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【学園都市】電脳神話デビチル!Ⅳ【TRPG】
82
:
シャルル
◆HTcbo8CpC2
:2015/07/04(土) 22:00:12
>「わーわー、本当だ! 本当に来てくれたんだぁ! わぁ! 嬉しいな嬉しいな!」
見た目は幼女!中身も幼女!その名はスロウスファーム領主ウェヌス!
しかも幼女は幼女でも大きいお友達が狂喜乱舞しそうなかなり理想的なフォルムの萌え幼女である。
>「ミザール! ホントありがとうねぇ! グットジョブだよ! いい仕事だよ!」
>「お褒めに与り、私、ミザール、感激の極み、恐悦至極でございます」
「うを、いつの間にっ!?」
とりあえず死亡フラグは当然のごとくへし折られたようで何よりである。
>「はい、とりあえずシャルル様、アイネ様、お疲れでしょう。
詳しい話は城内で、ゆっくりとお食事でも取りながらいかがですか?」
「ではお言葉に甘えて頂こうかしら」
あれよあれよという間に大広間に案内されるアタシ達。
道中でなついてくるウェヌスちゃんにチョコやキャラメル等を出して見せて喜ばせる。
大広間に辿り着くと、大勢の人間が拍手喝采でアタシ達を出迎えた。
しかしその中にはウェヌス達による理想的な統治体制が変わってしまう事への懸念も混ざる。
「……ちが」
>「五月蝿いんじゃあ己等! なんじゃあやるっちゅうんか!? ワシ等とやるっちゅうんかい! おお!?」
思わず弁明しようとしたとき、大学病院の院長回診よろしく大勢の手下を引き連れて怒号を飛ばしながら登場したのは――
見るからに極道さんです色んな意味で本当にありがとうございました。
83
:
シャルル
◆HTcbo8CpC2
:2015/07/04(土) 22:00:57
>「あー、キジンさん、対空防衛ありがとうございました! お疲れ様です! お陰で悪魔さん達をお迎えできました!」
>「手前、キジン・タツノと申します。イリス城の防衛に当たらせてもらってやす。
> 以後お見知りおきを。ささ、食事の準備が出来ていますのでどうぞこちらへ」
「先ほど力を貸してくれたのね。アタシからもお礼を言うわ」
もう重ね重ね本当にありがとうございましたという感じである。
そしてアイネは場が静まり返ったこのチャンスを逃さなかった。
>「その前に、言っておかなければならないことがあるですよ」
>「皆様、私はデビルチルドレンのアイネと申すですよ。皆様にはひとつ誤解があるようなので言っておくですよ。
私たちは確かにこの都市の開放が目的ですよ。しかしそれは現在の体制を覆すものではなく、あくまでゼウスの管理から救う事ですよ。
解放後も出来る限りウェヌスたちの統治はそのままに、これからは他の開放した都市との交流が出来るよう計らうですよ」
「ちなみに今までに解放した街はサブカルに音楽に美術に美食文化!
彼らとの交流でこの街の生活も更に素晴らしいものになることをお約束します。
更にゼウスの管理から世界が解放された暁には――楽しそう過ぎてご想像にお任せします!」
ここは働かなくても生きていける街なのだから余暇は猶更重要である。多分きっと。
84
:
シャルル
◆HTcbo8CpC2
:2015/07/04(土) 23:16:34
そして食堂へ移動し、絢爛豪華な宴と相成った。料理はどれも美味しく、手の込んだものだ。
「備蓄食料でこれだけのものができるなんて……きっと保存技術も凄いのね」
>「あなたはその、幼く見えるが……戦闘能力は多少なりともあるのかですよ?
それによって私たちの護衛の仕方も変わってくる故、確認したいですよ」
>「作戦としては、ゾンビによる陽動で発電所入り口に戦力を集中させ、その隙に潜入するのが得策と思われるですよ。
必要なのはウェヌスの陽動と、あとは詳細な見取り図……出来れば設計図の青写真が欲しいところですよ。
その辺の作戦をどう考えているのか、ぜひ聞かせて頂きたいところですよ」
エールを嗜みながら作戦会議を始めるアイネ(外見年齢10代半ば)。
年齢の事を言い出したらアイネどころかアタシも含め厳密には生後間もない存在なので気にしたら負けである。
「ところで発電所内にいるゾンビは人間なの? それとも死体ゾンビ?」
地下は死体ゾンビで外をうろうろしているのは人間ということらしいが、発電所はどちらなのだろうか。
この答えによって戦い方がかなり変わってくる。
85
:
シャルル
◆HTcbo8CpC2
:2015/10/01(木) 22:37:51
>「あなたはその、幼く見えるが……戦闘能力は多少なりともあるのかですよ?
それによって私たちの護衛の仕方も変わってくる故、確認したいですよ」
「えーとね、えーとね、昔3か月ほどけんどーをやったよ!」
「ですよねー!」
ウェヌスちゃんがアイネの質問に答える。
見た目に反して……という設定はなく、見た目通りであった。
続いて、ミザールさんがアタシの質問に答える。
「ご安心ください、発電所の職員も幹部である一部の人間を除きゾンビで代用されていました。
ほとんどが死体ゾンビだと思って間違いないでしょう」
「なるほどね」
依然として厳しい状況だが全部人間じゃないだけ不幸中の幸い。
が、勢い余ってその一部の人間を殺してしまわないように気を付けなければならない。
「ただし……」
「ただし?」
「発電所はこの街の要故元々通常より素体の戦闘力が高いゾンビが配置されております。
ゆめゆめ油断なさらぬよう」
要はマッチョのゾンビが多いという事か。それなんて罰ゲーム。
そんなこんなで宴の夜は更けていく……。
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