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【迷走】( ^ω^)武雲系学園フラットのようです【安価】
154
:
名無しさん
:2017/11/25(土) 03:30:50 ID:n.AAfSKs0
o川*゚ー゚)o ではひとまず明日投下します、へい。21:30ごろです、へい
155
:
名無しさん
:2017/11/25(土) 09:33:15 ID:GQGcXscQ0
わーい
156
:
名無しさん
:2017/11/25(土) 11:06:49 ID:p2yYhrlE0
午前3時の明日は26日でいいんだろうな?
157
:
名無しさん
:2017/11/25(土) 12:04:59 ID:1bP2IQDI0
世の中には午後27時つーのがあるからな
158
:
名無しさん
:2017/11/26(日) 21:45:51 ID:vJb7OLFI0
_( (三三)_「さて、この入口だけど……」
購買の壁から地下へと続く道が、偶然にも現れた。
既視感はハローさんの研究室の時のものだろう。
同じような仕掛け、同じような地下、同じような雰囲気。
単身、安易に乗り込んでも良いのかと頭を悩ませる。
_(;(三三)_「何かがあるはずとは思っていたけど……」
しかし、まさかこんな秘密の入り口があるとは考えてもいなかった。
精々、爆弾か爆発させた誰かか、そんなところだと考えていたのだ。
_( (三三)_「……いや、ハローさんが犯人なら当然、かお」
しかし、この入口の雰囲気はやはり似ている。
ハローさんの研究所と似ている。ということは、考えられるのは校舎を爆発させたのはハローさんだということ。
159
:
名無しさん
:2017/11/26(日) 21:47:02 ID:vJb7OLFI0
_( (三三)_「……」
_(;(三三)_「だからなんで!? 」
ハローさんが爆発させたのはいいとして、その理由だ。
なぜ、こんな校舎を爆発させたのか。
何か理由はあるはずだが、わからない。
_( (三三)_「分かるためには……」
入口を眺める。
中に入らないと、分からないということか。
_(;(三三)_「……一人で?」
160
:
名無しさん
:2017/11/26(日) 21:48:37 ID:vJb7OLFI0
正直、一人でこの中に入るのは怖い。
外でまたしても轟音が響いた。
クーさんと先生が戦っているのだろう。
_(;(三三)_「……ッ」
_( (三三)_「そう、だおね」
あの二人を助けるためにも、僕が何とかしなければならないのだ。死んでも何とかする。しなければならない。
そういえば、ツンさんは大丈夫だろうか。あの場所にまだいるのだろうか。
_(;(三三)_「……ツンさんも呼ぶかお」
決して一人で地下に行くのが怖いから、というわけではない。
ツンさんに報告すべきだと思ったからだ。ヒュオッと地下から空気の流れる音が響く。
僕はその音から逃げるように、一旦購買から外に出ることにした。
161
:
名無しさん
:2017/11/26(日) 21:50:00 ID:vJb7OLFI0
_( (三三)_「お?」
恐る恐る、戦闘が続いている外を覗いてみる。
クーさんと先生が化け物を片付けつつ、あの狙撃手と交戦していた。
その一方で、ツンさんはあの場所で縮こまった感じでじっとしていた。
_( (三三)_「ツンさん! 」
ξ゚⊿゚)ξ「?」
なるべく小さい声で、かつツンさんには聞こえるように呼んでみる。
幸いにもツンさんは僕の声に気づいたようで、キョロキョロと周りを見渡し、僕を見つける。
ξ゚⊿゚)ξ「なに?」
_(;(三三)_「来て! こっち、来て! 」
162
:
名無しさん
:2017/11/26(日) 21:55:48 ID:vJb7OLFI0
ジェスチャーを交えつつ、来てほしい旨を伝える。
しかし、ツンさんは眉をひそめてこちらを睨み返す。
ξ;゚⊿゚)ξ「この中を突っ切って行けと!? 」
_(;(三三)_「Oh……」
なるほど、確かに。
この戦闘の中を突っ切って購買まで渡るのは、なかなか難しいだろう。
_(;(三三)_「……」
1.突っ切って来られるよう隙を作る
2.ツンさんは置いいこう。はっきり言ってこの戦いをどうにかするのは僕にはムリだ
3.頑張れツンさん!
4.最適化(記憶を失う)
5.他に何かあれば
>>164
163
:
名無しさん
:2017/11/26(日) 21:58:41 ID:uvsOvYaI0
最適化……ってツンさんの能力のことか?
164
:
名無しさん
:2017/11/26(日) 22:01:36 ID:vJb7OLFI0
>>163
内藤君の能力です。安価なら下
165
:
名無しさん
:2017/11/26(日) 23:15:45 ID:Ykaod92Q0
1
166
:
名無しさん
:2017/11/26(日) 23:21:46 ID:vJb7OLFI0
o川*゚ー゚)o ではまた明日21:00から再開します
167
:
名無しさん
:2017/11/26(日) 23:27:29 ID:uvsOvYaI0
週1派だったけどこれは……毎日やる方も試すべきってことかな……
乙
168
:
名無しさん
:2017/11/27(月) 01:07:28 ID:ENLuByGQ0
打ち落としたりしたのは最適化をしたからか
169
:
名無しさん
:2017/11/27(月) 08:28:17 ID:DDNw2zYk0
おつおつ
ほんと内藤君死なないよな
170
:
名無しさん
:2017/11/27(月) 21:04:38 ID:7KPVaMXc0
_(;(三三)_「なら、僕が突っ切ってこられるよう活路を開くしかないお! 」
化け物が地面に叩きつけられ、クーさんが素早く背後を取り、先生が死角から攻め、狙撃手が躱す。
そんな戦闘が繰り広げられている様を、僕は見る。
こんな中、僕はツンさんが無事ここまで走ってこられるよう道を開かなければならないのだ。
_(;(三三)_「無理じゃないかな! 」
冗談でも比喩でもなんでもなく、心の底からそう思う。
恐る恐る顔を覗かせると、化け物が叩きつけられた際に生じた瓦礫の破片が頬を掠めた。
_( (三三)_「ツンさんは置いていこう……」
171
:
名無しさん
:2017/11/27(月) 21:10:15 ID:7KPVaMXc0
だが、果たして一人であの地下へと行けるだろうか。
ヒュオっと風の通る音と、ぽっかりと人を飲み込まんと開いた入口を思い出して、それも無理だと考えを固める。
故に、僕は駆けた。
_(;(三三)_「ひえ〜〜〜〜!!!! 」
隙など作れるものか。
ならば一目散にツンさんの元へ行き一目散に購買へ、あの地下へと行くしかない。
僕に気づいた化け物が飛び掛かろうとし、クーさんがそれを真上から打ちのめす。
川 ゚ -゚)「……」
一体何をしているのか、という表情のクーさんを差し置いて、僕はツンさんの元へ辿り着く。
幸い、ここはあの戦闘から見えない場所になっている。
ツンさんの腕を掴み、機を伺うようにもう一度顔を覗かせてみる。
ξ;゚⊿゚)ξ「ちょ、アンタ―――――! 」
172
:
名無しさん
:2017/11/27(月) 21:13:10 ID:7KPVaMXc0
記憶の中だと、確かクーさんはこのことについては特に何も言っていなかった。
例えば「剣道仮面なるものを見た」だとか、「ツンさんを見た」だとか。
確か、「面白いこと」とは言っていたっけ。
なんにせよ、僕はまだしもツンさんの姿を見られるのは不味い気がした。
そしてクーさんは、戦闘はどうなのだと様子を見ると、化け物の数はある程度減ってはいるようであった。
あの狙撃手と先生、そしてクーさんが一進一退の攻防を繰り広げている。
_(;(三三)_「今なら行けるかお……?」
そう思うや否や、僕の足は既に走り出していた。
ξ;゚⊿゚)ξ「ひえ〜〜〜〜!!!! 」
ツンさんが頭を庇う様にしながら、僕に引っ張られる。
僕も情けない声を上げながら、そして防具被ってて良かったなーと思いながら、走る。
そして、何とか購買まで戻ることができたのであった。
173
:
名無しさん
:2017/11/27(月) 21:19:40 ID:7KPVaMXc0
ξ;゚⊿゚)ξ「し、死ぬかと思った……」
_(;(三三)_「いやぁ、何度も死んでる身として言わせてもらうけど、死ぬときは一瞬だから思う暇なんてあんまりないお」
ξ;゚⊿゚)ξ「……」
_( (三三)_「死人ジョークだお……」
ξ゚⊿゚)ξ「笑えないわよ」
_( (三三)_「はい」
ツンさんの冷たい視線を受けながら、僕たちは購買の中に向かって歩き出す。
「何かあったのね?」というツンさんの問いに、僕はあの地下への入り口を指さすことで答えた。
どうしたらいいかな、と聞く前にツンさんはズンズンと地下へと降りていく。
_(;(三三)_「へぇ!? 」
ξ゚⊿゚)ξ「なによ?」
_(;(三三)_「え、いや……あまりにも堂々と入るものだから」
ξ゚⊿゚)ξ「だって、行かなきゃしょうがないでしょ。あんただって、そのつもりで私を連れてきたんじゃないの?」
_(;(三三)_「……」
仰る通りで。
あまりにも男らしく歩くツンさんの背中は、とても大きく見えた気がした。
174
:
名無しさん
:2017/11/27(月) 21:27:04 ID:7KPVaMXc0
_( (三三)_「……」
階段を下りてすぐ、真っすぐに伸びた廊下が僕たちを迎えた。
非常用の明かりだろう、薄緑の僅かな光が点々と続いている。
こちらも例の爆発の影響か、所々崩れてはいるものの、問題なく歩ける程度には無事なようだ。
雰囲気はハローさんの研究所と似ているようだが、少し違う。
あまり仰々しくないというか、部屋、扉が見当たらない所為もあるかもしれない。
ξ゚⊿゚)ξ「……」
_(;(三三)_「どこに続いてるんだお……?」
ξ゚⊿゚)ξ「さぁ、ね」
ツンさんの後をついていく。
足音をあまり立てないよう、慎重に進んでいく。
_( (三三)_「?」
175
:
◆/67acCezaE
:2017/11/27(月) 21:29:13 ID:7KPVaMXc0
100までの好きな数字を
>>177
トリップキーとの合計値が80以下で成功
176
:
名無しさん
:2017/11/27(月) 21:31:41 ID:UGYfqErE0
kskst
177
:
名無しさん
:2017/11/27(月) 21:33:49 ID:03lIuZTE0
47
178
:
名無しさん
:2017/11/27(月) 21:34:15 ID:SAc4If6k0
57
179
:
名無しさん
:2017/11/27(月) 21:38:49 ID:7KPVaMXc0
_( (三三)_「あ、そこ危ないお」
ξ゚⊿゚)ξ「え?」
ツンさんが瓦礫を避けながら歩く先、その時にバランスを取ろうと壁に手をつこうとしたその場所。
そこに、スイッチがあった。
見え難いよう設置されてある以上、迂闊に触らないほうが良いだろう。
もしかしたら秘密の小部屋が開くかもしれないが、良い予感はしない。
ξ;゚⊿゚)ξ「よ、よく気づいたわね……」
ツンさんがそのスイッチを避けるように進む。
_( (三三)_「いや、何か目に入っただけだお」
我ながら運が良いものだと、そう思う。
180
:
名無しさん
:2017/11/27(月) 21:40:13 ID:7KPVaMXc0
o川*゚ー゚)o #Dare?29
o川*゚ー゚)o 47+29=76
o川*゚ー゚)o 合計値80以下なので成功
181
:
名無しさん
:2017/11/27(月) 21:40:18 ID:QGFeppU60
どっちなんだこれ
182
:
名無しさん
:2017/11/27(月) 21:43:48 ID:7KPVaMXc0
ξ;゚⊿゚)ξ「だけど、こんなの初めてね……」
_( (三三)_「え?」
ξ゚⊿゚)ξ「……え?」
_( (三三)_「いや、今なんて言ったんだお?」
ξ゚⊿゚)ξ「いや、こんな地下があったなんてと思っただけよ」
_(;(三三)_「まぁ、そうだおね……まさか学校にこんな」
ξ゚⊿゚)ξ「えぇ、学校に……」
ξ;゚⊿゚)ξ「がっ、こう……ね」
_( (三三)_「?」
183
:
◆Ha4dpIjcog
:2017/11/27(月) 21:46:16 ID:7KPVaMXc0
o川*゚ー゚)o 100までの好きな数字を
>>185
o川*゚ー゚)o トリップキーとの合計値が75以下で成功
184
:
名無しさん
:2017/11/27(月) 21:48:02 ID:03lIuZTE0
?
185
:
名無しさん
:2017/11/27(月) 21:48:23 ID:SAc4If6k0
34
186
:
名無しさん
:2017/11/27(月) 21:55:30 ID:7KPVaMXc0
_( (三三)_「あ、そこも危ないお」
ξ;゚⊿゚)ξ「え?」
ツンさんがまたしても壁に手をつこうとした場所、そこに先ほどと同じようにスイッチがあった。
ゆっくりとそのスイッチから離れるように、ツンさんは歩き、そして振り向いた。
ξ;゚⊿゚)ξ「……」
_(;(三三)_「いや、たまたまだお。その目はやめてお、僕なんも関係ないって」
まるで「まさかお前……」というような視線を向けられ、僕は両手を振って否定した。
たまたま、本当に偶然目に入っただけなのだ。
187
:
名無しさん
:2017/11/27(月) 21:57:05 ID:7KPVaMXc0
o川*゚ー゚)o #Sok0n1iRu73
o川*゚ー゚)o 34+73=(1)07
o川*゚ー゚)o 合計値75以下なので成功
188
:
名無しさん
:2017/11/27(月) 21:58:43 ID:03lIuZTE0
誰が…?
189
:
名無しさん
:2017/11/27(月) 22:00:10 ID:7KPVaMXc0
_(;(三三)_「とりあえず、気を付けて行こうお」
ξ゚⊿゚)ξ「そうね。ごめんね、私がいるばっかりに罠にも気をつけなくちゃいけないようで」
_(;(三三)_「そ、そんなこと……」
先を歩く以上、ツンさんが罠にかかる確率が高いのはしょうがないじゃないか。
なんていうと、プリプリ怒りそうなので黙っておこう。
だったらアンタが先に行きなさいよだとか、確率が高いですって!?だとか、
どうせ私が悪いのよだとか、そんな事を言われるのが目に浮かぶ。
_( (三三)_(口は禍の元。沈黙は金。沈黙が正解)
ξ゚⊿゚)ξ「……何か言いたそうね」
_(;(三三)_「ひっ、そんなことないお」
そうしてしばらく歩いていると───────
190
:
名無しさん
:2017/11/27(月) 22:02:24 ID:7KPVaMXc0
──────── 現在のステータスです
( ^ω^):内藤ホライゾン
▽ 能力 ▽
運動神経(55) 普通だぞ
記憶力(62) 割と良いぞ
器用(14) 凄く悪いぞ
運(52) 普通だぞ
▽ スキル ▽
主人公の資質(番外) … たまに勝手に動くぞ。判定時、+5の補正
口先の魔術師 … たたみかけモードを発動するぞ。話術を使う場面に限り、+10の補正
常識フィルター(偽) … 多分、常識的。恐らく
不屈の根性 … そのしぶとさは異常。もはや異能生存体。1日3回の振りなおし*残り2回
危険察知 Ver.EX … 何度も死んだ経験。既知の脅威から身を守り、既知の脅威を予知出来る。(パッシブ)
意地 … 絶対に助ける。何度も願った思い。同行者が居る場合、全ての判定に+12の補正(パッシブ)
嘘看破 … 判定成功時、相手の嘘が何となく分かる。(パッシブ)
死に損ない … 何度でも繰り返す。わずかに残った記憶から、最善の行動が取れる(パッシブ)
運命のコイントス … 運命を捻じ曲げる。即死確定時、トリップに仕込まれた1〜10の数字を予想する。成功した場合、判定をクリティカルに捻じ曲げる(1日1回)
俊足 … 運動神経の判定時、+10の補正。(1日2回)*残り1回
不器用なりの努力 … 器用の判定時、+10の補正。(1日2回)
暗可機械 ・・・ アンカギミック。念じたことに対応する機械を出せる。(1日1回。内容次第で劣化の可能性あり)
おまじない … すべての判定に+5(一度だけ)
キュートな呪い … 一週間以内にキズナを結ばないと死ぬぞ。死んでも死に戻るぞ
▽ キズナ ▽
渡辺さん … 。
高岡さん … 。
▽ 道具 ▽
家のカギ … とっても大事
携帯電話 … 必需品
財布 … お金はまだある
ライター×2 … 燃やせるものは限られている
トランプ … いつかみんなで遊べると思う
箱 … 暗可機械であり都村さんの立体映像が飛び出す。結構小さい
191
:
名無しさん
:2017/11/27(月) 22:07:09 ID:03lIuZTE0
あれ、キズナが
192
:
名無しさん
:2017/11/27(月) 22:11:24 ID:UzNShs.U0
そこにいるのはだれだろね
193
:
◆vB5uk39Qrg
:2017/11/27(月) 22:12:01 ID:7KPVaMXc0
o川*゚ー゚)o 運動神経判定(55)と器用判定(14)
o川*゚ー゚)o まずは運動神経。100までの好きな数字を
>>195
o川*゚ー゚)o 55+5+12=72
o川*゚ー゚)o トリップキーとの合計値が72以下で成功
o川*゚ー゚)o 器用判定。100までの好きな数字を
>>196
o川*゚ー゚)o 14+5+12=31
o川*゚ー゚)o トリップキーとの合計値が31以下で成功
o川*゚ー゚)o 器用判定に成功した場合はボーナス発生
194
:
名無しさん
:2017/11/27(月) 22:13:28 ID:03lIuZTE0
ksk
195
:
名無しさん
:2017/11/27(月) 22:28:10 ID:0r88sDeU0
遭遇&支援
安価なら17
196
:
名無しさん
:2017/11/27(月) 22:41:56 ID:UzNShs.U0
82
197
:
名無しさん
:2017/11/27(月) 23:08:43 ID:7KPVaMXc0
_( (三三)_「ん?」
そうしてしばらく歩いていると、ふと気づいた。
それに気を付けようと、僕は足を止める。
防具を被っていても、やはりそれは聞こえた。
ξ;゚⊿゚)ξ「な、なによ! 今度はどこだっていうのよ! 」
ツンさんがわちゃわちゃしながら、どこにスイッチがあるのか僕に尋ねる。
だが今回は別にスイッチは関係ない。
阿波踊りのような姿勢のツンさんを、僕は静かにと顔の前で人差し指を立てた。
ξ゚⊿゚)ξ「……」
何か言いたげな表情だが、煩いと聞こえないのだ。
( ^ω^)「やっぱり、声だお」
防具を外し、そして確信を得る。
声が聞こえるのだ。ヒソヒソと、人の声がするのだ。
198
:
名無しさん
:2017/11/27(月) 23:09:27 ID:7KPVaMXc0
ξ゚⊿゚)ξ「ウソ」
( ^ω^)「ウソじゃないお。ほら、耳をすましてみてお」
耳元に手を当てると、ツンさんも同じように集中し、周りの音を探る。
そしてやはり、ゴソゴソと人の声が聞こえたのだ。ツンさんも聞こえたようで、僕を見て頷く。
恐らく、声の主はこの先だ。
僕とツンさんは互いにもう一度頷き合うと、更に慎重に、音を立てないようゆっくりと進むことにした。
ξ゚⊿゚)ξ「ここね」
( ^ω^)「……みたいだお」
そうして、一つの部屋を見つけた。
ドアはひしゃげて、中から明かりが零れ出ている。
防具を小脇に抱えた僕は、もう一度聞き耳を立てた。
「クソ、クソ、クソ! 」
どうやら男の人の声だ。
何かに憤っているらしく、時折ガンと何かを蹴っているのか叩いているのか、そんな音がする。
199
:
名無しさん
:2017/11/27(月) 23:10:40 ID:7KPVaMXc0
「貴様の全てを奪い取ってやる! 」
とても強い、激しい感情だ。
部屋の外にいても、顔も見たこともないが、そんな気持ちが伝わってくる。
恐ろしい。ただただ、恐ろしい。この声だけで、僕は膝が震えてしまったのだ。
(; ω )「……」
ξ;゚⊿゚)ξ「……」
ツンさんも唇をきゅっと閉め、息でさえ絶対に漏らすものかと恐れているように見えた。
「……誰だ?」
(; ω )「!? 」
ξ;゚⊿゚)ξ「!? 」
まさか、バレてしまったのか。
部屋の中から問われ、心臓が跳ね上がる。
ドキドキと、心臓がろっ骨を突き破って出てきそうなほどに激しく脈打つ。
気持ちが悪い、吐き気と、頭痛が僕を襲う。
200
:
名無しさん
:2017/11/27(月) 23:11:13 ID:7KPVaMXc0
「は、はははははは。ついに名前さえも忘れてしまったか」
(; ω )「……」
ξ;゚⊿゚)ξ「……」
黙る。
動けない。
動いてはいけない。
気持ち悪い。怖い。いやだ。
石のように固まる僕らをよそに、部屋の中の男は笑い声をあげ、また話を続けた。
「だが、どうだっていい」
「俺は、俺は願いを叶える。それだけだ」
(; ω )「……」
ξ;゚⊿゚)ξ「……」
どうやら男はこちらに気づいていないようだった。
運の良いことだ。
201
:
名無しさん
:2017/11/27(月) 23:11:38 ID:7KPVaMXc0
しかし、僕たちはまだ依然として動けずにいた。
怖い。怖いのだ。
気づかれなかったという事実があるにも関わらず、恐怖で動けなかった。
ボソボソと聞こえるためか、男としかわからない声。
ξ; ⊿ )ξ「……」
ツンさんが尋常ではないほど震える。
どうかバレないでくれ。何度も何度も、僕は願った。
「だがハローめ。まさか隙をついて逃げ出すとは」
「爆破とは驚いた。あぁ、許せんな。許しがたい」
「まぁ、良い。どうせ殺すのが後になっただけだ」
「今は彼らを――――――」
そうして僕たちの願いが通じたのか、男の声がだんだんと小さくなる。
そして部屋の中にまた別の入り口か何かがあるのだろう。
バタン、と閉じるような音がして、静寂が戻ったのであった。
202
:
名無しさん
:2017/11/27(月) 23:13:44 ID:7KPVaMXc0
o川*゚ー゚)o #undo43kiyou98dayo
o川*゚ー゚)o 17+43=60
o川*゚ー゚)o 運動神経判定、合計値72以下なので成功
o川*゚ー゚)o 82+98=(1)80
o川*゚ー゚)o 器用判定、合計値31以上なので失敗。ボーナスなし
203
:
名無しさん
:2017/11/27(月) 23:16:32 ID:QGFeppU60
そーめん?
204
:
名無しさん
:2017/11/27(月) 23:19:58 ID:03lIuZTE0
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/21864/1469887532/
>>530
ほぼ確実に関係あるってこと以外何もわからんがメモしとこう……
205
:
名無しさん
:2017/11/27(月) 23:20:04 ID:7KPVaMXc0
(; ω )「い、行ったお……?」
ξ; ⊿ )ξ「……」
(; ω )「……」
完全に居なくなったのか、僕は恐る恐る、部屋の中を覗いた。
部屋の中は巨大な機械があったのだろう、壊れ果てた何かがあるだけであった。
あの男は、もういない。ようやく、僕は息を大きく吐き出せた。
(; ω )「オエ”!!!! 」
そしてそのまま、胃の中のものをぶちまけた。
ビチャビチャと音を出していると、背中をさすってもらう。
ツンさんが震えながらも、撫でてくれたのだ。
206
:
名無しさん
:2017/11/27(月) 23:23:11 ID:QGFeppU60
>>204
これこれ
207
:
名無しさん
:2017/11/27(月) 23:24:18 ID:7KPVaMXc0
(; ^ω^)「ご、ごめんお……もう大丈夫」
ξ; ⊿ )ξ「そう……良かった」
口元を拭きながら、ツンさんにお礼を言う。
ツンさんは両腕で自身を温めるようにさすっている。
どこか調子でも悪いのかと尋ねると、「別に」という、言いたくないのか言えないのか、本当に大丈夫なのか、
そんな返事が返ってきた。
ξ゚⊿゚)ξ「それより、ここって……」
( ^ω^)「……」
二人で部屋の中を見る。
何かの機械だったものが壊れ果て、部屋の中は瓦礫だらけであった。
そしてひしゃげたドア、傷一つないドア、木製のドア、いくつかのドアがあるだけであった。
とりあえず調べてみようと思うものの、あの男がいつ戻ってくるのか分からない。
そんな恐怖が、僕たち二人の足を止める。もう戻ろう、そんな気持ちに引っ張られるように、
僕はもう戻りたくて仕方がなかった。
その時、コツン、コツンと足音が聞こえた。
部屋の中、いくつかあるドアの向こうからだ。
僕とツンさんはまたしても部屋の外、ドアの陰に隠れるようにして身を小さく、小さくした。
208
:
名無しさん
:2017/11/27(月) 23:28:14 ID:7KPVaMXc0
「おっほほ。随分派手にやっちまってらぁ」
(; ^ω^)「!? 」
先ほどの足音の主だろう。
部屋の中から聞こえた声に、僕は耳を疑った。
おちゃらけたような声で、何かを探しているようにゴソゴソと音がする。
「あー、ねぇな」
「ま、しゃーないか」
(; ^ω^)「この声……」
209
:
名無しさん
:2017/11/27(月) 23:30:50 ID:7KPVaMXc0
その時、激しい轟音がこの地下全体に響き渡った。
「っと、崩壊させる気かよ。急いで出るか」
部屋から聞こえた声は、それを最後に走るような足音だけを残していく。
ξ゚⊿゚)ξ「! 」
( ^ω^)「! 」
僕とツンさんも、その声と轟音から察し、急いできた道を戻るのであった。
( ^ω^)(あの声……)
( ^ω^)(僕の聞き間違いじゃなければ)
おちゃらけたようなあの声。
何度も聞いた声だ。
(; ^ω^)(ドクオ……! )
彼は一体あそこで何をし、何を探していたのか。
ドクオ、お前は一体何なんだ。
そう思いを残し、僕は地下から抜け出したのであった。
210
:
名無しさん
:2017/11/27(月) 23:31:42 ID:7KPVaMXc0
o川*゚ー゚)o 今日はここでまで
o川*゚ー゚)o 明日の21:00頃始めます
o川*゚ー゚)o 多分短めです
o川*゚ー゚)o ここまで読んでくれてありがとうございました
211
:
名無しさん
:2017/11/27(月) 23:32:36 ID:QGFeppU60
乙乙
212
:
名無しさん
:2017/11/27(月) 23:35:36 ID:03lIuZTE0
ドクオ謎だなあ
乙
213
:
名無しさん
:2017/11/27(月) 23:53:22 ID:UGYfqErE0
乙
214
:
名無しさん
:2017/11/28(火) 09:55:47 ID:F5eJ3BLM0
毎回毎回続きがきになるぜ
215
:
名無しさん
:2017/11/28(火) 11:21:17 ID:dazagLYo0
仮にこのペースが毎日続くのだとしたらもう万々歳なのだが?
216
:
名無しさん
:2017/11/28(火) 17:09:59 ID:8ts4fOPY0
ティンコのスレ荒らしたってまじ?
それで自分はのうのうと投下してるん?
217
:
名無しさん
:2017/11/28(火) 21:26:54 ID:/JLgFhwQ0
ξ;゚⊿゚)ξ「……」
(; ^ω^)「ど、どうしたんだお?」
地下通路から出ると、僕の前を走っていたツンさんが立ち止まっていた。
購買の外、先生とクーさんが戦闘していた場所を見つからないようにして覗き、空いた手で僕に止まれと命じている。
何事かと僕もツンさんの後ろから外の様子を伺うと、僕は「あ!」と思い出す。
(; ^ω^)「先生! 」
ξ;゚⊿゚)ξ「……」
化け物の姿は既になく、先生と狙撃手、そしてクーさんだけが残っている。
人数有利であるはずが、二人の姿はボロボロで狙撃手のほうは特に大きな傷もないようであった。
(*゚ー゚)「あー……参ったわね、これ」
川;゚ -゚)「……」
([ 〓])
攻めあぐねているのか、お互いゆっくりと距離を測るようにじりじりと足を運ばせている。
先に動きを見せたのは、先生であった。
218
:
名無しさん
:2017/11/28(火) 21:27:16 ID:/JLgFhwQ0
(*゚ー゚)「動かないなら動かすまでね」
([ 〓])
瓦礫を蹴り上げ、大きな塊を拳で殴りつける。
砕け散った塊は無数の礫となり狙撃手に襲い掛かる。
その隙を狙うように、地を駆けたのはクーさんであった。
狙撃手が礫を躱し、その背後を取る。しかし、その姿は見えていたのだろう。回し蹴りでクーさんを蹴り飛ばした。
(*゚ー゚)「……無理、か」
先生が飛び掛かる。
クーさんを蹴り飛ばした狙撃手はそのまま先生の腕を掴み上げると、地面へと叩きつける。
叩きつけられた先生は体を捻り、バネのように飛び跳ねるとその拘束を解く。
クーさんのすぐ傍まで飛ぶと、今度は二人で狙撃手へ向かった。
219
:
名無しさん
:2017/11/28(火) 21:27:38 ID:/JLgFhwQ0
_,
(; -ω-)「……」
つ
ξ;゚⊿゚)ξ「……」
このまま、僕たちは校舎からゆっくりと姿を消すのは可能だろう。
しかし、このままだと先生は捕まり、クーさんはボロボロの状態で「僕」に発見される。
過去は変えてはいけない、変えるとしても決定的な場面で。
ツンさんの言葉を思い出し、動こうとする足を食い止める。
(*゚ー゚)「……」
狙撃手が二人を掴み上げ、放り投げる。
(; ^ω^)「!? 」
ξ;゚⊿゚)ξ「! 」
220
:
名無しさん
:2017/11/28(火) 21:28:01 ID:/JLgFhwQ0
僕たちのいる場所、購買のある校舎の壁に叩きつけられた二人。
ガララと音を立てて崩れる瓦礫だが、しかし飛び出したのは先生だけであった。
(*゚ー゚)「ふっ!!!! 」
([ 〓])「……もう一人は」
(*゚ー゚)「逃がしたわよ、残念」
([ 〓])「……いつ」
(*゚ー゚)「知らないの?能力持ちなのよ、私だって」
221
:
名無しさん
:2017/11/28(火) 21:34:08 ID:/JLgFhwQ0
――――――――――――
―――――――
――
(; ^ω^)「……」
ξ;゚⊿゚)ξ「……」
そうして、今度は先生と狙撃手との戦闘が始まる。
しかし先生の動きは先ほどと比べて悪く、僕の目から見ても狙撃手が圧しているというのが分かる。
結果は、僕の知っている通りになるのだろう。
ξ゚⊿゚)ξ「……逃げるわよ」
(; ^ω^)「……」
ツンさんが身を低くしながら、この場を去ろうとする。
何もできない、という無力感を噛みしめながら僕も――――――
1.黙ってツンさんの後をついていく
2.先生の姿を目に焼き付けながら、立ち去る
3.他にに何かあれば
>>223
222
:
名無しさん
:2017/11/28(火) 21:38:47 ID:k8bonpPA0
2
223
:
名無しさん
:2017/11/28(火) 21:39:34 ID:cO2P6oUY0
2
224
:
名無しさん
:2017/11/28(火) 21:41:45 ID:/JLgFhwQ0
o川*゚ー゚)o というわけで今日はここまで!
o川*゚ー゚)o 短いです、申し訳ないです。でも許してほしい
o川*゚ー゚)o 一応明日も21:00ごろ始めます!
225
:
名無しさん
:2017/11/28(火) 21:43:32 ID:k8bonpPA0
なるほど短い
226
:
名無しさん
:2017/11/28(火) 22:19:46 ID:cO2P6oUY0
乙です
227
:
名無しさん
:2017/11/28(火) 22:20:31 ID:Z9c4XsQg0
おつおつ
228
:
名無しさん
:2017/11/28(火) 23:55:08 ID:LA63FHuQ0
でも毎日あるのも凄く嬉しいな
229
:
名無しさん
:2017/11/29(水) 21:00:44 ID:RU5k8xKY0
o川*゚ー゚)o ごめんなさい、ごめんなさい
o川*゚ー゚)o ちょっと書けない状況なので今日は延期させてください
o川*゚ー゚)o 明日は大丈夫なので、よろしくです
o川*゚ー゚)o 一応、もしかしたら安価なしのを夜遅くにちらっと投げてるかもしれませんが……
230
:
名無しさん
:2017/11/29(水) 21:02:42 ID:xzrLU.cM0
おう
231
:
名無しさん
:2017/11/29(水) 21:27:14 ID:yrZO89Mo0
おk
232
:
名無しさん
:2017/11/30(木) 21:07:56 ID:3NJvlvdI0
(; ω )「……」
先生は押されつつも、決して逃げることはなかった。
まるで少しでも時間を稼ぐように、何かを守るように、逃げなかった。
自分に意識が向くように、自分が目立つように。
そんな先生の姿を目に焼き付けながら、僕はツンさんの後を追って学校から抜け出すのであった。
(; ω )(ごめんなさい)
学校から抜け出すころには、戦闘の音は止んでいた。
聞こえなくなるほど離れたのか、それとも……
233
:
名無しさん
:2017/11/30(木) 21:15:21 ID:3NJvlvdI0
――――――――――――
―――――――
――
学校の姿が見えなくなるころに、ようやくツンさんが緊張を解くように息を吐いた。
ξ;-⊿゚)ξ「……はぁ、参ったわね」
(; ^ω^)「だおね……」
参った、という言葉が何を指すのか、色々ありすぎるものの確かに参ったことというのには激しく同意だ。
これから一度態勢を整えるためにも、ツンさんの家に戻ることになった。
0時をとうに過ぎており、街灯が点々と続く道中をとぼりとぼりと歩き続ける。
234
:
名無しさん
:2017/11/30(木) 21:21:13 ID:3NJvlvdI0
ξ;゚⊿゚)ξ「どうする?」
(; ^ω^)「どうしよう」
そうしてツンさんの家に辿り着くと、二人で麦茶を呷って頭を再び悩ませた。
どうしようか、本当にどうしたものか。
一体何から始めて何をしたらいいのか全然わからない。
何ができる。
何をしたらよい。
学校で分かったことといえば、謎の地下室があり、謎の男がいて、謎のドクオがいた。
そして爆発の原因はほぼ間違いなくハローさんであり、謎の男と関りがあった、ということだ。
_,
(; -ω-)(そしてクラスのみんなは捕まっている……)
ツンさんの邸宅、元々違う名前だっただろうが掠れているせいで負け犬ハイツと読めるこの邸宅には
高岡さんも住んでいた。しかし、その彼女も今やハローさんの研究所に捕まっている。
先生も、渡辺さんもだ。
235
:
名無しさん
:2017/11/30(木) 21:24:43 ID:3NJvlvdI0
_,
(; -ω-)「……」
ξ;゚⊿゚)ξ「あー……まず学校?いやそれとも研究所?」
(; ^ω^)「……」
ξ;゚⊿゚)ξ「いやいやいや、それよりあの二人を……」
_,
(; ^ω^)「……?」
う
ツンさんが髪をくしゃくしゃにして悩んでいる隣で、僕はふと思い出す。
いや、思い出せそうで、気づきそうで、何かが引っかかる。
236
:
名無しさん
:2017/11/30(木) 21:35:11 ID:3NJvlvdI0
(; ^ω^)(……なーんか、思い出しそう)
重要なことかそうでないかも定かではないが、何となく引っかかったのだ。
僕の中の灰色の脳細胞よ、今こそ輝くときだ。働け、何のために糖質を、糖分を、脂質を、ビタミンを、その他諸々を
摂取してきたというのだ。働け、働け、働け。
(; ^ω^)(……んー)
ここまで捻っても出てこないのだから、あまり重要なことでもないのかもしれない。
だったらこのまま……
1.ひとまずツンさんと話をしよう
2.灰色の脳細胞、活躍の時!(器用判定)
3.ええい、斜め四十五度から己の頭を殴りつけるのだ
(安価発生。「何か」を推測し、時間内に書き込みがあった場合に成功となる)
>>239
237
:
名無しさん
:2017/11/30(木) 21:37:06 ID:M/0pHyFA0
んんん
238
:
名無しさん
:2017/11/30(木) 21:53:28 ID:QJI9yiVM0
わからん
239
:
名無しさん
:2017/11/30(木) 22:08:32 ID:L3cZb.Vs0
3
240
:
名無しさん
:2017/11/30(木) 22:18:21 ID:3NJvlvdI0
_,
(; -ω-)「なんか、引っかかるんだお」
ξ゚⊿゚)ξ「?」
_,
(; -ω^)「いや、何か思い出せそうで思い出せなくて……」
ぽつりと、ツンさんに自分が何か引っかかっていることを伝える。
重要なことではないかもしれないけど、と付け足すもツンさんも腕を組んで考えてくれた。
ξ゚⊿゚)ξ「……何か、ねぇ。もしかしなくても、さっきの学校に関係することよね」
う
(; ^ω^)「うーん……」
ξ;゚⊿゚)ξ「今何をしたらってことに引っかかってるようだし……」
ξ゚⊿゚)ξ「……」
_,
(; -ω-)「うーん……」
ξ゚⊿゚)ξ「思い出せないなら……」
ξ゚⊿゚)ξ「……」
ξ゚⊿゚)ξ
ξ゚⊿゚)ξ「……テレビ方法か」
( ^ω^)え?」
すると突然、ツンさんが豪快な掛け声を上げて僕の頭を思いきり殴りつけたのだ!!!!!!
241
:
名無しさん
:2017/11/30(木) 22:23:17 ID:3NJvlvdI0
( xωx)「うぐぅ……」
意識が沈む。
目の前がぷつりと真っ暗になる。
最後に聞こえたのは、ツンさんの声だろうか。
ごめんねと、頑張ってねと、恨んでねと、そんな声だ。
ただ、ふとその声でイメージした姿は、ツンさんのものではなく、
どこか懐かしく、そして親しくもなく、だけれど大切だった彼女の姿だった。
髪の毛を下のほうで結んだ、彼女の姿だった。
242
:
名無しさん
:2017/11/30(木) 22:25:40 ID:3NJvlvdI0
o川*゚ー゚)o ……
o川*゚ー゚)o 安価だよ、何を思い出せないのか、何に引っかかっているのか
o川*゚ー゚)o 「内藤君が学校で見たこと」がヒントかもね
o川*゚ー゚)o 22:50までにその「何か」に対する書き込みがあった場合、思い出すよ
o川*゚ー゚)o それじゃ、スタート
243
:
名無しさん
:2017/11/30(木) 22:29:54 ID:M/0pHyFA0
キュート関連か!?前スレ
>>700
あたりも顧みるに
244
:
名無しさん
:2017/11/30(木) 22:35:36 ID:L3cZb.Vs0
購買は先生が壊したとクーさんは記憶してたはずなのにどう見ても狙撃手が壊してるしクーさん瓦礫の中から見つかったのでまだあの場にいるんじゃない?
245
:
名無しさん
:2017/11/30(木) 22:42:08 ID:4uEGlyLA0
クーさんを発見した後に渡辺さんが捕まったからまだ助けられる的な感じかしら
246
:
名無しさん
:2017/11/30(木) 22:50:50 ID:3NJvlvdI0
ここまで
247
:
名無しさん
:2017/11/30(木) 22:55:50 ID:3NJvlvdI0
( xωx)
ξ゚⊿゚)ξ
( xωx)
ξ゚⊿゚)ξ
( xωx)
ξ゚⊿゚)ξ
( xωx)
ξ゚⊿゚)ξ
( xωx)
ξ゚⊿゚)ξ
( xωx)
ξ゚⊿゚)ξ
( xωx)
ξ゚⊿゚)ξ「科学の発展に犠牲はつきもの、か」
(; -ω^)「勝手に殺さないでほしいお……」
ξ゚⊿゚)ξ「……ところで思い出せたかしら?」
(; -ω^)')「いつつ……えーっと、そうだおね」
頭をさすると、ピリっと痛みが走る。
結構大きなたんこぶが出来てしまっているじゃないか。
( ^ω^)「……」
ξ゚⊿゚)ξ「……」
(; ^ω^)「ごめん、思い出せなかったお」
248
:
名無しさん
:2017/11/30(木) 23:03:58 ID:3NJvlvdI0
ξ-⊿゚)ξ「やれやれ、ね」
ξ゚⊿゚)ξ「思い出せないなら仕方ないわよ。気にせず、他のことに集中しましょう」
(; ^ω^)「いやそもそも殴ったら思い出すだろうって所がおかしいんだお」
ξ゚⊿゚)ξ「一理ある」
(; ^ω^)「こ、こいつ殴っておいてそれはねーぞ!? 」
そんなわけで、結局僕の引っかかりは思い出すことができず、
そして今後どうするかについては、ひとまず高度の柔軟性を維持しつつ臨機応変に対応することになった。
ただ、目下困ったことが一つだけ。
( ^ω^)「あの、僕はどこに寝たら良いのでしょうか」
ξ゚⊿゚)ξ「……」
249
:
名無しさん
:2017/11/30(木) 23:05:41 ID:3NJvlvdI0
さすがにツンさんの部屋で、一つ屋根の下で一緒に寝ることはやぶさかではないにしてもいくらなんでも
それはまだちょっと早いかなって思うし、まだ僕たちそんな関係じゃないし誰かにうわさでもされると恥ずかしいっていうか
僕が耐えられない。耐えられないというのは理性とかそういうのではなく、本当に、ちょっと、まずい。
なんというか、まずい。誰かに刺されそうだし。そうでないにしても、やはりこれは男としてダメだ。
僕は誠実な男なのだ。なのでつまるところ、
( ^ω^)「満喫で過ごすお」
そういうことになったのであった。
そして翌朝の早朝。睡眠時間にして極僅か。
若干眠たそうな顔をしたツンさんと合流した僕は、ひとまずオフィス街に向かうことにしたのであった。
250
:
名無しさん
:2017/11/30(木) 23:06:27 ID:3NJvlvdI0
o川*゚ー゚)o 今日はここまで
o川*゚ー゚)o 明日は21:30ごろ始めます
o川*゚ー゚)o 読んでくださってありがとうございました
251
:
名無しさん
:2017/11/30(木) 23:26:34 ID:4uEGlyLA0
失敗かー 乙でした
252
:
名無しさん
:2017/12/01(金) 05:10:07 ID:AwMheNKM0
おつおつ
253
:
名無しさん
:2017/12/01(金) 05:40:33 ID:Igef0wuc0
ぐぬぬ
254
:
名無しさん
:2017/12/01(金) 22:22:14 ID:doVPBQdY0
今日は・・
255
:
名無しさん
:2017/12/01(金) 22:52:36 ID:TL5HanTw0
寝過ごしました。申し訳……
更に言うと次回投下は明後日になります。申し訳……
256
:
名無しさん
:2017/12/01(金) 23:11:24 ID:AnZFp3O20
明後日か おk
257
:
名無しさん
:2017/12/03(日) 21:39:48 ID:UC1.W6UA0
; ; ; _____: : : : : : : : : . . . . . . . . .
\ !; ; ; ; ; ; ; ; ||\. . . . . . . . . . . . . .
:.\ ; ; ; ; ; ; ;|| \. . . . . . . . ll_/
i :\゙ ̄|| ̄||\ |, , . . . . . lイ-i/
\ .: | ̄!! ̄!!\\|, , , , . . . . .i||-i/:/:/:/
i.\ |: : ii: : || ..:\|, , , , , , , . . . . . . . . .i||-i/:/:/
l :\| ̄|| ̄||\/|; ; , , ___ , , ,____. . . . . . . . . . ..i||-i
\ .i | ̄!! ̄!!\\|\,,//: : : |___|\| |\..... . . . . . . . . . . . . . . . . , ,,l||-l
i.\ |i : ii: : || ..:\| :\,, : : |___| \ (⌒))゙ | .|; ; , . . . . . . . . . . . . , , ; ; ;l||-|
l :\| ̄|| ̄||\/|:\:\;.\...|___| |∠==_ | .|; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;l||-|/i/:/:/
\ .i | ̄!! ̄!!\\|;\;\;\;|,|____| |_____.| .|;; ;; ;; ; ; ; ; ;; ;; ;; ;; ;;ii ̄ ̄l||-l/i/i/
i.\ |l i iii i || ..:\|\;\;\i|..|,,,,,|\ |;;;;:::::::::|\|;; ;; ;; ; ; ; ; ;; ;; ;; ;;; ;|| l||-l :
l i\| ̄|| ̄||\/|;\;\;\l|..|;,,,,|\\.|iii|\、| |;;; ;;; ;;; ;; ;; ;; ;; ;; ;;; ;;;||__|||-| :
\ .l | ̄!! ̄!!\\|;\;\;\l|..|;,,,,|\\|iiil| \..|;;; ;;; ;;; ;; ;; ;; ;;; ;;; ;;; ;;;;l ;;; ; |||-| : :
l.\ |l l iii i || ..i\|\;\i\l|..|;;,,,|\\|iiil| |\. \; ;;; ;;; ;;; ;; ;; ;;; ;;; ;;/|,-─|||-|/i/:/:/
l i\| ̄|| ̄||\/|;\i\l\l|:.|;;,,,|\\|iill| |..:: |\|; ;;; ;;; ;;; ;;; ;;; ;;; ;;;|: i | ;;: . |||-l/l/i/
\ .l | ̄!! ̄!!\\|;\l\l\l|::|;;;,,|\\|iill| |.::; |.:..||;;; ;;; ;|iiiiiiiiiiiiiiiiiii| |/| ;;; : |||-l :
l.\ |l l iil i || ..i\|\l\l\l|::|;;;,,|\\|iill| |::;; |.::;||lllllllllllllllllllllll| |: i |,-─|||-| : :
l l\| ̄|| ̄||\/|i\l\l\l|::|;;;;;|\\|illl| |:;;; |:;;;||lllllllllllllllllllllll| |/| ;;; ; |||-| : : :
\... l | ̄!! ̄!!\\|l\l\l\l|;;|;;;;;|\\|illl| |;;;; |;;;;||lllllllllllllllllllllll| |i l | ;;; ; |||-|/l/i/i/
l.\ |l l iil i || ..i \|llll llllllllllllllllll| |/|,-─|||-l/l/l/
l l\| ̄|| ̄||゙ / ̄ ̄ ̄/|. ̄|||\ __,,.∠ ̄ ̄/~ト, .,.,--──--、、| ;;; ; |||-l : : :
___....|___q_∠___p_/_|____||_|__i'ノOo-oOソ ̄l~,、! l.<______>l . ;; ; |||-| : : ::
(()0)=ロ=(0()).-,.-、.l ー|,-、 j⊂口ニ⊃/.l-''~゙' .{iiiヽ,__=_,/iii} . \|||-| : : : ::
⊂ニ口ニニ⊃リ_/ l|ニニ_i l|_) ``´ ``´ / [___口___] \-|/l/l/
ヽゝ_ノ ̄~ヽゝ__ノ,,,ヽゝ_ノ''' / ;;!_.!;;;;;;;;;;;;;;;;;゚;!_.! \
( ^ω^)「さて、これからだけど……」
ひとまずオフィス街についた僕たちは、当てもなく辺りをウロウロとふらついていた。
この時間だと確か「僕」は学校に行き、ギコと会ってから公園へ、商店街、神社、そしてオフィス街と向かったはず。
なので最終地であるオフィス街にいることにしたのだが、いかんせんそれまで時間がある。
( ^ω^)「……ハローさんの研究所に行くか、ハローさん本人を探してみるかお?」
ξ゚⊿゚)ξ「ハローさんの居場所、分かるの?」
(; ^ω^)「わからないけど、研究所を見つけたのってハローさんの後を追いかけたからなんだおね」
_,
(; -ω-)「だからこの辺を探していれば……と思うお」
う
ξ-⊿゚)ξ「なるほどね」
258
:
名無しさん
:2017/12/03(日) 21:46:32 ID:UC1.W6UA0
ξ゚⊿゚)ξ「でも、それだったらオフィス街じゃなくて商店街のほうを探しても良いんじゃない?」
( ^ω^)「……あ」
そういえば、最初にハローさんを目撃したのは商店街だった。
あの時はハローさんのことをただの変な人としか意識してなかったから、そのまま別れてしまったが
後を付けていたらよかったかもしれない
(; -ω-)「……いや! でもそれならギコの後を追うっていうのも手じゃないかお!? 」
ξ;゚⊿゚)ξ「んー……ちょっと危険な橋な気もするけど」
( ^ω^)「ハローさんを追うのだって十分危険だと思うお」
ξ;゚⊿゚)ξ「まぁ、そうなんだけど……」
まぁ、ギコ本人に執拗に追われたツンさんだから嫌がる気持ちもわかる。
ただ、ハローさんの動きはある程度掴んではいるもののギコの動きは公園を最後に分かっていないのも事実。
もしかしたら、また新たに何かが分かるかもしれないし、分からないかもしれない。
あの後、直接 研究所に行ったっておかしくはないのだし。
259
:
名無しさん
:2017/12/03(日) 21:51:42 ID:UC1.W6UA0
( ^ω^)「でもまぁ、どう動くにせよオフィス街からならどこにだって行けるお」
ξ゚⊿゚)ξ「そうね、時間的にもそんなにかからないし」
( ^ω^)「ただ一番近いのは商店街かお?」
ξ゚⊿゚)ξ「次に学校かしらね」
時間はまだ十分あるので気にしなくて良いだろう。
ひとまず、問題はこのままここにいるのかそうでないのか。
誰を調べて動くのか。
そこが問題だろう。
ξ゚⊿゚)ξ「……どうする?」
_,
(; -ω-)「んー……」
う
ξ゚⊿゚)ξ「私としては、どっちでもいいけどね。初めてだし」
( ^ω^)「なら、ここは……」
1.ここにいる
2.商店街に
3.学校に
4.神社に
5.公園に
6.その他(どこか行きたい場所があれば指定してください)
7.他になにかあれば(それ以外でなにかあったら)
>>261
260
:
名無しさん
:2017/12/03(日) 21:53:48 ID:Z3dFagAg0
2
261
:
名無しさん
:2017/12/03(日) 21:56:59 ID:AqYxQkmA0
2
262
:
名無しさん
:2017/12/03(日) 22:03:48 ID:UC1.W6UA0
――――――――――――
―――――――
――
ヽ.. ::::| ,i´ヽ
ヽヽ. :::| | \
i i 、:::| 〕____\ ノ;ヽ †____
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` ゝ |ソ└ ┘;;;| .|:::| 口 |::::| //iiヾ ̄ヽ // √;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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,-.、 | |;;ゞ== /// /ヽ::| . |::::|┌───// ト=イヾヽ| | ヽ | || | | |;;;;;;;;;;;;;;;;;;
,i:::::::i. .| |(( ─ ))ノ 〔()〕::| |::::|_ノ;;;;;;;;;;;/L/四 品 四ヾ| |ヽ ‡ / | || | | ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;
l i::::::l |───┬┬─ ̄|@.~ ̄ ||ノ| /|/イ─────ヽ ゝ/\ / _,,.. -;;;;;;;;;;;;;;;;;;
|;;;i:::::| .|ゞヽ .┌┴┴┐ | |ヽ _ |;| Kノ/ || ||ロ||ロ||ロ||ロ||;| ̄|ゝ/ ̄ヽ /‐エ''"´──
|;;;i:::::| .|l;; │Cafe.| | |@/;;;;;;ヽ |;| |ム-|‐|||──┬──|| | /;;|[]|;;;ヽ─┌|┌┐l┌┐
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|;;;|.....| .|;| ;;ゞ ...:::::|| .|≡| |┘ └!;|| 乍.| ||┌田 田 田┐| |..||~:[] ||l─ノ|ヾ;;;i::;;ゞ;;;ヽソ
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i;;;| .| | トヽ l l .l ``'‐.、、.._.|..|ト'‐.、.、.._ | ト‐--.、_____ _
i;;;|─.|-'`| ̄ .| | | ``''‐.、、.._. | ト‐--.、_____ ̄ ̄| | |
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ヽ| .| .|_ | l ヽ ` `'‐‐‐‐‐‐‐| | |
. l|_ | // ヽ ヽ \
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/ / ヽ. ヽ. ヽ.
( ^ω^)「いたかお?」
ξ゚⊿゚)ξ「いやまだ」
商店街についた僕たちは、早速ハローさんを探していた。
この時間ならまだ僕は学校に向かっているところだが、あまりモタモタしていると鉢合わせてしまう可能性がある。
できるなら早めに見つけたいところだが、逆にハローさんに見つかってしまうことがないようにもしたい。
263
:
名無しさん
:2017/12/03(日) 22:11:52 ID:UC1.W6UA0
( ^ω^)「いたかお?」
ξ゚⊿゚)ξ「いやま……」
そうして探しながら、先ほどと同じようにツンさんに尋ねる。
ξ゚⊿゚)ξ「だ……じゃない、居たわ。見つけた」
( ^ω^)「! 」
ツンさんが見つからないよう、僕を物陰に引っ張り込んでから指で指し示す。
その先を見ると、確かに居た。
('A`) 「〜〜♪」
なにやら機嫌が良さそうに歩いているドクオがいたのだ。
264
:
名無しさん
:2017/12/03(日) 22:12:13 ID:UC1.W6UA0
( ^ω^)「なんだドクオかお……」
ξ;゚⊿゚)ξ「『なんだ』ってあんたねぇ……」
ツンさんが眉間に皺を寄せる。
何か変なことでも言ってしまっただろうか。
( ^ω^)「だって、別にドクオだお?」
ξ゚⊿゚)ξ「そうだけど……」
( ^ω^)「まぁ、機嫌が良さそうなのは何かアレだけど」
ξ゚⊿゚)ξ「そこに引っかかるか」
265
:
名無しさん
:2017/12/03(日) 22:14:39 ID:UC1.W6UA0
(; ^ω^)「うーん、でもまぁ機嫌良さそうだし、別に良いかお」
ξ゚⊿゚)ξ「……?」
( ^ω^)「ん?どうしたおツンさん」
ξ゚⊿゚)ξ「いや……」
ξ゚⊿゚)ξ「あそこにいるの、ドクオよね?」
( ^ω^)「うん」
ξ゚⊿゚)ξ「思うことは?」
( ^ω^)「機嫌良さそうだな、くらいだお」
ξ゚⊿゚)ξ「あとはどうでも?」
( ^ω^)「まぁ、どうでも」
ξ゚⊿゚)ξ「……」
( ^ω^)「え、なに?」
266
:
名無しさん
:2017/12/03(日) 22:17:29 ID:UC1.W6UA0
ξ゚⊿゚)ξ「歯ぁ喰いしばって声は出さないでね」
( ^ω^)「え?」
次の瞬間、ツンさんの強烈なビンタが僕の右頬を襲った。
(#;ω;)「痛い! 」
ξ゚⊿゚)ξ「あそこ、ドクオ」
(#;ω;)「それがどう――――」
ξ゚⊿゚)ξ「ふん! 」
そしてもう一発、今度は左頬にビンタが。
(#;ω;#)「だから何を――――――あ!!!!!!!!!!!!!!! 」
ξ゚⊿゚)ξ「目が覚めたようね?」
267
:
名無しさん
:2017/12/03(日) 22:23:13 ID:UC1.W6UA0
ξ゚⊿゚)ξ「あそこ、ドクオよね?」
(; ^ω^)「……はい」
ξ゚⊿゚)ξ「どう思う?」
(; ^ω^)「クソ野郎です」
ξ゚⊿゚)ξ「うむ」
(; ^ω^)「あーーーー……あの時?あの時既にかお? 」
ξ-⊿゚)ξ「考えられるのは、そうでしょうね」
( ^ω^)「あいつホントなんなんだお……クソ……」
268
:
名無しさん
:2017/12/03(日) 22:26:36 ID:k8OgjdzI0
よしドクオエンカウントはホモ的に嬉しいな
269
:
名無しさん
:2017/12/03(日) 22:27:19 ID:UC1.W6UA0
両頬を摩りながら、僕は僕のズレを認識した。
ドクオに対する感情が、何だかどうにも良いように捉えてしまっていたのだ。
それは十中八九ドクオの能力で、僕の感情をズラされたからだろう。
現に、目の覚めた今となっては腹立たしくて仕方がない。
能力をかけられたのは、ツンさんの家だと思う。
( ^ω^)「……ツンさんは無事なのかお?」
ξ゚⊿゚)ξ「あぁ、もし私に感情をズラしても反転して元に戻るからね」
ξ゚⊿゚)ξ「嫌いなままよ」
(; ^ω^)「あ、さいですか……」
ちょっとだけ、ドクオに同情しよう。
270
:
名無しさん
:2017/12/03(日) 22:28:17 ID:UC1.W6UA0
ξ゚⊿゚)ξ「さて、ここからだけど……」
偶然にも、ドクオを商店街で見つけてしまった。
ハローさんを見つけたいところだったが、彼女の姿は見つからないままである。
ツンさんが僕の意見を黙って待つ。ドクオの姿はまだ見えているが、早めに判断しなくてはいけない。
(; -ω^)(ドクオにしても結局ハローさんの研究所に行くことに変わりはない)
う
(; -ω^)(だけど正直、ドクオは不気味なんだお。いや色々と)
う
_,
(; -ω-)(勿論、後を追うのだって良いし、ハローさんを探すのだって良い。結局は同じことだ)
う
( ^ω^)(だったらここは―――――)
1.ドクオを追いかける
2.いやハローさんを探そう
3.ほかに何かあれば
>>271
271
:
名無しさん
:2017/12/03(日) 22:36:56 ID:DWf0wzhA0
1
272
:
名無しさん
:2017/12/03(日) 22:37:24 ID:DWf0wzhA0
1
273
:
名無しさん
:2017/12/03(日) 22:38:20 ID:DWf0wzhA0
すまん2回打っちった
274
:
名無しさん
:2017/12/03(日) 22:44:59 ID:UC1.W6UA0
( ^ω^)「ドクオを追いかけるお」
ξ゚⊿゚)ξつ スッ
(; ^ω^)「え!? 何で手を振り上げてるの?! ビンタ!? なんで!? 」
ξ゚⊿゚)ξ「いや、追いかけるのってもしかしてまだ……と思って」
(; ^ω^)「違うから! 違うから! 大丈夫! しょうきに! もどった! 」
両頬を守りながらツンさんに弁明をする。
なら良いんだけど、と彼女は言うと凶器の右手を下ろし、その鋭さを持つ眼光をドクオの方へとまた向けた。
ドクオはゆったりと歩いており、僕たちは静かにその後ろをつけるのであった。
275
:
名無しさん
:2017/12/03(日) 22:45:51 ID:UC1.W6UA0
o川*゚ー゚)o それでは今日はここまで
o川*゚ー゚)o 次回も明後日に再開予定です
o川*゚ー゚)o 多分21:00〜22:00の間です
o川*゚ー゚)o よろしくお願いします
276
:
名無しさん
:2017/12/03(日) 22:57:21 ID:AqYxQkmA0
おつ
277
:
名無しさん
:2017/12/03(日) 22:58:20 ID:DWf0wzhA0
乙でした
278
:
名無しさん
:2017/12/04(月) 08:30:53 ID:R6HDkIwY0
おつ
ツンさんいないとドクオ攻略無理っぽいな
279
:
名無しさん
:2017/12/04(月) 08:34:46 ID:LLAmFW5o0
過去の出来事がリアル時間で一年以上前というね……
280
:
名無しさん
:2017/12/04(月) 18:08:05 ID:6u4/Q.EA0
ブーンにも釣られてズラされたわ……ドクオ……
281
:
名無しさん
:2017/12/05(火) 14:06:51 ID:dm/VN83I0
ムカデのスレ荒らしたってマ?
282
:
名無しさん
:2017/12/06(水) 19:12:50 ID:Xrjv3kYc0
12月3日に明後日、投下しますと言いましたね。
明後日、というのは12月5日のことですね。
投下、ありませんでしたね……
あの日、いったい何が起きたのか……
投下の前にちょっと横になったんです。
そのあと、ハッとして起きたんです。寝すぎたー!と。
時計見たんです。4時でした。朝の。寝たのは20時ごろだったのに。怖かった。
でもスッキリしてました。ごめんね。
おとなはウソつきではないのです。
まちがいをするだけなのです……
283
:
名無しさん
:2017/12/06(水) 19:52:57 ID:xHjmJadg0
睡眠は大事
284
:
名無しさん
:2017/12/06(水) 20:09:21 ID:Xrjv3kYc0
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285
:
名無しさん
:2017/12/06(水) 20:09:50 ID:Xrjv3kYc0
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L;_:: ノ;;;::: . l文|. |┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴(゚-゚ξ ヒョコッ
~ ー 、_i ::... | ̄ |┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬ω^ ) ヒョコッ
ヽ.,._|_ |─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴
"" ^"~
ξ゚⊿゚)ξ「……どこに行くのかしら」
_,
( ^ω^)「……さぁ?」
う
286
:
名無しさん
:2017/12/06(水) 20:10:42 ID:Xrjv3kYc0
ドクオの後を付けるも、その目的地は分からないままであった。
商店街から出るかと思いきや、特にどこかに行く様子もなくフラフラとしている。
('A`) 「……?」
くるり、とドクオが振り返る。
僕とツンさんは慌てて顔を引っ込める。
顔に似合わず、意外と勘が鋭いのかもしれない。
('A`) 「誰かいるのか?」
( ^ω^)(それで返事するやつはいないと思う)
('A`) 「いないか……」
('A`) 「まさか、俺のストーカー……?」
('A`) 「参ったなぁ」
('A`) 「俺ってばそういうとこ、あるからなぁ」
何だかいたたまれなくて出てしまいそうになるのをぐっと堪える。
というかツンさんを抑える。
(; ^ω^)(出ないで! 出ないで! 出ないで! )
ξ゚⊿゚)ξ(そういうとこってどういうことよ! 腹立って仕方ない)
287
:
名無しさん
:2017/12/06(水) 20:11:09 ID:Xrjv3kYc0
ツンさんの無表情の顔がとても怖い。
何とかツンさんを落ち着かせた僕は、ドクオの後を追うべくもう一度顔を覗かせる。
ドクオがまだこちらを見ている可能性もあるから、慎重だ。
(; ^ω^)「……あれ」
ξ゚⊿゚)ξ「どうしたのよ」
(; ^ω^)「……ドクオ、いない」
ξ;゚⊿゚)ξ「は!? 」
気づかれたのか、それとも単純に見失ってしまっただけなのか。
先ほどまでいたはずのドクオの姿が、そこにはなかった。
僕とツンさんは急いで辺りを見渡すが、やはりドクオの姿は見えなかった。
288
:
名無しさん
:2017/12/06(水) 20:11:32 ID:Xrjv3kYc0
(; ^ω^)「ど、どうしよう! 」
ξ;゚⊿゚)ξ「落ち着きなさい、どうせ近くにいるわよ」
ξ;゚⊿゚)ξ「見えないのは単に直線状にいないだけ。どこかで曲がったりしただけよ」
(; ^ω^)「なら、すぐに探しに―――――
探すといっても、闇雲になるけど。
そう思いながらも駆けだそうとしたとき、「キャッ」と、短い悲鳴が聞こえた。
もしかしてドクオがついにやらかしたかと思い、僕とツンさんはその声のほうへと駆け出した。
289
:
名無しさん
:2017/12/06(水) 20:14:53 ID:Xrjv3kYc0
声はすぐ近くで、道を2,3回ほど曲がってすぐに見つけることができた。
('A`) 「おっ」
ついでにドクオも見つけて。
(,,゚Д゚)「うっす」
ついでにギコも見つけて。
(; ‘∀‘)「ひえぇ〜〜〜! さ、さっきの犬みたいなのはなんだったんですか!? 」
ついでに腰を抜かしたどこかで見たことのある人がいた。
ξ;゚⊿゚)ξ「ガナーじゃない……」
290
:
名無しさん
:2017/12/06(水) 20:16:30 ID:Xrjv3kYc0
そうだ、ツンさんのバイト先の子だ。
その彼女の言葉から考えるに、化け物に襲われそう、もしくは見たのだろう。
それをドクオかギコが倒した、というところだろうか。
('A`) 「あー……悪いね、ちょっと認識ズラすから」
(; ‘∀‘)「へ?」
そうしてドクオが彼女の頭に手をかざしてから、手を掴んで立ち上がらせた。
ガナーさんはキョロキョロと不思議そうに辺りを見渡すと、また不思議そうにおずおずとドクオとギコの二人に頭を下げる。
(; ‘∀‘)「や。すみません、急にサッカーボールが飛んできて驚いちゃって」
('A`) 「いやいや、近所の子が遊んでたからね。仕方ないよ」
(; ‘∀‘)「えっへっへ、お恥ずかしいところを見られてしまった。それじゃ、私はこれで……」
291
:
名無しさん
:2017/12/06(水) 20:30:28 ID:Xrjv3kYc0
彼女が首を傾げながら去っていくと、ドクオとギコだけがその場に残る。
僕とツンさんは変わらず、見つからないように隠れながら様子を伺う。
('A`;) 「……っぶねぇ。 間に合って良かったー! 」
(,,゚Д゚)「だな。俺が間に合って良かったな」
('A`) 「いやお前がいなくても俺が倒してたから、マジで。マジ」
(;゚Д゚)「お前が弱いの、俺知ってんだから見栄張るなよ」
('A`) 「お前の好感度ズラして意のままに操るぞ」
(,,゚Д゚)「俺にそれは効かねーっての」
('A`;) 「そうだった……」
('A`;) 「え、そうすっと俺、お前に勝てないじゃん」
292
:
名無しさん
:2017/12/06(水) 20:30:51 ID:Xrjv3kYc0
(;゚Д゚)「俺に勝ってどうすんだよ……」
('A`) 「どうって……」
('A`)「そりゃ……」
('A`) 「……」
('A`)
(;゚Д゚)「おい無言になるのやめろって。怖いから。怖いから!!! 」
('A`) 「まぁまぁ」
(;゚Д゚)「やめろ! 触るな! 怖い! 」
('A`) 「何もしねーよ」
(;゚Д゚)「そういうセリフが怖いんだって! 」
293
:
名無しさん
:2017/12/06(水) 20:32:06 ID:Xrjv3kYc0
('A`) 「俺、お前に勝てねーんだから何もできねーだろ」
(;゚Д゚)「やだ! 怖い! お前! 怖い! 何かしそう! 」
('A`) 「何もしねーってば」
('A`)
('A`) 「……うん」
(;゚Д゚)「ヤダーーーーーーーーーー!!!! 」
('A`) 「……つーか俺って、誰相手なら勝てるの?」
(,,゚Д゚)「誰って……」
294
:
名無しさん
:2017/12/06(水) 20:37:35 ID:Xrjv3kYc0
(,,゚Д゚)「先生とハインには速攻でぶっ潰されるだろ?」
(,,゚Д゚)「あと都村と渡辺にも速攻で片付けられるだろ?」
(,,゚Д゚)「あの転入生はわかんねーけど、多分無理だろ」
(,,゚Д゚)「ハローさんにも触れられねーだろうし」
('A`) 「ツンは?」
(,,゚Д゚)「一番相性悪いだろ。お前無防備になるぞ」
('A`;) 「俺弱くね!? 」
295
:
名無しさん
:2017/12/06(水) 20:38:48 ID:Xrjv3kYc0
(,,゚Д゚)「でもお前が一番怖いよ。相手にしたくない」
('A`*) 「え、そう?何か強キャラっぽくてちょっと嬉しいんだけど」
(,,゚Д゚)「みんな思ってるよ。相手にしたくないって」
('A`*) 「そうかぁ……」
('A`) 「……あれ、それって戦いたくないって意味で良いんだよな?」
(,,゚Д゚)「うっし。それじゃ、行くとするかー! 」
('A`) 「ねぇ、相手にしたくないってどういう意味で? ねぇ、俺とお前で意識の差が生まれてないよな?」
(,,゚Д゚)「言葉のまんまだよ」
('A`;) 「ハッキリ言って! こういうの夜寝られなくなるやつだから! 」
(,,゚Д゚)「自分の意識ズラして安心すりゃ良いだろ」
('A`;) 「お前それもう語るに落ちてねーか!? なぁ!? 」
(,,゚Д゚)「気にしすぎだってw」
('A`;) 「ちょっと鼻で笑ってんじゃねーよ!!!!! 」
296
:
名無しさん
:2017/12/06(水) 20:42:48 ID:hQy.GpjQ0
やっぱドクギコハローは仲間かな
297
:
名無しさん
:2017/12/06(水) 20:47:03 ID:Xrjv3kYc0
(,,゚Д゚)「はいはい。悪かった悪かった。ほら、とっとと行くぞ」
('A`) 「……」
(,,゚Д゚)「どうした?」
('A`) 「いや、なんでもねーよ」
('A`) 「それじゃ、研究所に戻るとするか。商店街の入り口で良いんだっけ?」
(,,゚Д゚)「あぁ」
('A`) 「そうか。廃墟の設楽場ビルだったよな、入口」
(,,゚Д゚)「おう。覚えてるなら良いんだけどよ。んじゃ、行くぞ」
('A`) 「おんぶしてくんね?」
(,,゚Д゚)「きめぇ」
298
:
名無しさん
:2017/12/06(水) 20:52:56 ID:Xrjv3kYc0
――――――――――――
―――――――
――
ξ゚⊿゚)ξ「……」
( ^ω^)「……」
二人が立ち去ったのを確認し、僕たちは姿を現す。
299
:
名無しさん
:2017/12/06(水) 20:53:59 ID:Xrjv3kYc0
ξ゚⊿゚)ξ「商店街にも入口があったのね」
( ^ω^)「みたいだおね」
ξ゚⊿゚)ξ「……」
( ^ω^)「……」
ξ;゚⊿゚)ξ「どうする?」
(; ^ω^)「どうするって……」
一応、商店街から研究所へ行く入口は分かった。
目的は一部達成したといってもいいだろう。
ツンさんのいう「どうするか」というのは、このまま後を付けるかどうするか、ということだが……
1.後を付ける(器用判定)
2.やめよう
3.他に何かあれば
>>302
300
:
名無しさん
:2017/12/06(水) 20:55:51 ID:hQy.GpjQ0
ksk
301
:
名無しさん
:2017/12/06(水) 21:25:23 ID:lpf41YLI0
1
302
:
名無しさん
:2017/12/06(水) 22:12:39 ID:lpf41YLI0
1
303
:
名無しさん
:2017/12/06(水) 22:18:55 ID:Xrjv3kYc0
o川*゚ー゚)o では今日はここまで!
o川*゚ー゚)o 次回は判定からです!いじょ!
304
:
名無しさん
:2017/12/06(水) 22:25:15 ID:hQy.GpjQ0
乙
305
:
名無しさん
:2017/12/06(水) 22:59:16 ID:B.8oXSLA0
おつおつ
306
:
名無しさん
:2017/12/07(木) 01:18:45 ID:gSAoJbn20
乙!
297のドクオの台詞は、わざとブンツンに聞かせてるっぽいなぁ��
ドックンまじ思考が見えねぇ
307
:
名無しさん
:2017/12/07(木) 02:00:43 ID:UuFqu9fM0
>>306
確かにそうとも取れるな
308
:
名無しさん
:2017/12/07(木) 08:01:40 ID:oeCVeVN60
会話だけ見てると微笑ましいのになあ
本当に敵なのか疑わしくなる
309
:
名無しさん
:2017/12/08(金) 21:14:14 ID:jgqRmQ2.0
o川*゚ー゚)o 明日の21:00ごろやりまうわぁ
310
:
名無しさん
:2017/12/08(金) 21:21:34 ID:BDZa0.760
(’e’)うわぁ〜
311
:
◆n9rOMJEXKs
:2017/12/09(土) 20:25:58 ID:dg7ivDHk0
o川*゚ー゚)o 判定だけちょっと早めにやっておきます
o川*゚ー゚)o 器用判定。100までの好きな数字を
>>313
o川*゚ー゚)o 14+5+12=31
o川*゚ー゚)o トリップキーとの合計値が31以下で成功
312
:
名無しさん
:2017/12/09(土) 20:29:23 ID:zjYoHz0Q0
お
313
:
名無しさん
:2017/12/09(土) 20:32:48 ID:EsSEE2HI0
23
314
:
名無しさん
:2017/12/09(土) 21:02:47 ID:dg7ivDHk0
( ^ω^)「後をつけるお」
ξ゚⊿゚)ξ「二人とももういないのに?」
( ^ω^)「……」
ξ゚⊿゚)ξ
( ^ω^)「……こっちだお! 」
ξ゚⊿゚)ξ「……」
( ^ω^)
ξ゚⊿゚)ξ「勘か」
(; ^ω^)「い、いやなんとなく」
ξ゚⊿゚)ξ「それを人は勘と呼ぶのよ。知ってた?」
(; ´ω`)
ξ゚⊿゚)ξ(まぁ、入口は分かったんだし別にいいけどね)
ひとまずドクオとギコの後を追い続けることにした僕たちは、彼らが行ったであろうとされる方へ向かって歩き出した。
ツンさんの視線が若干怖いけれど、確かに勘だけれども。
315
:
名無しさん
:2017/12/09(土) 21:08:59 ID:dg7ivDHk0
(; ´ω`)
ξ゚⊿゚)ξ「……」
そうして、景色はどんどん見知ったものになっていく。
歩けば歩くほど、商店街から遠のいていく。
それに合わせてツンさんの眉間に皺が寄っていく。
ξ゚⊿゚)ξ「ねぇ」
(; ´ω`)「……はい」
ξ゚⊿゚)ξ「商店街から離れたわね」
(; ´ω`)「えぇ」
316
:
名無しさん
:2017/12/09(土) 21:09:20 ID:dg7ivDHk0
ξ゚⊿゚)ξ「ギコとドクオいないわね」
(; ´ω`)「えぇ」
ξ゚⊿゚)ξ「私たち、何をしていたんだっけ」
(; ´ω`)「ドクオたちの後を追いかけると僕が言い出しまして……」
ξ゚⊿゚)ξ「そうね」
(; ´ω`)「はい」
ξ゚⊿゚)ξ フン
(; ´ω`)「……」
怖い。
ツンさん、怖い。
というのも、ドクオの後を追うと息巻いて歩いた僕たちは今、物凄く見覚えのある建物の近くまで来ていたからだ。
昨日壊れて、そして今朝は立ち入り禁止となった。
ξ゚⊿゚)ξ「学校に戻ってきちゃったじゃない」
その学校の裏手に辿り着いてしまったのだった。
317
:
名無しさん
:2017/12/09(土) 21:14:35 ID:dg7ivDHk0
(; ´ω`)「だ、だってぇ……」
勘だったんだもの。
とは口が裂けても言えない。
しかし結果は無慈悲にもドクオ達は見失ったし無駄な時間を過ごしてしまったわけだ。
なので僕はそれ以上の言葉を続けることができず、困ったように学校へと視線を戻すのであった。
( ^ω^)「お」
ξ゚⊿゚)ξ「どうしたのよ」
視線を戻した僕が見つけたもの、それを僕はツンさんへ教える。
ξ゚⊿゚)ξ「あ」
ツンさんが僕と同じように口をぱっくりと開ける。
それを見て、僕は自然とほほが緩んだ。
318
:
名無しさん
:2017/12/09(土) 21:15:23 ID:dg7ivDHk0
ξ;゚-゚)ξ「〜〜〜〜〜〜っ」
( ^ω^)
('A`)
(,,゚Д゚)
ドクオとギコが校舎内に入っていくところが見えたのだった。
( ^ω^) ドヤァ
ξ;゚⊿゚)ξ「……」
( ^ω^) ドヤドヤ?
( ^ω^)「ドクオ達、居たお?」
( ^ω^) ドヤドヤドヤァ?
ξ;゚⊿゚)ξ「や、やるじゃない……」
( ^ω^) ドヤァァァァァァァ!
ふふふ。気持ちが良い。
久しぶりの感情だ。
ツンさんの悔しそうな顔が堪らなく気持ちが良い。
319
:
名無しさん
:2017/12/09(土) 21:17:03 ID:dg7ivDHk0
o川*゚ー゚)o #owari89
o川*゚ー゚)o 23+89=(1)12
o川*゚ー゚)o 合計値31以下なので成功
320
:
名無しさん
:2017/12/09(土) 21:17:40 ID:zjYoHz0Q0
おお
321
:
名無しさん
:2017/12/09(土) 21:21:42 ID:dg7ivDHk0
――――――――――――
―――――――
――
。s=s。
,.、- Y´\ /`Y
,.イ~::|\________________∠,,__|ニニニニ|_________________
|| | :| |::|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|__|__l__|__|_|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|
|| | :| |::| | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |__|__l__|__|_| | | | | | | | | | | | | | | | | |
ァ... || | :| |::|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|__|__l__|__|_|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|┬ァ'
( || |,、‐''゙´´``丶、 | | | | | | | | | | | | | | | | |__|__l__|__|_| | | | | | | | | | | | | | |,.、-‐=彡:. :. :
: ⌒ヽ'⌒\ : : : : : : : :::`ヾ、 |-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|__|__l__|__|_|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|/:゙:゙:゙:゙:゙: : : : :/:. :. :. :
: :xく:.;:.;:.;:.;:.;:.;\: : : : : : : : :ミ、 | | | | | | | | | | | | | |__|__l__|__|_| | | | | | | | |_彡'´:: : : : : : : γ´:. :. :. :. :.
: : : \::.;:.;:.;:.;:.;⌒ヽ: : : : : : : ミ=-.|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:| | ̄ ̄ ̄~ |-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|ー=ミ: : :_彡'´:. :. :. -=≦:.
: : : : : :\:.;:.;:.;:.;:.;⌒>: : : : _彡´ | | | | | | | | | | | | | |]]]]]]]] | | | | | | | | | ー=彡: く:. :. -=≦:. :. :. :. :.
: : : : : : ⌒\:.;:.;:.;:.;ノ´: : : : : ::ノ二二二二二二二二二Y^Y。s==个==s。Y^Y二二二二二二二γ´: : : : )´:. :. :. :. :. :. :. :. :.
: : :γ´: : : : :そ:.;:.;:.;ヽ:. :. :. :.:.:.| |__|_|_|_|_|_|_|_|_| | |_|_|_|,i|:::|ィ升「 ̄~l〕トミ:: |_|_|_,|_|_|_|_|_|_|γ⌒ヽ⌒ヾ__彡'´:. :. :. :. :. :./:.
: : 八__彡'^´:.;:.;:.;:.;:.;:.;:) :. :. :. :.| |__|_|_|_|_|_|_|_|_| ̄i|冂|_,|:::|_|_|_| ̄| ̄|_|_l.|:::|_冂_|_|_|_|_|_|_|_|: : : : : :彡'´:. :. :. :. :. :. :. /:. :.
ノ´:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;r‐':. :. :. , -r‐|^\TTTTTTTTT||| || .|:::| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~|:::| | ||TTTTTTTTTTTTT‐、: : : : i:i:i:i:i:乂⌒ヽ'´:.
´:.;:.;:.;:.;:.;_彡'⌒ヾ:.;:.;(:.:.:.:.:.:r'‐、_ノ'´ ̄)⌒) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:,~:,~ヽ⌒ヽ;'从从;';';'{;;;;;;(:.
⌒´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.r‐‐、:::/⌒ヽ '´ f⌒/ :, :, :, :, :, :Y⌒Y;';';';';';';'乂;;;;;`
|;'ー=ミ^;^;^;^ノ__γ⌒ヽ'''´_ ノ⌒) ,. :, :, :, :く⌒Y⌒ヽ洲ヾ;;;;;
;';';';''⌒;';';';'_{_>'⌒ _∟>─────────────────────────────-<⌒ヽ洲洲
_,
(; ^ω^)「……しかしなんで学校に?」
つ
_,
ξ;゚⊿゚)ξ「……」
ドクオ達を見つけたは良いものの、校舎の裏手で僕たちは、しかし立ち往生していた。
322
:
名無しさん
:2017/12/09(土) 21:23:15 ID:dg7ivDHk0
( ^ω^)
( ^ω^)「お?」
ξ゚⊿゚)ξ「どうかした?」
( ^ω^)「いや、なんかいま」
( ^ω^)「……」
(; ^ω^)「……ん?」
323
:
名無しさん
:2017/12/09(土) 21:25:07 ID:dg7ivDHk0
──────── 危険察知 Ver.EXが発動しました。
.
324
:
名無しさん
:2017/12/09(土) 21:25:57 ID:zjYoHz0Q0
!!
325
:
名無しさん
:2017/12/09(土) 21:26:13 ID:dg7ivDHk0
──────── 現在のステータスです
( ^ω^):内藤ホライゾン
▽ 能力 ▽
運動神経(55) 普通だぞ
記憶力(62) 割と良いぞ
器用(14) 凄く悪いぞ
運(52) 普通だぞ
▽ スキル ▽
主人公の資質(番外) … たまに勝手に動くぞ。判定時、+5の補正
口先の魔術師 … たたみかけモードを発動するぞ。話術を使う場面に限り、+10の補正
常識フィルター(偽) … 多分、常識的。恐らく
不屈の根性 … そのしぶとさは異常。もはや異能生存体。1日3回の振りなおし*残り2回
危険察知 Ver.EX … 何度も死んだ経験。既知の脅威から身を守り、既知の脅威を予知出来る。(パッシブ)
意地 … 絶対に助ける。何度も願った思い。同行者が居る場合、全ての判定に+12の補正(パッシブ)
嘘看破 … 判定成功時、相手の嘘が何となく分かる。(パッシブ)
死に損ない … 何度でも繰り返す。わずかに残った記憶から、最善の行動が取れる(パッシブ)
運命のコイントス … 運命を捻じ曲げる。即死確定時、トリップに仕込まれた1〜10の数字を予想する。成功した場合、判定をクリティカルに捻じ曲げる(1日1回)
俊足 … 運動神経の判定時、+10の補正。(1日2回)*残り1回
不器用なりの努力 … 器用の判定時、+10の補正。(1日2回)
暗可機械 ・・・ アンカギミック。念じたことに対応する機械を出せる。(1日1回。内容次第で劣化の可能性あり)
おまじない … すべての判定に+5(一度だけ)
キュートな呪い … 一週間以内にキズナを結ばないと死ぬぞ。死んでも死に戻るぞ
▽ キズナ ▽
渡辺さん … 。
高岡さん … 。
▽ 道具 ▽
家のカギ … とっても大事
携帯電話 … 必需品
財布 … お金はまだある
ライター×2 … 燃やせるものは限られている
トランプ … いつかみんなで遊べると思う
箱 … 暗可機械であり都村さんの立体映像が飛び出す。結構小さい
326
:
名無しさん
:2017/12/09(土) 21:32:04 ID:dg7ivDHk0
運判定。
52+5+12=69
トリップキーとの合計値が69以下で成こ―――――――
327
:
名無しさん
:2017/12/09(土) 21:32:25 ID:dg7ivDHk0
─────── 科学の加護が発動しました。確率変動します
.
328
:
名無しさん
:2017/12/09(土) 21:34:06 ID:dg7ivDHk0
__ 00
. | | r、
|_| \>
{
\ |l|w/L ,r_/
\\{w└ ¨ ´ /
三 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = \´ 彡x≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = -
> ; ’ ∠─
/ }|
/´ヾ, r、r‐|^`
// }´
/ ,⊆.己 [][]「l
`フ_厂 くノ
329
:
名無しさん
:2017/12/09(土) 21:36:42 ID:dg7ivDHk0
_,
(; -ω^)「つっ」
(; ^ω^)(何だお)
(; ^ω^)(今、一瞬鋭い痛みが――――)
(; ^ω^)(頭が――――――)
(; ^ω^)
(; ^ω^)(いや、死んだ覚えが――――?)
(; ^ω^)(この嫌な感じは)
330
:
◆86D1AUs2RY
:2017/12/09(土) 21:38:22 ID:dg7ivDHk0
運判定。
52+5+12=69-10
トリップキーとの合計値が59以下で成功
100までの好きな数字を
>>333
331
:
名無しさん
:2017/12/09(土) 21:40:04 ID:zjYoHz0Q0
ksk
332
:
名無しさん
:2017/12/09(土) 21:42:20 ID:zjYoHz0Q0
あ、そういやおまじないって今使えるか……?
333
:
名無しさん
:2017/12/09(土) 21:43:18 ID:dg7ivDHk0
o川*゚ー゚)o おまじない使えます。安価なら下
334
:
名無しさん
:2017/12/09(土) 21:44:00 ID:spei9Z.I0
1
335
:
名無しさん
:2017/12/09(土) 21:48:21 ID:dg7ivDHk0
(; ^ω^)「あ、やばい」
ξ゚⊿゚)ξ「え?」
336
:
名無しさん
:2017/12/09(土) 21:56:07 ID:dg7ivDHk0
(; ^ω^)「―――――! 」
ξ;゚⊿゚)ξ「ちょお!? 」
僕はツンさんの腕を掴むと駆け出した。
背中がピシピシと電気が走ったように痛む。
訳が分からないという感じに、ツンさんは足をばたつかせながら僕についてくる。
そして学校近くにある家と家の間の、その小さな隙間にツンさんを押し込ませると、
僕はゴミ捨て場の中に身を投げた。
ξ;゚⊿゚)ξ「なにやってんの! 」
(; ^ω^)「出てきちゃダメ! あれ、あれ見て! 」
ゴミに埋もれながら、僕は指をある方へと指した。
それは校舎の方で、やや上で、そう、丁度あの電信柱の上で。
([ 〓])
昨日見た姿と同じ、あの狙撃手の姿がそこにあったのだ。
337
:
名無しさん
:2017/12/09(土) 21:57:48 ID:dg7ivDHk0
o川*゚ー゚)o #mihari30
o川*゚ー゚)o 1+30=31
o川*゚ー゚)o 合計値59以下なので成功
338
:
名無しさん
:2017/12/09(土) 21:58:40 ID:dg7ivDHk0
o川*゚ー゚)o 今日はここまで
o川*゚ー゚)o 明日の18:00ごろ再開します
339
:
名無しさん
:2017/12/09(土) 22:23:47 ID:zjYoHz0Q0
こいつかー 乙
340
:
名無しさん
:2017/12/09(土) 22:32:22 ID:cv67KB8w0
おつおつ
341
:
名無しさん
:2017/12/10(日) 00:16:50 ID:LFo5.uX60
遅れたけど乙
なんでトリキーがowariなんだろ
342
:
名無しさん
:2017/12/10(日) 00:25:21 ID:VVcf5hd60
おちゅ
343
:
名無しさん
:2017/12/10(日) 00:52:01 ID:X7TBRfks0
乙
344
:
名無しさん
:2017/12/10(日) 11:30:44 ID:V3ShZgXo0
おつ
器用判定成功すると得した気分になるな
345
:
名無しさん
:2017/12/10(日) 18:00:52 ID:nSA26WWY0
ゆったりペースでやっていきます
346
:
名無しさん
:2017/12/10(日) 18:07:30 ID:nSA26WWY0
ξ;゚⊿゚)ξ「おっと……」
(; ^ω^)「ね! ね! ね!? 」
ツンさんが乗り出しかけた身を戻す。
幸い、狙撃手はこちらに気づいていないようで佇んでいるままだった。
ξ;゚⊿゚)ξ「……良く気付いたわね」
(; ^ω^)「なんとなく?」
う
あの時の頭痛はなんだったのだろうか。
死に戻りの影響か、やけに勘が冴え渡っていると自分でも思う。
347
:
名無しさん
:2017/12/10(日) 18:07:57 ID:nSA26WWY0
ξ゚⊿゚)ξ「だけどどうしようかしらね。案外、見つかっても大丈夫だったりするんじゃない?」
(; ^ω^)「いや殺されると思うけど……」
ξ;゚⊿゚)ξ「え」
(; ^ω^)「いや、そんな気がね! うん……」
ξ;゚⊿゚)ξ「……まぁ、用心するに越したことはない、か」
(; ^ω^)(……ここ臭い)
ゴミに埋もれたまま、狙撃手の動きを観察する。
( ^ω^)(……?)
( ^ω^)(何かを探している、のかお?)
観察していると、どうも何かを探しているのか時折辺りを見渡しているようだ。
いや、もしかして探しているのではなく警戒しているのかもしれないが。
348
:
名無しさん
:2017/12/10(日) 18:17:32 ID:nSA26WWY0
ξ;゚⊿゚)ξ「……」
ξ;゚⊿゚)ξ「ギコとドクオが学校で、あれがあそこで……」
ξ;-⊿゚)ξ「……ん?どういうことかしら」
う
(; ^ω^)「ツンさん、ツンさん」
ξ゚⊿゚)ξ「な、なに? っていうかあんた肩にバナナの皮乗ってるわよ」
(; ^ω^)「え? うわっ」
バナナの皮を投げ捨て、僕は再びツンさんに尋ねる。
少しだけねちょっとしていた皮の感触が指に残って気持ちが悪い。
349
:
名無しさん
:2017/12/10(日) 18:21:09 ID:nSA26WWY0
(; ^ω^)「どうするお? 多分、ここから逃げ出す分には見つからないと思うけど」
ξ;゚⊿゚)ξ「……そうね」
狙撃手のいる場所、そしてその様子から、恐らくだがゆっくりとここから離れることは可能だろう。
だが、逆にそれでも学校へ行くとなれば何か考えを用意したほうが良いと思う。
ξ;-⊿゚)ξ「……」
つ
ξ゚⊿゚)ξ
ξ゚⊿゚)ξ「あんたはどうしたら良いと思う?」
(; ^ω^)え?」
ξ;゚⊿゚)ξ「いや、今日のあんた何か冴えてるみたいだし」
(; ^ω^)「そ、そう?」
う
(; ^ω^)「じゃあ……」
1.逃げよう
2.学校へ行こう(安価発生)
3.もうちょっと大人しくしてる(臭いのは我慢)
4.他に何かあれば
>>352
350
:
名無しさん
:2017/12/10(日) 18:56:14 ID:EvruVrRs0
2
351
:
名無しさん
:2017/12/10(日) 18:57:09 ID:lAVkExRs0
2
352
:
名無しさん
:2017/12/10(日) 20:18:25 ID:QpD2Hp4k0
じゃあ2
353
:
名無しさん
:2017/12/10(日) 21:51:37 ID:fKa8plvo0
今日はもう終わりかな?
354
:
名無しさん
:2017/12/10(日) 23:04:29 ID:nSA26WWY0
寝落ちしてましたごめんなさい・・・明後日再開します・・・
355
:
名無しさん
:2017/12/10(日) 23:09:18 ID:kiaejz/20
レス数少ないのかなり進行速度に悪影響だな
もう少し安価近ければ速いかね
356
:
名無しさん
:2017/12/10(日) 23:58:44 ID:LFo5.uX60
また遭遇できなかったか…乙
357
:
名無しさん
:2017/12/11(月) 04:04:35 ID:B5wPswOk0
だが着々と少しずつ話が進むのは嬉しい
358
:
名無しさん
:2017/12/11(月) 07:45:27 ID:CQo4Dphk0
年末は忙しいからな
359
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 19:24:16 ID:fM5HnihU0
21:00ごろ始めます。多分、話は進みます。死ななければ。
360
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 20:29:35 ID:vTSo9CEg0
ブーンの話なのか作者の話なのか
361
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 20:47:35 ID:fM5HnihU0
両方です
362
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 21:00:25 ID:fM5HnihU0
(; ^ω^)「……」
つ
( ^ω^)「それでも、それでも学校に行くべきだと思うお」
ξ;゚⊿゚)ξ「……」
狙撃手に見つかれば、恐らく捕まる。
最悪、死ぬだろう。
それは前回、ハローさんに散々やられたからわかる。
だがそれでも、そんな危険を冒してでも学校に向かうべきだと僕は思う。
そこにはドクオが、ギコがいるから。
僕たちはあの二人のことを、もっと知らなくちゃいけないのだと思う。
363
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 21:01:00 ID:fM5HnihU0
(; ^ω^)「ま、まぁ僕だけ行くっていうのも手だし」
(; ^ω^)「……捕まったら、助けてね?」
ξ;-⊿-)ξ「はぁ……もしそうなったら、私だけじゃ無理よ」
ξ゚⊿゚)ξ「一緒に捕まらないように、頑張りましょ」
(; ^ω^)「ツンさん……! 」
ξ;゚⊿゚)ξ「反対の肩にバナナの皮乗ってるわよ」
(; ^ω^)「うわっ」
ねちょり。
バナナの皮を放り投げて、僕は考える。
さて、どうやってあの狙撃手の目を掻い潜って学校に潜り込むか。
364
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 21:08:00 ID:fM5HnihU0
_,
( ^ω^)「……」
ξ゚⊿゚)ξ(まだバナナの皮乗ってるけど黙っておこ……)
_,
(; ^ω^)(狙撃手は学校付近を見ている……)
_,
(; -ω-)(ざっと状況を整理すると……)
_,
( ^ω^)(1つ。狙撃手とこちらの位置関係は学校、狙撃手、僕たちっていう並びだお)
_,
(; ^ω^)(2つ。ここからゆっくり離れる事は可能)
_,
(; -ω-)(3つ。今、僕たちは校舎の裏手側にいる。裏口があるから学校に入り込むのは可能だろう)
(; ^ω^)(4つ。狙撃手の動きが全く読めない)
(; ^ω^)(何かを探しているようだけど、規則性は無いお。それがちょっと怖い、かな)
_,
(; -ω^)「さて、どうやって学校に入り込むかお……」
う
1.ゆっくりと離れ、狙撃手の目につかない場所を探し、そこから学校に入る
2.何かしらの方法(大きな音など)で狙撃手の注意を逸らして学校に入る
3.狙撃手の動きが分からないため、機が訪れるのをじっと待つ
4.突撃(死)
5.他に何かあれば
6.状況安価開始
>>365-367
書き込み時間末尾の数字が大きい方を実行
365
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 21:09:54 ID:1.7Kfa/U0
1
366
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 21:48:15 ID:rzkdbUX.0
5.トランプを燃やし、ボヤ騒ぎ程度の火をおこし、煙で射線を遮る
367
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 21:50:42 ID:vTSo9CEg0
2 バナナの皮を通行人に投げて騒ぎを起こす
368
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 21:58:23 ID:fM5HnihU0
_,
(; -ω-)「……」
う
(; ^ω^)「ツンさん」
ξ゚⊿゚)ξ「え?」
(; ^ω^)「一緒に頑張るって言ったおね?」
ξ;゚⊿゚)ξ「え?」
( ^ω^)「……頑張ろう! 」
僕はポケットに入れていたライターを取り出した。
369
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 22:01:11 ID:fM5HnihU0
――――――――――――
―――――――
――
。s=s。
,.、- Y´\ /`Y
,.イ~::|\________________∠,,__|ニニニニ|_________________
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: : : \::.;:.;:.;:.;:.;⌒ヽ: : : : : : : ミ=-.|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:| | ̄ ̄ ̄~ |-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|ー=ミ: : :_彡'´:. :. :. -=≦:.
: : : : : :\:.;:.;:.;:.;:.;⌒>: : : : _彡´ | | | | | | | | | | | | | |]]]]]]]] | | | | | | | | | ー=彡: く:. :. -=≦:. :. :. :. :.
: : : : : : ⌒\:.;:.;:.;:.;ノ´: : : : : ::ノ二二二二二二二二二Y^Y。s==个==s。Y^Y二二二二二二二γ´: : : : )´:. :. :. :. :. :. :. :. :.
: : :γ´: : : : :そ:.;:.;:.;ヽ:. :. :. :.:.:.| |__|_|_|_|_|_|_|_|_| | |_|_|_|,i|:::|ィ升「 ̄~l〕トミ:: |_|_|_,|_|_|_|_|_|_|γ⌒ヽ⌒ヾ__彡'´:. :. :. :. :. :./:.
: : 八__彡'^´:.;:.;:.;:.;:.;:.;:) :. :. :. :.| |__|_|_|_|_|_|_|_|_| ̄i|冂|_,|:::|_|_|_| ̄| ̄|_|_l.|:::|_冂_|_|_|_|_|_|_|_|: : : : : :彡'´:. :. :. :. :. :. :. /:. :.
ノ´:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;r‐':. :. :. , -r‐|^\TTTTTTTTT||| || .|:::| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~|:::| | ||TTTTTTTTTTTTT‐、: : : : i:i:i:i:i:乂⌒ヽ'´:.
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⌒´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.r‐‐、:::/⌒ヽ '´ f⌒/ :, :, :, :, :, :Y⌒Y;';';';';';';'乂;;;;;`
|;'ー=ミ^;^;^;^ノ__γ⌒ヽ'''´_ ノ⌒) ,. :, :, :, :く⌒Y⌒ヽ洲ヾ;;;;;
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([ 〓])「やはり見つからない」
([ 〓])「隠れているのか、それとも……」
([ 〓])
([ 〓])「?」
370
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 22:07:18 ID:fM5HnihU0
。s=s。
,.、- Y´\ /`Y
,.イ~::|\________________∠,,__|ニニニニ|_________________
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|| | :| |::| | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |__|__l__|__|_| | | | | | | | | | | | | | | | | |
ァ... || | :| |::|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|__|__l__|__|_|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|┬ァ'
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: ⌒ヽ'⌒\ : : : : : : : :::`ヾ、 |-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|__|__l__|__|_|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|/:゙:゙:゙:゙:゙: : : : :/:. :. :. :
: :xく:.;:.;:.;:.;:.;:.;\: : : : : : : : :ミ、 | | | | | | | | | | | | | |__|__l__|__|_| | | | | | | | |_彡'´:: : : : : : : γ´:. :. :. :. :.
: : : \::.;:.;:.;:.;:.;⌒ヽ: : : : : : : ミ=-.|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:| | ̄ ̄ ̄~ |-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|ー=ミ: : :_彡'´:. :. :. -=≦:.
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: : : : : : ⌒\:.;:.;:.;:.;ノ´: : : : : ::ノ二二二二二二二二二Y^Y。s==个==s。Y^Y二二二二二二二γ´: : : : )´:. :. :. :. :. :. :. :. :.
: : :γ´: : : : :そ:.;:.;:.;ヽ:. :. :. :.:.:.| |__|_|_|_|_|_|_|_|_| | |_|_|_|,i|:::|ィ升「 ̄~l〕トミ:: |_|_|_,|_|_|_|_|_|_|γ⌒ヽ⌒ヾ__彡'´:. :. :. :. :. :./:.
: : 八__彡'^´:.;:.;:.;:.;:.;:.;:) :. :. :. :.| |__|_|_|_|_|_|_|_|_| ̄i|冂|_,|:::|_|_|_| ̄| ̄|_|_l.|:::|_冂_|_|_|_|_|_|_|_|: : : : : :彡'´:. :. :. :. :. :. :. /:. :.
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⌒´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.r‐‐、:::/⌒ヽ '´ f⌒/ :, :, :, :, :, :Y⌒Y;';';';';';';'乂;;;;;`
|;'ー=ミ^;^;^;^ノ__γ⌒ヽ'''´_ ノ⌒) ,. :, :, :, :く⌒Y⌒ヽ洲ヾ;;;;;
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371
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 22:09:15 ID:fM5HnihU0
。s=s。
,.、- Y´\ /`Y
,.イ~::|\________________∠,,__|ニニニニ|_________________
|| | :| |::|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|__|__l__|__|_|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|
|| | :| |::| | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |__|__l__|__|_| | | | | | | | | | | | | モクモク....
ァ... || | :| |::|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|__|__l__|__|_|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:| モクモクモク....
( || |,、‐''゙´´``丶、 | | | | | | | | | | | | | | | | |__|__l__|__|_| | | | | | | | | | | | ,.、-‐=彡:. :. :
: ⌒ヽ'⌒\ : : : : : : : :::`ヾ、 |-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|__|__l__|__|_|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|/:゙:゙:゙:゙:゙: : : : : /:.:.:.: : ※裏手側の光景です
: :xく:.;:.;:.;:.;:.;:.;\: : : : : : : : :ミ、 | | | | | | | | | | | | | |__|__l__|__|_| ._..| | | | | |_彡'´:: : : : : : : 、 /::.:.:.:.:. :.
: : : \::.;:.;:.;:.;:.;⌒ヽ: : : : : : : ミ=-.|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:| | ̄ ̄ ̄~/:::...:::::\|-:|‐:|-:|‐:|ー=ミ: : :_彡'´:. : |:.:.:..:. \
: : : : : :\:.;:.;:.;:.;:.;⌒>: : : : _彡´ | | | | | | | | | | | | | |]] ::::ヽ. | | | ー=彡: く:. :. -= ヽ;.;..:.: ..:.:)
: : : : : : ⌒\:.;:.;:.;:.;ノ´: : : : : ::ノ二二二二二二二二二Y^Y。s==个 :ノ 二二二γ´: : : : )´:. :. :.__て:.:.:__/
: : :γ´: : : : :そ:.;:.;:.;ヽ:. :. :. :.:.:.| |__|_|_|_|_|_|_|_|_| | |_|_|_|,i|:::|ィ升「 ̄ <|_|_|_|_|γ..,ー ⌒ヾ__彡'´:. :. :. :. :. :./:. ヽ
: : 八__彡'^´:.;:.;:.;:.;:.;:.;:) :. :. :. :.| |__|_|_|_|_|_|_|_|_| ̄i|冂|_,|:::|_|_|_| ̄| :::::)._|_|_|.,r' ::::`, '´:. :. :. :. :(:.:.:::: _ノ
ノ´:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;r‐':. :. :. , -r‐|^\TTTTTTTTT||| || .|:::| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ , -= ::::ヽ TT.( ::::i_、: : : : i:i:i:i:i:乂 :.:.::_,)
´:.;:.;:.;:.;:.;_彡'⌒ヾ:.;:.;(:.:.:.:.:.:r'‐、_ノ'´ ̄)⌒) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(::::::::::: :::::ノ... ̄. ト ..:::::::}-、 ヽ;'从从;';: :.::_;;(:.
⌒´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.r‐‐、:::/⌒ヽ '´ f⌒/ >:::: ::j :,j .:: .::: .::⌒);';';';';';(_);;`
|;'ー=ミ^;^;^;^ノ__γ⌒ヽ'''´_ ノ⌒) (_:::: :::::r''⌒`:::.__..::. .::´ ̄`)ヽ洲ヾ;;;;;
;';';';''⌒;';';';'_{_>'⌒ _∟>────────── モクモク  ̄ (_::::ノ_) :::r: : :.ヾゝ⌒'r:: :ノ ⌒ヽ洲洲
モクモク (,Ο:..:: :::!、 ..::::::.. ::Y
メ --ー´ :: _:::;,ノ モクモク
-=-=_ --ー´'r-、_ノ´ モクモク
([ 〓])「!?」
372
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 22:10:15 ID:XK4mrdPA0
よし、リアタイ遭遇支援!
とんでもない策が採用されてんなオイ(褒め言葉)
373
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 22:14:25 ID:fM5HnihU0
(; ^ω^)「この隙に! この隙に! 」
ξ;゚⊿゚)ξ「やばいやばいやばいやばい! 」
ゴミに火をつけた僕たちは、大量に巻き起こった煙の中を駆け抜ける。
思いのほか煙が多くて驚いたが、これなら注意を逸らせるだろう。
ダメ押しに、火のついたトランプをばら撒き、その範囲を大きくする。
(; ^ω^)(これなら、なんとか校舎に――――――)
374
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 22:14:56 ID:fM5HnihU0
.
375
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 22:15:43 ID:rzkdbUX.0
あ、やっぱ駄目だったっぽい?
376
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 22:17:20 ID:fM5HnihU0
運判定。
52+5+12=
377
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 22:19:38 ID:fM5HnihU0
運判te―――━━―――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄__
%2+%+1”=―――― ==  ̄ ̄ ̄ ―― ―
===━___ ̄― ==  ̄ ̄ ̄ ――_――__―_____ ̄ ̄ ̄ ̄‐―
――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____――━━― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄______ ̄
__ ―――― ==  ̄ ̄ ̄ ―――― ==  ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄――― ___ =―
 ̄ ̄ ̄‐― ―――― ==  ̄ ̄ ̄
━――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____ ̄___
__ ―――― ==  ̄ ̄ ̄
 ̄――― ___
 ̄ ̄‐― ―
378
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 22:21:02 ID:fM5HnihU0
 ̄ ̄ ―  ̄ _  ̄
――  ̄ ̄ ― _―― ̄__
___ __ ―――― ==ギッ ̄ ̄ ―― ― ___
 ̄ ̄―‐―― ___ ̄ ̄――― ___ =― ==━___ ̄―
__―_____ ̄ ̄ ̄ ̄‐― ―――― ==ガガガッ  ̄ ̄ ̄ ――_―― ̄___ ̄―
 ̄___ ̄―===━___ ̄― ==  ̄ ̄ ̄ ――_――__―_____ ̄ ̄ ̄ ̄‐―
______――― ̄ ̄ ̄ザ ̄ ̄_____――━ガ━― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄______ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄___
――――― ̄ ̄___ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____――― ̄ ̄ザ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄______ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄__
―――━━―――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_ザザッ_____―――――____ザザザ ̄ ̄____ ̄ ̄
______―――━━――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄____ガガ_ ̄___ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____―━━― ̄
___―===―___ ―――― ==  ̄ ̄ ̄ ――_―― ̄ ̄―‐―― ___
 ̄ ̄―‐―― ___ ̄ ̄――― ___ =―  ̄ ̄___ ̄―===━___ ̄―
__―____ザ_ ̄ ̄ ̄ ̄‐― ― ザザザザ==  ̄ ̄ ̄ ――_ _ ̄―
 ̄__ ―=  ̄ ̄ ̄ ― _____ ̄ ̄ ̄ ̄‐―
__―___  ̄  ̄ ̄‐  ̄ ― ― ̄_
― _ _
379
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 22:25:44 ID:fM5HnihU0
 ̄ ̄ ―  ̄ _  ̄
――  ̄ ̄ ― _―― ̄__
___ __ ―――― == ̄ ̄ ―― ― ___
 ̄ ̄―‐―― ___ ̄ ̄――― ___ =― ==━___ ̄―
__―_____ ̄ ̄ ̄ /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_..-‐'''' ̄ ̄ ̄゛''''ー...._;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'、 ―― ̄___ ̄―
 ̄___ ̄―===━_|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,/ _.--―-,, ヽ.;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;│ ___ ̄ ̄ ̄ ̄‐―
______――― ̄ ̄!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ /ンノ'''' 、ヽ ` 、;;;;;;;;;;;;;;;|___ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄___
――――― ̄ ̄___ |;;;;;;;;;;;;;;「 |!│| l==1 1;;;;;;;;;;;;;;;;;| ____ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄__
―――━━―――― ̄ |;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ 1 ‐ヽ,,ノ ノ ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;1 ̄____ ̄ ̄
______―――━ !;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;` `ー---‐'´ /;;;;;;;;;;;;;;;;;;│ _____―━━― ̄
___―===―_ |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、 /´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l  ̄ ̄―‐―― ___
 ̄ ̄―‐―― ___ ̄ |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ー-..._ _.....‐冫;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|━___ ̄―
__―_____ ̄ ̄ |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;‐- ̄ニ二‐=-`;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,'; _ ̄―
 ̄__ ―=  ̄ ̄ ̄ ― _____ ̄ ̄ ̄ ̄‐―
__―___  ̄  ̄ ̄‐  ̄ ― ― ̄_
― _ _
380
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 22:26:14 ID:rzkdbUX.0
来たかそうめん
381
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 22:27:06 ID:fM5HnihU0
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
/゛;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヘ
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_..-‐'''' ̄ ̄ ̄゛''''ー...._;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'、
|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,/ _.--―-,, ヽ.;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;│
!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ /ンノ'''' 、ヽ ` 、;;;;;;;;;;;;;;¦
丨;;;;;;;;;;;;;;丨 |!│| l==1 1;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ……動くか
_⊥;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ 1 ‐ヽ,,ノ ノ ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;1
_--'´;;;;!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;` `ー---‐'´ /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;│
...--'';;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、 /´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l' `ー.._
_,....--'‐''"^;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ー-..._ _.....‐冫;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;''"`ー 、_
 ̄;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;‐- ̄ニ二‐=-`;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,';;;;;;;;;;;;;;;;;;;l `'ー-..,,_
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;lヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ!;;;;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;│ 丶;;;;;;;;;;;゙
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!;;;│!゙ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_ノ| /;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| !;;;;;;;;;;;;
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;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'、;;;;;;;;;;;;メ、. ! | | ,i_../;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l \,, ;;;;;;;;
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;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`-、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
382
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 22:28:34 ID:fM5HnihU0
__ 00
. | | r、
|_| \>
{
\ |l|w/L ,r_/
\\{w└ ¨ ´ /
三 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = \´ 彡x≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = -
> ; ’ ∠─
/ }|
/´ヾ, r、r‐|^`
// }´
/ ,⊆.己 [][]「l
`フ_厂 くノ
.
383
:
◆UPFDp4/kX.
:2017/12/12(火) 22:31:06 ID:fM5HnihU0
運判定。
52+5+12=69
トリップキーとの合計値が100以下で成功
クリティカル、ファンブルは存在しない
100までの好きな数字を
>>385
384
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 22:32:10 ID:1.7Kfa/U0
判定は変化なしか
385
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 22:32:43 ID:yw8lam5s0
100
386
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 22:36:46 ID:fM5HnihU0
#seikou50
100+50=(1)50
トリップキーとの合計値が100以下なので成功
387
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 22:40:55 ID:2iTHiD4g0
お前らのさすがの安価力
よくやった
388
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 22:41:18 ID:fM5HnihU0
突然発生した煙に、何事かと人が集まるころ、僕たちはその中を駆けて校舎へとたどり着いた。
(; ^ω^)「セーフ!? セーフ!? 」
ξ;゚⊿゚)ξ「セーフ! セーフ! 」
校舎に辿り着いた僕たちは、身を隠して狙撃手の方を見る。
([ 〓])「……」
僕たちの目論見通り、狙撃手は煙の方を見ていた。
あの煙の中を、そして人ごみの中を抜けた僕たちのことは見落としたようだ。
これで安心して校舎へと入れると、僕たちは開いていた裏口から校内に入るのであった。
389
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 22:44:44 ID:rzkdbUX.0
さらばトランプ。もう遊ぶことはないだろう……
390
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 22:46:57 ID:fM5HnihU0
(; ^ω^)「ドクオとギコはどこだお?」
ξ゚⊿゚)ξ「……」
ξ;゚⊿゚)ξ「……そうね、あの地下に行ってるのかもしれないけど」
う
(; ^ω^)「んー……」
う
二手に分かれて探したほうがいいだろうか。
それとも一緒に探したほうがいいだろうか。
ξ;゚⊿゚)ξ「……」
( ^ω^)「ツンさん?」
何だか様子がおかしいように思えるが……
1.二手に分かれよう
2.一緒に行こう
3.話しかける
4.話しかけられる
5.人が来る
>>392
391
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 22:50:04 ID:26pdMtiQ0
4
392
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 22:50:19 ID:Vcf75dR60
あ、わかった。これ位置関係おかしいな。
どんだけ秘密基地広いんだってなる
393
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 22:50:43 ID:p.bLa1dQ0
3
394
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 22:53:55 ID:fM5HnihU0
ξ;゚⊿゚)ξ「……」
(; ^ω^)「……」
何だかツンさんの様子がおかしい。
というか正直、ずっと前からおかしい。
何かを言いたげにするくせに、言わなかったり。
やけにこっちをちらちら見たり。
時折物凄く悩んで見せたり。
聞く機会を逃してしまっていたけど、そろそろ聞いてみてもいいかもしれない。
(; ^ω^)「あn
ξ;゚⊿゚)ξ「あのさ」
(; ^ω^)「ア、ハイ」
395
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 22:56:44 ID:fM5HnihU0
ξ;゚⊿゚)ξ「え、なによ」
(; ^ω^)「いや、そっちこそ」
ξ;゚⊿゚)ξ「なによ」
(; ^ω^)「なによ」
ξ;゚⊿゚)ξ「なんなのよ」
(; ^ω^)「なんなのよ」
ξ゚⊿゚)ξ「……」
(; ^ω^)「あ、ごめんなさい僕から言います怒らないで……」
(; ^ω^)「いや、僕の勘違いだったら悪いんだけどお」
( ^ω^)「……何か、隠してる?」
う
396
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 23:01:11 ID:fM5HnihU0
ξ゚⊿゚)ξ
ξ゚⊿゚)ξ
ξ゚⊿゚)ξ
ξ゚⊿゚)ξ
ξ;゚⊿゚)ξ
ξ;゚⊿゚)ξ「かーーーー」
ξ;゚⊿゚)ξ「隠して」
ξ;゚⊿゚)ξ「……隠して?」
ξ;゚⊿゚)ξ
ξ゚⊿゚)ξ
ξ゚⊿゚)ξ「隠してないわよ?」
( ^ω^)「嘘下手か」
嘘看破発動しました。
397
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 23:03:37 ID:fM5HnihU0
ξ;゚⊿゚)ξ「いや、あの……」
( ^ω^)「うん」
ξ;゚⊿゚)ξ「か、勘違いかもしれないんだけどね」
( ^ω^)「うん」
ξ;゚⊿゚)ξ「その、私もまだ分かってないっていうか」
(; ^ω^)「分かったから、まず言ってみてお」
ξ;゚⊿゚)ξ「う、うん。ドクオって―――――
398
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 23:04:30 ID:fM5HnihU0
「おやぁ? ここで何をしているのかな? 校舎内は立ち入り禁止のはずだけど」
.
399
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 23:06:30 ID:fM5HnihU0
ξ゚⊿゚)ξ「え――――――」
(; ^ω^)(しまった、見つかった……)
ξ;゚⊿゚)ξ「ちょ――――
(; ^ω^)「え?」
ツンさんが僕を突き飛ばす。
目の前は階段。
え、まって。
落ちる。
落ちるこれ。
無理。
落ちちゃう。
何してくれてんのツンさん。
400
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 23:09:29 ID:fM5HnihU0
(:::::::::::::)「―――――――」
ξ; ⊿゚)ξ「―――――――」
(; ^ω^)「――――――――」
あ。
401
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 23:11:34 ID:fM5HnihU0
_,,,.イ´゛`^ヽ _゛、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、 、. \;;;;;;;;ト,、
,.ゝ'´:::::::;;;;;;ト、゙ ,'´:::;::゙ヽヾ:;;;;;;;;;;;;;;;;;;ト'-、、.;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、.:.:ヘ;;;;;;|;::::::`::ヽ.、
,.イ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!;;ミ:.、 !:::::!:::::リ ヾ.;;;;;;;;;;;;;;;ヾ゙ :.``゙ヽ、;;;;;;;;;;;;;;;;\:.i;;;;i;;;;;;;;;;;;;::::::::`:::ー...、
/;;;,'i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!;;;;;;ミ:.、 ゝ= ' ゙、;;;;;;;;;;;;;;;;`:、 ,ゝ‐、゙ミ、;;;;;;;;;;;;メ;;;;;!;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::ヽ
;;;;;メi!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;ミ:.、 、. :. :.゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヾ、i::::/::::メ ゙ヽ;;;;;;;;;;;;i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::: 今だよ
;;;;;!:il;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙^ヽ:.、._`゙.:..:.i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヾ、‐' . .ヽ;;;;;;i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::
;;;;!.: :i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ̄`´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヾ;.、..゙ヽ.、゙、;i;;;;;;;;;;;;;;;;ハ;;;;;;;;;;;;;;;;::::::
;;;;!". !;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!;トi、:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`゙`¨;;i;;;;;;;;;;;;;;/:゙:i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;! .!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!;;\!\;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,:,ィ-イ;;メ;;;;;;;;;;;/ .i;;;;;;;;;;;;;;;;;;/
;;;;| ゙!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!;;;ヽト、| ゙ヽr:.、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:ィ;-'''"! ,iメ/;;/;;;;;;;;;;/" :.i;;;;;;;;;;;;;;;/
;;;;il ゙、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i;;;;;;;\iヽ、|._ |´ ゙̄`i´ ̄ ̄i´ i ,..,ノi´.i/;;;/i〃;;;/" メ;;;;;;;;;;;;/'
;;;;;;il ヾ、;;;;;;;;;;;;;;;i!ヽ:;;;;;;\. i `ー┼―‐┼―‐┼一"´i ノ/;;//;;;;;;;/ ./;;;;;;;;;;;;/,:‐、 ,
;;;;;;;il ヽ;;;;;;;;;;;;!、 `、;;;;;;;;゙メ、. ! | | ,i_../;;;;;//;;;;;;;;/⌒) /;;;;;;;;;;;;/、ヽノ/;
;;;;;;;;;i! ,.イ⌒゙∨;;;;;;;;ヘ.゙:iヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;"゙;;;;;;;;;'゙ー‐‐''゙ー;;';;´;;;;;;;/.メ;;;;;;;;/゙ー' /;;;;;;;;;;;;;/ `´/;;;
゙、;;;;;;;;ii、 !:::/:::ノ゙、;;;;;;;;;;゙、!;;;;`;、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;メイ/;;;;;;;;;;/ /;;;;;;;;;;;;;〃 /;;;;;;;
、. 、;;;;;;;;i!.゙ゝ‐‐' ゙、;;;;;;;;;゙;;;;;;;;;;>;;;;;.;;;;;____;;_メ'"::/;;;;;;;;;;;;/:..:/;;;;;;;;;;;;;;;;/ /;;;;;;;;;;/
;;;;ヾ、;;;;;;;;;゛、. ゙、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ i!::::::::::::::〉';;;;;;;;;;;;;;;;;;/:/;;;;;;;;;;;;;;;;//;;;;;;;;;;;;;メ.
(:::::::::::::)「―――――――――」
(:::::::::::::) スッ
う
(:::::::::::::)「―――――――可能性の収束」
402
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 23:13:34 ID:fM5HnihU0
(; ^ω^)
(; ^ω゚)「――――――!? 」
落ちる。
しかし、何か、見えた。
廊下の向こう。
ツンさんが、向かい合う人影。
その、更に後ろ。
何か、大きな、大きな影。
403
:
◆S1O.ivZEVM
:2017/12/12(火) 23:15:22 ID:fM5HnihU0
運判定。
52+5+12=69-69
トリップキーとの合計値が0以下で成功
クリティカル、ファンブルは存在しない
100までの好きな数字を―――――――――
404
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 23:18:12 ID:fM5HnihU0
運ha━― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄______ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄━― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
52+5+!_―_____ ̄ ̄ ̄ ̄‐― ――――
トリップキーとの合計値――― ___ =―
クリティカ_____―――━━――― ̄ ̄ ̄
___―===―___ ―――
 ̄―‐―― ___ ̄ ̄――― _
100までの好きな数字を―――――――――
__―_____ ̄ ̄ ̄ ̄‐―
__―_____ ̄ ̄ ̄
___ ̄ ̄ ̄ ̄
405
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 23:19:31 ID:fM5HnihU0
―――━━―――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄__ガガガガガガ____―――――____ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____ ̄ ̄
_____ザザ_―――━━――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄___ザザザッ__ ̄___ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____―━━― ̄
___―===―___ ―――― ==  ̄ ̄ ̄ ――_―― ̄ ̄―___
 ̄ ̄―‐―― _ジジジ__ ̄ ̄――― ___ =―  ̄ ̄___ ̄―===━__
__―_____ ̄ ̄ ̄ ̄‐― ― ==  ̄ ̄ ̄ ――_
 ̄__ ―=  ̄ ̄ ̄ ― ザザッ
__―___  ̄  ̄ ̄‐
―
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : :;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;: : : : : : :
: : : : : : : : : :;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;: : : : :
: : : : : : : :;;;;;;;;;;;;;;;;;;, '´ ̄ ̄` 、;;;;;;;;;;;: : : : :
: : : : : : : :;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ ;;;;;;;;;;: : : : : :
: : : : : : : :;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i! i;;;;;;;: : : : : : : : おい、バカ!
: : : : : : : :;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;j! U {;;;;;;;;;;;: : : : : : : :
: : : : : : :;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;: : : : : :
: : : : :;;;;;;;;;;;;;;;;;>' ::. /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;: : : : :
: :;;;;;;;;;;;;;;;;>' ` <;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;: : : : : :
;;;;;;;;;;;;;;/ `ー= ニ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;: : : : :
;;;;;;;;;;;/ ` <;;;;;;;;;;;;;;: : : :
;;;;;;;;;/ r...ヽ _ i;;;;;;;;;;;;;: : : :
;;;;;;/ /: : : : :≧=.┐ i;;;;;;;;;;;;: : : :
;;;;/ /: : : : : : : : : :{ ,.;;;;;;;;;;;: : : :
;;/ /: : : : : : : :;;;;;i /;;;;;;;: : : : :
/ /;;;;;;: : : : : : : :;;;;} ./;;;;;;;;: : : : :
/;;;;;;;;: : : : : : : : : : : :j! /;;;;;;;;;;;;;;: : : :
/;;;;;;;;;;;: : : : : : : : : :./ ヽ;;;;;;;;;;;: : :
V;;;;;;;;;;;;_ -‐  ̄ ̄ ` ヽ_〉;;;;;;: : : : :
406
:
◆ypeQlqiQ/o
:2017/12/12(火) 23:23:47 ID:fM5HnihU0
o川;゚ー゚)o うるさい! 何とか……
o川;゚ー゚)o う、厳しいか……
o川;゚ー゚)o ギリギリ、干渉できるのは――――
o川;゚ー゚)o 運判定
o川;゚ー゚)o 52+5+12=69
o川;゚ー゚)o トリップキーとの合計値が69以下で成功
o川;゚ー゚)o 100までの好きな数字を
>>408
407
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 23:28:52 ID:26pdMtiQ0
69
408
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 23:31:04 ID:warAxT6U0
33
409
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 23:34:47 ID:fM5HnihU0
o川*゚ー゚)o #konjou72
o川*゚ー゚)o 33+72=(1)05
o川*゚ー゚)o 合計値が69以下なので成功!
410
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 23:38:46 ID:fM5HnihU0
(; ^ω^)「ツンさん! 」
ξ;゚⊿゚)ξ「バカ! 」
何とかバランスを取り、僕はツンさんの腕を掴む。
そしてそのまま一緒に階段を駆け下りようとし、
ξ;゚⊿゚)ξ「あ」
(; ^ω^)「え?」
(:::::::::::::)「―――――――あぁ、分かってた。分かってたとも。だから」
(:::::::::::::)「もう一度だ」
411
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 23:40:51 ID:fM5HnihU0
.
(:::::::::::::)「可能性の――――――――」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
o川;゚ー゚)o「は!? また!? ええい、やってやろうじゃんか! 」
.
412
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 23:42:51 ID:fM5HnihU0
(:::::::::::::)
━━━━━━━━━━━━━━━━━「収束」━━━━━━━━━━━━━━━━━
o川;゚ー゚)o
.
413
:
◆G8oLkfaqGs
:2017/12/12(火) 23:47:08 ID:fM5HnihU0
運判定。
52+5+12=69-59
トリップキーとの合計値が10以下で成功
100までの好きな数字を
>>415
414
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 23:49:44 ID:26pdMtiQ0
28
415
:
名無しさん
:2017/12/12(火) 23:57:54 ID:sElCkKGY0
0
416
:
名無しさん
:2017/12/13(水) 00:02:28 ID:O1wD/SmU0
(:::::::::::::)「――――――」
(:::::::::::::)「そうか」
(:::::::::::::)「あぁ、そうか」
ξ;゚⊿゚)ξ
(; ^ω^)
逃げる。捕まったら終わりだ。
振り向かない。そんな暇などない。
その一心で、ツンさんの腕を引っ張る。
今、僕にできることはそれだけで。
417
:
名無しさん
:2017/12/13(水) 00:03:28 ID:O1wD/SmU0
o川;゚ー゚)o「―――――――」
o川;゚ー゚)o「どう、だ」
o川;゚ー゚)o「まだ、まだだ」
o川;゚ー゚)o「ここで―――――――」
418
:
名無しさん
:2017/12/13(水) 00:06:20 ID:O1wD/SmU0
ξ;゚⊿゚)ξ
(; ^ω^)
なんで。
どうして。
(:::::::::::::)「逃げるか」
声が。
ξ;゚⊿゚)ξ
(; ^ω^)
聞こえた。
419
:
名無しさん
:2017/12/13(水) 00:08:11 ID:O1wD/SmU0
(:::::::::::::)「その可能性は、無い」
聞こえて。
(; ω )「ッ」
胸が痛くて。
(:::::::::::::)「生きる、その可能性も無い」
(:::::::::::::)「だから、死ね」
(; ω )「ア”」
心臓が破ける。
意識が飛ぶ。
ツンさんは無事だろうか。
確認も出来ず、目の前が真っ暗になる。
420
:
名無しさん
:2017/12/13(水) 00:10:23 ID:O1wD/SmU0
o川;゚-゚)o ……
o川; - )o 届かなかった。ごめん、ダメだった……
o川; - )o #saigo66
o川; - )o 0+66=66
o川; - )o トリップキーとの合計値、10以上なので――――
o川; - )o 失敗
421
:
名無しさん
:2017/12/13(水) 00:11:45 ID:O1wD/SmU0
――――――――――――
―――――――
――
(:::::::::::::)
(:::::::::::::)「……聞こえたんだ」
(:::::::::::::)「声が」
(:::::::::::::)「懐かしい、懐かしい」
(:::::::::::::)「声、が……」
422
:
名無しさん
:2017/12/13(水) 00:14:55 ID:O1wD/SmU0
――――――――――――
―――――――
――
o川; - )o と、いうわけで
o川;゚ー゚)o おかえり
(; ^ω^)「出来たら、ここには来たくなかった」
目の前の彼女。
そして不思議な、真っ白な空間。
つまり、これらが、この状況が意味するところは。
あぁ、そうか。
やっぱりというか、まぁ、そうだよなって。
(; ω )「死んだ、かお」
胸を押さえながら、唇を噛んで、僕はぽつりと呟いた。
423
:
名無しさん
:2017/12/13(水) 00:15:19 ID:O1wD/SmU0
今日はここまで
次回は明後日になります
長くなって申し訳ないです
424
:
名無しさん
:2017/12/13(水) 00:46:55 ID:7bV5zrf60
おおお
425
:
名無しさん
:2017/12/13(水) 06:11:23 ID:FzZElRKY0
死んでモーター
426
:
名無しさん
:2017/12/13(水) 07:55:30 ID:p7qeTWX.0
おつおつ
イベント戦っぽいからコイントスはなしかな
427
:
名無しさん
:2017/12/13(水) 19:11:35 ID:7Ex.o/g.0
(:::::::::::::)は
>>204
の奴か?
428
:
名無しさん
:2017/12/15(金) 20:57:30 ID:pqeFyHE60
ちょっと延長で22:00ごろやります
短めの予定です
429
:
名無しさん
:2017/12/15(金) 22:07:43 ID:pqeFyHE60
――――――――――――
―――――――
――
. 。 ロ 囗
.... 。 ロ [] ロ
ロ ロ ロ ロ
...... ロ [] [] ロ囗
...... ロ [] 囗 ロ []
ロ [] 囗 囗 サラサラ....
[] ロ [] 囗
。 。 [] ロ []
ロ ロ []┌┐ 囗
ロ [] └┘囗
ロ ロ 囗 キラキラ....
。 ロ [] 囗
。 ロ囗
ロ ロ
サラサラ.... 。 ┌┐
ロ└┘
ロ囗
囗 ロ 。
キラキラ.... ロ [] ロ 。
ロ ロ ロ ロ キラキラ.....
囗ロ [] [] ロ
[] ロ 囗 [] ロ
サラサラ..... □ □ [] ロ
囗 [] ロ []
[] ロ [] 。 。
囗 ┌┐[] ロ ロ
囗└┘ [] ロ
囗 ロ ロ
□ [] ロ 。
囗ロ 。 サラ....
ロ ロ
┌┐ 。
└┘ロ
囗ロ
430
:
名無しさん
:2017/12/15(金) 22:08:48 ID:pqeFyHE60
――――――――――――
―――――――
――
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| . | | |_______________|
| . | | |
| . | | |
| |________| □ |_______
| | ̄|
|  ̄
______| ┌─┐ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
. │ │ | | | ̄ ̄ ̄ ̄|
. └─┘ | | | |
□ | ̄ ̄ ̄ ̄| | | | |
| | |______| /|.. |____|
| | ! .|
| ̄ ̄| . |____| |/
|__| | ̄ ̄|_ □ . | ̄ ̄|
┌┐ |__| | _|__|
└┘ ロ | | ┌┐ |_|
|\ | ̄ ̄|  ̄ ̄ └┘□
| | |__| □ | ̄|
\| .  ̄ ロ
□ /|
□ |/ □ /|
ロ □ ロ ロ . |/
ロ ロ □
・ ロ ロ □
. ・ ロ . ・ 。 . ロ
431
:
名無しさん
:2017/12/15(金) 22:09:55 ID:pqeFyHE60
真っ白で何もない空間。
きらきらと輝く水晶のようなものがふわふわと浮かんでいる。
僕が死んだらやってくる場所で、そして彼女がいる場所。
目の前のその彼女は申し訳なさそうに顔を俯かせていて、慰めた方が良いのだろうかと悩む。
僕はどうしたら良いか分からなくて、手を伸ばすような素振りをしたり、何かを言おうとして言えなくて
「んっふ」とか言ってしまって、我ながら気持ち悪い所作を見せてしまう。
(; ^ω^)「あう……」
う
だが、彼女には悪いが今は現実世界に戻ってやり直さなければいけないのだ。
慰めるのはひとまず後にさせてもらおう。
(; ^ω^)「えーっと、その……元に戻して?」
o川;゚-゚)o「えっ」
(; ^ω^)「え?」
彼女の返答に思わずそのまま返す。
なぜ、驚いたような顔をするのだろう。
432
:
名無しさん
:2017/12/15(金) 22:14:25 ID:pqeFyHE60
(; ^ω^)「えーっと……僕、死んだんだおね?」
o川;゚-゚)o「う、うん……」
(; ^ω^)「……そっか」
o川;゚-゚)o「……」
(; ^ω^)「……」
なんだ、この沈黙は。
433
:
名無しさん
:2017/12/15(金) 22:14:49 ID:pqeFyHE60
(; ^ω^)「そ、そういえば今回は僕、何で死んだんだお?」
思い返してみると、今回の死因は分からなかった。
心臓が破けた―――というような感覚はあったのだが、その原因はなんだったのだろう。
銃殺?それとも何か刃物で刺されたのだろうか。
今まではあの化け物に殺されたり、ハローさんに撃たれたりしたから分かるし覚えている。
でも今回は全く分からなかったのだ。
o川;゚-゚)o「えっと……」
o川*゚-゚)o「心臓麻痺?」
( ^ω^)「心臓麻痺かぁ、そうか……え、ちょっと待ってお?」
(; ^ω^)「心臓麻痺って、じゃああれは偶然? 運悪く死んじゃったのかお!? 」
o川;゚-゚)o「そ、そうじゃないけど、そうっていうか……」
(; ^ω^)「?」
う
434
:
名無しさん
:2017/12/15(金) 22:20:30 ID:pqeFyHE60
妙に歯切れが悪い。
だが、そうじゃないということはやはり、何かがあるのだ。
次に”活かす”ためにも、僕は再び尋ねる。
o川;゚-゚)o「えっと、そうだね……ズバリで言うと、『生きている可能性を0にされた』ってことかな」
( ^ω^)「ぜろ?」
o川*゚ー゚)o「うん。今、君が生きているのは……まぁ死んでるんだけど……」
o川*゚ー゚)o「例えば、急に脳の血管が破裂する可能性だってあるし、さっきのように心臓麻痺になる可能性だってある」
o川*゚ー゚)o「生きている以上、そうした極僅かな死の可能性が付きまとっているんだよ」
o川*゚ー゚)o「だから、その生きている可能性、その未来を全て絶たれたら、残るのは死ぬ可能性だけ」
o川*゚ー゚)o「だから、その生きる可能性を0にされたから、死んだの」
( ^ω^)「なるほど」
435
:
名無しさん
:2017/12/15(金) 22:21:03 ID:pqeFyHE60
( ^ω^)「……なる、ほど?」
( ^ω^)
(; ^ω^)「は?」
いやいやいやいや。
話を整理すると、つまり僕は死ぬ運命にされたから死んだ、ということか。
つまり、今までのように『僕が殺された』というよりも『僕が勝手に死んだ』ということだろうか。
つまりつまり、それは外的要因なしで、仮にあったとしても不可避の偶然、
例えば躓いて打ちどころ悪くて死ぬとかそういう可能性もあるわけで。
つまりつまりつまり、それは防ぎようがない、ということではないだろうか。
だって、自動的に僕が死ぬってことでしょ?
全自動自殺マシーンみたいなもんでしょ?
(; ^ω^)「……ぼ、僕、勝てる、のかお?」
o川;゚-゚)o「……っ」
(; ω )「そう……」
その沈黙は、聞きたくなかった。
436
:
名無しさん
:2017/12/15(金) 22:24:22 ID:wo1hrN4Q0
なんちゅうチート
437
:
名無しさん
:2017/12/15(金) 22:29:43 ID:pqeFyHE60
(; ω )「……じゃあ、これからどうしたら」
(; ω )「……」
o川*゚ー゚)o「い、一応対処できないこともないけど」
(; ^ω^)「え?」
o川*゚ー゚)o「必ず出来るってわけじゃないけど、こっちから干渉して」
o川*゚ー゚)o「その、生きる未来を0にする力を打ち消し合うというか……」
(; ^ω^)「で、出来るのかお?」
o川;゚ー゚)o「必ず、じゃないけど……だからこうして、死んじゃったし……」
( ^ω^)「いや、全然! 可能性がないより、全然! 」
どうやら彼女には相手の力を打ち消すことが可能らしい。
絶対というわけではないようだが、だがそれでも嬉しい。
であれば、出来るだけ相手に見つからないようにし、動かなければならない。
438
:
名無しさん
:2017/12/15(金) 22:32:06 ID:NKG6OqhM0
なにかしら補正かけないと結局安価失敗しそうだ
439
:
名無しさん
:2017/12/15(金) 22:34:58 ID:pqeFyHE60
( ^ω^)「なら後は現実に戻って」
( ∀ )「戻って、どうすんだ?」
( ^ω^)「そりゃ、またツンさんと……」
(; ^ω^)「そうだ! 僕は死んだけど、ツンさんは!? 」
記憶では、僕は痛みに倒れてそのまま死んでしまった。
ツンさんはどうなったのだろう。死に戻るとはいえ、時間が元に戻るとはいえ、
あの時のツンさんの安否が気にならないなんてことはない。出来るなら、やっぱり生き延びていてほしい。
( ∀ )「死んだよ、お前と一緒にな」
(; ^ω^)「……そう、かお」
わかっていた。
いくら願っていても、僕が死んだ理由を考えれば、その可能性は限りなく低いということを。
それだけ、相手の力が強大なのだ。
440
:
名無しさん
:2017/12/15(金) 22:37:01 ID:NKG6OqhM0
早速介入しやがったな
441
:
名無しさん
:2017/12/15(金) 22:38:52 ID:CRa6b7Vw0
きてたのか
442
:
名無しさん
:2017/12/15(金) 22:41:00 ID:pqeFyHE60
(; ^ω^)「……ツンさん」
申し訳ない。
僕が不甲斐ないばかりに。
軽はずみに、学校へ行かなければよかった。
( ∀ )「だがそれも運命だ。可能性だ。痛み知らずに前へ進めるほど、甘くはない」
(; ^ω^)「……」
顔の見えない、全体の像があやふやな男がふわふわと漂う水晶の上に腰を下ろす。
(; ^ω^)「そうかお……」
(; ^ω^)「そう……」
( ^ω^)「……」
( ^ω^)「?」
誰だ、この男は。
443
:
名無しさん
:2017/12/15(金) 22:46:44 ID:pqeFyHE60
( ∀ )「……?」
o川;゚-゚)o「……」
(; ^ω^)「誰だお、お前は」
( ∀ )「自己紹介しろよ、キュート」
o川;゚ー゚)o「私じゃなくて君だよ」
( ∀ )「僕か。えー……名乗りたくねぇなぁ……」
やれやれ、と肩をすくめると、その男は水晶から降りてから気障ったらしく腕を振り下ろし、腰を曲げる。
顔は見えないが、ニヤニヤと笑っているように感じた。
444
:
名無しさん
:2017/12/15(金) 22:48:47 ID:pqeFyHE60
,,;;;;;;;;;;; --- <_;;;;;;;;;;;;;;;,
,,;;;;;;>'´ `ヽ、;;;;;;;;,,
;;;;;;;/ ヽ;;;;;;;;..
;;;;;;/ ∨;;;;;
,;;;;;;;i V;;;;; ドーモ、ナイトウサン。
;;;;;;;;;y' ,;;;;;;;
;;;;;;;;i ,;;;;;;; 僕は誰でもあり、誰でもないさ。
,,;;;;;;;;;;八_ /‐-- __ l;;;;;;; ま、俺のことは気にしないでくれると嬉しい。
,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;|: :. { ̄¨``ー-`ニー y /;;;;;;
,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;j :ヘ ヽ`ニー- _ 7 ,;;;;;;;; とりあえず、お前の邪魔はしないよ、あぁ、うん。
;;;;;;;;;;;;;;;;;> ' ´ ::::ヽ `` -- ' .イ;;;;;;;;
;;;;;>'´ ::::>-.....__ . イ;;;;;;;;;,
'´ \;;;;;;;;;;;;;;;;;;,
`ヽ、;;;;;;;;;;;,,,
ヽ、;;;;;;;
445
:
名無しさん
:2017/12/15(金) 22:58:41 ID:pqeFyHE60
(; ^ω^)「……は?」
( ∀ )「まぁまぁまぁまぁ、気にしないで良いって。うんうん」
o川;゚-゚)o「よくわかんないんだ、こいつ。でも、あの時協力してくれたし、私も逃がしてくれたし……」
o川;゚-゚)o「不本意だけど、こいつの言う通り気にしなくていいと思うよ」
(; ^ω^)「……」
( ∀ )「ハハハ! 」
気になるが、気にしないほうがいいのだろう。
やけに耳に残る笑い声を流して、もう一度彼女に僕は尋ねた。
( ^ω^)「それじゃ、元の世界に――――」
( ∀ )「まぁまぁ、もうちょっとゆっくりしていけよ」
(; ^ω^)「は?」
( ∀ )「いつ戻ったって変わんねーんだ。もう死んじまってるんだし、良いだろ」
446
:
名無しさん
:2017/12/15(金) 23:04:13 ID:pqeFyHE60
肩を掴まれ、近くなった男の顔を見てみる。
だがしかし、その顔は見えず、輪郭もぼんやりとしか見えなかった。
(; ^ω^)(ゆっくりったって……)
( ∀ )
( ∀ )「”今、どういう状況なのか”。”何が出来るのか”。”何をするか”」
(; ^ω^)「! 」
( ∀ )「一度立ち止まって整理し考える―――――だろう?」
(; ^ω^)「そう、だおね」
う
確かに整理する時間は今、幸運と言えるかわからないがたっぷりとある。
ならばゆっくりと考えてみようじゃないか。
( ∀ )「つってもあんまり長居はできないけどな」
(; ^ω^)「え?」
447
:
名無しさん
:2017/12/15(金) 23:06:20 ID:pqeFyHE60
(; ^ω^)「と、とりあえず……」
う
1.質問しよう(彼女、彼に質問安価)
2.頭の中を整理しよう(内藤君に安価)
3.他に何かあれば
>>449-451
書き込み時間末尾の数字が大きい方を実行
448
:
名無しさん
:2017/12/15(金) 23:13:16 ID:MDtrkpFY0
ksk
449
:
名無しさん
:2017/12/15(金) 23:14:52 ID:vMte2WZw0
1 いままでここでそーめんに会ったことなかったけど何で今回はいるの?
450
:
名無しさん
:2017/12/15(金) 23:45:36 ID:H8m85z9c0
そーめんめちゃかわ
451
:
名無しさん
:2017/12/15(金) 23:46:17 ID:H8m85z9c0
あ、2で
452
:
名無しさん
:2017/12/15(金) 23:59:04 ID:lB/fFFNc0
1.そもそもキュートの存在が何なのかをキュートに質問
453
:
名無しさん
:2017/12/16(土) 00:10:09 ID:CHiuGbNM0
それでは次回、明後日は整理から始めます
お疲れさまでした
454
:
名無しさん
:2017/12/16(土) 05:17:07 ID:/wStpm3A0
おつおつ
455
:
名無しさん
:2017/12/16(土) 16:47:41 ID:KuxvtQMU0
そーめんは相変わらず不可思議だなぁ
乙
456
:
名無しさん
:2017/12/19(火) 20:46:55 ID:fKBfBfv20
21:30ごろやります
457
:
名無しさん
:2017/12/19(火) 20:55:29 ID:Lazg8ruo0
んほー
458
:
名無しさん
:2017/12/19(火) 20:55:53 ID:fKBfBfv20
あ、始めます
459
:
名無しさん
:2017/12/19(火) 20:57:49 ID:fKBfBfv20
_,
( -ω-)「……」
う
整理しよう。
ここまでを、ここまでの出来事を考えるのだ。
顔の見えない男に誘導されているようなのが癪ではあるが、確かに言う通りではある。
( ^ω^)「まず大前提として、1週間以内にみんなを助けること」
( ^ω^)「でなければ、クラスのみんなが死んでしまう」
( ^ω^)「そしてみんなとキズナを結ばないといけない」
460
:
名無しさん
:2017/12/19(火) 20:59:26 ID:fKBfBfv20
( ^ω^)「次に、現状だお」
_,
(; ^ω^)「みんなを助けるためには、その脅威から身を守らなくちゃいけない」
う
(; ^ω^)「それは例えば化け物だったり、ハローさんだったり」
(; ^ω^)「今まではそうだった。でも、今回の僕の死因。謎の黒い影、それも新たな脅威になったお」
_,
(; -ω-)「だから、まずそれらを何とかしなくちゃいけない」
(; ^ω^)「そのために、鍵を握っているであろうハローさんを何とかする。現状、それを目標にしているお」
状況を整理すると、こんなところだろうか。
細かいところは臨機応変に対応していくしかないが、大まかな、道しるべとしては……
1.みんなを助ける
2.ハローさんから情報を得るorなんとかする
随分ふわっとしたものだが、如何せんこの状況自体がふわっとしたものだ。
普通じゃ考えられない異常事態で、柔軟な対応が求められる。ゆえに、考えもふわっとしたものにもなる。
461
:
名無しさん
:2017/12/19(火) 21:00:02 ID:fKBfBfv20
(; ^ω^)「……次に、今後の予定だお」
このまま元に戻ったとしても、行動を変えなければ元の木阿弥だ。
しかし、その行動も適当でなければならない。今度こそ、確実に、みんなを助けるのだ。
_,
(; -ω-)「とは言っても、学校には近づかない、狙撃手に近づかない、ってことしか分かんないお」
う
_,
(; ^ω^)「でもまぁ、そこに気を付けて行動を変えれば、また何かが見えてくるかもしれないし」
( ^ω^)「ここに関しては、今考えても仕方ない、かお……?」
頭の中を一度整理すると、ひとまずの道筋は整ったように思う。
あとはイレギュラーが起こらないことを祈って、僕の運が良いことを祈るだけだろう。
( ^ω^)(こんな感じでいいかな……)
21:40まで何か質問や意見等あればどうぞ
462
:
名無しさん
:2017/12/19(火) 21:00:46 ID:Lazg8ruo0
むはー
463
:
名無しさん
:2017/12/19(火) 21:03:41 ID:Lazg8ruo0
というかそもそもツンさんにひっくり返された今の状態の場合何処に帰れるんだろう?
464
:
名無しさん
:2017/12/19(火) 21:05:25 ID:PC4Cyo8c0
ギコの能力ってわれてたっけ?
465
:
名無しさん
:2017/12/19(火) 21:09:20 ID:fKBfBfv20
>>463
(; -ω-)(そうだ。今回は僕、ツンさんの能力でひっくり返ったんだった。その場合、どこに戻るんだお?)
( ^ω^)(あとで聞いてみなくちゃだおね)
>>464
( ^ω^)(そういえばギコの能力は何なんだろう)
( ^ω^)(いまのところ、全く情報は無し。ドクオの能力の陰に隠れているけど、ギコも厄介だおね)
466
:
名無しさん
:2017/12/19(火) 21:15:09 ID:bqMi0iB60
できればギコやドクオやハローの目的も知りたいな
ドクオとかはハロー側にいるけど心から仲間と思っているという気はしないし
467
:
名無しさん
:2017/12/19(火) 21:16:17 ID:1uHKyYUM0
女子組のパンツの色が知りてぇ後は上下揃ってるかも
468
:
名無しさん
:2017/12/19(火) 21:17:04 ID:NwjSD/Xs0
資料室で見たキュートの写真について訊いてみるか?
469
:
名無しさん
:2017/12/19(火) 21:23:54 ID:fNYoAsds0
この際根掘り葉掘りだよね
状況的に進展が無いから情報だけでも集めないと
470
:
名無しさん
:2017/12/19(火) 21:33:35 ID:fKBfBfv20
>>466
ID:bqMi0i―――――――
でき ギコやドクオやハロー 目的 たいな
(; ^ω^)(ハローさんは『可能性を殺す』ことを目的としているって言ってたおね)
(; -ω-)(可能性……可能性ってなんだお……)
>>467
パンツ
( ^ω^)(……何を考えてるんだお、僕は)
( ^ω^)(……)
_,
(; ^ω^)(……?)
う
471
:
名無しさん
:2017/12/19(火) 21:33:57 ID:fKBfBfv20
>>468
ID:NwjSD―――――
資料室で見たキュートの写真について訊いてみるか?
(; ^ω^)(そうだ、お。あの資料室の写真、無関係とは、思えな――――)
_,
(; -ω-)(……?)
_,
(; ^ω^)(なん、か……僕の頭に、声、が……)
>>469
ID:fNYoAsds0
この際根――――葉掘りだよね
状況的に進展 無い――――情報だけでも―――――
(; ^ω^)(情、報……)
(; ^ω^)(まず、写真について、元に戻った場合について、聞かなく、ちゃ)
(; -ω^)(あと、は……)
(; ^ω^)(とにかく、質問するんだお)
472
:
名無しさん
:2017/12/19(火) 21:36:11 ID:fKBfBfv20
( ∀ )「……」
( ∀ )「まぁ」
( ∀ )「もう少しだ。もう少しさ」
(; ^ω^)「は?」
( ∀ )「こっちの話だ。考えはまとまったか?」
(; ^ω^)「まだだお。ちょっと頭が痛いから、黙っててくれお」
( ∀ )「そうかいそうかい」
o川*゚-゚)o「……」
473
:
名無しさん
:2017/12/19(火) 21:44:08 ID:fKBfBfv20
(; -ω-)(……)
(; -ω^)(ひとまず、これから気を付ける、調べることとして――――)
(; ^ω^)(ギコの能力と、ドクオの目的)
う
(; ^ω^)(あと、元に戻る場合と写真について聞いてみるかお)
(; ^ω^)(教えてくれるかは分かんないけど)
(; ^ω^)
( ^ω^)(―――と、頭痛が収まったお)
474
:
名無しさん
:2017/12/19(火) 21:59:18 ID:fKBfBfv20
( ∀ )「頭痛は収まったか?」
(; ^ω^)「ま、まぁ……」
( ∀ )「それじゃ、あとは元の場所に――――」
(; ^ω^)「ちょ、ちょっと待ってくれお! 」
( ∀ )「あ?」
(; ^ω^)「その、元に戻るってどこになるんだお?」
( ∀ )「そりゃ、いつもの通りだよ」
( ^ω^)「いや、僕は今回、ツンさんの能力で反転して1週間前に戻ったんだお」
( ^ω^)「だから今回の死に戻りで戻る場合、ツンさんに戻されたところからなのか」
( ^ω^)「それともツンさんに戻されなかった方での1週間前からなのか、どっちなんだお?」
475
:
名無しさん
:2017/12/19(火) 21:59:54 ID:fKBfBfv20
( ∀ )「あー……」
( ∀ )「どっち?」
o川;゚-゚)o「え、多分、戻されたところからかな……」
(; ^ω^)「多分!? 」
o川;゚-゚)o「だ、だってぇ……」
_,
(; -ω-)「ま、まぁいいお。ツンさんを頼るのはどっちでも同じだし」
う
多分という言葉にもう少し尋ねたいところであるが、まぁ良い。
どちらであろうと、やることは変わりないのだ。
それよりも、僕はもう一つのことについて聞きたかった。
( ^ω^)「それと、質問だお」
( ∀ )「パンツは知らんぞ。知ってるけど」
( ^ω^)「……」
( ^ω^)「そっちじゃ、ない」
( ^ω^)「君のことだお」
476
:
名無しさん
:2017/12/19(火) 22:00:51 ID:fKBfBfv20
そう言って、僕は彼女のことを指差した。
一瞬、目を泳がせてから彼女、キュートは答えた。
o川;゚-゚)o「パンツはちょっと……」
(; ^ω^)「ちがうよ!? 」
(; ^ω^)「パンツはどうだっていいの! 違うの! 何なの君ら! こっちはそれどころじゃないんだお! 」
( ∀ )「渡辺さんは黒だったよ」
( ^ω^)「え」
( ∀ )「覚えてないだけで、お前見たことあるぞ」
( ^ω^)「え」
477
:
名無しさん
:2017/12/19(火) 22:01:38 ID:umA7CvzY0
禿しくそーめんが羨ましいパンツどころか乳首の色まで分かりそうだ
それはそうと思考まで読めるんかそーめん野郎
478
:
名無しさん
:2017/12/19(火) 22:02:11 ID:umA7CvzY0
やったああああああああ黒かそうかそーめんありがとう!!
479
:
名無しさん
:2017/12/19(火) 22:03:57 ID:fKBfBfv20
( ∀ )「なぁに悔しそうな顔してんだよ、やっぱ知りたいんじゃねーか! 」
(; ^ω^)「あ、ちが」
( ∀ )「むっつり!むっつり! 」
o川;゚-゚)o「わぁ……」
(; ^ω^)「やめろ!!! その顔をやめろ!!! だからパンツじゃなくって!!!! 聞いて! 僕の話!!!! 」
(; ^ω^)「君の! 君の写真!!! あったの! 学校に!!!! 何で!!!! 」
o川;゚-゚)o「……」
(; ゚ω゚)「だからパンツじゃねーよ!!!! 何でパンツの写真があるんだよ!!! スカート抑えるな!!!!!! 」
(; ゚ω゚)「学校の! アルバムに!!! 居たの!!!! 君が!!!!! 」
o川*゚-゚)o「……」
(; ^ω^)「あれは一体、なんなんだお?」
o川 ゚-゚)o「あれは……」
( ∀ )「そりゃいるさ。本人だからな」
(; ^ω^)「は!? 」
o川;゚-゚)o「いや、私じゃ――――」
( ∀ )「お前だよ。俺が保証する。間違いなく、お前だ」
o川 ゚-゚)o「……」
480
:
名無しさん
:2017/12/19(火) 22:05:31 ID:.gGweE6.0
クッソ笑う
481
:
名無しさん
:2017/12/19(火) 22:09:19 ID:NwjSD/Xs0
以下シリアスモード!!
482
:
名無しさん
:2017/12/19(火) 22:11:32 ID:fKBfBfv20
(; ^ω^)「いや、え? 本人って」
どういうことだ。
待て待て待て待て、どういうことなんだ一体。
あのアルバム。
あそこに写っていた彼女と、僕の目の前にいる彼女が同一人物だって?
確かに見た目もそっくりだし、名前も同じだった。
だが、だからこそ疑問が出てくる。
あの写真、アルバムは昔のものだ。
いつ作成されたものかは知らないが、本の色合いからして昔であるというのは確かだ。
だからこそ、昔の写真と見た目を同じにして、同一人物というのはどういうことなのだ。
そして何故、彼女はこの世界にいるのだ。
死に戻る際に訪れるこの世界に、彼女はどうしているのだ。
(; -ω-)「ちょっと待ってちょっと待って」
( ^ω^)「……キュートさん。あの写真と、同じ人?」
o川;゚-゚)o「そう……みたいだね」
( ∀ )「みたいじゃなくて、そうなんだって」
(; ^ω^)「は!? なに!? どういうこと!? 」
483
:
名無しさん
:2017/12/19(火) 22:22:27 ID:fKBfBfv20
( ∀ )「どうもこうも、だから本人なんだって」
(; ^ω^)「本人なのは分かった! だから、何で!? 」
(; ^ω^)「何で彼女はここにいて、僕に『みんなを助けてあげて』なんて言ったんだお!? 」
(; ^ω^)「この異常な出来事と彼女は、どう関係してるんだお! 」
o川 ゚-゚)o「……」
o川 ゚-゚)o「それは―――――」
o川 - )o「……私は、君に」
( ∀ )「簡単に言うと、奇跡ってやつさ」
(; ^ω^)「奇跡……?」
484
:
名無しさん
:2017/12/19(火) 22:27:04 ID:fKBfBfv20
彼女、キュートの言葉を遮って男が答える。
奇跡、と彼は言ったがやはり答えになっていない。
僕が再び問い詰めようとすると、男はずいと人差し指を僕の眼前に突き付けた。
( ∀ )「それについては、お前は自分で調べるべきだ」
( ∀ )「調べて、考えて、覚悟を決めて。そうしてから、尋ねるか決めればいい」
( ∀ )「今、教えることは簡単だ。だが、それはあまりにもつまらない。あまりにも無慈悲だ」
( ∀ )「俺は、それを許さない」
(; ^ω^)「何を言ってるんだお……?」
( ∀ )「言葉のまんまさ。考えると良い」
( ∀ )「さぁ、そろそろ時間だ。あまり長居すると、この世界に飲まれるぞ」
(; ^ω^)「え!? 」
見てみるとかすかに体が透けていくのが分かった。
長居はできない、とはこういうことか。
( ∀ )「……まぁ、サービスだ。多少の事は答えよう」
( ∀ )「あまり、時間もないしな」
(; ^ω^)「……?」
う
485
:
名無しさん
:2017/12/19(火) 22:29:22 ID:fKBfBfv20
( ^ω^)(今の時間が無いは、何か別のことを指してるような……)
(; ^ω^)(クソ。でも時間が無いのはその通りだお)
(; ^ω^)(何を聞いてみるかお……)
23:00までに聞きたいことを羅列してください
486
:
名無しさん
:2017/12/19(火) 22:33:57 ID:umA7CvzY0
キュートor奇跡?を調べるための情報?アドバイス?をいただけたらと
487
:
名無しさん
:2017/12/19(火) 22:36:07 ID:HHuxAc7o0
渡辺さんが黒ならハインのは?
488
:
名無しさん
:2017/12/19(火) 22:44:08 ID:CVJw9IKA0
内藤を殺した奴について
489
:
名無しさん
:2017/12/19(火) 22:44:17 ID:NwjSD/Xs0
時間もないってのは・・・・死に戻りに限界でもあるのか?
490
:
名無しさん
:2017/12/19(火) 23:13:00 ID:fKBfBfv20
486 ID:umA7CvzY0 [3/3]
キュートor奇跡?を調べるための情報?アドバイス?をいただけたらと
487 ID:HHuxAc7o0
渡辺さんが黒ならハインのは?
488 ID:CVJw9IKA0
内藤を殺した奴について
489 ID:NwjSD/Xs0 [3/3]
時間もないってのは・・・・死に戻りに限界でもあるのか?
(; ^ω゚)(頭、痛――――)
声が聞こえた気がした。
すると、頭の中で尋ねるべき質問が浮かび上がる。
その質問を、声を掴むようなイメージをし、痛みを堪えて僕は尋ねた。
491
:
名無しさん
:2017/12/19(火) 23:13:20 ID:fKBfBfv20
(; -ω-)「……ヒン、ト」
( ∀ )「ヒント?」
( ∀ )「……あぁ、そうだな、そうか」
(; -ω^)「彼女を、調べるための……! この状況を打破できるための、何かを! 」
( ∀ )「学校と、研究、お前の記憶。どれかでもいい。どこでもいい。辿り着ければ、わかるさ」
o川 ゚-゚)o「……」
(; -ω^)「でも、学校、は――――! 」
( ∀ )「行動を変えれば結果は変わる。いつもの通りだ」
( ∀ )「だが、あいつが付いてるからな……案外、敵の敵は味方というからな。協力できるかも、な」
(; -ω^)「敵の敵?一体どういうことなんだお」
( ∀ )「時間は無い。急げよ、内藤」
492
:
名無しさん
:2017/12/19(火) 23:15:41 ID:umA7CvzY0
ふむ、これは覚えとかないとな
493
:
名無しさん
:2017/12/19(火) 23:21:41 ID:fKBfBfv20
(; -ω^)「死に戻りにも限度が……?」
( ∀ )「そうじゃあない。世界の確定まで時間がないんだ。計算が終わる」
o川;゚-゚)o「そう、だね。このままじゃ、最悪の形で終わっちゃう」
(; ^ω^)「どういう、ことだお?」
( ∀ )「お前は何度も繰り返している。現実の世界を、1週間を」
( ∀ )「そう思ってるだろう?」
(; -ω^)「違うのかお?」
( ∀ )「実際は違う。『本当の世界』は、1秒も経っちゃいないのさ」
( ∀ )「さっき、俺はキュートの事を奇跡といった。それはお前にも当てはまる」
o川; - )o「……」
(; -ω^)「何を言ってるんだお」
( ∀ )「そしてお前の記憶がないのも奇跡であり、想いだ。それは忘れるなよ」
( ∀ )「お前の力は可能性を『掴み取る』ものだ。さっきから聞こえる声は、その可能性の一部さ」
(; -ω^)「さっきから何を言ってるんだお! 」
( ∀ )「さぁさぁ、繰り返すが時間は無い。あいつも邪魔するだろう。それを乗り越えられるかは、お前次第だ」
( ∀ )「せいぜい、面白い結末を見せてくれ。内藤ホライゾン」
o川; - )o「ごめんね、時間だ。戻すよ」
(; -ω^)「ちょ、まだ――――」
o川; - )o「ごめんね。頑張って……許してくれなんて、言わないけど。でも、私は」
494
:
名無しさん
:2017/12/19(火) 23:22:19 ID:fKBfBfv20
――――――――――――
―――――――
――
. 。 ロ 囗
.... 。 ロ [] ロ
ロ ロ ロ ロ
...... ロ [] [] ロ囗
...... ロ [] 囗 ロ []
ロ [] 囗 囗 サラサラ....
[] ロ [] 囗
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ロ ロ []┌┐ 囗
ロ [] └┘囗
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。 ロ [] 囗
。 ロ囗
ロ ロ
サラサラ.... 。 ┌┐
ロ└┘
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囗 ロ 。
キラキラ.... ロ [] ロ 。
ロ ロ ロ ロ キラキラ.....
囗ロ [] [] ロ
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サラサラ..... □ □ [] ロ
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囗 ┌┐[] ロ ロ
囗└┘ [] ロ
囗 ロ ロ
□ [] ロ 。
囗ロ 。 サラ....
ロ ロ
┌┐ 。
└┘ロ
囗ロ
495
:
名無しさん
:2017/12/19(火) 23:24:41 ID:fKBfBfv20
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。s=s。
,.、- Y´\ /`Y
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: ⌒ヽ'⌒\ : : : : : : : :::`ヾ、 |-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|__|__l__|__|_|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|/:゙:゙:゙:゙:゙: : : : :/:. :. :. :
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: : :γ´: : : : :そ:.;:.;:.;ヽ:. :. :. :.:.:.| |__|_|_|_|_|_|_|_|_| | |_|_|_|,i|:::|ィ升「 ̄~l〕トミ:: |_|_|_,|_|_|_|_|_|_|γ⌒ヽ⌒ヾ__彡'´:. :. :. :. :. :./:.
: : 八__彡'^´:.;:.;:.;:.;:.;:.;:) :. :. :. :.| |__|_|_|_|_|_|_|_|_| ̄i|冂|_,|:::|_|_|_| ̄| ̄|_|_l.|:::|_冂_|_|_|_|_|_|_|_|: : : : : :彡'´:. :. :. :. :. :. :. /:. :.
ノ´:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;r‐':. :. :. , -r‐|^\TTTTTTTTT||| || .|:::| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~|:::| | ||TTTTTTTTTTTTT‐、: : : : i:i:i:i:i:乂⌒ヽ'´:.
´:.;:.;:.;:.;:.;_彡'⌒ヾ:.;:.;(:.:.:.:.:.:r'‐、_ノ'´ ̄)⌒) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:,~:,~ヽ⌒ヽ;'从从;';';'{;;;;;;(:.
⌒´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.r‐‐、:::/⌒ヽ '´ f⌒/ :, :, :, :, :, :Y⌒Y;';';';';';';'乂;;;;;`
|;'ー=ミ^;^;^;^ノ__γ⌒ヽ'''´_ ノ⌒) ,. :, :, :, :く⌒Y⌒ヽ洲ヾ;;;;;
;';';';''⌒;';';';'_{_>'⌒ _∟>─────────────────────────────-<⌒ヽ洲洲
496
:
名無しさん
:2017/12/19(火) 23:28:57 ID:fKBfBfv20
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. ̄/l ./l/ ̄ ̄ ̄/l ./l/ ̄ ̄ ̄/l ./l/ ̄ ̄ ̄/l
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 ̄ ̄ ̄/l ./l/ ̄ ̄ ̄/l ./l/ ̄ ̄ ̄/l
.___/:/| l/_____/:/| l/_____/:/|
__||/ !|| |||___||/ !|| |||___||/ !||
_ ||. l|| ||. l|| ||
(; ゚ω゚)「わぁ!? 」
ξ;゚⊿゚)ξ「きゃ! な、なんなのよ……」
(; ゚ω゚)「こ、ここは!? 」
最後にキュートの声が耳に届くのと同時に、意識が飛んだ。
そして気づけば、僕は飛び上がるようにして起き上がったのだった。
ツンさんの姿と今いる場所を確認すると、どうやら僕はツンさんにひっくり返されたところに戻ったようだ。
497
:
名無しさん
:2017/12/19(火) 23:34:22 ID:fKBfBfv20
(; ゚ω゚)「……そうか、ここに戻ったのか」
ξ;゚⊿゚)ξ「ど、どうしたのよ。もしかしてどこか打ったのかしら……」
まず、これからのことを考えた。
夜の学校については分かった。
なら、もう一度忍び込むべきか、それとも別の行動をした方がいいのか。
顔の見えない男の言葉をもう一度思い返す。
_,
(; -ω-)「……」
う
僕の力?
可能性を掴み取る、だったか。
どういうことなのかわからない。ただ死んでも戻るだけ、ではないのか。
だが、その力はどうやって使えばいい。
(; ^ω^)(くそ、最後の最後に大事なことをにベラベラ喋りやがって……)
498
:
名無しさん
:2017/12/19(火) 23:41:19 ID:fKBfBfv20
(; -ω-)(とにかく、まずは。うん)
(; -ω^)「……ツンさん」
ξ;゚⊿゚)ξ「な、なによ……?」
( ^ω^)「……戻してくれて、ありがとう」
ξ゚⊿゚)ξ「……あんた」
ξ゚⊿゚)ξ「死に戻った、のね」
ξ゚⊿゚)ξ「どこから戻ったのか説明なさい」
( ^ω^)「……」
夕日の差し込む、誰もいない教室。
僕とツンさんの影が細く長く伸びて廊下へと繋がる。
ツンさんは死に戻りについて知っている。
妙に冷静なところに違和感を覚えながらも、僕は彼女に詳細を話すのだった。
499
:
名無しさん
:2017/12/19(火) 23:48:10 ID:fKBfBfv20
(; ^ω^)「……どうしよう」
ξ;゚⊿゚)ξ「どうしようっていわれてもね……」
う
僕の話を聞き終えると、ツンさんは頭を捻らせた。
僕も同じように頭を捻らせる。
いや、本当どうしよう。
ひとまず方針として、もう一度購買の地下を調べるべきか、別行動をすべきかなのだが、
危険が多いというのが最大の悩みであった。
ξ゚⊿゚)ξ「ここは―――――」
何か考えが浮かんだのか、ツンさんが顎に当てていた手を離し、人差し指を立てた。
しかし、僕はツンさんではなく別のことに意識を向けた。
かつかつ、と誰かが廊下を歩いてきているのだ。
速足なのか、足音は妙に早く感じる。
(; ^ω^)(前はこんなことなかった――――! )
嫌な、予感がした。
1.逃げ出す
2.残る(『ツンさんが』死にます)
3.何か他にあれば
>>500-501
書き込み時間末尾の数字が大きい方を実行
500
:
名無しさん
:2017/12/20(水) 00:05:47 ID:6r4e7isU0
何か冴えた3があれば嬉しいけど思いつかないし1で
501
:
名無しさん
:2017/12/20(水) 00:06:43 ID:gC9EkMg60
3トソン箱を使う
502
:
名無しさん
:2017/12/20(水) 00:07:46 ID:CAipSs/60
o川*゚ー゚)o 今日はここまで
o川*゚ー゚)o 次回、逃げ出すところから
o川*゚ー゚)o 今日か明日に再開します
503
:
名無しさん
:2017/12/20(水) 20:51:25 ID:O2tVgMlI0
時間切れで質問はできなかったけど
>>490
の
>>487
の異物感で笑った
504
:
名無しさん
:2017/12/25(月) 00:31:57 ID:XpTgwMnw0
クリスマス……ですね……
投下……ありませんでしたね……テヘヘ……
505
:
名無しさん
:2017/12/25(月) 13:33:36 ID:T6.oaLdQ0
知ってた
506
:
名無しさん
:2017/12/26(火) 06:15:10 ID:PP/dSdxE0
(来週か来月の)今日か明日
507
:
名無しさん
:2017/12/27(水) 22:25:17 ID:sTo75dPY0
新年お年玉特大号なんでしょ?そうなんでしょ????
508
:
名無しさん
:2017/12/29(金) 17:04:00 ID:T.amx58.0
年明けるまでパンツ脱ぐか...
509
:
名無しさん
:2017/12/29(金) 23:11:27 ID:qG8FcG320
年明けすぐにでもやりたいところです……もうしわけ……ゆるし……すみませ…・・ごめ……
510
:
名無しさん
:2018/01/01(月) 14:47:38 ID:wQM9pLpM0
やれますか!?
511
:
名無しさん
:2018/01/01(月) 21:16:40 ID:QMcHq5KQ0
1/1は流石に!疲れが!みなさんも!いそがしいとおもいま寿司!
なので!!!明日16時ごろからちょこちょこやりたいと思いま!
それとこれとは別に、明けまして!!!!!!おめでとうございまっ!!!!!!!!!
512
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 16:01:20 ID:uWUPqf3Q0
はじめます。ゆっくりと、まぁ
513
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 16:05:49 ID:uWUPqf3Q0
――――――――――――
―――――――
――
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(; ^ω^)「逃げるお! 」
ξ゚⊿゚)ξ「え!? 」
514
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 16:09:57 ID:uWUPqf3Q0
僕はツンさんの手を掴むと急いで教室から出た。
なにがなんだかと状況が呑み込めないツンさんは困ったように声を上げるが、手を振り払うことはせず僕についてきてくれた。
足音がする方の反対へ抜け出すと、僕はちろりと後ろを覗いてみた。
人影があった。しかし姿ははっきりと見えない。
(; ω )「っ――――! 」
だが、背筋が凍えた。
(:::::::::::::)
姿は見えずとも確信した。あれは、あの時自分を殺した姿だ。
(::::::∀::)
そしてその人影の更に後ろ、ただの陰に見えるが一層黒い何かが居る。
それが、自分をじぃっと見つめているように思えたのだ。
悪意ある視線が、僕を掴むのだ。
515
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 16:12:09 ID:uWUPqf3Q0
(; ^ω^)(だめだ、掴まる! そしたら、また――――! )
また、死ぬ。死んでしまう。
何も情報を得られないまま、ツンさんも一緒に死んでしまう。
それだけは絶対に嫌だ。
対策も何もない中、唯一出来る逃げの一手に僕は全力で命を賭けた。
そして廊下の端まで走り、そこにある階段を下りる際にもう一度だけ、後ろを見た。
逃げきれるだろうか、大丈夫だろうか。安心を得たいがためのことだった。
(; ^ω^)「?」
(:::::::::::::)「……」
しかし、人影は立ち止まっていた。
運が良く僕たちに気づかなかったのか、先ほどまで僕たちがいた教室を覗いていたのだ。
(::::::∀::)
その後ろの影よりも黒い何かは、ゆらゆらと揺れて―――――
516
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 16:12:43 ID:uWUPqf3Q0
_,..=‐ヵ‐--. 、._
,.ィ:'´:::::::://'⌒ヽ.〃´::`ヽ. fi
,ィ;'´:::::::::::::/∧:.:ヽ;/::::::::::::::::::ヽ、 |i
,ィ';;;;;;;:::::::::::::〃 `7/:::::::::::::::::::,,ィ=‐ヽ. i|
,;';;;;;;;;;;;;;;;:::::::::ii /,'::::::::::::,:,ィ"´ `、 ノj
,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::il.: . ./'::::::::::::;:'' メ、j;|
,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|:.:/;;;;;;;:::::::/ ,ィ‐‐:、 /;;;;;;;;i
i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i:,';;;;;;;;;;;;;;/ ,;'::::、:::::::ヽ ハ;;;;;;;;;i,i!
|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!;;;;;;;;;;;;;/. !::::::::ヽ::::ノ メ;;;;;;;;;;;;';i' また、あと――――で、な
i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ii ゙ゝ==‐'′.メ;;;;;;;;;;;;;;;;;;'
:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| : メ;;;;;;;;;;;;;.;;;;;;;;i
. ゙、:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i::. . .:. ,,ィ'´;;;;;;;;;;;;;;:;メi;;;;;;;i
ヘ` 、:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i:.:.:..:,ィ;';;;;;;;;;;;;;;;;;;;:ィ゙/゙メ;;;;;;;!
゙.、 `゙メ、:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙;;;'";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;メ、/`/;;;;;;;;;!
ヽー‐';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;メ、ノヽ/;;;;;;;;;;;;!
ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_,.ィ''´.X " メ;;;;;;;;;;;;;;;;:|
ヽ;;;;;;;;;;;;;___ィ‐‐、―ヽ .メ";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::i
ヽ、;;;;;゙メニ.ヽ__,ヽイ";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::.、
>.、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::ヽ.
ヘ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::ヽ、
ヘ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::/'´ `<
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::/ ,ィ⌒ヽ. `ヽ、
__.,,ィ;;";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ i:::::ヽ.::::i ノヽ
__,.ゝ、;;;;;;;';´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/. ヽ、___.ノ ,.ィ;´;;;;;;;;;;;ヽ
メ、´ ,'⌒メ .メ、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;メ., _/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
;;;;;;゙、、 ゙ー'′ `メ、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/. .:. . : _,.イ;´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\
517
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 16:19:22 ID:uWUPqf3Q0
(; ゚ω^)「!? 」
そう言ったような気がして、影は消えていった。
だがそれは、そいつは教室ではなく確実に僕を見ていた。
僕に対して、「またあとで」と言ったのだ。
「またあとで」、もう二度と会いたくないのが正直なところだ。
今は上手いこと逃げきれたが、次はどうすれば良いのだろう。
何か策を用意しなければ、そのためには情報が必要だ。
そんなことを考える僕の手を、ツンさんが引っ張る。
ξ;゚⊿゚)ξ「行くわよ、早く」
(; ^ω^)「う、うん」
影は消えたが、人影は未だ教室を見ていた。
なぜ、見逃すようなことをしたのだろう。
あのまま教室に残っていたらどうなっていたのだろう。
考えに身を震えさせながら、僕とツンさんは階段を下りて学校を人知れず抜け出すのであった。
518
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 16:26:52 ID:uWUPqf3Q0
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――
。s=s。
,.、- Y´\ /`Y
,.イ~::|\________________∠,,__|ニニニニ|_________________
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|| | :| |::| | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |__|__l__|__|_| | | | | | | | | | | | | | | | | |
ァ... || | :| |::|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|__|__l__|__|_|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|┬ァ'
( || |,、‐''゙´´``丶、 | | | | | | | | | | | | | | | | |__|__l__|__|_| | | | | | | | | | | | | | |,.、-‐=彡:. :. :
: ⌒ヽ'⌒\ : : : : : : : :::`ヾ、 |-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|__|__l__|__|_|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|/:゙:゙:゙:゙:゙: : : : :/:. :. :. :
: :xく:.;:.;:.;:.;:.;:.;\: : : : : : : : :ミ、 | | | | | | | | | | | | | |__|__l__|__|_| | | | | | | | |_彡'´:: : : : : : : γ´:. :. :. :. :.
: : : \::.;:.;:.;:.;:.;⌒ヽ: : : : : : : ミ=-.|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:| | ̄ ̄ ̄~ |-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|-:|‐:|ー=ミ: : :_彡'´:. :. :. -=≦:.
: : : : : :\:.;:.;:.;:.;:.;⌒>: : : : _彡´ | | | | | | | | | | | | | |]]]]]]]] | | | | | | | | | ー=彡: く:. :. -=≦:. :. :. :. :.
: : : : : : ⌒\:.;:.;:.;:.;ノ´: : : : : ::ノ二二二二二二二二二Y^Y。s==个==s。Y^Y二二二二二二二γ´: : : : )´:. :. :. :. :. :. :. :. :.
: : :γ´: : : : :そ:.;:.;:.;ヽ:. :. :. :.:.:.| |__|_|_|_|_|_|_|_|_| | |_|_|_|,i|:::|ィ升「 ̄~l〕トミ:: |_|_|_,|_|_|_|_|_|_|γ⌒ヽ⌒ヾ__彡'´:. :. :. :. :. :./:.
: : 八__彡'^´:.;:.;:.;:.;:.;:.;:) :. :. :. :.| |__|_|_|_|_|_|_|_|_| ̄i|冂|_,|:::|_|_|_| ̄| ̄|_|_l.|:::|_冂_|_|_|_|_|_|_|_|: : : : : :彡'´:. :. :. :. :. :. :. /:. :.
ノ´:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;r‐':. :. :. , -r‐|^\TTTTTTTTT||| || .|:::| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~|:::| | ||TTTTTTTTTTTTT‐、: : : : i:i:i:i:i:乂⌒ヽ'´:.
´:.;:.;:.;:.;:.;_彡'⌒ヾ:.;:.;(:.:.:.:.:.:r'‐、_ノ'´ ̄)⌒) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:,~:,~ヽ⌒ヽ;'从从;';';'{;;;;;;(:.
⌒´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.r‐‐、:::/⌒ヽ '´ f⌒/ :, :, :, :, :, :Y⌒Y;';';';';';';'乂;;;;;`
|;'ー=ミ^;^;^;^ノ__γ⌒ヽ'''´_ ノ⌒) ,. :, :, :, :く⌒Y⌒ヽ洲ヾ;;;;;
;';';';''⌒;';';';'_{_>'⌒ _∟>─────────────────────────────-<⌒ヽ洲洲
(; ^ω^)「……」
ξ;゚⊿゚)ξ「……」
519
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 16:30:43 ID:uWUPqf3Q0
抜け出した学校を見上げる。
僕らが先ほどまでいた教室の窓には誰もおらず、真っ暗な色があるだけだった。
2-Eの教室を見る。
まだこの時間の「僕」が残っているはずの教室だ。
開けられた窓から入った風がカーテンを揺らしていた。今頃、ドクオ達と談笑しているのだろう。
ξ;゚⊿゚)ξ「……どうする?」
_,
(; -ω-)「ね、どうしようかお」
候補としてあった学校。
特にあの本、キュートの姿が写っていたアルバムを探すつもりでいたが、再び校内に戻る勇気は僕にはない。
となると、残りの候補は――――
1.ハローさんを探そう
2.購買を調べ、地下へ行こう
3.ツンさんの家
4.僕の家
5.他に何かあれば
>>521
520
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 16:37:14 ID:zHal5n620
ksk
521
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 16:50:30 ID:HiE5QH4E0
よし
522
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 16:58:08 ID:HiE5QH4E0
2で
523
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 17:21:17 ID:uWUPqf3Q0
( ^ω^)「購買……」
ξ゚⊿゚)ξ「え?」
(; ^ω^)「購買の地下、今なら行けるんじゃないかお?」
ξ;゚⊿゚)ξ「地下……?」
_,
(; -ω^)「あ、そうか。教室でも言ったけど、実は死に戻る前に―――――」
僕は前回のこと、購買にある地下への入り口とその先で起こったことをもう一度おおまかに説明をした。
ツンさんは半信半疑、というよりも全て信じるように僕の話に頷いてくれていた。
爆発が起こる前、地下を崩される前の今なら、調べることは可能ではないだろうか。
その僕の意見に、ツンさんは少し考えてから、「行くしかないか」と呟いた。
524
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 17:25:52 ID:uWUPqf3Q0
――――――――――――
―――――――
――
(:::::::::::::)「何故だ、何故懐かしさを覚えた」
(:::::::::::::)「何てことのない教室だ。何度も通った、何度も見た」
(:::::::::::::)「だが今、急にだ。足を止めてしまった。考えてしまった」
(:::::::::::::)「ただの教室に、何故……」
(:::::::::::::)「何故”懐かしい”などと思った。何故立ち止まるほどの感情を抱いた」
(:::::::::::::)「わからない、なんでだ。どうしてだ。懐かしい……いや、取り戻したい……?」
(:::::::::::::)「……ダメだ、わからない」
(:::::::::::::)「それよりも、探さなければな」
(:::::::::::::)「もうすぐ終わるのだろう?なぁ。もうすぐで、もうすぐ……すべてが……」
(:::::::::::::)「……いない、か。勝手な奴め」
(:::::::::::::)「……」
(:::::::::::::)「さて、ここは――――」
525
:
◆8/0LCHPgio
:2018/01/02(火) 17:27:26 ID:uWUPqf3Q0
1〜6までの好きな数字を
>>526
526
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 17:32:45 ID:zHal5n620
5
527
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 17:41:19 ID:uWUPqf3Q0
.
(:::::::::::::)「そうだな、ここは」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
( ^ω^)「それじゃ、ひとまず」
.
528
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 17:42:31 ID:uWUPqf3Q0
.
(:::::::::::::)「神社にでも、行こうか」
う
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
( ^ω^)「購買に、行くお」
う
.
529
:
訂正
:2018/01/02(火) 17:43:15 ID:uWUPqf3Q0
.
(:::::::::::::)「神社にでも、行こうか」
う
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
( ^ω^)「地下に、行くお」
う
.
530
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 17:43:53 ID:uWUPqf3Q0
>>525
トリップキー
#1街2街3学4地5社6公
531
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 17:47:24 ID:zHal5n620
こいつは…
532
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 17:53:20 ID:uWUPqf3Q0
――――――――――――
―――――――
――
( ^ω^)「さて、購買についたものの……」
ξ゚⊿゚)ξ「閉まってるわよね、そりゃ」
放課後ということもあり、購買は閉まっていた。
前回も閉まっていたから中を調べられず、夜まで待ったことを思い出す。
(; -ω-)「んー……無理やり開けてもいいけど」
あまり騒ぎを起こしたくない。
この時間の「僕」は既に学校を出ているだろうけど、万が一だってある。
それに、2-Eの誰かに見つかるのもまずいし、何よりあの影に見つかるのはまずい。
533
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 17:54:02 ID:uWUPqf3Q0
ξ゚⊿゚)ξ「そうね、ここは……あら?」
( ^ω^)「お?」
ツンさんが何かに気づき、ニヤリと口を歪ませた。
ははぁ、悪いことを企んでいるな、と僕は思った。
ξ゚⊿゚)ξ「先生ー! 」
( ・∀・)「ん?どうしたんだ、二人とも」
ツンさんが猫なで声で走ると、その先にいたのは職員室に戻る途中だったのだろう、モララー先生がいた。
534
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 18:05:05 ID:uWUPqf3Q0
ξ゚⊿゚)ξ「先生、購買の鍵ってありますか?」
( ・∀・)「あぁ、放課後になったから、私が閉めたぞ。それがどうしたか?」
( ^ω^)「! 」
ツンさんと目が合った僕はなるほどと納得した。
しかし運が良かった、丁度モララー先生が鍵を持っていたとは。
ξ゚⊿゚)ξ「あの、実は内藤君が購買の中に財布を落としたようで……」
( ^ω^)「そ、そうなんですおーぼく、さいふをなくしちゃってー、おひるにこうばいにいったからー、きっとー」
( ・∀・)「……」
_,
( ・∀・)「本当か?」
(; ^ω^)「ぁぅ……」
ジロリと先生に見られる。
やっぱり苦手だ、モララー先生。良い人だっていうのは分かるんだけど、ちょっぴり怖い。
535
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 18:06:23 ID:uWUPqf3Q0
ξ゚⊿゚)ξっ”ギュッ
( ;ω;)ヒギィ!!!
(; ・∀・)「ど、どうした急に」
そんな僕のおしりをツンさんがちみりと抓り上げる。
何をするのかと僕は涙目になりながらツンさんを訴えた。
ξ゚⊿゚)ξ「ちょっともう、財布が見つからないからって泣かなくても良いじゃない」
( ;ω;)「お、お!? そ、そういわれても、さいふがないとぼく……」
ツンさんの意図を察したが、余りにもおしりが痛い。
あとで覚えておけよと心に復讐を誓いながら、僕は涙目で再びモララー先生に訴えた。
( ;ω;)「せ、せんせぇ」
(; ・∀・)「そ、そんな泣かなくても……わかったわかった、開けるからちょっと待ってなさい」
ξ゚⊿゚)ξ
そうしてモララー先生が鍵を開けるのを見て、ツンさんはにたりと笑った。
一方で僕はおしりを優しく何度も撫でた。かわいそうに、僕のおしり。かわいそうに。
536
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 18:13:17 ID:uWUPqf3Q0
( ・∀・)「ほら、さっさと探しなさい」
ξ゚⊿゚)ξ
( ^ω^)
開いたドアから僕たちは中に入っていく。
しかし、地下に行くことが出来なかった。
入る方法が分からない、というわけではない。
( ・∀・)「ん?どうしたんだ?」
先生も一緒に探してしまったからだ。
ξ゚⊿゚)ξ「な、なかなかないわねー」
( ^ω^)「そ、そうだおねー」
まさか先生も一緒に探すとは思わなかった。
てっきり購買を開けたら鍵をこちらに渡し、職員室に戻ると思っていたのだ。
それはツンさんも同じようで、困ったように眉を八の字にしている。
537
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 18:15:42 ID:uWUPqf3Q0
( ・∀・)「別のところで無くしたってことはないか?」
( ^ω^)「ほ、ほかでさいふをつかったおぼえがなくて……」
( ・∀・)「そうか。見つかるといいんだが……」
ξ゚⊿゚)ξ「……せ、先生。探すのに時間がかかるかもしれませんし、職員室に戻っても」
( ・∀・)「んー?まぁ、疑うわけじゃないけど商品を盗む可能性もあるしな」
( ^ω^)「そ、そんなことしませんってー」
ξ゚⊿゚)ξ「は、ははは」
( ・∀・)「ま、3人で探したほうが早いだろ。ほら、2人もとっとと探しなさい」
困った。
これは困ったぞ。
ξ゚⊿゚)ξ「後ろから殴って……」
ツンさんが物騒なことを言い出した。
困った。
これは困ったぞ。
_,
( ^ω^)(んー……どうにか先生を行かせられないかお)
538
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 18:23:08 ID:uWUPqf3Q0
(; -ω^)(何か方法は……)
僕はモララー先生に―――――
1.後ろからぶん殴る
2.しぃ先生が呼んでいたと嘘をつく
3.学園長が呼んでいたと嘘をつく
4.とりあえず雑談をする
(A.しぃ先生について)
(B.学園長について)
(C.モララー先生について)
(D.この学校について)
5.他に何かあれば
>>540
4の場合、4Aや4Bという書き方でお願いします
539
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 18:24:12 ID:zHal5n620
4B
540
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 21:14:18 ID:E.EkNuS.0
3
541
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 21:39:51 ID:uWUPqf3Q0
続きはまた明日やります
542
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 21:55:10 ID:zHal5n620
乙
543
:
名無しさん
:2018/01/03(水) 22:22:51 ID:9zGEMMBY0
o川*゚ー゚)o 30分くらいからちょっとだけやります
544
:
名無しさん
:2018/01/03(水) 22:31:51 ID:9zGEMMBY0
(; ^ω^)「お。そ、そういえばモララー先生」
( ・∀・)「?」
(; ^ω^)「さっき、学園長先生が呼んでましたお?」
( ・∀・)「え?なんだろう、何の用か言っていたか?」
(; ^ω^)「え、えーっと……」
ξ゚⊿゚)ξ「た、確か授業の……いや、生徒指導についてだったかな……」
( ・∀・)「む、あの件についてかな……仕方ない、不安だが鍵を渡しておく。私は学園長室に行ってくるよ」
( ・∀・)「調べ終わったら職員室の私の机に鍵を置いておいてくれ」
( ^ω^)「わ、わかりましたお! 」
( ・∀・)「財布、見つかるといいな」
モララー先生から鍵を受け取ると、先生は足早に購買を出て行った。
僕とツンさんはそれを笑顔で見送り、先生が戻ってこないことを確認すると急いで地下への道を開けようと試みた。
545
:
名無しさん
:2018/01/03(水) 22:52:11 ID:9zGEMMBY0
ξ;゚⊿゚)ξ「ど、どうやって地下へ行くのよ?」
(; ^ω^)「えーっと、確かあの時はこの辺を踏んで……」
記憶を頼りに、あの日と同じく足元を踏み鳴らす。
何度かそれを繰り返していると、カチリと聞き覚えのある音とともに地下への道が壁から現れたのであった。
ξ;゚⊿゚)ξ「おぉ……」
(; ^ω^)「よしよし、上手くいって良かったお」
ξ゚⊿゚)ξ「あ、ここにうっかり誰か来たら困るわね。鍵を閉めて、っと」
546
:
名無しさん
:2018/01/03(水) 22:52:32 ID:9zGEMMBY0
ツンさんが購買の入り口を閉め、誰も入ってこれないようにすると、僕たちは再び地下へと踏み込むのであった。
薄暗い中、僕はツンさんの前を慎重に歩き進む。スイッチがある場所はなんとなくだが覚えており、踏みかねない場所は
ツンさんに教えながら進んでいった。幸い、今回も何かしらの罠にかかることなく、例のあの部屋まで辿り着くことが出来た。
_,
( ^ω^)(前はここに誰かが居て……)
ここで聞こえた、激しい怒りを露わにした声を思い出す。
姿は分からないが、とにかく怖かった。誰だか分からないが、今、僕たちはそいつの懐に飛び込もうとしているのだ。
自然と足が震え、僕はその部屋を前にして動くことが出来なかった。
ξ゚⊿゚)ξ「ど、どうしたの?」
(; ^ω^)「ちょ、ちょっと思い出し恐怖が……」
ξ;゚⊿゚)ξ「思い出し恐怖?」
そんな僕の背を、バシンとツンさんが叩いた。
547
:
名無しさん
:2018/01/03(水) 22:52:53 ID:9zGEMMBY0
ξ゚⊿゚)ξ「ここまで来てなーにビビってんの」
ξ゚⊿゚)ξ「モララー先生にあんなすぐバレるような嘘をつくぐらい、能天気なくせに」
ξ゚⊿゚)ξ「今までだって、色んなことがあったんでしょ?今更今更! どーんと行けばいいのよ、どーんとね」
(; ^ω^)「……お」
( ^ω^)「そ、そうだおね。よ、よし、行くお! 」
ツンさんの足も震えていたような気もする。
ツンさんの手も震えていたような気もする。
ツンさんの声も震えていたような気もする。
ツンさんだってわかっているのだ。恐ろしいことを。この状況を。
その強がりに、僕は震えた声で強がり返し、部屋の入り口を開けたのだった。
548
:
名無しさん
:2018/01/03(水) 23:00:29 ID:9zGEMMBY0
――――――――――――
―――――――
――
| ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄|
| 三三 | | 三三 |
| ̄ ̄ ̄ ̄|三三 | | 三三| ̄ ̄ ̄ ̄|
| ̄ ̄ ̄ ̄| |三三 | | 三三| | ̄ ̄ ̄ ̄| l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l_
|三三三三| |三 | ̄ ̄ ̄ ̄| 三| |三三三三| |.|「「「「「「「「「「「「| |(.~\
|∥∥∥∥| |三 |≫≫≪≪| 三| |∥∥∥∥| |.|「「「「「「「「「「「「| | \(~\
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| ̄| ̄ ̄ ̄|
| ̄| ̄ ̄ ̄|
(; ^ω^)「おぉ……」
ξ;゚⊿゚)ξ「……あぁ、そんな」
う
549
:
名無しさん
:2018/01/03(水) 23:08:39 ID:9zGEMMBY0
部屋の中に入ると、そこは様々な機械や本棚、怪しい薬が並んであった。
前回見たときはすでに崩壊しかけており瓦礫だらけであったが、面影がある。
機械は稼働しているようで、ゴウンゴウンと重い音を上げていた。
パソコンの画面には日誌だろうか、報告書だろうか、文字が羅列されてあった。
『経過観察、反応なし。成果のほどは不明。しかしまだ時間はあるため続行』
『変更箇所:視点を変える。そもそも流れが違えばいくらやっても無駄なのだ』
『騙された』
『今度は上手くいくだろう。信頼できる。金はいくらでもあるのだ』
『方針の確立。方向性はあっているはず。問題は技術だろう。そのためには』
『可能性はある』
『何度目だ、何度やればいいのだ』
(; ^ω^)「なんのこっちゃ」
パソコンの画面から視線を外すし、僕は改めて部屋全体を見渡す。
部屋の大きさは教室以上あり、ドアが四方に6つある。
一つは僕たちが入ってきたドアだ。残り5つ、それぞれ左右に2つ、正面に3つだ。
550
:
名無しさん
:2018/01/03(水) 23:09:22 ID:9zGEMMBY0
ξ;゚⊿゚)ξ「ドクオが裏切る……これが理由、かしら」
ξ;-⊿-)ξ「だとしても、なんで。そんなことで?」
ツンさんが机の上に置かれていた資料をいくつか読み、頭を抱えていた。
ドクオの裏切りについて何かわかったのだろうか、ぶつぶつと呟いては資料を読み進めている。
(; ^ω^)「ドクオ……」
そういえば地下が崩れる少し前に、この部屋に入ってきていた。
何かを探していたのだろうか、理由は分からない。
(; ^ω^)(僕も何か調べてみるかお)
う
1.機械を調べる
2.パソコンを調べる(器用判定)
3.ツンさんに話しかける
4.机の上の資料を調べる(運判定)
5.別の部屋に行く
6.他に何かあれば
>>551
551
:
名無しさん
:2018/01/03(水) 23:30:54 ID:.gXiHkQg0
4
552
:
名無しさん
:2018/01/03(水) 23:40:39 ID:9zGEMMBY0
──────── 現在のステータスです
( ^ω^):内藤ホライゾン
▽ 能力 ▽
運動神経(55) 普通だぞ
記憶力(62) 割と良いぞ
器用(14) 凄く悪いぞ
運(52) 普通だぞ
▽ スキル ▽
主人公の資質(番外) … たまに勝手に動くぞ。判定時、+5の補正
口先の魔術師 … たたみかけモードを発動するぞ。話術を使う場面に限り、+10の補正
常識フィルター(偽) … 多分、常識的。恐らく
不屈の根性 … そのしぶとさは異常。もはや異能生存体。1日3回の振りなおし
危険察知 Ver.EX … 何度も死んだ経験。既知の脅威から身を守り、既知の脅威を予知出来る。(パッシブ)
意地 … 絶対に助ける。何度も願った思い。同行者が居る場合、全ての判定に+12の補正(パッシブ)
嘘看破 … 判定成功時、相手の嘘が何となく分かる。(パッシブ)
死に損ない … 何度でも繰り返す。わずかに残った記憶から、最善の行動が取れる(パッシブ)
運命のコイントス … 運命を捻じ曲げる。即死確定時、トリップに仕込まれた1〜10の数字を予想する。成功した場合、判定をクリティカルに捻じ曲げる(1日1回)
俊足 … 運動神経の判定時、+10の補正。(1日2回)
不器用なりの努力 … 器用の判定時、+10の補正。(1日2回)
暗可機械 ・・・ アンカギミック。念じたことに対応する機械を出せる。(1日1回。内容次第で劣化の可能性あり)
おまじない … すべての判定に+5(一度だけ)
キュートな呪い … 一週間以内にキズナを結ばないと死ぬぞ。死んでも死に戻るぞ
▽ キズナ ▽
渡辺さん … 。
高岡さん … 。
▽ 道具 ▽
家のカギ … とっても大事
携帯電話 … 必需品
財布 … お金はまだある
ライター×2 … 燃やせるものは限られている
トランプ … いつかみんなで遊べると思う
箱 … 暗可機械であり都村さんの立体映像が飛び出す。結構小さい
553
:
◆08Jvp61Rtw
:2018/01/03(水) 23:42:56 ID:9zGEMMBY0
o川*゚ー゚)o 運判定
o川*゚ー゚)o 52+5+12=69
o川*゚ー゚)o トリップキーとの合計値が69以下で成功
o川*゚ー゚)o 100までの好きな数字を
>>554
554
:
名無しさん
:2018/01/03(水) 23:47:22 ID:9RkFHYNU0
77
555
:
名無しさん
:2018/01/03(水) 23:59:36 ID:9zGEMMBY0
(; ^ω^)「僕も調べてみるかお……」
う
ツンさんと同じ場所を探しても仕方がないと思った僕は、ツンさんから離れた場所にある机の方へ向かった。
その机の上にもまた乱雑に置かれた大量の資料があり、その中から僕は適当に一つ拾い上げた。
パラパラとめくっていくが、難しそうな計算や謎の単語ばかりで眩暈を起こしそうになる。
自分の知識では分からない。
役に立てそうもない。
なら、他のことをやるべきか、そう考えたとき、一冊の資料が机の下に落ちているのを見つけた。
(; ^ω^)「お?」
どうせまた分からないだろうと、諦めながら適当に開いたページ。
その中にある文字に、僕は目を奪われた。
『願望機』
.
556
:
名無しさん
:2018/01/04(木) 00:00:09 ID:zjncsNlg0
(; ^ω^)「これは……」
何かわかることがないか、指でなぞりながら文章を追う。
『願望機を見つけた。正確には”ある”ことが分かった』
『しかしそれはこの世界にはない』
『この世界は”願望機”の無い世界なのだ』
『ならばどうするのか。願望機はこの世界にはない。だが願望機はあるのだ』
『答えはすぐに出た。持ってくればいい。願望機のある世界から、願望機を』
『そのためには世界と世界の間にある壁を壊す必要がある。何年かかろうと私は――――』
557
:
名無しさん
:2018/01/04(木) 00:00:34 ID:zjncsNlg0
残りはまた明日か明後日にやります
558
:
名無しさん
:2018/01/04(木) 02:16:03 ID:Ok0aeFXU0
おほっ
559
:
名無しさん
:2018/01/04(木) 04:13:23 ID:vo31Aa520
おつおつ
判定は成功かな
560
:
名無しさん
:2018/01/04(木) 18:44:43 ID:idBUyX8Y0
重要ぽい情報だあ
561
:
名無しさん
:2018/01/04(木) 21:38:07 ID:zjncsNlg0
すみません、明日の21時ごろやります
562
:
名無しさん
:2018/01/05(金) 00:16:36 ID:/dHviL5E0
わーい
563
:
名無しさん
:2018/01/05(金) 21:05:28 ID:8GpW.RGQ0
ゆっくりとやっていきます
564
:
名無しさん
:2018/01/05(金) 21:09:13 ID:8GpW.RGQ0
(; ^ω^)「ん、文字化けしてて読めないお」
(; ^ω^)「……文字化け?資料なのに?なんだおこれ。読めなくするためにあえてやってるのかお?」
ページをめくる。
『私は@dwiをnciewけてn|[1またあn"c;%('$>_』
『』
『彼が死んでしまった。残念だがこれも運命だ』
『もし成功したら彼も』
『一人ではやはり無理なのだろうか。いや、そんなことはない』
『確実に少しずつ進んではいる。大丈夫だ』
『』
『』
『協力者が出た。なんと彼女だ』
『成功していたのだろうか、彼の能力にただただ驚く』
『様子がおかしい』
『裏切る可能性あり。理由は不明。注意すべし。覚えておこう。何度でも』
(; ^ω^)「協力者……ハローさんの事かお?」
_,
(; -ω-)「……もしかしてフサさんも?」
う
565
:
名無しさん
:2018/01/05(金) 21:10:09 ID:8GpW.RGQ0
(; ^ω^)「それに願望機って……」
( ^ω^)「ハローさんの目的は可能性を殺すことだったおね。じゃあこの部屋の人は願望機で何をしようとしていたんだお?」
_,
( -ω-)「……」
_,
( ^ω^)「裏切り……もしかして喧嘩別れでもしたのかお?」
僕は再び文字を追う。
文字化けしていたり、よく分からない単語が続いたりと、読める箇所は少なかった。
そうして分からないまま一番最後までページをめくると、空白が続き、
『無駄だった』
その一言で資料は終わりを迎えたのだった。
(; ^ω^)「無駄?無駄ってなんのことだお?」
_,
(; -ω-)「願望機を見つけられなかった?いや、でも願望機はあるし……」
う
566
:
名無しさん
:2018/01/05(金) 21:14:54 ID:8GpW.RGQ0
――――――――――――
―――――――
――
| ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄|
| 三三 | | 三三 |
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| ̄| ̄ ̄ ̄|
| ̄| ̄ ̄ ̄|
ごうんごうん。
ゴウンゴウン。
重い音が頭の中に響く。
( ^ω^)「んー、他の資料も調べて―――」
567
:
名無しさん
:2018/01/05(金) 21:20:57 ID:8GpW.RGQ0
ごうんごうん。
ゴウンゴウン。
重い音が頭の中に響く。
( ^ω^)「――――――」
(; ^ω^)「お―――――」
ごうんごうん。
ゴウンゴウン。
懐かしい。
不思議とそう思った。
同時に、
「忘れてね」
「それでも生きてくれ」
「また明日」
「守るよ、絶対」
「元気出せって、な」
「踏ん張りどころだろ、なぁ」
「友達だろ」
「また教えてよ」
「心配しないで」
重なる誰かの、いくつかの声が聞こえ――――
568
:
名無しさん
:2018/01/05(金) 21:25:57 ID:8GpW.RGQ0
「ふざけるな」
記憶の中の声、聞き覚えのある声。
だが誰かは分からない。
しかし悪意あるその声が、記憶の中から僕を睨みつける。
(; ω )「うげっ! 」
吐き気が襲ったのはその時だった。
僕は部屋の隅に駆け出し、思わず座り込んだ。
幸い胃の中をぶちまけることはなかったが、頭の中がガンガンとまるで外に出たがるように痛んだ。
569
:
名無しさん
:2018/01/05(金) 21:36:10 ID:8GpW.RGQ0
「ふざけるな」
「ふざけるな」
「なんでだ」
「なんでおまえが」
「おまえだけが」
「どうして」
「俺はできなかったのに」
(; ω )「違う、僕だって、僕だってこんな……」
一つの声が僕を責めるように襲い掛かる。
耳を塞いでも、意識を変えようと別の事を考えようとしても、声は止まない。
この声が気持ちが悪い。
この声に腹が立つ。
この声は懐かしい。
この声を悲しく思う。
(; ω )「くそ」
声に負けてたまるか。
何がなんだか分からない。
こんな状況も、声も、訳が分からない。
だけど負けてたまるか。
その気持ちだけで、僕はその声を塗りつぶそうと頭を壁に打ち付けた。
570
:
名無しさん
:2018/01/05(金) 21:39:01 ID:8GpW.RGQ0
(; ω )(もうい、っかい! )
一度目、打ち付ける瞬間、力を緩めてしまった。
仕方がないので二度、頭を打ち付けた。
(; ω )(痛いお……)
打ち付けた瞬間、痛みと共に目の奥が光る。
ずくずくと痛み、泣きそうになる。
頭の中の痛みは外の痛みに変わり、あの声は―――――
571
:
名無しさん
:2018/01/05(金) 21:42:07 ID:8GpW.RGQ0
トリップキー#gan43
77+43=(1)20
合計値69以下なので成功
572
:
名無しさん
:2018/01/05(金) 21:51:10 ID:8GpW.RGQ0
声は―――――
「死ね。死ね。ふざけるな。死ね」
(; ω )(死ねって……)
声は止むことはなかった。
悪意が増し、頭を痛めつける。
(; ω )(なん、なん、だお、これ、は……)
573
:
名無しさん
:2018/01/05(金) 21:54:17 ID:8GpW.RGQ0
よく分からない声によく分からないことで責められる。
意味が分からない。意味が分からないが腹が立つし、なにより気持ち悪い。
「気にすんな」
(; ω )(……?)
ふと、頭の中の声に何かが混ざった。
「大丈夫だって」
「お前はお前だ」
「何とかするから」
「気にしないで」
「任せてほしい」
「もう頑張らなくていいから」
(; ω^)「これ、この声……」
最初に聞こえた声だ。聞いたことのある声だ。
声は重ならず、一つ一つ聞こえた。
悪意ある声を塗りつぶすように、はっきりと。
だから誰の声なのか、今度は分かった。
(; ^ω^)(みんなの声だお)
聞こえたのは、2-Eのみんなの声だった。
僕を守るような声。
僕はこの声を、言葉をどこかで聞いたことがある。
忘れちゃいけないはずだったのに、忘れてしまった言葉だ。
(; ^ω^)(いつだ、いつだお。何か、何か思い出せそうな……)
574
:
名無しさん
:2018/01/05(金) 21:54:26 ID:xU8SxeZQ0
>>554
ナイス
575
:
名無しさん
:2018/01/05(金) 21:59:04 ID:8GpW.RGQ0
「「忘れた方がいいことだってあるよ」」
二つ、声が重なる。
女の人の声だ。
誰だろうか、これは分からない。
「「頑張ったんだから、思い出さなくたって良いよ」」
「「苦しいよ、辛いよ、大変だよ」」
重なった声が訴えかける。
576
:
名無しさん
:2018/01/05(金) 21:59:26 ID:8GpW.RGQ0
「「思い出せないなら、そのままだって良いじゃない」」
(; ω^)「……」
思い出せないなら思い出さないほうが良いのだろうか。
いや、それは困る。
この状況。
繰り返す1週間。
思い出せないループの日々。
少しでも出来ることを増やすためにも、僕は思い出さなくちゃいけない。
それは忘れた方がいいくらいのことかもしれない。
だが、それでも。それでもだ。
(; ω^)(思い出したいお)
僕はその声に答えた。
577
:
名無しさん
:2018/01/05(金) 22:02:16 ID:tfLmqSA20
わーい成功してた
578
:
名無しさん
:2018/01/05(金) 22:05:21 ID:8GpW.RGQ0
(; ω^)(思い出す、思い出すんだお――――)
記憶を、思い出を。
過去を、今までを。
これからのために。
みんなのために。
自分が出来ることを。
そのためにも僕は―――――
1.”掴む”
2.まだ”掴めなかった”
>>579-581
多い方
579
:
名無しさん
:2018/01/05(金) 22:08:09 ID:lT.JfkqA0
1
580
:
名無しさん
:2018/01/05(金) 22:09:36 ID:2O2USO7E0
1
581
:
名無しさん
:2018/01/05(金) 22:09:49 ID:tfLmqSA20
1
582
:
名無しさん
:2018/01/05(金) 22:14:14 ID:nsY39ALQ0
実は2が正解なんだけどな
583
:
名無しさん
:2018/01/05(金) 22:24:47 ID:8GpW.RGQ0
(; ω^)「そりゃ」
頭の声は未だ響く。
悪意ある声も。2-Eの声も。重なる声も。
だが、徐々に。徐々にだが声は小さくなる。
悪意ある声を塗りつぶすみんなの声。
背中を押してくれるような声だ。
僕はその声を、言葉をいつだか貰ったはずなんだ。
だから思い出したい。
みんなのためにも、自分のためにも。
押される背中、その後ろをちんまりと掴むような重なった声。
「「後悔しても?本当に良いの?」」そんな感じだ。
実際そう言われたわけじゃないけれど、思い出してほしくないようなのは分かった。
理由は分からないけれど、でも不快には思えなかった。
だから僕は、もう一度答えた。
(; ^ω^)「そんなの、思い出してから悩めばいいんだお」
584
:
名無しさん
:2018/01/05(金) 22:25:17 ID:8GpW.RGQ0
(; ^ω^)「だから僕は、やるんだお。決めたんだお」
(; ^ω^)「思い出す。思い出してみせる」
( ^ω^)「絶対に、思い出して、みんなを、助けるんだお」
何かを掴んだような気がした。
頭の中がすっきりとする。
頑張ってね、と重なった声が聞こえたような気がした。
その声はしかし、今度は重なってはいなかった。
一人ひとり、はっきりと聞こえた。
ξ゚⊿゚)ξ「がんばってね」
o川*゚ー゚)o「がんばってね」
ツンさんとキュートの声だった。
その声を最後に、僕の目の前は真っ白に染まった。
頭の奥が何かに引っ張れるようで、「あ、失神する」とまるで第三者のように僕は思った。
585
:
名無しさん
:2018/01/05(金) 22:27:23 ID:8GpW.RGQ0
―――――記憶の一つ。
―――――いつかの記憶。
―――――忘れてしまった記憶。
―――――あれはいつだったか。
―――――最初に聞こえた声は
从'ー'从「おはよう。随分寝てたね」
586
:
名無しさん
:2018/01/05(金) 22:29:45 ID:8GpW.RGQ0
――――――――――――
―――――――
――
___ _____ _____ _____ _____ _____
/ ||// || ||// ||// || ||// ||// ||
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.. /d| / || || /d| / || || /d| / ||
// || // || || // || // || || // || // ||
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/ ̄ ̄ ̄/l ./l/ ̄ ̄ ̄/l ./l/ ̄ ̄ ̄/l ./l/ ̄ ̄ ̄/l
.____/:/| l/_____/:/| l/_____/:/| l/_____/:/| _ _ _ _
___||/ !|| |||___||/ !|| |||___||/ !|| |||___||/ !||
. ̄/l ./l/ ̄ ̄ ̄/l ./l/ ̄ ̄ ̄/l ./l/ ̄ ̄ ̄/l
/:/| l/_____/:/| l/_____/:/| l/_____/:/|
/ !|| |||___||/ !|| |||___||/ !|| |||___||/ !||
. /l/ ̄ ̄ ̄/l ./l/ ̄ ̄ ̄/l ./l/ ̄ ̄ ̄/l
l/_____/:/| l/_____/:/| l/_____/:/|
_|||___||/ !|| |||___||/ !|| |||___||/ !||
 ̄ ̄ ̄/l ./l/ ̄ ̄ ̄/l ./l/ ̄ ̄ ̄/l
.___/:/| l/_____/:/| l/_____/:/|
__||/ !|| |||___||/ !|| |||___||/ !||
_ ||. l|| ||. l|| ||
( ^ω^)「お」
2-Eの教室。
放課後に、僕は渡辺さんに起こされた。
これは昔の記憶。
いつかあった記憶。
そうだ、僕は渡辺さんと仲良くなって、一緒に遊んで。
殺されかけて、助けて、殺されかけて、助けてくれて、また殺されかけて。
そんな日々を過ごしたんだ。
これはそんな僕の記憶だ。
忘れてしまっていた思い出だ。
587
:
名無しさん
:2018/01/05(金) 22:37:15 ID:8GpW.RGQ0
从'ー'从「それじゃ、今日も行こうか」
( ^ω^)「わかったお」
渡辺さんの後について僕は教室を出る。
転入して最初に殺されかけてから4日が経った。
僕は渡辺さんと一緒に化け物を倒しながら、みんなを助けている。
殺されかけたときは肝を冷やしたが、以来なぜだか懐かれてしまった。
僕が変わらず渡辺さんと接したからだろうか。渡辺さん曰く、「普通の人と普通に遊べるのが楽しい」そうだ。
もしかして渡辺さんと僕の間で普通という言葉の意味が違っているのかもしれないと、僕は思った。
从;'ー'从「ひえっ」
( ^ω^)「あ」
渡辺さんが何かに躓いたのか、転んでしまう。
パンツが見えたが黙っておこう。黒か。
从'ー'从「見た?」
( ^ω^)「黒」
从'ー'从「ころそう」
記憶の中の僕はどうやらやたら素直なようだった。
588
:
名無しさん
:2018/01/05(金) 22:41:03 ID:8GpW.RGQ0
( ^ω^)「……」
これは記憶である。
いつかあった記憶だ。
渡辺さんと仲良くなり、共に歩んだ記憶だ。
彼女と遊んだり、殺されかけたり、助け合って、それでも諦めないで。
彼女の願いを叶えるために。
僕が奮闘した記憶だ。
だが、僕はできなかった。
失敗した記憶だ。
今日、彼女は僕を庇って死ぬ。
そのあと僕も死ぬ。
その記憶だ。
从'ー'从「あ、モララー先生」
( ・∀・)「ん、あぁ。二人とも帰るのか。気を付けてな。最近、何やら物騒だから……」
( ^ω^)「わかりました」
先生に挨拶をし、僕たちは学校を出る。
589
:
名無しさん
:2018/01/05(金) 22:43:24 ID:8GpW.RGQ0
今日はここまで
明日21時に再開します
記憶はこれで全部思い出すわけじゃありません
あと記憶は長くないです。短め
590
:
名無しさん
:2018/01/05(金) 22:52:34 ID:L3t/thuk0
乙
591
:
名無しさん
:2018/01/05(金) 22:58:27 ID:4UZVx./g0
乙
592
:
名無しさん
:2018/01/06(土) 19:40:46 ID:cUtMpNDc0
ぞわぞわしてきた
593
:
名無しさん
:2018/01/06(土) 21:39:03 ID:wGL64PbI0
从'ー'从「それじゃ、今日は商店街の日だから行こっか」
( ^ω^)「はい」
渡辺さんについて商店街へ向かう。
放課後、2-Eのみんなは持ち回り制で化け物退治を行っていたのだ。
商店街、オフィス街、神社、住宅街、学校、待機、etc...
そして今日は渡辺さんが商店街担当の日であり、僕はそれについていく形であった。
商店街の方は比較的化け物が現れる頻度は少なかった。
多いのはオフィス街らしく、一番少ないのは神社の近くとのことであった。
从'ー'从「最近は犬っぽいのが多いね」
犬っぽい化け物。
折れ曲がった長い舌を持ち、破裂能力を持っている化け物だ。
一番好戦的であるが、見つけやすい化け物である。
594
:
名無しさん
:2018/01/06(土) 21:39:34 ID:wGL64PbI0
( ^ω^)「……」
この時、僕にできる事と言えば偶然化け物を倒しやすい状況で見つけることが出来るだけであった。
力になれていないのでは、と思いもしたがそれでも構わないと渡辺さんは言ってくれた。
从'ー'从「さ、今日も頑張っていこー! 」
渡辺さんが鈍く光るナイフを掲げた。
僕は慌てて周りに人がいないことを確認し、胸をなでおろした。
その日は結局、犬の化け物を2匹倒すだけに終わった。
基本的に化け物は夕方から夜にかけてしか現れることが無いらしい。
595
:
名無しさん
:2018/01/06(土) 21:40:13 ID:wGL64PbI0
从'ー'从「それじゃ、またあしたね〜」
商店街を抜け、僕と渡辺さんは別れる。
ぶんぶんと肩が抜けてしまいそうなほど腕を振る渡辺さんに頭を下げ、僕は帰る。
その背中に、渡辺さんの声が再びかかる。
从'ー'从「これが終わったら、遊びに行こうね! 」
そうして、渡辺さんは走り去った。
これ、というのは化け物退治のことだ。
化け物を倒し尽くせば、解決すると思っていたのだ。僕も、2-Eのみんなも。
この時は。
596
:
名無しさん
:2018/01/06(土) 21:40:34 ID:wGL64PbI0
それから数日が経ち、再び商店街の化け物退治の日となった。
あれから毎日変わらず、学校で授業を受け、渡辺さんに殺されかけたり、遊んだり、化け物を倒していた。
从'ー'从「あ、そうだ。私、学校に忘れ物したから戻るね」
深夜。
化け物退治はここまでにしようか、という所で渡辺さんがそう言って走っていった。
明日も学校があるというのに、わざわざ取りに戻る必要があるのだろうか、と僕は思ったがそのまま別れた。
この時、渡辺さんを止めていたらもう少し何かが変わったのだろうか。
家に帰る途中で、僕は屋根の上を駆け抜ける高岡さんを見た。
顔面蒼白、というような感じで学校の方へ向かっていくのを見て、僕は何だか嫌な予感と言うのを感じた。
そういえば今日で転入してきて1週間を過ぎたな、と暢気にも考えていたのを思い出し、自分に腹が立った。
( ^ω^)「開いてる」
学校の門は開いていた。
当然か、渡辺さんがいるだろうし、高岡さんも向かっていったのだから。
そうして僕は学校に入り、玄関口でようやく嫌な予感が当たったことを確信した。
597
:
名無しさん
:2018/01/06(土) 21:40:55 ID:wGL64PbI0
( ^ω^)「あ」
血まみれで倒れている都村さんが居た。
腕は無く、息もしていない。既に死んでしまっていたのだ。
一体どうして、と僕は外履きのまま廊下を走った。
校内は静かで、不気味だった。
渡辺さんは大丈夫だろうか。
2-Eに向かうために階段を駆け上がり、2階に着いたときに僕は誰かとぶつかった。
从'ー'从
渡辺さんだった。
顔を涙でびしょ濡れにし、片腕の無くなった渡辺さんだった。
渡辺さんはぶつかったのが僕だと気づくと、目を丸くし、「なんで」と言った。
598
:
名無しさん
:2018/01/06(土) 21:46:41 ID:wGL64PbI0
僕は何だか嫌な気がして、と答えようとしたが、その前に渡辺さんが残った腕で僕を引っ張り、階段を駆け下りた。
息も切れ切れで、よく見ると背中に大きな傷があった。
鋭利なもので切られたような切り傷だ。丁度、あの犬の化け物の舌でやられたような、そんな傷だった。
走りながら渡辺さんは何があったかを話した。
状況が状況だけに断片的であったが、息も絶え絶えに、僕に伝えようと話してくれた。
从'ー'从「トソンちゃんから連絡があって、助けてってきて」
从'ー'从「内藤君を連れてはいけないなって思って」
だからあんな、変な言い訳で学校に行ったのか。
言ってくれれば、良かったのに。
从'ー'从「そしたら、あいつ、そんな」
从'ー'从「だめだった、かなわなかった」
それはつまり、その「あいつ」の所為ってことだ。
その「あいつ」の所為で、渡辺さんがこんな目に合ってしまったのだ。
599
:
名無しさん
:2018/01/06(土) 21:47:02 ID:wGL64PbI0
从'ー'从「にげて、内藤君だけでも、にげて、いきて」
渡辺さんが走りながら後ろを見ると、突然僕を突き飛ばし、覆いかぶさった。
从'ー'从「ごめんね、守りきれなかった」
そうして、渡辺さんは破裂した。
( ^ω^)「あ」
僕の体に渡辺さんの血と中がかかる。
一体どうして、なんで。
僕が視線を上げると、奥に人影が見えた。
600
:
名無しさん
:2018/01/06(土) 21:48:06 ID:wGL64PbI0
渡辺さんが後ろを振り返った時、見たのはこの影だったのだろう。
渡辺さんが僕を突き飛ばし、覆いかぶさったのはこいつから僕を守る為だったのだろう。
渡辺さんを殺したのは、こいつだ。
( ^ω^)「おまえか」
人影の後ろから犬の化け物が3匹、飛び出した。
化け物を操ることもできるのか。
僕は駆けた。化け物に向かって、駆けた。
自分に出来ることなんてたがかしれている。
だが、ぶん殴ってやりたかった。
それに不思議なことだが、3匹の化け物は偶然にも足を滑らせて倒れるような気がしたのだ。
現に化け物は転び、その間を僕はすり抜けることが出来た。
人影をぶん殴る。ぶん殴ってやる。
それだけのために、僕は駆けた。
601
:
名無しさん
:2018/01/06(土) 21:56:33 ID:wGL64PbI0
(:::::::::::::)「驚いた。それが出来るのか」
(:::::::::::::)「だが無意味だ」
人影が指を鳴らした。
瞬間、僕の心臓が破けるような痛みを走らせ、僕はそこで蹲ってしまった。
あぁ、死んだな、と思った。
最後に一発で良いから殴りたかった。その顔を拝んでやりたかった。
這いつくばりながら、僕は人影に向かった。
人影は僕を見もせず、立ち去ろうとした。
届かない。
今の僕じゃ、まだ届かない。
這いつくばる力も無くなり、僕はその影を睨みつける。
その姿だけでも、せめて見てやるためだ。
正体が分かれば、”次”に殺してやることが出来るからだ。
602
:
名無しさん
:2018/01/06(土) 21:58:02 ID:wGL64PbI0
( ^ω^)「……」
人影の姿が遠ざかる。
意識が薄れる。
ここまでか、と悔しさの中でそれでもなお目を見開き続ける。
すると、人影に襲い掛かる一つの影が見えた。
一体誰だ。もしかすると高岡さんだろうか。
僕は力を振り絞り、そのもう一つの影がどうかあいつを倒してくれることを願い、見た。
([; 〓])「くっ」
しかし、その影は高岡さんではなかった。
胴体を犬に真っ二つにされたそいつは、窓からこぼれた光でその姿を現した。
この時の僕には見覚えのないその姿。
だが、今、この記憶を思い出した僕にはわかるその姿。
それを最後に、僕は死んだ。
この時の僕は、悔しさの中で、死んだのだった。
殴ってやる。その面を拝んでやる。
それを叶えることが出来ず、僕は死んだのだった。
603
:
名無しさん
:2018/01/06(土) 22:01:49 ID:wGL64PbI0
――――――――――――
―――――――
――
| ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄|
| 三三 | | 三三 |
| ̄ ̄ ̄ ̄|三三 | | 三三| ̄ ̄ ̄ ̄|
| ̄ ̄ ̄ ̄| |三三 | | 三三| | ̄ ̄ ̄ ̄| l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l_
|三三三三| |三 | ̄ ̄ ̄ ̄| 三| |三三三三| |.|「「「「「「「「「「「「| |(.~\
|∥∥∥∥| |三 |≫≫≪≪| 三| |∥∥∥∥| |.|「「「「「「「「「「「「| | \(~\
|∥∥∥∥| |三 | _ _ | 三| |∥∥∥∥| |.|二二二二二二| | .\(~\
|∥∥∥∥| |三 ||l0l| |l0l|| 三| |∥∥∥∥| |.|llllllllllllllllllllllllllllllll| |___|___|___
|三三三三| |三 ||l0l| |l0l|| 三| |三三三三| |.|============| ||┌───┐ … || _____
| ○。 | | ||l0l| |l0l|| | | 。○ | |.|llllllllllllllllllllllllllllllll| ||│ | 目 || || ̄ ̄ ̄|| |
| LLLLLL | | ||l0l| |l0l|| | | LLLLLL |二))| ===========| ||| | 目 || ||___|| |
___ |└───┘ Φ |□□||目∞◎|| |
// / | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| /∴¨θ∞ヽ/ ̄.|
__//__/ |: ⊂⊃ :| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|: |
{ニ=====|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ̄| ̄ ̄ ̄|
| ̄| ̄ ̄ ̄|
(; ゚ω゚)「思い出したあああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!! 」
ξ;゚⊿゚)ξ「ひっ! なに!? なんなの!? 」
604
:
名無しさん
:2018/01/06(土) 22:04:26 ID:wGL64PbI0
意識を取り戻した僕は、思わず叫んだ。
地下の部屋、その隅で叫んだ。
悪意ある声も、2-Eのみんなの声も既に頭の中から消えていた。
代わりにあったのは、残ったのは思い出した記憶。
僕が渡辺さんと過ごした記憶。
僕が渡辺さんに守られた記憶。
僕が渡辺さんを守れなかった記憶。
悔やんだ記憶だ。
なぜか無くしていたその記憶を戻した僕は、だから、叫んだ。
(; ゚ω゚)「なんだ、あいつ、くそ、ふざけんなあああああああああああああああああ!!!!! 」
ξ;゚⊿゚)ξ「静かに! 静かに! しーずーかーに! 何か見つけたの!? 」
僕の叫びに驚いたツンさんが駆けつける。
僕は鼻息荒くしたまま、一言謝った。少しでも気を緩めばまた叫んでしまいそうだ。
僕は息を大きく吸って吐いて、それでもやりきれない思いを拳に乗せて壁を殴った。
605
:
名無しさん
:2018/01/06(土) 22:08:25 ID:yixgY/2g0
しえ
606
:
名無しさん
:2018/01/06(土) 22:13:24 ID:wGL64PbI0
(; ゚ω゚)「痛い」
ξ゚⊿゚)ξ「そ、そりゃそうでしょ……」
だが、もっと痛かっただろう。
辛かっただろう。
僕以上に、悔しかったのだろう。
渡辺さんを思い、また思い出して、悔しくなって、壁を殴った。
ξ;゚⊿゚)ξ「お、落ち着きなさいよ」
(; ^ω^)「ご、ごめん……」
ツンさんがやべーなこいつといった顔をしながら僕をなだめる。
確かに突然叫んで壁を殴りだす男はやばい。
もう一度ツンさんに謝ってから、僕は記憶を取り戻したことを話した。
あらかた話し終えると、黙って聞いていたツンさんは「思い出せたのは良かったじゃない」と、答えた。
607
:
名無しさん
:2018/01/06(土) 22:13:46 ID:wGL64PbI0
(; ^ω^)「そ、そうだおね」
ξ゚⊿゚)ξ「それで、なにか分かったことは?」
(; ^ω^)「え?」
ξ゚⊿゚)ξ「思い出せて分かったこと」
ξ゚⊿゚)ξ「その人影の正体が分からなかったのは仕方ないわ」
ξ゚⊿゚)ξ「でも、他に何かあるかもしれないじゃない」
_,
(; -ω-)「え、えーっと……」
(; ^ω^)「あいつが、いた」
ξ゚⊿゚)ξ「あいつ?」
( ^ω^)「その人影に襲い掛かったやつが居たんだお」
記憶の最後。
僕を、渡辺さんを殺したあいつ。
その姿に襲い掛かった影をもう一度思い返す。
胴体が真っ二つになってしまったその姿は間違いなく――――
( ^ω^)「学校を監視していた、狙撃手と同じ格好のやつが居たんだお」
608
:
名無しさん
:2018/01/06(土) 22:21:19 ID:wGL64PbI0
ξ;゚⊿゚)ξ「狙撃手って……あの?」
(; ^ω^)「うん。あの、だお。何でそこに居て、あいつに襲い掛かったのか分からないけど……」
ξ;゚⊿゚)ξ「なんでかしら……」
_,
(; -ω^)「理由は分からないけど、こいつらの間に何かがあるのは間違いないと思うお」
う
記憶を思い出す。
最後の、力尽きる寸前の記憶。
その一瞬の中で、僕は確かに感じたんだ。
胴体を真っ二つにされようと、それでもなお諦めないという激情を感じたんだ。
僕と同じく、悔しさの中でなおも抗う激情。
この人影が憎いという一点だけに関して言えば、僕とあいつは同じだったと思う。
ξ゚⊿゚)ξ「ま、とにかく思い出せてよかったわね」
( ^ω^)「まだ全部じゃないけどね」
ξ゚⊿゚)ξ「……それでもよ」
ξ゚⊿゚)ξ「さてと、それじゃあとはどうしようかしらね」
609
:
名無しさん
:2018/01/06(土) 22:27:34 ID:wGL64PbI0
ツンさんが部屋の中を見回す。
あまり長居はしたくないが、まだ調べるべきだろうか。
それとも大人しく引き下がった方がいいだろうか。
もしかしたら嘘に気づいたモララー先生が向かってきてしまうかもしれない。
(; -ω-)「そうだおね……」
う
1.部屋を調べる
A.機械
B.パソコンを調べる(器用判定)
C.他に何かあれば
2.扉を開ける
A.右側にあるドア
B.左側にあるドア
C.正面にあるドア(3つあるのでどれにするか再度安価)
3.ここから出る
4.他に何かあれば
>>610-612
多い方
1、2の場合、1Aや2Bという書き方でお願いします
610
:
名無しさん
:2018/01/06(土) 22:28:45 ID:NwSem9nQ0
2C
611
:
名無しさん
:2018/01/06(土) 22:36:01 ID:cUtMpNDc0
1B
612
:
名無しさん
:2018/01/06(土) 22:51:56 ID:76J/0dbs0
2c
613
:
◆Ug1EUNOLig
:2018/01/06(土) 23:04:19 ID:wGL64PbI0
(; -ω-)(正面のドアは3つ……)
う
1.右
2.真ん中
3.左
>>614
614
:
名無しさん
:2018/01/06(土) 23:17:47 ID:KnqoTR1s0
左
615
:
名無しさん
:2018/01/06(土) 23:20:34 ID:wGL64PbI0
#右職中資左長
616
:
名無しさん
:2018/01/06(土) 23:21:01 ID:wGL64PbI0
o川*゚ー゚)o
o川*゚ー゚)o それでは次回、月曜日
617
:
名無しさん
:2018/01/06(土) 23:33:39 ID:KnqoTR1s0
乙
618
:
名無しさん
:2018/01/06(土) 23:56:44 ID:U4KkCe9k0
長とは?
619
:
名無しさん
:2018/01/07(日) 14:07:17 ID:PE8niw4w0
校長室とか?
620
:
名無しさん
:2018/01/08(月) 22:05:02 ID:OHGHBVDE0
――――――――――――
―――――――
――
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621
:
名無しさん
:2018/01/08(月) 22:05:29 ID:OHGHBVDE0
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| _______ ガシャーン
| || トェェイトェィl || ______ lニニニニニニニニニニl
...____|_ || |ォ ォ|rェ ェl || | | | |┌‐┐ ┌‐┐| | ゞ亥彡
.:./ /| || >¨ ,ト、¨イ || | ヒョコッ | | |└‐┘ └‐┘| | 彡爻巛
.::/____/ | || ( フ「 |:: :∨:ヽ || |;^ω^) | | |┌‐┐ ┌‐┐| | 圖 勿水<
.:./ / | [l  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄. |と ノ. | | |└‐┘ └‐┘| | 》
.:./ ///| |....____________|______..|__| |┌‐┐ ┌‐┐| |____ _}}______
.:./___/|___|_ _| [|____________________| |└‐┘ └‐┘| |___[ニニニ]____
| |//|, |/| | , ―――,  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |_____|:.:...
| | l/l/| / _ _{ ̄{ ̄ |__| _ .:.:.:.::.:.:.:.::...
| |/l/∠l|/ / , }___ /{ ̄{ ̄//| _/../l
| ̄ ̄ ̄|/∠l| / /}__}___| 「 .| 二二 「 .|/ / / / |
| |/ / /}/}/./| / ̄ ̄  ̄ /| / / / |
/|___| :| ̄} /}/ / ..| / //」 / .{ ̄| /:.::..
_/ .:.:|  ̄ ̄ ̄ 「 ./ | ̄ ̄ ̄ ̄|/ 「 ̄ ̄ ̄ | /:.:..:..:
.:.:.:.|  ̄  ̄ |/ |」^^^^^^|_l 「  ̄ ̄ ̄ 」_/:.:.:.:.:.:..
 ̄ ̄  ̄  ̄ ̄  ̄
622
:
名無しさん
:2018/01/08(月) 22:05:58 ID:OHGHBVDE0
(; ^ω^)「お?ここって……」
ξ゚⊿゚)ξ「学園長室、ね」
( ^ω^)「……」
(; ^ω^)「なんで!? 」
ξ゚⊿゚)ξ「……知らないわよ」
地下室にあったドアをくぐり、道なりに進むとそこは学園長室に繋がっていた。
恐る恐る入口から顔を覗かせると幸い誰もおらず、僕たちはそろりそろりと出るのであった。
_,
(; -ω-)「いや、でもそれを言ったら購買にも入口があることだっておかしいおね」
う
_,
(; -ω^)「……もしかして学校公認で何かをやっている、のかお?」
623
:
名無しさん
:2018/01/08(月) 22:06:20 ID:OHGHBVDE0
学校の地下にある研究施設。
入口があった購買に学園長室。
資料にあった願望機という文字。
そしてハローさんの存在。
_,
(; -ω-)(学校はハローさんと一緒に願望機を手に入れようとしている……?)
_,
(; -ω-)(そうなると、誰だお?誰がハローさんと一緒に……まさか学校関係者全員なわけ……)
う
_,
(; -ω^)(怪しいのはやっぱり、学園長……かお?)
(; -ω-)(でもなんで……)
(; ^ω^)(……)
(; ^ω^)「そういえば、モララー先生」
ξ゚⊿゚)ξ「?」
624
:
名無しさん
:2018/01/08(月) 22:08:41 ID:OHGHBVDE0
(; ^ω^)「モララー先生に、学園長が呼んでるって嘘ついたおね、僕。でも、モララー先生、いないおね」
ξ゚⊿゚)ξ「……単に、誰もいないから職員室に戻ったんじゃないの?」
(; ^ω^)「そ、そうだおね。うん、そうだおね」
モララー先生が居ないことに気づいた僕はツンさんに尋ねてみた。
ツンさんの答えの通り、僕たちが地下に行っている間に学園長室に来た。だが、誰もいないから戻った。
そして、そのあとに僕たちがここに来た。そういうことだろう。
( ^ω^)(……となると、今のモララー先生は怒り心頭かお)
(; ^ω^)(か、鍵返しに行きたくないなぁ……)
ξ゚⊿゚)ξ「私は鍵を返しについていかないから」
(; ´ω`)「そんなぁ……」
625
:
名無しさん
:2018/01/08(月) 22:13:24 ID:OHGHBVDE0
(; ^ω^)(……)
う
とりあえず、今は―――――
1.鍵を返しに行く(※)
2.地下に引き返す(判定発生)
3.購買に戻る
4.学校を出る
5.ここを調べる(判定発生)
>>626
※最終的に鍵を返しにはいきます
626
:
名無しさん
:2018/01/08(月) 22:15:09 ID:sTB2LhBM0
5
627
:
名無しさん
:2018/01/08(月) 22:18:53 ID:OHGHBVDE0
( ^ω^)「……」
ξ゚⊿゚)ξ「何してるの?」
( ^ω^)「え?いや、一応ここも調べておこうと思って……」
そう言って僕は――――
1.本棚に手を伸ばした
2.絵画に手を伸ばした
3.机に向かった
4.何かあれば
>>628
628
:
名無しさん
:2018/01/08(月) 22:20:30 ID:sTB2LhBM0
2
629
:
名無しさん
:2018/01/08(月) 22:30:14 ID:OHGHBVDE0
( ^ω^)「例えばこの絵の後ろに何かあったり……」
ξ゚⊿゚)ξ
( ^ω^)
ξ゚⊿゚)ξ
( ^ω^)
ξ;゚⊿゚)ξ「え、ちょっと。まさか」
( ^ω^)「いや何も無かったお」
ξ;゚⊿゚)ξ「紛らわしいことしないでよ……」
絵の裏には何もなく、僕はそれを元に戻すとドアノブを回した。
地下への入り口は僕たちがこの部屋に入ると勝手に閉まったので戻す必要はなかった。
(; ^ω^)「とりあえず戻ろうお。あんまり長居しても、怖いし」
ξ゚⊿゚)ξ「……それも、そうね」
そうして僕たちは学園長室を出るのであった。
630
:
◆aiYtApbk5g
:2018/01/08(月) 22:31:51 ID:OHGHBVDE0
1〜4までの好きな数字を
>>631
631
:
名無しさん
:2018/01/08(月) 22:36:12 ID:ajNsNnHA0
4
632
:
名無しさん
:2018/01/08(月) 22:39:14 ID:OHGHBVDE0
#1気づかない2気づく3見られる4見られない
633
:
名無しさん
:2018/01/08(月) 22:44:19 ID:OHGHBVDE0
――――――――――――
―――――――
――
([D〓])「……?」
([D〓])「気のせいか。Fを連れて帰らなくちゃ……っと」
([D〓])「それにしてもAのやつもどこ行ったんだろ」
634
:
名無しさん
:2018/01/08(月) 22:50:56 ID:ynQPIn960
あぶねえ
635
:
名無しさん
:2018/01/08(月) 23:09:49 ID:OHGHBVDE0
――――――――――――
―――――――
――
(; ^ω^)「職員室入るの怖いお……」
ξ゚⊿゚)ξ「早く行ってきなさいよ」
(; ^ω^)「ツンさんも一緒に行こうお」
ξ゚⊿゚)ξ「……ヤダ」
(; ´ω`)「うぅ……」
ξ゚⊿゚)ξ「あんたが財布を無くすから……」
(; ´ω`)「それ設定の話じゃん……」
職員室を前に、僕は未だそのドアを開けられずにいた。
購買の鍵をモララー先生に返さなければならないのだが、まず間違いなく怒っているだろう。
学園長が呼んでいるなどと嘘をついたのだ。
学園長室に先生が居なかったからには、間違いなく職員室に戻っているだろう。
般若のような顔で待っているに違いない。
636
:
名無しさん
:2018/01/08(月) 23:24:35 ID:OHGHBVDE0
(; ^ω^)「ここでうだうだしてても仕方ないかお……」
いつまでもこうしているわけにもいかず、僕は職員室のドアを開ける。
その時、しぃ先生が居たらまずくないか?と気づくものの、しぃ先生の姿はそこにはなかった。
安心してほっと息を吐き、ドアの前で僕はモララー先生の姿を探すが、しかしモララー先生の姿もそこにはなかった。
今がチャンスだとばかりに鍵を返そうと思ったが、困ったことに僕はモララー先生の机の場所を知らなった。
仕方がないので、近くにいた先生を捕まえて僕は尋ねた。
( ^ω^)「あ、あそこですかお。ありがとうございますお」
( ^ω^)「え?モララー先生?はい、さっき購買の方で一緒に……」
( ^ω^)「……戻ってない?会議があるから、見かけたら呼んでほしい……あ、わかりましたお」
モララー先生の机の場所がわかると、僕は鍵をその上に置いた。
そうして職員室を出て、ツンさんに報告をした。
637
:
名無しさん
:2018/01/08(月) 23:25:01 ID:OHGHBVDE0
( ^ω^)「鍵返してきたお」
ξ゚⊿゚)ξ「あら、思ってたより早かったわね。怒られなかった?」
( ^ω^)「いや、モララー先生いなかったんだお」
ξ゚⊿゚)ξ「良かったじゃない、運がいいわね」
(; ^ω^)「……それなんだけど、戻ってないらしいんだお」
う
ξ゚⊿゚)ξ「え?」
(; ^ω^)「モララー先生。職員室に戻ってないんだお」
う
ξ゚⊿゚)ξ「……どこかで油売ってるんじゃないの?」
(; ^ω^)「モララー先生が?」
その可能性もある。
あるが、とてもじゃないが想像できなかった。
638
:
名無しさん
:2018/01/08(月) 23:29:22 ID:OHGHBVDE0
僕の嘘でモララー先生は学園長室に行き、そこで僕の嘘に気づく。
その後、怒りながら職員室に戻るか購買に戻るだろうが、購買に僕たちが居なければ職員室に戻るだろう。
つまりどちらにしろ、今の時間なら職員室にいるはずだ。生真面目な先生のことだ、こっちの考えの方がしっくりくる。
ならばなぜ、モララー先生は職員室にいないのだろうか。
_,
(; -ω-)(考えすぎ、かお……?)
う
ξ゚⊿゚)ξ「それじゃ、ひとまず学校から出ましょう。あまり居ても、誰かに見つかると面倒だし」
(; ^ω^)「そうだおね」
胸の中に何かが引っかかったまま、僕はツンさんと一緒に学校を出た。
そしてそのまま、前回のように一度、ツンさんの家に行くことになったのだった。
639
:
名無しさん
:2018/01/08(月) 23:36:34 ID:OHGHBVDE0
――――――――――――
―――――――
――
([D〓])「あ、いたいた。どこに行ってたの」
([A〓])「……」
([D〓])「もしかしてFを見つけた?」
([A〓])「Fが壊されていました」
([D〓])「え?」
([A〓])「見てください、これ」
([D〓])「Fの腕だね」
([A〓])「……あいつ、何か知ってるかもしれないですね」
([D〓])「あいつって?」
([A〓])「……」
([D〓])「あ、ちょっと待ってよー」
([D〓])(……Fに一体何が起きたんだ? 見張ってたはずだが、何かへまをしたのか?)
([D〓])(あー、考えてもわからん。とりあえずAについていかなくちゃ)
640
:
名無しさん
:2018/01/08(月) 23:37:19 ID:OHGHBVDE0
o川*゚ー゚)o 今日はここまで
o川*゚ー゚)o 次回は水曜日になります
641
:
名無しさん
:2018/01/08(月) 23:47:48 ID:GOArnrrM0
ひょえー
642
:
名無しさん
:2018/01/09(火) 00:31:11 ID:2HJYnid.0
どういうことだ
643
:
名無しさん
:2018/01/09(火) 18:13:11 ID:rZDzKkAo0
先生大丈夫かー?
644
:
名無しさん
:2018/01/10(水) 00:37:19 ID:5Rn/UgnU0
日付を間違えた……木曜日投下になります……
645
:
名無しさん
:2018/01/10(水) 08:20:24 ID:85na/AGY0
先生…
646
:
名無しさん
:2018/01/10(水) 13:03:31 ID:tZ.6uAU.0
乙
ちなみにここまでの全まとめってありますか?
647
:
名無しさん
:2018/01/10(水) 13:35:42 ID:rzK1OeqU0
まとめはないが、一個前のスレだったかな?おおまかなあらすじはあったと思う
648
:
名無しさん
:2018/01/10(水) 17:51:54 ID:xVKUhcoA0
http://naitohoureisen.blog.fc2.com/blog-entry-104.html
途中までなら……
649
:
名無しさん
:2018/01/10(水) 20:53:44 ID:1P8OqnqM0
>>648
完結したらきっとやるから……
650
:
名無しさん
:2018/01/11(木) 20:25:40 ID:IxYb871c0
自分の書き方が悪いのだけど、ちょっと補足説明させてね
今までちょろちょろ出てたこれ↓を一行AAにすると
,,;;;;;;;;;;; --- <_;;;;;;;;;;;;;;;,
,,;;;;;;>'´ `ヽ、;;;;;;;;,,
;;;;;;;/ ヽ;;;;;;;;..
;;;;;;/ ∨;;;;;
,;;;;;;;i V;;;;;
;;;;;;;;;y' ,;;;;;;;
;;;;;;;;i ,;;;;;;;
,,;;;;;;;;;;八_ /‐-- __ l;;;;;;;
,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;|: :. { ̄¨``ー-`ニー y /;;;;;;
,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;j :ヘ ヽ`ニー- _ 7 ,;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;> ' ´ ::::ヽ `` -- ' .イ;;;;;;;;
;;;;;>'´ ::::>-.....__ . イ;;;;;;;;;,
'´ \;;;;;;;;;;;;;;;;;;,
`ヽ、;;;;;;;;;;;,,,
ヽ、;;;;;;;
↓
( ∀ )
になります
651
:
名無しさん
:2018/01/11(木) 20:26:12 ID:IxYb871c0
内藤君がたびたび見た黒い影というのは↓のことで、一行AAにすると
_,..=‐ヵ‐--. 、._
,.ィ:'´:::::::://'⌒ヽ.〃´::`ヽ. fi
,ィ;'´:::::::::::::/∧:.:ヽ;/::::::::::::::::::ヽ、 |i
,ィ';;;;;;;:::::::::::::〃 `7/:::::::::::::::::::,,ィ=‐ヽ. i|
,;';;;;;;;;;;;;;;;:::::::::ii /,'::::::::::::,:,ィ"´ `、 ノj
,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::il.: . ./'::::::::::::;:'' メ、j;|
,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|:.:/;;;;;;;:::::::/ ,ィ‐‐:、 /;;;;;;;;i
i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i:,';;;;;;;;;;;;;;/ ,;'::::、:::::::ヽ ハ;;;;;;;;;i,i!
|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!;;;;;;;;;;;;;/. !::::::::ヽ::::ノ メ;;;;;;;;;;;;';i'
i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ii ゙ゝ==‐'′.メ;;;;;;;;;;;;;;;;;;'
:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| : メ;;;;;;;;;;;;;.;;;;;;;;i
. ゙、:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i::. . .:. ,,ィ'´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i
ヘ` 、:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i:.:.:..:,ィ;';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!
゙.、 `゙メ、:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙;;;'";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!
ヽー‐';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!
ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:|
ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::i
ヽ、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::.、
>.、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::ヽ.
ヘ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::ヽ、
ヘ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::/'´ `<
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::/ ,ィ⌒ヽ. `ヽ、
__.,,ィ;;";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ i:::::ヽ.::::i ノヽ
__,.ゝ、;;;;;;;';´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/. ヽ、___.ノ ,.ィ;´;;;;;;;;;;;ヽ
メ、´ ,'⌒メ .メ、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;メ., _/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
;;;;;;゙、、 ゙ー'′ `メ、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/. .:. . : _,.イ;´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\
↓
(::::::∀::)
になります。
652
:
名無しさん
:2018/01/11(木) 20:27:37 ID:IxYb871c0
内藤君が見た人影、そして内藤君に襲い掛かった影と言うのは
(:::::::::::::)←になります。
なので、
( ∀ )←よくでてきてるやつ
(::::::∀::)←黒いやつ
(:::::::::::::)←正体不明。襲ってくるやつ
となっており、全員別人です。ミスをしてなければそういう風になってるはず……
分かりにくい上に今更の補足で申し訳ないけれど、そういう認識でいてくれればと思います……
あと今日は22:00ごろ開始です
653
:
名無しさん
:2018/01/11(木) 22:02:23 ID:IxYb871c0
――――――――――――
―――――――
――
([A〓])「えぇ、えぇ。そうです。はい。Fが破壊されてました。腕だけです、あったのは」
路地裏に二つの影があった。
一つはどこかに連絡をしているようで、もう一つは暇そうに辺りを警戒している。
連絡をしている影は途中、イラついたように足を鳴らした。
([A〓])「戻れ、ですか?しかし……はい。わかりました。それが博士からの命令なんですね?」
([A〓])「……信用しろと?冗談でしょう。えぇ、ですが戻りますよ。勿論です。はい、それでは」
連絡を終えると、辺りを警戒していた影が戻る。
会話の内容は聞こえていたようで、「戻れって?」と尋ねた。
連絡していた方はそれに対して頷くと、二つの影は移動を開始した。
654
:
名無しさん
:2018/01/11(木) 22:03:12 ID:IxYb871c0
([D〓])「まぁまぁ落ち着いて」
([A〓])「落ち着いてますよ」
([D〓])「なら良いけど」
([A〓])「……あなたはFが心配ではないのですか?」
([D〓])「心配だけど、ダメだったときは……そのときはそのときでしょ。全員そこは分かってるはずだけど?」
([D〓])「ま、博士が戻れっていうんだから戻りましょうよ、ね?」
([A〓])「本当に博士がそう言ってるならですがね」
([D〓])「そこは流石に嘘つかないでしょ。理由がないし」
655
:
名無しさん
:2018/01/11(木) 22:03:34 ID:IxYb871c0
([D〓])「というか、あれに命令されたのが嫌なだけっしょ?」
([A〓])「……そうかもしれないですね」
([D〓])「わかりやすいなぁ。ま、ま、ま、ま。色々思うこともあるけど、とりあえず戻ってから考えましょうや」
([A〓])「あなたのそういう能天気なところは、尊敬します」
([D〓])「あざまーす! 」
影二つ、路地裏からあっという間に姿を消し、その姿は建物の上を駆けだしていた。
誰にも見つかることなく、誰にも気づかれることもなく。
ただ一つ、例外を除いて。
(:::::::::::::)「……戻ったか。しつこかったが、なるほど」
(:::::::::::::)「さてさて、私も戻ろうか。聞きたいことは山というほどあるからな」
656
:
名無しさん
:2018/01/11(木) 22:04:01 ID:IxYb871c0
――――――――――――
―――――――
――
________________________
/ , イ
 ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ |
| ┌─┐ ┌─┐ ┌─┐ ┌─┐ | 負 |
| 目| | 目| | 目| | 目| | | け |
| |。 | |。 | |。 | |。 | | 犬 |
| | | | | | | | | | ハ |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||#| イ |
\| | ツ .|
| ┌─┐ ┌─┐ ┌─┐ ┌─┐ | |
| 目| | 目| | 目| | 目| | | |
| |。 | |。 | |。 | |。 | | |
| | | | | | | | | | /
| | | | | | | | | |/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
657
:
名無しさん
:2018/01/11(木) 22:04:25 ID:IxYb871c0
========================i'ーi''iii |
|| / ||| /| | ||| |
|| /||| / | | ||| |
|| / ||| / / | | ||.| |
|| |||. / / | . | || | .|
|| ||| / .| .| || | .|
|| ||| ,l ||| | ._____ |
||______|||____| |||| |(=)| |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~〜, ―――‐ 、_____. |;;;;;;| |
.|`ll ̄ ̄ ̄l |、,、___゛,、 | ||\
l|' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~|l. | .|l___l |.l|| ̄ ̄ ̄|| ,;| ||. \
||―‐(⌒⌒⌒)―‐|| .!、|___:,|、|| ̄ ̄ ̄|| ⊂,,⊃. || \
|,ノ´ ̄´⌒ ̄⌒⌒`ヽ、 . |`||ニニニニ|||l[「「[[[「「l|__.| | || ||
( ノ ヽ、 ̄ ̄ ̄!、||____________||||ニニニ,|| l,_,!\、 || ||
ヽ ' , ヽ,  ̄ ̄ ̄ ̄ ~ ~' \.. || ||
ヾ ノ ヽ ________,, \||i 0) ||
ヾ ノ ヽ, l\ \. \. ||
ゝ 「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄「| ll\\ \. \、 ||
. ヽ,,ノ|」――――――|」 '~ \l二二二二二二二二l \..||
!|_| !|_|. \
\
. \
658
:
名無しさん
:2018/01/11(木) 22:04:47 ID:IxYb871c0
( ^ω^)(二度目ともなればさすがに、ね?)
ツンさんの家に上がると、僕は落ち着いてテーブルの前に座る。
初めて家に上がった時は何だか慌ててしまったが、既に耐性の出来た僕の前では全てが色褪せて見える。
あぁ、あの時の感動は二度と味わうことが出来ないのだな、と悲しさすら覚えるが成長の証である。
( ^ω^) フーハーフーハースッハスッハ
ξ゚⊿゚)ξ「どうかした?」
( ^ω^)「なんでもないお」
息を整え、僕は姿勢を正す。
ツンさんが注いでくれた麦茶を飲み干すと僕たちはこれからの事を話した。
659
:
名無しさん
:2018/01/11(木) 22:06:26 ID:IxYb871c0
ξ゚⊿゚)ξ「まず、前回死んだっていうところね……」
( ^ω^)「そうだお。前回、僕は心臓麻痺で死んだ……あの人影に気をつけなくちゃだお」
ξ-⊿゚)ξ「となると、学校は危ないってことだけど……」
( -ω-)「大人しく、商店街にあるっていう入口から行くかお?」
ξ゚⊿゚)ξ「そうね……」
( ^ω^)「……」
う
ひとまず、方針としてはハローさんの地下施設に忍び込むという方向だが……
1.その方向で話を進める
2.いや、ちょっと待って
A.学校が気になる
B.2-Eの動向が気になる
C.ハローさんが気になる
3.他に何かあれば
>>660-661
書き込み時間末尾が大きい方
2の場合、2Aや2Bという書き方でお願いします
660
:
名無しさん
:2018/01/11(木) 22:09:00 ID:vHMxW01M0
2C
661
:
名無しさん
:2018/01/11(木) 22:10:26 ID:A4Kfa7kw0
2C
662
:
名無しさん
:2018/01/11(木) 22:20:16 ID:IxYb871c0
( ^ω^)「ハローさん」
ξ゚⊿゚)ξ「え?」
_,
(; ^ω^)「ハローさんって、今日の夜学校を爆発するおね?」
う
ξ゚⊿゚)ξ「まぁ、そうらしいわね」
_,
(; -ω-)「で、ハローさんの目的は……」
(; ^ω^)「「
可能性を殺すこと
ξ゚⊿゚)ξ 」」
( ^ω^)「で、破壊された学校……というか、地下施設の破壊がハローさんの目的だったんだお」
( ^ω^)「あの施設は願望機について調べる施設だったようだし」
( ^ω^)「となると、この一連のハローさんの行動って」
ξ゚⊿゚)ξ「……」
663
:
名無しさん
:2018/01/11(木) 22:21:13 ID:BlFtpIRg0
なるほどなありがとう
664
:
名無しさん
:2018/01/11(木) 22:22:17 ID:IxYb871c0
_,
( ^ω^)「学校の地下施設の破壊→2-Eの誘拐及び殺害→最終目的、可能性を殺す」
( ^ω^)「っていうことなんだけど」
( ^ω^)「……これってやっぱり、敵対してるおね?」
_,
ξ゚⊿゚)ξ「……あぁ、そうね。地下施設にいたっていう謎の人物、それと敵対してるってことになるわよね」
( ^ω^)「対して僕たちはハローさんと謎の人物、二人が邪魔だお」
( ^ω^)「……上手いことハローさんをぶつけて、共倒れを狙えないかお?」
ξ;゚⊿゚)ξ「あんたねぇ……そんなこと……」
ξ;゚⊿゚)ξ「……」
ξ゚⊿゚)ξ「……」
う
ξ゚⊿゚)ξ「出来るかも……?」
( ^ω^)「だおね!? だおね!? 」
665
:
名無しさん
:2018/01/11(木) 22:27:45 ID:IxYb871c0
ξ;゚⊿゚)ξ「いや、でも可能性よ。可能性の話よ?そんな上手くいくとも思えないし……」
ξ;-⊿-)ξ「なにより何故かハローさんについてるドクオっていう存在が邪魔すぎるわ……」
(; ^ω^)「おー……」
(; ^ω^)「ドクオ、かお……」
ドクオ。2-Eの友達であり、曰く裏切り者。
ハローさんの味方であり、学校の地下施設になぜか居た男でもある。
ドクオの目的も可能性を殺すことなのだろうか。
2-Eとは化け物を倒す存在。世界のイレギュラーという存在。
そんな彼がハローさんに協力する理由が、未だ分からない。
( ^ω^)「ドクオ……?」
(; ^ω^)「ドクオ……! 」
ξ;゚⊿゚)ξ「ど、どうしたのよ」
666
:
名無しさん
:2018/01/11(木) 22:35:30 ID:IxYb871c0
(; ^ω^)「そういえば前回、この家にドクオが来たっけなーって……」
ξ;゚⊿゚)ξ「え!? 」
前回のことを思い返すと、ドクオは早々に来たはずだ。
時間を見ると丁度これくらいの時間だったろうか。
僕とツンさんはドアの方を振り返る。
(; ^ω^)「……」
ξ;゚⊿゚)ξ「……」
667
:
名無しさん
:2018/01/11(木) 22:35:50 ID:IxYb871c0
いつ来る、もう来る、すぐ来る。
来たらどうしよう。何を話す。前回と同じように直球で尋ねるか、捕まえるか。
頭の中を選択肢がぐるぐると回りだす。
正解はどれだ。
何が正しい。
何が最善だ。
僕はどうするのが良いのだろう。
そんな考えの中、選択肢は増えては消え、増えては回って、そして消えて。
10分ほど経っただろうか。
ドアに変化がないまま、先に行動を起こしたのはツンさんであった。
ξ;゚⊿゚)ξ「ちょ、ちょっと見てくる」
(; ^ω^)「え!? 」
ξ;-⊿゚)ξ「私なら大丈夫でしょ。前回だって、直球に聞いても大丈夫だったらしいし」
ξ;゚⊿゚)ξ「……ギコじゃなければだけど」
ξ゚⊿゚)ξ「ま、ちょっと外を見てくるだけよ。何もなかったらすぐ戻るわ」
そうして、僕を残してツンさんは外に出てしまった。
668
:
名無しさん
:2018/01/11(木) 22:38:58 ID:A4Kfa7kw0
前回は嘘看破失敗しtんだっけな
669
:
名無しさん
:2018/01/11(木) 22:48:32 ID:IxYb871c0
(; ^ω^)「……」
(; ^ω^)「だ、大丈夫かな」
引き留める間もなく出て行ってしまったツンさんを思い、僕はひとまず立ち上がることにした。
追いかけるにしても不用心に家を空けておくわけにもいかないし、万が一ドクオと入れ違いになったらとも考える。
ドクオから情報を得るのは至難の業だろうが、それでもチャンスを棒に振るわけにはいかない。
(; ^ω^)「いやいや、でも一人で何かあったらどうするんだお」
少し考えたのち、やはり僕は一人で行ってしまったツンさんを心配し、家を出ようとドアに手をかける。
ξ゚⊿゚)ξ「ただいま」
そしてケロリと帰ってきたツンさんを至近距離で出迎える形となったのであった。
670
:
名無しさん
:2018/01/11(木) 22:51:19 ID:IxYb871c0
ξ;゚⊿゚)ξ「な、なにしてるの?」
(; ^ω^)「お、お出迎え……ごはんにする?お風呂にする?それともわ・た・し?」
ξ;゚⊿゚)ξ「……」
(; ^ω^)「……わたし?」
ξ;゚⊿゚)ξ「そこは引っ込むところでしょ」
(; ^ω^)「小粋なジョークで場を和ませたかったんだお……」
ξ゚⊿゚)ξ「そ、そう……」
帰ってきたツンさん曰く、周囲には誰もいなかったようだ。
時計を見ると、前回ドクオが来た時間を超えている。
恐らく、僕たちの行動で何かが変わったのだろう。
(; ^ω^)(その何かが何で、どう変わったのか分からないのが怖いけど……)
671
:
名無しさん
:2018/01/11(木) 22:57:54 ID:IxYb871c0
ξ゚⊿゚)ξ「とりあえず、ハローさんを調べるためにも商店街に行きましょう」
(; ^ω^)「お?」
ξ゚⊿゚)ξ「施設に入るためにも行く必要があるし、運が良ければ本人を見つけられるかもじゃない」
ツンさんの提案により、僕たちは商店街へ向かうこととなった。
周囲を警戒しながら、特にツンさんはギコに気を付けているようだった。
結果、特に誰かに見つかることなく、僕たちは商店街に辿り着く。
人の多い商店街、勿論ここでも周囲に気を付ける必要があるが、まず僕たちは地下への入り口を見つけることから始めた。
前回のドクオとギコの言葉から考えて探していると、入口はすぐに見つかった。
一見、近くにある建物の地下へ行くための入り口かと思ったが、少しだけ中に入ると「あ、ハローさんの施設だ」と、分かった。
これでいつでも地下施設に行けることが分かった僕たちは、一度商店街を散策することにした。
( ^ω^)「……」
ξ゚⊿゚)ξ「……」
ハローさんを探すためであった。
672
:
名無しさん
:2018/01/11(木) 23:00:27 ID:Iekauo/M0
ギコの能力ってなんだっけ?
673
:
名無しさん
:2018/01/11(木) 23:06:18 ID:IxYb871c0
――――――――――――
―――――――
――
(:::::::::::::)「……さて、もう引き出せることは」
([F〓])
一つの影があった。
薄暗い場所、廃墟だろうか。
誰もいないそこで、立っている影と倒れている影があった。
倒れている影、その見た目は内藤達が狙撃手と呼んでいたものとそっくりであった。
そして「Fを探す」と言っていた二人組とも同じ見た目をしていた。
そのFこそが、この倒れている影の正体でもあった。
内藤たちが狙撃手と呼んでいた正体こそがFであった。
(:::::::::::::)「こそこそと嗅ぎまわっていたようだが……なるほどなるほど」
立っていた影が倒れている影、Fを蹴る。
ごろりと転がったまま、Fは何も発することは無かった。
糸の切れた人形のようにされるがままであった。
(:::::::::::::)「さて、それでは……」
674
:
◆zgcYTdVpao
:2018/01/11(木) 23:08:23 ID:IxYb871c0
1〜6までの好きな数字を
>>676
675
:
名無しさん
:2018/01/11(木) 23:10:41 ID:cMv2RhYg0
3
676
:
名無しさん
:2018/01/11(木) 23:14:47 ID:Iekauo/M0
ksk
677
:
名無しさん
:2018/01/11(木) 23:17:04 ID:LQOtyIVQ0
5
678
:
名無しさん
:2018/01/11(木) 23:19:58 ID:IxYb871c0
#1G2神社3商店4学校5D6無
679
:
名無しさん
:2018/01/11(木) 23:25:19 ID:IxYb871c0
('A`) 「っと、ここに居たのか」
廃墟の中に、ドクオの声が響いた。
立っていた影が振り返り、尋ねた。
(:::::::::::::)「……ここで何をしている」
('A`) 「いやいや、定期報告をしにね」
('A`) 「……それ、どうしたんだ?」
(:::::::::::::)「お前には関係ないさ。気にしなくていい」
('A`) 「そうかい。なら良いんだが……っと、そうだそうだ」
('A`) 「もう分かっているかもしれないが、ハローの施設、その地図だ」
680
:
名無しさん
:2018/01/11(木) 23:25:40 ID:IxYb871c0
('A`) 「上手いこと手に入ってな。んじゃ、あとはよろしく。こっちもとりあえずのことはしておくから」
(:::::::::::::)「……すまないな、助かる」
('A`) 「よしてくれよ、そんなこと言われると鳥肌が立つ」
(:::::::::::::)「はは、よく言う」
(:::::::::::::)「……それじゃあな」
('A`) 「あぁ、またな」
ドクオが走り去るのを見届けて、影は先ほどまでドクオが居た場所まで出る。
足元には紙が数枚。
それを拾い上げると、確かにドクオの言う通り地図が書かれていた。
影はそれを懐にしまうと、ゆっくりとその場から立ち去るのであった。
681
:
名無しさん
:2018/01/11(木) 23:26:57 ID:IxYb871c0
o川*゚ー゚)o 今日はここまで
o川*゚ー゚)o 次回はちょっと先になります。月曜日かな
o川*゚ー゚)o 時間は今日と同じで22:00ごろになると思います
o川*゚ー゚)o それではここまで読んでくれてありがとうございました
o川*゚ー゚)o 次回もよろしくお願いします
682
:
名無しさん
:2018/01/12(金) 01:14:06 ID:Ulrha18Q0
おつおつ
683
:
名無しさん
:2018/01/12(金) 08:22:38 ID:ktv2/XEM0
ほう
684
:
名無しさん
:2018/01/12(金) 17:53:06 ID:Xn4s80PM0
>>672
多分判明してないけど
>>291
あたりの会話がヒントっぽい
685
:
名無しさん
:2018/01/12(金) 22:14:44 ID:G4Xt53rU0
おつおつ!
ドックン、これトリプルスパイってことか?
686
:
名無しさん
:2018/01/14(日) 20:34:25 ID:bAaPqvwg0
今更ながら昨日から読み始めて今追いついた
次回の投下楽しみにしてます
687
:
名無しさん
:2018/01/15(月) 22:07:16 ID:rOp6iJ020
――――――――――――
―――――――
――
ヽ.. ::::| ,i´ヽ
ヽヽ. :::| | \
i i 、:::| 〕____\ ノ;ヽ †____
`: `: | |;;;;;| ̄| ̄| _/;;;;;;;;;\_ †__ /ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;
`: `: .| ;; |_|;;; | | ̄ ̄ ̄~| /ヽ/山 //ヽヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;
` ゝ |ソ└ ┘;;;| .|:::| 口 |::::| //iiヾ ̄ヽ // √;;;;;;;;;;;;;;;;;;
.| |;;;ゞ;;;;;;;/≡ヽ |:::|::.*.::|::::| //:皿:ヾ ┌i // l;;;;;;;;;;;;;;;;;;
,-.、 | |;;ゞ== /// /ヽ::| . |::::|┌───// ト=イヾヽ| | ヽ | || | | |;;;;;;;;;;;;;;;;;;
,i:::::::i. .| |(( ─ ))ノ 〔()〕::| |::::|_ノ;;;;;;;;;;;/L/四 品 四ヾ| |ヽ ‡ / | || | | ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;
l i::::::l |───┬┬─ ̄|@.~ ̄ ||ノ| /|/イ─────ヽ ゝ/\ / _,,.. -;;;;;;;;;;;;;;;;;;
|;;;i:::::| .|ゞヽ .┌┴┴┐ | |ヽ _ |;| Kノ/ || ||ロ||ロ||ロ||ロ||;| ̄|ゝ/ ̄ヽ /‐エ''"´──
|;;;i:::::| .|l;; │Cafe.| | |@/;;;;;;ヽ |;| |ム-|‐|||──┬──|| | /;;|[]|;;;ヽ─┌|┌┐l┌┐
|;;;l:::::| .|;|ヾ;ソ└──┘ | | .| | |;| |_.| .||ト ─ .┴ ─ ┘___|_||~:[] ||;;ヾ l|;;|││|││
|;;;|.....| .|;| ;;ゞ ...:::::|| .|≡| |┘ └!;|| 乍.| ||┌田 田 田┐| |..||~:[] ||l─ノ|ヾ;;;i::;;ゞ;;;ヽソ
|;;;| | .|;; ヽヾ .. ::::|| .|三| | | ヽ. ヽi_,-,-,-,- ヾ;;;i::;ソ┘| |..||~:[] ||| / ヽ────
|;;;| | .|;; | | ゝゝ.─┘// ) ) ! ! ! ! ! |───|─ ;;ゞ:::[] 丿|/─ヽへ [ ̄ ̄]
|;;;| | | |:|= // \\──[.i───! i .| |ヾ ヽ─|[][| |;;;| . ̄ ̄
|;;;| | | |:|三三 // / `'‐.、_ ||``'‐.._.| |ト‐.、.、.._. ii .| .|;;;;;| |;;;| 〔〕〔〕
i;;;| .| | トヽ l l .l ``'‐.、、.._.|..|ト'‐.、.、.._ | ト‐--.、_____ _
i;;;|─.|-'`| ̄ .| | | ``''‐.、、.._. | ト‐--.、_____ ̄ ̄| | |
i;;;| .| | | lヽ `'‐.、  ̄ ̄ | | |
ヽ| .| .|_ | l ヽ ` `'‐‐‐‐‐‐‐| | |
. l|_ | // ヽ ヽ \
. ||/// i、 i、 i、
/ / ヽ. ヽ. ヽ.
( ^ω^)「いないおね」
ξ゚⊿゚)ξ「そうねぇ」
688
:
名無しさん
:2018/01/15(月) 22:13:11 ID:rOp6iJ020
商店街を散策している僕たち。
目的はハローさんを見つけることであったが、見つからなくて当然の気持ちでいた。
今日、夜になればハローさんによって学校は爆破され、2-Eのみんなが捕まる。
それを何とかしたいがために、僕たちは行動を起こしている。
だが、ハローさんの行動は予測が出来ない。
少なくとも今日の夜であれば会えるのは間違いないが、その前に接触出来たら儲けものだ、という気持ちなのだ。
(; ^ω^)「見つけられたら、多少はハローさんの妨害も出来ると思うんだけど……」
ξ゚⊿゚)ξ「そう都合よくはいかない、か」
( ^ω^)「まぁ、地下への入り口が確かにあったという事だけでも分かったから良いんだけど」
このまま商店街を探し続けるというのもリスクがある。
万が一、ギコやドクオ、あの狙撃手にでも見つかれば厄介だ。
こちらが探しているだけでなく、あちらも探している可能性だってある。
今回、死んだ前回と比べて何かが違う。
例えば死に戻った直後、やってきた人影。
ツンさんの家に来なかったドクオ。
前回と全く同じ気持ちでいるのは、危険だろう。
689
:
名無しさん
:2018/01/15(月) 22:22:37 ID:rOp6iJ020
( ^ω^)(そろそろどこかに隠れるべきかお?)
( -ω^)(いやでも、僕の思い過ごしで意外と何でもなかったりすることだって……そうすると勿体ないおね)
ちろりと前を歩くツンさんを見る。
僕と同じくハローさんを探している彼女は周囲を気にしながら歩いている。
僕がハローさんに撃ち殺される直前、「ひっくり返す」力で僕ごと過去に戻った彼女。
なぜ、そこまでしてくれたのだろうか。
ふと、疑問に思った。
( -ω-)(……いや、流石に目の前で死なれたら嫌ってことだおね)
(; ^ω^)(そう思いたい。何か知らないけど、偶然助ける形になっちゃったってことだとしたら、立ち直れないお)
ξ゚⊿゚)ξ「ねぇ」
(; ^ω^)「お!? 」
690
:
名無しさん
:2018/01/15(月) 22:25:41 ID:rOp6iJ020
ξ゚⊿゚)ξ「なに驚いてるのよ……ハローさん、見つけた?」
(; ^ω^)「い、いや全然だお。もしかしたら、もう学校の地下にいるかもしれないお」
ξ;゚⊿゚)ξ「あぁ、そっか……運よく、私たちと入れ違う形で学校の地下に入った可能性もあるのか……」
う
ξ;-⊿-)ξ「いや、既にあの時他の部屋にいたっておかしくはないか……」
ξ;-⊿゚)ξ「気づかなかったか、気づいてて無視したかは分からないけど……」
( ^ω^)「?」
う
(; ^ω^)「……?」
ξ゚⊿゚)ξ「……どうかした?」
(; -ω^)「いや、なんでもないお……」
691
:
◆AdZq2r1puo
:2018/01/15(月) 22:29:35 ID:rOp6iJ020
1〜6までの好きな数字を
>>692
692
:
名無しさん
:2018/01/15(月) 22:32:10 ID:q.XWOSUU0
2
693
:
名無しさん
:2018/01/15(月) 22:33:33 ID:eD9vVXRg0
急に大昔ツンさんのステータス?が変わった事を思い出した
694
:
名無しさん
:2018/01/15(月) 22:36:08 ID:rOp6iJ020
#1×2判定3×4判定5判定6×
695
:
名無しさん
:2018/01/15(月) 22:41:55 ID:rOp6iJ020
──────── 現在のステータスです
( ^ω^):内藤ホライゾン
▽ 能力 ▽
運動神経(55) 普通だぞ
記憶力(62) 割と良いぞ
器用(14) 凄く悪いぞ
運(52) 普通だぞ
▽ スキル ▽
主人公の資質(番外) … たまに勝手に動くぞ。判定時、+5の補正
口先の魔術師 … たたみかけモードを発動するぞ。話術を使う場面に限り、+10の補正
常識フィルター(偽) … 多分、常識的。恐らく
不屈の根性 … そのしぶとさは異常。もはや異能生存体。1日3回の振りなおし
危険察知 Ver.EX … 何度も死んだ経験。既知の脅威から身を守り、既知の脅威を予知出来る。(パッシブ)
意地 … 絶対に助ける。何度も願った思い。同行者が居る場合、全ての判定に+12の補正(パッシブ)
嘘看破 … 判定成功時、相手の嘘が何となく分かる。(パッシブ)
死に損ない … 何度でも繰り返す。わずかに残った記憶から、最善の行動が取れる(パッシブ)
運命のコイントス … 運命を捻じ曲げる。即死確定時、トリップに仕込まれた1〜10の数字を予想する。成功した場合、判定をクリティカルに捻じ曲げる(1日1回)
俊足 … 運動神経の判定時、+10の補正。(1日2回)
不器用なりの努力 … 器用の判定時、+10の補正。(1日2回)
暗可機械 ・・・ アンカギミック。念じたことに対応する機械を出せる。(1日1回。内容次第で劣化の可能性あり)
おまじない … すべての判定に+5(一度だけ)
キュートな呪い … 一週間以内にキズナを結ばないと死ぬぞ。死んでも死に戻るぞ
▽ キズナ ▽
渡辺さん …暗 が得 ”普通”の 子。
高岡さん … 。
▽ 道具 ▽
家のカギ … とっても大事
携帯電話 … 必需品
財布 … お金はまだある
ライター×2 … 燃やせるものは限られている
トランプ … いつかみんなで遊べると思う
箱 … 暗可機械であり都村さんの立体映像が飛び出す。結構小さい
696
:
◆5FH7d2rr52
:2018/01/15(月) 22:43:39 ID:rOp6iJ020
o川*゚ー゚)o 運判定
o川*゚ー゚)o 52+5+12=69
o川*゚ー゚)o トリップキーとの合計値が69以下で成功
o川*゚ー゚)o 100までの好きな数字を
>>698
o川*゚ー゚)o 記憶力判定
o川*゚ー゚)o 62+5+12=79
o川*゚ー゚)o トリップキーとの合計値が79以下で成功
o川*゚ー゚)o 100までの好きな数字を
>>699
o川*゚ー゚)o スキルも使用する際は宣言をお願いします
697
:
名無しさん
:2018/01/15(月) 22:44:51 ID:q.XWOSUU0
ksk
698
:
名無しさん
:2018/01/15(月) 23:13:02 ID:eD9vVXRg0
おまじない6
699
:
名無しさん
:2018/01/15(月) 23:13:50 ID:1aipkSW.0
56
700
:
名無しさん
:2018/01/15(月) 23:21:29 ID:rOp6iJ020
o川*゚ー゚)o それでは続きはまた明日に!22:00ごろになると思います!
701
:
名無しさん
:2018/01/16(火) 00:45:57 ID:uzTNt8bI0
おつおつ!
702
:
名無しさん
:2018/01/16(火) 23:01:58 ID:xu6JZ73g0
おやおや
703
:
名無しさん
:2018/01/16(火) 23:32:34 ID:aQjgGmbk0
ちょっと忙しくてできませんでした申し訳な……
恐らくですが、しばらく忙しくて投下が厳しくなると思うので出来そうな日にぽろっと投下しま……
なので予告せず、急にって感じになると思いま……
予告があてにならないのは今に始まったことじゃありませんが、すみませ……
ただ完結までは走っていきたいので、もしも投下に遭遇されたら安価に参加してくれると嬉しく思います
704
:
名無しさん
:2018/01/17(水) 09:58:02 ID:dJFE.fbE0
乙
無理せずリアル優先してくれ
705
:
名無しさん
:2018/01/17(水) 20:28:26 ID:XHX8X4mo0
しばらく不定期か、何にせよ待とう
706
:
名無しさん
:2018/01/19(金) 00:59:59 ID:JVFvsjbU0
頑張ってください
707
:
名無しさん
:2018/02/10(土) 00:00:59 ID:7V1k9vT.0
まだかい!?
708
:
名無しさん
:2018/02/10(土) 21:39:09 ID:fV.kx4ds0
気楽に待ってます!
709
:
名無しさん
:2018/02/11(日) 00:51:02 ID:9L.P7fzc0
バーチャルユーチューバーにはまってんじゃねぇぞオラァ!
710
:
名無しさん
:2018/02/13(火) 11:05:45 ID:FF0aq1fc0
楽しんでるようでなにより
711
:
名無しさん
:2018/02/13(火) 16:43:19 ID:wa.KJssg0
読んでるやつめっきり減ってしまったな……
712
:
名無しさん
:2018/02/14(水) 02:48:39 ID:5J5AtuqE0
内容があるようで無い現行が多い中で数少ない楽しみな作品
713
:
名無しさん
:2018/02/15(木) 08:57:34 ID:AQJcrkGQ0
あげ
714
:
名無しさん
:2018/02/19(月) 10:25:29 ID:t9YbOBLY0
やっと追いついた
715
:
名無しさん
:2018/02/19(月) 15:15:44 ID:Bmze1W0U0
ハローさん仲間フラグある?
716
:
名無しさん
:2018/02/24(土) 00:38:16 ID:t.tQFoMw0
まだかなまだかなー!まだーーーー!?
717
:
名無しさん
:2018/02/24(土) 00:38:49 ID:t.tQFoMw0
待ってる人もうおらんかな
718
:
名無しさん
:2018/02/24(土) 00:52:24 ID:toC0aTWw0
お、そうだな
719
:
名無しさん
:2018/02/24(土) 02:58:49 ID:Osa3z6cM0
まってるぞ
720
:
名無しさん
:2018/02/24(土) 13:12:49 ID:GxVMosTM0
ビッグトレジャーのが面白いからそっち見ろ
721
:
名無しさん
:2018/02/24(土) 18:14:59 ID:a4YcF3mk0
面白くないゾ
722
:
名無しさん
:2018/02/24(土) 21:37:44 ID:QK16luDQ0
ここで対立煽りを見るとは
723
:
名無しさん
:2018/02/25(日) 18:46:29 ID:GqyCBAz60
今でも毎日再開されてないか見るくらいには面白いし、楽しみにしてる
724
:
名無しさん
:2018/03/18(日) 10:12:16 ID:7iM6dAOM0
続きマダカナー
725
:
名無しさん
:2018/03/31(土) 22:47:52 ID:DciD/QwA0
生きてるか?
726
:
名無しさん
:2018/04/11(水) 18:44:00 ID:vjTw258w0
続きまだか!
いつまでも待ってんかんな!
727
:
名無しさん
:2018/05/15(火) 06:56:50 ID:6865jtWM0
待ってる
728
:
名無しさん
:2018/06/02(土) 21:55:53 ID:72jYGYWw0
リアル頑張って!
729
:
名無しさん
:2018/08/17(金) 08:11:40 ID:.77DvhVY0
大丈夫か?
730
:
名無しさん
:2018/10/15(月) 00:33:43 ID:sjtrr.Qg0
待ってるからな
731
:
名無しさん
:2018/11/27(火) 06:56:27 ID:T62sJMkA0
待ってるんだからな
732
:
名無しさん
:2018/11/28(水) 23:24:50 ID:O0BKXnyU0
久しぶりに全部読み返してきたけどやっぱ面白いわ
待ってるぞ
733
:
名無しさん
:2019/01/19(土) 17:44:42 ID:EZZ.H07A0
1年たっちまったよ……
734
:
名無しさん
:2020/03/23(月) 08:02:43 ID:n0NaO2Dk0
2年経っても待ってるぞ
735
:
名無しさん
:2020/08/26(水) 18:41:47 ID:xTMxLcJY0
おい本家がエロゲになって復活してるんだが
736
:
名無しさん
:2021/02/12(金) 11:32:38 ID:S0XoMKvY0
安価もので通読してもバカ面白いの凄いわ
737
:
名無しさん
:2021/05/29(土) 01:37:10 ID:9VACout60
まだ待ってるYO
738
:
名無しさん
:2021/06/28(月) 22:22:40 ID:ef6zmY260
アゲ
739
:
名無しさん
:2022/02/05(土) 05:31:31 ID:pkHEDIYc0
まだ待ってますぜ
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