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彼等には黄金の精神が宿るようです
468
:
◆8aac7uEWYg
:2020/01/30(木) 23:31:02 ID:iFzYijAU0
ーーーー
ーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
(´・ω・`)「【シブサワのゲーム】を生き残る者が出ました。名前はニダー・F・マーキュリー。」
「ほお。あいつが………」
「歯車王を倒したのもアイツだ。要注意人物だな」
ーーー
ーーーーーー
ーーーーーーーーー
469
:
◆8aac7uEWYg
:2020/01/30(木) 23:31:43 ID:iFzYijAU0
ーーー
ーーーーーー
ーーーーーーーーー
「ショボン君。恐れていた事がついに起こった。奴らは脱獄を計画しはじめたぞ」
(´・ω・`)「まだそんな馬鹿がいたのですね。」
「ギコと元歯車組の茂等吉影が情報収集に行った。押収した運命の弾丸でスタンド使いを作ったが、阻止できるかは分からない。」
(´・ω・`)「私が始末しましょう。」
「いや、それは最終手段だ。他の囚人に悟られたくない。」
「脱獄は当然失敗させる。その考えすら起こさせてはならない。だが、奴らが考えを改めないのなら、」
「全員、闇に葬る」
ーーーー
ーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
470
:
◆8aac7uEWYg
:2020/01/30(木) 23:32:09 ID:iFzYijAU0
( ●骨●)メギャン!!!
.
471
:
◆8aac7uEWYg
:2020/01/30(木) 23:33:07 ID:iFzYijAU0
それは偶然だった。
たまたま寝坊し、たまたま小型飛行機のメンテナンスを怠り、たまたま他の飛行機のフライトの関係で、いつもとは違うルート。
ハートマン・リネオン刑務所の上空を飛んだ。
そして、たまたま錆びたボルトが、たまたま緩み、そのまま落下した。
ーーーーーー運動場ーーーーー
<;ヽ`∀´>「……うっ……くそ……」
从゚Xナ从「ニダーさーん、お届け物でーす」
<;ヽ`д´>「僕のそばに近寄るなァ。ショボンッ!!」
472
:
◆8aac7uEWYg
:2020/01/30(木) 23:36:20 ID:iFzYijAU0
::从゚Xナ从:: ビタっ!!
メメメ从゚Xω・`)メメメメメ
「…………なぜ?なぜ私だと分かった?私の秘密を知っている?」
<;ヽ`∀´>「……………」
(´・ω・`)「お前のスタンド能力が関係しているのか?時を巻き戻す、とか?」
<ヽ`∀´>
(´・ω・`)「なるほど。面倒くさいな。だが、私の目的は脱獄の阻止。そして私の人格は私も把握しきれないぐらい居る」
(´・ω・`)「仮に時を戻せるとしても、ほんの短い時間しか戻せないはずだ。そして私がスタンドを使えば、お前は絶対に勝てない」
(´・ω・`)「暗殺だ。私は何度でも姿を変え、お前を殺し続ける。お前の心が折れるまで何度でも。」
473
:
◆8aac7uEWYg
:2020/01/30(木) 23:37:35 ID:iFzYijAU0
(´・ω・`)「人はみな運命の奴隷だ。どんなスタンド能力であろうとも、『死』という運命に勝つ事は出来ない」
<ヽ`∀´>
<ヽ`∀´>【その通りかもしれないな】
<ヽ`∀´>「人は運命に勝つ事は出来ないのかもしれない。それが人の限界だからかもしれないニダ」
<ヽ`∀´>「5回だ。5回死んで、やり直しをして、ようやく分かったニダ。ショボン、」
<ヽ`∀´>【その位置が一番良い場所だ】
.
474
:
◆8aac7uEWYg
:2020/01/30(木) 23:38:26 ID:iFzYijAU0
それは偶然だった。
偶然、刑務所の空を飛んでいた飛行機から錆びたボルトが刑務所の運動場に落下した。
それは偶然だった。誰の意志も関わっていない。
【錆びたボルトはショボンの頭を抉り抜いた】
.
475
:
◆8aac7uEWYg
:2020/01/30(木) 23:41:36 ID:iFzYijAU0
。:::・゚::°ω°`)「ギャアアアアアアアアアア!!!」
<ヽ`∀´>「お前の言う通り、人は運命に勝つ事が出来ない。だったら、」
<ヽ`∀´>【全く別の運命に戦ってもらうニダ】
。:::・゚::°ω°`)「こ、こんな事はッ………ありえない………」
。:::・゚::°ω°`)「逃げなけれ、ば………ぐぅううう……」
<ヽ`∀´>「動けば痛いニダ。すでに致命傷だ。もうすぐ意識が遠くなって死ぬ」
<ヽ`∀´>「5回経験したから、もう覚えているニダ」
。:::・゚::°ω°`)「ぐ、………なんだ貴様、その顔は………。」
476
:
◆8aac7uEWYg
:2020/01/30(木) 23:42:21 ID:iFzYijAU0
。:::・゚::°ω°`)「どうして、そんな【辛そうな顔】をする?」
<ヽ`∀´>「………分からないニダ。アンタは死んで当然の殺人鬼ニダ」
<ヽ`∀´>「でも、こんな形で命を落とすなんて可哀想ニダ」
。:::・゚::°ω°`)「馬鹿かお前?さっきまで命を取ろうとした者への言葉じゃあない。それにだ、」
。:::・゚::°ω°`)「私は間違っていない。私は私自身のやり方で死の運命に決着をつけるッ!!」
。:::・゚::°ω°`)「ボーイズ・タウン・ギャング!!」
。:::・゚::°ω°` Z` ´)+----。:::・゚::::・゚::・。
「グゥワアアアアアアア!!!!」
477
:
◆8aac7uEWYg
:2020/01/30(木) 23:43:14 ID:iFzYijAU0
ショボンの腹部からスタンドの刃が飛び出す。
十文字に腹を斬り裂き、内蔵と血をぶち撒けて、ヴィジョンは現れた。
。:::・゚::°ω°`。:::・゚::::・゚::・。
「これが私だ。我がスタンドよ、介錯は頼むぞ。」
Z。:::・゚ ´+----。:::・゚::::ヒュン………ザシュウ!!!
刃はショボンの首を切断し、運動場の地面にゴロゴロと落ちた。
同時にスタンドヴィジョンもボロボロに崩れていく。
<;ヽ`∀´>
<;ヽ`∀´>「あとで痣を確認しなきゃ。だが、これで、」
<ヽ`∀´>「障害は無くなったニダ!!」
478
:
◆8aac7uEWYg
:2020/01/30(木) 23:44:30 ID:iFzYijAU0
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
( <●><●>)「OKだ。ギコ、エンジンを入れてくれ」
(,, ゚Д゚)「フォックス、お前の意志を使わせてもらうぞ」
ガチ………ドゥルルルルル!!!
エンジンが掛かり、ヘリコプターの操縦席の計器に光が灯る。
(*,, ゚Д゚)「よしッ!!!エンジンが掛かったぞッ!!!」
(*,, ゚Д゚)@ III III III)メギャン!
(,, ゚Д゚)@ III III III)
「運転方法はダフト・パンクにダウンロードしてある。安心して乗ってくれ!」
( <●><●>)「目的地はAノ国の海岸だ。そこに車を用意させておいた。そこまで行けば俺達の勝ちだ」
<*ヽ`∀´>ノ「出発ニダッ!!!」
479
:
◆8aac7uEWYg
:2020/01/30(木) 23:45:01 ID:iFzYijAU0
僕等は様々な境遇を得てこの場所にいる。
普通なら決して出会う事のない僕等は【黄金の精神】によって導かれ、同じ目的の為に行動を共にする。
僕はニダー・F・マーキュリー。
人を殺して、ここに来た。
.
480
:
◆8aac7uEWYg
:2020/01/30(木) 23:45:31 ID:iFzYijAU0
そして今日。ここを出て行き、母の元へ帰るのだ。
.
481
:
◆8aac7uEWYg
:2020/01/30(木) 23:46:08 ID:iFzYijAU0
ーーーーーーーー半年後ーーーーーーー
ごちゃごちゃとしたモノで、お世辞にも家の中は綺麗とは言い難い。
Aノ国の貧民街にある家で、ニダー・F・マーキュリーはベットのそばに膝をつけていた。
ベットには彼の母親が横たわっており、隣の心電図がピッピッと規則的に電子音を奏でている。
呼吸も浅く、鼓動も小さい。
昏睡状態であり間もなく、その人生に幕を閉じようとしていた。
482
:
◆8aac7uEWYg
:2020/01/30(木) 23:47:18 ID:iFzYijAU0
<ヽ`∀´>「………母さん………」
ニダーは母親の手を握った。
母は大きく息を吐いた。その時、涙が一筋流れ落ちた。
安堵の表情を浮かべ、彼女は、
ーーーーピ ̄ ̄ ̄ ̄Z_____ーーー
心電図が甲高い音を響かせ、0を表示した。
::<ヽ ∀ >::「………母さん、ありがとう……」
::<ヽ ∀ >::「生まれ変わっても、母さんの子供でいるよ」
.
483
:
◆8aac7uEWYg
:2020/01/30(木) 23:47:43 ID:iFzYijAU0
………………………ガチャ………
.
484
:
◆8aac7uEWYg
:2020/01/30(木) 23:48:17 ID:iFzYijAU0
「どうやら亡くなったようだな。」
「君の母君は可哀想だ。人殺しの上に脱獄犯の息子を持ったんだからな。この親不孝者めッ」
.
485
:
◆8aac7uEWYg
:2020/01/30(木) 23:48:59 ID:iFzYijAU0
<ヽ ∀ >
<ヽ ∀ >「君は死んだと思ってたニダ」
<ヽ ∀ >「【ビロード】」
.
486
:
◆8aac7uEWYg
:2020/01/30(木) 23:49:36 ID:iFzYijAU0
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙( ><)┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
.
487
:
◆8aac7uEWYg
:2020/01/30(木) 23:51:43 ID:iFzYijAU0
お世話になります。
>>1
でございます。
物語の進行上、本日はここまで。
続きの投下は明日のこの時間帯を予定しております。
よろしくお願いします。
488
:
名無しさん
:2020/01/31(金) 03:30:48 ID:okkdyH9U0
乙!!
489
:
名無しさん
:2020/01/31(金) 08:05:59 ID:DvgDSjtA0
楽しみ
490
:
名無しさん
:2020/01/31(金) 08:09:04 ID:MiQU6ZWs0
乙
今日も楽しみにしてる
491
:
名無しさん
:2020/01/31(金) 08:45:58 ID:uzqyDNSE0
wktk
492
:
◆8aac7uEWYg
:2020/01/31(金) 23:02:25 ID:AWLMwTvQ0
( ><)「そうかい。私が死んだと思ったのかい?」
( ><)「ショボン君は私の部下だ。だから選ばれたフリをして、死を偽装する事は不可能じゃあないんだな」
( ><)「改めて自己紹介だ。ハートマン・リネオン刑務所署長。アダム・ビロードだ。」
493
:
◆8aac7uEWYg
:2020/01/31(金) 23:03:44 ID:AWLMwTvQ0
<ヽ ∀ >
<ヽ ∀ >「ずっと聞きたかった事がある。どうして囚人達を殺すんだ?」
( ><)
( ><)「君が殺した街金の亭主の家族だが、奥さんは心労で他界し、娘さんは母親の療養の為に借金をしてなぁ、今は貧民街の娼館で働いているらしい。」
( ><)「全部お前のせいだ。ニダー、お前が街金の亭主を殺したからだ。」
494
:
◆8aac7uEWYg
:2020/01/31(金) 23:04:40 ID:AWLMwTvQ0
( ><)「この国には死刑制度が無い。罪人を死ぬまで閉じ込めておくだけだ。」
( ><)「それで犯した罪を悔いながら更正につとめるならまだマシだ。だが歯車王達のように反省もなく刑務所内で悪事を働いている囚人がほとんどだ。」
( ><)「おかしいなァ!?なぜ囚人が過去の事を忘れて図太く生きて、被害者側が絶望にもがかなくてはならない?本来は逆にならなければいけない」
( ><)「私は私が思う正しい正義のあり方を実践しただけだ。」
495
:
◆8aac7uEWYg
:2020/01/31(金) 23:05:17 ID:AWLMwTvQ0
( ><)「それとギコと茂等吉影は死んだぞ。」
.
496
:
◆8aac7uEWYg
:2020/01/31(金) 23:06:18 ID:AWLMwTvQ0
<ヽ ∀ >「…………」
( ><)「ギコは警官隊に見つかり、カーチェイスの果てに、事故って死んだ。茂等はもっと最悪だ。」
( ><)「警察が奴の隠れ家を見つけた時には、新たに5人の女性を殺害していた。激しく抵抗し、4人の警官を殺したが、最後は射殺されたそうだ。」
( ><)「お前、脱獄をしようと思った時、一瞬でも、そのリスクを考えなかったのか?茂等が脱獄犯の仲間になった時に頭によぎらなかったのか?」
497
:
◆8aac7uEWYg
:2020/01/31(金) 23:07:09 ID:AWLMwTvQ0
( ><)「いいや、違うな。ほんの少しの間だが、私は君を間近で見ていた。お前は賢い。絶対に考えたはずだ。だがお前は自分の利己的な目的の為に目を瞑った」
( ><)「その証拠に。この話をしても全く微動だにしてない。」
<ヽ ∀ >
(#><)「お前だッ!お前こそッ!!この『世界』で最もドス黒い【悪】だッ!!!」
<ヽ ∀ >
<ヽ ∀ >「それで?何しに来たニダ?」
498
:
◆8aac7uEWYg
:2020/01/31(金) 23:07:40 ID:AWLMwTvQ0
( ><)「決着をつけにきたのさ。ニダー」
( ><)「お前達が脱獄した後、刑務所内の事が外部に公になってね。私は署長を解任になったよ。」
( ><)「ショボン君もいない今、囚人を裁く者が居ない。我々がいた時よりも、ずっとヌルい環境になるだろう。」
( ><)「だが決まってしまった事だ。もう別にいい。私は外国に逃げて、新しい生活を始めるとしよう。」
( ><)「だが、お前は別だ。お前だけは絶対に殺す。」
( ><)「これは【ケジメ】なんだよ、ニダー・F・マーキュリー。」
499
:
◆8aac7uEWYg
:2020/01/31(金) 23:08:25 ID:AWLMwTvQ0
( ><)「何度かお前の殺害の為に私兵を送り込んだのは知っているよな?その度に見事に撃退されたが。」
( ><)「調査の結果、お前のスタンド能力によるものだと分かった。【お前が死んだ時、死ぬきっかけまで時を戻す能力】。強力なスタンドだが、制限は必ずある」
( ><)「スタンド能力は【人間の願望のヴィジョン】だ。そして、お前の望みは母親の死を看取る事。」
<ヽ ∀ >
(#><)「目的を果たしたお前にスタンド能力は発動しないッ!!!」
(#><)rー<・ドン!ドン!ドン!
「死ねッ!!!ニダーッ!!!」
<;ヽ ∀ >。:::・゚::::・゚::・。
500
:
◆8aac7uEWYg
:2020/01/31(金) 23:09:08 ID:AWLMwTvQ0
( ><)「…………」
(*><)「どうやら今回は当たりらしいな。弾丸が当たっているし、血も本物だ。いつもなら対抗策を講じてくるからな。」
( ><)「お前のスタンド能力は発動しない。良かったな、ニダー。今度こそ死ねるぞ。」
<;ヽ ∀ >
<;ヽ ∀ >「僕は犯した罪を償う。」
<;ヽ ∀ >「街金オヤジを殺した罪。脱獄の罪。母さんを悲しませた罪。全ての罪を償うニダ。」
<;ヽ`∀´>「ビロード。お前も【罪を償う】べきだ。」
501
:
◆8aac7uEWYg
:2020/01/31(金) 23:09:56 ID:AWLMwTvQ0
家の窓から、数匹の鳩が飛んできた。
鳩は翼をはためかせ、ニダーの胸に乗る。
<;ヽ`∀´>「ビロード署長。僕等、ハードラック刑務所の囚人からプレゼントだ。」
<;ヽ`ー´>「今までお世話になりましたニダ。」
キュルンキュルキュルキュンとかすかな音が鳴り、鳩は【囚人の腕輪】に変化していく。
.
502
:
◆8aac7uEWYg
:2020/01/31(金) 23:11:09 ID:AWLMwTvQ0
( ><)「…………………」
( ><)
(; ><)「クソ」
.
503
:
◆8aac7uEWYg
:2020/01/31(金) 23:13:31 ID:AWLMwTvQ0
. :;:.,':;":..,,,
ヾ> /\
_____ ヾ_,ゝ __,,:::=====:::,, ./^\/ / _ " ';:. :,;':.:
;" /___ ./ . ` ´ ´、ゝ'' \ / /,/
: ; / / ..‐´ ゙ / \ _ ; :.:,;'
.;,..::,:'" / \ ./ /\ \ /_,/
::,;'' ,.,..; / /\/^ / / / `. "';:; :.:,
; ./ / ,; \/ / / ;. ;:; :.:,
/ / / / / キ i^\
;゙ ^--' ^--' ゙; \, \
';:.:,;' .; ;. /丶, .ヽ
; :.:,;' i; 、,. ;i .i ̄ /--;"´
:. :;:; /i|lli; i . .;, 、 ,.,.... {il:::ii::li},.,..., \ ` ,i|;iil ̄
;:;:.:, /゙||lii|li||,;,.il|i;,|il .:." i'i l:]::::::[:l i'i .;,, .i|i,..,.i|||l´i,.il|lヽ , ;:..,;::.''"
..,.,; `;; ":':....:... .:. i^i,,[>-<],,i^i ,,:: ..:.::.:..;,.. .从 ::., ;:;..,
" ';:. :,;':.: ' ". ..: . ,く,_,ィ,__ゝ..: . ..:;" ..,.,;;: .:':.,,"'"
' ...(,,_ノ ヽ_,,)...
::::::::::: :::::::::::
.::::::::::::::. .:::::::::::::.
.::::::::::::::::::::...:..:...:::::::::::::::::::.
..::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..
..::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..
>>>>>>>TO BE CONTINUED>>>>>>>>
504
:
名無しさん
:2020/02/01(土) 16:59:51 ID:ybHUgfaQ0
乙
そろそろ終わりそうで悲しい
505
:
名無しさん
:2020/02/10(月) 17:30:53 ID:bdqnJi5s0
ぬ?
506
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/15(土) 11:32:16 ID:1jaJ.oWg0
スタンドデータベース13
スタンド名:バック・ストリート・ボーイズ
( 命д命)
本体:ブローノ・ワカッテマス( <●><●>)
能力:スタンドや本体が触れたモノに本体が食べ消化した命を転生させる。
転生させるには必ずワカッテマスがその生命を捕食・消化吸収する事が必要。
転生に使われた媒体をある程度残す事も出来る。
破壊力-A スピード-A 精密動作性-B
射程距離-E 持続力-E 成長性-C
507
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/15(土) 11:33:14 ID:1jaJ.oWg0
ーーーーニダー死亡より7ヶ月半前ーーーー
ーー真紅の牙・歯車組の抗争から3日後ーーー
( <●><●>)y-〜「お前が収監された時は『交流会』が終わった後でな〜。見せてやりたかったよ。」
<ヽ`∀´>「交流会?」
( <●><●>)y-「Aノ国の刑務所では年に一度、外から芸人や音楽家を呼んでライブを披露したりするんだ。まあ囚人のガス抜きだな」
<ヽ`∀´>「どうせツマンないおっさんや売れてないアイドルだろ?」
( <^><^>)y-「いやいや、これが結構趣向を凝らしているから、なかなか盛り上がるんだよ」
508
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/15(土) 11:40:20 ID:1jaJ.oWg0
( <●><●>)y-「今年は輝○月って子だったな」
<;ヽ`∀´>「Vtuberやんけ」
( <●><●>)y-「実は来年来る奴の情報は掴んでいる。なんとハイティーンの子だってよ」
( <●><●>)y-「たしかトオイさんとジェルくんって子達だそうだ。」
<ヽ`∀´>「それ実質1人だけニダ」
「ニダーーーーーー!!!ワカの兄貴ィーーーーーー!!!!!!!」
( <●><●>)y-「おっ、来た来た」
('∀`)「来てくれたンすか!?俺なんかの為にっ!!ありがとうございます!!!」
<*ヽ`∀´>「ドクオ!お務めご苦労様でしたニダ!!」
509
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/15(土) 11:41:36 ID:1jaJ.oWg0
ワカッテマスは吸い終わったタバコを足で消して、ドクオに向き直った。
今日はドクオの出所の日である。
ワカとニダーはドクオの出所を見送ろうと、2人は刑務所の船着場近くに来ていた。
<ヽ`∀´>「ドクオと何人かしかいないニダ。普通に出所する人って少ないニダ?」
( <●><●>)「長期の囚人や終身刑の囚人が多いからな。それでも毎日囚人が死ぬから空きが出て、また新しい犯罪者が収監される」
( <●><●>)「ドクオ。お前はそんな中でも刑期を務めた。ここを出て真面目に働くも良し。ギャングとして生きるなら、シャバにいる真紅の牙の組員に連絡を取れ。俺の名前を出しても構わない。」
(つA`)「何から何までありがとうございます。」
('A`)「怖い事や殺されそうになった事もあったけど、俺このムショの事絶対に忘れません。」
(#'A`)「ワカの兄貴達の事絶対に忘れませんっ!!!」
('A`)「俺、デルタ兄貴みたいになりたいんです。シャバに戻ってもデルタ兄貴の教えてくれた事を守っていきます。」
('A`)「俺はもう困難からは【逃げない】」
510
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/15(土) 11:42:15 ID:1jaJ.oWg0
('A`)「ニダー。」
<ヽ`∀´>「うん?」
('A`)つ□
「お前にコレをやるよ。刑期の短い俺には必要のないモノだった。いつの間にか俺の所にあったんだ。」
('A`)「ここじゃ目立つから看守が居ない所で封筒を開けてくれ」
看守A「船が出発するぞー。出所する奴は早く乗り込めーー!!」
('A`)「それでは。2人ともお達者で。」
(つA`)ノシ
ドクオを乗せた護送船は汽笛を上げ出発した。
30分もしない内に船は水平線の彼方へ去っていった。
船が見えなくなるまで、ニダーとワカはずっと船を見送っていた。
見送りが終わると、ニダーとワカは人目の無い所に行き、ドクオから貰った封筒を開封した。
511
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/15(土) 11:42:54 ID:1jaJ.oWg0
<ヽ`∀´>「ん?何だ?【チケット】か?」
( <●><●>)!!
封筒の中身は【チケット】だった。
グネグネとしたフォントの文字で読みにくかったが、チケットの表面はこのように書かれていた。
『チケット・トゥ・シブサワ』
(;<●><●>)「【シブサワのゲーム】だ!!その招待状だよッ!このチケットはッ!!!」
<;ヽ`∀´>「シブサワのゲーム?」
( <●><●>)「このムショの都市伝説だ。シブサワという男が刑務所内の何処かにいる。彼はこの国の大統領が妾を孕ませた時に出来た子とか刑務所の初代署長とか、はては宇宙人で秘密裏に拘束されているとか色々な噂がある」
( <●><●>)「どの噂にも共通しているのは、シブサワはヘビースモーカーである事。そして彼が用意するゲームに勝てば、【どんな望みも叶える事が出来る】」
512
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/15(土) 11:43:31 ID:1jaJ.oWg0
<;ヽ`∀´>「なんだって……!?」
( <●><●>)「そうだぜニダー。仮釈放やもしかしたら恩赦も出るじゃあないか!?この刑務所を出る事が出来る。」
<;*ヽ`∀´>「マジかっ!?」
( <●><●>)「問題はチケットはあるが、『どうやって使うか』だ。見た感じチケットの名前だけで、後は何も書いていないな。」
<ヽ`∀´>「ふーむ…………」
<ヽ`∀´>「チケットって確か半分にちぎって入場するって聞いた事あるニダ!」ビリっ
(;<●><●>)「え!ちょ!破った…」
513
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/15(土) 11:44:11 ID:1jaJ.oWg0
瓶に溜まった水が穴から流れる様に、周りの景色が一か所に吸い込まれてゆく。
ニダーとワカも巻き込まれて、七色のスープのようにドロドロに溶けたかと思うと、次の瞬間!
気づいた時には、何処かの部屋の中に居た。
壁紙の為か、部屋全体が灰色であり、どこか鬱屈とした雰囲気が感じられる。
「ようこそ!私のゲームへ!」
Σ<;ヽ`∀´>(<●><●>;)!!!
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
( ,_ノ` )y━・~
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
( ,_ノ` )y━・~スウゥ…ハァ…
( ,_ノ` )y━・「ようこそ、ニダー・F・マーキュリー。そしてブローノ・ワカッテマス。君はおまけだが歓迎しよう。良き友人としてな。」
514
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/15(土) 11:44:53 ID:1jaJ.oWg0
(;<●><●>)「……シブサワか………?」
( ,_ノ` )y━・「その通りだ。だが、さんを付けろ。年上には敬意を払いたまえ。」
( ,_ノ` )y━・「さて早速本題に入ろう。私は生まれた時からこの部屋に居る。毎日の簡素な食事と数多の書籍と煙草が私という人間を作り上げてくれた。」
( ,_ノ` )y━・「私はある事象について研究をしている。この世の真理と言える事象だ。その解明の為に私は【ゲーム】を提案する」
( ,_ノ` )y━・~「ゲームに勝てば君の願いを叶えよう。その叶える願いに制限は無い。」はぁぁ半角
<;ヽ`∀´>
<;ヽ`∀´>「僕の望みは自由の身となり、母さんの元に帰る事ニダ。」
( ,_ノ` )y━・「GOOD!では席につきたまえ。」
515
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/15(土) 11:45:39 ID:1jaJ.oWg0
部屋の中央にはテーブルと2脚の椅子があり、ニダーは一方の椅子に座った。
向かいの席には誰も座っていない。
( ,_ノ` )y━・「チンチロって知っているかい?カップに3つのダイスを投げ込んで、出た目の『役』で勝敗をつけるのさ。」
<ヽ`∀´>「ルールはなんとなく知っているニダ。ゲームの相手はアンタニダ?」
( ,_ノ` )y━・~スウゥ…ハァ…
( ,_ノ` )y━・~「いいや。君の相手は【目の前にいる】だろ。」
<ヽ`∀´> (●骨● )
Σ<;ヽ`∀´> (●骨● )
【深い青色のスーツを着た骸骨】
そのヴィジョンはニダーがスタンド能力を発動する時に現れるヴィジョンだった。
516
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/15(土) 11:46:29 ID:1jaJ.oWg0
( ,_ノ` )y━・「私自身の能力か?それとも、この部屋の魔力か?ゲームの対戦相手は君自身の【心の影】だ。」
( ,_ノ` )y━・「この世で最も難しいのは【己の運を超える事】。心の影は君自身だ。そして君自身と戦う為、スタンド能力を使う事は不可能である」
( ,_ノ` )y━・~「【面接官ブライアン・メイ】。この力を私はそう呼んでいる。」
( ,_ノ` )y━・「手を開いて確認しろ。【チップ】が10枚あるはずだ。」
ニダーはいつのまにか何か質量のあるモノを握っている事に気がついた。
掌を開いて確認してみると、白色のチップが10枚あった。
517
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/15(土) 11:47:18 ID:1jaJ.oWg0
( ,_ノ` )y━・「ゲームは5回行う。5回終わった時点でのお互いのチップ枚数で勝敗を競う。もちろんゲーム中にチップ全て無くなった場合はプレイヤーにペナルティがある」
<;ヽ`∀´>「………このチップは何で作られているニダ?」
( ,_ノ` )y━・~スウゥ…ハァ…
( ,_ノ` )y━・~「君の【魂】だ。」
( ,_ノ` )y━・「チップを全て無くした時や敗北した時のペナルティは聞かなくても分かるだろ?」ニヤり
<;ヽ`∀´>(<●><●>;)「……………」
( ,_ノ` )y━・「ルールは理解したかな?それでは早速始めよう。」
(* ,_ノ` )y━・~「ゲームスタートだッ!!」
518
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/15(土) 11:48:11 ID:1jaJ.oWg0
21.眠れる奴隷
.
( ●骨●) カラカラっ
<;ヽ`∀´>カラカラっ
ダイスを振り、出た目の役によって、賭け金の倍率が変わり、お互いのチップが移動する。
親と子を二巡し、3巡目。ヴィジョンが親となり、ダイスを振った。
(;<●><●>)(ふーむ、よろしくない。ニダーに『流れ」が来ていないぞ)
現在、ヴィジョンのチップは14枚。
一方、ニダーのチップは6枚。ニダーが劣勢であった。
519
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/15(土) 11:49:57 ID:1jaJ.oWg0
<;ヽ`∀´>カラカラっ
( ,_ノ` )「ふーむ、お互い目無しか。だがチップの枚数ではこちらが優勢だな。」
(;<●><●>)「イカサマじゃあねーのか?」
( ,_ノ` )y━・~シュボ
( ,_ノ` )y━・「さっき君達がダイスを確認しただろ?それにイカサマなんかしたら私の【研究の検証】にならないじゃあないか」
<ヽ`∀´>「研究って一体何をしているニダ?」
( ,_ノ` )y━・~スウゥ…ハァ…
( ,_ノ` )y━・「君達は【運命】とは何かを考えた事はあるかい?」
520
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/15(土) 11:51:17 ID:1jaJ.oWg0
<ヽ`∀´>「……….人との出会いとか?あと死を意識する時とかかな?………」
( ,_ノ` )y━・「いい線いってるよ、君。」
( ,_ノ` )y━・「運命とは脚本のような物だと私は考えている。」
( ,_ノ` )y━・「さらに問おう。君達の意志や行動は果たして、本当に君達が考えたモノだろうか?」
( <●><●>)「あ?当たり前だろ?何言っているんだ?」
( ,_ノ` )「私の見解は違う。我々人間の意志や行動は全て運命によって定められている」
( ,_ノ` )「私がこうやって話しているのも全て運命で決められているのだ。私達の言葉はまるで映画や小説のように台詞を話しているに過ぎない。例えばだ。」
521
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/15(土) 11:51:55 ID:1jaJ.oWg0
「君達の存在はインターネット空間の中にある掲示板に入力された記号の配列に過ぎず、君達の言葉や行動はスレッドのレスによって決められている」
「君達を入力し運命を定めている男がいる。男は特別な人間じゃあない。それどころか、お前は社会のノイズだと誹られているような男が君達の生死を親指一つで決定している。」
「ニダー。君の想いもワカッテマスに起きた凄惨な事件もビコーズの運命も全てその男が決定しているのだ。」
522
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/15(土) 11:52:59 ID:1jaJ.oWg0
(;<●><●>)「何なんだッ!!テメーはよぉおお!!!!」
( ,_ノ` )y━・~スウゥ…ハァ…
( ,_ノ` )y━・~「さぁ4巡目だ。チップを出せ。」
<;ヽ`∀´>(流れが悪いニダ。こーゆー時は手堅く1枚ニダ。)
( ●骨●)スッ……
ヴィジョンは5枚のチップを場に出した。
(;<●><●>)(グッ………)
( ,_ノ` )y━・「どうやらヴィジョンは君を殺しにきたようだ。分かっているね?シゴロ(4・5・6の目の役。2倍のチップがもらえる)以上が出たら、君のチップは全て無くなる」
( ,_ノ` )y━・~「さあダイスを振りたまえ。」
<;ヽ`∀´>カラララッ!!
523
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/15(土) 11:53:43 ID:1jaJ.oWg0
ニダーが出したダイスは4・4・5。
通常の役としてはそれなりに強い役であった。
( ●骨●)カラララ!
<;ヽ`∀´>「ああっ!!」
ヴィジョンが出したダイスは4・5・6の目。
シゴロ。2倍付けの役である。
( ,_ノ` )「ニダーッ!!君は10枚のチップを支払わなくてはいけないッ!!!」
( ,_ノ` )「君の負けだッ!!」
524
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/15(土) 11:54:35 ID:1jaJ.oWg0
テーブルに置かれたチップが煙となって霧散していく。
ニダーの視界が徐々に黒くなり、意識が遠のいていく。
<;ヽ ∀ >(この感じを僕は知っている。命が身体から抜け出て行く感覚。)
<;ヽ ∀ >(シブサワは言った。【この部屋でスタンド能力を使う事は出来ない】。だから僕は時を戻す事ができないニダ。)
<;ヽ ∀ >(死ぬ。僕は死ぬ。)
ニダーが命が消える瞬間を歯を食いしばって待った。
だが、その瞬間は来ない。それどころか意識がどんどんハッキリとしていく。
525
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/15(土) 11:55:50 ID:1jaJ.oWg0
<;ヽ`∀´>?
( ,_ノ` )「………私は君を招待したワケじゃあないんだぜ」
「だがブライアン・メイの見解は違うようだ。俺の手にもチップがあった」
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙(;<●><●>)。:::・゚:::┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
(;<●><●>)「チップ10枚は俺が支払う。ニダーのゲームは続行だ。」
グリン(;< °>< °>)。:::・゚::::・゚::・。
<;ヽ`д´>「ワカァアアアアアアアア!!」
>>>>>>>TO BE CONTINUED>>>>>>>>
526
:
名無しさん
:2020/02/15(土) 22:10:18 ID:Xx7lQStA0
乙うううう
527
:
名無しさん
:2020/02/15(土) 23:46:05 ID:CcmQxW.s0
乙
528
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/28(金) 22:55:49 ID:hrWj3c9o0
スタンドデータベース14
スタンド名:面接官ブライアン・メイ
本体:シブサワ( ,_ノ` )y━・~
能力:シブサワが住む部屋に対象を召喚し、ゲームを仕掛ける。
対戦相手として召喚された者の心の影であるスタンドヴィジョンを具現化する。その際にスタンド能力は使う事は出来ない。
シブサワはあくまでも観察者である。
彼のゲームに勝てば、どんな望みも叶えてくれる。
負ければ死ぬ。
破壊力-無 スピード-無 精密動作性-無
射程距離-無 持続力-無限 成長性-完成
529
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/28(金) 22:59:42 ID:hrWj3c9o0
Last.眠れる奴隷と彼等に宿る黄金の精神
.
( < >< >)
<;ヽ`∀´>「ワカッ!!ワカァ!!!」
( ,_ノ` )「見て分かるだろ?血反吐を吐き、呼吸も心音も聞こえないハズだ。死んだんだよ、彼は。」
( ,_ノ` )y━・シュボ
( ,_ノ` )y━・~「テーブルにつくんだ。ニダー。それともゲームから降りるか?降参も当然ペナルティが発生するが。」
530
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/28(金) 23:00:35 ID:hrWj3c9o0
<;ヽ`∀´>「……………」
( ,_ノ` )y━・~
( ,_ノ` )y━・~「GOOD。それでは5巡目。最後のゲームだ。チップを出したまえ。」
<;ヽ`∀´>ジャラァ
( ,_ノ` )y━・「5枚全てか……。こちらのチップは24枚。確かに全てを賭けないと君に勝ち目はない。」
( ●骨●)カチャ
ヴィジョンは1枚チップを出した。
そして、そのままダイスをカップの中に投げ込んだ。ダイスの目は5・5・6。
通常の役では一番強い役である。
531
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/28(金) 23:11:36 ID:hrWj3c9o0
<ヽ`∀´>「ワカッテマスは、」
( ,_ノ` )y━・「ん?」
<ヽ`∀´>「彼は選べたんだ。チップを払わないという選択もあった。」
<ヽ`∀´>「シブサワ。確かに運命は既に定められているのかもしれない。でも、その道を選ぶのは僕達だ。」
<ヽ`∀´>【僕等の意志で選んだ。その事実が重要なんだ】
<ヽ`∀´>カラカラっ
ニダーはダイスを振った。
出た目は【1・1・1】。『ピンゾロ』。
チンチロでの最強の役であり、その倍率は5倍とされている。
532
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/28(金) 23:12:33 ID:hrWj3c9o0
( ,_ノ` )「……………なるほど……。」
( ,_ノ` )「この結果は実に興味深い。」
( ,_ノ` )「おめでとう、ニダー君。このゲームは君の勝ちだ。」
<;ヽ`∀´>「ううっ…………ふうぅ………」
( ,_ノ` )「さあ、ニダー君。勝者である君には望みを叶える事が出来る。さあ何を望む?何を願う?」
<ヽ`∀´>「決まっているニダ。僕の願いはッ!!」
533
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/28(金) 23:13:25 ID:hrWj3c9o0
( < >< >)
( <●><●>)「………ううっ……寒っ!!」
<ヽ`∀´>「良かったニダ。気がついたニダ」
( <●><●>)
(#<●><●>)「お前………シブサワの願いを叶える力を俺を生き返らせるのに使ったのかっ!?」
(#<●><●>)「ふざけるなッ!!次にシブサワのゲームに勝てるか、いや、ゲームに招待されるか分からないんだぞ!?チャンスを棒に振りやがってッ!!!!」
<;ヽ`∀´>「…………っ………」
( <●><●>)「………復讐を終えた俺にはもう目標も何も無いんだ。ただ漫然と生きるだけの肉袋だ。」
534
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/28(金) 23:14:04 ID:hrWj3c9o0
( <ー><ー>)「だから、この命をお前に使って欲しかったんだ。」
<ヽ`∀´>「僕は君に生きてほしいニダ、ワカッテマス」
( <●><●>)「俺はどうすればいい?お前は何の為に生きる?俺は何の為に生きればいい?」
<ヽ`∀´>「僕はこの刑務所を出て、再び母さんと共に暮らすニダ。僕は『希望』の為に生きている。」
<ヽ`ー´>「シブサワのゲームは駄目だったけど、今度仮釈放の面接もあるだろ?やれるだけやってみたいと思うニダ。」
( <●><●>)「…………ニダー………」
535
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/28(金) 23:15:14 ID:hrWj3c9o0
ーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーー
貧民街にある寂れた店に置いてあるラジオからノイズ混じりの声が聞こえる。
「本日……ジジ……街外れの住宅で爆発事故が起こりました。警察は………ジジ……ジジ………爆破された建物から3人の遺体が発見されました。」
「状況から住人であるエルマ・マーキュリーさん(52)…………ジジ……」
「指名手配犯であるニダー……ジジ……マーキュリー………ジジ………ハートマン・リネオン刑務所元署長の………ジジ………ジジ…………」
「…………警察は………ジジ……ジジ………捜査……………ジジ…………ジジ………」
536
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/28(金) 23:16:43 ID:hrWj3c9o0
ミセ*゚ー゚)リ「いやー、ごめんねぇ。クソみてぇなモノでさぁ。ケチンボ親父めっ!早く買い替えろっつーの!!!」
( <●><●>)「………ああ……うん」
ミセ*゚ー゚)リ「それで?ご注文は?」
( <●><●>)
( <●><●>)「一番安い銃と弾丸1発を。」
ミセ*゚ー゚)リ「あーー。何?自殺すンの?」
( <●><●>)
( <●><●>)「この店は客の事情にいちいち首を突っ込まなきゃいけないのか?え?おい?」
537
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/28(金) 23:18:06 ID:hrWj3c9o0
<「ミセリーッ!!!無駄口叩いてないで仕事をしろやッ!!!このバカッ!!」
ミセ# ゚ー゚)リ「るっせーーーーッ!!今からやるわッ!!死ねッ!!!」
<「お前が死ねッ!!!!」
ミセ*゚ー゚)リ「ほら、銃と弾丸1発よ」
( <●><●>)「代金はこれで足りるな?」
( <●><●>)「ありがとよ。邪魔したな。」
ワカッテマスは店を出た。
アテなどなく、ただ何かを探すように歩いていく。
538
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/28(金) 23:19:13 ID:hrWj3c9o0
( <●><●>)(みんな死んでしまった………)
( <●><●>)(ニダー………フォックス………ギコ………モララー…………)
( <●><●>)(俺だけが生き残ってしまった。一番目的の無い俺が………)
( <●><●>)(ニダー………お前は俺の【希望】だった。ゆっくりと死んでゆくだけだった俺の心をお前は蘇らせてくれた。)
( <ー><ー>)(なぜ死んだんだ………なんでお前が死ななければならないんだ)
539
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/28(金) 23:20:58 ID:hrWj3c9o0
その時、ワカッテマスの鼻を強烈な刺激臭が襲い、ワカッテマスは我に帰った。
(;<●><●>)「がっ!くっせぇ!!なんだ!?」
(;<●><●>)「………『イチョウ』か?」
いつの間にか、イチョウ並木の道を歩いてた。
ーーーー
ーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーー
<ヽ`∀´>「ワカッテマスは好きな食べ物とかあるニダ?」
( <●><●>)「あー、アクアパッツアかな。」
( <●><●>)「白身魚とオリーブとトマトと貝を白ワインと水で煮込むんだ。」
540
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/28(金) 23:21:54 ID:hrWj3c9o0
( <●><●>)「俺の故郷はAノ国の漁村なんだ。だからよく魚が取れた。俺のお袋はよく作ってくれてな。家族みんなで食卓を囲んだもンだ。」
( <●><●>)「ニダーはなんかあるのか?」
<*ヽ`∀´>「僕は銀杏を焼いたのが好きニダ!」
( <●><●>)「ギンナン?」
<ヽ`∀´>「銀杏知らないニダ?イチョウの木に実る木の実で地面に落ちたら臭いけど、焼くと凄く美味しいニダ」
(;<●><●>)「奇妙な食べ物だな。」
541
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/28(金) 23:22:50 ID:hrWj3c9o0
<ヽ`∀´>「僕が住む街の近くにはイチョウ並木があって、毎年銀杏が実ると街のみんなと一緒に拾いにいくニダ。」
<*ヽ`∀´>「たくさん拾ったら、母さんが焼いてくれるニダ。ホクホクして凄い甘いニダ」
( <●><●>)「へーー。」
<ヽ`∀´>「もしお互い出所したら、一緒に食べに行こう!!精一杯もてなすニダ!!」
( <●><●>)「期待しておくよ」
ーーーー
ーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
542
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/28(金) 23:25:08 ID:hrWj3c9o0
ワカッテマスはイチョウ並木を歩いていた。
サクッサクッというイチョウの落ち葉を踏み締める音が空に響く。
( <●><●>)「…………………」
(;<●><●>)ドクンッ!!
ワカッテマスは一本のイチョウの木の前で足を止めた。
木の幹にはナイフのようなものでメッセージが彫られていた。
『ニダー・フレディ・マーキュリー、ここにありき。』
.
543
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/28(金) 23:26:41 ID:hrWj3c9o0
(;<●><●>)「……………」
ワカッテマスは木を注意深く観察する。
根元の部分だけが、他のところと土の部分が違う。
まるで土を掘り返し再び埋めたかの様に。
ワカッテマスは地面を掘った。
案の定、地面の中から金属製の箱が出てきた。
ワカッテマスは箱を開いた。
(;<●><●>)「紙だ。何かが書いてある。ニダーの字だ。」
それはニダーからの手紙だった。
手紙はたった1行だけメッセージが書かれていた。
544
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/28(金) 23:27:33 ID:hrWj3c9o0
【希望は決して滅びない】
.
545
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/28(金) 23:29:36 ID:hrWj3c9o0
( <●><●>)
( <ー><ー>)
( <●><●>)「…………………」
道はイチョウの落ち葉で敷き詰められていた。
【それは黄金だった。】
彼が歩く道は彼等に宿る精神と同じ輝きを放っていた。
546
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/28(金) 23:30:18 ID:hrWj3c9o0
Nothing really matters,
(訳:何も問題は無い)
Anyone can see ,nothing really matters
(ご覧の通りさ。何も問題は無い。)
Nothing really matters, nothing really matters to me.
(僕にとっては何も問題ないのさ)
Any way the wind blows......
(どんな風が吹いても………)
547
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/28(金) 23:31:20 ID:hrWj3c9o0
そして彼はそこから居なくなった。
銃と1発の弾丸を木の根元に置いて居なくなった。
イチョウの木には新しい文字が彫られている。
『ニダー・フレディ・マーキュリー、ここにありき。』
『ブローノ・ワカッテマスもここにありき。』
それからAノ国で彼の姿を見たものは居ない。
548
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/28(金) 23:37:37 ID:hrWj3c9o0
エンドロール(キャスト&セリフ集)
<;ヽ`∀´>「人類の夜明けニダ………。」
<ヽ`∀´>「あいみょんのマリーゴールドとメダロットのBGMです。」
<ヽつ∀´>「母さんは死ぬ。人である以上、それは避けようの無い【運命】ニダ。でも、僕は母さんが1人ぼっちで死ぬなんて耐えられない。」
<ヽ`∀´>【僕等の意志で選んだ。その事実が重要なんだ】
<ヽ`∀´>ニダー・F・マーキュリー
.
549
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/28(金) 23:38:37 ID:hrWj3c9o0
( <●><●>)「ここはハードラック刑務所。死が支配する地獄の果て。」
( <●><●>)「アハハハハハハハハハ!面白いねぇ君!!」
( <●><●>)「………お前もあーゆーのがタイプなのか?」
( <●><●>)(ニダー………お前は俺の【希望】だった。ゆっくりと死んでゆく俺の心をお前は蘇らせてくれた。)
( <●><●>)ブローノ・ワカッテマス
.
550
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/28(金) 23:39:34 ID:hrWj3c9o0
爪'д`)y-「【真実】だけだッ!!この世で最も価値があるのはッ!!それ以外は全部ゴミィイイイイイイイイ!!!」
爪'ー`)「煙草吸っていいか?」
爪'ー`)y-フォックス・ラブリエ
(#'A`)rー<・「スコーピオン!!」
('A`)「俺はもう困難からは【逃げない】」
('A`)ドクオ・ガーファンクル
( "ゞ)「大切なのは覚悟だ。栄光とは、いつだって恐怖を乗り越えた先にしか無いからな」
M +w(#ヽ"血ゞ)m9「ミ、ミセ……ス…ロビ…ン……ソン………」
( "ゞ)デルタ・サイモン
.
551
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/28(金) 23:40:36 ID:hrWj3c9o0
(,, ゚Д゚)「PCとネット環境があれば【独壇場】だ。」
(,, ゚Д゚)(俺は一体何を聞かされているんだ?)
(,, ゚Д゚) ギコ・マニュエル・ド・オメン=クリスト
( ・∀・)「【僕は彼女達と深くキスをする】。僕の舌と彼女達の舌を絡めて1つにすると、ふふふ、なんていうか、ふふ、下品なんですが、【勃起】しちゃいましてね」
(m9・∀・)9m「それでは皆様!ご唱和ください!!」
( ・∀・)茂等 吉影/モララー
( ^ω^)「それ実質一つだけだねぇ」
( ^ω^)「いいか?人が人を選ぶにあたり、1番重要なのは【信頼】だよ」
( ^ω^)ブーン・ホライゾン
.
552
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/28(金) 23:42:06 ID:hrWj3c9o0
(-@∀@)「これから君達を嬲り殺すからな。」
(-@∀@)アサピー・ピーカピーポ/ 電気王/▽▽
[ Д`]「俺は『ヤクザ』だぜ?異国に流れ着いて、こんな狂った場所でも【仁義】を忘れちゃあいけねぇ」
[ Д`]志村 権八/エンジン王
(十)「テーマパークに来たみたいでテンション上がるな〜〜」
(十)ジョナサン・レイヴンテイル/原子王
|::━◎┥「お前の彼女、オナホール以下だな♪」
|::━◎┥チックタック・ノックノック/歯車王
553
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/28(金) 23:42:46 ID:hrWj3c9o0
(メ°_⊿,)「なんでタイツの上からパンツを履いてんだ!普通逆だろッ!!直に性器が当たって不衛生だろうがッッ!!ナメてんのかッ!!意味のわからねー事しやがってッ!!!」
(メ._⊿,)三月ウサギ
ζ( ー *ζ「ねぇ、えっちな事する?貴方の事、結構タイプよ」
ζ(゚ー゚*ζデレ
554
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/28(金) 23:43:44 ID:hrWj3c9o0
(#´°ω°`)「おセッ○ス体操ーーーーー!!!!!!!!!第1ーーーーーー!!!!!!!」
(´・ω・`)「私の正義の根幹を否定している。それに打ち勝てという【試練】と私は受け取った。」
(´・ω・`)ショボン看守長
( ><)「僕ねビロード。ピンクのお星様から来たんだ。」
( ><)「私は私が思う正しい正義のあり方を実践しただけだ。」
( ><)アダム・ビロード
.
555
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/28(金) 23:44:49 ID:hrWj3c9o0
( ∵)【目覚める事で何か意味のある事を切り開いていく『眠れる奴隷』であることを………】
( ∵)ビコーズ・ビコーズ
( ,_ノ` )y━・「運命とは脚本のような物だと私は考えている。」
( ,_ノ` )y━・~シブサワ
.
556
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/28(金) 23:45:25 ID:hrWj3c9o0
(・∀ ・)「俺はまたんき。虚ろ目のまたんき。」
(・∀ ・)虚ろ目のまたんき
( ´ー`)「コイツ………ナメやがって……テメェは懲罰房行きだコラァ!!!」
( ´ー`)シラネーヨ
( ノAヽ)「俺っちは元々墓守だった。俺っちが住んでいた村の村長の娘を強姦して殺し、この刑務所に終身刑でブチこまれたノーネ」
( ノAヽ)ノーネ
从゚Xナ从「お手紙でーす」/ねーやん
(*゜3゜)「あっ、あ、い、イクイクイク!!!」/ポセイドン
( ´∀`)「今検査したての棒で目を突き刺すぞ」
( ´∀`)モナー
_
( ゚∀゚)(ケッ!刑務所らしいしみったれたメニューだぜ。)
_
( ゚∀゚)ジョルジュ
ミセ*゚ー゚)リ「いやー、ごめんねぇ。クソみてぇなモノでさぁ。ケチンボ親父めっ!早く買い替えろっつーの!!!」
ミセ*゚ー゚)リ ミセリ
557
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/28(金) 23:46:14 ID:hrWj3c9o0
モブ男「この世の幸せの95%は金で買えるンだ。逆に言えば、金がねンだけで、95%の不幸を背負ってるんだぜ」
オヤジ「仲間は死んだぞ。お前も撃ち殺してやるからな。覚悟しろッ!!」
看守A「船が出発するぞー。出所する奴は早く乗り込めーー!!」
歯車組組員G「おい!ここにネズミがいるぞッ!!」
歯車組組員P「こいつも真紅の牙メンバーか?こんな所で隠れやがってカスがッ!!」
歯車組組員C「殺す。それはもう残酷に殺してやる」
歯車組組員D〜F「「見つけたぞ!」」
歯車組組員J〜L「「よくも仲間を殺したなッ!!」
真紅の牙構成員C「ぎゃああっ!」
真紅の牙構成員A「いやだ、死にたくねぇ、ガァ!!」
囚人「や、やめろ!!俺が何をしたっていうんだッ!!」
真紅の牙構成員O「ボス?大丈夫ですか?お元気が無いようですが?」
558
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/28(金) 23:46:50 ID:hrWj3c9o0
<<参考図書および映像作品>>
ジョジョの奇妙な冒険part5 黄金の風
ショーシャンクの空に
囚人リク
死印
レオン
その他etc
スペシャルサンクス
応援してくれた読者の皆様
559
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/28(金) 23:47:41 ID:hrWj3c9o0
彼等には黄金の精神が宿るようです
【完結】
.
560
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/28(金) 23:51:12 ID:hrWj3c9o0
スタンドデータベース15
( ●骨●)
スタンド名:Bohemian Rhapsody
本体:ニダー・F・マーキュリー<ヽ`∀´>
能力:本体のニダーが死亡した時に、死を回避する為の分岐点まで時を戻す。
ニダーは生まれつきのスタンド使いであり、その能力はニダーが役割を果たし、本来死ぬべき時まで持続される。
死の運命は皆平等である。
この物語は【終わり】にひた走る者達の生き様を描いた『狂想曲』であり、その象徴のようなスタンド。
破壊力-無 スピード-無 精密動作性-無
射程距離-無 持続力-無 成長性-無
561
:
◆8aac7uEWYg
:2020/02/29(土) 00:05:19 ID:69hgB32E0
【あとがき】
早春の候、時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
>>1
でございます。約1年にわたる更新にお付き合いくださりありがとうございます。
レスも皆様のおかげで560になり、一番長い作品になりました。
本当にありがとうございました。
それでは再び皆さんに出会える事を願って、また何処かで会いましょう。
ありがとうございました。
562
:
名無しさん
:2020/02/29(土) 00:37:24 ID:Ei78/iSQ0
乙!!!!!!!!
面白かった!!
563
:
名無しさん
:2020/02/29(土) 01:46:19 ID:xQd7aBCY0
乙、いい読後感だ
ただ、ボヘミアンラプソディはウンガロのスタンドだ
564
:
名無しさん
:2020/02/29(土) 10:47:17 ID:Fusuxnao0
乙乙乙乙
565
:
名無しさん
:2020/03/01(日) 11:12:32 ID:NAFLxvo.0
最高でした
乙!!!
566
:
名無しさん
:2020/03/01(日) 19:03:45 ID:9OviWsqE0
乙!
567
:
名無しさん
:2020/03/01(日) 19:06:09 ID:A3IPnmsQ0
楽しかった乙
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