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( ^ω^)文戟のブーンのようです[5ページ目]
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ドラゴンの卵は発見者が自由にしてよい、と定められていたその国で、
ジョルジュの先輩にあたる冒険者は卵の孵化を選んだ。
御伽噺に見たようなドラゴンとの友情を夢見て。
('A`)「……結果は」
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( -∀-)「ご想像の通りさ」
およそ一ヶ月。
冒険者は卵を抱え、大切にした。
何をする必要もないというのに、卵に語りかけ、清潔にし、
どのようなドラゴンが生まれてきたとしても対処できるよう、
依頼終わりには必ず図書館へ寄る生活。
血を分けた子供ができた親のようだ、と、
ジョルジュも周囲の冒険者達も笑っていたものだ。
あの日。依頼を受けるために冒険者が足を踏み入れ、
抱えていた卵にヒビが入るその瞬間まで、
冒険者もジョルジュも、ドラゴンの卵に暖かな思いを寄せていた。
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( ゚∀゚)「孵化したドラゴンは瞬く間に羽を伸ばした。
そして、おっさんを喰った」
止める間もない、一瞬の出来事であった。
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