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仮面ライダーイクタ 外伝『仮面ライダー鎧娘。'14』
1
:
nOTRcORru
:2014/06/02(月) 18:44:19
「仮面ライダーイクタ」及び「仮面ライダーイクタ MOVIE大戦2013」に触発されて外伝を書きます。
※新狼からの移転
※以前に投下した内容は一部を修正
228
:
nOTRcORru
:2014/08/16(土) 21:17:57
>>227
第6話 その14です。
お盆休み、いかがお過ごしですか。
229
:
nOTRcORru
:2014/08/17(日) 23:32:48
「まさーき頭突ーきー!」
エメラルドグリーンのエネルギーがクボドンに直撃する
「はうっ!」
衝撃で吹き飛ぶクボドン
変身が解除され、ハルナロックシードはウサートの手元へ飛んで行った
「いよっしゃ! 1個ゲットー!」
「ま、また負けた……」
地面を殴る飯窪
あくまで?フリ?である
「飯窪さんの仇は、私が打ちます!」
?サクラスパーキング!!!?
小田影は跳び上がりながら回転し始める
ラベンダー色のエネルギーを纏いながら、ウサートへ突っ込んで行く
「小田ちゃんのも、まさがもらうから!」
?マサキスカッシュ!?
ウサートの頭頂部からエメラルドグリーンのエネルギーが放出される
「「やあーっ!!」」
頭と槍が激突する
「うーん……小田ちゃん強い!」
「佐藤さんこそ……さあ、思いっ切り行きますよ!」
230
:
nOTRcORru
:2014/08/17(日) 23:35:40
>>229
第6話 その15です。
生で観た彼女達から、半端ではないエネルギーを感じました。
この話の中の彼女達の本気を、上手く書ける様に頑張ります。
231
:
nOTRcORru
:2014/08/19(火) 20:43:22
小田影は影桜を握り、大きく息を吸った
「ぼんーのおーほーんーのーおー♪」
「にううおいいいえうるりななに!?」
小田さくらの歌声が、影桜を通してウサートに響いていく
「こんのぉっ!」
ウサートは両手で影桜を掴む
しかし
「あいにょぬんやん!」
余計に振動が伝わってしまった
「これで決まりです!」
小田影は、回転を早めてエメラルドグリーンのエネルギーを押しのける
ウサートは飛ばされ変身解除してしまった
「……やったぁっ! 私、やっと勝てたー!」
飛び跳ねて喜ぶ小田影
その手には、マサキロックシードが握られている
「悔しいーっ! 小田ちゃんに負けたー!」
唇を突き出しいじける佐藤
そして
「初参加の小田ちゃんに比べて……やっぱり私なんかじゃ……」
超ネガティブモードの飯窪であった
232
:
nOTRcORru
:2014/08/19(火) 20:45:17
「って事はさ、まさは小田ちゃんの手下になるの?」
「「え??」」
佐藤を見る小田影と飯窪
「カギをゲットしたら命令できるんでしょ?」
「「いやいや、そんなルールないから!!」」
「それに、カギじゃなくて錠前だからね!」
ネガティブモードの飯窪も、佐藤のトンチンカンな発言に思わず突っ込む
「……でもそれ、良いかもしれませんね」
「「え??」」
思わぬ発言に、小田影に向く飯窪と佐藤であった
バトル終了まで、残り10時間11分
第6話【ど天然ライダー、参戦!】
233
:
nOTRcORru
:2014/08/19(火) 20:48:41
>>231-232
第6話 終わりです。
『鎧武』本編は佳境ですね。
そろそろ『イクタ』復活の可能性もあるので、早々に終われる様に頑張ります。
234
:
名無し募集中。。。
:2014/08/19(火) 21:49:33
>>233
更新乙です!きびだんごの変わりにロックシードですかw
イクタ復活するなんて話あるの?
235
:
nOTRcORru
:2014/08/20(水) 17:44:13
【イメージ画像】
仮面ライダークボドン ハルナアームズ
http://illustmorning.com/uploader/src/upload2253.jpg
236
:
nOTRcORru
:2014/08/20(水) 17:50:56
復活に関しては自分なりの予想です。
本作が外伝とはいえ、同時進行にならない様に気を遣う方かもしれません。
本作が終われば『イクタ』が復活する可能性は〝0〟ではないかと思います。
復活に関しては自分なりの予想です。
237
:
nOTRcORru
:2014/08/21(木) 17:03:33
【イメージ画像】
仮面ライダー石武 アユミアームズ
http://illustmorning.com/uploader/src/upload2254.jpg
238
:
nOTRcORru
:2014/08/23(土) 09:31:32
【イメージ画像】
>>66
http://illustmorning.com/uploader/src/upload2256.jpg
239
:
名無し募集中。。。
:2014/08/23(土) 11:17:56
ちょっ!?ピンクの斬月様がw
240
:
nOTRcORru
:2014/08/24(日) 11:43:58
【第7話 予告】
「先に片付けちゃった方が良いかなって」
〝大○ ビッグマン○○○!!〟
「反則じゃありませんか!?」
「どうなんだろうね?」
「長引かせたくないの」
第7話【大○でスカ?リックドム?】
241
:
nOTRcORru
:2014/08/24(日) 11:45:33
>>240
予告でした。
そろそろ折り返しにしなければ、本当に終わりません。
242
:
nOTRcORru
:2014/08/25(月) 15:35:52
「小田ちゃん、これからどうするの?」
「おい! 何エラそうに言ってんだ、めしくぼぉっ!」
「ええっ!?」
年下の後輩の小田に質問した飯窪は、なぜか同期で年下の佐藤に叱られた
「まさは小田ちゃんにたまたま負けたけど、めしくぼはまさに負けたじゃん! こん中ではイチバン手下なんだからね!」
「私、最年長でサブリーダーなのに……」
「佐藤さん、何気に『たまたま』負けたとか言ってますけど」
「だってたまたまだもん! ホントはまさの方が強いんだからね!」
「まーちゃん、小田ちゃんに逆らって良いの?」
「うるさーい!」
「ええっ!?」
ウサートに負けたクボドン、ウサートに勝った小田影
見事な社会階層が出来上がっていた
佐藤を除いて
「で、飯窪の質問の答えってどうなったんでしょうか……?」
「朝ご飯を食べに行きます」
「「どこへ?」」
時刻は午前10時
朝ご飯と言うよりもブランチの方がしっくりする頃だ
243
:
nOTRcORru
:2014/08/25(月) 15:36:48
「生田さんと石田さんがモーニングセットの話をしていたので、どこかに食べる場所があるはずです」
「おおー! 小田ちゃん探偵みたい!」
「まさ、おなかすいたー!」
「とりあえず、さっき生田さん達とバトルした所へ戻りましょう。そこから、石田さんが来たであろう場所を目指しましょう」
「「オッケー」」
▼
場所は移ってフルーツパーラー『ドルーパーズ』
工藤がカウンター席で頭を抱えている
「ハルの個性、ハルの個性……うーん、わからん!」
まだ自身の個性反映がわかっていない工藤
そこへ
244
:
nOTRcORru
:2014/08/25(月) 15:39:04
>>242-243
第7話 その1です。
夏(休み)が終わりそうな時期ですね。
この話はハルですが。
245
:
nOTRcORru
:2014/08/29(金) 22:21:19
「また来ましたー!」
「失礼しまーす!」
スベリーズが入って来た
「げ……生田さんとあゆみん……」
「あ、どぅーだ」
「ねえねえ、さっきの乱入はなんだったの?」
「いや、はるなん達の戦い方がムカついたから……」
「おー。卑怯な事は許さんなんて、さすがイケメンったいね」
ニヤニヤしながら工藤の隣に座る生田
「小田ちゃんにロックシードを返しちゃう所もなーんかカッコ良かったし?」
同じくニヤニヤしながら工藤の隣に座る石田
「2人でハルを挟まないで欲しいんですけど」
「「なんで??」」
「ハルまでスベりそう」
「「おい!!」」
「なんか賑やかだね」
店の入り口から声が聴こえた
246
:
nOTRcORru
:2014/08/29(金) 22:23:34
>>245
第7話 その2です。
多忙で書けずどぅーもすみません。
もう少し頑張ります。
エイエイユー!
247
:
nOTRcORru
:2014/08/30(土) 14:29:02
「「鈴木さん!?」」
ライダーバトルの常連、鈴木香音だ
「香音ちゃん! やっと会えたっちゃね!」
「あたしも会えて嬉しいよ。生田除いて」
「ちょっと!」
「ここって朝ご飯とか食べられるの?」
「無視せんで!」
店の奥から白服の男がモーニングセットを持って来た
「鈴木さんのモーニングセット スイカアレンジです」
「「「スイカだ!!!」」」
「……って、あたしのロックシードがバレたじゃん!」
「前はハルがゴーカイビッグバンだったのに……」
「スイカおいしそー」
「まあ、読んでる人はなんとなく気付いとうやろ」
四者四様のリアクションである
「衣梨ちゃんは何の話をしてるの?」
「気にせんとって」
「……まあいいや。いただきまーす!」
席に座り、おいしそうにモーニングを頬張る鈴木
「それで、香音ちゃんは誰かと戦ったと?」
「ふんん、まらもえおも」
「生田さん、食べてる最中なんですから質問しちゃダメですよー」
「えー、亜佑美ちゃんは気にならんと?」
「そりゃあ、気になりますけど……」
生田・石田・工藤の視線は、全て鈴木に注がれている
やはり誰が参加しているか関心があるようだ
248
:
nOTRcORru
:2014/08/30(土) 14:30:15
>>247
第7話 その3です。
最後の9期、登場でした。
249
:
nOTRcORru
:2014/08/30(土) 23:04:28
「んぐ……ここに来るまで誰にも会わなかったよ。だから、ずっと透明生命体を倒してた」
「どれ位?」
「んー、30体くらいかな」
「「30体!?」」
「まあ、それ位は全然いけるやろうね」
数に驚く石田と工藤に対し、生田は納得している様だ
「さすが生田。あたしのロックシードの事、知ってるんだね」
「まあね。まだ個性反映はわからんっちゃけど」
「そうだろうね。そこまでわかってたら尊敬するわ」
「個性反映……」
「くどぅー、どうしたの?」
工藤の呟きに気付いた石田が様子を伺う
「いやっ、別に! なんでもないから!」
「そう?」
ごまかす様に顔を逸らす工藤
石田の個性反映が明快だが、同じ鎧武モチーフの工藤自身が明快ではない
メンバー=ライダーが集まりつつある今、不安と焦りがあるのだろう
「香音ちゃん、ご飯食べたらバトルせん?」
「ふぉも? ひいへふぉ」
「ごめん、食べとる最中やったね」
「んぐ……良いけど、3対1で?」
「衣梨は1対1が良いっちゃけど。亜佑美ちゃんとどぅーはどうすると?」
250
:
nOTRcORru
:2014/08/30(土) 23:06:22
>>249
第7話 その4です。
会話ばかりで進みませんが、ご勘弁くださいませ。
251
:
名無し募集中。。。
:2014/08/30(土) 23:46:35
いやいや会話も楽しいですよ
252
:
nOTRcORru
:2014/08/31(日) 17:31:15
石田も工藤も成り行きでこの場にいるだけだ
チームを組んでいる訳ではない
「私は、お2人のバトルを見届けようかなと」
「ホントは吐きそうで休みたいっちゃろ?」
「アイドルがアイドルになんて事を! それに、もう大丈夫です!」
「あ、そ。どぅーは?」
「ハルは……あゆみんと見学します」
「じゃあ1対1だね。じゃあ、よろしく生田!」
「オッケー!」
ハイタッチをする生田と鈴木
最初のライダーバトルでは、鈴木が先に敗退し決着がつけられなかった2人
次のライダーバトルでは、飯窪が居たものの生田の勝利だった
今回の勝負は果たしてどうなるだろうか
勝利の女神はどなたに微笑むでしょうか
「衣梨ちゃん」
「なん?」
「バトルの前に、しておきたいことがあるんだけど……手伝ってくれる?」
「良いっちゃけど」
「亜佑美ちゃんとくどぅーも良いかな?」
「「はい」」
「ありがと。じゃあ、ご飯食べるからちょっと待ってて」
モーニングを頬張り幸せそうな鈴木
「食べるの遅っ!」
「いやいや、生田さんが邪魔してたからじゃないですか」
▼
フリーステージにやって来た生田・鈴木・石田・工藤
「春とは言っても、陽が昇れば意外と暑いな」
「くどぅーは汗かきだから大変だね」
「ここ結構広いね。生田、良い場所知ってるじゃん」
「まあね。で、ここで何すると?」
「みんな、自分のロックシード出して」
253
:
nOTRcORru
:2014/08/31(日) 17:33:26
>>252
第7話 その5です。
ありがとうございます。
ラジオなど参考にしていますが〝本人らしい〟でしょうか。
254
:
nOTRcORru
:2014/09/01(月) 15:39:43
全員ロックシードを取り出した
「マスカットとオレンジと……青いイチゴ!? まあ、あたしも他人の事は言えないね」
鈴木が取り出したロックシードは、鎧武達が使っていたスイカロックシードと見た目は変わらない緑色だ
「普通にスイカっちゃん。それより、ロックシードを見せ合うだけと?」
「まあ、待ってなよ」
突然、4人の居る場所が暗くなった
「なん?」
「ギィエー!」
見上げると、4人の頭上からコウモリインベスが飛んで来ていた
「「「インベス!!!」」」
「来たね。変身!」
ドライバーを装着し、ロックシードを解錠する鈴木
〝カノン!!〟
コウモリインベスのさらに上から、巨大なスイカ型アームズ=カノンアームズが現れた
「「「デカっ!!!」」」
「みんな離れて!」
言われるまま離れる生田・石田・工藤
鈴木はロックシードをセットしカッティングブレードを倒した
〝ギュイーン!〟
255
:
nOTRcORru
:2014/09/01(月) 15:42:18
>>254
第7話 その6です。
夜にもう1レス落とすかもしれません。
『鎧武』がクライマックスへ向かって行きますね。
間に……合うか……な。
256
:
nOTRcORru
:2014/09/01(月) 22:58:29
カノンアームズがコウモリインベスを巻き込みながら鈴木の元へ降下する
「鈴木さん、危ないっ!」
「ギィエっ!」
カノンアームズは地面に落下し、コウモリインベスは爆発した
「え、どうしよう!? 鈴木さんが! どうしよう!?」
「「いや、多分大丈夫」」
モチーフのスイカアームズを知らない石田は慌てている
が、スイカアームズも大体はこんな感じで変身している
その事を知っている生田と工藤は落ち着いている
「亜佑美ちゃーん!」
「え?」
カノンアームズの上から頭を出す鈴木、いや
今は変身しており、その顔は鈴木香音ではない
「鈴木さん! 無事だったんですね、良かった〜」
「スイカアームズだから鎧武がモチーフやと思っとったっちゃけど……」
「ハルもですよ。まさか鈴木さんがあのライダーがモチーフだったなんて……」
巨大なスイカから現れた顔は『鎧武』に登場する仮面ライダー ナックルにそっくりだった
「って事は、名前は……」
仮面ライダーズックル カノンアームズである
「あたしの個性反映、見せてあげるよ」
257
:
nOTRcORru
:2014/09/01(月) 23:00:27
>>256
第7話 その7です。
ここからも大変ですが、お付き合いくださいませ。
258
:
名無し募集中。。。
:2014/09/02(火) 21:22:10
こ…これは!?
http://illustmorning.com/uploader/src/upload2247.jpg
259
:
nOTRcORru
:2014/09/02(火) 23:17:39
カノンアームズが割れ、変形し始めた
〝カノンアームズ 大鎌 ビッグマンティス!! カマキリモード!!〟
「「「カ、カ、カ、カマキリ!?」」」
巨人が中腰になり、両手に大きな鎌を持っている
その姿は、以前に鈴木が披露していたカマキリのモノマネの様だ
「スッゲー迫力……」
「って言うか、その大きさ! 反則じゃありませんか!?」
「どうなんだろうね?」
巨大なカマキリ(のモノマネ)に驚く工藤と石田
しかし、生田は冷静だった
「……その分、なんかしらハンデがあるっちゃない?」
「さすが生田。でも、それはあたしからは言わないよ」
「別に良いっちゃよ。多分合っとるやろうし。で、目的はアームズの自慢やなかろ?」
「そうだね。周りを見てごらん」
辺りを見る生田・石田・工藤
「「「うわっ!!!」」」
初級インベスや上級インベスがたくさん集まっていた
260
:
nOTRcORru
:2014/09/02(火) 23:18:12
「インベスの大群!?」
「みんなのロックシードで呼ぶ寄せたって事ですか!?」
「この島に居る透明生命体の数は決まってるだろうから、先に片付けちゃった方が良いかなって」
「あーね。バトルを邪魔されるのも困るけんね」
生田は一度、インベスにバトルを邪魔されている
メンバーとのバトルに集中する為にも、インベスを減らす事は得策と言えるだろう
「でも、少なく見ても20体は集まってますけど……」
「こんなにたくさん一度に戦うんですか!?」
1人当たり5体だが、上級インベスも複数いる
決して楽な戦いではない
「4人いるし、生田もいるから大丈夫」
「衣梨の実力を認めてるって事やろ。嬉しいっちゃよ」
「ライダーバトルに関してだけね」
「その一言いらん! 変身!」
ドライバーを装着し変身する生田
〝エリナアームズ 魔・砲・チャーシューメン!!〟
石田と工藤も変身する
〝アユミアームズ シュシュッとキレる!!〟
〝ハルカアームズ 我が道 オンリー スタイル!!)〟
〝マサキアームズ ミス デンジャラス!!〟
「「「「え????」」」」
261
:
nOTRcORru
:2014/09/02(火) 23:24:04
>>259-260
第7話 その8です。
リンク先のイラスト、激烈に上手いですね。
一応確認ですが、イラストは本作・自分とは無関係です。
262
:
nOTRcORru
:2014/09/03(水) 17:05:04
いつの間にかウサートが居た
「エメラルドグリーンのブラーボ……優樹ちゃん!?」
「Yes! 大っきなスイカが見えたから、スイカ割りに来ましたっ!」
マサノコを振り回しながら、思いっ切りはしゃぐウサート
「優樹ちゃん、中に鈴木が居るから勘弁して」
「なーんだ、鈴木さんのフルーツか。残念……」
マサノコを放り投げ、その場に倒れ込むウサート
「まーちゃんもライダーバトルに参加してたのかよ……」
「まーちゃん、今はインベス? 透明生命体? を倒すのが先だからね」
「青いから亜佑美? そっちのオレンジはDoどぅー? 形が一緒なんだね」
「うるさいよ! ハルだって好きで一緒な訳じゃないんだよ!」
「何それ!? くどぅー、今の言葉はヒドい!」
「「10期うるさい!!」」
言い争いをしている場合ではない
20体を超えるインベスが迫って来ているのだ
「あたし、先に行くから!」
〝大玉モード!〟
263
:
nOTRcORru
:2014/09/03(水) 17:05:55
>>262
第7話 その9です。
短いですが。
264
:
nOTRcORru
:2014/09/04(木) 12:39:47
ズックルはカマキリ(のモノマネ)からスイカの状態に戻る
そして、自ら回転しインベスの大群に向かい転がって行った
「うりゃあああああああっ!」
「キキッ!」
「ブルルッ!」
「ギィエーッ!」
大玉スイカの体当たりを受けたインベスは大きく飛ばされ、周りのインベスを巻き込み倒れ込んだ
「ボーリングみたい……」
「ゴーカイだな……」
「見とらんと香音ちゃんの援護をするっちゃよ!」
「あ、はい! シュシュッと!」
「うらぁ!」
石武はアユミクナイで、鎧工は無双セイバーのガンモードで、生玄はエリナ魔砲のガンモードで援護する
「ブルルッ!」
生玄達に気付いたインベスの何体かが向かって来る
「ウチも行きますね!」
「ハルも!」
石武がアユミクナイを構え走り出す石武
追う様に走り出す鎧工
「やあっ!」
自慢のキレのある動きを活かし、インベスを翻弄する石武
265
:
nOTRcORru
:2014/09/04(木) 12:43:07
>>264
第7話 その10です。
若干、戦闘シーンが長くなるかもしれません。
266
:
名無し募集中。。。
:2014/09/04(木) 22:26:30
まーちゃん、いきなり出てきたな。
はるなんはどこにいるんだろ?さゆは参加してるのだろうか?
267
:
nOTRcORru
:2014/09/07(日) 00:23:21
「衣梨も、かっ飛ばすけんね!」
〝エリナスカッシュ!〟
エリナ魔砲をドライバーモードにし、黄緑のエネルギーを放つ生玄
「ギィエーッ」
直撃を受けたコウモリインベスは爆発した
「さすが生田さん!」
〝イチ!! ジュウ!! ヒャク!! アユミチャージ!!〟
無双セイバーから、ロイヤルブルーのエネルギーが放たれた
「ブルルッ!」
シカインベスを撃破した
「生田も亜佑美ちゃんもやるじゃん! あたしだって!」
「「キキッ!!」」
両腕の鎌に初級インベス2体を挟み込むズックル
「それ!」
ズックルは、初級インベス2体を上に放り投げた
〝ヨロイモード!!〟
人型に変形するズックル カノンアームズ
〝カノンスカッシュ!〟
大きな鎌=カノン双刃鎌を薙刀の状態にし、回転させる
すると、緑色のエネルギーが集まりスイカの形になった
268
:
nOTRcORru
:2014/09/07(日) 00:27:17
>>267
第7話 その11です。
ついでに、
【イメージ画像】
仮面ライダーズックル カノンアームズ
http://illustmorning.com/uploader/src/upload2279.jpg
269
:
nOTRcORru
:2014/09/07(日) 22:44:29
「行っけー!」
スイカ状のエネルギーを上空の2体のインベスに向かって投げる
「「キキッ!!」」
2体のインベスはスイカに閉じ込められ、落下して来た
ズックルは片脚を引き、蹴りの体勢になる
「うおりゃあああああっ!」
スイカが地面スレスレに来た所で、ズックル カノンアームズのローキックが入った
「「キキーッ!!」」
たくましい脚による力強い蹴りを喰らい、2体のインベスは身体を大きく凹ませながら地面を転がって行く
「「「めっちゃ痛そー……」」」
仮面の下で唖然とした表情の生玄・石武・鎧工であった
その間にも、周りのインベスを巻き込みながら転がり続けるスイカ
「「キキッ!!」」
壁に激突し爆発する初級インベス2体
そして、巻き込まれたインベスも2体爆発した
「一気に4体も倒しよった……」
「あのアームズ、絶対に反則ですよ……」
「カマキリにローキック、って個性反映し過ぎじゃんか……」
それぞれのリアクションであった
「みんな、まだまだインベスは残ってるよ!」
「香音ちゃんに負けてられんとよ!」
「私達も行きましょう!」
270
:
nOTRcORru
:2014/09/07(日) 22:47:40
>>269
第7話 その12です。
1人で現れた佐藤さん。
その辺りは次の話で書く予定です。
もう少しだけ第7話をよろしくお願いいたします。
271
:
nOTRcORru
:2014/09/08(月) 23:06:44
集まったインベスは、まだ半分も減っていない
まだまだこれからと言わんばかりに向かって行くズックル・生玄・石武、そして鎧工
「うらぁ!」
我武者羅に童道丸を振り回す鎧工
その剣捌きは大振りで粗く、無駄な動きが多い
運動量の多い戦い方のせいで、工藤が流す汗は半端な量ではなかった
(なんで……なんでハルカアームズには個性反映がないんだよ!)
焦りと苛立ちを抑えられない鎧工
生玄・石武・ズックルと個性反映を活かして戦う姿を目の前にして、工藤の心境は穏やかではなかった
「こんのぉ!」
目の前のライオンインベスに斬りかかる鎧工
しかし、頑丈な爪に弾かれてしまう
「くそっ!」
そこへ、寝転ぶウサートが目に入った
「おいっ! まーちゃんも寝転がってないで手伝えよ!」
「まーちゃんスイカ割りがしたかっただけだもん……」
寝返りを打つウサート
「そんなのライダーバトルが終わってからでも出来るだろ!」
「……何イライラしてんのさ」
「っ……うるさい!」
「うるさいのはどぅーの方だし! いいもん! まさのスーパーアイテムにやってもらうから!」
ウサートは寝転んだまま、カッティングブレードを倒した
〝マサキスパーキング!!!〟
272
:
nOTRcORru
:2014/09/08(月) 23:09:24
>>271
第7話 その13です。
『鎧武』終了と新番組開始を目前に、
焦りと苛立ちを抑えられない作者がお送りしています。
273
:
名無し募集中。。。
:2014/09/09(火) 00:49:47
まぁそんなに焦る必要はないのでは?イクタの作者さんみたいに毎回放送回のネタぶっこむ訳じゃないんだしw
274
:
nOTRcORru
:2014/09/10(水) 18:12:12
放り投げていたマサノコが地面を走り、初級インベスへ向かって行く
「キキッ!」
脚を斬りつけられた初級インベスは転倒する
マサノコは、初級インベスの上を走り回りダメージを与えていく
「優樹ちゃん、結構えげつない攻撃やね……」
「危険極まりない……まさに変身音そのまんまじゃん」
「まーちゃんが増えた様な暴れっぷりですよね」
「って言うか、どんな個性反映だよ!」
4人が話している間に、初級インベスは爆発した
「まさの仕事おわりー」
「「「「1体かよ!!!!」」」」
「……しょーがないなぁ」
ウサートはやはり寝転んだまま、カッティングブレードを倒した
〝マサキスパーキング!!!〟
マサノコは再び動き出しインベス達に向かって行く、が
今度は狙いを定めていないのか、周りの壁や建物を破壊しながら暴れ回る
「「「「テキトーかよ!!!!」」」」
仕方ないので、マサノコに気を付けながら生玄達もインベスに向かって行く
「うらぁ!」
「キキッ!」
童道丸で初級インベスを斬りつける鎧工
「おっと!」
足下を走るマサノコを避けながら、初級インベスと距離を置く
(ややこしくしやがって……まーちゃんの奴!)
275
:
nOTRcORru
:2014/09/10(水) 18:17:03
>>274
第7話 その14です。
やはり『イクタ』は意識します。
読んで楽しいモノを目指していますが、自分が書きたい事も忘れずに続けます。
276
:
nOTRcORru
:2014/09/12(金) 12:34:08
鎧工はカッティングブレードを倒した
〝ハルカスカッシュ!〟
「くらえ!」
童道丸からオレンジ色のエネルギーがシャワーの様に放たれる
「キキーッ!」
エネルギーを浴びた初級インベスは爆発した
再びマサノコが近づいて来る
「うわっ! ……メンドくせーなコイツ! どういう個性反映だよ!?」
心の中で悪態をつきながら別の初級インベスに向かう鎧工
自分の個性反映がわからない苛立ちを、暴れ回り周りを破壊するマサノコにぶつける
「多分あれやろ? イベントで必殺技とかなんかで言っとったやつ。火の玉が追い続けるみたいな?」
エリナ魔砲でシカインベスを撃ちながら生玄が答えた
メンバーはイベントのコーナーで質問に答えることがある
そこで様々な名言やネタが生まれることも多々あるのだが
「確かになんか言ってたかも……生田さん、よく覚えてましたね」
「昨日の夜、色々調べっとったけんね。みんなの発言やアンケートの答えとかでモチーフのライダーを探しよったから」
「そう言えば、前にハルもなんか書いた気が……ああっ!」
何かを思い出した鎧工
「まさか……いや、試してみるか!」
277
:
nOTRcORru
:2014/09/12(金) 12:35:52
>>276
第7話 その15です。
ハル、ハレルヤ?
278
:
nOTRcORru
:2014/09/12(金) 21:34:09
鎧工は童道丸を構え、インベスの大群に向かって行く
「うおおおおおおりやああああああっ!」
「キキッ!」
「ギィエッ!」
「ブルルッ!」
近くのインベスを手当たり次第に斬りつけて行く鎧工
手にしている童道丸の刀身から、オレンジ色のエネルギーが飛沫の様に飛び散る
その量は、振れば振るほど増えていく
「ハルがアンケートに書いたのは……『必殺! 汗とばし』だ!」
童道丸を振れば、エネルギーが汗の様に飛び散る
これこそが、汗かきの工藤の個性を反映したハルカアームズの真の力である
「でも、普通にオレンジの果汁が飛び散ってるだけだろ……コレ」
汗かきは体質であり、工藤の特技ではない
やはり譜久村や生田の様に、特技を活かして欲しかった様だ
「……ま、気を取り直していくか!」
童道丸と無双セイバーを合体させ、ハルカロックシードをセットした
〝ロックオン!! イチ!! ジュウ!! ヒャク!! セン!! マン!!〟
「気合入れていくぞーっ!」
鎧工の狙いは、周りに集まっていた初級インベス・コウモリインベス・シカインベス
無双セイバー ナギナタモードを思いっ切り振る鎧工
〝ハルカチャージ!!〟
279
:
nOTRcORru
:2014/09/12(金) 21:36:11
>>278
第7話 その16です。
本日2回目。
本話もあと少し。
280
:
名無し募集中。。。
:2014/09/12(金) 22:40:35
汁飛ばすとかふなっしーか(笑)
281
:
nOTRcORru
:2014/09/15(月) 17:12:31
刀身から放たれた大量のオレンジ色のエネルギーが、豪雨の様に降り注いだ
「キキーッ!」
「ギィエーッ!」
「ブルルーッ!」
3体のインベスは爆発した
「よし! どんどん行くぞー!」
「くどぅー、やる気満々じゃん。あたしの方も手伝って!」
「任せて下さい、鈴木さん!」
鎧工は無双セイバーから童道丸を外しズックルの元へ走る
〝カマキリモード!!〟
「そーれっ!」
ズックルはインベス2体を鎌で挟み、走って来る鎧工に向かって投げた
「よし来い!」
〝ハルカオーレ!!〟
鎧工はカッティングブレードを倒し、飛んで来るインベス2体を無双セイバーと童道丸の二刀流で斬りつけた
「「ギィエーッ!!」」
「よっしゃっ! 鈴木さん、どんどん下さい!」
「オッケー! それっ!」
ズックルは手近なインベスを捕まえ、鎧工に向かって投げて行く
〝ハルカスカッシュ!〟
〝イチ!! ジュウ!! ヒャク!! ハルカチャージ!!〟
〝ハルカオーレ!!〟
282
:
nOTRcORru
:2014/09/15(月) 17:16:19
>>281
第7話 その16です。
DVDマガジンでふなっしーみたいな格好になっていたのでネタとして大丈夫かと思いましたが、
いかがでしょうか。
283
:
nOTRcORru
:2014/09/16(火) 19:22:31
次々にインベスを撃破する鎧工
それを見た石武は
「鈴木さん、くどぅーに任せ過ぎですよ」
「くどぅーがやる気だから良いかなって」
「あゆみん大丈夫。今回、必殺技とか出しても全然体力使わないみたいだし」
「どう言う事?」
過去のライダーバトルでは、必殺技や特殊効果を発動する為に装着者の体力をエネルギーに変換する仕様になっていた
しかし、今回はロックシードからエネルギーを供給する仕様に変更されているのだ
「連続で必殺技を使っても、ハル達は疲れないって事!」
「やっぱりそうったいね」
「生田さん、知ってたんですか?」
「なんとなくね。それに、アレ見たら間違いないやろ?」
生玄が指差したのはウサートだ
「つまんないなーう……つまんないうー……つまんなういーな……」
〝マサキスパーキング!!!〟
〝マサキスパーキング!!!〟
〝マサキスパ
「「「うるさいわ!!!」」」
寝転びながらカッティングブレードを倒しまくるウサート
一方のマサノコは、フリーステージのエリアを縦横無尽に暴れ回る
「さっきからずーっとあのまんまやけんね」
ウサートは少しも移動していなかったが、必殺技を連発している
「……確かに、何度も必殺技を出しても大丈夫みたいですね」
「今回のライダーバトルは、衣梨達自身の成長が目的やけん。多分、動く以外で体力を使わせない様にしてるって事やろ」
「なるほど。じゃあ遠慮なく、必殺技で一気に決めちゃいますか!」
284
:
nOTRcORru
:2014/09/16(火) 19:25:57
>>283
第7話 その17です。
『イクタ』の設定との違いを解説していますが、
解釈は合っている、のでしょうか?
285
:
nOTRcORru
:2014/09/17(水) 21:26:53
石武は無双セイバーにアユミロックシードを取り付けた
〝イチ!! ジュウ!! ヒャク!! アユミチャージ!!〟
生玄はエリナ魔砲をドライバーモードに変え、カッティングブレードを倒した
〝エリナスカッシュ!〟
鎧工とズックルもカッティングブレードを倒す
〝ハルカスカッシュ!〟
〝カノンスカッシュ!〟
初級インベス2体はロイヤルブルー色のエネルギーを浴び、
コウモリインベスは黄緑色のエネルギーを打ち込まれ、
シカインベスとライオンインベスは緑色のエネルギーに包まれ、両側からオレンジ色と緑色のキックに潰されて爆発した
「これで集まったインベスは全部倒したやろ」
「必殺技に体力を使わなくなったけど、ちょっと疲れたね」
「いやいや。呼び寄せたの鈴木さんですからね」
「そうだった。ゴメンゴメン」
小柄な石武に、巨大なズックル カノンアームズが手を合わせて謝る
「うおっ!?」
鎧工足元をマサノコが走る
「まだ動いていたのかよ……」
「つまんなーう……つまんぬうー……つなんーう……」
ウサートはカッティングブレードを倒し続けていた
「まーちゃん、インベス退治は終わっ
「はっ! スイカ割りー!」
ウサートは勢い良く起き上がり、マサノコを持ってズックルの元へ走る
286
:
nOTRcORru
:2014/09/17(水) 21:27:55
「いや、鈴木が入ってるから割らないで」
「そうでしたぁー……」
ガッカリしたウサートは、地面に倒れ込んだ
しかし、すぐに起き上がった
「ってか、鈴木さんだけ大っきいのずるくないですか!?」
「「「「今さら!?」」」」
「香音ちゃんの個性反映の結果やけん。欠点もあるやろうけど」
ズックル カノンアームズを見上げる生玄
「絶対に言うなよ、生田」
「アレですよね。たしか、ズッキドム?」
「「「「それを言うならリックドム」」」」
リックドムとは、朝の帯番組にゲスト出演した際に出たメカの名前である
鈴木が自らの体型を話題にした際に、司会者の口から出たものだ
知らない場合は、WEB検索をしてみましょう
「優樹ちゃんの言う通り、香音ちゃんの個性反映の1つはメカに乗るって事っちゃろ」
「まあ、大体はわかったので良いとして。これからどうします?」
「バトルの前にインベス退治って事でしたけど、バトルします?」
大体のメンバーが、インベス退治で疲れている
今すぐにバトルとなると、体力が持たないだろう
「またドルーパーズに戻ろっか。インベスを減らす事は出来たけん」
「上の階でシャワーが浴びられるんで、みんなで行きません?」
「良いねぇ! ウチも結構汗かいたんだよね! くどぅー程じゃないけど」
「うるさいわ! ほら、まーちゃんも行くよ!」
生玄・鎧工・石武、そしてズックル・ウサートを合わせた5人がドルーパーズへ向かう
「なんか、どんどん人数が増えてるったい。今の所、参加者は8人。残りの2人は……」
──
287
:
nOTRcORru
:2014/09/17(水) 21:31:22
>>285-286
第7話 その18です。
本話もあと少しです。
ダレてきた自覚がありますが、ここから正念場。
気合を入れて行きます。
288
:
名無し募集中。。。
:2014/09/17(水) 21:56:30
果たして鎧武終わるまでに完結するのか?!w
289
:
nOTRcORru
:2014/09/19(金) 21:47:25
「うわっ!」
ホットピンクのエネルギーを浴びながら倒れ込むマシュバロン
生田達がインベスと戦っているのと同じ頃
大きな倉庫の中で、マシュバロンと謎のライダーが戦っていた
「強い……きゃあっ!」
謎のライダーの無双セイバーが火を吹く
起き上がり、積み上げられたドラム缶に身を隠すマシュバロン
「容赦ないんですね……」
「長引かせたくないの。このバトル」
「だからって、不意打ちまでして……きゃあっ!」
再び無双セイバーの射撃が襲う
「戦いたくなかったら、ロックシードを渡して」
「それは出来ません!」
「そう。仕方ないわね」
謎のライダーが、カッティングブレードに手を伸ばす
(聖、このまま負けるの!? ダメ……えりぽんとの約束が──)
バトル終了まで、残り9時間14分
第7話【大鎌でスカ?リックドム?】
290
:
nOTRcORru
:2014/09/19(金) 21:52:31
>>289
第7話 その19で完結です。
やはり『鎧武』終了までには終わらないと思います。
ようやく半分終わった所ですので。
291
:
nOTRcORru
:2014/09/20(土) 23:08:24
【第8話 予告】
逃がさないよ
まさか……あなたは!?
〝ソイヤッ!〟
ウチ達と違うみたい
負ける訳にはいかないの
第8話【マシュバロンの心強い味方、◯◯っ◯ー◯!】
292
:
nOTRcORru
:2014/09/20(土) 23:10:37
>>291
予告でした。
明日の『鎧武』が楽しみです。
そして、本作はしぶとく続きます。
293
:
名無し募集中。。。
:2014/09/21(日) 01:52:34
なんだこの伏せ字は?会話から3人…新たな人物……普通に考えれば○○だろうけど…誰だ?『さやっしーっ!』で良いやw
294
:
nOTRcORru
:2014/09/21(日) 23:54:07
■マシュバロン
譜久村聖が変身する仮面ライダー。形状はバロンと同じで、赤色がホットピンクになっている。ドライバーの音声は洋風。(カモンッ!)
□ミズキアームズ (クイーン オブ ドラム!!) (Queen of Drum!!)
ミズキロックシードで変身する。形状はマンゴーアームズと同じで、赤色がホットピンクになっている。
□ミズキスティックス
ミズキアームズ専用のメイス。マンゴーパニッシャーと違い柄が短く2本1組で、譜久村は太鼓のバチの様に扱う。
■生玄(いくげん)
生田衣梨奈が変身する仮面ライダー。形状は龍玄と同じで、緑色が紫色になっている。ドライバーの音声は中華風。(ハイーッ!)
□エリナアームズ (魔・砲・チャーシューメン!!)
エリナロックシードで変身する。形状はブドウアームズと同じで、紫色が黄緑色になっている。
□エリナ魔砲
エリナアームズ専用の多銃身ハンドガン。ブドウ龍砲と違いグリップが伸びて、生田はゴルフクラブの様に扱う。
■鞘武(さやむ)
鞘師里保が変身する仮面ライダー。形状は鎧武と同じで、金色が青色になっている。ドライバーの音声は和風。(ソイヤッ!)
□リホアームズ (玉砕 ブロークン!!)
リホロックシードで変身する。形状はパインアームズと同じで、金色が赤色になっている。
□リホケンダマ
リホアームズ専用のフレイル。形状はパインアイアンと同じで、鞘師はけん玉の様に扱う。
295
:
nOTRcORru
:2014/09/21(日) 23:58:29
>>294
設定の一部です。
以前も投下しましたが、再度。
296
:
nOTRcORru
:2014/09/22(月) 19:48:43
■ズックル
鈴木香音が変身する仮面ライダー。外観はナックルと同じ。ドライバーの音声はロック風。(ギュイーン!)
□カノンアームズ (大鎌 ビッグマンティス!!)
カノンロックシードで変身する。形状はスイカアームズと同じで、赤色も緑色になっている。他のロックシードに比べ、【現状未公開情報】。転がって移動や体当たりをする大玉モード、巨大な人型になるヨロイモード、頭頂部が高く伸び両手に鎌を装備したカマキリモードがある。
□カノン双刃鎌 (そうじんけん)
カノンアームズ専用の薙刀および鎌。スイカ双刃刀と違い、カマキリモードでは2つに分けて両手に逆手持ちで装備する。
■クボドン
飯窪春菜が変身する仮面ライダー。外観はグリドンと同じ。ドライバーの音声は洋風。(カモンッ!)
□ハルナアームズ (ベリー ハイ トーン!!) (Very High Tone!!)
ハルナロックシードで変身する。形状はドングリアームズと同じで、茶色がハニー色になっている。
□ハルナハンマー
ハルナアームズ専用の槌。形状はドンカチと同じだが、【現状未公開情報】。
■石武(いしむ)
石田亜佑美が変身する仮面ライダー。形状は鎧武と同じで、金色が銅色になっている。ドライバーの音声は和風。(ソイヤッ!)
□アユミアームズ (シュシュッとキレる!!)
アユミロックシードで変身する。形状はイチゴアームズと同じで、赤色と緑色がロイヤルブルーになっている。
□アユミクナイ
アユミアームズ専用のクナイ。形状はイチゴクナイと同じで、キレ味は抜群。
297
:
nOTRcORru
:2014/09/22(月) 19:51:27
>>296
設定の一部その2です。
一部シークレット箇所ありです。
本編は今しばらくお待ちくださいませ。
298
:
nOTRcORru
:2014/09/23(火) 20:26:55
時間は遡り、生田達4人がフリーステージに着いた頃
小田・佐藤・飯窪の3人が近くを歩き回っていた
「食べる所、ありませんね」
「まさ、お腹すいたー」
「方向は合ってると思うんだけど……」
時刻は午前10時を過ぎている
朝食を摂っていない3人は、生田や石田達が行ったと言う場所=ドルーパーズを探していた
「スイカ!」
「「え??」」
佐藤が指差した方向を見ると、空に巨大なスイカの様な物体が浮いていた
「飯窪さん、アレって……」
「うん、誰かのアームズだと思う。あの色はきっと
「スイカ割りなーうっ!」
佐藤はスイカに向かって走って行く
「ちょっと、佐藤さん!?」
「ああ……行っちゃった」
残された小田と飯窪
「どうします?」
「きっと鈴木さんのアームズだと思うけど……」
299
:
nOTRcORru
:2014/09/23(火) 20:28:53
考える飯窪
「こっそり近付きますか?」
「うーん……あれ?」
視界の端にある人物を捉える
「譜久村さん?」
倉庫が建ち並ぶエリアに入る譜久村を発見した
「1人か」
「でも、何か追い掛けてる様に見えますけど」
「行ってみよう! 譜久村さんのロックシードを手に入れるチャンスがあるかもしれないし」
どうしても強いロックシードを手に入れたい飯窪
ライダーバトルで優勝候補と言われる生田
その生田を追い込んだ譜久村のミズキアームズの性能を高く評価している様だ
「小田ちゃんの個性反映を活かせば、今度こそ勝てるかもしれない!」
「飯窪さんの個性反映はどうなったんですか?」
「まだわかんないけど……とにかく追い掛けよう!」
譜久村を追い掛ける飯窪
「あれ? 私がリーダーだったんじゃ……」
首を傾げながら飯窪を追い掛ける小田であった
300
:
nOTRcORru
:2014/09/23(火) 20:33:06
>>298-299
第8話 その1です。
予告でネタバレしない様にしつつ、ヒントも込めつつ。
後半戦、頑張ります。
301
:
nOTRcORru
:2014/09/25(木) 21:08:36
──
更に時間は遡り、生田達4人がフリーステージに移動し始めた頃
譜久村は、ライダーの姿を見かけていた
そのライダーが向かったと思われる方へ進み、大きな倉庫が並ぶ工場地帯まで来ていた
「こっちに来たのは間違いないと思うんだけど……」
辺りには倉庫が幾つも並んでいる
「どこかに隠れてるのかも。一応……変身!」
〝ミズキアームズ クイーン オブ ドラム!!〟
譜久村はマシュバロンに変身し、一番近くの倉庫に脚を踏み入れた
「ごめんくださーい……なんて言っても、出て来る訳ないか」
倉庫の中に人影はなかった
資材やドラム缶が幾つか置かれているだけである
「ここじゃないみたい。隣の倉庫に行ってみよう」
マシュバロンが倉庫を出ようと振り返った瞬間
「きゃっ!」
足元に銃弾が飛んで来た
「誰っ!?」
再び倉庫へ振り返るマシュバロン
ミズキスティックスを構え、辺りを見渡す
302
:
nOTRcORru
:2014/09/25(木) 21:12:04
>>301
第8話 その2です。
『鎧武』が終わってしまいますね。
303
:
nOTRcORru
:2014/09/26(金) 23:57:39
■ウサート
佐藤優樹が変身する仮面ライダー。形状はブラーボと同じで、黄緑色がエメラルドグリーンになっている。ドライバーの音声はロック風。(ギュイーン!)
□マサキアームズ (ミス デンジャラス!!) (Miss Dangerous!!)
マサキロックシードで変身する。形状はドリアンアームズと同じで、緑色がエメラルドグリーンになっている。
□マサノコ
マサキアームズ専用の鋸で2本装備している。トゲがキャタピラの様に回転し地面を走行する。
■鎧工(がいく)
工藤遥が変身する仮面ライダー。外観は鎧武と同じ。ドライバーの音声は和風。(ソイヤッ!)
□ハルカアームズ (我が道 オンリー スタイル!!)
ハルカロックシードで変身する。外観はオレンジアームズと同じ。
□童道丸(ドウドウマル)
ハルカアームズ専用の片刃剣。外観は大橙丸と同じだが、振り続けると刀身から果汁の様な液体を撒き散らす。
■小田影(おだかげ)
小田さくらが変身する仮面ライダー。外観は黒影と同じ。ドライバーの音声は和風。(ソイヤッ!)
□サクラアームズ (歌姫 シングアソング!!)
サクラロックシードで変身する。形状はマツボックリアームズと同じで、焦げ茶色がラベンダーになっている。
□影桜(カゲオウ)
サクラアームズ専用の長槍。形状は影松と同じだが、装着者の声を振動に変換しダメージを与える。
304
:
nOTRcORru
:2014/09/27(土) 00:00:13
>>303
設定の一部その3です。
本編は今しばらくお待ちくださいませ。
305
:
名無し募集中。。。
:2014/09/30(火) 01:40:24
この投稿してるやつって何の為にやってんだ?いや割とマジで
306
:
名無し募集中。。。
:2014/09/30(火) 06:57:16
そんな事言わないでよ楽しみにしてる自分みたいなのもいるんだし
307
:
名無し募集中。。。
:2014/10/01(水) 15:59:44
マシュバロンが倉庫を出ようと振り返った瞬間
「きゃっ!」
足元に銃弾が飛んで来た
「誰っ!?」
再び倉庫へ振り返るマシュバロン
ミズキスティックスを構え、辺りを見渡す
「そこまでよ。あなたの希望、奪い取ってあげる」
「あ、あなたは・・菅谷さん?!」
現れたのはBerryz工房菅谷梨沙子だ。
梨沙子は赤い指輪を取り出すと左手の中指にはめ、静かに呟いた
「変身 」
フレイム。プリーズ
リー!リー!リーリーリー!
308
:
名無し募集中。。。
:2014/10/01(水) 16:13:03
「え?!菅谷さんもライダーだったの?!」
突然のことに狼狽えるマシュバロン
梨沙子はマシュバロン銃口を突きつけた
「私は人々の希望を絶望に変える魔法使い。仮面ライダールィサーコよ!」
「りさーこ?!」
上手く言えないマシュバロン。しかしルィサーコが放つ重苦しいオーラが鎧越しでもビリビリと伝わり、只者ではない事を感じた。
「菅谷さん、何が目的なんですか?」
「言ったでしょ?私は皆の希望を奪い取るのが仕事なの。あなたを死への恐怖で絶望させてあげるわ」
その口調はとてもハロー!プロジェクトの先輩のものとは思えない。
誰かに操られている?
どちらにしても聖には時間があまり無い。
309
:
名無し募集中。。。
:2014/10/01(水) 16:24:05
カモン!ミズキスパーキング!
「菅谷さん、ごめんなさいっ」
ここはは一先ず梨沙子に気絶して貰おうと考えたマシュバロン。
ルィサーコに向かって鋭い槍先の必殺技を放つ。
しかしルィサーコはそれを片手で簡単に受け止めてしまった。
「っ?!」
「ふふっ、甘い攻撃ね。私の力を見せてあげる」
SATOYAMAタイム!セットアップ!
ルィサーコは腕に装着したタイマーの針をクルリと回すとマシュバロンを投げ飛ばし、タイマーのスイッチを入れた。
スタート!
310
:
名無し募集中。。。
:2014/10/01(水) 18:15:28
ちょっといきなり作風変わってるし!?wコテないから別の作者さんかな?なんとなく某外伝の作風に似てるような?
311
:
nOTRcORru
:2014/10/01(水) 23:45:37
「……どこ?」
ライダーの姿は見当たらない
「銃撃って事は……えりぽん?」
知っているライダーを思い出そうと視線を上げる
視界の端に、上から落ちて来る物体を認めた
「え、何っ!?」
慌てて顔ごと上を向きながら、身体を後方へ移動させる
ギリギリの所で避け、衝突を免れたマシュバロン
「逃がさないよ」
マシュバロンの前に現れたのは、仮面ライダーだった
謎のライダーが振り下ろした剣を、ミズキスティックスで受け止める
動きを止めた所で、やっと相手の姿を確認するマシュバロン
「その色! まさか……あなたは!?」
右手には無双セイバー
左手には大きな盾を持つ白いウエアのら
その姿は『鎧武』の斬月 メロンアームズに似ているが、鎧の色は淡いピンク色になっている
モーニング娘。'14の淡いピンク色と言えば、1人しかいない
「ライダーバトルに参加してるなんて……信じられません」
「自分でもそう思うよ。でも、仕方ないの。やらなきゃいけない事だから」
312
:
nOTRcORru
:2014/10/01(水) 23:53:53
>>311
第8話 その3です。
『鎧武』が終わり『鎧娘。'14』から分岐して外伝(?)が始まっています。
最後まで読みたいのですが、いかがでしょうか。
先日の問い掛けについては、全て書き終えた後にお返ししようと考えています。
313
:
nOTRcORru
:2014/10/04(土) 21:35:26
謎のライダーはバックステップでマシュバロンから離れ、無双セイバーから銃弾を放つ
「きゃあっ!」
至近距離からの銃撃に、マシュバロンは防御も回避も追いつかない
体勢を崩すマシュバロンに、謎のライダーが接近する
「はあっ!」
「きゃっ!」
無双セイバーで斬られるマシュバロン
ミズキアームズの鎧に、どんどんダメージが蓄積されていく
「このままじゃやられちゃう!」
マシュバロンはミズキスティックスを振り回し、謎のライダーを牽制した
謎のライダーは再び距離を置き、無双セイバーで銃撃する
「危ない!」
素早く物陰に移動し隠れるマシュバロン
「逃がさないって言ったでしょ」
無双セイバーで銃撃しながらマシュバロンの元へ向かう謎のライダー
「こうなったら……必殺技しかないよね!」
〝カモンッ! ミズキスパーキング!!!〟
マシュバロンはカッティングブレードを倒し、物陰から飛び出した
314
:
nOTRcORru
:2014/10/04(土) 21:43:06
>>313
第8話 その4です。
外伝はしぶとく続きます。
>>307-309
は外伝の外伝になるのでしょうか。
続きが気になります。
315
:
果実の想い作者
:2014/10/05(日) 00:36:14
>>307-309
少なくとも自分ではないです
あどうもお邪魔しました
ここのお話のリズム感大好きで常連ですw
316
:
名無し募集中。。。
:2014/10/05(日) 10:12:02
ベリ編の作者さんも来てたのねw
なんとなくデレートの作風ぽいなぁって思ったんだけど?
317
:
nOTRcORru
:2014/10/06(月) 22:56:23
「ごめんなさい!」
ミズキスティックスを振り、ホットピンクのエネルギーを飛ばした
直ぐに走り出し倉庫の出口に向かうマシュバロン
「逃がさないってば」
謎のライダーは慌てる様子もなく、左手に持つ大きな盾でエネルギーを受け止める
そして、マシュバロンに向けて跳ね返した
「うわっ!」
ホットピンクのエネルギーを浴びながら倒れ込むマシュバロン
「強い……きゃあっ!」
重月の無双セイバーが火を吹く
起き上がり、積み上げられたドラム缶に身を隠すマシュバロン
「容赦ないんですね……」
「長引かせたくないの。このバトル」
「だからって、不意打ちまでして……きゃあっ!」
再び無双セイバーの射撃が襲う
「戦いたくなかったら、ロックシードを渡して」
「それは出来ません!」
「そう……仕方ないわね」
重月が、カッティングブレードに手を伸ばす
(聖、このまま負けるの!? ダメ……えりぽんとの約束が──)
318
:
nOTRcORru
:2014/10/06(月) 23:00:41
>>317
第8話 その5です。
が、手抜きみたいで申し訳ありません。
常連様の存在が知れて嬉しいです。
しかも、他スレの作者の方とは驚きです。
まんまと熊井さんに騙されました。
319
:
nOTRcORru
:2014/10/09(木) 00:23:10
▼
「あの譜久村さんが押されてる……」
「流石ですね、大先輩って」
譜久村を追い掛けて来た飯窪と小田
バトル中の2人に見付からない様に隠れていたのだ
「ライダーバトルは初めてのハズなのに……」
「このままだと譜久村さんのロックシードが取られちゃいますね」
「そうじゃん!」
自分のロックシードは弱い
だから、強いロックシードを手に入れたい
と、飯窪は考えている
「譜久村さんのロックシードが取られたら、私ますます勝てなくなっちゃう……」
優勝候補の生田に加え、初参加の石田との2人を相手にしても負けなかったミズキアームズ
他のメンバーの手に渡れば、勝算は益々下がるだろう
「小田ちゃん、加勢するよ!」
「どっちにですか?」
「え?」
「え?」
320
:
nOTRcORru
:2014/10/09(木) 00:23:59
小田からの質問に固まる飯窪
「もちろん譜久村さん側に……」
「私達、不意打ちしているので警戒されますよ」
「た、確かに……」
その模様は第6話をご覧ください
「じゃ、じゃあ……」
「反対に付いても、譜久村さんに私達の狙いをバラされて攻撃されますよ」
「た、確かに……じゃあ、どうしよう?」
どちらに付いても良い事は無さそうである
「このバトルの結果を見てから考えませんか?」
「そ、そうだね。うん、そうしよ
〝ソイヤッ!〟
「「え??」」
突然、カッティングブレードを倒す音が聴こえた
321
:
nOTRcORru
:2014/10/09(木) 00:29:27
>>319-320
第8話 その6です。
物語が面白くなる様に、これから絞り出します。
気合を入れて行きましょう。
例え、遅くなっても。
322
:
名無し募集中。。。
:2014/10/12(日) 01:34:53
DIYドラゴン!
突如小型のログハウスが出現し投げ飛ばされたマシュバロンは中に閉じ込められてしまった。
スムージードラゴン!
そしてルィサーコが再度タイマーのスイッチを入れるとハウスの中を濃緑のドロリとした液体が埋め尽くした。
嗚咽するほどの臭いが部屋の中を充満しマシュバロンは堪らずドアに向かってダッシュする。
「・・っ開かない」
カギが掛かっているのかドアは押しても引いてもビクともしない。
異臭のせいか室内の酸素が薄いのか、徐々に意識が朦朧とし始める。このままではマズい
・・力ずくでドアをこじ開けるしかない。
マシュバロンがそう判断しカッティングブレードに手をかけたその時
石井ドラゴン!
何者かの気配を感じ振り返る。すると満面の笑みを浮かべた中年男性がこちらを見つめている。それが石井さんであると認識したマシュバロンはそのまま気絶してしまった。
323
:
名無し募集中。。。
:2014/10/12(日) 01:54:35
程なくしてログハウスから聖を背負ってた石井さんが現れた。
「「譜久村さん!」」
その瞬間物陰からさくらと飯窪が飛び出してきた。石井さんは一瞬驚いたように目を丸くしたが気を失った聖に駆け寄り心配そうに見つめる二人を見ると直ぐに元の屈託の無い笑みを浮かべた。
「おや、君たちもいたのかい」
さくらと飯窪は言葉を無視し聖を解放しながら必死に名前を呼びかけている。
「石井さん、あれを」
「あぁ、はいよ」
ルィサーコに呼び止められた石井さんは掌の中で微かに光を放っている錠前を彼女に放り投げた。
ーー聖のロックシードだ。
「ふふっ、なんて簡単なの。しかも・・鴨が葱を背負ってくるとはこのことね」
ルィサーコはさくらと飯窪を舐めるように見つめた。
324
:
名無し募集中。。。
:2014/10/12(日) 02:18:09
ルィサーコはさり気なく石井さんに合図を出した。さくら達は聖に気を取られている。上手くすれば何もせずに更に二つのロックシードが奪えるかもしれない。石井さんはこくりと頷いた。
ゆっくり二人に近づいて行く・・ジリジリと・・
「そこまでだ」
突如入口の方から白服の男が現れた。
ルィサーコはその男に見覚えがあった。
「お前は・・タチバナの」
現れたのは今大会の主催、モーニング娘。’14のメンバーにライダーとしての力を与えたタチバナの白服だ。
「菅谷梨沙子、君は今回のライダーバトルには参加していない。よってモーニング娘。のメンバーからロックシードを奪うのは反則行為だ」
白服はルィサーコの参戦がルール違反であることを説明する。
「これ以上この大会を妨害するなら容赦はしない。これは警告だ」
「貴方にそれを決める権利はないわ。この島では強い者だけが生き残る。強い者がルールなのよ!」
「ふっ・・」
325
:
名無し募集中。。。
:2014/10/12(日) 02:39:04
ルィサーコが力強く言い放った言葉に白服は不敵な笑みを見せた。
「・・何がおかしいの?」
「君がその言葉を使うには世界を知らなすぎる」
「なん・・ですって」
「試してみるか?・・小田さん、こっちへ来てください」
白服はさくらを手招くとロックシードをを渡した。
「これを使ってルィサーコを倒して下さい。まぁ本来ルール違反ですが」
「え?!で、でも譜久村さんが・・」
「譜久村さんは大丈夫です。ドライバーの左横にもう一つ鍵をハメる窪みが有りますよね?そこにこれを装着するんです」
そのやり取りを聞いていたルィサーコは高笑いをした。
「それで私に勝つつもり?舐められたものね。石井さん、行くわよ」
「はいよ」
ルィサーコは銃(ルィサーソードガン)を剣状に変形させ石井さんと戦闘のフォーメーションを組んだ。
「さぁ小田さん、変身です。飯窪さんは譜久村さんを連れて後ろに下がって下さい」
「は、はい」
白服の言葉にハッとし聖を抱えた飯窪は避難した。
326
:
名無し募集中。。。
:2014/10/12(日) 02:52:00
・・怖い。自分に出来るのか?マシュバロンの残劇を目の当たりにしたさくらは正直自身がなかった。助けを求めるように白服を見つめる。
「大丈夫です。渡したのはクラスSのロックシード。絶対に負けません」
しかし今は白服の言葉を信じるしかない。不安ながらも二つのロックシードに手をかけた。
【サクラ!】
【サクラエナジー!】
「い、行きますっ!」
ソイヤッ!
ロックシードをそれぞれドライバーにはめ込み、カッティングブレードを倒した。
【サクラアームズ!歌姫!シングアソング!】
【シンガーソング!!】ハハァッ!
327
:
名無し募集中。。。
:2014/10/12(日) 03:05:44
次回予告
クラスAの錠前でリミッターカット・・!?
現れる上級インベス
立ちはだかるルィサーコ、石井さん
「数が・・このままじゃ・・」
「大丈夫。ルィサーコは自滅します」
「?!」
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