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シンフォギアの奏者って

92名前なんか必要ねぇんだよ!:2019/07/18(木) 02:46:41 ID:WWsYa.xM
翼「マリア、客人が会場外で待ってるぞ」
マリア「あら珍しいわね、ライブ後で私に客人なんて」
翼「すぐに帰宅の準備を済ませて行くといい」
マリア「ええ、そのようにしておくわ」
翼「……ふっ、マリアは幸せ者で何よりだな」

マリア「私に客人って…」
マリア「あ、あなた!来ていたの!?」
マリア「今回も家の用事で来れないって言ってたのに…」
マリア「…でも、あなたが私のライブに来るなんて初めてね?どうだった?」
マリア「『楽しかったし、かっこよかった』?」
マリア「ふふっ、それは良かった。こっちも伊達にアイドルやってないわ」
マリア「だけど、いつもはアルバイトや家の用事で来れなかったじゃない」
マリア「今回はどういう風の吹き回しかしら?」
マリア「『彼女のために稼いだお金で、彼女の晴れ舞台を目に焼き付けたかった』って…」
マリア「……そ、そのために私からのチケットを断り続けていたの?」
マリア「あ、あなたって、意外と頑固な面もあるのね」
マリア「でも、それだけあなたが私のことを想ってくれているのだから、嬉しいわ」
マリア「これは…プレゼント?開けてもいいかしら?」
マリア「…とても長くて綺麗なマフラーね」
マリア「結構高かったんじゃないかしら?」
マリア「『今回のライブのお礼と普段からのお礼』?」
マリア「私はいつも通りだったわ。来てくれた人のために歌っただけだもの」
マリア「普段は私が時間取れなかったりで迷惑かけていたりするのだけれど、いいのかしら」
マリア「…でも、こうやって誰かからプレゼントをもらうのはいつぶりかしらね…」
マリア「それも…か、彼氏からだなんて…」
マリア「とても嬉しい…ありがとう、一生の宝物にするわ」
マリア「でも、こんなに長いとちょっと首に巻ききれないわね。どうしようかしら?」
マリア「『こうやって一緒にくっついて巻けば、ちょうど良いし暖かいよ』って」
マリア「…っ///」
マリア「は、恥ずかしいわ!こ、こんなの周りに見せつけてるだけじゃない!」
マリア「『可愛い彼女を見せつけて何がいけないの?』って」
マリア「も、もう!あなたはそうやって無意識に…」
マリア「……年下なのにそういうところが、ずるいんだから…」
マリア「…な、なんでもないわ。それよりも早く帰りましょ?」
マリア「えっ?『もう一つプレゼントがあるから目を瞑ってほしい』?」
マリア「え、ええ。わかったわ」
マリア「……」
マリア「……んっ!?」
マリア「……ん、あっ、はぁ……」
マリア「…キスがプレゼントだなんて…こんなのずるいわ…」
マリア「……」
マリア「……もう一回だけ、プレゼント頂戴」
マリア「今度はあなたの顔を見ながらじゃないと……嫌だわ」


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