グラン「今日はドロシーがお嬢様になる日ってことだよ」
ドロシー「私だけの執事に？」
グラン「もちろん、セワスお墨付きだよ」
ドロシー「やりました。」
グラン「…なんなりと、お嬢様」
ドロシー「っ…///」ｿﾞｸｿｸｯ
ドロシー「では、グ、グラン？上着を脱ぎなさい」
グラン「かしこまりました、お嬢様」ﾇｷﾞﾇｷﾞ
ドロシー「良くできました、そのまま私に着させてください」
グラン「メイド服の上からでよろしいので？」
ドロシー「それもそうですね、では私の服を脱がせてください」
ドロシー「いいからお願い」
グラン「…では失礼します」
ドロシー「どう…私の背中は…？」
グラン「美しいと思いますよ」
ドロシー「っ…///早く着させて」
グラン「かしこまりました…終わりましたよ」
ドロシー「？あまりあなたの匂いついてないのね」
グラン「部屋に来るまえに着替えてきましたから
ドロシー「次もしも執事になってくれるなら一週間は着続けたやつを持ってきて」
グラン「…了解」
ドロシー「この格好では外出は出来ないし…部屋で私の話相手になってくれれば問題ないかな」
グラン「かしこまりました、では食事も部屋までお持ちした方がよろしいですね」
ドロシー「ダメ」
グラン「？というと？」
ドロシー「私の自慢の執事を他の団員に見せたくない」
グラン「では見つからないように食事を持ち出します、それならよろしいですか？」
ドロシー「もしも見つかったら…明日から私の仕事着を着て仕事してもらうから」
グラン「…失敗は許されませんね」
ドロシー「ではお願いするわ」
…
……
グラン「さて…気を引き締めないt
ジャミル「主君？何をなさってるんです？」
グラン「…お嬢様、見つかりました」
ドロシー「えぇ…」
グラン「申し訳ございません…」
ジャミル「主君に膝をつかせるとは…聡を知れ聡を」
グラン「いやいいんだ、今日は僕がドロシー専属の執事だからね」
ドロシー「うらやましいでしょう？」
ジャミル「是認」
グラン「あ、いいこと思い付きましたよお嬢様」
ドロシー「？言ってみなさい」
グラン「仕事外の時間は私がメイド服姿でジャミルに仕えるというのはどうでしょう？」
ドロシー「私にだけ仕えるの、私も仕えるから」
グラン「？ではどちらが主に？」
ドロシー「二人ともメイド服なんだから互いが主」
ジャミル「そんな倒錯的なことしてたら他の団員が降りてしまいますよ…」
グラン「うん、僕も団員なら降りるよ」
ドロシー「え？」
グラン・ジャミル「なんでもないです……」
グラン「なに当たり前のように会話に参加してるの！？どこで聞いてた！？」
ソーン「上空から窓の隙間の三人の唇の動き見てた」
ドロシー「」
ジャミル「」
グラン「いやこの二人が絶句って中々ないよ！？あくまでもドロシー個人へのお礼なんだからね！？」
ソーン「絶対団員のみんな喜ぶのに…」
ジャミル「間違いないですね」
グラン「…ってことだから今日はドロシー…いやお嬢様と二人にさせてくれないかな？」
ソーン「プライバシーはないけどね」
ジャミル「…主君がそこまで言うなら今日は身を引きますか、いきますよ」
ソーン「みてるからね」
ドロシー「では明日以降朝私がウインクしたらメイド服姿で部屋で待機してて」
グラン「かしこまりました…では紅茶でも淹れますね」
ドロシー「飲み終わったらセックスね」
グラン「…いやさすがに…え！？」
ドロシー「ご主人様何素になってるんですか？」
グラン「そりゃ素になるよ！流石にダメじゃないかな！？」
ドロシー「ダメじゃありません、セックスはある意味究極の奉仕、なので問題ないわけですね」
グラン「あ、そっかぁ…」
ドロシー「では再開」
ドロシー「こうしてみるとやっぱり恥ずかしいですね…」
グラン「お嬢様…口調が…」
ドロシー「せっかくの初交尾なのでいつも通りの口調でさせてください」
グラン「え？僕もいつも通りで？」
ドロシー「ダメですよ」
グラン「…かしこまりましたお嬢様」
ドロシー「ではご主人様、服を脱がさせてください」
グラン「かしこまりました、では早速…」
ドロシー「違いますご主人様、ドロシーがご主人様の服を脱がせるんです」
グラン「お嬢様にそんなことさせられません！」
ドロシー「させてくださいご主人様…私の服を脱がせてくださいお嬢様って言ってください」