[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
( ^ω^)達はアインクラッドをいきるようです。
349
:
◆dKWWLKB7io
:2018/09/24(月) 14:31:33 ID:bswVTS720
( ´_ゝ`)「怖かった。
ショボンやシャキンの注意を聞いて共に居れば普通の戦いで死ぬことは無いと思う。
無理をしなければ、モンスターやクエストで死ぬ事も無いと思う。
でも、人の悪意は、分からない。
どんなに強くなろうとも、
レベルを上げて強い武器と強固な防具を纏っても、
人からは逃れられない。
悪意からは、逃げられない。
……怖かった。
また、人からの悪意で傷付くのが」
(´<_` )「兄者……」
( ´_ゝ`)「おれは、もう、本気にならないって決めていた。
遊びならともかく、勉強やスポーツには、本気にならないって。
そうすれば、笑われることはあっても、
他人から悪意を向けられることが極端に減ったから。
だから、ここでもそうやって、いつか帰られる日までのらりくらりと過ごせばいいと思っていた。
でも、あんたの死で、知らないふりをしていた事に目を向けなければいけなくなった。
すぐそばにある死を。
人の悪意を。
……おれは、目を背けていた。
あんたの死から。
そして、現実から」
(´<_` )「……やっぱり、そうだったか」
( ´_ゝ`)「あの頃は、お前にも迷惑かけたな」
(´<_` )「いや、大丈夫だ。
『なんだ、弟の方か』
だったからな」
( ´_ゝ`)「……すまん」
(´<_` )「それよりも、
やっぱり本気を出していなかったんだな」
( ´_ゝ`)「……すまん」
.
350
:
◆dKWWLKB7io
:2018/09/24(月) 14:32:38 ID:bswVTS720
(´<_` )「……気持ちは……今なら、分かる。
納得はできないが、しょうがないとも、思う。
母者や姉者が居てくれたからどうにかなってはいたが、
正直うっとうしかったのは覚えてる」
( ´_ゝ`)「…… ……すまん」
(´<_` )「ただ、言って欲しかったな。
本気を出していない兄者に勝てないのもきつかったけど、
勝った時の方が、勝ちを譲られた気がして、辛かった」
( ´_ゝ`)!
(´<_` )「ずっと目標で、
あこがれだった兄貴が突然バカばかりやり始めて、
真面目な話も出来ずにいて、
アホなことばっかりやってて、
変な本買ってきたり変な服着たりして、
バカな真似ばかりして、
ゲームばかりしてて、
アホなことばかり言っていて、
いつも飄々とバカなことを言いながらアホなことをしていて」
( ´_ゝ`)「……バカとアホを言い過ぎじゃない?」
(´<_` )「それでもおれがどんなに頑張っても負ける時は負けて。
正直ムカついた。」
( ´_ゝ`)「……」
(´<_` )「そして、ここに来て、色々あって、けど、いつの間にか楽しかった。
一緒にバカやって、時々あいつらも巻き込んで、
叱られて、笑って、真面目に戦って、そしてまた笑って。
……兄者、気付いているか?」
( ´_ゝ`)?
(´<_` )「時々おれのことを『悌悟』って呼ぶことがあるの」
.
351
:
◆dKWWLKB7io
:2018/09/24(月) 14:33:46 ID:bswVTS720
( ´_ゝ`)「え?」
(´<_` )「気付いてないだろ。
鍛冶をやってるときとか二人だけの時、
本当に楽しそうにしている時に、
意識せずに言っている感じだからな」
( ´_ゝ`)「え?マジで?」
(´<_` )「マジで」
(;´_ゝ`)「あー。なんか恥ずかしいな」
(´<_` )「そうか?
おれは嬉しかった。
兄者が……克睦が、昔に戻ったみたいで。
好きなことを、精一杯、楽しんでやっていたあの頃みたいで」
( ´_ゝ`)「…… ……」
(´<_` )「もう、いいんじゃないか?
好きなことを、好きなように、全力でやってみても。
特にここは、ゲームの中なんだし」
( ´_ゝ`)「……そうかな」
(´<_` )「ああ。
フォローしてくれる仲間も、
説教してくる仲間も、
一緒にバカやる仲間もいるし」
( ´_ゝ`)「……ああ」
黙って二本の剣を見る二人。
数分もそうしていただろうか。
兄者が立ち上がった。
.
352
:
◆dKWWLKB7io
:2018/09/24(月) 14:34:59 ID:bswVTS720
( ´_ゝ`)「グレンさん、また、来るよ。
今度は、おれが打った剣を持ってくる。
この剣よりも良い奴を、持ってくる。
あと、好きだったカザルの実のジュースも、持ってくる。
それに、アークの塩焼きと、メべの煮た奴も」
(´<_` )「みんなも呼んで、宴会でもするか?」
( ´_ゝ`)「それも良いかもな。
グレンさんはみんなで集まるのが好きだったし」
口元に笑みを浮かべる弟者と兄者。
二人は同じタイミングで剣に向かって頭を下げ、
そして上げた。
( ´_ゝ`)「じゃ、また」
(´<_` )「また来ます」
剣に背を向けて歩き出す兄者。
その動きに沿う様に剣に背を向け、兄者に続いて歩き出す弟者。
( ´_ゝ`)
中庭から直接外に出た二人だったが、
兄者が立ち止まり店を見上げている。
(´<_` )「どうした?」
( ´_ゝ`)「いや、……大丈夫だ。
なんでもない。
おれは、また、ここに来れた。
それを思っただけだ」
(´<_` )「……ん」
歩き出す兄者。
( ´_ゝ`)「さて、店に帰って剣でも打つか」
.
353
:
◆dKWWLKB7io
:2018/09/24(月) 14:36:07 ID:bswVTS720
両手を上げて伸びをしながら歩く兄者。
そして手を下ろした時、その手を弟者に掴まれた。
( ´_ゝ`)「ん?どうした?」
(´<_` )「なにをバカのことを。牧場に行くに決まってるだろ」
( ´_ゝ`)「え?」
(´<_` )「『え?』?」
( ´_ゝ`)「いや、え?なんで?」
(´<_` )「打ち上げ」
( ´_ゝ`)「いや、今回は遠慮して」
(´<_` )「連れてかないとおれがツンに怒られる」
( ´_ゝ`)「……二人で逃げよう」
(´<_` )「バカなことを言ってないで行くぞ」
( ´_ゝ`)「やだやだやだ!」
(´<_` )「大人しく説教されろ!」
(;´_ゝ`)「むりむりむりむりむり」
(´<_` )「今ならジョルとモララーとショボンと合同説教だけど、
延ばすと一人で更に長くなるぞ!」
(;´_ゝ`)「うっ」
(´<_` )「おら!いくぞ!」
(;´_ゝ`)「ううぅ……」
腰の引けている兄者を引っ張って歩き出す弟者。
.
354
:
◆dKWWLKB7io
:2018/09/24(月) 14:37:18 ID:bswVTS720
(;´_ゝ`)「やっぱり……」
(´<_` )「うるさい」
(;´_ゝ`)「弟者がいぢめる……」
(´<_` )「可愛く言うな。気持ち悪い」
(;´_ゝ`)「ううううう……」
(´<_` )「しっかり歩く!」
既に涙目の兄者と良い笑顔の弟者だった。
川 ゚ -゚)「フォックス」
爪'ー`)y‐「ん?おや、来島の姫。なにか御用ですか?」
人の輪から少し離れた場所で串焼きや焼き鳥を多量に持っているフォックスに声をかけたクーだったが、
その返しに眉をひそめた。
川 ゚ -゚)「その呼び方と喋り方はやめろと言ったはずだ」
爪'ー`)y-「誰も聞いてないからいいでしょう」
川 ゚ -゚)「そういう問題じゃない。
だいたい、それで言うならお前も『来島の若』だろうが」
爪'ー`)y-「いえいえ。『狐ヶ崎』は傍系。
切れ目を補う事はあっても、
飼い主である『来島』を狙うことなどありえませんからね。
孤独な狐は島の中でのみ生きられるんですよ」
川 ゚ -゚)「……まったく。
とにかく元に戻せ」
.
355
:
◆dKWWLKB7io
:2018/09/24(月) 14:39:13 ID:bswVTS720
爪'ー`)y-「はいはい」
川#゚ -゚)「フォックス」
爪;'ー`)y-「いやこれは普通だから」
川 ゚ -゚)「ならば良い。
分かり辛いんだからしょうがない」
爪;'ー`)y-「理不尽極まりない」
クーの言葉に苦笑しながらも串に刺された肉を頬張るフォックス。
爪)'ー`()y‐「んへ、はんのようは?」
川 ゚ -゚)「とりあえず飲み込んでから喋れ。
……ブーンとドクオの調査はどうなってる?」
爪'ー`)y-「おまえさぁ、あの二人の調査とか気軽にできるわけないだろ?
どう考えてもおれより強いんだから」
川 ゚ -゚)「強さと調査は別物だろ?」
爪'ー`)y-「この世界じゃ同じ線上だボケ。
看破スキルとか気配察知とかシャレにならないんだぞあれ」
川 ゚ -゚)「で?どうなんだ?」
爪;'ー`)y-「……ホント人の話聞かないよな」
串を全て左手に持ち、右手を振ってウインドウをだした。
爪'ー`)y-「とりあえず頼まれてから今までの動向とデータ。
人と会ってた時はその相手。
近寄れないから会話の内容までは不明。
あと、ブーンの店によく来る客のリスト」
そしてデータを羊皮紙の巻物の形に実体化させる。
.
356
:
◆dKWWLKB7io
:2018/09/24(月) 14:40:16 ID:bswVTS720
川 ゚ -゚)「うむ」
それを一つ一つ受け取りながら自身のスロットに収めていくクー。
爪'ー`)y-「で?」
川 ゚ -゚)「ん?」
爪'ー`)y-「なんでこの二人を調べてるんだ?
言っちゃ悪いがこいつらホントお人好しだぞ。
善人の調査とかほんとつまらないし。
仲間を裏切るとかできる奴らじゃないだろ?
まぁドクオの方は多少は悪いこともしそうだけど、
それこそ落ちてる金を拾うくらいだ」
川 ゚ -゚)「ふっ。そんなことは最初から思っていない。
あと、ドクオは女の子が水浴びしていたら普通に覗き位するぞ」
爪'ー`)y-「じゃあなんでだよ。
そういえばモンスターの生態調査で隠れてた時、
ミニスカ装備の女の子が触手系モンスターに囚われてたのを覗いてたな」
川 ゚ -゚)「……二人も、ショボンと同じだからだ」
爪'ー`)y-「ん?」
川 ゚ -゚)「ブーン、ドクオ、ショボンは自分の事よりも仲間の事を、
……私達の事を一番に考えてる。
もちろん三人の中でも自分よりも他の二人の事を先に考えている。
今までは分かり易い目に見える脅威があったから、
それに対抗するために同じ方向を見ていたが、
それも一部を除いて落ち着いた」
爪'ー`)y-「攻略組がラフコフを潰し、
今回アングラをお前たちが潰した。
で、ラフコフのトップがまだ監獄行きになってないし、
マタンキとかいうやつがまだ逃げてるのか」
.
357
:
◆dKWWLKB7io
:2018/09/24(月) 14:41:21 ID:bswVTS720
川 ゚ -゚)「ああ。
でだ、大きな脅威が去った今、三人の目指す方向が、
見ている物が少しずれてしまう可能性がある。
もちろん仲間の為に行動するという姿勢は変わらないが、
自分自身をないがしろにする可能性は高い」
爪'ー`)y-「仲間の為……ねぇ」
川 ゚ -゚)「それでもブーンにはツンがいるしドクオにはハインが出来て、
未来の自分に隣にいる人を想像すれば少しは無茶もしないとは思うがな」
爪'ー`)y-「ショボンは?」
川 ゚ -゚)「仲間を増やしVIP以外にもNSやマッシロの事も背負わせたから、
自分に何かあった時にそのメンバーが大変になる事を考えれば、
そうそう自分自身を無下に扱うことも無くなるはずだ」
爪'ー`)y-「『ショボンには私が出来た』じゃないんだな」
川 ゚ -゚)
爪'ー`)y-
川 ゚ -゚)
爪'ー`)y-
川 ゚ -゚)
爪'ー`)y-
川 ゚ -゚)
爪'ー`)y-
川 ゚ -゚)
爪'ー`)y-
.
358
:
◆dKWWLKB7io
:2018/09/24(月) 14:42:57 ID:bswVTS720
川 ゚ -゚)
爪;'ー`)y-
川 ゚ -゚)
爪;'ー`)y-
川 ゚ -゚)
爪;'ー`)y-
川 ゚ -゚)
爪;'ー`)y-
川 ゚ -゚)
爪;'ー`)y-「ごめんなさい」
ちょっとした軽口のつもりだったが、
黙って自分を見るクーの視線と圧力に屈して頭を下げたフォックス。
川 ゚ -゚)「そういう軽口を出来るくらいの余裕があるならこの後も頼むぞ」
爪'ー`)y-「へ?」
川 ゚ -゚)「引き続きドクオとブーン、シャキンの調査をしてくれ」
爪;'ー`)y-「増えてるし!
しかも『マシロのキサイ』かよ!」
川 ゚ -゚)「ましろのきさい?」
爪;'ー`)y-「シャキンの事だ!
弁護士でありながら調理師でカフェのオーナー!
マシロの後継者にならないための条件の為だけに司法試験に片手間で合格したアホ!
条件通りマシロの経営には関わってないという噂と、
実は経営戦略室のフィクサーと言う噂が流れている!」
川;゚ -゚)「どこのオレツエー小説だそれは」
.
359
:
◆dKWWLKB7io
:2018/09/24(月) 14:44:22 ID:bswVTS720
爪'ー`)y-「まぁ最後のは噂だと思うけどな」
川 ゚ -゚)「だが事実である最初のだけでも二時間ドラマの主人公は出来そうだな」
爪'ー`)y-「『カフェ店長の事件簿。
珈琲の香りに誘われた殺人事件。
無実の罪を着せられたパンケーキ好きの常連を救ったのは弁護士店長!』
みたいな感じだな」
川 ゚ -゚)「それだけあほなことを考え付くなら余裕だな」
爪;'ー`)y-「いやちょっとまて!」
川 ゚ -゚)「そういえば結局ドクオはミニスカ女子のパンツは見れたのか?」
爪'ー`)y-「ああ、見れてた見れてた」
川 ゚ -゚)「まったくあの男は」
爪'ー`)y-「でかい花のモンスターで、
釣り上げられたミニスカ女子が短剣振り回して退治してた」
川 ゚ -゚)「……とりあえずハインには黙っておいてやろう」
爪'ー`)y-「おっ。優しい」
川 ゚ -゚)「さて、そろそろ時間だから戻らないとだな。
引き続き頼んだ」
爪'ー`)y-「ん」
片手を上げて立ち去るクー。
それを見送って串に刺した肉にかぶりつこうとしたフォックス。
爪;'ー`)y-「ああああああああああ」
しかしかぶりつく前にしゃがみ込んでしまった。
.
360
:
◆dKWWLKB7io
:2018/09/24(月) 14:45:34 ID:bswVTS720
爪;'ー`)y-「断り切れなかった―!」
しかしすぐに立ち上がり、
肉にかぶりつく。
爪;'ー`)y-「(……狐は飼い主にはさからえないってことか)」
口を動かしながら心の中で呟くと、
視界の隅にランプがついていた。
流れる様にウインドウを出しメッセージを確認した。
爪'ー`)y-「(ブーンとシャキンにミルナとデミタス……か。
姫さんにも最初特にブーンを気にしてくれって言われてたし、
こりゃおれも行きますかね)」
ものすごい勢いで串に刺さった肉を口の中に入れているフォックス。
そしてすべてを食べ終わると、
残った数十本の櫛をしまいながら歩き始めた。
('A`)「なんかすごいディスられてた気がする」
ξ゚⊿゚)ξ「なに?」
('A`)「んー。いや、なんでもない」
先程まで試合や訓練が行われていた場所に集まっているVIPとNSのメンバー。
その周りには興味深げにそれを見る打ち上げの参加者たちが居た。
そして中央で仁王立ちするツンの横にはドクオが所在なさげに立ち、
その横には弟者がいる。
(´<_` )「四人か。思ったより少なかったな」
.
361
:
◆dKWWLKB7io
:2018/09/24(月) 14:47:07 ID:bswVTS720
ツンの目の前には正座で項垂れている四人の男。
('A`)「ギコは別枠だからな」
ドクオが向けた視線の先では正座したギコがしぃに叱られていた。
(*゚ー゚)「どうして勝手なこと言うかなぁ」
(,,゚Д゚)「勝てると思ったんだぞゴルァ」
(*゚ー゚)「で、次でフサギコさんに負けたわけだけど」
(,,゚Д゚)「……ゴラァ」
(*゚ー゚)「ちゃんと最初に話し合ったでしょ!この件が終わったVIPに戻るって!」
(,,゚Д゚)「ゴルァ」
(*゚ー゚)「ちゃんと返事して!」
(,,゚Д゚)「……はい」
(*゚ー゚)「どうしてあんなこと言ったの」
(,,゚Д゚)「……全員に勝って華々しく復帰」
(*゚ー゚)「ギコくん?」
(,,゚Д゚)「……ゴルァ」
(*゚ー゚)「ぎーこーくーん?」
(,,゚Д゚)「はい。ごめんなさい」
(´<_`;)「順調に調教されてるな」
('A`;)「お手本がツン、クー、トソンだからな」
(゚、゚トソン「え?私もですか?」
.
362
:
◆dKWWLKB7io
:2018/09/24(月) 14:48:56 ID:bswVTS720
ξ゚⊿゚)ξ「ちょっとトソン、私の事も否定しなさい」
(゚、゚トソン「いえいえ」
('A`)「いやいや」
(´<_` )「いやいや」
( ´_ゝ`)「いやいや」
ξ゚⊿゚)ξ「あんたは黙って反省してなさい」
(*´_ゝ`)「はーい」
ツンから見て一番左側で正座をしている兄者が返事をしながら右手を上げる。
その横で正座しているモララーが呆れた顔をし、
その隣のジョルジュは笑っていた。
そして右端のショボンが声をかける。
(´・ω・`)「ツン、もうそろそろ」
ξ゚⊿゚)ξ「あんたが一番質が悪いのよ!」
(´・ω・`)「えー」
ξ゚⊿゚)ξ「『えー』じゃない!
『死んでも良い』なんて思いながら戦うなって何度言ったら分かるの!」
(´・ω・`)「でも」
ξ#゚⊿゚)ξ「でもでもだって言ってるんじゃないわよ!
当分一人になるな!
店の外に出る時は誰かと一緒!
いや、クーと行動を共にすること!
クーがいけない時はフサ!頼んだわよ!」
ミ;,,゚Д゚彡「わ、わかったから!」
(´・ω・`)「えー」
.
363
:
◆dKWWLKB7io
:2018/09/24(月) 14:50:55 ID:bswVTS720
ξ#゚⊿゚)ξ「『えー』もクソも無い!!
個人行動は禁止!
これは決定だからね!
破ったらマッシロにも依頼して常に護衛を三人付けるようにするから!」
(;´・ω・`)「横暴だ!」
ξ#゚⊿゚)ξ「VIPとNSとマッシロと所属してないけど仲間であり友達でもある、
ここにいる皆の総意よ!」
(;´・ω・`)「総意って全員に聞いてないでしょ!?」
ξ゚⊿゚)ξ「異論のある者は挙手!」
大声を出しながら一回だけ周りを見るツン。
ξ゚⊿゚)ξ「よし!いない!
ここにいないメンバーが万が一反対してもここにいる全員が賛成なら総意よ!」
(´・ω・`)「『総意』って意味わかってる?」
ξ゚⊿゚)ξ「うるさい。
決定は決定だから」
(;´・ω・`)「ぶー」
ξ゚⊿゚)ξ「次!」
びくっと身体をふるわせるジョルジュ。
ξ゚⊿゚)ξ「モララー!」
( ・∀・)「え!?次おれ!?」
あからさまにほっとした顔をしたジョルジュと、
涼しげな顔の兄者。
.
364
:
◆dKWWLKB7io
:2018/09/24(月) 14:51:52 ID:bswVTS720
ξ゚⊿゚)ξ「と見せかけて兄者!」
( ´_ゝ`)「へ?」
ξ゚⊿゚)ξ「本当は私が言うようなことじゃないけど、
言わせてもらうわよ」
一呼吸置くツン。
普段は見られないその行動に、
何人かが驚いた顔でツンの顔を見ている。
ξ゚⊿゚)ξ「本気を出す場所、間違えてんじゃないわよ」
( ´_ゝ`)!
兄者が目を見開き、自分を見下ろすツンの顔を見上げた。
ξ゚⊿゚)ξ「あんたのその手は、人を殺すための物なの?
違うわよね。
あんたの本気は、人の命を奪う為なの?
違うわよね。
それにあんた、その後ギルド抜けるつもりだったでしょう」
最後の言葉で兄者の眉間に皺が寄ったがそれを気にせずツンは続ける。
ξ゚⊿゚)ξ「ふざけるな」
ニヤリと笑ったツンを見て、驚く者と笑顔になる者。
ξ゚⊿゚)ξ「なに、あんたは私達の誰かが間違えてPKした時や、
自分の身や仲間を守るために最後の手段に出た者をギルドから追い出すつもりなの?」
( ´_ゝ`)「そんなわけがあるか!
だいたいそれは、今回のおれとは違うだろ!」
ξ゚⊿゚)ξ「一緒よ。
状況は違っても、
行動に至る経緯が違っても、
……後悔は同じ」
.
365
:
◆dKWWLKB7io
:2018/09/24(月) 14:53:18 ID:bswVTS720
( ´_ゝ`)「!」
ξ゚⊿゚)ξ「それにね。
ずっと、思い出すのよ。
人がポリゴンに変わる、その瞬間を。
人が消える、その瞬間を」
( ´_ゝ`)「!」
ξ゚⊿゚)ξ「自分自身でしたことじゃなくても、
目の前で見てしまったら、
思い出す。
何度も何度も、
ずっと、思い出すの。
少なくとも、
今ここにいるやつらは、
そうなるような人達よ。
兄者もきっと、そうなるわ」
そこにいる全員が何も言わずツンの言葉に耳を傾けている。
中には顔を伏せている者、
必死に目をこする者もいる。
ξ゚⊿゚)ξ「……それでも私達は、笑う。
がんばって、がんばって、笑う。
忘れられなくても、眠れなくても、
隣にいる人と、笑う。
ここは、その為の場所」
じっと兄者を見るツン。
そんなツンを見る仲間達。
ξ゚⊿゚)ξ「でも、出来るだけそうしない為に、
そして、そんな人が少なくなればいいと思って私達は訓練してきた。
自分の力と相手の力を見極めるやり方を。
殺さない戦い方を。
本気で私達を殺そうとする相手を屈服させるやり方を。
今そこで正座してるうちのバカマスターと、
一応調査しとくとか言って今ここにいないバカマスターと、
隣にいるゲームバカと、
そして兄者、あんたも中心になって一緒に考えたでしょ」
.
366
:
◆dKWWLKB7io
:2018/09/24(月) 14:54:29 ID:bswVTS720
( ´_ゝ`)「……ツン」
ξ゚⊿゚)ξ「それなのに、あんたはあいつを殺そうとして、
しかもギルドから消えようとした。
……ふざけないでよ」
( ´_ゝ`)「……ツン……。
……すまなかった」
ξ゚⊿゚)ξ「謝るのは、私にじゃない。
私なんかより、兄者の事を心配した人がいる。
わかってるでしょ?」
( ´_ゝ`)「……ああ」
ξ゚⊿゚)ξ「とはいってもせっかくあやまってくれたんだから」
笑みを浮かべながら軽く手を振るツン。
すると無骨なレイピアが右手に握られた。
(;´_ゝ`)「え?」
そしてそれは片手で持ち上げられると兄者の頭に振り落とされた。
(; _ゝ )「がふっ」
痛みや攻撃判定の無い衝撃だけとはいえその威力は兄者の許容を超え、
(´<_`;)「兄者――――!!!」
正座したまま横に倒れた。
ξ゚⊿゚)ξ「私はそれで許してあげる」
(; _ゝ )「は……い……」
ツンが再度手を振るとレイピアが消えた。
ξ゚⊿゚)ξ「さて、おつぎは……」
.
367
:
名無しさん
:2018/09/24(月) 14:55:21 ID:hujL.ql20
しえん
368
:
◆dKWWLKB7io
:2018/09/24(月) 14:56:12 ID:bswVTS720
(;・∀・)!
_
(;゚∀゚)!
ξ゚⊿゚)ξ「……ジョルジュ」
_
(;゚∀゚)「は、はい!」
ξ゚⊿゚)ξ「気は晴れた?」
_
( ゚∀゚)「!」
ξ゚⊿゚)ξ「私達がどんなに反対してもやらせてくれって言って対峙したんだから、
ちゃんとスッキリしたんでしょうね?」
_
( ゚∀゚)「……ああ」
ξ゚⊿゚)ξ「もう、大丈夫なの?」
_
( ゚∀゚)「ああ、心配かけたな。
もう、問題ない」
ξ゚⊿゚)ξ「そう。じゃ、よしにしてあげる」
_
( ゚∀゚)「え!?まじで!?」
ξ゚⊿゚)ξ「……なによ。
あんたも一発食らいたかった?」
手を振る仕草をしようしたツンに被せるようにジョルジュが叫ぶ。
_
( ゚∀゚)「何でもありません!ありがとうございます!」
ξ゚⊿゚)ξ「……まったく。
安心しなさい。
これから自分で深く落ち込むことになるから」
_
( ゚∀゚)「へ?」
ξ゚⊿゚)ξ「で、モララー」
.
369
:
◆dKWWLKB7io
:2018/09/24(月) 14:57:47 ID:bswVTS720
(;・∀・)「はい!
ごめんなさい!
マントをダメにしてごめんなさい!
素材取ってくるので許してください!」
いきなり土下座をするモララー。
それを見たツンは呆れたように一息ついた。
ξ゚⊿゚)ξ「それは分かってたからいいわよ。
いや、良くはないから素材の作製はしてよね。
で、それよりも問題があるってことは、
マントの事を持ち出して話の流れを作ろうとしたあんたが一番分かってるって事よね」
ツンの言葉に、モララーの肩が土下座したまま一度大きく上下した。
ξ゚⊿゚)ξ「渡してある『身代わり人形』、出して」
再度大きく揺れるモララーの肩。
隣で正座するジョルジュが驚いた顔でモララーを見る。
ξ゚⊿゚)ξ「だ、し、て」
( )「……い、いえにおいてきちゃった」
ξ゚⊿゚)ξ「確認の為に今日の朝一回見せてもらったわよね。
そのあと出発して、今のここまであんたは帰る余裕は無かったはずだけど?」
( )「…………」
ξ゚⊿゚)ξ「だ、し、て」
土下座した姿勢のまま顔だけ上げるモララー。
( ・∀・)「どうしても?」
ξ゚⊿゚)ξ「さっさとだせ」
.
370
:
◆dKWWLKB7io
:2018/09/24(月) 14:59:08 ID:bswVTS720
( ・∀・)「……」
上半身を持ち上げて普通の星座に戻るモララー。
そして腰のポーチから黒い塊を出した。
それを見たVIPとNSのメンバーが息をのんだ。
_
( ゚∀゚)「……モララー、おまえ、それ……」
ξ゚⊿゚)ξ「やっぱりね」
ツンも腰のポーチに手をやり、
一つの人形を取り出した。
それはツンの戦闘服を模したゴスロリチックな黒い服を着ていたが、
それ以外は普通に『色』が付いている。
ξ゚⊿゚)ξ「即死効果を一度だけ無効化する『身代わり人形』が炭化している。
つまり、使われたって事よね」
( ・∀・)「……助かったよ」
ξ゚⊿゚)ξ「気付いたのはいつ?」
( ・∀・)「ロマネスクに一撃食らった時になんか違和感あるなーと思いつつ転移して、
戻る途中で見たらこの状態だった」
_
(;゚∀゚)「モララー!?」
ξ゚⊿゚)ξ「その状態で更にロマネスクと戦ったわけ?」
( ・∀・)「ああ」
ξ゚⊿゚)ξ「自分を一度殺した即死効果を持つ武器を持つ相手と?」
( ・∀・)「ああ」
ξ゚⊿゚)ξ「何の対策も取らずに?」
( ・∀・)「……ああ」
.
371
:
◆dKWWLKB7io
:2018/09/24(月) 15:01:19 ID:bswVTS720
瞬間ツンの手に『レイピア』が握られ、
モララーの顔面を突いた。
システムにより顔に当たる寸前で切っ先は止まっているが、
衝撃波は顔面を襲う。
が、モララーは正座したまま耐えていた。
巻き起こった風が止んだ瞬間、更にツンの身体が動く。
ξ゚⊿゚)ξ「ふっ」
鋭い突きが再び顔面を狙い、その後すぐに肩と胸を突く。
レイピアが巻き起こす風が見守る仲間たちの間を吹き抜けた。
_
(;゚∀゚)「ちょっ!ツ、ツン!」
ξ゚⊿゚)ξ「……」
巻き毛をなびかせ、レイピアを突き出した姿勢のまま動きを止める。
ξ゚⊿゚)ξ「……三発、ちゃんと避けれるじゃない」
_
( ゚∀゚)「え?」
胸を狙ったレイピアはモララーの身体に当たってはいなかった。
ξ゚⊿゚)ξ「腕が落ちたわけじゃないなら良いわよ」
正座したまま上半身を捻っていたモララーは、
ツンがレイピアを引くと同時に体勢を戻す。
( ・∀・)「……ん」
ξ゚⊿゚)ξ「最初の一発を受けたのが、
作るのにレアアイテムをふんだんに使う人形を使ってしまったお詫びとか、
開発に死ぬほど苦労して、
今でも量産は出来ていないマントが破壊されたことへのお詫びとかなら別に良いわよ。
気にしてないから」
( ・∀・)「え?」
.
372
:
◆dKWWLKB7io
:2018/09/24(月) 15:02:36 ID:bswVTS720
ξ゚⊿゚)ξ「私の作る装備は、持っている人を守るためのものよ。
それがその役目を果たしただけ。
それについてとやかく言うつもりは無いわよ。
ま、マントはちょっと違うけど。
弟者の防具はもちろん、
あんたの作るアクセサリーだってそのための物でしょ?」
( ・∀・)「ああ。そうだ」
ξ゚⊿゚)ξ「なら、わかるでしょ?そういうことよ」
( ・∀・)「……うん」
ξ゚⊿゚)ξ「で、…… ……ほら」
ウインドウを操作してレイピアを片付けた後に人形を取り出し、
それをモララーに投げるツン。
モララーの目の前に現れたトレードウインドウには『身代わり人形』と書かれている。
( ・∀・)「……へ?」
ξ゚⊿゚)ξ「?代わりの人形よ。とりあえずそれで我慢しなさい」
( ・∀・)「え?でも『身代わり人形』って量産できないんじゃ……」
ξ゚⊿゚)ξ「はぁ?」
( ・∀・)「え?」
ξ゚⊿゚)ξ「『身代わり人形』の作製条件は、
『裁縫』スキルのカンストと、派生の『刺繍』『染色』『機織り』をそれぞれ500以上にすること。
あとは核に『骸骨王の魂』を入れて、
『霊布』と『雲綿』を使えばいいだけなんだから簡単よ」
( ・∀・)「いや、その三つのアイテムが全部レアアイテム」
ξ゚⊿゚)ξ「?」
( ・∀・)「いや、その『なに言ってんのこいつ』って顔されても」
.
373
:
◆dKWWLKB7io
:2018/09/24(月) 15:03:39 ID:bswVTS720
ξ゚⊿゚)ξ「『霊布』も『雲綿』も、今はレアドロップだけじゃないわよ?
『機織り』が600超えたらほぼ100%で作れるようになったし。
材料は農場と牧場で生産してるし」
( ・∀・)「はぁ!?」
ξ゚⊿゚)ξ「あれ?言ってなかった?」
( ・∀・)「聞いてねーよ!
で、でも『骸骨王の魂』はレアドロップだし、
骸骨王も中層のイベントボスだし」
ξ゚⊿゚)ξ「ええ。だからあれは持ち込みよ」
( ・∀・)「……へ?」
ツンの視線の先、
自分達を囲んでいるマッシロのメンバー達を見ると、
全員が慌てて腰のポーチから人形を取り出していた。
( ・∀・)「……うそん」
ξ゚⊿゚)ξ「中層と言っても下の方だし、
力押しで特殊攻撃が無いからパターンはめればそれほど強敵じゃないし」
('A`)「あー。おれかジョルジュあたり、ギコでもいいか。
そこら辺が一人一緒に行けば倒せるくらいには全員なってるな」
( ・∀・)「まじか!?」
('A`)「ああ。
それでおれも何個か『骸骨王の魂』ドロップして、
全部ツンに渡した」
( ・∀・)「で、でもあれのドロップ確率ってそんなに高くないだろ!?」
ξ゚⊿゚)ξ「フサの作った『ラッキーフォーチュンクッキー』で、
幸運値をバフっておくのよ。
そうすると六人中一人か二人はゲットできてるみたいよ」
( ・∀・)「……うそん」
.
374
:
◆dKWWLKB7io
:2018/09/24(月) 15:05:36 ID:bswVTS720
ξ゚⊿゚)ξ「ま、最初に作った時はかなりのレアアイテムだったから、
メンバーのは隠蔽もかねて見た目を似せて作って、
一見ただのマスコットアイテムみたいにしてあったからオンリーワンアイテムだったけどね。
でも、そろそろ情報を流してもいいかしら?」
そういってショボンの顔を見るが、
眉間に皺を寄せていた。
ξ゚⊿゚)ξ「まだダメなの?」
(´・ω・`)「んー。
とりあえず作れるのがツンだけってのがね。
他にも作れそうな人の覚えある?」
ξ゚⊿゚)ξ「……知ってるところで『裁縫』カンストが三人いるけど、
『刺繍』ともかく『染色』と『機織り』もってのはいないかも」
(´・ω・`)「効果が『即死効果の一回だけ無効』とはいえ、
今出回ってるのは最高で『即死効果を高い確率で無効』で、
ツン作る人形の劣化版みたいな能力だから、
流石にちょっとどこまで盛り上がるか分からないんだよね」
ξ゚⊿゚)ξ「『即死効果』か……。
今のところ武器は超レアレベルでしか見つかってないし、
モンスターもそれほど多くは無いわよね?」
川 ゚ -゚)「アンデッド系のフロアボスクラスと、
この前見付かった蜂系の上位種。
それ以外だとエリアボスやイベントボスに時々いるくらいか」
ξ゚⊿゚)ξ「あー。『デスビー』と『クイーンデスビー』がいたか」
(´・ω・`)「うん。上層になって出てきたし、
今までの流れからナイトとキングも出てきそうだから」
ξ゚⊿゚)ξ「……なおさら……」
.
375
:
◆dKWWLKB7io
:2018/09/24(月) 15:06:45 ID:bswVTS720
(´・ω・`)「販売はしたいね。
今のところは劣化版でどうにかなってるみたいだけど、
この先その幸運が続くとは思えない。
でも、それを生産できる唯一のプレイヤーがそのことによって狙われるのは避けたい。
ツン、当分はそれだけ作る生活になるかもよ?」
ξ゚⊿゚)ξ「それは……いやかも」
( ゚∋゚)「ならば、どうする?」
(´・ω・`)「製作方法は製作者の情報を隠蔽することを対価に情報屋に売るとして、
問題は販売の方だよね。
とりあえず製作者の偽装は当然するとして、
販売自体は折角できたコネを利用するのが良いかなって思ってるけど」
(´<_` )「コネ?」
(´・ω・`)「アインクラッド一の情報屋と、
攻略組の中では話の通じる方の血盟騎士団」
川 ゚ -゚)「!大丈夫なのか?」
(´・ω・`)「ここにいるみんなに何かが起きる様なことはしないよ。
幸いなことに血盟騎士団の副団長が半分プライベートで来てくれることになってるし、
いろいろ話してみるよ」
ξ゚⊿゚)ξ「さっき言ったこと、忘れてないでしょうね」
(´・ω・`)「……」
川 ゚ -゚)「ショボン」
(´・ω・`)「……善処します」
川 ゚ -゚)「わたしも同席しよう」
(´・ω・`)「え?」
ξ゚⊿゚)ξ「それがいいわね」
(´・ω・`)「え、いや」
.
376
:
◆dKWWLKB7io
:2018/09/24(月) 15:07:47 ID:bswVTS720
ミ,,゚Д゚彡「料理の話の時はフサも一緒にするから」
川 ゚ -゚)「頼む」
(´・ω・`)「えー」
ξ゚⊿゚)ξ「信用さない行動をしてきたあんたが悪い」
(´・ω・`)「はい」
川 ゚ -゚)「しかし、そこを抑えたとしても販売をうち関係の店でしたら意味が無くないか?」
(´・ω・`)「そこでヘリカルちゃんが作ってくれたコネが輝く」
*(‘‘)*「ハイなんです!?」
(=゚ω゚)「ヘリカルに何をさせるんだよう!」
ミセ*゚ー゚)リ「はいはい二人とも落ち着いて」
自分の名が呼ばれて上ずった声を出すヘリカルと、
焦ったような声色でショボンに問いかけるぃょぅ。
(´・ω・`)「ヘリカルちゃんにしてもらうわけじゃないよ。
ヘリカルちゃんのおかげでコネが出来た、
ロッペンマイヤーさんの所で販売してもらえればと思ってる」
川 ゚ -゚)「……ああ。なるほど。
あそこのギルドは低層から最先端まで店舗や露店を出して手広くやってるからな。
血盟とも懇意にしてるようだし、
うちが卸して血盟経由で売らせれば、
カモフラージュとしては最高だな」
ミ;,,゚Д゚彡「なんとなくオーラが黒いから」
(;゚∋゚)「ふさ、思っても言わない方が良いこともある」
ξ゚⊿゚)ξ「で、話がいろいろそれたけど、モララー!」
( ・∀・)「はい!」
.
377
:
◆dKWWLKB7io
:2018/09/24(月) 15:09:02 ID:bswVTS720
ξ゚⊿゚)ξ「今回で皆の服の補修に入るから、
素材収集宜しく。もちろん、マントの素材もね」
( ・∀・)「うっ!
……はい」
ξ゚⊿゚)ξ「あと、隣で落ち込んでるのをどうにかして」
( ・∀・)「はい?」
_
( ゚∀゚)「……ごめん……モララー」
(;・∀・)「!」
_
( ゚∀゚)「おれの……おれのわがままのせいで……」
(;・∀・)「い、いや、これはおれが未熟なだけで」
_
( ;∀゚)「大事な仲間を死なせちまうところだったなんて」
(;・∀・)「ジョルジュ、落ち着け。
深呼吸しよう深呼吸」
_
( ;∀;)「ごめんモララー、ごめんモララー」
(;・∀・)「泣き出した!
人の話聞かない!
メンドクサイのキター!
おいツン!」
ξ゚⊿゚)ξ「泣き出すと長いのよねー」
川 ゚ -゚)「めんどくさいな」
('A`;)「(うわぁ……)」
(´・ω・`)「(二人とも人の事は言えないんじゃ……)」
じろっとドクオを見るツンと、ショボンを見るクー。
('A`;)「なんでもありません」
(;´・ω・`)「なんでもないです」
.
378
:
◆dKWWLKB7io
:2018/09/24(月) 15:10:24 ID:bswVTS720
(;・∀・)「なんでもいいからこいつどうにかして!」
ξ゚⊿゚)ξ「ジョルジュが元に戻るまで一緒に居るのが、
今回のあんたの行動に対するペナルティよ!」
(;・∀・)「ひでぇ!」
_
( ;∀;)「モララーああああああああぁぁぁぁぁ」
(;・∀・)「うぜええええええぇぇぇぇぇぇ!」
泣きながらモララーに抱きつくジョルジュと、
涙でぐしょぐしょに濡れた顔から逃れようと必死のモララー。
その二名を除いてほのぼのとした空気が流れる中、
黙って立ち上がろうとした兄者にツンの蹴りが炸裂した。
( ´_ゝ`)「うー」
(´<_`;)「あれは兄者が悪い」
ξ゚⊿゚)ξ「素知らぬ顔して立ち上がろうとするからよ」
いまだ盛り上がる宴会。
その片隅に設置された木のテーブル席に彼らは座っていた。
( ´∀`)「見事に後頭部に決まってたもな」
('A`;)「攻撃無効の衝撃波でもぶっ飛ぶんだな」
(;゚∋゚)「流石ツンとしか言いようがない」
ξ*゚⊿゚)ξ「褒めても今度の服のデザインは変えないわよ」
.
379
:
◆dKWWLKB7io
:2018/09/24(月) 15:11:23 ID:bswVTS720
( ゚∋゚)「褒めてないから変えてくれ。頼む」
ミ,,゚Д゚彡「ヒマワリだから」
(;゚∋゚)「許してくれ……」
川 ゚ -゚)「似合うと思うがな」
ξ゚⊿゚)ξ「ねー。ま、モチーフはモチーフよ。
出来てのお楽しみ」
(;゚∋゚)「許してくれ……」
頭を抱えたクックルを見てそこにいた7人が笑みを浮かべながらそれぞれに飲み物を口にする。
( ´_ゝ`)「……で、ブーンとシャキン達はどこいってんだ?」
ξ゚⊿゚)ξ「知らない。
とりあえず帰ってきたら問い詰めるつもりだけど」
ミ,,゚Д゚彡「フィレンクトと一緒にアジトに行くって言ってたから」
(´<_` )「それだけに、ここまで時間がかかるか?」
( ´∀`)「そういうこともなね」
川 ゚ –゚)「一応フォックスたちに後を追うよう依頼したが」
( ´_ゝ`)「ブーンだけならともかく、シャキンがいるなら撒かれるか見付けられないか」
( ゚∋゚)「しかし、いったい……」
('A`)「……無事に帰ってくるなら、何でもいいよ」
ぼそりと呟いたドクオに、全員が目を向けた。
('A`)「ブーンが敵に回るとか、
おれ達が危機に陥るようなことをシャキン達がするとか、
そんなことがあるわけない。
言わなくていいことは言ってないだけだろ。
だから、無事に戻ってくるならそれでいい」
.
380
:
◆dKWWLKB7io
:2018/09/24(月) 15:12:27 ID:bswVTS720
そういってお茶をすするドクオ。
(´<_` )「……そうだな」
弟者の呟きは全員の思いと一緒だったのか、
全員が少しだけ笑みを見せた。
だがそんな中、一人ツンだけは一瞬だけドクオを鋭い視線で見ていた。
(‘_L’)「……やはりここにもいませんね」
大きな木の中にある隠れ家。
フィレンクトが開けた扉からシャキン、ブーン、デミタスが入り、
ミルナが扉に身体を半分だけ入れて外を見張っている。
(‘_L’)「私が思い当たるのはここで最後です。
やはりいくら彼でも共通の隠れ家には戻ってこないかと……」
(´・_ゝ・`)「ま、そうだろうな」
隣にいるシャキンを見るデミタス。
(‘_L’)「マタンキの居場所を見つけたい気持ちは分かりますが、
流石に今日はどこか自分だけの隠れ家に潜伏しているかと」
(`・ω・´)「……悪いな。付き合わせて」
(‘_L’)「それは別にいいのですが……」
( ^ω^)「シャキン、ちゃんと言った方が良いと思うお」
(`・ω・´)「ブーン」
( ^ω^)「本当にそうなのか僕も気になるお」
(`・ω・´)「……」
(‘_L’)「?」
.
381
:
◆dKWWLKB7io
:2018/09/24(月) 15:13:25 ID:bswVTS720
(´・_ゝ・`)「シャキン、フィレフィレには協力してもらった方が良いだろ?」
(`・ω・´)「……」
(;‘_L’)「デミタスさん、フィレフィレはその……」
(`・ω・´)「そう、だな……」
( ^ω^)「フィレフィレさんは信用できるお」
(´・_ゝ・`)「ブーンの方が喋るな」
( ^ω^)「そんなことないお」
( ゚д゚ )「ツンに問い詰められてもか?」
(;^ω^)「……言わないお」
(´・_ゝ・`)「無理だな」
( ゚д゚ )「無理だな」
(;^ω^)「おー」
(´・_ゝ・`)「それに、ここに来ることをドクオには連絡入れてるんだろ?」
(;^ω^)「それは最初シャキンに声をかけられた時に、
本当は一緒に来たがってたから一応報告を入れてるだけだお」
(´・_ゝ・`)「なんだつまらん」
( ゚д゚ )「そっか。ブーン達に声かけた時にデミタスはフィレフィレに声をかけに行ってたか」
(´・_ゝ・`)「ブーンしかいなかったから、ドクオには声かけなかったのかと思った」
(;‘_L’)「色々と微笑ましい会話のような気がしますが、
とりあえず私の名前はですね」
(`・ω・´)「そう……だな。
フィレフィレ。聞いてもらえるか」
(;‘_L’)「あ、はい。聞くのは良いんですが私の名前をですね」
.
382
:
◆dKWWLKB7io
:2018/09/24(月) 15:14:26 ID:bswVTS720
(`・ω・´)「ここ、今もう使えるのはフィレフィレとマタンキだけか?」
(;‘_L’)「え、あ、そう……ですね。
あとデレも入れますが」
(`・ω・´)「なら大丈夫か。
マタンキも来ないだろうしな」
(´・_ゝ・`)「少しは落ち着いたか?」
(`・ω・´)「ああ。すまなかった。
ミルナ、警戒はもういいからドアを閉めてこっちに来てくれ。
あと、外で見ている狐にも来るように言ってくれ」
( ゚д゚ )「ああ。
おい!フォックス!出て来い!」
爪'ー`)「……あー。やっぱり見付かってたか。
だからいやだって言ったのに」
ミルナが声をかけると茂みから出てくるフォックス。
黒いマントを外しながら寄ってきた。
( ゚д゚ )「……一人か?」
爪'ー`)「ああ。込み入った話になりそうな気がしたから他のは帰しておいた。
今頃宴会に合流してるだろ」
フォックスが喋りながらドアをくぐる。
(`・ω・´)「クーか?」
爪'ー`)「黙秘権を要求する」
(`・ω・´)「狐は姫には従うもんだ」
爪'ー`)「その姫を従えてるそっちの若様に関わってるんじゃないのか?
良いのか?聞いて」
.
383
:
◆dKWWLKB7io
:2018/09/24(月) 15:15:34 ID:bswVTS720
(`・ω・´)「どちらにせよツンから話は流れるだろ」
チラリとブーンを見るシャキン。
(;^ω^)「僕はツンに言わないお?」
爪'ー`)「言葉の最後にクエスチョンマークが付いてるぞ」
(;^ω^)「おー」
ミルナが扉を閉めて部屋の中心に移動する。
5人は、その間にそれぞれ椅子に座っていた。
(`・ω・´)「さて……。っておいフォックス」
爪'ー`)y‐「ん?」
(`・ω・´)「なにさも当たり前のように料理をテーブルに並べてるんだ」
爪'ー`)y‐「あれ?食べない?」
(`・ω・´)「ちゃんと全員分あるのか?」
爪'ー`)y‐「そこはぬかりなく」
(`・ω・´)「ならよし」
テーブルの上に並べられる串焼きの数々と飲み物。
( ^ω^)「串焼きメインだお」
爪'ー`)y‐「ほかのもあるぞー」
追加して並べられるたこ焼きのようなものや焼きそばに見えるもの。
.
384
:
◆dKWWLKB7io
:2018/09/24(月) 15:16:38 ID:bswVTS720
(*^ω^)「おっおっお」
( ゚д゚ )
爪'ー`)y‐「こっちみるな」
更に料理を出すフォックス。
爪'ー`)y‐「ちゃんと甘いものも持ってきた」
(*゚д゚ )
爪;'ー`)y-「だからこっちを見るな」
(´・_ゝ・`)「いただくぞー」
串焼きを手に取ったデミタス。
爪'ー`)y-「くえくえー」
それを皮切りにそれぞれに手を伸ばしはじめる。
爪'ー`)y-「ほれ、あんたも」
(‘_L’)「……いただきます」
さいごにフィレンクトが手を出し、
全員が少しずつ会話をしながら食事を楽しんだ。
.
385
:
◆dKWWLKB7io
:2018/09/24(月) 15:17:41 ID:bswVTS720
(`・ω・´)「さてフィレフィレ……と、ついでにフォックス」
(‘_L’)「……はい」
( ゚д゚ )「(お、諦めた?)」
(´・_ゝ・`)「(諦めたか?)」
(;^ω^)「(フィレンクトさん……ごめんなさいだお)」
爪'ー`)y‐「おれはついでかい。
フィレン…フィレとの差が酷くないか?」
(;‘_L’)「不通にフィレンクトと呼んでいいんですよ!」
爪'ー`)y‐「いや、なんかそこの二人の視線が怖かった」
(´・_ゝ・`)
( ゚д゚ )
(`・ω・´)「もう一度、しっかりとマタンキの顔を見たかったんだ」
(‘_L’)「今の流れは無視ですか!?
で、マタンキの顔を……ですか?」
(`・ω・´)「……ああ」
(´・_ゝ・`)「(やるなフィレフィレ)」
( ゚д゚ )「(見込んだ通りだ)」
(;^ω^)「(二人ともフィレンクトさんをツッコミ役として育てるとか本気かお?)」
爪'ー`)y‐「(この御人もなかなかな人だな)」
.
386
:
◆dKWWLKB7io
:2018/09/24(月) 15:18:50 ID:bswVTS720
(‘_L’)「何故ですか?
(言いたい!『一目惚れですか?』って言いたい!
でものこの空気が言わせない!
でも『フィレフィレ』って呼ばれてるしそれくらいいいのか!?
空気を読む自分が恨めしい!)」
(`・ω・´)「それはもちろん一目惚れとかそんな話じゃなくて」
(‘_L’)「誰もそんなこと思いませんよ!
(言われたー!
ボケて良かったのかー!)」
(´・_ゝ・`)「(感じる!空気を読んでボケない性格を!)」
( ゚д゚ )「(それこそこのメンバーに足りないツッコミの資質!)」
(;^ω^)「(絶対この二人変なこと考えてるお)」
(`・ω・´)「実は、前に会ったことが……、
いや、見たことがある気がしたんだ」
(‘_L’)「マタンキを?」
(`・ω・´)「ああ」
(‘_L’)「……で、それが?」
(`・ω・´)「今日マタンキがショボンと戦いながら叫んでいたことを、
ショボンが撮っておいた記録映像で確認した」
(‘_L’)「はい」
(`・ω・´)「……おれがあいつを見た覚えがある瞬間が、
あいつがああなっちまった原因に繋がっているかもしれない」
(‘_L’)「……はい?」
部屋の中に奇妙な沈黙が訪れた後、シャキンは更に話を続けた。
.
387
:
◆dKWWLKB7io
:2018/09/24(月) 15:19:57 ID:bswVTS720
(;´∀`)「これはいったいどういう状態もな?」
ミ,,゚Д゚彡「……」
▼;・ェ・▼「くぅーん」
新しく購入した森林エリアにやってきたモナーとフサギコ。
理由はビーグルを呼びに来たのだが、
目の前に広がる状況に言葉を無くしていた。
ミ,,゚Д゚彡「モナー?」
(;´∀`)「ワ、ワールドクエストで彼らのいたエリアが火に包まれることが分かって、
その前にここに避難させたもな。
でもツンに知られると危険だったもなから、
ここに彼らがいるのを知ってるのはショボンとクックルとドクオだけで、
後は何人かのテイマー仲間だけもなけど……」
▼;・ェ・▼「……」
困り顔のビーグルをそっと抱き上げるモナー。
ミ;,,゚Д゚彡「……モナー?」
(;´∀`)「い、いや、モナーは何もしてないもなよ?」
.
388
:
◆dKWWLKB7io
:2018/09/24(月) 15:20:48 ID:bswVTS720
(U;^ω^)(U;^ω^)(U;^ω^)(U;^ω^)(U;^ω^)
(U;^ω^)(U;^ω^)(U;^ω^)(U;^ω^)(U;^ω^)
(U;^ω^)(U;^ω^)(U;^ω^)(U;^ω^)(U;^ω^)
(U;^ω^)(U;^ω^)(U;^ω^)(U;^ω^)(U;^ω^)
(U;^ω^)(U;^ω^)(U;^ω^)(U;^ω^)(U;^ω^)
(U;^ω^)(U;^ω^)(U;^ω^)(U;^ω^)(U;^ω^)
∩∩
ζ゚⊿゚)ζノ 从∀゚ 从
(U;^ω^)(U;^ω^)(U;^ω^)(U;^ω^)(U;^ω^)
(U;^ω^)(U;^ω^)(U;^ω^)(U;^ω^)(U;^ω^)
(U;^ω^)(U;^ω^)(U;^ω^)(U;^ω^)(U;^ω^)
(U;^ω^)(U;^ω^)(U;^ω^)(U;^ω^)(U;^ω^)
(U;^ω^)(U;^ω^)(U;^ω^)(U;^ω^)(U;^ω^)
(U;^ω^)(U;^ω^)(U;^ω^)(U;^ω^)(U;^ω^)
困惑気味なワンワンオーの群れの中心で、
ハインがデンツーレに人生相談をしているという謎の状況に、
なすすべもなく見守る事しかできない二人だった。
ミ;,,゚Д゚彡「……モナー?」
(;´∀`)「なにがどうしてこうなったもな?」
∩∩
ζ゚⊿゚)ζノ 从∀゚ 从「どうしたら良いと思う?」
第二十五話
終
.
389
:
名無しさん
:2018/09/24(月) 15:21:15 ID:Uclg6NLk0
おつ!
390
:
◆dKWWLKB7io
:2018/09/24(月) 15:23:10 ID:bswVTS720
以上、第二十五話でした。
今回は前章のエピローグと、
最終章へのプロローグといった感じの回となりました。
最後の流れは一気に行って終わりまで走る形にしたいので、
その前に閑話を投下できればなと思っていますが、
とりあえず終わりが見えて完走できそうなので、
ちょっとだけホッとしていたり。
いつも支援、そして乙や感想ありがとうございます!
なかなか指が動かない時は感想や乙を読み返して活力にしています。
拙い話ですが、最後までお付き合いいただければ幸いです。
それでは次回!今年中にもう一回投下出来たら嬉しいなぁ。
ではではまた。
.
391
:
名無しさん
:2018/09/24(月) 16:33:59 ID:rUJpSdGs0
おつ!!!このまま走り抜けてほしい
392
:
名無しさん
:2018/09/24(月) 17:54:31 ID:wT5RqQvI0
乙
ずっと待ってたぞ!
393
:
名無しさん
:2018/09/25(火) 12:02:39 ID:r2yzjxWI0
乙!完走を期待してるぜ!無理ないように頼むよー!!
394
:
名無しさん
:2018/09/30(日) 09:09:42 ID:vhIAmsWQ0
乙です。
体調には気をつけて頑張って下さい。
395
:
名無しさん
:2018/09/30(日) 18:01:06 ID:Ch1gXOqU0
野暮な質問かもだがギコとしぃが一旦ギルド抜けた理由ってちゃんと語られてたっけ
396
:
名無しさん
:2018/10/02(火) 08:12:02 ID:PzMFhiyw0
>>395
第十六話、思いと決意に書いてあるやつがそうじゃない?
397
:
名無しさん
:2018/10/02(火) 18:15:17 ID:7glWUaVs0
>>396
経緯を説明されてどうするかは自分で決めろと言われてる場面はあったけど、なぜ一旦抜けたのかがいまいち不明なままなんだよな
アングラー戦の登場の仕方から表向きはギルドと無関係になって裏で動く作戦だった線が濃厚だけど、関係性を知られているならむしろ狙われたりしないか?って思うし
関係ないけど作者何気に乃木坂好きなんだろうか
ガールズルールとか命は美しいとかサブタイトルにちょいちょい曲名を彷彿とさせる言葉が
398
:
名無しさん
:2018/10/15(月) 11:53:01 ID:htT8aTC60
前スレ読み直してたらデレが男だと気づいてる人が居たな
425 名も無きAAのようです sage 2017/01/24(火) 00:36:30 ID:deOtk6xUO
地味にブーン芸の方に修正入っててワロタwww
的外れっぽいから書いちゃうけどデレは男じゃないかと思ってる
399
:
名無しさん
:2018/10/24(水) 01:00:37 ID:YjtGF3.20
シャボンが覚えれてなくてシャキンが見覚えがあるって事はマタンキはあいつかな
400
:
名無しさん
:2018/10/24(水) 02:32:07 ID:i/czIQHw0
混ざってんぞ
401
:
名無しさん
:2019/01/19(土) 09:49:59 ID:VzkKQQdA0
まだかなー
402
:
名無しさん
:2019/01/26(土) 21:47:39 ID:5VW9dVqM0
今思ったんだけどSAOの世界ではスポーツとかあったのかなー
閑話でいいからなんか書いてほしいなー( ´∀`)
403
:
名無しさん
:2019/03/18(月) 19:11:28 ID:q46NeT.U0
もうすぐ更新かな・・・
404
:
名無しさん
:2019/04/13(土) 04:06:30 ID:Ut.VN2VM0
生きてるかー??
405
:
名無しさん
:2019/04/16(火) 13:36:03 ID:N5Zpyub20
ドクオ×ハインが気になって仕方ない
406
:
名無しさん
:2019/05/10(金) 23:00:24 ID:g9OnjJRw0
続きが気になり過ぎてもう3周しちゃったぜ?
407
:
◆dKWWLKB7io
:2019/05/12(日) 01:05:44 ID:/aKwXsjM0
令和だと……?
がんばって書いてます。
408
:
名無しさん
:2019/05/12(日) 21:48:52 ID:R7YgQE6I0
生存報告乙乙
409
:
名無しさん
:2019/07/29(月) 11:51:28 ID:RxTH4kJU0
ワクワク
410
:
名無しさん
:2019/08/21(水) 15:02:50 ID:hUegQM6o0
気になりすぎて胆嚢炎になって
胆嚢全摘出したじゃねーか!
411
:
名無しさん
:2019/08/21(水) 17:22:47 ID:MJaFrkQ.0
成仏しろよ
412
:
名無しさん
:2019/08/29(木) 12:15:35 ID:idwk0pKg0
うぉい!更新が来たのかと期待したじゃないか!
413
:
名無しさん
:2019/09/04(水) 00:45:43 ID:CKrGst..0
がんばって
いつでも、楽しみに待ってます
414
:
名無しさん
:2019/09/04(水) 13:32:24 ID:MlCBQc/c0
あげんなカス
415
:
名無しさん
:2019/10/09(水) 10:15:37 ID:hc8Bn6IE0
祝更新なし1周年
416
:
名無しさん
:2019/10/09(水) 13:57:09 ID:fxpjkDZY0
じゃあ乗っとるわ
それからブーンたちは全員元の世界に戻って平和に暮らしました
めでたしめでたし終わり
417
:
名無しさん
:2019/10/10(木) 01:59:51 ID:za6HmGLU0
あげ
418
:
名無しさん
:2019/12/31(火) 11:33:23 ID:i7G1gi160
今年1年お疲れ様でした。
来年も頑張って下さい。
419
:
名無しさん
:2020/01/13(月) 00:39:38 ID:TezDXjp.0
今更だがあけおめ
1よ、進捗報告はいいから生存報告だけでも聞けたら嬉しい
無論、無理は言わんが
420
:
名無しさん
:2020/01/22(水) 09:47:09 ID:Mwa5mvRI0
生存してないのに無理言うな!
421
:
名無しさん
:2020/04/28(火) 02:36:27 ID:S5gu2J2k0
コロナに負けるな!
422
:
名無しさん
:2020/05/31(日) 12:26:31 ID:huQEiYT60
あげとこ
423
:
名無しさん
:2020/06/16(火) 21:57:30 ID:fbtRvocg0
楽しみにしてるんだから!!
424
:
名無しさん
:2020/07/06(月) 23:22:59 ID:hAWp5aDE0
1年以上経ったか…
425
:
名無しさん
:2020/08/12(水) 00:55:51 ID:NmEHT4Uw0
おぅ、さっさと帰ってこいや。
ずっと待ってるぜ。
426
:
名無しさん
:2020/08/17(月) 12:37:47 ID:V91JpqX20
場違い感すごいけど
(る)ってジョルジュのpk詐欺の奴だよな
改心した感出してたけど結局同じようなことしてるんだな
427
:
名無しさん
:2020/08/18(火) 03:06:22 ID:OazBVV.60
当時の読者だいぶ減ってそう…
428
:
名無しさん
:2020/08/21(金) 00:08:07 ID:vfubs1bg0
ノ
429
:
名無しさん
:2020/10/11(日) 21:55:25 ID:5i2sZrPI0
もう2年以上経ってるのか…
430
:
名無しさん
:2020/10/25(日) 07:18:21 ID:FmXFxLO.0
未完で終わるにはもったいない面白さだったよな
めっちゃ残念
431
:
名無しさん
:2020/10/25(日) 22:15:37 ID:UbE2twto0
あらすじを描いても子細な文章に起こすのは大変なのはわかる、、、。だからこそ「ふと思い出しながら」待ってる。気楽に気長に断続的にね。
432
:
名無しさん
:2021/02/11(木) 17:09:17 ID:HE/IZVeE0
続き読みたすぎて灰になったので怨念残しておきますね
433
:
名無しさん
:2021/08/05(木) 01:14:41 ID:qjZrs5nY0
流石にもうこんやろなぁ。
ブーン系ってAAがいいんだよな。
某小説サイトには無い味があるんよな。
434
:
おぞん
:2021/09/26(日) 02:37:02 ID:uq1jNtcY0
かなり引き込まれた‥と言っても読み始めたの最近だけど‥ 続きが気になります
435
:
名無しさん
:2021/09/26(日) 14:21:47 ID:gYKvpSy60
少しくらい報告してや。
436
:
名無しさん
:2022/03/04(金) 19:26:53 ID:31rwh6xk0
引退したん?せめて一言くらいくれ
437
:
名無しさん
:2022/09/29(木) 10:51:42 ID:y8PE.oYU0
最初は面白かったんだけどなぁ…
突然ショボン達は全員名家の出身か何かしらの才に秀でており、「紀州のドン・ファン」みたいなあさりちゃんで才人によく使われるような異名といかにも「貧乏人が想像したやんごとなき方々の世界」みたいなバックボーンが出てから寒くなってしまった
438
:
名無しさん
:2022/11/02(水) 21:57:00 ID:/8G3lpiY0
まだかなー
439
:
名無しさん
:2023/03/26(日) 18:06:07 ID:e0EeHGGU0
まってる
440
:
名無しさん
:2024/03/24(日) 00:10:25 ID:5Je51gx20
忘れてないよ
覚えてるよ
441
:
名無しさん
:2024/03/24(日) 01:00:16 ID:CA2CXlpQ0
また読みてえな
442
:
名無しさん
:2024/04/15(月) 03:31:45 ID:fy/F/G7E0
コロナで逝ってしまわれたか…?
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板