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唯「ゆいはプロデューサーちゃんだいすきだもん☆」
-
唯「んふふ〜ふ〜♪」
ギャル「まーたネックレス見てニヤニヤしてる」
唯「あ〜! 二人ともおっそーい!」
生徒「ごめんごめん。職員室で先生に掴まっちゃってさ」
ギャル「なに、唯わざわざ待ってたの? 先に食べてたらよかったじゃん」
唯「そのつもりだったよ? これ見てたら時間過ぎちゃってたみたい」
生徒「そのネックレス、なんなの?」
ギャル「あーそっか、あんた唯のオトコ知らないんだっけ」
生徒「えっ、男って……仮にもアイドルなのに大丈夫それ?」
唯「プロデューサーちゃんはプロデューサーだから大丈夫なの!」
ギャル「なんだって」
生徒「ああ、なんだ事務所のプロデューサーなんだ。……ん? 男女の意味じゃないんだよね?」
ギャル「さあ? とりま、唯のネックレスはそのプロデューサーからのプレゼントってコト」
生徒「へぇ〜。誕生日か何かに貰ったやつ?」
唯「うん! 去年の誕生日にね、空の上でプロポーズされたんだよね〜。その時に貰ったから、唯の大事な思い出」
生徒「はぁ〜、そう、プロポーズ。いいなぁ……は?」
ギャル「え、待って待って。その話初見なんだけど。未読未読」
唯「あれ? 話してなかったっけ? 去年の誕生日の日にね――」
-
―― 1 year ago... 5/7 18:30 PM ――
P「よし、着いたぞ」
唯「これから飛行機に乗るの?」
P「ああ。そっからは三十分くらいで向こうに着く予定だ」
唯「すっごくワクワクしちゃうな〜☆ Pちゃんはずっと行く場所教えてくれないし?」
P「あと少しだから我慢我慢。その代わり、絶対に唯の期待は裏切らないくらいすごいぞ」
唯「ホント?」
P「ホントホント」
GS「こちらは第二ターミナルです。入場証を拝見できますか?」
P「どうぞ」
GS「……P様ですね。いつもご利用いただきまして、誠にありがとうございます。五分後に到着いたします国際定期便が着陸次第、滑走路をご使用いただけます」
P「ありがとうございます。唯、こっちだ。行こう」
唯「う、うん。プロデューサーちゃん、こっちってなんか皆が乗る方とちがくない?」
P「ああ、プライベートジェット使うからな」
唯「プロデューサーちゃん飛行機持ってるの!?」
P「正確には俺のじゃないんだけど……そうだな、飛びながら話すか」
スタッフ「いってらっしゃいませ」「楽しいフライトを」「どうぞ、お気をつけて」
唯(なんだかセレブになっちゃった気分かも……)ソワソワ
P「階段、足元に気を付けてな」
唯「これがプロデューサーちゃんの飛行機なんだ……えっと、セスナって言うんだっけ?」
P「いや、これはニューコム。まあ小型ジェットなんてどれも一緒か」
唯「ふぅ〜ん……あっ、中広ーい! ソファもあるんだ〜!」
P「俺は操縦席に……」
唯「じゃあゆいもそっち☆」
P「いいけど、狭いぞ?」
唯「ゆいはプロデューサーちゃんの隣ならどこでもいいよ? それに、さっき飛行機のお話してくれるって言ったじゃん!」
P「ああ、ごめんごめん。じゃ、こっち来てくれ」
唯「はーい☆」
-
P「そこ座って、シートベルトしっかりな。あと、目の前のスイッチとか計器は絶対に触らないように」
唯「わ〜、なんかいっぱいきらきらしてる〜」
P「絶対触っちゃ駄目だからな……?」
唯「わかってるってば☆」
P「プライマーよし、マスタースイッチ……イグニッション」
管制塔『管制塔よりJAニューコムYJ810、タキシングを許可する』
P「JAニューコムYJ810より管制塔、了解。滑走路手前で待機する」
唯「わ、わ、ぐらぐらしてる」
P「唯って飛行機どれくらい乗ったことある?」
唯「小さいときに乗ったみたいなんだけど、覚えてないんだよね〜。あとはスペインの時だけかな?」
P「そっか。記憶に残るフライトが操縦席からの眺めなんて、なかなか無いんじゃないか?」
唯「そーかも! プロデューサーちゃんが乗せてくれたお陰☆」
P「喜んでもらえて嬉しいよ。管制塔、こちらJAニューコムYJ810。離陸準備が完了した。Tower, JA NEWCOM YJ810, at Runway 3. Ready for Takeoff」
管制塔『こちら管制塔。JAニューコムYJ810、離陸を許可する。JA NEWCOM YJ810, Tower, Runway 3, Cleared for Takeoff』
P「Runway 3, Cleared for takeoff」
キィィィィィィ――ン...!
管制塔『JAニューコムYJ810、貴機の離陸を確認した。到着先のスカイガーデンは、交信510.25Mhz。Contact Sky Garden on 510.25. Good luck』
P「JA NEWCOM YJ810, Roger, 510.25. ありがとう管制塔」
唯「わぁ……! きれーな空……」
P「水平線に太陽が沈んだ直後だからかな、紫色の雲が伸びてていい景色だ」
唯「スマホって使っていいんだよね? 写真撮っとこーっと☆」
-
P「飛行機の話なんだけど、きっかけは大したことじゃないんだよ。俺が操縦士の免許を持ってるって履歴書に書いてあって、そのせい」
唯「どゆこと?」
P「この飛行機、さっきニューコムって言ったの覚えてる? ニューコムは346グループと資本的な提携……あー、要するに仲が良いんだよ」
P「この飛行機は3年前に新モデルとして発表されたもので、その時に346グループの会長に贈呈されたんだ」
唯「じゃあプロデューサーちゃんのになったの?」
P「会長が高所恐怖症だから。うちの事務所はあくまで一企業の一部署だからさ、流れに流れてきた話は断れなくて、ついに俺に白羽の矢が立ったってわけ」
唯「運が良かったんだね☆」
P「まあ……駐機費用とか諸々は会長が持ってくれてるからそうかもしれないけど」
唯「?」
P「なんせ346グループ専用のジェットで、しかも操縦できるのが俺だけだろ。だから事務所以外の関連会社から偉い人の接待に出せだのなんだの……」
唯「大変だったんだね〜。そんなプロデューサーちゃんにはゆいがよしよししてあげるっ☆」
P「……」
唯「プロデューサーちゃん?」
P「なんかもう素直に嬉しい。泣きそう」
唯「あははっ、プロデューサーちゃんにならいつでもよしよししてあげるからいつでも言ってね☆」
P「ありがとう」
唯「……あれっ? なんだろ、あれ……」
P「見えて来たな、あれが目的地だよ」
唯「ん〜……もしかしてあれ、おっきい飛行機?」
P「正解。スカイガーデンっていう飛行船」
唯「えっ、でもゆいたちも飛行機だよ? 合体するの?」
P「はは、ある意味当たってるかも。飛行船の中に着陸するんだよ」
唯「え〜〜〜!?」
-
管制室『こちらスカイガーデン、JAニューコムYJ810として貴機を確認しています。周波数を合わせて下さい』
P「こちらJAニューコムYJ810、指定された周波数に合わせています。スカイガーデンまで7マイル」
管制室『上段収容部が航空機滑走路となっていますので、ガイドビーコンに従って着陸してください』
P「了解」
唯「うわっ、なんか光ってるのが出た! っていうかでっか!」
P「全長一.五キロの飛行船だからなぁ。よっし、着陸するぞ」
キィィィィィィ――ン...!
唯「うわ、わっ、ぶつかっちゃいそう!」
P「大丈夫大丈夫」
キュッ、キュィー...
唯「ホントに飛行機の中に止まっちゃった……」
P「すごいだろ。まだまだ、降りたらもっと驚くぞ」
誘導員『パイロット、こちら112.25。誘導に従って機体を駐機してくれ』
P「112.25了解。誘導に従う」
誘導員『……オーケイだ、機体を固定した。駐機完了』
P「ありがとう。降りようか」
唯「うん☆」
P「フラップ下ろして……唯、ほら」
唯「あははっ、お姫様みたい」ギュッ
P「お足元に気を付けてくださいませ、お嬢様ってな」
唯「じゃあ王子様のプロデューサーちゃんはゆいの手を離さないように気を付けてね?」
P「仰せのままに」
誘導員「エレベーターはあちらです」
P「どうも」
-
唯「なんか変な感じ……飛行機の中なのに建物の中、みたいな? こんなおっきい飛行機が飛んでたなんて全然知らなかったよ〜」
P「基本は雲の上にいるのもあるけど、基本的にはセレブ御用達みたいなもんだからな」
唯「なんだったっけ、スカイガーデン?」
P「そう、中川財閥が作った巨大飛行船。ほら、ここに船体の地図がある」
唯「この形、ジブリの映画とかで見た事あるかも」
P「形は典型的な葉巻型だからね。標語は時間を選ばないパーティ会場」
唯「毎日パーティしてるってこと?」
P「その通り。常に誰かが何かを主宰してパーティをやってる。やってなくても会場には料理が並んでるし、人が居る。開放交流ラウンジ」
唯「なんかすっごい楽しそう!」
P「色々あるからな。プール、コート、ビリヤード……三階が遊戯階になってる。二階が会場ばっかりで、一階は客室だ。二十四時間営業の空飛ぶ豪華客船だな」
唯「……ねえ、プロデューサーちゃん」
P「ん?」
唯「ここ、すっごい楽しい代わりにすっごいお金取られるんじゃないの?」
P「ところがどっこい、必要なのはアクセス手段と招待券か事前予約だけ」
唯「ホントに?」
P「ああ。飛び立つ前に車で乗り入れるか、飛び立った後に飛行機で乗り付けるか。予約はそもそも紹介制だから金もかからない」
唯「こんな贅沢そうなのに不思議〜」
P「維持費だけで国家予算食いつぶすレベルだと思うんだがな……。とにかく、唯はそんなこと気にしてないで今日を楽しんでくれ」
唯「プロデューサーちゃんと一緒なら毎日楽しいから、今日は楽しい中のトクベツな日かな☆」
P「ふふ、そうか。まずは二階に行こう」ピッ
ウゥーン...チィン!
唯「ここでパーティに飛び入りしちゃうの?」
P「その前にお姫様はお姫様らしく変身しないとな」
スタッフ「ようこそいらっしゃいませ。ドレスルームをご利用ですか?」
P「ええ、彼女に」
スタッフ「かしこまりました。どうぞ、こちらへ」
唯「え、えっ? プロデューサーちゃーん!?」
P「好きなの選んでこいよー」
-
P「さて俺も……」
スタッフ「男性用はこちらの先です。メイクはどうされますか」
P「結構です」
スタッフ「かしこまりました。では、ごゆっくり」
P「えーっと、ここか」ガチャ
P「まあ無難にフォーマルなやつで……」
P「よし、と。唯もそろそろ終わってる頃か――うおっ!?」
浅黒い肌の男「!!」
P「失礼」
浅黒い肌の男「ああいえ、こちらこそ。すみませんが、お手洗はどちらに」
P「こっちじゃなくてエレベーターの横ですよ」
浅黒い肌の男「ありがとう、どうも」
P(……変な男だな)
唯「プロデューサーちゃーん!」
P「おお、唯」
唯「どう? このドレス、ゆいに似合ってるかな?」
P「ああ、素敵な赤だ。唯じゃないと着こなせないな」
唯「カワイイ?」
P「最高にかわいい」
唯「プロデューサーちゃんも、普段のスーツと違ってびしっとしててカッコイイよ☆」
P「おっとぉ? それは俺が普段はかっこよくないってことかー?」
唯「うーん、そういう訳じゃないけど、普段のプロデューサーちゃんは社畜って感じ?」
P「ここ最近で一番ダメージがでかい」
唯「で・も、ゆいはプロデューサーちゃんがカッコイイの知ってるからノーカン☆」
P「はいはい。さぁて今日は……こっちは大洗女子学園戦車道部優勝記念祝賀会、こっちは海馬コーポレーション主催セレモニーで、招待券無しだと駄目と。こっちはフリーか」
唯「ね〜プロデューサーちゃ〜ん」
P「ん?」
唯「せっかく二人でおめかししてるのにこうしないのはもったいないよ?」ギュッ
P「……芸能関係者が居たらすぐ離すように」
唯「わかってるってば☆」
-
P「それで――ここが肝心の会場だ」
唯「うわぁ、人でいっぱいだ〜! あれ? でもこれって何もないのにパーティしてるんだよね?」
P「豪華なクラブみたいなもんだよ。そら、シャンパンで乾杯だ」
唯「うん☆ せーの、かんぱーい!」
P「誕生日おめでとう、唯」
唯「ありがと☆ もう十八かぁ。アイドルになってからあっという間だったな〜」
P「それだけ色々あったからな。しかしそうか、唯は今年で高校卒業か」
唯「そう、だから悩んでるんだよね〜。アイドルとか、大学とか」
P「アイドル、やめちゃうか?」
唯「プロデューサーちゃんが許さないっしょ?」
P「本人の意思はなるべく尊重するぞ」
唯「じゃあゆいがアイドルやめてもいいの?」
P「……ヤダ」
唯「だよね☆ 心配しなくてもゆいはしばらくアイドルやめないってば☆」
P「正直ちょっと安心した」
唯「大学はパパもママも行った方がいいって言うんだけど、どうしよかなーって感じ」
P「別に高校出てすぐじゃなくてもいいんだぞ」
唯「んふふ♪」
P「?」
唯「ゆいがアイドル辞めた後にプロデューサーちゃんが居てくれたら、ゆいもそれから大学に行けるんだけどな〜」
P「……どういう意味?」
唯「も〜、プロデューサーちゃんどんかーん」
P「さぁなんのことやら。おっ、このピスタチオ美味いな」
唯「むう……」
P「風船みたいになってるぞ。ほーら」
唯「あむ……あ、オイシイ☆」
P「だろ? そうだ、あとで展望の方にも行ってみるか」
唯「行きたーい!」
-
P「寒くてもいいなら直接ここから外に出れたりもするぞ」
唯「出られるの!?」
P「勿論。ちょうどここから出られる」ガチャッ
唯「すごーい! ガラス張りの廊下だ〜!」
P「下は雲、上は月。綺麗なもんだ」
唯「どーしよ、心臓すっごくドキドキしてるっ」
P「連れてきた甲斐があったってもんだよ……う」
唯「どーしたの?」
P「ちょっとお花を摘みに……」
唯「プロデューサーちゃんムードなーい」プクゥ
P「予想外に冷え切ってるもんだからさ、ホントごめん! 待ってて!」
唯「は〜い」
タッ タッ タッ
ガチャッ
P「…………」
バタン バタン バタン
P(特に変な置物とかもない……気にし過ぎか。仮にも中川財閥なんだから、早々ヘマするわけもないよな)
P(唯も一緒だから何かあったらと思うとぞっとしちゃうね、まったく)
P(さっさと用足して戻るか)
ジャー
-
P「……ん?」
黒人「いやぁ驚いたよ。そんなに美人だから俳優か何かだと思っちゃった」
唯「やだ〜☆ 褒めても何も出ないよ?」
黒人「こんなカワイイ娘が一人なんて勿体ない。よかったら展望でぼくと――」
P「失礼」
唯「あ、プロデューサーちゃんお帰り〜」
P「私の連れに何か?」
黒人「お……あー! あんた彼氏さん? やっぱり美人に男がいないわけないよなぁ? こうして並ぶと美男美女でお似合いだ!」
唯「でしょ〜☆」
P「おい、唯……」
黒人「だからね、お邪魔虫はこれにて退散。ごめんよ旦那さん、ナンパはこいつで大目に見てくれよ。それじゃ!」
唯「ばいば〜い」
P「なんだこれ……あ、スウィートルームの券? なんでこんなの……」
唯「それなぁに?」
P「ここって宿泊施設もあるんだけど、基本はどれもみんな同じ部屋なんだ。一部、グレードの高い客だけ泊まれる部屋以外は」
唯「それを使えるのがこの券?」
P「そういうこと。こういうのって相手で固定されてるから、券で部屋の使用を売るなんて滅多にないはずなんだけど……どっかの資本家だったのかね」
唯「よくわかんないけどラッキーじゃん☆ えっへへ、プロデューサーちゃんとお泊りだ〜」
P「そりゃさすがにマズイって」
唯「え〜、でも今日は帰らないって言ってあるんだけどな〜」
P「え、マジ? 深夜までには終わるって伝えて――『ドオオオオオオオオオンッ!!!!!!!!!』
唯「きゃあっ!?」
P「っ……! なんだ? 爆発!?」
P「……煙がない。少なくともエンジンとかじゃないのか」
唯「プロデューサーちゃん……」
P「大丈夫だ。とりあえずホールに戻ろう」ガチャッ
-
「動くな!!」
P「!?」
唯「な、なにこれ……」
「こっちだ、早くしろ! 両手を後ろに!」
唯「やだ、やめてよ!」
P「唯! くっ……!」
P(……四人。全員武装してやがる……ああ、くそ!)
セレブ「一体なんだって言うのよ!」
「黙れ! いいか、動くな」
乗客「て、テロリストか……?」
ピー ガガ...
P(放送か……?)
―― JAPAN Broadcast... 5/7 19:30 PM ――
覆面男「――他者に与えるふりをして、自らを省みることをしないのがお前たち日本人だ!」
覆面男「――罪のない女や子供までもが死んでいる。だというのに、我々のような正道とした抵抗を貴様らはテロと呼んで弾圧する!!」
覆面男「――にも関わらずだ!! 貴様らは平然とアメリカと手を組み続け、非道な行いには一切として苦言を呈することすらしない!!」
覆面男「――要求が受け入れられない場合は、この核弾頭を積んだ飛行船を東京に落とす!」
覆面男「――我々アッラーフ・ラスールは必ず目的を果たす! 必ず、何があってもだ!!!!!」
―― Sky Garden... same time ――
P(おいおい冗談だろ……典型的なテロリストじゃねえか)
唯「プロデューサーちゃん……ゆいたち、死んじゃうの……?」
P「そんなことさせるか。もしどうにもならなくても、お前だけは……」
-
黒人「なあ、ちょっとションベンに行きたいんだが」
「漏らせ」
黒人「おたくがそれでいいならいいけどよ、大きい方だぜ」
(苦悶の表情を浮かべるテロリスト)
「……おい、お前が付いていけ」
「はぁ……行け」
黒人「ありがとよ」
P(呑気な……でも、見張りが一人減ったな)
P(だけど、ここをどうにかできたとしてその後はどうする。他の階だって同じ状況だろうし、操縦室は恐らく……)
唯「プロデューサーちゃん、怖いよ……」
P「大丈夫、大丈夫だ。なんとかする」
P(どうする……!)
.......
「なあ、あいつ遅くないか」
「確かにな。もう十分は過ぎてる」
「少し見てくる」
P(二人になった……これなら)
P「……おい、窓の外!」
「!?」
P「ふんっ!!」ドゴォッ
「ぐおっ!」ドサッ
「てめえ!」
P「このっ……!」ガシッ
「ぐ、ぬぬぬ……!」
P「オラァッ!!」バシンッ
「ぐわぁっ!!」
P「っ、はぁ、はぁ……なんとかなった」
唯「Pちゃん!」
P「!!?(やばい、まだ気絶してなかったのか!! 撃たれ――)」
バァン!バァン!
「うあ……」ドサッ
-
黒人「間一髪ってところか」
P「あんたは……いや、助かった。危うく死ぬ所だった」
黒人「どうやって縄を?」
P「アイドルに散々練習台にされたから、そのせいだ」
黒人「……? 日本のアイドルは面白いな、さすがニンジャの国だ」
P「そういうあんたこそ、トイレだなんて嘘ついてよく二人も」
黒人「それが仕事だからだ」
P「仕事?」
黒人「みなさん落ち着いて、ここのホールは安全だ。だが、ここから勝手に出ればテロリストに掴まる事になる」
セレブ「ど、どうすれば……」
黒人「じっとしてるんだ。間違っても客室や展望の方に行かないように」
P「…………」
黒人「あと、この中で大型の飛行機を動かせるやつは?」
P「俺が」
黒人「……あんただけか。すまんが、手伝ってくれ。じゃなけりゃ全員お陀仏だ」
P「ああ」
唯「ま、待ってプロデューサーちゃん! 危ないって! さっきみたいにバンって撃たれるかもしれないんだよ!?」
黒人「そうはさせん」
唯「でも……」
P「唯、大丈夫。必ず戻ってくる」
唯「…………絶対?」
P「約束だ」
唯「……約束破ったら、ゆい化けて出るから」
P「そうなったら化けるのは俺の方だろ……行ってくる」
唯「……うん☆」
黒人「こっちだ」
黒人「俺たちは今から操縦室を目指す。まずは一階に行かなくちゃならん」
P「わかった。……あんた、エージェントってやつなのか?」
黒人「ああ、CIAのな。あのいかれたテロ組織を追ってたら予想外の形でドンピシャ、ある意味運が良かったかもな。あんたにとっては不運だろうが」
P「まったくだ。なんでこんな……」
黒人「連中、最近じゃロンドンの時計塔爆破やヒンジャ便ジャックにも関わってる過激派だ。見境なし、容赦なし、訊く耳なしの大馬鹿野郎」
P「ただで済むとは思えん」
黒人「そこはプロの出番ってところだ。あんたは飛行船の舵を握るだけでいい」
P(本当にそうなればいいが……)
黒人「静かに、来い」
金曜ロードショー
――――――――
IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS
-
突然の自動車事故。アクサダイレクトならこうなります。
「参ったなぁ……こんな所で」
「誰かー!」
「……あっ、そうだ!」
アクサダイレクトなら、位置や登録情報を瞬時に把握。スタッフが迅速に駆け付けてくれる。
これがチーム・アクサ一丸の対応力。
「頼れるね!」
車両保険付きでもグッドプライス。他社からの切り替えで多くの方がご満足。
さぁ、自動車保険の見直しはアクサダイレクト!
-
ソニー損保♪
初めての事故、不安ですよね。
「心細くて、どうすればいいのか……」
「すぐにセコムを手配します」
「一人で不安だったので、心強かったです」
もしもの時、頼りにできる。
安心を、もっと安く。ソニー損保(カチッ
-
ピンポーン♪
「ここで降りましょうか?」
「うえぇっ!? だ、だってまだ二つ前ですよ?」
「だって最近、ジムもサボってません?」
「そんなぁ〜」
プィ〜♪
「さぁ、降りな」
「えぇ〜〜……」
「だから! あなたの健康を応援したいんです!」
「惚れてまうやろぉ〜(かすれ声)」
だって、健康なら保険料キャッシュバック。
「アフラックの〜?」
「健!康!応援!医療保険!」
「WEBで簡単申込」「してね!」
「気を付けなはれや〜!」
「いやちょ、それボクのやって!!」
『生きる』を創る。
Aflac
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はじけろ!筋肉!! 飛び散れ!汗!!
これが、ザ・肉体派! アーノルド・シュワルツェネッガーの神髄だ!
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車に轢かれても! 飛行機から落ちても! びくともしねえ!
鉄骨州知事は、タフネス設計!
愛する娘を救う為、一人敵のアジトに殴りこむ!
その強さは、もうどうにも止まらない!
全員まとめてかかってこんかい!
これぞ豪快! スーパー・バトル・アクション!
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9月18日放送!
戦うパパは、かっこいい!!
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_____________
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| |``'''‐- 、 |
| l ∩ `、 |
| | |│ | │
| | |│ ! |
| _,.ィ| | _.ニ=´‐--、 |
| ,、‐' ´_,.ィ| |>‐'' ⊃ ,) |
| ( ⊂ -<! L.r '"´>''´ |
| `''ー---‐''- 、.l>'''´ |
| P l a y S t a t i o n |
|_______________|
ジョン!
両手を前に伸ばして武器を構えます。
警戒! 警戒! 匍匐!
忍び足から、羽交い絞め!
あのメタルギアがPS4で帰ってくる。
METAL GEAR SOLID V
プレイステーション!
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NGが…
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なんすかこれ
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広告まで入ってて草
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NGわかんなーい
明日には直します
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火曜アイドル劇場
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なんか草
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超大作だと思って読んでたら突然CM入って草
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楽しみにしてるからじっくり書いて…?
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アイドル番組の間に挟まる保険のCM暗い気分にさせられるからほんと嫌い!
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絶対に落とすな
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コマンドーのCMで5年くらいなら待つ決意ができた
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黒人(CV:山寺宏一)
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落ちません!
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なんすかこれ(素)
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114!514!
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あくしろよ
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あく
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まーだ時間かかりそうですかねぇ?
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あげ
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あくしろよ
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もう待ちきれないよ!早く出してくれ!
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