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今のブーン系にはエロが足りないようです

1名無しさん:2016/04/14(木) 00:35:28 ID:xDVkX4Xc0
創作板のスレが満了しそうなのでこちらに立てました。

このスレはブーン系のR-18作品を投下するスレです。

小説はもちろんイラストや動画等、どんな媒体でもウェルカム!
基本的にタブーはないので自分がエロいと思えば何でも投下して構いません。
反発がありそうなネタかなと判断に困った時は、事前に「◯◯注意」等の注意書きをお願いします!

以上を踏まえ豊かなブーン系エロライフをお送りください。

287名無しさん:2016/10/14(金) 21:36:36 ID:Cl115E8M0
痣とか液とかの絶妙な汚さとかわいい百合のコントラストよ……
2枚目膝枕なのが特にイイネ

288名無しさん:2016/10/14(金) 21:39:43 ID:Lnq6A5BM0
クソエロい

289名無しさん:2016/10/14(金) 21:48:09 ID:.IuZiv9s0
>>235
メル欄今気づいて読み返したやばい
淡々とした文から迫りくる狂気が更に気持ちよく・・・ふぅ・・・

290主催者:2016/10/14(金) 21:48:09 ID:rTmJsgp.0
小説もイラストもGJです!!

291名無しさん:2016/10/14(金) 22:20:31 ID:mAEeDI1.0
15レスほどお借りします

【川 ゚ -゚)は('A`)の子供が欲しいようです】

怖くないよ、寄っといで

292名無しさん:2016/10/14(金) 22:21:16 ID:mAEeDI1.0

俺、宇津田毒男
普通の家庭に生まれ、普通の学校に通い、普通の人生を歩んできた
何の奇跡か綺麗な嫁だってもらえた、これから普通に幸せな家庭を持つハズだった

ハズだったのに、現在レバー入れ大ピンチ

(;'A`)



とにかく逃げろ、一心不乱に逃げろ
”アレ”に捕まったらどうなるかなんて分からないが、ロクな事にならないのだけは確かだ

どうして俺がこんな目に合わなきゃいけないんだ畜生
本当にカミサマってのがいるならなんて最低な野郎だ、出会ったら穴と言う穴をファックしてやる

293名無しさん:2016/10/14(金) 22:22:13 ID:mAEeDI1.0

事の起こりは数時間前……

川 ゚ -゚)「ドクオ メシ できた」

('A`)「何でカタコトなんだよ」

川 ゚ー゚)「新しいキャラを付けてみようと思ってな、萌えたろ?」

('A`)「萌えねぇよ、お前草薙の一族の末裔だったのか?」


イタダキマス、メシアガレ



川 ゚ -゚)「なあドクオ、話がある」

('A`)「なんだ改まって」

294名無しさん:2016/10/14(金) 22:23:15 ID:mAEeDI1.0


川 ゚ -゚)「私、ドクオとの子供が欲しい」

(;'A`)「……っ」

言葉に詰まってしまった
勿論クーの事は愛しているし、家庭もいつか作りたいと思っていた
しかしこうして面と向かって言われると言葉が出てこない

川 ゚ -゚)「……イヤなのか?」

やめろ、その二つのたわわを押し付けるんじゃない
童貞には刺激が強すぎる

('A`)「イヤ、ホシイデスヨ、モロチン」

川 ゚ー゚)「嬉しいぞドクオ、ならば改めて言わせてもらおう」

川 ゚ー゚)「 私 の 子 を 産 ん で く れ ! 」

(;'A`)「……は?」

時間が止まった

川 ゚ -゚)「どうした、鳩が鉛玉を食らったような顔をして」

(;'A`)「聞き間違いかな?俺が子供を産むように聞こえたんだけど、俺は男だよ?」

聞き間違いであってくれ

川 ゚ -゚)「ああ、もう一度言い直そう」

川 ゚∀゚)「 お 前 が マ マ に な る ん だ よ ! 」

俺は逃げた

295名無しさん:2016/10/14(金) 22:24:38 ID:mAEeDI1.0


(;'A`)「ブーン助けて!匿って!」

(;^ω^)「おっ?どうしたおドクオそんな血相変えて」

(;'A`)「エロ同人みたいなコトされちゃう!エロ同人みたいに!」

(;^ω^)「よく分かんないけどヤバイのは分かったお、とりあえず入れお」

――――――

ξ゚⊿゚)ξ「はいお茶、落ち着いた?」

('A`)「ああ、サンキュ」

( ^ω^)「んでどうしたんだお、尋常じゃない慌てようだったけど」

ξ゚⊿゚)ξ「クーと何かあったの?」

(;'A`)ビクッ

(;'A`)「クーが、子供が欲しいって」

( ^ω^)「なんだただのノロケかお、死ねお」

<ピンポーン

( ^ω^)「お?悪いけどツン、出てくれお」

ξ゚⊿゚)ξ「はいはい、後で私も聞かせてもらうからね」

( ^ω^)「で、恥ずかしくなって逃げてきたのかお?」

(;'A`)「いや違うんだって、そんなハートフルな事じゃないんだって」

アラ、クージャナイ

( ^ω^)「まあでも男なら腹くくることも必要だお?」

ドクオナラキテルワヨ

(;'A`)「くくるんじゃなくて膨らまさせそうになってんだよ」

アガッテアガッテ

(;^ω^)「お?それはどういう……」

296名無しさん:2016/10/14(金) 22:25:32 ID:mAEeDI1.0


ξ゚⊿゚)ξ「おまたせ、どこまで話進んだの?」

(;^ω^)「いやそれがちょっとヤバそ……」

川 ゚々゚)

(;'A`)

(;^ω^)

川 ゚々゚)「ドクオ、ドクオ、ドクオドクオドクオドクオ」

川 ゚∀゚)ニチャア

川 ゚∀゚)「 産 め ! 私 の 子 を ! 」

(;'A`)「逃げるんだよォォォー!」

(;^ω^)「ドクオここ2階ィィィーーーー!」

川 ゚∀゚)「妊娠だけは絶対にしてもらう!」

ξ;゚⊿゚)ξ「クーもここ2階だからー!」

297名無しさん:2016/10/14(金) 22:26:22 ID:mAEeDI1.0

ブーンが無意識のうちにとっていたのは「敬礼」の姿であった
涙は流さなかったが、無言の男の詩があった

(;^ω^)「何だったんだお一体、ドクオはもうだめかもわからんね」

ξ;゚⊿゚)ξ「クーもまさか本気なのかしら……」

ξ゚⊿゚)ξ「でも、子供かあ……」

( ^ω^)「ツンも欲しいかお?僕との子供」

ξ//⊿//)ξ「……うん」

( ^ω^)「愛い奴め、今日は寝かさんお」

298名無しさん:2016/10/14(金) 22:27:09 ID:mAEeDI1.0

(;'A`)

クソ、考えろ
どうやって逃げ切る?
思考を止めるな、止めたら終わりだぞ俺

(;'A`)「よし、コッチだ」

……

川 ゚々゚)「コッチカラドクオノニオイガスル」

――――――――――――――――

目の前には一糸纏わぬ姿の彼女
揺れる金髪の巻き毛に白い肌
照れているのか頬に赤みがさしている

ξ//⊿//)ξ「あまりジロジロ見ないでよ、恥ずかしい……」

( ^ω^)「綺麗だお、ツン」

おお、耳まで赤くなった

ξ////)ξ「バカ……」

反応が可愛いからついつい苛めたくなるけど我慢我慢
そして、僕とツンは唇を重ねる

299名無しさん:2016/10/14(金) 22:28:14 ID:mAEeDI1.0


(;'A`)「クソ、もっと体力つけとくんだった」

後悔先に立たず、でも誰がこんな状況なんて想定出来るだろうか
嫁に孕まされそうになっての逃走劇なんて笑い話にもならねえぞ

(;'A`)「こっちはダメだ、人気が無さ過ぎる」

気分はシザーマンから逃げてるジェニファーだぜ全く

……

川 ゚々゚)「ニガサナイ、ニガサナイ」

――――――――――――――――

ツンの呼吸が荒くなってきた
興奮しているのが手に取るようにわかる

少し焦らしてやろう、と悪戯心が顔を出した

丁寧に、しかし決定打は打たない

どこまで我慢できるかな?

とはいえやり過ぎは良くない、焦らし過ぎるとどこからか拳が飛んでくるからNE!

それに

( ^ω^)「正直こっちのほうも限界なんですよね」

300名無しさん:2016/10/14(金) 22:29:54 ID:mAEeDI1.0

逃げながら考える
このまま逃げ続けるのは駄目だ
体力は無限じゃない、いずれ捕まるのがオチだ
そして捕まってしまったら……

('A`)「うへぇ、考えたくもねえ」

脳裏に浮かんだ思考を振り払うように夜の闇を駆ける
いや、待てよ

(;'∀`)「一つだけ思い付いた」

……

川 ゚々゚)「ドクオ、コッチキテル」

――――――――――――――――

最近分かった事、ツンは意外と被虐趣味のケがある
まあ、要するにマゾなのだ

手に持ったものを隠しつつツンを抱きしめてやる

ξ//⊿//)ξ「ひゃっ」

そしてツンの手を後ろに回し、

手枷をかけてやる

ξ゚⊿゚)ξ「えっ」

( ^ω^)「されたかったんだお?こういう事」

動揺している間に開口マスクを着けてやろう
これでもう声は出せない

ξ゚○゚)ξ「あー!あー!」

怯えと期待が入り混じった目だ
ツンは嗜虐心を擽るのがお上手だなあ、全く

僕は目隠しを取り出した

301名無しさん:2016/10/14(金) 22:30:15 ID:6fnK0fwA0
ブーンとドクオの落差w

302名無しさん:2016/10/14(金) 22:30:58 ID:mAEeDI1.0

目的地は決まった、最後の力を振り絞って走れ
ここが正念場だ、生と死を分かつ場所だ
うおォン、まるで俺は人間火力発電所だ
後ろから追いかけてくるのが人間原子力発電所だ

(;'A`)「この道を右に曲がれば……!」

……

川 ゚々゚)「ドクオ、ドクオ!」

川 ゚∀゚)「ミツケタ!ミツケタ!」

――――――――――――――――

ξ ○ )ξ

こうして彼女から一つづつ奪っていく
動きを、声を、視覚を
次は

( ^ω^)「まさかツンがこんなにされて感じるマゾだったとは知らなかったお」

ξ ○ )ξムー!ムー!

( ^ω^)「否定のつもりかお?でも」

グチュッ

( ^ω^)「さっきよりグチャグチャに濡れてるお、自分でも分かってるんだお?」

( ^ω^)「自分はド変態のマゾだって」

ξ ○ )ξ「アッ」ビクン

( ^ω^)「大丈夫、僕はツンがどんなツンだったとしても大好きだお」

( ^ω^)「例え蔑まれて感じてる、人間のフリをしてる救いようのないマゾ豚だったとしても」

人としての尊厳を奪っていこう

303名無しさん:2016/10/14(金) 22:33:45 ID:mAEeDI1.0

ブーンの家だ!
でももう明かりは消えてるな、流石に寝てるのか
っと、問題はソコじゃない

(;'∀`)「目指すゴールはすぐそこって事だ!」

持ってくれよ俺の脚、マトモに鍛えてないけど!

……

川 ゚∀゚)

――――――――――――――――

304名無しさん:2016/10/14(金) 22:34:11 ID:mAEeDI1.0

僕は自身の欲望をツンにぶつける
いきり立った自身のイチモツをねじ込んでやれ
まずは上の穴からだ

(#^ω^)「ツンがいけないんだお!顔も声も性格も何もかも可愛いから!」

ξ; ○ )ξンー!ンー!

(#^ω^)「その口はもう喋るためじゃなくてチンポしゃぶる為の穴なんだよ!」

(#゚ω^)「もうツンの体はチンポに奉仕するためだけにあるんだお!」

(#゚ω゚)「マゾ雌豚にはお似合いの末路だお!オラ褒美を受け取れ!」

とても、いっぱいでました。
でも、まだまだ息子は物足りません。
次に下の穴だ

( ^ω^)「もう我慢できないって言ってるお、下の口は正直だおね」

( ^ω^)「お望み通り挿れてやるお、答えは聞いてないけど」

ξ; ○ )ξオ゙ッ!オ゙ッ!

突き上げるごとに獣のような声を上げ小振りな胸が揺れる
とここで思い付き、部屋のカーテンを開ける

( ^ω^)「ほら、ツンも見せつけてやれお」

( ^ω^)「その 雌 豚 な 姿 を 外に思う存分見せつけてやれお」

ξ; ○ )ξン゙ーッ!ン゙ーッ!

( ^ω^)「お、あれドクオじゃないかお?つっても見えないか」

ξ; ○ )ξン゙ーッ!!!!!!

( ^ω^)「一気に締まりが強くなったお、やっぱ生まれついての雌豚だお」

( ^ω^)「あれ、ドクオの後ろ……」

(;^ω^)

……フォーエバードクオ、安らかに

305名無しさん:2016/10/14(金) 22:35:25 ID:mAEeDI1.0

見えた!

(;'∀`)「俺の家だ!」

鍵を開ける!ドアを閉じる!チェーンを掛ける!

川(;'∀`)「生きてるー!俺は生きてるぞー!」

――――――――――――――――

( ^ω^)「ほらツン、マスク外してやるお」

ξ ⊿ )ξ「ブーン、もっと……」

( ^ω^)「欲しければ自分は何者なのか自分の口から言うんだお、ちゃんと言えたらご褒美あげるお」

ξ ⊿ )ξ「私はおチンポ様に媚びるだけのマゾ雌豚です……この口もおマンコもチンポ様専用の穴なんです……」

ξ ⊿ )ξ「今まで人間のフリをしてきて申し訳ありませんでした……どうか哀れな雌豚におチンポ様を恵んでくださいぃ!」

( ゚ω゚)「チンポ穴め、そんなに欲しけりゃくれてやるお!」

( ^ω^)「ほら目隠し取ってやるから鏡見てみるお、蕩けた顔した卑しい雌豚がいるお」

ξ ⊿ )ξブヒィ!ブヒィン!

ああ、ツン
このツンは僕だけが知っているツンだ
他の誰も知らない、僕たちだけの秘密

306名無しさん:2016/10/14(金) 22:36:08 ID:mAEeDI1.0



川 ゚ー゚('A`)

おかえり、ドクオ




――――――――――――――――

(;^ω^)。(調子乗り過ぎたお、これは死んだかもわからんね)

307名無しさん:2016/10/14(金) 22:36:44 ID:mAEeDI1.0



【川 ゚ -゚)は('A`)の産んだ子供が欲しいようです】
おしり

308名無しさん:2016/10/14(金) 22:39:16 ID:mAEeDI1.0
【あとがき】

ブーン系小説の童貞はこの祭りのこの投下で捨てました
童貞作品をこのような祭りと言う場で晒すのは恥ずかしくて少し感じます

309名無しさん:2016/10/14(金) 22:40:05 ID:.IuZiv9s0
ブラボー!おお・・・ブラボー!!

310名無しさん:2016/10/14(金) 22:43:08 ID:Cl115E8M0

ブンツンでブーンがサドの側でツンがドマゾってエロいよね
さあ次はクードクふたなり孕まセックスだ

311名無しさん:2016/10/14(金) 22:47:51 ID:.ttrcaYg0
川 ゚ ー゚)ふたなりなかだし('A`;)

312名無しさん:2016/10/14(金) 22:48:48 ID:Lnq6A5BM0
カオスすぐる

313名無しさん:2016/10/14(金) 22:50:39 ID:6fnK0fwA0

これはいいエロギャグ

314名無しさん:2016/10/14(金) 23:41:41 ID:XXEEM7Dc0
ブーン達がエロ要員であったかw
まずドクオは孕めるの……?

315名無しさん:2016/10/14(金) 23:44:22 ID:hcj8/1FM0
今年もおちんぎんしました。

ノパ⊿゚)ヒート・アイランドのようです2
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1476451228/l50

全然関係ないんですけど左門くんはサモナーの嬉村笑美ちゃんが体育会系脳筋体力バカ貧乳ポニテですごくヒートっぽいと自分の中で話題です!
全然関係ない話でした!

316名無しさん:2016/10/15(土) 00:07:26 ID:WdpstDKg0
おつです
続きが読めるだなんて!またしても凄まじい逸品だ

317名無しさん:2016/10/15(土) 00:08:58 ID:WdpstDKg0
※注意:発酵の熟女

J(*'ー`)し
ttp://imefix.info/20161013/71213/rare.jpeg

318名無しさん:2016/10/15(土) 00:12:49 ID:WdpstDKg0
※連投ごめんね&やっぱり注意:発酵の熟女
上とはまた違う世界線の J(*'ー`)しなのでちょっとちっぱいです

J(*^ω^)しあら奥さん、こないだの撮影ぶりですわね J('ー`*)し
ttp://imefix.info/20161013/71214/rare.jpeg

319名無しさん:2016/10/15(土) 00:14:38 ID:PoTszvJI0
テロだ!こんなのテロだ!

320名無しさん:2016/10/15(土) 00:27:44 ID:X5xpqu6U0
某作品のドクオはこんな看守長と闘っていたのか、、、

321名無しさん:2016/10/15(土) 01:50:10 ID:LzYbleMo0
投下報告

( ・∀・)精液を浴びないと死んじゃうようですリハ*゚ー゚リ 中編

今回は一方的なセックスです。まだ閲覧注意ではないです。

322名無しさん:2016/10/15(土) 01:56:01 ID:PoTszvJI0
後編楽しみだ乙

323名無しさん:2016/10/15(土) 02:06:17 ID:Hn7pGVAg0
投下 総レス40

324名無しさん:2016/10/15(土) 02:06:45 ID:Hn7pGVAg0


      ( 'A)
      (L・)ヽ
       γΖ
       ̄

('A`)「え〜、みなさんどうもこんばんは。メンタリストのDokuoです」



      ('A`)
      (L・)ヽ
       γΖ
       ̄


('A`)「このような姿で、すいません」


('A`)「え〜……みなさん。みなさんには今、私が全裸に見えていると思います」


('A`)「いえ、無理もありません……なぜなら、肩が露出している」

('A`)「太腿から爪先まで、全てが露出している」

('∀`)「そして何より、乳首を露出している」




('A`)「これでは、私が全裸でテレビに映る変態だと思われても、仕方ありませんね」

('A`)「しかし、みなさんが私を全裸だと認識した瞬間……」

('A`)「みなさんは私に騙されているのです」

('∀`)「……さぁ、そろそろこの体勢も厳しいので立ち上がってみましょうか」

325名無しさん:2016/10/15(土) 02:07:30 ID:Hn7pGVAg0

        スッ

  ('A`)  
  /(・・)>
  /▼\




('A`)「はい。実は、非常にフィット感のあるアンダーを履いていたのです」

('A`)「みなさんからは、角度の都合で分からなかったかもしれませんが……履いています」

('A`)「どうですか? 私が全裸であると思っていませんでしたか? 放送事故を心配しませんでしたか?」

('A`)「一瞬でもそう思った貴女。そのとき既に、貴女は私の術中に嵌まっていたのです」



('A`)「―――――これが、メンタリズムです」



('∀`)9m「ナイスメンタリズムッ!」




('A`)「あっ、パンツの紐はテグスです……なんかすいません」

326名無しさん:2016/10/15(土) 02:08:25 ID:Hn7pGVAg0

('A`)「ということで、今日はこのメンタリスト・Dokuoが」

('A`)「みなさんを目くるめくメンタリズムの世界にご招待しましょう」

('A`)「まず、え〜、今私は……アンダー一枚。俗に云うパン一でここに立っているわけです」


('A`)「それはタレントにとってとても危険な状況。いつ何が飛び出してくるか分からない、絶体絶命の状況です」

('A`)「綺麗なバラ、セクシーなパン一には棘があるとは、よく言ったものです」

('A`)「ですが、この非常に危機的状態でみなさんの視線にさらされている状態でも……」


('A`)「私の心は穏やかであります」



('∀`)「むしろ、快感の隣にいる」



('A`)9m「あっ! 今そこの貴女。気持ち悪いって思いましたね?」

('A`)ノ「他にも気持ち悪いと思われた方ッ!」



('A`)「はい、今会場の八割の女性の感情を“気持ち悪い”に誘導しました」

('A`)人「これがメンタリズムです。ハイ拍手ッ!!」



('∀`)9m「ナイスメンタリズムッ」

327名無しさん:2016/10/15(土) 02:09:09 ID:Hn7pGVAg0


('A`)「しかし今日はこれだけでは終わりませんよ、みなさん」


('A`)「今日はこのテグスを……」



('∀`)「外します」





('A`)「想像してください。外した先に、どんな光景が待っているのか」

('A`)「この、漆黒のアンダーが包むものとは、一体何なのか」



('A`)9m「はい、客席前方の白のポンチョのお姉さん」



「えっ」

('A`)「これを外したら、何が見えると思いますか」

「えっ……えぇ〜ww」

('A`)「言えませんか? さぁ、大きな声で仰ってください」

「……ち、いや、や、何か出ますっwww」



('∀`)「言葉を濁されましたが……うーん、恥じらい乙女。良いでしょう!」

('A`)「これもメンタリズムですね」



('A`)9m「ナイスメンタリズムッ!」

328名無しさん:2016/10/15(土) 02:09:43 ID:Hn7pGVAg0


('A`)「え〜、それではそろそろ御開帳とまいりましょうか」




('A`)「いきますよ〜……いっちゃいますよぉ〜……紐がするするする〜……」




('A`)9m「するするする……こらそこっ!!歴史的瞬間から目を逸らさない!!」





('∀`)「……ジャンッ」

329名無しさん:2016/10/15(土) 02:10:21 ID:Hn7pGVAg0




  ('A`)  
  /(・・)>
  /▼\〜▼




('A`)「アンダーの下は、これもまたフィット感のあるアンダー」

('A`)「他の中身を想像した方……これがメンタリズムです」



m9('A`)9m「ナイスメンタリズムッ!」 


('∀`)「今夜はここまで。メンタリスト・Dokuoでした」

330名無しさん:2016/10/15(土) 02:11:03 ID:Hn7pGVAg0






わらっていきるようです





,

331名無しさん:2016/10/15(土) 02:12:16 ID:Hn7pGVAg0


从'ー'从「ねーねー! 昨日のエンタメの仏様見た〜?」

从 ゚∀从「見た見た! ドクオマジでキモかったよな!」

从'ー'从「も〜、あたし出てきた瞬間身震いしたもん」

|゚ノ ^∀^)「正直放送事故でしょアレは」

从 ゚∀从「飯食ってるときに見れねえわwwwww」

|゚ノ ^∀^)「つーかさ、ネタって言うより顔の時点でやなんだけど」

从'ー'从「わかる〜、顔が人間じゃないよね〜」

从 ゚∀从「そこまで言ってねーよwwwwでもそれなwwww」



ミセ*゚-゚)リ

ミセ*゚ー゚)リ「……トソンは、昨日のエン仏見た?」

(゚、゚トソン「いえ……普段からよくバラエティを見るような質ではないので」

ミセ*゚-゚)リ「そっか〜……まぁそういう私も見てないんだけどねー」

ミセ*゚ー゚)リ「でも、確かにトソンはテレビ見ないイメージあるな〜……見るとしてもニュース、みたいな」

(゚、゚トソン「失礼ですね。日曜日の朝はアニメも見ますよ」

ミセ*゚-゚)リ「それ朝のやつじゃん。しかも子供向けの」

(゚、゚;トソン「あ、ああいうのも結構お話がちゃんとしてて面白いんですから!」

332名無しさん:2016/10/15(土) 02:13:31 ID:Hn7pGVAg0

ミセ*゚-゚)リ「あれ? でも前に一緒に大阪行ったとき漫才好きだって言ってなかった?」

(゚、゚トソン「……漫才は好きですけど。一発ギャグとか、下ネタとか、そういうのは嫌いなんです」

ミセ;゚-゚)リ「……あ〜、嫌いそう。でも何で?」

(‐、‐トソン「だって生理的に嫌なんですもん。特に下ネタはダメです、軽蔑の域ですね」

ミセ*゚ー゚)リ「トソンってばお笑いのポイントまでお堅いんだねぇ」

(゚、゚トソン「どういう意味ですか」

ミセ*^ー^)リっ「そのままの意味だよ。トソンはもっと色んな事で笑った方が良いと思うけどなぁ。こーんな風に」

<゚ー゚;トソン「ひょ、ひょっとッ!ほ、ほぉを引っ張らないで下さい!」

(゚、‐;トソン「……ふぅ。 ……下ネタなんかでゲラゲラ笑うくらいなら舌を噛んで死にます」

ミセ*゚ー゚)リ「もー。強情なんだから」





从 ゚∀从「……」

从'ー'从「……」

|゚ノ ^∀^)「……」

333名無しさん:2016/10/15(土) 02:15:07 ID:Hn7pGVAg0

……

 ガチャッ


('∀`)「ただいまぁ〜! 一家の大黒柱のお帰りだぞ〜!」




('A`)「……おんやぁ?」



('∀`)「ただいまァ〜!」



('∀`)「ただいまんま〜!」



ミセ*゚-゚)リ



ミセ*゚-゚)リ「……ん」

('∀`)「ただいま!」

ミセ*‐ ‐)リ「……おかえり」

334名無しさん:2016/10/15(土) 02:17:44 ID:Hn7pGVAg0

('∀`)「父さん今日の仕事も絶好調だったぞ!」 パクパク

('〜`)「もう客席はドッカンドッカン大爆笑でな〜。正直怖いくらいウケた。もう父さんビックリ」 モグモグ

ミセ*‐ ‐)リ「そっか」 モグ

('∀`)「やっぱり父さんの信じて進んできたお笑いの道は正しかった!」

('∀`)「ギャラを上げてもらう話も出してもらってる。今まで迷惑かけた分、ミセリにも何かしてやりたいなぁ」

ミセ*‐ ‐)リ「……うん」

('∀`)「どっか行きたいところないか? あ、もう高校生だし小遣いが増える方が嬉しいか?」

ミセ*‐ ‐)リ「……うん」


('A`)

('A`)「どしたミセリ。食欲ないのか」


ミセ*‐ ‐)リ

ミセ*゚-゚)リ「……今日さ、学校でさ。クラスの人が、お父さんのことキモいって言って笑ってた」


('A`)


('A`)「良いかミセリ。キモいは父さんにとって褒め言葉だ。その一つ一つの反応が、父さんの力になってる」

('A`)「むしろこの顔でカッコいいとか言われちゃったら、父さん逆に困っちゃうよ」

ミセ*゚-゚)リ「……うん」

ミセ*‐ ‐)リ(……そういうことじゃ、ないんだけどな)

335名無しさん:2016/10/15(土) 02:18:26 ID:Hn7pGVAg0

('A`)「ミセリもこんな親父でキモいって思うかもしれないけど、家の中だけだからな、少しだけ我慢してくれ」

('A`)「会社の人たちにも頼んで、父さんの家族関係に出来るだけ変な詮索が入らないようにしてもらってるから」

ミセ*‐ ‐)リ「……うん」


('∀`)「それにせっかく高いお金出して警備のしっかりしたマンションに移ったんだ。心配ないさ」

('A`)「まぁ、そのせいでウチに友達を呼んだりできないのは……その、すまん」

ミセ*‐ ‐)リ「いいよ。友達と遊ぶのなんて基本外だし」

('∀`)「あ、それもそうか。ハハハ!」




ミセ*‐ ‐)リ「……ごちそうさま」

('A`)「もういいのか? ミセリ、何か無理してないか?」



ミセ*゚-゚)リ「……お父さんの方こそ、今調子いいからって無理しないでよ」

('∀`)「わかってる。母さんに誓って、ミセリを独りにしたりなんかしないさ」

336名無しさん:2016/10/15(土) 02:19:04 ID:Hn7pGVAg0





('A`)「……ミセリ」

ミセ*゚-゚)リ「ん」

('∀`)「笑顔だぞ」


ミセ*゚-゚)リ

ミセ*^ー^)リ「……キモいって」

('∀`)「よぉし! 娘の応援で明日も仕事頑張るぞ〜ッ!」

337名無しさん:2016/10/15(土) 02:19:36 ID:Hn7pGVAg0

………



ミセ*゚-゚)リ(……トイレ)



ミセ*゚-゚)リ(……リビング、電気点いてる……)




('A`)「デレ。俺、お前みたいに全然上手くないけど。なんとか父親やってるよ」


('A`)「お前に散々迷惑かけちまった分、絶対ミセリを幸せにするから。それで許してくれよ」


('A`)「明日も頑張る。見守っていてくれ」


('A`)「愛してるよ。デレ」




ミセ*゚-゚)リ

ミセ*‐ ‐)リ

338名無しさん:2016/10/15(土) 02:20:11 ID:Hn7pGVAg0

……



ミセ*゚ー゚)リ「でさ〜、前に言ってたカフェあるじゃん。あれもうオープンしたらしいから行っとこうよ」

(゚ー゚トソン「……良いですよ。今日は暇でしたし」

ミセ*゚-゚)リ「トソン文芸部じゃん。いっつも暇でしょ」

(゚、゚トソン「帰宅部の貴女に言われたくありませんねぇ」


|゚ノ ^∀^)「ねぇ」


ミセ*゚д゚)リ「帰宅部は毎日の帰宅に忙しいのだ……ん?」


|゚ノ ^∀^)「ちょっといい? 芹沢さんに用があるんだけど」

从 ゚∀从「そーそー、ちょーっとした頼み事」


ミセ*゚ー゚)リ「……わたし? 別にいいけど」


|゚ノ ^∀^)「ホント? ありがとー、じゃあちょっとこっちきて」

从'ー'从「ごめんね〜都村さん。芹沢さん、ちょっとだけ借りるね〜」


(゚、゚トソン「別にかまいませんよ。もとより私の所有物ではないわけですから」

|゚ノ ^∀^)「うん、そっかw じゃあ遠慮なくー」


ミセ;゚д゚)リ「あ、じゃあ終わったらラインで連絡するから! ちょっと待ってて!」

(゚、゚トソン「わかりました」

339名無しさん:2016/10/15(土) 02:21:37 ID:Hn7pGVAg0

……


|゚ノ ^∀^)「ふぅ……旧校舎裏ってやっぱ遠いわ。旧校舎自体早く潰せよって思う」

从 ゚∀从「えー、ここ潰れたらタバコ吸いにくいじゃん。困るわ」

ミセ*゚-゚)リ「ね、ねぇ……頼みごとって何?」


从'ー'从「ん〜? 別に大したことじゃないよ〜」

从 ゚∀从「そうそう、ラクショーラクショー」

ミセ*゚-゚)リ「?」

|゚ノ ^∀^)「ちょっとさぁー、芹沢さんにさー」



|゚ノ ^∀^)「メンタリズム、やってほしいんだよねー」

ミセ;゚-゚)リ「ッ!?」


|゚ノ ^∀^)「私たちテレビで見てハマっちゃってさぁー、本物見たくなっちゃったのよ」

|゚ノ ^∀^)「芹沢さん、そういうの得意でしょ? だって……」



ミセ;^ー^)リ「え、えーと……わたし、心理学とかそういうのあんまり詳しくな」

从 ゚∀从「とぼけんなよ」

ミセ;゚-゚)リ「ッ……」

340名無しさん:2016/10/15(土) 02:22:00 ID:PoTszvJI0
普通の話だったらwktkしながら読めるがここはエロ足りスレ……(゚A゚;)ゴクリ

341名無しさん:2016/10/15(土) 02:22:47 ID:Hn7pGVAg0


从 ゚∀从「レモナの親父、テレビの相当偉いプロデューサーでさぁ」

从 ゚∀从「……知ってるっしょ? エンタメの仏様。アレもレモナの親父のカンカツだから」

|゚ノ ^∀^)「ウチのパパさぁ……結構前から芹沢さんのお父さんから、相談受けてたんだって」

|゚ノ ^∀^)「可愛い娘に迷惑かけたくないからぁって、売れた時も本名とか家族とか、出来るだけ目立たないようにしてほしいって」


ミセ*゚-゚)リ「……」


从'ー'从「うわぁ〜感動的ぃ〜……」

|゚ノ ^∀^)「まぁそんなことしなくてもある程度のプライバシーは守られるべきだけどねー」

从 ゚∀从「じゃあやぶへびじゃんwwww」



ミセ*゚-゚)リ「……で、何の用」

从 ゚∀从「だからさっきも言ったじゃん。ウチら芹沢のメンタリズムが見たいんだって」

ミセ*゚-゚)リ「……やるわけないじゃん」

从 ゚∀从「は? てめぇの親父の芸じゃん。もしかしてハズいの?」

ミセ*゚-゚)リ「……」

|゚ノ ^∀^)「ふーん。じゃあさ、みんなに芹沢さんがDokuoの娘だーってバラすけどいい?」

ミセ;゚-゚)リ「そっ、それは……」

342名無しさん:2016/10/15(土) 02:24:40 ID:Hn7pGVAg0



从 ゚∀从「あーあー。これみんなに知られちゃったらどうなるかなァ〜?」


ミセ;゚-゚)リ

ミセ;‐ ゚)リ「……べッ」

ミセ#゚д゚)リ「べ、別に勝手にすればいいじゃん。アレでも私の父親なんだから。バラしたきゃ、勝手にそっちで喚きなよ!」


从'ー'从

从 ゚∀从


从'ー'从「ひゅ〜! かっこいい〜!」

从 ゚∀从「今のは濡れたわー。もうビッショビショ」



|゚ノ ^∀^)「へぇ。じゃあ都村さんにも言っていいんだ」

ミセ;゚-゚)リ「えっ」

|゚ノ ^∀^)「えっ、じゃないよ。当り前でしょ、みんななんだから」

ミセ;゚д゚)リ「ダ、ダメ! ト、トソンは……トソンはダメッ!」

从'ー'从「え〜? なんで〜?」

ミセ;゚-゚)リ「トソンは、こういうの。すっごく、嫌いで、だから……」

|゚ノ ^∀^)「まぁ、そういう顔してるもんねー」

343名無しさん:2016/10/15(土) 02:26:10 ID:Hn7pGVAg0


ミセ;゚-゚)リっ「お、お願い。トソンに、トソンに言うのはやめて」

|゚ノ ^∀^)「うーん。でも、こんな簡単なお願いも聞いてもらえないようじゃなぁ」

从'ー'从「出るとこ出ちゃうよね〜」



(;;;、;;;トソン『だって生理的に嫌なんですもん。特に下ネタはダメです、軽蔑の域ですね』



ミセ* - )リ「……いいの」

|゚ノ ^∀^)「ん?」

ミセ* - )リ「……やれば、いいの」



|゚ノ ^∀^)「んー。ちょっと違うかな」

ミセ;゚-゚)リ「へ?」



|゚ノ ^∀^)「やらせてください、でしょ」

ミセ; - )リ「ッ!」

344名無しさん:2016/10/15(土) 02:27:29 ID:Hn7pGVAg0


ミセ; - )リ「……ぅ」 ギュッ

ミセ; - )リ「……や、やらせて、ください」



|゚ノ ^∀^)「何を?」

ミセ; - )リ「……」

ミセ; - )リ「父の、ネタ、です……メンタリスト、ど、Dokuo……」



从 ゚∀从「いや、お前はドクオじゃねえんだから。しっかり自己紹介しろよー」
 つ[゚ l]

ミセ;゚-゚)リっ「え、っちょっと。何撮って」

从'ー'从「今から芸をやるのはミセリちゃんなんだから〜。ほら自己紹介して〜」


|゚ノ ^∀^)「都村に言うよ」


ミセ; - )リ「……ぅぅ」

ミセ;゚-゚)リ「え、えと、メ、メンタリスト、ミセリ?で、す……」




从'ー'从「ひゅーひゅー!」

从 ゚∀从「いいぞいいぞ〜www」
 つ[゚ l]

|゚ノ ^∀^)「……ふふっ」

345名無しさん:2016/10/15(土) 02:28:17 ID:Hn7pGVAg0


|゚ノ ^∀^)「ほら〜、メンタリストさん、ネタはぁー?」


ミセ;゚ー゚)リノ「み、みなさん、こんにちは……メンタリスト、ミセリです」


从'ー'从「う〜ん、こんなんだったっけ?」


ミセ;゚д゚)リノ「きょ、今日は、みなさんに、メ、メンタリズムを……」


从 ゚∀从「正直キモすぎて最初の方とか覚えてねぇわww」

从'ー'从「言えてる〜」



|゚ノ ^∀^)「じゃあ、巻いていきましょうよ。ほら、メンタリストさん。服脱いで」


ミセ;゚д゚)リ「え……」


从 ゚∀从「何してんだよ。プロデューサー様が脱げって言ってんだから早く脱げよ」

从'ー'从「時間押してるよ〜。巻いてこ〜」


ミセ;゚ー゚)リ「い、いや、脱ぐとかおかしいじゃん。こ、ここ学校だよ!?」


|゚ノ ^∀^)「でも脱ぐのがアンタの父親の芸でしょ。それやるっつったからには脱がないと」

从'ー'从「むしろ最初の挨拶は服着てさせてあげたんだから、私たち優しいよ〜」

346名無しさん:2016/10/15(土) 02:30:31 ID:Hn7pGVAg0

ミセ;゚д゚)リ「む、無理。絶対無理。そんなの、恥ずかしいとかそういうレベルじゃないじゃん!」


从'ー'从「えー。でもメンタリストDokuoさんは毎日やってるでしょ〜?」


ミセ;゚-゚)リ「か、関係ないもん。無理だから。無理、絶対やらないから。わ、わたし帰るから」


|゚ノ ^∀^)「仲良し都村さんに、お父さんのこと知られても良いってこと?」


ミセ;゚д゚)リ「ッ……!」


ミセ; - )リ


ミセ; д )リ「ト……」

ミセ#゚д゚)リ「ト、トソンは、そんなことで私のことを嫌いになったりなんかしないッ!」


|゚ノ ^∀^)


ミセ#゚д゚)リ「父親の職業をバラす? 好きにしてよ。私だってアンタ達がどういう奴らなのか、みんなに言いふらしてやるんだから!」




从 ゚∀从


从'ー'从


|゚ノ ^∀^)

347名無しさん:2016/10/15(土) 02:31:17 ID:Hn7pGVAg0





















|゚ノ ^∀^)「あーあ。めんどくさいなぁ」

348名無しさん:2016/10/15(土) 02:32:47 ID:Hn7pGVAg0


|゚ノ ^∀^)]∩ 


ミセ#゚-゚)リ「……?」


|゚ノ ^∀^)]∩「ああ、パパ? 前に言ったあの芸人面白くないから番組から早く外してよ」

|゚ノ ^∀^)]∩「もう不快だから。他の局の番組にも出さないよう言っといてよ、じゃあよろしくね」


ミセ;゚д゚)リ「な、何を」


|゚ノ ^∀^)「ん、さっき聞いてなかったの? 私のパパ、アンタの親父の出てる番組のプロデューサーなの」

|゚ノ ^∀^)「あの程度の芸人、替えはいくらでもいるんだよね。まぁ、そもそもキモくなくてもネタは出来るし」


ミセ;゚-゚)リ「ま、まってよ。何で」


|゚ノ ^∀^)「わからない? 番組から切ったのよ。アンタがゴネて私達のお願い聞いてくれないから」

|゚ノ ^∀^)「自慢になっちゃうからヤなんだけど、正直ウチのパパすごいからね」



从'ー'从「もうミセリちゃんのお父さん、おしごと貰えないかもね〜」

ミセ; - )リ「そ、そんな……」

349名無しさん:2016/10/15(土) 02:34:04 ID:Hn7pGVAg0



『父さん今日の仕事も絶好調だったぞ!』


『もう客席はドッカンドッカン大爆笑でな、正直怖いくらいウケた。もう父さんビックリ』





『やっぱり父さんの信じて進んできたお笑いの道は正しかった!』




('∀`)



,

350名無しさん:2016/10/15(土) 02:34:54 ID:Hn7pGVAg0


|゚ノ ^∀^)「……ちなみに今の留守電だから。まーだ間に合うかもしれないよ」


ミセ;゚-゚)リ「っ!?」



ミセ;゚д゚)リ「は、はやく。と、取り消してよ……」


|゚ノ ^∀^)「もちろん、こんなこと不本意だし。誰かさんが言うこと聞いてくれたら、すぐに取り消すつもり」

从'ー'从「別にいじわるするのが目的じゃないもんね〜」

从 ゚∀从「そうそうww」


ミセ; - )リ「……」

351名無しさん:2016/10/15(土) 02:37:41 ID:Hn7pGVAg0






『デレ。俺、お前みたいに全然上手くないけど。なんとか父親やってるよ』




『お前に散々迷惑かけちまった分、絶対ミセリを幸せにするから。それで許してくれよ』





,

352名無しさん:2016/10/15(土) 02:39:02 ID:Hn7pGVAg0


ミセ; - )リ「……やります」



|゚ノ ^∀^)「聞こえない」

ミセ; - )リ「……やらせてください」



|゚ノ ^∀^)「聞こえないってば」

ミセ; д )リ「やらせてくださいっ!」



|゚ノ ^∀^)

|゚ノ ^;;;;;;゚)「テメェで一度喧嘩売った相手にその程度で済むと思ってんの?」

ミセ; - )リ「ぅう……」



从'ー'从「土・下・座、そーれっ、土・下・座!」パンパン

从 ゚∀从「土・下・座、そーれっ、土・下・座!」パンパン


ミセ; - )リ「う……」

ミセ#;-;)リ「ぅぅうう……ふぅ、ううぅぅ……」 ググ

353名無しさん:2016/10/15(土) 02:41:13 ID:Hn7pGVAg0


从 ゚∀从「ほら、ちゃんと誠意見せろよ。留守電届いちまうぞ」

ミセ#;д;)リ「やらぜて、くださいっ……やらぜでぐださいっ……」 


从'ー'从「ごめんなさいは〜?」

ミセ#;-;)リ「ごめんなさい……」


|゚ノ ^∀^)「逆らってごめんなさい」

ミセ#;д;)リ「ざからって、ごめんなざい……」


|゚ノ ^∀^)「キモい芸人の娘の癖に生意気なこと言ってすいません」


ミセ#;д;)リ「ぎ、ぎもい、げいにんのむずめ、のっ、くせにっ」


|゚ノ ^∀^)「……おっせーんだよカス」 ドカッ

ミセ#;;;Д;)リ「ぎゃっ!?」

354名無しさん:2016/10/15(土) 02:43:11 ID:Hn7pGVAg0


ミセ#;;;-;)リっ ズルズル

ミセ#;;;д;)リっ「ぃ、ぎもいっ、げいにんのぉ、むずめの、くぜ」


从 ゚∀从「はいはいww分かったから分かったからww」

|゚ノ ^∀^)「で、脱ぐの?」


ミセ#;;;-;)リ「……脱ぎます」


从'ー'从「え〜、脱ぎたいの〜? ミセリちゃん大胆〜」


ミセ#;;;;‐;)リっ「……ぐぅ、ぅぅ、くぞぉ……うぅ……」


|゚ノ ^∀^)

|゚ノ ^∀^)「……帰ろっか」

ミセ#;;;Д;)リ「あ゛っ! 待って、脱ぎまずっ! 脱ぎたいですっ!」



从 ゚∀从「じゃあ早く脱げよ。脱ぎたいんならさぁ」

ミセ#;;;-;)リ「……はい」

355名無しさん:2016/10/15(土) 02:44:45 ID:Hn7pGVAg0


< ピロン


从 ゚∀从「何か鳴ってんぞ。誰のだ?」

从'ー'从「……ラインかな〜?」


ミセ#;;;-;)リ「ト、トソン……」


从'ー'从「あ〜、そういえばミセリちゃん借りっぱなしだったね〜」

|゚ノ ^∀^)「ラインしといてよ。先に帰っといて、とか適当に」


ミセ#;;;-;)リっ「は、はい……」 スッスッ…

从'ー'从っ[]「はい、ぼっしゅ〜!」 バッ


ミセ#;;;д;)リっ「え、あ、何で……」

|゚ノ ^∀^)「だって賢い都村サンに助け呼ばれたら困るじゃん」

从'ー'从「……よっと、無難なカンジで送っといたよ〜」

从 ^∀从「あ、下ネタ送ろうぜ!」


ミセ#;;;-;)リっ「や、やめて。いや、やめでよぉ、やめて……」


从 ゚∀从「ぶっwwww必死過ぎだわコイツwwwwwアヤカ、何か送れって」

从'ー'从「そんなことしたら勘繰られるじゃん〜。ほら、ミセリちゃん泣いてるし〜やめとこ〜www」


ミセ#;;;;‐;)リ「うううう……ふぅうぅ………」

356名無しさん:2016/10/15(土) 02:46:56 ID:Hn7pGVAg0


|゚ノ ^∀^)「じゃあ脱衣タイム再開ってことで」 パン
   人


ミセ#;;;-;)リ「……ぜ、全部脱ぐの」

|゚ノ ^∀^)「知らないよ。だって芹沢さんが脱ぎたいっていうから見てあげてるだけだし」


ミセ#;;;-;)リ「……」


ミセ#;;;-;)リ グスッ
  つ と


从'ー'从「あ〜、あのネタやるなら残すのはパンツだけだよ〜?」

从 ゚∀从「流石、数少ないドクオファンはわかってるね〜wwww」

从'ー'从「やめてよ、ファンとかキモいわ。ゲロ吐く」



ミセ#;;;-;)リ フルフル
  つ と    カタカタ



从'ー'从「ミセリちゃんふるえてる〜。小動物みたいでかーわいーいー!」

从 ゚∀从「wwwwwwwww」


ミセ#;;;-;)リ「……ふっ、ひっぐ……」 グズッ


从 ゚∀从「チンタラすんなよ。顔面もてめーのキモ親父とお揃いにすっぞ」


ミセ#;;;-;)リ「う゛っ、う゛ぅ……」 スル スル パサッ
  つ と ガクガク

357名無しさん:2016/10/15(土) 02:49:10 ID:Hn7pGVAg0


ミセ#;;;-;)リ「う゛……」 パサッ
  つ と

ミセ#;;;-;)リ「ぬ、脱ぎました……」 
  つと


|゚ノ ^∀^)「そっかー。良かったねー」

ミセ#;;;д;)リ「で、でんわ取り消してっ、ください……」

|゚ノ ^∀^)「嫌だよ。だってまだメンタリズム見てないもん」


ミセ#;;;-;)リ「ぅう……」


从 ゚∀从「見てくださいよ渡辺さん、パン一のJKが泣いちゃってますよ」

从'ー'从「きゃ〜! だっさーい!」

|゚ノ ^∀^)「気を付けて二人とも。既に彼女のメンタリズムが始まってるかもしれないわ」


ミセ#;;;‐∩)リ「ぐすっ……ぅ、うううう!」 ブルブル


从'ー'从「うわ〜! 騙されるとこだったぁ〜!」

从 ^∀从「何にだよwwwwwwっwwwww」 ゲラゲラ

358名無しさん:2016/10/15(土) 02:51:50 ID:Hn7pGVAg0

;;ミセ#;;;‐∩)リ;;「う゛ぅ……あぁぁ゛……」


从 ゚∀从「早くしろよ、充電切れちゃうだろ」
 つ[゚ l]

从'ー'从「留守電届いちゃうよ〜」




;;ミセ#;;;-;)リ;;「……ぇメンダリスト、ミゼリのメ、メンタリズムぅ……う゛う゛ぅ……」

    

从'ー'从「きゃ〜、始まったぁ〜」

|゚ノ ^∀^)「ほら、もっとちゃんと笑いなさいよ。ネタにならないじゃない」



;;ミセ#;;;ー;)リ;;「……えへっ、へっ。きょ、きょぅはぁ゛……み、ミセリのぉ゛…」



从 ゚∀从ノ「はいはーい! わたし最後のパンツ脱ぐやつが見たいでーす!」


ミセ#;;;д;)リ「え゛っ、いや、あの」


从'ー'从「わたしも〜。あの重ね履きに騙されましたね〜ってやつ見たーい」


ミセ#;;;-;)リ「わ、わたし、この下」


|゚ノ ^∀^)「いいよ勿体ぶらなくて。芸人の娘だもん、それくらい準備してきてるでしょ?」

359名無しさん:2016/10/15(土) 02:53:44 ID:Hn7pGVAg0


从'ー'从「ぬーげ! ぬーげ!」 パチ パチ


从 ゚∀从「ぬーげ! ぬーげ!」 パチ パチ



;;ミセ#;;;-;)リ;; ググッ
  つ と


|゚ノ ^∀^)「何か喋れよ」


ミセ#;;д;)リ「で、でぇあぁ……さ、ひっ。さいごにぃ゛……」


|゚ノ ^∀^)「何言ってるかわかんねーよブス。もうさっさと脱げって」


ミセ#;;;-;)リ「う゛う゛うぅぅ……!」

ミセ#;;;Д;)リ「うわああああああああああぁぁんっ!」 ズルッ



从'ー'从

从 ゚∀从


从'ー'从「な〜んだ。履いてないじゃん、つまんないの〜」

从 ゚∀从「きっしょ。全裸とかただの変態じゃん」


;;ミセ#;;;-;)リ;;「ぐぅぅぅ……う゛う゛うぅっ!」


|゚ノ ^∀^)「いや笑えよ。みんなシラケてんじゃんか」


ミセ#;;;ー;)リ「ぐっ、ふぅっ……え、へへ、えへ……」

360名無しさん:2016/10/15(土) 02:55:42 ID:Hn7pGVAg0

ミセ#;;ー;)リ「うぅ〜……ぐずっ。……えへっ、えへへっ」



|゚ノ ^∀^)

|゚ノ ^∀^)「あ、もしかしたら。馬鹿は騙されてるだけで、本当は履いてるのかも」



从 ゚∀从っ「あー、確かに。ウチら馬鹿だもんな。よいしょっと」

と从'ー'从「裸の王様みたいだね〜。なら、頭の良い子なら履いて見えるかも〜。ほら、立ってよ」

とミセ#;;д;)リっ「……ぅえ? な゛、な゛に、ずるの」



|゚ノ ^∀^)「はーいそのまま両腕抱えてー、はい、チーズ」
 つ[゚ l]


从 ゚∀从っミセ#;;д;)リと从'ー'从    カシャッ



|゚ノ ^∀^)「この写真、後で都村に送っといて」

从'ー'从「おk 把握〜」


ミセ#;;;д;)リっ「な゛」

ミセ#;;;Д;)リっ「な゛んでぇっ!? なんでなんで、いやだやめでよもうやだよやだよ゛ぉっ!」 バタバタ


と从'ー'从「もー、そんなに叫んじゃって〜。鼻水と涙で顔ぐしゃぐしゃだよぉ〜?」

从 ゚∀从っ「おいおい暴れんなって。全部見えちまうぞ」


ミセ#;;;д;)リっ「ごれやっだらっ、おど、おどうざんのぉじごとっ、もどすっていっだ! いっだのに゛!!」 ジタバタ



|゚ノ ^∀^)

|゚ノ ^∀^)「んん〜? おどうざんのおちごと〜? ああ、アレね」

361名無しさん:2016/10/15(土) 02:58:21 ID:Hn7pGVAg0

|゚ノ ^∀^)「ウソだから安心してよ。私のパパもただの末端の番組スタッフだから」


ミセ#;;;д;)リ「え゛?」


|゚ノ ^∀^)「あ、でも芹沢さんのお父さんから相談受けてたのはホントよ? だってそうじゃなきゃこんなこと知らないし」

|゚ノ ^∀^)「前に酔っぱらったパパから芹沢さんのこと聞いちゃったのよね。だからちょーっとからかっちゃった♪」



ミセ#;;;-;)リ「な゛、な゛に゛ぃ、ぞれ…」



|゚ノ ^∀^)「留守電とか言ったけどアレただのボイスレコーダだから。気付かなかった?」


ミセ#;;;д;)リ「……わ、わだじ、あんな゛ごとまで、しだのに」


从 ゚∀从「つーかマジで信じててウケるわ。こいつマジで脱ぎたかったんじゃねーの?」

从'ー'从「親子揃って芸達者なんだね〜」



ミセ#;;;-;)リ「……ふぐぅっ、うっく……ふう゛うぅぅ……ああああああぁ……」

362名無しさん:2016/10/15(土) 02:59:28 ID:PoTszvJI0
ひでぇ

363名無しさん:2016/10/15(土) 02:59:57 ID:Hn7pGVAg0

ミセ#;;;-;)リ「う、う゛、あ。あ゛……」


从 ゚∀从


|゚ノ ^∀^)「でさぁ、芹沢さん。ここに面白い動画と写真があるんだけど……」


从'ー'从


ミセ#;;;-;;)リ






|゚ノ ^∀゚)「ね。他にもお願い聞いてくれる?」

364名無しさん:2016/10/15(土) 03:02:00 ID:Hn7pGVAg0

……


(゚、゚トソン テクテク


「なぁなぁ、お前昨日のエン仏見た?」

「見た見た! モララーのネタぶっ飛んでたよなwwwwww」

「あの顔でクソみたいな下ネタブッ込んでくるからツボるんだよなwwwwww」

「ドクオの上位互換www」

「いや、もう消えたやつと比べたら失礼だろwwwww」




(゚、゚トソン 


(゚、゚トソン 


[](゚、゚トソン スッ…

365名無しさん:2016/10/15(土) 03:02:35 ID:Hn7pGVAg0

                  ̄ ̄ミセリ ̄ ̄
                  ̄ ̄    ̄ ̄

                      既読 ( 自分で解きなさい >

< ごめん! 長引くみたいだから先帰ってて!)

                         既読 ( 分かりました >

              ○月 ○日

                      既読 ( どうしたんですか >

                 既読 ( 貴女が休むなんて珍しい >


              ○月 ●日

< ごめん )

                         ( どういうことですか >

                        ( 何かあったんですか >


              ○月 △日

                        ( どこに居るんですか >

                                 ( ミセリ >

366名無しさん:2016/10/15(土) 03:03:30 ID:Hn7pGVAg0

少し前に自身の醜悪さを武器に大舞台を得た芸人がいたそうだ。
不況にも、周りの目にも負けず、人々に笑いを届けていたらしい。


中学生の頃から仲の良い、快活な友人がいた。
不愛想な私に笑えと言っては、一人で笑って私の頬を抓ったりした。


笑顔というのは、尊く素敵だ。



しかし、私は奇遇にもそれらが同時に消えたあの秋からずっと。
下品な笑いの類はどうしても苦手だ。




わらっていきるようです 完

367名無しさん:2016/10/15(土) 03:03:59 ID:EDhzuAMs0
やめて……

368名無しさん:2016/10/15(土) 03:07:02 ID:Hn7pGVAg0
おわり

40って言ったけどズレがあるかもしれない。ごめんね

369名無しさん:2016/10/15(土) 03:16:21 ID:PoTszvJI0
ふぇーん

370名無しさん:2016/10/15(土) 03:16:45 ID:PoTszvJI0
こういうのが1番心にくる

371名無しさん:2016/10/15(土) 12:36:39 ID:OuAPA9eM0
今回随分ハードなの多くないっすか......
かまわんもっとやれ

372名無しさん:2016/10/15(土) 13:42:38 ID:x1WmULow0
救いはないんですか……

373名無しさん:2016/10/15(土) 21:10:00 ID:8.zmUFOU0
投下するぞオラァ!!!
閲覧注意って程じゃないけど男があんあん喘ぐから苦手な人は注意

374名無しさん:2016/10/15(土) 21:11:07 ID:8.zmUFOU0
o川*゚ー゚)o

僕と彼女は仲のいい友達だ。

家が近いこともあって、よく帰りにお互いの家に寄ったりして遊んでいる。

( ´∀`)

しかし小学校からの仲だといって僕なんかと一緒に居てどうかと思う。

彼女にはもっとピッタリな友達が居るはずだ。それにクラスには僕よりもかっこいい男子が居るのに

そんな事を話すと彼女はニコリと笑って

o川*^ー^)o

『だってモナー君は一番の友達だもん』

『それに、顔も女の子っぽくて可愛いし!』

(;´∀`)

それを聞くと僕はがくり、とうなだれてしまった。女の子っぽい、と来たか。

確かに僕は他の男子に比べて肌も白いし背も平均より低め、おまけに体型も中性的というか、なんというか

375名無しさん:2016/10/15(土) 21:12:16 ID:8.zmUFOU0
( ´∀`)「………」

まぁ彼女が"一番の友達"と言ってくれたので良しとしよう。そんな何気ない言葉が嬉しかった。

帰り際に掛けられた『ずっと友達だよ』と言う彼女

だけどその言葉を真っ先に崩した彼女の行動は一生忘れられないと僕は思ったのだ。

376名無しさん:2016/10/15(土) 21:14:00 ID:8.zmUFOU0




好奇心のようです

377名無しさん:2016/10/15(土) 21:14:56 ID:8.zmUFOU0
じりじりじり、とセミの鳴き声がけたたましく聞こえる。
もう夕方だと言うのに非常にやかましい。その鳴き声相まって更に暑苦しさを感じさせる

絶対地球温暖化の原因はコイツだ。とぼやく僕の声が聞こえたのか彼女は呆れながら僕にこう言った。

o川*゚ー゚)o「そんなに暑いの?」

(;´∀`)「暑いモナ……アスファルトとセミの鳴き声がダブルパンチで僕を襲ってくるモナ……」

o川*゚ー゚)o「よく分からないけど、暑い気持ちは伝わった!だって今日の最高気温これだよ!」

胸ポケットからスマートフォンを取り出し僕の目の前に突き出す。近いわ
目と鼻の先にある位置から少し離れ、僕は目を凝らしながら画面を見た。
そこに映し出されたのはでかでかと書かれたお日様マーク、その下には35℃と表示されている

なるほど、通りで暑いわけだ。

378名無しさん:2016/10/15(土) 21:20:40 ID:8.zmUFOU0
(;´∀`)「さ、さんじゅうごど……クソあちぃモナ……」

o川*゚ー゚)o「夕方なのにねぇ。て言うかモナー君口悪い」

(;´∀`)「こんな気温なら暑さでストレスたーまーるーモーナー!!」

駄々を捏ねる子供みたいに両手を上げて叫べばそれを馬鹿にしたようにカラスが一声鳴いた。それと同時に笑いだす隣の彼女
ああ、高校二年にもなって恥ずかしい、そう思うと次第に汗が噴き出してくる。手に貯まる汗がとても不快だ
暑さなのか恥ずかしさなのか、それとも両方なのか。この場から離れたくなる程恥ずかしくなった。

(;*´∀`)「………」

o川*゚ー゚)o「ふふ、面白いなぁもう。」

o川*゚ー゚)o「そんなに暑いなら、私の家に寄って行く?」

―――
―――――

379名無しさん:2016/10/15(土) 21:21:50 ID:8.zmUFOU0


o川*゚ー゚)o「さ、上がって。今日お姉ちゃん達もお母さんも遅いし」

( ´∀`)「お邪魔しますモナ」

o川*゚ー゚)o「先に二階行ってといてもいいからねー」

そう言うと彼女はリビングの方へ入って行く。
ずっとここに立ちっぱなしと言うわけにもいかないだろう。

僕は靴を脱いで、彼女の言われた通りに二階に上がっていった

380名無しさん:2016/10/15(土) 21:24:03 ID:8.zmUFOU0
( ´∀`)「お邪魔しますモナー……二回目だけど」

がちゃ、とドアを開けるとぶわりと蒸し暑い空気が流れ込んだ。半日放置しただけでこんなに暑いものか。
しかし勝手に窓開けたり冷房を付けたら失礼だろう。暑さに耐えながら部屋の端へ縮こまる様に座った

( ´∀`)「早く来いモナ……」

何度も部屋には入ったが女の子の部屋、と言うのはなかなか慣れないものだ。
ピンクチェックのカーテン、うさぎのぬいぐるみ、白いレースの付いたクッション、大きな全身鏡
男の僕にとっては未知の世界だ。ずっとこんな所に居たら目が回ってしまう

そんな空気を打ち破るかの様に彼女が部屋に入ってきた。

381名無しさん:2016/10/15(土) 21:25:05 ID:8.zmUFOU0
o川;゚ー゚)o「お茶菓子探したけどクッキーぐらいしか……ってあっつ!」

o川;゚ー゚)o「冷房ぐらい付けといてよねー!あ、お茶!」

やや乱暴にお茶を差し出すと冷房のスイッチを入れ扇風機も回した。
それを遠目で眺めながら僕は差し出されたお茶を一口飲んだ。氷も大量に入れてありよく冷えている。美味しい

(*´∀`)

o川*゚ー゚)o「間抜け面」

( ´∀`)「あいてっ」

やっと涼しい所と冷たい飲み物にありつけて顔がほろこんだか、右頬を指で突っつかれた
つつかれた頬を摩りながらもう一口お茶を飲もうとした時、不意に彼女が話し始めた

o川*゚ー゚)o「あのさ」

( ´∀`)「何?」

適当に返答をしたが彼女の雰囲気はいつもと違う。
もじもじと指をいじり、天井を見たかと思えばタンスの方に目をやったりと忙しい

382名無しさん:2016/10/15(土) 21:26:49 ID:8.zmUFOU0
それらの動作を数分繰り返した後、やっと決心が付いたのか正面を向いた。

o川*゚ー゚)o「一回しか言わないからよく聞いてね」

( ´∀`)「う、うん」

o川*゚ー゚)o「モナー君のオナニーしてる姿が見たいんだけど」

( ´∀`)


( ´∀`)「は?」

彼女から発せられた言葉でその場の空気が凍ったような気がした。冷房とかじゃなくて
いや、問題はそこではない。待て待て待て、今何といった?

あーうんオナニーねはいはいはいオナニーつったら自慰行為ねはいはい

自慰行為と言えばおちんちんしゅっしゅねはいはいはい……

383名無しさん:2016/10/15(土) 21:27:41 ID:8.zmUFOU0
(;´∀`)「見せれるかぁ!!」

ふと我に返り、机を叩いた。その音と怒鳴り声にびっくりしたのか彼女は「ひゃん!」と言って後ずさりをする
何故年頃の女の子が下品な事を言うのか、そもそも何でそんな発想を思いつくのか、言いたい事は山々あったが落ち着いて深呼吸をし、僕は彼女を叱る方針に決めた。

(;´∀`)「ああもう……何を言い出すのかと思えば……」

o川*゚ー゚)o「え、えへへぇ」

(;´∀`)「えへへじゃない!」

o川;゚ー゚)o「ひ、ひぃ!とりあえず私の話を聞いてよ!」

( ´∀`)「戯言に耳を貸す必要はないモナ」

o川;゚ー゚)o「違う!好奇心だよ好奇心!」

(;´∀`)「はぁ!?」

384名無しさん:2016/10/15(土) 21:28:49 ID:8.zmUFOU0
o川*゚ー゚)o「ほら、女の人と男の人って違うじゃん」

( ´∀`)「君がそんなバカだとは思ってもなかったモナ」

o川*゚ー゚)o「その違いをこの目で見たいと言いますか……」

( ´∀`)「それなら検索すれば腐るほど出てくると思うモナ」

o川;゚ー゚)o「や、やだよ!恥ずかしいじゃん!」

(;´∀`)「恥ずかしいって君ねぇ……」

彼女の言う恥ずかしいの基準が分からない。
同級生どころか友達の、しかも異性の自慰を見て動画で見るのは恥ずかしいとは何だ。どういった違いがあるのか
確かに検索した所で履歴は残るが消してしまえば問題はない。むしろこの場でやらされる僕の立場はどうなんだ。

そもそも自慰なんて人前でやるものじゃないし、人の目を避けてこっそりとやるものだ
それなのに、彼女ときたら……

(;´∀`)「大体女の子がそんな事言うんじゃありません!」

o川;゚ー゚)o「ほ、保険の授業で散々習ったし色々勉強するじゃん!」

(;´∀`)「実践ってか!やかましいわ!」

o川;゚ー゚)o「何だよ!モナー君のバカ!」

(;´∀`)「バカはお前だ!!」

385名無しさん:2016/10/15(土) 21:31:01 ID:8.zmUFOU0
o川;゚ー゚)o「……仕方ない、じゃあこうしよう」

数分いがみ合った後、彼女はため息混じりに一つの提案を出した。

o川*゚ー゚)o「一つ、モナー君がここでオナニーするか」

o川*゚ー゚)o「今ここで私に抜いてもらうか」

o川*゚ー゚)o「どうする!?」

ちょっと待て。

(;´∀`)「さっきと変わんないし悪化してるモナ!」

o川*゚ー゚)o「私は見たいと思ったら最後まで執念深く追い詰めるタイプなんだよ!」

o川*゚ー゚)o「さぁ、どうする?制限時間は1分でーす」

(;´∀`)「……否定の言葉は」

o川*゚ー゚)o「無し」

きっぱりと断れてしまった。どっちにしろ逃げ場は無しと言う事か。

386名無しさん:2016/10/15(土) 21:31:54 ID:8.zmUFOU0
(;´∀`)

「残り30秒」と時間を告げる彼女に僕は逃げる様に後ろに逃げた。
負けじと彼女も迫ってくる

o川*゚ー゚)o「10、9、8……」

(;´∀`)「ちょっと待て早くない!?」

o川*゚ー゚)o「7、6、5、4、3、2、1……」

僕がそう言った途端数える言葉が早くなる。チクショウ早く答えろってか。逃げ場がない

(;´∀`)「ぼ、僕は―――……」

o川*゚ー゚)o


o川*^ー^)o「じゃ、決まりだね」



―――
―――――…………




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