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変身ヒロインが部屋にやってきた!
-
「あ」
目が合った。
うとうとと頭を揺らしていたあなたは、目と鼻の先ほどの距離に見知らぬ女性がいることに気が付いた。
露出の多い服を着た女性は泥棒だろうか、自分を縛ろうとしていてたのだろうかとあなたを悩ませたけれど、相手はあなたが気が付いていようがどうでもいいという様子であった。
「……ね、いいことしましょ?」
どうしますか
>>3
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わるいことする
-
おう、考えてやるよ
-
レイプ
-
「あら、そういう趣向かし――」
瞬間、あなたのそばにいた女性が吹き飛んだ。並行に。
「入院患者増やすんじゃねぇクソビッチが! ヤりてぇだけなら娼館いけや色ボケ!」
あなたの部屋の人口密度が一気にあがった気がする。
窓から乱入してきた長身の女性は靴のまま部屋に入り込み、長い金髪を広げていた。
ああん? とあなたを見る四白眼は彼女を恐ろしく見せている。
「けほっ、はぁ……乱暴ねー。それにこれでも我慢しているのだけれど……」
女性は叩きつけらえても平気そうに自分の肌をなぞり、埃をきにしている。
睨まれても溜息をつくだけで、やれやれというふうだ。
「ああ、河岸を変えてあなたの担当外に――そう」
しかし余裕な言葉は余計に怒らせてしまったようだ。
金の女はどんどんと無言で床を蹴り、それを迷惑そうに見るあなたを睨んでから気合を入れた。
「うーし、ぶっ飛ばす」
「殿方の死ぬ寸前が素晴らしいというのに、わからないのかしら。……ああ、あなた――」
「死ね」
金の目が輝く。
ふとももが一回り大きくなり、前傾姿勢になった彼女の頭から鬼のように角が伸びる。
背中からは棘が何本も、数十㎝もの長さのものが生え、さらにその棘同士を繋げるようにめきめきと音を立てて肉が増量するように一回り大きくなった。
踏ん張った足元が音を立てて弾け、数㎝ほど埋まる。
表皮が頑強になり、その輝きが失われた。
肩、肘とそれぞれ爪が内側から弾けるように現れ、わずかに体液で濡れているのかその輝きは不吉を唄うようだった。
五指は親指が異様に太く、他の指もおよそまともではない長さに伸びて、殺すためというふうである。
そしてそれを見ても薄着の女性はあらあらと困ったような笑顔を浮かべるばかりだ。
「いえ、いいのよ。恥ずかしいことではないし、ええ、まったく本当に。あ、よければ殿方を紹介しましょう。精力的で、元気な人をたくさん知っているわ。……その、性格は、どうしても思い出せないのだけれど」
「50年ほど寝てろババア!」
「あら、起きたらあなたもおばあちゃんね」
「うーし100年だ、なッ!」
やりとりの間も彼女は体を小刻みに震わせている。
あなたからは前傾姿勢の彼女の背中が良く見えた。
棘と鎧のような背中はたちまちのうちに赤熱し、熱した鉄板のような音を立てて、その残像を残した。
「優しくしてねー」
瞬間、安いおもちゃのように、部屋の外に吹き飛んだ。
あなたはそれを呆然と見ていた。
>>7
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えぇ…(困惑)
-
かっこいい!
-
「あ゛ー?」
あなたが部屋の外に出ると相変わらずの異形だけが立っていた。
もう一人は見当たらない。ただ赤熱した轍が煙を放っている。
彼女が振り向くと二本の角だけでなく、その口元にもあなたは吸い寄せられていた。
牙が交互に、重なり合うように生えている。
不機嫌そうな彼女はあなたの言葉にもふんっと鼻で笑った。
>>10
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君が代わりにいいことしてくれるのか?
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殺す
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やばいよ明 瞬殺されちゃう!
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「やってみろオラァ!」
どうしますか
あるいはあなたはナイフを持っているかもしれませんし、拳銃を持っているかもしれません
>>14
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冗談
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ウソです
-
「ッラァ!」
あなたが言葉を紡ごうと口の形を変えるより前に、あなたの腹に風穴があいた。
風圧だけで体勢が崩れ、横腹を綺麗に貫通している。
そして痛みを感じることもなくぼんやりとしたあなたが思ったのは、背中にばかり気を取られていたけれど尻尾も揺れているなということだった。
「あっヤベ」
あなたは病院送りになった。
>>17
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風穴が空いて生きてるかもしれないのか…
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ヒロインのキスでお目覚め
-
「寝たら死ぬぞー」
あなたの意識は混濁し、ふわふわと浮いているようだ。
「おーい」
どこかから聞こえる声も寝ているときに近所から聞こえるテレビ番組のようなものである。
「おい」
しかしその声ににわかに感情が乗る。露骨な怒りだ。
「よし、3、2――」
あなたの世界に雷光が走った。
痛い。
急激に痛みを自覚し、痺れとひどい倦怠感があった。
「うっし、大丈夫そうだなー」
血を飲み下しながらあたりを見渡すと薬臭さがあるが、どうにもわからない。
病院にしても機械が複雑で、近寄るのも恐ろしかった。
「寝てたら不味いらしいからま、我慢しとけな」
彼女の頭突きはあなたの顔面全体を赤く染めていた。
>>20
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ころして
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事情を聞く
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「んー? 変なのが勝手してアタシらみたいなのが苦労しただけさ」
いつの間にか最初の姿に戻っていた女性はあなたの言葉を適当に受け流した。
めんどくさそうではあるが几帳面なのかなんだかんだあなたのそばにいてくれるようだ。
>>23
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手を握る
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腹が減った
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「ん、ああ。……ついでにすましちまうか」
あなたが腹の音と共に呟くと女性は博士ーと呟いた。
それだけでがちゃがちゃという騒がしい音が聞こえ、誰かが部屋に入ってきた。
「やあ君。起きたようだね」
料理を運んできた少女は小柄で、けれど着ている白衣はいかにも医者ですと宣伝しているようだ。
胸元に名前もなく、おびただしい薬を持っているのだがそこに女性も突っ込んでいないしいつものことだろう。
あなたもあえて聞くことはしなかった。
「君も、杏君もお腹が減ったろう、食べたまえ」
なんだか眠そうな声にういっす。と杏と呼ばれた女性は頭を下げた。
彼女が敬意を払っているあたり相当な年齢なのかもしれない。
と、思索を巡らす前にあなたは前に並べられた食べ物の方に目を奪われるのだった。
「さぁお食べ。私も失礼して――」
あなたがパンにかぶりついたのと同時に、少女は注射を自分の腕に刺していた。
針ではなく丸い筒のようなそれはがちゃりという音と共に腕に食い込み、少女はぼんやりと夢遊病のような顔で涎を垂らしている。
女性は気にしていない。ならばこれもきっと普通なことで――
「あ゛っ、あ゛っ」
少し恐ろしかった。
>>26
-
やめさせる
-
やめさせる
-
「あ゛ー……あー……あっ」
ふらふらと少女は揺れている。
あなたの静止の声も届いていないようだ。
「……んく、ん。アタシはよくわからねーけど必要なこと、らしいぜ。たぶん、きっと」
傍らの女性が牛乳を飲み、呟いた。
少女はびくりと震え、散っていた目が焦点を結ぶ。
「こほん。……そういうことで、あまり気にしないでくれたまえ。ま、のんびりするといいさ」
少女は揺れながら部屋から出ていってしまった。
>>30
-
正義の味方なのか聞いてみる
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介抱する
-
>>29
-
あなたは追いかけようとして腹の痛みに顔をゆがませた。
倦怠感と吐き気と、痛みなのかよくわからない何かが体を巡っているようだ。
また腹だけでなく胴体全体がひきつるような感覚がある。
食事中の女性はそれを呆れたような顔で見ている。
「眠らせるぞコラ」
>>33
-
ここがどこか聞く
-
>>32
-
「あー……なんつったっけな。対応マニュアルはっと……」
女性は何かごそごそとあたりを探り、ものの数秒で飽きたのか紙の束を投げ捨てた。
「まぁ病院だよ病院。包帯も巻いてあんだろ?」
ひらひらと手を揺らし、説明も面倒なのかまた食事を再開している。
ローストチキンにフォークをさすと透明な肉汁がこぼれ、それをもったいないとたちまちのうちに胃に収納していく。
「ン、なくなっちまうぞ」
>>36
-
とりあえずご飯食べて話を聞く
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食べさせてもらう
-
「はぁ!? あー……そうだな、うん。はぁ……」
あなたの顔の前に肉がずいと差し出される。
本人は明後日の方向を向いて顔を赤らめ、巨大なパンに顔を埋めるようにして食べ進めている。
やがてべちゃりとあなたの頬を濡らした肉はぐいぐいと骨ごと喉に突っ込まれるのだった。
>>39
-
怪我は治りそうか聞く
-
これからどうなるか聞く
-
「治ったら適当に元通りさ。なんかこう、手続き的なのはよくわからんから博士に言え」
あなたのもっともな質問にも明確な答えは返ってこない。
とりあえず傷を癒すべきかとあなたは他人事のように差し出される肉にかぶりついた。
塩気が薄いような気がしたけれど、肉汁たっぷりのそれは口の中の血を洗い流すようだった。
>>42
-
名前を聞く
-
上
-
「……………………杏」
ひどく長い無言の後、呟くように囁いた。
杏と名乗る女性はそのまま照れ隠しのように果物を掴むと一口で半分ほど噛み砕き、頬を膨らませて咀嚼している。
足を露骨に組み替え、足先が揺れる。
「うるへーなーなんへもいいだろもー」
顔が少し赤くなっていた。
>>45
-
杏ちゃ〜ん
-
↑
-
「うっせバーカ!」
杏はみるみる赤くなった。
たちまちのそれはからかわれた過去でもあるのか瞬間的であり、爆発にも似ていた。
そしてそれからの行動は迷うことなく、悪態を付きながら彼女は果実の種を指で飛ばした。
軽い音。
笑うあなたの前歯が一本砕けた。
「プッ」
>>48
-
痛がる
-
怒る
-
「そっちが悪い」
あなたが怒ったところで腹が痛くなるばかりだった。
杏は缶詰を爪を尖らせて器用に開けている。
そのままあんぐりと食べる様子は気持ちのいいものであった。
「あーうめ」
>>51
-
何の缶詰?
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助けてもらったお礼を言う
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「まぁ事故みたいなもんだし気にすんな」
杏はどうでもいいというふうに指先を揺らした。
したたる滴は舌先に吸い込まれていく。
「ぺろ、ぇろ」
赤い舌は果実か、肉汁かわからないが湿り、輝いている。
彼女は全く頓着せず大口を開けてまた何かを口に放り込み、何回かの咀嚼で空にするとあなたに向けてまた口を開いた。
「あー……心配ならお守りを頼めばもらえる……たぶん。むかーしぶちのめした辛気臭い連中から色々くすねたらしいから多分確かだぜ。地形ごと粉々にしたら後はワンパンだったけどよ」
杏の拳ががちゃがちゃと音を立てる。
彼女はしゃべりながら当時を思い出しているのか口を三日月に歪めている。
その端がぺりぺりと剥がれていくのをおっと、と押しとどめ、咳ばらいをした。
彼女はもう先ほどのことは忘れたかのように少し乾燥したパンをかじっている。
>>54
-
変身能力について訊いてみる
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一緒にレンタルDVDを見る
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ザクロかな?
-
「あー……ま、そっか」
杏子はぽりぽりと額を掻き、気軽な様子で博士を呼んだ。
あまり気軽に呼んでいいのかとあなたは思ったけれど、またすぐに聞こえるがらがらという音に案外暇なのだろうかとも思い直していた。
「アタシはテレビも見ないし本も読まねーしな。ま、博士なら何かしらあんだろ」
そんなことを呟いている間に扉は開き、少女が入ってくる。
やあ、なんて軽い口調でさらりと流す。
運ばれてきたのは薄型テレビと、乱雑に積み重なったDVDが詰まった箱のようだ。
「好きなのを見るといい。おやつはその棚にあるからま、適当に食べたまえ」
「あざーす」
「杏君はほどほどにね。保存食のサイクルは必要なことだけれど……ああ、レポートを出してもらおう。缶詰の銘柄はまとめて渡すから今週中には頼むよ」
「ゲッ、マジすか……」
二人をよそにあなたはDVDを漁った。
何を見ようか。
>>58
-
HK
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のび太の恐竜(2006)
-
銀河烈風バクシンガー
-
「おっ、こいつ恐竜じゃないらしいぜ」
早々に部屋を出た博士は放っておいて二人でドラえもんのび太の恐竜を鑑賞した。
炭酸とお菓子を頬張りながら金髪の女性とアニメーションを見るというなんともいえないシチュエーションにあなたは姿勢を正しながら、差し出されたおやつを自分のそばに置き、画面を見つめる。
見ている間も杏は思ったことをそのまま吐き出すように誰に聞かせるでもない言葉を呟いている。
博士がどうの愚痴が混ざっているような気もした。
「こいつも違うんだよなー……異物が……」
映画は割と感動するものだった。
あなたが横目で見た杏は気分良さそうにジャーキーをかじっていて、その感情の機微は伺えなかった。
>>62
-
ジュラシックパークを見る
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>>61
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「ほー」
杏は間抜け面でお菓子を食べている。
映画には大して興味はなさそうだ。
人が死ぬ場面でだけ体を前傾させて笑っている。
「フフフ」
>>65
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バイオハザードを見る
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お菓子すきなの?
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「腹ぁ減っただけさ。……ぁぐ」
健啖ぶりを見せつける彼女を見ているとあなたもお腹が減るようだった。
派手な映像にジャンクな食べ物はつきものだと炭酸ドリンクに合わせ、お菓子をほおばる。
健全な楽しみ方と言えた。
>>68
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自己紹介する
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ぶっ飛ばされたセクシーな人について聞く
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「アイツ? どこにでもいる淫魔だけど。適当に潰したケド出来レース? ってーヤツで……知らないけど」
杏は興味なさそうに、しかし思い出すとそれはそれで不快なのか微妙な表情を浮かべている。
「おとなしくしてりゃあいいのに」
めんどくさそうにつぶやき、忘れようと努めているのか炭酸水を一息に飲み干した。
>>71
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リハビリをする
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サッカーの試合を見る
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「……くぁ……んん……くぅ」
サッカーが始まって数分で茜は眠り始めた。
食べてすぐ寝る動物らしさはなんともいえないけれど、とりあえず床を汚すことはないようだった。
「博……痛……」
>>74
-
博士にいろいろ尋ねる
-
上
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茜…?
-
博士は見当たらないがどうしようか。
杏は変わらず寝ている。
>>77
-
聞きかじりの催眠術を試してみる
-
あなたは催眠術を試してみることにした。
一般に人に影響を及ぼす度合は互いの信頼関係で変化し、誰がしたかが重要である。
夢のような状態に陥っていてもそれは変わりのないことだ。
あなたがいうならばそう信じよう、自分を曲げよう、となる場合がある。
彼女は直情的ではあるがあまり親しくはない。
あなたはさてどうしたものか、と近くによってみると、小さく寝息が聞こえる。
「…………すぅ」
小声でのカウントダウンは聞いているのかもわからず、何か時計でも揺らしてみればいいのかと思ってもむにゃむにゃと眠るばかりである。
とりあえずこのまま何かいうべきだろうかとあなたは首をかしげた。
>>80
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どうして名前恥ずかしがってるの?
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自分語りさせる
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彼女は睡眠状態にあり、一般的な対話式は不可能であるようだ。
あなたの誘導のつぶやきにもむにゃむにゃというぼんやりした返しがくるばかりである。
>>83
-
今夜は自分も寝る
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上
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迂闊におっぱい揉むとかやったら八つ裂きにされそうですね…
-
すやすや眠る杏にあなたもまた眠ろうと考えた。
しかし思いだすと彼女は寝たら死ぬとも言っていたのだ。まさか雪山かなにかと勘違いしているのだろうか。
あなたはそんなことを思いながらベッドに戻り、眠りについた。
朝まで穏やかに。
>>86
-
杏より早く起きて朝飯を作る
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あなたが目覚めると傷はすっかり治っていた。
腹に手をやると煩わしいかゆみと、包帯の張り付くような感覚だけが残る。
不意に杏を思い出し、ちらと寝ていた椅子に目をやると彼女はあろうことか床で静かに寝息を立てている。
いつの間にか綺麗になっている食事の痕にあなたはお腹を空かせ、そうだ昼食はと思い出したように腹を鳴らした。
しかし朝食を作ろうにも部屋から出ていいのかすらわからない。
>>89
-
起こして聞いてみる
-
とりあえずなんか二人分作って自分の分だけ食べる
-
あなたが部屋を見ていると缶詰や保存食が適当にしまわれている。
なにやら珍しいパンのものもあった。
物珍しさについ見てしまう。そして中身への興味も。
あなたが料理というにも憚れる開けるだけの作業に手をつけるか悩んでいると――
「やあ」
声がした。
あなたは飛び上がるほど驚き、衝撃でがらがらと缶詰も散らばってしまった。
「おや、まぁ」
振り向くと少女がやれやれと肩をすくめている。
そしてその後ろには料理、朝食用なのかサンドイッチなどの軽いものが並んでいた。
暖かい珈琲と紅茶があるのは好みへの配慮だろうか。
「いてっ、ンだこれ!」
転がった缶詰が杏の頭にかつんと当たる。
「おはよう杏君。まずはよだれを拭こうか」
紆余曲折の後、二人は朝食を食べた。
>>92
-
ゲームして遊ぶ
-
>>91
-
「よし、大丈夫そうだ。傷跡も残らないだろう」
博士はあなたの包帯をべりべりと剥がし、素肌に乱暴に触れた。
うっとうめき声が漏れるものの痛みよりも押し上げられるような違和感の方が強い。
わずかに皮膚の色が薄い気がしたが日が当たっていないからだろうか。
「ではもう少し休んでいなさい」
博士はそれだけいって部屋を出た。
杏はそれを一瞥しただけで朝食の残りを片付けている。
「ん、なにすんだ?」
あなたは置いていかれた娯楽を漁り、ゲームを取り出した。
彼女もまた興味を引かれたように指先を軽く舐め、身を乗り出す。
あなたの頭に浮かんだのは協力プレイか、対戦ゲームか。
想像して、どちらにせよどつかれるような気がした。
「うっし、いっちょやるかー」
協力プレイを楽しんだ。
>>95
-
ところで傷塞がるの早くない?
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マリオカートをやる
-
「…………」
カチャカチャという音が響く。
二人はレースゲーム――最新であるかは知らないが有名なタイトルで遊んでいた。
あなたは可愛らしいキャラクターにカーソルを合わせた彼女をにやにやと見ていたのだけれど、舌打ちと共に亀に変更してしまっていた。
そしてわずかな間にこの無言である。
杏は前かがみになり、顔をしかめて集中しているのだろうがなんとも人相が悪かった。
「チッ」
あなたはときおり放たれる声にびくびくしていた。
無意識なのがより恐怖をあおるようだった。
>>98
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マリオカートで完全勝利する
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>>97
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「あああああ゛ッ!」
あなたは天高く拳を突き上げ、杏は地面に拳を突き立てていた。
レースゲームのリプレイが残酷に結果を繰り返している。
あえてスキップせずにあなたは勝鬨をあげ、杏の方はコントローラーを放り投げている。
「やってられっか!」
>>101
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ドヤ顔で笑う
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協力プレイできるゲームで遊ぼう
-
「……」
杏はうなだれている。
あなたはなだめすかすも送られた目線が非常に恐ろしかった。
そして彼女はその姿勢のまましばらく唸っているとああ、と思い出したように立ち上がった。
「ってかそろそろ博士も何も言わねーし出ても大丈夫だろ。なんか忘れもんあるか?」
どうやら敗北はなかったことにするらしい。がしゃりと画面ごと台を部屋の端に蹴り、杏はどっかと椅子に腰かけた。
>>104
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周りを探検する
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>>103
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「あっ。……んー……まいっか」
あなたは周りを探索することにした。
部屋を出ると同じような部屋が並んでいる。
なんとなくあなたは病院らしいなと思った。
>>107
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杏についてきてもらう
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博士を探す
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「呼んだかい?」
あなたが博士博士と呟きながらプレートでも出ていないか探しているとひょっこりと少女が現れた。
ゆらゆらと揺れるような歩き方は大げさな呼吸でもしているようだ。
微妙に不健康そうな彼女を歩かせるのはなんだかこっちが悪人のような気がしてくる。
「うんうん元気そうでなにより。歯は……まぁ特に支障もないだろう」
無遠慮に近付いてきた彼女はやや乱暴にあなたのお腹を押した。
あなたは変な趣味に目覚めそうになった。
>>110
-
俺はマゾ!
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杏について聞く
-
「ふぅむ」
博士のつぶやきはゆったりしたものだったけれど、そのぼんやりした目つきからは感情はうかがえなかった。
濁った眼で頭を揺らし、長い呼吸を続けている。
「杏君ねぇ」
自分の世界に入っているのかふんふんとひとりで納得しているような、よくわからない様子である。
「まぁ、ちょっとあれなこともあるけれど、良い子さ。あのくらいの方が影響も少ないんだろうし」
独り言のようにつぶやく。
実際彼女の目にはあなたは映っていないようにも思えた。
「話し相手にもなってくれるしね他の子達もまぁ良い子ではあるんだけれど素直さが足りないと思うんだよいや私の拠点の問題もあるのだけれどあちこち顔を出すとああうむよろしくないいやいや対話だああそうだワタシは私であってベール他の私の心配をするべきではないし人生は成果だわかっているからこそ彼女たちはそうなのだろうけれど観測しているとなかなかどうして自分がね悲しいだからこそこうしているのだけれどあれ杏くんかレースゲームは珍しい彼女はいいな子どものようでふふふ照れる姿も可愛らしいああなんだったかふむさて彼女についてかうんひとたび骨が変異し圧縮空気に鉤爪飛行も可能羽は都合上ないのだけれどこれはたいそうがっかりしていて水は持ち歩くよう言っていたのだけれど忘れてしまったかあれはなんというか面白くないのだろうか残念というか悲しい触りたくないものに使えばと思ったけれど空間ごと装ああおしゃれというものは私はよくわからないけれど年頃ならばきっと必要なことなんだろう。本人が必要と思うことならばなんとかしてやりたいが破損は仕方がない。放熱も、変形もなるべく彼女が彼女であるために必要であるわけで、ああ深く考えるのはよくない。杏君の純真さはある種子どものようなもので支えられているのだから露出が過ぎるのもよくないが野暮ったいのはよくないが私のセンスは花冠いかにも――」
揺れながらしゃべる博士は白昼夢にふけっているようだった。
「ああ、なんだったか」
>>113
-
博士について聞く
-
上
-
「うん? 私は、まぁ、気にしないでくれ。面倒だしね」
ひらひらと袖を振って流されてしまった。
あなたの促すような無言の圧力も意に介していないようだ。
「飴でも舐めるかい?」
>>116
-
飴を舐める
-
ペロペロ^ω^
-
「……」
あなたはべろりと舌を伸ばし、博士の頬を舐めた。
味は正直なんともいえないが自分の唾液で光る少女を見ているだけであなたは不思議な気持ちになった。
目線すら向けない彼女を舌で押すように舐め、唾液をまぶしていく。
次第に顎まで伸びるそれが唇の端に触れるとあなたはにやにやと笑った。
「そら、これを舐めるといい」
あなたがにやついていると博士の指が伸びてきた。
ぴんと反ったそれを反射的に口に入れ、舐めしゃぶる。
ちゅぽちゅぽと音を立てるおぞましい姿も気にせず、ぼうっとした様子で見ている。
やがてあなたは酸欠のような状態になった。
なんだかぼうっとして、くらくらするようだ。
目の前の少女の輪郭がぼやけ、体中鈍重になったようで、頬をくすぐる爪の感覚も薄れてきた。
「……よし、と」
気が付くと斜めになっていた。
どさりと全身に広がる衝撃は痛みではなく、乗った船が揺れるような遠くの感覚であった。
あなたの体はストレッチャーに乗せられ、緩やかに運ばれていく。
博士はぼんやりと佇んでいた。
-
あなたは自分の家で目を覚ました。
なんだか色々あったような気がするけれど、綺麗な壁と、変わらない天井。
夢だったのかとスマートフォンを手に取り、その日付に安心した。
けれど現実はただ現実として目の前に存在していた。
外に回ってもいつも通りの風景があるのみだ。
溜息をつく。
あっという間に日常に戻されたあなたはまたそのせわしない生活に身を投げるのであった。
-
エンディングです
あなたは平和な毎日に戻りました
-
へ?
-
へえっ!?
-
ファッ!?
-
変身ヒロイン
変身時身長が30㎝伸び、体重が数倍になる
全体的に太くなり背中が鎧のように膨らみ、棘が生える
放熱器の役割を果たし、深紅に赤熱する
後ろ脚は追加された骨が補助するように重なり、腕は親指と小指の先が鋭利に尖り、親指は二回り以上大きくなる
真ん中から三本の指は鉤爪のようにとがる、肘から刀のように爪が生える
頭からは鬼のように角が生える
一部の骨に空洞ができ、圧縮空気で飛べる
水を外部から取り入れれば圧殺する一定の塊の放射と、レーザーのような水圧とすり潰した骨でのカッターが出せる
アンペロサウルス、ガストニア、ティラノサウルス、ディノニクス、カルノタウルス他
翼竜や魚竜、一部竜は取り入れていない
人間の霊的要素、無意識の部分でぶれが生じると人格に問題がでる
博士
菌糸類のように意識を広げている
自己を保つために定期的に薬を取り入れ、人と話すことで自我を保っている
彼女の施設は傘をシンボルとし、それは魔術的要素を含む
あちこちにあるけれど彼女の端末と、それぞれに戦闘要員がいる
杏の場合複合生物なのと素直で会話しやすいということで本体がいる
施設全体が彼女のようなものなので行動は全てばれている
-
ノーマルエンドかな
-
ノーマルエンドというかフラグが足らな過ぎてエンディングにたどり着けなかったパターンですね……
-
基本的な進行要素として
ヒロインが部屋にやってくる
サキュバスとの会話で好感度ボーナス
戦闘後彼女と会話+進行(戦闘後セクハラボーナス+)
彼女がいったん帰っても近所で会うパート+壁を見に来る(壁自体は博士が修理してる)
軽く部屋に上がる(結構大物なので残滓や罠が残ってないか一応確かめる)
そして好感度次第で次の日にまた来るか来ないか(名目は安価次第でゲーム、あるいは食事、あるいは酒)
で今回の場合施設送り
病院では彼女がそばにいてくれる
治療後6時間経過+様子見6時間程度の間にあれこれ
こっちの場合家は完全に直り、杏はアホなので忘れる
-
基本的に杏は杏で割と忙しいというのが今回の問題で
あなたに何かあった場合はそばにいてくれるということにしていました
怪我すると肉が追加され、自動的に滞在時間延長されます
これはセクハラした場合の自動的な処理みたいなものでセクハラ、時間延長、って流れで
あとマゾなので割と好感度が上がります
戦闘後は昂ってるのでさらにボーナス
トイレを借りて自慰とかも考えてましたけどちょっともっと初心かなというのとそもそも戦闘になったのでカット
今回多分歯を折ったのがあれというか、歯ですませたのがあれというか
ただあのからかいで肉を抉るとあんまりというかちょっと
いや歯もあれなのですけど
肉に関しては6時間意識がない場合乗っ取られて死にます
-
セクハラすべきだったのか
ビビりすぎた
-
戦闘でなんかこうおかしな秘術だったり武器があれば戦闘できたんですが命乞いだとちょっと厳しい
催眠術は彼女が寝ている状態なだけなのでできるのは何か言葉を入力するだけでした
しゃべらせる状態にするには好感度あげて同意が必要です
-
安価お願いします
人間、ロボ、変身ヒロイン、海賊、シスター、ゾンビ、忍者、盗賊、メイド、触手、植物、口裂け女、蛭、スライム、エルフ、サラマンダー、ラミア、女騎士、人魚、猫、ハーピィ、吸血鬼、女神、妖精、死神、宇宙人、天狗、天使、巨人、雪女、鳳凰、竜、大蛇、キメラ、オルク、妖狐、科学者、蛤、蟲、固有名詞以外
きた女の子>>132
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変質者のお姉さん
-
AI
-
AIは前やった気がするので・・・
安価下で
-
女帝
-
女帝だと国を作る必要があるので……
蟻とかはあれですけど虫範疇だとあれなんで
前も出た気がするから入れておきます
もう一度安価下で
-
犬
-
適当に犬で行きます
生首から多頭まで幅広い犬
-
深夜、あなたが帰宅途中、道が分かれていた。
自動販売機目当てに一本ずれた道を歩いたせいか微妙にめんどうなことになっていた。
片方の道には端に犬が座り、もう片方はどうにもやけに薄暗く、恐ろしげである。そしてどちらも静かな声が聞こえるような気がした。
最近近所でもけが人がでているという話もある。
疲れているあなたはやれやれと頭を振るのだった。
どちらの道を行きますか
>>139
-
端に犬がいるほう
-
あなたは暗い道を避け、犬がいる方に歩いた。
犬はどこかでみたような、名前は思い出せない犬種で、いっそチワワやグレートデンのような特徴的なものであればとあなたを微妙な気持ちにさせる。
その犬はあなたが一歩一歩近付くほどに顔をしかめ、ううううと唸り声をあげている。
口の周囲が盛り上がるようなそれは露骨な威嚇であった。
野犬だろうか、保健所は何をしているのかなどと思いながらあなたは歩を進めた。
1.引き返す
2.犬に近付く
>>141
-
2
-
きゃんきゃんと犬が吠えている。
深夜のそれは一度吠えるたびにじぃんと滲むように残り、あなたの頭を痛くさせた。
犬は体を低く、握りこむような前足は爪痕を地面に残した。
1.逃げる
2.攻撃する
>>143
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逃げる
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あなたは逃亡し、あの暗闇の道を進んだ。
先程の犬はいい犬
今回はまともで素直で強いかまともで冷たくて強いかキチガイで弱いかの三択でした
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