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文香「お見合いですか……?」武内P「はい」
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文香「……どうしてですか……?」
武内P「……?」
武内P「えー、両親が相手の顔を立ててどうしてもと言うので……」
文香「そうですか……」
文香「それなら、断るのですね……」
武内P「いえ、それはわかりません」
文香「……え?」
武内P「会ってない事には何とも言えません」
文香「……」
武内P(いつまでも独身男にプロデュースされるのは、鷺沢さんが心配になるかもしれませんしね)
文香「……」
文香(……今まで……一緒に過ごしてきた時間は……嘘だったのですか……?)
文香(……仕事のパートナーを超えた……特別な絆があると思っていたのは……私だけだったのですか……?)
文香「……」(ポロリと涙を零す音葉)
武内P「……!」
武内P「さ、鷺沢さん……!?」
文香「……すみません……なんでもありません……」
文香(……いえ)
文香(こうやって……いつまでも思いを打ち明けないから……泣く羽目になっているのでしょう……)
文香(私は変わらなくては……だってもう……)
文香(私は失恋しているのですから……失うものなんて何も……)
文香「……いえ、本当は取り乱しています……」
文香「行かないで欲しいです……」
武内P「は、はぁ……ではそのように……」
文香「……え?」
武内P「理由はよくわかりませんが担当アイドルが泣いている以上、お見合いを受ける理由もないので……」
文香「……先程は相手の顔を立てると……」
武内P「鷺沢さんの方が大事です」
文香「……!」
武内P(会った事ありませんし)
文香「……」
文香「……ふ、ふふっ……馬鹿みたいですね私……」
武内P「は、はぁ……?」
文香「……」(笑みを浮かべる音葉)
武内P「?」
武内P(……いつもと少し違いますが笑顔が戻ってよかったです)
武内P(よし、上手く話せましたね)
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イイハナシダナー
でも武内Pは外堀が着実に埋まっていることにいつ気がつくのか
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どうせそのお見合いに行ったら文香が出てくるゾ
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ふーん、担当アイドルの立場でプロデューサーが素敵な花屋さんの跡取り娘とお見合いするのを邪魔するのはよくないと思うな
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こういうのでいいんだよこういうので
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優しい世界
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見合いを断られて怒り心頭の相手が乗り込んできて何やかやあってアイドルになりそう
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>>よし、上手く話せましたね
そのスキルは参考にしたらアカンやつ
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武内パパ・ママと文香叔父さんでもう式場どこにするかくらい話進んでそう
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後から謝罪に行ったら実は相手はふみふみだった説
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文香「昨日は……すみませんでした……」
武内P「は、はあ……」
文香「もう……大丈夫ですから……」
武内P(……今日は落ち着いていますね。いつもの鷺沢さんです)
文香「……」
文香「いえ……やはりこのままではいけません……」
武内P「……え?」
文香「プロデューサー」
文香「好きです」
武内P「……え?」
文香「私はもうあのような気持ちにはなりたくありません」
文香「何も関われない所で……失恋するなんて……!」
文香「……ですから、失恋するならプロデューサーの手で、という事です……」
武内P「そ、それは……」
文香「困ってしまいしたね……」
文香「……どんなものでしょうか……砕けそうな他人の恋心をいきなり扱う羽目になった気持ちは……」
文香「ふふっ……一人で持て余すのは寂しかったんです……」
文香「一緒に苦しみましょうね……」
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続編いいゾ〜これ
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優しい世界
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>一緒に苦しみましょうね
これすごい好き
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ふみふみと一緒に苦しんでそしてゴールしたい
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実際付き合ってもいないのにお見合いするで泣かれるのは重すぎますね……
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確かに。だけどふみふみなら重くてもいい・・・
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