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283P「えっ、移籍ですか?」
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社長「ああ。ゴイスープロダクションが君のプロデュースの腕を見込んでいてな」
P「プロダクションからプロデューサーの移籍なんて聞いたことありませんが」
社長「前代未聞と言うほどではない。君の才能はもっと大きな場所で活用されるべきだ」
P「し、しかし……」
社長「君が広い世界で大きく成長した時、もしも283プロダクションを忘れていなかったら、その時は戻ってきてくれ」
P「……アイドルには」
社長「本来ならば私から話すべきかもしれんが……いや、特に気がかりな子は君が直接話してやれ」
P「わかりました……」
――――――
P「――と、言う訳だ」
冬優子「……」
P「俺もまったく話を聞かされてなくて、何が何やら……」
冬優子「あんたも、結局嘘つくの」
P「ふゆ――(ドンッ)っつ!」
冬優子「約束してくれたのに!ふゆをアイドルにしてくれるって、一番にするって約束したのに!」バンッ
P「っ、ぐっ……すまない……っ」
冬優子「どうして? 私のこと見つけてくれたのはあんたじゃない。私のこと肯定してくれたのはあんたじゃない。私のプロデューサーはあんたじゃない……!」
P「……ふゆ…………」
冬優子「………………グスッ……ごめんなさい、身体叩いたりして……最低」
P「いや、いいんだ。お前が怒るのも当然だよ」
冬優子「……教えて貰ったことは、なくならないから。絶対忘れない」
P「……ああ」
冬優子「あんたが新しくプロデュースするアイドル叩き潰してあげる」
P「ああ」
冬優子「戻って来る前にすごいアイドルになってやるから」
P「ああ」
冬優子「だから……」
冬優子「……だから、あんたも頑張りなさいよ」タッ
P「ふゆっ!」
バタンッ
P「…………」
P「俺は……」
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社長「いやぁ迫真のシーンだったな」
P「!? し、社長!?」
社長「すまんな、ドッキリというやつだ。テレビ番組の企画としては茶番もいい所だが、こういったチャンスを逃すのは――」
P「社長!」
社長「騙して悪かった。だが落ち着いて話を――」
P「違いますよ!冬優子にはまさか種明かしを?」
社長「あ、ああ。今頃は外のはづきくんが出ていった彼女を捕まえているだろう」
P「早く逃げてください!」
社長「は?」
P「窓から飛び降りて早く!2階なら大丈夫でしょう!」
社長「な、なにをそんなに慌ててるんだ!」
P「ええい、ままよ!」グワッ バリ-ンッ
社長「うわあぁぁぁぁぁぁぁ……」
バァンッ!!
冬優子「社長の馬鹿はどこよッ!!!!!!!!(完全に武装してチェーンソーと火炎放射器を振り回す冬優子)」
P「し、社長ならコスタリカのコーヒー豆農園の見学に行った!」
冬優子「〜〜〜〜〜〜〜〜っ! プ゛ロ゛デ゛ュ゛ー゛サ゛ー゛!!」ガバッ
P「イヤァー!耳元でエンジンがブンブンいってるのぉー!!」
社長「(見舞いに来るのが)遅かったじゃないか」
はづき「私が来るだけありがたく思ってください」
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こち亀かな?
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Pひどいなと思ったけど有能ですね。社長の命の恩人
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これが策に溺れた者の末路ちゃんですか
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こういうのでいいっすよこういうので
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草
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社長がバケツ頭になってますね…
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