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第六次NaNじぇい聖杯戦争、開幕
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時は電子の戦国時代、ニーズの隙間に潜り込む「NaNじぇいサーバー」
今ここで電子的に再現されたマスター達による一大魔術儀式が始まろうとしていた。
TRPG"風"安価SSです。
NaNじぇいゆかりのマスターを選んでください。
マスター候補>>2〜>>16
??「今年は聖杯戦争の更なる飛躍の年ですね」
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極東チャンピオン
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土井垣
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遠野
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なかやまきんに君
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サンシャイン池崎
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ショタ提督
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グランくん
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八王子先輩
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西田
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ジョイマン
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筋肉講師
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シバター
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鹿島(艦これ)
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セイキン
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ハッカドール3号
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セレニケ
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栗山英樹
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>>1とかに過去に出たマスターやサーヴァント一覧みたいなのがほしいと思った(小並感)
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>>19
(次回検討するから許して亭許して)
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素に銀と鉄。 礎に石と契約の大公。
降り立つ風には壁を。 四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ
閉じよ。閉じよ。閉じよ。閉じよ。閉じよ。
繰り返すつどに五度。
ただ、満たされる刻を破却する
――――告げる。
汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。
聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ
誓いを此処に。
我は常世総ての善と成る者、
我は常世総ての悪を敷く者。
汝三大の言霊を纏う七天、
抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ!
サーヴァント候補(こちらで調整します)
>>22〜>>35
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巨乳先輩
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チョコボール向井
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平野源五郎
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幽谷霧子
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パクスンイル
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ヒゲクマ調教師
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中国人兄貴
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テングザル兄貴
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ハム太郎
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ハッカドール3号
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松岡禎丞
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キリト
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GO
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ショタ指揮官
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ダンディ坂野
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ハギヨシ
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確認しました
少々お待ちください
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設定調整完了しました。
まもなくほんへが開始します。
サーヴァントの性能をフルに発揮するためには、ほんへの内容から推理して【真名看破】する必要があります。キャラクターにそぐわない行動は再安価させていただく場合があるのでご了承ください。
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ランサーは高所から舞台となるフィールドを見下ろしていた。
電脳空間上に再現された街はそこそこの広さを持つが活気はあまりない。人もいるにはいるが所詮はNPC、特に有用とは言えないだろう。
しかし、サーヴァントの気配を探るのは簡単ではない。集中する必要があった。
ランサー(……これですよ)
ひとつ、サーヴァントの魔力の残滓を掴む。
ここからは冷静に、その糸を辿るだけだ。
見つけたサーヴァントのクラスとマスターは同伴しているか>>42
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いる
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いる
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サーヴァントのクラスもお願いします>>45
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セイバー
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セイバー
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-1日目、朝-
八王子「あの、どうも……」
セイバー「や、悪いね!俺弱体化させられちゃっててさ、フルパワーでやれないわ!」
八王子「はぁ……」
八王子が召喚した英霊は開始早々自分が十全に戦えないことを軽々しく告白した。とはいえ勝つ自信満々といった感じのそぶりであり、その軽さと押しの強さは八王子にとってあまり心地よいものではない。
セイバー「……でさ、早速なんだけど」
セイバーはあらぬ方向を向く……いや、ほど近い場所にはこちらを伺う人影が一つ。
ランサー「はじめまして。じゃあ最初に、俺たちのどっちかが脱落するってことでいいでしょうか」
戦闘を開始します。なお、チュートリアルですので今回は決着がつきません。
宝具は基本的に真名が判明するまで使用できません。また、戦闘中のスタイルや会話も大きなヒントにつながります。
戦闘の流れ
>>48
>>49
>>50
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距離を詰める
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取りあえず打ち合う
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相手の様子を伺う
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どちらも手探り牽制
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セイバーの軽い感じならGOかな
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ランサー「フッ!」
動きが速いのはランサーだった。英霊でない八王子の目では追いきれない動きでセイバーに肉薄すると、発達したヒッティングマッスルから放たれる重い一撃が襲う。
しかし、セイバーはそれをこともなげに受け流し、こちらも殴り返す。
八王子「セイバー!剣を使え!」
セイバー「……俺剣持ってたかなぁ」
八王子「はあ!?お前セイバーだろ!?」
セイバーは気の抜けたことを言うが動きは止めない。速度と威力を重視するランサーに彼は技術で対抗しているようだった。
ランサー「……あまり手を抜かないでくださいよ」
ランサーが身を引き、不服そうに言う。
セイバー「ごめんごめん、こっちもいきなりやられたくないしさぁ……」
お互いを牽制して奥の手は見せない。誰の目があるかわからない以上開始早々いろいろ見せるのはあまりにもまずい。
>>53
>>54
>>55
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>>51
おめでとうございます、正解です
安価は下にズレます
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ヒッティングマッスルにこれですよでランサーはチョコボール向井
安価なら雰囲気見せるためにGOが光で剣を作る
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アポロンということで炎の力も使う
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お互い互角
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>>54
おめでとうございます、正解です
GO「んじゃ、とりあえず……」
セイバーの手に光が収束する。手先から発生したのはレーザーのようなもので構成された剣だ。
八王子「おい!勝手に宝具なんて」
GO「違う違う、セイバーっぽい雰囲気だけ出しときたくて。ハリボテだから、ハリボテ」
コイツはそう簡単に制御できそうにない。八王子の中でセイバーの印象が急激に出来上がっていく。
GO「まあこれくらいならいいでしょ」
セイバーが光刃を振りかざすと、その剣先から炎が吹き上がった。彼の魔力放出(炎)が付加されたおかげだ。
GO「ハイ!」
セイバーの乱撃をあるときは避け、ある時は腕ごといなす。
向井「これは……キツいですよ!」
GO「またまたぁ」
ふたりの戦いは終わらない。まるで踊っているかのように互いの呼吸が合わさっていた。
戦いが水入りになる理由>>58
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GOの作戦
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八王子「セイバー!」
マスターの掛け声からセイバーが考えたことは実際八王子が思ったことと同じだった。
セイバーが一度身を引く。
GO「お前やるねぇ。どうせならお前と最後にやりたいわ」
向井「そうですか……」
肯定とも否定とも取れない回答だが、セイバー達が逃げるには十分な時間稼ぎだった。
八王子「どっちもぱっと見……実力が……拮抗してるなら、こっち側の弱点は……あからさまに俺だよな……だから、あんなこと言ったんだろ?」
とりあえず安全そうな場所まで退避する。サーヴァントの助けはあったものの全力疾走した八王子をセイバーはただニヤニヤと見ていた。
GO「なんだ、わかってんじゃん」
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-1日目、朝-
アサシン「……」
アサシンは既に行き詰まっていた。とりあえず気配遮断により相手に先手を取られることはないだろうと踏んでひとり索敵に出たが、マスターから大した指示を受けたわけではない。
マスター、はっきり言ってよくわからない男だ。底知れない感じはするが、とにかく相手のことを理解しなければどう接するべきかも測りかねる。
見つけた相手>>61
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ライダー
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一騎のサーヴァントが気配を探っている現場に出くわす。見た感じクラスがわかりやすい武器を持っているわけではなく、ただアサシンではないというくらいしか言えなかった。敵を探しているようだがあいにくこちらはアサシン、攻撃に移るまで感知はできないだろう。
アサシンがとった行動>>63
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様子見
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アサシン(ここで相手にこちらを意識させるのは愚策中の愚……)
張り付いている限り、漁夫の利は狙える。ここは見にまわるべきという判断だった。
セレニケ「なんなのよコイツ……!」
バーサーカーを引いたこと自体がかなり手痛い失敗だったが、それ以上に全く言うことを聞く気がしない。
バーサーカー「無理やり言うこと聞かせようってならもっと上手にやれよ。まあ俺も簡単に従うつもりはないがな」
バーサーカーにも独自の考えがあるらしい。
バーサーカーの方針>>65
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他の奴らが戦いあって消耗するのを待つ
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安価ギリギリで漏れたと思ったらセレニケさん入ったんすね
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セレニケ「お前は偵察とかに行かないのね」
セレニケは自分の準備を進めながら聞く。今回はマスターはひとつ礼装を持ち込むことを許可されている。魔術師である彼女にとっては大きなアドバンテージだった。
バーサーカー「ん?俺は待つんだよ。気が熟すまで」
バーサーカーらしからぬ理知的な発言にセレニケは内心舌を巻いた。情報収集はしたいがたしかに燃費を考える必要がある。ならばこちらは拠点を考える必要があるか。
バーサーカー陣営の拠点>>68
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新宿調教センター
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>>66
(毎回最初のカウントをミスって苦悶の表情を浮かべる肉おじゃ)
安価は下にズレます
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女キャラ少ないし、ちょっとぐらいズレても大丈夫でしょ(適当)
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最初に目星をつけていたところに移動する。
セレニケ「新宿……調教センター」
ここなら自分にピッタリだ。あとは愚図どもが喰いあうのを眺めていればいいだけ。その間じっくりと作戦を練ればいいだろう。
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-1日目、朝-
3号/キャスター「あの……」
なにも言うまい。
3号「とりあえず……武器は?」
キャスター「ハンマー……とか?」
3号/キャスター「……はぁ」
とりあえずこれからどうする?>>73
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お互いの事をよく知る
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これもしかしてキャスターも3号なんじゃ
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>>74
おめでとうございます、正解です
3号「あの……ご趣味は?」
とりあえず互いのことを知る必要がある。そう判断したキャスターは思い切って聞いてみた。
3号「ボクはアニソン……とか」
3号「……奇遇だね。ボクもだよ」
本人達も混乱してくる。というか目の前にいるのはどう見ても自分だった。
ついでだからもうひとつくらい質問してみよう>>76
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本物?
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3号「あの……」
マスターが質問する。
3号「本物のボク……だよね」
3号「……一応」
キャスターが煮え切らないのも仕方がない。サーヴァントはあくまで本人の「一側面」であり、純粋なコピーとは言い難い。もっとも、この場においてはマスターも似たようなものだが。
3号「とりあえず、仲違いすることを考えなくていい分楽だよね」
3号「うまくやれそうだよね」
もはや本人達にも今喋っているのが自分なのか相手なのか半分わからない。とにかく他の陣営とは違いとりあえず裏切られることを考えなくていいのは大きなアドバンテージだろう。
3号「せっかくキャスターだし、なにか戦い方とか考えた方がいいよね」
3号「でもまずはちょっと今起きてることを受け入れる準備をしないと……」
3号「……そうだね」
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同キャラはおもしろそ
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-1日目、昼-
シバター(……どうすればいいんだ)
最後のマスター、シバター。アーチャーのサーヴァントを従えているのだが、どう扱えばいいのか測りかねていた。
とりあえず偵察に出させてその間に身の振り方を考えているのだが、見るからにアクが強いアーチャーを使いこなすのはかなり難しそうだった。
アーチャー『……出撃ますよ』
通信が入ってきた。どうやら誰かを見つけたらしい。
好戦的なようだがとりあえず好きにするよう指示した。これでダメなら所詮その程度の英霊だということだ。
見つけた陣営>>81
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ランサー
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ランサー
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とりあえずマスターのもとに戻ろうとしていたランサーの目の前に現れたのは、異形のサーヴァントだった。
一目見ただけではクラスの判別がつかない。警戒するに越したことはないだろう。
向井「これは……キツいですよ」
無傷だったとはいえ連戦。警戒するにこしたことはないだろう。
戦闘を開始します。
>>83
>>84
>>85
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アーチャーが球を発射して牽制
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鈴木を呼び応戦
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あまり力は出さない
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アーチャー「食らえよ!」
アーチャーが体を旋回させ、攻撃を撃ち出す。大したことない散弾だが、一応回避は難しい軌道を描いている。
しかし、ランサーには当たらない。
鈴木「はぁい…(適当)」
直前に現れた人影が代わりに攻撃を受けたのだ。
消滅する鈴木の背後から飛び出す。アーチャーの攻撃をかいくぐり、近づいてしまえばこちらの攻撃の間合いにもなる。
スキル《幻のダブルヘッダー》が判明しました。
一撃で消滅する鈴木を召喚します。
また、一度使用したスキルの再使用には基本日をまたぐ必要があります。
戦闘を続行します。
>>88
>>89
>>90
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鈴木とのコンビ攻撃
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バキィ!(一撃を見舞う)
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アーチャーが仰け反る時に何者かの気配を察知する
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アーチャー組撤退
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アーチャーがまた正体不明の攻撃を放とうとする。しかし間合いの内で攻撃の起こりさえ分かっていればギリギリ分がある。
バキィ!という音と共にアーチャーが吹き飛んだ。その場に残ったのはランサー、振り抜いた拳は高く天を指している。
アーチャー「……ちょっとぉ」
その時だった。先に気づいたのは宙を舞うアーチャーだ。
シバター『……なんか来てるんだな?』
マスターもアーチャーの変化を感じたり使い魔……ではなく持たせたスマホ越しに確認をとる。
再び攻めてくるのを待ち構えていたランサーだが、彼の予想は外れ、アーチャーは一目散に走り出す。
未だマスターとの十分な連携もとれていない現状、2対1になるのはなんとしても避けたかった。
新たな気配の正体(キャスター、バーサーカー陣営を除く)
>>92
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ライダー陣営
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ライダー
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ライダー(withアサシン)はアーチャー、ランサーのどちらと遭遇する?
>>95
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ランサー
-
ランサー
-
向井「……わぁ、連戦ですかー」
ランサーの闘気に引き寄せられ、現れたのはライダーだ。
ライダー「ほう、その体、すごい芸術なのだな」
不敵に相手を賞賛するライダーの姿はかえって油断ならない印象を与える。
ランサー「……マイクパフォーマンスですか。効果的な煽りですよ」
戦闘を開始します(なお、アサシンが気をうかがっています)
>>98
>>99
>>100
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ライダーに打撃攻撃
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読んでかわす
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ランサーのカウンター
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ライダー「その体、どうやって鍛えてるんだ?」
ライダーが構えもせずに近づく。ランサーも大げさに力こぶを作っておどけた。
ランサー「まず……足の運動をするんですよ!」
ランサーが跳んだ。敵に刺すようなキックをライダーは紙一重で避ける。
ランサー「腕の二等筋!」
二段構えの攻撃は流石に避けかねたようだ。受け止めたはずの腕が強く痺れた。
ライダー「悪くないな……来たまえ!」
ライダー:軽度負傷
>>102
>>103
>>104
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ランサーのマスターが現れる
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ライダーが乗り物に乗って掻き乱す
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ランサーが疲れてくる
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??「エクセレント!さすがは俺のサーヴァント……だがまだだ、まだ足りないなあ!」
物陰から現れたのは、ランサーのマスターだった。青年は顔の右側に傷を負っているが、それが彼の美しさを損なうわけではない。
IV「お前ならできるだろう!?最高のファンサービスを!」
向井「……いいですよ…(小声)」
マスターに直々に檄を飛ばされたランサーの気迫が変わる。そしてそれを見過ごすライダーでもなかった。
ライダー「いいだろう。『限定解除』だ」
ライダーが宝具を……宝具の一部である乗り物を召喚する。
IV「チャリオットか……」
ライダー「ぬぅん!」
奇妙な戦車に体を預け、疾走する。マスターを守りながらでは思うようについていけない。
向井「これはキツイですよ……」
ライダー:軽度負傷、宝具限定展開
>>106
>>107
>>108
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極東チャンピオンが相手を煽る
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挨拶がわりのボムエッグバーン
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向井も反撃
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チャリオット=台車で余裕のある喋り方だから平野ですかねぇ
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>>109
おめでとうございます、正解です
IV「降りてきやがれ!それじゃロクに当たらないだろ!」
IVがランサーの陰から飛び出して激昂する。聖杯戦争においてマスターへの攻撃はもっとも警戒すべき事案のはずだが、軽率にもライダーの意識を自分に向けてしまった。
平野「いいだろう……ボイ!」
平野チャリオットが加速する。
IV「《ギミック・パペット-ボム・エッグ》を召喚!」
いつのまにかIVの手にはカードが握られていた。彼が持ち込んだ礼装……腕につけられた斧剣のような《デュエルディスク》の中身だ。
IV「手札の《ギミック・パペット-ネクロ・ドール》をコストに相手にダメージだ!」
ボムエッグの攻撃がライダーを襲う。ライダーが対魔力スキルを持たないとはいえ、この世界ではカードは大幅に弱体化する……しかしそれで十分だった。
向井「ふんッ!」
死角からランサーの拳が襲う。ライダーはチャリオットから地面へと叩き落とされた。
ライダー:重度負傷
>>111
>>112
>>113
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ライダー側のマスターも登場して令呪で回復
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縄を駆使してパワータイプのランサーを翻弄する
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使い魔(奴隷少年)を使役する
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ライダー側のマスターがチャンピオンに話しかけてみる
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ライダーが片膝をつく。相手の挑発がかなりのダメージにつながってしまった。
??『立ち上がれ!』
与えられた指示が魔力に変換され、霊基の損失を補う。霊核がほぼ無傷な以上完全復活といっていいだろう。
平野「ウヒィヒィヒィヒウィヒ〜w危なかったのう」
ライダーがおどける。また人をおちょくりだす冷静さを取り戻したのだ。
遠野「恐ろしいのはあの機動力ですよ」
平野「なるほど、ならばこちらは……『巣鴨の縛縄』!」
ライダーの手からロープが飛び出すとランサーに絡みつく。
平野「どうだね、縄の味は……」
ランサーの筋力をもってすれば縛り上げられた状態でも行動は可能だ。ましてや彼にはかつて拘束具を破壊した逸話もある。しかしそれでも変幻自在なロープにより行動が思うようにいかない。
平野『さあいけ!奴隷少年よ!』
平野の更なるスキル《奴隷少年》によって召喚されたサーヴァントのサーヴァントがゆっくりと動き出し、ランサーに躍り掛かった。
普段なら簡単にあしらうような軟弱な攻撃を食らい、ランサーは土に叩きつけられる。一撃で消え去るような奴隷少年でも、今の彼には強敵だった。
(出来る限り武器、スキル、宝具等の区分けは先にお願いします)
ランサー:軽度負傷、緊縛(弱)
>>116
>>117
>>118
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ギミックパペット・シザーアームでロープを切る
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近づいてきたところを手に魔力を込めてひっ叩く
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倒れたところを再度緊縛する
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IV「《ギミック・パペット-シザー・アーム》を召喚!もちろん効果は発動するぜ!」
呼び出されたシザー・アームがランサーの拘束を外し、そのまま突貫する。
ライダーがパペットを破壊した時には、すでにランサーは目の前まで迫っていた。
平野「無駄だよ!」
ライダーの張り手が炸裂する。今度倒れてしまったランサーの体を締め上げるのは、ライダーが召喚したただの縄だ。
ランサー:中度負傷、緊縛
>>120
>>121
>>122
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向井のスキル「不自然なシーンカット」でロープからの解放まで時間を飛ばす
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もう一度縄を破り撤退しようとする
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店長が緊縛の館に帰る
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平野「今度はしっかり縛ったのだ。その縄は、私がほどいてやるまでは外せないだろ……う?」
ライダーには目の前のランサーがコマを飛ばして動いたように見えた。疑問に思うまでもなく跳びのき、様子をうかがう。
そうしている間にもランサーの縄抜けは続く。筋力と技術を駆使して少しずつ束縛を外していく。
遠野(もうライダーのロープがないし、肝心のチャリオットはどこかに飛んで行った……)
マスター遠野がライダーに目配せする。たった一戦で令呪を使ってしまった上に攻め手をかなり見せてしまった。
他の日ならまだしも、開始早々これだけの損失は痛い。
一方ランサーも焦り始めていた。ライダーの底知れなさは警戒するべきだし、そもそも連戦の疲労も手痛い。
互いが一歩、また一歩と身を引き、撤退の意思を見せるもどちらも止めようとしない。やがて両陣営は帰路についた。
アサシン←(いたんですよん)「どっちについていこう……」
>>125
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マスターに報告に行く
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ライダー陣営
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-緊縛の館前-
アサシン(ここが……こいつらの本拠地!)
遠野「大丈夫でしたか?」
アサシンが付いてきていたことも知らずに、遠野はライダーを心配する。
平野「いやぁ、大変じゃったの……」
先ほどまでとは別人のように疲れ切った表情のライダーがなんとか答えた。緊張の糸が切れて脱力しきっているようだ。
アサシン(これ、もう少し見てたら弱点とかもわかるかもしれないな)
アサシンは潜伏を続ける。彼の判断が吉と出るか凶と出るか、今はまだ誰にもわからない。
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-1日目、昼-
八王子「さっきは急で準備できてなかったけど、なにか作戦を立てないと……」
八王子の提案>>129
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味方を作る
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↑
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八王子「……やっぱりどこかと共同戦線を張ったほうがいいよな」
仮の拠点の中で八王子が呟く。セイバーはあまりいい顔はしていないが特に反対もしない。仮に裏切られても自分になら倒せると考えているからだ。
聖杯戦争に勝つのは間違いなく自分だという自信が彼を守っていた。
GO「いいんじゃないの?」
肯定的な返事を聞き、八王子は安心した。ならこれからは仲間を増やすために行動しよう。
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-1日目、昼-
3号「なにか考えといたほうがいいかな、ボク」
3号「どうせ正々堂々やったら負けそうだもんね、ボク」
ふたりが建てた計画>>132
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積極的に戦闘はしない
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3号「やっぱり下手に接敵するとロクなことないよね」
3号「というか普通にやったら負けるだろうし……」
3号/3号「う〜ん……」
ふたりの思考はほぼ同化している。正確にはキャスターの方は魔術師的な部分を抽出されているのだが、それでも大した差ではない。
普通にやっても勝てないのなら、機を待てばいいのだ。
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-1日目、夜-
仮想空間内にも夜はきた。すでにあたりはそこそこ暗くなっており、屋外の明かりはアクセント程度のものでしかない。
八王子は霊体化したセイバーと共に歩いていた。同盟を結べそうな陣営を探しているのだ。
八王子(一応深夜は出来るだけ休むように言われているから、今日の探索もそろそろ終わりかな……)
見つけたもの>>135
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アーチャー
-
そこにいたのはライダーから逃げてきたアーチャーだ。八王子は知る由もないが戦闘の後で気が立っている。
セイバーは実体化し、八王子を守るように立った。
八王子「あの……君のマスターと話がしたいんだけど」
多数決を取ります
アーチャーのマスター(シバター)は同盟の提案を
飲む/飲まない/飲んだフリしていずれかのタイミングでだまし討ち
>>137
>>138
>>139
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飲む
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飲んだふり
-
飲む
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-アーチャー陣営の仮拠点-
シバター「よう」
待ち構えていたのは八王子が苦手なタイプの男だった。
GO「ちわっす」
セイバーは軽いノリで挨拶する。表面上は互いに印象がよさそうに振舞っているが、隙あらば寝首をかくことを諦めているようにも見えなかった。
シバター「いや、別にいいよ?同盟。でも俺がお前と組むことによる具体的なメリットってなに?」
八王子「ええと……」
八王子くんの答え>>141
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数的優位
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八王子「俺のサーヴァントはセイバーです」
マスター同士なら英霊のクラスはわかるとはいえ、無条件にサーヴァントの情報を開示するのは賢いとは言い難い。
八王子「正直、なんで俺が呼べたのかわからないくらい強いやつだと思ってるけど、それはあくまで1対1に限った場合……むしろ出力のことを考えれば弱点は」
シバター「……スタミナってことか」
八王子「はい。だからそこをカバーできる味方がいれば、味方と一緒に勝ち進めると思うんです」
シバターは内心で彼の評価を改めた。八王子は自分は味方を裏切ることにデメリットがあることを説明しつつ、こちらの反逆にも対応できるとアピールしているのだ。
八王子「だから、セイバーの力を『買う』ことをオススメします……!」
実を言えばシバターはそこまで相手を裏切ることは考えていなかった。まあビビりながらでもしっかりセールスを成功させた八王子の口車に乗るのは悪くなさそうだ。
シバター「いいよ。よろしく」
セイバー、アーチャー陣営の同盟が成立しました。
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-1日目、夜-
向井「先が思いやられますね……」
ランサーが呟く。宝具こそ隠し通したものの、1日でマスター含めかなりの手札を晒してしまったのだ。
それにまだ戦闘のダメージも回復しきっていない。なにかが起きることは避けたかった。
発生するイベント>>145
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何もないので会話
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拠点に大量の罠を仕掛ける
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IV「……とりあえずできることをするか」
回復するまでの根城に罠を仕掛ける。マスターが持ち込めたのはデュエルディスクだけであり、他のものが欲しければ周りから集めるしかない。使えるものは最大限利用する必要があった。
仕掛けた罠>>147
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聖なるバリア・ミラーフォース
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実際シャークさんをハメた逸話がありますね…
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IV「それにしても便利だな……」
マスターが罠カードを設置しながら言う。電脳空間ではカードを実際に使うことができる。
彼が選んだのは《聖せいなるバリア -ミラーフォース-》だった。
攻撃に反応して発動させれば攻撃表示の相手にダメージを与える、抜け道は多いが強力なカードだ。
向井「効果的な罠ですね」
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ミラフォだと分かってる時点で割られる(確信)
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-1日目、夜(新宿調教センター)-
セレニケ「籠城するならそれ相応の準備が必要ね……」
仕掛けた罠>>153
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拘束手段
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入ったら拘束される魔法陣をいたる所に仕掛ける
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セレニケ・アイスコル・■■■■■■■は黒魔術師である。
彼女は設備さえ揃っていればアイテムの作成が可能であり、環境によっては礼装のみならぬ幅広い応用が可能だ。
セレニケ「……今はこれで精一杯か」
調教センターというだけあり、拷問に必要なものを幅広く備えている。それだけでは人体破壊には心許ないが、魔術に使う触媒としては及第点といったところか。
バーサーカー「……」
バーサーカーはなにも語らない。しかしその眼はたしかにマスターの確認作業を見つめていた。
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-1日目、深夜-
マスターに与えられた通信機器が起動する。それぞれが通話機能を使うと、スピーカー越しに怜悧な声が響いた。
監督役「どうも、私です。明日は野球場にでも出向こうと思っているのですが、せっかくなのでそこにいらっしゃったマスター1名に礼装を差し上げようと思います。それではみなさんさようなら」
礼装の正体>>156
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邪剣夜
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デンジャラスビーストの衣装
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邪剣-夜-。野獣先輩の属性を持つ刀剣はこの舞台においてはかなりの知名度補正をもつ強力な武器であり、また魔術や神秘とは無関係なので発送次第で幅広い活躍が保証されている。報酬としては破格のものだった。
この提案に反応したのは3つの陣営だ。
>>160
>>161
>>162
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アーチャー
-
ライダー
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バーサーカー陣営
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キャスター
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3号「そんなもん取るしかない!」
それぞれの思惑が交錯し
セレニケ「すぐ引くにせよ情報が足りないわ」
夜が更けていく。
平野「やる気まんまんじゃのう……」
遠野「先輩の剣……」
全てはまだ始まったばかり。
3陣営だけ様子を覗き見ることができます。
第1の陣営>>164
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キャスター組
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-キャスター陣営-
3号「……ねえボク」
3号「なにボク」
3号「普通サーヴァントってお互いを理解するために話し合ったりするんでしょ」
3号「でもボクら分かり合ってるよね」
3号「だよねー」
とりあえずどうしようか>>167
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作戦
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キャスターの望みを聞いてみる
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3号「……ねえもうひとりのボク。ボクはなんで聖杯戦争に参加したの?」
マスター側のハッカドール3号が問う。記憶も含め自分とどこまで同じなのかわからない以上、相手を分かっているつもりになるのは早計だろう。
キャスターの願い>>169
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ハッカドールアプリを終わらせない
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切実な願いですね…
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3号「ハッカドールを……終わらせたくなくって」
キャスターは2019年中旬のアプリ部分を重点的に抽出されて霊基を構成されているのだろう。故に来たるべき滅びをなんとかして食い止めたいという願いを叶えるためにこの戦いに名乗りをあげたのだ。
マスターの反応>>172
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意気投合する
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ハッカドールを救いたい
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3号「……よかった」
マスターの肩から力が抜ける。
3号「ボクもだよ!サボる場所もなくなっちゃ元も子もないからね〜」
3号「勝とうね、聖杯戦争」
3号「じゃあ頑張ってね」
3号「いやボクこそ頑張ってよ!」
元から友好度に補正がかかっていましたが、さらに上がりました。友好度が関係する判定に好意的補正がかかります。
次の話題>>175
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他の陣営に鉢合わせたらどうするか
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3号「でもさあ、負けないための武器をもらうにはまず勝たないといけないわけじゃん?」
当然の疑問を口に出す。もっとも、出るだけでて状況が悪くなれば逃げるという選択肢もあるだろう。そうすれば自分たち以外が新たな力を手に入れるのだ。
3号「うーん、どうしたものか」
作戦>>177
-
ハカドリオンを呼び出す
-
3号「あ、ハカドリオンはどうかな」
マスターの方が提案した。一応彼の方が能動的に動いているようだ。
3号「う〜ん、宝具でならいけるけど……3人でやっと動かせるものを2人で、しかもアビリティもパイロットに依存するだろうし……」
本来メインパイロットにハッカドール1号、サブに2、3号を必要とするハカドリオン。3号2人でてきることは限られているだろう。
3号「でもせっかくのスーパーロボットだし、使わない手はないか」
最後の話題>>179
-
同じ顔が二人いるので緊急時にはそれを利用する作戦を立てておく
-
3号「あとはやっぱりボクらの関係を生かした作戦があるといいよね」
3号「見た目全く一緒だしね」
本来、サーヴァントは同一人物であってもクラスごとに若干見た目が変動する。しかし3号の場合は違った。サーヴァントとしての適正な「低さ」が外見にほとんど干渉させなかったのだ。
3号「タネがバレててもとっさに混ざっちゃえばわからないだろうし……」
3号「いろいろ役に立ちそうだね」
-
乙シャス!
また続き楽しみにしてます!
-
ハッカドールコンビがんばえー
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キャスター陣営が決意を新たにしたのと時を同じくとして、ほかの陣営でもマスターとサーヴァントが交流を始めていた。
第2の陣営>>184
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バーサーカー
-
バーサーカー
-
-バーサーカー陣営-
セレニケ「……これね」
薄暗い部屋の中、セレニケはパソコンで野球場の見取り図を確認していた。
彼女は魔術師である。しかし通常の魔術師とはことなり、魔術を自分の目的のために使用したり、新しい技術を取り込むことに抵抗を感じないタイプの人間だった。
バーサーカー「球場なんてどこも一緒だと思うけどなぁ」
セレニケ「行ったことないわよそんなとこ」
最初の話題>>187
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セレニケさんがかわいいショタ鯖がよかったと嘆く
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セレニケ「……ハァ」
マスターが横目でサーヴァントを見ながらため息をつく。その顔には色々な不満がありありと現れていた。
セレニケ「せっかくならもっと相性が良さそうなサーヴァントが来ればよかったのに……」
一応軽口のつもりらしく、彼女の普段の言動に比べれば悪意は少ない。
バーサーカー「俺だってお前みたいのがマスターなのは嫌だよ」
ふたりの外見、性格は己の美的感覚に合わない。互いが互いとある種のやりづらさを感じているが、それはそれとしてビジネスライクな関係を築くことに関しての見解は一致しているようである。
次の話題>>190
-
礼装を手に入れるための作戦会議
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↑
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バーサーカー「ただ礼装が欲しいってだけじゃないよな?」
バーサーカーの推測は正しい。それはケイン(木製のムチ)をいじりながら考え込んでいるマスターの姿からも表れていた。
セレニケ「旗色が悪ければ下がるわ。どうせ礼装の取り合いなら追撃の余裕もないでしょうし。情報を集める意味でも、出るだけで得なことなんてそうそうないわよ……とは言え作戦がね」
バーサーカー、再度の作戦立案>>192
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まずバーサーカーがアバウトにできることを言う
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ヒゲクマ「逃げること考えなくていいなら俺ひとりでもそこそこなんとかなるよ。俺、神様だし」
セレニケ「……えっ?」
セレニケが思わず聞き返す。
バーサーカー「いや比喩よ、比喩。おわかり?」
セレニケ「……努力するけど下準備しないとサポートは難しいわ」
バーサーカーは意地悪く口元をゆがめた。
情報を管理するためかセレニケに対しても説明を小出しにする。マスターを軽んじているわけではないはずだがそれでも気分を害する。
セレニケ(聖杯戦争終わったらこいつ殺そうかしら)
最後の話題>>195
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ドS談議
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自分好みの少年を見つけたら捕まえてペロペロするという野望を語る
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ちょっと名前ネタバレしてんよ〜
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申し訳ございません、ヒゲクマと出てしまいました。
それもこれもヒゲクマ様の溢れ出るカリスマのせいです。
-
ヒゲクマ「それにしても随分情報を集めたがるな」
セレニケの姿勢をバーサーカーが問う。自分たちが関与しないまま脱落するマスターやサーヴァントのことは知る必要がないと考えているからだ。
セレニケ「……駒が欲しいのよ」
嘘だ。バーサーカーは確信した。彼女の目は加虐体質の人間のそれであり、駒という言い方は不正確だろう。
ヒゲクマ「駒かぁ……」
バーサーカー……ヒゲクマも嗜虐嗜好を持っているはずだが、なぜかそれを言い出さなかった。直感的にそうしただけなのだが、ふたりのサディズムについてのあり方には大きな差があるということに気づくことはなかった。
第3の陣営>>199
-
アサシン
-
-アサシン陣営?-
アサシンは未だにライダー陣営に張り付いていた。遠野はすでに休んでいるが、ライダーが近くにいるからマスターを狙うのは難しい。
アサシン(どうしよう……)
とりあえずどうする?>>202
-
マスターに報告に行く
-
↑
-
アサシン(一応居場所は掴んだし戻るか)
アサシン「……というわけだったんだが」
谷本「結構です、アサシン」
マスター、谷本道哉へと報告を終えて、アサシンは一息ついた。敵地への長時間の侵入は英霊の身であっても消耗が大きい。
アサシン「オレの存在はまだ誰にも知られていない。谷本、次はどうすればいいんだ?」
谷本「そうですね……」
>>205
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礼装争奪戦の監視
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↑
-
谷本「明日の礼装争奪戦を監視してください。気配遮断のおかげで一撃なら確実に決められますし、油断している相手にトドメを刺すのもいいでしょう」
アサシン「……了解。谷本はここにいろよ」
逃げ出した陣営がアサシンに処理される危険性が出てきました。
もう一つ話題>>207
-
アサシンについて聞いてみる
-
谷本「……そうだ、時間もありますしアサシンの話をしてください」
ここまでほとんど一緒にいなかった時間を取り戻そうとマスターが聞く。
アサシン「まあ、別にいいけど。なにが聞きたいんだ?」
>>209
-
特技
-
谷本「戦闘は自主性に任せますが、一応あなたのタイプだけは把握しておきたいので得意なことを教えてください」
アサシン「……やっぱり戦うことだな!競うことなら小さいことでも勝つ……今回もだ」
アサシンは小さくウインクした。
-
-2日目、朝-
向井「おはようございます」
IV「ん?あ、おはよう」
ランサー陣営の朝は早い。昼の礼装争奪戦に参加するつもりはないが、だからといってなにもするつもりがないわけではなかった。
と言うわけでどうする?>>212
-
パペット達を偵察に向かわせる
-
IV「……よし、《デス・トロイ》!《ハンプティ・ダンプティ》!……《ボムエッグ》!」
IVがパペットたちを召喚する。今同時に展開できるのはこれが精一杯だ。
IV「お前たちは偵察に向かえ!」
ギミック・パペットが撒き散らされました。屋外にいる時にパペットとの戦闘が発生する可能性があります(パペットたちのHPは1です)
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乙シャス!
-
-2日目、朝-
セイバー陣営とアーチャー陣営が合流してから一夜明けた。とは言っても仮の拠点で別々の部屋にいたので交流はほぼない。不必要な消耗を防ぐためにサーヴァントも霊体化させていたため、実質ひとりで物思いにふけっていたようなものだ。
八王子「とりあえず、今日はどういう風に動きましょうか」
シバター「そうだなぁ……」
どうしようか>>216
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何か建物があったら捜索する
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昼の戦いが終わってから動く
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シバターは少し考えをまとめる。今必要なのはやはり情報だ。
シバター「……今日の昼は人が球場に集中するわけじゃん?ならさぁ、自分たちの守りを気にしなくていいわけだし町の地理を把握したりすればいいかも」
八王子「たしかに!それがいいと思います」
昼の礼装争奪戦の裏でセイバー、アーチャー陣営は調査活動をすることになりました。
-
-2日目、昼-
この街は戦場としては不釣り合いなまでの広さを持つ。中心にそびえるツインタワーを中心に、商業区や住宅街、外れには海岸や山も残っている。
そんな中にある野球場、そのグラウンドには3騎のサーヴァントが、そしてそれを隠れ見ることができる位置にそれぞれ3人のマスターが揃っていた。
遠野(……他のマスターはどこだろう)
3号(今のままじゃ長所の意味がないじゃん……)
セレニケ(……来てよかった)
一触即発の雰囲気の中、場内に中性的なアナウンスが響いた。
監督役「皆さんこんにちは。たまにはこういうのもいいかなと思って集まっていただきました。最後まで逃げ出さずに残っていた方に礼装を差し上げようと思います」
わずかなノイズののち、聞いたことがない女性の声に切り替わる。
実況「確かに実況はやったことがあるけどなんで私をこんなことのために呼ぶんだい!?」
監督役「実況のキャスターさんです」
実況「ちょっと待った。キャスターって言うのはspell casterの略であってこういうのじゃないんだぞ!まったく……」
監督役「というわけで三つ巴で戦っていただきます。それでは皆さん頑張ってください」
戦闘を開始します。
キャスター:健康、令呪3画
ライダー:健康、令呪2画
バーサーカー:健康、令呪3画
(球場の出口のアサシン:健康、令呪3画)
>>220
>>221
>>222
-
一応マスターの意を汲んでキャスターを狙うヒゲクマ様
-
ライダーは様子を伺う
-
バーサーカーが先行
-
ライダーとバーサーカーが睨み合う形になっていたが、均衡を破ったのはバーサーカーだった。
セレニケ「バーサーカー、キャスターよ!キャスター!」
ヒゲクマ「はいはい」
バーサーカーは急に突進の向きを変え、へっぴり腰でハンマーを構えるキャスターの方にターゲットを切り替え、連続で殴りつける。
実況「*おおっと*バーサーカーの猛打、猛打、猛打!キャスターにはまったく防げないー!!ガードを削り殺すかのような猛烈な無呼吸連打が、今!キャスターの!ハンマーを吹き飛ばし!彼自身をも打ち上げた!!」
監督役「すごいですねこれ」
平野(これはバーサーカーの消耗を待った方が得かもしれないのう……)
>>224
>>225
>>226
-
流石にヤバイので3号君は何か宝具を使う
-
加虐体質と調教術によって攻撃力をあげつつ精神ダメージを与える
-
キャスターを攻撃して隙の出来たバーサーカーをライダーが不意討ち
-
3号「ええと、ひとりでも使えるやつ……『重槌ハッカドッカ〜ン(仮称)』!」
追撃のために躍りかかるバーサーカーの顔面にキャスターのハンマーがめり込む。いくらひ弱なキャスターとはいえ、相手へのカウンターの形で真名解放状態の宝具を叩きつけたのだ。その威力によりバーサーカーは一瞬意識を狩られてしまった。
実況「なんと!一気に形勢が……あれ!?」
瞬間的にチャリオットを召喚したライダーがバーサーカーに肉薄し、ビンタを叩き込む。
実況「バーサーカーが壁にめり込んだ!私ならあのコンボ食らったら即消滅しちゃうのに……バーサーカー立ち上がるゥ!」
監督役「すごいですねこれ」
気つけになったと言わんばかりに覆面の下で笑うバーサーカー。しかも彼の《加虐体質》と《調教技術》が場の空気を掌握していく。
バーサーカー「……わかってらっしゃる?お前たちの全力が俺に通用しなかった、その意味。もうお前らじゃ今この瞬間もギア上がっていってる俺は倒せないから」
キャスター:軽度負傷
バーサーカー:中度負傷
3号の私物ハンマー
?、対人宝具
レンジ:1〜2
最大捕捉:1人
頭より大きい黄色ハンマー。別に相手を光にしたりはしない。結局どういうものなのか明かされることはなかったがファンタジー作品とのコラボ時にはなあなあで使っている。しかしそもそもの筋肉があまりないので振り回すというより振り回される。
>>228
>>229
>>230
-
スキルで赤豚と白豚召喚
-
セレニケさんが3号くんをねっとり見つめる
-
あったまきた・・・(狂化)
-
ライダーが弱ったバーサーカーに追撃
-
ヒゲクマ「……ちょっと本気出すわ『赤豚ァ』!『白豚』ァ!C'mon now!」
バーサーカーの両手に鎖が召喚される。彼がそれを引っ張ると地面の中からふたりの肥えた男が引きずり出された。
ヒゲクマ「あったまきた……お前ら生きて返さないからな」
彼の激昂により狂化が深まっていく(坂田金時と同質のため、バーサーカーの狂化のランクはEとなります)
それにより、ほかのスキルによって低下していた耐久力も補填された。
ヒゲクマ「全力出すけど構わないよな……」
マスターからの異論はない。
セレニケ(……聖杯戦争参加してよかった)
>>233
>>234
>>235
-
バーサーカーが力を溜めランサーに反撃
-
ライダーでした(池沼)
安価なら連続だけどキャスターは戦線から少し離れる
-
ライダーの機動力で翻弄する
-
鈍い音とともにライダーが倒れ込んだ。
攻撃の正体は鈍器……バーサーカーが召喚した赤豚をチェーンハンマーのように投げつけたのだ。
ヒゲクマ「まずお前からだから、決定」
その言葉にキャスターは全力で走り出した。最悪ここから逃げ出すことも視野に入れた方が良さそうだ。
対照的にライダーは怯まない。
平野「……来たまえ」
それどころか挑発する余裕すら残っているようだ。
華麗にフットワークを刻み、その俊足でバーサーカーの動きを牽制し始めた。同じ調教師として鎖付きの武器の特性を熟知しているからこそできる反撃法だ。
ライダー:軽度負傷
キャスター:軽度負傷
バーサーカー:中度負傷、狂化、加虐体質、調教技術
>>237
>>238
>>239
-
宝具によって台車、縄、鞭などあらゆる道具を行使できる部屋を展開する
-
自分に眼中が無さそうなので3号2人でこの隙に罠を仕掛ける
-
セレニケさんが3号くんを発見し追いかける
-
上げ膳据え膳平野の源
男たるもの太刀勃たせ
来るもの拒まず野郎尻
皿に添えた男根に
香り香ばし玉袋
四十八手の膳に載せ
これぞ男の玉手箱
-
実況「あれ……なんか見えなくなってくんだけど」
ライダーの詠唱をバーサーカーは止めようとしなかった。直感的にそれにより現れる存在がどんなものなのかを感じ取っていたのだろうか。
野球場の景色が揺らぎ、消えていく。世界を別の景色が侵食しているのだ。
平野「ようこそ、調教の館平野空間へ」
ヒゲクマ「なかなか楽しめそうじゃねぇか」
ライダーとバーサーカーの戦いが加熱する一方、この空間に巻き込まれたキャスターは空間のほぼ反対の端まで下がり、マスターと合流していた。
3号「……なんかボクら、出遅れちゃったね」
3号「せっかく色々あるとこだし、なにかトラップでも仕掛けようよ」
セレニケ「いたずらっ子なのね」
ふたりの間に高揚した顔が差し込まれる。まさかこんな美少年がふたりもいるなんて考えもしなかったセレニケだ。
セレニケ「あなた達はどんな声で鳴くのかしら……」
ふたりの姿はもうない。恐るべき追いかけっこが始まった。
実況「なにも見えない!!」
監督役「すごいですねこれ」
フィールド:平野空間
ライダー:軽度負傷
キャスター:軽度負傷
バーサーカー:中度負傷、狂化、加虐体質、調教技術
平野空間
?、対陣宝具
レンジ:30
最大捕捉:100人
固有結界と似て非なる大魔術。内部には古今東西の調教用の道具と服、そしてそれに苦しめられる人形が所狭しと並べられており、術者の発想次第で緊縛、殴打といったフェチシズム溢れるショーを展開できる。
>>242
>>243
>>244
-
マスターの援護のためセルシオと白豚を送り込む
-
鯖の方の3号くんがセレニケを攻撃
-
しようとしたけど危険を感じてマスター3号くんが止めて逃げる事に専念する
-
ヒゲクマ「……なあ白豚。セルシオは調教道具だよな?」
白豚「いや……」
ヒゲクマ「ライダー、セルシオは調教道具だよな?」
平野「そうじゃよ」
ヒゲクマ「だったらこの道具の中にあるよなぁ。探してマスターを追いかけろ!」
平野「あっ」
バーサーカーが平野空間の弱点を突く。この中は調教師のための世界であり、その対象はライダーのみではないのだ。
ヒゲクマ「……これで心置きなくやれるな」
当然ライダーはマスターである遠野の位置を把握している。バーサーカーとの条件はさほど変わらないだろう。
3号「コイツから逃げなくても、倒しちゃえばいいんだよ!」
キャスターがハンマーを構えるが、セレニケはまるで無警戒に近づいてくる。このレベルの弱小サーヴァントなら力でねじ伏せられるとでも言いたげな表情だった。
3号「……待って!今すぐここを離れないと!」
ふたりの耳にV8の荘厳なエンジン音が流れてきた。少なくとも味方でない存在が近くまで来ている。ここでぐずぐずしている場合じゃない。
>>246
>>247
>>248
-
隠れられそうな所に隠れる
-
その追跡能力で罠を張りつつどんどん詰めていく
-
バーサーカーとライダーが互角の戦闘を繰り広げる
-
3号「やばいよやばいよ……」
3号たちが近くにあったロッカーに隠れる。ふたりの目に飛び込んできたのは、ガラス片をバラマキながら廊下を爆走するセルシオだった。
セレニケ(それにしても……)
セレニケの頭の中のわずかに残った理性が周辺の環境を考察する。ほぼ固有結界に近いこの領域は彼女にとって恐るべき世界だった。法則こそ変わらないものの、入念な準備も材料も必要とせずにこのような空間を作り出すなぞ並大抵の魔術師にはできない。英霊というものはここまで規格外のものなのか。
セレニケは眉根を指で揉むと、大きく嗤う。今なすべきことは敵マスターの排除だ。黒魔術師は獲物の感情や意思に敏感でなくてはならない。近くで震えているものの気配を探るのだ。
セレニケ「……ここで止まりなさい」
ある部屋の前で彼女は自動車から降りた。
平野「……ボイ!」
ヒゲクマ「……オウ!」
一方、バーサーカーとライダーは一進一退の攻防を繰り広げていた。近い性質を持つ彼らはある程度お互いの思考を先読みできる。決着をつけるためには今一度なにかきっかけを作る必要があった。
フィールド:平野空間
ライダー:中度負傷
キャスター:軽度負傷
バーサーカー:重度負傷、狂化、加虐体質、調教技術
>>250
>>251
>>252
-
複数の台車を操りオールレンジ攻撃
-
ヒゲクマが白豚赤豚を盾に攻撃を防ぐ
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台車攻撃は囮でガチビンタを食らわせる
-
平野「寺島!前田!二宮!」
ライダーの近くにあったチャリオットが浮き上がり、バーサーカーに突っ込んでいった。
ヒゲクマ「ハァァイ!」
バーサーカーはあるものは殴り飛ばし、あるものは赤豚をぶつけながら前進する。
平野「米田!宮田!佐々木!」
バーサーカーの反応が少しずつ間に合わなくなっていくが、ライダーの台車の残弾も少ない。
平野「だいちくんッ!!」
完全にワンテンポ遅れたバーサーカーを襲う最後の台車、しかしそれが彼の体を貫くことはなかった。
ヒゲクマ「赤豚ァ!!」
バーサーカーが命令していないのに、彼ををかばうように赤豚が飛び出し、犠牲になる。バーサーカーはそれでも止まらず、さらに前に進み……ライダーの鞭打を真正面から受けた。
投票します。
バーサーカーはビンタにより
倒れる/倒れない(3票全てが倒れないになった場合に限りさらに狂化がランクアップします)
>>254
>>255
>>256
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倒れない
-
倒れた
-
倒れない
-
狂戦士の鎖骨が折れ、ライダーの腕が胸にめり込む。
ヒゲクマ「ンー、なかなか骨があるじゃねえか……悔しいけどいいもの見してもらったよ」
地響きをたて、バーサーカーが倒れた。なんとかして仰向けになると、己の武器の方を向く。
ヒゲクマ「……なんだよ。せっかく根性見せたと思ったらメソメソしてさ」
すでに消滅しつつある赤豚が音を出さずに涙していた。それを見ながらバーサーカーは叱責するが、その声はあたたかい。
平野「……」
バーサーカーは一度だけライダーの顔を見て、あっけなく消えた。
バーサーカーが消滅しました。
>>258
>>259
>>260
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それでもなお追撃を行うセレニケ
-
平野が相手を讃えつつマスターの元へ戻る
-
セレニケと3号君のいざこざに偵察に向かわせたパペットを差し向けるかどうか悩む極東チャンピオン
-
セレニケさんが3号くんを発見
-
白豚が突然消え、セレニケはもうとっさに自分の手の甲を見た。
セレニケ「チッ……役立たず」
平野空間の展開も限界が近い。しかし彼女は止まろうとしなかった。
セレニケ「あと少し……あと少しなのに」
平野「ふう……『割りに合わない』戦いじゃった」
ライダーが頭を振りつつマスターのもとに戻ろうとする。宝具の展開は彼から気力を容赦なく奪っていた。
実況「……あっ、やっと見えてきた」
不安定な世界が元の野球場に戻りつつある。
それは外でやきもきしていた実況と監督役……そして使い魔を差し向けていたランサーのマスターの目にも明らかだった(アサシンは外でスタンバってますよん)
>>263
>>264
>>265
-
報酬の存在を思い出したので専科百般のうちの医療能力で回復しつつ引き戻す
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平野「か゛わ゛い゛ぃ゛な゛3゛号゛君゛」
-
平野がやばそうなので3号くん達はまた逃げる
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平野「宝具もそろそろ限界か」
平野?「でも、にげたらせっかくのけいひんもらえないよ」
平野?「仕方がないのう。わしが体を治してやるわい」
気がついていただろうか。ライダーの会話が統一された人格によるものではなかったことを。
その理由は英霊平野源五郎の性質に関係している。本来彼はいくつもの側面を持つアクターなのだが、その一つ一つは良くて幻霊止まり、さらに人間性を特定の要素に絞り込み辛いクラスで召喚されてしまったことをライダーは人格を増やし適宜切り替えることにより乗り切っていたのだ。
平野「さて、始めるかのう……」
彼が今回選んだのは医者、平野医院長。スキルが薄まってしまっても自分の体を僅かに回復させる程度には十分だった。
平野「……よし」
世界が振動し、唐突に景色は球場のそれへと切り替わった。グラウンドのすぐ外には遠野、グラウンド上には平野とセレニケ、そして手を取り合い震えるふたりの少年の姿が戻ってきた。
平野「か゛わ゛い゛ぃ゛な゛3゛号゛君゛」
3号/3号「うひゃあ」
キャスターとマスターは我先にと屋内へ逃げ出し、ライダーとセレニケはそれを追いかけ始めた。
実況「あーもうめちゃくちゃだよ…」
監督役「すごいですねこれ」
ライダー:軽度負傷
キャスター:軽度負傷
>>267
>>268
>>269
-
3号くんは二手に分かれて撹乱すふ
-
ランサーとライダーが遭遇する
-
出口に向かいアサシンが構えるも
どっちの3号を攻撃したらいいかわからず困惑するアサシン
-
セレニケおばさんが3号くん(マスター)を捕まえる
-
魔法攻撃でなんとか3号君を捕らえようとするセレニケ
-
3号/3号「←うわあああぁぁぁ!→」
ふたりの3号が止むを得ず別々の方向へと逃げ出す。とはいえ、サーヴァントの方が少しだけ体力があるようで、そちらを追いかけていたライダーはまもなく見失ってしまった。
平野「……そとかな?」
ライダーが開いていた窓から身を乗り出すのと、近くまで来ていたランサーが開いている窓を覗くのがほぼ同時だった。
アサシン「!?」
外で待ち構えていたアサシンがマガジンのヤンキー漫画によくある表現をする。サーヴァントの気配に奇襲の準備をしていたのだが、中から逃げてきたのはまったく同じ顔をしたふたりだったのだ。
アサシン「……なんでもいい!とりあえず」
左右どちらかの3号を攻撃します(マスターは左なのでアサシンの力でこちらを攻撃すると即死です)
>>274
-
右
-
右
-
3号「あひん!」
突如現れた男により、キャスターが蹴り飛ばされた。男の正体はアサシン、礼装を狙うものたちからさらにおこぼれをいただこうとしていたのだ。
3号「なんだお前!?(素)」
マスターが驚く。気配遮断スキルによって攻撃の直前まで物陰のアサシンを探知できなかったのだ。
セレニケ「見 つ け た」
前門のアサシン、後門のセレニケ。キャスターたちは追い詰められつつあった。
ランサー:健康
ライダー:軽度負傷
アサシン:健康
キャスター:中度負傷
>>276
>>277
>>278
-
アサシンが3号に攻撃しようとするもセレニケの攻撃が邪魔する
-
報酬をもらったライダーは反対側から撤収
-
セレニケさんが3号くんに優しく話かける
-
実況「……みんな出て行っちゃったし、ライダー陣営の優勝でいいんじゃないかな?」
監督役「おめでとうございます」
グラウンドの中央に突如ふたつの人影が現れる。ひとりは神父の格好をした青い目の青年、もうひとりは猛禽の翼をもつ女性だ。
遠野はおずおずと剣を受け取った。邪剣-夜-は英霊ではない身でも軽々と振るうことができる。
遠野「……よし」
平野「……帰ろうか」
一方で奇妙な逃走劇は未だ続いていた。
アサシン「……ぶっ!」
とりあえず追撃しようとしていたアサシンは顔面に張り手を食らう。もはやセレニケの眼中には目の前で震えるふたりの少年しかなかった。
セレニケ「ねえ、あなたたち、お名前はなんていうのかしら?」
それまでの鬼気迫る感じからは一転した爬虫類のような冷たさは返って3号を青ざめさせる。
セレニケ「ねえ、どこから来たの?」
アサシンもしばしすべてを忘れて呆然とする。女はアサシンが見たことがないタイプの人間だった。
>>280
>>281
>>282
-
ルイヴィトンのバッグから閃光弾を取り出し、目潰しを行った隙に3号君2人をバッグに詰めて逃げるチョコボール向井
-
2人で周りながらそれぞれを攻撃することで
どっちが攻撃してくるかわからずガードしづらくなる状況を作る
-
しかしセレニケが3号くん(マスター)を捕らえていた
-
キャスターの誤算はセレニケに戦闘の経験があることだった。黒魔術師は降霊学に近い部分を持ち合わせ、悪霊に対処する必要もある。ふたりの3号が作戦通りに入れ替わりながら撹乱しても、有効打を与えることはできなかった。
アサシンは自分を無視して目の前で起きていることに混乱していた。サーヴァント同士の戦いを出来るだけ回避し、旨味だけをかっさらう。完璧なプランだったはずだ。自分を無視して繰り広げられる珍事に半ば呆然としていたせいで、ライダーと鉢合わせして逃げてきたランサーが目の前に現れても、なにも対処することはできなかった。
向井「……えいっ!」
ランサーは逃げるためにバッグ(正しくは分類上宝具ですがスキルとして扱います)から閃光弾を出し、炸裂させた。逃走の際にとりあえず追い詰められていた少年を連れて行ったのは、恩を売るためなのかもしれない。
しかし、彼が立ち去ったあと、ひとつの誤算が残った。
セレニケ「……つ か ま え た」
3号はひとりしか逃げられなかったのだ。閃光を目の前で見て悶えているアサシンをよそに、少年は髪を乱暴に掴まれたままどこかへと引きずられていった。
-
-2日目、夜-
稼げた時間はたしかに大きかった。1日悠々と調査したお陰で、セイバーとアーチャーはそれぞれ街について有益な情報を得ることができたのだ。
GO「いいとこあったよお」
セイバーが晴れ晴れとした顔で言う。薄暗くなってきたはずなのに、まるで彼の周りだけ太陽に照らされているかのように明るかった。
セイバーが見つけた拠点候補>>285
-
撮影所
-
そこはそこそこの広さの撮影スタジオだった。色々なシチュエーションの部屋が取り揃えてあり、利便性は高い。
八王子「ありがとうセイバー、助かったよ」
GO「ゆっくりするねじゃあ」
セイバーは自分がもたらした情報が陣営に貢献したことを確認すると安心してくつろぎ始めた。
シバター「うん、とりあえず過ごしやすい拠点が見つかって良かったわ。アーチャー」
同じように自分のサーヴァントにもなにか見つけてきたか聞く。
アーチャーが発見したもの>>287
-
やわらかスマホ
-
アーチャーが差し出したのはなんらかの薬品に浸した布だった。おそらくはちょっとした毒物なのだろうが、サーヴァントに効くのかは疑問だ。
シバター「……なにこれ」
アーチャー「ちょっと待ってよ……」
持ってきたはいいが誰も確かめたがらない。仕方がないので遠くから眺めていたセイバーがしばし考え、結論を出す。
GO「あー、多分ラッシュだなコレ。10秒くらい意識が怪しくなるやつ、うん」
シバター「なんだ……」
危険なものではないが、使い道はそこまで多くもない。一応収穫には変わらないが、セイバーほど貢献しないアーチャーにシバターはため息をついた。
シバター「とりあえずもってるわ」
-
-2日目、夜-
平野「何はともあれよかったな」
遠野「ええ、とりあえずバーサーカーも倒せましたし、ここまでは上々です」
ライダー陣営は期待以上の戦果を挙げたことを喜び合っていた。ライダーの宝具は敵味方を問わず作用するものであり、場合によっては敵に利用されてしまうかもしれない。それが可能なサーヴァントを早い段階で倒せたのは幸先がよかった。
ライダー陣営に次に起きること>>290
-
平野が今後の展望について語る
-
平野「マスターはさあ」
拠点に戻るために夜道を歩く中、沈黙に耐えきれないかのようにライダーが聞いた。
平野「今後どうするべきか、考えているのか?」
遠野「僕は……勝てさえすればやり方はどうでも。相手次第だと思うけど」
回答は少し重い。なにを考えているのかライダーには読み取れなかった。
遠野「ライダーなら今後どうしますか?」
平野「わし?……わしかぁ」
ライダーの展望>>292
-
しばらくは様子見
-
平野「膠着状態を作りたくはないが少しくらい様子を見ようかの……」
遠野「そうですか」
遠野の思考は読めない。
とはいえたったふたりの間で不信感にとらわれるのは断固として避けねばならない。ライダーは鎌首をもたげた疑念を少しだけ飲み込むことにした。
-
オツシャス!
-
3号くんがペロペロされてしまうのか…
-
-2日目、深夜-
セイバー、アーチャー陣営
ランサー陣営withキャスター
ライダー陣営
アサシン陣営
セレニケと3号
3つの陣営の様子を覗くことができます
>>297
>>298
>>299
-
ランサー
-
セレニケ
-
セイバー
-
-ランサー陣営-
IV「……」
向井「……」
ランサーとそのマスターは震えながらうずくまる少年を前に黙り込むほかなかった。とりあえず、初対面であっても彼がキャスターであることとバーサーカーの元マスターに主人を奪われたことまでは理解できているものの、だからといってどうというわけではない。
IV、動きます>>301
-
弟を持つ身として励ます
-
IV「なあ、お前、名前は?」
IVに問われたキャスターがクラス名を答えるが、彼は真名を聞きたいと言った。3号は渋々答えるが、それを聞いたIVの顔には奇妙な表情が浮かぶ。
IV「3……ね」
IVはあえて明るく振る舞い、自分の家族の話を始めた。数奇な運命、ナンバーズ、そしてミハエル……IIIと名乗っていた弟。
3号「じゃあ……キミはなんていう名前なの?」
IV「俺はトーマス」
向井(……知らなかった)
次はどうする?>>303
-
昼に起こった全ての情報を話してもらう
-
今もまだIVは情報収集のためにパペットを操っている。しかし昼の礼装争奪戦でなにが起きたのかは知らなかった。それを質問するとキャスターは素直に教えてくれた。
聞いた限りランサーとライダー、そして《平野空間》の相性は悪くなさそうだ。アサシンが近距離戦闘をおこなうことも教えてもらった。
最後になにを話す?>>305
-
共同戦線をはる
-
3号「ねえトーマス、お願いがあるんだ」
キャスターの提案はシンプルだった。セレニケから自分のマスターを助けてくれれば自分たちはランサー陣営の味方になる。事実上、下につくと言っているようなものだった。
IV「わかった。でもそのかわりひとつ頼む」
3号「……ボクにできることならなんでも聞くよ」
IV「俺のことはIVと呼んでくれ」
向井(放って置かれてる気がする……)
ランサー、キャスター陣営が同盟を結びました。
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やったぜ。
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数字繋がりは熱い
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いい展開だ……(恍惚)
-
-セレニケ-
新宿調教センター。バーサーカーを失ったセレニケはすでに聖杯戦争を戦うマスターではない。しかしそれは彼女にとってはもはや大した問題ではない。今考えるべきは自らの手の内にある少年のことだろう。
>>311
-
ぺろぺろしつつ尋問
-
やっぱりな♂
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おばさんきもいよ!(先制)
-
ああいけません!(ボキャ貧)
-
寝台の上には、縛り付けられた少年がひとり。
3号「……あの、解放してほしいんですけど」
セレニケ「だから言ってるでしょ。どんな小さなことでもいいから教えなさい、ハッカドール」
別に彼女がハッカドールのことを知っていたわけではない。セレニケは憂さ晴らしも兼ねて始めた尋問により奇妙な事象に気づいたのだ。
自分には、概ね2004年あたりからの記憶が欠落している。
英霊の座に時間の感覚はない。故にごく稀に未来のサーヴァントを紹介することもあるというのは聞いたことがあるが、自分もこのハッカドールもマスターのはずである。なのに彼は2019年から来たと主張しているのは辻褄が合わない。
3号「だからなにも知らないって……痛てッ」
3号の指先に這わせていた舌が離れたと思うと刺すような痛みが彼を襲った。セレニケが噛み付いたのだ。
セレニケ「インターネット……霊子……マナ……」
彼女が知る限り最先端の『与太話』が脳内を巡る。
少年の上着を剥いでいく間も頭の中はフルスピードで回っていた。
>>316
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もう一人の3号の事は絶対しゃべらない
-
セレニケ「……それで、あのキャスターは貴方に変身しているの?それともそっくりさん?……本人なのかしら」
3号は硬く口をつぐむ。ホイホイ喋るのがシャクだというだけでなく、自分と彼のつながりは他の陣営に対する大きなアドバンテージだ。とにかくなんとかして自由を取り戻し、聖杯戦争に復帰するつもりだった。
セレニケ「……そう」
セレニケが3号のシャツの下に顔を突っ込み、ヘソに鼻を押し付けて思い切り息を吸う。腹部を弄ぶ舌の感触に3号は顔を引きつらせた。
3号(ボク……今なにしてるかわからないけど早く助けに来て)
>>318
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朝起きたら敵が報復に来た時に備えて準備する
今はとにかく全身ペロペロする
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このおばさんは…!(呆れ)
-
やっぱりな♂
-
セレニケの頭が奥へと進んでいく。3号の薄い胸の先に歯を立てると、突起をしばし舌で転がした。
3号が痛みと嫌悪感で声を上げると、彼女は頭を少年の服の中から引き抜き、笑みを浮かべる。
セレニケ「今はまだ話さなくてもいいわ。マスターがここにいる以上、キャスターはいずれ取り返しに来るでしょうから……今は、ね」
3号(もうひとりのボク……なるべくはやく、できれば10秒くらいで助けに来てください)
3号は指先で噛まれなかった方の乳首を摘まれ、今度こそ悲鳴を出した。
-
興奮してきたな
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あーヤバイ!(ヘドバン)
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作品クロスオーバーしてるのにいつものおばさんで草
-
-セイバー陣営-
1日目よりもいい住処に恵まれ、八王子はやっと一息つけた気がした。同盟を組んだ年上の男も少しずつ人となりがわかってくると印象が変わるものだ。
最初の話題>>326
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GO is GOD
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GOの能力について聞いてみる
-
シバター「とりあえず、セイバーのことをもっと知りたいかな」
1日の終わり、明日へ備えての作戦会議はサーヴァントの能力についての話で始まった。
八王子「わかりました。と言っても正直俺もよくわからないけど……」
セイバーの能力は未だひとつのスキルしか明かされていません。スキルか宝具をひとつ指定して設定してください。
>>329
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神性A
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八王子「わかってる限りだと……神性Aってことくらいですか」
シバター「それってすごいの?」
セイバーの神性はAランクです。Bランク以下の進行が関係するスキル(同じ神性、信仰の加護など)に対し優位に働きます。また、攻撃、防御、運勢等の判定にボーナスがあります。
次の話題>>331
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お互いの願い
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八王子「ところで、シバターさんはなにを願ってこの戦いに?」
シバターに対し、八王子は少しずつ関心を持つようになった。一見して押しがやや強く、軽薄そうな印象を受ける男だが、行動を共にするうちに言動の端々にそれだけではないなにかを感じるようになったのだ。
シバター「ダメだよ八王子くん、そういう時はまず自分から話さないと……」
八王子の願い>>333
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とりあえずみんな無事に元の世界(?)に戻れるようにしたい
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八王子「そ、そうですよね……俺、実はなんでマスターに選ばれたのかよくわからないんです。でも、願いを叶える聖杯がなにか良くないことに使われるのは嫌だな……って、そう考えて」
八王子は悩みながらも答える。目はあちこちと泳ぎ、声も自信なさげだったが、それでも自分の言葉で最後まで言い切った。
シバター「なるほどね……」
シバターの表情からはなにも読み取れない。
シバターの願い>>335
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世界一のYOUTUBERになった後、ある男を迎えに行く
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シバター「俺さ、YouTuberなんだけど知ってる?
」
八王子「……いえ」
八王子もYouTubeは知っている。だが美術部員である彼が興味がある分野の人間以外のことも知っているわけではない。
シバター「どうせなら世界一のYouTuberになるのが、いいけどさ……聖杯って願いを叶えるわけでしょ?せっかくだから夢を見たいよね」
八王子には理解できない世界の話だ。しかし男の語り口は軽々しいようでいて自分の実力のみでは不可能だと言っているようにも聞こえた。
シバター「どんな方法でも願い続ければ夢が叶うって、そう信じてほしい人がいるんだ」
八王子「……大切な人なんですね」
シバターは顔をしかめた。八王子もそこまで人の感情の機微に敏感というわけではないが、その仕草の意味はよくわかった。
最後の話題>>337
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アーチャーについて分かったこと
-
八王子「あの……アーチャーについても知りたいんですが」
八王子の問いにシバターは少しの間思案した。どうやらアーチャーは彼にとっても謎の多いサーヴァントのようだ。
シバター「……いっそ本人に質問するか」
アーチャーへの質問>>339
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アーチャーの特技を聞く
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アーチャーを実体化させた。この英霊からは何度見ても不思議な印象を受ける。
アーチャー「特技……特には。トレーニングはやってます」
これといった取り柄はないのだろうか。
-
キョニュセンか
-
>>341
おめでとうございます、正解です。
それにしても彼女(?)の風体は奇妙だ。褐色の肌は陽射しに晒されて岩肌のようになっているのにとってつけたような胸が強烈なアクセントになっている。シバターが必要のないときは霊体化させているのもなんとなくわかる八王子だった。
-
-3日目、朝-
アサシンは今日も早朝から偵察に出ていた。気を殺し、敵や街そのものについて調べていく。
アサシン(これだけ広いと魔力を辿るのも一苦労だな……)
見つけた陣営>>344
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セイバー
-
アサシンが強い魔力を感知してたどり着いたのは撮影所だった。中を見ると視界内にはふたりのマスターと1騎のサーヴァントがいる。
どうする?(奇襲する場合、気配遮断の効果で初撃のみ相手に発見されません)
>>346
-
いきなり攻撃はまずそうなので相手の会話などを盗み聞きする
-
八王子「今日はどうしましょうか……」
年若い方のマスターが話し出す。会話を聞く限り年長のマスターが指揮を取っているようだ。
シバター「偵察に向いているのはアーチャーだよなあ」
アサシンは冷静に探知をやり直し、驚いた。セイバーの圧倒的な魔力の陰に隠れてもう一体のサーヴァントもこの場にいるのだ。霊体化しているから目視できなかったが、それに気づかなければ状況が不利になっていたかもしれない。
次はどうする?>>348
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昨日の出来事を合わせて
セイバーーアーチャー
ランサーーキャスターのラインができていて
自身を含む残り陣営は個別に後者と敵対しているという構図を把握する
-
八王子「じゃあセイバーが拠点を守って。まあ相手がゆっくり近づいてくれればアーチャーを戻す時間もあるだろうけど」
GO「ゆっくりするねじゃあ」
アサシン(セイバー……か)
アサシンは状況を整理する。バーサーカーが脱落しアーチャーとセイバーが同盟を組んでいるのはわかったが、問題はキャスター陣営だ。ランサー陣営とキャスターのマスターが行動を共にしているようだが、肝心のキャスターはバーサーカーの元マスターのところにいる。孤立しているライダー陣営が強化用の礼装を獲得したことを考えれば、不利なのは自分たちアサシン陣営だ。
次はどうする?350
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他陣営をセイバー陣営にぶつける手法を考える
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アサシン(できればマスターを狙いたいけど……1対2だと俺には不利だ。どこかの陣営にぶつけて混乱させないと)
アサシンは作戦を練り直した。勝つためには正面から戦うだけではいけない。
-
-3日目、朝-
遠野「ライダー、調子はどうですか?」
平野「絶好調じゃよ」
礼装争奪戦から一夜明けて、勝者であるライダー陣営は次の一歩を踏み出そうとしていた。
遠野「それでライダー、今日はどうしましょうか」
平野「う〜ん……」
ライダー陣営本日の作戦>>353
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自分達のおかれた状況の確認と戦闘での打ち合わせなど
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遠野「とりあえず今脱落したのはバーサーカーだけですよね」
遠野が状況を把握し始めた。ライダーはあえて口を挟まずにマスターがどれだけ先を考えているのかを見届けるつもりだ。もっとも、現状進展の少なさを考えれば必要なのは戦闘においての策だ。
遠野の作戦>>355
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刀は遠野が持ち不意打ちする
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遠野「……ライダーにばかり任せるのも悪いですし、僕も戦います。相手もマスターからの攻撃は礼装ひとつだと思っているでしょうし、剣を使ってスキをつけば少しくらいはいけると思います」
平野「な、なるほど」
一理ある。ライダー自体が自分を相性に左右されやすいタイプだと考えていたので、その分の差をマスターが働くことで埋められるのはいい。
平野「ぬぅん……これは期待の新人だ!」
ライダーからマスターへの信頼度が上がりました。
-
-1日目、朝-
IV「さて、どうするべきだ?」
ランサー陣営とキャスターは消えた3号の奪還作戦を立てていた。
まずどうやって探す?>>358
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パペットから得た情報をまとめる
-
3号に覚えている限りの事を聞いて手がかりを探す
-
IV「パペットがなにか掴んだようだな」
セレニケは魔術の痕跡の秘匿に長けている。本職の魔術師として一族の期待を受け活動してきたお陰でどれだけ魔術を使用してもそれを外部にバレるようなヘマはしない。
しかし、それはあくまで魔術的な部分だけ。
パペット……機械人形の捜査活動はあくまで機械的なもの、アナログな痕跡をたどっているのであり、これを撒くのに必要なのは魔術の知識ではない。
IV「突入は昼だ。いけるなランサー」
向井「じゃあ、3人で、奪還へ」
-
乙しゃす
!
-
-3日目、昼-
新宿調教センター。
禍々しい雰囲気を放つさまはまさに伏魔殿。聖杯戦争にも関わらず、これからサーヴァントと戦うのは一介の魔術師だ。
3号「……なんか、臭い。臭くない?」
奇妙な匂いはおそらく魔術的な結界が関係しているのだろう、IVはそう考えた。あまり無警戒に突入すればこちらも大怪我するかもしれない。
向井「気をつけてくださいね……」
ランサーが先頭に立つ。3人は周囲を警戒しながら建物に入っていった。
新宿調教センターに侵入しました。>>363
-
ランサーが罠にかかる
-
バキィッ!という音とともに床が抜ける。ランサーの体が1メートルほど沈んだ。
ランサー「……あれ?」
抜けない。キャスターが身をかがめて覗き込むと、足元になにか魔法陣が起動しているようだった。
IV「これは……どうすれば外れるんだ?」
あいにく、魔術の知識を持つものはこの場にいない。
どうすっぺ…>>365
-
ランサーは置いて先に進む
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力づくで外してみる
-
向井「どうすっぺ…」
ランサーは無理やり引き抜こうとする。呪術の一種であり、純粋な魔術とは若干異なるため対魔力スキルでは抵抗に時間がかかる。
IV「……待っている時間が惜しい。先に行くぞ」
3号「えっ!?」
さっさと歩き出すIV。キャスターは驚いてついていくが、ランサーがいない以上唯一のサーヴァントとして気負ってしまっている。
そこから先は順調だった。どういうタイプのトラップが仕掛けられているかわかってしまえば回避は容易い。セレニケのもとまで辿り着くのはそう難しいことではなかった。
セレニケと3号の様子>>368
-
裸にしてただひたすらペロペロしてる
-
「ひぃ〜っ!」
奥の方から断続的に悲鳴が聞こえてくる。一回ごとにキャスターの足は急ぎだし、最後の長い廊下は全力疾走していた。
IV「ここか!……うわっ!」
キャスターからわずかに遅れてIVが突入したとき、部屋の中は形容しがたいことになっていた。
天蓋付きのベッドには自分の隣にいるキャスターと同じ顔の少年が裸で縛り上げられていて、その腋の下には女が顔を埋めている。
3号「うわぁ……」
困惑するキャスターの声に反応して、セレニケが顔を上げる。彼女の表情は新たな獲物を見つけ舌舐めずりする獣のそれだ。
セレニケ「やっと来てくれたのね、待ちくたびれてつまみ食いしなくてよかった」
3号「もう少し早く来てほしかった」
戦闘(?)を開始します。
>>370
>>371
>>372
-
痛覚ビンビンにした状態で釘やナイフで軽く刺して脅す
-
こっそりセレニケの背後にパペット召喚
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おばさんの攻撃がトリガーとなり極東チャンピオンがセットしていたミラーフォースが炸裂
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3号くん(マスター)を人質にする
-
>>372ミラフォを設置したのはランサー拠点内なので飛ばします
3号「み"っ……!」
3号の腹部に軽く釘を突き立てられる。彼はそれだけで目を真っ赤にさせ、肺の中の空気を全て吐き出して悶えた。セレニケが得意とする黒魔術による痛覚過敏化の効果だ。
IV「やめるんだ!」
冷静さを失ったように叫ぶが、それはあくまで演技。セレニケの死角にパペットを一体召喚する。
セレニケ「……やっぱり、魔術に関しては素人もいいとこね」
魔術師の目の前で隠れて魔術を使うのは不可能だ。セレニケは裸の3号をぎゅっと抱き寄せた。
セレニケ「……余計なことをすればこの子がもっと痛い目を見るわよ」
>>375
>>376
>>377
-
人質を取りつつ黒魔術攻撃
-
パペットが隙をついて攻撃
-
チャンピオン・自身・マスターを搭乗者に設定してハカドリオンを出すことで人質を脱出させる
-
セレニケ「まさか余計なやつもついてくるなんて」
ナイフを振りかざしながらセレニケが苦々しげに言った。その目はIVをにらみながらも油断なく周囲を警戒する。
振り下ろした先は……後ろにいたパペットだ。彼女が選んだのは使い魔から魔力パスを辿って術者も傷を負う黒魔術だった。
IV「ボム・エッグ!」
パペットが自爆し、セレニケの視界を奪う。その隙にキャスターが走り、3号を拾い上げた。
3号「……キャスター!!」
3号『ハカドリオン!!』
魔力をずっと貯め続けていたキャスターが一気に解放させ、切り札を召喚する。3号、キャスター、IVを巻き込んで呼び出されたのは魔を断つ剣、シロガネの城、スーパーロボットハカドリオンだ。
IV「……なにこれ」
ハカドリオン
?、対軍宝具
レンジ:50
最大捕捉:80人
魔力を編むことによって召喚する最大3人乗り、10メートル弱の筋骨拡充鎧。搭乗者により様々なスキルを使うことができるが顕界する限り魔力を消費し続ける欠点を持つ。破壊される時以外ダメージは中にいるサーヴァントが代わりに受けるため、キャスターしかいなければ的が大きくなっただけかもしれない。
スーパーロボットだしできれば空を飛びたかった。
>>379
>>380
>>381
-
新宿調教センターが破壊されたことによりチョコボも動けるようになる
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ツインテールブーメランを投げてみる
-
流石に勝てない
-
3号『とりゃあ!』
部屋の中にみつしりと詰められていたハカドリオンが全てをなぎ倒しながら立ち上がり、思い切り施設を破壊する。セレニケが作ったあり合わせのトラップもこれではまるで役に立たない。
向井「いいですよ…(小声)」
一方、ランサーはガタガタになった床を破壊してやっと足を引き抜いた。一応ある程度は聞いていたもののきっとあのロボットがキャスターの切り札だろう。
3号『ツインテールブーメラン!』
ハカドリオンの側頭部の武装が音声認識により息を吹き返し、セレニケに牙をむく。弧を描いて飛んで行った2枚のブーメランは的確にセレニケを襲い。圧倒的な質量を連続で叩きつけた。
セレニケの状態>>383
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瀕死
-
セレニケ「……う……ん」
砂埃が晴れ、セレニケの姿が露わになった。傷だらけで瓦礫にもたれかかり、いくつもの傷口から流れた血が地面に水たまりを作っている。
セレニケ「……まだよ……」
意識も朦朧としてなお獲物を求めて這いずろうとするがすでに手足に力はない。
ハカドリオンを解除し、彼女のもとに集まる。セレニケは3号達を見て恐ろしい笑みを浮かべたあと、失神した。
3号「……こいつどうしよう」
どうすっぺ…>>385
-
退場させるよう管理人に言う
-
IV「ああ……監督役の人?」
端末で連絡した監督役がその場についたのは、それから少し経ってのことだった。一応戦争終了まではこの世界にいてもらうらしいが、監督役の管理下にある限り、もはや彼女1人ではなにもできない。
実況「んもー、なんで実況ついでにこんなことまで……」
一緒についてきた実況役の英霊がセレニケに拘束術をかけ、不満をこぼしながらおぶる。監督役が今回の余剰ソースを使い補助のために召喚したのだが、まさか自分のようなものがこんなことまでやらされるとは思っていなかったのだ。
3号「……行っちゃったね」
3号「うん、行っちゃったね」
IV「なんだったんだあの女(ドン引き)」
-
-3日目、昼-
巨乳先輩「オォン?」
マスターの防衛を考えなくていい分、自分は攻撃に徹することができる。巨乳先輩は索敵の範囲を大幅に広げた。
高台に陣取り、街を睥睨する。初夏の日差しは眩しく、長距離の射撃は簡単ではなさそうだった。
見つけた陣営(ランサー、キャスター、アサシン以外)
>>388
-
ライダー(一択じゃないか…)
-
>>388
一応様式美だから多少は、ね?
アーチャーが見つけたのはライダーとそのマスターだった。出来るだけ姿を隠しサーヴァントを偵察に出すことが多いマスターたちだったが、遠野は自らも共に戦う道を選択したのだ。
アーチャー(やれますねぇ!やれますやれます……)
まだ向こうはこちらに気づいていない。不意をつくのなら今が好機だった。
不意打ちの方法>>390
-
遠距離の死角から攻撃
-
休憩をとりながら朝から歩いていたライダーと遠野。打ち合わせ通りことが運ぶように時々盗み聞きを警戒しながら互いの情報を交換していたのだが、あるとき急にライダーが周囲をさっと見渡し、突然遠野の目の前に立ちふさがった。
一瞬遅れ、ライダーの肩に水晶のようなものが突き刺さる。彼が動かなければ遠野の頭にそれが刺さっていたことだろう。
平野「……イテテ」
引き抜いた弾にはカエシがついている。一体これはなんなのだろうか。
遠野「ライダー、あそこ!」
高台に陣取るアーチャーを遠野が発見する。今は完全にアーチャーの間合いだ。
戦闘を開始します。
>>392
>>393
>>394
-
そのままアーチャー有利の射程から連続攻撃
-
ライダー第2の宝具によって
ライダーの許可なしでは出入りできず、デバフがかかる結界が顕現
-
セイバー陣営に発見の連絡を行う
-
アーチャーは間髪入れず乳房から母乳を吹き出す。すると宙を飛ぶ雫は外気と反応して急速に硬化、着弾すれば相手の体内で傘を開き肉を裂きながら食い込む凶弾と化した。
平野「やむを得ぬ……『どうぞ!』」
突然両者の足元に扉ができ、ライダー達とアーチャーはその中へと落ちていった。
アーチャーはすぐに離脱しようとするも、はるか先に見える壁は無数の扉で構成されていて、どれから入ってきたのかわからない。
アーチャー『ライダーとやりますねぇ!』
通信は普通にできるようだが、果たして仲間たちはこの世界に侵入することはできるのか。
平野空間(どうぞ)
?、対人宝具
レンジ:2〜10
最大捕捉:10人
簡素なドアを基点として空間そのものを切り取る形で、扉型の壁に包まれた特殊な空間を作り出す、固有結界と似て非なる大魔術である。
内部はある種の結界となっており、術者の「どうぞ」という言葉がなければ出入りできず、影響下にある限り特殊なデバフがかかる。
フィールド:平野空間
アーチャー:健康
ライダー:中度負傷
遠野:邪剣-夜-、令呪2画
>>396
>>397
>>398
-
飛び道具を剣で弾く
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平野が縦横無尽に駆け巡る
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先輩自身も邪剣を取り出す
-
言い忘れていましたがライダーの戦車は宝具の一部なので抜け道がない限りライダークラスのみ許される第三の宝具はチャリオットを必ず含みます。
平野「よけろ!」
次にアーチャーが撃ってきたのは拡散弾だ。1発、2発とライダーが撃ち落としてもどうしても遠野の方に飛んでいってしまう。
遠野「まずい!」
止むを得ず、秘策である邪剣を抜く。力の根源が同じ刀に対し、母乳はしばし拮抗しあうと弾けて消えた。
遠野「田所さんに巨乳……やめてくださいよホントに。ライダー!」
ライダーが急発進する。短距離直線ならチャリオットを使うまでもない。マスターが自分の身を守れるのなら手負いの分も全力で動いて点差を詰めるだけだ。
平野「なん……だと?」
遠野が邪剣を一層強く握る。アーチャーが接近戦に備え、近接武器……もう一振りの邪剣-夜-を抜いたのだ。
>>400
>>401
>>402
-
技量の差で遠野は鍔迫り合いに負ける
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縄で腕を縛る
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平野がアーチャーに接近
-
遠野「う……ぐぐ!」
まっすぐに飛び込んできたアーチャーと受け止める遠野、2本の邪剣が交わった。力押しに耐えられず、遠野の体が押し込まれていく。
平野「ボイ!」
止むを得ず、ライダーは巣鴨の縛縄を飛ばした。ロープは意思を持っているかのようにスルスルと蠢き、アーチャーの体を少しずつ縛り上げていく。
巨乳先輩「オォン!」
しかし、それでもまだ遠野とアーチャーの実力差は歴然としていた。踏ん張る遠野だが、その体はアーチャーによってどんどん体勢を崩されていった。
平野「まだじゃよ!」
>>404
>>405
>>406
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ありとあらゆる汁を身体中から出してカウンター
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逆さ吊り鞭攻めをする
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巨乳先輩が一瞬野獣先輩の記憶を取り戻す
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ライダーは突進した勢いもそのままに超高速のビンタを放った。それにより、アーチャーは地面に叩きつけられるも、弾け飛んだ体液が魔弾となって襲い、もろに浴びたライダーはとうとう膝をついた。
平野(効いてきた様だ……)
しかし、ライダーは止まらない。完全にアーチャーを緊縛すると、そのまま逆さに釣り下ろした。
平野「ふん!」
そのまま何発もの鞭打を浴びせるが、急になにか寒気を感じて身を引いた。
巨乳先輩「遠野……」
遠野「……お前なんかに」
ダメージを受けたアーチャーの《野獣化》が一瞬進行したのだ。
フィールド:平野空間(どうぞ)
アーチャー:中度負傷、緊縛
ライダー:重度負傷
>>408
>>409
>>410
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流石に体力がまずいので令呪
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シバター達が到着
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シバター達は様子見
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遠野『ライダー、回復です!』
遠野が令呪を切る。ギリギリまで踏ん張ってからでも令呪が間に合うのはマスターがともに戦場に立つことの長所だろう。
ライダーがニヤリと笑い、構える。彼の気迫には有利なはずのアーチャーを一歩引かせるほどの強さがあった。
GO「……多分あれか?」
やっとアーチャーが戦っていた場所にたどり着いたセイバー達だが、その場にあるのは1枚の簡素な扉だけだった。
GO「う〜ん、気配は感じるし、多分この戸なんだろうけど……」
セイバーにも簡単に感知できる以上、侵入自体は完全に不可能ではないはずなのだが、どうしてもその方法がわからない。
>>412
>>413
>>414
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全てを汚辱せじ魔音(ブ・チ・パ)で牽制
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店長の鎖と遠野の邪剣でコンビネーションアタック
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巨乳先輩のカウンター攻撃
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ライダーが駆け出した。体力を取り戻し、その足取りは以前のそれよりはるかに軽い。
高速移動に対し、拘束を解きつつあるアーチャーは形容しがたい爆音で勢いを奪った。アーチャーのスキル《全てを汚辱せじ魔音(ブ・チ・パ)》はライダーの思考能力を一瞬奪い、身を屈めた隙に邪剣を叩き込んだ。
しかし、その攻撃は同じ剣によって防がれる。遠野だ。
平野「ふんッ!」
ライダーは鎖を召喚すると、再び起き上がろうとする勢いを利用して遠野越しに叩きつけた。縄を解いていたアーチャーに新たな縛が襲いかかる。
平野「危ない!」
アーチャーは腕を巻き取られるも、奇妙な動きを見せた。ライダーが遠野を守るべく身を乗り出すとほぼ同時に、アーチャーの豊かな乳房が弾け、周囲に母乳が撒き散らされた。
フィールド:平野空間(どうぞ)
アーチャー:重度負傷
ライダー:軽度負傷
セイバー:空間に入りたい
>>416
>>417
>>418
-
遠野が固有時制御・二重加速を使い巨乳先輩の背面に回り込み邪剣夜で貫く
-
ライダーが鎖で遠野を援護
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お前のことが好きだったんだよ!
-
しかし、ライダーは手にした鎖を緩めようとはしなかった。未だ母乳弾を放出し続けるアーチャーを釘付けにするのが自分の役目だからだ。
今なら誰も見ていない。遠野は懐から競泳用のストップウォッチを取り出した。
遠野『固有時制御・二重加速』
遠野の時間の流れが歪み、母乳の雨の中を高速で駆け抜ける。彼が持ち込んだ礼装は水泳部の秘宝であり、持ち主は訓練により時間を少しだけ伸ばしたり縮めたりできるようになるのだ。
射手の胸から剣が飛び出したとき、彼女(?)は小さな声で呟いた。
巨乳先輩「お前のことが……好きだったんだよ」
それに対し、遠野も耳元で囁き返す。
遠野「やめろよ、先輩の出来損ないのくせに」
アーチャーが脱落しました。
-
シバター「……あっ」
シバターが手を上げた。八王子達の目の前で甲にある令呪が抜け落ちていく。
GO「あー、残念ながら消滅しちゃいましたねえ」
八王子「シバターさん……」
シバターは顔をしかめる。不満を声に出そうとするも、開いた口から言葉が出てこない。
目の前には依然として1枚のドアが佇んでいた。
次はどうする?>>422
-
空間が解除されるまで待機
-
シバターは八王子先輩のサポートに回る
-
シバター「あの……さ」
やっとの事でシバターが口を開く。八王子は打ちひしがれた彼の目をはっきりと見た。
シバター「俺は負けたけどちゃんと手伝うよ。それで、できれば……」
八王子「シバターさんの願いですよね」
八王子の目的はあくまで聖杯戦争によるトラブルの回避であり、本人に確たる願いはない。
八王子「……俺からも、よろしくお願いします」
2人が手を握るのを尻目に、セイバーはほくそ笑みながらそそり立つ扉の前に立っていた。
これからどうする?>>424
-
二人で残りの勢力を探す
-
八王子「……無理に戦う必要はないですよね」
少し待ったが、最初に根をあげたのは八王子だった。できればアーチャーの仇を取りたいが、それに固執しすぎては元も子もない。
シバター「……行くか」
彼の答えに、八王子は静かに頷いた。
セイバーを先頭に、一行はゆっくりと歩き出した。
-
シバターがんばえー
-
-3日目、夜-
アサシン(さて、どうしたものか)
アサシンは1日の間偵察しながら策を練っていた。
セイバー、アーチャー同盟は崩れた。アーチャーが脱落したことはマスターから連絡があって知ったが、それなら気配遮断を持っている自分が圧倒的に有利だ(セレニケの脱落は監督役の連絡事項ではない上にランサー、キャスターの同盟はよくわかっていない)
出会った陣営>>427
-
ランサー&キャスター
-
3号「疲れた……」
3号「ホントに疲れた……」
向井「これはキツイですよ」
IV「お前はなにもしてないだろ」
アサシン(あれは……)
アサシンが発見したのは、ランサーとキャスターだった。セレニケを倒し、精神的に疲労した状態での帰路だ。
アサシンはどうする?>>430
-
チャンピオンに狙いを定める
-
アサシン(アイツがランサーのマスターだな?)
アサシンがあたりをつける。全てのサーヴァントを見たことがあるのは今のところ彼だけだ。
おそらくあのチームの中心にいるのはIVだと踏んで狙いを定める。
攻撃しますか?(なんらかのインターラプトがない限りIVは即死します)
>>433
-
キャスターの件から警戒していたので背中に罠カードが貼ってある
-
チャンピオンが危険を察知する
-
アサシンの気配遮断は攻撃の寸前に機能しなくなる。放たれた「敵意」に最初に気づいたのは他ならぬIV本人だった。
IV「ランサー!」
呼びかけられたランサーが驚く。
間に合わない。
IVが咄嗟にとった行動>>435
-
デュエルディスクを盾にして即死を避ける
-
IV「ぐっ……しまった!」
己の礼装を犠牲にして身を守る。IVはなんとかカードを一掴み引き抜いたが、それ以外は全て消滅してしまった。
3号「お前は!……アサシン?」
戦闘を開始します。
>>437
>>438
>>439
-
分が悪いので隙を見計らって撤収しようとする
-
チョコボール向井が宝具【アテネオリジナル】を使用し女神アテナの槍のレプリカをアサシンに投擲する
-
バキィ!(アサシンの腹が抉れ骨が折れる音)
-
このままやられそうだし正体予想すっかぁ
ストイックな性格で近接戦闘だから中国兄貴かな
-
>>440
残念ながら違いますが推測の仕方は正しいです
アサシン(2対1……いけるか?)
奇襲を凌がれたアサシンはすでに引き際を考えていた。彼の目線だと拉致されたキャスターのマスターを救うために一戦交えてきたことがわかる程度で、どれくらい相手がスキルや宝具を消費したのかはわからない。
向井『アテネオリジナル!』
一瞬の躊躇が仇になった。
ランサーが肩を唸らせながら宝具を投擲し、アサシンの腹部をえぐる。IVが危ない以上、最初から全力で行くしかなかったのだ。
IV「お前、勝手に!」
ランサーを責めるIVだが、それ以上にアサシンが彼を睨みつける。
アサシン「……武器を使うなんて卑怯だぞ、この日本人野郎!」
ランサー:健康、宝具1使用中
キャスター:健康、宝具2使用済み
アサシン:軽度負傷
アテネオリジナル
A+、対城宝具
レンジ:1〜99
最大捕捉:100人
女神アテネの輝ける石柱像、神造兵装パラディオンの精巧なコピーの更に「影」
アテネにまつろう者達が負荷を分散する形で所有する。
パラディオンとはギリシャ神話において、城塞都市トロイを守護していた女神アテナの像のこと。この像があるかぎりトロイは不落とされたが、敵軍の策略によって像は奪われ、トロイは陥落したという。
>>442
>>443
>>444
-
アサシンは朴
ルイヴィトンを媒介にスキルでディスクを作り直す
-
アサシンがぶっ飛ばされて壁にぶつかり壁画になる
-
と思わせてそれは朴のスキルの壁画作成?だった
-
>>442
おめでとうございます、正解です
キャスターもハンマーを取り出し、アサシンに相対する。その間に、ランサーは懐に手を突っ込んだ。
向井「…これですよ」
ランサーが自分のバッグをマスターに渡す。IVが受け取ると、バッグは即席のデュエルディスクへと姿を変えた。デッキの大部分を失ってしまったが、少なくとも今持っている数枚はこれでまた使えるだろう(対価としてスキル:LVのバッグは使用不可)
向井「むん!」
手が空いたランサーが睨み合う両者の間に割って入った。そのままアサシンに突撃する。
アサシンは迎撃する形で軽く閉じた右手を放ったはずだが、宙を舞ったのも彼だった。ランサーが槍を使うのはあくまでランサーだからであり、彼の本来のスタイルはレスリングなのだ。
朴「ガッ……!」
アサシンが壁にめり込む。四肢からは力を失い、そのまま奇妙なキムチと化すはずだった。
壁画作製による驚きの効果>>446
-
敵のコンテンツをモチーフにして技を使える
-
壁画が出ている間は敵が壁画に釘付けになり足止めできる
その隙をついて朴が攻撃する
-
朴「知っていたか?『顔面発射のド迫力』の起源は韓国にあることを」
アサシンが壁に生まれた紋様、手搏図を指しながら言った。すると彼の構えがテコンドーのそれから少しずつ変わっていく。
朴「貴様の技は大韓民国半万年の歴史に比べれば児戯に等しい……しゃあ!」
>>449
>>450
>>451
-
新技「顔度」を放つ
-
《ギミック・パペット-マルティスポーター》を召喚
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一発いれたところで撤退
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朴「顔度(オルムルド)!!」
アサシンが最も新しいテコンドーの奥義を繰り出した。急接近とほぼ同時に相手の顔面の前で両手を打ち、頭突きを決めるのだ。
IV「チッ、俺好みの技を使いやがって……《ギミック・パペット-マルティスポーター》を召喚!」
IVが出した新たなる戦力により、アサシンの形勢はさらに不利になる。もはやなりふり構っている場合ではない。
朴「ぐっ……このまま倒してもつまらない。今日は俺に命を救われたことを忘れるな!」
アサシンは未だ目をしぱしぱさせている向井にもう一撃食らわせてから撤退していった。
3号「……なんだったんだ」
マスターの3号が倒れこみそうになるのをキャスターの3号が支える。やはり今日は休ませた方がいい。
ランサー:中度負傷
アサシン:中度負傷
-
-3日目、深夜-
セイバー陣営
ランサー、キャスター陣営(ランサー軽度負傷)
ライダー陣営(残り令呪1画)
アサシン陣営(アサシン軽度負傷)
この中から2陣営まで覗くことができます。
>>454
>>455
-
アサシン
-
ランサー
-
-アサシン陣営-
アサシンは苦々しげな顔をしていた。まさかサーヴァントどころかマスターに攻撃を見抜かれるなどとは考えていなかったのだ。
谷本「まあ時として不測の事態が起きるものです。また次に経験を活かしましょう」
マスターはすでに割り切っている。
最初の話題>>457
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この聖杯戦争をどう捉えているか
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谷本「ねえ、アサシン。あなたはこの聖杯戦争をどう捉えていますか?」
食事の後、マスターが聞く。彼にはアサシンの人となりがまだ理解できていない。互いにビジネスライクな関係を築いた弊害だ。
アサシンの答え>>459
-
劣等民族チョッパリを殲滅だ!
-
朴「それはもちろん劣等……俺達に敵対する一族を殲滅するために与えられた舞台さ」
アサシンが言葉を濁して言う。
谷本「……よくわからないけど、アサシンは一族の希望を背負って立っているんですね」
まちがってはいない、ただしお前もその1人だが。アサシンはその言葉を喉の奥へと閉まった。システム上はサーヴァントとマスターであっても、主人として認めたわけではない。
次の話題>>461
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残り陣営に比べ不利
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朴「だが、認めたくはないけど俺たちは有利な状況ではないよな」
谷本「ええ、まあ……」
アサシンの優位性はそのステータスの低さを補う気配遮断スキルに拠るところが大きい。限定的とは言え、それを突破する可能性があるマスターが現れたのは危険だった。
作戦>>463
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朴が筋肉体操で鍛える
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谷本「でしたら、今の体をより使いこなせるよう、トレーニングしましょう」
サーヴァントの肉体はエーテルであり、通常の人体とは異なり変化しない。しかし構造が全く同じであっても材質が違う以上、ほんのわずかなズレが生まれることがある。感覚を重視し、徒手空拳で戦うアサシンにはそのズレを修正する作業は大きな意味を持つのだ。
朴「谷本……」
調律作業は進み、アサシン陣営の夜は更けていく。
-
-ランサー陣営-
IV「このカードも生きていたのか」
拠点に設置しておいたミラーフォースは失われていなかった。持ち込んだ礼装のほとんどが失われてしまったものの、残った数枚のカードはどれも役に立つものばかりだ。
最初の話題>>466
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チャンピオンの願い
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3号「ところでさぁ、IVの願いってなに?」
諸々の確認作業ののちに3号が軽い調子で聞く。
3号の救出作戦までのかりそめの協力関係は終わり、改めて互いのことを知る必要があるのだ。
IVの願い>>468
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この戦いを勝ち抜き家族の元へ戻り再び以前の様に極東チャンピオンとして活躍する
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IV「俺は……やり直すんだ」
ゆっくりと話を始める。ナンバーズ、兄弟、そして父。シャークという男に敗北し、全てを託した。いつ目覚めるのかも分からずに眠り続ける。
IVは戦うために目覚めようとしているのだ。
次の話題>>470
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今後どうするか
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3号「つまり……昏睡状態ってこと?」
IV「ああ」
始めるための願いと終わらないための願い、どちらも妥協できるものではないだろう。
今すぐというわけではないがいずれこの同盟は割れる。ランサーはそれぞれのマスターの顔を不安げに覗き込んだ。
どうしようか>>472
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(どっちにしろGOも平野も倒さないといけないから暫くは)一緒にやろっか
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あくまで明るい雰囲気で始まったはずの会話は剣呑な空気へと変わっていた。
そんな中、あくまで一歩引いていたランサーが初めて口を開く。
向井「じゃあ、2人で、セイバー倒そう」
今回の聖杯戦争でもっとも強いサーヴァント、セイバー。1対1で戦えば誰であっても勝てる保証がないのはよく理解していた。だからこそここで別れるわけにはいかないと言っているのだ。
IV「ランサーが言うなら……」
3号「まあボク達だけじゃ負けちゃうかもしれないし」
3号「負けるわけにはいかないよね」
ランサーは必要以上のことは語らない。ただ彼はこの場にいる誰よりも年上なだけだ。
最後の話題>>474
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もしセイバーを倒せたらどうするか
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3号「セイバーを倒した後はどうしようか」
キャスターの方の3号が尋ねた。順当にいけばセイバーが最後になるだろうが、それはあくまで自分たちが考える理想のかたちで展開が進んだ場合だけだ。
向井「……」
どうすっぺ…>>476
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正々堂々残ったもの同士で戦う
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IV「いや、それを考える必要はない」
IVがきっぱりと言った。
IV「そうしたら俺たちはまだ敵同士に戻るだけだ。勝負するならもてる全てを出し尽くす、それが負けた奴への礼儀ってものだろ?」
敵と味方に対する認識の違いだろうか、決闘者としての矜持があった。
3号「できれば手加減してほしいんだけどなぁ」
IV「嫌だね。全力全開でやらなきゃ楽しめないだろうが!」
結論から言えばほぼ現状維持のままなにも進んではいない、それでも彼らは互いを少しだけ理解し、少しだけ前に進むことができた。
-
-4日目、早朝-
突然、全陣営の端末が鳴り響く。
監督役「みなさんこんにちは。最近暑いので思い切って海岸に行こうと思います。今回もひとつ礼装を準備しますので、よろしければ皆様も参加してください。それではみなさんさようなら」
唐突な連絡はまた各陣営を一箇所に集めるためのものだった。前回も脱落者が出たイベントだ、その危険性はすでに周知されていた。
参加する陣営(サーヴァントは計3騎になります)
>>479
>>480
>>481
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セイバー
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アサシン
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ランサー
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平野店長に入れようとしたのにミスったゾ…
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>>482
ライダーで受け取ります
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-4日目、朝-
海岸を朝日が照らし、ひとり、またひとりと人影が現れていく。英霊達が互いに意識し合う中、監督役は靴を脱ぎ、砂の感触を楽しんでいた。今回は開けた場所であり、マスター達もまずは物陰に潜み機を狙っている。
実況「あの〜、私聖杯もらえないしそろそろ帰らせてほしいんだけど……」
監督役「みなさんこんにちは。今日も礼装を賭けて戦っていただきます」
平野「ところで、今回はなにをもらえるのだろうか」
ライダーの質問に監督役はあるものを召喚した。
今回の礼装>>485
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肉体派シャク
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監督役「これです」
桜色の木ベラのようなものを取り出す。表面はゴツゴツしているがとりたてて武器として役に立ちそうには見えない。
GO「神秘……はありそうだけど、なんつーの?」
監督役「シャクです。色々やってくれますよ」
それがなんなのかピンとくる者はいなかった。本当は便利なものなのかもしれないが、対照的に参加者のモチベーションはいまいち上がらない(判断に消極的な補正がかかります)
監督役「みなさん頑張ってください」
戦闘を開始します。
>>487
>>488
>>489
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GOが神属性の全体攻撃を放つ
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台車で水上走行する
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6枚の羽を生やした天使のような姿に変身する
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GO「う〜ん、じゃ、始めよっか」
セイバーが腕を振るい、9つの炎が溢れ出した。彼以外にこの場に神性や対魔力をもつ英霊はなく、砂浜は彼の独壇場となった。
平野「ボイ!」
ライダーがチャリオットを呼び出し、火炎から流れるように水上を滑り出す。
GO「ふーん、悪くないじゃん。じゃ、ちょっと本気出すわ」
海岸を一望できるところに隠れていた八王子は令呪に急激に力を吸われていくのを感じ取った。どうやらセイバーは最初から本気でいくようだ。
GO 「ゴー、ゴッ、ゴー!」
セイバー:太陽
ライダー:軽度負傷
アサシン:軽度負傷
GO is SUN
?、神性宝具
レンジ:-
最大捕捉:1人
後世に語り継がれるGOの太陽神としての神格を発現させる宝具。翼を持ち、後光が差す民間伝承に伝わる姿へと変貌し、神の権能すら限定的に使えるようになる。
>>491
>>492
>>493
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GOの凄まじいオーラで他の二人はまともに立ってすらいられない
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アサシンがなんとか効果範囲から脱出する
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平野と協力して縮地で接近攻撃
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実況「ゴングがわりのセイバーの一撃の後、いきなり事態は硬直状態に!」
朴「なんだこの……圧倒的な威圧感は!」
アサシンが呻いた。セイバーの圧倒的な神気は見る者全てを平伏させるような絶対者のオーラとなって敵対者に降り注ぐ。
平野「こんなん反則じゃろ……」
ライダーも戦車にしがみつくのが精一杯だ。
朴「おいライダー!」
アサシンがライダーを頼ろうとする。ライダーも自分1人ではセイバーを倒せるとは思っておらず、戸惑っている時間はなかった。
平野「アサシン!」
実況「なんと、ライダーがチャリオットにアサシンを乗せ、高速移動を始めた!」
朴「縮地!」
アサシンは縮地法(チュチポプ)を使い、戦車を加速させる。8つの残像を残しながら2騎の英霊は限界までスピードを上げた。
朴「いくぞ!」
アサシンは超加速した戦車から身を乗り出すと、片腕を上げてセイバーに叩きつけた。
実況「なんと!ライダーの台車からアサシンがラリアットを決めた!」
>>495
>>496
>>497
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油断してたGOが一瞬怯む
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GO神話の起源を主張し豪
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という技を出す(途中送信しちゃった)
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朴のペースに巻き込まれてGOが攻撃をくらう
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GO 「マジでぇ↑?」
セイバーはかなりの衝撃を受けていた。なにしろ彼が放つ重圧は物理的制約をほぼ受けずに対象を襲う。それをワープもどきの動きで空間を飛ばし飛ばし近づくことでダメージを最小限に抑えるなど、考えてもいなかったのだ。
朴「太陽神……GO。なるほど、豪、すなわち『迎』日神話だな。ならばその原点は新羅にある。それは言うまでもなく起源を朝鮮に持つということだ!日本人よ、貴様が簒奪した迎日神話、韓国に返してもらうぞ!」
実況「おっと!アサシンが空を舞った!!」
飛び上がったアサシンは太陽を背に両腕を広げる。それは奇しくも地上近くを飛ぶセイバーの姿に酷似していた。
実況「あれ?これって要は目くらまし?」
朴「最新式古代テッキョン奥義《豪》!」
太陽に目が眩んだセイバーは一瞬判断が遅れ、アサシンの不意打ちをもろに受けてしまった。
セイバー:中度負傷、太陽
ライダー:軽度負傷
アサシン:軽度負傷
>>500
>>501
>>502
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セイバーらしく剣を創造する
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その剣でアサシンを狙う
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ライダーが弾く
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実況「決まったぁ!アサシン、セイバーのお株を奪ってしまった!」
監督役「初めて知りました」
打ち付けられたセイバーが立ち上がる。軽い雰囲気こそ失われていないものの、今の彼の表情からは慢心が拭い去られていた。
GO 「気に入ったよ。じゃあとりあえずさぁ、セイバーらしくいくわ」
セイバーが魔力を紡ぎ剣を作った。前回とは違い、デザインに遊びのない両刃の剣だ。
GO 「偽・都牟刈大刀(ツムガリ・ツー)ってとこかな」
間髪入れずに殴りかかったアサシンは剣の腹でうちはらわれた。セイバーの圧倒的な力の前にアサシンはそれだけで五体投地で投げ出されてしまう。
平野「危ない!」
こともなげに剣を突き立てようとするセイバーにライダーがなんとか割り込む。剣を弾きアサシンを救ったものの、盾にしたチャリオットにはヒビが入っていた。
>>504
>>505
>>506
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神状態の圧倒的魔力消費をシバターがカバー
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GOのラッシュに2人は押される
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朴がGOではなくマスターを狙いに切り替える
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シバター「八王子、横になれ」
魔力消費が激しい八王子を集中させ、索敵を受け持つ。セイバーを担当しながらどこかで同じように身を潜めているであろうほかのマスターを警戒するのは彼のキャパシティを超えているという判断だ。
八王子「すみません、シバターさん」
シバターは礼を言われるとむず痒そうな顔をすると顔を背けた。
GO「オラオラオラオラ!」
セイバーの剣戟は2人がかりでも避けるのがやっとだった。その上その速度はさらに増していき、ついにはアサシンとライダーはそれぞれが一撃ずつ痛打をもらってしまった。
朴(このままだと……負ける!)
アサシンは冷静に判断する。なにも正々堂々英霊同士で戦うことにこだわる必要はないのだ。
セイバー:中度負傷、太陽
アサシン:中度負傷
ライダー:中度負傷
>>508
>>509
>>510
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アサシンを止めて遠野と奴隷少年に探させる
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八王子先輩が急激に消耗しすぎてGOが一時的に弱体化する
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それでも普通に強い
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平野「アサシン……」
ライダーがアサシンの目論見を見抜いて耳打ちする。マスターである遠野に立案したところ、逆にアサシンを囮にしたほうがいいと判断したのだ。
平野「ボイ!」
ライダーが召喚した複数のチャリオットがセイバーにあっさりと避けられる。戦車はあらぬ方向に飛んでいくと奴隷少年へと姿を変えて周囲の探索を始めた。
遠野「……よし」
GO「うひゃあ」
魔力供給が追いついていないのだろう。全力を出し続けることができない。しかしそれもまた一興。ハンデを与えているという実感が逆にセイバーの心から贅肉を削いでいた。
>>512
>>513
>>514
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奴隷少年に見つかるも、シバターが礼装を纏ってプロレス技で返り討ち
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シバターは必死に八王子先輩を守る
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危険を察知したGO
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奴隷少年「あっ」
シバター「あっ」
草むらで休んでいた八王子とシバターが奴隷少年のひとりに発見された。あっけなく見つかったことにより、その場の全員が思わず硬直してしまったが、1番早く我に帰ったのは奴隷少年、令呪をもった八王子に襲いかかった。
シバター「……ふう」
次の瞬間、奴隷少年はシバターによって絞め落とされる。少年の悪あがきによって引き裂かれたシャツの下から現れたのは、シバターの力を最大限まで引き出す彼の礼装、リングコスチュームだ。
八王子「……セイバー!」
助けを求められたセイバーだが、両者の間にはアサシンとライダーが立ちふさがっていた。
>>516
>>517
>>518
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マジメ君を呼んで八王子達を救いに行かせる
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遠野が剣を持ち現れる
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しかし剣の呪いのせいか様子がおかしい
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実況「セイバー!マスターの危機にどう動く!?」
GO「やっべ……マジメ君!」
セイバーがデコイを召喚した。本来防御用の自走人形程度にしか使えないが、それでも人間ふたりよりはマシだ。
マジメ君はマジメに走った。今はシバターがなんとかひとりずつ奴隷少年を倒しているが、運が良くても乗り越えられるのはあと数人だろう。
しかし、マジメ君はその場にたどり着けない。木陰から突然現れた遠野に邪剣で切り捨てられたのだ。
遠野「暴れるなよ……暴れるなよ」
倒れ伏してなお、命令を果たそうとするマジメ君の頭が遠野に蹴り飛ばされた。
遠野の顔は何かに取り憑かれたかのように痙攣している。
>>520
>>521
>>522
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ばら撒くぞこの野郎!(2人同時攻撃)
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上にかちあげ「南北統一」を使う
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令呪で回復
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>>522
令呪を切る場合は対象を指定してください
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GO
-
GO「バラ撒くぞこの野郎!」
実況「うわっ眩しっ」
セイバーがライダーとアサシンを光の斬撃で攻撃した。流石に焦り出したのだろう。もはや少し焦りすら感じる攻めだった。
朴「ライダー、上に!」
平野「応!」
吹き飛ばされながらもふたりはセイバーの動揺を見逃さなかった。ライダーが飛翔し、セイバーの視線がそちらに向いたわずかなスキをついてアサシンが肉薄、セイバーを打ち上げる。
GO「飛べる俺を浮かせても意味なんて……」
宙空で止まったセイバーが見たのは、上と下から同時に襲いくる2騎の英霊だった。
朴/平野「南北統一!」
実況「な、なんと!これは南北統一……いや、南巣鴨統一だ!新大久保に次いで韓国人が多い地区の一つでもある巣鴨、まさかそこまで韓国の領土だと主張するとは!!」
監督役「知りませんでした」
2騎の全力攻撃に、さすがのセイバーも地に堕ちる。多大なダメージに膝が震えるが、それでも好敵手に出会えた喜びに比べれば些細なことだ。
八王子『セイバー、回復だ!』
守るシバターの側、座り込む八王子が叫ぶ。令呪を使いセイバーを回復させたのだ。
GO「……どうも〜」
セイバー:太陽
アサシン:重度負傷
ライダー:重度負傷
>>526
>>527
>>528
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邪険夜の力に飲まれて遠野が獣と化す
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獣のような動きによる凶刃でマスターを狙う
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GOが一蹴する
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謝罪
ここまでお付き合いくださり、誠にありがとうございます。
半月ほど前に別のスレでもおはなししましたが、明日から筆者の転職、研修に伴い、一月ほど書き込みが難しい可能性が高い状態が続きます(とはいえ次の土曜から1週間は盆休みなので多分その辺は一時再開できます)
その間自己都合で進行を止めてしまうことを深くお詫び申し上げます。
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仕方ないね♂
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がんばえー
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遠野「アォン……オォン……」
遠野が引きつったかと思うと、顔面にぼこぼこと波が立っていく。肉が不自然に盛り上がり、その表情は野獣に置換されていった。
平野「なんじゃあれ……」
実況「なんだあれ……」
監督役「野獣先輩ですね」
英霊達の間でも動揺が広がる。特に遠野のサーヴァントであるライダーは、追い詰められている己のことよりも自らのマスターに起きたことに強く戸惑っていた。
遠野「……シュー」
再び剣を構えた遠野の動きは見違えるようだった。野獣化により彼の機動力は大幅に加速しており、八王子やシバターではとても逃げ切れない。
遠野「ファッ!?」
しかし、それはセイバーの存在がなければの話だが。
>>533
>>534
>>535
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朴が重根参謀式でGOたちをまとめて攻撃しようとする
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平野が遠野に呼びかける
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GOが遠野に興味を示す
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ラッシュの間に台車で逃げる
-
ライダーと同じく重症の身でありながら、特に遠野に義理のないアサシンは野獣と化した彼の変貌をセイバー以上に警戒していた。アサシンの鋭敏な感覚が邪剣の危険性を直感的に察したのだ。
朴「どいつもこいつも……重根・大韓義軍参謀式ー!!」
アサシンが奥義を使ってその場の全員を攻撃する。一発一発は大したことがなくともその量は莫大、遠野にダメージを与えつつ、他の敵達を完全に足止めした。
平野「マスター!しっかりしろ!」
アサシンの攻撃を防ぎつつ遠野に一生懸命呼びかける。遠野がどうにかなってしまえば元も子もない。
そしてもうひとり遠野に興味を示しているのがセイバーだ。興味本位で参加した聖杯戦争でまさかこのような現象に遭遇できるとは思っていなかった。
シバター(……下手に動けばやられる!)
>>538
>>539
>>540
-
遠野がGOに攻撃したことによって野獣が覚醒
-
宝具で台車を戦車化させて走攻守で暴れる
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野獣の能力と自前の時間操作能力で撹乱
-
剣戟。邪剣と太刀が打ち合い、セイバーの神性が遠野を灼く。まるで一撃ごとに遠野の存在が野獣へと鍛えなおされていくようだ。
平野「……ボイ!」
苦渋の決断だが仕方がない。ライダーはチャリオットを遠野に向けて射出した。勝利の目が消えても一時の主人にこれ以上醜態を晒させるのは忍びない。
遠野?「……ォン」
しかし、チャリオットはあっさり受け止められてしまった。それだけではなく、接触している部分から侵食されて支配を奪われてしまったのだ。
実況「……あれ、サーヴァント化してるよね。というか侵食してるよね」
魔術の知識を持つ実況が分析する。このまま周囲の霊基を野獣に上書きされていけば、遠からずこの世界は野獣に溺死することになるだろう。
監督役「……皆さん、一回休戦してください。世界を破壊しかねない『ビースト』の討伐が最優先です」
GO「……マジ?」
セイバーの動きは速い。監督役が言い終わる前にすでにビーストを斬りにいき、手応えのなさに太刀を見る。
刃先は腐食していた。
GO「これは迂闊に……」
言葉は続かない。気がつけば瞬時にビーストが移動し、太刀の刃を握られてしまっていたのだ。
セイバーは太刀を手放して相手を観察する。ビーストの片手にはストップウォッチのようなものが握られていた。
セイバー:太陽
アサシン:重度負傷
ライダー:重度負傷
ビースト:??
>>542
>>543
>>544
-
神の特権で2人を回復させる
-
ビーストの悪臭が凄すぎて近寄りづらい
-
ランサー組が介入するかの相談を行う
-
アサシンとライダーも監督役の指示とあっては動かざるを得ない……はずなのだがもう体力が残っていない。
GO「……仕方ないかぁ」
セイバーが顔をしかめた。彼の翼が数えきれない羽に変わり舞うと、アサシンとライダーを包んだ。
本来英霊が神の権能を使うことはできない。それをセイバーは自分の肉体の内部に限定して行使することにより修正力の影響を最小限にしていたのだが、今度は話が違う。他者に対しての権能の使用の為、宝具の使用を強制終了することによって生じる余波を修正へのカウンターにしたのだ。
平野「礼は言わぬぞ」
朴「……」
大して回復させたわけではない。しかしそれでも立派な利敵行為だ。
シバター「これでよかったんだよな」
八王子「俺はセイバーを……ん?」
最初に気づいたのは強烈な魔力消費を耐え抜いた八王子だった。ビーストから奇妙な臭いがしているのだ。
朴「これは……腐臭?」
おそらく遠野の身に何か起きたのだろう。しかしそれ以前にこれでは臭すぎて近づくこともできない。
一方、この戦闘を少し離れた場所からうかがう者がいた。街に放たれていたパペット……それを操るIVだ。
3号「どうしようかな」
3号「下手に入っていってこじれるのも嫌だよね」
向井「どうすっぺ…」
セイバー:健康
アサシン:中度負傷
ライダー:中度負傷
ビースト:??、腐敗
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>>547
>>548
-
時間を飛ばして攻撃を避けまくるビースト遠野
-
だが段々と身体の動きが遅くなる
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鎖と縄で回避できるエリアを減らしていく
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遠野が無差別攻撃をはじめる
-
朴(あいつの動き、単なる高速移動か、もしくは……)
アサシンは近づけないなりに戦況を見極めようとする。セイバーが牽制している今こそ相手のことを解き明かす最大のチャンスだ。
GO「臭いよこいつ!」
ただし、いくら強かろうと普通に臭いものは臭い。攻撃をよくわからない方法で回避されているセイバーの集中力もいつまで続くかわからない。
平野「だったら!」
ライダーが拘束用のアイテムをありったけ投げつける。縄や鎖によってできた結界は彼の肉体とほぼ同義、相手の動線を制限すると同時に、突破されたタイミングをライダーに忠実に伝えてくれるのだ。
平野「ボイ!」
少し、また少しとビースト包囲網が狭まっていく。いくら奇妙な技で回避しても無駄だ。
>>551
>>552
>>553
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管理人もヤバイなら手伝ってくれよな〜
-
平野の連続攻撃
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遠野の動きが止まる
-
平野「ふんっ!」
この場にいる中ではおそらく1番汚物に耐性を持つライダーが突貫する。セイバーに動きを誘導されたビーストはライダーが乱発した手刀を避けきれない。
朴(なるほど、動きさえ分かっていれば点ではない面の攻撃なら当たるのか)
そのことに気づいたのはアサシンのほかにもうひとり。
シバター「監督役さん、お前も手伝ってよ!」
監督役「……仕方がないみたいですね、キャスターも面で攻撃してください」
実況のキャスター「……えっ、私?うへぇ、冗談だろ?」
キャスターも奇妙な生き物を召喚し、ビーストの進路を塞ぐ。
セイバー:健康
アサシン:中度負傷
ライダー:中度負傷
ビースト:??、腐敗、軽度負傷
>>555
>>556
>>557
-
野獣としての宝具ザ・ビーストであらゆるものに変身する
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これは…実況役の真名解放も必要なのかな?
安価ならキャスター組の存在を隠しながらランサー組も現場に向かう
-
無辜の怪物によって爬虫類並の身体能力を誇る遠野
-
>>556
おまけ程度だったので特に隠してはいませんがそちらの方が面白そうですね
その瞬間、ビーストが膨張したように見えた。
遠野の肉体からあふれ出した野獣の因子がキャスターの使い魔を喰らい、同化する。
キャスター「あっ、よくも!」
新たな因子を足されたビーストの体が組み変わり、大柄な爬虫類のように強化されていく。完全に変異してしまえばどれだけのことが起きるか想像もつかない。
IV「……この近くだな?」
戦場から少し離れた場所、ギミックパペットを回収する男がいた。
ランサー陣営の2人だ。小競り合いへの参加は見送ったが、監督役の命令とあらば仕方がなかろう。
キャスター達はここからさらに少し離れた場所に待機している。彼らを仲間につけているというアドバンテージを簡単に手放すわけにはいかない。
>>559
>>560
>>561
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遠野がGOを狙う
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時止め斬りで確実に当ててくる
-
くらうも逃げられないように遠野を掴む
-
ビースト「アォン!」
GO「……痛ッ」
ビーストは霊基の改造も終わらぬうちに瞬間移動すると、セイバーの肩を貫いた。セイバーのみならず、結界に気付かれずに包囲を抜かれたライダーも驚く。
GO「なら、これで……どうだ?」
セイバーが邪剣を持つ手を掴み、動けなくする。
GO「 捕まえた……ね」
セイバー:軽度負傷
アサシン:中度負傷
ライダー:中度負傷
ビースト:??、腐敗、中度負傷、進化途中
>>563
>>564
>>566
-
GOが聖なる力で遠野を邪険事かき消す
-
遠野の野獣部分は何処かに逃げる
-
逃げるついでに脱糞を食らわせる
-
GO「オラァ!」
気合いとともに殴りぬける。鼻をつく悪臭は我慢するほかない。
セイバーの攻撃によりビーストの体から何かが抜ける。
シバター「……煙?」
セイバーに駆け寄る八王子を尻目にシバターは考えた。ビーストの本体と思わしきものはふらふらと漂っている。
ビースト?「ヌッ!」
爆発音とともになにかが放出され、あたりが一瞬真っ黒に染まった。遠い位置にいた監督役と防御の魔術を使っていた実況を除く全員がダメージを受け、わずかな間失神する。
監督役「……なんかなんとかなりそうなんで再開しますか」
監督役の冷淡な言葉にサーヴァント達は若干の戸惑いを覚えた。
シバター(……八王子)
セイバー:中度負傷
アサシン:重度負傷
ライダー:重度負傷
>>567
>>568
>>569
-
目的がなくなったライダーは抜ける
-
Beastが消えたのでアサシンも重傷なので一時撤退
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場が収まる
-
シバターが駆ける。弱り切った八王子は起き上がることができない、誰かが盾になる必要があった。
平野「……」
ライダーは何も言わずにその場を立ち去る。セイバーもマスターが弱り切っている今追うことはできなかった。
実況「おっと?ライダーは棄権するようだ。セイバーとアサシンの一騎打ちということに……あら?」
アサシンも消えている。場の状況を考えれば当然の判断だろう。
実況「……まあ、セイバー陣営の優勝ってことでいいか」
監督役「おめでとうございます」
実況を伴い監督役がセイバーの元へ向かう。手に入ピンク色の板、景品の礼装であるシャクだ。
監督役「勝利できたことを教えてあげてください」
再び失神した八王子の手に、シャクが握らされた。
-
朴死す
-
-4日目、昼-
3号「なんか、すごいことになってたね」
向井「これはキツイですよ」
キャスターとランサーが向かい合わせで考える。IVが探索できる以上無理にサーヴァントのみを出撃させる必要はないので時間は余っているのだ。
マスターにも感染する奇妙な現象の連絡は監督役によりなされた。大ごとになるようなら休戦してでも対処するようにとのことだが、果たしてどうするべきか。
IV「……当たった」
パペットを遠隔操作して敵を探していたIVが声を上げた。どうやらどこかの陣営を発見したようだ。
見つけた陣営>>572
-
ライダー
-
そこにいたのは失神した遠野を抱え、自らも浅くない傷を負ったライダーだ。マスターがこのざまでは余程のことがない限り勝ち抜くのは難しいだろう。
ランサー陣営(ランサー、IV、キャスター、3号)の中から出撃メンバーを選んでください
>>575
-
ランサー
-
平野「……大丈夫?」
返事はない。無理矢理に変異させられた遠野の傷は深かった。
今の状態では遠野は戦えない、しかも彼を連れて逃げるのも一苦労だ。何者かが追いかけてきてもライダーは逃げようとはしなかった。
無言でランサーが現れる。彼の眼中に遠野はいない。一対一というわけだ。
ランサー:健康
ライダー:中度負傷
戦闘を開始します
>>577
>>578
>>579
-
バキィッ!!(平野の顔面を殴る音)
-
スキルで応急処置をしつつ空間に招待する
-
平野が一瞬怯む藻応戦
-
バキィッ!!(平野の顔面を殴る音)
ランサーは相手が手負いだからと言って慢心はしない。確かめるすべはなくともおそらくサーヴァント達を次々と脱落させているのがライダーだと直感的に理解しているのだ。
平野「飛ばすのう……」
ライダーが専科百般をもって回復する。焼け石に水とはいえ、己の全てを出し切るためには少しでも多くのことをやりたかった。
平野「でもお陰で目が覚めた」
展開する平野空間のタイプを調教施設とドアから選択してください
>>581
-
前者
-
上げ膳据え膳平野の源
男たるもの太刀勃たせ
来るもの拒まず野郎尻
皿に添えた男根に
香り香ばし玉袋
四十八手の膳に載せ
これぞ男の玉手箱
-
調教に特化した空間は、まるで彼の心象風景。
このSMルームの由来をランサーが知ることはない。
平野「さあ、やろうか」
向井「いいですよ…(小声)」
>>584
>>585
>>586
-
向井の筋トレグッズと調教道具がぶつかり合う
-
どちらも均衡
-
経験の差で段々と平野がリードしてくる
-
平野「好きなものを選びたまえ」
ムチを振るうライダーに促され、ランサーが選んだのはマルティスポーター……たしかに肉体を苛むための道具だ。ヌンチャクのように振り回されるそれはライダーを簡単には間合いに入らさせてくれない。
平野「気合いはあるようだが、足りないのは……経験!」
己の全てをぶつけ合い、拮抗していた打ち合いだが、それを破るようにライダーが火のついたろうそくを投げた。当然ランサーはそのろうそくを己の武器で砕く。
熱により溶けた蝋はマルティスポーターのロープによって割かれ、しかし勢いを止めることなく液体となってライダーに降り注いだ。
向井「これはアツイですよ!」
いくらSM用の低温ろうそくとはいえ熱いものは熱い。レスラーとして痛みになれた彼でもライダーに攻撃されるまで集中を乱されていたことに気がつかなかった。
ランサー:軽度負傷
ライダー:中度負傷
>>588
>>589
>>590
-
鈴木とのコンビネーションで攻め立てる
-
台車飛ばしで対抗する
-
鈴木の緊縛攻撃
-
経験が足りなければ手数で補えばいい。
鈴木「なるほどぉ…」
ランサーの陰から飛び出したのはダブルヘッダーである鈴木だ。ライダーの攻撃をランサーが受け止めている限り、他への対処は十全とは言いがたくなる。
鈴木「んん〜!」
平野「ボイ!」
それでもただ打たれ続けるライダーではなかった。鈴木を捕捉し、チャリオットを食らわせようとしたのだが、それを代わりに受けたのはランサーだ。
本来、幻のダブルヘッダーはわずかな肉盾となる傀儡を召喚するスキルだ。しかし向井にとって鈴木はそれだけの存在ではないことがよくわかる。
鈴木「ふんっ!」
ランサーが戦車を抑え込んでいる間に鈴木が落ちていた拘束具でライダーの自由を奪った。
ランサー:中度負傷
ライダー:重度負傷、緊縛
>>592
>>593
>>594
-
遠野が目覚める
-
台車を強化させ盾として使う
-
遠野がまた暴れだす
-
遠野「う……羽毛」
その時、失神していたはずの遠野が目覚めた。事態をまるで把握できていないようだが、ライダーは気にしない。
平野「マスターよ、ここはまさに正念場、ただ戦いなさい」
殴り合うライダーとランサーに隠れ、再び鈴木が忍び寄る。
しかし、攻撃は失敗した。どこからともなく飛んできた戦車が中型の盾となり、ライダーを守ったのだ。
平野「……!」
ライダーが一瞬呆然とする。怪訝に思ったランサーが目を向けると、そこには平野空間に浸食してくるビーストの煙の姿があった。遠野に引き寄せられてきたのだろうか、今一度、ビーストが顕現しようとしていた。
遠野「……オォォォォォン!!」
フィールド:平野空間
ランサー:中度負傷
ライダー:重度負傷
ビースト:??、腐敗、中度負傷
>>596
>>597
>>598
-
異常事態にチャンピオン達を呼ぶ
-
サイクロップス化するビースト
-
シャア、どうぞ(敏捷が大幅に上昇し、直感と心眼スキルを得る向井)
-
向井「これはキツイですよ!」
ランサーの言葉に現れたのは自陣の3人だ。キャスターはライダーの宝具を体験済みであり、万が一ランサーが不利な状態で空間を隔離されることを想定していたのだ。
3号「でも、思ってたのとなんか違う……」
3号「くさい……」
予想していたのはせいぜいがライダーに逆転されかける程度の状況であり、ビーストの登場は完全に計画外だ。
ビースト「……CAPTURED・・・CAPTURED・・・CAPTURED」
それに加えてビーストは変異を繰り返しており、現状は光沢のある金属塊と呼ぶべき見た目になっていた。
向井「もう手加減はムリですね」
鈴木「シャア、どうぞ……」
鈴木が解体され、残存魔力を回収する。筋肉が一回り大きくなったように見えた。
>>600
>>601
>>602
-
硬い体でダメージ軽減
-
強化された向井のラッシュでビーストに的確にダメージを与える
-
遠野の体が裂け内から巨乳先輩が出てくる
-
平野「なにがおきているのだ!」
もはや敵と味方の区別もつかないビーストがライダーを襲う。盾を構え、完全に防御だけを考えた姿勢をとるも猛攻の前では焼け石に水だ。
3号「えい!」
キャスターがハンマーで攻撃したが、ビーストの体はへこみこそすれど動きを止めることはできない。
それでも彼は打つ。わずかでも動きを止められるのなら時間を稼がなければ。
向井「んんっ!」
そこにランサーが割り込み、強化された一撃を打ち込んだ。力を溜めたことによりとうとうビーストのメタリックな肉体にヒビが入る。
向井「ふんふんふんふんふんふんふん!!」
3号「……やった!」
連打の果てにビーストは壁に叩きつけられた。
倒壊する建物にキャスターが勝利を確信する。
IV「……ちっ、随分としぶといな」
土煙の中から半壊したビーストが歩いてくる。メタル化した表面が剥がれ落ち、その内側から出てきたのは──。
平野「……アーチャー」
ビーストは進化/繁栄/ハッテンを続ける。彼が新たに手に入れたのは倒したはずのアーチャーの似姿だった。
フィールド:平野空間
ランサー:中度負傷
キャスター:健康
ライダー:重度負傷
ビースト(アーチャー):??、腐敗、重度負傷
>>604
>>605
>>606
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特濃やじゅミルクをキャスターに向けて発射する
-
乳周りを縄で縛ることで軌道をそらす
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ゴーグルからも攻撃してくる
-
ビースト「オオォン!」
3号「うひっ!」
ビーストの巨乳から濁りきった乳白色の半固形物がひりだされ、キャスターの顔面を薙ぎ払う。しかし、圧倒的な質量の暴力がそれ以上続くことはなかった。
3号「ライダー!?」
平野「うん!」
滅茶苦茶に縛り上げられた巨乳からはそれ以上攻撃できない。本来ならこれで倒せるはずだった。
ビースト「……オォン」
3号「……えっ?」
砕けたはずのサイクロップスのゴーグルからレーザーが発射される。その光はキャスターの肩を撃ち抜いた。
フィールド:平野空間
ランサー:中度負傷
キャスター:中度負傷
ライダー:重度負傷
ビースト(アーチャー):??、腐敗、重度負傷
>>608
>>609
>>610
-
巨乳先輩がアフロ田所に進化する
-
ハンマーを借りた向井が渾身の攻撃をする
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だめ押しにボムエッグ
-
ビーストは脱皮を繰り返しながら羽化しつつあった。途切れることのないハッテンの先に何があるのかわからない。しかし巨乳先輩の姿を脱いだ後に残っていたのは奇妙な微笑みを浮かべる1人の男だった。
男が人差し指で天を指す。その姿はまるでなにかを呼び寄せるための目印となっているようだった。
3号「やばいよ!」
キャスターが全力で槌を振るった。しかし男はそれを最小限の動きで避けてしまう。
IV「ランサーやれ!」
ランサーがハンマーを受け取り、投げる。今までとは段違いの速さの攻撃がビーストの豊かな髪を絡めとり、そのまま後ろの壁に縫い付けた。
IV「いけええぇ!!」
ビーストが抜け出す前にIVが残り少ないカードをデュエルディスクにセットする。召喚されたボムエッグはビーストの元へ飛んでいき、そのまま自爆した。
ビースト「aahm…」
-
アフロ田所のアフロが全ての攻撃の衝撃を吸収する
-
ビースト「mo……」
ビーストが力つき、金色の汚濁へと変わっていく。その内側にいたであろう遠野の姿はどこにもなかった。
そしてもう1人。
平野「……残念じゃのう」
盾にすがりついてギリギリ立っていたライダーもマスターを失い消滅していく。
3号「ライダー……」
空間が、ライダーがここにいるという証か崩れていく。この世界を2度経験した3号達にも思うところはある。
平野「だが、中々悪くはなかった」
IV「……」
IVは敵意を隠さない。しかしどこかでもうライダーとは戦わないことを理解していた。
平野「またやりたいなあ」
監督役『ライダーが脱落しました』
-
-4日目、夜-
アサシンは悔しがりながらも生き残れた幸運をかみしめていた。
傷は癒えていないが不意打ちのチャンスさえあれば十分逆転ができるのがアサシンのクラスだ。
見つけた陣営>>615
-
ランサー
-
-ランサーのアジト-
3号「大変だね、聖杯戦争……」←疲労困憊
3号「まだオバサンにやられたのが治ってないんでしょ、無理しないほうがいいよ」←軽度負傷
マスターとサーヴァントの違いに体力の回復具合がある。英霊たちが魔力さえあれば傷を癒せるのに対し、肉体を持つマスターたちは簡単にはいかない。同じキャラクターとして参戦したはずの2人も継戦能力において大きな差ができていた。
IV「無理はするなよ」
下手に動かず回復を指示したのはIVだ。
おそらく近日中に聖杯戦争は最終局面を迎える。弱っているうちに不必要に出歩いて余計なことを起こすわけにはいかなかった。
アサシンの行動>>617
-
宝具でハットリを初めとする朴御一行を召喚して奇襲
-
朴「劣等民族豚足(チョッパリの表記揺れ)どもめ、韓国人の怒りを喰らえ!」←気配遮断中
アサシンが魔力を解き放つ。
拍「出でよ!『世界最高民族』!」←攻撃行動に移ったため気配遮断終了
3号「誰だお前!?」
世界最高民族
?、対界宝具
レンジ:-
最大捕捉:アサシンが知覚した世界最高民族の人数
アサシンが出会った世界最高民族達を使い魔として召喚する宝具。
ただしマスターの魔力を分割共有することになるため、必要最小限の人数しか呼ぶことができない。
戦闘を開始します
>>619
>>620
>>621
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朝鮮忍法奥義サンダークラッシャーを行うも、ミラーフォースで返り討ち
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豊富な朝鮮武術と対チョッパリに能力で向井にラッシュを打つ
-
向井以外のやつらは最高民族にやらせる
-
アサシンの使い魔「朝鮮忍法奥義サンダークラッシャーッ!!」
アサシンが召喚した忍者のような男がスタンガンを持ち突進する。だがしかしここはIVの拠点、侵入者への対策がとられていた。
IV「トラップカード発動!《聖せいなるバリア -ミラーフォース》で攻撃表示モンスターを破壊する!」
朴「!?」
アサシンが呼んだ使い魔達は当然皆戦おうとしていた。それが仇となり最悪の事態を招いてしまったのだ。
朴「それでもまだ、俺には……テコンドーがある!」
ランサーを攻め立てるアサシンの拳はより鋭さを増していた。マスターとの研鑽と対チョッパリスキルが彼に新たな活力を与えていたのだ。
しかし、ランサーに対して優位に立ててもここに日本人は彼1人、しかも作戦が崩れてしまったせいでアサシンは完全に無防備だった。
ランサー:重度負傷
キャスター:軽度負傷
アサシン:軽度負傷
>>623
>>624
>>625
-
谷本先生が礼装「裏切らない筋肉」を纏って救援に来る
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ハカドリオンを出す
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室内なのを利用して隙を突く
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??「諦めないでください」
アサシンをかばうように立った男……谷本は言った。彼が身に纏うのは「裏切らない筋肉」という概念礼装だ。
向井「これは……」
肉体を鍛えることに親しむランサーには覚えがある。こういった人間は肉体的にも精神的にも強い。
3号「ランサーに余裕はなさそうだね……『ハカドリオン』!!」
ハカドリオンの搭乗者3名を選んでください
>>627
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3号、キャスター、チャンピオン
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核となるキャスターを中心に刃鉄の巨人が顕現する。それぞれのマスターも搭乗したことにより、ランサーは守りを考えなくてもいい。
谷本「下半身をもっと使ってください!」
3号「うわっ!」
しかし、部屋の中でハカドリオンを呼んだのが裏目に出た。機体の大きさはかなりのものであり、どうしても小回りは人間大には劣る。後ろに回り込まれての攻撃には対応することができなかったのだ。
ランサー:重度負傷
キャスター:中度負傷、ハカドリオン
アサシン:軽度負傷
>>629
>>630
>>631
-
向井を回復させて反撃
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筋肉で攻める向井に効果的な運動と拳法で相手する
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ハカドリオンにギミックパペットエクシーズの力をインストールさせる
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IV「ランサー、令呪に従い『ハカドリオンを守れ』!」
マスターからの命令を守るには傷だらけの肉体では足りない。ランサーの解釈は彼の霊基を賦活させた。
ランサーがゆっくりと谷本に歩み寄る。意外なことに谷本はランサーとの戦いに正面から受けてたった。
たとえアサシンのサポートがあるとはいえ、ランサーとのステータスの差は圧倒的なはず……しかし、谷本は一度も有効打を喰らわない。
向井「効果的な運動ですね」
経験は礼装ではない。谷本はその肉体の制御方法を完全なまま聖杯戦争に持ち込んでいるのだ。
IV「だったらこれだァ!」
ハカドリオンに装備させるエクシーズ
>>633
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No.15 ギミック・パペット-ジャイアントキラー
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ハカドリオンがアトランタルみたいになってる
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IV「ハカドリオンの効果発動!エクシーズモンスターを装備させる!現れろ、No.15!地獄からの使者、運命の糸を操る人形……ギミック・パペット-ジャイアントキラー!」
ハカドリオンの腕から操り糸が伸び、黒い巨人が現れる。IVのカードが実体化したのだ。
>>635
>>636
>>637
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糸を使い動きにくくさせる
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打撃がダメならアテネオリジナルを使う
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一度見た投槍には対応する
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IV「デュエルじゃなくても、使い道はあるんだよねえ!」
広いとは言えない屋内でジャイアントを投げる。ハカドリオンと繋がっている糸はアサシン達の動線を断ち切るトラップとなった。
IV「ランサー、勝ち方にこだわるな!」
向井「じゃあ、『アテネオリジナル』!」
ランサーが宝具を抜く。今なら相手の動きは予測できる。
向井「ムンッ!」
投槍が風を切る。しかしそれがアサシンに刺さることはなかった。
朴「今日来たのは、昨日見たその槍を見切ったからだ!」
ランサー:軽度負傷、アテネオリジナル
キャスター:中度負傷、ハカドリオン・ジャイアントキラー
アサシン:軽度負傷
>>640
>>641
>>642
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いっそのこと建物を壊して瓦礫で翻弄
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朴の第2宝具解放
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起源を主張することで一時的に相手の英霊としての意義をガバガバにする
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3号「じゃあさ……ボクも勝ち方にこだわらなくていいかな」
ハカドリオンを操るキャスターの考えはIVにも見当がつく。聖杯戦争も後半に差し掛かったところで拠点を手放すことになるのはかなりの痛手だ。それに加えて半ば形骸化しているとはいえ、神秘の隠匿という原則にも触れかねない。
朴「貴様、なにを!?」
ハカドリオン・ジャイアントキラーが建物を破壊しながら立ち上がる。その巨体は少しの身じろぎだけで敵マスターを崩落に巻き込んだ。
朴「むっ、ぐうぅ……!」
当然アサシンはマスターである谷本を救うために動く。谷本を庇うその身をさらに瓦礫が襲った。
谷本「アサシン!こちらもなりふりかまってられません!」
朴「仕方がない……『起源啓蒙』!」
アサシンがもう一つの宝具を起動する。
向井「これですよ!」
すかさず槍を投げたランサーだが、それはアサシンに届く前に突如現れた石版により阻まれた。砕け散った石版の破片が瓦礫と混ざり合い、いびつな太極図を再現する。
3号「……魔法陣!?」
朴「その柱も!そのロボットも!韓国から日本が奪い取ったものだ!お前たちには龍柱もテコンVも返してもらうぞ!」
太極図の中から柱を構えた鉄の腕が現れる。その一撃を正面から受けたジャイアントキラーの一部は無残に崩壊した。焦るキャスターが巨大人形を復元しようとするも、練り上げたはずの魔力は霧散してしまい、再構成できない。
-
ランサー:軽度負傷、魔術妨害、アテネオリジナル
キャスター:中度負傷、魔術妨害、ハカドリオン・ジャイアントキラー
アサシン:中度負傷
起源啓蒙(コリエイト・エア)
?、対人宝具
レンジ:0〜2
最大捕捉:1人
起源、原典を主張することにより相手の神秘を貶め、同時に投影によりスキルや宝具を低い精度で再現する。複製品はランク、能力共に低下しているがその杜撰さにより逆に弱点を継承しない場合もある。
なお、便宜上宝具としているがその本質はほぼ魔術。
>>645
>>646
>>647
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ツインテールブーメランの攻撃モーションを不自然なシーンカットで認識出来なくする
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弱体化によって近接攻撃で有利に
-
テールがヒット
-
ジャイアントキラーを投げつけるが奇妙な力により反発し、ダメージを与えることができない。また、ランサーもアサシンの周りに展開された柱とロボットのような半透明の物体を突破することはできなかった。
IV「……そうだ!キャスター、あの飛び道具を全力で使うんだ!」
3号「アッハイ!ツインテール……ブウゥゥゥメラン!!」
見上げるランサーを庇うように立ち、ハカドリオンが大仰なモーションでツインテールを振り回す。一本目が射出されるも、弱体化のせいでアサシンになんとか受け止められてしまった。
谷本「アサシン!」
朴「応!そのツインテール、貴様はその起げ……う!」
しかし、ツインテールは一本にあらず。
破壊力と御しやすさから今度はブーメランを手に入れようというのが谷本の判断だった。しかし、そのための詠唱はアサシンが吹き飛ばされたことにより不可能となったのだ。
朴「なん……だと」
谷本「一体、なにが起きたんだ……!」
戸惑う谷本たちの前に立ったのは、傷つき、軽んじられていたはずのランサーだった。
向井「時間なんて、すぐ経ちますよ」
それはほぼ偶然の産物だった。ランサーのスキルはその場の全員の時間の感覚を狂わせるものだが、その効果はせいぜい一瞬。しかし、アドリブも含めた持てる全てを使って相手にトラップを仕掛け、油断させた敵の動揺を誘うのが一流のデュエリストだ。
IV「素晴らしいよ……美しいよぉ……その苦しみに歪んだ顔。それでこそ、俺もサービスのしがいがあるってもんだぜ」
一応隙を見てこのスキルを使うところまでは考えていたものの半分はブラフだ。しかし相手の平常心をかき乱せるのならさも最初からの全てがこの展開を狙った布石だったかのように振る舞える。
朴「卑怯な日本人野郎め!」
3号(IVってこんな人だったっけ?)
3号(さあ……)
ランサー:軽度負傷、魔術妨害、アテネオリジナル
キャスター:中度負傷、魔術妨害、ハカドリオン・ジャイアントキラー
アサシン:重度負傷
>>649
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>>651
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ヘブンズストリングスの力を解放させるファンサービス
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高攻撃力で薙ぎ払おうとする
-
令呪で世界最高民族を使えるようにしてキャプテン・コリア号に乗って逃げようとする
-
IV(確実に……今心を折らないといけない!)
煽る態度とは裏腹に、IVは内心強い焦りを感じていた。戦法はたしかに一つ決められた。しかし手の内をほとんど明かした上に自軍にもはや逃げられる場所はない。ここで相手を仕留め損なえば、次の不意打ちではこちらの全滅も考えられた。
IV「ハカドリオンの効果を発動!見せてやる、本当の絶望って奴を!《No.40 ギミック・パペット-ヘブンズ・ストリングス》を召喚!」
さらなる攻勢のため、ハカドリオンに装備するモンスターを切り替える。今度は奇妙な体を持った「天糸」のモンスター、ヘブンズ・ストリングスだ。
今回はエクシーズ召喚していないため、モンスターの真価を発揮することはできない。しかしアサシンが擁するテコンVは所詮投影品、この切り替えにより雲散していた。
IV「攻撃力3000で沈めえ!」
谷本「アサシン!」
IVの速攻に応じるかのように谷本が令呪を切る。アサシン陣営はやはりIVの予想通り逃亡を考えていたのだ。
朴「来い、世界最高民族!」
仰々しい宣言とは対照的に、現れたのはバイク一台。すでにふたりは逃げる準備を済ませていた。
逃亡を反対します。
アサシン陣営は逃げることが(できる/できない)
>>653
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次出くわした時用にこっそりカウンターを置く
-
できない
-
>>653
ほぼ形式的ではありますが択一の場合ははっきり選択した上で追加お願いします
3号「たぁぁぁぁっ!!」
半ばヤケになったとしか思えない気合いとともにハカドリオンが倒れ込んだ。こちらの「攻撃」が相手に効かないのなら、その肉弾をもって足止めしてしまえばいい。
朴「大丈夫か!?」
谷本「ええ、私はなんとか……」
別方向に弾かれた谷本を探そうとするアサシンの前にランサーが立ちふさがった。不意打ちを狙うことはせず、あくまで戦士同士の戦いに徹するつもりだ。
ランサー:軽度負傷、魔術妨害、アテネオリジナル
キャスター:中度負傷、魔術妨害、転倒、ハカドリオン・ジャイアントキラー
アサシン:重度負傷
>>656
>>657
>>658
-
ハカドリオンから脱出して3号のハンマー攻撃
-
統一で迎え撃つ
-
先に脱出したのはマスターでキャスターの方が不意打ちを行う
-
満身創痍でありながらアサシンの体は軽い。世界最高民族の一員であるという強い自負が彼に限界を超えた力を与えていた。
ハカドリオンにがむしゃらに柱を叩きつけ、破壊する。勝利への強い渇望が機械人形を破壊し続けていた。
その時、ハカドリオンのハッチから飛び出す影がひとつ。ハンマーがアサシンを襲おうとする。
谷本「アサシン!」
朴「ああ!」
谷本はサーヴァントではない。しかし、鍛え上げられた彼ならきっとあの技を使えるだろう。
谷本/朴「統一!!」
ハンマーが砕け、敵が倒れる。アサシンが腕を突き上げた。
朴「万歳ー!」
そしてアサシンは絶叫し……もう一本のハンマーに頭蓋を破壊された。
3号「……まだまだだね」
後ろから現れた3号……キャスターがポツリと言った。
谷本「……それでは」
3号のダメージ(○/×で判定、×が増えるほど重症を負い、3つで死亡します)
>>660
>>661
>>662
-
○
-
✖︎
-
☓
-
谷本の視線の先で倒れている少年……すでにランサーに保護されたマスター3号が槌の残骸と血だまりの中で身じろぎする。
その手がゆっくりと動き、親指が天を突いた。
谷本「……すみませんアサシン、私の力が及ばず」
アサシンも起き上がることができない。日本人に対する敵意も3号やキャスター相手では何の意味もなかった。
朴「……謝るなよ、日本人野郎」
谷本「……チョッパリという言葉の意味、教えてくださいよ」
監督役『アサシンが脱落しました。これで残り3騎でう』
-
-4日目、深夜-
セイバー:令呪残り2画
ランサー:令呪残り2画
キャスター:軽度負傷、令呪残り3画、マスター昏睡状態
-
-セイバー陣営-
八王子の消耗が激しい。
もともと彼に協力なサーヴァントを扱うだけの才能はない。セイバーもそれを理解した上で動いていた。
しかし、肩を並べて戦ううちに八王子が単なる小人の魂ではないように思えてきたのだ。
彼なら気遣わなくても耐えようとする覚悟がある。
セイバーは若き主人を認めつつあった。
セイバー、八王子、シバター、最初の話題
>>666
-
シャクの効果
-
シバター「これ……なにができるんだろうな」
八王子から肉体派シャクを受け取り、シバターは指先で器用に回した。見た目はとき色の少しゴツゴツした板といったところか。1度目の景品である邪剣があれだけの猛威を振るったのだ、このシャクもかなりの礼装だと考えていいだろう。
とりあえずシャクをどうする?>>668
-
振って見る
-
シバターからシャクを返された後も八王子の分析は続く。これは一見してただの板だが実際にはそのフォルムには歪みも継ぎ目もなく、明らかになんらかの目的のために作られたアイテムだ。
八王子「ん?今一瞬光ったような……」
それは八王子がシャクで扇のように仰いだ時だった。わずかな時間だが、先端部分になにかマークが浮かび上がったのだ。
シバター「電源入れればいいんじゃない?」
シバターはそこまで深入りせずに提案する。最悪使い方がわからなくても誰かの手に渡らないだけましだ。
次の話題>>670
-
こんな短期間にライダーとアサシンが落ちたのはおかしい
-
シバターにはシャクのこと以上に気になることがあった。
シバター「それにしても急に戦況が動いたな」
八王子「残ったのは……ランサーとキャスターですか?」
朝戦ったライダーとアサシン、その2騎が簡単にやられるはずがないということは実際に剣を交え、そしてアーチャーを失った自分たちがよくわかっていた。
かなりの使い手だと知っているランサーと対照的にまるで読めないキャスター。その2騎はそれほどまでに強力なのか。
八王子、仮説を立てる>>672
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ビーストの存在が関係しているかもしれない
-
八王子「そういえば……」
八王子が考えたのはビーストのことだった。奴の出現は想定外であり、運営側も出現情報を流して出来る限りの排除を要請する。
GO「でもさあ、今は気配が消えたんだよ」
セイバーが実体化して答えた。倒されたか、それとも隠れ続けているのか。もとはと言えばライダーのマスターが依り代になっていた以上、無関係ということはまず考えられない。
八王子は頭を抱えた。監督役が誰が誰を倒したかを言わなかった以上、いくら考えても結論は出ない。(実は聞いたら普通に教えてくれます)
シバター「……動くしかないでしょ」
最後の話題>>674
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談笑する
-
シバター「多分……そろそろ終わるんだよな」
シバターが腕を組みながら八王子を見る。顔にこそ出していないが、セイバーも注目していた。
八王子センパイ、語る>>676
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思い出
-
八王子「俺……なにもできてませんよね」
八王子は卑屈な笑みを浮かべながら言う。プレッシャーに押しつぶされそうになりながらも歩き続けてきた少年の初めての弱音だった。
シバターは無反応だ。八王子がなにを言いだすかはわからないが口を開くべきではないと考えたのだ。
八王子「でも……俺、やり遂げたいんです。逃げずに戦って、誰でもない俺がここにいるって言いたい」
シバター「そうか……EFOS吸う?」
電子タバコを差し出され、戸惑う八王子の姿をセイバーは生暖かい目で見つめていた。
-
-ランサー、キャスター陣営-
ランサーはトレーニングを続けていた。特に意味があるわけではないが、体を動かしていれば落ち着くのだろう。
IVが残ったカードを眺めながら作戦を立てる。彼の会話内容はふたりの3号にはまったく理解できないものだった。
最初の会話内容>>679
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セイバーは強い
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向井「セイバーはキツイですよ……」
実際に拳を交えたランサーの言葉には重みがあった。キャスター陣営と同盟を結んでなお、勝利の確信はない。
IV(俺たちは……勝てるのか?)
口には出さない。3号と3号に弱音を吐くつもりはないのだ。
セイバーをよくわかってない3号のコメント
>>681
-
そんな強いサーヴァントを扱うマスターってどんな人なんだろうね
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3号「……ボクとボクは当然同じタイプじゃん?」
IV「うん……うん?」
3号「IVが自分の魔力をどんどん使って戦うマスターの代わりにランサーは宝具やスキルに頼らなくても戦えるけどさ」
IV「セイバーのマスターはどんなヤツかってことだな」
3号の立てた仮説は、マスターと召喚されるサーヴァントの因果関係についてだ。この陣営に魔術儀式の知識を持つものはいない。
しかし、あそこまでの強力な英霊を傅かせるマスターの正体はどうなのだろうか。ランサーが遭遇したときはまだかみ合っている様子はなかったが、ここまで勝ち残っている以上かなりの使い手であることはまず間違い無い。
少し場が盛り下がった。次の話題>>683
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ハッカドールとは何か
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願いはなにか。ふたりへの質問は存続させたいものであるハッカドールの説明はとシフトしていった。
3号「だから、ボクはハッカドール『が終わるのを止めたくて/を再開させたくて』……ん?」
-
ふたりの3号の意見が食い違う。
3号「終わってしまったハッカドールを再起動させたくて……」
3号「もうすぐ終わるハッカドールを延命させたくて……」
IV「……今、何年の何月だ?」
3号「2019年の『7月/8月』……あれ?」
向井「?」
キャスターの答えはIVが知る限り今日の日付だ。しかし、マスターの記憶は一月前のもの……これはどういうことだろうか。
しばし考えるが、答えは出ない。
最後の話題>>686
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向井のことも知りたい
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IV「……考えたって仕方がないか。お前のことも教えてくれよ」
考え続けるマスターの方の3号が横になる。統一を受けた傷は深く、キャスターがフォローしてくれるものの体力の消耗は激しかった。
IVが会話の舵を切ったのはそんな3号が不必要に悩まないようにだろうか。
向井「うん……」
ランサーの夢>>688
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世界のコンテストで1位になる
-
向井「……1位になることですかね」
3号「1位?なんの?」
向井「世界のコンテスト」
聖杯に願うことかはともかくとして、ボディービルダーとしてはそこまでおかしな願いではない。
IV「……自分でもできるだろう」
IVには引っかかるものがあった。願うほどのものではないささやかなこと、しかも割と今考えたような願いを言われてしまったが、ならば聖杯戦争にでる意味はなんだ。しかも場合によってははぐらかしたようにも取れるその言い方も気になる。
3号「じゃあどっちが勝つか勝負だね」
横たわる3号が言った。まだ諦めていないのだ。
-
がんばえー
-
-5日目、早朝-
おそらく、今日決着がつく。
IVは登る朝日を浴びた令呪を眺めながら考えていた。
2対1であることがわかれば、後のことを考えなくともいい以上セイバーは全力で決着をつけようとしてくるだろう。
本当に勝てるのか……仮に勝てたとしてそのあとでキャスターを手にかけることができるか、迷う余裕はない。なんとしても願いを叶え、目覚めねばならないのだ。
けたたましい音をたてて携帯がなる。
3号「う……んぅ……」
眠っていた3号が目をこすり、伸びをした。
監督役「おはようございます。今日は戦いの舞台をみなさんに決めていただこうと思います」
決戦のバトルフィールド>>692
-
何もないところ
-
八王子「……下手になにかある場所だとよくないし、だれも行ったことない場所にしましょう」
八王子の案が採用される。シバターはまるで次が最終決戦であるかのような感覚に襲われ、腕を組んで話を聞いた。
通話が切れ、それぞれの近場にあった扉が勝手に開く。その先に広がるのはあるはずのない景色だ。
GO「すげぇことになってんぞ〜?」
霊体化を解いたセイバーがふてぶてしく笑う。彼は迫り来る戦いの予感にその血をたぎらせていた。
セイバー陣営の参加者はだれか(八王子/シバター/セイバー)(セイバーは確定します)
>>694
-
八王子
-
八王子「シバターさん……ここで待っててもらえますか?」
意外な提案にシバターは驚いた。なぜここに来て自分を置いていくのか。
八王子「ランサーかキャスター……両方かもしれないけど、その人たちとセイバーが全力で戦えばきっと足を引っ張るのは俺だと思うんです。それで俺になにかあったらマスターを引き継ぐ人が必要だし……それにシバターさん、怪我してますよね」
シバターか再び腕を組み……脇腹を庇う。八王子を守りながらの戦いで彼が負ったダメージは、もはや無視できるものではなかった。
八王子「……夢、叶えてくださいね」
シバター「……八王子」
-
3号「へー、魔法みたいじゃん」
驚くべき事象にキャスターが声を上げる。1番の大物であるセイバーが残ったことには困ったが、泣いても笑ってもこれが最後なのだろう。
ドアノブから離した手が少し震えている。少し深呼吸した。
ランサー、キャスター陣営の参加者は誰か(IV/3号/ランサー/キャスター)(最低1人、最大4人)
>>697
-
全員
-
3号「……行くよ」
3号「ボク……」
傷が癒えていないマスターの3号が決戦に向かおうとする。IVは無言で止めようとしたが、彼の覚悟の表情を見てしまうとどうしても言葉が出ない。服をはだけていたマスターがキャスターともう一度同じ格好になった。しかし、浮かぶ青あざによってどちらなのか見分けがつくようになっていた。
向井「……そうです」
ランサーが小さく頷く。3号の覚悟を彼も認めたのだ。
-
向井「わぁ、これが決戦場ですかー。何もありませんねー」
ランサーが能天気に言った。その言葉から緊張は見えない。
IV「……そうだな」
IVも覚悟を決める。3号達との日々が彼の仮面を剥がしつつあった。今一度デュエリストとしてのファンサービスを意識しなければ。
GO「どうもこんにちはーっす」
八王子「ど、どうも……」
セイバーとそのマスターが見えてくる。気さくな挨拶は3号たちに逆に彼の自信を確信させた。
セイバー:健康
ランサー:健康
キャスター:健康
八王子:令呪2画、肉体派シャク
IV:礼装の残りが少ない
3号:負傷、礼装欠損
戦闘を開始します
>>700
>>701
>>702
-
幻のダブルヘッダーの発動をトリガーに地獄の暴走召喚を発動
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貴族の笏と神性がマッチしGOがムキムキになる
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分身した鈴木と一連のポーズを行うことでパワーアップするド迫力組
-
IV「ランサー、あいつを呼べ」
鈴木「シャア」
ランサーが使い魔を召喚した。しかし、今回の役目はただの壁ではない。
IV「速攻魔法発動、《地獄の暴走召喚》!対象は『幻のダブルヘッダー』だ!」
ダブルヘッダーはランサーのタッグ相手を召喚するスキルだ。同盟のダブルヘッダー達をいるだけ召喚できるようになる。
向井のダブルヘッダー
>>704
-
後半のやつ
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水泳選手「あー(カット)」
ホモ友達「ウィ(カット)」
ダブルヘッダーがさらに2人召喚される。フィールドの3枠をダブルヘッダーによって埋められ、彼ら同盟は7人になった。
IV「おかしいなあ!お前のフィールドにはサーヴァントが一体だけ(自分のサーヴァントがフィールドに乗っているとは言ってない)英霊がここに全員ということはこれ以上特殊召喚できないじゃないか!」
IVが煽るものの、八王子にはいまいち意味がわからない。
向井「じゃあ最初に、ダブルバイセップス」
鈴木/水泳選手/ホモ友達「はい…(無関心)」
ダブルヘッダーたちの能力はせいぜいがランサーの体調と同期する程度だ。しかし、複数人呼び出されるという異常事態が彼らにさらなる力を与えていた。
3号「うわ、ムキムキじゃん」
ダブルヘッダーたちは単なるビルドアップをしたに過ぎない。にもかかわらず彼らの肉体は信じられないほどに盛り上がってきた。体調の変化が相互に共鳴しあっているのだ。
GO「やるねぇ!じゃ俺も……」
八王子から肉体派シャクをうけとったセイバーも同じようにパンプアップする。彼の神性がシャクの状態と過剰に適合した結果だった。
セイバー:肉体派
ランサー:ダブルヘッダー(マッスル化)×3
キャスター:健康
>>706
>>707
>>708
-
炎で全体攻撃
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4人で出し得モーションを行い情熱の風を吹かせる
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カチカチなボディは生半可な攻撃を通さない
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>>706
今回はわかっていますが出来る限り行動するPCも指定していただければありがたいです
GO「ほらっ」
セイバーが腕を振るい、炎が撒き散らされる。何気ない動作だがその一片一片が常人には必殺の威力の弾幕だ。
それを迎え撃つのはランサーとそのダブルヘッダーたち。手を組むとポーズをとり結界を展開する。
すてきだった。
彼らが作り出した魔力が情熱の風を呼び、炎に立ち向かう。
減衰した火炎弾はマスターたちには届かず、全てランサーたちの強化された大胸筋バリアによって阻まれてしまう。
GO「いいねぇ!」
>>710
>>711
>>712
-
キャスターは単独で八王子を狙う
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神状態となることで威圧する
-
間合いの外から攻撃を打ちまくる
-
3号(ボクはノーマーク……ラッキー)
キャスターが敵マスターを狙ってこっそりと動き出す。しかし少し歩いたところで唐突に吹き飛ばされた。
GO「だったらこれはどうよ?」
別にキャスターが気づかれたわけではない。八王子が『GO is sun』の使用を許可し、セイバーの拘束が外れたのだ。
翼を広げたセイバーから発される圧倒的な気が全方向に襲いかかる。これでは情熱の風もいつまで持つかわからないだろう。
水泳選手「オワァ...ンマァ」
ダブルヘッダーたちは続けざまに撃ち込まれる火炎弾に急激に疲弊していった。
このままでは遅かれ早かれ彼らは全滅だ。
>>714
>>715
>>716
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アテネオリジナルによる狙撃
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元ネタの元ネタ準拠で伸びるシャクで翻弄
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そのまま尺で連続攻撃
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向井「アテネ……オリジナル!」
肉壁の隙間からランサーがセイバーを狙う。
ランサーの背中の筋肉が荒縄のように盛り上がり、振りかぶった姿勢から聖槍が飛んだ。
GO「うっはあ!」
対城宝具の直撃により砂煙が舞い上がる。しかし、突然ランサーが召喚したホモ友達が腹部を貫かれ、消滅した。
GO「良いねえ!」
砂煙の中からセイバーが現れる。超威力の攻撃を受けたとは思えない程度の負傷とダブルヘッダーの消滅の正体は、手に持つシャクだ。
IV「小細工しやがって……!」
シャクはセイバーの手の中で次々とサイズを変えていく。伸縮自在のこのシャクは武器としても優秀だ。
次々とシャクが伸びて攻撃がやってくる。もはやふたりとなったダブルヘッダーには防ぎ切れない。
セイバー:軽度負傷、肉体派
ランサー:ダブルヘッダー(マッスル化)×2
キャスター:健康
>>718
>>719
>>720
-
レオインプットハカドリオンで立ち向かう
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スーパーチョコ START
-
いざという時のために第2宝具30分で5万で八王子先輩を強化させておく(自身もピンハネで強化)
-
IV「3号、ハカドリオンを出せ!」
3号「えっ?アッハイ」
ハカドリオンが起動し、その威容を見せる。ただし、今回の姿は少し違っていた。
まず目につくのは体を覆うマントと握った大剣だ。
ツインテールの下の獅子のように盛り上がった髪はハカドリオンの強化を如実に伺わせる。
IV「ハカドリオン・デステニー・レオ!」
IVの切り札がついに戦線に舞い降りたのだ。
そして彼の作戦はこれだけではない。
IV「ランサー、スーパーチョコだ!」
向井「はい…(困惑)」
ランサーの肉体が変質する。極限までキレたその肉体はまさにオリンピアの至宝だ。
GO「なるほどォ……」
敵はとうとうセイバーの期待を超えた。全力を出せる喜びに打ち震え、セイバーはこっそりと第2宝具を起動させる。
八王子「セイバー……頑張れ!」
GO(……大丈夫だって)
セイバー:軽度負傷、肉体派、30分で、5万!
ランサー:スーパーチョコ、ダブルヘッダー(マッスル化)×2
キャスター:ハカドリオン
30分で、5万!
?、対人宝具
レンジ:-
最大捕捉:2人
自分が見込んだ人間に太陽神の加護を与える宝具。その相手が自分が認めた様を維持する限りあらゆる判定に少しだけ有利な補正がつく。
一度にひとりの相手にしか使用できないものの、この宝具を使っている間はわずかに彼自身もその恩恵を受ける。
スーパーチョコ
?、対人宝具
レンジ:-
最大捕捉:1人
削除要因という無駄を削ぎ落とした高速戦闘(アクシロ)フォームへと変身する。筋力は落ちるものの敏捷に大幅に補正がかかる。
>>722
>>723
>>724
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素早くGOの背後に回り駅弁固めを繰り出す
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ロボをシャクで牽制しつつランサーには光弾をうつ
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槍でなんとかさばいていく
-
GO「じゃ、やろっ……」
すでにランサーはそこにいない。セイバーの翼をかき分けて腕が差し込まれたかと思うと、次の瞬間には両腕と両足の自由を奪われた形に持っていかれた。体の向きが前後逆となったが、これはランサーがもっとも得意とする駅弁固めの発展系だ。
3号『てりゃああ!!』
気の抜けた声とともに、ハカドリオンの大剣がランサーに拘束されたセイバーを斬ろうと襲い来る。しかし、それはセイバーのシャクによって逆に押し返されてしまった。
向井「!?」
ランサーが驚く。たしかに翼越しでだいぶ視界は悪いが両腕はしっかりと押さえつけている。
3号『シャクが……飛んだ!』
そう、このシャクは自律起動するのだ。
動揺して技が緩んでしまえばもはやセイバーのてきではない。
GO「甘ぁい」
ふたりの体のスキマに光弾が差し込まれる。ランサーは槍を呼び戻してなんとか光弾による致命傷は避けたが、大きく吹き飛ばされてしまった。
セイバー:中度負傷、肉体派、30分で、5万!
ランサー:軽度負傷、スーパーチョコ、ダブルヘッダー(マッスル化)×2
キャスター:軽度負傷、ハカドリオン
>>726
>>727
>>728
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こっそりと特殊勝利を狙おうとする
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鈴木とキャスターがパイロットチェンジして、もう一度八王子を狙う
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強化状態なので肉薄する
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IV(待てよ……エクシーズ素材がない以上レオの効果は使えないはずだけど、そういえばハカドリオンのパイロットは3人……!)
IVがこっそりと鈴木を搭乗させ、キャスターを下ろす。シャクのせいでセイバーに近づけない以上、逆に高い操作能力は必要なかった。
3号(ボクが離れた以上、ハカドリオンはすぐ消える。急がないと……)
忍ぶキャスターは今度こそ誰にも見つけられていない。
GO「凄いことになってんぞこの野郎!」
セイバーの興奮はますます加速する。加速したランサーと槍はもはや並みのサーヴァントでは太刀打ちできないだろう。
先程と同じように光弾をバラまく。今度は槍によって完全に遮断されてしまった。
(ハカドリオンから全てのパイロットが「除外」されたとき特殊勝利条件を満たします)
>>730
>>731
>>732
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八王子、異変に気付くも既に2人目が降りてる
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制約で向井が動けない間に徹底的にハカドリオンを叩く
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術者たるキャスターが外にいることに気づく
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八王子「……あれ?」
役に立たなくても見届けることはできる。セイバーがランサーに夢中だったのもあり、異変に気づくのは八王子の方が早かった。
もはやシャクは四方八方に飛び回り、ハカドリオンを圧倒していた。それにしてもいくらなんでもあのハカドリオンの動きのなさはおかしい。
3号(まだ気づかれるなよ、ボク)
負傷したマスターの方の3号も降りている。彼は少し離れた場所に身を潜めていたのだ。
キャスターの無事を祈るが、困ったことにタイミングがわるかった。
八王子「……あれは、キャスター?」
八王子の視線の先には、わずかずつ八王子に不意打ちをかけようと近づくキャスターがいた。
>>734
>>735
>>736
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炎を纏ったGOとスーパーチョコのスピード対決
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襲ってきたキャスターと渡り合う先輩
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水泳選手と鈴木がシャクを抑え込む
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GO「付き合ってやるよ」
ギリギリでランサーの攻撃を避けていたセイバーが急加速し、その足跡からは炎が上がる。
向井「これはキツイですよ!」
流石にセイバーの速度はランサーには及ばないものの、2騎の戦闘はもう常人では視界の端に捉えることすらできない。
GO「フー……あっち」
髪をかきあげたセイバーの体から炎が噴き上がる。魔力放出(炎)によって体温を上げることで無理矢理肉体の反応速度も上げたのだ。
3号「へやぁ!」
相手に気づかれたと認識した途端、キャスターはハンマーを振り上げて突進した。マスターの不調に加え、ハカドリオンの起動に大量の魔力を使ってしまったキャスターだが、それでも八王子では太刀打ちは難しい。
八王子「うわぁっ!!」
八王子が尻餅をつきながら回避する。間一髪のところで避けられたキャスターも、そのままハンマーの重さのせいで転倒した。
意外と健闘する八王子パイセンの対抗手段>>738
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あの広瀬す○がこんな格好で抽選会?!w
https://hec.su/mgC0
ガッ○ーまでw
https://hec.su/lJMK
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そもそもGOによって強化状態
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八王子「あっ広瀬すず!」
3号「えっどこ!?」←アニメネタと特撮俳優が出るからなつぞらは推してる
八王子の策は穴だらけだった。しかし、偶然現代を生きる上にドラマにも興味のあるサーヴァントであったがゆえに奇跡的に機能したのだ。
八王子「だああ!」
八王子の危険タックルがキャスターの細い腰を突き飛ばし、その手から離れたハンマーは持ち主の頭部を襲った。
3号「ふぎゃっ☆」
半壊したハカドリオンの中では、ダブルヘッダー鈴木を擬似的な炉心として起動状態を保ちながらIVがなんとかシャクと戦っていた。
IV(なんとか……俺が出れば!)
一発逆転はデュエルの華、本来3人のパイロットが必要なハカドリオンの管制を可能とさせていたのは彼の決闘者としてのプライドだけだった。
鈴木「……あっ!!」
ダブルヘッダーが大声を上げ、ハカドリオンから飛び出す。変幻自在に形を変えながら襲いくるシャク、しかし、その持ち手の部分だけは依然として変化がないことに気づいたのだ。
水泳選手「ビックリしたよ!」
マッスル化鈴木が押さえ込んでもなお暴れていたシャクに水泳選手も噛み付く。
IV「あっバカ! 何で俺に気持ち良くデュエルさせねえんだ!」
魔力炉心が抜けたハカドリオンが、解けた。
セイバー:中度負傷、肉体派、魔力放出(炎)、30分で、5万!
ランサー:軽度負傷、スーパーチョコ、ダブルヘッダー(マッスル化)×2
キャスター:中度負傷
>>441
>>442
>>443
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剣を創造して炎を纏い片手だけで迎え撃つ
-
キャスターと共に挟撃する
-
ネクロドールとビスクドールを1号2号風に見た目を変えて援護
-
GO「じゃあさ、こう来たらどうする!?」
セイバーが前にやったように再び炎で剣を作る。聖槍に対してもこの特殊な空間に対しても炎は大した効果は持たない。しかし、セイバーは自分が思いついた全てをランサーに押し付けていた。
向井「オーダーキツイですよ……」
筋力を犠牲にした分、ランサーはまた押されはじめていた。
IV「……こっちだ!」
IVは迷った結果キャスターの方へと走った。マスターを止めればセイバーを攻略できる。
IV「《ギミック・パペット-ビスク・ドール》 !……《ネクロ・ドール》!」
そこまで大したことのないステータスのモンスターとはいえ、2体を同時に召喚するのは今のIVにはなかなかの重労働だ。それを補うためのコストを払うため、IVは残り少ない手札の1枚を除外した。
3号「……ありがとう」
キャスターが礼を言う。
IVが選んだ2枚の姿は本来のものとは少しだけ異なる。3号から聞いた彼の仲間の姿をIVなりに反映させた結果だった。
3号(……いやでも結構悪趣味な気もするけど)
離れた場所で観戦していたマスターの方の3号には好印象を与えられなかったようだが。
>>745
>>746
>>747
-
一斉攻撃が決まるのと同時に真名解放による神状態を解除して太陽の力を全てエネルギーとして放出する技が発動する
-
鈴木と水泳選手の力を借りてマルチサポーターで貯めたエネルギーを発射する
-
バキッ(向井の体が壊れる音)
-
GO「そうそうそうそうそう!」
もはやセイバーは止まらない。上空から光弾をいくつも撃ち落とすと、姿が完全に隠れるほどに巨大な一撃を作りはじめた。
ランサーはマルティスポーターを取り出すと、そこにシャクを鎮圧させたダブルヘッダーをつがえ、発射する。
GO「オラァ!!」
セイバーが太陽神の力を託した一撃を撃ち出す。
水泳選手「ォァアアッ!」
飛んで行ったマッスル化ダブルヘッダーが巨大弾に飲み込まれた。
ランサーが次弾を放つ。
鈴木「シャア!」
最後のダブルヘッダーも飛んでいく。巨大弾には敵わないのはわかっているが、彼も怯まない。
向井「……ふんっ!」
最後の余波とはいえ、それが地上に堕ちればマスターたちはひとたまりもないだろう。ランサーは太陽の権能と炎の魔力により増幅された光弾に向かって真っ向から立ち向かった。
……バキッ
上空から2騎が降りてくる。満足気な表情のセイバーとは対照的に、ランサーの笑みは追い詰められたもののそれだった。
セイバー:中度負傷、30分で、5万!
ランサー:重度負傷、スーパーチョコ
キャスター:中度負傷
>>749
>>750
>>751
-
ランサーの令呪を2個使い、回復させてアテネオリジナルでゲートオブバビロンを行う
-
神であると同時に屑とも言われていたという無辜の怪物によって
炎と光だけでなく闇の力までも使い出す
-
八王子のピンチにシバターが駆けつける
-
>>750
(セイバーのスキルはこれ以上増やせないので泣く泣く)流しますね…
IV「令呪をもって命ずる。『諦めずに戦え』」
ランサーの体に魔力がみなぎった。
マスターの方を見るが、パペットをなんとか操るのに必死なIVはこちらに目を向けていない。
IV「チャンピオンになるんだろ?願いを諦めてくたばっちまうようなそんな男じゃねえだろ、ランサーって奴はよ! 『立てェ! ランサー!』」
さらにランサーの力がみなぎる。令呪を使い切ってしまった今敵を全て倒す以外にマスター……同士であるIVと勝ち抜く方法はない。
向井「……よく効きます」
ランサーが世界を割る。裂けた空から現れたのは何本ものアテネオリジナル……アテネにまつろう者たちが胸に秘めたパラディオンの贋作たちは、コピーであるがゆえに今ここに同胞の危機に集結したのだ。
GO「んいいね」
セイバーを襲うのは一本一本が必滅の威力を誇る対城宝具だ。彼がいかに強大であろうと全てを捌ききることはできない。
セイバーの脇を聖槍が抉った。
襲いくるパペットから八王子を救ったのはそこに今いないはずの人間だった。
八王子「どうして……どうしてきたんですか!シバターさん!!」
シバター「……俺は指を咥えて応援してるだけっての嫌いなんだよ。応援することに命かけたり大騒ぎしている奴にはなりたくない!」
セイバー:重度負傷、30分で、5万!
ランサー:重度負傷、スーパーチョコ
キャスター:中度負傷
>>753
>>754
>>755
-
ふと思い出してやわらかスマホを取り出す
-
GOが投げ渡したシャクを武器にスマホを油断したキャスターの口に当てようとする
-
令呪でもう一度ハカドリオン出して回避
-
八王子「なにか……!?」
策を考える八王子がふとポケットの重みを思い出す。礼装としてすら数えていなかったやわらかスマホだが、たとえよくわかっていなくてもすがるほかない。
GO「ほら」
セイバーから何か投げ渡された。
力のほとんどを使い果たしたシャクだ。知る由もないが地獄の霊を裁いていた閻魔の尺、霊体に対しては充分に効果を発揮する。
3号「うわっ痛そう!」
キャスターの身が引ける。八王子はパペットたちの攻撃をなんとかしていなしつつもキャスターの元へ近づいていった。
3号「令呪により命じる。『ハカドリオンを呼んで』!!」
マスターから宝具を再始動する魔力を与えられ、爆発的に巨人が組み上がる。当然これではやわらかスマホはおろかシャクの攻撃すら簡単には届かない。
>>757
>>758
>>759
-
対抗して令呪を使い再び神化させ2人分の魔力供給でコントロールする
-
擬似的にハッカドール3人がパイロットになっているためハカドリオンの動きが良くなる
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空からコクピット部に攻撃を加える
-
八王子『令呪をもって命ずる、もう一度神になれ!』
満身創痍のセイバーが失われたはずの翼を広げ、アテネオリジナルたちを吹き飛ばす。神としての権能を取り戻したセイバーだが、今度は八王子の消耗も少ない。『30分で、5万!』の太陽神の加護が仲間であるシバターにも負荷を分散させているのだ。
しかしそれに対抗するハカドリオンも先ほどまでとは違う。今回コックピットにいるのはキャスターと2体のギミック・パペット(操作:IV)操作精度そのものが下がっていても、搭乗者が本来に近づいているせいか、新たな活力を与えられていた。
八王子「いけ!」
最後の一画となった令呪が宿る腕を強く握りしめながら八王子が吠える。セイバーはそれに応えるように天から炎の雨を降らせた。
セイバー:重度負傷、30分で、5万!
ランサー:重度負傷、スーパーチョコ
キャスター:重度負傷、ハカドリオン
>>761
>>762
>>763
-
RUM アージェント・カオス・フォースをハカドリオン対象に発動
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気にせず両手で敵2人に光をうつ
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変身時の衝撃でなんとかやり過ごす
-
完結が見えてるぞ!仕事も聖杯戦争も頑張れ!
-
IVの手元にあるカードは後数枚、しかもそれを扱うためのの魔力も精神力も枯渇しかけている。
それでも、彼は今こそ一歩踏み出すときだと信じていた。
いつのまにか所持していた見知らぬ、しかしどこか頼もしさや懐かしさを覚えるカード。
IV「俺はこいつに賭ける……ハカドリオンに《RUM-アージェント・カオス・フォース》を発動!」
消耗に耐えられず片膝をつくが、カードは容赦なく彼から力を吸っていった。
紋章は輝き、機械の巨人に新たなる力を与える。
ハカドリオンのランクアップ先>>766
-
ジャイアントロボ
-
GO「ハイヤッ!」
セイバーはもはや手加減など考えない。己の全力を出せる歓喜に打ち震えながら無数の星を解き放った。
向井「……シュワル……ツェネッガー(流暢)」
もはや耐えることなどできないランサーを救ったのは3倍近い体躯に膨れ上がったハカドリオン……ランサーが、筋肉を信じるものたち全員が憧れる男の面影を残すくろがねの巨人だった。
とはいえ急ごしらえのそれは見るからに不完全であり、欠損の激しい部位をパペットで補修している。パイロットもコクピットに入ることは出来ず、キャスターは頭部に備え付けられたはしごにしがみつくことでなんとか魔力を供給していた。
セイバー:重度負傷、30分で、5万!
ランサー:重度負傷、スーパーチョコ
キャスター:重度負傷、ジャイアントロボ
>>768
>>769
>>770
-
ディエンドを召喚
-
急に太陽光を発することで一時的に視界を奪う
-
再び神化解放を行う
-
>>768
申し訳ありませんが「だれが」「どうやって」が予想できない上に展開に絡ませられないので再安価お願いします(序盤なら採用したかもしれません)
-
ジャイアントロボで向井を攻撃
-
GO「ならこれは……どう!?」
セイバーの肉体が小さな太陽と化す。爆発的な超発光現象によりその場にいた全員の目には何も映らなくなった。
3号「そんなことしたってキミの大きすぎる気配が……!?」
セイバーの魔力が感知できない。神の莫大な気配に慣れすぎたせいで、神化を解いた彼の位置がわからなくなったのだ。
3号「ロボ、周りを攻撃して!」
焦ったキャスターがジャイアントロボに指示する。しかし、ロボが振り回した腕の先にいたのはランサーだ。
ランサーの生死に関わる判定です。
ランサーはロボの攻撃を(食らう/食らわない)
>>774
>>775
>>776
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くらわない
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喰らう
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食らわない
-
ひとつ「食らう」判定が出たので完全回避ではありません
視界を奪われたランサーがまず恐れたのは同士討ちだった。プロレスのことが常に頭にあっただけあり、仲間の技の誤爆がどれだけ恐ろしいのかを深く理解していたのだ。
幾本ものアテネオリジナルがランサーの周囲を守るように展開される。それとほぼ同時に巨大な腕が突っ込んできた。
向井(やっぱり……!)
アテネオリジナルが何本も対消滅し、大質量による衝撃を逃す。無茶に動いたジャイアントロボが再びバランスを取り戻すころには、槍達の大部分がその力を失っていた。
>>778
>>779
>>780
-
こっそり召喚したマジメ君がやわらかスマホを身を犠牲にランサーにぶち込む
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ロボサイズに対応したハンマーでなんとか解放エネルギー弾を食い止めようとする
-
念の為ロボにバリアを張らせる
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ふいに、ランサーが槍を見当違いの方向に発射する。足りない魔力は宝具を自壊させる力により補う。
その先にいたものを捉えることができたのは視力が戻りつつあったからではなく、ひとえにランサーの練度の高さに起因するものだった。
マジメ君「ああ……」
半身を吹き飛ばされたのは忍び寄ってきていたマジメ君……セイバーの伏兵だ。自分が自由に楽しませてもらった以上、マスターに聖杯を与えるためなら多少不本意な真似をしても勝利することにこだわったのだろうか。
マジメ君の手からマスターにもらったやわらかスマホが溢れる。それは耐毒スキルを持たないランサーの目の前で破裂し、つかの間彼の意識を刈り取った。
3号「うおおおおあ!!」
ジャイアントロボの手には巨大化した3号のハンマー……ハカドリオンの能力により再現されたキャスターの宝具だ。こちらも存在を維持するだけで莫大な魔力を食うが、もうそのようなことにこだわっている余裕はない。
エネルギーの奔流から逃れるためにハンマーを盾にする。キャスターの視力も戻りつつあるが、セイバーの姿は見えない。
3号「ロボ、バリアだ!」
セイバー:重度負傷、30分で、5万!
ランサー:重度負傷、スーパーチョコ、失神
キャスター:重度負傷、ジャイアントロボ
>>782
>>783
>>784
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ミサイルを一斉発射しているうちにマスター2人で向井を起こす
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ロボが自爆特攻
-
構おうとせず遠距離攻撃で対応
-
3号「ロボ、ミサイル攻撃……うわっ!」
ジャイアントロボの肩と胸部が展開し、キャスターがつんのめる。再装填するだけの魔力はないが召喚時の最初の一揃えだけで充分だ。
三ヶ所から発射されたミサイル群が大地を抉っていく。これではセイバーもマスター(とシバター)を守るので精一杯、通常時の彼では考えられないほどに隙だらけだ。
3号「ランサー!」
IV「起きろランサー!」
巨人の足元ではふたりのマスターが弾幕に隠れてランサーを回復させようとしていた。彼らが知るはずもないがラッシュの効果はもって数十秒、もう少し待てばランサーは復活する。
3号「うわああああぁ!!」
そう、彼らはそれを知らない。ミサイルを撃ち尽くしたキャスターが相討ち覚悟でロボを突っ込ませる。自分の願いを諦めることはできないが、トーマスと向井との時間が、ただ足を進めさせた。
GO「いいねぇ!」
セイバーの周りから鬼火が飛び出し、ジャイアントロボを破壊していく。壊れゆく鉄人の上でキャスターはもう一度吼えた。
セイバー:重度負傷、30分で、5万!
ランサー:重度負傷、スーパーチョコ、
キャスター:重度負傷、ジャイアントロボ(消滅直前)
>>786
>>787
>>788
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目覚めた向井の不自然なシーンカットでロボの全力パンチをサポート
-
GOから10万円分の強化をもらった2人のマスターが魔力を集結させることでシャクを巨大化させ
2人で拳に向かって鞭打を打つ
-
笏と腕がどっちも破損する
-
GO「!?」
セイバーが驚く。あと僅かで巨人を破壊できたはずなのに突然鬼火がロボをすり抜けたのだ。
向井「……間に合いました」
頭を抑えながらランサーが言った。ギリギリのタイミングで『不自然なシーンカット』が事象をほんの少し「消しとばした」のだ。
3号「アンカー!」
ロボの胸部からワイヤーアンカーが射出され、セイバーを打ち上げる。ガラ空きになった八王子たちの真上から、倒れこむようにロボの鉄腕が襲った。
GO「やべっ!」
セイバーは慌てて10枚の札をマスターに撃つ。それらはシャクにまとわりつくと燃え上がり、巨大な炎の剣と化した。
シャクと拳が真っ向からぶつかり合う。霊を裁く閻魔の勺は神の炎により鍛えられ、ついに人の身で魔の大鉄塊を迎え撃つまでに強化された。
しばしの均衡のあと、両者ともに弾け飛ぶ。折れたシャクを手に、片腕となったジャイアントロボを睨みつける八王子の前には、天空から戻ってきたセイバーの背中があった。
>>790
>>791
>>792
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キャスターに令呪やらスキルやら残りのありったけを注ぎ込んでスキル「君とシンクロ」でマスターもキャスターと同様のステータスにしてGOに攻撃
-
対抗して最後の令呪を使い太陽の力を全て使っての核融合大爆発を起こす
-
苦渋の決断の末、チャンピオンとランサーも全てキャスターに力を注ぐ
-
3号「ボク!ボクに令呪を!」
この場で1番勝ち目が薄いキャスターが最後の賭けに出ようとする。
その姿に喜んだセイバーだったが、不意に体を新たな魔力が巡ることに気づいた。
八王子/3号「令呪をもって命ずる。『勝て!』
セイバーは指示に従い巨大な太陽を作ろうとする。一方で、キャスターは最初に決めていた作戦の要に取り掛かった。
3号『キミにシンクロするアプリ!』
マスターの方の3号は己の腕を見る。手の甲から令呪は失われたが、急速に傷も癒えていく。
IV「……サーヴァント化!?」
3号と3号による敵の撹乱作戦の真の意味……夢幻召喚(インストール)によるほんの一瞬のサーヴァント化がついに果たされたのだ。
IV「……ランサー、あいつらを守ってやってくれ」
向井「……」
最後のアテネオリジナルがキャスター達を援護するために飛んでいく。
3号/3号「てりゃあああああ!!」
キャスターたちのハンマーとセイバーの超爆発は、ほぼ同時に発生した。
サーヴァントたちの防御力補正状況
セイバー:対魔力、神聖:A、30分で、5万!、令呪
ランサー:対魔力
キャスター:アテネオリジナル、令呪、令呪
重要局面につき、決戦投票で判定します。
それぞれの補正がガード1回分として判定されます。
ガード0の状態で攻撃されたサーヴァントは消滅します。
セイバーが倒されるか、セイバー以外が倒されるまで判定は続きます。
攻撃を食らったのは(セイバー/ランサー/キャスター)
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セイバー
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キャスター
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ランサー
-
キャスター
-
セイバー
-
ランサー
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セイバー
-
セイバー
-
セイバー
-
セイバー
-
ロボと3号はダメージが同じという設定なのになんで片腕破壊されて無傷で最期の一撃までやってるの
-
ジャイアントロボに変更されて適用されなくなったからじゃない?
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もう待ちきれないよ!早くエンディングを見せてくれ!
-
>>804
サーヴァントは腕を失った程度では消滅しないんです(建前)
なんかとどめっぽい安価じゃなかったから(本音)
GO「ああ、面白かった」
八王子「セイバー……」
マスターの声にセイバーは小さく手を振り姿を消した。
シバター「……生き残っちゃったな」
シバターも傷だらけの体を起こす。全方向への爆発と見せかけて、セイバーは2人をかばっていたのだ。
八王子「すいません……俺、負けちゃいました」
シバター「しょうがないよ」
握り締めた八王子のこぶしは、小さく震えていた。
-
IV「キャスターが勝ったみたいだな」
IVがランサーの膝で言った。自分たちの防御よりキャスターの守りを優先したせいだ。
向井「こんなに痛いとは思わなかったなぁ」
半ば焼け焦げたランサーが笑う。
IV「俺も負けられないんだけど……ファンになっちまったみたいだな、向井」
向井「そうですか……それもいいですね」
IV「そうだろ……向井?」
優れたものに憧れる想いは皆同じ。令呪のくびきから解き放たれたIVと元槍兵は最期のひと時を友として過ごした。
-
3号は抜け落ちた片腕を抑えながらあたりを見回す。生き残ったマスターたちは皆満身創痍、そしてそれはもうひとりの3号にも言えることだった。
3号「もうマスターじゃないけど……ボクらの願いは一緒だからね」
キャスターにすがりつく手が空を切る。もはや勝者の消滅も近いのだ。
3号たちの目の前にはいつからか金の杯が現れていた。
3号「ボクの願い……ボクの願いは」
3号の願い(当初の願いはハッカドールを延命することですが理屈によっては別の願いも考えられます)
>>811
-
同じ
-
延命
-
3号『ハッカドールは終わらない』
3号「……そうだね」
八王子も、シバターもその言葉の意味は知らない。しかしそれでも裏に込められた決意の硬さは存分に感じられた。
IV「……」
IVは小さく笑みを浮かべる。3号の意志を見届けた1ファンとして、彼は成し遂げたのだ。
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https://twitter.com/trkg_info/status/1174971458294075393
\ハッカドール1号登場!/
トリカゴの新キャラクターとして、ハッカドール1号さん(CV #高木美佑 さん)が登場!
1号さんをお世話したり、冒険に行ったりして、トリカゴ生活を捗らせましょう♪
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(これで、いいんだ)
役目を果たした少年はまどろみの中にあった。稼働を終了したAIは次の仕事まで機能を停止する。
そんな中、重なった偶然が彼の意識レベルを押し上げていた。
(ボク……やったよ)
ハッカドールは終わらない。
しかし、彼の新たな仕事はもう少し先だ。
少年は新しい役目が来るまで眠り続ける。
歳をとることもなく、仲間とともに美しい姿のままで夢を見るのだ。
(……)
彼の姿が一瞬ふたりにブレる。ふたつの影は互いに微笑みかけ、再びひとつに戻った。
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-------------------
監督役「今回もなんとかやりきることができました」
キャスター「まったく、私も損な役割だよ。せっかくなら聖杯を狙いたかったなぁ」
どこでもない場所で会話しているのは、涼しい髪色の黒衣の美青年と暖かい髪色の白衣の美女だ。
ふたりは最後の始末をつけるために決戦の場に足を運んでいた。
キャスター「……来たみたいだね、じゃあ私はお先に」
キャスターの体が燃え上がり、全く別の霊基に組み変わる。
??「ああ楽しかった。確かに弟の言う通りだったな」
キャスターの体から生えてきた存在が満足げに言った。その姿は聖杯戦争に参加していたはずのひとりだ。
-
監督役「本来参戦するはずの英霊の枠を乗っ取れる脆弱性があったんですね。初めて知りました」
青年の言葉に男は彼らしからぬ表情を浮かべ、もう一度燃え上がり……そこには金眼、褐色の肌を和装に包み、肉食獣の一部を蓄えた女がいた。
??「勉強になっただろ?でも、まさかあんな『獣』まで出てくるなんてねぇ」
監督役は眉をほんのわずかだけひそめる。感染する獣の幼体、完全に羽化してしまえば聖杯戦争の運営を破綻させかねない存在を容認するわけにはいかなかった。
監督役「協力していただきありがとうございました。しかしこれからは聖杯戦争の正当性を揺るがしかねない介入はやめてください。貴女以外にもなにがトラブルの元になるかわからないので」
??「まあ、『この私』はもう迷惑かけないよ」
三度彼女が燃え上がり、今度こそ跡形もなく消滅する。
監督役「……髪の毛がちょっと焼けました」
焦げた空色の髪の先端をつまみ、青年が無表情に漏らした。
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Fate/NaN-jay 第六次聖杯戦争はこれで終了です。
今回も安価等ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
また個人的な都合で休止を繰り返してしまい、誠に申し訳ございません。
今後のNaNじぇいのSS文化の参考にするためにも、簡単な反省会を開こうと思います。
明日の午後8時ごろ開始を予定していますが、それまででも出来る限り対応いたしますのでご指摘等よろしくお願いします。
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おっつおっつ
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本当コレの更新が楽しみな日々で今回も無事完結して良かったです!
最終決戦は八王子君サイドと3号君サイド、どっちが勝ってもおかしくなかったですね
次回やるときは回復系の宝具やスキルの設定の必要性や、信仰速度の低下の原因となってしまいましたので5次みたいな特別なやつ以外は令呪回復2段階に弱体化してみるのがいいかなと思います
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>>819
ご意見ありがとうございます。
道具作成や気配遮断といったバランス崩壊級のスキルがなぜかなかなか活躍しようとしないので弱体化調整よりなんとかインフレしていく方向でいきたいですね。
あと進行を預かる側の都合で延期を繰り返したのはモチベーションの維持に致命的だと思うので反省します。
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アイテム作成
最後に利用されたのは3次でしかもほぼ機能せず
3号が何かしらのカードを創造しようとする案は考えたけどこれ以上チャンピオンが目立つのはアレと判断して却下しましたね
気配遮断は朴が随所で使ったものの結果を出したのは2次のランサーと4次のダディ瞬殺芸
-
簡単ですが総括させていただきます。
ここで出たご意見、ご質問等が今後NaNじぇいで新しい企画を起こす方の参考になれば幸いです。
今回はキャラクターに恵まれた回でした。
一方で進行を急加速させるような要素がなかなか活かせなかったので展開のメリハリが少なかったと思います。
そうするとスレの伸び具合も単調になり、毎回参加していただける方以外のチラ見も減ってしまうところが問題ですね。
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ある程度進行の加減速を操作する方法を知っている方がいたら教えてください
あと私のフレーバーテキストがもっと上手になる方法もお願いします
サーヴァントは誰が勝ってもおかしくなかったと思います。
ただし3号だけは願いがリアル事情に関係してくるため正直不遇していたところがあります(でも好きだから活躍してほしい)
優勝が決まりそうなタイミングではいかにその辺を無難に収めるかという方向にシフトしていたのですが、結果的にギリギリのタイミングでトリカゴのネタが来てくれました。
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マスターが空気化しかねないところは懸念の一つでしたが、今回は皆さん自分の仕事をしてもらえた気がします。
ある程度戦えるマスターを混ぜた方がいいですが一方でやればやるほどサーヴァントとの差別化も難しくなりそうなので注意する必要がありそうです。
今回開始時にど忘れしていましたが、本当はスレ立てを準備段階として参加者のモチベーションを上げた状態で改めて安価を取ろうと考えていました。
色々思いついた小細工の実験場にするのが他の方への利益につながると思うのでそういったことも試してみたいです。
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乙シャス!
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こんだけ長いと途中から参加するまでが大変っすね…
今度は最初から見なきゃ…
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>>826
ご意見ありがとうございます。
せっかく途中途中にステータスを確認する深夜帯があるのでそこまでのあらすじとかも考えた方が良さそうですね。
ここまでの長編は聖杯戦争以外でやったことがないので勉強させていただきました。
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>>823
ふむ3号が不遇ですか
私は同盟結束から最終戦まで流れが完全に同盟を優勝させようとする雰囲気だと感じていた(だから反対側有利のものを出す)のでその点は逆ですね
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3号君に足りないパワーとハカドリオンのパイロットをとカードで保管した結果、向井の存在も相まって同盟のパワーがヤバかった感じでしたね
とはいえども、チャンピオンの使ったカードもギミパペデッキの範疇に収まっていましたし、さらにチート性能のGOに対してお互いギリギリで大技のぶつけ合いをやっていたので最終決戦自体は結構いいものに仕上がったかなと思います。
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全然関係ないけど聖杯戦争兄貴の短めのSSとかも読んでみたいゾ
NaNじぇいの色んなジャンル把握してるし見てみたい(切実)
余裕あったらでいいんでオナシャス!
既に立ててたりしたら申し訳ナス!
-
>>830
あーあたしもー!
-
>>828
>>829
いくつか説明させていただきます。
まず持論としてキャラクターは手をかけると輝く人と勝手に輝き出す人がいると考えています(前者が3号とか、後者はペロニケさんとか)
特に行動原理がはっきりしているほど勝手に行動指針を決めてそこから外れようとしないので本当に勝手にキャラが動き出しますが、一方で外部からの働きかけにリアクションすることで活きるタイプはこちらも真摯に対応しないとすぐに埋もれてしまいますし、逆にベストを尽くせばわかりやすく応えてくれると思います。
セイバーが強いのはFateの常でもありますが乗り越えるべきボスキャラが必要というのが大きいです。格を落とさずに負けてくれればこちらとしてもいいのですが、万が一勝つパターンもあるので八王子先輩と組ませて最強英霊と最弱マスターという主人公枠にも路線変更できるようにしていました。
実は残り4騎までいったあたりからはランサーが優勝するのが丸く収まると考えていました。一応デュエルディスクが活躍しすぎたら制限をかけることも視野に入れてはいましたが結果的にいい感じにいってよかったです。
あと3号とIVを同盟させた方は文句なしで今回のMVPです。
-
クッソ長いと読むの大変だから短めがいい(文盲並感)
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全部行動をプレイヤー(住人側)に任せるから長くなるんだと思う
だから最初の面子だけ決めたら後は作者が書くって方がいいかもしれない
他の安価スレでもあったけど住人が固定化されて展開も似たりよったりになってくるし
-
>>830
必要ない部分で自己顕示しすぎてはいけない
相棒SSでSSデビューして普段は人の便乗ばかりしてます
Fateだと日めくりサーヴァントとNaNじぇいカルデア登場回数ランキング
あと最近なら書き起こしも面白そうなんで試しに腹筋崩壊太郎でやってみました
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>>834
ご意見ありがとうございます。
そこは一長一短だと考えていますが、実際悩んではいます。特に今回は勝手に介入してくる枠が入らなかったのでちゃんと手綱を握って参加者全員が楽しくプレイできるようリードしきれなかったのは大きな反省点です。
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読んでる側としましては、安価が来なくてシナリオの進行が止まるのが1番痛いことだと思って、安価を出来るだけとって協力してましたが展開似たり寄ったりになるのは私としても悩ましかったことですね
あらすじはやっぱ次回やるときには欲しいかなと思いましたね
話は変わりますけど、今回惜しくも採用出来なかったキャラクターについて、採用してみたかったとかキャラ選で悩んだ事とかありますか?
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>>832
確かに残り4機の段階だとあらゆるバランスを考慮すると朴は詰んでましたねぇ
何も考えずに八王子先輩が仲間作りを行うという安価をしましたがGOに戦力を増やすのは危なかった
GO 2同盟 2同盟の3勢力がよかったかな
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>>837
ご意見ありがとうございます。
私としても安価が来ないのが真剣に恐ろしいことなので参加いただける方には頭が上がりません。
少し例外的ですが今ならなかやまきんに君…というか腹筋崩壊太郎は是非出してみたいです。
腹筋を飛ばすアーチャーが最後の切り札としてバーサーカーになる宝具を持つというシチュエーションは展開を遅くしてしまうかもしれませんがどう料理してもすごいドラマ性を発揮すると思いますし。
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参加したいけど途中からだった最初から全部読むのも億劫で適当な事書いたら迷惑だろうなと思って中々レスしづらかった(小並感)
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>>838
ご意見ありがとうございます。
実を言うとセイバーとアーチャーの同盟なら後付けでビーストの因子を持つものにセイバーが反応して監視していたという設定を思いついたので根幹に踏み込んだレベルの大括約でした、。
-
スレ完走するほどの長編よりも100レスくらいで収まる短めのストーリーの方がみんな参加しやすいと思う
長くなればなるほどだんだん初見お断り感が出てきて安価も取り辛くなるし
-
アフロ田所が出て草生えた
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>>840
>>842
ご意見ありがとうございます。
短く終わりそうなものも必要ですね。
うまく繋がらなそうなものなら改めてその場で弾きますし、あからさまな荒らしであっても積極的に取り込んでいく方針なので、できれば1回だけでも軽い気持ちで参加していただければありがたいです。
長いと参加しにくい方もいるというのはまったくもってその通りだと思うので短縮版もそのうちやってみようと思います。
ちなみに短編安価スレは記憶にある限りマシュが料理するスレしか建てたことないのでまだまだ勉強中です。
-
今回の最初のキャラ決め安価をみますと、セイバー候補にキリト君(松岡君)、アサシン候補に霧子とテングザル兄貴がぶつかって、ランサー候補が一見すると見当たらない感じでしたね。
NaNじぇいキャラに槍キャラが少なく、こじつけで決められそうなアサシンとバーサーカーが溢れているかなと思いました。
前回のゴルシちゃんもそうですが、各サーヴァントクラスの決め方にパッとこれだと思うキャラがいなかったとき、どういった要素を考慮して決めているか教えてください。
-
重要なことを忘れていました。
今回のスレ立ては、
「藤丸立香犯した」スレに刺激を受けてのものです。
すごく面白かったので皆様是非見てみてください。
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/20196/1559500595/-100
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>>845
説明させていただきます。
まずなんとなく複数のクラスになれそうな人を取っておきます。
難しいのがセイバーで、剣に関係する逸話が現代のNaNじぇいキャラだとなかなか出にくい環境なので出来るだけここから埋めます。
ホモビ男優がアーチャーやランサーに回されることが多いのは、だいたい男性器のイメージが強いのが原因です。
近接格闘がアサシン、文化系がキャスターに回されがちなのは本家に準拠しています。
ライダーなんかは時代に乗るとか男に乗るとか割とやりたい放題こじつけられるので後回しにします。
バーサーカーの狂化要素は特に序盤中盤のアクセントになりがちなので結構気を使って考えます。
そのあとで相性が良さそうなマスター(かつジャンルは出来るだけ広く、キャラが被らないように)と結びつける作業をしますが、ここまでをせっかく開始時に参加してくれた人たちが離れる前に短時間で決めるのが1番キツイですよ…
-
現時点での各クラス
セイバー(ブロリー、沖田、ジャンヌ、卯月、GO)
ランサー(銀子、アストルフォ、AUO、ゴルシ、向井)
アーチャー(OOESNR、クリロナ、ダディー、ゆうすけ、キョニュセン)
ライダー(ピカチュウ、ビリー兄貴、筋肉弁護士(オジマン)、HTN、平野)
キャスター(スサノオ、UDK、長門、ジュマ、3号)
アサシン(ブルースリー、サイバーZ2号、明ァ、茂美、朴)
バーサーカー(アタランテオルタ、虐おじ、ドルジ、レッサーパンダ、ヒゲクマ)
セイバーとランサーは安定アサシンもそこそこ
アーチャーとキャスターはまちまち
ライダーは強いけど結果出せない
バーサーカーは虐おじと愉快な不遇たち
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>>848
資料ありがとうございます。
クラスも指定した第二次はともかく、こちらを見るとやっぱりソシャゲやなんかで剣を持ったキャラをとにかくセイバーに当ててから考えているのがよくわかりますね。
小林弁護士のライダーや殺人という概念が形になったかのような茂美あたりはちゃんと意味のあるクラスに回せてよかったです。
実際こうやってみるとやはりキャラメイクにおいて自分がどうこうできる余地は少なく、プレイヤーの皆様に環境を預かっているのだということを改めて感じます。
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セイバー:GO
対魔力:?
騎乗:?
魔力放出(炎):?
マジメ君:?
神性:A
宝具
GO is SUN
?、神性宝具
レンジ:-
最大捕捉:1人
後世に語り継がれるGOの太陽神としての神格を発現させる宝具。翼を持ち、後光が差す民間伝承に伝わる姿へと変貌し、神の権能すら限定的に使えるようになる。
30分で、5万!
?、対人宝具
レンジ:-
最大捕捉:2人
自分が見込んだ人間に太陽神の加護を与える宝具。その相手が自分が認めた様を維持する限りあらゆる判定に少しだけ有利な補正がつく。
一度にひとりの相手にしか使用できないものの、この宝具を使っている間はわずかに彼自身もその恩恵を受ける。
最終日にランサー、キャスターと戦い敗北。
実はセイバーのふりをして覗きにきたアルターエゴ、タ■モ■イ■のひとり、通称■マ■ア■ロ■
マスター:八王子
礼装
この聖杯戦争で悲劇を起こさないために参戦。
アーチャー陣営と同盟を結び、願いを引き継ぐ。
主人公枠を期待して採用
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アーチャー:野獣先輩(巨)
対魔力:?
単独行動:?
全てを汚辱せじ魔音(ブ・チ・パ):?
宝具
?、宝具
レンジ:
最大捕捉:人
3日目、昼にライダーを襲撃するも返り討ちにあい消滅。
攻撃のイメージは漫画「覚悟のススメ」の戦術鬼永吉。
マスター:シバター
礼装
リングコスチューム
世界一のYouTuberになってある人を迎えに行くために参戦。
アーチャーを失った後、八王子に願いを託してサポートに徹する。
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ランサー:チョコボール向井
対魔力:?
幻のダブルヘッダー:?
不自然なシーンカット:?
LVのバッグ:?
宝具
輝ける勝利の槍(アテネオリジナル)
A+、対城宝具
レンジ:1〜99
最大捕捉:100人
女神アテナの輝ける石柱像、神造兵装パラディオンの精巧なコピーの更に「影」
アテネにまつろう者達が負荷を分散する形で所有する。
パラディオンとはギリシャ神話において、城塞都市トロイを守護していた女神アテナの像のこと。この像があるかぎりトロイは不落とされたが、敵軍の策略によって像は奪われ、トロイは
陥落したという。
スーパーチョコ
?、対人宝具
レンジ:-
最大捕捉:1人
削除要因という無駄を削ぎ落とした高速戦闘(アクシロ)フォームへと変身する。筋力は落ちるものの敏捷に大幅に補正がかかる。
コンテストで優勝するために参戦。
最終日にセイバーと戦いキャスターを守って消滅。
弱点は椎間板。
男優はアーチャーやランサーに回しがちだがまさか聖槍を持ってくるとは思わなかった。
マスター:IV(トーマス・アークライト)
礼装
デュエルディスク
昏睡している自分の肉体を目覚めさせるために参戦。
なので時期の関係でRUMについての知識がない。
フェイカーという言葉が使えなかったのが残念。
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IVは願いを叶えるまでもなく叶ってるからキャスターを優先した
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ライダー:平野源五郎
騎乗:?
巣鴨の縛縄:?
奴隷少年:?
専科百般:?
宝具
平野空間
?、対陣宝具
レンジ:30
最大捕捉:100人
固有結界と似て非なる大魔術。内部には古今東西の調教用の道具と服、そしてそれに苦しめられる人形が所狭しと並べられており、術者の発想次第で緊縛、殴打といったフェチシズム溢れるショーを展開できる。
平野空間(どうぞ)
?、対人宝具
レンジ:2〜10
最大捕捉:10人
簡素なドアを基点として空間そのものを切り取る形で、扉型の壁に包まれた特殊な空間を作り出す、固有結界と似て非なる大魔術である。
内部はある種の結界となっており、術者の「どうぞ」という言葉がなければ出入りできず、影響下にある限り特殊なデバフがかかる。
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/20196/1516640807/l50
4日目、昼にマスターが死亡し、依り代を失い消滅。
設定の参考にしたサーヴァントはネロ・クラウディウス(あと小川マンション)
マスター:遠野
礼装
時間の流れを歪める水泳用ストップウォッチ
何故かは不明だが魔術の心得がある。
手に入れた邪剣に自我を飲まれ、ビーストと化す。一度は己を取り戻すものの4日目、昼に再びビーストとなり、ランサー、キャスターに討伐される。
主人公枠かと思っていたら完全に予想を超えていった。
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掘り下げがなかったのは痛いですねこれは痛い
描写だけだと冷酷なリアリストに見える
でも野獣カルテットの中では一番結果出した
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アサシン:朴星日
気配遮断:?
壁画作成:?
対チョッパリ:?
宝具
世界最高民族
?、対界宝具
レンジ:-
最大捕捉:アサシンが知覚した世界最高民族の人数
アサシンが出会った世界最高民族達を使い魔として召喚する宝具。
ただしマスターの魔力を分割共有することになるため、必要最小限の人数しか呼ぶことができない。
起源啓蒙(コリエイト・エア)
?、対人宝具
レンジ:0〜2
最大捕捉:1人
起源、原典を主張することにより相手の神秘を貶め、同時に投影によりスキルや宝具を低い精度で再現する。複製品はランク、能力共に低下しているがその杜撰さにより逆に弱点を継承しない場合もある。
なお、便宜上宝具としているがその本質はほぼ魔術。
チョッパリを絶滅させるために参戦。
4日目、夜にランサー、キャスター同盟に敗北し消滅。
設定の参考にしたサーヴァントはエミヤ、アサシンエミヤ、李書文。
マスター:谷本道哉
礼装
鍛え上げられた肉体。なお本来肉体に依存するスキルや経験に基づく技術は礼装とは別枠。
4日目夜にアサシンが消滅したため脱落。
アサシンとの認識のズレがドラマを生む可能性を期待し参戦させた。
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キャスター:ハッカドール3号
陣地作成:?
道具作成:?
キミとシンクロ:?
宝具
3号の私物ハンマー
?、対人宝具
レンジ:1〜2
最大捕捉:1人
頭より大きい黄色ハンマー。別に相手を光にしたりはしない。結局どういうものなのか明かされることはなかったがファンタジー作品とのコラボ時にはなあなあで使っている。しかしそもそもの筋肉があまりないので振り回すというより振り回される。
ハカドリオン
?、対軍宝具
レンジ:50
最大捕捉:80人
魔力を編むことによって召喚する最大3人乗り、10メートル弱の筋骨拡充鎧。搭乗者により様々なスキルを使うことができるが顕界する限り魔力を消費し続ける欠点を持つ。破壊される時以外ダメージは中にいるサーヴァントが代わりに受けるため、キャスターしかいなければ的が大きくなっただけかもしれない。
スーパーロボットだしできれば空を飛びたかった。
アプリハッカドールを延命するために参戦。
正直願いの時点で勝てない補正がかかっているようなもの。にもかかわらず土壇場でトリカゴの情報が入ってきてもうほんっとびっくりした!(本当はなんか無難な感じにしておくつもりだった)
男の娘枠
マスター:ハッカドール3号
アプリハッカドールを延命するために参戦。
マスターとサーヴァントで持っている記憶に違いがある(マスターの方が古い)のはアドリブだけど、一応ちゃんと設定に関係してくる。
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バーサーカー:ヒゲクマ
狂化:E
加虐体質:?
調教技術:?
赤豚白豚:?
溢れ出る強キャラ感とマスターとは方向性の違うサディズムがドラマにつながる。2日目、昼に礼装争奪戦で敗北し消滅。一応ヒゲクマ様の本編を見直したんですがすごいですねこれ。
マスター:セレニケ・アイスコル・■■■■■■■
アイスコル家の後継者(ユグドミレニアの記憶はややこしくなるから有耶無耶にされたけどそもそも存在しない世界線の方が多いらしい)
NaNじぇい聖杯戦争初のちゃんとした魔術師のマスター。しかもパソコンの知識もあるので、実は展開次第ではこの聖杯戦争の全貌を唯一理解できる可能性があった。
実力面でも得意とする黒魔術は呪術に近い特性をもち、対魔力で減衰できない上に電脳空間との相性もよく、メイガス的にもウィザード的にも今まで登場したマスターの中でぶっちぎりの最強キャラクター(監督役除く)
しかし自分のやりたいことをして退場するあたり本物。
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Beast≒sicks:遠野
単独顕現:?
ネガ・■■■■:?
無辜の怪物:?
ザ・ビースト:?
「ハッテン」の理を持つ獣の派生種、感染によりビーストに近い存在と化した遠野。
もともと野獣先輩は特別扱いしていたものの名前等はアドリブ。
色々一応意味はあるけど予想が外れていたらただ恥ずかしいだけなので質問されない限り答えない。
実況のキャスター
アドリブの産物。一応NaNじぇい聖杯には8体のサーヴァントを召喚するキャパがあるという設定が存在するので、その枠を悪用されないように監督役がだれか召喚する筋書きはあったのと、NPCが足りない問題へのアプローチの一環。
キャスターと呼ばれているものの実際はセイバー。聖杯によって召喚は成功したが参加資格と顕界用の魔力パスを奪われたため監督役(ルーラー)に頼まれて辻褄合わせのために奔走することになる。
状態としてはApocrypha終盤で登場したジルに近い。
特技はキュケオーン。
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オバさんはチャンピオンが攫った3号君をダシに同盟組んで八王子君達に立ち塞がっても面白かったかも知れないですね
でも、ペロペロしてたし寝首かく危険もあったからハカドリオンでオーバーキルされるのは残当
朴は性格から対戦相手にチョッパリが多くて真の意味で同盟が組めないからある意味初めから詰んでましたね
巨乳先輩の活躍の無さは第5次で散々暴れていたからまぁ、多少はね?
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ビーストはどこかで魔人ブウみたいに理性が生まれたとかしてもっと引っ張ればよかったかも
だって不戦敗で終わった平野がかわいそう
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リアルの事情が落ち着いたらまた聖杯戦争やって欲しいですね
ビーストの出現やそれに伴ってのアルターエゴの介入とか新しくシールダーの追加とか面白くなりそうなネタもありそうですので楽しみにしてます
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弱体化発言といいアルターエゴといいセイヴァーである100%本気のGO本体がいる可能性が微レ存…?
シールダーは言わずもがな
ルーラーは管理人でエクストラもムーン以外は色々いそうですね
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>>863
それ面白そうですね。
機会があったら採用させてください。
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5次の中居君見たく、新しいサーヴァントクラス捏造して8人目参戦とかも出来そうですね
礼装争奪戦は審判が渡すものの他に謎解きで手に入れる物も設定してもいいかもしれませんね。聖杯戦争の秘密を探るカギにもなりそうですし
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Fate関連の知識一切ないけど好きなキャラがいたのでチラチラ見てました
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>>865
ご意見ありがとうございます。
たとえばキャラクターがクイズやパズルといったものを解くというのも参加者は楽しめるしキャラづけもできるしで面白いですね。
そういうタイプのSSはNaNじぇいでは見たことがないので筆者の皆様にもいいアイデアだと思います。
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先輩!スレが余ってるので最初の召喚練習していいですか?
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スキニシロッ
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スキニシロッ
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時は電子の戦国時代、ニーズの隙間に潜り込む「NaNじぇいサーバー」
6度目となる電子的に再現されたマスター達による一大魔術儀式が終わり、次の儀式に向けた予行が始まろうとしていた。
次回に向けて安価取りの練習です。
NaNじぇいゆかりのマスターを選んでください。
マスター候補>>872〜>>887
??「私はスレ建主とは別人です。すいません!許してください!」
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