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ブーン系「おわりとはじまり」祭のようです -2018-
125
:
名無しさん
:2018/12/17(月) 19:12:58 ID:yYTMf9dA0
おしまいです!ありがとうございました!
126
:
名無しさん
:2018/12/17(月) 19:14:17 ID:fnEkL6Js0
よかった、まだもうちょっとクーといられるね!
127
:
名無しさん
:2018/12/17(月) 19:17:24 ID:wisXQqtM0
乙
いい話じゃねぇか畜生
128
:
名無しさん
:2018/12/17(月) 19:43:57 ID:c2hw6t5.0
>>124
乙!犬好きだから好き!!
ほっこりした
129
:
名無しさん
:2018/12/17(月) 21:58:45 ID:N.NXlclc0
涙腺いくかと思ったら笑った
おつおつ
130
:
◆TN4eGwmJqs
:2018/12/17(月) 22:24:37 ID:juB1pFFU0
みなさま、乙でございます
>>97
支援絵・感想等の投下は、祭参加としては後夜祭の方でまとめてやるのがいいと思います。
もちろん、ほかのサイトやSNS等で先んじて公開する事などは、自由にやっていただいて大丈夫です。
131
:
名無しさん
:2018/12/19(水) 06:22:27 ID:0oZIe4Ok0
作品どれも面白くていいな!
後夜祭での感想戦楽しみだ
132
:
名無しさん
:2018/12/21(金) 22:36:57 ID:nFofMEmg0
投下します
133
:
名無しさん
:2018/12/21(金) 22:37:37 ID:nFofMEmg0
( ^ω^)我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのかのようです
( ^ω^) ねえお父さん、僕たちはどうやって生まれてきたんだお?
( ・∀・) !?
( ^ω^) 今朝突然気になって学校の先生に聞いてみたけど答えてくれないんだお!
( ^ω^)「内藤くん……そういう話はお家でしなさい、多分お父さんお母さんなら教えてくれるわよ」とかいってお茶を濁されたんだお
( ^ω^) 少子化、女性の社会進出、晩婚化、独身の男性の増加とかが社会問題になってる
今この頃において性に関わる教育は重要だと思うのにそんな態度はあんまりだと思うお!
( ・∀・)(……もう半分答え知ってるだろ)
( ^ω^) それで仕方ないから隣の席のツンちゃんにも聞いたんだお
134
:
名無しさん
:2018/12/21(金) 22:38:28 ID:nFofMEmg0
( ・∀・) ……そ、そしたら?
( ^ω^) なんでか分からないけど顔を真赤にしてこっちを見てくれないんだお
( ^ω^) どうしたんだお?って聞くと「……そんなこと、知らない……」だってお
( ^ω^) 何でも知ってる優等生のツンちゃんが知らないことならブーンに分からなくて当然だおね
( ^ω^) 仕方ないから隣の席のミセリにも聞いてみたんだお
( ・∀・) う、うん……(ツンちゃん……ウチの愚息が申し訳無いことを……ってツンちゃんももうそんなお年頃か)
( ^ω^) 「IPS細胞なら同性の間にも赤ちゃんが出来るのよ!」って目を輝かせて答えてくれたお
( ^ω^) IPS細胞って再生医療で話題のあれだお?それが生殖とどう関わるんだお?
( ・∀・) (生殖とか言っちゃったし!もうこれ確信犯だろ!それとその学校色んな意味で進んでるなおい!)
135
:
名無しさん
:2018/12/21(金) 22:40:10 ID:nFofMEmg0
( ^ω^) それで話はもとに戻るんだけど赤ちゃんはどうやってこの世に生を受けるんだお?
( ・∀・) (これは真面目に言ったらそれはそれで負けな気がする)
( ・∀・) (とはいえベタな回答したらそれはそれで言い返されそうだし……)
( ・∀・) (なんで俺は息子のこんな質問に悩んでるんだ……?よし、普通に模範解答しよう)
( ・∀・) な、なあブーン、コウノトリって知ってるだろ?
( ^ω^) コウノトリ?鳥綱コウノトリ目コウノトリ科コウノトリ属に分類される鳥類。全長110 - 115センチメートル。翼長58 - 67センチメートル]。翼開長195センチメートル。体重5キログラム。全身の羽色は白いが、風切羽は黒が混じる。
嘴長オス26.1 - 27.3センチメートル。嘴は黒く]、基部は赤い。眼の周囲は皮膚が赤く裸出する。後肢は赤い。日本でもかつては全国的に見られたが環境破壊や駆除等によって国内での野生種は絶滅、現在では海外から譲渡された個体から繁殖に成功した個体が一部動物園等で飼育されており、兵庫県では放鳥もなされてる鳥だお!
( ・∀・) (うちの子がWikipediaみたいになった件について)
136
:
名無しさん
:2018/12/21(金) 22:41:11 ID:nFofMEmg0
( ^ω^) それでそのコウノトリがどうしたんだお?
( ・∀・) 赤ちゃんはな、愛し合う二人のもとにコウノトリさんが運んできてくれるんだぞ
( ^ω^) その仮説には主に3つの問題点が存在すると思いますがお父さん
( ・∀・) ……えっと……つまり?
( ^ω^) まず最初にお父さんは今コウノトリが赤ちゃんを「運んでくる」って言ったんだおね?現在世界で確認されているコウノトリの個体数は極めて少ないし日本ではほぼいないんだお!それなのにどうしてこんなに多くの赤ちゃんを運搬できるんだお?レッドリストに載っている生物を保護するどころか酷使するなんて……やっぱり僅かな歴史のうちに多くの種を滅ぼし地球環境を破壊する人間は最低だお!
( ;・∀・) ……お、おう
( ^ω^) それにもし百歩譲ってドローン等を使って赤ちゃんを運搬してるとするお、その時コウノトリ(ドローン)はどこかで生産されている赤ちゃんをただ配送する存在、言ってみれば工場で生産された製品を届けるトラックと同じなのかお?ブーンは流通手段じゃなくて生産について聞きたいんだお!
( ・∀・) ……
137
:
名無しさん
:2018/12/21(金) 22:42:58 ID:nFofMEmg0
( ^ω^) 最後に生産についてだお、もしどこかで赤ちゃんが作られているとするお、
クローン動物を研究用に作り上げるだけで非難轟々の国際社会においてどうして一日に数十万の人間を無から作り出すような行為が
許されているんだお?どんな国際機関もこれは許されないことだと思うお!
( ^ω^) お父さん!子供だからってそんな曖昧な性教育で誤魔化してると痛い目にあうのは子供、そしてその子を親とする子供だお!
( ^ω^) 望まない妊娠や不妊でどれだけのパートナーが悩んでいるか知っててそんなことを言ってるのかお?
( ^ω^) 違うかお?
(;・∀・)
(; ・∀・) ブーン……お父さんの負けだ……本当に済まなかった
( ・∀・) そうだな、お前は知らぬ間に成長してたんだな……
( ^ω^) お父さん……
( ・∀・) ブーン……
138
:
名無しさん
:2018/12/21(金) 22:44:06 ID:nFofMEmg0
( ^ω^) で、結局ブーンはどうやって生まれてきたんだお?
(; ・∀・) ……だ、だから端的に言うとな、お父さんのち○ぽをお母さんのま○こに入れてだな……
( ^ω^) お母さんー!お父さんがまた卑猥なこと言ってるー!
( ・∀・) ちょ、ブーン!?
(*゚ー゚) もー!!パパはブーンに変なこと吹き込まないでよね!
(*゚ー゚) そんなどうしようもないこと話してる暇あるなら部屋の消臭でもしてよね!
(*゚ー゚) 鹵~<巛
( ・∀・) おい、今ガス給湯器ついてるだr……
. -‐ニ ̄ニ‐- .
_/ \_
=二 ̄ / ',  ̄二=
 ̄7'' __ ___ _____戈 ̄
____ 从,,i ; `. 、 .尢r、_______
/\じ'jl|此ト=メ i;_,,爻,,i| 刈ゞメ
``‐ヾ:;!Iヅ 〃!iメト辷-" ^
おしまい
139
:
名無しさん
:2018/12/21(金) 22:45:29 ID:nFofMEmg0
サブテーマを一応使わせてもらいました
一応終わりと始まりの「始まり」要素は存在するかと
あとスプレー缶の扱いには気をつけましょう
140
:
名無しさん
:2018/12/23(日) 19:43:27 ID:T.zn74CY0
おつ!面白かった!
141
:
名無しさん
:2018/12/24(月) 07:59:01 ID:Tu6/giE60
ア〇マンショップでワロタ
142
:
名無しさん
:2018/12/24(月) 10:19:02 ID:0.QqY1Mg0
アパ○ン落ちかよ!乙
143
:
名無しさん
:2018/12/28(金) 22:24:52 ID:x2qenhug0
x''"^\_
___/__\_/_「__
工.xへ工/^ニ-ァく
尾 r≦zzzzzzzzシ'7:::/ ,ィ㌻
_|xへ__xへ__|/_,.ィ㌻/>zァ_
張 ____丁¨゙大゙¨\¨¨¨|/>ィ㌻”,ィ㌻「
/-_-_-__。s≦ZZ/\∠ZZZ7㌻”.ィ㌻ /{
/-_-_-r__工工t...工工工zzzzzzz㌻ ./;:;:;:乂
/-_-_-/ ̄ ̄ ̄/// |__|_____| /;:;:;:;:;:;:/
/-_-_-≦zzzへzzzz㌻ ./ ̄/;:;:;:;:;:;:;∧;:;:;:;:;:/
/-_-_-_;:;:;:;:⊥/へ\.⊥/.:.:./ |;:;:;:;:;:;::;:;∧ /
/‐_‐_‐_;:;:;:;/_二二二__\/ / 乂 ̄ ̄xヘ
/-_-_-_-_;:;:;:;:/|└┘└┘└ | /;:;:/ /.:.:.:.:.:\__。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
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 ̄/-_-_-_-_-_-_-_-__}/|/ ̄ ̄ ̄ /~ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /\`'<_/| ;
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_\─‐'‐┴──‐_//ニニ≧s。.,_ 。゚ 爻爻
/ -_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_ \‐_‐_‐_>ィ㌻__`'マニニニ7 。゚ 爻爻
| ̄|i:i:| ̄|i| ̄| ̄|i|i| ̄| ̄|i| ̄|| ̄|┬─‐‐rァ''"´/7`丶 / 。゚ 爻爻
|_|i:i:|_|i|_|_|i|i|_|_|i|_||_|i:|_|_|/_.。oぅぅo。./ 。゚ 爻爻爻
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 爻爻爻
と
はじ
_ノ⌒ヽ、
;'. `ヽ'´ ゙ ゙ ゙ ゙ ` -、
,: '; , :' ,: ´ ::::: 、ヽ. -- 、
r─ '.:´ ゙ ゙ ゙ :. :. ゙:.. /
': .: .. ... ゙ : .. .. .:' ゙ '、
Y .:' ... ゙ :. '、
i_ : :::::: ,; :'゙ `ヽ、
ノ ゙: . ゙:. ..: ' ..: ゙ ゙ ゙ :. : ノ
( : ゙゙ ゙ ゙ .:' .. ': :. .:イ
`ヽ_,; :. :::::: ,; ,;
/:、 ゙:. .. ..:: ゙ / ';,
ヽ__;, ,: ゙ ゙ ゙ : 、 ,;.. - '
\ヽ '; .. .. : :, : '
`:、__,,; :'' ,; ' ./
ヽ__,;゙゙ ── ゙ ゙ :..,,/
ま り
144
:
名無しさん
:2018/12/30(日) 11:14:55 ID:7bCPFaIE0
もうすぐ折り返しですね
投下します
145
:
('、`*川恋と砂糖はとけるもの のようです 1/10
:2018/12/30(日) 11:15:48 ID:7bCPFaIE0
( ゚∀゚)「別れたいんだ」
その言葉に驚きもしなかった私は、きっと最後まで可愛くない女だった。
('、`*川「そう」
( ゚∀゚)「……なんでとか、聞かねーの」
('、`*川「聞いたところで決意が変わるの?」
ごにょごにょと歯切れの悪い謝罪が聞こえてくる。
気分の良いものではないけれど耳を塞ぐわけにもいかなくて、代わりに瞼を伏せた。
言い訳を吐き出し終えた口が閉じられて、居心地の悪い時間が続くこと数分。
彼のスマートフォンがメロディを以て、私たちの関係は終わった。
146
:
('、`*川恋と砂糖はとけるもの のようです 2/10
:2018/12/30(日) 11:16:32 ID:7bCPFaIE0
('、`*川「……わかってたわよ。そこまで察しの悪い女じゃないの」
空になったコーヒーカップを前にひとりごちる。
窓の外に小柄で可愛らしい女の子と並んで歩く彼が見えた。
私にはもう関係のないこと。
私に嫌気が差していたことも、浮気していたことも。
貴重な二十代の時間を無為にされたことも。
もう、どうでもいい。
('、`*川「……あ」
スマートフォンのランプが点滅していることに気付いたのは、そんなときだった。
147
:
('、`*川恋と砂糖はとけるもの のようです 3/10
:2018/12/30(日) 11:17:21 ID:7bCPFaIE0
ミセ*゚ー゚)リ「この喫茶店、めっちゃ雰囲気いいじゃん!」
('、`*川「でしょ。値段もお手頃だからよく来るの」
ミセ*゚ー゚)リ「ペニは昔から穴場見つけるのうまいよねー」
可愛らしいコートに身を包んだミセリが現れたのは十五分後。
『久し振りにお茶しない?』というLINEに喫茶店の場所を返せば、トントン拍子に話が進んだ。
ミセ*゚ー゚)リ「あたしダージリンティー」
('、`*川「アイスコーヒーのおかわりを」
ミセリの前に置かれる温かい紅茶。
私の前に置かれる冷たいコーヒー。
「まるで私たちそのものだ」なんて自虐すら浮かぶのは、さすがにさっきのことが堪えているんだろうか。
148
:
('、`*川恋と砂糖はとけるもの のようです 4/10
:2018/12/30(日) 11:18:12 ID:7bCPFaIE0
ミセ*゚ー゚)リ「ペニ、ここで何してたの?」
('、`*川「彼氏にフられてた」
ミセ; ゚σ゚)リ、;'.・「ぶはっ」
コントのように目を見開いて噴き出すミセリ。霧状になった紅茶が机に撒き散らされる。
真っ白なコートを脱がせておいてよかったと、他人事ながらほっとした。
('、`;*川「きったないなぁ、もう」
ミセ; ゚σ゚)リ「は!? なになに、なにがあったの!?」
('、`*川「別に……他の女に取られただけだよ」
ミセ; ゚σ゚)リ「いやいやいやいや!」
149
:
('、`*川恋と砂糖はとけるもの のようです 5/10
:2018/12/30(日) 11:19:04 ID:7bCPFaIE0
ミセ*;゚ー゚)リ「え、え、長岡くん……だよね? もう結構長かったよね?」
('、`*川「んー、五年かな」
ミセ*;゚⊿゚)リ「五年って! 五年付き合っといて浮気!? 信じらんない!」
('、`;*川「ちょっとミセリ、声」
ミセ*;゚〜゚)リ「ご、ごめん」
私たちの他に客はまばらで、特に気に留められた様子もない。
……いや、聞き耳くらいは立てられているかもしれないけれど。
視線を寄越す必要がないほどには、ありふれた話だ。
150
:
('、`*川恋と砂糖はとけるもの のようです 6/10
:2018/12/30(日) 11:20:12 ID:7bCPFaIE0
('、`*川「潮時だったのよ」
物事には必ず終わりがある。
それが今日だったという、ただそれだけ。
ミセ*゚ -゚)リ「……それで、いいの?」
('、`*川「だって仕方ないじゃない」
コーヒーを掻き混ぜると、マドラーがかちかちと音を立てた。
ミルクがうまく混ざらない。茶色は白を拒絶するように渦を作るだけ。
151
:
('、`*川恋と砂糖はとけるもの のようです 7/10
:2018/12/30(日) 11:20:58 ID:7bCPFaIE0
('、`*川「是非もなしって言葉もあるでしょ」
かちかち。
('、`*川「縋りつくなんて格好悪いし、キャラじゃないし」
かちかち。
('、`*川「大体浮気する男なんてロクなもんじゃないし、却ってよかったかも」
ミルクは溶けない。
152
:
('、`*川恋と砂糖はとけるもの のようです 8/10
:2018/12/30(日) 11:22:27 ID:7bCPFaIE0
ミセ*゚ー゚)リ「ペニってホント、学生の頃から変わらないよね」
ミセ*゚ー゚)リ「こういう穴場見つけるのうまくて、飲み会もペニが選んだお店で外れたことなかったし」
ミセ*゚ー゚)リ「そのくせ男選びは下手で、遊ばれたり捨てられたりでさ」
ミセ*゚ー゚)リ「……意地っ張りで、かっこつけで、弱みも見せたがらなくて」
ミセ*゚ー゚)リ「なのに泣き虫なんだよね。昔っから」
(;、;*川
153
:
('、`*川恋と砂糖はとけるもの のようです 9/10
:2018/12/30(日) 11:23:11 ID:7bCPFaIE0
ミセ*゚ー゚)リ「悲しいときは甘いものだよ」
「それを言うなら疲れたときでしょ」と突っ込みたくても、私の喉はしゃくりあげるばかりで。
ミセリが投入した角砂糖はぷくぷくと息を吐きながら沈んでいく。
(;ー;*川「……これ、アイスコーヒーよ。バカ」
カップの底でひっそりと息づく角砂糖はまるで自分みたいで。
冷たいコーヒーではなかなか溶けやしない。
それでも。
154
:
('、`*川恋と砂糖はとけるもの のようです 10/10
:2018/12/30(日) 11:24:12 ID:7bCPFaIE0
ミセ*^ー^)リ「ねえねえ、ジャンボパフェ食べない? 奢っちゃうよ!」
(;ー;*川「いいけど、残ったらミセリが食べてよね」
今は喉に引っかかる大きな塊だって、時間が経てば溶けて消えるはずだ。
きっと、パフェを食べ終わるまでに。
.
155
:
名無しさん
:2018/12/30(日) 11:25:08 ID:7bCPFaIE0
ありふれたおしまいの話です
ありがとうございました
156
:
名無しさん
:2018/12/30(日) 11:35:44 ID:Ip.chh1U0
切ないけどいい話だった
ミセリみたいな友達が欲しかったなあ……
157
:
名無しさん
:2018/12/30(日) 14:31:26 ID:.7MSQt.60
乙…
158
:
名無しさん
:2018/12/30(日) 23:15:13 ID:.0p/H3pM0
乙、やっぱ友達っていいよなって思わせられる話だった。
とゆーか良作ばっかだな今回の祭り
159
:
名無しさん
:2019/01/04(金) 20:47:09 ID:KcAHuVIc0
長い話も投下されてきたね
・・・果たして自分は書き終えることができるだろうか
160
:
名無しさん
:2019/01/05(土) 22:10:39 ID:8ujD3SpA0
まだあと10日もあるさ
161
:
名無しさん
:2019/01/11(金) 21:58:05 ID:Dxf4lqLg0
投下します!!!
162
:
名無しさん
:2019/01/11(金) 21:58:36 ID:Dxf4lqLg0
見上げた空はどこまでも高くて、青くて、澄んでいた。
まるで私たちの門出を祝っているかのように。
ξ ゚⊿゚)ξ「終わった?」
川 ゚ -゚)「ああ、お待たせ」
ツンは喉を反らせてコーンスープを飲み干した。
空になった缶がゴミ箱に放り投げられる。放物線を描いて、ゴミ箱の中で音を立てた。
川 ゚ー゚)「ナイスシュート」
ξ ゚ー゚)ξ「ふふん」
163
:
名無しさん
:2019/01/11(金) 21:59:05 ID:Dxf4lqLg0
ξ ゚⊿゚)ξ「それにしても、今日は特にすごいわね。卒業ラッシュってやつ?」
川 ゚ -゚)「そうだな」
ξ;゚⊿゚)ξ「そうだなって、そんな他人事みたいに……」
川 ゚ -゚)「他人事みたいなものさ、興味のない人からの告白なんて」
ξ;゚⊿゚)ξ「まーたそういうこと言う」
本心だよ。そう言うと、ツンは目尻を下げた。
仕方ないなあ、というその表情が、私は好きだった。
164
:
名無しさん
:2019/01/11(金) 21:59:28 ID:Dxf4lqLg0
ξ ゚⊿゚)ξ「結局全員振っちゃったわね。もったいなくない?」
川 ゚ -゚)「たとえ百人に告白されたって、大切な人に想われなければ意味がないさ。ツンが羨ましいよ」
ξ ///)ξ「うっ」
ツンの薬指に光る指輪。
見る度に表情が歪みそうになるのを、目を逸らしてしまいそうになるのを堪える。
川 ゚ -゚)「まさか真面目なブーンとツンが学生結婚だなんて」
ξ ///)ξ「ま、まだしてないってば!」
川 ゚ -゚)「でも婚約はしたんだろう?」
ξ ///)ξ「ま、まぁね。お互い仕事が落ち着いたら、ちゃんと結婚もしようって……」
165
:
名無しさん
:2019/01/11(金) 22:00:00 ID:Dxf4lqLg0
普段どんなにツンケンしていても、やっぱりツンは女の子だ。
聞いてもいないことまで喋ってくる。赤い頬を緩ませて、嬉しそうに。
川 ゚ -゚)「……よかったじゃないか、おめでとう」
私の気持ちなんて、知りもしないで。
166
:
名無しさん
:2019/01/11(金) 22:00:36 ID:Dxf4lqLg0
川 ゚ -゚)「最初は驚いたよ、まさかツンがブーンに告白するなんて」
ξ;゚⊿゚)ξ「そ、そう?」
川 ゚ -゚)「普段のあの様子じゃ、告白できるのは10年後かな? なんて思ってたくらいだ」
目が合えばすぐに逸らして、喋れば減らず口。
ほんの少し素直じゃないだけの可愛い女の子。
ブーンもきっと、そこに惹かれたんだ。
ξ ゚⊿゚)ξ「……クーのおかげよ」
川 ゚ -゚)「……え?」
ξ;*゚⊿゚)ξ「あー、ちょっと恥ずかしいけど……最後だしいいや! 言っちゃお!」
167
:
名無しさん
:2019/01/11(金) 22:00:58 ID:Dxf4lqLg0
ξ ゚⊿゚)ξ「私ね、クーに憧れてたの」
川 ゚ -゚)「私に?」
ξ ゚⊿゚)ξ「ほら、クーっていつも堂々としてるでしょ? 振るときもキッパリ振るし、かっこいいなってずっと思ってた」
ξ ゚⊿゚)ξ「もしもクーに好きな人ができたら、きっと告白するんだろうなーって」
ξ*゚⊿゚)ξ「そう考えたら勇気が出たっていうか、私もやってやる! って思えたの」
川 - )
168
:
名無しさん
:2019/01/11(金) 22:01:18 ID:Dxf4lqLg0
お笑い種じゃないか。
恋敵の幸せを手助けしてしまうなんて。
私が私自身を不幸にしてしまうなんて。
ツンは三年間私のそばにいたのに、何もわかっていない。
自分の想いを伝える勇気なんて持たない。
隣に自分がいないなら、好きな人の幸せなんて願えない。
私はどこにでもいる弱くて汚い人間だ。
そんなこと、ツンには知る由もないだろうけど。
169
:
名無しさん
:2019/01/11(金) 22:01:38 ID:Dxf4lqLg0
ξ ゚⊿゚)ξ「クー? どうかした?」
川 ゚ -゚)「ん? なんでもないよ」
知らないままでいい。
私の想いなんて、誰にも知られないままでいい。
ξ*゚⊿゚)ξ「ねえ、私達さ、卒業してもずっと友達よね?」
川 ゚ー゚)「何を言ってるんだ。当たり前だろう」
170
:
名無しさん
:2019/01/11(金) 22:02:02 ID:Dxf4lqLg0
くるくると変わる表情は飽きなかった。
柔らかい声は心地よかった。
控えめな足音で心が弾んだ。
綺麗な思い出は胸にしまって、汚い感情は全部この学び舎に置いていこう。
明日からも私は、友人でいなくてはならないから。
川 ゚ -゚)「幸せになるんだぞ」
ξ*゚ー゚)ξ「うん、ありがとう」
ツン。私の一番の親友。
私はずっと、君のことが好きだったよ。
171
:
名無しさん
:2019/01/11(金) 22:03:32 ID:Dxf4lqLg0
おしまい!!!ありがとうございました!
プリセットお題の[卒業]を使いました
タイトルをすっかり忘れてたので、川 ゚ -゚)青春の瑕疵のようです とでも
172
:
名無しさん
:2019/01/11(金) 23:48:13 ID:lAOECk.k0
乙!
173
:
名無しさん
:2019/01/12(土) 00:00:29 ID:yVywSp/w0
乙〜〜
祭りもあと少しで終わりだね
174
:
名無しさん
:2019/01/12(土) 21:12:08 ID:N.5DEhA.0
勢いで書いたので投下します
175
:
名無しさん
:2019/01/12(土) 21:12:38 ID:N.5DEhA.0
( ・∀・) それで素直先生?今月の読み切りの短編作品の原稿はどこにあるんです?
川 ゚ -゚) なんだモララー、こんな唐突に現れたかと思えば物を要求するとは
川 ゚ -゚) 強盗か?窃盗団か?それならこちらにも身の振り方ってものがあるぞ?
( ・∀・) 何バカなこと言ってるんですか素直先生!!
( ・∀・) もう締切すぎてるんですよ!昨日も一昨日も電話したのに「明日まで待ってくれ」の一点張り、しかたないので引き伸ばして貰いましたけどもうそれも限界です!
川 ゚ -゚) そうか、それは済まなかったな
( ・∀・) 分かってくれたならそれで良いですけど今度からはもっと早くお願いしますね!
( ・∀・) それで原稿はどちらに?
川 ゚ -゚) ほれ、そこにあるだろ?見えないのか?
( ・∀・) そこって指さしてるとこにはゴミの山しかありませんけど?
川 ゚ -゚) あれぇ?おかしいなぁ?馬鹿には見えない原稿なのかもしれないぞぉ?
176
:
名無しさん
:2019/01/12(土) 21:13:02 ID:N.5DEhA.0
(#・∀・) 素直先生!!!!!!
(#・∀・) もう怒りましたよ、どうせそんなことだろうと思ってましたけどまだ出来上がってないんですね?
(#・∀・) 今日の正午がタイムリミットです、私もここで監視させて貰いますからなんとしてでも完成させて下さい!!
川 ゚ -゚) ああ……そんなことを言ってもモララー、今ストーリーの展開で悩んでいる事があってな、それが解決しないと進まないんだ
( ・∀・) 展開に悩み?それなら相談に乗りますよ、作家先生と一緒に作品を作り上げるってのが編集者、どんな作品を作るか手助けするのが私の腕の見せどころってもんですよ
( ・∀・) それで今回はどういう展開で迷ってるんです?
( ・∀・) 前回見せてもらったプロットでは学園異能ものでしたけどこの短いページ数でどうまとめるかって相談を受けて……
川 ゚ -゚) あの……それなんだが……題材が変わった
177
:
名無しさん
:2019/01/12(土) 21:13:24 ID:N.5DEhA.0
( ・∀・) えー題材が、、題材が変わった!?
(;・∀・) そ、そんな重大なことなんで伝えてくれないんですか!
(;・∀・) そうなったらプロットと大きく変わってきますし一から仕切り直しじゃないですか!
川 ゚ -゚) それでだ、物語の始まりで悩んでいるんだ
( ・∀・) ……
( ・∀・) つまり書き出してすらいないと!?
川 ゚ -゚) そうとも言う、でもキャラクター設定や構成については何とか考えたぞ
( ・∀・) そ、そうですか……じゃあ一緒に考えるのでどんなキャラクターが出てきてどんなお話なのか教えて下さい
川 ゚ -゚) 冴えない女性作家が隣に住むかわいい女の子といちゃいちゃする物語です
( ・∀・) あー最近流行りの微百合系の日常ものですか、先生にしては珍しいですが
読者の受けもいいですしそれで行きましょう
( ・∀・) じゃあ始まりは女性作家が引っ越してくるところからにしましょうか?
川 ゚ -゚) いや、それでは平凡すぎるな
( ・∀・) それもそうですね……じゃあ素直先生はどうしたいんですか?
178
:
名無しさん
:2019/01/12(土) 21:13:46 ID:N.5DEhA.0
川 ゚ -゚) まず引越し先の街を下見しようと作家が街を訪ねる、そしてその時偶然遅刻しそうになって電気釜を抱えて走る少女と曲がり角で追突するわけだ
( ・∀・) テンプレをなぞるようで微妙に変えて……ってなんで電気釜を抱えてるんですか!
( ・∀・)食パンを咥えてるのは急いで飛び出した時に食べれるから咥えるんでしょう!
( ・∀・) どこの世界に「遅刻しちゃった〜!でも朝ごはんを抜くと体に悪いって言うしね、電気釜も持ったしこれで登校中に茶碗によそって食べれるね☆」なんていうJKがいるんですか!!
川 ゚ -゚) そうは言ってもここは日本だぞ?コメを食べる文化を継承していくためには安易にパン食に逃げた作品を作っていると食文化の危機に繋がりやしないか?
(;・∀・) 今はそういう問題じゃないでしょ!
川 ゚ -゚) それに今モララーは茶碗によそって食べると言ったが私はそれ以外の食べ方を想定していたんだが?
( ・∀・) なんですって!?それじゃどうやって電気釜からJKがご飯を食べるって言うんです?
川 ゚ -゚) 例えば髪が伸びてそれが握り飯を作って頭の方にある口から……
( ・∀・)それは二口女でしょう!!!なんですか、妖怪アパートにでもするつもりなんですか?
川 ゚ -゚) いや、ごく普通のJKだが?
( ・∀・) ごく普通のJKには手のように動く髪も頭に口も無いです!!!
179
:
名無しさん
:2019/01/12(土) 21:14:10 ID:N.5DEhA.0
(;・∀・) もう設定も素直先生にまかせていてはめちゃくちゃになってしまいそうですし私が決めます!
(;・∀・) 主人公は新人賞受賞から二年、数冊の作品を出すも売れ行きは今ひとつの冴えない女性作家、親元から追い出され今年の春から一人暮らしを始めることになる
( ・∀・) 安い家賃と駅や商店街に近い立地に惹かれ選んだそのアパートには一人の女子高生が住んでいた
( ・∀・) 最初は隣人として顔を合わせたら挨拶する程度の仲であったものの偶然
女子高生は彼女が作家であることを知り次第に距離が近づいていって……
( ・∀・) 大体ストーリーは作ったので素直先生、これで如何ですか!?
川 ゚ -゚) 新人賞受賞から二年、数冊の作品を出すも売れ行きは今ひとつの冴えない作家って私をさり気なくディスってるのか?
( ・∀・) 冴えない女性作家を題材にしようって言ったのは素直先生じゃないですか!
( ・∀・) まあ多少身近な例を引用したということは無きにしもあらずですが
川 ゚ -゚) だが実際にはそんな可愛い女の子など隣に住んでいない
川 ゚ -゚) 隣に住んでいるのは深夜になって帰ってきて一人寂しく晩酌してるリーマンと
一日中部屋で何かしているニートだけだ
( ・∀・) そういう悲しくなる現実言わなくていいから!
180
:
名無しさん
:2019/01/12(土) 21:14:46 ID:N.5DEhA.0
川 ゚ -゚) 分かった……じゃあモララーの言う通り書いてみるよ
( ・∀・) 良かったです、じゃああと四時間頑張ってくださいね
( ・∀・) T○itterとかよう○べとかニコ○コとかにここで監視させて貰いますから
川 ゚ -゚) モララー、何とか完成に近づいたんだがまた一つ質問していいか?
( ・∀・) 何ですか素直先生?
川 ゚ -゚) オチが爆発オチしか思いつかない
( ・∀・) なんで女性作家と女子高生のゆるゆりライフの終わり方が爆発オチなんですか!
( ・∀・) もう少しなんかあるでしょ!共依存エンドとか実は彼氏いましたー的なNTRエンドとか
川 ゚ -゚) それもそれでまずくないか?
( ・∀・) とにかく爆発オチだけはやめて下さいね、そうしないとこの作品みたいに締まらないオチになるんですから
川 ゚ -゚) この作品って?結局メタネタで締めるのか?
( ・∀・) みなまで言うな
181
:
名無しさん
:2019/01/12(土) 21:16:47 ID:N.5DEhA.0
:::::::::::::::::::::::::::ゞ (. (::.! l,;::) .ノ ノ ./::::::::::::::.......:::::
._ゝ,,. .-ー;''""~ ';;; ― .._´,
._-" ,.-:''ー''l"~:|'''ーヾ ヾ
::( ( . |: ! ) )
ヾ、 ⌒〜'"| |'⌒〜'"´ ノ
""'''ー-┤. :|--〜''""
:| |
j i
ノ ,. , 、:, i,-、 ,..、
_,, ,. -/:ヽ::::::::ノ::::Λ::::ヽ::::-- 、ト、
,,/^ヽ,-''"::::\::::::/:::::|i/;;;;;;/::::;;;;ノ⌒ヽノ:::::::::ヽ,_Λ
素直先生の次回作にご期待下さい!!
川 ゚ -゚) おわりとはじまりが決まらないようです ( ・∀・)
ありがとうございました、一応「終わり」「始まり」使わせていただきました
本当に良質な作品が多くて楽しい祭りですね
182
:
名無しさん
:2019/01/13(日) 01:32:29 ID:zjgam1WI0
乙!
勢いと爆発の組み合わせ、嫌いじゃない
183
:
名無しさん
:2019/01/13(日) 09:49:44 ID:dc2Yxctw0
乙〜投下が多くて良い祭りだ
184
:
名無しさん
:2019/01/13(日) 14:53:04 ID:ZemRzEMM0
参加表明者一覧と投下作品一覧が欲しいな
185
:
名無しさん
:2019/01/13(日) 19:59:01 ID:YzKk7yfU0
o川*゚ー゚)o 異世界転生するようですが・・・(∵ )
>>55
-
>>73
【大魔王系イタリアン『ロマネスク』のようです】
>>76-92
('A`)ドクオと(∪^ω^)わんおの4の約束のようです
>>99-124
無題
>>133-138
('、`*川恋と砂糖はとけるもの のようです
>>145-154
川 ゚ -゚)青春の瑕疵のようです
>>162-170
川 ゚ -゚) おわりとはじまりが決まらないようです ( ・∀・)
>>175-181
186
:
名無しさん
:2019/01/13(日) 20:00:48 ID:YzKk7yfU0
よく見たら
>>133-138
のタイトル一行目か、すまん
修正版
o川*゚ー゚)o 異世界転生するようですが・・・(∵ )
>>55
-
>>73
【大魔王系イタリアン『ロマネスク』のようです】
>>76-92
('A`)ドクオと(∪^ω^)わんおの4の約束のようです
>>99-124
( ^ω^)我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのかのようです
>>133-138
('、`*川恋と砂糖はとけるもの のようです
>>145-154
川 ゚ -゚)青春の瑕疵のようです
>>162-170
川 ゚ -゚) おわりとはじまりが決まらないようです ( ・∀・)
>>175-181
187
:
名無しさん
:2019/01/14(月) 10:37:37 ID:K28kT0L60
スレ立て未完はいくつになるのかね
188
:
◆TN4eGwmJqs
:2019/01/15(火) 12:22:19 ID:xy91qr4M0
( ^ω^)「みなさんお疲れ様ですお!」
(; ^ω^)「ていうか、メインの投稿期間がだいたい終わったところだけど、みんなクオリティタカスクリニックwwwwww」
( ^ω^) ……。
( ^ω^)「久しぶりに里帰りしたら小さなお祭をやってて、それでたまたま上がった花火をみて『あーきれいだなあ』って」
( ^ω^)「花火そのものに加えて、郷愁とか個人的な思い出が入り混じって生じる美しさというか」
( ^ω^)「そういうのあるよね」
( ^ω^)「それはさておき……投稿期間や後夜祭についてのルールなどの再確認をいたしたいと思いますお」
( ^ω^)「具体的な内容を産業で言っておくのならば」
( ゚ω゚)「今日まで年末年始と戦ってきたみんなを、希望を信じたブーン系民をを、私は泣かせたくない!
最後まで笑顔でいて欲しい。それを邪魔するルールなんて、
壊して見せる(解釈変更)。変えて見せる(拡大・縮小解釈)!」
( ^ω^)「……というところですおね。以下のレスで詳しくご説明いたしますお」
189
:
◆TN4eGwmJqs
:2019/01/15(火) 12:37:34 ID:xy91qr4M0
【遅刻投稿、続き物・シリーズ物の扱いについて】
本スレッドの
>>5
にあるように、後夜祭期間中(1/16〜1/31)まで投稿が可能です。
ここでは「遅刻」投稿としていますが、ペナルティなどはありません。
また、作品にあえて「遅刻投稿組」などのタグ、標識を付ける必要はありません。
また、本祭参加を目的として連載を開始した続き物・シリーズ物に関しては、
【投稿期間中に第一話を投下した】のであれば完結が1/31を過ぎても祭り参加作品をみなすこととします。
後段に関しては想定より多くの続き物・シリーズ物の投稿があったこともありますが、
基本的に主催者側に開催期間に関する配慮が足りておりませんでした。大変申し訳ありません。
190
:
名無しさん
:2019/01/15(火) 12:38:20 ID:pFJoGmm.0
わあい!やったぜ!
191
:
名無しさん
:2019/01/15(火) 22:52:41 ID:g8eSHaHA0
すみません、駆け込みで投下させてもらいます
192
:
名無しさん
:2019/01/15(火) 22:53:34 ID:g8eSHaHA0
私は、明日から有休消化に入る。
数年働いた会社に、ピリオドを打つのだ。
私たちは長いようであっという間の数年、一緒に働いた。
('A`)
('、`*川
最後の出勤日、私達は特に会話をすることはなかった。
別れの言葉などもなかった。
('A`)「お疲れ様でした」
('、`*川「…お疲れ様でした」
彼から受け取った花束は、寒さに負けず
凛としたものだった。
ブラックバイバイのようです
193
:
名無しさん
:2019/01/15(火) 22:54:30 ID:g8eSHaHA0
('A`)「鬱田です。よろしくお願いします」
('、`*川「伊藤と申します。どうぞよろしくお願い致します」
彼は少ない同期の中で、唯一同じ部署に配属された同僚だった。
('A`)「あ、盛田さん!僕その仕事任されますよ〜それにしても聞いてくださいよ〜」
('、`*川(…あ、また盛田さんのとこ行って喋り倒してる)
('A`)「盛田さん知ってます?スーパーってね、コンビニより食べ物安く売ってるんですよ!」
('、`*;川(盛田さん主婦何十年のベテランだよ…知らないはずがないでしょ…)
194
:
名無しさん
:2019/01/15(火) 22:55:04 ID:g8eSHaHA0
思えば彼は入社当初から他部署の人にまで「変わった奴」と噂される人間だった。
('A`)「この書類、こうやってくれません?」
('、`*川「あ、様式が変わったんですか」
('A`)「いや、こうしてもらった方が良い!って俺が思うんで」
('、`*川「…」
頑固で、自分ルールを勝手に作り押し付け、他人の顔色を気にすることなく延々と自分の話をするような、面倒な人間。
それでも最初のうちは『仲間』という意識があった。
195
:
名無しさん
:2019/01/15(火) 22:55:32 ID:g8eSHaHA0
川 ゚ 々゚)「ねぇ、今さぁ『でかい』って言ったぁ?」
私達の部署には、全社員が知るほどのパワハラ上司がいた。
('、`*;川「え、あ、はい…すみません…」
('、`*川(送られてきた荷物を見て思わず出てしまった独り言、聞こえてたんだ…)
川 ゚ 々゚)「女の子だよね?女の子が『でかい』なんて下品だと思わなぁい?」
川 ゚ 々゚)「女の子ならぁ、『すごく大きい』とか言わないとぉ社会人として失格じゃない?」
('、`*川(すごく…大きいです…)
('、`*川「はい、すみませんでした」
川 ゚ 々゚)「しっかりしてよぉ、クビになっちゃうよぉ?」
196
:
名無しさん
:2019/01/15(火) 22:56:00 ID:g8eSHaHA0
入社3日目で上司は被っていた猫を捨てた。
電話を取ると聞き耳を立てて、受話器を置いた瞬間に全てを否定される。
出方、声、話し方、話は逸れに逸れ人格否定にまで至る。
1つの電話を出ると、その後30分は『説教』という名の理不尽な拷問を受けることとなる。
仕事でわからない事があり、人に尋ねようとするとお叱りを受けた。
休憩時間に雑談をしようものなら、嫌味を数十分言われた。
('、`*川(会社ってこんなにきついものなの?)
('、`*川(でも他部署の人たちは皆笑いながら仕事したりして楽しそうにしてるし…)
('、`*川(うちの部署が異常なのかな…)
197
:
名無しさん
:2019/01/15(火) 22:56:39 ID:g8eSHaHA0
そんな環境で、私たちは3ヶ月もしないうちに会社で必要以上に声を発することが出来なくなっていた。
笑う事も少なくなり、友人や家族からも心配された。
('、`*川(あ、今日狂澤さん休みだ…良かった…)
('、`*川「あの、盛田さん、業務のここ教えてもらいたいんですけど…」
上司が休みの日だけ動悸がせずに仕事が出来ていた。
上司が席を外した瞬間にメモを渡しあって、仕事の不明点を聞き合うことをしていた。
同僚も同僚で、上司に叱られている事が多かった。同僚は余計な一言をよく言ってしまっていたので、一度叱られたら終わるまでが長かった。
会社内で同僚と会話するのは、朝の「おはよう」と帰る際の「お疲れ様」だけだった。
198
:
名無しさん
:2019/01/15(火) 22:57:12 ID:g8eSHaHA0
ある日、いつも通り、いつも以上に理不尽な理由で手酷く叱られた。
川# ゚ 々゚)「本当ダメ過ぎ。何一つダメ。ちゃんとやっておいてよね」
('、`*川「…はい…申し訳ありませんでした」
('、`*川(…泣いちゃダメだ…ここで泣いたらもっと怒られる…)
('、`*川トントン「…!」
('A`)「…」
('、`*川「…」
('A`)コクリ
('、`*川「……」
あまりに悲惨に見えたのか、上司のいない隙に同僚が慰めてきた。
その日から同僚と話すことが増えていった。
「さっきのお叱りは理不尽すぎるから、気にしなくていい」
「今日は機嫌が悪い日だからなるべく関わらない方がいい」
「嫌だけど今日頑張れば明日は上司が休みだから頑張ろう」
私たちはお互いが折れてしまわないよう、声を掛け合った。
愚痴も言いあった。耐えるしかないのだと、言い聞かせあった。
この時は『戦友』だった。
199
:
名無しさん
:2019/01/15(火) 22:57:40 ID:g8eSHaHA0
上司に耐える日が数年続いたある時だった。
川 ゚ 々゚)「…」
('、`*;川「……」
突然上司に呼び出された。
また何かしてしまったのかと怯えていたら、上司が長期休暇に入る旨を説明された。
('、`*川(解放…された…)
そう、思った。
数年で戻るとは聞いていたが、その数年、上司がいない期間があるという事が希望に思えたのだ。
私と同僚は喜んだ。
('A`*)「良かった良かった」
('、`*川「本当、助かったね」
「あと1年、耐えよう」
200
:
名無しさん
:2019/01/15(火) 22:58:06 ID:g8eSHaHA0
しかしこの1年が酷かった。
仕事の引き継ぎがほとんど私に行われた。
川 ゚ 々゚)「ねぇ、やる気あるの?」
('、`*川「申し訳ありません…」
上司は引き継ぎなんてことはしなかった。
初めて触る仕事を私に投げつけ、「やってみろ」と言う。
「できない、わからない」と言おうものなら
「貴方に払う給与が勿体無い、派遣を雇った方が優秀だし安く済む」
「金をもらって悪いと思わないのか」と詰られた。
('、`*川(私の頭が悪いのがいけないんだ)
ネットで調べられる内容であれば自分で調べる事ができるが、渡された仕事は全て会社独自のシステムで、担当、つまりは上司に聞くという手しかなかった。
私は仕事の1つ1つを渡されるたび、深く頭を下げ「やり方がわからないので教えて下さい」と頼んだ。
201
:
名無しさん
:2019/01/15(火) 22:58:41 ID:g8eSHaHA0
川 ゚ 々゚)「…はぁぁー…」
川 ゚ 々゚)「仕方ないから教えてあげるけど、あり得ないからね?アナタ、担当者になったのに何一つわからないなんて本当にダメだって自覚してる?」
('、`*川「申し訳ありません」
川 ゚ 々゚)「本当…。もう、ちゃんと聞いてよ?」
上司は溜息をつきながら私がいかに駄目かを語り、ようやく早口で説明を始める。一度しか言わないので、聞き漏らさないよう必死だった。
('、`*川
半年で8キロ体重が落ちた。ずっと体調が悪い日が続き、人と会話をしなくなった。
202
:
名無しさん
:2019/01/15(火) 22:59:12 ID:g8eSHaHA0
体調を崩すと
川 ゚ 々゚)「体調が悪いなんて、担当者としての自覚はないの?無責任。教えてもらっている立場で」
と責められるので休めなかった。
8割ほどは私に来ていた上司の理不尽な叱りは、私が休みの日や上司の機嫌が悪い日は同僚にも向けられていた。
いつも下を向いて上司を見ないようにしていたから、同僚の顔も見ない日が続いていた。
だから気がつかなかった。彼も痩せて、酷く顔色が悪くなっていることを。
203
:
名無しさん
:2019/01/15(火) 22:59:41 ID:g8eSHaHA0
('、`*川(あ)
('、`*川(しにそう)
('、`*川(しにたくないのに、しにたいとばかり思う)
そんなつもりは全くないのに、私は毎日会社で死ぬことについて考えていた。
毎日1時間おきにされる人格否定の最中に飛び出して屋上から落ちたら、
トイレで手首を切ったら、目の前の人間に責任をなすりつけられるだろうかと。
きっと精神がギリギリのところだったのだと思う。
川# ゚ 々゚)
そんな時、上司の機嫌が最高に悪い日がきた。
私は、私が悪くないことで詰られ、罵られた。丸一日。定時を過ぎて5時間、6時間経っても終わらなかった。
今でも覚えている。泣きながら、会社を出て電車に乗って家に帰った。
次の日、ずっとデスクにしまってあった退職届を突き出した。
('、`*川「すみません…もう限界です…」
川 ゚ 々゚)「…」
204
:
名無しさん
:2019/01/15(火) 23:00:12 ID:L0OZCGUE0
支援
205
:
名無しさん
:2019/01/15(火) 23:00:29 ID:g8eSHaHA0
私は逃げ出すことにした。
こんな所にいたら、遠くないいつかにしんでしまう。
酷く醜い表情で上司が何か言っていた。
「貴方の学歴じゃ、どこにも雇ってもらえない」とか「この会社できついようなら、どこに行っても続かない」だとかそんなことを言っていた。
もう、どうでもよくなっていた。
('、`*川(確かに他の会社に行っても、嫌な人はいると思う)
('、`*川(それでも、この人と働き続けるよりは何倍もマシ)
206
:
名無しさん
:2019/01/15(火) 23:00:52 ID:g8eSHaHA0
届を出したその日に、同僚にそのことを告げた。
彼はホッとしたような、裏切られたような、一人になってしまう不安を抱えたような、色々な感情が混ざった顔をして
('A`)「…そっか」
とだけ言った。
('、`*川「ごめん」
('A`)「いや、…間違ってないと思うよ」
('A`)「伊藤さんがひたすらいびられている所を見続けるのは、結構、しんどかったから」
('A`)「だから、良かったよ」
('、`*川「……うん」
207
:
名無しさん
:2019/01/15(火) 23:02:03 ID:g8eSHaHA0
それからは気持ちが全く違った。
本当の解放だ。
何を言われても、何をされても、もう数ヶ月後には上司は他人なのだ。
私の今後の人生に、関係のない人間となるんだ。
そう思ったら、ご飯を美味しく食べることができた。
退職の挨拶を他部署にしに行って、色んな人と笑いながら話すことが出来た。
会社でヒソヒソ声でなく普通の大きさで業務に関すること以外の話を、初めてした。
私は自由だ。
私は自由だ。
私は、自由だ!
…会社って、こんなに明るかったの?
('、`*川「…今までの数年、何だったんだろうな…」
208
:
名無しさん
:2019/01/15(火) 23:02:44 ID:g8eSHaHA0
引き継ぎを数週間でやった。
その間、上司からは無視をされていたが、本当にどうでも良かった。
ただ同僚が私の分まで理不尽な態度を取られていないかが心配だった。
上司のいない所で聞いた。
('A`)「…俺は大丈夫だよ」
その言葉を、信じることにした。
('、`*川「…あのさ」
('A`)「ん?」
('、`*川「鬱田くんは辞めないの」
('A`)「俺は……空気読めないし、ダメなとこしかないから」
('A`)「ここ辞めたら、もう働けない気がする」
('、`*川「……そう」
そのあと、同僚と会話することはなかった。
209
:
名無しさん
:2019/01/15(火) 23:03:20 ID:g8eSHaHA0
('A`)「お疲れ様でした」
('、`*川「…お疲れ様でした」
花束を受け取った時、同僚の手がかすかに震えていた。
多分、私の手も震えていた。
('A`)「…頑張って」
彼が小声で、本当に本当に小さな声で言った。
('A`)「次のところでは、きっと生きれる」
('A`)「応援してる」
('、`*川「……」
('、`*川「…ありがとう」
210
:
名無しさん
:2019/01/15(火) 23:04:22 ID:g8eSHaHA0
地獄の日々から抜け出す。
ずっと、死んでいるような気持ちだった。
生きた心地のしない数年だった。
花束を持って、最後のタイムカードを押して、帰り支度をするのは定年までないと思っていた。
退職は、死に似ている気がする。
('、`*川「…転職、頑張らないとなぁ」
私は一度この会社で死んで、新たに生まれ変わるんだ。
ブラックバイバイのようです
終
211
:
名無しさん
:2019/01/15(火) 23:05:11 ID:g8eSHaHA0
投下以上になります
駆け込みなのに支援してくださってありがとうございました
212
:
名無しさん
:2019/01/15(火) 23:48:02 ID:gm.6PCg20
乙!
213
:
名無しさん
:2019/01/15(火) 23:57:49 ID:0C/pKi060
乙!リアルにブラックにいる身としては本当に辛いわ…………。
214
:
名無しさん
:2019/01/16(水) 00:17:33 ID:zwGIJNSs0
乙
リアリティがあってなかなか…
215
:
名無しさん
:2019/01/16(水) 14:01:03 ID:X3afYNI60
おつおつ
216
:
名無しさん
:2019/01/16(水) 22:11:49 ID:AGPLqa0c0
とても辛い…でも好き乙
217
:
名無しさん
:2019/01/16(水) 23:30:34 ID:odLAb9AQ0
はい俺ーしたいんだけどこのスレでいいのかな?
218
:
名無しさん
:2019/01/16(水) 23:36:08 ID:Fs9dDjdk0
ここで投下したならばいいと思われ
外なら報告スレオススメ
219
:
名無しさん
:2019/01/16(水) 23:52:17 ID:OUBZM4OE0
投下スレで統一した方が分かりやすいかも
220
:
名無しさん
:2019/01/17(木) 00:10:22 ID:kVDBw4720
ありがと。報告スレでするわ
221
:
名無しさん
:2019/01/24(木) 04:03:29 ID:yzNwnCnU0
投下します!
222
:
名無しさん
:2019/01/24(木) 04:04:14 ID:yzNwnCnU0
('、`*川死にたがりふたりのようです从 ゚∀从
223
:
名無しさん
:2019/01/24(木) 04:05:19 ID:yzNwnCnU0
从 ゚∀从「なんも楽しくないなー」
('、`*川「楽しめないねえ、あ゛ー・・・・・・」
224
:
名無しさん
:2019/01/24(木) 04:06:05 ID:yzNwnCnU0
熱い八月、夏休み。
ゆくあての無い私たちは、今日も今日とて広い校舎の四階の隅っこの、
日陰になってる自習室で勉強をする振りをしていた。
冷房は入ってるけど、窓は半開き、きもち、木の匂いを入れるつもり夏のつもり。
散乱した机の上は情報に溢れ、文字を意味にするのも億劫だ。
隣の奴も同じように宿題を広げてはいるものの、きっと同じ雰囲気づくり。
からっぽの教室で、私たち二人、けだるさを共有しようとしているようだ。
225
:
名無しさん
:2019/01/24(木) 04:06:44 ID:yzNwnCnU0
从 ゚∀从「なあペニー、しんどい」
('、`*川「そうだねえ」
从 ゚∀从「死にてえなー」
('ー`*川「そうだねえ」
从 ゚∀从「今日もどっか行くー?」
('、`*川「うーん、昨日結構使って、今あんま金ないんだよねえ」
从 ゚∀从「そっかー」
そう言って机に足を乗せるカッコイイ人こそ、私の高校での唯一の友達だ。
226
:
名無しさん
:2019/01/24(木) 04:07:53 ID:yzNwnCnU0
从 ゚∀从「あー、やってらんねえよなあ」
吐き出すように、ため息とともに。
('、`*川「そうだねえ」
从 ゚∀从「やっぱどっか行かねえ?」
('ー`*川「海とか行きたいねえ」
从 ゚∀从「マジで?」
('、`*川「あー、そうね、人には会いたくないね、」
从 ゚∀从「だよなあ、海はいいけど」
('、`*川「人気者は辛いよねえ」
从 ゚∀从「だよなあ、ぶっ殺してえ」
('ー`*川「そうだねえ」
窓から風が入ってくる。
私は慌ててプリントを押さえ、めくれていくワークを眺める。
227
:
名無しさん
:2019/01/24(木) 04:08:46 ID:yzNwnCnU0
('、`*川「今日は割と涼しいね」
从 ゚∀从「確かに、朝起きた時あれ?って思った」
('ー`*川「まあせっかくだし、散歩くらいなら行ってもいいよ」
从 ゚∀从「あーいいよいいよ、昨日出かけたばっかだし」
('、`*川「本当君は気まぐれだねえ」
从 ゚∀从「あんたも似たようなもんだろ」
('ー`*川「そうだねえ」
どこからか吹奏楽部の音が聞こえてくる。やってるなあ。
228
:
名無しさん
:2019/01/24(木) 04:09:32 ID:yzNwnCnU0
从 ゚∀从「いいなあ、することがあるやつは」
('、`*川「私らも勉強すればいいんだけどね」
从 ゚∀从「そうだけどさあ」
('ー`*川「勉強なんてだるくてできないよねえ」
从 ゚∀从「そうなんだよー」
ガラッ。
ドアが開き、私たちはそちらを見る。
ハインはさっと足を下し、足を組む。
229
:
名無しさん
:2019/01/24(木) 04:10:19 ID:yzNwnCnU0
(,,゚Д゚)「おお、頑張ってんなあw」
('、`*川「・・・・・・こんにちは」
从 ゚∀从「・・・・・・」
にこやかに入ってきたのは、多分クラスメイトの男子。軽音部だっけ。
(,,゚Д゚)「宿題やってるの?」
('、`*川「うん」
(,,゚Д゚)「うわあ、すごい量だなw」
奴は近づいてきて、私の机の、前の部分に手をかける。
230
:
名無しさん
:2019/01/24(木) 04:11:10 ID:yzNwnCnU0
(,,゚Д゚)「いや、伊藤さんの声が聞こえると思ってね、偉いなあ」
('、`*川「そうかなあ」
(,,゚Д゚)「こんな部屋あったんだね、おれ知らなかったよ」
('、`*川「うん、割と知られてないかもね」
(,,゚Д゚)「全然知らなかったw 練習の合間にちょくちょく来よっかなあ」
勘弁してくれ死ね。
と思ったら。
231
:
名無しさん
:2019/01/24(木) 04:12:32 ID:yzNwnCnU0
从 ゚∀从「いや、私たち一応勉強してるから」
ハインが口を開く。
(,,゚Д゚)「ああ、そう……」
(,,゚Д゚)「ひょっとしておれ、迷惑かけたかなw」
だけど彼はハインの言葉を半ば無視して、私に話しかけてきた。
('、`;川「いや、まあ、」
(,,゚Д゚)「あ、そうでもなかったw」
('、`;川「うーん、」
私に、頼むからやめてくれ。
そう思った矢先。
232
:
名無しさん
:2019/01/24(木) 04:13:50 ID:yzNwnCnU0
从 ゚∀从「こいつは人の事悪く言えないんだよ、お前うるせえし臭えからさっさと出てけ」
(,,゚Д゚)「!」
从 ゚∀从「・・・・・・悪い、臭いは嘘だけど、本当、邪魔しないでくれ」
そして申し訳ない、と呟くハイン。
(#゚Д゚)「・・・・・・わかったよ、悪かったな」
敵は部屋を出て行った。
教室の空気がまた元の、落ち着いたものに戻る。
風は吹き抜け、ほっとしたそれを二人で味わうような沈黙。
少ししたら彼女はまた足を机に乗せ、深くため息をついて。
233
:
名無しさん
:2019/01/24(木) 04:14:42 ID:yzNwnCnU0
从 ゚∀从「はー、疲れた、なんだアイツ」
('、`*川「まあ、若いんだし、しょうがないのかねえ」
从 ゚∀从「腹立つわー、また来なきゃいいけど」
('、`*川「ここいい場所だしねえ、まあ大丈夫じゃない、あんだけ言えば」
从 ゚∀从「ああいうバカは口に出さなきゃわかんねえからタチ悪いよ」
('、`*川「そうなのかなあ」
从 ゚∀从「アタシだって、好きで言ってるわけじゃないんだぜ」
('、`*川「そうだよねえ」
はあ、と二人、またため息。
234
:
名無しさん
:2019/01/24(木) 04:15:23 ID:yzNwnCnU0
('、`*川「でも、なんか悪いことしたなあ」
从 ゚∀从「まあなー、おかしいのはアタシらなんだろうしな」
('、`;川「あ、悪いことした気分って、直接言った君が一番感じてるよね、ごめんね」
从 ゚∀从「まあ、言うべき時は言わなきゃとは思うけど」
从 ゚∀从「なーんか、やりきれないなあ」
('、`*川「確かに、シチュエーションだったら素敵だったかもね」
从 ゚∀从「えーっと?」
235
:
名無しさん
:2019/01/24(木) 04:15:58 ID:yzNwnCnU0
('、`*川「いや、なんかだべってるときにさ、爽やかイケメン(笑)が颯爽と現れて」
从 ゚∀从「ふむ」
('ー`*川「健全な人間なら喜んでるんですかね」
从 ゚∀从「どうだろね。せめてもうちょい色男じゃないと無理な気もするけど」
('、`*川「でも、あ、個人名は出しづらいけど、
・・・・・・TさんとかKさんならあの人でも喜んでそうじゃない?」
从 ゚∀从「津出とか素直?」
('、`;川「あー、誰とは言わないけど」
从 ゚∀从「確かに、あいつらなら大喜びかもな」
('〜`*川「うーん・・・・・・」
また、微妙な空気。
ハインが口を開く。
236
:
名無しさん
:2019/01/24(木) 04:16:32 ID:yzNwnCnU0
从 ゚∀从「なんも楽しくないなー」
('、`*川「楽しめないねえ、あ゛ー・・・・・・」
それを君と共有できるのが、唯一の救いではあるけれど。
237
:
名無しさん
:2019/01/24(木) 04:19:08 ID:yzNwnCnU0
――――――――――――――――――――――――
('、`*川「静かだね」
从 ゚∀从「そうだなー」
ふと、気が付けば、夜の10時を過ぎていた。
いったい何をしていたんだっけ。ただただ2人、居ただけみたいな。
とっくに完全下校時刻を過ぎている、見つかったら怒られるな。
238
:
名無しさん
:2019/01/24(木) 04:19:53 ID:yzNwnCnU0
('ー`*川「ずっとこのままならいいのにね」
从 ゚∀从「そうだなー」
夜の教室はなんだか特別で、いないものがいるような雰囲気だ。
それは決して悪いものではなさそうで、積み上げた歴史があるから、感じるようで。
('、`*川「ねえ、悪い事言うけどいい?」
从 ゚∀从「おー、なんだ」
('、`*川「今から散歩に出かけない?」
从 ゚∀从「そりゃ悪いなあ、珍しく」
('ー`*川「うふふ、まあもうすでに悪いんだけどさ」
从 ゚∀从「いいんじゃねえか、どっか行こうぜ」
なんだか、妙に嬉しそうなハイン。
239
:
名無しさん
:2019/01/24(木) 04:20:42 ID:yzNwnCnU0
('、`*川「どうしたの、そんな顔して」
从 ゚∀从「いや、どんな顔だったかな」
('ー`*川「死にたいね」
从 ゚∀从「死にたいな」
教室を出る。
ガラガラピシャ、ドアを閉める音が反響する、1秒後には懐かしい響きに変わる。
そんな時代もあったのか、とか。
240
:
名無しさん
:2019/01/24(木) 04:21:31 ID:yzNwnCnU0
('、`*川「学校は素敵だね」
从 ゚∀从「そうだなー」
ひゅう、ひゅう、登校口を出るとそこは本物の夜だった。
どこからか聞こえてくる音が静けさを際立たせ、
2人の間が近づくような錯覚、世界がぎゅっと縮まるような感覚。
ふらふら、歩いていく。
ゆくあてのない線路沿い。
241
:
名無しさん
:2019/01/24(木) 04:23:05 ID:yzNwnCnU0
歩きはじめてどのくらい経ったのだろう。
何度も電車は通っていき、さっきからは止んでいた。
まだ薄暗く、足は痛い。
从 ゚∀从「なあ」
('、`*川「うん」
从 ゚∀从「なんでこんなに死にたいのかな」
('、`*川「楽しくないからじゃない?」
从 ゚∀从「でもアタシは今、楽しいよ」
('ー`*川「私も、奇遇だね」
从 ゚∀从「ふふ。やっぱ死にてえな」
('、`*川「そうだねえ」
从 ゚∀从「なんで未来なんかあるのかな」
('、`*川「うーん、今とか過去とか、素敵だからかなあ」
从 ゚∀从「素敵と言えば、黒蜜寒天っていいよなあ」
('ー`*川「そうだねえ」
パタ。
足が止まる、駅が見えた。
名前しか知らない駅。
242
:
名無しさん
:2019/01/24(木) 04:24:31 ID:yzNwnCnU0
('、`*川「私は、そろそろ家に帰るとするよ」
从 ゚∀从「そっか」
('、`*川「うん、やっぱりお母さんも心配してるだろうし」
从 ゚∀从「そっか」
从 ゚∀从「アタシはもう少し先まで、歩くことにするぜ」
('、`*川「そっか」
('ー`*川「どんな景色を見たか、私もいつか知れるかな」
从 ゚∀从「どうだろうな、今なら同じだろうけど」
もう一度顔を見合わせて、わらう。
そして私は駅に、彼女は先へと進んでいった。
243
:
名無しさん
:2019/01/24(木) 04:26:04 ID:yzNwnCnU0
月はだいぶん前に撃たれたようで、あっという間に朝日が昇る。
帰りの電車から見える道には、確かに二人の跡がある。
もう、私の背中の影はひとつ。
(-、-*川
ガラガラの車内、ひとり静かに目を閉じる。
244
:
名無しさん
:2019/01/24(木) 04:29:56 ID:yzNwnCnU0
以上です。
「おわり」で別れ、「はじまり」で継続のつもりです。
ありがとうございました!
245
:
名無しさん
:2019/01/24(木) 06:02:57 ID:dzZ4MS9I0
乙!
246
:
名無しさん
:2019/01/24(木) 09:20:39 ID:mrqv2sYs0
乙です
247
:
名無しさん
:2019/01/24(木) 12:53:16 ID:p2X.JJCU0
エモい。乙
248
:
名無しさん
:2019/01/25(金) 03:55:39 ID:97t4dzaE0
投下します!
249
:
名無しさん
:2019/01/25(金) 03:56:34 ID:97t4dzaE0
( ´_ゝ`)なあ弟よ
(´<_` )なんだ
( ´_ゝ`)そろそろ隕石が見えてきたな
(´<_` )2日ほど前から見えてるぞ
( ´_ゝ`)・・・・・・
(´<_` )・・・・・・俺の気のせいだったかもしれん
( ´_ゝ`)そうか、それはうっかりさんだったな
(´<_` )ああ、うっかりさんだった
250
:
名無しさん
:2019/01/25(金) 04:01:18 ID:97t4dzaE0
すまんタイトル忘れてた
( ´_ゝ`)地球が木っ端微塵になるようです(´<_` )
251
:
名無しさん
:2019/01/25(金) 04:01:53 ID:97t4dzaE0
( ´_ゝ`)なあ弟よ
(´<_` )なんだ
( ´_ゝ`)いよいよ本当におしまいなんだな
(´<_` )そのようだな
( ´_ゝ`)この際だから告白しよう
(´<_` )なんだ
( ´_ゝ`)実は俺たち、血を分けた兄弟じゃないかもしれないんだ
(´<_` )それはいいニュースだな
( ´_ゝ`)・・・・・・
(´<_` )・・・・・・そんな顔するなよ
252
:
名無しさん
:2019/01/25(金) 04:02:29 ID:97t4dzaE0
( ´_ゝ`)なあ弟よ
(´<_` )なんだ
( ´_ゝ`)こんなにそっくりなのに、驚いただろう
(´<_` )そうだな、驚いた
( ´_ゝ`)勇気が出せず、今まで隠しててごめんな
(´<_` )謝ることないさ
( ´_ゝ`)嫌われるのが怖くて、こんな最後でしか言い出せなかったんだ
(´<_` )血が繋がってたら嫌われないって思考がそもそもね
( ´_ゝ`)・・・・・・
(´<_` )・・・・・・別に兄者を嫌いと言ってる訳じゃないぞ
( ´_ゝ`)やっぱりそうだよな、安心した
(´<_` )ああ
253
:
名無しさん
:2019/01/25(金) 04:03:02 ID:97t4dzaE0
( ´_ゝ`)なあ弟よ
(´<_` )なんだ
( ´_ゝ`)実はこの顔も、整形なんだ
(´<_` )昔聞いた
( ´_ゝ`)なんかすごい爆発してると思ったらこうなって・・・・・・
(´<_` )あの時死ねば良かったのに
( ´_ゝ`)・・・・・・
(´<_` )・・・・・・
( ´_ゝ`)・・・・・・それでそっくりになるなんて、運命を感じたなあ
(´<_` )そうだね
254
:
名無しさん
:2019/01/25(金) 04:04:00 ID:97t4dzaE0
( ´_ゝ`)なあ弟よ
(´<_` )なんだ
( ´_ゝ`)これも言い辛い事なんだけどな
(´<_` )無理はしなくていいぞ
( ´_ゝ`)長い付き合いだったけど、俺はお前と出会えて本当に良かった
(´<_` )そうか
( ´_ゝ`)駄目な兄貴だったけど、今までありがとうな
(´<_` )別に駄目でもないだろう
(*´_ゝ`)そ、そうか、
(´<_` )どちらかというと「無理」
( ´_ゝ`)・・・・・・
(´<_` )・・・・・・・・・かっこよすぎて
( ´_ゝ`)無理はしなくていいぞ
(´<_` )ごめん
255
:
名無しさん
:2019/01/25(金) 04:04:32 ID:97t4dzaE0
( ´_ゝ`)なあ弟よ
(´<_` )なんだ
( ´_ゝ`)隕石が大きくなってきたな
(´<_` )そうだな
( ´_ゝ`)死ぬのは怖いか?
(´<_` )別に
( ´_ゝ`)なるほど死ぬ直前に命の尊さに気付くパターンか
(´<_` )どんなパターンだ
( ´_ゝ`)いるんだよそういうやつが
(´<_` )それは是非会ってみたいな・・・・・・
( ´_ゝ`)それは死んでるから無理なんだがな
(´<_` )知ってる
256
:
名無しさん
:2019/01/25(金) 04:05:15 ID:97t4dzaE0
( ´_ゝ`)なあ弟よ
(´<_` )なんだ
( ´_ゝ`)あの隕石も流れ星なんだな
(´<_` )そうかもな
( ´_ゝ`)願い事でも言うとするか
(´<_` )どうせ下らない事だろう
( ´_ゝ`)いや、愛する弟だけでも助けて下さいってな
(´<_` )・・・・・・
( ´_ゝ`)・・・・・・
(´<_` )・・・・・・一人残される身にもなれよ
( ´_ゝ`)ハハハ、それもそうか、ずっと2人だったもんな
(´<_` )ああ、死ぬ時くらい一緒でいいよ
( ´_ゝ`)・・・・・・
(´<_` )・・・・・・
257
:
名無しさん
:2019/01/25(金) 04:05:48 ID:97t4dzaE0
人類が絶滅してから10000000000年ほど。
その超巨大隕石は、月もろとも地球一帯を粉みじんに吹き飛ばした。
258
:
名無しさん
:2019/01/25(金) 04:13:41 ID:97t4dzaE0
以上です。短いですがありがとうございました!
259
:
名無しさん
:2019/01/25(金) 04:35:23 ID:97t4dzaE0
一応地球と月が会話してるという設定なのですがそんな年月経ってたら太陽系がどうとか
そんな大きな隕石ありえないとかいうツッコみはもっともすぎて作者は土下座するしかありません。
ごめんなさい そういう世界ということでどうかご容赦をm(__)m
260
:
名無しさん
:2019/01/25(金) 06:33:03 ID:sWTBeI.s0
おつ!
261
:
名無しさん
:2019/01/30(水) 18:36:23 ID:fYi2ZcaM0
後夜祭支援作品的なものです
大したやまもおちもありませんが・・・
( ∵)祭りのあと、のようです
262
:
名無しさん
:2019/01/30(水) 18:39:17 ID:fYi2ZcaM0
@刺足場(したらば)神社・大広間
「「「「乾杯〜〜〜〜!!!!」」」」
ワイワイガヤガヤ…
(*`・ω・´)「いやー、今年も何とか無事に終わったな!」
ミ*,,゚Д゚彡「そうっすねー!」
( ∵)「…」
(*´ー`)「おーい、酒が足んネーヨ!」
(*’e’)「おう、こっちにも酒くれ!」
|゚ノ ^∀^)「はいはい、今持ってきますよ!」
( ∵)「…」
_、_
(*,_ノ` )y━・~「村長、グラス注ぎますよ」
/*,' 3「ふぉふぉ、すまんの」
( ∵)「…」
263
:
名無しさん
:2019/01/30(水) 18:41:08 ID:fYi2ZcaM0
ワイワイガヤガヤ…
( ∵)「…」
(*`・ω・´)「いや、ホント今年も祭りを終えることができてよかったな!」
ミ*,,゚Д゚彡「佐木さん、それ何回言うんすか」
(*`・ω・´)「おう?なんだ、布佐、別にいいじゃねぇか、事実なんだから」
/*,' 3「ふぉふぉ、佐木の言う通りじゃ。祭りが無事に終わったのは」
/ ,' 3 ガララッ←戸を開けて境内に出る
( ∵)「!」
/ ,' 3「土地神様が見守ってくださっているからじゃからのぉ。感謝せねば」ナムナム
ミ*,,゚Д゚彡「ま、そうっすね」
ミ,,゚Д゚彡「土地神様、今年も我々の祭りを成功に導いてくださり」
ミ,,-Д-彡人☆パンパン「ありがとうございました!」
「「「「ありがとうございました!!!!」」」」
( ∵)「…」
(;∵)(自分、土地神じゃないんだけどなぁ…)
(;∵)←去年建てた“ショッピングモール”の繁栄を祈って祭り上げられた存在
264
:
名無しさん
:2019/01/30(水) 18:42:31 ID:fYi2ZcaM0
アリガタヤアリガタヤ…
(;∵)(いや、まあ、自分も神様みたいなもんだけどさ)
(;∵)(祠、土地神様のすぐ隣に造っちゃったからかな)
(;∵)(間違えちゃったのかなー、祠の見た目似てるし)
(;∵)(でも、誰も気づかないのはどうかと思うな〜)
(;∵)(大体、祭りの成功を神様に感謝するって言ってるけどさ、逆じゃね?)
(;∵)(神様に感謝するために、祭りってするもんじゃないの?)
(;∵)(いや、わからんでもないのよ)
(;∵)(神様が見守ってくださる→平和に生活できる→祭りが開催できる→)
(;∵)(→結果として祭りの成功を神様に感謝する)
(;∵)(そんな感じの理屈で、まあ、アリだとは思うのよ)
(;∵)(でも、何ていうか、目的と手段が入れ替わってるっていうの?)
(;∵)(うまく説明できないけど、もやもやするっていうか…)
265
:
名無しさん
:2019/01/30(水) 18:44:03 ID:fYi2ZcaM0
(;∵)(とはいえ…)
アリガタヤアリガタヤ…
(;∵)(こうやって感謝してもらえるのは嬉しいんだけどね)
ド―――(AAでは表現できない豪華そうなお供え物)―――ン!!
(;∵)(お供え物も沢山あるし)
(∵;)(だけど…)チラ
( ・ω・)「…」ジーッ
(∵;)(さっきから“本物”の土地神様がすっげえ見てくるんだよねぇ!!)
( ・ω・)「…」ジーッ
(∵;)(いや、マジ、ホントすんません!自分みたいな若輩者が…)
( ・ω・)「…」ジーッ
(∵;)(ひぇ〜、申し訳ないと思ってるのに、何もできないもどかしさ!)
266
:
名無しさん
:2019/01/30(水) 18:46:10 ID:fYi2ZcaM0
(;∵)(どうしよ…)
(;∵)(どうにかして、村人たちに伝えらんないかな…)
(;∵)(えーと、)
(((;-.-)))(みなさ〜ん、祭る祠、間違えてますよ〜)ウォンウォン…←よくわかんないけど神様的な存在が発揮できる人智を超えた妖力的な何か
ガタガタッ!
ナンダ!
ホコラガユレタゾ!
トチガミサマガオイカリダ!
オソナエモノガタリナイノカ!?
(((;∵)))(やっべぇええ!!!)
( ・ω・)「…」ジーッ
(((∵;)))(あ゛ああ、土地神様もこっち見てるううう!!!)
(((∵;)))(後でシめられるやつ〜〜!!)
267
:
名無しさん
:2019/01/30(水) 18:47:56 ID:fYi2ZcaM0
トチガミサマ、コレデオユルシクダサイ
デデ―――(さらに増えた、AAでは表現できない豪華そうなお供え物)―――ン!!!
(((;∵)))(あ゛ぁあ゛あ゛、なんかお供え物催促したみたいになっちゃったあああ!!!)
(((;∵)))(そんなつもりじゃないんですうう!むしろ、こんなに祭り上げてもらっちゃって申し訳ないくらいなんすよおお!)
(((;∵)))(お酒、すごくおいしそおおお!メロンも熟してて甘そおおお!)
(((∵;)))(だけど…)
( ・ω・)「…」
(((∵;)))(祭り上げる相手が違うんだよおおお!!)
( ・ω・)「…」
( ・ω・)「そのお供え物のお酒、どう?」
(∵;)「え」
( ・ω・) 「「…」」 (∵;)
268
:
名無しさん
:2019/01/30(水) 18:49:54 ID:fYi2ZcaM0
(((((∵;)))))「キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!」
( ・ω・)「その酒、布佐んとこのだよね。あそこの不味いんだよなぁ、ぶっちゃけ」
(((((゚。゚;)))))「マタシャァベッタァァァァァァァ!!」
( ・ω・)「聞けよ。てか、もはや誰だよ」
(((((゚。゚;)))))
(((((∵;)))))
(((((∵ )))))「すんません。もう大丈夫っす」
( ・ω・)「まだ動きがうるさい」
(((∵ )))
( ・ω・)「もうちょっと抑えよっか」
((∵ ))
( ・ω・)「もーちょい」
(∵ )
( ・ω・)「そう」
(∵)
( ・ω・)「こっちみんな」
269
:
名無しさん
:2019/01/30(水) 18:52:29 ID:fYi2ZcaM0
(∵)「…」
( ・ω・)「だからこっちみんなって」
(∵)「…」
(;.;)ブワッ
( ・ω・)「泣くなよ…」
(;.;)
( ・ω・)「さっきの状態で良かったのに」
(;.;)「…」
(;.;)「…」
(((((゚。゚;)))))「キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!」
( ・ω・)「お前わざとやって(∵ )「すんません、シめるのだけはカンベンしてください」
270
:
名無しさん
:2019/01/30(水) 18:53:49 ID:fYi2ZcaM0
( ・ω・)「いや、別にシめないよ。土地神を何だと思ってんのさ」
(∵ )「万物を超越せし崇高なる存在。その気になれば小指の爪一つで気に入らない相手の存在を抹消できる」
( ・ω・)「そんな大層なもんじゃないよ」
(∵ )「ご謙遜なさらなくても」
( ・ω・)「それに、小指で相手を消すなんて無理だよ」
(∵ )「はは、デスヨネー。さすがに冗談が過ぎました」
( ・ω・)「せめて片手くらいは使わせてもらわないと」
(∵ )「え?」
( ・ω・)「そしたら消し炭にするくらい造作もないけどね」
(∵ )「…」
(((((゚。゚;)))))「ホントにすみませんでしたあああああ!!!!!」
( ・ω・)「うるさい」
(((((゚。゚;)))))「いや、だって…!」
( ・ω・)「燃やすぞ?」
(∵ )「ハイ、ウルサクシテスミマセンデシタ」
271
:
名無しさん
:2019/01/30(水) 18:55:02 ID:fYi2ZcaM0
( ・ω・)つ○ヒョイッ「とにかく、土地神だからって大げさにしなくていいから」
(∵ )「あ、お供え物のりんご」
( ・∩・)パクッ
( ・ω・)゙ ショリショリ「お、けっこーうまい」
( ・ω・)゙ ショリショリ「キミはもう食べた?」
(∵ )「いえ、土地神様のものですから」
( ・ω・)「だから遠慮しなくていいのに」
(∵ )「いや、村人の皆さんが土地神様のために用意したものですし…」
(∵;)「あ゛!」
( ・ω・)「ん〜?」
(∵;)「さっき自分のせいで彼らを混乱させちゃったんですよ!」
(∵;)「てか、土地神様も見てましたよね!?」
( ・ω・)「うん。見てたよ」
( ・ω・)「慌てふためくキミの姿が滑稽でなかなか面白かったよ」
(∵;)(性格悪っ!)
272
:
名無しさん
:2019/01/30(水) 18:55:46 ID:fYi2ZcaM0
(∵;)「とにかく、パニックを起こしちゃったんで、何とかしないと…」
( ・ω・)「それなら気にしなくていいよ」
(∵;)「え、ですが…」
( ・ω・)σ「あれ見てみ」
( ∵)「…?」
ソーレイッキイッキ!!
ガッハッハ!
サケガタランゾーイ!
( ∵)「…」
( ∵)「あれぇ?」
273
:
名無しさん
:2019/01/30(水) 18:56:43 ID:fYi2ZcaM0
( ・ω・)「あいつら、酒飲んだらすぐ忘れるから」
( ∵)「いや、だからって…、あんなに拝み倒してたのに…?」
( ・ω・)つЖヒョイッ「ま、いいんじゃない。お供え物増えたし」
( ∵)「そんなんでいいんすか?」
( ・ω・)つЖガリガリ「いいんだよ、神様なんてそんなもんで」
( ∵)「…」
274
:
名無しさん
:2019/01/30(水) 18:57:47 ID:fYi2ZcaM0
サケダサケダー!
アタシ、ヌギマス!!
ヒュー!!
( ・ω・)つЖガリガリ「良いことがあれば神様に感謝して、悪いことがあれば神様に祈る」
( ・ω・)つЖガリガリ「それで結果的にあいつらの心の支えになってんのなら、自分は充分だよ」
( ∵)「…そんなもんですか」
( ・ω・)つЖガリガリ「そんなもん」
( ∵)「…」
( ∵)「…ところで、さっきから何をやってるんですか?」
( ・ω・)つЖ「ん、これ?お供え物のドリアン」
( ・ω・)つЖ「いる?」
(;∵)「なんでお供え物にドリアンが…って臭っ!!?」
ホーレホーレ
タベモノデアソバナイデクダサイ!!
275
:
名無しさん
:2019/01/30(水) 18:58:58 ID:fYi2ZcaM0
* * *
(*`-ω-´)グー、グー…
ミ*,,-Д-彡グオー、グオー…
/*,' 3ムニャムニャ…
スピー、スピー…
グガッ、グゴゴ…
クカー、クカー…
( ∵)「あーあ、みんな酔いつぶれちゃって…」
( ・ω・)「毎年こうなんだよ。んで、翌日はみんなボッロボロ」
( ・ω・)「学習しないんだよなー」
( ∵)「ははは…。ん?」
276
:
名無しさん
:2019/01/30(水) 19:03:42 ID:fYi2ZcaM0
【 議題:村祭りの神輿の新規ルート(神社スタート&ゴール) 】
【 プランA、プランB、プランC 】
【 】
【 有名人枠:内藤航平(2票)、加賀美芹菜(11票)、Q-10!(5票)…… 】
【「お供え物」日本酒・布佐酒店、果物・通販 】
【 ↑モールで買うのもアリ? 】
【 】
【テント・屋台設営日○月×日(水)(神社周辺のみ火曜夜から) 】
【 】
【 美人コンテスト水着審査の追加(提案者:佐木)←スケベ! 】
.
277
:
名無しさん
:2019/01/30(水) 19:05:19 ID:fYi2ZcaM0
( ∵)「これは…?」
( ・ω・)「あー、こいつらここで祭りの会議して、議題やらアイデアやらをこのホワイトボードに書いてくんだよ」
( ∵)「結構考えてるんですね」
( ・ω・)「毎年同じことやってもつまんないんだと」
( ・ω・)σ「…ここに『布佐酒店』て書いてるでしょ?」
( ∵)「あー、さっき言ってたお供え物のお酒の」
( ・ω・)「そうそう」
ミ*,,-Д-彡グオー、グオー…
( ・ω・)「こいつはその酒屋の3代目なんだけど、酒の良し悪しが分かってないんだよ」
( ・ω・)「店が潰れないのが不思議なくらい」
( ・ω・)「1代目、2代目と比べりゃだいぶましなんだけどさ」
( ・ω・)「ま、お供え物の酒はこいつが担当してるし、どうにか潰れないでほしいね」
278
:
名無しさん
:2019/01/30(水) 19:06:33 ID:fYi2ZcaM0
(*`-ω-´)グー、グー…
( ・ω・)「佐木はなー、どーしよーもないドスケベ野郎でさ」
( ・ω・)「ガキのころから同級生の女子のスカートをめくるのは当たり前」
( ・ω・)「隙を見つけては女教師の胸を触ってたよ」
( ・ω・)「せっかくの男前が台無しだと思わない?」
( ∵)「ははは、そうっすね」
( ・ω・)「でも、行動力が人一倍あって、今回の祭りはもちろん」
( ・ω・)「キミのショッピングモールの誘致もこいつが提案したんだよ」
( ∵)「!」
( ・ω・)「普通さ、こんな辺鄙な村にショッピングモールなんか造ったって成功するなんて思わないでしょ」
( ・ω・)「でも実際にやってみると生活しやすくなったし、村を訪れる人も増えてるわけだ」
( ・ω・)「…侮れない奴だよ、こいつは」
279
:
名無しさん
:2019/01/30(水) 19:08:00 ID:fYi2ZcaM0
/*,' 3ムニャムニャ…
( ・ω・)「正直こいつが村長になるとは思わなかったよ」
( ・ω・)「いつもボーっとしてて、学校はほぼ毎日遅刻するわ、犬に噛まれても唾すらつけないわで、生きていけるかどうか見ていて不安だったよ」
( ・ω・)「実際、こいつ右手の薬指無くしてんだよね」
( ∵)「えぇ…」
( ・ω・)「だけど、いつの間にか村長になったと思ったらテキパキ仕事をこなしてさ」
( ・ω・)「感心したけど、『お前、今までのは何だったんだよ!』て感じたよね」
( ・ω・)「んで、周りもそうツッコんだんだよ。そしたら、こいつ何て言ったと思う?」
( ∵)「え、さ、さぁ…?」
( *・ω・)「『好きな人に自分の頑張ってる姿を見せたいから』なんだと!」
( *・ω・)「いやー、すっごい驚いたよ。恋でそこまで人が変わるのか!ってね」
( *・ω・)「しかも、何が面白いってこいつ、そのまま伊藤に告白したんだよ!」
( *・ω・)「『頑張ってるでしょ、だから付き合ってください』つって!」
( *・ω・)「もう、あの時の伊藤の顔は忘れらんないね」
( *・ω・)「そこからなんやかんや結婚まで漕ぎつけたんだから、大したもんだよ」
280
:
名無しさん
:2019/01/30(水) 19:10:12 ID:fYi2ZcaM0
( ∵)「…」
( *・ω・)「渋澤はこの村出身じゃないんだけど、田舎暮らしがしたいっつって引っ越してきた変わり者でさ―――」
( *・ω・)「白根は―――」
( *・ω・)「―――、―――!!」
( *‐ω‐)「―――。―――!」
( *・ω・)「―――!!―――!」
( ∵)「…」
( *・ω・)「この大前の嬢ちゃんは…って、どうした?」
( ∵)「…」
( ∵)「…いえ、何でも」
( *・ω・)「そう?で、この大前の嬢ちゃんは―――」
( ∵)「…」
( ∵)(土地神様が土地神様たる所以が、なんとなく分かった気がするな)
( *・ω・)「―――、―――!!」
(*`-ω-´)グー、グー…
ミ*,,-Д-彡グオー、グオー…
/*,' 3ムニャムニャ…
( ∵)「…」
( ∵)(皆さん、素敵な祭りをどうもありがとうございました)
(*∵)(これからも、よろしくお願いしますね)
281
:
名無しさん
:2019/01/30(水) 19:12:31 ID:fYi2ZcaM0
以上です。大したおちがなくてすみません
たくさんの支援絵や感想を見て触発されたので書いちゃいました
282
:
名無しさん
:2019/01/30(水) 19:24:42 ID:bShp./BE0
乙!
283
:
名無しさん
:2019/01/30(水) 19:37:35 ID:RKTD6/AY0
乙!
祭も明日で終わりか
284
:
名無しさん
:2019/01/30(水) 21:05:32 ID:6qUTm8S.0
乙ー!
祭もあっという間だったな
285
:
名無しさん
:2019/01/31(木) 01:14:10 ID:YwDikxlc0
>>281
おつ
ほっこりした
286
:
名無しさん
:2019/01/31(木) 16:06:07 ID:ci/Vfjgw0
今日で終わりか
ええ祭りやった
企画者、作者、絵師の方々、お疲れ様でした
287
:
名無しさん
:2019/01/31(木) 23:55:24 ID:2iBzeOB.0
クッソスレからドシリアスまで幅広い作品が集まって楽しかった
288
:
名無しさん
:2019/02/01(金) 00:06:50 ID:HzKAh7E60
いい祭りだったねー
289
:
名無しさん
:2019/02/01(金) 00:07:18 ID:xbknqMo60
本スレ短編
o川*゚ー゚)o 異世界転生するようですが・・・(∵ )
【大魔王系イタリアン『ロマネスク』のようです】
('A`)ドクオと(∪^ω^)わんおの4の約束のようです
( ^ω^)我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのかのようです
('、`*川恋と砂糖はとけるもの のようです
川 ゚ -゚)青春の瑕疵のようです
川 ゚ -゚) おわりとはじまりが決まらないようです ( ・∀・)
ブラックバイバイのようです
('、`*川死にたがりふたりのようです从 ゚∀从
( ´_ゝ`)地球が木っ端微塵になるようです(´<_` )
( ∵)祭りのあと、のようです
単独スレ
錬金術士が死んで朝を迎えるようです
( ^ω^)ぼくたちの物語が終わるようです
イ結ぶ這鏡のようです
('A`)選択を迫られるようです
从 ゚∀从機装化精神病のようです
o川*゚ー゚)o 沈む西陽の迎えようです
ξ゚⊿゚)ξ終焉のゲリガ・モーデルのようです
( ^ω^)ゴーストライターは踊るようです
(#゚;;-゚)望みが叶う電車のようです
ξ゚⊿゚)ξはハイメガ系女子のようです
( ^ω^)メイノワ少年少女倶楽部のようです
THE SEVEN KILLERS NO YOUR DEATH!!
Σz ゚ー )リおわはじラジオのようです(´・_・`)
全部で24作品お疲れさまでした!
290
:
名無しさん
:2019/02/01(金) 00:08:29 ID:GUJqTwdc0
>>289
すごい!
まとめおつおつ
またやりたいものだ
みんなお疲れ様
291
:
名無しさん
:2019/02/01(金) 00:10:17 ID:xbknqMo60
作者の皆様そして企画者様お疲れさまでした!
一か月半ずっと作品を待ち遠しく、そして楽しく過ごしていました
心からの乙を!
https://i.imgur.com/pY3p5Go.jpg
292
:
名無しさん
:2019/02/01(金) 00:12:33 ID:Tj/.jOS.0
>>291
SUGEEEE!!!
293
:
名無しさん
:2019/02/01(金) 00:14:37 ID:HzKAh7E60
>>291
愛がすさまじい……本当に乙だわ
294
:
名無しさん
:2019/02/01(金) 00:15:47 ID:bQJh4mvc0
>>291
今回の祭で間違いなく一番働いてるなあんた……!
超乙!参加して良かった
295
:
名無しさん
:2019/02/01(金) 00:17:00 ID:GUJqTwdc0
>>291
愛しかない…
しゅごい…どのキャラがどの作品かちゃんと分かる…感動…
296
:
◆TN4eGwmJqs
:2019/02/01(金) 02:53:18 ID:fflgnDBM0
それでは本日の投稿作品の投下が終了したところで、
「ブーン系「おわりとはじまり」祭のようです -2018-」
これにて全日程を【終了】とさせていただきます。
祭閉幕にあたってまず申し上げておきたいのは、今回の祭りはとにかく参加者に恵まれた祭りであったということです。
作品投稿期間中は最高の作品が踊ったのはもちろん、熱い感想、そして素晴らしいアートワークが後夜祭を飾りました。
まこと、祭期間中に私の果たした役割というのはわずかで恥ずかしいばかりです。
未だすべての作品をまとめきっていない状況ですが、これについては今しばらくお待ち下さい。
そしてxbknqMo60氏に深甚な感謝を。
実を言えば別スレで氏から感想と絵を頂戴したことで燃え立ち、6年近くぶりにブーン系に戻るきっかけを得て、
結果としてこのように足りぬ身ながら祭りの運営にあたらせていただくことになりました。
氏がいなければ、このような機会はもしかするとなかったかもしれません。
改めまして、運営に際してお知恵をいただきました総合の皆様方、そしてもちろん全ての参加者の皆様に篤く御礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。
297
:
名無しさん
:2019/02/01(金) 08:35:24 ID:bMoVYn8A0
>>291
すげえなあオイ
楽しいお祭りをありがとう主催
298
:
名無しさん
:2019/02/01(金) 11:08:07 ID:0ZTK3PDU0
>>291
すげぇぇ!!愛が詰まってる!
作者達も絵師達、感想師達も乙でしたー!楽しい祭ありがとう!
299
:
名無しさん
:2019/02/01(金) 12:29:52 ID:3mE57s2c0
主催の挨拶を見ると改めて終わりなんだなって実感するな
お疲れ様でした!
300
:
名無しさん
:2019/02/01(金) 14:10:30 ID:IelvxPI60
主催者さんざんホモだったのに最後の挨拶だけノンケに戻りやがって
俺らはホモがいなければ祭出来なかったぜ、サンキューな、
まとめも乙なんだぜ
301
:
名無しさん
:2019/02/01(金) 21:55:43 ID:mZx5OF.E0
主催者おつおつ
そしておかえり
302
:
名無しさん
:2019/02/01(金) 23:12:36 ID:HzKAh7E60
書くのも読むのも、絵を観るのも楽しいお祭りでした
本当に主催に企画に運営に、お疲れ様です
とても楽しかった!
303
:
◆8aac7uEWYg
:2019/02/02(土) 00:24:34 ID:W.majydw0
主催者を始め、作者様、絵師様、そしてたくさんの感想をあげて頂いた皆様に感謝いたします。
ありがとうございました
304
:
名無しさん
:2019/02/02(土) 01:01:55 ID:qOCkh9pY0
リアルが忙しくて参加できなかったけど皆さん乙です!
305
:
◆TN4eGwmJqs
:2019/02/04(月) 01:42:53 ID:7Xb8o1dU0
【まとめ状況進捗報告】
全祭り参加作品の内容部分をまとめサイトにまとめました。体裁の整形などは現在も進行中です。
またFc2wikiの字数制限の仕様上、一話が長い作品に関して一話分を一ページにまとめきれず、
やむを得ず分割することになってしまった作品がありました。大変申し訳ありません。
該当する作品は、下記二作品です。
『从 ゚∀从機装化精神病のようです』
『( ^ω^)メイノワ少年少女倶楽部のようです』
実際のまとめ状況は下記ページからご確認いただけます。
まとめ方についてご要望、このようにしてほしいという具体的ご指示などがありましたら、
本スレッドか、まとめサイトサイドバーにあるコメントフォームよりご連絡をいただけますと幸いです。
https://dawnoftheboon.wiki.fc2.com/wiki/
イベント・祭り特設ページ
また上の字数制限に関してどうにか回避ができないかと自分なりに調べたのですが、
調べた範囲では情報がありませんでした。このレスをご覧の方でなにかご存知の方がおられましたら、
ご一報をいただけますと泣いて喜びます。
【感想等のまとめについて】
今回たくさんの感想が感想絵スレに届けられ、これらの魅力を壊さないようにどのようにまとめるか悩むところがあり
これに関してまとめの完了までに少しお時間をいただくかもしれません。
306
:
おわはじ乗っ取り作者
:2019/02/04(月) 07:48:54 ID:XMtk5GzI0
>>305
ツイッターのみに投下された絵も含めると相当な数になるな
絵だけのページを作ってまとめるとか
あと、【おわはじラジオ】4話目から別作者(俺)になるのでその明記と、4話目からしたらばの仕様でYouTubeのリンクが貼れなくなったから、【https://】を抜かしたURLにしてあるんだよね
その補完を頼む
307
:
名無しさん
:2019/02/04(月) 08:13:00 ID:IB3FOQ060
>>306
ツイッターのみに投下されてるのは絵師がスレに貼るのをためらってるのもあるから勝手にまとめるのはダメだろ
主催者まとめ乙
感想や絵をまとめるの大変そうだしそれぞれのページ作ってひとまとめに置いておくだけでもいいと思うな
308
:
名無しさん
:2019/02/04(月) 10:07:18 ID:hdh3XLKk0
作者さん、主催様、感想書いてくれた方、絵師さん皆さんありがとうございました
お疲れ様でした
309
:
名無しさん
:2019/02/04(月) 12:44:04 ID:D62IQ9t20
>>307
そりゃ確認はとらないとねえ
主催者はツイッター垢持ってるんだっけ
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