野崎維織「え……」ｼｭﾝ
パワポケ「あれ？なんか顔が暗いけど……甘いの苦手だったっけ？」
維織「餌付けするのは私の役割……」ｼｮﾝﾎﾞﾘ
パワポケ「そこかよ！？いや、そう思われても仕方ないけど……」
維織「………………ハロウィン？」
パワポケ「ああ、うん。イベントの余り物を准に押し付けられた」
維織「お菓子がないとイタズラを許してしまう日」
パワポケ「なんか認知の仕方が歪んでる気がするが……そうみたいだね」
維織「私はお菓子を持ってない」
パワポケ「うん……」
維織「…………」ｼﾞ-ｯ
パワポケ「……俺にイタズラしろと？」
維織「………」ｺｸｯ
パワポケ「ほら、ほっぺ」ﾂﾝｯ
維織「…………」ｼﾞ-ｯ
パワポケ「……何か言ってくれ」ﾂﾝﾂﾝ
維織「……」
パワポケ「維織さん？……維織〜？」ﾌﾟﾆﾌﾟﾆ
維織「…………」ﾍﾟﾗｯ
パワポケ「……何してるの？」
維織「本を読んでる」
パワポケ「……お菓子、食べないの？」
維織「虫歯になるから、食べない」
パワポケ(……相変わらずマイペースだなぁ)
維織「手が止まってる」
パワポケ「はいはい……これでいいのか？」ﾌﾟﾆﾌﾟﾆ
維織「うん……でも……エッチなイタズラじゃなかった……」ｼｮﾝﾎﾞﾘ
パワポケ「それはぶっちゃけすぎだ！？」
END