」
.
130
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 18:52:02 ID:QW77R1DE0
キャラクターデザイン
川 ゚ -゚) ノハ*゚⊿゚) lw´‐ _‐ノv o川*`ワ゚)o
クール ヒート シュール キュート
( ^ω^) 「…あっ!」
川 ゚ -゚) 「なんだ、知っているのか」
( ^ω^) 「知ってるもなにも、これ、むちゃくちゃ有名なやつじゃないすか!」
川 ゚ -゚) 「そうか? 嬉しいな」
( ^ω^) 「特に、この左の子、課長に似てません? 苗字も素直、だし」
川 ゚ -゚) 「他意はないんだがな」
川 ゚ -゚) 「マ、これも企画課のプロジェクトのひとつだ」
川 ゚ -゚) 「特にこのVプロは、会社を賭けての一大プロジェクトだ」
川 ゚ -゚) 「おかげさまで、私も課長にあげさせてもらえたよ」
( ^ω^) o O (営業の先輩が一発当てた、とか言ってたのはコレのことだったか…)
( ^ω^) o O (あいつらが出始めた時期は……なるほどなるほど……確かに)
( ^ω^) o O (え。 待って)
( ^ω^) o O (ウチの会社、想像以上にスゴい???)
.
131
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 18:52:38 ID:QW77R1DE0
川 ゚ -゚) 「Vプロの詳細は、社内にはまだ広めていない」
川 ゚ -゚) 「いま、プロジェクトは軌道に乗ってきつつある」
川 ゚ -゚) 「………が」
川 ゚ -゚) 「如何せん、いまV業界は、スキャンダルや内部告発で、荒れている」
( ^ω^) 「あーー、らしいッすね」
川 ゚ -゚) 「会社としても、私としても、このVプロは、絶対成功させたいんだ」
川 ゚ -゚) 「ただ、そのためには、とにかく人手が足りない」
川 ゚ -゚) 「そういった事情で、私から人事に申し出たら、新卒をひとり、くれると聞いた」
川 ゚ -゚) 「それがきみだ、内藤くん」
( ^ω^) 「はあ。 ちなみに僕である理由は?」
川 ゚ -゚) 「なんか、そういったネット界隈に詳しそうだと」
( ^ω^) 「み、み、認められねえ〜〜〜〜」
.
132
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 18:53:00 ID:QW77R1DE0
川 ゚ -゚) 「きみは、Vに興味は?」
( ^ω^) 「いや〜〜そこまで」
( ^ω^) 「ただ、まあ、認めたくはないけど、まったく知らないわけでもないッすね」
川 ゚ -゚) 「適任だ」
川 ゚ -゚) 「こういうのは、Vが好きな人が来ると、逆にややこしくなるんだ」
( ^ω^) 「まあ、その辺の心配はいらないと思いますよ」
( ^ω^) 「キモいこと言うオタクはまじで苦手なんで」
川 ゚ -゚) 「いや、我々がマーケティング層と直接話すことはないからいいんだ」
川 ゚ -゚) 「それ以上に、ああいった人らは、趣味に対してはとにかく金払いがいい」
( ^ω^) 「うわあキッツイ」
( ^ω^) 「嫌いじゃないですよ」
.
133
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 18:54:10 ID:QW77R1DE0
川 ゚ -゚) 「商材はある、販促ルートはある、マーケティングは成功してある」
川 ゚ -゚) 「だったらあとは、これらの企画を回す、人材さえ、いれば…」
川 ゚ -゚) 「……まあ、自由度の高い部署ではあるから」
川 ゚ -゚) 「最初のうちは、気軽に、先輩たちの仕事を見てマネてくれ」
( ^ω^) 「うっす。 ちなみに、課長は?」
川 ゚ -゚) 「課長はッて?」
( ^ω^) 「いや、課長の仕事風景は見れるのかな、って」
川 ゚ -゚) 「ああ…運がよければ、な」
川 ゚ -゚) 「ちょっと私は、どうにも出払っていることが多い」
川 ゚ -゚) 「前任からの引き継ぎも多くって…」
( ^ω^) 「そうですか…残念」
( ^ω^) o O (目の保養は別に確保するお)
.
134
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 19:03:31 ID:QW77R1DE0
川 ゚ -゚) 「そうだな」
川 ゚ -゚) 「早速だが、宿題を出す」
( ^ω^) 「宿題?」
川 ゚ -゚) 「構えなくていい。 単純な、それこそ夏休みの自由研究のような宿題だ」
川 ゚ -゚) 「なんだって、いい。」
川 ゚ -゚) 「利益を生むイベントの立案」
川 ゚ -゚) 「商材、場所代、スタッフ、渉外、そんなものはひとまずは考えなくていい」
川 ゚ -゚) 「どんなイベントがあれば、商材をアピールできて、消費者がそれを買って、」
川 ゚ -゚) 「最終的にウチに利益が入ってくるんだろう?」
川 ゚ -゚) 「……そんなのを、自由にでいいから、考えておいてくれ」
( ^ω^) 「うへ」
.
135
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 19:05:42 ID:QW77R1DE0
川 ゚ -゚) 「なに、ウチに慣れてもらうために、みんなに出している宿題だ」
川 ゚ -゚) 「ただ、ウチは結構、チャレンジングな会社だから」
川 ゚ -゚) 「理論上利益が得られるとなったら、結構カンタンに、実行に移す」
川 ゚ -゚) 「……上にあがりたいなら、ここで一発、アピールするのもアリだぞ」
( ^ω^) 「はあ」
川 ゚ -゚) 「ひとまずは、こんな感じだな」
川 ゚ -゚) 「では、出退勤だったり、稟議だったり、システム的なところを教えよう」
川 ゚ -゚) 「各部署で、微妙に違っている部分があるからな」
川 ゚ -゚) 「そうだな、眠くないか?」
( ^ω^) 「堅苦しい話はニガテっすね」
川 ゚ -゚) 「あそこにコーヒーマシンがある」
川 ゚ -゚) 「100円を隣のボックスに入れたら、勝手に淹れてくれてかまわない」
( ^ω^) 「ああ、アレ」
.
136
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 19:10:03 ID:QW77R1DE0
川 ゚ -゚) 「まあ、私もちょっと眠いし」
川 ゚ -゚) 「今回は内藤くんの分も落としておくよ」
( ^ω^) 「え。 あざまーす!」
川 ゚ -゚) 「ブラック?」
( ^ω^) 「ブラックで」
川 ゚ -゚) 「そうか…」
( ^ω^) ?
( ^ω^) 「課長、砂糖むっちゃいれますね…w」
川 ゚ -゚) 「な、なんだ、悪いか」
.
137
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 19:11:24 ID:kFA5ScB60
リアタイやったぜ!
クーってモララーの彼女だったっけか
138
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 19:14:50 ID:QW77R1DE0
〜朝礼〜
川 ゚ -゚) 「おはようございます」
先輩 「おはようございまーす」
先輩 「おはようございまーす」
( ^ω^) 「マース…」
川 ゚ -゚) 「えー、朝礼の前に」
川 ゚ -゚) 「知っている人もいると思うが、我がチームに、急きょ新卒が加わりました」
川 ゚ -゚) 「内藤くん。 今日付けで正式に配属です」
( ^ω^) 「アッ新卒の内藤ですよろしくお願いします」
\パチパチ/
\パチパチ/
.
139
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 19:15:35 ID:QW77R1DE0
川 ゚ -゚) 「期限は特に考えていませんが」
川 ゚ -゚) 「まあ最初は、特に担当は与えず、ワレワレの動きを見てもらうことにしました」
川 ゚ -゚) 「だから、電話をつなぐ、コピーをとる、とか」
川 ゚ -゚) 「簡単な仕事は、どんどん彼に回してやってください」
( ^ω^) o O (まーーその程度ならええわ)
川 ゚ -゚) 「というわけで」
川 ゚ -゚) 「あらためて共有から入りましょう」
川 ゚ -゚) 「Aプロの進捗から」
先輩 「はい」
先輩 「ペラペラペラペラ…」
( ^ω^) o O (うわむっちゃカタい空気だお)
.
140
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 19:18:31 ID:QW77R1DE0
\ペラペラペラペラ/
\ペラペラペラペラ/
川 ゚ -゚) 「うム」
川 ゚ -゚) 「共有は以上ですね」
川 ゚ -゚) 「では…」 ジロ
先輩 「ッ…」
川 ゚ -゚) 「明日が期日ですが」
先輩 「…はい」
先輩 「見通しは順調に進んで…」
川 ゚ -゚) 「…」
川 ゚ -゚) 「ちょっと、聞かせていただきましょうか」
川 ゚ -゚) 「他の皆さんは、解散です。 今日もがんばりましょう」
\お願いしまーす/
\お願いしまーす/
.
141
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 19:18:51 ID:QW77R1DE0
\ガヤガヤガヤ/
\ザワザワザワ/
( ^ω^) o O (さて…)
( ^ω^) o O (ナニから見るお)
( ^ω^) 「…」
川 ゚ -゚) 「ちょっと、企画書」
先輩 「はい…」
川 ゚ -゚) 「…」
先輩 「…」
_,
川 ゚ -゚) 「…」
( ^ω^)
( ^ω^) o O (おもろそうやん。 ここ見るお)
.
142
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 19:19:46 ID:QW77R1DE0
_,
川 ゚ -゚) 「ちょっといいですか」
先輩 「は、ハイ」
_,
川 ゚ -゚) 「ここまでのルートは、いいです」
先輩 「はい、はい」
_,
川 ゚ -゚) 「…ここ」
先輩 「…」
_,
川 ゚ -゚) 「消費者は、どんな理由で、これを買うんですか?」
先輩 「え…だから…」
_,
川 ゚ -゚) 「だから?」
.
143
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 19:20:45 ID:QW77R1DE0
先輩 「え、欲しくなりませんか…」
先輩 「インスタにあげるだけで、手軽にキャンペーン応募できて…」
先輩 「応募まできたら、ついでに…こう…」
_,
川 ゚ -゚) 「どこで買うの?」
先輩 「それは…」
_,
川 ゚ -゚) 「だいたい、インスタ、ラインを絡めたフォトコンなんて」
_,
川 ゚ -゚) 「大企業がこぞって参入してるの、ご存じで?」
先輩 「そりゃあ、もう…」
_,
川 ゚ -゚) 「大手のキャッシュフロー、目を通したことがある?」
_,
川 ゚ -゚) 「たとえば××フーズが決算を公開していたけど…」
_,
川 ゚ -゚) 「フォトコン期間に、どの数字が、どう推移してとか…」
( ^ω^) o O (こ、こえ〜〜〜〜〜〜〜)
.
144
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 19:21:26 ID:QW77R1DE0
先輩 「…課長は、見てるんですか?」
_,
川 ゚ -゚) 「私がこの立案を進めるなら、真っ先にチェックする」
先輩 「見ては、ないんですね?」
_,
川 ゚ -゚) 「…何が言いたい?」
先輩 「いえ、なんでも」
( ^ω^) o O (こ、こ、こえ〜〜〜〜〜〜wwwwww)
川 ゚ -゚) 「何度も言ってるじゃない!」
川 ゚ -゚) 「パッと見て、ポンと浮かぶ!」
川 ゚ -゚) 「そんな企画じゃないと、ダメなんですよ!」
.
145
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 19:22:38 ID:QW77R1DE0
先輩 「…すみません」
先輩 「まじめに進めてたんですけど…」
川 ゚ -゚) 「謝らなくても適当でもいいの!」
川 ゚ -゚) 「ウチは数字と実績だけが全て!」
川 ゚ -゚) 「明日までに、この案を進めるか、進めるならどうするか、考えてきて!」
先輩 「…わかりました」
先輩 「ありがとうございます」
川 ゚ -゚) 「お願いしますね」
先輩 「はい」
.
146
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 19:23:58 ID:QW77R1DE0
\スタスタスタ…/
\スタスタスタ…/
( ^ω^) 「…」
( ^ω^) o O (なるほど…うわさ通りッちゃうわさ通りだお)
先輩 「……はーーーーダル」
先輩 「大手の決算とか、見たことある?笑」
先輩 「あるワケないじゃんwww」
先輩 「てか、見ないとだめなら、その見かた教えてくれないと、なあ?笑」
( ^ω^) 「…」
( ´ω`) o O (やっぱり、会社ってドロドロしてるもんなんだお〜)
.
147
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 19:24:32 ID:QW77R1DE0
先輩 「内藤くーん」
( ^ω^) 「ん、ハイ」
先輩 「ちょっと、A4新しいの持ってきてー」
先輩 「白いほうのー」
( ^ω^) 「はい!」
(^ω^ ) o O (えっと、A4…)
( ^ω^)
( ;^ω^) o O (エッ…どこだお!?)
.
148
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 19:25:36 ID:QW77R1DE0
〜定時〜
( ;´ω`) ・,
っЦ
( ;´ω`)
っЦ
( ;´ω`) 「つ…疲れたお…」
( ´ω`) 「備品の場所覚えるだけで、一日があっちゅう間だお…」
( ´ω`) カタカタ
\ガヤガヤ/
\ガヤガヤ/
'_
( ^ω^) 、
.
149
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 19:28:04 ID:QW77R1DE0
先輩 「ウッシャ終わったーーー!」
先輩 「今日あそこ行こうぜ、ホッピーのところ」
先輩 「いいねえ〜〜〜」
\ガヤガヤ/
\ガヤガヤ/
( ^ω^) ?
( ^ω^) 「…あ」
( ^ω^) 「もう定時かお」
.
150
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 19:30:09 ID:QW77R1DE0
小林 「内藤くーん!」
( ^ω^) 「あ!はい! (可愛い先輩その1だお)」
小林 「内藤くん、今日用事ある?」
( ^ω^) 「いや、帰って寝るだけです」
小林 「じゃあ、飲み行こうよ! いろいろしゃべろう!」
(*^ω^) 「お供します!」
先輩 「よーーし、じゃあいくべ」
先輩 「後輩いびりするなよ〜?w」
小林 「はやく行かないと満席になっちゃうよっ」
先輩 「よおし新入り! オレについてこい!」
( ^ω^) 「ハイ」
.
151
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 19:31:08 ID:QW77R1DE0
【スマちしき】
サービス残gyお
.
152
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 19:32:15 ID:QW77R1DE0
〜夜の会社〜
( ;´ω`) フー
( ;´ω`) フー
( ;´ω`)っ
\キィーー…/
( ;´ω`)
( ;´ω`)っП
( ;´ω`) 「…」
( ;´ω`) 「ライン交換の下りでようやくスマホ置き忘れに気づくとはな」
.
153
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 19:33:18 ID:QW77R1DE0
( ´ω`) 「ガラにもなく結構飲んだお…」
( ´ω`) 「それ以上に小林さんの彼氏がモロDQNだったのがショッキングだお…」
( ´ω`) 「清楚系ビッチ」
( ´ω`)
っП
( ´ω`) 「…充電、切れてるし」
( ´ω`) 「ちょっと充電してから帰るお」
( ´ω`) 「…」
( ^ω^) 「…コーヒー、飲むお」
( ^ω^) 「ええと、百円…」
\ガチャ…/
.
154
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 19:34:24 ID:QW77R1DE0
'_
( ^ω^) 、
川、- -) フラー…
( ^ω^) o O (課長…?)
川、- -) フラフラ…
川、゚ -゚) 「!」
川、゚ -゚) 「お、お疲れ…内藤くん?」
( ^ω^) 「ア…お疲れさまです」
川、゚ -゚) 「こんな時間まで、どうした?」
( ;´ω`) 「その…スマホ忘れちゃって…」
川、゚ -゚) 「スマホか。 はは…」
.
155
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 19:35:28 ID:QW77R1DE0
( ^ω^) 「課長は、こんな時間まで仕事ですか?」
川う -゚) 「そうだよ。 ふあ…」
( ^ω^) 「コーヒー、飲まれますか?」
っЦ
川 ゚ -゚) 「いや、いい…」
川 ゚ -゚) 「飲むと眠れないから…」
( ^ω^) 「そうですか」
川 ゚ -゚) 「さて…」
\カタカタカタ…/
\カタカタカタ…/
( ^ω^) 「…」
っЦ
.
156
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 19:36:08 ID:QW77R1DE0
川 ゚ -゚) 「ん。 どうした」
川 ゚ -゚) 「帰らないのか? まだ終電はあるだろう」
( ^ω^) 「いや」
( ^ω^) 「充電ついでに、コーヒー飲んでから帰ろうかな、って」
川 ゚ -゚) 「そうか」
川 ゚ -゚) 「…」 カタカタ
( ^ω^) 「…」 ゴクゴク
っЦ
( ^ω^) 「…大変なんすね」
川 ゚ -゚) 「…まあ」
.
157
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 19:37:19 ID:QW77R1DE0
( ^ω^) 「いま、しゃべりながらとか大丈夫で?」
川 ゚ -゚) 「別にいいよ。 どうせ、エクセルまとめてるだけだし」
( ^ω^) 「その、例の宿題、ですけど」
川 ゚ -゚) 「ん」
( ^ω^) 「自分なりに考えてみたんですケド」
( ^ω^) 「要点は、みっつだけ、すか?」
川 ゚ -゚) 「と言うと」
( ^ω^) 「利益が出るか、ニーズはあるか、継続はするのか」
'_
川 ゚ -゚) 、
.
158
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 19:37:50 ID:QW77R1DE0
( ;´ω`) 「その…なんというか」
( ^ω^) 「たとえば、お金じゃない部分が大切なのかな、とか」
( ^ω^) 「喜びだったり、満足度だったり」
川 ゚ -゚) 「…」
( ^ω^) 「課長?」
川 ゚ -゚) 「そこらも含めて、自由でいい」
川 ゚ -゚) 「私とかだと、もう数字しか求められない立場だから」
川 ゚ -゚) 「持続性とか、満足度とか、どうでもいい」
川 ゚ -゚) 「ただ、株主を納得させるだけの数字、それだけがマストだ」
川 ゚ -゚) 「…でも」
川 ゚ -゚) 「内藤くんは、これから数年はムチャが許される」
川 - -) 「こんなイベントが、あったらいいのにな…」
川 - -) 「そんな、軽い、温かい気持ちで考えてくれたら、いいよ」
.
159
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 19:39:59 ID:QW77R1DE0
( ^ω^) 「あったらいいのにな、すか」
川 ゚ -゚) 「ビジネスは、基本はニーズとニーズのトレードだ」
、 、
川 ゚ -゚) 「ぶっちゃけ、トレードさえコンスタントに続ければ、人間、生存はできるんだ」
川 ゚ -゚) 「…ただ、それだけを追うと、働くのなんて、楽しくなくなるからな」
( ^ω^) 「そうすかね?」
川 ゚ -゚) 「私はそう思うな」
( ^ω^) 「ふーん…」
っЦ
川 ゚ -゚) 「…」 カタカタ
( ^ω^) 「…」
っЦ
.
160
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 19:41:12 ID:DRZJyoWU0
社名が地雷、つまりブラックってことか……
161
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 19:41:49 ID:QW77R1DE0
( ^ω^) 「素直ゲーム部」
っЦ
'_
川 ゚ -゚) 、
( ^ω^) 「ファンはみんな、大好きっぽいですよ」
( ^ω^) 「台本とか、別人がプレイしてるとか、察してたとしても」
( ^ω^) 「大抵のファンは気づかないフリをして、動画、楽しんでるっぽいすけど」
( ^ω^) 「それこそ、裏にビジネスがあるとか、考えないで」
川 ゚ -゚) 「…」
川 ゚ -゚) 「案外、内藤くんもファンだったりするのか?」
( ^ω^) 「いや、僕は興味はないっす、ぶっちゃけ」
川 ゚ -゚) 「そうか」
( ^ω^) 「ただ、好きそうな友だちは、いなくはないので」
川 ゚ -゚) 「守秘義務は守れよな」
( ^ω^) 「もちろん」
.
162
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 19:42:23 ID:QW77R1DE0
川 ゚ -゚) 「…」 カタカタ
川 ゚ -゚) 「ちょっと、愚痴、いい?」
( ^ω^) 「コーヒーがなくなるまでなら」
川 ゚ -゚) 「きみがウチに来たのはいきなりだったんだけど」
川 ゚ -゚) 「同様に、私が課長にあげられたのも、いきなりだったんだ」
( ^ω^) 「アレッ。 そうなんすか」
川 ゚ -゚) 「それまでは、私はほぼVプロにつきっきりでな」
川 ゚ -゚) 「外部との提携から、声優のマネジメントまで、すべてやってたよ」
( ^ω^) 「…あー」
、 、
( ^ω^) 「人手、すか」
川 ゚ -゚) 「…」 カタカタ
.
163
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 19:44:09 ID:QW77R1DE0
川 ゚ -゚) 「…さすがに」
川 ゚ -゚) 「前任の引き継ぎや課長業務で、手がいっぱいいっぱいになって」
川 ゚ -゚) 「部下…まあ、先輩は先輩なんだけど…」
川 ゚ -゚) 「に、Vプロを一部まかせたら、いろいろややこしいことになっちゃって…」
( ^ω^) 「あーー」
川 ゚ -゚) 「それだけじゃない」
川 ゚ -゚) 「課長として、各班のプロジェクトチェックを進めたら、」
川 ゚ -゚) 「前任はよくこれでゴーサインを出したな、ッてのが多かったり…」
川 ゚ -゚) 「それらを軌道修正したり、アドバイスしたりしてたら、余計に…」
( ^ω^) 「猫の手もなんとやら、ですね」
川 ゚ -゚) 「…」 カタカタ
.
164
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 19:44:31 ID:QW77R1DE0
川 ゚ -゚) 「おかげで、このざまだ」
川 ゚ -゚) 「残業代が多くつくと、上がうるさくってな」
川 ゚ -゚) 「定時でカード切って、ひっそり残ってるよ」
( ^ω^) 「んーー」
川 ゚ -゚) 「…黙っててくれよな」
川 ゚ -゚) 「電気消して、サビ残してる、なんてこと」
( ^ω^) 「まあ、課長がそうおっしゃるなら」
っЦ
( ^ω^) 「でも」
( ^ω^) 「なんでそんな話を、新卒ごときに?」
( ^ω^) 「明日には上にチクって、そのままトンヅラぶっこくかも知れないすよ」
川 ゚ -゚) 「性分かなあ」
.
165
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 19:46:21 ID:QW77R1DE0
( ^ω^) 「性分?」
川 ゚ -゚) 「私、気が強い年下の男の子が、好きなんだ」
( ^ω^) 「へ」 ドキ
川 ゚ -゚) 「ちょうど、彼氏がそんな感じで…」
( ^ω^) 「へ…へぇ〜」
川 ゚ -゚) 「内藤くんは、現役新卒だっけ」
( ^ω^) 「そうですね」
川 ゚ -゚) 「やっぱり。 彼氏も、たぶんきみと同い年だ」
川 ゚ -゚) 「現役新卒だから」
( ^ω^) 「彼氏サンは、なにしてるんですか?」
川 ゚ -゚) 「ディーラーだね。 車の」
( ^ω^) 「おお」
.
166
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 19:48:35 ID:QW77R1DE0
川 ゚ -゚) 「…そうだなあ」
川 ゚ -゚) 「よかったら、いつか会ってみるか?」
( ;^ω^) 「え。 彼氏サンに?」
川 ゚ -゚) 「なんとなくだけど…気が合いそうなんだ」
川 ゚ -゚) 「きみにとって、いい刺激になるかもしれないし」
川 ゚ -゚) 「何より、人脈は、ビジネスにおいて重要なんだ」
( ;´ω`) 「人脈は大事ですけど〜」
( ;´ω`) 「どうして、そんな、急に…」
川 ゚ -゚) 「私の勘だけどな」
川 ゚ -゚) 「内藤くん、だいぶ、いい人材になる気がするの」
( ´ω`) 「かいかぶってるだけですよ〜」
( ´ω`) 「いい人材だったらいいなあ的な〜」
.
167
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 19:50:29 ID:QW77R1DE0
川 ゚ -゚) 「並の人材だったら、ビジネス立案で持続性なんて気にしないさ」
( ^ω^) ?
川 ゚ -゚) 「以上の話はすべて建前で、彼氏の家に転がりこむ理由が欲しいだけだよ」
( ^ω^) 「あーーー」
( ^ω^) 「いいじゃないすか。 課長だけで乗り込めば。 彼女なんでしょ?」
川 ゚ -゚) 「内藤くんは、彼女は?」
( ^ω^) 「彼女…かはわかんないすけど」
( ^ω^) 「元カノと、最近よりを戻しつつある感じっす」
川 ゚ -゚) 「彼女にべったりされたら、結構メンドウだと思わない?」
( ^ω^) 「思う〜〜〜〜〜」
川 ゚ -゚) 「私も、最近べったりしすぎてる感じがして…」
( ;゚ω゚) 「え゛っアアごめんなさい!!!」
.
168
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 19:51:18 ID:QW77R1DE0
川 ゚ -゚) 「だから、新卒の部下が会いたがってる、とか言って」
川 ゚ -゚) 「夜も遅いから…とか理由つけたり…てかなんでもいいから彼氏に会いたい…」
( ^ω^) 「そういや人脈増やしたいと思ってたんすよね〜〜〜」
川 ゚ -゚) 「ほんとうか! よし、五分待ってくれ! 連絡いれる」
っП”
( ;゚ω゚) 「え゛え゛っ 今日!?今から!?マジで!?」
川 ゚ -゚)】 「どうせスグそこのマンションなんだ」
川 ゚ -゚)】 「もしもし、いま大丈夫?」
川 ゚ -゚)】 「うん…うん…」
( ;´ω`) o O (わあ…面倒なことになったお…)
っЦ
( ´ω`) o O (まあ、別にいいお…ここから近いなら10分も歩けば帰れる)
っЦ
( ´ω`) o O (タダ飯だけ頂戴して、帰るお)
っЦ
ゴクゴク
.
169
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 19:52:41 ID:QW77R1DE0
【スマちしき】
モララー
スマブラ界隈を牽引する団体 「ANTI」 の中心人物で、ナイトウの元祖ライバル。
「X」 では的確な即死精度のアイスクライマー、 「for」 では攻撃的な立ち回りのクッパを使用。
.
170
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 19:53:19 ID:QW77R1DE0
〜ワンルームマンション〜
( ;・∀・)
( ;゚ω゚)
川 ゚ -゚) 「言ってた、新卒の部下、内藤くんだよ」
川 ゚ -゚) 「なーーんか、性格とかが、ふたりとも似てると思っ…」
川 ゚ -゚) ?
( ;゚ω゚) 「…」
( ;・∀・) 「…」
( ;゚ω゚) 「はじめまして…ですか?」
( ;・∀・) 「はじめまして…ないかもしれない…」
.
171
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 19:53:40 ID:DRZJyoWU0
人脈は増えましたか……?
172
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 19:54:19 ID:QW77R1DE0
〜モララー宅〜
( ^ω^) 「まじでwwwwwwww」
( ^ω^) 「お、お、お前、えwwwwwwww」
( ;・∀・) 「なんで!?!?」
( ;・∀・) 「ちょ、まじで!!?なんでえええええええ!!?」
川 ゚ -゚) 「え…ほんとうに?」
川 ゚ -゚) 「ほんとうに、友だちだったの?」
( ;・∀・) 「と…友だち…?」
( ^ω^) 「マブですマブ。 ちょーマブ」
川 ゚ -゚) 「内藤くんって、大学どこだっけ」
( ;・∀・) 「ちょーーっと事情が違うんだなァこれが…」
川 ゚ -゚) ?
.
173
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 19:55:24 ID:QW77R1DE0
川 ゚ -゚) 「ま、ま」
川 ゚ -゚) 「話は、ひとまず飲んでから…」
\プシュ…/
\プシュ…/
( ^ω^) 「乾杯しましょうかあwwwwwカンパーイ!wwww」
(#・∀・) 「かんぱああああああい!!!」
\グビグビグビグビ/
\グビグビグビ/
.
174
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 19:56:34 ID:QW77R1DE0
川 `ο´)っЦ クー!
( ・∀・) 「ソラ!」
( ・∀・) 「俺のこと、どこまで言った!?」
川;゚ -゚) 「え…」
川;゚ -゚) 「内藤くんと同い年で…車のディーラーしてる…」
川 ゚ ァ゚) 「あと、年下なのにしっかりしてるとか、かっこいいとか、頭がいいとか、」
( ^ω^) 「ブッフwwwwwwwwww」
( ・∀・) 「ああああああああああああああ」
( ^ω^) 「やっべえwwwwwwww」
( ^ω^) 「缶イッキ行ったのはじめてだおwwwww」
( ^ω^) 「酒が進む進むwwwwwオカワリもーーらいwwwww」
.
175
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 19:56:59 ID:QW77R1DE0
川 ゚ -゚) 「あ…私も早速おかわり…」
( ・∀・)っ 「ダメッ!!!!」 ガシッ
川*゚ -゚)っ 「え…あ…」
( ・∀・) 「ビールは一日一缶まで!!!」
川;゚ -゚) 「え…えーーーー…」
( ^ω^) 「待ってwwwwwwwww」
( ^ω^) 「おっおっお前、彼女の前だとそーゆーキャラだったのwwww」
( ^ω^) 「こ、こんなン、拡散しないでかwwww」
っП
(・∀・ ) 「ダメーーーーーー!!!!」
.
176
:
名無しさん
:2019/05/08(水) 19:57:23 ID:QW77R1DE0
川 ` ^´) グビグビグビ
っЦ
( ・∀・) 「アーーーーーーーーーーーーー!!!!」
川*´ ^`) 〜 ゜
( ;・Д・) 「アーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
(*^ω^) 「な、なあなあ、えっと、え、」
(*^ω^) 「…」
( ^ω^) o O (そういや…名前、どう呼べばいい…?) ヒソヒソ
( ;・∀・) o O (え? ……え、えーーー…) ヒソヒソ
.
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