■掲示板に戻る■ ■過去ログ 倉庫一覧■
283P『息を潜める』
-
社長「………状況はわかってるな」
P「はい」
社長「お前たちの関係が悪いとは言わん」
社長「………だが、お前について嗅ぎ回っている者がいる」
P「………」
社長「……『アイドルに性行為を強要されている被害者なのではないか』と悪徳記者共がな」
P「………」
P「いったい、どうすれば…」
…………ドサッ
P「!?……これは………?」
はづき「こちらはプロデューサーさんの1ヶ月分のお給料です〜♪」
社長「ひと月だけ身を潜めろ、勿論アイドル達との接触も禁ずる、いいな?」
P「そんな……!もうみんなは俺の住居を知ってますし、連絡先も…」
はづき「はい〜、こちらが1ヶ月だけプロデューサーさんが住むお家になります〜」ペラッ
P「…………」
P「………俺の住んでるところより中が広いじゃないですか…」エキマデモチカイ…
社長「無論、通話もメールもしてはならない」
P「………」
社長「………」
社長「お前、アイドル達についてどう思ってる」
P「!!」
社長「聞くまでも無いな、アイドル達のことを本当に思うなら、ここが正念場だ」
社長「頑張れ、お前ならやれる」
P「社長………!」
はづき「アイドル達もですけど、社長はプロデューサーさんの心配をしてるんですよ〜♪」
社長「こ、こらはづき……!ゔうんっ!ほら行け!こちらのことは気にするな」
P「………失礼しますっ!!!」
タッタッタッ……ガチャッ
社長「………」
はづき「………」
はづき「寂しくなりますね〜」
社長「たかが1ヶ月だ」
はづき「………1週間持ちますかね?」
社長「………仕事に戻るぞ」
はづき(たまにご飯作りに行こっと♪)
-
────────────
P「うわぁ……こんなに良い家を一人で使っていいなんて」
P(アイドル達に負い目を感じさせたく無いから、シンプルに『旅に出ます』って置き手紙をしておいたけど、あれで良かっただろうか)
P「ソファまであるぞっ!キッチンも広い!」
P「なんだか新生活みたいで、ワクワクするなぁ」
P(仕事を頑張ってるみんなになんだか申し訳ないな……)
P「いやいや…これもアイドル達のためだ…!ほとぼりが冷めるまで息を潜めるのが俺の仕事!忘れるな!」
プルルルルップルルルルッ
P「ん?はづきさんからだ」
ピッ!
はづき『プロデューサーさん、新生活はどうですか〜♪』
P「はい!とても快適です!もうここに住みたいくらいですよ!」
はづき『それは良かったです〜♪』
P「どうかしましたか?」
はづき『あっそうでした、プロデューサーさんに伝えないといけない注意事項が少しありまして〜』
P「注意事項?」
はづき『と言っても簡単なことですので安心してくださいね』
はづき『まず【真夜中に出歩かない】【外出時はよく変装をしてから】【インターホンが鳴っても確かめずに扉を開けない】あとは……』
P「ははっ、子供じゃないんですから、大丈夫ですよはづきさん」
はづき『も〜、とても大事な事ですよー?もしかしたら命に関わる可能性も』
P「またまた」
はづき『それとですね、【絶対に元の家には戻ってはいけません】』
P「え?」
はづき『何か忘れ物しちゃいましたか?』
P「いえ、特に大事な物も無いですけど、何故ですか?」
はづき『それは……私からは上手く言えません』
P「……?」
はづき『とにかく!【絶対に】元の家には戻らないでくださいね?』
P「は、はい」
はづき『それと念のため……』
P「はい……はい………わかりました」
ピッ!
P「なんだったんだ一体………」
P「あっ!もうすぐ霧子ラジオの時間だ!いそげいそげっ」ウキウキ
-
────────────
1日目
チュンチュンッ!
P「んっ、ふぁ…今日も良い朝だ……」
P「………いや、仕事は無いんだった、こんなに早く目が覚めるなんて」
P「…………」
P「ピザトーストでも作ろう」
テレビ『ほわっ、この子は新入りの鳩さんですねっ』
P「真乃は動物の番組と合うよなぁ」モグモグ
トクトクトクトクッ
P「んっ……自分で作るコーヒーもわるくないな」
P「冷蔵庫の食材も買いだめしてあるみたいだし、しばらく料理に没頭しようかな」
P「…まぁ、恋鐘ほど上手くはできないだろうけど」
P「……………」パクッ
モグモグ
P「ふぅ……俺がいなくても、みんな上手くやれるだろうか…」
P「………いやいやいやいやいやいや」
P「何を言ってるんだ俺は、もうみんな立派なアイドルじゃないか」
P「俺がいなくてもやっていけるはずだ」
P(これから1ヶ月アイドル達と会えないのか……)
P「なんだか長く感じるなぁ…」
-
シャニPの日常に組み込まれてる霧子強い
-
────────────
7日目
P「暇だ……」
P「ライブ映像を見返そうにも、DVDは前の家にあるしな…」
P「…………」
P「……あっ、そうだ、ネットで配信されてる物を見ればいいじゃないか」
ゴソゴソ
P(………、そういえばはづきさんに───)
──────
はづき『いいですか?プロデューサーさん?以上で注意事項は全てですが、アイドル達と連絡を取ることが無いよう、この通話の後は携帯の電源を切ることをオススメします』
P「えっ、でもそれじゃはづきさんや社長と連絡できなくありませんか?」
はづき『これからは直接会いに行きますので大丈夫ですよ〜』
P(アイドル達と連絡するのがそんなに良くない事なのだろうか…)
はづき『今アイドル達と連絡くらいって思いましたね?』
P「えっ、は、はい…」
はづき『プロデューサーさん、アイドル達に“どうしても会いたい”って言われたら、断れますか?』
──────
P「………」
P「まぁ、インターネットで調べたりするだけだから……」
P「………」
P「…………?」
『通知 999+』
P「…………」
P「………………?」
スイッスイッ
『プロデューサーさん、会いたいよ、もう会えないの?ねぇ、プロデューサーさん……』
『また一緒にお仕事行きたいよ、プロデューサー、どこにいるの?』
『プロデューサーさま…今どちらにおられるのですか……』
『ふゆのメールを無視するなんていい度胸ね?……返事くらいしなさいよ、バカ』
『余計なお世話かもしれないけどさー、何かあったなら少しくらい相談してくれよ』
『❤️が送られてきました』
『何処にいるの、カトレアが会いたがってるわ』
『プロデューサーいつ戻ってくるんですかー、まぁ別にどうでもいいですケドー』
『あー、急だけどさ、単四電池持ってない?』
『マジヤバいって!あさひちゃんがプロデューサーの椅子から離れないんだけど!』
P「」
-
P「いや、まだ1週間だぞ………!?」
P「な、なんなんだこれは……一部のアイドルは安心できるが、この通知の数は明らかに異様だ…」
スッ…
<『既読』
P「あっ、間違えて開いてしまった」
ピコンッ!
P「………?」
ピコンッ!ピコンッ! ピコンッ!ピコンッ!ピコンッ! ピコンッ!ピコンッ!ピコンッ! ピコンッ!ピコンッ!ピコンッ! ピコンッ!ピコンッ!ピコンッ! ピコンッ!ピコンッ!ピコンッ! ピコンッ!ピコンッ!ピコンッ!ピコンッ!ピコンッ!ピコンッ! ピコンッ!ピコンッ!ピコンッ! ピコンッ!ピコンッ!ピコンッ!ピコンッ!ピコンッ! ピコンッ!ピコンッ!ピコンッ! ピコンッ!ピコンッ!ピコンッ! ピコンッ!ピコンッ!ピコンッ! ピコンッ!ピコンッ!ピコンッ! ピコンッ!ピコンッ!ピコンッ! ピコンッ!ピコンッ!ピコンッ!ピコンッ!ピコンッ!ピコンッ! ピコンッ!ピコンッ!ピコンッ! ピコンッ!ピコンッ!ピコンッ!ピコンッ!ピコンッ! ピコンッ!ピコンッ!ピコンッ! ピコンッ!ピコンッ!ピコンッ! ピコンッ!ピコンッ!ピコンッ! ピコンッ!ピコンッ!ピコンッ! ピコンッ!ピコンッ!ピコンッ! ピコンッ!ピコンッ!ピコンッ!ピコンッ!ピコンッ!ピコンッ! ピコンッ!ピコンッ!ピコンッ! ピコンッ!ピコンッ!ピコンッ!
P「な、なんだ!?!?故障か!?」
『プロデューサーさん、どこ?』
『見てるんだよね?』
『ねぇ』
『プロデューサーさん』
『プロデューサーさん』
『プロデューサーさん』
『プロデューサーさん』
『プロデューサーさん』
『プロデューサーさん』
『返事してよ、プロデューサーさん』
P「ひっ……」
-
うおおおおおおおお!!!!!!
-
ヒェッ
-
────────────
8日目
P「んっ……昨日はあまり眠れなかったな…」
<ピ-ンポ-ン!
P「………」
P「宅配なんて頼んでないが……」
『いいですか?まず【真夜中に出歩かない】【外出時はよく変装をしてから】【インターホンが鳴っても確かめずに扉を開けない】あとは…』
P「………」
<ピ-ンポ-ン!
P「……疑心暗鬼になりすぎだろうか」
<ピ-ンポ-ン!
P「………」
<ピ-ンポ-ン!
<…………
P(…なんだ、やっぱり気にしすぎか)
<…………
<ガチャガチャッ!
P「!?」
ガチャガチャッ!
ガチャガチャッ!
P「っ……っ………!」
……………
P(……………?)
ガンッ!!!
P「っ!!!」ビクッ!
…………
P(………静かになった)
P「少しだけ…ドアを開けて………」
P「……………」
P(……いや、やめておこう)
P(何故だかわからないけど、決して開けてはいけない気がした)
<………………
P(恐らく、まだそこに誰かがいる
上手く説明ができないけど、そう感じた)
-
もうバレてる!
-
今日はここまでです
-
途中からホラー作品になってるじゃないか
続きが気になる・・・
-
毎秒投稿しろ
-
ひぃん
-
こわいよー
-
ファブルだと思ったけど違った
-
ハート送ってくる甜花ちゃん可愛い
-
いや僕もう大いに戦慄ですね…
-
もうバレてないこれ……
-
既読付いてから特定されるの早すぎだろ!
教えはどうなってんだ教えは!
-
社長とはづきさんはもう…
-
誰が特定したか気になりますね
-
なんでこのPは性的暴行を受けているのにまだアイドルを求めているんですかね…
-
決定的な被害は受けていないから危機感が足りていないのかもしれない
-
もう心が…
-
真の被害者は自分を被害者だと思ってないとも言うし・・・
-
隠れ家が駅から近いのは悪手なのでは…
-
アイドルに性行為を強要されている被害者なのではないかって部分は公式ではありえないですけどけど全体的にエイプリルフールのコミュみたいな感じですね
このPには徹底的に苦悩もらいたい(ゲス顔)
-
ノクチルのローズティーが見たかったの!
-
メッセージ一番乗りが甘奈なのはやはりと言うべきか
-
樹里ちゃんだけ情報戦勝ててなさそう
あと安心そう
-
ホラー映画なら最初に出会うのは安心安全な樹里ちゃん
怖い人たちは最後の方で大暴れできるからね(真顔)
-
> 社長「……『アイドルに性行為を強要されている被害者なのではないか』と悪徳記者共がな」
ん…?
-
悪徳じゃなくてただの辣腕記者だな
-
────────────
12日目
TV『いやどこいくねーん!』ワハハッ
P「ははっ……」
P「ん、もうこんな時間か、そろそろ夜ご飯を作ろう……」
冷蔵庫<ガラッ…
P「………食料がそろそろ尽きそうだな」
P「カップ麺も冷凍食品も無さそうだし……」
P「………」
P「…………よし、買い物に出かけよう」
P「服を着替えて」シュルッ
P「ちゃんと変装もしてっと」キュッ
P「あとは……」
P「…………………」
<…………
P「………」
<…………『ピ-ンポ-ン』
P「っ………」
P「いや……アレは幻聴だ……」
<『ピ-ンポ-ン』
P「……………!」
P「大丈夫だ……大丈夫……」
<『ガチャガチャッ!ドンドンドン!』
P「……………っ!!!」
カチッ…
P「はぁ……!はぁ……!」
ガチャッ!
P「…………」バッ
P「…………」
P「……ふぅ……いないか……」
P「……家出るだけでこんなに汗が出るとは…」
P「………早く、近くのスーパーに向かおう」
-
ウィ-ン
<イラッシャイマセ-!
P(外出なんて久しぶりだな…)
P(変装してると周りに見られてる気がして、少し居心地が悪いな)キョロキョロ
P(……長持ちする野菜と…作り置きできるような料理ができて…あとアレンジもして楽しめるような……)
P(………いかんいかん、迅速に行動しなければ)
カラカラ…
P(あっ、このお野菜安いなぁ……このお肉はグラムにしては少し高いか…?)
P(うーん……)
P(………よし、今日はカレーにしよう)
P(ご飯も炊いて、具がゴロゴロのカレーライス、いいじゃないか)
ポイポイッ
P(カレールーはどれにしよう)
P(いろんな種類のカレールーを使うと美味しくなるって、恋鐘が言ってたっけ)
P(あっ、でもよく考えたら今からカレーを作るのは少し遅いか……?)
P(電子レンジで時短できるらしいけど、少し不安だな)
P(……こんな時に恋鐘に聞けたらなぁ……)
P(…………)
P(何を考えてるんだ俺は)
P(……………お酒も、沢山買っておこう)
ウィ-ン
<アリガトウゴザイマシタ-!
P(ふぅ……なんて事ないじゃないか)
P(きっと全てストレスから来る幻覚か何かだったんだ)
スタスタ…
P「………」
P「……なんだか、今日は暗いな…」
『まずは【真夜中に出歩かない】』
スタスタ…
P「………」
『もしかしたら命に関わる可能性も』
ピタッ
P「………」
P「……コンビニに寄ってアイスでも買おう」
-
──────────
P「うーん、この時期のアイスはやっぱり美味しいなぁ」
シャクッモグモグ
P(最後にアイスを食べたのは、千雪と一緒に食べた時だっけ)
P(またいつか一緒に食べに行きたいな…)
P「おっ!しかも当たり棒だ!これはいい事が………
「……プロデューサーさん……?」
P「………!?」バッ
P(し、しまった…変装してたとはいえ、つい気が緩んでマスクを外してた……!)
P(なんで……)
(なんで甜花がここに……!?)
甜花「プロデューサーさん、だよね……?」
P「……………人違いです」
甜花「で、でも…どう見てもプロデューサーさん、だよ…?」
甜花「なんで、嘘つくの……?」
P(ど、どうする……どうするどうする……!)
P(このままだと誰かに見られかねない……!)
P「…………」
甜花「プロデューサーさん…」
P「………っ!」ダッ
甜花「あっ!ま、待って………!」
タッタッタッタッ……
甜花「ぷろでゅーさーさっ…ま…まって……!」
P「悪い……甜花……!」
<きゃっ!
ズルッ!
ドサッ!
P「!!」
甜花「ひぃん……こ、こけちゃった……」
P「大丈夫か!!甜花!!」
タッタッタッタッ……
P「あ、脚挫いたのか!?すり傷とかしてないか!?」
甜花「……!、だ、だいじょうぶ…少しよろけただけ…!」
P「そ、そうか…よかった……!」
甜花「にへへ…やっぱり、プロデューサーさんだ……甜花の大好きな、優しいプロデューサーさん……」
P「甜花……?」
甜花「プロデューサーさん……ぐすっ…ぷろでゅーさーさん!!」ギュッ
P「…………っ!」ギュッ
P「ゴメン……ゴメンな……甜花……!」
-
まだ無害な相手
-
やっぱり葛藤したり苦しんだりしてるPが一番輝いてますね
-
ひぃん
-
お、感動モノかな?
-
──────────
甜花「……プロデューサーさん…」ギュ-ッ
P「……落ち着いたか…?」
P(つい、家まで連れてきてしまった……)
甜花「……」キョロキョロ
甜花「プロデューサーさんのお家、広いんだね…」
P「わかる、確かにひとりで暮らすには大きすぎるよな」
P「……もう夜ご飯は済ませたのか?」
甜花「ううん、まだ食べてない…」
P「そうか、この時間からだと簡単なものしか作れないけど、食べていくか?」
甜花「う、うん!甜花も手伝う!」
P「ははっ、とても頼もしいよ」
トントンッ
カチャカチャ
グツグツ…
P「甜花?そこの食器用意してくれるか?」
甜花「うん…任せて…!」
カチャカチャ…
P「………」
P「ところで、どうしてこんな時間に出歩いてたんだ?」
甜花「………」ピタッ
甜花「うぅ……」
甜花「プロデューサーさんがいないから……毎日探してた…」
P「………」
P(なんで探してたのか、なんて聞けないな……)
甜花「プロデューサーさんがいなくなってから……事務所のみんながおかしくなった…」
P「…………?」
甜花「なーちゃんも……千雪さんも……プロデューサーさんを探してるよ……?」
P「………そっか」
甜花「……プロデューサーさんの写真に、話しかけてる……服もプロデューサーさんの家にあるのを……」
P「えっ?なんだって?」
甜花「だから、プロデューサーさん、早く帰ってきてほしい…!」
P「………」
P「大丈夫だよ、あと少しだけだから」
P「またいつもの日常に戻ったら、一緒に遊びに行こう」
ナデナデ
甜花「あっ……にへへ……」ニコッ
………
────ピ-ンポ-ン────
-
P「……っ!!!」ビクッ
甜花「………?」
P「そ、そんな…こんな時に……!」
────ピ-ンポ-ン────
P「はぁ……!はぁ………!!!」
甜花「ぷ、プロデューサーさん…?汗、すごいよ……?」
P「……だ、大丈夫だぞ、甜花……」
P「少し、待ってれば……この音も止むから……安心してくれ……」
甜花「う、うん……」
甜花「プロデューサーさん……」
P「ゴメンな?す、少しだけ、側にいてくれ……震えが、止まらないんだ……」
甜花「………」
ギュッ
P「甜花………?」
甜花「ずっと…‥一緒にいる……!」
P「甜花……」
────────
P「ご飯を食べたら、家まで送ろうかと思ってたけど……」
P「………甜花、今日はここに泊まっていかないか?、外は、危ないから…」
P(本来ならあり得ない事だ、そんな考えをするなんてことは)
P(でも、心の底ではきっと……俺自身が甜花と一緒にいたいと思っている)
P(本当に……自分が情けない…)
甜花「い、いいの……?」
甜花「なーちゃんに電話してきていい……?」
P「あっ!ま、待ってくれ!」
P「甜花には、今日俺と会ったことはみんなに黙っていて欲しいんだ」
P「みんなに迷惑はかけられない…!」
甜花「う、うん、わかった……!」
甜花「絶対に誰にも言わない…!甜花、約束する…!」
P「………ありがとう」
甜花「あっ、で、でも……たまに遊びに来ていい……?」
P「それは………ダメだ」
甜花「うぅ……」
P「うっ……」
P「………」
P「で、電話やメールなら、いいぞ」
甜花「ほ、ほんと……!?」
P「ああ!(これ以上甜花の悲しそうな顔は見られない……!)」
P「今から新しくアドレス作るから、そっちでな?誰にも言っちゃダメだぞ?」
甜花「や、やった…!」ニヘヘ
P(かわいいなぁ)
-
──────────
13日目
甜花「じゃ、プロデューサーさん、またね…?」
P「送ってあげたいけど、2人一緒のところを見られるのはマズイからな…」
甜花「今日の夜、早速電話するね……!」
P「ああ!楽しみにしてるよ!」
P「……仕事、頑張ってな」
甜花「うん……!」
甜花「………」
P「………甜花?」
甜花「プロデューサーさん…!」
スッ…
P「っ!────」
甜花「っ───────」
P「甜花……」
甜花「………//」
甜花「ま、またね……!//」
タッタッタッタッ…
P「………」
P(……急で頭が上手く回らない…)
P(…甜花の唇は、とても柔らかかった)
P(その日は耳障りなインターホンの音は聞こえて来なかった)
P(夜にかけてきた甜花との会話はとても楽しく、今までのストレスなど全て吹き飛んだように清々しい気分で)
P(俺はその日、新生活で1番深く充実した睡眠に着いた)
-
今日はここまでです
-
甜花ちゃんがいい子すぎて涙がで、出ますよ…
でもこの先の展開が怖すぎてあーヤバい!(ヘドバン)
-
…★
-
その先は地獄だぞ
-
行くな!行くな!越えるな!
-
これは甜花ルートかな?(すっとぼけ)
-
ピ-ンポ-ン ガチャガチャッ! ドンドンドン! (続きが早く見たくて>>1の家を訪れる自分)
-
この後のヤバい展開が見えすぎてつらい・・・
でも続きを読みたくなっちゃう不思議
-
どこかで分岐があってアルストルートに入ってそう
-
ローズティーキメられそう
-
やっぱり甜花ちゃん
https://i.imgur.com/voZRUy5.jpg
-
ちゃんとはづきさんの言う事聞いたルートもあるんだろうか
-
幸福論誕生不可避
-
また誰かが突然ドアを叩く・・・
-
甜花ちゃんある所に甘菜あり
つまり…
-
なんだかんだで通い妻と化した甜花
しかし、ある日を境に語尾に☆が付くようになり…
-
恋人とか彼女とかではなく実妹感あるのでセーフ
-
>>60
気付いても気付かなくてもバッドエンドなんですがそれは
-
甜花ちゃんの次に安全なアイドルは誰なのか
-
そもそも本当に甜花ちゃんだったんですかね?
-
安全の定義を性行為をしないにした場合
果歩樹里あさひ小糸愛依にちかだと思う
-
そろそろ狩るか…★
-
4人対戦どころじゃないスマブラが実装されてしまう
-
甜花ちゃんの安否が気になって夜も寝られず昼に寝てしまう
-
>>68
まるで甜花ちゃん本人みたいなムーブだあ
-
https://i.imgur.com/FeQJPqw.png
-
にへへ…☆
-
不文律はどうなってんだ不文律は!
-
まだか
-
もう待ちきれないよ!早く出してくれ!
-
ドンドンドンッ!!
-
(続きが気になるあまり>>1の家に凸する音葉)
-
\ピンポーン/\ピンポーン/
-
──────────
16日目
コトコトコト…
P「おっと、いけないいけない…火を弱めないと焦げついちゃうな」
カチッ……
P「ふー…ふー…」
ペロッ
P「………うん、おいしいな!」
P「…いや、もう少し味が濃いめの方が好みだろうか…?」
───『ま、またね……!//』───
P(その日、みんなと会えない苦しさと孤独感に包まれていた俺は、その世界を照らす唯一の光と出会った)
───『ずっと……一緒にいる……!』───
P(いけないことだとわかっている)
P(もともとアイドルと会わないために始めた事なのに)
P(……俺は……それでも彼女が一緒にいてくれるのが嬉しかった)
コトコト…
P「初日とは見違えるほど料理が上手くなったなぁ…」
P「甜花は喜んでくれるだろうか」
『プロデューサーさん……明日、遊びに行っていい……?』
P(プロデューサーとして断らないといけない)
P(………はずなんだが)
P「甜花……早く会いたいな……」
P(もう自分に嘘は付けなかった)
ピリリリリリッ……♪ピリリリリリッ……♪
P「!!」
P(甜花からだ!)
ピッ!
P「甜花!今日はいつもより早いな!」
『…………………』
P「………?」
P「………甜花…?」
『プロデューサーさん……?』
『なんで……?』
プツッ……ツ-…ツ-…
P「…………?」
P(甜花………?)
-
もうはじまってる!
-
やはりヤバい!
-
───────
P(あの電話はいったいなんだったんだろうか……)
チクッ…タクッ………チクッ…タクッ…
P(……………)
チクッ…タクッ………チクッ…タクッ…
P(さっきから寒気が止まらない……)
チクッ…タクッ………チクッ…タクッ…
P(もうすぐ、約束の時間……だよな…)
P(甜花から音沙汰が無い……)
P(こっちに向かう前に電話するって言ってたんだけどな…)
P(…………)
P(甜花……)
チクッ…タクッ…チクッ…タクッ…
……………………………
…………………
………
-
P(約束の時間から、既に1時間も経っている…)
P(甜花に電話をしてもかからない……)
P(…………)
P(大丈夫だろうか…)
P「………」
────『ピ-ンポ-ン』
P「!!」ビクッ!!
P「は、ははっ……やっぱりこの音は慣れないな……」
P「でも…よかった…!甜花が来てくれて………!」
ドタドタッ
P「何かトラブルに巻き込まれたんじゃないかと心配して……!」
カチャッ…
【インターホンが鳴っても確かめずに扉を開けない】
P(………………)
P(……何を躊躇してるんだ)
P(確かめるまでも無い、外にいるのは間違いなく甜花だ…)
P「……………」
コンッコンッ
P「!!」
『プロデューサーさん………?』
『甜花だよ、扉を開けて…?』
P「………………」
-
P「あぁ……やっぱり考えすぎだったみたいだ」
P(早く鍵を開けて、中に入れてあげよう)
P(今日は甜花の好きな料理を沢山作ったんだ)
P(ご飯を食べたあとは2人でのんびりして……)
P(そのあとはゲームをするのもいいな)
P(甜花はアイドルだから…夜ふかしはできないけど…)
P(………………)
P「今、開けるぞ甜花……」
ピリリリリリリリッ……♪ピリリリリリリリッ……♪
P「……………?」
P(なんで俺の携帯電話が鳴ってるんだ……?)
ピリリリリリリリッ……♪ピリリリリリリリッ……♪
P(今、俺に電話できる人間は1人しかいないはずだ……)
P「…………」
ピッ!
『…………』
『……ぷろでゅーさーさん………』
P「………………甜花…………?」
P「な、なんで……」
P「甜花は今、扉の外に……」
『ぷろでゅーさー……さん………』
『そこから………逃げて………!』
-
コンッコンッ
P「っ!!!」
『プロデューサーさん………?』
『甜花だよ、扉を開けて…?』
コンッコンッ
『プロデューサーさん………?』
『甜花だよ、扉を開けて…?』
コンッコンッ
『プロデューサーさん………?』
『甜花だよ、扉を開けて…?』
コンッコンッ
『プロデューサーさん………?』
『甜花だよ、扉を開けて…?』
P(あの時と同じだ)
P(甜花と出会ってからもう無くなっていた、アレだ……)
ドクンッ…ドクンッ…
P(息が詰まる)
P(汗が止まらない)
P(頭がおかしくなりそうだ)
コンコンッ
P「もう……やめてくれ……」
『プロデューサーさん、扉を開けて?』
P(甜花…会いたいよ………甜花…………)
-
ひぃん…
-
──────────
P(気がついたら俺は玄関で倒れていた)
P(時計の針は既に日を跨いでいて)
P(扉の外にあった気配は消えていた)
P(甜花からの電話もとうに切れていて)
P(ついテーブル一杯に作ってしまった料理も)
P(とても手をつける気力もなく、片付けもしないまま)
P(ただ、自分がここにいることを誰にも悟られぬよう…)
P(息を潜めて、彼女を想い)
P(そのまま目を閉じ、再び眠りに落ちた)
-
今日はここまでです
分岐点も用意してありますけど、最後まで書き切れるかはナオキです
-
怖いですねこれ
-
人を突っぱね続けられるやつじゃないよなあ
-
この先ハッピーエンドあるんですかね…
-
シャニマスSSはなぜホラーになってしまうのか
-
これが世にも奇妙な物語の未公開作品ですか
-
続き気になりすぎて創価学会に入っちゃいました
-
そもそも冒頭からヤバいからどのルートを経てもバットエンドからは逃れられなさそう
-
社長もはづきさんもPに対するフォロー甘くない?
-
一体どこのセーブポイントから間違えてしまったのか
-
やっぱり甜花ちゃんルートしかないな
-
>>96
悪徳記者から身を隠すために潜伏したはずなのにいつの間にかアイドル達から身を隠すことの方が目的になっているし最初からでは?
-
ループものが始まりそうな悲壮感
-
283Pレイプ!精液蛇口と化したプロデューサー
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/20196/1648266520/
もしかしてこれの後日談なんですかね…?
-
──────────
17日目
チュンチュンッ
P(…………)
P(なんだか……いい匂いがする……)
P「…………んっ」
トントンッ
コトコトコト…
P(料理を……する音……?)
P「…………」
ガチャッ
甘奈「あっプロデューサーさん!おはよっ☆」
P「………」
P「あっ、甘奈……?」
甘奈「もうすぐ朝ごはんができるから!少しだけ待っててね!」
トントン…グツグツ…
P「あ、あぁ……」
甘奈「〜♪」
P「…………」
P(夢でも、見てるんだろうか…)
カチャカチャッ
甘奈「はいっ!愛情たっぷりの朝ごはんだよっ!召し上がれ☆」
P(……………)
甘奈「どうしたの?」
P「いや、その……」
甘奈「あっ、わかった!」
スッ…
甘奈「はい、あーん……//」
P(……………)
パクッ
モグモグ…
甘奈「美味しい?」
P「……………美味しいよ」
甘奈「よかった…☆」
-
そのへんのホラー映画よ。怖い
-
P「………甘奈…?」
甘奈「なぁに?プロデューサーさん☆」
ギュ-ッ
P(…………)
P「少し、近くないか……?」
甘奈「そんなこと……ないよ☆」
スリスリ…
ギュッ…
甘奈「今までの分、いいでしょ……?」ボソッ
P「………?」
甘奈「………♪」
ギュッ…
甘奈「プロデューサーさん……♪プロデューサーさん……♪」
P「…………」
P「………甘奈、変なこと言うけど」
甘奈「んー?」
P「……………」
P「その……」
P「…………」
甘奈「………?」
P「………」
P「ここ最近の、記憶が無いんだ………」
甘奈「………」
P「なんというか、すっぽり抜け落ちた感じで…」
P「ここ、何処なんだ……?」
P「やけに広い家だけど……」
甘奈「…………」
甘奈「……………………★」
甘奈「昨日プロデューサーさん、階段から落ちた時、頭をぶつけちゃったのかもしれないね……?」
P「え……?」
甘奈「甘奈が帰った時、玄関で気を失ってたんだよ?夜ご飯も食べずにそのままで……」
P「な、なんだって………!?」
-
これが幸福論…?
-
桑山、どうにかするばい…
-
>>105
おめーもがんばんだよ!
-
P(甘奈から聞いた話によると)
P(俺は諸事情で事務所を休んでいた)
P(どういうわけかわからないが、アイドル達と距離を離して、十数日もの間事務所を離れていたらしい)
P(………そしてさらに聞かされた話によると……)
P(その短い期間の中で、俺と甘奈は……恋人同士になった……らしい……)
P(………………)
P(………今聞かされた話は真実なのだろうか)
P(俺と甘奈が恋人同士……?)
P(無くなった記憶はそんなに大きくないはずだ)
P(アイドル達と切磋琢磨して)
P(たまに一緒に遊んで)
P(共に喜びを分かち合って)
P(プロデューサーとして、みんなに接して来たはずだ)
P(それなのに……その俺がアイドルと恋人関係だって……?)
P(やはり、どうしてもそこに疑問が残る)
甘奈「大丈夫だよ、プロデューサーさん」
甘奈「安心して……」
甘奈「これからは甘奈とずっと……一緒だから……☆」
───『ずっと……一緒にいる……!』───
P「っ……!!」
甘奈「……プロデューサーさん……?」
P「…………」
P「………い、いや、なんでもない」
P(今のは……いったい………?)
P「………それより甘奈」
P「ずっと一緒っていうのはどういう……」
甘奈「………だってこのお家、プロデューサーさんと甘奈のマイホームだよ?」
P「………!?」
甘奈「プロデューサーさんと甘奈は恋人同士だから、当然だよね☆」
P「………そ、そうなのか…」
甘奈「プロデューサーさん、もしかしてそれも忘れちゃったの……?」
P「あっ、いや、その……」
甘奈「ふふっ、大丈夫だよ、忘れててもまたこれから思い出を作っていけばいいから…」
甘奈「これからたくさん………★」
P「……………」
-
どうあがいてもミザリー
-
P(………やはり何かがおかしい)
P(記憶が無くなる前の俺は、アイドルに手を出すような人間だったか…?)
P(…………)
ガチャッ
甘奈「プロデューサーさん☆」
P「………」
P「甘奈……」
甘奈「夜ご飯、どうだった?」
P「あ、ああ、すごく美味しかったよ」
甘奈「プロデューサーさんに喜んでほしくて、頑張ったから……☆」
P「ははっ、俺が前に振る舞ったのより、ずっとよくできていたよ」
甘奈「………」
甘奈「………なにそれ?」
P「……………」
P(あれ、何の話をしてるんだ俺は……?)
甘奈「……………」
P「そ、それより、どうしたんだ甘奈?俺の部屋に」
甘奈「プロデューサーさんと甘奈の部屋だよ☆」
P「…………」
P「そ、そうだったな」
P「俺たちは、恋人…だもんな……」
甘奈「…………☆」
甘奈「そうだよ☆」
甘奈「そしていつも通り、これからプロデューサーさんと甘奈は、一つのベッドで寝るんだから………ね☆」
P「……………え……?」
-
P「…………」
甘奈「プロデューサーさん……」
P「…………」
甘奈「こうやって、2人で一緒に寝てたんだよ?」
甘奈「覚えてない……?」
P「…………」
甘奈「こっち、向いてよ」
P「…………」
甘奈「………もう、寝ちゃった……?」
P「…………」
甘奈「ふふっ、おやすみ……☆」
P「…………」
P(前の俺は、本当にこんなことをしてたのか………?)
P「………………」
P(……考えても仕方がない)
P(今日はもう寝て、また明日……思い出していこう)
チクッ…タクッ…チクッ…タクッ…
P「………………」
P(この身体の向きは、少し寝づらいな)
チクッ…タクッ…チクッ…タクッ…
P「………………」
P(甘奈はもう寝ただろうか)
チクッ…タクッ…チクッ…タクッ…
P「……………」
P(少しだけ、甘奈の方に向こう)
P「……………」
ゴロンッ
甘奈「あっ…………」
P「っ………」
甘奈「……………」
P「……………」
ドクン……ドクン……
甘奈「やっぱり……起きてた……☆」
P「甘奈………」
ドクンッドクンッ……
甘奈「………プロデューサーさん………」
P「………なんだ……?」
甘奈「………好きだよ」
甘奈「……大好き」
P「…………」
P「甘奈………」
甘奈「ねぇ…プロデューサーさん…」
甘奈「お願い………」
「愛して……」
-
今日はここまでです
-
ローズティーでもキメてるの…?
とても怖い
-
たすけ甜花ちゃん!
-
エイプリルフールだと甜花の方がヤバいんだよなぁ
-
いや僕もう大いに戦慄ですね
-
実の姉をよくもまぁ
-
甜花ちゃんの可能性は無いのかな?
-
いいね★
-
☆☆☆
-
やべぇよ・・・やべぇよ・・・
-
ひぃん
-
ははっ、あるべき姿に戻っただけだな
-
>>122
ヤバいよぉ!
-
https://i.imgur.com/h7PeR4h.jpg
-
プロデューサーさんの彼女だ☆
-
ピ-ンポ-ン
ピーンポーン
コンッコンッ ガチャガチャ
>>1さん…甜花だよ…?
続き早く見せて…?
-
今正しい歴史を編纂してるから待っててね☆
-
編纂するのはノウハウブックだけにしようね…
-
これがロシアマナによる歴史改竄ですか…
-
あぁう…
-
「甘奈たち幸せだよね☆」
「いや、違う」
「はいって言え★」
「はい」
幸せになるシャニP
-
ピ-ンポ-ン!ピ-ンポ-ン!ピ-ンポ-ン! ピ-ンポ-ン!ピ-ンポ-ン!ピ-ンポ-ン!ピ-ンポ-ン!ピ-ンポ-ン!ピ-ンポ-ン!ピ-ンポ-ン!
ガチャガチャッ!ドンドンドン!ガチャガチャッ!ドンドンドン!ガチャガチャッ!ドンドンドン!ガチャガチャッ!ドンドンドン!ガチャガチャッ!ドンドンドン!
-
定期的にスレ民が>>1のストーカーと化すのホント草生える
-
>>132
>>1「俺は宗教なんかに興味ねーんだよ!二度と来るんじゃねえ!」
-
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/20196/1648266520/
こっちがもう完結しててその続編であるこっちももうBADENDってことなんですかね?
かなしいなぁ…
-
行きます、ほのぼの回です
-
──────────
18日目
チュンチュンッ
P「…………………んっ」
甘奈「おはよっ☆プロデューサーさん」
P「……………」
P「あ、甘奈……おはよう」
甘奈「服着たらすぐに朝ごはん作るからね☆」
P(……………)
P「なぁ、甘奈」
甘奈「なーに?」
ファサ…キュッ……
P「今日は俺が作るよ」
甘奈「………」
ピタッ
甘奈「………だ、ダメだよ!」
P「えっ?」
甘奈「だって…プロデューサーさんには甘奈の作った料理を食べて欲しいから…」
P「………しかし、甘奈にばかり負担をかけさせるわけには」
甘奈「甘奈が好きでやってることだから!!」
P「!!」ビクッ
甘奈「………」
甘奈「ねぇ、プロデューサーさん…」
甘奈「毎日、毎朝毎晩ずーっと甘奈がご飯作ってあげる」
甘奈「甘奈以外の料理じゃ満足できなくなるくらい」
甘奈「もう、どこにも行けなくなるくらい……」
甘奈「甘奈のこと、もっともっと好きになって欲しいから……」
P「…………」
P「……でも、いいのか?この後アイドルのお仕事とかあるんじゃないのか?」
甘奈「まだ全然時間があるから大丈夫だよ☆」
甘奈「……それに」
甘奈「プロデューサーさんのためなら、なんでもしたいの」
P「甘奈……」
甘奈「だって……プロデューサーさんの彼女だから、ね……☆」
P「……わ、わかった」
P(本当は俺も甘奈に何か振る舞ってあげたいんだけどな……)
トントントンッ
グツグツ…
甘奈「〜♪」
P(まぁ、甘奈が楽しそうならいいか)
P(料理ができるまで霧子ラジオでも聞いていよう)
-
甘奈「はい!出来たよプロデューサーさん!」
P「えぇ!?もうできたのか!?」
ドン!
P(な、なんて量だ……今の短時間で……?)
甘奈「プロデューサーさんに喜んで欲しくて、たくさん作っちゃった☆」
P「は、ははっ、朝から凄い豪華だな」
P(食べ切れるかな……)
甘奈「はい!ご飯の時間はラジオ禁止だよ!」
プチッ
P「ああぅ……」
甘奈「はい、お箸どうぞ☆」
P「………ありがとう」
甘奈「あっ、そうだ」
P「………?」
甘奈「プロデューサーさんは目玉焼きに何かける?」
P「…………」
甘奈「…………」
P「し、醤油かな?」
甘奈「…………」
P「…………」
甘奈「…………だよね☆」
P「………」ホッ
-
コトッ
甘奈 P「いただきます」
カチャカチャ
パクパク
モグモグ
P「ん…本当に、すごいな…短時間でしかもこんなに美味しいなんて…」
甘奈「…………☆」
P「甘奈?食べないのか?」
甘奈「甘奈はいいよ!プロデューサーさんの顔を見ててたいから☆」
P「?」モグモグ
甘奈「あっ、プロデューサーさん、ほっぺにご飯ついてるよ☆」
P「えっ、気づかなかったよ、どこだ?」
甘奈「こっちに顔寄せて☆」
P「ん」
スッ…
甘奈「あむっ☆」
P「!!」
バッ
P「………っ」
甘奈「………//」
P「甘奈………」
甘奈「えへへ……☆」
-
☆☆☆☆☆
-
P「ごちそうさま、すごく美味しかったよ」
甘奈「お粗末さま☆」
P「本当に美味しかった……」
P「甘奈はこうやって家でよく料理をしてるのか?」
甘奈「うん!プロデューサーさんに喜んで欲しくて、めっちゃ勉強してるの!」
P「そっか、毎晩こんな料理を食べれる甜花が羨ましいよ」
P「…………」
P「あっ、そうだ」
甘奈「?」
P「最近の他のみんなはどうだ?甜花や千雪は元気にしてるか?」
甘奈「うん、元気だよ」
甘奈「甜花ちゃんも、プロデューサーさんに会いたがってる」
P「………そっか」
P(記憶が無い間、俺は甘奈以外の子には会っていないのか…)
コトッ
甘奈「はい、コーヒー淹れたよ!ブラックコーヒーが好きなんだよね?」
P「おお!ありがとう!」
ゴクゴク……
P「ふぅ……」
P「同じ豆なのに、なんでこんなに甘奈の方が美味しく感じるんだろう」
甘奈「甘奈の愛情がたっぷり入ってるからね……☆」
P「美味しいはずだ」
ゴクゴク……
P「千雪は?」
甘奈「千雪さんの方は」
P「ん……」
ゴクゴク……
甘奈「今度、結婚するって言ってた」
P「!?!?!?」ブフォッッ!!
甘奈「ぷ、プロデューサーさん!?大丈夫!?」
P「ゲホッ!ゲホッ!」
P「あ、甘奈が、冗談を言うから……!」
甘奈「冗談なんかじゃないよ!確かにそう言ってたもん!」
P「う、嘘だろ……!?寿命が縮みそうだ…」
甘奈「…………」
甘奈「………プロデューサーさん」
P「ゲホッ………ん……?」
甘奈「プロデューサーさんこそ、冗談でもやめてよ」
甘奈「プロデューサーさんの寿命が縮むってことは、甘奈も一緒に寿命が減るってことなんだよ……?」
P「……………?」
-
甘奈「それじゃ、行ってきます!プロデューサーさん!」
P「ああ、気をつけてな?」
甘奈「うん!」
ガチャッ
甘奈「プロデューサーさん」
P「ん?」
スッ………
甘奈「ん──────っ☆」
P「んっ──────」
P「──────!?」
──────
P『っ!────』
甜花『っ───────』
P『甜花……』
甜花『………//』
甜花『ま、またね……!//』
──────
甘奈「………プロデューサーさん…?」
P「………………」
P「あっ、………いってらっしゃい」
甘奈「行ってきます☆」
P「………」
甘奈「もう、どこにも行っちゃダメだからね……?」
ガチャンッ
P「………………」
P「甜花…………?」
-
今日はここまでです
書き溜めてた分がまるごと消えちゃって精神的におまんこになってました。
>>135
確かに自分が書いてましたけどなんでわかるんですかね…(戦慄)
-
文体や登場キャラの動きでバレるのはよくあることゾ、長編だと尚更
-
19日以降も1ヶ月1年10年経ってもずっと甘奈と一緒に居そうな雰囲気だね☆
-
次の火種がチラチラ見えてるんだよなあ
-
また始まってる!(歓喜)
いちゃらぶ日常回はいいですね、ええ☆
-
ほのぼのって何だよ
-
☆
-
ああ^〜たまらねえぜ
-
ほのぼの???
-
なーちゃんが掲示板を落として永遠にプロデューサーと2人の世界に籠もろうとしてるってマジ?
-
なーちゃんが掲示板を落として永遠にプロデューサーと2人の世界に籠もろうとしてるってマジ?
-
ピンポ-ンピンポ-ンピンポ-ン
-
ここがあの人のハウスですか
-
TV<………強い豪雨が予想されます……
P「………………」
ポタッ…ポタッ…
P「……あの日の夜」
『電話に出ないな……』
P「…………」
『甜花………大丈夫だろうか……』
P「………俺は、甜花が来るのを待っていたんだ」
『ピ-ンポ-ン』
P「………待ち続けていたら、インターホンの音がして」
『今……開けるぞ甜花………』
P「………その時、なぜか俺の携帯に電話がかかってきたんだ」
『ピリリリリリリリッ……♪ピリリリリリリリッ……♪』
P「………甜花しか知らない、俺の携帯に」
『プロデューサーさん……』
『そこから逃げて………!』
P「…………………」
P「………でも、ドアの外にも甜花がいて」
『甜花だよ、扉を開けて』
P「……………」
『コンッコンッ』
『甜花だよ、扉を開けて』
P「……………………」
『もう………やめてくれ………』
P「………俺は恐怖で呼吸もうまく出来ずに」
P「そのまま床に倒れ込んだんだ…」
『ガチャッ』
P「………既に、鍵を開けていたことも忘れたまま」
『……………………』
P「……………そこで、俺が見たのは」
『甜……花………?』
『…………………………★』
-
P「……………」
ザァァァァァァァァ……………
P「今思い出したのは、真実なのか……?」
P「そっちが間違いで、俺と甘奈が恋人同士なのが現実だったり、しないだろうか…」
P「……………」
P「………いや、もう気付いてるはずだ」
P「おかしなところは沢山あった」
『今までの分、いいでしょ……?」
P「ずっと一緒にいたのなら、どうしてあんな事を言ったんだ…?」
『プロデューサーさんは目玉焼きに何かける?』
P「毎朝ご飯を作ってくれてたのなら、そんなこと知ってるはずだ」
P「……………」
P(俺の頭が……それを考えるのを拒否していたのかもしれない……)
P「…………甘奈……なんで俺に嘘を……?」
P(…………………)
チクッ……タクッ……チクッ……タクッ…….
P(…………まだ、決まったわけじゃない)
P(甘奈を問い詰めるのは簡単だ)
P(しかし………もしも今考えてる事が全て俺の勘違いで、本当に甘奈と恋人の誓いをしていたのなら)
P(俺は一生甘奈に許してもらえないだろう)
P(………いや、俺自身が許せない)
P(…………………)
チクッ……タクッ……チクッ……タクッ……
TV<………出かける際は戸締りをして、傘を……
-
甘奈√
P「…………………ははっ、なんてな」
P「そんなことありない」
P(ホラー映画じゃあるまいし、甘奈がそんな怖いことをするはずないじゃないか)
P「記憶が戻ったのかと思ったけど、勘違いだったみたいだな」
グゥゥゥゥゥ……
P「ん?さっき甘奈が出たばかりなのに」
P「え!もうお昼なのか!?いったい何時間考えてたんだ俺は……」
P「考えすぎてお腹が空くのも無理はないな、何か食べるものを……」
<オヒルゴハンマデツクッテアル!?サスガダアマナ……
-
──────────
31日目
あれから特に変わりはなく、残りの少ない日々を甘奈と2人きりで過ごした。
朝は目が覚めると覗き込むようにして甘奈が俺を眺めている。もう何日も同じことをしているのに理由を聞くと、『プロデューサーさんの顔を見れるのが嬉しい』と言う、これからも毎日一緒だと言っても、次の日も最初に見る朝の景色は嬉しそうにこちらを見つめる甘奈の顔だ。どこにも行かないと言うのに、心配性だなと思う。
その後は朝ごはんを作って食べさせてくれる。いつもながら短時間で作れる量ではない、食べ切れるかどうか怪しいボリュームだが、甘奈が見ている前で残すわけにもいかないし、甘奈が口に運んでくれると不思議といくらでも食べられてしまう。
この前の仕返しのつもりで甘奈の口に付いた食べカスを食べてみた時は、最近の甘奈らしくないほど慌てていた。それからは口に食べカスを付ける頻度が多くなった気がするが、その時は野暮な事は言わずに俺は甘奈にキスをした。
初めて甘奈とキスをした日は忘れられないほど緊張していたが
最終日には『行ってきます』と『ただいま』のキスは日常の一部となっていた。
夜の合言葉は『好き』と『愛してる』
物足りない時は指を絡ませ行動で示す。
最初は俺と甘奈が恋人同士ということに半信半疑だったが、今では本当に恋人同士だったのだと確信している。
最後の日は甘奈も名残惜しそうにしていたが、ずっと休み続けるわけにもいかないからと、なんとか言い聞かせた。その日の甘奈はいくら身を寄せ合い愛しあっても満足する事なくただひたすらに求め続けてきた。
俺が出勤した時、事務所に来るのはひと月ぶりらしく、はづきさんも社長も少しやつれているようだった。これからは休んでた分バリバリに頑張らないといけないな。と思った。
それから久しぶりに甜花と会った。
なぜか胸が弾けるように嬉しかった。
ほんの少しだけ、記憶がない間のどこかで甜花と会っていたのではないかと考えていたが、甜花に聞いてみたところ『何も覚えてない』と言っていた。やはり俺の勘違いだったらしい。
しかし久しぶりに甜花に会えたのは本当に嬉しかった。
それにしても1ヶ月の事務所の代わり様は凄まじく、甜花と別れた後はアイドルひとりとして会うことは無かった。
社長曰く『明日から1人ずつ会わせる、しっかり向き合え』とのこと。
確かに、ひと月もアイドル達と会わなかったんだ、いきなりみんなと会って最近どうだったかなんて聖徳太子でもないと聞き取れないだろう。
みんなどんな1ヶ月だったか今からでも聞くのが楽しみだ。
久しぶりの仕事はかなりの量で少し堪えたが、身体を慣らすためにも休むことなく業務を続けた。
そしてなにより、家に帰るといつも通り甘奈がいる。
ただそれだけで一日頑張れる、恋人がいるというのは本当に、素晴らしいことだ。
甘奈√end『洗脳と恋人』
-
★
-
やっぱり甘奈が一番★
-
こういうのでいいんだよこういうので★
-
>社長曰く『明日から1人ずつ会わせる、しっかり向き合え』とのこと。
この1文だけで気が狂うほど胃が痛い
-
Another√
30日目
P(結局ひと月の間アイドル達と出会うことはなかった)
P(これで悪徳記者が283プロに張り付くこともないだろう)
P(明日はここを出て…………)
P(前のような素晴らしい日常に戻る)
P(………やっとまともな食事と睡眠ができる)
P(そう、全て予定どおりだ………)
P(………………)
P(………………ただ、一つ予定外のことがあったとすると……………
─────ピーンポーン─────
P「またあの音だ………!」
グッ………!
P(毎日、毎日………!あの音がやってくる……!)
P(この新生活も…最初喜んでたのが嘘みたいに……すぐに地獄のような日々に変わった…!)
P(あれから一度だってまともに眠れた日は無い……)
P「はぁ……はぁ…………!」
P(…でも、今日……我慢すれば……今日我慢すればこの悪夢は終わる……!)
ギュゥッ……!
P(……………)
─────ピーンポーン─────
P「はぁ………!はぁ…………!」
─────コンッコンッ─────
P「っ………!!!!」
P「ぁぁぁぁぁ!!!!」
ガチャンっ!!!!
-
P「なんだよ!!いったい!!!もう放っておいてくれよ!!!」ガァン!
はづき「!!」ビクッ!
P「……………」
P「っ……はづきさん………?」
はづき「は、はい……」
P「…………あっ、………すみません…」
P「少し、……気が立ってまして………」
はづき「い、いえいえー、そんな日もありますよね〜」
P「…………」
はづき「…………」
P「それで、どうしたんですか?」
はづき「あ、はい、その……明日からまたお仕事ですので、それを伝えに…」
P「あっ、そうなんですね!すみません!わざわざ……」
はづき「!、気にしないでください!プロデューサーさんも、1ヶ月間お疲れ様です!」
P「……はい」
P「……………」
P「本当に……長い1ヶ月でした……」
はづき「…………」
はづき「誰にも会えないのは、とても苦しかったですね」
P(………………)
P(………本当に苦しかった……)
P(でもやっと、終わるんだな……やっとみんなに会える……)
-
はづき「そういえば」
はづき「プロデューサーさんのために、お弁当を作って持ってきたこともあったんですけど」
P「…」ピクッ
はづき「ちゃんと約束を守ってくれてたんですね〜♪」
はづき「確かめずにドアを開けないこと」
P「…………」
はづき「お弁当は帰って私が食べちゃいましたけど」
はづき「何もないようで安心しました♪」
P「……………」
P「………なたが……」
はづき「………え?」
P「あなたが………全ての元凶か………!!!!」
ガシッ!!!
P「毎日!毎日!ドアを叩いて……!!インターホンを鳴らして!!」
はづき「きゃっ!!!」
P「あなたのせいで!!!毎日俺はあの音に追われていたんだ!!!」
P「毎日毎晩!!!あなたが何度も何時間もドアに張り付いてたせいで!!!」
はづき「っ………!」
P「なんで……なんで………こんなこと………!」
ググッ
P「俺にいったい何の恨みがあるんですか!!!」
ギュウウウウッッ!!!
はづき「…っ……プロデューサーさんっ……!」
はづき「ご、ごめんなさい……!」ポロポロ…
P「……………!」
パッ!
P「…はぁ…はぁ………」
はづき「………っ……………」
P「!!」
P「こ、こちらも、やり過ぎました……」
P「……………」
はづき「……………っ……」
P「っ…………」
-
P(あの後必死に頭を下げて謝り)
P(はづきさんはそのまま帰っていった)
P(あの人の泣いた顔を初めて見た)
P(………………)
P(俺が、泣かせたんだ……)
P(ただお弁当を作って持ってきてくれてただけなのに……)
P(………………)
ピリリリリリリリリッ♪ピリリリリリリリリッ♪
P(はづきさんからだ………)
ピッ!
『あっ、プロデューサーさん』
P「はい」
『先ほどは申し訳ありませんでした…』
P「…………………」
P「謝らないといけないのはこっちです、本当に、なんてお詫びすれば良いか……」
『………………』
『明日から、またよろしくお願いしますね……?』
P「………はい、一緒に頑張りましょう」
『……………』
P「……はづきさん?他に何か…?』
『………その、先ほどの会話の中で違和感があったので………』
P「……………」
-
─────ピーンポーン─────
P「……………」
─────ピーンポーン─────
『私がお弁当を持ってきたのは、最初の日だけなんです』
─────ピーンポーン─────
『プロデューサーさんが言うように、何度もインターホンを押していません』
─────ドン!ドン!─────
『もちろんドアをたたいたりも……それと……』
─────ピーンポーン─────
P(もう、なんだっていい)
─────ガチャガチャ─────
P(いつも通りだ………)
─────ピーンポーン─────
P(きっとこれからも、ずっと)
─────ピーンポーン─────
P(これに追われ続ける)
─────ピーンポーン─────
P(そして俺は何もできずに、ただひたすらこうしているのだろう……)
─────ピーンポーン─────
Another√ end『息を潜める』
-
今日はここまでです
もともと>>168のような終わりを想定して作ってたのですが分岐ルート考えてたらどう考えてもこの終わり方にならなそうなので今作って貼りました
次回は>>82か>>157から始めたいと思います。
ではおやすみなさい
-
にへへ…なんか足んないよね…?
-
良作しか書けんのかこの文豪ぅ!
-
ゴールの想定がおかしいね、もっとやさしくして?
-
怖いよお!
-
やだ怖い…!
-
😈👘🏀🏋🏻🌅🐶「……」
-
やっぱりBADENDしかないじゃないか…
-
救いはないんですか?
-
甘奈endは普通にハッピーエンドだと思う
-
アイドル達は座敷女か何か?
-
>>178
書き込みはなーちゃんじゃないかな…?
-
アナザー√は甜花とも会ってないんですね(今更)
-
甜花ちゃんと会ってたら精神的におかしくなって無いからな
-
>>58
事 件 の 予 感
-
続きは…続きはないんですか!?(レ)
-
あのさ…甜花…どこ行った?、
-
>>185
>>159で生存確認はされてるゾ
-
>>186
違うッ!甜花ちゃんルートはどこ行ったって聞いてるんだ
幸せと笑顔に満ちた世界があったはずなんだ
-
わかる
-
幸せと笑顔に満ちてるよ★
-
シャニマスって二次創作の佐久間まゆみたいなサイコパスと化してんだな
渋谷凛や高垣も頭おかしいキャラだけどそれに匹敵する理不尽さ
-
>>187
甘奈ルートは幸せと笑顔に満ち溢れてるから…
-
>>190
シャニマス(の二次創作)
-
朝までスタート地点を安価(投稿は夕方ごろ)
>>82 or >>157
-
>>82
-
82
-
>>82
-
82
-
82
-
>>82
大崎甜花、マンセー!!
-
82
-
>>82からです
-
P(………流石に考えすぎだ)
P(甜花の声がするのに、疑う必要なんてないだろう)
スッ
P「……………今開けるぞ、甜花」
ガチャッ
甜花「…………………っ!」
P「……………」
P「……いらっしゃい、甜花」
甜花「プロデューサー……さん………?」
P「遅かったじゃないか、とても心配したんだぞ?」
甜花「……………」
P「さぁ、中に入って…………
ギュッ……
P「………………甜花?」
甜花「プロデューサーさん………」
スリスリ……
P「ははっ、今日は甘えん坊だなぁ」
P「甜花のために夜ご飯作ったんだ、一緒に食べよう」
甜花「………………………うん」
P「その後は一緒にゲームをして………
ポタッ……
P「ん、雨が降ってきたな………」
ポタッ……ポタッ………
P「さぁ入ってくれ」
甜花「し、失礼します……!」
-
P「ほら!見てくれ!テーブルいっぱいだぞ!」
甜花「凄い………こんなにたくさん……」
P「…………」
P「大丈夫か?甜花……顔色があまり良くないように見えるけど……」
甜花「あっ、そ、そんなことないよ!めっちゃ嬉しい!!」
P「……………」
甜花「……っ……………」
P「…………ははっ、なんだか甜花じゃないみたいだ」
甜花「…………………」
P「………………?」
甜花「………甜花、本当にプロデューサーさんと会えて嬉しいよ、ずっと会いたかった………」
P「………あぁ、俺も甜花と一緒にいれて嬉しいよ」
P「毎日甜花と電話するのが1番の楽しみと言っても過言じゃなかったからな!」
甜花「…………」
甜花「そう、なんだ………」
P「昨日甜花と話してたゲームも………」
甜花「あっ……ご、ゴメンね?プロデューサーさん、その前にシャワー浴びてきてもいい……?」
P「?、わかった、じゃあ待ってるな?」
甜花「うん………」
甜花「………………………」
キョロキョロ…
P「浴室はあっちだぞ?」
甜花「あっ、そうだった……にへへ……」
P「……………………?」
──────────────
P「甜花、着替えだけど、俺のジャージしかないけど今晩はそれでもいいか?」
『う、うん!………………ヤッタ………』
フミッ
P「おっと」
P「何か踏んでしまっ……」
P「…………………っ………!」
ガタッ
P(………こ、これは甜花の下着か……?)
P(なんて大人びたモノを…………)
P「………っていかんいかん!何を考えてるんだ俺は!!」
『プロデューサーさん……?』
P「な、なんでもないぞ!!ゆっくりしててくれ!」
サッサッ…
P「相手は甜花だぞ……!しっかりしろ俺……!」
-
──────────────
P「それにしても、甜花……雰囲気が変わったなぁ……」
<ブォオオオオオオオ……
P「前回泊まった時は髪も乾かさずに出てきたのに、今日はしっかりとドライヤーをかけてるし……」
P「…………………」
P「少しだけ暇だな………」
P「……………あっ、俺の携帯、こんなところにあったのか」
ヒョイッ
P(そういえば甜花が来た時に置きっぱなしにしてたんだよな……)
スイッ…スイッ…
『着信3件』
P「…………………?」
P(おかしいな……こっちの方にかかってくる筈が無いんだが……)
P「……………………」
ピリリリリリリリリリリリッ…………♪
ピリリリリリリリリリリリッ…………♪
………………………ピッ
P「……もしもし?」
『………………………』
『……プロデューサーさん………?』
P「………………………」
P「え?」
『よかった……繋がって………!』
P(………………………)
P(この声には覚えがある…………)
P(でも、それはあり得ない…………その声の主は………)
<ブォオオオオオオオ………
P(今、洗面所で髪を乾かしているところだ………)
『………プロデューサーさん…………?』
P「………………………甜花、なのか……?」
『うん……プロデューサーさん……』
P「い、今……どこにいるんだ?」
『……………………』
『…………プロデューサーさんが前に住んでたとこ……』
P「??」
P「なんでそんなところに………」
『甜花、ここから出られない……』
『プロデューサーさん……早くそこから逃げて……!』
ピッ!
P「甜花!?」
P「…………いったい、どういうことなんだ……」
-
P「……………………」
P(今の電話をイタズラとして取るべきか………)
“そこから逃げて……!”
P「…………イタズラの声色じゃ、なかったよな……」
P(…………………)
スタスタスタ………
P「…………………………」
P「……………すぅ」
コンッコンッ
P「……………」
P「……甘奈、ジャージのサイズはどうだ?」
『うん!少しだけブカブカだけど…………』
P「……………………」
『………………………………』
-
ひぃん
-
──────────────
P「はぁ……はぁ………こんなに走ったのはいつぶりだ……っ……………」
P(必要な物だけを持って家を飛び出した)
P(なぜ甘奈が甜花のふりをしてやってきたのかはわからないが)
P(なにやら只事でない雰囲気であることを悪寒が告げていた)
タッタッタッタッ……
P「はぁ……はぁ……服もずぶ濡れだ……身体が重い……」
P(……そういえば……近くにスポーツジムができたらしいけど、自由になったら本当に入会を検討しようかな…………なんて……)
P「うっ…………もう無理だ……少しだけ休もう……」
P「はぁ…………はぁ………」
P(向かう先は俺の家だ………………)
【絶対に元の家には戻らないでくださいね?】
P(はづきさんはそう俺に忠告してたっけ……)
P(………だけど、もうそんなの関係ない)
P「甜花………今から会いに行くぞ………」
ザァァァァァァァ……………
タッタッタッタッ……………
-
一体元の家はどうなっているのか
-
P「ふぅ……久しぶりの我が家だ………」
P「………………………」
ガチャッ
P(……………開いてる……)
シ-ン………………
P「………………甜花………」
P「………甜花!俺だ!ここにいるのか!?」
………………
P「返事をしてくれ!!」
………………………
P「……………………」
P「甜花………ここにいないのか……?」
ツツ-ッ……
P「……あまり埃を被っていないな………」
P(まるで誰かが住んでるみたいな……………それとなんだか物が少なくなってる………?)
スタスタ……
P「…………………いないな」
P「……………」
P「………あっ、そうだ」
ゴソゴソ
P「甜花に電話すればいいじゃないか」
-
ピリリリリリリリリリリリッ…………♪
ピリリリリリリリリリリリッ…………♪
P「……………」
<…………リリリ………♪
<………………ピリリリリリリリリリリリッ…………♪
P「………寝室から音……………?」
スタスタ………
P「……………………」
ガチャッ
P「……甜花……………?」
スマホ<ピリリリリリリリリリリリッ…………♪
P「…………………」
P「デビ太郎のキーホルダー……間違いなく甜花のスマホだ……」
P「……………」
P「でも、なんでこんなところに……」
P「…………………?」
ヒョイッ
P「ビデオカメラ……?」
P「…………回りっぱなしになってる……」
P「………………………」
P「………………ベッドに座って見てみよう」
-
カチッ
ウィ-ン………
▶️
『…………………………』
P「えっ………千雪さん………??」
『…………………♪』フリフリ
P「………こっちに手を振ってる……」
P「というかなんで千雪さんが俺の家にいるんだ………!?」
P「……見た感じ、このビデオを回したのも千雪さん………だよな………?」
『……………………』
P「……なんでこんなことを…………」
『……………………っ!』ポフッ
P「あっ、ベッドにダイブした……」
『〜♪』ゴロゴロ
P「………………」
『…………………』ゴソゴソッ
P「布団の中に潜って何を……」
『…………………』
P「…………………」
『……………………………………』
P「……………………………………』
P「……………何も起きないな……」
P「少しだけ早送りしよう」
-
⏩
P「………………………」
『……………………………』ゴソゴソ
P「………?……誰かが部屋に入ってきたみたいだ……」
『ピリリリリリリリリリリリッ…………♪』
P「!?」ビクッ
『ピリリリリリリリリリリリッ…………♪』
P「な、なんだ……ビデオの中の音声か……」
P「……………………」
P「…………………………………え?」
『ビデオカメラ……?……回しっぱなしになってる……』
P「……………………」
ドクンッ………
『………………ベッドに座って見てみよう』
P「……………………」
⏹
P「…………………………………」
ドクンッ………ドクンッ………………
ギュッ
千雪「捕まえた……‥♪」
-
千雪「プロデューサーさん……はぁ……♪ずっと会いたかった………♪プロデューサーさん……プロデュ-サ-サン………♪」
スリスリッ……
P「んーっ!んーっ!」
千雪「さっき甘奈ちゃんから電話があったんです………」
千雪「もうすぐここにプロデューサーさんがやってくるって………♪」
P「!?」
千雪「…あっ……プロデューサーさん、ビデオ止めちゃったんですね………もう一度回さないと………」
カチッ
千雪「よし、と………♪」
P「……………………」
千雪「さて、プロデューサーさん……服が濡れてますね……全部脱いじゃいましょうか」
P「っ!!」
ジタバタッ
千雪「……ふふっ…♪……恥ずかしがらなくて大丈夫です……私もすぐに脱ぎますから……♪」
P「っ………っ………!!」
千雪「んっ……1人じゃ脱がすのも大変……」
P「っ……………」フ-ッ…フ-ッ……
千雪「………………………そうだ♪」
千雪「……甜花ちゃん、手伝ってくれる?」
P「………………………!?」
ガチャッ…
甜花「………………………」
甜花「ぷろでゅーさー……さん………」
-
P(……甜花…………!?)
千雪「さぁ甜花ちゃん……抑えてるから、プロデューサーさんのボタンを外して……?」
スタスタ……
甜花「…………………」
P(甜花………………)
パチッ……パチッ………
千雪「ふふっ………大人しくなった…♪」
甜花「……ごめんね…………プロデューサーさん……」
シュルッ………
P「……………………」
千雪「驚きましたか?」
P「……………………」
千雪「甜花ちゃん、プロデューサーさんを困らせたくないって、最初は抵抗してたんですよ……?」
甜花「…………………」
千雪「でも、『プロデューサーさんがまたいなくなるかも』って話したら」
千雪「すぐにこちら側に付いてくれました……♪」
P(………甜花……………)
甜花「……うぅ…………」
千雪「当然ですよね?……この世でプロデューサーさんがいなくなるほど」
千雪「辛くて、苦しいことはないんですから」
P「………………………」
P(……俺が……俺が招いたことなのか………)
P(……一時の喜びのために、何度も甜花と会って……癒しを求めて………)
P(………そして………彼女たちにこんな決断をさせてしまうなんて…………)
P(俺は………なんて愚かなんだ……………)
ガチャッ
<チユキサ-ン!
千雪「あっ、甘奈ちゃんが来たみたい」
P「……………………」
甜花「…………………」
千雪「………甘奈ちゃんは怒ってましたけど、私は怒ってませんよ」
千雪「私たち3人を、みんな一緒に愛してくれれば………♪」
P「……………………」
甜花「…………………」
ギュッ
-
そういう、奸計だったのか…
-
やばいよやばいよ〜
-
幸 福 論 誕 生
-
………あれから何時間経ったのか分からない、もう日を跨いだのか、時間の感覚は既に無くなっていた。
服も下着もとうに剥ぎ取られ、ボロ雑巾のようにすっからかんになるまで搾られた俺は、右手に繋がれたベッドの上で横たわっていた。
彼女たちは疲れて隣で眠っている。ストレスひとつないような、とても穏やかな寝顔で…….。
…………しかしただ1人、甜花だけは俺の上で密かに泣いていた。
『ごめんね………ごめんね………』
何を謝る必要があるのか、わからない。
ただひたすらに謝り続ける彼女の頬に大粒の涙が伝う。
それを見て、すぐにでもその涙を拭ってあげたかった。
しかし、今の自分にそれはできない。
身体のどこを探しても、体液に濡れ、歯型と爪痕に彩られ、数えきれないほどのキスマーク………
この身体に彼女に触れられるような、汚れのない場所などなかった。
もう甜花の泣いている顔を見たくない
…………彼女の笑顔が、俺を救ってくれたんだ。
顔を近づけそのまま甜花に唇を重ねる。
あの時と比べて涙の味がしたが、この気持ちに変わりはない
『甜花、俺は幸せだよ』
『これからは、ずっと一緒だ』
甜花と一緒にいる、それだけでいい……
これからどんなことがあっても、
それだけで何にも変えられないものがある。
それはきっと、とても幸福に満ち溢れた…………
甜花√『幸福論、君がいるから』
-
今日はここまでです
-
救いはないんですか!?
-
これ個別ルートなのか…(絶望)
-
このあと甘奈と千雪どうすんだ…
-
〜これが私たちの幸福論〜
-
どうしてアルストは囲って幸福論を解らせてしまうのか
-
千雪さん「プロデューサーさんも家族です♡」
-
>>187は泣いてそう
-
>>187は泣いて泣いて泣き疲れて眠ってそう。慰めてあげたい
-
>>187甜花ちゃん説やめろ
-
深夜に読むんじゃなかった
-
>>82の時点でこれならどうあがいても不幸な結末が待ってそう
救いはないんですか!?
-
三人とも救われたよ★
-
プロデューサーが救われれば良し!!
-
救われているのか…??
-
もっと手前から分岐する必要あるんですねー
お弁当届けに来たタイミングではづきさん家に連れ込みはづきさんルートが見たい
-
(>>2辺りで甜花ちゃんに連絡しないと単独ハッピーエンドが無い可能性が)濃いすか?
-
やっぱりはづきさん・・・はづきさんに帰依することで救われるのか
-
社長とはづきさんは何をやっているのか
-
『凛世…助けてくれ…』
-
。
-
>>157からです
-
スッ……
P「………………すまない、甘奈」
P「…………」
P「……………………っ!」
ガチャッ
P(……………………)
P「……………………ふぅ……」
P(…………驚くほどすんなりと扉を開けてしまった)
P(いつもなら、もっと時間をかけていたのにな…)
P(……………)
P(…………俺が思い出した記憶は間違いなく本物だ)
P(……………あの、恐怖は………)
『…………………………★』
P「………………っ」ゾクッ
ギュッ
P「………………今でも覚えてる」
P「……………」
ザァァァァァァァァ…………
P「ん………雨が降ってるな」
P「………でも、もうここにはいられない」
ザァァァァァァァァ…………
P(アイドルと半同棲だなんて、スキャンダルの良い的だ………)
P「ここから出るなら、甘奈のいない………今しか………」
ポタッ…………ポタッ………………
P「……………………?」
ポタッ…………ポタッ………………
甘奈「………………………」
ポタッ………………ポタッ………………
-
P「……………あ、甘奈………?」
甘奈「………………」
ポタッ…………ポタッ…………………
甘奈「……………プロデューサーさん、ここで何してるの?」
P「……………」
P「…………甘奈こそ、なんでここにいるんだ………?忘れ物したのか……?」
甘奈「………プロデューサーさん、ここで何してるの?」
ポタッ…………ポタッ………………
P「まさかずっと雨の中、ここで見張っていたのか……?」
甘奈「………………」
甘奈「プロデューサーさん」
ズンッ
「 こ こ で な に し て る の ? 」
P「っ………!!」ゾクッ
甘奈「………………」
甘奈「プロデューサーさん」
P「あ、甘奈………!」
ドクンッ……ドクンッ…………
甘奈「………また甘奈の前からいなくなるの………?」
ドクンッ……ドクンッ…………
甘奈「ねぇ」
P「っ…………!」
甘奈「答えて」
P「あ、甘奈………」
P(なんだ……甘奈の様子がおかしい……?)
P「す、少し……買い物に行こうとした、だけだよ……」
甘奈「…………」
甘奈「なんで嘘をつくの?」
P「………っ……」
甘奈「……………」
-
やべぇよやべー
-
どう足掻いてもバットエンド
-
P「…………………………………」
ググッ…
P「……………甘奈だって………」
P「甘奈だって、嘘をついてた……じゃないか…………!」
甘奈「………………………」
P「この家だって、甘奈の言う記憶が無かった頃の出来事だって……!」
P「全部嘘でっ……俺と甘奈は、恋人でもなんでもないじゃないか………!」
甘奈「っ………………」
ポタッ……………ポタッ…………………
甘奈「…………………なんで………」
甘奈「なんで……そんな酷いこと言うのっ………?」
P「…………………っ…………!」
甘奈「…………嘘から始まった日常で……良くないことなのかもしれないけど………でもっ……………」
P「…………………」
甘奈「毎朝一緒にごはんを食べさせ合いっこして……」
甘奈「同じベッドで寄り添って……」
甘奈「出かける前は行ってきますのキスをして………」
P「……………」
甘奈「………甘奈達、理想的な恋人の関係だった………よね……………?」
P「……………」
甘奈「プロデューサーさんは、違ったの………?」
P「……………………」
P「………………なんで、こんなことをしたんだ……?」
甘奈「…………………」
ポタッ………………ポタッ…………………
-
甘奈「……………事務所にいた時から、憧れてた」
甘奈「………プロデューサーさんのことが………好きで……好きで………………………」
甘奈「プロデューサーさんと、恋人になりたくて…………辛かった」
甘奈「特別な関係になりたかった」
甘奈「…………なのに、いきなり事務所からいなくなって……」
P「………………………」
甘奈「…………プロデューサーさんに会えなくて……胸が張り裂けるくらい、痛かった」
甘奈「………こんなに辛いのに……」
甘奈「………なんで、甜花ちゃんとは連絡してたの?」
P「………………………」
甘奈「ズルいよ………そんなの………」
甘奈「甘奈の方が、甘奈の方が一番………プロデューサーさんを愛してるのに………」
P「甘奈…………」
甘奈「プロデューサーさん………」
ポタッ…………ポタッ………………
甘奈「雨に濡れて、寒いよ……」
甘奈「一緒に家の中に、戻ろ?」
ポタッ……………ポタッ……………………
P「……………」
P「…………………すまない」
ポタッ……………ポタッ……………………
甘奈「………………………」
甘奈「………………いつもみたいに、ギュッて抱きしめて……温めてよ」
P「………………すまない」
甘奈「プロデューサー……さん…………」
P「……………………」
ポタッ……………ポタッ……………………
……………………………
-
甘奈「………………」
P「………………」
甘奈「…………ずっと………」
甘奈「…………ずっと、好きでした………」
甘奈「…………お願いします………甘奈と、付き合ってください…………」
甘奈「……………もう一度、甘奈の……恋人になって、ください………!」
P「っ……………!」
P「…………………すまないっ…………!」
ダッ
甘奈「あっ…………プロデューサー、さん…っ…………」
甘奈「…………いかないで……………っ……」
甘奈「…………」
甘奈「あ、あああ……」
甘奈「あああぁぁぁぁぁぁぁぁ…………っ!!!」ポロポロ
ポタッ………
ポタッ………………
────────────
-
今日はここまでです
-
https://i.imgur.com/xk90y3R.jpg
-
https://i.imgur.com/BXuJ6my.jpg
-
https://i.imgur.com/YJTIH45.jpg
-
(どうやっても上手くいかず苦悶の表情の浮かべる肉おじゃ)
-
>>6の時点でバッドエンドに分岐してるので>>5の時点でスマホの電源切らないと無理みたいですね
-
泣く
-
そもそも>>1の状況になってる時点でもう詰んでるような…
-
今の流れは辛いけどまだ今の所バッドエンドはアナザールートくらいですね
-
救いは無いんですか!
-
★★★★★
-
阿久井を山に埋めよう
-
勤務する事務所から考え直す必要がある
-
>>1より前の最初の逆レをされた時に助けを呼ばなかった者の末路
アイドルを守ろうとした優しさが裏目になってますね
-
この世に生まれたことが消えない罪だったりしそう
-
そんなキリスト教の原罪みたいな
-
283Pの受難?
283Pは救世主だった・・・?
-
わかってんのか!?こんな状況になったのはアイドルがプロデューサーを精液蛇口扱いしてたからだろうが!
-
阿久井さん実はPを救うためにタイムリープして無理矢理にでもアイドルと引き剥がす為頑張ってる説
-
ハッピーエンドが約束されたアイドルって誰です?
-
果穂ちゃんは283Pのことをピュアにしてくれるから……
-
>>267
https://i.imgur.com/6X8FSa1.jpg
-
>>269
うーんおっぱい
-
>>267
うちばい!!!!
-
>>267
アイドルでは無理かもしれないけどはづきさんなら・・・はづきさんルートなら幸せになれるかも
-
>>1の時点で社長がアイドル達に説明した上でもっと離れた遠い場所に潜伏させればよかったんじゃないでは?
さすがに天井社長やはづきさん監禁してPの居場所聞き出そうとするアイドルはいないでしょ・・・いないよね?
-
でもいざ遠くに行ってアイドル絡みじゃなくても不測の事態があった時すぐ対応できなかったらそれはそれで怖いし手の届く範囲にいさせときたいってのも分からなくはない
というか社長とはづきさんがもう少しちゃんとケアしてあげるべきなのではなかろうか
-
もうPはバタフライエフェクトみたいに胎児に戻って自害するぐらいしか救いはなさそうですね・・・
-
はづきさんは信頼厚いから言わないだろうし社長はブルーアイズデッキだから勝てる相手いないし口を破ることなさそう
普通にシャニPが旅に出ますって置き手紙したのが1番の原因だと思う
-
ピンポーン!ピンポーン!
すいませーん!まだ時間かかりそうですかね〜!!
-
ザァァァァァァァ…………………
P「…………………」
P(……俺は最低な人間だ)
P(女の子の恋心を踏み躙って………泣かせて………)
P(『これも彼女のことを思ってやったことだから』………)
P(…………なんて、自分を正当化しようとしている)
P「……………ふざけるな………」
P(許されていいはずがない…………)
ザァァァァァァァ…………………
P(……………………)
P「雨……止まないな……」
P(服もずぶ濡れだ………屋根の下で座り込んでたらそうなるよな……)
P(……………………)
P「どこか遠くへ………消えてしまおうか……」ボソッ
スッ………
P(……………誰かが、俺に傘をさしてる……?)
「消えてはダメですよ、あなた……♪」
-
シャワァァァァァァァァ………
P「んっ…………」
コンッコンッ
<『ここにお着替え置いておきますね』
P「ありがとう」
ガチャッ
P「ふぅ…………………」
ファサッ
P「ん?……俺の使ってた寝巻きにそっくりだな………」
P「よいしょっと……」
ガチャッ
千雪「夜ご飯はもうできてますよ♪」
P「千雪………」
-
────────────
千雪√
P「……………」
千雪「プロデューサーさん、お口に合いませんでしたか……?」
P「あっ、いや、凄くおいしいよ」
千雪「よかった………最近練習してるんです」
P「…………………」
P「………なぁ千雪」
千雪「どうかしましたか?」
P「その、聞いた話なんだけど…………」
P「…………結婚………するのか?」
千雪「……………」
P「……………いや、やっぱり何かの間違いだよな、ははっ」
千雪「……………」
千雪「しますよ、結婚」
P「………………………本当、なのか?」
千雪「はい、もちろんアイドルを辞めた後の話ですけど……」
P「………………」
P「相手は、どんな人なんだ?」
千雪「………………とても誠実で、優しい人ですよ………♪」
P「……………………」
P(…………目に見えてわかる、恋する女の人の顔だ……)
P(甘奈の言っていたことは本当だったのか………)
P(…………………)
P「千雪」
P「…………恋をするって、どんな感じなんだ?」
千雪「………プロデューサーさん……?」
P「あっ、すまない、こんな哲学じみたことを………もう酔いが回ったのかな……」
千雪「ふふっ……プロデューサーさんったら………」
P「…………………でも、聞きたいんだ」
千雪「………………」
千雪「………恋をするのは、とても素晴らしいことですよ」
P「………………」
千雪「どんなに毎日が辛くても、その人のことを思えば」
千雪「不思議と元気が出ちゃうんです」
P「…………」
千雪「私を知ってほしい……私を見てほしい……私だけの物にしたい…………」
千雪「恋は盲目と言いますけど、まさにその通りですね」
P「……………」
P「……………もしも、その恋をした相手が…………自分を簡単に見捨てるような、最低な人間だったらどうなんだ」
P「失望して、その恋に終わりが来るのか?」
千雪「終わりませんよ」
千雪「本当に愛した人なら」
千雪「………少なくとも私は、永遠に1人だけを愛します」
-
P「……………………」
千雪「……………………」
P「千雪、本当に良い人と出会えたんだな」
千雪「………………はい…………♪」
P「……………………」
P「その、……………幸せに、な?………」
千雪「……………………」
スッ
P「……………………?」
千雪「………………………」
P(どうしたんだろうか、急に手を重ねてきて……)
千雪「………………まだわかりませんか……?」
P「千雪………………?」
千雪「……………………」
-
P(千雪はその後シャワーを浴びに行った)
P(お酒で酔っていたのだろうか)
P(俺も千雪もそんなに飲んではいないと思うんだが………)
P(………………………)
P(…………甘奈には、酷いことをしてしまった)
P(元の生活に戻ったら謝りにいこう)
P(もう前のような関係には戻らないかもしれないけど………)
P(それでも、謝るんだ……何度でも……)
P(………………………………)
P(………………)
P(………さらっと千雪の家にあがってしまったけど、この状況……かなりマズイんじゃないか……?)
P(………………………)
P(そうだよ、何をしてるんだ俺は………苦渋の決断で甘奈から離れてきたのに、これでは本末転倒だ)
-
スタッ
P「ん?んん??」
ヨロッ…
P(えっ?なんだこれ……?)
ボフッ……
P「………………………酔ってる……のか……?」
P(飲みやすいお酒だと思ったんだが……度数の高いお酒だったのか……?)
P「…………………………」
P「良い匂いだな…………」
スゥ-………
P「………………………」
P「ば、ばか………これじゃ変態だ……!立て……ベッドから立て………!」
スタッ
P「っ!!!」
グワン……グワン……
P「あっ、無理だ……倒れる……」
ガタンッ…
ポロッ……
P「……………………」
P(………棚から何か落ちたな…………)
P(………………………)
P「えっ、俺の写真…………………?」
ヒョイッ
P「なんだかベタベタしてるな………」
P「……………………」
P「アイスクリームを食べに行った時のか……」
P(千雪が俺の写真を持ってるなんて、少し嬉しいと思ってしまった)
P(………………………)
P(見なかったことにして、棚に戻そう)
グラッ
P(あっ、今立てないんだった)
ドシッ!
ドサドサッ!!
P「…………………?」
P「え?………え???」
P「…………………俺の写真!?」
P(まさかこれ、全部が…………!?)
ガサガサ…
P「………………………」
『しますよ、結婚』
P「………………………」
『私を知ってほしい……私を見てほしい……私だけの物にしたい……』
P「………………………」
『永遠に1人だけを愛します』
P「………………………まさか…………………」
「やっと気付きましたか……あなた………♪」
-
ぱちゅん、ぱちゅん、ぱちゅん………
肉がぶつかる音、嬌声、弾ける水の音だけがこの部屋を支配していた。
千雪は長い髪を耳にかけて、吐息混じりの甘い声で耳元に囁きかける。
「子どもはふたりです……男の子と女の子……あなたが望むなら3人目も……」
その時は何を言ってるのかわからなかったが、こちらを見つめる瞳はどこか虚で、それでいて奥にしっとりと熱を帯びていた。
「千雪…………」
意識は朦朧としていて、身体を思うように動かせず、恋人のように指を絡まされただけでいっさいの抵抗も出来ない。
幾度も繰り返したキスと甘い香りに理性を侵略されていた俺に、何をしても無駄だと気付かされるのは時間の問題だった。
『ずっと好きでした』
目を閉じるとまぶたの裏に1人の女の子が現れる。
涙を流し、心に傷を負わされた悲劇の女の子だ。
今思うと、嘘をついてまで手にしたかった世界が、彼女にだけは見えていたのだと思う。
しかし俺にはそれが見えなかった。
とどのつまり、俺は彼女の幸せについてしっかりと考えてあげられていなかったのだ。
「愛してるって、言ってくれますか?」
千雪は問いかける。
その瞳にはいったい何が映っているのか
彼女もきっと俺には見えない何かに幸せを見出している。
愛してる、それを口にすれば彼女の気持ちがわかるのだろうか。
『愛してるよ、千雪』
とても無責任な一言だと思う。
しかしこの言葉が彼女にとってどれだけの価値がある物なのか、幸せそうにほんのりと頬を赤くした千雪の姿が物語っていた。
再び深いキスをする。
その中で、幸せな自分の未来とアイドルたちの姿を想像する。
見えているものは違うかもしれない、しかし彼女たちの想いと幸福が俺の中に流れ込んできた。
甘奈と千雪が望んでいた世界だ。
「やっと気付いたよ」
千雪を抱きしめる。初めからこうすれば良かったんだ。
恋は盲目、だから見えるものがある。
「ふふっ……♪」
「ははっ………」
手を首に回して口付けをする。
流れる涙だけが俺の弱さを知っていた。
千雪√end『幸せのマジックミラー』
-
これにてアルストロメリア√は終わりです
あまりにも怖がられてたので次回からはホラーを控えめに、そしてもっとアイドルをランダムに出そうと思います。
ではおやすみなさい。
-
よし、来世に期待しよう
283プロ勤務とか畜生道なみの苦行だしね
-
はぁぁあああっ…!!(畏怖)
いい!いい!いい!
-
もっとホラーでもいいのよ
-
幸せって何だっけ(錯乱)
-
甜花ルートだけなくない?
-
>>187くん、記憶を失って・・・
あれはトラウマになってもおかしくないからね
-
面白いのでこのままリビドーのおもむくままに書いてほしい
-
また始まってた!
こういうので良いのですよこういうので
-
千雪に昏睡レイPされたい
-
結局最初のピンポンは誰だったんですかね?
■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■