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( ^ω^)さらば鈍色の青春のようです
1
:
名無しさん
:2018/08/29(水) 19:35:53 ID:NOKIG.BM0
( ^ω^)「あー…モテてぇお」カチャカチャ
('A`)「突然何を言うか」カチャカチャ
( ^ω^)「鈍色の青春に飽きたお。ドックンも飽きてない?」
('A`)「俺そういうの諦めてっからなぁ」ヘビーマシンガーン
( ^ω^)「コイツ、17歳にして人生諦めてやがるお」フレイムショッ
( ^ω^)「あ。この武器好きじゃないんだよな〜」
('A`)「ヘビーマシンガンが一番信頼できるわ」カチャカチャ
( ^ω^)「俺は手榴弾が一番信頼できる」カチャカチャ
('A`)「投げるタイミングがよくわかんねぇんだよなぁ」グワー
( ^ω^)「手榴弾抱え落ち乙☆」カチャカチャ
('A`)「勿体ないことしたわ」カチャカチャ
2
:
名無しさん
:2018/08/29(水) 19:36:39 ID:NOKIG.BM0
('A`)「んで、モテたいつってもよぉ…お前どんな子タイプなの?」カチャカチャ
( ^ω^)「俺を一番に見てくれる子」カチャカチャ
('A`)「ツンは?」カチャカチャ
( ^ω^)「ツンは今更そんな対象に見れんお」カチャカチャ
('A`)「うわー我儘。お兄ちゃんドン引きしちゃう」グワー
( ^ω^)「兄貴面すんなよ幼馴染」カチャカチャ
('A`)「四六時一緒にいるから兄弟みたいなモンだろ」グワー
( ^ω^)「ドクオさっきから死にすぎじゃない?」カチャカチャ
('A`)「俺みたいなゆとりにはメタスラ難易度高すぎるわ」カチャカチャ
( ^ω^)「ゲーセンで全クリ目指すと財布空になる勢いで死んでやがる」カチャカチャ
('A`)「steam版最高だな。いくらでもコンティニューできる」カチャカチャ
( ^ω^)「買ったの俺だけどな」カチャカチャ
('A`)「うす。いつもお世話になってます」グワー
(#;A;)「飽きた!!別のゲームしよう!!」
( ^ω^)「はいはい」
3
:
名無しさん
:2018/08/29(水) 19:37:54 ID:NOKIG.BM0
('A`)「桃鉄99年でやろうぜ」
( ^ω^)「そう言って毎回新規で始める悪いクセやめろ」
('A`)「一回も完走してないのはマジ申し訳ない」
( ^ω^)「スリの銀次にやられて何度コントローラー放り投げたか」
('A`)「マジ申し訳ない」
( ^ω^)「桃鉄って気分でもねぇし駄弁ろうぜ」
('A`)「いつものパターン入った」
( ^ω^)「青春浪費してる感あるよな」
('A`)「部活休みの日は大体このパターンだな」
( ^ω^)「まぁ暇だしゆっくりしてけよ」
4
:
名無しさん
:2018/08/29(水) 19:39:01 ID:NOKIG.BM0
──────────────────────────────
('A`)「とまぁ、その犬がよ、めっちゃ俺を威嚇するから困ってんだよね」
( ^ω^)「ほー。通学路にそんな犬がいたんか」
('A`)「ドーベルマンめっちゃ怖いわ」
( ^ω^)「ドーベルマンかよ。俺も気を付けるわ」
('A`)「…っと今何時?」
( ^ω^)「そーね大体ねー。つうか自分のスマホ見ろよ」
('A`)「20時か。腹減ったしそろそろ帰るわ」
( ^ω^)「おう。また明日な」
('A`)「そういや明日席替えだったな」
( ^ω^)「俺らみたいなやつも参加できる学生らしいイベントだな」
('A`)「俺の隣になった女子が露骨に嫌な顔するのが辛いんだ」
( ^ω^)「うわそれ辛い」
('A`)「休んでいいかな」
( ^ω^)「せんせー!ドクオくん最近視力下がったから黒板の文字が見えないって言ってましたー!」
('A`)「推しのライブ以外で最前は嫌っすわ」
( ^ω^)「休むんじゃねえぞ…」
('A`)「仕方ないなァ…」
5
:
名無しさん
:2018/08/29(水) 19:39:43 ID:ePOXRDMg0
支援
6
:
名無しさん
:2018/08/29(水) 19:39:56 ID:NOKIG.BM0
('A`)「あ、あともう一つ」
( ^ω^)「まだあんのかよ」
('A`)「今夜流れ星がめっちゃ見れるらしいぞ」
( ^ω^)「お前らしからぬ情報」
('A`)「追っかけてるVtuberがツイートしてたから」
( ^ω^)「なるほ。んで、その情報を俺に伝えてどうする」
('A`)「モテたいんだろ?流れ星に願ってみろよ」
( ^ω^)「うわぁ古典的。でもそういうこと言うドックン嫌いじゃない」
('A`)「生まれ変わって美少女になったら今のセリフもっかい言って」
( ^ω^)「今から生まれ変わっても17歳差じゃねえかよロリコン」
('A`)「いっぱい遺産残すとこ見てて」
( ^ω^)「愛の形が重い」
7
:
名無しさん
:2018/08/29(水) 19:40:42 ID:NOKIG.BM0
──────────────────────────────
( ^ω^)「おー…。ほんと流れ星めっちゃ見れる」
( ーω-)「どれどれ…。めちゃくちゃモテますよーに。めちゃくちゃモテますよーに」
(#゜ω゜)「めちゃくちゃモテますよーにぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」
ξ#゚⊿゚)ξ「うっさい!!!!!!!!!!」
( ^ω^)「おい五月蠅いぞ幼馴染。今何時だと思ってんだよ」
ξ゚⊿゚)ξ「そっくりそのまま返すけど!?」
( ^ω^)「隣の家に口うるさい幼馴染いると面倒ねー」
ξ゚⊿゚)ξ「いや、夜中に叫ぶアンタが悪いでしょ」
( ^ω^)「年頃の娘がこんな時間に窓全開で過ごすのはどうかとお兄ちゃん思うなー」
ξ゚⊿゚)ξ「もっとイケてる幼馴染にお兄ちゃん面してもらいたかったわね!」
( ^ω^)「そいつはすまんこ。さ、寝るわよ美少女」
ξ゚⊿゚)ξ「ん、わかったわ。また明日」
( ^ω^)(ちょろい)
8
:
名無しさん
:2018/08/29(水) 19:41:40 ID:NOKIG.BM0
翌日、教室にて
('、`*川「はーい、お待たせ。ドキドキワクワク席替えタイムでーす」
( ^ω^)(窓際最後列希望。あと前と隣は女の子でよろしく神様)
( ^ω^)「あ、せんせー!ドクオくんが視力クソ雑魚ナメクジなので前の席にしてあげてくださーい!」
('、`*川「おっけー☆」
(#'A`)「クソァ!!このクラスは俺に人権がねぇ!!!」
('、`*川「あとの皆はくじ引きで決めてくわよぉ!」
9
:
名無しさん
:2018/08/29(水) 19:42:32 ID:NOKIG.BM0
──────────────────────────────
( ^ω^)「で」
( ^ω^)「なんで俺も最前列なの」
('A`)「フハハハハ。インガオホーインガオホー」
( ^ω^)「しかもドクオの右隣という」
('A`)「教科書忘れたら見せてね」
( ^ω^)「なーんでお前と肩寄せ合って教科書見せあいっこしないといけないのさ」
('A`)「己のくじ運の無さを呪うがいい」
( ^ω^)「現実にもセーブ&ロード機能欲しい」
('A`)「逆サイド美少女じゃん。我儘は体型だけにしろよ」
( ^ω^)「だーれが我儘ボディじゃヒョロガリ野郎」
('A`)「辛辣ゥ!」
( ^ω^)(まぁ、確かに俺の右隣は美少女なので良しとしよう)
10
:
名無しさん
:2018/08/29(水) 19:43:20 ID:NOKIG.BM0
( ^ω^)「えっと、こうして話すのは初めてだよね?」
( ^ω^)「左側の野郎二人がうるさくて申し訳ないけどこれからよろしく」
ミセ*゚ー゚)リ「え、あ、はい!よろしく」
( ^ω^)(そういやミセリさんと話すの初めてだな)
( ^ω^)(つーかミセリさんの声初めて聴いたわ。めっちゃ可愛いな)
ξ゚⊿゚)ξ「ちょっとー何デレデレしてるんですか我儘ボディさーん?」
( ^ω^)「あらー後ろの席はヒラタイムネ族の人だったのねー」
ξ ⊿ )ξ「あ?屋上いこうぜお饅頭族」
( ^ω^)「オホホホホ。胸だけじゃなく頭にも栄養足りないみたいねー」
ξ ⊿ )ξ「許さん。ぜってー許さん。授業中ずっとシャーペンの芯飛ばし続けてやる」
( ^ω^)「謝るから陰湿な嫌がらせやめろ馬鹿」
('A`)「俺の隣で痴話喧嘩やめてもらえます?」
( ^ω^)「俺は悪くねえ」
('A`)「いや大体お前が悪いだろ」
11
:
名無しさん
:2018/08/29(水) 19:44:22 ID:NOKIG.BM0
('、‘*川「はい席替えも終わったしそろそろ授業始めるわよー」
( ^ω^)「あっ」
( ^ω^)「ドックンドックン。ごめん教科書忘れたから見せて?」
('A`)「任せろ相棒。実は俺も忘れた」
( ^ω^)「は?お前マジ使えねえな」
('A`)「ミセリさんに見せてもらえよ」
( ゚∋゚)「ドクオには私が見せてやろう」
(;'A`)(なんか俺の席不遇過ぎない?)
(;^ω^)「えーっと、ごめんミセリさん教科書見せて…?」
ミセ*゚ー゚)リ「うん、いいよ」
12
:
名無しさん
:2018/08/29(水) 19:45:13 ID:NOKIG.BM0
──────────────────────────────
('、‘*川カキカキ
( ^ω^)(最前列ってサボりにくいなぁ)
( ^ω^)(ミセリさんも真面目な子だからコソコソ話しかけにくいな)
ミセ*゚ー゚)リφ「〜♪」カキカキカキカキ
( ^ω^)(いや板書してるかと思ったらめっちゃ落書きしてるよこの子)
ミセ*゚ー゚)リφ『 ( ^ω^) 』
(;^ω^)(いや何この子!?なんで俺の似顔絵落書きしてんの!?)
ミセ*゚ー゚)リφピタッ
ミセ*゚ー゚)リ「どう?」
(;^ω^)(ええええええええええええええええええ!?)
ミセ*゚ー゚)リ「どうかな?」
(;^ω^)「「え、いや…上手だね。カッコよく描いてくれてありがと」
ミセ*゚ー゚)リ「!!」
ミセ*゚ー゚)リφガリガリ
ミセ*゚ー゚)リφ『 ( ^ω^)←カッコいい。すきすきすきすき』
(;^ω^)「!?!?!?!?!?」ゾクゾクゥ
13
:
名無しさん
:2018/08/29(水) 19:46:04 ID:NOKIG.BM0
ミセ*゚ー゚)リφ『すきすきすきすき すき すき あいしてる』カキカキ
ミセ*゚ー゚)リφ『すきすきすきすき すき すき ないとうくん』カキカキ
ミセ*゚ー゚)リ チラッ
(;^ω^)(えええええええ。何この子!?)
(;^ω^)φ『一休さん!?一休さんのOPだよねソレ!?』カキカキ
ミセ*゚ー゚)リ「フフッ」
キーンコーンカンコーン
('、‘*川「あら、もう終わりか。委員長ー」
( ゚∋゚)「起立ゥ!気を付けェ!礼ッ!!」
アリガトゴザイマシタァァァァァァァ
('、‘*川「またねー」
14
:
名無しさん
:2018/08/29(水) 19:46:54 ID:NOKIG.BM0
(;^ω^)「ドクオ!!トイレ!!トイレ行こう!!」
(;'A`)「一人で行けよ気持ち悪い」
(;^ω^)「いい!から!!カムトゥギャザー!!!ライナウ!!!」
──────────────────────────────
──────────────────────────────
('A`)「はぁ。ミセリさんがヤベー奴疑惑と」
(;^ω^)「ぜってーやべーお!」
('A`)「からかわれてるだけじゃね?」
(;^ω^)「何考えてっかわかんねえ感がハンパねぇお!」
('A`)「…」
('∀`)「モテてよかったじゃん」
(;^ω^)「ええええええ…。これ好意なのォ?」
('A`)「ま、これからは教科書忘れんなよ?触らぬ神になんとやらだ」
( ^ω^)「おう。次の現代文は教科書持ってきてるわ」
('A`)「なら良し。なんとか今日を乗り切ろうぜ」
( ^ω^)「サンキューマイフレンズ」
15
:
名無しさん
:2018/08/29(水) 19:47:44 ID:NOKIG.BM0
ミセ*゚ー゚)リ「ないとうくん。教科書忘れたから見せて」
(;^ω^)「あ、うん…。こういうのはギブアンドテイクだよねハハハハ」
(;^ω^)(ピィィィィィィンチ!!いきなり絶体絶命!!!!)
ミセ*゚ー゚)リ「ごめんね」グイグイ
(;^ω^)(さっきより近い!!!領土侵犯ですよこれは!!!)
ξ ⊿ )ξピシッピシッ
(;^ω^)(あとなんかさっきからシャーペンの芯が後頭部目掛けて飛んでくる!!)
(;^ω^)(クソ幼馴染がァァァァ!!こちとらイチャついてるわけじゃねえんだぞ!!!)
('A`)(あー…。これはダメな奴っすわ…。助け舟出さねえと)
('A`)ノ「せんせー。内藤君が体調悪そうですー」
( ^ω^)(!!ナイスドックン!!)
( ФωФ)「ム。そうであるか。内藤、保健室行って休んでいいぞ」
( 'ω`)「助かりますおー」
16
:
名無しさん
:2018/08/29(水) 19:48:28 ID:NOKIG.BM0
ミセ*゚ー゚)リ「心配なので私が連れていきますね。保健委員ですし」
( ФωФ)「おお、それはありがたい。頼んだぞ」
Σ('A`)(なんだと!?)
( ^ω^)「Oh…」
ミセ*゚ー゚)リ「ギブアンドテイク、だよね?」
(;^ω^)「う、うん…。よろしくお願いしますお」
('A`)(ごめんねブゥゥゥゥゥゥゥゥン!!!)
( ^ω^)b(いいってことよォ…)
──────────────────────────────
──────────────────────────────
ミセ*゚ー゚)リ テクテク
( ^ω^) トボトボ
( ^ω^)「あのさ」
ミセ*゚ー゚)リ「なにー?」
( ^ω^)「さっきの絵、なに?」
ミセ*゚ー゚)リ「私の推しです」
( ^ω^)「へぇ」
ミセ*゚ー゚)リ「カッコいいでしょ」
( ^ω^)「ナマモノ推すのはおすすめ出来ないなァ」
17
:
名無しさん
:2018/08/29(水) 19:49:18 ID:NOKIG.BM0
ミセ*゚ー゚)リ「えへへ、愛がとまらなくて。つい」
( ^ω^)「愛かー。愛だったかー。随分グイグイくるねぇ」
ミセ*゚ー゚)リ「それより体調大丈夫かな?保健室で休まず早退しよ?家まで送るよ?」
( ^ω^)「あーうん大丈夫大丈夫。保健室で毛布にくるまって寝たい気分だから」
ミセ*゚ー゚)リ「栄養あるもの食べなきゃ駄目だよ?おうちでご飯作ってあげよっか?」
( ^ω^)「うん、そうだね。仮病のはずが急に胃が痛くなってきたよ」
ミセ*゚ー゚)リ「あはは。私も胸が苦しくて苦しくて張り裂けそうだよ」
( ^ω^)「病院行ったほうがいいよ」
ミセ*゚ー゚)リ「ううん。ないとうくんの隣にいると胸がポカポカするんだぁ」
( ^ω^)「俺は背筋がゾクゾクしてるねぇ」
18
:
名無しさん
:2018/08/29(水) 19:50:02 ID:NOKIG.BM0
ミセ*゚ー゚)リ「保健室到着でーす!」
( ^ω^)「うん、ありがとう。ここまででいいから」
ミセ*゚ー゚)リ「保健室の先生に話しつけてくるね」
( ^ω^)「嫌な予感するからやめよう?」
ミセ*゚ー゚)リ「まかせて!」
( ^ω^)「任せちゃいけない気がするなー」
( ^ω^)(保健室の先生まで巻き込みたくないし戻るか…)
( ^ω^)「うーん!ミセリさんから元気もらえたみたいだお!絶好調だぞぅ!!」
ミセ*゚ー゚)リ「やった!じゃあ保健室のベッド借りてくるね!」
( ^ω^)「おい待て。言ってることの意味が分からんぞ」
ミセ*゚ー゚)リ「?」
( ^ω^)「純粋な眼差しで俺を見つめないで」
ミセ*゚ー゚)リ「何言ってるの?早く入ろ?回転ベッドあるかなぁ」
( ^ω^)「高校の保健室に不釣り合いすぎるわ」
19
:
名無しさん
:2018/08/29(水) 19:50:44 ID:NOKIG.BM0
(;^ω^)(どうする?どうする俺。このままじゃ貞操やばいぞ)
(;^ω^)「あー…ミセリさんの描く絵が見たいなぁ!今すぐ見たいなぁ!」
ミセ*゚ー゚)リ「!!」
ミセ*゚ー゚)リ「仕方ないなー!!描いてあげなきゃなー!」
( ^ω^)ホッ…
ミセ*゚ー゚)リ「ンフフフフフフフ。ないとうくんも中々我儘だねぇ」
( ^ω^)「さぁ教室に戻りましょう」
ミセ*゚ー゚)リ「はぁい」
( ^ω^)(意外とちょろいわこの子)
──────────────────────────────
──────────────────────────────
( ^ω^)「ただいま戻りましたお!!!」
( ФωФ)「おお、もう良くなったのか」
( ^ω^)「ご迷惑おかけしましたお!!」
ミセ*゚ー゚)リ「さぁさぁ、ないとうくん座って座って」
20
:
名無しさん
:2018/08/29(水) 19:51:30 ID:NOKIG.BM0
( ^ω^)(後は無心になって耐えるだけよ)
ミセ*゚ー゚)リφカキカキ
( ^ω^)(うーん!やる気に満ち溢れてるねぇ!!)
ミセ*゚ー゚)リφ『 ( ^ω^) ミセリ…愛してるゼ… 』カキカキ
ミセ*゚ー゚)リφ『 ミセ*゚ー゚)リ ウン…私モ…』カキカキ
(;^ω^)(授業中に薄い本描き始めちゃったかー!!!)
ミセ*゚ー゚)リ「どう?どう?続き気になるでしょ」
( ^ω^)「うん、上手だねぇ。今授業中だから板書しようねぇ」
ミセ*゚ー゚)リ「あとでないとうくんのノート見せてもらうから。持って帰るね」
( ^ω^)「おおっと!手が滑って筆記用具全部折ってしまったァ!」バキバキ
( ^ω^)「ついでにノートもビリビリだぁ!」
ミセ*゚ー゚)リ「はい、私のペンとノートあげるね」
( ^ω^)「うーん!利き手折るしかないかな!?」
ミセ*゚ー゚)リφ「ないとうくん面白いこと言うねー」カキカキ
21
:
名無しさん
:2018/08/29(水) 19:51:32 ID:ePOXRDMg0
ヤンデレダアぁ
22
:
名無しさん
:2018/08/29(水) 19:52:28 ID:NOKIG.BM0
( ^ω^)(こんな感じで僕の鈍色の青春はすっげー突然終わりを迎えました)
( ^ω^)(ですが、これはまだ始まりに過ぎなかったのです)
第1話「愛されたくって吠えて 愛されることに怯えて」
23
:
名無しさん
:2018/08/29(水) 20:14:29 ID:8IPJjU8M0
乙!こういうの好き
24
:
名無しさん
:2018/08/29(水) 20:49:17 ID:8G4zKseA0
勢いでクソワロタ
おつ
25
:
名無しさん
:2018/08/29(水) 21:37:50 ID:4A2So6gQ0
利き手折るしかないは草
26
:
名無しさん
:2018/08/30(木) 06:16:40 ID:yXTYmB/w0
最初二人がやってるゲーム魂斗羅かと思った
27
:
名無しさん
:2018/08/30(木) 07:59:56 ID:93eWThT.0
めっちゃ好き
28
:
名無しさん
:2018/08/30(木) 08:43:58 ID:93eWThT.0
支援絵テロ
https://i.imgur.com/p6FBtQU.png
29
:
名無しさん
:2018/08/30(木) 08:51:30 ID:W5CtPaDs0
ブーン羨ましすぎ問題
30
:
名無しさん
:2018/08/30(木) 16:59:26 ID:5Lwt1L8A0
あらすじ
穏やかなる俺の日常はある圧倒的な存在によって激変した!
31
:
名無しさん
:2018/08/30(木) 17:00:16 ID:5Lwt1L8A0
( ^ω^)「ここは…?俺は死んだはずじゃ…?」
ミセ*゚ー゚)リ「はい。あなたはヒラタイムネ族の酋長から私を庇って死んだのです」
( ^ω^)「あぁそうだった…。あの金髪糞巻き毛のツインドリルから君を庇ったんだったね」
( ^ω^)「だが麗しき人よ。君のために命を使えたのなら本望だ」
ミセ*゚ー゚)リ「でも私は女神なので貴方を異世界へ転生させてあげましょう」
ミセ*゚ー゚)リ「そう!この美しき女神の全面サポート付きで!異世界で王となるのです!」
( ^ω^)「現世のしがらみから解放されて美女と異世界無双も悪くないな!」
──────────────────────────────
32
:
名無しさん
:2018/08/30(木) 17:01:09 ID:5Lwt1L8A0
( ^ω^)「はいストップ。ミセリさんストップ。そのなろう系小説を書くのをやめよう」
ミセ*゚ー゚)リφ「まだ冒頭しか書けてないので集中させてください」カキカキ
( ^ω^)「肖像権って知ってる?」
ミセ*゚ー゚)リφ「難しいことはわかりませんが愛があれば問題ないはずです!」カキカキ
( ^ω^)「愛って万能な言葉なんだなー」
ミセ*゚ー゚)リφ「この純愛を!皆に読んでもらいたい!!目指せ100万PV!!」カキカキ
( ^ω^)「ミセリさん絵も描けるから自分で挿絵も描けて最強だねー。万が一書籍化したら僕にも印税欲しいなー。10割でいいよ」
ミセ*゚ー゚)リφ「パパが出版社の社長さんだから商業デビューもすぐいけます!」カキカキ
( ^ω^)「おい馬鹿。怖くなってきたから書くのマジでやめろ。それか潰れろ会社」
ミセ*゚ー゚)リφ「したらば書房ってご存知ですか?そこの社長ですよー」カキカキ
( ^ω^)「うわマジかよ。俺の親父そこの社員だから潰れたら困るわ」
33
:
名無しさん
:2018/08/30(木) 17:02:00 ID:5Lwt1L8A0
( ^ω^)「というかお昼休みです!食堂行くぞドクオ!!」ダッシュ
('A`)「待って襟首掴んで引きずらないで自分で走らせて」ズーリズリ
( ^ω^)「飯が俺を呼んでいるから」
('A`)「お前を呼んでるのは飯じゃなくミセリさんでは」ズリズリ
( ^ω^)「その声からは逃げたい」
('A`)「愛の逃避行ならぬ愛からの逃避行」ズリズリ
( ^ω^)「茶化すな」
('A`)「惚れられた心当たりは?」
( ^ω^)「流れ星」
('A`)「マジかよすげえな流れ星」
( ^ω^)「汚染された聖杯ぐらい厄介な叶え方だけどな」
34
:
名無しさん
:2018/08/30(木) 17:02:51 ID:5Lwt1L8A0
食堂
('A`)「なに食う?」
( ^ω^)「かけうどんとかけそばとカレー」
('A`)「頭悪い昼飯だ」
( ^ω^)「ドクオは?」
('A`)「日替わり定食」
( ^ω^)「足りなくない?今リッチだからかけうどんおごるよ?」
('A`)「運動部でもねえのにそんなに食えねえよ」
──────────────────────────────
──────────────────────────────
( ^ω^)「あー食った食った。ごっそさん」
('A`)「平和な昼飯だったな」
( ^ω^)「授業中以外は平和なのがありがてえ」
('A`)「ミセリさんは?」
( ^ω^)「俺が主役のなろう系小説書くのに夢中」
('A`)「彼女のことが理解できない」
35
:
名無しさん
:2018/08/30(木) 17:03:43 ID:5Lwt1L8A0
デデンデンデデン♪
デデンデンデデン♪
('A`)「着信音がターミネーターのテーマなのどうかと思う」
( ^ω^)「これとダースベーダーのテーマをローテしてる」
( ^ω^)θ『はーい俺、俺、息子だよぉ』
('A`)「受け取った電話でオレオレ詐欺しかけるやつ初めて見た」
『アンタ今日鍵持って出かけてる?』
( ^ω^)θ『なんだカーチャンか。持ってるけどどうしたの?』
『実は父ちゃんが社長命令で急に海外駐在になってね』
( ^ω^)θ『ん???』
『父ちゃんと母ちゃんは今日からカタールに住むよ』
( ^ω^)θ『めっちゃ急やん』
『今日中に日本発てば追加で300万現金支給って言われてね』
( ^ω^)θ『そんなジャパネットみたいなノリで300万積むなよ』
『これからちょっと行ってくるよ!留守中の家は任せたよ!』プツッ
ツー…ツー…
('A`)「なんだった?」
( ^ω^)「俺のせいで急に両親が海外駐在。エロゲ主人公みたいな境遇になった」
('A`)「流れ星パワーすげぇ」
36
:
名無しさん
:2018/08/30(木) 17:04:34 ID:5Lwt1L8A0
( ^ω^)「ミセリパパが俺の親父が務めてる会社の社長だったのよ」
('A`)「マジか。親父が人質になるとか斬新」
( ^ω^)「今日から突然始まる一人暮らし!!」
('A`)「家の鍵持ってきてなかったらいきなり積んでた可能性すらある」
( ^ω^)「そん時はヒラタイムネ族に世話になってたわ」
('A`)「いやそこは俺を頼るべきじゃん?」
(*^ω^)「お前をミセリさんの猛攻に巻き込みたくないんだ…」
(*'A`)「やだ…濡れちゃう…///」
ξ゚⊿゚)ξ「ほう。私は巻き込んでも問題ないと」スッ
( ^ω^)「おお酋長。今日も1Lの牛乳ラッパ飲みする姿が眩しいぜ」
ξ゚⊿゚)ξ「誰が酋長じゃ。最近お値段そのまま900mlになったのが悲しいわ」
('A`)「JKがそのサイズの牛乳ラッパ飲みしてる方が悲しい。夢を壊さないでほしい」
ξ゚⊿゚)ξ「私はまだボンキュッボンになる夢を忘れてないから」
( ^ω^)「こいつ見てるとJKへの解釈違いで死にたくなるよな」
('A`)「お前バカだから教えてやるけど牛乳より豆乳のほうがいいと思うよ」
ξ゚⊿゚)ξ「ミセリさんが不穏な電話してたから心配になってきてやったってのにクソ失礼な幼馴染共だな」
( ^ω^)「あー…。やっぱあの子が手を回してたか」
37
:
名無しさん
:2018/08/30(木) 17:05:26 ID:5Lwt1L8A0
ξ゚⊿゚)ξ「昼休み中になんとか対策練ろうか」
( ^ω^)「力を貸してくれるのか酋長…!」
('A`)「うおおおおおおお!オサ!オサ!」
ξ゚⊿゚)ξ「一族の誇りにかけて葬るぞ貴様ら」
( ^ω^)φ「ヒラタイムネ族は武闘派揃いっと。あとでミセリさんに情報提供しとこ」
('A`)「お前なんだかんだこの状況楽しんでない?」
( ^ω^)「ヤケクソってやつだよ」
ξ゚〜゚)ξ「ウンコ焼くとか男子ってやっぱ下品ね」モグモグ
( ^ω^)「カレー食いながら何言ってんのお前」
('A`)「あーJKへの解釈違いです!視界から消えてください!」
ξ゚〜゚)ξ「目ェ潰してピンポン玉詰めたろうか」
( ^ω^)「昼休み終わっちまうから脱線させんな馬鹿共」
('A`)「まずは教科書を全て2冊用意すべきだと思う」
ξ゚⊿゚)ξ「教科書忘れた作戦を封じるわけね」
('A`)「これは俺が放課後に買い揃えてくるから今日一日我慢してくれや」
( ^ω^)「頼むわ。あとはノート見せて攻撃をどうするか」
ξ゚⊿゚)ξ「午前中の授業分は私のをコピーしてきたからこれを渡しましょう」
( ^ω^)「なんという出来た幼馴染。これには惚れそう」
ξ゚⊿゚)ξ「アンタがミセリさん相手にしてて板書出来てなかったのをフォローする意味もあるんだから感謝しなさいよ」ホイ
38
:
名無しさん
:2018/08/30(木) 17:06:17 ID:5Lwt1L8A0
( ^ω^)「ははーっ!ありがてぇ。…お前意外と字が上手いんだな」
ξ*゚⊿゚)ξ「ア、アンタに読ませるって考えたら気合入っちゃっただけで普段はミミズみたいな文字なんだからね!!」
( ^ω^)「ツンデレ具合が下手糞すぎるわ」
('A`)「どう?萌える?」
( ^ω^)「カレー食いながら自分でウンコ言い出す女は守備範囲外かなーって」
('A`)「だよねー。残念なところいっぱい知ってるから萌えないよねー」
ξ゚⊿゚)ξ「ぶん殴りてえ」ボガッ
(#)メA`)「口と手が同時に出たぞコイツ」
(#)メω^)「感情の並行処理やめよ?」
ξ゚⊿゚)ξ「あとはそうねぇ…。今日から生活面どうするのよ?一人暮らし大丈夫?」
( ^ω^)「俺の生活スキルなめんなよ?ポットでお湯も沸かせるしレンチンだって出来るわ」
('A`)「自分でチャーハン作れる?」
( ^ω^)「ガスコンロには一切触るなって死んだばーちゃんが言ってた」
ξ゚⊿゚)ξ「不安になってきた」
39
:
名無しさん
:2018/08/30(木) 17:07:09 ID:5Lwt1L8A0
( ^ω^)「まぁしばらくはカップ麺とコンビニ弁当で食いつないで自炊はボチボチ覚えてくわ」
ξ゚⊿゚)ξ「掃除や洗濯…無理そうよねぇ」
('A`)「仕方ねぇ。そこは俺が通い妻になるしか」
( ^ω^)「おいおいどんだけ信頼されてないのよ俺」
ξ゚⊿゚)ξ「塩素系漂白剤と酸性洗剤混ぜるとどうなるか知ってる?」
( ^ω^)「相乗効果でヨクなろう 同じベクトル持った僕ら無敵♪」
('A`)「おいおいおいコイツ放ってたら死ぬわ」
ξ゚⊿゚)ξ「うわ本当ヤバいわコイツ」
('A`)「洗剤混ぜるのマジ危険だから覚えとけ」
( ^ω^)「コイツらに心配される俺ってもしかしてやばい?」
('A`)「おばさんはとんでもねぇ置き土産をしやがった」
ξ;゚⊿゚)ξ「お母さんに頼むからうちで寝泊まりしない?」
(#゜ω゜)「ヒラタイムネ族の捕虜は嫌じゃあああああああ!!」
40
:
名無しさん
:2018/08/30(木) 17:08:01 ID:5Lwt1L8A0
(#)メ*メ)「前が見えないってこういう時にいうセリフだね。ちぃ覚えた」
('A`)「原型をとどめてない。ブラックジャックでも匙を投げるレベル」
ξ゚⊿゚)ξ「覚えておけ。ヒラタイムネ族に捕虜という概念はない」
('A`)「ついに自称し始めた」
( ^ω^)「捕虜じゃないということは客人扱いしてくれんの?養ってくれんの?お風呂は一番風呂がいいな」
('A`)「クズだなコイツ」
ξ゚⊿゚)ξ「客人扱いなんてしないわよ。婿候補よ」
( ^ω^)「生まれてくる娘がムネガヒラタイ族の宿命で悲しむからこの話はもうやめよう」
ξ゚⊿゚)ξ「アンタの遺伝子でボンッ!ボンッ!ボンッ!な我儘ボディになるかも知れないでしょ!ワンチャンあるわワンチャン!」
('A`)「断崖絶壁かボンレスハムしか産まれない悲しさよ」
( ^ω^)「てか昼休みもう終わっちまうじゃん」
('A`)「大して対策練れなかったな」
( ^ω^)「閃いた!ミセリさんに養ってもらう!」
('A`)「自ら茨の道を進もうとするな」
ξ゚⊿゚)ξ「幼馴染特権でそれは却下しますー!」
('A`)「幼馴染特権て何さ」
( ^ω^)「そっかー。幼馴染特権なら仕方ねーなー」
('A`)「ホントにあった」
41
:
名無しさん
:2018/08/30(木) 17:09:21 ID:5Lwt1L8A0
('A`)「時間だしとりあえず教室戻るぞ」
ξ゚⊿゚)ξ「そうね。俺たちの戦いはこれからだ!」
( ^ω^)「ホントにそんな状況なのが怖い」
第2話「精一杯 運命に抵抗」
42
:
名無しさん
:2018/08/30(木) 17:11:24 ID:5Lwt1L8A0
>>28
支援絵ありがとうございます
こんな可愛い子がやべーやつなのって興奮しますね
頑張ってイチャイチャさせます
43
:
名無しさん
:2018/08/30(木) 17:34:15 ID:f7J3KWHg0
乙
ツンがノリよくて可愛い
44
:
名無しさん
:2018/08/30(木) 18:16:00 ID:ioyownDI0
第2話のタイトルバンプか?懐かしいな
45
:
名無しさん
:2018/08/30(木) 21:07:16 ID:yXTYmB/w0
ボンッ!ボンッ!ボンッ!に大草原
爆弾魔かよ
46
:
名無しさん
:2018/08/30(木) 21:27:26 ID:hULUIAGg0
乙!
47
:
名無しさん
:2018/08/30(木) 21:54:36 ID:rmZlAORI0
テンプ良くて好き
48
:
名無しさん
:2018/08/30(木) 22:07:11 ID:dH1YFSrY0
全体的にノリが好き
49
:
名無しさん
:2018/08/30(木) 23:09:38 ID:93eWThT.0
やっぱ好きだわ
50
:
名無しさん
:2018/08/31(金) 03:08:58 ID:8laxs6fk0
かなり好き
51
:
名無しさん
:2018/08/31(金) 12:29:20 ID:J4OB4R2s0
テンポと掛け合いがすき
52
:
名無しさん
:2018/08/31(金) 17:38:48 ID:Wk0k91Ds0
あらすじ
8月が終わるらしいよ。宿題終わった?
53
:
名無しさん
:2018/08/31(金) 17:39:43 ID:Wk0k91Ds0
放課後
( ^ω^)「おいドックン。部室行こうぜ」
('A`)「え、俺これから本屋行くんだけど」
( ^ω^)「トゥギャザーさせてマイベストフレンド」
('A`)「ははーん?ようやく俺の魅力に気が付いたか。ドクオルート突入する?」
( ^ω^)「一人にしないでほしいの」ガクガク
('A`)「午後の授業で相当やられてるな…」
( ^ω^)「ミセリさんの執筆速度やべぇわ」
('A`)「その小説今どうなってんの」
( ^ω^)「ツン率いるヒラタイムネ族の悲願である全女性貧乳化計画を潰す最中」
('A`)「うっわー露骨な身内ネタ。俺もそのうち登場しそう」
( ^ω^)「もう出たわ…」
(;'A`)「どんな役?」
( ^ω^)「ヒラタイムネ族に種馬として捕らわれた村人」
('A`)「ほぼモブじゃん」
( ^ω^)「簀巻きにされて股間だけ露出してるって描写があった」
('A`)「ダッチハズバンド」
( ^ω^)「よかったな、異世界で童貞卒業してたぞ」
('A`)「家畜扱いだけどね」
( ^ω^)「狂気の世界で主人公やってる俺よかマシだろ」
54
:
名無しさん
:2018/08/31(金) 17:40:58 ID:Wk0k91Ds0
('A`)「で、今話題の作家のミセリさんはどこへ?」
( ^ω^)「挿絵描くために液タブ買いに行くってさ」
('A`)「何その行動力。頭が残念なのが悔やまれる」
( ^ω^)「おかげで俺はフリーになった」
ξ゚⊿゚)ξ「はいはいお疲れ様。さ、帰るわよ」
( ^ω^)「俺らの話聞いてた?これから本屋行くって言ってたでしょバカチン」
ξ゚⊿゚)ξ「そんなのドクオに任せときなさいよ。スーパーで食品とか買わないとでしょ」
( ^ω^)「なるほど、一理ある。食料大事」
('A`)「ドクオルート潰された。ライバルが多くて悲しい」
( ^ω^)「俺はお前が一番だよマイフレンド」ボソッ
(*'A`)「アァン。声だけは福山雅治ぅ…」
ξ゚⊿゚)ξ「メインヒロインを前にしてホモってんじゃねーぞ」
( ^ω^)「メインヒロイン?どこ?どこにいる?」
(#)メω^)「暴力はいけない。ラブ&ピースの精神でいこう」
ξ゚⊿゚)ξ「じゃあラブ寄こしなさいよラブ」
('A`)「暴君系メインヒロインって大体読者人気低いんだよね」
(#)メA`)「さっきまで命だったものがあたり一面に転がりそう」
(#)メω^)「なんて拳速だ。実はスタンド使ってない?」
ξ゚⊿゚)ξ「さっさとスーパー行くわよ。特売の時間になっちゃう」
55
:
名無しさん
:2018/08/31(金) 17:41:39 ID:Wk0k91Ds0
スーパー
( ^ω^)「とりあえずこんなもんか。特売関係ねぇな」
ξ゚⊿゚)ξ「見事にインスタント食品ばっかね。自炊して野菜も食べなさいよ?」
( ^ω^)「料理スキルにはポイント振ってねえんだ」
ξ゚⊿゚)ξ「仕方ない。今日は私が作ってやるか」
( ^ω^)「やめろ。俺は皆勤賞を逃したくない」
ξ゚⊿゚)ξ「は?どういう意味よそれ」
( ^ω^)「朝からお腹ピーピーで学校休みたくない」
ξ゚⊿゚)ξ「おいこの野郎。私は毎日妹にお弁当作ってんだぞ」
( ^ω^)「お前が自分の弁当食ってるの見たことないぞ?」
ξ゚⊿゚)ξ「自分で作った弁当とか食べたくないわね」
( ^ω^)「お前の妹がめっちゃ不憫に思えてきた」
ξ゚⊿゚)ξ「決めた!明日はアンタにお弁当作って持ってくわ!」
( ^ω^)「明日休んでいい?」
ξ゚⊿゚)ξ「アンタの胃袋がビックリするような美味しい弁当作ってくるから休むな」
( ^ω^)「俺の健常な胃袋がビックリしそう」
ξ゚⊿゚)ξ「そろそろ泣くわよ」
(#)メω^)「セリフとは裏腹に拳を叩き込むな。通りすがりの主婦がドン引きしてた」
56
:
名無しさん
:2018/08/31(金) 17:43:22 ID:Wk0k91Ds0
店外
ザー…
( ^ω^)「うわ雨降りだしてんじゃん」
ξ゚⊿゚)ξ「ゲリラ豪雨ってやつね」
( ^ω^)「ミセリさん降ってきたりしない?」ガクガク
ξ゚⊿゚)ξ「なにその異常気象」
( ^ω^)「つうか傘持ってきてねえ。シータク呼ぶか」
ξ゚⊿゚)ξ「私が折り畳み傘持ってるわよ」
( ^ω^)「じゃあそれ貸して」
ξ゚⊿゚)ξ「いや私をずぶ濡れにさせる気かよ。こういう時は相合傘でしょ」
( ^ω^)「一緒に帰って友達に噂されると恥ずかしいし…」
ξ゚⊿゚)ξ「なにその恥じらい。三角コーナーにポイしろよ」
('A`)「お、良かった。まだいた」
( ^ω^)「お、ドクオも買い物終わったか」
('A`)「おう。ばっちり教科書一通り揃えたぜ」
( ^ω^)「最高じゃんかよ」
('A`)「で、この雨だろ?お前傘持ってきてなかったから迎えに来たわ」
( ^ω^)「なにこの幼馴染。惚れていい?」
('A`)「あぁ。ドクオルートはいつでも君を待ってる」
(*^ω^)「トゥンク…」
ξ゚⊿゚)ξ「いやいやいや」
57
:
名無しさん
:2018/08/31(金) 17:44:16 ID:Wk0k91Ds0
ξ゚⊿゚)ξ「男同士で相合傘とか気持ち悪くない?」
( ^ω^)「今更俺たちに恥ずかしいとかねえお」
('A`)「おう。いつものことだしな」
ξ゚皿゚)ξ「なーんーでーよー。私との相合傘は拒否ったくせにさー」イーッ
( ^ω^)「お前と相合傘すると調子乗りそうで面倒」
('A`)「わかる。それに対して俺らは自然体で相合傘出来るからな」
( ^ω^)「持つべきものは親友だな」
('∀`)b「お前に頼りにされる瞬間が一番生きてるって実感できる」
( ^ω^)「嬉しいこといってくれるじゃないの。さ、帰ろうぜ」
ξ゚ー゚)ξムッスー
('A`)「おいブーンもっと肩寄せろよ、それじゃお前濡れちまうだろ」
( ^ω^)「いつもすまないねぇ…」
('A`)「ブーンさんや、それは言わない約束じゃろう…」
( ^ω^)「ほっほっほ。そうじゃったそうじゃった」
ξ#゚皿゚)ξンギギギギギギギ
╰ξ#゚皿゚)ξ╮-=ニ=一=三Ο ポーイ
58
:
名無しさん
:2018/08/31(金) 17:45:37 ID:Wk0k91Ds0
(;^ω^)「いで!なんか背中に当たった!」
ξ#゚皿゚)ξ「生卵くらえ!」ポイッ
(#^ω^)「制服ダメになるからやめんかクソアマァ!!!」
('A`)「嫉妬して生卵投げてくる負けヒロイン初めて見た」
ξ#゚皿゚)ξ「武闘派酋長なめんなァ!!」
('A`)「動物園でたまに見る興奮したチンパンジーみたい」
( ^ω^)「こういうとこが萌えないんだよなぁ!!」
第3話「女心は時に情け無用なのよ」
59
:
名無しさん
:2018/08/31(金) 17:47:19 ID:Wk0k91Ds0
プリコネのイベント始まったのでしばらくお休みします
60
:
名無しさん
:2018/08/31(金) 20:21:39 ID:LfjNSK3Y0
ツンかわ
61
:
名無しさん
:2018/08/31(金) 20:22:17 ID:rhDsOB1A0
クソワロタwww
ドクオ良いキャラしてんな、乙
62
:
名無しさん
:2018/08/31(金) 20:45:51 ID:DsHopaEw0
乙!
これはドクオルートしかないな
63
:
名無しさん
:2018/08/31(金) 20:54:09 ID:cbSbNrNk0
乙
なぜこのドクオはモテないのか
64
:
名無しさん
:2018/08/31(金) 23:33:34 ID:b4p97KPI0
(ドクオルート以外の選択肢)ないじゃん…
65
:
名無しさん
:2018/09/02(日) 19:46:04 ID:dwiLqrm20
あらすじ
一人暮らしで信じられるものはレトルト食品
66
:
名無しさん
:2018/09/02(日) 19:47:36 ID:dwiLqrm20
内藤ハウス
( ^ω^)「鍵はちゃんと閉めてー!」
( ^ω^)「買ってきたものを適当に棚にぶちこんでー!」
( ^ω^)「ポットでお湯を沸かしておく!」
( ^ω^)「っはー!偉すぎるでしょ俺。一人暮らしへの順応速度めっちゃ早い」
(*^ω^)「一人暮らし最高だね。居間で父ちゃんのAVでも爆音鑑賞しますか」
(*^ω^)「どこあっかなぁ!書斎漁ろうっと!!」
──────────────────────────────
67
:
名無しさん
:2018/09/02(日) 19:48:48 ID:dwiLqrm20
プルルル…
('A`)θ『はいこちら愛しのドックン』
( ω )θ『なぐさめて』
('A`)θ『どうしたのダーリン』
( ω )θ『一人暮らしの恩恵活用しようと居間で爆音AV鑑賞したくて』
('A`)θ『男ってホント馬鹿ねぇ。で、どうした?』
( ω )θ『いや俺ら未成年でそんなの持ってないじゃん?だから父ちゃんの書斎漁ったのよ』
('A`)θ『エゲつないもの見つけちゃった?』
( ω )θ『親父によるハメ撮りDVD見つけた』
('A`)θ『あらー。父ちゃんも男の子ねぇ』
( ω )θ『俺のへその緒と一緒に仕舞ってあった』
('A`)θ『よほど大事なDVDなんだな』
( ω )θ『相手誰だと思う?若かりしカーチャンだよ』
('A`)θ『ワォ。家族との思い出として大事にしてんだね』
( ω )θ『息子のへその緒と嫁のハメ撮りDVDを一緒に仕舞わないでほしい』
('A`)θ『いつかお前に「ほぅら、これがお前を仕込んだ時の映像だぞぅ。カーチャン美人だろ?」ってやりたかったんじゃない?』
( ω )θ『そんな父親は尊敬できない』
('A`)θ『一理ある』
68
:
名無しさん
:2018/09/02(日) 19:50:07 ID:dwiLqrm20
('A`)θ『で、口直しの品はいるかい?』
( ^ω^)θ『優しい眼鏡巨乳女教師による筆おろしモノがいいな』
('A`)θ『おっけー。いい感じのヤツ探しとくわ』
( ^ω^)θ『持つべきものはスケベに理解ある親友だなぁ』
('A`)θ『酋長に見つからねえようにしろよ?』
( ^ω^)θ『借りたDVD割られた上に全裸で正座させられて説教は二度とゴメンだわ』
('A`)θ『アイツも女の子だからな。意中の男のそういうのは気になるんだろ』
( ^ω^)θ『女の子?意中の男?夢見すぎでしょ』
('A`)θ『お前ツンには相当辛辣だよな』
( ^ω^)θ『人ん家のトイレで扉オープンのまま放尿実況する子はちょっと…』
('A`)θ『まぁ確かに』
( ^ω^)θ『とりあえず風呂入って気持ちリセットしてくるわ』
('A`)θ『ちゃんと脱衣所にバスタオルと着替え持ってけよ?』
( ^ω^)θ『うわお前天才。ずぶ濡れフルチンで闊歩するとこだったわ』
('A`)θ『へへ、そんじゃまたな』
69
:
名無しさん
:2018/09/02(日) 19:51:08 ID:dwiLqrm20
( ^ω^)「さて風呂風呂っと」
( ^ω^)「浴槽にお湯ためてー…」
( ^ω^)「じゃん!今日はなんと入浴剤1.5倍量入れちゃいます!リッチ!!」
( ^ω^)「…」
( ^ω^)「独り言増えたな俺」
( ^ω^)「寂しいんだろうか…」
( ^ω^)「あ、アレやろう!風呂場にタブレット持ち込んで入浴しながら動画鑑賞!」
( ^ω^)「家族いるときにやると『あの子風呂場でシコってない?』って思われそうでやれなかったんだよなー」
( ^ω^)「いやー、一人暮らしって自由だなぁ!」
( ^ω^)「…」
( ^ω^)「なーんかアレだね。家がいつもより広く感じるわ」
( ^ω^)「…今日からマジで一人暮らしかぁ。朝起きれるかなぁ」
( ^ω^)「───悩んでも仕方ねえ!とりあえず風呂だ風呂!」
──────────────────────────────
70
:
名無しさん
:2018/09/02(日) 19:52:17 ID:dwiLqrm20
お風呂
( ^ω^)「アマゾンプライム+タブレット…」
( ^ω^)「プライム見放題動画でいくらでも時間潰せるわ」
( ^ω^)「内村さまぁ〜ず見放題対象なのが最高だな〜!」
( ^ω^)「大好きな『俺達ちょいとムチャするぜ』見るか」
( ^ω^)「内村プロデュースも配信されねぇかな…」
──────────────────────────────
ガチャガチャ
カチャリ
『お邪魔しまぁす』
『ご飯作りに来てあげたわよぉ』
『あら、ないとうくんいないのかしら』
『まぁいいわ。ちゃちゃっと冷蔵庫の食材で一品作って出来る嫁アピールしましょ』
『…なんにもないわね。あるのはカップ麺ばかり』
『ダメよぉ。こんなのばっか食べてたら不健康よぉ』プスプス
『これでよしっと…。食材を買ってきましょうか』
──────────────────────────────
71
:
名無しさん
:2018/09/02(日) 19:53:44 ID:dwiLqrm20
(*^ω^)「ふぁ〜!風呂最高!やっぱお風呂の温度は39度だね!ニャースもそう歌ってた!」
(*^ω^)「お風呂の温度は39度 カレーは中辛 ふとんは羽毛♪」
( ^ω^)「いやカレーは辛口だろjk。あとラッシーも欲しい」
( ^ω^)「カレーの気分だけど米炊いてない!カレーヌードル食うか」
( ^ω^)っ日「この世には蓋を開けてお湯を注いで3分待つだけで食えちまう神のような商品が存在するんだぜ。知ってた?」
( ^ω^)っ日「さーてお湯お湯っと…」コポポポポ
(#゜ω゜)「あんぎゃあああああああああああああああああああああ!!」ゴロゴロ
(#゜ω゜)「熱湯!!カップヌードルの側面から熱湯がダバダバ!!」ゴロゴロ
(#゜ω゜)「逃げろジャイロォォオオオ!これはスタンド攻撃だァァーーッ!」ゴロゴロ
( ;ω;)「ちくしょう右手が…。あとで店にクレームの電話入れるからなァ…?」
( ;ω;)っ日「気を取り直して左手で掴むはシーフードヌードル」
( ;ω;)っ日「ちくしょう…。カレーの気分だったのに…」コポポポポ
(#゜ω゜)「あんぎゃあああああああああああああああああああああ!!」ゴロゴロ
(#゜ω゜)「デジャブ!!これデジャブってやつだよォ!!」ゴロゴロ
(#゜ω゜)「なーんで!なんでこんなことするかなー!!!」ゴロゴロ
(#;ω;)「何!?あのスーパーにはカップヌードル専門の悪戯小僧でもいるの!?」
72
:
名無しさん
:2018/09/02(日) 19:54:46 ID:dwiLqrm20
( ;ω;)「両手が使えなくなった…。カップ麺って命がけで食うモンだったんだなァ…」
ガチャガチャ
『お困りのようね』
(;^ω^)「誰だッ!?」
('、‘*川「こんばんは、ないとうくぅん。ドキドキ家庭訪問の時間よ☆」
第4話「ノルカ ソルカ ポルカ おどるか?」
73
:
名無しさん
:2018/09/02(日) 19:55:27 ID:YY6FsD6.0
これは酷い
74
:
名無しさん
:2018/09/02(日) 19:56:23 ID:dwiLqrm20
巨乳女教師モノで抜こうと思ったら生徒役のオッサンが似合わな過ぎて萎えることってありますよね
75
:
名無しさん
:2018/09/02(日) 20:30:24 ID:jMFStTQ20
乙!
お前マッサージ師だろってなる
76
:
名無しさん
:2018/09/02(日) 22:32:44 ID:7UMlEki.0
>>67
エグすぎてワロタ
77
:
名無しさん
:2018/09/02(日) 23:47:11 ID:VLob5P3.0
乙!
78
:
名無しさん
:2018/09/03(月) 01:23:37 ID:oLrKunts0
のるかそるかは幽白の最終回か
79
:
名無しさん
:2018/09/03(月) 19:39:38 ID:72m8d4fw0
前回までのあらすじ
美人女教師の家庭訪問とかドキドキするよね
80
:
名無しさん
:2018/09/03(月) 19:40:50 ID:72m8d4fw0
(;^ω^)(これは…俺の第六感が告げている…!)
(;^ω^)(ミセリさんに続いて伊藤先生も"やべーやつ"だ!!)
(;^ω^)「先生こんばんはっすお。家庭訪問なんて初耳なんですが」
('、‘*川「ゲリラ家庭訪問ですもの」
( ^ω^)「ゲリラ家庭訪問って初めて聞いた」
(;^ω^)「つーか酒臭ッ!!」
('、‘*川「仕事終わって職員室でビール飲んでたら委員長から電話があってね?」
( ^ω^)「おい学校で酒飲んでんじゃねえ教職者」
('、‘*川「ないとうくんが今日から一人暮らしで心配だって言ってたのよぉ」
(;^ω^)「アンの鳥野郎ゥ…。今度鳥貴族連れてってやるからなァ…」
('、‘*川「未来の旦那さまが困ってそうだからこうして駆け付けたってワケ☆」
( ^ω^)「俺のプライベートは?」
('、‘*川「?」
( ^ω^)「あーダメだ。やっぱ話通じないタイプの人」
81
:
名無しさん
:2018/09/03(月) 19:41:41 ID:3b6I.K7w0
支援
82
:
名無しさん
:2018/09/03(月) 19:41:59 ID:72m8d4fw0
(;^ω^)(流れ星パワーやべえ。流れ星にもう一度願って相殺しないと)
( ^ω^)「次に流れ星見れる日っていつか先生わかります?」
('、‘*川「あらやだ。星空デートのお誘い?先生今すぐ車出しちゃうわよ☆」
( ^ω^)「酒気帯び運転やめろ馬鹿。教え子を巻き添えにすんな」
('、‘*川「買い物袋が重いから中身冷蔵庫に入れさせてねぇ」テクテク
( ^ω^)「ちくしょう。両手死んでて止められねえ」
('、‘*川「あ、やだー。火傷しちゃってるじゃない!全身くまなくペロペロしてあげないと」
(;^ω^)「全身舐める必要ある!?生徒にトラウマ植え付けるのが趣味か!?」
('、‘*川「これから家族になる二人の思い出を作りましょ?」
( ^ω^)「うわー。"家族の思い出"ってワードはなんか胸が痛くなるね!!」
('、‘*川「ホント食材の入ってない冷蔵庫で困ったわ。先生買い出しに行っちゃったもの」ガチャガチャ
( ^ω^)「おい。俺の知らないとこで一度来訪済みとかマジ鳥肌立つからやめろ」
( ^ω^)「つーかカギ閉めてたよね?なんで入ってこれたんすか」
('、‘*川「ピッキングは出来る女教師の嗜みよ」
( ^ω^)「教え子の家庭に忍び込む女教師とかホラーじゃん」
('、‘*川「引きこもり生徒を外の世界に連れ出すためのテクニックよ」
( ^ω^)「別に引きこもってないし生き方は真面目そのものなんだけどなぁ!」
('、‘*川「ないとうくんったら冗談上手いんだからもー!」クスクス
(;^ω^)「ええ…?そこ笑うとこぉ…?」
83
:
名無しさん
:2018/09/03(月) 19:43:13 ID:72m8d4fw0
('、‘*川「さて、治療しましょう。服を脱ぎなさいな」
( ^ω^)「ン拒否するゥ」
('、‘*川「内申点に響くわよ?」
(;^ω^)「ごめんなさい。大人しくするから服だけは勘弁願いたい」
('、‘*川「えー…やだぁ」
( ^ω^)(仕方ない。ミセリさんとのバトルでも使った"たらしモード”でいくか)
( ^ω^)「俺は、教師として頑張ってる先生が好きだからさ…」
( ^ω^)「今は魅力的な先生と"何か間違い"を起こして迷惑をかけるのが怖いんだよね」
( ^ω^)「だから卒業までは、後ろめたいことはナシにして"教師と生徒"の関係でいようよ」
( ^ω^)「卒業したら…わかってるよね?」壁ドンッ!!
84
:
名無しさん
:2018/09/03(月) 19:44:19 ID:72m8d4fw0
(#゜ω゜)「右手イタァイ!!!!!!!」ゴロゴロ
('、‘*川「ほらもー。無茶しないのよー」
(#゜ω゜)「クールに決めたつもりがイッテエエエエエエエエ!!」
('、‘*川「ないとうくんの気持ちはよーくわかりました」
(;^ω^)「お…」
('、‘*川「ン断固拒否するゥ」
( 'ω`)
('、‘*川「法が何ぼのもんじゃーい」
( ^ω^)「誰かこの女教師に!常識を!!」
('、‘*川「でも…気持ちは嬉しかったわ…」
('、‘*川「やっぱり愛し合ってたのね私たち…」
('、‘*川っθ←ICレコーダー
( ^ω^)「やーっべ。墓穴掘ったわぁ。手強いなぁちくしょう」
85
:
名無しさん
:2018/09/03(月) 19:45:29 ID:72m8d4fw0
──────────────────────────────
('、‘*川「はーい。治療おしまいっと」
( ^ω^)「ありがとうございました。手際良くって驚きましたお」
('、‘*川「未来の旦那さまの為ならなんだって出来るわよぉ」
( ^ω^)「妄信的な愛じゃなければゾッコンだったんですけどね」
('、‘*川「照れちゃってぇ。キスマーク付けちゃうゾ?」
( ^ω^)「なんだろう。唇じゃねえってだけですごい良心的に思えてきた」
('、‘*川「じゃあ付けちゃおうっと!」
( ^ω^)「迂闊ッ!口は災いの元!!」
(^ω^ )('、‘*川 ヂュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!
(;^ω^)「いでででででで!!首!!首の皮膚持ってかれるゥ!!」
(#゜ω゜)「助けてドックゥゥゥゥゥゥゥン!!」
──────────────────────────────
Σ('A`)ハッ
('A`)「───これはブーンがピンチな予感!」
('A`)「待ってろ…!お前好みのスケベな女教師モノを見つけて駆け付けてやるからな!!」
──────────────────────────────
86
:
名無しさん
:2018/09/03(月) 19:46:31 ID:72m8d4fw0
(#゜ω゜)「この際酋長でもいいからああああああああああああ!!」
──────────────────────────────
Σξ゚⊿゚)ξハッ
ξ゚⊿゚)ξ「生卵…。使い切ってるじゃない!買いに行かないと!!」
──────────────────────────────
(;^ω^)「いや駄目だ。アイツは頼りにならん…!」
(^ω^;)('、‘*川 チュポッ
('、‘*川「ご馳走様でした☆」
(;^ω^)「死ぬかと思った…。ぜってーこれ酷い痕ついてる」
('、‘*川「毎日マーキングしちゃおうかしら☆」
( ^ω^)「このバキューム力を毎日味わいたくねえ」
('、‘*川「やだもー!ないとうくんのえっち!」
( ^ω^)「あっちの方で味わったらもげるわチクショウめ」
('、‘*川「試してみる?」
( ^ω^)「いやいいです。遠慮します」
('、‘*川「ノークレームノーリターンでよろしくねっ」
( ^ω^)「話を聞かんか」
87
:
名無しさん
:2018/09/03(月) 19:47:35 ID:72m8d4fw0
ガッシャァァァァァン
(;^ω^)「うお!!2階から物音!?」
ダッダッダッダ
ξ#)メ⊿゚)ξ「内藤!!生卵ちょーだい!!
( ^ω^)「え、なにこいつ。二階から窓割って血だらけになって侵入してきたの?」
ξ#)メ⊿゚)ξ「そのほうが早いとおもって!」
( ^ω^)「駄目だコイツ。脳にも胸にも栄養が足りてない」
('、`*川「だめよーツンちゃん。ちゃんと玄関から入って来ないと」
( ^ω^)「ピッキングした人が説教してる…」
ξ#)メ⊿゚)ξ「先生こんばんは!そしてごめんなさい!!」
('、`*川「はぁいこんばんは。ツンちゃんはいつも挨拶が元気で先生好きよー」
( ^ω^)「駄目だ常識人一人でこの二人相手にできねえ!!」
('、`*川「晩御飯食べてく?二人分も三人分も手間は同じだから遠慮しないでね」
ξ#)メ⊿゚)ξ「いただきます!!」
( ^ω^)「俺の許可なく話を進めるなお前ら」
第5話「一難去ってまた一難 ぶっちゃけありえない」
88
:
名無しさん
:2018/09/03(月) 19:49:35 ID:72m8d4fw0
支援ありがとうございました!うれしいです!
89
:
名無しさん
:2018/09/03(月) 19:53:27 ID:3b6I.K7w0
乙
面白くて好きだ
90
:
名無しさん
:2018/09/03(月) 20:08:52 ID:K.UVyyPk0
乙!
狂った奴しかいねぇwww
91
:
名無しさん
:2018/09/03(月) 20:22:19 ID:BcWZbn8E0
乙!
久々に面白いラブコメが現れてテンション爆上げで生きてる
92
:
名無しさん
:2018/09/03(月) 21:16:09 ID:7l8Yr14.0
教師物を持って駆けつけるドクオに期待しかできない
93
:
名無しさん
:2018/09/03(月) 22:57:22 ID:XzzcvNDQ0
サブタイから察するに作者は20代後半かな?
94
:
名無しさん
:2018/09/05(水) 17:56:44 ID:VdMLw9CY0
乙乙
これは作者の経験談だな?
95
:
名無しさん
:2018/09/07(金) 21:08:08 ID:oVJVHQUY0
前回までのあらすじ
内藤君の隣の席のミセリさんはやべーやつ
内藤君の担任の伊藤先生もやべーやつ
96
:
名無しさん
:2018/09/07(金) 21:09:08 ID:oVJVHQUY0
('、`*川フンフフーンフーン♪
( ^ω^)(憧れの先生が僕の家で手料理を作ってくれています)
( ^ω^)(全国の男子高校生を敵に回してる感じがします)
旦⊂('、`*川ゴクゴクッ
('、`*川プハーッ
( ^ω^)「おい何酒飲んでんだよ」
('、`*川「先生ね、台所で飲むビールが一番おいしいと思うの」
( ^ω^)「未成年相手に酒を語らないでください」
ξ#)メ⊿゚)ξ「お酒ってそんなにいいものなのかしら」ダラダラ
( ^ω^)「君はまず止血しようね」
('、`*川「ビール吹きかければいいかしら?」
( ^ω^)「ちょいちょいちょーい。ツッコミが追いつかないんですけどー?」
('、`*川「突っ込む…?台所ファックしたいのかしら?」
( ^ω^)「なーんで酋長の前でそんなことする必要があるのさ」
('、`*川「先生は3Pでもばっちこいよ☆」
ξ#)メ⊿゚)ξ「? おうちからコントローラ持ってくる?」
( ^ω^)「おうち戻って怪我の手当てしてそのまま寝てろ」
ξ#)メ⊿゚)ξ「えー。先生のご飯食べて批評家気取りの酷評したいー」
( ^ω^)「残る動機が不純」
97
:
名無しさん
:2018/09/07(金) 21:10:30 ID:oVJVHQUY0
( ^ω^)「あーもう仕方ねえ。傷の手当してやっからこっちこい」
ξ#)メ⊿゚)ξ「わーい」
('、`*川ハッ
('、`*川「今ここで先生が指切り落としたら手当てしてくれる?」
( ^ω^)「救急車呼びます」
('、`*川「ちぇっ」
( ^ω^)「ちぇっじゃないよもう」
( ^ω^)「まったくこの子は…。二階の窓突き破って侵入とかアホすぎるでしょーが」包帯マーキマーキ
ξ#)メ⊿゚)ξ「ミセリさんというライバル登場に焦りを覚えたツンちゃんはインパクトのある登場がしたかった」
( ^ω^)「お前の存在強すぎて全く霞んでないから安心しなさい」マキマキ
ξ#)メ⊿゚)ξ「これはツンちゃんルートワンチャンある」
( ^ω^)「ねえよ」マキマキ
98
:
名無しさん
:2018/09/07(金) 21:11:30 ID:oVJVHQUY0
(;^ω^)「ふぅ…。こんなとこかね」
ξ゚⊿゚)ξ「アンタ不器用ねー」
(;^ω^)「俺の両手の包帯見える???これでも頑張ったんだからな??」
ξ゚⊿゚)ξ「なんで包帯なんてしてんのよ?遅れてきた中二病?」
( ^ω^)「包帯=中二病の結びつけはやめなさい。火傷だよ」
ξ゚⊿゚)ξ「火傷ぉ?」
( ^ω^)「カップ麺作ろうとしたら側面から熱湯が出てくる悪戯仕掛けられてた」
ξ゚⊿゚)ξ「それはおかしいわね」
( ^ω^)「ん?」
ξ゚⊿゚)ξ「買うときに異常ないことを確認したもの。ツンちゃんアイを信じなさい」
ξ゚⊿゚)ξ「つまりその悪戯は購入後〜お湯を注ぐ直前に仕掛けられたってワケ」
(;^ω^)「つまり…」
ξ゚⊿゚)ξ「えぇ、そうよ…」
(#^ω^)「お前の仕業か!!!」
ξ゚⊿゚)ξ「なんでそうなる」
99
:
名無しさん
:2018/09/07(金) 21:12:37 ID:oVJVHQUY0
ξ゚⊿゚)ξ「伊藤先生が怪しいなってツンちゃん思うなー」
( ^ω^)「は?人を疑うのかよ」
ξ゚⊿゚)ξ「アンタ私のこと信じてくれないわよね」
( ^ω^)「武闘派で脳筋部族だからなァ」メメタァ
(#)メω^)「お前のパンチガー不なの本当困る」
ξ゚⊿゚)ξ「発生も判定も強いのよ」
(#)メω^)「ナーフされろ畜生」
ξ゚⊿゚)ξ「さて、手当ても終わったし戻りましょっか」
(#)メω^)「俺のこの顔面どうしてくれんの?」
ξ゚⊿゚)ξ「ギャグ補正と主人公補正でなんとかなるでしょ」
( ^ω^)「ホンマや」パァァァァァ
ξ゚⊿゚)ξ「プラシーボ効果ってすごいわね」
100
:
名無しさん
:2018/09/07(金) 21:13:38 ID:oVJVHQUY0
( ^ω^)「はいはいはーい。主人公帰ってきましたよー。ロード・オブ・ザ・ナイトウ/王の帰還」
('、`*川「指輪は私がもらってあげるわぁ」
( ^ω^)「溶鉱炉で溶かしてきます」
('、`*川「んもぅ。いけずねぇ」
ξ゚⊿゚)ξ「指輪って鎖が由来なんでしょ?内藤の所有権は私にあると思うの」
( ^ω^)「お前のその自信はどこからくるのさ」
ξ゚⊿゚)ξ「幼馴染特権でーす」
『ちょっと待ったァ!!』ガチャッ
(#^ω^)「この声は…!我が友セリヌンティウン!」
ξ゚⊿゚)ξ「噛んだわね」
('、`*川「噛んだわねぇ」
ξ゚⊿゚)ξ「針山に弱そう」
('、`*川「針山ごときで死ぬとは情けないわよね」
( ^ω^)「うるせえぞ邪知暴虐の女ども」
101
:
名無しさん
:2018/09/07(金) 21:14:40 ID:oVJVHQUY0
『真打は…!遅れて現れるのがメキシコ式!!!』アーアアー♪
ξ゚⊿゚)ξ「そうなの?」
('、`*川「先生メキシコ詳しくないですぅー」
(*^ω^)「来たのか!?」
(*^ω^)「おせーんだよ!!」
(*^ω^)「待ちかねたぞ少年ッ!!」
川 'A`)「俺を!!呼んだな!!!」バァァァァァン!!
( ^ω^)「いや誰だよお前」
ξ゚⊿゚)ξ「HENTAIが増えたわ」
('、`*川「自分の生徒が女装して現れたときどういう反応すればいいのかしら」
( ^ω^)「わぁ。先生が真顔になってる。ドックンすげえや」
川 'A`)「ドク子と呼んでちょうだい!」
102
:
名無しさん
:2018/09/07(金) 21:15:43 ID:oVJVHQUY0
( ^ω^)「で。何なのよその格好」
川 'A`)「怒涛のヒロインレースに俺も加わりたいと思ってな」
(*^ω^)「ありのままの姿でもお前が暫定1位だよ」
川*'A`)「やだ…///相思相愛ってやつ…?」
ξ#゚⊿゚)ξ「ちょいちょいちょーい!!!聞き捨てならんわ!!」
('、`*川「先生の立場としては不純異性交遊は認めませんよ!!」
川 'A`)「同性です」ドヤァ
('、`*川「そうね…」
ξ゚⊿゚)ξ「いや引き下がるなよ先生」
川 'A`)「フハハハハハッ!!指をくわえて見ておけ雑魚ヒロインども…!」
( ^ω^)「ドックンも晩飯食べてく?」
川 'A`)「いただきます」
( ^ω^)「先生、あと一人前追加よろしく」
('、`*川「任せなさい。皆の胃袋を満足させちゃうわよぉ!」
ξ゚⊿゚)ξ「アンタそれでええんか」
('、`*川「ツンちゃんと違ってないとうくんに頼られてるのに優越感感じるの☆」
ξ#゚皿゚)ξンギギギギギギギ
川 'A`)「恵まれた境遇でありながら負けヒロイン候補の子がいる」
( ^ω^)「だって…。トイレットペーパーで鼻かむ子はちょっと…ねぇ?」
ξ#゚皿゚)ξ「経済的じゃろがい!!」
103
:
名無しさん
:2018/09/07(金) 21:16:44 ID:oVJVHQUY0
ピンポーン
(;^ω^)「わぁ。嫌な予感」
川 'A`)「居留守使っちゃえよYOU」
( ^ω^)「そうすっか」
ξ゚⊿゚)ξ「はーい。どちら様ぁ?」ガチャッ
(#^ω^)「あんのクソアマアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
ミセ*゚ー゚)リ「こんばんはぁ。ないとうくん、挿絵も描き終わったから見て見てー」
('、`*川「…食材が足りないわ」
川 'A`)「ミセリさん食材にしない?」
(;^ω^)「おーおー。お前も結構ぶっ飛んだ発言してんなァ。なんなの?狂人しかいないの?」
ξ゚⊿゚)ξ「ミセリさん用の食材が足りないからミセリさん食材にするのは変じゃない?」
('、`*川「先生も人間は調理したことないから不安ねー」
ミセ*゚ー゚)リ「ドクオ君ってヒョロガリだから食べるとこ少なそうですよね」
( ^ω^)「あー駄目だ。狂人4人はもう手が付けられない。今すぐ逃げ出したい」
104
:
名無しさん
:2018/09/07(金) 21:17:55 ID:oVJVHQUY0
川 'A`)「これで5人か…。寝床どうする?」
( ^ω^)「いや何泊まる前提で話してんの」
ξ゚⊿゚)ξ「私内藤の隣がいいわ。幼馴染特権で」
( ^ω^)「徒歩10秒で帰れるだろうが。自分のベッドで寝なさい」
川 'A`)「親友特権で俺がもらいます」
( ^ω^)「普段ならお前を採用するが今は不安しかない」
ミセ*゚ー゚)リ「クラスメイト特権で私がもらうね」
( ^ω^)「前二人に対して特権に説得力がなさすぎる」
('、`*川「担任特権で私の物ですぅー」
( ^ω^)「アンタ本来止める側だろうが。帰れよ。マジで」
ξ゚⊿゚)ξ「恥ずかしがることないじゃない。幼馴染なら普通よ」
川 'A`)「そうそう。今まで何度も一緒に風呂入った仲だろ?」
ミセ*゚ー゚)リ「愛があればなんのその!」
('、`*川「先に申告しとくけど先生処女よ?嬉しいでしょ?」
( ^ω^)「いやもうお前ら帰って。全員分のメシは俺が食うから」
第6話「愛が愛を『重すぎる』って理解を拒み 憎しみに変わっていく前に」
105
:
名無しさん
:2018/09/07(金) 21:19:05 ID:oVJVHQUY0
スレッド外で嬉しい感想を見かけたので急遽投下です
ありがとうございます
106
:
名無しさん
:2018/09/07(金) 21:54:56 ID:89w66mXE0
乙!生きがい
ドクオとツンも順調に狂ってきててワロタ
107
:
名無しさん
:2018/09/07(金) 21:55:32 ID:4jt08vbw0
乙!
ヤバイの全員集合したな
108
:
名無しさん
:2018/09/07(金) 22:43:10 ID:5jb/N5WI0
何もかもどうなってんだよ……
109
:
名無しさん
:2018/09/08(土) 00:21:01 ID:V2IAgSlg0
うん…うん?wwww
110
:
名無しさん
:2018/09/08(土) 01:07:18 ID:Yvg/sNyQ0
うーんこんな面白い掛け合い久々だなぁ。
111
:
名無しさん
:2018/09/08(土) 07:08:32 ID:atP09u920
キチガイばっかで収集ついてなさ過ぎる
112
:
名無しさん
:2018/09/17(月) 04:40:26 ID:SZCrkPtc0
前回までのあらすじ
8時だよ全員集合(みんなやべーやつ)
113
:
名無しさん
:2018/09/17(月) 04:41:08 ID:SZCrkPtc0
(*^ω^)「ごちそうさまでした!!!!」
('、`*川「お粗末様です」グビグビ
川 'A`)「先生の主婦スキル高いなァ。負けてらんねえ」
ξ゚⊿゚)ξ「味付けが濃いわね。塩分過多で殺す気かしら?」
( ^ω^)「俺こんぐらいの濃い味付けが好きだなー。飯が進む進む」
ξ゚⊿゚)ξ「男の子は濃い味付け好きよね。私もこういう味付けが得意よ」
川 'A`)「媚びを売っていくスタイル」
ξ゚⊿゚)ξ「臨機応変と言いなさい」
ミセ*゚ー゚)リ「お腹いっぱいです…」ゲプゥ
( ^ω^)「無理に食うことはなかろうに」
ミセ*゚ー゚)リ「ないとうくんが『いっぱい食べる子が好き』って言うからぁ…」
( ^ω^)「俺のせいですかよ」
('、‘*川「先生もいっぱい食べるわよぉ?」グビグビ
( ^ω^)「先生はいっぱい飲むって言い方が似合うね」
('、‘*川「ビアガーデンの女王と言ってちょうだいな」グビグビ
川 'A`)「生徒の家で酒飲む女教師初めて見た」
('、‘*川「自分の生徒が女装してるんですもの、飲まなきゃやってられないわ」
( ^ω^)「一理ある」
114
:
名無しさん
:2018/09/17(月) 04:41:50 ID:SZCrkPtc0
( ^ω^)「あー、先生。材料費出しますよ」
('、`*川「生徒からお金なんて受け取れるわけないじゃない」
(;^ω^)「いや流石にご馳走になるだけってのは申し訳なさが…」
ξ゚⊿゚)ξ「たまーにいい子ちゃんぶるわねコイツ」
川 'A`)「普段はアレだけど根が優しいからな」
(#^ω^)「聞こえてっぞクソ幼馴染どもォ!!」
('、`*川「その年で一人暮らしなんて大変でしょ?たまに作りに来てあげるわよ」
川 'A`)「あー…俺からもお願いしますわ。流石に毎日は俺も厳しいんで」
('、`*川「簡単なレシピ教えてあげるのも必要よね。先生に任せなさいな!」
( ^ω^)「おー…。今日初めて大人らしさ見せてくれた…」
ξ゚⊿゚)ξ「酒飲みながらじゃなければ尊敬できるのにね」
('、`*川「えーん。生徒がいじわるですぅ。流石に悲しくなるわぁ」
( ^ω^)「ほら酋長謝れよ」
ξ゚⊿゚)ξ「反省してまーす」
川 'A`)「こういうとこが」
( ^ω^)「萌えないんだよなァ!!」
ミセ;゚ー゚)リ「アハハ…」
ξ゚⊿゚)ξ「この扱いの軽さに納得がいかない」
115
:
名無しさん
:2018/09/17(月) 04:42:39 ID:SZCrkPtc0
( ^ω^)「しっかしどうすっかなぁ。また風呂入りなおすかなぁ?」
ξ゚⊿゚)ξ「その両手じゃ不便でしょ。背中流すわよ?」
( ^ω^)「金ダワシ片手にそんなこと言ってくる子はちょっと…」
ξ#゚皿゚)ξ「ツンちゃん特製垢すりサービスを拒否るか!!!」
ミセ*゚ー゚)リ「ないとうくん、私が背中流すよー」
('、`*川「はいはい、未成年はそろそろ帰りなさいな。そういうのは先生に任せてちょうだい」
川 'A`)「付き合ってもいない男女が一緒にお風呂は良くないと思うからここは俺の出番」
( ^ω^)「お前らみんな帰れって。俺の気ままな一人暮らしを返せって」
ξ゚⊿゚)ξ「でも寂しいんでしょ?」
(;^ω^)「うっ…」
ξ゚⊿゚)ξ「ツンちゃんアイは全部全てまるっとお見通しよ!!」
川 'A`)「そーそー。ここは幼馴染組に任せときな。君たちとは付き合いの長さが違う」
ミセ*゚ー゚)リ「付き合いの長さが何だって言うのー?」
川 'A`)「俺は君たちの知らない『内藤ホライゾン』を知っている…」
('、`*川「ふーん?例えば?」
川 'A`)「…精通した時期とか?」
ミセ*゚ー゚)リ「「ちょっとその話詳しく!!!!」」('、`*川
(;^ω^)「おい馬鹿やめろ!!俺の覚えてないことを暴露すんな!!」
川 'A`)「フフーン」
116
:
名無しさん
:2018/09/17(月) 04:43:25 ID:SZCrkPtc0
ξ゚⊿゚)ξ「ちょっとその情報は私も把握してないわ。教えなさいよ」
川 'A`)「おう。お前を部屋に上がらせなくなった頃があったろ?あん時だ」
ξ゚⊿゚)ξ「あー…あったわねぇ。あの頃か」
川 'A`)「使用済みティッシュの臭い対策に俺と内藤が試行錯誤してた時期だ」
ξ゚⊿゚)ξ「でもしばらくしたら入室許可もらったわよね?」
川 'A`)「処理にティッシュではなくチャック付きポリ袋を使うことを覚えたから」
( 'ω`)「おいやめろよぉ…その話はよォ…」
川;'A`)「うわぁぁ!ごめんよ親友。マウント取るのに夢中でつい…」
( 'ω`)b「ドックンだからゆるーすー…」
('、`*川「チャック付きポリ袋…先生ちょっと用を思い出したわ」ガタッ
ミセ*゚ー゚)リ「奇遇ですね先生。私もです」ガタッ
(#^ω^)「そっち二階への階段。出口はあっち。オーケー?」
('、`*川「ちっ」
( 'ω`)「疲れたからそろそろマジで帰ってくれお前ら…」
117
:
名無しさん
:2018/09/17(月) 04:44:19 ID:SZCrkPtc0
川 'A`)「何言ってんだ。夜はまだまだこれからっしょー?」
( ^ω^)「一人の時間が恋しくなってきた」
ξ゚⊿゚)ξ「アンタいつまでその格好のつもり?」
川 'A`)「秘めてた相棒好き好きという気持ちが抑えられなくなった。今日から俺も女の子」
('、`*川「うーん。そういうことなら先生は応援するしかないわ」
ミセ*゚ー゚)リ「いつから好きだったのー?」
川 'A`)「ずっとだよ」
(*^ω^)「照れるだろちくしょう…」
ξ゚⊿゚)ξ「アンタドクオに対しては甘いわね!?」
川 'A`)「あ、頼まれてたブツどうする?久々に二人で鑑賞会する?」
( ^ω^)「あー…女教師モノは今はノーセンキューだわ」
川 'A`)「男の娘モノもあるぞ」
(;^ω^)「女装した親友と二人きりで見るモンじゃねえだろ!!!」
ミセ*゚ー゚)リφ「男同士、密室、男の娘モノ。何もおきないはずがなく…」カキカキ
(;^ω^)「まーた始まったよちくしょう!!!燃料尽きねぇなァ!!」
川 'A`)「文芸部のエースとして負けてられないだろ?」
( ^ω^)「まぁ、刺激的な存在なのは認めっけどよ…」
ξ゚⊿゚)ξ「ほら!!ほら!!ここに!!魅力的なヒロイン候補が!!」
( ^ω^)「お前題材に恋愛小説書くのは俺には無理だわ」
ξ'⊿`)ξガーン
川 'A`)「ドンマイ…」
118
:
名無しさん
:2018/09/17(月) 04:45:06 ID:SZCrkPtc0
( ^ω^)「そういや今日の分書いてねえや…」
( ^ω^)「悪い───日記書くからさ、一人にしてくんない?」
川;'A`)「───ッ。解散するぞお前ら」
ξ゚⊿゚)ξ「そうね…。ごめんね内藤?」
ミセ*゚ー゚)リ「え、でも、まだ続き読んでもらってないよー?」
('、`*川「私の愚痴も聞いてもらってないわぁ」
川 'A`)「いいから。帰るよ?」
ξ#゚⊿゚)ξ「日記書かせる時間は邪魔しちゃダメよ!?」
ミセ*゚ー゚)リ「う、うん!わかったよ」
('、`*川「…酔っててついついはしゃいじゃったわ。御免なさいね…」
( ^ω^)「いえ、大丈夫です。ただ今日はもう、ごめんなさい」
ξ゚⊿゚)ξ「それじゃ帰りましょっか。内藤、おやすみ。また明日」
川 'A`)「それじゃ内藤、また明日な?」
( ^ω^)「おう。"また、明日"」
ガチャッ
キィィィィィ
バタン…
119
:
名無しさん
:2018/09/17(月) 04:45:49 ID:SZCrkPtc0
( ^ω^)「"また、明日"な…」
第7話「それでは、また明日」
120
:
名無しさん
:2018/09/17(月) 08:36:29 ID:HAjov/mc0
乙!
ドクオはもう完全にそっちの道に入ってしまったのか……悲しいなあ……
121
:
名無しさん
:2018/09/17(月) 09:27:32 ID:Gd.hqdXA0
これ何色の青春なんだろうなぁ
122
:
名無しさん
:2018/09/17(月) 10:30:27 ID:/5KFCVaY0
新しい展開の予感…?
123
:
名無しさん
:2018/09/19(水) 10:10:11 ID:nrntlwcc0
おやおや?
124
:
名無しさん
:2018/09/19(水) 12:28:26 ID:Ybs11MdU0
ドクオがガチなのかネタなのかわかんねえ
日記何かあるんかね
125
:
名無しさん
:2018/09/19(水) 14:40:27 ID:OLxVm2l60
前回までのあらすじ
皆で食べたのはカレーです
でもカレーは出来立てより加熱繰り返して水分飛んだドロッとしたのが好き
126
:
名無しさん
:2018/09/19(水) 14:42:06 ID:OLxVm2l60
ξ゚⊿゚)ξ「それじゃ皆、おやすみなさい」
川 'A`)「待ちな」
ξ゚⊿゚)ξ「なによ」
川 'A`)「その生卵なに?くすねてきたの?」
ξ゚⊿゚)ξ「夕方買ったつもりなのになんでか生卵なくて」
ξ゚⊿゚)ξ「内藤が買ってたやつもらってきた」
川 'A`)「お前内藤に買った生卵ぶん投げてたじゃん…」
ξ゚⊿゚)ξ「あー…そうだったわね」
川 'A`)「記憶力乏しすぎるわ」
ξ゚⊿゚)ξ「都合の悪いことは全部忘れる主義なのよ」
川 'A`)「うっわー…ドックンドン引き」
('、`*川「略してドド引き」
ミセ*゚ー゚)リ「股引みたい」
127
:
名無しさん
:2018/09/19(水) 14:43:45 ID:OLxVm2l60
ξ゚⊿゚)ξ「ドクオは男の子なんだから二人を送ってあげなさいよ?」
川 'A`)「俺も女の子扱いしてほしい」
ミセ*゚ー゚)リ「…扱いに困るね?」
川 'A`)「お?ミセリさんドン引きさせるとか俺もしかして強キャラ?俺の時代来る?」
ξ-⊿-)ξ「ハァー…。本当にその路線続けるの?」
川 'A`)「自分を偽らず素直に生きていたい」
('、`*川「…女子生徒用の制服、卒業生のお古もらってきましょうか?」
川*'A`)「え、マジで?やだちょー嬉しいんですけどー」
ξ゚⊿゚)ξ「頭痛が痛い」
川 'A`)「頭悪そうな発言してる」
ξ゚⊿゚)ξ「多分この4人の中で一番頭悪そうに見えるのはアンタだと思うわよ…」
川 'A`)「おう辛辣ゥ。ま、好きにやってくわ」
ξ゚⊿゚)ξ「腐れ縁だし受け入れてやるわよ」
ミセ*゚ー゚)リ「仲いいんだねぇ」
川 'A`)「ん。17年もずっと一緒にいりゃな」
ξ゚⊿゚)ξ「…そうね」
128
:
名無しさん
:2018/09/19(水) 14:44:52 ID:OLxVm2l60
ξ゚⊿゚)ξ「じゃ、今度こそおやすみなさい」
川 'A`)「おう。腹出して寝んじゃねーぞ」
('、`*川「目覚まし忘れないのよ」
ミセ*゚ー゚)リ「寝る前にスマホ弄りすぎちゃだめだよー」
ξ゚⊿゚)ξ「アンタら私のママかっての。じゃあね」
ガチャッ
川 'A`)「内藤の家の隣って便利だよなぁ」
ミセ*゚ー゚)リ「いつでも部屋覗けるのが羨ましいなぁ」
('、`*川「やっぱカメラ越しの映像より生のないとうくんが一番よね」
川 'A`)「俺の考えてる便利と君らの考えてる便利のベクトルに違いがありすぎる」
129
:
名無しさん
:2018/09/19(水) 14:46:03 ID:OLxVm2l60
('、`*川「うー…飲みすぎたのかしら…。足元ふらふらするわね」
川 'A`)「タクシーでも拾います?」
('、`*川「ん、ありがと。ドクオくんって気遣い上手なのね」
川 'A`)「嫌われるのが苦手な八方美人なだけっすよ」
ミセ*゚ー゚)リ「相変わらず謙遜するんだね」
川 'A`)「根っからのチキンなんで」
('、`*川「相変わらず───って二人は昔からの知り合いなの?」
川 'A`)「小学校同じだったんすよ俺ら」
('、`*川「そうだったの…」
ミセ*゚ー゚)リ「中学は別々だったけど高校で久しぶりに再会できたんです」
川 'A`)「っと、タクシー来たわ」
──────────────────────────────
\川'A`) ヘイタクシー!!!
( (7
< ヽ
キキィィィィッ
──────────────────────────────
130
:
名無しさん
:2018/09/19(水) 14:47:13 ID:OLxVm2l60
('、`*川「二人も乗ってく?」
川 'A`)「いえ、昔話でもしながらチンタラ送ってきますよ」
ミセ*゚ー゚)リ「そうだね」
('、`*川「そっか。気を付けて帰るのよ?」
川 'A`)「うっす。任せといてください」
ミセ*゚ー゚)リ「先生こそタクシー降りたら足元気を付けてくださいねー」
('、`*川「ありがと。ドクオくんは送りオオカミにならないのよ?」
川 'A`)「俺は内藤一筋なんで」
ミセ*゚ー゚)リ「それじゃ先生おやすみなさいー」
('、`*川「おやすみなさーい。また明日学校でね」
川 'A`)「制服の件、よろしくお願いしますー!!」
('、`*川「はーい」
ブロロロロロロ…
131
:
名無しさん
:2018/09/19(水) 14:48:15 ID:OLxVm2l60
川 'A`)「俺たちも帰るか」
ミセ*゚ー゚)リ「そうだね」
川 'A`)「家って昔と同じ?」
ミセ*゚ー゚)リ「うん、変わらないよー」
川 'A`)「んじゃ同じ方面だし送るのラクだな」テクテク
ミセ*゚ー゚)リ「二人で話すなんて久しぶりだね」テクテク
川 'A`)「おー、そうだな」
ミセ*゚ー゚)リ「ないとうくんと話すのも久しぶりだったなぁ」
川 'A`)「なぁ、内藤のこと本気で好きなの?」
ミセ*゚ー゚)リ「うん。そうだよ。"あの日"からずっと私はないとうくんが好き」
川 'A`)「そっか…」
ミセ*゚ー゚)リ「わざわざ二人っきりになったのはそれが聞きたかったの?」
川 'A`)「まァ、それも理由の一つだ」
川 'A`)「もう一つ理由がある。ミセリさん、どうしても君に伝えておかなければならないことが」
ミセ*゚ー゚)リ「…昔みたいにミーちゃんって呼んでもいいんだよ?」
川 'A`)「懐かしいなァ、その呼び方…。んじゃミーちゃん聞いてくれ」
川 'A`)「実はな・・・」
──────────────────────────────
132
:
名無しさん
:2018/09/19(水) 14:49:18 ID:OLxVm2l60
──────────────────────────────
川 'A`)「──────────────────────────」
ミセ*゚ー゚)リ
川 'A`)「──────────────────────────」
ミセ* ー)リ
川 'A`)「──────────────────────────」
──────────────────────────────
133
:
名無しさん
:2018/09/19(水) 14:50:23 ID:OLxVm2l60
──────────────────────────────
ミセ* ー )リ「そんなの…信じられないよ…」
川 'A`)「すまん。でも本当のことなんだ」
ミセ* ー )リ「それでも…私は…ないとうくんのことが…」
川 'A`)「あぁ…。伝えるべきだと思ったから話しただけで、これからどうするかはミーちゃんの自由だ」
ミセ* ー )リ「そっか…。ごめんねドクオくん。送るのはここまででいいよ」
川 'A`)「悪い…。一人になりたくなるのもわかるわ…」
ミセ* ー )リ「ううん、気にしないで。私を傷つけたくて言ったわけじゃないのはわかるよ」
ミセ* ー )リ「でもやっぱり、一人で考える時間が欲しいなって」
川 'A`)「あぁ」
ミセ* ー )リ ゴシゴシ
ミセ*゚ー゚)リ「それじゃ!また明日学校でね!」
川 'A`)「おう、教科書忘れんなよ?」
ミセ*゚ー゚)リ「持ってきても忘れたフリするかもね?」
川 'A`)「へっ、こちとら手は打ってある!そう簡単に内藤は攻略させねえよ?」
ミセ*゚ー゚)リ「恋のライバルってやつだね!」
川 'A`)「さっきも言ったけどこっちには付き合いの長さってアドバンテージがあるからな?」
ミセ*゚ー゚)リ「私のほうが可愛いので!」
134
:
名無しさん
:2018/09/19(水) 14:51:32 ID:OLxVm2l60
ミセ*゚ー゚)リ「じゃあまた明日!」
川 'A`)ノ「おう、またなー」
タッタッタッタ…
川 'A`)「なんとか、現状を把握してくれたか…」
川 'A`)「ったくよォ、ライバルは多いしややこしい事情もあるし大変だなこりゃ」
川 'A`)「───でも、アイツが一番幸せになれる相手を見つけてほしいよな」
──────────────────────────────
( ^ω^)φカキカキ…
( ^ω^)φカキカキ…
( ^ω^)φ「─ということで親友と幼馴染とクラスメイトと先生から猛攻を受けた一日でしたっと」
( ^ω^)「…日記なのにそこらの小説よりハチャメチャじゃねえの?」
( ^ω^)「ハチャメチャが押し寄せてくるぅ♪泣いてる場合じゃない♪」
( ^ω^)「ワクワクを100倍にしてパーティの主役になるしかねえな!!」
( ^ω^)「っとそろそろノートのページが切れそうだな」
( ^ω^)「もう3冊かぁ。意外と書いてんなぁ」
( ^ω^)「こっちばっか進んで小説の方は全く進んでないんだけどNE!」
135
:
名無しさん
:2018/09/19(水) 14:52:47 ID:OLxVm2l60
( 'ω`)「短編とかは結構書けてるんだけどアレの続きは全然書けんなァ…」
( 'ω`)「というか俺が続き書いていいものなのかしらね?」
ξ゚⊿゚)ξ「独り言聞こえてるわよー。なにセンチメンタル気取ってんの?」
( ^ω^)「おう、てめぇが窓ぶち破ったからだろうがクソ貧乳」
ξ゚⊿゚)ξ「JKの体当たりでぶち破れる貧弱なガラス窓に文句言いなさいな」
( ^ω^)「あぁん?防弾ガラスで突き破れなかったら二階から真っ逆さまだったぞ?感謝しろバーカ」
ξ゚⊿゚)ξ「バカって言うほうがバカなんですー。やーいこのバーカバーカ」
( ^ω^)「お前のほうがバカそうで安心するわー」
ξ゚⊿゚)ξ「んだとコラァ。アンタが寝静まったころに忍び込んで耳元で『ツンちゃん可愛い愛してる』って一晩中囁いてやろうかぁ?」
(;^ω^)「洗脳すんじゃねえよ!!」
ξ゚⊿゚)ξ「私の可愛さを褒め称えないアンタが悪い」
( ^ω^)「鏡に向かって一晩中可愛い言ってろバーカ」
ξ゚⊿゚)ξ「自己暗示でツンちゃんもっと可愛くなっちゃうじゃない!」
( ^ω^)「お前のそういう変にポジティブなとこは嫌いじゃない」
136
:
名無しさん
:2018/09/19(水) 14:53:57 ID:OLxVm2l60
ξ゚⊿゚)ξ「で、日記書き終わったの?」
( ^ω^)「おう、書き終わった。だから寝る」
ξ゚⊿゚)ξ「そ。よかったわね」
( ^ω^)「お前も早く寝ろよ?夜更かしは美容によくねえからな」
ξ゚⊿゚)ξ「わかってるわよ。もうちょっとしたら寝るから!」
( ^ω^)「ん。そんじゃおやすみ」
ξ゚⊿゚)ξ「おやすみ」
──────────────────────────────
137
:
名無しさん
:2018/09/19(水) 14:55:03 ID:OLxVm2l60
──────────────────────────────
( -ω-)ンゴゴゴゴゴォ
ξ゚⊿゚)ξ「いびきうっさ…」
ξ゚⊿゚)ξ「でもよかったわ」
ξ゚⊿゚)ξ「───アンタが変なこと考えずちゃんと寝てるか私は毎晩心配してんだからね」
第8話「おやすみ 気付けば 夢の中へ」
138
:
名無しさん
:2018/09/19(水) 15:10:39 ID:ya31rCCo0
不穏だ
139
:
名無しさん
:2018/09/20(木) 00:26:00 ID:p77N7UAw0
乙!
えらい不安……
140
:
名無しさん
:2018/09/24(月) 17:51:16 ID:TJY.XVi.0
前回までのあらすじ
生きてる限り明日はやってくる
だから連休もあっという間に終わるの
141
:
名無しさん
:2018/09/24(月) 17:52:16 ID:TJY.XVi.0
( ^ω^)「朝だッ!!」ガバッ
川 'A`)「お前の起床の勢い好きよ」
( ^ω^)「お、ドックンおはよーっす!」
川 'A`)「はいはい、おはよーちゃん」
( ^ω^)「なして俺の部屋に」
川 'A`)「朝飯作ってやろうと思ってな」
( ^ω^)「クンクン…これは香ばしいベーコンの香り…!」
川 'A`)「一日の始まりに腹ペコじゃ物足りないだろう?」
( ^ω^)「身体を動かすには」
川 'A`)「美味しい朝ご飯!!」
( ^ω^)「最高だぜお前…いつ嫁に来る?」
川 'A`)「まずは面倒な法をぶっ飛ばしてからだな」
( ^ω^)「応援してる」
142
:
名無しさん
:2018/09/24(月) 17:53:19 ID:TJY.XVi.0
( ^ω^)「っはー!味噌汁もうめぇや!」ズゾゾゾゾ
川 'A`)「飯が3合消えた…朝からすっげー食べっぷりだな」
( ^ω^)「燃費の悪い男は嫌いかい?」
川 'A`)「メシの作りがいがあってとても良いと思います」
( ^ω^)「嬉しいこと言ってくれるじゃないの」
ξ゚⊿゚)ξ「朝からこんなに食ってるからメタボなのよ」ズゾゾゾ
( ^ω^)「朝から失礼なこと言ってくれるなお前」
ξ゚⊿゚)ξ「事実でしょうが。ま、そのメタボ腹も可愛くて好きなんだけど」
( ^ω^)「何言ってんのこいつ」
ξ゚⊿゚)ξ「ぷにぷにしてて可愛いのよねー」
( ^ω^)「ねぇねぇドックン。なんで酋長おるの?」
川 'A`)「朝飯作ってたらいつの間にか食卓に座ってた」
ξ゚⊿゚)ξ「ホントは私が朝ごはん作ってあげようと思ってたんだからね!」
( ^ω^)「わぁ。ドックンのファインプレイに助けられたなー」
川 'A`)「褒めんなよ…これ以上惚れさせてどうすんだ…」
ξ゚⊿゚)ξ「幼馴染二人が気持ち悪い」
143
:
名無しさん
:2018/09/24(月) 17:54:21 ID:TJY.XVi.0
ξ゚⊿゚)ξ「朝ごはん食べたし学校行くわよ!」
( ^ω^)「まずお前は」
川 'A`)「パジャマから着替えなさい」
ξ゚⊿゚)ξ「ドジっ子って萌えない?」
( ^ω^)「自分で自分のことをドジっ子って言う子はちょっと…」
川 'A`)「あ、ツン。お前の制服貸してくれよ。男物の制服やだ」
ξ゚⊿゚)ξ「いいわよ」
( ^ω^)「いいんかい」
ξ゚⊿゚)ξ「別に減るもんじゃないし?」
( ^ω^)「そういう問題なんだろうか」
川 'A`)「へへ、やったぜ。んじゃ着替えてくるからブーンも支度しとけよ」
( ^ω^)「おう。また後でな」
144
:
名無しさん
:2018/09/24(月) 17:55:21 ID:TJY.XVi.0
ξ゚⊿゚)ξ「おまたせ」
川 'A`)「どうかしら?」ミチミチ
( ^ω^)「ギリギリ着れてるけどヘソ見えてるぞ」
川 'A`)「身長が違い過ぎるからなァ…」
ξ゚⊿゚)ξ「ちんまくて可愛いのはツンちゃんのチャームポイントだから」
( ^ω^)「…ドクオの方が胸あるんじゃn
(#)メω^)「暴力反対」
ξ゚⊿゚)ξ「言葉の暴力反対。そろそろ泣くわよ」
川#)メA`)「なんで俺も殴った?」
ξ゚⊿゚)ξ「つい」
川 'A`)「ま、ギャグ補正使いこなせばこの通り」パァァァッ
( ^ω^)「便利だよなコレ」パァァァッ
ξ゚⊿゚)ξ「私顔が良いからそれ使えないのよねー」
145
:
名無しさん
:2018/09/24(月) 17:56:21 ID:TJY.XVi.0
通学路
川 'A`)「あ、やばい。この道使いたくなかった」
( ^ω^)「どうしたよ急に」
川 'A`)「ほら、この間話しただろ?めっちゃ威嚇してくるドーベルマン」
( ^ω^)「そういやそんな話してたな」
川 'A`)「この道で遭遇したんだよなぁ…」
バウッ!!
川;'A`)「ンヒィ!!ほらー…絶対あの角の先にいるって」
(;^ω^)「ちょっと様子見てくるわ」
ξ゚⊿゚)ξ「気をつけてね?」
( ^ω^)「おうさ」テクテク
テクテク
(;^ω^)「…お?」
146
:
名無しさん
:2018/09/24(月) 17:57:21 ID:TJY.XVi.0
▼・ェ・▼
(;^ω^)「どう見てもドーベルマンじゃない…!」
▼・ェ・▼ ハッハッ
( ^ω^)「人違いならぬ犬違いじゃん」
▼・ェ・▼ クゥーンクゥーン
( ^ω^)「今晩は 素敵なおチビさん 僕らよく似てる」
▼・ェ・▼ ハッハッ
( ^ω^)「あの曲は犬じゃなくて猫だったな」
ξ゚⊿゚)ξ「なーにブツブツ言ってんの?」
( ^ω^)「ほら見てみ?可愛いわんこ」
ξ゚⊿゚)ξ「あら、その子って…」
川#'A`)「だ、騙されるんじゃねええええええ!!」
(;^ω^)そ
川 'A`)「俺が言ってたドーベルマンはそいつだよチクショウ!!」
( ^ω^)「いやどう見てもドーベルマンじゃない」
ξ゚⊿゚)ξ「たしかに」
川 'A`)「問題はそこじゃーない!そいつは明らかに俺に敵意を向けているッ!!」
▼・ェ・▼ グルルルルルル
147
:
名無しさん
:2018/09/24(月) 17:58:21 ID:TJY.XVi.0
( ^ω^)「…お前このわんこに何かしたんじゃね?」
ξ゚⊿゚)ξ「不審者だから警戒されてるんじゃない?」
川;'A`)「違う!断じてノウ!!俺は何もしていない!!」
▼#・ェ・▼ バウッバウッ
川;'A`)「ひぃぃぃぃ!!来るなァ!!!」
ダッ
( ^ω^)「あっ」
ξ゚⊿゚)ξ「あっ」
川#;A;)「あだだだだだだ!!スネ!スネにかじりつくな!!」
▼・ェ・▼ ガウガウ
( ^ω^)「スカートだから直に噛まれてる…」
ξ゚⊿゚)ξ「女装の弊害…」
川 ;A;)「たああすけてええええええええ」
( ^ω^)「ほいほい、わんちゃんすとーっぷ」
▼・ェ・▼ クゥーン
( ^ω^)「お、俺の言うことを聞いてくれるなんて偉いぞぉ」
▼・ェ・▼ アンッ
148
:
名無しさん
:2018/09/24(月) 17:59:21 ID:TJY.XVi.0
川 ;A;)「痛い…お洒落は命がけなのね…」
ξ゚⊿゚)ξ「あ、この子メスなのね」
( ^ω^)「お前その犬見かけたらまず股間確認するクセやめなさいって」
ξ゚〜゚)ξ「メス同士ってことはさっきのはキャットファイトだったのね〜」
( ^ω^)「犬なのにキャットファイト」
川 'A`)「あっ。女の子扱いされてる…嬉しい…」パァァァッ
ξ゚⊿゚)ξ「アンタ名前は?」
▼・ェ・▼ バウッ
ξ゚⊿゚)ξ「あたしもナナってゆーんだナナちゃん」
( ^ω^)「お前ナナちゃんじゃねえだろ」
川 'A`)「自分の名前に不満でもあんの?」
ξ゚皿゚)ξ「内藤が呼んでくれない」
川 'A`)「あー…なるほど」
( ^ω^)「名前の問題じゃないんだけどなぁ」
ξ゚皿゚)ξ「いつまで待たされるのかしら!焦らしプレイが上手!!」
149
:
名無しさん
:2018/09/24(月) 18:00:23 ID:TJY.XVi.0
川 'A`)「っと、そろそろ行こうぜ。遅刻しちまう」
ξ゚⊿゚)ξ「せやな」
( ^ω^)「じゃあなわんこ!あんまり吠えて人を威嚇しないんだぞ?」
▼・ェ・▼ ワンッ
( ^ω^)「おー、いい返事。俺って才能あるのかも」
ξ゚⊿゚)ξ「この女ったらし!!」
(;^ω^)「えぇ…。犬に懐かれただけでそれ言う?」テクテク
トコトコ
川 'A`)「…なぁ」
( ^ω^)「なんだよ」
川 'A`)「ついてきてるんですけど」
▼・ェ・▼ ワンッ
150
:
名無しさん
:2018/09/24(月) 18:01:24 ID:TJY.XVi.0
( ^ω^)「ワハハ。可愛い奴め」ナデリコナデリコ
▼・ェ・▼ クゥーン
ξ゚⊿゚)ξ「…負けてられないわ」
川 'A`)「犬に対抗意識燃やすなよ」
ξ゚皿゚)ξ「私一度も撫でてもらったことない!!」
川 'A`)「こいつぁとんだ狂犬が身近にいたもんだな」
ξ゚皿゚)ξ「なんなの!?そんなに四足歩行萌えなの!?私もやってやろうじゃない!!!」ヨツンヴァイン
川;'A`)「人としての尊厳をそう簡単に捨てんじゃねえよ!?」
(;^ω^)「こういうとこが萌えないんだよなぁ!!」
▼・ェ・▼ ワンッ
151
:
名無しさん
:2018/09/24(月) 18:02:30 ID:TJY.XVi.0
( ^ω^)(こんな感じで僕の通学に頼れるボディガードが同行するようになりました)
( ^ω^)(あ、僕は別に四足歩行萌えではありません)
第9話「首輪や紐じゃないんだよ 君に身を寄せるのは」
152
:
名無しさん
:2018/09/24(月) 21:52:23 ID:VEqffu/Y0
乙
このブーン節操無しだな。やれやれだぜ
153
:
名無しさん
:2018/09/24(月) 22:19:33 ID:EQ2MFFJg0
ドックン男の娘疑惑
154
:
名無しさん
:2018/09/24(月) 23:27:31 ID:yquq.i/60
>>153
男の娘ミッチミチだぞ
155
:
名無しさん
:2018/09/27(木) 16:53:24 ID:o8oEKApI0
前回までのあらすじ
イッヌに嫉妬してついに四足歩行するツンちゃんkawaii!
だがそれでいいのか?本人が納得してるからいいのだ
今日もツンちゃんは我が道疾走。ガロード・ラン
ガロティファいいよね。ガンダムシリーズ1のカップルだと思います
156
:
名無しさん
:2018/09/27(木) 16:54:05 ID:o8oEKApI0
──────────────────────────────
【鈍色Tips①】
( ^ω^)
本作の主人公。クズ。童貞
高校2年生、文芸部所属
ドクオ大好き
無人島に一つ持ってくものを問われたらドクオと即答する
好きな仮面ライダー作品はビルド。天才物理学者推し
ジオウビルドアーマーのライダーキックを見て勉強頑張ろうと思った
──────────────────────────────
157
:
名無しさん
:2018/09/27(木) 16:54:47 ID:o8oEKApI0
校門
▼・ェ・▼ ワンッ
( ^ω^)「ボディガードありがとなわんこー」
▼・ェ・▼ ワンッ
ダッダッダ…
ξ゚〜゚)ξ「結局学校まで付いてきたわね」モグモグ
( ^ω^)「頼りになるボディガードだよ」
川 'A`)「2分に1回くらいのペースで噛んでくるのやめてほしい」ダラダラ
ξ゚〜゚)ξ「なんでアンタあんなに嫌われてるのかしら…」モグモグ
川 'A`)「…なんとなーく理由はわかる」
ξ゚〜゚)ξ「え、何。やっぱなんかしたの!?」モグモグ
川 'A`)「えへへ、秘密ー」
ξ゚〜゚)ξ「ぶん殴りてぇ」モグモグ
( ^ω^)「今度教えてくれよ」
川 'A`)「理由に確信持てたらなー」
ξ゚〜゚)ξ「気になるわね」モグモグ
( ^ω^)「お前バナナ食うのいい加減やめろよ」
ξ゚〜゚)ξ「なに?ツンちゃんの食べかけバナナが欲しいの?」
( ^ω^)「いらんわ」
158
:
名無しさん
:2018/09/27(木) 16:55:28 ID:o8oEKApI0
( ^ω^)「わんこ絡みで寄り道したけどなんとか間に合ったな…」
川 'A`)「まぁ普段からコンビニで立ち読みしてる余裕ありますし?」
( ^ω^)「そういや仕送りとかで使える金増えたから毎週ジャンプ買えるわ」
川 'A`)「わぁリッチ。毎週読みに行くわ」
ξ゚⊿゚)ξ「そんな理由無くてもいつもいるじゃない」
川 'A`)「内藤の部屋は俺のセーフハウスだから」
( ^ω^)「ドクオから借りっぱの漫画とかも本棚にいっぱいあるしなぁ」
川 'A`)「アレは貸してるんじゃない。寄贈してんだ」
( ^ω^)「お前のほうがリッチじゃん」
ξ゚⊿゚)ξ「ドクオのおかげで少年漫画充実してるのよねー」
川 'A`)「お前は俺が寄贈した漫画をポテチ食いながら読む癖やめろ」
( ^ω^)「ページの合間にポテチの欠片挟まってコンソメの香り移ってんだが」
ξ゚⊿゚)ξ「いずれ共有財産になるんだから大目に見てよね」
( ^ω^)「いやその理論はおかしい」
テクテク…
( ФωФ)「おお、お前ら。おはようであ…」
川 'A`) デーン
(;ФωФ)(えええええ!?何で堂々と女装してんのこの子!!)
159
:
名無しさん
:2018/09/27(木) 16:56:10 ID:o8oEKApI0
( ^ω^)「あ、ロマ先生。おはざまっす」
ξ゚⊿゚)ξ「おはようございます!!」
川 'A`)「おはようございます」ペコリ
(;ФωФ)(お辞儀まで…!完全に立ち振る舞いが淑女…!)
(;ФωФ)「あー…ドクオくん、今日は珍しい格好であるな?」
川 'A`)「自分に素直になったんです」
(;ФωФ)(うわわわ!ネタじゃなくてガチなのか!)
(;ФωФ)(最近LGBTの件とか繊細だしここは教職者として寛大な姿勢を…)
('、`*川「おっはよー。あら、ドクオくん似合ってるじゃない☆」
(;ФωФ)(先を越されたァァァァァァ!!吾輩の立場!!)
川*'A`)「おはようございます。"伊藤先生"は優しいですねぇ…」
(;ФωФ)(あああああ!困惑してたのがバレてるぅ!?ごめんなドクオくん!!)
('、`*川「自分らしく生きてくのって素敵なことだと思うわよ☆困ったらなんでも相談してね」
(;ФωФ)(理解のある大人のポジションを完ッ全に持ってかれたァァァァァァ!!)
川 'A`)「ありがとうございます」ペコリ
160
:
名無しさん
:2018/09/27(木) 16:56:51 ID:o8oEKApI0
( ^ω^)「理解のある大人が身近にいて嬉しいな」
川*'A`)「俺はお前らが受け入れてくれたことが一番うれしいよ」ポッ
ξ゚⊿゚)ξ「当たり前じゃない」
( ^ω^)「だって」
ξ゚⊿゚)ξ「私たち…」
ξ゚⊿゚)ξb「「仲間だもんげ!」」d(^ω^ )
川っA;)「ちくしょう。泣かせるじゃねえか…」グスッ
('、`*川「杉浦先生、青春ってイイですね…」グスッ
( ФωФ)「ごめん。正直ついていけてないのである…」
( ^ω^)「ロマ先生ノリ悪いでござるなぁ…」
ξ゚⊿゚)ξ「ホントよね…」
(;ФωФ)「ええ…吾輩が悪者みたいなこの風潮なに…」
('、`*川「この時期の子たちは繊細なんですから真剣に向き合ってあげないと」
(;ФωФ)「いや、その…ドクオくん。中々似合ってて可愛いと思うぞ」
(#^ω^)「お?教え子にセクハラっすか?俺が黙ってねえっすよ?」
ξ゚⊿゚)ξ「なんでアンタがキレてんのよ」
( ^ω^)「俺のドックンをそういう目で見ないでほしい」
川*'A`)「やだ…心配しないでよブーン…」
( ФωФ)「吾輩もうこの学校嫌になってきたのである」
('、`*川「主担任の役目はいつでも引き受けますよ?」
(;ФωФ)「伊藤先生まで吾輩の敵なの…?本当辛くなってきたのである…」
──────────────────────────────
161
:
名無しさん
:2018/09/27(木) 16:57:41 ID:o8oEKApI0
──────────────────────────────
【鈍色Tips②】
川 'A`)
ヒロインその1。処女
高校2年生、文芸部所属
ブーン大好き
無人島に一つ持ってくものを問われたらブーンと即答する
好きな仮面ライダー作品はビルド。筋肉バカ推し
ブーンとドク子はベストマッチだょ…!(本人談)
──────────────────────────────
162
:
名無しさん
:2018/09/27(木) 16:58:24 ID:o8oEKApI0
教室
( ^ω^)ノ「おいすー」
( ´_ゝ`)「お、内藤。おはよーさん」
川 'A`) デデーン
(´<_`;)「ドクオ…なのか…?」
( ´_ゝ`)「何困惑してんだ弟者。どう見てもドクオだろ」
川 'A`)「おはよう」
( ´_ゝ`)「おう、おはよう。やっと自分に素直になったのか」
川 'A`)「兄者は理解早くてホント助かるよ」
( ´_ゝ`)「お前が悩んでるの知ってたからな」
川 'A`)「改めてよろしく。ドクオ改めドク子よ」
( ´_ゝ`)「どっこちゃんって呼んでいい?」
川*'A`)「あ、いいねそれ。可愛いと思う」
(*^ω^)「どっこちゃーん!こっち向いて!スマイルして!!」
川 '∀`)v ブイッ
(*´_ゝ`)「「かーわいいー!!」」(^ω^*)
(´<_` )「え、なにこれ?なんで兄者そんな適応早いの?」
( ´_ゝ`)「お前今まで何見てたんだ愚弟。友人の悩みも見抜けなかったのか」
(´<_`;)「ええ…。全然気付かなったわァ…」
163
:
名無しさん
:2018/09/27(木) 16:59:07 ID:o8oEKApI0
川 ;A;)「いや気にしてないよ。そういう反応するのが…当、然だし…」グスッ
(#´_ゝ`)「弟者テメェェェェェ!!どっこちゃん泣かせてんじゃねぇぞクォルァァァ!」
(#^ω^)「処す?処しちゃう?よし処そう!!」
川 ;A;)「やめてっ!弟者は悪くないのっ!悪いのは私だから…」グスッ
(´<_`#)「あぁもう!!面倒くせぇなコイツら!!ツン!お前ブレーキ役になれよ!」
ξ゚〜゚)ξ「今バナナ食べてて忙しいんだけど?」モグモグ
(´<_`;)「アウェー!!圧倒的にアウェー!!誰か味方いないの!?」
(´<_`;)「助けて委員長〜!!」
( ゚∋゚) ヌッ
川 ;A;) グスッ
(*゚∋゚)「可憐だ…」キューン
(*゚∋゚)「泣かないでくれお嬢さん。ほら、このハンカチを使って」スッ
(´<_`#)「テメェもそっち側かァァァァァァ!!」
川 ;A;)「アリガト…」鼻チーン
(*゚∋゚)「今週末の予定は?よかったら私とバードウォッチングとかDo-dai?」
( ^ω^)「悪いな委員長。どっこちゃんは今週も俺とお家デートだから」
( ゚∋゚)「む。先約があったか。残念だな」
( ^ω^)「そういう紳士的なとこは好きだぜ。今度三人で鳥貴族行こうな」
( ゚∋゚)「バードウォッチングからの鳥貴族か。素晴らしい流れだな」
(´<_` )「くそぅ。前々から思ってたがこの教室には奇人しかいねぇ」
164
:
名無しさん
:2018/09/27(木) 16:59:53 ID:o8oEKApI0
ξ゚⊿゚)ξ「え、鳥貴族行くの?私も行きたい。ミックスジュース飲みたい」
( ´_ゝ`)「4人卓が埋まってしまったか…。その次の週は俺を誘ってくれ」
( ^ω^)「あぁ、支払いは任せたぜ兄者」
( ´_ゝ`)「任せろ。弟者の貯金箱持参で行くわ」
(´<_` )「おいやめろよ。人間不信になる」
ガラッ
( ФωФ)「よーし、皆揃ってるな?座れー。HR始めるであるぞー」
ξ゚⊿゚)ξ「せんせー。ミセリさんがいませんー」
( ФωФ)「んう?欠席の連絡はなかったが、遅刻だろうか…?」
川;'A`)(もしかして、昨日のアレを引きずって…?)
ガラッ
ミセ;゚ー゚)リ「セーフ!セーフですよね先生!?」ハァ…ハァ…
(;ФωФ)「遅刻しないよう走ってきた努力は認めるが…」
( ФωФ)「余裕を持って登校するように、な?」
ミセ*'ー`)リ「はぁーい…」
( ^ω^)「ミセリさん寝坊でもした?」
ミセ*'ー`)リ「色々あってぇ…」ガサゴソ
( ^ω^)「そっかそっか」
ミセ*'ー`)リ「あっ」
165
:
名無しさん
:2018/09/27(木) 17:00:36 ID:o8oEKApI0
ミセ*゚ー゚)リ「ないとうくんゴメンー!ドタバタして教科書"全部"忘れちゃったみたい」ボウヨミー
(;^ω^)(コイツ…間違いない!!)
川;'A`)(わざとギリギリに登校したのは教科書を全部忘れるという理由のため!)
ミセ*゚ー゚)リ「悪いんだけど今日一日教科書見せてねっ」
川 'A`)(だが…!対策は打ってあるッ…!)
( ^ω^)「おぉ、やっぱミセリさんはドジっ子だなぁ!」
( ^ω^)「こんなこともあろうかと!教科書全部二冊持ってる内藤君です!!はいどうぞ!!」
川 'A`)「残念だったねミセリさん!!」
ミセ*゚ー゚)リ
ミセ*'ー`)リ「あ、うん、ありがとう…」シュン…
ξ゚⊿゚)ξ「勝った!!第三部完ッ!!正ヒロインの座は譲らないわよ!!」
( ^ω^)「闇鍋するって聞いて入浴剤のバブ持ってくる子はちょっと…」
ξ゚⊿゚)ξ「いい匂いすると思ったんだけど」
川 'A`)「包装開けるときの音で気付いて止めた俺マジグッジョブだったわ」
(;ФωФ)(最近の子のする事ってよくわからないであるな…?)
( ゚∋゚)「先生、早くHR初めてほしいんですが」
(;ФωФ)「あ、スマンのである…」
166
:
名無しさん
:2018/09/27(木) 17:01:20 ID:o8oEKApI0
( ^ω^)(こうしてミセリさんの猛攻をくぐりぬけた俺たち)
( ^ω^)(俺の貸した教科書には落書きできないミセリさんマジいい子)
( ^ω^)(異国の地の父さん母さん、息子はなんとか元気にやってます)
第10話「ありのままの 姿 見せるのよ」
167
:
名無しさん
:2018/09/27(木) 17:02:04 ID:o8oEKApI0
──────────────────────────────
【鈍色Tips③】
ξ゚⊿゚)ξ
ヒロインその②。イマイチ萌えない。間違いなく処女
高校2年生、文芸部所属
描写ないけど実はギザ歯。そしてド貧乳
ブーン大好き。でも名前呼んでくれないのムカつく
無人島に一つ持ってくものを問われたらどこでもドアと答える
好きな仮面ライダー作品は555。推しは草加
ジオウにオリキャスで出演すると聞いて狂喜乱舞し午前2時に奇声をあげた残念な子
──────────────────────────────
168
:
名無しさん
:2018/09/27(木) 17:47:05 ID:zIqYVsL60
乙!
俺のドク子はやはりNo.1ヒロインだな
ちなみに俺は仮面ライターWが好きだ
169
:
名無しさん
:2018/09/27(木) 20:57:51 ID:XJckkve20
( ´_ゝ`)と( ゚∋゚)が凄まじい速度で順応したところで盛大に決壊した
170
:
名無しさん
:2018/09/28(金) 01:47:52 ID:gUDfth3g0
( ゚∋゚)は順応じゃなくてもっと悍ましい何かだ
171
:
名無しさん
:2018/09/28(金) 03:03:12 ID:JhZv232I0
色々クソワロタ
乙
172
:
名無しさん
:2018/09/28(金) 07:41:33 ID:LeqhFm8M0
ツンちゃんの残念具合が可愛い
173
:
名無しさん
:2018/09/28(金) 15:03:33 ID:EKoCdJgc0
前回までのあらすじ
級友からも受け入れられヒロインレースをリードする川 'A`)
初登場以降インパクトの弱いミセ*゚ー゚)リ
手料理を振舞うためにこっそりカップ麺に穴開ける('、`*川
翻訳されてないけど実は過激発言繰り返してる▼・ェ・▼
残念可愛いξ゚⊿゚)ξ
(問)
上記のダメヒロインたちが彩る( ^ω^)の青春は何色か(配点;5点)
174
:
名無しさん
:2018/09/28(金) 15:04:14 ID:EKoCdJgc0
──────────────────────────────
【鈍色Tips④】
ミセ*゚ー゚)リ
本作のヒロイン③
高校2年生、帰宅部。美乳
パッパが出版社の社長で内藤父はそこの社員
主人公父を人質にする斬新なファイティングスタイルを見せる
だけど根は真面目な子で暴走してない時はいい子。嫁に来ないか墨田区へ
趣味はお絵かき。最近執筆に目覚めたマルチな才能を持つ子
夢は神絵師、そしてないとうくんのお嫁さん
好きなお笑い芸人は出川哲朗
──────────────────────────────
175
:
名無しさん
:2018/09/28(金) 15:05:05 ID:EKoCdJgc0
キーンコーンカーンコーン
( ^ω^)「はい!午前の授業終わりッ!」
ξ゚⊿゚)ξ「キングクリムゾンくらったかのように一瞬だったわ」
川 'A`)「お前ずっと寝てたじゃん」
ξ゚⊿゚)ξ「寝る子は育つ!どう?ちょっと胸大きくなったんじゃない?」
( ^ω^)「この短時間じゃ1㍉も大きくなってねえと思う」
ξ゚⊿゚)ξ「もっと寝ないといけないわね」
川 'A`)「いやもっと他の努力しようぜ」
ξ*゚⊿゚)ξ「仕方ないわね…内藤!揉みしだいていいのよ!?」
(#^ω^)「こんバカチンがぁ!!教室で何言ってやがりますかね!?」
ミセ*゚ー゚)リ「ないとうくん、揉むなら私ぐらいは必要だと思うよー?」ヒョコッ
ガラッ
('、`*川「話は聞かせてもらったわ!教え子には手を出させない!!」
('、`*川「私で我慢しなさい!!さぁ!さぁ!!」グイッグイッ
( ^ω^)「どっこちゃんたすけて」
川 'A`)「どっこちゃんオパーイで我慢する?」
176
:
名無しさん
:2018/09/28(金) 15:05:51 ID:EKoCdJgc0
ヒソヒソ
『おい、津村の発言聞いたか?』
『あぁ、流石だな内藤ファミリー』
『最近はミセリさんまで一家に加わったらしいぞ』
『マジかよ…。もげろ内藤』
『しかも伊藤先生までファミリー入りしてるって噂も』
『はぁ?内藤ふざけんなよ…下校中に気をつけろよぉ?』
『でも今日の登校中番犬がいたぜ…?』
『内藤ファミリーの戦闘力が増している…だと…?』
( ^ω^)「なんか俺のヘイト値めっちゃ上がってるんだけど」
川 'A`)「安心しろ。俺が守ってやるから」イケボ
( ^ω^)「じゃあ…俺がお前を守るよ」イケボ返し
川*'A`)「あぁん…」ヘナヘナ
ξ#゚皿゚)ξ「なんなの?1日1回のホモノルマでもあるの?」
177
:
名無しさん
:2018/09/28(金) 15:06:42 ID:EKoCdJgc0
──────────────────────────────
【鈍色Tips⑤】
('、`*川
ヒロインその④。セクシー担当。処女(自己申告による情報)
2X歳。鈍色ヒロイン中最も豊満で凶悪なバストを持つ
内藤のクラスの副担任。でも生徒からの人気は主担任の杉浦先生より高い
様々な家事スキルだけでなくピッキングまで出来るスーパー女教師
酒を飲むことが生きがい。夢は見失った
好きなお笑い芸人はさまぁ〜ず
──────────────────────────────
178
:
名無しさん
:2018/09/28(金) 15:07:36 ID:EKoCdJgc0
('、`*川「さて、悪ノリはここまでにして教室であんな発言はメッよツンちゃん?」
ξ゚⊿゚)ξ「反省してまーす」
('、`*川「よろしい」
ξ゚⊿゚)ξ「先生優しい。芋けんぴの次に好き」
('、`*川「私もカレーのじゃがいもの次ぐらいに好きよ」
( ^ω^)「例えが全くわからん」
ミセ*゚ー゚)リ「ないとうくんの女心がわからないとこも好きだよー」
ガタッ
『あん畜生!!俺のミセリさんをたぶらかしやがって…!』
『落ち着け…。狂犬<<マッド・ドッグ>>のドク子がこっち睨んでる…』
『くそぅ…。あんな横暴を許していいのか…?』
『俺たちはミセリさんが幸せになれるよう祈ることしかできない…』
(;^ω^)「狂犬<<マッド・ドッグ>>って何!?」
川 'A`)「へっ、その名で呼ばれるのも久しぶりだなァ…」
( ^ω^)「あーもう、どうでもいいよ。今は平穏が欲しい」
179
:
名無しさん
:2018/09/28(金) 15:08:30 ID:EKoCdJgc0
川 'A`)「つーかこんなチンタラやってていいの?食堂混むぜ?」
( 'ω`)「しまったァ…。もうおしまいだァ…」
ミセ*゚ー゚)リ「食いしん坊のないとうくんには死活問題だね」
('、`*川「先生といきなりステーキでも行く?」
川 'A`)「昼休みに校外デートしないでくださいよ…」
ξ゚〜゚)ξ「絶望するのはまだ早いわ…!」モグモグ
川 'A`)「お前そのバナナ何本目?」
ξ゚〜゚)ξ「6本目」モグモグ
( 'ω`)「酋長様…どうか私にも恵みを…」
ξ゚〜゚)ξっ□「ん」モグモグ
( ^ω^)「なにこれ」
ξ゚⊿゚)ξ「おべんと」
( ^ω^)「あー…そういやそんなこと言ってたねぇ」
ξ゚⊿゚)ξ「ちゃんと作ってきてあげたわよ。嬉し泣きしながら食べなさい」
川;'A`)「お前…それ食うのか…?」
( ^ω^)「お腹下すのと腹ペコなら俺は前者を選ぶねッ!!」カパッ
180
:
名無しさん
:2018/09/28(金) 15:10:01 ID:EKoCdJgc0
( ^ω^)「なにこれ」
ξ゚⊿゚)ξ「ゆでたまご」
.rー`ーヽ、
,丿´ ^ヽ
丿 ヽ
./'´ ヘ_
丿 ヽ
ノ !
! l
│ |
│ |
l ノ
ヽ ノ
゙'ャ_ ,ィ´
`ー-,,__ __,,.-'´
 ̄ ゙゙゙̄
181
:
名無しさん
:2018/09/28(金) 15:10:55 ID:EKoCdJgc0
( ^ω^)「いや、弁当箱の中ゆで卵でギッシリじゃん」
ξ゚⊿゚)ξ「アンタのこと考えながらお弁当作ってたらこうなったのよ」
川 'A`)「うわー、わかるぅ!ブーンのこと考えてるとゆで卵作りたくなるよな」
('、`*川「白くてプリプリしてる肌とかゆで卵思い出すのよねぇ」
ミセ*゚ー゚)リ「あ、皆もそうなんだぁ。私もゆで卵見るたびそう思ってたんだ」
川 'A`)「内藤のことを考えてゆで卵を一心不乱に作る夜もある」
('、‘*川「ツマミに煮卵作るときとか…ないとうくんとの幸せな生活考えちゃうわ」
ξ゚⊿゚)ξ「眠れぬ夜はゆで卵作ってブーンのことを考えるわ」
ミセ*゚ー゚)リ「ゆで卵に海苔でないとうくんの顔描いたりするよぉ」
川 'A`)「あ、それいいな。今度真似しよう」
('、‘*川「今晩のメニューが一品決まってしまったわ…」
( ^ω^)「あの、俺そっちのけでゆで卵トークで盛り上がらないで」
182
:
名無しさん
:2018/09/28(金) 15:11:42 ID:EKoCdJgc0
('、‘*川「よーし、先生機嫌がいいから食堂でラーメン奢るわ!ゆで卵トッピング付きよ!」
川 'A`)「うっしゃ!昼飯代浮いた!!ゴチになります!」
ξ゚⊿゚)ξ「わーい!ちょうどバナナ飽きたとこだったのよね」
ミセ*゚ー゚)リ「ありゃー…。今日私お弁当なんだぁ」
('、‘*川「それじゃミセリちゃんにはまた今度ご馳走するわね!」
ミセ*゚ー゚)リ「えへ、嬉しいなー」
川 'A`)「じゃあ行きましょうぜ!そろそろ食堂も空いてくるだろうし」
ξ゚⊿゚)ξ「昼休み終わっちゃう前に急ぎましょ!」ダッ
('、‘*川「ハイハイ、廊下は走っちゃ駄目よー?」テクテク
183
:
名無しさん
:2018/09/28(金) 15:12:26 ID:EKoCdJgc0
(;^ω^)「…え?俺にこのお弁当押し付けて三人で食堂行っちゃう…?」
( ゚∋゚)σ「ハハ、ゆで卵ボーイ」
(#^ω^)「やかましいわッ!!」
( 'ω`)「あ、ミセリさんごめん。おかず一品だけください…」
第11話「アー君はゆで卵 君がいるから今僕がいる」
184
:
名無しさん
:2018/09/28(金) 15:13:17 ID:EKoCdJgc0
──────────────────────────────
【鈍色Tips⑥】
▼・ェ・▼
ヒロインその⑤。わんこ。野良犬じゃないよ
──────────────────────────────
185
:
名無しさん
:2018/09/28(金) 15:15:42 ID:EKoCdJgc0
ゆで卵のAAコピペミスったので鈍色のツンちゃんはゆで卵すら満足に作れないって脳内補完してください…
やったねツンちゃん!残念属性が増えるよ!
>168
仮面ライダージョーカーいいよね…
186
:
名無しさん
:2018/09/28(金) 15:50:48 ID:x0kbTYCw0
乙!
犬ですらヒロインになるとかたらしってレベルじゃないくらいハーレムだな
187
:
名無しさん
:2018/09/28(金) 20:24:00 ID:EfKLQncw0
乙。
ところでゆで卵作れないってツンちゃん北京原人並のおつむしかないことになるけどいいのかい?
188
:
名無しさん
:2018/09/28(金) 22:03:34 ID:ufaS87cE0
乙!
そういうとこが萌えないんじゃない?
189
:
名無しさん
:2018/09/28(金) 22:32:57 ID:kRfMJx1U0
前回までのあらすじ
作者のミスでツンちゃんはゆで卵すら満足に作れない残念な子に
責任取って幸せにしてあげようと思いました
190
:
名無しさん
:2018/09/28(金) 22:34:06 ID:kRfMJx1U0
キーンコーンカーンコーン
( 'ω`)「やっと…放課後だぜ…」
ξ゚⊿゚)ξ「なんでそんな死にそうな顔してんのよ」
( 'ω`)「ゆで卵しか食ってないから心が飢えてる」
川 'A`)「カロリーメイトいる?」ヒョイッ
( 'ω`)「うっま…カロリーメイトうっま…」モシャモシャ
( ^ω^)「さーて部室行こうぜ?」
ξ゚⊿゚)ξ「立ち直りが早い」
( ^ω^)「最近テンポ悪いからサクサクいきたい」
川 'A`)「どこに向けたセリフなのそれ?」
191
:
名無しさん
:2018/09/28(金) 22:35:01 ID:kRfMJx1U0
部室
川 'A`)「さて諸君、学園祭に向けた執筆の進捗は?」
( ^ω^)ξ゚⊿゚)ξ「「ダメです」」
川 'A`)「俺もダメです」
( ^ω^)「今年は参加見送る?」
ξ゚⊿゚)ξ「ロクな成果も出せずにいたら存続の危機よ」
川 'A`)「部費が貰えないどころか廃部の可能性もあるよなぁ」
ξ゚⊿゚)ξ「どうしましょ。食堂の全メニューの食レポ本で誤魔化す?」
川 'A`)「去年コピー本の企画でやったアレか…。生徒の評判は良かったけど…」
( ^ω^)「頭の固い先生共からの『文芸部やる気ある?』って一言が忘れらんねえ」
川 'A`)「文芸部らしさ皆無だったからなぁ」
ξ゚⊿゚)ξ「いっそのこと本気で書いた食レポで度肝抜かせてやろうじゃない」
( ^ω^)「『業務用蕎麦特有のコシの無い麺が歯に優しい』」
川 'A`)「『そばつゆの物足りないうま味を冷凍コロッケの油っ気で補う工夫』」
ξ゚⊿゚)ξ「『つゆでグズグズになった衣によりかさ増しされたこのコロッケ蕎麦は貧乏学生の味方と言えるだろう』」
( ^ω^)「食堂からの苦情不可避!!」
川 'A`)「出禁もあり得るな…」
ξ゚⊿゚)ξ「本気の食レポ書くには食堂のメニューが貧弱すぎる」
192
:
名無しさん
:2018/09/28(金) 22:36:02 ID:kRfMJx1U0
( ^ω^)「あー、じゃあこの町の名所紹介とかどうよ?」
川 'A`)「食レポもそうだけど文芸部らしさが薄いなァ」
ξ゚⊿゚)ξ「新聞部の連載記事みたいね」
( 'ω`)「そっかー」
川 'A`)「やっぱそれぞれが予定してた得意ジャンルの短編書くしかなくね?」
ξ゚⊿゚)ξ「私が書いてるシュールホラーは描写で納得できるのが書けなくて悩んでるのよねぇ…」
川 'A`)「どんなシーン?」
ξ゚⊿゚)ξ「呪いで全身がさけるチーズになったヒロインが助けを求めるシーンなんだけど」
川 'A`)「シュール通り越して狂気じゃんそれ」
ξ゚⊿゚)ξ「声を出そうとしたら頬が裂け、崩れ落ちる顎を支えようと動かした両腕がもげるシーンが上手く書けなくて」
( ^ω^)「うわ何それ…。めっちゃ気になる」
ξ゚⊿゚)ξ「両腕の筋線維が断裂していく痛みとか…身動きが取れない恐怖の描写にイマイチ納得できないのよね」
川 'A`)「いやお前その路線でいいと思う。そんな発想できた自分を信じろよ」
( ^ω^)「お前が納得してるかはともかくすっげー読みたいわ…」
ξ*゚⊿゚)ξ「そ、そう?じゃあもうちょっと頑張ってみるわ!」
( ^ω^)川 'A`)(ちょろい…)
193
:
名無しさん
:2018/09/28(金) 22:37:02 ID:kRfMJx1U0
( ^ω^)「ドックンは何書いてんだっけ」
川 'A`)「俺は幼馴染の男へ恋心を抱いてしまった青年の苦悩を思い綴ったBL小説書いてんだけど」
ξ゚⊿゚)ξ「自伝じゃん」
川 'A`)「そう!!それなのよ!惚れた幼馴染を魅力的に書こうしたら…どんどんブーンにしか思えなくなって…」
川 'A`)「最初は細マッチョで甘いマスクの魔性の男だったのに…気づけばぷよぷよぽっちゃりほんわかボーイになっちまって…」
ξ゚⊿゚)ξ「まんまブーンじゃない」
川 っA;)「こんな形で恋心が邪魔してくるなんて思わなかったッ!!」
ξ゚⊿゚)ξっ川 ;A;)ポンポン…
ξ゚⊿゚)ξ「元気出しなさいって。私も愛が愛を超越して憎しみになって悪役をブーンにしちゃう悪い癖あるもの」
川 ;A;)「ありがとう…ツン。もうちょっと自分と戦ってみる…」
( ^ω^)「お前ら俺をモデルにするのやめてくんない?風評被害が怖いんだけど」
194
:
名無しさん
:2018/09/28(金) 22:38:06 ID:kRfMJx1U0
川 っA`)「んでブーンはどうなのよ」グスッ
ξ゚⊿゚)ξ「やっぱ例のヤツ諦めてないの?」
( ^ω^)「うん、まぁ…」
川 'A`)「無理に続き書くことはないだろ」
ξ゚⊿゚)ξ「そうそう。アンタはアンタの書きたいモノを書きなさいって」
( ^ω^)「んー…あの物語にケリをつけないといつまでも前に進めないかなーって」
川 'A`)「そうか…」
ξ゚⊿゚)ξ「でも書き進められてないんでしょ?」
(;^ω^)「うっ…。まぁその通りなんだけど」
川 'A`)「マジで?」
(;^ω^)「マジです。書いては消してを繰り返して一行も進んでない」
川 'A`)「苦戦してんなぁ」
(;^ω^)「あ、元の執筆部分は弄ってないよ?安心して?」
ξ゚⊿゚)ξ「いやそれはアンタの自由だと思うし…」
川 'A`)「気楽に書いてもいいと思うんだがな」
(;^ω^)「読み返せば読み返すほどこれからの展開に悩むんだよ」
195
:
名無しさん
:2018/09/28(金) 22:39:01 ID:kRfMJx1U0
ξ゚⊿゚)ξ「大まかに今後はこうしようってプロットも書けない?」
( ^ω^)「いやもうこれが全く。自分自身に『解釈違いです!』って怒られちょる」
川 'A`)「やっぱ無理に続き書くんじゃなくてさ、新しく短編書こうぜ。去年みたいに」
( ^ω^)「…いつまでも自分から逃げてらんねえよ」
川 'A`)「いや、逃げるとかじゃなくて他の作品書き始めたらそれが刺激に───」
(#^ω^)「五月蠅い!!俺は向き合わなきゃなんねえんだよ!!」
川;'A`)「ッ───」
パシン
(#) ω )「痛ってぇなァ…」
ξ#゚⊿゚)ξ「今のはドクオに失礼よ…」
( ω )「お前も説教かよ…」
ξ゚⊿゚)ξ「頭冷やしなさいよ」
( ω )「それはお前もだろ…」
ξ゚⊿゚)ξ「そう、ね。でも私は自分がやったことが間違いとは思わない」
ξ゚⊿゚)ξ「今日はお開きにしましょ?皆冷静になるべきよ」
川;'A`)「そう、だな…。悪い内藤…」
( ω )「こっちこそ悪かった。頭冷やしたいから先に帰るわ」
川 'A`)「おう…じゃあな」
( ω )「また明日」トボトボ
──────────────────────────────
196
:
名無しさん
:2018/09/28(金) 22:40:06 ID:kRfMJx1U0
トボトボ…
( 'ω`)「あああああああああああああああああ!やっちまったなぁぁぁ…」
▼・ェ・▼ ワンッ
タッタッタッタ
ドンッ
( ^ω^)「おぅふ。情熱的な体当たりネ」
▼・ェ・▼ アンッ
( ^ω^)「おー…今朝のわんこ。もしかして俺待ってた?」
▼・ェ・▼ ワンッ
( ^ω^)「ハハ…。ありがとなぁ。じゃあ一緒に帰ろうぜ」
テクテク
──────────────────────────────
197
:
名無しさん
:2018/09/28(金) 22:41:05 ID:kRfMJx1U0
──────────────────────────────
川 'A`)「…迷惑かけたな」
ξ゚⊿゚)ξ「別に気にしてないわよ」
川 'A`)「俺の配慮が足りなかったんだ…アイツがあの作品にかける思いとか…」
パチンッ
川;゜A゜)「デコピィン!?」
ξ゚⊿゚)ξ「ブーンにはビンタだけどアンタはそれで許したげるわ」
川 'A`)「喧嘩両成敗ってヤツ?」
ξ゚⊿゚)ξ「ま、そんなとこよ。後はアンタらが明日仲直りするだけ」
川 'A`)「うい」
ξ゚⊿゚)ξ「さて、私たちも帰りましょっか」
川 'A`)「そっスね」
ξ゚⊿゚)ξ「なーに?凹んでんの?」
川 'A`)「アイツと喧嘩なんてすんの久しぶりだから」
ξ゚⊿゚)ξ「大丈夫。アイツは立ち直って、そんでもって許してくれるわよ」
川 'A`)「そうかな…」
ξ゚⊿゚)ξ「だから後はアンタが立ち直るの!はーいどっこちゃんスマイルー!」
川 '∀`)v「こ、こう?」ニコッ
ξ*゚⊿゚)ξ「かーわいいー!!」
川*'∀`)v「そ、そうかな?」
ξ*゚⊿゚)ξ「はーい目線こっちくださーい!!」
──────────────────────────────
('、`*っ│扉│「頑張りなさい、少年?少女…」(デコピン辺りからのぞき見してた人)
──────────────────────────────
198
:
名無しさん
:2018/09/28(金) 22:42:05 ID:kRfMJx1U0
──────────────────────────────
( ^ω^)「よっしゃわんこ!信号まで競争だ!青春ダーッシュ!!」ダダダダ
▼`・ェ・´▼ ワンッ!
( ^ω^)「お前賢い子だなー!!」ダダダダ
▼*・ェ・*▼ ワンッ!
(#^ω^)「んおおおおお!負けねええええええ!!」ダダダダ
──────────────────────────────
199
:
名無しさん
:2018/09/28(金) 22:43:05 ID:kRfMJx1U0
──────────────────────────────
( 'ω`)「負けたァ…」ハァッハァッ
▼・ェ・▼ ハッハッ
( 'ω`)「あー…思いっきり走ってスッキリしたぜ。ありがとな」
▼・ェ・▼ アンッ!
??「あら、ビーちゃん…?」
▼・ェ・▼ アンッアンッ!
( 'ω`)「お?どちら様?」
(゚、゚トソン「こんばんは。その子の飼い主のトソンと───」
(゚、゚トソン「内藤、さん…?」
( ^ω^)「へ…?」
第12話「何もかも振り切って 未来へ進めSpeed away」
200
:
名無しさん
:2018/09/28(金) 22:45:26 ID:kRfMJx1U0
以上
残念にしてしまったツンちゃんへのWABIの意味を込めて本日二度目の投下です
読んでくれて感想までくれる読者さんいつもありがとう
201
:
名無しさん
:2018/09/28(金) 22:49:20 ID:3WhBqqjg0
絶倫乙
なんとなくブーンの状況読めてきたな
202
:
名無しさん
:2018/09/28(金) 23:31:30 ID:/BKHJmC20
学校の食堂にソバなんてあるんだな
203
:
名無しさん
:2018/09/29(土) 17:20:52 ID:VLibFuLE0
>>202
ウチの高校私立やけどあったで。くっそまずくて罰ゲーム扱いだったけど
>>1
乙
204
:
名無しさん
:2018/09/30(日) 01:49:59 ID:LnYAZmxw0
前回までのあらすじ
学食のコロッケ蕎麦があんまり美味しくない
うちの学食の人気メニューは焼肉丼でした
205
:
名無しさん
:2018/09/30(日) 01:51:05 ID:LnYAZmxw0
部室
ξ゚⊿゚)ξ「忘れ物ない?」
川 'A`)「おっけおっけ」
ξ゚⊿゚)ξ「んじゃ帰りましょ」
川 'A`)σ「カギ閉めヨーシ」ビシッ
ξ゚⊿゚)ξσ「カギ閉めヨーシ」ビシッ
川 'A`)「指差呼称でダブルチェックする俺たちエラい」
ξ゚⊿゚)ξ「誰か褒めてくれないかしら」
パチパチッ
('、`*川「二人とも偉いわねー」
川 'A`)「あ、伊藤先生ちーす」
('、`*川「はぁい、お疲れ様」
ξ゚⊿゚)ξ「カギお返ししまーす」
('、`*川「今日はもう帰るの?」
ξ゚⊿゚)ξ「はい、内藤も帰っちゃったんで…」
('、`*川「ね、良かったら晩御飯でも食べて帰らない?」
川 'A`)「あ、俺ちょっと用事あるんでまた今度で」
ξ゚⊿゚)ξ「私だけでもご一緒しまーす」
('、`*川「それじゃ二人で女子会ねー」
206
:
名無しさん
:2018/09/30(日) 01:52:06 ID:LnYAZmxw0
川 'A`)「じゃあ俺こっちなんで」
ξ゚⊿゚)ξ「また明日ね」
('、`*川「また明日ー」
川 'A`)「伊藤先生が飲み過ぎないようブレーキよろしくな。じゃあまた」
('、`*川「飲みすぎませんてばー」
ξ゚⊿゚)ξ「大役を任されてしまったわ」
──────────────────────────────
──────────────────────────────
川 'A`)っΘ プルルルル
『もしもし』
川 'A`)『おまたせ。ツンと別れたから合流できるぞ』
『それじゃ校舎裏で合流しよう』
川 'A`)『うい。5分ほど待ちなされ』
『あまり女の子待たせるの感心しないよー?』
川;'A`)『なる早で行きます…』タッタッタ
──────────────────────────────
207
:
名無しさん
:2018/09/30(日) 01:53:07 ID:LnYAZmxw0
──────────────────────────────
('、`*川「んー、どこ行こうか?」
ξ゚⊿゚)ξ「マックでいいですよ」
('、`*川「えー、お酒飲めないじゃない」
ξ゚⊿゚)ξ「ホントに飲むんだ…」
('、`*川「生きがいですもの」
ξ゚⊿゚)ξ「お酒飲めてJKでも行きやすいお店かー」
('、`*川「あ、先生バーミヤン行きたい。バーミヤンにしましょ」
ξ゚⊿゚)ξ「私に意見求めた意味なくないですか」
('、`*川「ご馳走するんだから許してー」
──────────────────────────────
──────────────────────────────
川 'A`)「さて、待たせちまったな」
「3分で来るとか早いじゃん」
川 'A`)「5分で着くと言ったら3分で着くのが俺の流儀」
「相変わらず面倒な性格してるね…」
川 'A`)「さて、昔話といこうか」
「うん、昨日のじゃ流石に説明不足だもん」
川 'A`)「すまんすまん」
ミセ*゚ー゚)リ「じゃあマックでも行こうかー」
──────────────────────────────
208
:
名無しさん
:2018/09/30(日) 01:54:03 ID:LnYAZmxw0
──────────────────────────────
(;^ω^)「あの、どっかでお会いしたことありましたっけ…?」
(゚、゚トソン「あ、ごめんなさい。そういえば私が一方的に知ってるだけですね…」
▼・ェ・▼ アンッ!
( ^ω^)「えっ…俺って意外と有名人?」
(゚、゚トソン「有名人ではなくても…私は一生忘れられないです」
(;^ω^)「あるぇー?なんかトラウマ刻んじゃいました!?土下座しますよ!?」
(゚、゚トソン「いや土下座すべきなのはむしろこちらで…」
▼・ェ・▼ クゥーンクゥーン
(゚、゚トソン「貴方は、この子の命の恩人ですもの…」
──────────────────────────────
──────────────────────────────
マック
川 'A`)「じゃあ昔話といきますかね…」
ミセ*゚ー゚)リ「うん、聞かせてよ…」
川 'A`)「どっちから聞きたい?」
ミセ* ー )リ「そりゃもちろん、さ…」
209
:
名無しさん
:2018/09/30(日) 01:55:02 ID:LnYAZmxw0
ミセ*゚ー゚)リ「『内藤ホライゾンは死んだ』ってどういうコト?」
210
:
名無しさん
:2018/09/30(日) 01:56:11 ID:LnYAZmxw0
──────────────────────────────
バーミヤン
('、`*川「バーミヤンってたまにしか来ないけど…」
('、`*川「何頼むか悩んじゃわない?」
ξ゚⊿゚)ξ「わかりますー。何頼もうかな…」
('、`*川「遠慮せず好きなのじゃんじゃん頼んでねー?」
ξ゚⊿゚)ξ「情報料ですもんねー。いっぱい食べちゃいます」
('、`*川「あ、気づいてた?」
ξ゚⊿゚)ξ「はい、私とドクオに声かけたのそれが理由かなって」
ξ゚⊿゚)ξ「聞きたいんですよね?」
('、`*川「ええ、教えてもらいたいわ…」
('、`*川「私と離れてから、ないとうくんに何があったのかを」
211
:
名無しさん
:2018/09/30(日) 01:57:54 ID:LnYAZmxw0
──────────────────────────────
(;^ω^)「ほえ!?俺なんもした覚えないっすよ!?」
( 、 トソン「あ、あぁ…。やっぱり…本当に覚えてないんですね…」
(;^ω^)「いやー物忘れ激しいタチなんでハハハ…」
(;、;トソン「ごめん…なさい…」グスッ
▼´・ェ・`▼ クゥーン…
(;^ω^)「いやいやいや!美人泣かせるのは俺の流儀に反するから泣かないでー!?」
(;、;トソン「私はっ…貴方に…どう償えばいいのか…!!」
(;^ω^)「いや、そんなこと言われても…」
( 、 トソン「だって…!!」
212
:
名無しさん
:2018/09/30(日) 01:59:04 ID:LnYAZmxw0
( 、 トソン「貴方が記憶を失ったのはこの子を庇ったからなんですもの…」
(; ω )「ッ────」
第13話「知らないという罪と 知りすぎる罠」
213
:
名無しさん
:2018/09/30(日) 02:03:04 ID:LnYAZmxw0
投下し初めて1か月。ようやく話が動き出しました
序盤のギャグ展開を期待していた諸兄には申し訳ない
214
:
名無しさん
:2018/09/30(日) 02:11:02 ID:rhh3xJDo0
乙!
いよいよシリアス展開か
動けなくなる前に 動き出そう
215
:
名無しさん
:2018/09/30(日) 03:04:48 ID:2YWUKT460
動けなくなる前に動き出さないとな
216
:
名無しさん
:2018/10/04(木) 16:43:33 ID:yNH9zad60
乙
217
:
名無しさん
:2018/10/06(土) 13:03:18 ID:qb.XGfAc0
乙
期待してるぜ
218
:
名無しさん
:2018/10/06(土) 16:54:39 ID:JFwiUfMY0
前回までのあらすじ
ミセ*゚ー゚)リ「『内藤ホライゾンは死んだ』ってどういうコト?」
('、`*川「私と離れてから、ないとうくんに何があったのかを」
( 、 トソン「貴方が記憶を失ったのはこの子を庇ったからなんですもの…」
219
:
名無しさん
:2018/10/06(土) 16:56:18 ID:JFwiUfMY0
──────────────────────────────
川 'A`)「その、黙っててゴメンな…」
川 'A`)「せっかく高校が同じになったのに俺たちがミーちゃんに話しかけなかったのはさ」
川 'A`)「今のブーンには俺たちと過ごした小学校時代の、あの頃の記憶なんてないからなんだ…」
ミセ*゚ー゚)リ「それってどういう意味なの…?」
川 'A`)「アイツは3年前の冬に交通事故に遭った。それで記憶を失った」
ミセ*゚ー゚)リ「……」
川 'A`)「名も知らぬ犬が引かれそうになったのを庇ってだぜ?こんなこと言われても信じられねえよな…」
ミセ*゚ー゚)リ「ううん。今の一言でなんか納得しちゃった。ないとうくんらしいなぁって」
ミセ*゚ー゚)リ「昔から困ってる人を見過ごせない人だったもん。ワンちゃん相手でもそういうことする人だよ」
川 'A`)「……」
ミセ*゚ー゚)リ「私今でもちゃんと覚えてる。ないとうくんは、さ」
220
:
名無しさん
:2018/10/06(土) 16:57:09 ID:JFwiUfMY0
──────────────────────────────
ミセ*;ー;)リ グスッ
(#^ω^)『いじめなんて許さねえお!おまえらそれでも金玉ついてんのかお!』
ξ゚⊿゚)ξ『落ち着きなさい。いじめの首謀者女の子だっての』
(#^ω^)『ぼくが!相手になってやるお!ホワチャー!!』
('A`)『ヒーロー2号参上ッ!いくぞ内藤ッ』
──────────────────────────────
ミセ*゚ー゚)リ「いじめられてた私を救ってくれたヒーローで」
221
:
名無しさん
:2018/10/06(土) 16:58:05 ID:JFwiUfMY0
──────────────────────────────
( ^ω^)『おっお。やっぱミーちゃん絵の才能あるお!すっげーお!』
ミセ*゚ー゚)リ『えへへ、ありがとっ。じゃあないとうくん描いてあげるね!』
──────────────────────────────
ミセ* ー )リ「私が描いてた絵を、誰よりも褒めてくれて」
222
:
名無しさん
:2018/10/06(土) 16:58:57 ID:JFwiUfMY0
──────────────────────────────
ミセ*゚ー゚)リ『私ね、将来は絵を描く仕事がしたいんだぁ』
( ^ω^)『ミーちゃんなら夢叶えられるお!ファン1号のぼくが応援するお!』
ミセ*゚ー゚)リ『あ、ありがと…』
( ^ω^)『ぼくは小説家になるお!だからデビュー作の表紙はミーちゃんに任せるお!!』
ミセ*゚ー゚)リ『うん…!約束だよっ!!』
( ^ω^)『うん!約束だお!』
──────────────────────────────
ミセ* ー )リ「私の夢を最初に応援してくれた、すてきな男の子だったもん」
223
:
名無しさん
:2018/10/06(土) 17:00:03 ID:JFwiUfMY0
ミセ* ー )リ「でもこれって失恋しちゃったってことなのかなぁ…」
ミセ* ー )リ「へへ、初恋の人ともう会えないなんて、思いもしなかったよ」
川 'A`)「……」
川;'A`)「その、なんていうか───」
224
:
名無しさん
:2018/10/06(土) 17:01:01 ID:JFwiUfMY0
ミセ*゚ー゚)リ「なーんてね!確かに言葉遣いとか色々変わってるけど」
ミセ*゚ー゚)リ「ないとうくんの本質は変わってないと思うの」
川 'A`)「あ、ミーちゃんもそう思う?」
ミセ*゚ー゚)リ「勇気出なくて話しかけられなかったけど!ずっと見てたから!」
川 'A`)「ワォ。ストーカー気質ゥ!」ゾクゾクゥ
ミセ#゚ー゚)リ「好きな人に話しかけられない乙女心を理解してほしいなー!」
ミセ*゚ー゚)リ「だから…私はまた"ないとうくん"に恋をすると思う。ううん、もうしてるんだと思う」
川;'A`)「ごめん、意地悪言っちゃった…」
ミセ*゚ー゚)リ「ゆるーす。でもさ、その…記憶を無くしてから大変だったんだろうね…」
川 'A`)「…今でこそ元気にやってるけど、本当に大変だったよ」
川;'A`)「俺たちのせいで一度追い詰めてしまったしな…」
ミセ*゚ー゚)リ「どゆこと?」
225
:
名無しさん
:2018/10/06(土) 17:02:04 ID:JFwiUfMY0
──────────────────────────────
ξ゚〜゚)ξ「んーとですねぇ、先生がうちの中学に教育実習にきたのって中1の頃でしょ?」
('、`*川「みんな可愛かったわねー…」
ξ゚⊿゚)ξ「当時からツンちゃんは一際輝いてた自負があります」
('、`*川「そういうのいいから続けて☆」
ξ゚⊿゚)ξ「中2の3学期、心優しいブーン少年は犬を庇ってトラックに跳ねられました」
('、`*川「当時ドクオくんから連絡あったからその辺は知ってるわ。会いに行けなかったけど…」
ξ゚⊿゚)ξ「で、昏睡状態から回復したブーン少年は記憶喪失になっていたのです」
ξ゚〜゚)ξ「記憶喪失って言っても何もかも覚えてないわけじゃなくて…」
ξ;゚⊿゚)ξ「えーと、なんて言えばいいんだろ?『グヘヘ、身体は覚えてんじゃねえか…』ってやつ?」
('、`;川「説明の仕方がゲスだと思うわ」
ξ;゚⊿゚)ξ「何もかも忘れたんじゃなくてぇ…お箸の使い方とかすぐに思い出したし…」
('、`*川「よく繰り返すような動作はなんとなく覚えてたってことね」
ξ゚⊿゚)ξ「だいたいそんな感じだと思います、たぶん」
226
:
名無しさん
:2018/10/06(土) 17:03:06 ID:JFwiUfMY0
ξ゚⊿゚)ξ「それでブーンの両親とか私たちは『もしかしたら記憶が戻るかも?』って色々やっちゃったんです」
ξ゚⊿゚)ξ「アルバムを見せたり、思い出の場所に連れて行ったり…」
ξ゚⊿゚)ξ「でも、結局記憶は戻らなくて…」
('、`*川「うん…」
ξ゚⊿゚)ξ「その度に私たち、ブーンの前で落胆しちゃってたんだと思います」
ξ゚⊿゚)ξ「アイツはそんな毎日が苦しくて…」
227
:
名無しさん
:2018/10/06(土) 17:04:07 ID:JFwiUfMY0
──────────────────────────────
(#;ω;)『もうやめてくれよ!!!勝手に期待して!勝手に落胆するのは!』
(#;ω;)『俺だって出来るなら思い出したいよ!!皆との思い出を!!自分のこれまでを!!』
(# ω )『でも…もうどうにもならないんだよ…』
( ω )『皆が慕ってくれた"内藤ホライゾン"は死んじまったんだよッ…!』
( ω )『なぁ、俺って誰なんだろうなァ。どうして空っぽなんだろうなァ…!』
228
:
名無しさん
:2018/10/06(土) 17:05:11 ID:JFwiUfMY0
(#;ω;)『なんで"内藤ホライゾン"が死んで"空っぽの俺"が目を覚ましちまったんだろうなァ!!』
.
229
:
名無しさん
:2018/10/06(土) 17:06:31 ID:JFwiUfMY0
( ω )『頼む…部屋から出てってくれ!!俺に関わるな!!』
( 'ω`)『もう…皆の期待を裏切るなんて…したくないんだ…』
( 'ω`)『一人に、一人にしてくれよ…』
──────────────────────────────
ξ゚⊿゚)ξ「それからアイツは自分の部屋に引きこもりました」
ξ゚⊿゚)ξ「自分の殻に閉じこもって…自分は誰なんだって…自問自答を繰り返して」
('、`;川「そう…だったの…」
ξ゚⊿゚)ξ「私たちに追い詰められて…アイツは自分を守るために必死だったんです…」
('、`*川「そうなるわよね…14歳の繊細な少年…いえ、産まれたての赤子のようなものだったんですもの…」
230
:
名無しさん
:2018/10/06(土) 17:07:21 ID:JFwiUfMY0
('、`*川「私、ね。たぶんその頃だったと思うんだけどドクオくんからこんな相談されたの」
──────────────────────────────
(;A;)『先生ェ!俺、俺…どうしても謝りたいヤツがいる゛ん゛で゛す゛!』
(;A;)『俺゛…酷゛い゛こ゛と゛し゛ち゛ゃ゛っ゛た゛!!!』
(;A;)『でもソイツに…ドア越しに話しかけても何も反応が無゛く゛て゛!!』
(;A;)『俺たちが苦しめてしまったこと゛を゛直接謝゛り゛た゛い゛!!』
('、`*川『自分が酷いことをしたって自覚があるのなら…』
('、`#川『泣くな!!相手の子はもっと悲しいはずよ!!』
(;A;)「ッ───」
('、`#川『向き合うことから逃げんな!!甘えんな!!』
('、`*川『"俺たち"ってことは一人じゃないんでしょ?皆で精一杯頑張ってもどうしても無理だ─』
('、`*川『そう思った時にもう一度電話なさい。チートなお姉さんが力になってあげるわ』
(;A;)『うん───』
('、`*川『頑張れ少年。喧嘩なんて乗り越えちゃって───素敵な友情を育みなさいな』
──────────────────────────────
231
:
名無しさん
:2018/10/06(土) 17:08:23 ID:JFwiUfMY0
('、`;川「うっわああああ恥ずかしいいいいいい!!熱血教師目指して空回ってた過去のトラウマが私を責めるううううううううう!!」ゴロゴロー
ξ;゚⊿゚)ξ「うっわ…。詳細聞かないで只の喧嘩と決めつけてアドバイスしてるぅ…」
('、`;川「し、仕方ないじゃない!な」いとうくん絡みだなんて思わなかったわよ!?」
ξ;゚⊿゚)ξ「しかも"チートなお姉さん"って…」
('、`;川「やめてぇ…初めての教え子から頼られて張り切っちゃったのよぉ…」
ξ゚⊿゚)ξ「で、どうやって力になるつもりだったんです?」
('、`;川「ピッキング技術大急ぎで身に着けたわ…」
ξ;゚⊿゚)ξ「張り切り方がおかしくないですか…?」
('、`*川「ま、ドクオくんから仲直りできましたって電話があったから安心したけど」
ξ゚⊿゚)ξ「頑張りました」
('、`*川「…どうやって解決したの?」
ξ;゚⊿゚)ξ「こう、私の部屋からブーンの部屋に窓ぶち破って突撃して…」
('、`;川「貴女も力技じゃない!!!」
ξ゚⊿゚)ξ「ピッキングよりは青春感あると思います!!」
232
:
名無しさん
:2018/10/06(土) 17:09:21 ID:JFwiUfMY0
──────────────────────────────
ミセ*゚ー゚)リ「…大変だったんだねぇ」
川 'A`)「俺らが部屋突入してからが大変でよぉ…、ブーンがカッター持ち出して自分の手首に押し当ててさ…」
ミセ*゚ー゚)リ「ないとうくんの気持ちもわかるよ、うん…」
川 'A`)「そこまで追い詰めちまったのか、って気持ちとかさ…」
川 'A`)「俺ら見て青ざめてるその顔見てると悔しくなっちまってさ…とんでもねぇこと言っちまったよ」
ミセ;゚ー゚)リ「何て言ったの…?」
233
:
名無しさん
:2018/10/06(土) 17:10:15 ID:JFwiUfMY0
──────────────────────────────
('A`)『どうせ死んでるようなモンだろ。今更死ぬ必要もないだろ?』
──────────────────────────────
234
:
名無しさん
:2018/10/06(土) 17:11:09 ID:JFwiUfMY0
ミセ;゚ー゚)リ「ずいぶん…キツイこと言ったんだね…」
川 'A`)「さっきまで青ざめてた顔を真っ赤にしてよ…何度も何度もぶん殴られたわ…」
──────────────────────────────
(#゜ω゜)『ああああああああああああああああ!!!!』ダッ
(#゜ω゜)『うわあああああああああああ!!!!』ボガッ
(#)メA`)『ッ……』ヨロッ
ξ;゚⊿゚)ξ
──────────────────────────────
235
:
名無しさん
:2018/10/06(土) 17:12:06 ID:JFwiUfMY0
川 'A`)「ツンは黙って見てた。たぶん、俺を信じてくれてたんだと思う」
川 'A`)「一人じゃない、コイツを救いたいのは俺だけじゃないってのが何より心の支えになった」
──────────────────────────────
(#゜ω゜)『どうして!!"空っぽの俺"に期待しないでって言ったのに!!』
(#゜ω゜)『何で!お前らは!!こんなことするんだ!!!』
(#)メA`)『伝えたいことがあって来た』
(#゜ω゜)『黙れぇ!!!』ボガッ
(#)メA )『ッ……』ヨロッ
(#゜ω゜)『お前らの知ってる"内藤ホライゾン"は死んだんだ!!帰れよ!!』
(#)メA )『…だからだよ』
(#゜ω゜)『…?』
(#)メA )『"内藤ホライゾン"は死んじまったってのに…俺たちはそれを認めず…希望を押し付けた…』
(#)メA )『ゴメンな…。お前が受けた苦しみは…謝って許されるもんじゃねえのもわかってる…』
(#)メA )『でもな…絶望だけはしてほしくねえんだ…』
(#゜ω゜)『五月蠅い…!』
236
:
名無しさん
:2018/10/06(土) 17:13:09 ID:JFwiUfMY0
(#)メA )『"何も無い"…上等だ…。空っぽなら…』
(#)メA゜)『お前に何もねえなら…!俺たちがその空っぽを埋めてやるッ!!』
(#)メA゜)『俺は!"お前"とダチになりに来たッ!これは一歩も退かねえ!!』
(#)メA゜)『だからこの手を取れ"内藤ホライゾン"!!!!』
(#)メA゜)『今から───ここから始めよう!!』
(;゜ω゜)『ッ───!!』
(#)メA゜)『ぐっ…』ガクッ
(#)メA ) フラッ
(;゜ω゜)『馬鹿野郎がッ…』ガシッ
237
:
名無しさん
:2018/10/06(土) 17:14:06 ID:JFwiUfMY0
──────────────────────────────
('、‘*川「ドクオくん、ガッツあるじゃない…」
ξ゚⊿゚)ξ「たぶん先生の後押しがあったから踏ん張れたんですよ」
('、‘*川「ふふっ…、空回りかと思いきや意外といいアドバイスしたのかしら」
ξ゚⊿゚)ξ「かもしれませんね…」
ξ゚⊿゚)ξ「こうして…私達3人は、また友達になれたんです」
238
:
名無しさん
:2018/10/06(土) 17:15:07 ID:JFwiUfMY0
──────────────────────────────
(; ω )『なぁ、津村さん、だっけ』
ξ;゚⊿゚)ξ『え、ええ。津村ツン!好きに呼んで!』
(; ω )『コイツの…手当てをしたい。やり方わかんねぇから手伝ってくんない?』
ξ;゚⊿゚)ξ『ッ!』
ξ*゚⊿゚)ξ『わかったわ!私の部屋から救急箱持ってくるから待ってて!』
(;^ω^)『頼むわ…。初めての友達に死なれたら困るって…』
第14話「僕、誓う 僕、もう二度と負けない」
239
:
名無しさん
:2018/10/06(土) 17:22:08 ID:qBdS11Sc0
良い話だなー
240
:
名無しさん
:2018/10/06(土) 20:17:25 ID:qb.XGfAc0
乙
241
:
名無しさん
:2018/10/06(土) 22:31:23 ID:ZLBjVbJg0
かっこいいじゃんドクオ
乙
242
:
名無しさん
:2018/10/08(月) 12:18:27 ID:ZuqwW8SQ0
仕事場で読むもんじゃねーな
涙目だよちくしょう
243
:
名無しさん
:2018/10/13(土) 20:13:54 ID:hv7NiFpQ0
乙
いい青春してるな
244
:
名無しさん
:2018/10/17(水) 02:09:59 ID:cz9nU3wU0
ようやく読んだがおもしれえな乙
カップヌードルのくだりは外で読んで後悔したわ笑いこらえるの大変だった
ないとうの過去にようやく触れられて今後どうなっていくかが楽しみだぜ
245
:
◆ACs3vLSIZs
:2018/11/08(木) 03:07:52 ID:9juaJuEY0
前回までのあらすじ
3年前
(#)メA )『"何も無い"…上等だ…。空っぽなら…』
(#)メA゜)『お前に何もねえなら…!俺たちがその空っぽを埋めてやるッ!!』
(#)メA゜)『俺は!"お前"とダチになりに来たッ!これは一歩も退かねえ!!』
(#)メA゜)『だからこの手を取れ"内藤ホライゾン"!!!!』
(#)メA゜)『今から───ここから始めよう!!』
(;゜ω゜)『ッ───!!』
現在
(*^ω^)「どっこちゃーん!こっち向いて!スマイルして!!」
川 '∀`)v ブイッ
(*´_ゝ`)「「かーわいいー!!」」(^ω^*)
※同一人物です
246
:
◆ACs3vLSIZs
:2018/11/08(木) 03:08:42 ID:9juaJuEY0
(゚、゚トソン「お茶とコーヒー、どちらがよろしいでしょうか?」
(;^ω^)「え、あ、コーヒーでお願いします」
(゚、゚トソン「砂糖はどうします?」
(;^ω^)「え、あー…無しでも大丈夫です。子供じゃないんで」
(゚、゚トソン「フフッ、わかりました。では少し待っていてくださいね」
(;^ω^) (立ち話もなんですから…なんて言われて家にお邪魔してしまったけど…)
(;^ω^) (童貞には刺激が強すぎる…!ガラにもなく緊張してるわ…)
( ^ω^) (落ち着け…こういう時は深呼吸だ…KOOLになれ内藤ホライゾン…)
( ^ω^) スー…ハー…スー…ハー…
(;^ω^) (やっべ、いい匂いがして落ち着かねええええええええええええ!!)
( ^ω^) (こういう時は酋長の残念なとこ思い出してっと…)
( -ω-) ンー…
247
:
◆ACs3vLSIZs
:2018/11/08(木) 03:09:24 ID:9juaJuEY0
──────────────────────────────
ξ゚⊿゚)ξ『私ね、ケンタッキーのチキンで一番おいしいのは皮だと思うの』
('A`)『ほう』
ξ゚⊿゚)ξ『だからこんなの握ってみたわ』
( ^ω^)『これは…!』
ξ゚⊿゚)ξ『ツンちゃん自慢のケンタッキーの皮寿司よ』
('A`)『ほう…これは…なんとも…』モグモグ
( ^ω^)『アリか…?いや、なんとも言えねえ…。意外とマズくはない…』モグモグ
ξ゚〜゚)ξ『そう?良かったわ』モグモグ
( ^ω^)『で、お前が食ってるソレなにさ』
ξ゚⊿゚)ξ『ケンタッキーの皮で包んだおにぎり』
('A`)『そういや肉の部分は?』
ξ゚⊿゚)ξ『台所に転がってるわ。あんなにたくさん食べれないもの』
( ^ω^)『MOTTAINAI!!!』ダッ
('A`)『美味いもん追及するのはありだけど食材は残さず使おうなー?』
ξ゚⊿゚)ξ『反省してまーす』
──────────────────────────────
( ^ω^)「いや、ケンタッキーの皮寿司はやっぱナシだろ!」
(゚、゚トソン「へ…?」キョトーン
(;^ω^)「あー、こっちの話ですスイマセン…」
248
:
◆ACs3vLSIZs
:2018/11/08(木) 03:10:11 ID:9juaJuEY0
(゚、゚トソン「どうぞ。コーヒーです」
( ^ω^)「ありがとうございます」
( ^ω^)「…いい香りですね」
(゚、゚トソン「主人が…コーヒーにうるさい人だったので」
( ^ω^) ズズッ…
( ^ω^)「うっま…」
(゚、゚トソン「お客様に振舞うのは久しぶりで緊張しました」
( ^ω^)「奇遇ですね。僕もこんな本格的なコーヒー淹れてもらったの初めてで緊張しました」
(゚、゚トソン「ふふっ」
( ^ω^)「ははっ」
( ^ω^)「いやこのコーヒーほんと美味しいですよ」
(゚、゚トソン「気に入っていただけて何よりです」
( ^ω^)「この3年で飲んだコーヒーで一番美味しいです」
(゚、゚トソン「3年…」
(;^ω^)「あっ…」
249
:
◆ACs3vLSIZs
:2018/11/08(木) 03:10:53 ID:9juaJuEY0
(;^ω^)「いや…すみません。そういうつもりで言ったわけじゃないんで…」
(゚、゚トソン「…本当に、ごめんなさいね」
( ^ω^)「謝らなくていいっすよ。ビーちゃんでしたっけ、あの子」
(゚、゚トソン「ええ」
( ^ω^)「ビーちゃんを庇ったのはたぶん、あの頃の僕は後悔なんてしてないと思いますよ」
▼・ェ・▼ アンッ
( ^ω^)「おー、よしよし。助けたの俺じゃねえけどお前が元気で嬉しいよ」
(゚、゚トソン「あなたが助けてくれたおかげで、この子もこんなに大きくなりました…」
( ^ω^)「コイツゥ、羨ましいぞ?いいなー俺も美人に飼われてえ」ナデリコナデリコ
▼・ェ・▼ 〜♪
(゚、゚トソン「その子、私と…亡くなった主人以外の人には滅多に甘えないんですよ?」
(゚、゚トソン「たぶん、内藤さんに助けられたことを覚えてるんだと思います」
( ^ω^)「ほほう…賢いなビーちゃん!」
▼・ェ・▼ アンッ!
( ^ω^)「…あの、酷なことかもしれませんが、あの日のことを教えてもらえませんか」
(゚、゚トソン「それは…」
( ^ω^)「僕にショックを与えないように、って皆教えてくれないんですよ」
( ^ω^)「でも僕は全部を受け止めて、乗り越えたいんです」
( ^ω^)「…過去の自分を」
(゚、゚トソン「…わかりました」
250
:
◆ACs3vLSIZs
:2018/11/08(木) 03:11:56 ID:9juaJuEY0
(゚、゚トソン「3年前のあの日は突然大雨が降った日でした」
──────────────────────────────
(゚、゚トソン『ふぅ…、散歩の帰りに土砂降りなんて困りますね』テクテク
(゚、゚トソン『ほら、傘の中にちゃんと入りなさいな。風邪ひいちゃうわよ』
▼´・ェ・`▼ クゥーン
(゚、゚トソン『仕方ない子ね。ほーら、抱っこしてあげるからおいで?』
▼・ェ・▼ アンッ!
(゚、゚トソン『全くもう…、手間のかかる子ね?』
──────────────────────────────
(゚、゚トソン「この子を散歩に連れていった帰り、突然土砂降りが始まりました」
(゚、゚トソン「幸い、カバンの中に折り畳み傘があったので私はこの子を抱きかかえて帰ることにしました」
(゚、゚トソン「人もまばらな帰り道、歩道橋を降りてる最中に私は雨で足を滑らせてしまいました」
251
:
◆ACs3vLSIZs
:2018/11/08(木) 03:12:45 ID:9juaJuEY0
──────────────────────────────
Σ(゚、゚トソン『きゃっ──』
ゴロゴロ
(x、xトソン『痛ったぁ…。足、挫いちゃったかしら…』
(゚、゚;トソン『あたたた…。これは歩いて帰るの辛いわね…』
▼´・ェ・`▼ クゥーン
(゚、゚トソン『ごめんねビーちゃん、びっくりしたよねぇ』
(゚、゚トソン『今タクシー呼ぶからもうちょっと我慢してね…?』ガサゴソ
(゚、゚;トソン『携帯忘れちゃった…』
▼´・ェ・`▼ クゥーン
『ちょ───あのお姉さん派手に転んだけど大丈夫か!?』
『───ちょっと様子見てくるお!』
──────────────────────────────
(゚、゚トソン「反対側の歩道から私を心配する声が聞こえました」
(゚、゚トソン「声の聞こえた方へ振り返ると、3人の子供たちが見えました」
(゚、゚トソン「…内藤さんと、2人の友達です」
(゚、゚トソン「一人は痩せた少年で、もう一人は金髪の可愛い女の子でした」
( ^ω^)「あっ…」
(゚、゚トソン「そして内藤さんがこちらへ走り出してくるのが見えました」
252
:
◆ACs3vLSIZs
:2018/11/08(木) 03:13:40 ID:9juaJuEY0
──────────────────────────────
(;^ω^)『大丈夫ですかお───?』
▼・ェ・▼ ワンッ!!
(゚、゚;トソン『ちょっと!ビーちゃん!!』
──────────────────────────────
(゚、゚トソン「…この子は助けを呼ぼうとしたんでしょうね」
(゚、゚トソン「私がいる歩道を飛び出して、内藤さんたちのいる歩道へ」
(゚、゚トソン「…車道を横切って行ったんです」
( ^ω^)「つまり、そこで…」
(゚、゚トソン「えぇ、運悪く信号は青で…トラックが走ってくるのが見えました」
253
:
◆ACs3vLSIZs
:2018/11/08(木) 03:14:17 ID:9juaJuEY0
──────────────────────────────
▼・ェ・▼ ワンッワンッ!!
(;^ω^)『ばっ、あぶねえお!?』ダッ
(#`ω´)『うおおおおおおおおおおおおおお!』
(#'A`)『ブーンやめろ───────────────!!』
ダッ
ドンッ
──────────────────────────────
254
:
◆ACs3vLSIZs
:2018/11/08(木) 03:14:49 ID:9juaJuEY0
(゚、゚トソン「…内藤さんは車道へ飛び出し、ビーちゃんを抱えたままトラックに」
( ^ω^)「…そうだったんですね」
(;、;トソン「本当に…ごめんなさい…私のせいで…」
▼´・ェ・`▼ クゥーン
( ^ω^)「…おー、よしよし。ビーちゃん偉いぞ。お前は偉い」
( ^ω^)「…大事なママを助けようと必死だったんだもんな。よく頑張った」ナデリコナデリコ
▼・ェ・▼ アンッ!
( ^ω^)「トソンさんも、泣かないでください」
(;、;トソン「本当に…ごめんなさい…一番泣きたいのは内藤さんのはずなのに…」
( ^ω^)「大丈夫ですよ。俺は…いっぱい泣きましたから」
( ^ω^)「いっぱい泣いて…また前を向いて歩けるようになりました」
(;、;トソン「でも…!私のせいであなたは記憶が…!」
( ^ω^)「でも、生きてますよ?」
(;、;トソン「───」
( ^ω^)「俺はこうして、生きてます。何もかも元通りってわけじゃないけど」
( ^ω^)「だから、自分を責めるのはもう、やめにしましょう」
255
:
◆ACs3vLSIZs
:2018/11/08(木) 03:15:28 ID:9juaJuEY0
( ^ω^)「他の誰でもない、俺が──」
( ^ω^)「いや、"僕"が──貴女を赦します」
(;、;トソン「え───」
( ^ω^)「色々あったけど…かけがえのない友人のおかげでこうして今も僕は生きてる」
( ^ω^)「それに…美人が泣いてるのをそのままってわけにはいかねえっすよ」
( ^ω^)「俺が…過去の自分に怒られちまう」
(;、;トソン「美人だなんて…おばさん相手に何言ってるんですか…」
(;^ω^)「いや…すんません。思ったことは正直に口にして生きていくって決めてるんで」
(゚、゚トソン「ありがとうございます…。こうやって…ようやく内藤さんに直接謝ることが出来ました」
( ^ω^)「俺も…自分が記憶を失ったきっかけが知れてよかったです…」
(^ω^ ) チラッ
▼・ェ・▼ クゥーン?
( ^ω^)「何もかもを失ったわけじゃない…。救えたものがあったんだってわかって嬉しいです」
256
:
◆ACs3vLSIZs
:2018/11/08(木) 03:16:09 ID:9juaJuEY0
(゚、゚トソン「ねぇ…内藤さん?」
( ^ω^)「なんでしょう」
(゚、゚トソン「何か、困ってることはありませんか?」
(゚、゚トソン「主人の遺産もまだ結構ありますし…いや、お金で解決とかそういうのはいけないですね…」
( ^ω^)「あー…それなら一つ困ってることが」
(゚、゚トソン「なんでしょう…?私で力になれることならなんでもしますよ」
( ^ω^)「じゃあ───────────」
第15話「自分で選んで掴んで歩いて手放して失くしてきた 道なんだ」
257
:
◆ACs3vLSIZs
:2018/11/08(木) 03:18:36 ID:9juaJuEY0
一ヶ月ぶりの投下です。長い充電期間でした
これからまたちょくちょく投下していきます
258
:
名無しさん
:2018/11/08(木) 10:53:15 ID:DlyI3H760
乙!
ケンタッキーの皮クソワロタwww北京ダックじゃねぇんだから全部食えよwww
259
:
名無しさん
:2018/11/08(木) 20:38:50 ID:LZCdZ/q20
乙〜〜〜
260
:
名無しさん
:2018/11/12(月) 21:00:03 ID:QqQLCGAM0
復活してたか!また更新楽しみにしてるぞ乙!
261
:
◆ACs3vLSIZs
:2018/11/14(水) 06:32:36 ID:4Vhq8rpI0
3行でわかる前回のあらすじ!!!
・未亡人の部屋でドキドキする男子高校生(童貞)
・ケンタッキーの皮は美味しいけど肉も食べよう
・自分が登場しない回でも残念さを増すツンちゃんkawaii
・世界よ、これが鈍色ヒロインだ
262
:
◆ACs3vLSIZs
:2018/11/14(水) 06:33:19 ID:4Vhq8rpI0
ミセ*゚〜゚)リ「なるほどねぇ…」ブクブク
川 'A`)「コラッ。ジュースの中にストローで息を吹き込まない!」
ミセ*゚ー゚)リ「昔からのクセなんだけどさ、ついついやりたくならない?」
川 'A`)「むしろマックのシェイクを頬がすぼむぐらいの勢いでちゅーちゅーしちゃう派だよ」
ミセ*゚ー゚)リ「あー…それもわかるなァ」
川 'A`)「わかってくれてありがとさん」
ミセ*゚ー゚)リ「でさ、話戻しちゃうけど。ドクオくんが言ってたもう一つのこと…」
ミセ*゚ー゚)リ「『俺はアイツを二度も殺した』ってどういうことなの?」
川 'A`)「そっちも説明しなきゃならんよな…」
263
:
◆ACs3vLSIZs
:2018/11/14(水) 06:33:57 ID:4Vhq8rpI0
川 'A`)「さっき言ったように…俺は記憶喪失になった内藤を自殺寸前まで追い詰めちまった」
ミセ*゚ー゚)リ「うん…。ドクオくん一人が悪いわけじゃないと思うけど…」
川 'A`)「そうかい?そう言ってもらえると少しは気が楽になるよ」
川 'A`)「んで、もう一回はそれより前の話…。事故直後のことだ」
ミセ*゚ー゚)リ「…どういうこと?内藤君の記憶喪失はトラックに轢かれたのが原因じゃないの?」
川 'A`)「内藤が記憶を失ったのはトラックに轢かれて生死の境を彷徨った後。それは確かだ」
川 'A`)「だけどな、事故直後…。アイツの記憶はしっかりとあったんだよ」
ミセ;゚ー゚)リ「え…?それってどういうこと…?」
264
:
◆ACs3vLSIZs
:2018/11/14(水) 06:34:37 ID:4Vhq8rpI0
──────────────────────────────
(#゜A゜)『おいブーン!しっかりしろ…!!』
( ω )『あー…、その声はドクオかお?』
(#゜A゜)『あぁ!そうだ俺だよ!馬鹿野郎…こんなことになっちまうなんて…!』
( ω )『血が目に入って…なんにも見えねえんだお…。犬は無事かお…?』
(#゜A゜)『あぁ!見たところ怪我一つしてねえ!だから…お前も諦めんな!』
( ω )『そいつは良かったお…。内藤ホライゾン人生最期にして最大のファインプレー…』
(#゜A゜)『ふざけんじゃねえ!お前の人生はまだまだこれからだろうが…!』
(#゜A゜)『頑張れ!今ツンが救急車呼んだから…!』
( ω )カハッ
(;゜A゜)(吐血…!内臓までやられてんのか…?)
( ω )『あー…。やべーお…。最後に言い残すこととか…何にも思いつかねえお…』フー…フー…
(;゜A゜)(ブーンが…死ぬ?嘘だろ…?彼女出来たばっかで幸せの絶頂期だってのに…)
(;゜A゜)(どうすればいい?コイツを助けるにはどうすれば!?)
(;゜A゜)(俺は──無力すぎる───)
(; A )『ちく…しょぅ…』フラッ
(; A )『ブーン…ごめ───』バタッ
──────────────────────────────
265
:
◆ACs3vLSIZs
:2018/11/14(水) 06:35:15 ID:4Vhq8rpI0
川 'A`)「…情けねえ話だよなァ」
川 'A`)「アイツが死ぬかもしれねえって時に…助けてやれなくて…」
川 'A`)「それどころか大量の血を見たショックで失神だぜ…?親友の目の前で」
ミセ;゚ー゚)リ「……」
川 'A`)「時々思うよ。あの時、俺が失神なんかせず…応急処置を完璧にこなして」
川 'A`)「救急車が駆けつけてくるまでの間だけでも…アイツを励まし続けてれば…って」
川 'A`)「俺がしっかりしてれば…助けられたのかもしれないって…」
ミセ*゚ー゚)リ「…ドクオくんは悪くないよ」
川 'A`)「みんなそう言うんだ…」
川 'A`)「でも…みんながそうやって慰めてくれるたびに…俺は自分自身が嫌いになる」
川 'A`)「一度目は救えず…二度目は追い詰めてしまった…」
川 'A`)「だから…命に代えてでも、アイツが幸せになるのを俺は応援したい」
川 'A`)「鬱田ドクオの人生をかけて…今度こそアイツが幸せになれるように支えてやる」
ミセ*゚ー゚)リ「…そっか」
266
:
◆ACs3vLSIZs
:2018/11/14(水) 06:35:55 ID:4Vhq8rpI0
川 'A`)「幻滅した?」
ミセ*゚ー゚)リ「別に?」
川 'A`)「情けないって思っただろ?」
ミセ*゚ー゚)リ「情けなくっていいじゃん」
ミセ*゚ー゚)リ「だって…ないとうくんとドクオくんは"情けない私"を助けてくれたじゃん?」
川;'A`)「ッ───」
ミセ*゚ー゚)リ「あの頃ね、現実の世界にヒーローなんていないんだって諦めてた」
ミセ*゚ー゚)リ「でも、でもね、二人の男の子と一人の女の子が私を救ってくれたんだよ?」
ミセ*゚ー゚)リ「あの頃の私、ホント勇気無くて…『助けて』の一言も言えなくて泣いてた」
ミセ*゚ー゚)リ「そんな情けない私をドクオくん達は助けてくれたんだもん」
ミセ*゚ー゚)リ「ドクオくんが自分を赦せないっていうなら、キミが自分を赦せるようになるまで」
ミセ*゚ー゚)リ「──今度は私がキミを助けなきゃ、だね」
川 'A`)「……」
267
:
◆ACs3vLSIZs
:2018/11/14(水) 06:36:37 ID:4Vhq8rpI0
川 'A`)「ごめん、泣くから10秒頂戴」
ミセ*゚ー゚)リ「もっとワンワン泣いていいよ?」
川 'A`)「馬鹿野郎…静かに男泣きしてそれでおわりだっ…つの」
川 ;A;)
ゴシゴシ
川 'A`)「はい終わり!」
ミセ*゚ー゚)リ「都合よく男の子と女の子使い分けちゃってもー…」
川 'A`)「今のは『鬱田ドクオ』の涙だから。どっこちゃんとは別カウントだから」
ミセ*゚ー゚)リ「なるほど。よくわかんない」
268
:
◆ACs3vLSIZs
:2018/11/14(水) 06:37:42 ID:4Vhq8rpI0
ミセ*゚ー゚)リ「でさ、文芸部のどっこちゃんに言いたいことがありまーす」
川 'A`)「なーーーーーにーーーーー?」
ミセ*゚ー゚)リ「マックの中で始まる未成年の主張とか斬新」
川 'A`)「ミーちゃんがネタ振ってきたんじゃん」
ミセ*゚ー゚)リ「ごみんごみん」
ミセ*゚ー゚)リ「…でね、言いたいことってのはさ」
ミセ*゚ー゚)リ「『鬱田ドクオ』…いや、『どっこちゃん』かな?」
ミセ*゚ー゚)リ「とにかくさ…。キミの物語の主役はキミなんだよ?」
ミセ*゚ー゚)リ「自分の物語のタイトルを『内藤ホライゾン』にしちゃ駄目」
川 'A`)「それはどういう──」
ミセ*゚ー゚)リ「あぁ…ごみんごみん。わかりにくいよね」
ミセ*゚ー゚)リ「自己犠牲で献身するんだけじゃなくってさ…」
ミセ*゚ー゚)リ「自分自身の幸せを掴むのも忘れちゃだめだよ」
川 'A`)「…うん」
269
:
◆ACs3vLSIZs
:2018/11/14(水) 06:38:23 ID:4Vhq8rpI0
ミセ*゚ー゚)リ「へへ、こうやってライバルにクギを刺す策士なミセリちゃんなのでした」
川 'A`)「正妻戦争は負けるつもりないから」
ミセ*゚ー゚)リ「えー?私小学生の時からの片思いだよ?ヒロイン力高いと思うよ?」
川 'A`)「過去の内藤、そして今の内藤、そのどちらに対しても幼馴染という最強のポジションがある」
ミセ*゚ー゚)リ「むぅ…。あんまり言いたくないけど、言っちゃうよ?」
ミセ*゚皿゚)リ「私は子供産めるもんねー!!」イー
川 'A`)「うっわぁ。ミーちゃんまで酋長みたいな残念な顔できるようになってる…!」
川 'A`)「空気感染すんのかな?現代の奇病、負けヒロイン病こっわ…」
ミセ*゚皿゚)リ「ま、負けヒロイン病って何!?どうやったら治るの!?」
川 'A`)「残念ながら現代医療では…」
ミセ*゚皿゚)リ「負けたくないよぅ…」
川 'A`)「でも…ミーちゃん顔とか過去の思い出はいいんだけど…ちょっとキャラが弱いんだよね」
ミセ;゚ー゚)リ「キャラって何さー!?」
川 'A`)「こう…なんつーか…席替えしてブーンとファーストコンタクトとった時のインパクトが薄れてる…」
川 'A`)「超かわいい男の娘、武闘派残念酋長、飲んだくれ女教師、種族の壁を突破した愛の犬に対して…」
ミセ*゚ー゚)リ「自分のこと"超かわいい”って自称した!?なにその自信!!」
川 'A`)「うーん…今のミーちゃんはさぁ…なんつーか"ヤンデレ未満"って感じなんだよね…」
270
:
◆ACs3vLSIZs
:2018/11/14(水) 06:39:07 ID:4Vhq8rpI0
ミセ*゚ー゚)リ「ヤンデレ未満って初めて聞いた…」
川 'A`)「俺も人生で初めてヤンデレ未満って他人を評価した」
ミセ*゚ー゚)リ「えぇ…。ないとうくんへの好意は負けてないのにぃ…」
川 'A`)「割とみんなアイツへの好意カンストしてるから…それだけじゃ武器にならんよ…」
ミセ*゚ー゚)リ「インパクト!インパクトが大事なんだよね!?」
川 'A`)「埋もれないためには何かしらインパクトないと駄目だと思う」
ミセ*゚ー゚)リ「うーん…うーん…。そうだ…!!」
川 'A`)(何で敵に塩贈ってんだろう俺…)
ミセ*゚ー゚)リ「しゃべり方にアクセント付けるってどうかな!?インパクトあると思うよ!!」
川 'A`)「お、おう…。やってみ…?」
ミセ*゚皿゚)リ「なぁいぃとぉくぅん…。だぁいぃすぅきぃ…えぇへっへっ…」
川 'A`)「精神的ブラクラだからやめよう。ヒロイン力の低下が著しい。SAN値直葬ってやつだ」
ミセ*゚皿゚)リ「だぁまぁさぁれぇなぁいぃよぉお??」ズリ…ズリ…
川;'A`)「うっわ怖っ…。摺り足で近寄るのもやめて…。あ、違うんですこの子不審者じゃないです。お姉さん警察呼ばないでー!?」
Σ川 'A`)ハッ
川 'A`)「───これは、どこかで新たなヒロインが生まれた予感!」
271
:
◆ACs3vLSIZs
:2018/11/14(水) 06:39:42 ID:4Vhq8rpI0
──────────────────────────────
ξ゚⊿゚)ξ「アイツ…。まだ帰ってきてないのね…」
ξ゚⊿゚)ξ「…どっかで晩御飯食べてるのかな」
ξ゚⊿゚)ξ「いきなり電話したら…迷惑よね?」
ξ゚⊿゚)ξ「LINEでも送ってみようかなぁ…?」
ξ゚⊿゚)ξ「でも…『まだ帰ってこないの?』なんてお母さんじゃあるまいし…」
ξ゚〜゚)ξ「う〜ん。と恋するツンちゃんは今日もアイツのことで悩むのでしたまる」
パチッ
ξ゚⊿゚)ξ(あ!部屋の照明点いた!帰ってきたんだ!)
ξ゚⊿゚)ξ(え?どうしよ?『おかえり』って言ってあげればいいのかなっ)
ξ゚⊿゚)ξ(いくら部屋が近くて声が届くからって…変かな…?)
パチッ
ξ゚⊿゚)ξ「あ…。消えた…。もう、寝ちゃったの…?」
ξ゚⊿゚)ξ「はーあ。私も寝ようかしら…」
272
:
◆ACs3vLSIZs
:2018/11/14(水) 06:40:49 ID:4Vhq8rpI0
ガチャッ
( ^ω^) コソコソ
ξ゚⊿゚)ξ(あれ?寝たと思ったらこんな時間に外出するの?)
ξ゚⊿゚)ξ(なによその荷物。どこいくのよ)
ガチャッ
( ^ω^)「お待たせしましたっす」
バタン
ξ゚⊿゚)ξ(え…?車に乗った…?お母さまたちもいないのに誰の車…?)
ブロロロロロ…
ξ゚⊿゚)ξ「──これは明日直接、問いただす必要があるわね…」
第16話「あなたの物語を 止めないでください」
273
:
◆ACs3vLSIZs
:2018/11/14(水) 06:41:28 ID:4Vhq8rpI0
──────────────────────────────
【鈍色Tips⑦】
(゚、゚トソン
ヒロインその⑥。気立てのいい未亡人
年齢不詳。女性に軽々しく年齢聞いちゃいけねえんだよ小僧
内藤が3年前にトラックから庇った▼・ェ・▼の飼い主
3年前の事故の時点で、既に両親と夫を亡くしている
唯一の家族を助けてくれた内藤に対し深い恩を感じている
好きなお笑い芸人はコロコロチキチキペッパーズ
──────────────────────────────
274
:
◆ACs3vLSIZs
:2018/11/14(水) 06:44:27 ID:4Vhq8rpI0
このスレ知ってるリアル知人から「もはや鈍色ではなく極彩色の青春」と言われました
さらば鈍色の青春 よろしく極彩色の青春
275
:
名無しさん
:2018/11/14(水) 14:39:08 ID:0vU2p6r60
鈍色、極彩色ときたら次ははパステルカラーの青春だな!
次回の修羅場に期待しちゃう乙
276
:
名無しさん
:2018/11/14(水) 17:04:10 ID:jRv5RBZQ0
otu
277
:
名無しさん
:2018/11/14(水) 23:49:30 ID:KcFI6P2U0
乙!
278
:
名無しさん
:2019/01/02(水) 15:45:59 ID:ZuWQZnlY0
はよ!
279
:
名無しさん
:2019/01/27(日) 18:38:58 ID:NCA6VtoA0
続きあくしろよ
280
:
名無しさん
:2019/01/28(月) 23:09:56 ID:iw7/t/6c0
続き楽しみ!
281
:
◆ACs3vLSIZs
:2019/02/21(木) 22:28:10 ID:rE.JTKzk0
3行でわかる「さらば鈍色の青春」
記憶喪失の少年( ^ω^)が色々あって好感度ぶっちぎりなヒロイン達と
繰り広げるドタバタハートフル(ボッコ)コメディ!!!!!!!!!!!!
記憶喪失でもそこそこ一般常識はあるよ!プリコネ太郎じゃねえんだよ!!!ご都合主義とかじゃねえよ!!!!
282
:
◆ACs3vLSIZs
:2019/02/21(木) 22:28:53 ID:rE.JTKzk0
内藤ルーム
ガシャーン!!!!
ξ゚⊿゚)ξ「おはよう!!起きろ!!!そして昨夜の話をくわしく!!」
シーン…
ξ゚⊿゚)ξ「……」
ξ#゚⊿゚)ξ「はよ突っ込まんかい!!!」
シーン…
ξ-⊿-)ξ「せっかく窓ガラスぶち破って起こしに来てあげたのにいないとか……」ハァー
ξ゚⊿゚)ξ「結局、あの後帰ってきてないのね……」
ξ゚〜゚)ξ「LINEにも既読ついてないし浮気かぁ?」
ξ゚⊿゚)ξ「クローゼットの制服クンカクンカスハスハスーしたらガッコ行きましょ……」ガチャッ
ξ゚⊿゚)ξ「あれ……?」
283
:
◆ACs3vLSIZs
:2019/02/21(木) 22:30:55 ID:rE.JTKzk0
通学路
川 'A`)「うっす……」
ξ゚⊿゚)ξ「朝から辛気臭いツラしてるわね」
川 'A`)「いや、内藤いないジャン?昨日のことで避けられてんのかなって……」
ξ゚⊿゚)ξ「あー……、昨日の夜に誰かの車に乗ってどっか行ったみたい」
川 'A`)「……家出?」
ξ゚⊿゚)ξ「わかんない。連絡もつかないし……」
284
:
◆ACs3vLSIZs
:2019/02/21(木) 22:32:16 ID:rE.JTKzk0
川 'A`)「俺のせいかなぁ……」
ξ゚⊿゚)ξ「でもね、おかしいのよ」
川 'A`)「なにが?」
ξ゚⊿゚)ξ「アイツの部屋のクローゼット、制服が全くなかった。家出するのに持ってく?」
川 'A`)「……家出するだけならいらないと思う。たぶんだけど」
ξ゚⊿゚)ξ「そうよね……。学校にも来てなかったら伊藤先生に相談してみるわ」
川 'A`)「そうだな……」トボトボ
285
:
◆ACs3vLSIZs
:2019/02/21(木) 22:33:36 ID:rE.JTKzk0
教室
ミセ*゚ー゚)リ「あ。どっこちゃんツンちゃんおはよー」
( ^ω^)「おっす。おはよ」
川;'A`)ξ;゚⊿゚)ξ「「ハァ──────?」」
ミセ*゚ー゚)リ そ
286
:
◆ACs3vLSIZs
:2019/02/21(木) 22:35:09 ID:rE.JTKzk0
(;^ω^)「ンだよ朝から人の顔見るなりその反応は!?」
川;'A`)「だって!!!」
ξ;゚⊿゚)ξ「ここは学校にもいなくて私たちが不安にかられるパターンじゃない!?」
(;^ω^)「えぇ……。普通に登校しちゃダメだった……?」
川;'A`)「ダメじゃない!ダメじゃないけど!!」
ξ;゚⊿゚)ξ「なんというか、こう……!心配する私たちの内面描写してヒロイン力高める展開とかじゃないの!?」
( ^ω^)「知らんがな」
川#'A`)「ちくしょう!!ヒロイン力高め損ねた!!!!」
ξ#゚⊿゚)ξ「余計な心配かけんなっての!!!」
( ^ω^)「えぇ……なんかゴメンな……?」
川#'A`)「バァーカ!バァーカ!でも好き!!!昨日はごめんね!!!」
( ^ω^)「うん、俺もごめんな?」
ξ#;⊿;)ξ「ブヮーカ!!ブヮーカ!!ブルァァァァァァァカ!!!」
( ^ω^)「発音ひっでーなお前!!!」
ミセ*゚皿゚)リ「わぁたぁしぃもぉぉぉぉ……だぁいぃすぅきぃ……」
(;^ω^)「こっわ!!!!ミセリさんその喋り方怖いからやめて!?」
287
:
◆ACs3vLSIZs
:2019/02/21(木) 22:36:44 ID:rE.JTKzk0
ξっ⊿;)ξ「てかなんでLINEも無視すんのよぉ…」ゴシゴシ
( ^ω^)「あー……。本当だメッセ来てたわ……」
ξっ⊿;)ξ「無視すんなよぉ…。ツンちゃんのハートは繊細なんだぞぉ…」グスン
( ^ω^)「マジゴメン。通知に気がつかんかってん…」
( ^ω^)(ソシャゲのガチャ回すときに通知来るの嫌でおやすみモードにしてたとか言ったら殺されそうだな……」
「声に出とるわああ!」ξ#゚⊿゚)ξ===〇)ω^)「すんませんっしたああああ!!」
288
:
◆ACs3vLSIZs
:2019/02/21(木) 22:38:05 ID:rE.JTKzk0
( ゚∋゚)「朝から騒がしいね君たち……」
川 'A`)「お騒がせしてすんません……」
(*゚∋゚)「どっこちゃんが謝ることはないよ!!そうだ、一緒に野鳥図鑑でも読まないかい?」
川 'A`)「遠慮します」
( ゚∋゚)「むぅ……残念だ」
(´<_` )「朝から胃もたれしそうなぐらい濃いやつらしかいねぇ……」
289
:
◆ACs3vLSIZs
:2019/02/21(木) 22:38:55 ID:rE.JTKzk0
ξ゚⊿゚)ξ「ていうか昨日アンタどこ行って…川;'A`)「うおおおおおお!?」
「遮んな!!!」ξ#゚⊿゚)ξ===〇A`)「スイマセン!!!!!」
ξ゚⊿゚)ξ「なんなのよ一体…」
川 'A`)σ「アレ見てみ?」
アレ
↓
∬´_ゝ`) デデーン!!!
↑
コレ
ξ゚⊿゚)ξ「……転校生?」
(∩<_∩;)「すんません……うちの兄です」
ξ;゚⊿゚)ξ「えええええええええええええええええええええええええええええ!?」
290
:
◆ACs3vLSIZs
:2019/02/21(木) 22:40:17 ID:rE.JTKzk0
∬´_ゝ`)「あら、ツンさん。おはようございます」
ξ;゚⊿゚)ξ「兄者何やってんの……?」
( ^ω^)「うんうん、驚くよなぁ」
∬´_ゝ`)「どっこさんのように私も素直に生きていくと決めましたの」
川 'A`)「お嬢様口調……!新たなライバルか…!?」
∬´_ゝ`)「内藤さんのようなおファッキンな腐れ野郎に興味はありませんわ」
( ^ω^)「ディスり方が色々個性的だね」
291
:
◆ACs3vLSIZs
:2019/02/21(木) 22:41:30 ID:rE.JTKzk0
∬´_ゝ`)「それで……」
川 'A`)「……?」
∬´_ゝ`)「どっこさん、私の"妹"になりませんこと?」
ξ゚⊿゚)ξ「うっわ。カマホモレズかよ……」
( ^ω^)「コラッ。そういう発言は色々と怒られるぞ」
ミセ*゚ー゚)リ「多様性って大事だよぉ」
(∩<_∩ )「誰か……誰か俺を殺してくれ……」ズーン
292
:
◆ACs3vLSIZs
:2019/02/21(木) 22:42:29 ID:rE.JTKzk0
川;'A`)「えっと…その…、良い"おともだち"でいましょう?」
∬´_ゝ`)「ええ、わかりました。まずは"オホモダチ"からですね」
川;'A`)「話が…!通じない…!!」
( ^ω^)「普段俺が感じてる恐怖わかってくれた?」
(∩<_∩ )「こんな思いをするなら花や草に生まれたかった」プルプル…
(;^ω^)「うん、がんばれ弟者……」
ミセ*゚ー゚)リφ「セクシーな悪の女幹部かと思いきや実はニューハーフ!!これは衝撃展開のネタになる」カキカキ
(;^ω^)「なんでも創作のネタにするのやめようなぁ!?」
ξ゚⊿゚)ξ「予想を裏切る展開にすりゃいいってもんじゃないのよ」
( ^ω^)「俺の予想を裏切ることに定評のあるお前が言うか?」
ξ゚⊿゚)ξ「ほら…!倦怠期とかマンネリ解消の為にはサプライズ必要でしょ!」
( ^ω^)「俺は穏やかな日常の方が欲しいね」
293
:
◆ACs3vLSIZs
:2019/02/21(木) 22:43:48 ID:rE.JTKzk0
(;ФωФ)「おーい…そろそろ朝のHR始めるから座ってくれであーる……」
川 'A`)「ほら散れ。解散解散。そしてさっさと座れ」
( ゚∋゚)「了解した」
∬´_ゝ`)「どっこさんに自身の役割奪われるこのクソ鳥不要なのでは?焼き鳥にした方がよろしくてよ」
(∩<_∩;)「あぁぁぁぁっうちのバカ兄がすいませんすいません…許してくださいごめんなさい…」
ξ゚⊿゚)ξ「なにこのクラス。動物園か何かか?」
( ^ω^)「学級崩壊も目前だと思う」
(;ФωФ)(もしかしてうちのクラスって問題児ばかり押し付けられてないか?色々不安になってきたのである……)
('、`*川「いつでも主担任変わりますよ?」
294
:
◆ACs3vLSIZs
:2019/02/21(木) 22:45:03 ID:rE.JTKzk0
授業中
ξ゚〜゚)ξφ(あっ……そういや結局昨晩のこと聞きそびれたわね……)
( ^ω^)φ フンフンフーン
ξ゚⊿゚)ξ(アンタ…昨日どこ行ってたの…?)
ξ゚⊿゚)ξ(…今何考えてるのかなぁ)
( ^ω^)(お弁当楽しみだなァ!!!!!)
第17話「変わることを恐れないで 明日の自分見失うだけ」
295
:
◆ACs3vLSIZs
:2019/02/21(木) 22:46:33 ID:rE.JTKzk0
お久しぶりの投下です
新章突入です
5話分くらい書き溜めてたデータが吹っ飛んで泣きながら書き直しました
のんびり続けていきます
296
:
名無しさん
:2019/02/21(木) 22:58:17 ID:JIXXMOx.0
来とるやんけオラァァァァ!(ガシャアアアン)
乙!
297
:
名無しさん
:2019/02/21(木) 23:36:50 ID:lOHjNKIQ0
乙
カオスが止まらない
298
:
名無しさん
:2019/02/22(金) 14:54:49 ID:luzaLFS.0
乙です
299
:
名無しさん
:2019/02/24(日) 13:46:54 ID:82cszgqA0
素直ドクールがヒロインの小説を読めるのは
>>1
先生の作品だけ!
300
:
名無しさん
:2019/06/14(金) 01:27:48 ID:jiZekXhY0
作者様、お疲れ様です!
次の投稿、楽しみに待っています!
301
:
名無しさん
:2020/03/18(水) 07:36:25 ID:Qj1n8o960
まだ一年まだまつ
302
:
名無しさん
:2021/05/22(土) 03:12:14 ID:KtleDL/c0
未だに待ってる
303
:
名無しさん
:2022/11/25(金) 14:37:13 ID:VdTEi8PY0
まだまてる
あと10年は待てる
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