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ξ゚⊿゚)ξたちはみんな死んでいるようです
79
:
名無しさん
:2016/04/24(日) 20:19:33 ID:tpfJAGxs0
戦闘パートをどうするのか気になる
80
:
名無しさん
:2016/04/25(月) 12:23:16 ID:VDxJqWnA0
乙
ネクロニカは気になってたけど手出してなかったなぁ
81
:
名無しさん
:2016/04/25(月) 21:59:50 ID:PGggnmVQO
―Intermission:Session.0-1 「未練についてよく考えない」
.
82
:
名無しさん
:2016/04/25(月) 22:03:31 ID:PGggnmVQO
( ^ω^)「こんばんは。0話を閲覧いただきありがとうございますお。NCの内藤ホライゾンですお。
乙やコメントなど本当に励みになりますお」
ξ゚⊿゚)ξ「作者も言ってたけれど、予告編を投下した時のネクロニカの知名度に驚いたわ」
川 ゚ -゚)「ぶっちゃけ『何コレ?』みたいな反応されると思ってたらしいぞ」
ミセ*゚ー゚)リ「カオスペでちょっとだけ名前出てたんだよね。その影響があったりなかったり?」
川д川「雑談はこのあたりにして、未練のお話ね……」
(#゚;;-゚)「だいたいどんなものかは
>>65
で説明されたけど、
実際に取ったドール達の未練の内容について説明できてなかったんだよね」
( ^ω^)「というわけで、次の図を見てみるお」
83
:
名無しさん
:2016/04/25(月) 22:05:05 ID:PGggnmVQO
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_2105.jpg
川д川「これが、セッション1開始時点でのドール同士の関係性よ」
ξ゚⊿゚)ξ「未練はルルブ付属の『未練表』から決めるの。暗示や記憶のカケラと同じね」
( ^ω^)「内容は10通りあるお。項目だけあげてくとこんな感じ」
01【嫌悪】 02【独占】 03【依存】 04【執着】 05【恋心】
06【対抗】 07【友情】 08【保護】 09【憧憬】 10【信頼】
( ^ω^)「未練の内容ごとに、フレイバーテキストと『発狂』した時のロール例、
セッション中に実際にしてしまう行動が書かれているお」
ξ゚⊿゚)ξ「例えば【友情】だとこんな風に設定されているわ」
【友情】
友人として、大事な相手。あなたは、親友として相手のためにできる限りのことをする。
発狂:共鳴依存
「足、なくなっちゃったね? だいじょうぶ、ボクもおそろいだよ」
ξ゚⊿゚)ξ「セッション中に発狂したら、実際に何をするのかについてはその時説明するわね」
84
:
名無しさん
:2016/04/25(月) 22:07:36 ID:PGggnmVQO
川д川「じゃ改めて、関係図を見てみましょうか」
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_2105.jpg
( ^ω^)「急ごしらえ感が漂ってて申し訳ない図だお」
ミセ*゚ー゚)リ「【嫌悪】と【独占】以外は全部出てるねー」
(#゚;;-゚)「その中でひときわ目立つよね…ツン→空羽への【恋心】」
川 ゚ -゚)「出るだけでセッションが盛り上がるからな。【恋心】」
ξ*゚⊿゚)ξ「あんまり恋心恋心言わないでよ、なんでこんなの出るかしら」
川д川(照れてるわね)
( ^ω^)(照れてるお)
ミセ*゚ー゚)リ「しかしだな、その【恋心】を向けられている空羽ちゃんはというと、
空羽→ミセリへの【依存】と出てるんだなー、これが」
川д川「そして、ミセリ→ディへの【執着】」
( ^ω^)「アカン」
(#゚;;-゚)「ディからの矢印はわりと穏やかなのに…」
川 ゚ -゚)「だがツン→ディへの【依存】があることもお忘れなきよう」
川д川「外野から関係図眺めるだけでも愉快で仕方ないわね」
ξ゚⊿゚)ξ「あんたも次からこの中に加わるんだからね?」
ミセ*゚ー゚)リ「このダイス神によって生成される妙ちきりんな関係図もまた、ネクロニカの醍醐味よ」
85
:
名無しさん
:2016/04/25(月) 22:09:12 ID:PGggnmVQO
(#゚;;-゚)「思ったんだけど、これに従ってロールしてねってこと?」
( ^ω^)「そういうわけでもないお。自分のドールが対象に抱く感情として、どうにも相応しく感じないものもあったりするお」
ミセ*゚ー゚)リ「仲良しロールがしたいのに【嫌悪】とか出ると泣きたくなるよね」
( ^ω^)「だから本来未練は好きなやつ選んでも構わないんだけど、何故か皆ダイス転がしたくなるんだお」
川д川「もはや性よね…」
川 ゚ -゚)「スマホアプリ化おめでとう」
ξ゚⊿゚)ξ「それはロマサガ2ね。
で、ロールの話だけど。未練の内容はあくまで指標程度にとどめるといいと思うわ」
ξ゚⊿゚)ξ「私の場合、ディへの【依存】を持っているけれど、
これは姉のような相手につい甘えてしまう、くらいのものにするつもりだし」
川 ゚ -゚)「空羽としては、そういう姉妹だからといって甘やかすディに【対抗】しているといった感じだろう」
ミセ*゚ー゚)リ「【執着】はディちゃんのけもみみとかしっぽが気になってるのかな?
こうやって見ると、ディちゃん割とバイオレンスな感情向けられてんね」
(#゚;;-゚)「本当だ。でも、そうやって解釈していけば割とよくある関係性に思えるね」
川д川「あくまで、未練の内容に準じた行動をしなきゃならないのは『発狂』した時なの。
それ以外は外に出そうが内に秘めようが、自覚してなかろうが自由よ」
(#゚;;-゚)「確かに、感情ってそういうものだよね」
( ^ω^)「だから、未練の内容に関しては『よく考えすぎない』ことが重要だお。
囚われすぎてロールが思うようにいかなかったら本末転倒だお」
ξ゚⊿゚)ξ「それに、まだ目覚めたばかりだからね。関係性は話していくうちに出るものでしょう」
( ^ω^)「本当は自己紹介をあらかた済ませたあとに未練決めるのが一番いいんだけど、
どうにもセッションの流れが滞って」
ミセ*゚ー゚)リ「そこは仕方ないよね」
川 ゚ -゚)「だからまぁ、今は関係図見てニヤニヤしつつ如何にしてこういう感情が芽生えていくか妄想しようじゃないか」
(#゚;;-゚)「うんうん! 美味しいのもたくさん出てるしね!」
86
:
名無しさん
:2016/04/25(月) 22:09:34 ID:DHtQz/sE0
ロイスみたいなもんかな(DX脳)
87
:
名無しさん
:2016/04/25(月) 22:10:26 ID:PGggnmVQO
川д川「………(こっそりキャラシを見る)」
川д川(まだ出ていない未練か…)
川д川「どういう風にしようかしらね……ミセリへのコレ」
Intermission:Session0-1 End.
88
:
名無しさん
:2016/04/25(月) 22:15:01 ID:PGggnmVQO
>>86
( ^ω^)「そんな感じの認識でいいと思うお。DXはタイタス化の解釈に苦労するおね」
ミセ*゚ー゚)リ「だいたい仲間にロイスとるからね」
川 ゚ -゚)「エンゼルギアみたいな仕様ならよかったと時々思う」
ξ゚⊿゚)ξ「通じるかわからない例えはやめなさい」
89
:
名無しさん
:2016/04/25(月) 22:17:42 ID:PGggnmVQO
では書き溜めしてきます。
セッション1のほうは、骨子は組めて肉付けの最中といったところ
シナリオとしてはかなり短いので、あんまり時間はかからないかと思いますが…
90
:
名無しさん
:2016/04/25(月) 23:07:24 ID:rYNBm7eE0
>>89
わーい楽しみー!
身内で申し訳ないけど、恋愛が苦手な人がいるんだよなあ。
無理にロールしないで、記憶のカケラに絡めて生前の恋人にただ似ているからとか理由づけしてあげれば大分楽になりそうなんだけど。
91
:
名無しさん
:2016/04/25(月) 23:27:42 ID:aDgFAkVI0
ネクロニカはルルブ欲しいけども密林で買えないのがなぁ
92
:
名無しさん
:2016/04/25(月) 23:53:26 ID:PGggnmVQO
川 ゚ -゚)「
>>1
だ」
川 ゚ -゚)「突然だが、私の人形設計図に重大なミスが発生していた」
川 ゚ -゚)「ルール上出来ないパーツの取り方を行ってしまっている」
( ^ω^)「これどうすんだお……組み直しも見えるお」
川 ゚ -゚)「そこまでは…いや、どうだろうな。全く
>>1
め、何回ネクロニカをやっているんだ
川 ゚ -゚)「とにかく、1話の投下に合わせ、私の人形設計図には修正を行うぞ」
ということです
読者の皆様とクーには申し訳ないことをしました
取り急ぎご報告だけしておきます
93
:
名無しさん
:2016/05/03(火) 12:05:20 ID:rHQIC9KU0
面白くなる感じがびしばし伝わってくる
待ってる
94
:
>>1
:2016/05/05(木) 20:02:27 ID:.qgo.oCoO
こんばんは、1です。
私のGWは土日しかありませんでした むしろGWの方が忙しかったかもしれない
ですが、何とかセッション1は50%くらい…分かる方向けに説明すると、アドベンチャーパートが終わるくらいまで進んでおります。
書けた所まで、土曜日に投下できたらいいなぁ、というところです。日時決まり次第上げて告知します。
95
:
>>1
:2016/05/05(木) 20:06:43 ID:.qgo.oCoO
上げ忘れた
なんにせよ、待ってて下さる方、読んで下さった方、ありがとうございます。
もう少しお待ちください。
96
:
名無しさん
:2016/05/05(木) 20:07:24 ID:cRQZHYj60
まっとるよ
97
:
名無しさん
:2016/05/05(木) 20:20:11 ID:.qgo.oCoO
>>90
( ^ω^)「もうセッションは行ってしまったかもしれんおね。気になったので返信させて貰うお」
ξ゚⊿゚)ξ「ひっかかっているのは『恋心』かしら? 一口に恋愛が苦手、といっても、色々とあるわよね」
ξ゚⊿゚)ξ「恋する/されるロールを苦手とするのか、手をつなぐなどの接触はどこまで大丈夫なのか」
ξ゚⊿゚)ξ「他人の恋愛描写を見ているだけなら平気なのか、というのもあるわね」
ξ゚⊿゚)ξ「何にせよ、まずは『苦手』の範囲を、NC、参加者(PL)ともきちんと共有しておくべきね」
ξ゚⊿゚)ξ「その人が一緒にセッションを楽しみたいと思ってくれているなら、協力してくれるはずだわ」
ξ゚⊿゚)ξ「もう済んでいるなら、余計なお世話だけれどね」
( ^ω^)「ただでさえ、ネクロニカは人を選ぶゲームだお。
流血、暴力、狂愛……昆虫や獣などの生物関係も。色々な要素が誰かの『苦手』になりうるお」
( ^ω^)「特別、何かが苦手でなくとも、そこらへんはNCもPLも、理解しておく姿勢が大事だおね」
( ^ω^)「それじゃあ、セッションを楽しんでほしいお」
ξ゚⊿゚)ξ「良い後日談を」
98
:
名無しさん
:2016/05/06(金) 01:21:16 ID:JS2kNa060
>>97
まさか返信があるとは!
セッションはちょうど一昨日くらいに出来たぜ。
楽しんではもらえたけど、作者の言う通りやっぱりそこらへんは話し合っておかないとなってよく分かった。
近々またセッションをするつもりだからそれの糧にしてがんばるよ
返信ありがとう
シナリオ楽しみにしてます
99
:
名無しさん
:2016/05/06(金) 14:51:17 ID:f4VZbpcIO
百合そのものが苦手というのと演技が苦手というのとはだいぶ違うもんな
100
:
名無しさん
:2016/05/06(金) 20:11:29 ID:DsfPfcbc0
同性キャラ相手に恋愛なりきりは、PL(中の人)同士も同性だと苦手だったりあるある
101
:
名無しさん
:2016/05/06(金) 22:46:46 ID:ByukygiQO
●投下予告
思いの他快調に進みましたので、
5月7日24時以降、Session.1「白い夢、夢のはじまり」前半部分を投下したいと思います。
前回の投下部分の訂正、川 ゚ -゚)の人形設計図の訂正からまず行います。
深夜になりますが、翌朝にでものんびり読んでくだされば幸いです。
102
:
名無しさん
:2016/05/06(金) 22:58:40 ID:JS2kNa060
>>101
おつやで
楽しみにしてる
103
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 00:31:17 ID:9G5V5WxcO
夜も更けました。
投下します。
104
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 00:32:10 ID:9G5V5WxcO
●誤字訂正
( ^ω^)「とんでもねえミスやらかしたお……NCとして恥ずかしい」
>>43
×『判定値』が5以上で成功、4以下で失敗
○『判定値』が6以上で成功、5以下で失敗
( ^ω^)「ネクロニカの判定は、修正値がつかない限り、成功率は一律『50%』だお」
( ^ω^)「6〜10で成功ってことだおね」
大変なミスでした。
申し訳ありませんでした。
105
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 00:35:40 ID:9G5V5WxcO
●人形設計図(訂正前:
>>50
、
>>51
、
>>55
、
>>56
)
川 ゚ -゚)
―ドール名:空羽
享年:14 暗示:破局
思い出さない方がいいほどの惨劇、悪意、裏切り。
けれど、今の状況を知るためには、それを思い出す他ない……。
ポジション:コート
>>【作戦】
メインクラス:レクイエム
>>【集中】【後衛の誇り】
サブクラス:ロマネスク
>>【死の舞踏】
●記憶のカケラ
【91:戦火】☆
戦争の中を逃げ惑う。隠れる。銃弾が飛び交う。爆発が起こる。
逃げ惑う中、全てが認められなくて、ふらふらと彷徨う。飛んでくる砲弾。それが近づいてくる小鳥に思えて。
あなたは手を差し伸べた。
【86:別離】
あなたは誰かにもう一度会わなくてはいけない。離れ離れになった大切な人がいる。
よく思い出せないけれど、きっと会えば思い出すから。あの人がいたことだけは、忘れてはならないのだ。
強化値:武装3/変異0/改造2
●強化パーツ、たからもの
└頭
【カンフー】【発勁】【アドレナリン】
└腕
【ランチャー】
└胴
【エナジーチューブ】【壊れた部品(たからもの)】
└脚
106
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 00:36:06 ID:9G5V5WxcO
川 ゚ -゚)「変更した部分は、【時計仕掛け】→【死の舞踏】」
川 ゚ -゚)「ミスがあった部分だが…【時計仕掛け】は、『レベル3改造パーツを追加で1つ獲得』するスキル」
川 ゚ -゚)「なのだが、レベル2の【リフレックス】を獲得してしまっていた」
( ^ω^)「テキスト上、必ず『レベル3』のものを獲得しなくてはならないんだおね」
川 ゚ -゚)「…だがなぁ、3レベルパーツで欲しいものが本当になくてな」
( ^ω^)「改造パーツって、もちろん3レベルのも強いんだけど、2レベルは便利なものが多いんだお」
川 ゚ -゚)「タナトスにクラスを変更することも考えたが、色々考えてやめた」
川 ゚ -゚)「強化値の関係で他のクラスは選択肢に入らない。だが、【死の舞踏】は便利なスキルだ。攻撃判定の振り直しが行えるぞ」
川 ゚ -゚)「常に判定値を上げる効果の方が強いが、私の型だと存外役立つかもしれないな。安定するのは確かだ」
川 ゚ -゚)「以上で訂正は終了だ」
107
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 00:36:55 ID:9G5V5WxcO
川 ゚ -゚) …馬鹿じゃないのか、おまえ
ξ゚⊿゚)ξ な、なによ、いきなり
川 ゚ -゚) ヒトじゃないカタチ? 自分の手足でも見てから言うんだな
ξ゚⊿゚)ξ …… あ…
ξ゚⊿゚)ξ …そっか。わたしも、ヒトじゃないんだ
ξ゚⊿゚)ξ ……。なんでだろ。ぜんぜん、びっくりもしないの。はじめから、知ってたみたい
ξ゚⊿゚)ξ わたしたちは――
108
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 00:37:22 ID:9G5V5WxcO
『ξ゚⊿゚)ξたちはみんな死んでいるようです』
―Session.1 「白い夢、夢のはじまり」
.
109
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 00:38:27 ID:9G5V5WxcO
―アドベンチャーパート―
( ^ω^)「お待たせしました。『アドベンチャーパート』を開始するお」
( ^ω^)「ネクロニカのセッションの流れは3つに分かれるお。
『アドベンチャーパート』『バトルパート』『エンドパート』」
( ^ω^)「アドベンチャーパートの最初は、NCから全てのドールに『カルマ』を与えるお」
( ^ω^)「君たちがこのセッションで達成すべき行動は、これだお」
カルマ…『鍵の扉の向こうへ行く』
ξ゚⊿゚)ξ「扉の向こう、ね」
( ^ω^)「シンプルでわかりやすいお? んじゃ、状況説明といくお」
110
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 00:39:12 ID:9G5V5WxcO
『君たちが目覚めたのは、古びた木製のベッドの上だ。一見ごくありふれた民家の寝室のような場所。しかし、辺りを見回せば壁や硝子は所々ひび割れ、電球や調度品といったものは存在しない』
(#゚;;-゚)「それじゃあ、さっきのツンの言葉に続けるね」
(#゚;;-゚) うん、もう、ヒトじゃないんだね。でもね、一緒にこうして出会った
ミセ*゚ー゚)リ みんなニンゲンじゃないんならさ、おそろいだよね〜? キョーダイだよ!
(#゚;;-゚)「ミセリの言葉にふふ、と笑って…」
(#゚;;-゚) たしかに。ね、お姉ちゃんに名前、教えて?
ξ゚⊿゚)ξ …ツンデレ。ツンでいいわよ、ディお姉ちゃん
ミセ*゚ー゚)リ あたしはミセリおねぇちゃんね!
ξ゚⊿゚)ξ ミセリお姉ちゃん
川 ゚ -゚)「そんなやりとりを、横目で煩わしげに見ているぞ」
ξ゚⊿゚)ξ「なら、空羽の方に」
ξ゚⊿゚)ξ ねぇ。あなたはなんて呼べばいいの?
川 ゚ -゚) ……。空羽
ξ゚⊿゚)ξ 空羽、お姉ちゃん
川 ゚ -゚) その、お姉ちゃんとつけるのをやめろ
川 ゚ -゚) うっとうしい。呼ぶなら空羽でいい
川 ゚ -゚)「と、めんどくさそうに言うぞ」
ミセ*゚ー゚)リ ツンちゃん! くーぅちゃん! かわいー名前じゃないか〜
ミセ*゚ー゚)リ みんなの名前もわかったし、ここなんにもないから退屈だよぉ! 早く出よ?
( ^ω^)「じゃ、その辺りで状況説明を加えるお。…と、その前に、『対話判定』の説明だおね」
111
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 00:39:54 ID:9G5V5WxcO
( ^ω^)「『対話判定』は、狂気点を下げるための判定だお」
( ^ω^)「ドールは、姉妹と対話することで心に巣くう不安や狂気を静めることができるお」
( ^ω^)「アドベンチャーパート及びエンドパートでは、いつでも判定が可能だお」
ξ゚⊿゚)ξ「やり方は、狂気点を下げたい対象と話す前、あるいは後に『対話判定をする』と宣言」
ξ゚⊿゚)ξ「対話が終わったら、判定前にNCが+1〜3までの修正を入れるわ。
D10を振って、判定値が6以上なら成功」
( ^ω^)「話した対象の未練の狂気点が下がるお」
ξ゚⊿゚)ξ「というわけで、私が実践してみるわね。NC状況説明よろしく」
( ^ω^)「はいはいおー」
112
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 00:40:38 ID:9G5V5WxcO
『何かがあるとすれば、壁に掛けられた額縁。
その形をとる以上、絵画と呼ぶが、絵のようには見えない。白い紙の上に、黒で直線や模様のようなものが描かれている』
ξ゚⊿゚)ξ …ミセリお姉ちゃん、何かあるわ!
ミセ*゚ー゚)リ おやおや? ホントだ〜、これ、絵かなぁ。気になっちゃう?
ξ゚⊿゚)ξ しらべるわよ!
ミセ*゚ー゚)リ げげっ、めんどくさそー
ξ゚⊿゚)ξ ミセリお姉ちゃん、そういうの、“たいだ”ってゆーのよ
ミセ*゚ー゚)リ おぉ〜! ツンちゃん、ムズカシイ言葉知ってんねぇ、えらいえらい〜
ミセ*゚ー゚)リ「と言って、頭をぐりぐりと撫でるよん」
ξ*゚⊿゚)ξ そ、そうじゃないーっ!
ξ゚⊿゚)ξ「抵抗するけどミセリの力に敵わない…
という辺りで、NCに対話判定をお願いするわ」
ミセ*゚ー゚)リ「あたしも、ツンちゃんとの対話判定するよ!」
( ^ω^)「おk、互いに+1の修正をあげるお」
ξ゚⊿゚)ξ コロコロ「+1の修正が入って…8ね。成功したわ」
ミセ*゚ー゚)リ「ツンちゃんが【癒し】ってスキルを持ってるから、
ほんわかしたミセリの修正は『さらに+1』されて、+2になるよ」
ミセ*゚ー゚)リ コロコロ「4に足して6、ぴったし成功! ありがとう【癒し】!」
ξ゚⊿゚)ξ「でぃ、どう? 流れはわかったかしら」
(#゚;;-゚)「うん、大丈夫だよ」
113
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 00:41:04 ID:9G5V5WxcO
( ^ω^)「狂気点が減ったわけだけど、『狂気点を減らすこと』は、『1つのパート』につき『記憶のカケラ』分まで」
ξ゚⊿゚)ξ「だから、対話判定に失敗しても、またの機会に成功すれば狂気点はきちんと減らせるわ」
( ^ω^)「今の状態だと、アドベンチャーパートでは2つ狂気点が減らせるお」
(#゚;;-゚)「うん、最初発狂寸前だったわけがわかったよ。それでも2つか…」
川 ゚ -゚)「そのためにツンがいる。あまり気にしなくても大丈夫だぞ」
(#゚;;-゚)「とにかくどんどんロールして、対話判定すればいいんだね。数撃ちゃ当たるというか」
川д川「だから、姉妹とのおしゃべりは大事なのよ」
114
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 00:41:55 ID:9G5V5WxcO
川 ゚ -゚)「さて、次は絵を調べる…『行動判定』の流れになるのかな」
( ^ω^)「その通りだお。『行動判定』は、物を調べたり、高い所に登ったりなど、
ちょっと複雑なことをする時に使う判定だお」
(#゚;;-゚)「この手の判定はTRPGおなじみだね。何をするか宣言してから判定するのかな」
( ^ω^)「そうそう。それじゃやりながら判定方法を説明していくお」
115
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 00:43:46 ID:9G5V5WxcO
( ^ω^)「今回は、何が出来るかも発表しておくお。『絵の内容』『絵をどかしてみる』といったところだお」
( ^ω^)「君たちが判定するなら、どちらかをやってもらうお」
(#゚;;-゚)「それじゃあ、絵に何が描いてあるか気になるかも。どんなものか思い出してみる感じ」
( ^ω^)「了解。それじゃあでぃの判定を処理するお。
音楽関係の記憶のカケラ、たからものを持っていれば判定値に+1の修正をあげるお」
(#゚;;-゚)「そういうのはないね。素振りでいいのかな」
( ^ω^)「そういう時は、パーツを使用するといいお」
川д川「判定に使用するパーツ、または記憶のカケラを宣言することで、振るダイスの数を増やせるわ」
川д川「例えば、【うで】を使って重いものを持ち上げたり、【のうみそ】を使って考えたり。
記憶のカケラなら、食器とかを見て『パーティー』に使ったことを思い出す、なんて感じになるかしら」
(#゚;;-゚)「説明さえつけば、いくらでも増やしていいわけだね」
( ^ω^)「でも、この判定方法には落とし穴もあるお。
『判定値1が出て』、『なおかつその他のダイスが全て判定値5以下』の場合…
つまり大失敗のうえ一つも成功していなければ、判定に使用したパーツが損傷するお」
川д川「けれど、でぃがつけている【けもみみ(*7)】は…」
(#゚;;-゚)「あ、『損傷しない』って書いてある!」
( ^ω^)「そうそう、だからファンブル(*8)…大失敗を恐れる必要はなし」
ミセ*゚ー゚)リ「結構大事なんだよねー、これが」
(#゚;;-゚)「なら、【けもみみ】を一緒に使えばいいわけだね。
…んー、でも、絵の内容を思い出すのに、耳かあ。ちょっとうまい使い方が思いつかないし、素振りしようかな」
(#゚;;-゚) コロコロ「…あ、10が出た。成功したね」
*7:【けもみみ】…獣の耳がつけられたことにより、素早い反応が可能。
ディは人間の耳の部分に、左が少し裂けた猫耳が生えている。
*8:ファンブル…誰もが恐れる太陽神。TRPGにおける、判定で大失敗すること。2D6なら1と1が出ることを指すことが多い。
出してしまうと大抵ろくなことにならない。
116
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 00:44:37 ID:9G5V5WxcO
( ^ω^)「おk、残りのみなさんはどうするかお?」
ξ゚⊿゚)ξ「絵の内容を思い出してみるわ。私の記憶のカケラ、『歌』なら修正がつくんでしょう?」
( ^ω^)「うむ、+1で振っていいお」
ξ゚⊿゚)ξ「なら、『歌』を使用。さらに【のうみそ】を使うわ。3D10、判定値に+1修正で振るわよ」
ξ゚⊿゚)ξ コロコロ「…修正含め、11、10、4。なかなかいい出目ね」
( ^ω^)「大成功(*9)きたかお。結果は考えておくお」
川 ゚ -゚)「ふむ、ならこっちは絵を動かすとするか」
ミセ*゚ー゚)リ「ミセリもそっちで。空羽ちゃんと共同作業するぞ!」
( ^ω^)「はいはいお。ドールはかつての人類より遥かに怪力だ。
大きな額縁だけど簡単に動かせるはずだお。てわけで、判定には+1の修正が入るお」
川 ゚ -゚)「ならファンブルはないな。【のうみそ】【めだま】【うで】で4Dほどいっとくか」
( ^ω^)「別に大成功しても何もないからね」
川 ゚ -゚)「ダイスは意味なくジャラジャラ振りたくなるものだよ君ィ。
取り外ししやすい位置を【のうみそ】【めだま】で探り、【うで】をうまく使って外すぞ」
ミセ*゚ー゚)リ「おおい、共同作業はどうした」
川 ゚ -゚) コロコロ「知らんな。…ふむ、修正入れて8、3、4、7か。余裕だな」
ミセ*゚ー゚)リ「まあ、空羽ちゃんなら一人でやりそうだからなー。
ミセリはがんばれーとか言って茶々入れる感じで! 素振りするよー」
ミセ*゚ー゚)リ コロコロ「…7、1足して8。おや成功した」
*9:大成功…他のシステムでは「クリティカル」とも呼ばれる。2D6なら、6と6でクリティカルになることが多い。
大抵良いことが起き、ネクロニカの行動判定では、通常の成功より良い結果を与えてもよい、とある。
117
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 00:45:25 ID:9G5V5WxcO
( ^ω^)「おk。それじゃ絵の内容組から処理していくお。成功したら以下のことがわかる」
『直線は五線譜。模様らしきものは音符。これは楽譜だ。タイトルらしき部分には、「愛の挨拶」と書かれている。
これを読み取ることができれば、音楽を奏でられるだろう。心あるものの娯楽のひとつだ。』
( ^ω^)「あ、失敗しても「愛の挨拶」は読めても構わんお。そこら辺はキャラに合わせてくれお」
ξ゚⊿゚)ξ「…なるほど。NC、楽譜は読めていいかしら?」
( ^ω^)「記憶のカケラを判定に使っているし、メロディー部分なら読めていいお」
ξ゚⊿゚)ξ「あと、愛の挨拶って、エルガーのアレよね? 音楽の教科書とかに載ってる」
( ^ω^)「それであってるお。でぃは何かあるかお?」
(#゚;;-゚)「大丈夫。うん、白と黒ってそういうことなんだね。
それじゃあ、ロールのついでにツンちゃんと『対話判定』してみよっかな」
ξ゚⊿゚)ξ「苦しゅうないわ」
( ^ω^)「なぜ殿様?」
( ^ω^)「次、額縁を外す組いくお。外すと以下のことが起きるお」
『ちりん、と小さな、何か金属質のものが落ちた音がする。
それは鍵の形状をしている。この部屋では使う対象はなさそうだ』
ミセ*゚ー゚)リ「鍵! カルマと関係ありそうだね」
川 ゚ -゚)「ふむ、ではロールといこうか」
118
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 00:47:53 ID:9G5V5WxcO
ξ゚⊿゚)ξ「絵をぼうっと見ながら、つぶやくわ」
ξ゚⊿゚)ξ …うた
(#゚;;-゚) どうしたの、ツンちゃん
ξ゚⊿゚)ξ ディお姉ちゃん。この絵、歌がかいてあるの
(#゚;;-゚) それは、楽譜だね。「愛の挨拶」、これが曲名かな
ξ゚⊿゚)ξ そうなんだ。あいのあいさつ
ξ゚⊿゚)ξ 曲のなまえは、知らないわ。でも、知ってる
川 ゚ -゚)「そのあたりで割り込もう」
川 ゚ -゚) 邪魔だ、ガキ。ぼーっと突っ立ってるな
川 ゚ -゚)「楽譜の前に割り込み、額縁ごと外そうとするぞ」
ミセ*゚ー゚)リ ぬを!? 空羽ちゃん、何をしようとしてるんだいっ
川 ゚ -゚) 見て分からないのか。これを外す。
何もない部屋に置かれた楽譜、調べろと言わんばかりだ
ミセ*゚ー゚)リ ふおお、さては名探偵さんなのかい、おぬし!
川 ゚ -゚) ……
ミセ*゚ー゚)リ スルーはさびしいぞ〜??
(#゚;;-゚) 空羽ちゃん。もう少し待ってもらってもいいかな
川 ゚ -゚) …なにを
(#゚;;-゚) ツンちゃんに、もうちょっと見せてあげよ
川 ゚ -゚) 何のために、あれに気を遣う必要がある
(#゚;;-゚) 空羽ちゃん。もう少しやさしい言い方を…
ξ゚⊿゚)ξ ……♪
ξ゚⊿゚)ξ「口論になりかけたあたりで、唐突にメロディーを口ずさみ始めるわ」
119
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 00:48:56 ID:9G5V5WxcO
( ^ω^)「それじゃあ、さっきの大成功の演出だお。
君が口ずさんだその『歌』は、姉妹たちの心を惹き付けてやまない、不思議な魅力をもって響く。
ツンがこの次アドベンチャーパート内で行う対話判定に、一度だけ+1修正を与えるお」
ξ゚⊿゚)ξ「あら、ありがとう。いい演出になりそうね」
120
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 00:53:31 ID:9G5V5WxcO
ξ゚⊿゚)ξ ♪ ら らららららら らーらーらー……
川 ゚ -゚) ……!
ミセ*゚ー゚)リ …ほあ〜
(#゚;;-゚) ツンちゃん…その歌
ξ゚⊿゚)ξ 『思い出した』の。わたし、この歌、知っているわ
ξ゚⊿゚)ξ だから、見えなくても歌えるよ
ξ゚⊿゚)ξ けんかはやめなさいっ
(#゚;;-゚) …綺麗な歌。ごめんね、ツンちゃん、空羽ちゃん
ξ゚⊿゚)ξ 分かったらいいのよ!
ξ゚⊿゚)ξ「得意げに胸を張って言うわよ」
川 ゚ -゚)「ない胸をな」
ξ゚⊿゚)ξ
121
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 00:53:58 ID:9G5V5WxcO
川 ゚ -゚)「どうした? 8歳なら胸はないだろう」
( ^ω^)「クー、そのへんにして。お願い」
川д川「セッションが崩壊しかねないわよ……」
ξ^⊿^)ξ「そうね、そろそろロールに戻りましょうか」
122
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 00:54:35 ID:9G5V5WxcO
川 ゚ -゚) …ふん。ガキがずいぶん得意げだ
ξ゚⊿゚)ξ ツン
ξ゚⊿゚)ξ わたしの名前、ガキとか、あれじゃないわ。ツンデレよ
川 ゚ -゚) ……
ξ゚⊿゚)ξ 名前も言えないの? ツンって呼びなさいよ
川 ゚ -゚)「そっぽを向き、額縁を外そうとするぞ」
ξ゚⊿゚)ξ ちょっと! 空羽ったら!
ミセ*゚ー゚)リ …くぅちゃ〜ん、実はツンちゃんの歌、気にいってるでしょ〜
川 ゚ -゚) …うるさい
ミセ*゚ー゚)リ すっごーく、きれいだったもんねー?
ξ*゚⊿゚)ξ
ミセ*゚ー゚)リ ちょっとでも気に入らなかったら、下っ手くそ! とか、言いそうじゃん? じゃん?
川 ゚ -゚) 黙れ
川 ゚ -゚)「と言った拍子に、額縁はすんなり外れるぞ」
ξ゚⊿゚)ξ「そんな空羽の後ろ姿に向かって言うわ」
ξ゚⊿゚)ξ …つぎはぜったい、名前で呼びなさいよ! そうしないと、歌ってあげないんだから!
123
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 00:55:02 ID:9G5V5WxcO
( ^ω^)「――うん、ちょっとこの辺りで切るかお」
ξ゚⊿゚)ξ「じゃあ、さっそく対話判定していいかしら。相手は空羽よ」
( ^ω^)「了解。大成功と合わせて+2修正どうぞ」
(#゚;;-゚)「あ、私も振るよ。ツンちゃんにしようかと思ったけど、流れ的に空羽ちゃんかな」
( ^ω^)「対立ロールいい感じだったおね。+1どうぞ」
川 ゚ -゚)「いきなり人気だな。私もここらでツンに振るか」
( ^ω^)「はいお、そちらも+1どうぞ」
川;゚ -゚) コロコロ「…む、出目2だ。どうあがいても失敗だな」
ξ゚⊿゚)ξ コロコロ「…出目が4、+2修正で6ね。成功よ。これで私の狂気点は減らしきれたわね」
(#゚;;-゚) コロコロ「修正入れて、10だね。こっちも成功」
ミセ*゚ー゚)リ「なんかでぃちゃん出目よくない?」
川 ゚ -゚)「羨ましい限りだ」
124
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 00:56:15 ID:9G5V5WxcO
( ^ω^)「そろそろ大丈夫かお? ロールの方に戻るお」
( ^ω^)「空羽が額縁を持ち上げたところで、ちりん、と何か落ちる音がする」
ミセ*゚ー゚)リ「あたしが拾うよー」
ミセ*゚ー゚)リ わ、カギだよ! 本当に何かあった〜
川 ゚ -゚) …そうか
川 ゚ -゚)「そう答えたきり、ミセリをスルーして先に行こうとするぞ」
ミセ*゚ー゚)リ あ、ちょいちょい
川 ゚ -゚) ここに鍵を使う場所はない。この部屋にもう用はないだろ
ξ゚⊿゚)ξ あ、こら! わたしが先頭にいくのよ!
川 ゚ -゚) …面倒くさいやつ
ミセ*゚ー゚)リ …それじゃあ、このいかにも重要そうなアイテムはミセリちゃんのものってことで〜
(#゚;;-゚) どうぞ。大事に持っててね
ミセ*゚ー゚)リ おお、ディちゃんてばハナシがわかるぅ
(#゚;;-゚) ぼくは一番後ろにいるから、二人についてこっか
ミセ*゚ー゚)リ そんな〜、ディちゃんのしっぽがもふれないじゃないかあ!
(#゚;;-゚) ? それくらいなら、後ででかまわないよ
ミセ*゚ー゚)リ うひょー、ほんとに? 耳ももふっていい??
(#゚;;-゚) ふふっ、うん、約束しようか
ミセ*゚ー゚)リ やった〜! そうと決まれば、しゅっぱつしんこーだ〜
ミセ*゚ー゚)リ「うし、このミセリさんも再び対話判定しようじゃないか。相手はディちゃん」
( ^ω^)「はいお、+1で」
ミセ*゚ー゚)リ コロコロ「あざっす! 結果はー…出目7、快調!」
125
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 00:57:37 ID:9G5V5WxcO
●Check Point!
○記憶のカケラ
新たに取得した記憶のカケラはありません。
○パーツ
パーツの損傷、修復はありません。
○未練
ξ゚⊿゚)ξ…残り0回
空羽への恋心 ○○●●
ディへの依存 ○●●●
ミセリへの友情○○●●
川 ゚ -゚)…残り2回
ツンへの信頼 ○●●●
ディへの対抗 ○●●●
ミセリへの依存○●●●
(#゚;;-゚)…残り1回
ツンへの憧憬 ○●●●
空羽への保護 ○○●●
ミセリへの信頼○●●●
ミセ*゚ー゚)リ…残り0回
ツンへの友情 ○○●●
空羽への信頼 ○●●●
ディへの執着 ○○●●
○本日の卓菓子
BAKE…お徳用パック。チョコなのに手につかない上に美味しいと、TRPGでも人気です。
芋けんぴ…コンビニにも売っている、1袋100円のパック。素朴な味わい。
食べやすく、かつ噛み応えがあるのでコスパ、持ちに優れます。
PRETZ…サラダ味。2箱用意されています。塩気が欲しくなった時にどうぞ。
ただし、食べたいと思った時にはもうないかもしれません。
126
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 00:58:37 ID:9G5V5WxcO
ξ゚⊿゚)ξ「じゃあ、四人で部屋を出るわよ」
( ^ω^)「了解したおー」
『金属のノブを回し、扉を開く。すると、開けて数歩の位置に下へ降りる階段がある。
この階層には、この部屋しかないということだろうか?
階段は、比較的丈夫につくられており、四人で降りるのに支障はなさそうだ』
川 ゚ -゚)「うむ。ツン、空羽、ミセリ、ディの順でいいな。降りるぞ」
( ^ω^)「把握」
『少し長い階段を降りると、ぎしりと音が鳴る。寝室や階段に比べ、状態や色合いが明らかに古びている』
『だが先に進めない程度ではない。長めの廊下は、先は見えないが、少し進んだ先に部屋の扉が三つほど見える』
127
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 00:59:15 ID:9G5V5WxcO
ξ゚⊿゚)ξ …えっ? もう、階段?
ξ゚⊿゚)ξ おかしな所ね
ξ゚⊿゚)ξ「と言いながら、普通に降りていくわ」
川 ゚ -゚) …警戒もせずに、降りる奴があるか
川 ゚ -゚)「足元を警戒しつつ、降りていくぞ」
ミセ*゚ー゚)リ「ミセリは普通に、ぱたぱた降りる」
(#゚;;-゚) みんな、気をつけてね
(#゚;;-゚)「言いながら、ゆっくり降りていくよ」
川 ゚ -゚)「このあたりで、ツンが床にたどりつくと、ギシギシ言うのかな」
ξ゚⊿゚)ξ …きゃ!
川 ゚ -゚) ……。床の音だろ
ξ゚⊿゚)ξ わかってるわよ! こわがってなんかないわっ
川 ゚ -゚) ……
ミセ*゚ー゚)リ 空羽ちゃんは、ツンちゃんが怖がってるとは言ってなかったと思うな〜
ξ゚⊿゚)ξ なっ、なによ、なによ
(#゚;;-゚) ふふふっ、ちょっとびっくりしちゃっただけだもんね?
ξ゚⊿゚)ξ そ、そうよ! それまでこんな音、しなかったもの
川 ゚ -゚) …ああ、そうだ。こんな音はしていなかった
ξ゚⊿゚)ξ ? 空羽?
川 ゚ -゚) 話しかけるな。うっとうしい
ξ゚⊿゚)ξ …もうっ!
川 ゚ -゚)「ツンをスルーして、独り言のように呟くぞ」
川 ゚ -゚) ……不自然だ
128
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 00:59:56 ID:9G5V5WxcO
川 ゚ -゚)「よし、これだけやれば大丈夫だろう。ツンに対し対話判定だ」
( ^ω^)「ツン相手なあたり、狂気点を減らしたい気概が伝わるお。+1だお」
川 ゚ -゚) コロコロ「そろそろ『アレ』が来てもおかしくないからな。これで+2修正だ。
…よし、7が出たな。9で成功だ」
ξ゚⊿゚)ξ「それじゃあ、扉のある辺りまで進みましょうか」
( ^ω^)「扉、開けるかお?」
川 ゚ -゚)「NC、扉の配置はどうなっている?」
( ^ω^)「廊下を進んだ先の両側に1つずつ。その左奥側にもう1つが見えるお」
川 ゚ -゚)「了解した」
(#゚;;-゚)「…開ける、でいいんだよね?」
ミセ*゚ー゚)リ「だいじょぶだいじょぶ。しっかり探索してこ」
ξ゚⊿゚)ξ「右、左、左奥と順番に回っていく?」
(全員が賛成しました)
( ^ω^)「了解だお。扉の様子から説明していくお」
129
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 01:00:48 ID:9G5V5WxcO
『扉は、寝室のものよりは少しは丈夫なもののようだが、簡単に開く。鍵などもかかっていない』
( ^ω^)「部屋に入るなら、先に右と左を一気に処理するお」
ミセ*゚ー゚)リ「…おやぁ」
(#゚;;-゚)「明らかに奥の方、なんかありそう…」
『この二部屋には、厨房や風呂など、生活に必要な施設があったらしい。
しかし金属らしきものは錆び、中には壊れたまま放置されているものもあり、使われた形跡はない。
ここには何も目につくものはないようだ』
ミセ*゚ー゚)リ …ん〜、これってー…
ξ゚⊿゚)ξ おふろとか、キッチンとか …でも、なにもない
(#゚;;-゚) 触るとき怪我しないように、気をつけてね
ミセ*゚ー゚)リ だいじょーぶ、すぐ直せるんだしっ
ξ゚⊿゚)ξ これ、“むだあし”ってやつかしら?
川 ゚ -゚) …わからないか
ミセ*゚ー゚)リ なになに?
川 ゚ -゚) ここには“かつて人が住んでいた”…てことだ
ミセ*゚ー゚)リ お〜! たしかにたしかに!
(#゚;;-゚) 大事な情報だね。教えてくれて、ありがとう
川 ゚ -゚) ……これぐらい、分かれ
川 ゚ -゚)「ぷいっと顔を背けるぞ」
130
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 01:01:19 ID:9G5V5WxcO
(#゚;;-゚)「なんか、気になるキーワードが出てきたね。やっぱり、ドールって人間じゃないし、すぐ直せるの?」
川д川「そうよ。でぃは【再生(*10)】するけれど、そうでなくても切り傷や指が飛んだ程度は縫うなりすれば直るわ」
( ^ω^)「ま、縫い跡とかは残りっぱなしだけども」
(#゚;;-゚)「死体だもんね」
( ^ω^)「さすがに腕などがすっ飛んだり潰された場合は『損傷』するお」
(#゚;;-゚)「…この『損傷』が、そのままダメージになるんだね」
川д川「そういうこと。それでも、危険信号は必要ないから痛みもないし、代わりのパーツを持ってくるなりすれば直るわ」
( ^ω^)「たまに痛みを与えるNCがいるけど、僕は少女の泣き叫ぶ声で興奮を覚えるくちじゃないので」
ξ゚⊿゚)ξ「本当かしら」
川 ゚ -゚)「少女が心をいためる姿が好きなだけだもんな」
ミセ*゚ー゚)リ「NCは皆どこかしら変態(*11)だかんね」
( ^ω^)「やめて、僕のイメージ崩すのやめて……」
*10:【再生】…ひとりでに元に戻っていく身体を持つことを表すスキル。
*11:NCは皆どこかしら変態…個人の意見です。でも、これを指摘されて真面目に否定するNCは多分いないと思われる。
131
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 01:02:10 ID:9G5V5WxcO
( ^ω^)「それじゃ、再開するおー。奥の部屋に向かう所からでいいかお?」
ξ゚⊿゚)ξ「他にしたいことはないわね? なら向かいましょうか」
『部屋へ入ると、まず目につくのは大量の本を乱雑に詰めた本棚だ。
机らしきものもあるが、そこにもやはり本が積み上げられている。資料室といったところだろうか?』
(#゚;;-゚)「…ここも『行動判定』かな?」
( ^ω^)「その通りだお」
川 ゚ -゚)「出来ることは本棚をあさる位か?」
( ^ω^)「そうだおね、他に探れそうな場所はないお」
ミセ*゚ー゚)リ「全員で手分けして本の情報とか探す感じ?」
ξ゚⊿゚)ξ「そういう感じでしょうね」
(#゚;;-゚)「じゃあ、みんなで判定だね」
( ^ω^)「了解、各々使用するパーツなどを宣言しつつ判定に移ってくれお」
(#゚;;-゚)「それじゃあ、【けもみみ】使おうかな。
本が落ちて他の姉妹たちに当たったりしないように、本のズレる音とかを探るってできる?」
( ^ω^)「おっ、面白いと思うお」
ミセ*゚ー゚)リ「いいねぇ! ミセリは【あし】を使ってあっちこっち動き回ったり、本を運んだりするよ」
川 ゚ -゚)「なら、こっちから探せ、これを読め…とか指示を出そう。使用は【のうみそ】、【あご】にするかな」
ξ゚⊿゚)ξ「私は普通に【めだま】でめぼしい本を探そうかしら」
( ^ω^)「了解。ダイスロールどうぞ」
ξ゚⊿゚)ξ…10、7 成功
川 ゚ -゚)…10、9、4 成功
(#゚;;-゚)…2、3 失敗
ミセ*゚ー゚)リ…8、8 成功
(#゚;;-゚)「あれま、失敗しちゃった」
132
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 01:02:59 ID:9G5V5WxcO
( ^ω^)「それじゃあ、以下は判定の結果にかかわらずわかるお」
『本はほとんどがぼろぼろに崩れていたり、内容が読み取れそうでも、難しい内容が多く、よく理解できない。
だが、「生命」「浄化」「汚染」……などの言葉が散見される。』
( ^ω^)「さらに、判定に成功したら以下のことがわかるお」
『その中に読めそうな本を発見した。といっても、中身はほとんど書かれていない。メモ書きの類のようだ』
( ^ω^)「読むかどうかは好きに決めてくれお」
川 ゚ -゚)「読むぞ」
(#゚;;-゚)「読む」
ξ゚⊿゚)ξ「読むわよ。読めるか分からないけれど」
ミセ*゚ー゚)リ「まぁ、読むよね」
( ^ω^)「…君達ね。いや読んでくれるのは嬉しいけども」
川 ゚ -゚)「持論だが、ネクロニカはこういうのを避けないほうが基本やりやすい」
ミセ*゚ー゚)リ「てか、キャラ的に読む子ばっかりかもね、うちの姉妹」
( ^ω^)「なるほどね。じゃあ、メモの内容を描写する前にロールどうぞ」
133
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 01:03:43 ID:9G5V5WxcO
ミセ*゚ー゚)リ「部屋に駆け込んで、本棚に飛びつくよ」
ミセ*゚ー゚)リ うわぁ、本がいっぱいだ〜!
(#゚;;-゚) 危ないよ、ミセリちゃん
ξ゚⊿゚)ξ …よめるかしら
川 ゚ -゚) …まったく、面倒くさいな
川 ゚ -゚) いいか、厚い本は読まなくていい。薄いものを探せ。
厚いものは大抵難しい。どうせ読めない
ξ゚⊿゚)ξ「そのアドバイスに従って…」
ξ゚⊿゚)ξ これならわたしにだって分かるわよ!
ミセ*゚ー゚)リ 薄いやつたくさん持ってきたぞ〜
(#゚;;-゚) あ…ツンちゃん、そっち行ったらぶつかるよ、ミセリちゃん、一番上が落ちちゃうよ
(#゚;;-゚)「と、本を探す二人の方が気になって、肝心の本が目に入らず失敗。って演出にしよう」
川 ゚ -゚) …それだ。上から四冊目の
ξ゚⊿゚)ξ これは違う感じ、するわね
ミセ*゚ー゚)リ ん、コレのこと?
『崩れた字だが、何とか読み取れる。
「第二地下シェルター」「〇/〇 避難場所として開放」などの字が飛ばし飛ばしに書かれている。
そして最後のページにも、何かが書かれている。
インクの色が比較的新しく、それまでのメモとは年月の隔たりを感じる』
川 ゚ -゚) 地下シェルター…避難…使われたのか、ここは
ξ゚⊿゚)ξ あ…まだ何か、あるよ
134
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 01:04:19 ID:9G5V5WxcO
「あの戦争ですべては塵となった。この場所も無用のものだ。“彼”には眠りを。“彼女ら”には棺を。」
.
135
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 01:05:12 ID:9G5V5WxcO
ξ゚⊿゚)ξ あの戦争で、すべては……、これ、どういうこと?
川 ゚ -゚) ……まさか
『戦争。シェルター。かつて、地上で起きた恐ろしい行いが想起されるそれらの言葉に、君たちの心はざわめく。
そして、この場所がなんの目的で使われたのかも……』
136
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 01:05:45 ID:9G5V5WxcO
ゴク*゚ー゚)リ「きたか……」
( ^ω^)「髪型変えんなお。それでは、メモ書きを読み、かつてこの場所を襲った惨たらしいものの存在を知ってしまった君たち。
『狂気判定』をお願いするお」
(#゚;;-゚)「狂気判定……! 失敗したら狂気点が増えそう!」
( ^ω^)「うん、まったくその通りだお。ちょっと説明が省けたお」
( ^ω^)「恐ろしい事実、おぞましいもの。この世界には知りたくないことが沢山だおね」
( ^ω^)「それらに触れてしまった時、こみあげる『狂気』にあらがえるか。その判定だお」
川 ゚ -゚)「ぶっちゃけるとSANチェックみたいなものだ」
川д川「失敗して狂気点が増えた場合は、ドールの心は一時的に恐怖や狂気にとらわれてしまうわ。
うずくまったり、怯えたり…ロールで表現してあげましょう」
( ^ω^)「ここでドールの『自我』について、もう少し突っ込んだ説明をさせてもらうお」
137
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 01:06:30 ID:9G5V5WxcO
( ^ω^)「ドール含みアンデッドの心、つまり自我は、『自我次元論』という理論に基づくお」
川д川「脳は、脳内のある物質が『自我次元』という別次元に接触することで、そのものの『自我』を生み出している、という論よ」
( ^ω^)「ルルブにわかりやすい例えがあるので引用させてもらうお」
P.31『レコードを想像するといいでしょう。
レコードは脳であり、自我次元はプレイヤー、発生する音楽が行動です。
レコードには十分な情報が入っていますが、プレイヤーの針が触れて擦れることで音が発生します。
そしてこのレコードは、外部の刺激などによって次々と内容を変化させていくのです。』
( ^ω^)「もっと言えば、レコードに例えられるのは、『自我次元に接触できる物質』のことだお」
ξ゚⊿゚)ξ「…つまり、レコードプレイヤーを人為的に作ってしまえれば、どうなるか」
( ^ω^)「そうやって、文明末期。人類は人為的に自我次元と接触する技術を確立したんだお」
( ^ω^)「同時に、人間の脳と殆ど同等の働きをする生体コンピューターを生み出した」
( ^ω^)「そして、レコードとは同一の情報をコピーすることが可能な媒体だおね?」
(#゚;;-゚)「つまり、誰か人間の自我を生体コンピューターにコピー……じゃあ、ドールの自我って」
川д川「正解。オリジナルからコピー、つまり人格が転移されたものってこと」
川 ゚ -゚)「スワンプマンならぬスワンプガールだな」
( ^ω^)(絶対に突っ込まないお)
( ^ω^)「でも、オリジナルとドールには絶対的な違いがある。それが『記憶』だお」
( ^ω^)「人類が生きていたころの記憶をそのまま与えられてしまったら、今の世界に耐えられずに心が狂って壊れるんだお」
( ^ω^)「でも、ゆっくりと思い出していけば耐えられる可能性がある」
川д川「その可能性を高めるのが、適応力や精神的な強度のある、思春期の女性」
ミセ*゚ー゚)リ「だから、NCはただの趣味で女の子にしてるわけじゃないんだよ!」
ξ゚⊿゚)ξ「そもそもドールが趣味で作られてるけどね」
( ^ω^)「普通は人間と同じように考えられる自我なんてアンデッドに与えないお。技術もコストもむっちゃかかるから」
( ^ω^)「ドールは職人が技術の粋を尽くしてつくった、いわば一点ものってことだお。素晴らしいおね」
川 ゚ -゚)「※これに同意できるあなたには、NCの素質があります」
138
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 01:07:24 ID:9G5V5WxcO
( ^ω^)「変なテロップつけんなお…それじゃあ改めて、狂気判定どうぞ。
『戦火』の記憶のカケラを持つ空羽は、地上の状況をある程度予期できるので、+1の修正を与えるお」
川 ゚ -゚)「よし、気合入れて振るぞ」
※以下、特に付記がない場合、修正値追加済みの値です
ξ゚⊿゚)ξ…6 成功
川 ゚ -゚)…10 成功
(#゚;;-゚)…5 失敗
ミセ*゚ー゚)リ…6 成功
ミセ*゚ー゚)リ「本を見つけたあたし達が成功して…」
ξ゚⊿゚)ξ「そうじゃないディが失敗するのね…」
(#゚;;-゚)「良かった出目の揺り戻しがここに!」
( ^ω^)「んじゃ、任意の所に狂気点を追加するお」
(#゚;;-゚)「空羽ちゃんの所でいい…かな? 1つ減ってるから、『発狂』はしないよね」
川д川「それでいいわ。【たからもの】になるべく入れないよう意識しておけば」
139
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 01:07:49 ID:9G5V5WxcO
( ^ω^)「では、失敗したディは以下のことを強く理解してしまう」
『この階の古さに比べ、目覚めた寝室と降りてきた階段は比較的新しかった。それに、「すべてが塵となった」戦争。君は理解してしまった。
すべては戦火のもとに消えたのだということ。自分たちが目覚めた場所は、その後に新しく作られたということ』
( ^ω^)「ディは、記憶のカケラ『00:最終戦争』を取得する」
(#゚;;-゚)「了解した…よ。」
140
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 01:08:21 ID:9G5V5WxcO
(#゚;;-゚) …空羽ちゃん。不自然って、こういうことだったんだね
川 ゚ -゚) なに?
(#゚;;-゚) あの目覚めた場所は棺…ぼくたちにとっての、棺だった
(#゚;;-゚) あそこで、いや、世界中で…たくさん、たくさん、人が死んじゃった…
(#゚;;-゚)「黒い両腕で、震える身体を抱きかかえて…」
(#゚;;-゚) そんなの、いやだ! みんなまで、そんなふうに傷ついて、いなくなったら
(#゚;;-゚) だから、ぼくは…守るんだ、みんなを…っ
ミセ*゚ー゚)リ ディちゃん…?
川 ゚ -゚) ……。何を『思い出した』? 言え
(#゚;;-゚) …戦争があったんだよ。世界中を巻き込んだ、とっても大きな戦争
(#゚;;-゚) ミサイルとか、ぼく達みたいな存在を使って
(#゚;;-゚) その戦争で、人も、建物も…たくさん、なくなった
(#゚;;-゚) 戦争から逃れるために、この場所はあった。…でも、ここにいた人も…
(#゚;;-゚)「そう言ったきり、震えているよ」
141
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 01:09:00 ID:9G5V5WxcO
川 ゚ -゚) …だから、あの寝室はその後から作られたんだな
川 ゚ -゚) ここはメモにあった地下シェルターだろう。そして、恐らく地上に建て増しをした
川 ゚ -゚) なぜかは知らないが、やったやつなら予想がつく
ミセ*゚ー゚)リ ……そっかあ。ミセリちゃん達を作ったやつ以外、いないね
川 ゚ -゚) 死んだ世界に、死んだわたし達。なるほど、これは確かに『棺』だな
川 ゚ -゚) …むなくそ悪い
ξ゚⊿゚)ξ ……なに、言ってるのよ
ξ゚⊿゚)ξ 死んでる? そんなわけないじゃない
川 ゚ -゚) なんだと?
ξ゚⊿゚)ξ わたしたちがこうやって話してるのはなに? ディお姉ちゃんがこわがってるのは?
ξ゚⊿゚)ξ どうして、一緒にいるの? みんな、わたしたちが生きてるからじゃない
ξ゚⊿゚)ξ ちょっと体が生きてないくらい、どうってことないわ!
ξ゚⊿゚)ξ「腰に手を当てて、いばって言うわよ」
142
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 01:09:32 ID:9G5V5WxcO
ξ゚⊿゚)ξ いーい? ディお姉ちゃんも、みんなも聞きなさいっ
ξ゚ー゚)ξ 死ぬのがいやなら、わたしと生きるのよっ!
.
143
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 01:10:31 ID:9G5V5WxcO
ミセ*゚ー゚)リ「ぽかんと口を開けてるよ」
(#゚;;-゚)「ぼくも、びっくりして…」
(#゚;;-゚) …いきて、る? ぼくが、ぼくたちが…生きてるっていうの?
ξ゚⊿゚)ξ あたりまえじゃないっ!
川 ゚ -゚) …っ、おまえ、おまえ……本気で、言ってるのか
川 ゚ -゚) 一緒にいるから、生きているなんて、聞いたことない
川 ゚ -゚) ばかみたいだ…ばかみたいな、考えだ
ミセ*゚ー゚)リ「そこに、ツンちゃんと空羽ちゃんの肩を抱いて割り込むよー」
ミセ*゚ー゚)リ …でも、バカみたいでもいいよね〜!
ミセ*゚ー゚)リ ミセリちゃんは、ツンちゃんにさんせー!
ミセ*゚ー゚)リ「ツンちゃんの頭をぐりぐりなでまわすよー」
ξ*゚⊿゚)ξ いっ、いたいったら。らんぼうにしないでよね
(#゚;;-゚)「…NC。ディから、ツンちゃんに対話判定していい?」
( ^ω^)「うむ、+2どうぞだお」
(#゚;;-゚) コロコロ「ありがとう。…【癒し】の修正も入れて、8だね。よかった」
(#゚;;-゚)「それじゃ、その様子を見て、くすくすって笑うよ」
(#゚;;-゚) あははっ! そうか、すごいや、ツンちゃんは
ξ*゚⊿゚)ξ そうよ、わたしはすごいのよ!
ξ*゚ー゚)ξ わかったら、こっちにきなさい
ξ゚⊿゚)ξ「ミセリに肩を組まれてる状態のまま、手を差し出すわ」
(*゚;;-゚) …うん!
144
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 01:10:58 ID:9G5V5WxcO
( ^ω^)「――では、そのあたりで一旦切るお」
ミセ*゚ー゚)リ「いやー、ロールしたなあ」
ξ゚⊿゚)ξ「あんなに喋るつもりはなかったのに口が勝手に…勢いって怖いわ」
( ^ω^)
ミセ*゚ー゚)リ「ああっ、NCがAAではわからないニヤニヤ笑いを!」
( ^ω^)「絶望的な事実にめげそうになりながらも、絆を深める姉妹。たまらんおね」
川 ゚ -゚)「※これに同意できるあなたには、NCの素質があります」
( ^ω^)「だから」
川д川「いえ、実際NCの楽しみって、そういう部分にもあると思うわよ…」
(#゚;;-゚)「あ、最終戦争とかの説明ってあれで合ってたかな」
川 ゚ -゚)「問題ないさ。例え間違っていてもドールの記憶違いということでごまかせる」
(#゚;;-゚)「なるほど」
145
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 01:12:17 ID:9G5V5WxcO
川 ゚ -゚)「さて、大分前の会話で悪いが、ディと対話判定をするぞ」
( ^ω^)「んじゃ、+1でどうぞ」
川 ゚ -゚) コロコロ「…おや、10が出たな。修正と合わせて11だ」
( ^ω^)「お、了解だお。大成功の処理するお。D10どうぞ」
川 ゚ -゚) コロコロ「…1だな」
( ^ω^)「対話判定に大成功した場合、D10を振って出た目の未練に変えてもいいお。けれど…」
川 ゚ -゚)「1は【嫌悪】だな。依存、嫌悪以外なら何でもよかったのだが…まだ【対抗】のままにしろということだな」
ミセ*゚ー゚)リ「ネクロニカあるある、大成功で微妙なのが出る」
ξ゚⊿゚)ξ「さて、私とミセリは対話判定やりきっちゃったし、次いきましょうか」
( ^ω^)「あ、その前に『最終戦争』の紹介だお」
( ^ω^)「まあ、最終戦争そのものは『人類がやらかして世界は核の炎に包まれました』
で終わりでいいとも僕は思ってるんだけど…」
( ^ω^)「『ネクロマンシー』と『人道的戦争』。
かつてのアンデッドが生まれた背景、辿った歴史は最終戦争と共にあったんだお」
( ^ω^)「少し長くなるけど、説明していくお」
146
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 01:13:07 ID:9G5V5WxcO
( ^ω^)「さて、人類は革新的な技術を生み出しました。
さっき説明した、自我次元論。自我を生み出せる媒体をレコードプレイヤーに例えたおね」
( ^ω^)「人為的に自我を生み出せるだけの技術。
それはつまり、量子コンピューター、粘菌コンピューターやナノマシンの実用化によって成しえたものだお」
( ^ω^)「技術の進歩に比例し、水質汚染、水資源紛争…問題が起きはじめる中。
『粘菌コンピューター』が自我次元論を立証したんだお」
( ^ω^)「精神は、肉体に依存しない。それが立証されたおかげで、肉体のほうはないがしろにされたお」
( ^ω^)「人間の身体を総サイボーグ化して、戦場に送り込んだり」
( ^ω^)「冒涜的な人体実験が繰り返されたお」
( ^ω^)「そして、紛争が激化する中…ついに、『アンデッド』が発生する」
( ^ω^)「何処の誰が開発したかわからないアンデッドは、国家に秘密裏に確保され、そのメカニズムが解明されたお」
( ^ω^)「死体を操作する技術。それを、『ネクロマンシー』と呼んだお」
147
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 01:13:49 ID:9G5V5WxcO
( ^ω^)「技術が確立されれば、転用される。アンデッドは安価な戦力として、戦線に大量に投入される」
( ^ω^)「人間が戦うことのない、『人道的戦争』のはじまりだお」
( ^ω^)「さらに、もっと悪いことに、このネクロマンシー、ネットに流出してしまったんだおね」
川 ゚ -゚)「死体動かしてみた結果wwwwww(144)」
ミセ*゚ー゚)リ「本当にそんなやりとりあってもおかしくないしね」
( ^ω^)「おかげで設備さえあれば誰でもアンデッドが作れるようになり、至る所にネクロマンサーが大量発生」
( ^ω^)「そんな中、レコードをコピーする…人格を粘菌コンピューターへ転移させる技術が誕生するお」
( ^ω^)「そのまま『人格転移技術』といって、アンデッドの場合は戦闘技術をコピーするのに使われたけれど、
この『ネクロマンシー』と『人格転移技術』がドールのもととなっているんだおね」
( ^ω^)「この粘菌コンピューターがまた凄いんだお。
核の冬を休眠状態で耐え、アンデッドの体を動かし、肉体を強化し、脳の役割もする」
( ^ω^)「食べなくても身体が欠損しても、どんな環境でも活動できるのは粘菌コンピューターがあるからだお」
ξ゚⊿゚)ξ「だいたい粘菌コンピューターのせいね」
( ^ω^)「だからこそ、そのアンデッドを生み出せるネクロマンサーは、
人類が死滅しようとも、その世界の上に自らの箱庭をつくることができた」
( ^ω^)「アンデッドの王国。そして、誰ともなく、気に入ったアンデッドに人の心を与え…」
( ^ω^)「君たち『ドール』が誕生する」
( ^ω^)「これで、説明はおしまいだお」
148
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 01:15:02 ID:9G5V5WxcO
(#゚;;-゚)「3行で」
( ^ω^)「粘菌コンピューターを使い人格を転移する技術と死体を動かす技術が、
アンデッドの大軍による人道的戦争に利用され、
世界は滅んだ後アンデッドとそれを作れるネクロマンサーの国になりましたとさ」
(#゚;;-゚)「把握したよ」
( ^ω^)「まあ、これからセッションしていく中で実際に世界を見て知ってほしいお」
川д川「あと、記憶のカケラ『最終戦争』のテキストね」
【00:最終戦争】
どういう立場にいたのだろう? あなたは人類の最後について傍観者的な知識と記憶がある。
どれほどの愚行と惨劇が起きたのか、おぼろげながらではあるが……あなたは記憶しているのだ。
149
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 01:15:39 ID:9G5V5WxcO
( ^ω^)「では、セッションに戻るとするお…
資料室にて戦争のあった事実を知り、君たちが絆を深めたところから」
『自分たちは、ただの偶然によって集まったのではない。目覚めたのではない。
この先は一本道だ。おそらく、この奥の部屋が最後だろうと予感する。
偶然ではないなら、この先には、何かが待っているはずだ』
( ^ω^)「というわけで、資料室を出て進めば、最後のひと部屋へと到達するお」
ξ゚⊿゚)ξ「向かいましょう」
『進んだ先には、空気すら通るのを拒むかのような鉄扉。しかし、やはり鍵はかかっていない。姉妹の何人かで押せば開くだろう』
(#゚;;-゚)「鉄の扉かぁ…中の様子は聞こえない?」
( ^ω^)「残念ながら無理だお。まあ、開けてすぐ何かあるわけではないお」
川 ゚ -゚)「ここにも鍵はかかっていないからな。シェルターの入口だろうし」
ミセ*゚ー゚)リ「じゃあ、みんなで押して入ろうか」
150
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 01:16:15 ID:9G5V5WxcO
『そこはがらんとした、広いホールのようになっている。
無機質なデザインに、冷たい色の光で照らしたであろう蛍光灯。
壁に取り付けられた何かのスイッチ類。シェルターとはこの場所のことであろう。』
『…そして、君たちの正面奥の壁に、長方形の切り込みのようなものが見える。
それは、扉の形をしている。あの扉の先が向かう場所であると、君たちは確信する』
( ^ω^)「…さて、ここで行動判定をお願いするお」
ミセ*゚ー゚)リ「なるほど。素振りするよ!」
ξ゚⊿゚)ξ「同じく」
川 ゚ -゚)「私は…【めだま】かな。周囲に罠などがないか見渡す」
(#゚;;-゚)「【めだま】【けもみみ】で…怪しい気配がないか探るよ!」
ξ゚⊿゚)ξ…2 失敗
川 ゚ -゚)…3、6 成功
(#゚;;-゚)…2、6、8 成功
ミセ*゚ー゚)リ…1 大失敗
ミセ*゚ー゚)リ「素振りの行動判定大失敗は、データ上は単なる失敗だよ!」
151
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 01:16:57 ID:9G5V5WxcO
ξ゚⊿゚)ξ …きれい、だけど、何もないところね
ミセ*゚ー゚)リ あ! あれ見てよ、扉!
ミセ*゚ー゚)リ この鍵、今度こそ使えるかも〜っ
ミセ*゚ー゚)リ「と言って、扉へ駆け寄ろうとするよ」
( ^ω^)「判定に成功した二人は、気がつくお。
自分たちが扉へ意識を向けた瞬間。部屋の何処かで何かの動く気配がする」
( ^ω^)「静かに機械が駆動する音。そして、それに合わせ“自分達以外の動くもの”の迫る気配。
…昇降機のようなもので、“それ”が運ばれてきているのだ」
ξ゚⊿゚)ξ あれが、そうなのかしら。行きましょう!
川 ゚ -゚) …待て!
(#゚;;-゚) ミセリちゃん、ツンちゃんっ!
ミセ*゚ー゚)リ …えっ?
(#゚;;-゚) 下がって、みんな。変な気配がする…!
(#゚;;-゚)「耳を動かして、どこからの音か拾おうとするよ」
ξ゚⊿゚)ξ …な、なによ、なにかいるの?
ξ゚⊿゚)ξ「ディに寄り添おうとしながら、こわごわと【日本刀】の柄を握り、何かに備えようとするわ」
ξ゚⊿゚)ξ はやく、教えなさいよっ…
(#゚;;-゚) …大丈夫
ξ゚⊿゚)ξ え…?
(#゚;;-゚) なにが来ても、守るから。ツンちゃんも、皆も
ξ゚⊿゚)ξ …っ、それじゃあ、足りないわ
ξ゚⊿゚)ξ “自分”もちゃんと、守るのよ!
ミセ*゚ー゚)リ「ぱたぱたと、二人に近寄るよ」
ミセ*゚ー゚)リ 戦いがあるなら、このミセリちゃんにもおまかせっ
ミセ*゚ー゚)リ「鋏の片割れを、構えようとするよ」
川 ゚ -゚) …ぼけっと話してるなよ。来るぞ――!
152
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 01:17:42 ID:9G5V5WxcO
●Check Point!
○記憶のカケラ
(#゚;;-゚):『00:最終戦争』
○パーツ
パーツの損傷、修復はありません。
○未練
ξ゚⊿゚)ξ…残り0回
空羽への恋心 ○○●●
ディへの依存 ○○●●
ミセリへの友情○●●●
川 ゚ -゚)…残り0回
ツンへの信頼 ○○●●
ディへの対抗 ○○●●
ミセリへの依存○●●●
(#゚;;-゚)…残り1回
ツンへの憧憬 ○○●●
空羽への保護 ○○●●
ミセリへの信頼○●●●
ミセ*゚ー゚)リ…残り0回
ツンへの友情 ○○●●
空羽への信頼 ○●●●
ディへの執着 ○○●●
153
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 01:22:39 ID:9G5V5WxcO
お疲れ様でした。
本日の投下は終了です。
今回は入門編的なシナリオですね
個人的にはこのくらいシンプルな舞台設定にして、ロールで広げてもらったほうがやりやすいです。
次回、少し続きを行った後、戦闘…『バトルパート』に入ります。
では、夜分に失礼しました。
154
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 01:32:12 ID:mRPZew2w0
うわあああ学園読んでる間にきてる!
リアタイ来れなくてスマン!これから読む!
155
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 02:09:40 ID:8MvO21L20
あ、7日の24時ってそういうことか
のんびり待ってて理解するまで二時間かかった
156
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 02:12:22 ID:JmpUzslM0
乙!
157
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 02:27:20 ID:mRPZew2w0
自分も明日の24時だと勘違いしてた
おつ
女の子がわちゃわちゃしてて面白かった
158
:
>>1
:2016/05/07(土) 02:30:19 ID:9G5V5WxcO
あ、投下日時……
勘違いさせて申し訳ないっす
24時にしたから余計にややこしいね
159
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 02:32:12 ID:9G5V5WxcO
そして
>>152
を修正します
160
:
名無しさん
:2016/05/07(土) 02:35:29 ID:9G5V5WxcO
●Check Point!
○記憶のカケラ
(#゚;;-゚):『00:最終戦争』
○パーツ
パーツの損傷、修復はありません。
○未練
ξ゚⊿゚)ξ…残り0回
空羽への恋心 ○○●●
ディへの依存 ○●●●
ミセリへの友情○○●●
川 ゚ -゚)…残り0回
ツンへの信頼 ○○●●
ディへの対抗 ○○●●
ミセリへの依存○●●●
(#゚;;-゚)…残り1回
ツンへの憧憬 ○○●●
空羽への保護 ○○●●
ミセリへの信頼○●●●
ミセ*゚ー゚)リ…残り0回
ツンへの友情 ○○●●
空羽への信頼 ○●●●
ディへの執着 ○○●●
161
:
名無しさん
:2016/05/08(日) 14:56:24 ID:bJ78GE8U0
追いついた乙!
果たして何が出て来るのか……
162
:
名無しさん
:2016/05/10(火) 07:03:04 ID:8xH74XkE0
支援!
TRPGを学びつつ楽しく読んでるよ
http://m.imgur.com/DaX56R3
163
:
名無しさん
:2016/05/10(火) 08:33:04 ID:QjPBtuuc0
良いな!
164
:
>>1
:2016/05/10(火) 17:19:38 ID:iZJZH8mkO
>>162
まさか支援絵をいただけるとは……ありがとうございます、あるびのツンちゃんめっちゃ可愛い
実は自分でもツンはケープを着ているのを想像していたのでさらに嬉しいです
165
:
>>1
:2016/05/14(土) 18:33:00 ID:OEnbw35gO
こんばんは、1です
予想していたことではありますが、バトルパート、あまりにも情報が多い!
ですので、まだ書き溜めの途中ですが、今夜には書けたところまで投下します。
投下予定時間は、本日19時30分前後に。
レス数としては少ないですが、よろしくお願いします。
166
:
>>1
:2016/05/14(土) 19:33:43 ID:OEnbw35gO
すみません、もう少しかかりそうです。
本日20時過ぎまで投下時間を延ばします。少々お待ちください。
167
:
名無しさん
:2016/05/14(土) 20:19:48 ID:rAu16r3g0
んどぅっふ
168
:
名無しさん
:2016/05/14(土) 20:25:01 ID:8/SvyixE0
んどぅっふ
169
:
名無しさん
:2016/05/14(土) 20:25:38 ID:gTAaURm60
ふっぅどん
170
:
>>1
:2016/05/14(土) 20:36:38 ID:OEnbw35gO
んどぅっふ
すみません、ダイスの女神が暴走しています
9時には…9時には…
171
:
名無しさん
:2016/05/14(土) 20:39:22 ID:8/SvyixE0
裸一貫で待つ
172
:
名無しさん
:2016/05/14(土) 20:40:24 ID:qyq7JUwg0
焦らなくていいで
投下来るというだけですげー嬉しいから
173
:
名無しさん
:2016/05/14(土) 20:55:19 ID:DKICukW2O
逃亡せんかったらええんやで
174
:
>>1
:2016/05/14(土) 20:59:50 ID:OEnbw35gO
ブーン系アップローダーが使えない……どういうこと?
とりあえずイメピク使います
今回画像が多いので、見られないようでしたらお知らせください
175
:
>>1
:2016/05/14(土) 21:07:04 ID:OEnbw35gO
お待たせしてすみません。
投下をはじめます!
176
:
名無しさん
:2016/05/14(土) 21:07:42 ID:OEnbw35gO
――突然、明かりが点灯する。薄青色の明かりは、遅れて機能しはじめたかのようだ。青という落ち着きの色に影響されたかのように、しばし静寂がシェルターを包む。
カチリ。
合図ともとれる、無機質な音が響いた。
一拍ののち、部屋が唸り声を上げた。体内に入った異物に拒絶反応を起こしたかのような、けたたましいサイレン。
照明が部屋を真っ赤に染めた。
昇降機の音はその勢いを増し、いまや耳をすまさずとも聞こえてくる。
そして、天井の一部が二カ所、蓋が開くように穴をあけた。昇降機の出口となっているらしい。
そこから、大きな音が響いた。
がしゃん。どさり、ぼぎゃっ。
片方は機械が動く音。片方は何かが投げ込まれ、落下の衝撃で砕けたような音。
ξ゚⊿゚)ξ …え
そちらを見れば、それは。
『シンニュウシャ…ハッケン……
ハイジョ、ハイジョ、排ジョ、排除、排除、排除、排除、排除、排除、排除、排除、排除』
無機質な機械音声とともに。
天井の穴から、兵士のような格好をした死体、犬のような姿をした死体……いや、アンデッドが、次々と、まるで荷物を放りこまれるかのように降ってくる光景だった。
床に叩き付けられたアンデッドは骨が砕ける音を立て、その上にまた、死体。
これが侵入者の末路である、とでも語りかけているというのだろうか。
死体どもは、やがて動き出す。
物のように投げ込まれたのも気に止めず。
砕けた骨が飛び出ていようとも、
関節がありえない方向に曲がっていようとも。
『侵入者』を無い目に止め、迫ろうとしている。
そして、淡々と、作業のようにアンデッドを供給しているもの。
そこから昇降機がついに降りてくるに至って、その――“機械”の全貌を見た。
177
:
名無しさん
:2016/05/14(土) 21:08:28 ID:OEnbw35gO
( ^ω^)「『バトルパート』を始める前に、狂気判定を行ってもらうお。事前の対話判定も受け付けるお」
川 ゚ -゚)「突然動き出す部屋、機械的に投げ込まれる死体の山、か。光景としては充分だな」
(#゚;;-゚)「私はさっき貰った記憶のカケラの分があるから、ツンちゃんに判定するね」
(#゚;;-゚)は【癒し】合わせ+3修正で振ったものの、失敗。
( ^ω^)「では、狂気判定どうぞ。今回、±修正はないお」
ξ゚⊿゚)ξ…10 成功
川 ゚ -゚)…1 大失敗 ツンへの信頼○○●●→○●●●
(#゚;;-゚)…8 成功
ミセ*゚ー゚)リ…3 失敗 ツンへの友情○○●●→○●●●
川; ゚ -゚)「…げ、やってしまったか」
川д川「狂気判定の大失敗は、さらに基本パーツを一つ選んで損傷させる、ね」
川 ゚ -゚)「【こぶし】でも壊すか。叫ぶのを抑えようと噛んでいたら使えなくなったことにしよう」
(#゚;;-゚)「淡々と壊すなあ」
( ^ω^)「準備はいいかお?『バトルパート』に入るお」
178
:
名無しさん
:2016/05/14(土) 21:10:28 ID:OEnbw35gO
―バトルパート―
勝利条件『敵全てを破壊せよ』
http://imepic.jp/20160514/757720
( ^ω^)「これが君たちの戦う舞台を図に表したもの。『舞台見取図』だお」
ξ゚⊿゚)ξ「ネクロニカサプリメント『箱庭の物語』に付属しているものよ」
( ^ω^)「舞台見取図の説明と一緒に、キャラ作の時に省いた部分を今ここで説明していくお。
まず、舞台の縦軸は『エリア』といって、『楽園、花園、煉獄、地獄、奈落』の5つに別れるお」
( ^ω^)「これは姉妹、ならびに敵の立ち位置を表すお。
一般に、姉妹側は『楽園→花園→煉獄』の順に前衛となり、敵側はその逆」
( ^ω^)「つまり、敵味方の最前線が『煉獄』でぶつかる図式となるお」
( ^ω^)「君たち姉妹の『初期配置』は、楽園、花園、煉獄の中からあらかじめ決定しておく」
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