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生田「道重さんスパゲッティーを食べませんか?」避難所2

1名無し募集中。。。:2014/06/02(月) 22:24:30
道重「誰にも言っちゃいけないよ?」

全てはここから始まった。。。

生田「道重さんスパゲッティーを食べませんか?」避難所
http://yy21.kakiko.com/test/read.cgi/morning/1361802492/

2名無し募集中。。。:2014/06/02(月) 22:27:38
【深い仲】生田「道重さんスパゲッティーを食べませんか?」15
http://hello.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1399466190/

3名無し募集中。。。:2014/06/02(月) 22:29:24
全てはここから始まった。。。
今一度全員これを読め

ttp://sayu.no-ip.com/fairy/img/rabbit4393.063.jpg
ttp://sayu.no-ip.com/fairy/img/rabbit4394.275.jpg

4名無し募集中。。。:2014/06/07(土) 00:12:10
「えりぽん最近帰る時いないね、何かあるの?」
「え……、や、なんもないっちゃ」
「そう? じゃあたまにはカラオケ付き合ってよ」
「んーそうやねぇ、今日行く?」

「いいね!」とニコニコする里保を見て、そういえばと思い出す。
初めての交際に浮かれてここ最近同期と遊ぶ回数が減っていた。
たまには10期を見習って同期愛も深めよう。

「あ、そうや里保。カラオケの前にスパゲッティ食べに行かん?」
「スパゲッティ? いいよ」
「衣梨奈カルボナーラにしよっかな」
「じゃあうちミートソース」
「あーそれもいいなぁ」

久々のスパゲッティだ。
なにを食べようかウキウキしていると、急に後ろから手首を掴まれた。

「ごめん、生田今日残ってもらえる?」
「へ?」

笑顔のはずなんだけど、何か変だな、と思う。
いつも以上に目がキラキラしている気がする。
これが恋ってやつなんかな。

「んふっ」
「えりぽんキモ……」
「きっ、キモくないもん」

否定はしたものの今のはちょっと自覚があった衣梨奈だった。

5名無し募集中。。。:2014/06/07(土) 00:15:02
「スパゲッティ食べに行かん?」

いつも通り里保の一挙一動を見つめていたら唐突に不穏な言葉が聞こえ
さゆみはおもわず「Shit!!」と拳を握りしめた。
隣で亀井絵里の素晴らしさを小一時間ドラマ仕立てで語っていた聖が
「やだ、道重さん。聖は道重さんも大好きですよ」としなだれかかってきたがそれどころではない。

あの淫獣がさゆみだけで満足するはずがないとは思っていた。
だが、まさか初っ端からさゆみのお気に入りに手を出すとは。

あの子役感満載の幼子が性の手解きを受けて大人への階段を上ってしまう。
そう考えるとさゆみは――



"いやっえりぽん何をするの!"
"嫌々言ってても、ここはもうオイルソースまみれっちゃよ!"
"あああそんなに撹拌しないでっ! 乳化しちゃうぅぅ!"



――素敵だな、と思った。
自分の息のかかった淫獣でNTRプレイを楽しんだ後
自らの手で慰めスパゲッティに持ち込めば一皿で二度おいしい。

6名無し募集中。。。:2014/06/07(土) 00:19:15
むふむふと妄想を膨らませるさゆみだったが、いやちょっと待てよと考え直す。
そううまくいくだろうか。
里保と衣梨奈の関係はただの同期と思われがちだが
人に心を許さない事に定評があり基本的に受け身体質の里保が、
なぜか衣梨奈に対してはがっついていることを考えると好意を抱いている可能性がある。
もしそうであれば、さゆみが慰めスパゲッティをする隙がないではないか。

「くっ、さゆみの出番がないなんて……」
「あぁん、道重さんはいつだって亀井さんとダブル主演ですよぅ」
さゆみの腕を抱きしめて胸をぐりぐり押し当てる聖。
いつもなら悔し涙ぽろりの状況だが、やはり今はそれどころではない。

それに里保だけでおさまるならまだいい。
生田をダシにして自分も参加できる可能性がある。
しかし、なまじ顔がいいせいでイケメンなどと持て囃されている衣梨奈が
持ち前の積極性で本気を出せば犠牲者はいったい何人出てしまうのか。
放っておけばハロプロが愛液まみれにされてしまうかもしれない。
性の無法地帯となったハロプロを想像してさゆみは身震いした。

やはりさゆみ一人で淫獣の世話をするしかない。
強い決意のもと「あぁ目がギラギラしてるぅ。ル ’ー’リ<急に変わりましたぁアァアァ」などと
小指を立て息を荒げる聖を引きずりながら即座に二人の予定を取りやめさせると
さゆみは急いで今夜の計画を練った。


見てらっしゃい、生田。
今夜こそ必ずあんたを満足させてやるんだから。

7名無し募集中。。。:2014/06/07(土) 00:21:38
「あの…スパゲッティは…?」
「後で好きなだけ食べさせてあげるから! 行くよ!」
「は…はぁ」

衣梨奈は混乱していた。
スパゲッティ行くよ、と強引に連れてこられたが
ここはどう見ても焼肉食べ放題の店。
蕎麦屋のカレーのようにスパゲッティが人気の店とは思えない。
そもそもお外デートはこのあいだ却下されたはずだ。

考え込む衣梨奈だったが、席に案内されて謎の半分は解けた。

「道重さん、さすがですね!」
「なにが?」
「個室!!」
「そうだけど……っ! ちょっ、スパゲッティは無いからね!?」
「え? あ、そうですか」

思う存分イチャつけると喜んでいたら
なぜか慌てた表情で謎のもう半分を否定された。
あまり期待はしていなかったけれど、やはり無いのかとガッカリする。
後で食べさせてくれるとは言っていたが、焼肉をたらふく食べた後に
炭水化物を追加で食べる気になれるだろうか。

8名無し募集中。。。:2014/06/07(土) 00:24:49
疑問は残るが、せっかくのデートだ。テンションを上げていこう
さゆみの隣に座り腕を絡ませる。

「いや、向かいに座んなよ」
「いーやーでーすー」
「あーつーいー」

いつも通り邪険に振り解かれるが、めげずに頬をすり寄せていくとさゆみも諦めたようで
注文用のタッチパネルに空いている方の手を伸ばした。

「もう! 注文するよ、えーとカルビ5人前、牛タン3人前、豚トロ3人前…それからホルモンを…」
「え…」
「あとレバー2人前」
「あの……多すぎません?」
タッチパネルを操作して矢継ぎ早に大量の注文をするさゆみに面食らう。
「食欲旺盛な生田の相手するには、こんくらい食べないと無理なの」
「衣梨奈にあわせなくてもいいですよ」
「あわせないわけにいかないでしょ」

訳が分からない。
食事の量をあわせてどうするのか、そもそもいくら大食漢の衣梨奈でも
こんな男前な注文はしない。

9名無し募集中。。。:2014/06/07(土) 00:26:23
おろおろする衣梨奈に見向きもせずひたすら注文を続けるさゆみ。
いくら食べ放題とはいえあまり残してはまずい。

「み、道重さん?」
「んー?」
「た…食べきれる量に、しておきましょうね」
「うんうん」

その後大量にやってきた肉を皿から直接網にだばぁと流して焼き始めたさゆみを見て
衣梨奈は未だかつてない本気を感じた。
食べ放題で元を取ろうと必死になる人というのがいるが、さゆみがそうだったとは。
思わぬところで新たな一面を知ることができてちょっと嬉しくなった衣梨奈であった。

10名無し募集中。。。:2014/06/07(土) 00:29:45
「か、帰るよ……」
「大丈夫ですか?」

若干よろけながら立ち上がると慌てた様子で衣梨奈が肩を支えてきた。
スタミナをつけようと無理して詰め込んだが、ボタンがはじけそうで怖い。

店を出るとすぐさま普段プライベートでは使用を控えているタクシーに乗り込んだ。
芸能界は一寸先は闇。貯蓄の大切さは理解しているが
今夜はこれから戦が始まるのだ。
カロリー消費を最小限にして行動する必要がある。


さすがに焼肉臭を漂わせてのスパゲッティはお互いに萎えそうなので
家に帰るとすぐ順番にシャワーを浴びることにした。
生田が一緒に入りたいと甘えた声でねだってきたが、お風呂スパ(ダジャレではない)が
無駄に体力を消耗することはこれまでの経験上明らか。断固として拒否した。

脱衣所のドアを閉めるさゆみをしょんぼりして見送る衣梨奈は尻尾の垂れ下がった犬のようで
さゆみの中のSの血が騒いだが、ここでいつも通り受け入れてしまってはシャイ娘。'14(実写)になりかねない。
メンバーが恍惚の表情でステージに立つようになる前にどうにかしなければ。
今日のさゆみはリーダーとして未だかつてない程に本気なのだ。

11名無し募集中。。。:2014/06/07(土) 00:36:40
「あがりましたぁ」
「生田。ちょっとそこ座んなさい」
「? はい」
20分もかけずシャワーを浴びてきた衣梨奈をベッドを叩いて呼び寄せる。
キョトンとした顔で向かいに正座する衣梨奈。
急いだのか髪がまだ湿っている。
どんだけヤル気満々なんだ。淫獣め。

「今日あんたりほりほのこと誘ってたでしょう」
「カラオケのことですか?」
「それだけじゃなくてさ、分かるよね?」
まだキョトンとしている。
さゆみのりほりほを毒牙にかけようとしたくせに、すっ呆ける衣梨奈にイライラする。
暫く見つめ合っていると、衣梨奈が急に今初めて気付いたといわんばかりに目を見開いた。

この反応。
まさかスパゲッティに誘った事を忘れていたというのか。
チャラいという話は聞いていたがここまでとは。

「え、え、もしかして」
「そう、ダメだよ」
「で、でも、同期やけん、たまには……」
「ダメ」

同期だからたまにはスパゲッティ、ってどういうことだ。
これがゆとりの底力か。さゆみは衣梨奈の行く末が怖くなった。

12名無し募集中。。。:2014/06/07(土) 00:41:30
さゆみも十分ゆとり世代なのだが、ここまで性は乱れていない。
必死でスキャンダル無しを強調してきたというのに、このままではこのチャラ子のせいで内部から崩壊しかねない。

「アカン、そんなんアカン」
「はい?」

ハロプロの未来を案じるあまり関西弁が移ってしまった。
目覚めさせたのが自分なだけに責任を感じる。
それに最悪崩壊するにしてもさゆみが卒業した後にして貰いたいという気持ちもある。

「生田、そんなにスパゲッティが好きなの?」
「へ? はぁ好きですけど、それは今かん」
「わかった」
「は?」

深く息を吐き出す。
効果的なお説教に必要なのは飴と鞭だ。
何かしらの交換条件を提示すれば大体のことはうまくいくはず。

13名無し募集中。。。:2014/06/07(土) 00:44:53
「さゆみのこと好きにしていいから、さゆみの現役中は絶対に他の子を誘わないで」
「え、それって……」

呆けていた衣梨奈が、頬を染め胸を押さえている。
おや、生田の様子が…
と困惑するまもなくがっしと肩を掴まれる。
いったいどうしたというのか。

「……わかりました」
「うん?」
「もう一生他の子は誘いません!」
「いや別にそこまでは……きゃぁ!」

力一杯押し倒され興奮しきった様子の衣梨奈に唇を貪られながら
さゆみは完璧だと思っていた今夜の計画にひとつ重大なミスがあった事に気が付いた。



焼肉は一人で食べるべきだった。

14名無し募集中。。。:2014/06/07(土) 00:51:00
>>4-13

|||9|‘_ゝ‘) <嫉妬きたぁぁぁぁ!!
从#・ 。.・) <Shiiiiiiiiit!!!



ノリ*´ー´リ <……カラオケ行きたいなぁ
川c ’∀´) <みんなー! 鞘師さんがカラオケ奢ってくれるって!!
ハo´ 。`ル <やりぃー!
川* ^_〉^) <ただよりやすいものはないわずー!
ノハ*゚ ゥ ゚)<鞘師さんさすがですね ふくよかなお腹をお持ちですね
ノノ∮‘ _l‘)<里保ちゃんのお腹プニプニで気持ちいいよ

ノリ ´ー´リ <……
从*;´◇`)<自分の分は出すよ……
ノリ ´ー´リ <……ありがとう

15名無し募集中。。。:2014/06/07(土) 01:00:41
道重:スパゲッティ→隠語
    二人の関係→スパフレ
    相手の印象→淫獣    ←New!

生田:スパゲッティ→食べ物
    二人の関係→恋人
    相手の印象→ケチ    ←New!


2ちゃんねらの続きが書けてないからとりあえず昔書いてたやつの続き
書いてて気付いたんだけどどうやら
どちらかを変態(変人)にしないと気がすまないスパシパ病を患っているらしい

16名無し募集中。。。:2014/06/07(土) 01:23:59
おつおつうううううううううううううう
最高だったよ!

17名無し募集中。。。:2014/06/07(土) 01:31:58
キタ━━━━从*・ 。.・)(^<_^|9|||━━━━ッ!!
なんかし懐かしい気持ちになったよ

18名無し募集中。。。:2014/06/07(土) 02:07:35
要所要所にネタがw
( ・∀・) イイネ!

19名無し募集中。。。:2014/06/08(日) 12:04:56
やっと読めた…にちゃんねらの作者さんだったのか!いやーやっぱネタの入れ具合が上手いや

20名無し募集中。。。:2014/08/03(日) 01:02:34
スパイスじゃなかったスパゲッティーage

スパイスじゃあどこかの野球チームの監督に(ry

21名無し募集中。。。:2014/08/07(木) 15:22:08
本スレ落ちた?

22名無し募集中。。。:2014/09/10(水) 23:04:09
なんだか道重さんの様子がおかしい。
突然しゃがみ込んだり、テーブルに手をついて体重を預けていたり。
ものすごく疲れているみたい。

メンバーやスタッフさんが心配して次々に声をかけているけど、大丈夫の一点張り。
でも顔色も赤くなったり青くなったりでどう見ても普通じゃない。
道重さんは結構頑固だからこうなるとそれ以上問い詰めるわけにもいかず、
みんなチラチラと見ては不安そうにしている。

「ふむ」

こういう時こそ衣梨が強引に行くしかないではないか。と一人決意を固める。
万が一失敗してもKYで済むし、成功したら次期リーダーも夢じゃないかもNE!!
むふっ。

「えりぽんどうしたの?」
「うわ、なんでドヤ顔してるの…」
「キモいんですけど、生田さん」

「OK」
同期の冷たい突っ込みに爽やかなサムズアップで応え、
ステーシー並の変な動きで楽屋を出ていく道重さんを追いかける。
廊下に出ると道重さんは奥にある部屋に入っていくところだった。

23名無し募集中。。。:2014/09/10(水) 23:06:45
そーっとその部屋のドアを開けると、今をときめく'14のリーダーが隅っこで亀みたいな格好してた。
え、なにやってんの?

「道重さん!?」

慌てて声をかけると道重さんはビクリと震えた。
顔を上げないまま「なんでいるの?」と酷く動揺した声。
本当に今日はおかしい。

「どうしてこんなところで蹲ってるんですか?」
「ちょ、ちょっと疲れてるだけ」

ちょっとって。

「横になった方がいいですよ。楽屋から座布団もってきましょうか?」
「いい。だいじょぶだから、生田は先に戻ってて」
「いやいやいや。って、汗びっしょりじゃないですか」

よく見たらワンピースの背中あたりが色が変わるくらい湿ってる。
これ、ガチなやつやね。

24名無し募集中。。。:2014/09/10(水) 23:10:09
「あ、暑いんだよ」
「冷房で寒いくらいですよ」
「体温調節できないくらい疲れてんの」
「それ絶対ヤバいですよ。ここ医務室とかあるか分かんないですけど聞いてきますよ」
「いいってば」

せっかく心配してるのに即答で断られた。
こんなに辛そうなのになんで意地張るんかな。
俯いたままの道重さんのおでこに、そっと手を当ててみる。

「ひっ」
「うわ、あっつ」
「や…、手どけて」
「めっちゃ熱ありますよ!? 病院行った方がいいです」
「病気じゃないからっ、も、手どけてって」

頭を左右に振って手をどかそうとしてくる。
さっきから全然衣梨のこと見ようとしない。

拒絶されてるみたいでムッとする。

「えい」
「きゃっ!?」

肩と腰に手を差し入れて仰向けにひっくり返した。
実力行使に出るとは考えていなかったのか抵抗もなく転がる道重さん。

25名無し募集中。。。:2014/09/10(水) 23:13:32
「っ!」
表情をちゃんと確認したかったんやけど、すぐにこれまで見たこともないような
焦った表情で体を横にして足を抱え込んだ。
お腹を守るようなポーズ。

お腹痛いんかな?
それにしては俊敏な動きやったけど……。

「あのー、道重さん? すっごく挙動不審です」
「うっ、うるさいな。もういいからほっといて」
「無理ですよ。今日ずっと変じゃないですか」

とりあえずお腹が痛いという解釈でお腹に手を当てて撫でてみる。
温めると痛みが和らぐというが既に体温は異常に高い。

「だっ、だめ……ほんと…だめなの」
「道重さん?」

ギュッと目を閉じて撫でている位置より下のちょっと際どいあたりを押さえとる。
もしかして人に言えないところが痛いってこと?
なるほど。だから一人で我慢しとったんか。
ホルモンバランスのなんとかで痛くなったりしてるんかも。

「そこが痛いんですか?」
「ちが、もっ、ほんとやめて」
「どうしたらいいですか?」
「なんもしなくて、いいっから、ほっといてよぉ」

26名無し募集中。。。:2014/09/10(水) 23:17:30
この状態の道重さんを放って戻ったら衣梨のリーダー計画が…、
もとい、衣梨ちゃん頼れる良い子大作戦が水の泡。

「ここまで来たら何もせずには戻れません!」
「勝手にきたんじゃん」
「やだぁ、何でもしますから、して欲しいこと言ってくださいよぉ」
「じゃあ楽屋に戻って」
「やです」

お腹を撫でてる手と反対の手で腰を撫でる。
なんか相乗効果ってやつで楽になったりするかも。

「やだ、やめてって、言ってるのに」
「どうしたら楽になるか言ってくれたらそうしますぅ」
「そんなのっ……」
「そんなの?」

「ぅぅぅ…」何かを堪えるように歯を噛みしめている道重さん。
やばい、これ衣梨怒られる展開?
慌ててちょっと身を引いた時、道重さんがガバッと起き上った。
そしてそのままの勢いで自分のスカートを捲り上げる。

えっ、なに? 新手のセクハラ? と戸惑う衣梨を無視して、
道重さんはスカートを持っている手と反対の手をパンツにかけた。

「ちょっ、みちしげさっ」
「い、生田が悪いんだからっ、せ、責任とってよっ!」

27名無し募集中。。。:2014/09/10(水) 23:23:58
ズルリ。


「……は?」

道重さんがずり下げたパンツの上からぴょこんと飛び出しているモノに衣梨は困惑した。
長さは人差し指くらいで太さも指よりちょっと太いくらい、
道重さんの肌の色よりちょっと濃い色をしている。
……なんこれ。

いや、たぶんおそらくアレなのは分かるっちゃけど、なんでコレが道重さんにとか以前に
衣梨が想像するソレとの違いが大きすぎてそっちの方が気になる。

「えっと……これは…」
「び、びっくりしたでしょ、怖いでしょ、で、でも、生田のせいなんだから」
半泣きで訴える道重さん。
衣梨のポカンとした顔を何か勘違いしてしまっているみたい。

「あの、なんか、想像より小さくてビックリしました」
「だから……、え?」
「ちょっと触ってみてもいいですか?」
「や、え? ちょ、ちょっと待っんんっ!」
「わわ、ビクッてしました」
「やだ、ホント待って…あっ……」

自分で責任とってと言ってきたくせに、いざ触られると待って待ってと
オロオロする道重さん。さすがハロプロヘタレ三人祭りの一人やね。

「んふ、道重さん」
「あ、だめっ…だめなのっ」
「がんばってぇイクたー」

28名無し募集中。。。:2014/09/10(水) 23:28:25
 ◇ ◆ ◇


「っていう設定を考えてみたんですけど」
「……どういうこと?」

ちょっと得意げな顔をして妄想話を繰り広げた後輩に
今日一日の疲れがどっと押し寄せてくる。
さゆみにナニが生えるとか、しかもちっちゃいとか、いったい何なの……。

「道重さん、イメージプレイって知ってます?」
「知ってるけど知りたくない」

知りたくないしやりたくない。
元々性的なことに興味津々で行動力だけは抜群なせいで相当アレな子なんだけど、
何でまた急にここまで破天荒なことを言い出したのか。

「ほら、衣梨達って考え付く限りのプレイしつくしちゃったっていうか」
「は?」
「目隠ししたり、縛ってみたり、生クリーム塗ってみたり」
「それあんたが強引にせまってきたよね、さゆみ嫌だって言ったよね」
「でも道重さん。嫌よ嫌よもって感じで超興奮してたじゃないですかぁ」
「ち、違うし! そんなんじゃないし!」

押しだけは極度に強い生田にあの腕力でこられたら非力なさゆみには止めるすべなどない。
確かに非現実的な状況でドキドキはしたけど、望んでしているわけじゃないのだ。

29名無し募集中。。。:2014/09/10(水) 23:32:07
「なんかぁ、最近はいつも体力0・腕力0・持久力0で25歳以下なのに体力年齢50代の道重さんが先に衣梨にして」
「人をスマホみたいに言わないでよ」
「ヘトヘトでちょっとマグロ状態の道重さんを衣梨がして終わりって展開じゃないですか」
「マグ…そんなこと思ってたの!?」
「冷凍って程じゃないですよ」
「それ慰めてるつもりなの?」

トンチンカンなフォローにまたしても疲れが襲ってくる。
確かに生田が全力でしがみ付いてくるから体を支えるだけでもかなり体力を消耗してしまって
自分の番が回ってくる頃にはあまり体に力が入らなくなっていたけれど、さすがにマグロと思われていたなんて。
あまりにも不名誉な称号に項垂れるさゆみを気にせずKYは話を先に進めていく。

「まあそんなわけで、そろそろ飽きてきたというか」
「……じゃあ頻度減らそうよ」
「プレイがマンネリ過ぎて作業になってきちゃってるというか」
「週一だから飽きるんだよ、月一くらいにしようよ」
「道重さんもここら辺で新しい刺激がほしいですよね。そこでイメージプレイを」
「聞けよ」


「だって今でもきついのに月一とか我慢できないんですけどぉ」
「あんたどんだけなの」
「スキャンダル出しちゃいますぅ」
「ぐっ……」

この脅し文句には覚えがある。

一昨年の冬、大雪で帰れなくなってしまい地方に泊まった時の記憶がよみがえった。


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