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穏乃「え? 憧のことが好きなの!?」
-
穏乃「確かに憧は女の子っぽいからなぁ」
穏乃「頭良いし麻雀も上手いし好きになる気持ちも分かるよ」ウンウン
穏乃「……あ!」
穏乃「私、憧とは昔っから一緒だからいろいろ協力できると思うよ!」
穏乃「……へ?」
穏乃「大丈夫大丈夫! 他のみんなにはちゃんと内緒にしとくから!」ニコッ
-
かわいい
-
お前(の事を好きになるん)じゃい!
-
憧「」
-
シズでこれが見られるとは
あくしろよ(せっかち)
-
誕生日に合わせて新連載とはやりますねぇ!
-
(これ最悪伊藤誠ルートなのでは……?)
-
あぁ^〜
-
(翌日)
〜部室〜
穏乃「特打ちだ―――!!」
憧「うるさっ」ビクッ
玄「負けないのです!」
宥「あったかーい」
灼「じゃあ誰抜けるかじゃんけん……」
灼「……え、○○くん抜けるの」
憧「じゃああと一人ね」
穏乃「あっそうだ!(唐突)憧抜けなよ!」
憧「えっ」
-
シズはこういうの直感的に行動しそうだから
かなり振り回されそう
-
憧「ちょっと待ちなさいよ、ここは平等にジャンケンするべきでしょ?」
穏乃「いいから!」グイッ
憧「な、なによいきなり! こら! 押すな!」
穏乃「ほらほらほら!」グイッ
憧「はぁ……分かったわよもう……」
穏乃「よーし! じゃあ二人でゆっくり待ってて!」
穏乃「……」
穏乃「……」チラッ
穏乃「 ( °∇^)b 」グッ
-
ちょいちょい語録挟むシズすき
-
かわいくてかわいい
-
可愛いけど可愛い
-
〜特打ち中〜
憧「はぁ……まったく、シズってば……」
憧「……」
憧「え? 『大変だな』? ……もう慣れちゃったわよ。残念なことにね」
憧「……ま、その内あんたも慣れてくるわよ」
憧「……」
憧「……」
-
穏乃「……」チラッ
穏乃「……」チラッ
憧「ん? どしたのシズ、チラチラ見て」
穏乃「ほえっ!? な、なんでもないよ!!」
憧「なんでもない反応じゃないでしょそれ……」
玄「穏乃ちゃん、それロン!」パタッ
灼「ダブロンありだよね……」パタッ
穏乃「わぁぁぁぁぁぁ!?」
宥「あったくない……」
-
かわいいって言うよりもかわいい
-
〜1時間後〜
玄「じゃあちょっと休憩しよっか」
憧「そうねー」
玄「お茶淹れるね」
灼「手伝う…」
穏乃(……どう? 進展した!?)ボソボソッ
穏乃(……)
穏乃(え? 『無理に決まってる』?)
穏乃(う〜〜ん……)
-
シズに耳元で喋られたら絶頂射精するわ
-
ラブリーシッズ
-
シズが可愛すぎるんだが
-
玄「……あれっ」
宥「どうしたの?」
玄「お茶菓子が無いみたい。私買ってくるね」
穏乃「あ、玄さん!私が行きます!」
玄「じゃあ一緒に行こっか」
穏乃「大丈夫です! 憧と○○も連れて行くんで!」
憧「え」
玄「……あ、それならお願いしようかな」
穏乃「はい!」
宥「みんな、お願いね」
-
憧「ちょっとシズ、あたしまで巻き込まないでよ。……別に良いんだけどさ」
穏乃「あはは。ごめんごめん」
憧「じゃあさっさと行ってさっさと買ってくるわよ」
穏乃「おー!」
穏乃「……」
穏乃「あ!」
憧「え? 今度は何よ?」
穏乃「あっ……え〜〜っと……」
穏乃「ごめん憧! ほら、私……お、おなか痛いの忘れてた!」
憧「……は?」
-
仕込みが雑ゥ!
-
アコチャーもう気づいてそう
-
穏乃「だから二人で行ってきて! ごめん!」
憧「ねぇ、あんたさっきから―――」
穏乃「ごめん! ほんとごめん!」グイグイッ
憧「だ、だから押すなっての!」
穏乃「二人でゆっくり買ってきて! なんだったら寄り道たっくさんしていいから! ね!」
憧「はぁ……ワケ分かんないんだけど……」
穏乃「……」
穏乃「……」チラッ
穏乃「 ( °∇^)b 」グッ
灼(さっきからなんで彼に親指立ててるんだろ……)
-
いいゾ〜これ
-
そのポーズやってんのバレてるのか…
-
〜廊下〜
憧「今日のしずは輪をかけておかしいわね……」スタスタ
憧「……ねぇ、あんたは何か知ってる?」
憧「……」
憧「ねぇ」
憧「ちょっと、聞いてる?」
憧「……」
憧「まったく……しっかりしなさいよね」ハァ…
-
もうバレてる!
-
今はちゃんと憧ちゃんのことが好きです(念押し)
おやすみなさい……
-
あらたそ鈍スギィ!
-
>>31
今はちゃんと(意味深)
-
今はちゃんとって何だよ(期待)
-
アコチャーをその気にさせといて穏乃に心惹かれていく展開かな?
-
これは世話焼かれているうちに惹かれてくやつですか
-
憧ちゃん側は惚れないままシズへの心変わりに気付いて応援する形で曇らないでいただきたい(願望)
-
穏乃「確かに憧は女の子っぽいからなぁ」
↑
今後の展開が見える見える、太いぜ
-
まーた曇らせるのか
-
「○○のことが好きなの��」兄貴オッスオッス!
多分同じ人ですよね…?
-
本当にシズのもやってくれるなんて粋スギィ!
-
新スレ立てるレスポンスの速さすこ
-
主人公くん→憧→穏乃→主人公くんのドロドロ三角関係見たいけどな〜俺もな〜
-
シズかわいいよシズ
-
>>43
ああ^〜
-
>・穏乃さん
>基本的にはかなり空気を読む子です。試合での勘の良さもあります。
>どちらもたまに間違えます。
>二回戦での跳ね直は想定していなかったので読み違えです。
これは読み間違いですね
-
好意を自覚してからが淡の時より楽しみだァ……
-
シズはあの性格だから遠慮しちゃうんだろうなあ
-
>>47-48
^〜^〜^〜^〜
-
今回は誰も曇らないで
-
今回は誰がフォロー役になるか
-
(誰か曇る予定は)ないです
-
〜部室〜
ガララッ
憧「ただいまー」
玄「おかえりー」
宥「おかえりなさい」
灼「お疲れ様」
穏乃(どう? 進展した!?)
穏乃(……え? 『全然無理』?)
穏乃(そ、そっか……う〜〜ん……)
-
〜下校中〜
憧「……」スタスタ
憧「……」スタスタ
穏乃『あ、そうだー今日は家の仕事手伝わないといけなかったんだーだから先帰ってるね!(棒)』
憧(……とか言って先に帰ってったけど)
憧(やっぱりなーんか変よねぇ)
-
やったぁ!幸せな世界!
-
憧「……え? あぁ、別に何でもないわよ」
憧「……」
憧「……」
憧「ていうか、あんたとしず大丈夫なの?」
憧「――!?」ビクッ
憧「な、なにその反応!? こっちがびっくりするじゃない!!」
憧「……」
憧「あたしが言ったのは、今日宿題たくさん出たからあんたたち大丈夫なの? ってことよ」
憧「何をそんな慌てて……」
憧「……」
憧(……?)
-
これはバレる(確信)
-
(翌日)
〜教室〜
穏乃「おっはよー!」
憧「はいはいおはよ」
憧「ていうかあんたやることあるから先に学校行ってるって……何があったの?」
穏乃「あ、えっと……ランニングしてた!」
憧「あっそう……」
穏乃「季節の変わり目は体調崩しやすいからね! 二人も気を付けなよ!」
-
穏乃注意喚起シリーズ
-
憧「あ、そうだ」
穏乃「?」
憧「○○とも話したんだけど、どうせあんたも昨日の宿題解けないでしょ?」
穏乃「とーぜん!」
憧「よくもまぁそんな堂々と…………で、今日の放課後に部室で勉強会する事になったから」
穏乃「えっ」
憧「あたしが手伝うって言ってんの」
穏乃「あ、憧ぉ―――!!」ガバッ
憧「あーもう分かった分かった。分かったから落ち着きなさい」ポンポン
-
穏乃「……あれっ」
憧「?」
穏乃「○○とも話したって事は……」
憧「え? あぁ、もちろん3人でよ。こいつも全く自信ないらしいからねー」ニヤニヤ
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃「わ、私やっぱり遠慮しとこうかなー」
憧「え?」
穏乃「ほ、ほら、今日は……あの……その……」
憧(……)
-
嘘つくのがド下手なシズかわいい
-
憧「……ねぇしず、あんたさ」
穏乃「そ、そういう訳だから! 私は遠慮しとくよ! 二人で頑張って!」ドヒューン
憧「あ、行っちゃった……もう授業始まるのに」
憧「……」
憧「……」
憧「……ねぇ、あんた本当に何も知らないの?」チラッ
憧「しずがいつも以上に変な時ってあんたが関わってる気がするんだけど」
憧「……」
憧「ふーん……そう」
-
この憧ちゃんは偏差値70ありそう
-
原作の方でもあるだろ!いい加減にしろ!
-
〜休み時間〜
ヒュウゥゥゥゥ…
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃「……へ?」
穏乃「あぁ、○○! 今降りるからちょっと待ってて!」ピョン
クルクルクル
スタッ!
穏乃「ほっ! ……どう?」
穏乃「『100点満点』? やった!」ニコッ
-
シズかわいいんじゃあ^〜
-
穏乃「それで、どうしたの?」
穏乃「……」
穏乃「え? 憧のこと?」
穏乃「……」
穏乃「――あ!!」
穏乃「わ、分かった! 遂に告白するんだ!!」
穏乃「うおぉぉぉぉおおお!! 来た来たk……あうっ」ビシッ
穏乃「……へ? 違うの?」
-
やだかわいい…
-
>>66可愛いすぎィ!
-
穏乃「……」
穏乃「『無理して二人きりにしてくれなくても良い』? ……う〜〜ん、でも……」
穏乃「え? 『憧も感付いてきてる』?」
穏乃「……そ、それはまずいね」
穏乃「『あと演技が下手』? ……うぅぅ……それは申し訳ないとしか……」
穏乃「……」
穏乃「うーん……これからは色々と気を付けないとだなぁ……」
-
穏乃「……」
穏乃「へ?」
穏乃「『なんでそこまでしてくれるのか』って?」
穏乃「うーん……」
穏乃「……」
穏乃「私、憧のことも○○のことも好きだからさ」
穏乃「やっぱり好きな人には幸せになって欲しいじゃん」ニコッ
穏乃「……じゃあ教室戻ろっか!」
-
これもう穏乃に鞍替えして良いんじゃない?(せっかち)
-
〜放課後〜
憧「……で、ここがこうなってこうなるわけ。OK?」
穏乃「オッケー!」
憧「シズもあんたも全然OKに見えないんだけど……」
憧「は? 『信じろ』? なに良い顔で良い台詞言ってんの」
憧(シズも急に「予定無くなったからやっぱり教えて!」って言い出すし……)
憧「じゃあ二人とも問3解いてみて。制限時間は5分ね」
穏乃「オッケー!!」
-
もうシズに告っちゃえYO
-
〜5分後〜
憧「……」
憧「……」
憧「ある程度予想はしてたけど……」
憧「……これは、酷いわ……」
穏乃「えっ」
憧「授業中何してたのってレベルね……」
穏乃「あ、でも○○よりは私の方が惜しいでしょ!」
憧「……」ギロッ
穏乃「ゴメンナサイ」ビクッ
-
穏乃「……!」
穏乃「な、なんで笑ってんのさ!」
穏乃「○○だって人のこと言えないだろ! な、憧!」
憧「……(無視)」
穏乃「うっ……」
穏乃「『怒られてやんの』? ○○のせいだよ! もう!」
憧「……しず、手が止まってる」
穏乃「ぐぬぬ……」
-
ヌッ!
-
〜下校中〜
憧「あ゙〜〜……」スタスタ
穏乃「憧、おじさんっぽいよ」スタスタ
憧「誰のせいだと思ってんのよ……」
穏乃「でもホントに助かったよ!」
憧「じゃなきゃ割に合わないわ」
憧「……」
憧「ていうかあんたもだからね。なに無関係装ってんのよ」
-
憧「……」スタスタ
憧「……え?」
憧「あんたの奢り? ……ふーん、じゃあ遠慮なく貰うわ」
憧「勉強会のお駄賃にジュース1本って安すぎるけどね」クスッ
穏乃「……」ジーッ
穏乃「……へ? 私にも?」
穏乃「何もしてないのに……いいの?」
穏乃「……」
穏乃「じゃあ私も遠慮なくもーらおっと! ありがと!」
-
まだちゃんと憧のことが好きです(一応)
お風呂入ってきます……
-
歯も磨けよ!
-
顔も洗えよ!
-
ヒゲも剃れよ!
-
腋毛も剃れよ!
-
トイレも行けよ!
-
こいついつもお風呂入ってんな
-
宿題やれよ!
-
穏乃も憧かわいい(再認識)
-
好意自覚するまでの丁寧な描写すこなんだ
-
(数日後)
〜授業中〜
穏乃(え〜〜っと……ここがこうなって……)カキカキ
穏乃(憧から教わったやり方だと確かこの式を使って……)カキカキ
穏乃(……)カキカキ
穏乃(……)カキカキ
穏乃(……)
穏乃(おぉー! ホントに解けた!)
-
穏乃(……)チラッ
穏乃(……ねぇ)チョンチョン
穏乃(私解けたよ! そっちはどう?)
穏乃(まだなら私が教えてあげても―――え? 解けた?)
穏乃(……なーんだ)
穏乃(……)
穏乃(あ)
穏乃(そういえば憧のことなんだけどさー)
穏乃(どう? あれから進展した?)
-
もは!
-
穏乃(『してない』? ……そっか……)
穏乃(難しいもんだねー)
穏乃(……)
穏乃(……)
穏乃(あ! じゃあさ、二人で遊びに行ってくれば? 憧って買い物とか好きだしさ!)
穏乃(デートだよデート!)
-
〜部室〜
穏乃(大丈夫だよ! 絶対うまくいくから!)ボソボソッ
穏乃(え? 根拠? ないよ! ないけど大丈夫!)ボソボソッ
灼(あの二人また何か話してる……何企んでるんだろ)
憧「ん〜〜……ちょっと休憩しようかしら……」
宥「そうだね」
玄「お茶淹れるね」
憧「ありがと。ちょっと出てくるわ」ガタッ
穏乃(ほら! 憧が一人になったよ! チャンスチャンス!)
-
〜廊下〜
憧「……」スタスタ
憧「ん?」ピタッ
憧「何よ、どうしたの?」
憧「……」
憧「え? 今日?」
憧「いや、無理だけど……」
憧「……ていうかいきなり過ぎるわよ。もう夕方じゃない」
-
憧「……」
憧「え?」
憧「あぁ、今週の土日なら多分大丈夫だと思うけど……」
憧「それで? 用はなんなの?」
憧「……」
憧「……えっ」
憧「い、いや、それは別に良いんだけど……」
憧「……あ、あんたと二人でって……」
-
あらたそは2年生だから同じ授業は受けませんよ
-
アコチャーもかわいい
-
憧「ま、まぁたまには良いかもね。たまには」
憧「……」
憧「分かったわ。土曜ね? 予定入れとくわ―――」
憧「……あっ」
憧(土日どっちも神社の手伝いがあったの忘れてた……)
憧「……ご、ごめん。やっぱり無理かも……」
憧「……」
憧「……また今度誘って」
-
〜部室〜
穏乃「―――おかえり! どうだった!?」
玄「へ?」
宥「穏乃ちゃん、『どうだった』って何が……?」
穏乃「あ! ……な、なんでもないです!」
玄&宥「??」
穏乃「ごめんごめん。気をつけるよ」アハハ…
穏乃「で、どうだったの? OKだった!?」ヒソヒソ
穏乃「……えっ」
穏乃「あ……そ、そっか……」
-
穏乃「……」
穏乃「神社の手伝いなら仕方ないかぁ……」
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃「あ、そうだ! それなら私と遊ぼうよ!」
穏乃「やっぱりイヤなことがあったら山に登るのが一番だからさ! ね!」
穏乃「……」
穏乃「よーしオッケー! 決まり!」ニコッ
-
良い子
-
おやすみなさい……
-
こいつ毎日寝てんな
-
あと>>98は
シズの ( °∇^)b を見たのもあって「あいつらまた二人でなんかやってんな……変なこと企んでんのか」的な
ニュアンスのつもりでした。分かりにくかったっすね……
-
二人の間で揺れる恋心いいね
-
穏乃と主人公くんどっちが先に
好意を自覚するのか楽しみなんじゃあ^〜
-
シズと山に登りたい
-
朝だぞ(催促)
-
ここまでハルちゃんが出てないのはおかしいと思…
-
あらたそ〜
-
まだ風呂入っているのか
-
あくあく
-
タフブック買おう!(提案)
-
先に風呂入っとくわ
-
(土曜日)
穏乃「おはよー!」
穏乃「……へ?」
穏乃「あぁ、大丈夫。全然待ってないよ」
穏乃「じゃあ行こっか!」
穏乃「……え? そうだねー……」
穏乃「最初はあそこ行こうよ!」
-
シズと一緒の山登りとか、絶対気を遣わせてしまうんだよなあ
本人は大峯奥駈道レベルのところに行きたいだろうし
-
大気圏突破レベル?(乱視)
-
〜バッティングセンター〜
穏乃「とりゃー!」※100km
穏乃「とりゃー!」※110km
穏乃「そいや―――!」※120km
穏乃「おりゃ―――!!」※130km
穏乃「……ほえ?」
穏乃「そりゃー鍛えてるからね!」フンス
穏乃「よーし、もう1本!」
-
かわいい
-
阿知賀ってバッティングせんたーとかあるんですかね……(今さら)
-
今更だけど阿知賀って女子高だよね
主人公は男?女?
-
普通に男でしょ
-
この手のSSにマジレスとはたまげたなぁ…
-
〜昼〜
穏乃「いやー気持ちよかったー!」テクテク
穏乃「久し振りにあんなに打ったなぁ」
穏乃「また今度行こうよ!」
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃「……へ?」
穏乃「あ、うん。お腹ならいつでも空いてるよ! ……なんちゃって」ニヘラ
-
ね落ちかな?
-
さーせん……落ちてました……
-
ん?
今なんでもするって言ったよね?(言いがかり)
-
何かスポーツとかやってたの?
-
今日も無しかよお前よぉ!
-
夜のスポーツもやるん?
-
あくしてよ(懇願)
-
まだ寝てるのかな?
-
寝すぎィ!
-
ケーシィかな?
-
あくしてくれよなぁ〜頼むよぉ〜
-
>>136
草
-
しおらしいシズあくすんだよ
-
〜昼食後〜
穏乃「美味しかったー!」テクテク
穏乃「いやーしかしあんな所にラーメンの屋台が来てるなんてね〜」
穏乃「長いことここにいるけど初めて見たよ」
穏乃「……」
穏乃「じゃあ次はどこ行こっか?」
穏乃「……え? 『行きたいところがある』?」
-
もは!
-
〜神社〜
憧(……)
憧(……あ〜〜……)
憧(暇すぎる……)
憧(……)
憧(さっきから掃除しかしてないじゃん、あたし……)
憧(……)
憧(こんな事なら遊びに行きたかったなー)
-
いいぞ��
-
憧(……あーあ、ホントに暇……)
憧(……)
< ォォォ…
憧(ん?)
< ォォォォォ…
憧(何か聞こえる……)
< ウオォォォォォ…
憧(段々大きく……いや、ていうかこの声……)
穏乃「あこ――――――!!!!」
憧「ふきゅっ!?」ビクーン
-
憧「……ちょっ、しず、なんであんた……」
穏乃「私だけじゃないよ!」
憧「え?」
憧「……あっ」
憧「あんた……」
憧「……」
憧「……」
憧「……ていうかすっごい息切れしてるけど大丈夫? どしたの?」
穏乃「二人で自転車とばして来た!」
憧「……あぁ、納得」
-
イイゾ〜これ
-
憧「……で、何の用?」
穏乃「何が?」
憧「何がって……何もないのにわざわざ来たの?」
穏乃「うん!」
憧「……」
憧「ねぇちょっと、あんたからも―――」
憧「……えっ? 『巫女服似合ってる』?」
憧「……」
憧「……」
憧「あ、あんまり見んな……」
-
かわいい
-
穏乃「ねー憧ー」
憧「んー?」
穏乃「……」カシャッ
憧「な゙っ」
穏乃「うんうん、いい写真が撮れた!」
憧「あ、あんたなに勝手に……」
穏乃「じゃあまた学校で! ――ほら行こ!」グイッ
憧「ちょっと! 消しなさいよバカしず!」
穏乃「ばいばーい!」
憧「冷やかしならもう来んなー!!」ムキー
-
かわいいんじゃあ^〜
-
なんやこれ青春や!
-
あぁ^〜
-
〜山〜
穏乃「うおおおおお―――!!」タッタッタッ
穏乃「ほっ!」ズザザーッ
穏乃「ふぅ……」
穏乃「……おーい! 大丈夫ー?」
穏乃「『なんとか』? ごめんごめん、ちょっとペース抑えるね!」
穏乃「その代わり私のこと見失わないように!」
穏乃「『お前こそ迷うなよ』? 誰に言ってんのさ!」ニカッ
穏乃「じゃあ先行くよ! うおおおおお―――!!」タッタッタッ
-
穏乃もアコチャーも可愛い
-
〜十分後〜
スタッ!
穏乃「とうちゃーく!」
穏乃「……」チラッ
穏乃「おぉ、ちゃんと付いて来てるじゃん」
穏乃「……へ?」
穏乃「ううん。まだ四合目くらいかな」
穏乃「……あ、でも気にしないで。全然大丈夫だよ」
穏乃「今日はここに来たかったからさ!」
-
穏乃「ほら、ここ登ってみなよ」
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃「ね? いい景色でしょ」
穏乃「……私、ここ好きなんだよね」
穏乃「こーやって深呼吸すると心が落ち着くんだ」
穏乃「すー……はー……」
穏乃「ほら、やってみなよ」
-
穏乃「んー……」ノビー
穏乃「……気持ちいいなぁ」
穏乃「……」
穏乃「……あっ」
穏乃「そーだそーだ。さっき憧の写真、送ったげるよ」
穏乃「巫女さんの格好した憧はレアだからねー」
穏乃「ほら、ここ座って」ポンポン
-
穏乃「え〜〜っと……LIN○で送る時は確かこーやって……」
穏乃「……」
穏乃「どう? いった?」
穏乃「……よし、オッケー! 大切にしなよー?」ニカッ
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃「……それにしても憧は何着ても似合うよなぁ」ボソッ
穏乃「……」
穏乃「え? ううん、な、何も言ってないよ!」
-
まだ憧のことが好きです(頑な)
おやすみなさい……
-
まだってなんだよ(哲学)
-
ずっと好きだろぉ!?
-
あくシズを好きになるんだよ
-
アコチャーもかわいい
前作見つからないから誰か教えて(懇願)
-
淡の続編も楽しみですな(懇願)
-
>>163
淡「へ?私と打ちたいの?」
が一番面白いゾ
-
穏乃「……!」ピクッ
穏乃「……」
穏乃「雨、降るよ」
穏乃「……え?」
穏乃「うーん……なんか分かるんだよね。第六感がビビっと来る感じかな?」
穏乃「よいしょ…っと」スクッ
穏乃「そろそろ戻ろっか!」
-
ポツ…
穏乃「あっ」
ポツ…ポツ…
ザァァァァァァ…
穏乃「うわー!! 降ってきた!」
穏乃「えっと…この辺りだと……」キョロキョロ
穏乃「……あ、そこの洞穴に避難しよう!」
ドザァァァァァァ……
穏乃「どんどん強くなってくる!」
穏乃「はやくはやく!」
-
あ、ごめんなさい
ちょっとここでやめます(小声)
-
また風呂か!?
-
>>168
ファッ!?
-
>>168
ファッ!?
-
>>168
ファ―――――wwwwww
-
いいところで風呂に入るなよ…
-
>>165
ファッ!?同じ人だったのか!どおりでねぇ!
教えてくれてありがとナス
久しぶりに読み返してみるゾ
-
短すぎィ!
-
洞穴、二人きり、何も起きないはずもなく……
-
〜洞穴〜
ザァァァァァァ…
穏乃「うひゃー……危なかったぁ」
穏乃「……へ?」
穏乃「うっ……!」ギクッ
穏乃「しょ、しょうがないじゃん。こんな急に降ってくるとは思わなかったんだもん」
穏乃「……」
穏乃「でもすぐ止むと思うよ。……ゆっくり待ってよっか」
-
もは!
-
ザァァァァァァ…
穏乃「……」
穏乃「う〜〜……」ブルッ
穏乃「……」
穏乃「……へ? 『これ着てろ』?」
穏乃「あ、ううん! 大丈夫だよ!」
穏乃「身体だけは丈夫だからね! このくらいで風邪なんて―――」
穏乃「―――え? 『女の子なんだから』……?」
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃「……う、うん。じゃあ……そこまで言うなら……」
-
かわいい
-
^〜
-
ザァァァァァァ…
穏乃「……」
穏乃「ねぇ」
穏乃「……なんかさ、ごめんね」
穏乃「私が遊びに誘ったせいでこんな風になっちゃって……」
穏乃「ホントだったら憧と―――」
穏乃「!」
穏乃「……」
穏乃「……優しいね」
ザァァァァァァ…
-
しず天
-
〜数十分後〜
ポツ…ポツ…
穏乃「あっ、小降りになってきたよ。これなら何とかなるんじゃない?」
穏乃「……どうする?」チラッ
穏乃「……」
穏乃「ほほう……気が合うね」ニヤリ
穏乃「……じゃあ一気に降りようか」
穏乃「行くよー?」
穏乃「……」
穏乃「よーい……どん!!」ダッ
-
こいつらいつも青春してんな
-
〜高鴨家〜
ガチャッ…
穏乃「ただいまー」
綾乃「おかえり。雨大丈夫だった?」
穏乃「んーん、けっこーやられた」
綾乃「じゃあ先にお風呂入っちゃいなさい」
穏乃「うん」
綾乃「洗濯するから出しといて」
穏乃「はーい」
-
ええぞ〜これ
-
〜風呂〜
カポーン
穏乃「ああ〜〜〜〜」グデーン
穏乃「……」
穏乃(色々あったけど今日は楽しかったな)
穏乃(また行きたいなぁ……)
穏乃(……)
コンコン
< 「しずのー」
穏乃「なにー?」
-
お姉さん?いましたっけ?
-
<「あんたこんな上着持ってたっけ?」
穏乃「え?」
<「これサイズ全然合ってなくない?」
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃「あぁぁぁぁ―――!!」ザバーン
<「え!? な、なに!?」
穏乃「返し忘れたぁぁぁぁ!!」ドタバタ
-
>>189
お母さんじゃなかった?
-
綾乃さんはお母さんですよ
-
〜穏乃の部屋〜
< プルルルルル…
穏乃「……」
< プルルルルル…
穏乃「―――あ、もしもし! 私だけど!」
穏乃「ご、ごめん! 上着そのまま着て帰っちゃった!!」
穏乃「……」
穏乃「いや、流石に気にするよ。ごめん」
穏乃「……へ?」
穏乃「だ、だめだよ! ちゃんと洗って明日返すよ!」
穏乃「ぜーったい返すから!」
-
〜30分後〜
穏乃「……」※アイロン装備
穏乃(しわくちゃになっちゃったし、ちゃんとキレイにして返さないとね)
穏乃(よ、よーし……)ギクシャク
綾乃「……アイロン掛けるなら当て布した方が良いわよ」ヌッ
穏乃「おわぁ!?」ビクッ
綾乃「ていうか結局それ誰のなの?」
穏乃「え、えっと……○○のだけど」
綾乃「借りたの?」
穏乃「……雨に濡れないように、って貸してくれた」
綾乃「……へぇ〜……」
-
へぇ〜(笑顔)
-
穏乃「ごめんお母さん、やり方教えて欲しいんだけど……」
綾乃「……」
穏乃「え、なに? なんで笑ってるの?」
綾乃「別に?」
穏乃「……変なの」
綾乃「じゃあまずは霧吹きで少し湿らせて―――」
穏乃「えっ? また濡らしちゃうの!?」
綾乃「いいから。……で、次は当て布を乗せて力を入れないでアイロン掛けてみて」
穏乃「こ、こう……?」スーッ
綾乃「そうそう、そんな感じ」
穏乃「……ぅぉぉ……」スーッ
綾乃「……なに唸ってるの」フフッ
-
もうすぐ体育祭の時期ですね(唐突)
お風呂入ってきます
-
いいっすね^〜
-
ちょっとずつ惹かれてくシズかわえぇんじゃあ^〜
-
かわいいなあシズ
-
しずかわ
お礼と称してお菓子を作ったりしませんかね?
-
かわいい
-
相変わらず距離が縮んでく描写が巧い
-
体育祭(意味深)
-
乙女なしずがとても可愛い
-
かわいい
-
かわいいしかわいい
続きあく
-
空気よんで遠慮するシズはどこ‥‥ここ‥‥?
-
(翌日)
憧「あ、おはよー」
憧「しず? あんたこそ一緒じゃないの?」
憧「……ふーん」
憧「……」
憧「そういえば昨日はよくも冷やかしに来てくれたわねぇ?」ジトッ
憧「しずの事だし、あんたにも写真送ってるんじゃないの?」
憧「……図星か」
憧「ちゃんと消してよね」
-
〜通学路〜
憧「……桜、殆ど散っちゃったわね」テクテク
憧「今年はお花見できなかったなぁ」
憧「……」
憧「……」
憧「あ、そういえばそろそろ体育祭の時期だっけ」
憧「まぁうちらはしずがいるし、ほぼ確で1位だろうけどね」
憧「……」
憧「今日から練習始まるのかぁ。部活の時間が減っちゃうなー」
-
穏乃は短距離走ぶっちぎりで優勝しそう
-
〜学校〜
穏乃「おはよー」
穏乃「……」
穏乃「うん。私は全然へーきだよ! ○○は大丈夫だった?」
穏乃「……そっか」
穏乃「……」
穏乃「これ」スッ
穏乃「……」
穏乃「昨日はありがと。助かったよ!」
穏乃「……へ?」
穏乃「……うん! また行こうね!」
-
あく自覚しろよ
-
〜部室〜
憧「あ゙〜〜……」グデーン
玄「どうしたの?」
憧「体育祭の練習がキツい……」
宥「大丈夫……??」
穏乃「そんな事ないけどなぁ」
晴絵「あ。体育祭で思い出したんだけどさ、なんか各部活対抗で二人三脚やるらしいのよ」
穏乃「はぇ〜〜」
憧「うげっ、マジで?」
-
晴絵「だからうちの部からも2人選ばないとなんだけど……」
穏乃「じゃあ○○と憧で!」
晴絵「オッケー。申請出しとく」
憧「はぁ!? ちょっと待って! あたしが出るの!?」
穏乃「だって私はクラスの競技の大半に出るし……」
玄「私は2年生だから、やっぱり1年生同士が良いんじゃないかな」
灼「同じく……」
宥「私は3年だし…」プルプル
憧「……」
-
晴絵「な? 頼むよ2人とも」
憧「はぁ……分かったわよもう……」
晴絵「よーし!」
宥「2人ともあったか〜〜い」
玄「頑張ってね!」
灼「……練習あるのみ、だよ」
憧「はぁ……悩みの種が増えたわ……」
憧「……ていうかあんたも反抗してくれるのを期待したんだけど」ジトッ
憧「……」
憧「なに笑ってんのよ……」ハァ…
-
まだ憧のことが好きです(強情)
お風呂入ってきます
-
>>217
代わりに入っておいたから続きあくしろよ
-
乙ー
-
穏乃曇れ…曇れ…
-
しずは本編で散々曇ってるのであまり見たくないんだよなあ
-
(翌日)
〜校庭〜
穏乃「うぉぉぉお―――!!」※綱引き
穏乃「とりゃあぁぁぁ―――!!」※大玉転がし
穏乃「そいやぁぁぁ―――!!」※障害物競走
憧「うわぁ……毎度の事だけど凄いわねぇ」
憧「徒競走、綱引き、大玉転がし、障害物競走、借り物競走、長距離走……流石シズだわ」
憧「まぁあたしらはクラス対抗リレーがメインになりそうね」
憧「……え?」
憧「大丈夫でしょ。アンカーになったくらいでプレッシャー感じるシズじゃないし」
憧「ていうかそれよりもアンカー前のあたしとあんたの方が圧力キツいわよ……」
-
あくしろよ!
-
〜下校中〜
穏乃「いやー体育祭楽しみだなぁ! ね!」テクテク
憧「まぁ、うん……そこそこね……」テクテク
穏乃「ほえ? 2人とも楽しみじゃないの?」
憧「まぁそんな事はないけど……色々とね」
穏乃「??」
憧「……だから、要はアレよ。部活対抗二人三脚がね、結構アレなのよ」
穏乃「あー……」
-
憧「はぁ?『足引っ張りそうで申し訳ないのか』?」
憧「そりゃこっちの台詞だっての! あんたこそ足引っ張ったら許さないわよ!」
穏乃「……」
憧「……へぇ。言ってくれるじゃない」
憧「ならあたしも言わせてもらうけど、こちとら昔からシズの暴走に付き合ってたのよ?」
憧「あんまり舐められちゃ困るわ」フフン
穏乃「……」
-
穏乃「……じゃあさ、代わろうか?」
憧「え?」
穏乃「二人三脚、私が代わろうか?」
憧「……まぁ確かにそれもありね」チラッ
憧「あたしとシズが組んだ方が勝つ確率上がるかもだしー」ニヤニヤ
穏乃「あ、いや、そうじゃなくてさ」
穏乃「……憧と私が代わろうかってことなんだけど」
憧「え?」
-
これは‥‥‥(歓喜)
-
憧「……いや。でもあんたあれだけ競技出るんだから……」
憧「それにほら、そもそもしずがあたしらを推薦したんだし自分でもそう言ってたでしょ?」
憧「ハルエだってもう申請出しただろうし……」
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃「うーん……そっかぁ。確かにそうだね」
憧「あんなに参加するのにまだ動き足りないの?」
穏乃「あはは……」
-
流れ変わった……?
-
ヤバい(歓喜)
-
ほう、曇り穏乃ですか・・・たいしたものですね
-
まだ憧のことが好きです(頑固)
ほな…また…
-
いいぞ曇ってきたな…
-
まだ自覚はしてないっぽいけどなぁ
-
まだってなんなんだよ!
-
この頑固さがあったから淡スレも面白かったんだよなあ
引っ張れ引っ張れ
-
>>235
段々とシズを好きになってくって事でしょ(マジレス)
-
夜もヒットパレード
-
このスレがぼくのいきがいです
-
シズの方が曇るのか(興奮)
-
シズが曇るのが続けば永遠とこのスレは続くのだ
-
シズは空気読める子だから見えない所で泣いてたりすると
勃起するよね(直球)
-
シズちゃん良い子だからね
曇っちゃうね
-
真だ続いてたんだこのスレ
-
(穏乃はそんなに曇ら)ないです
-
(翌日)
〜校庭〜
憧「ちょ、ちょっと! 変なとこ触ったら許さないからね!?」
憧「いい? 左足からよ?」
憧「……違っ」
憧「そうじゃなくて! あんたから見たら右足よ!」
憧「そんなことくらい分かりなさいよ!」
憧「いっせーのーせ!」
憧「―――ひゃっ!?」ドテッ
憧「そりゃそうでしょ! どっちかが転んだら巻き添えくらうに決まってるじゃないの!」
-
もは!
-
もは!
-
憧「ちょっ…と! ストップストップ!」
憧「はぁ…はぁ…」
憧「……」
憧「体育祭まであと1週間……」
憧「これじゃ先が思いやられるわね……」
穏乃「……」
モブ「高鴨さーん、障害物競走いいかな?」
穏乃「……あ、うん! 了解!」
-
^〜
-
ちょっと中断します(小声)
明日また来ます
-
やっぱり曇ってるじゃないか(歓喜)
-
短過ぎィ!
-
ファッ!?
-
もっと曇ってどうぞ
-
やっぱり曇ってるじゃねェか!
-
もっと・・・もっとだ
-
アコチャーは曇らせないで(良心)
-
誰にも曇って欲しくないダルォ!?
-
幸せでいて…
-
キーンコーンカーンコーン
憧「あ゙〜……疲れた〜〜……」ペタン
憧「走れるようにはなったけど……まだまだ遅いかなぁ」
憧「……続きは放課後ね」
< ガシャーン!
憧「!」ビクッ
憧「な、なに? なにがあったの!?」
-
もは!
-
モブ「高鴨さん! 大丈夫!?」
憧「……ねぇ、しずがどうしたの?」
モブ「障害物競走してる時に転んじゃったらしくて……」
憧「えっ」
憧「……!」タッタッタッ
憧「――しず! 大丈夫!?」
穏乃「あぁ憧。全然大丈夫だよ……よっこいせ」ムクッ
憧「膝擦りむいてるじゃない」
穏乃「ホントだ。でもへーきへーき」
憧「それなら良いんだけど……気を付けなさいよね」
穏乃「あはは、ごめんごめん」
-
空元気のシズもかわいい
-
憧「じゃあ教室戻りましょ。肩貸すわ」
穏乃「大丈夫だよ」
憧「いいから、ほら」
穏乃「憧は心配性だなぁ。こんなの全然……」
穏乃「……え?」
穏乃「……」
穏乃「『捻挫』? ……ううん、してないよ」
穏乃「『歩き方が少し変』? そんな事……」
憧「……しず、あんた足捻ったの?」
穏乃「そ、そんな事ないって!」
-
もは!
-
シズの事よく見てるんすねぇ^〜
-
穏乃「私の事はいいから2人は先に…………つっ…!」ビクッ
憧「やっぱり捻ってるんじゃない! 保健室行くわよ!」
穏乃「こ、こんなの放っとけば30分くらいで治るよ」
憧「んな訳ないでしょ」
穏乃「……分かったよ。保健室行ってくるから―――」
穏乃「―――え!? お、おんぶ!?」
穏乃「いいよ! いい! いい! いい! 大丈夫だから!」
穏乃「いい! ホントにいいって!」
-
ああ^〜
-
男がついに男を見せている
-
穏乃「1人でも全然―――」
穏乃「―――え? 『従わないなら無理矢理連れてく』?」
穏乃「そ、そんなの……」
穏乃「……」
穏乃「あ、憧からも何か言ってよ!」
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃「うぅ……」
-
〜中略〜
憧「じゃあしずの事頼んだわよ」
憧「先生にはあたしからテキトーに言っとくから」スタスタ
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃「……ごめん。重くない?」
穏乃「……」
穏乃「そ、そっか……」
穏乃「……」
-
憧は脈ないんですかね
-
イイゾ^〜これ
-
〜教室(2年生)〜
灼(……なんだか校庭が騒がしかったな)チラッ
灼(……あれ?)
灼(……)
灼(あれって……穏乃と○○くんだよね)
灼(なんで穏乃の事おんぶしてるんだろ……)
灼「……ねぇ玄、あれって……」チラッ
玄「もう食べられないのです……」スヤスヤ
灼(……)
-
久しぶりに出てきたと思ったらw
-
〜廊下〜
穏乃(……)
穏乃(うぅ……他の人たちに見られてる……)
穏乃(なんだか恥ずかしい……)
穏乃「……」
穏乃「……ね、ねぇ」
穏乃「やっぱり自分で歩くよ」
穏乃「このくらいのケガなら……」
穏乃「……」
穏乃「……え? 『自分の身体はもっと大事にしろ』? 」
-
穏乃「そうは言うけどこれでも……」
穏乃「……!!」
穏乃「『女の子なんだから』? ま、またそれ?」
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃「な、なんだよ……意味分かんないよ……」ボソッ
穏乃「……え? 『言葉の通り』?」
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃(……なんだよ、それ……)ドキドキ
-
^〜^〜^〜^〜
-
自覚きた!
-
〜保健室〜
ガララッ
穏乃「失礼します……」
シーン…
穏乃「……いない、ね」
穏乃「……」
穏乃「あ、うん。そこの椅子に座っとくよ」モゾモゾ
穏乃「……」
穏乃「えっと……」
穏乃「あ、ありがと……」
-
ガサゴソ…
穏乃「……何やってるの?」
穏乃「えっ? 『手当てする』?」
穏乃「……そ、それは流石に悪いよ!」
穏乃「どうせ先生だってすぐ戻ってくるだろうしさ!」
穏乃「……」
穏乃「……うっ」
穏乃「ご、強引だなぁ……」
-
もう少しです(多分)
お風呂入ってきます
-
シズの生足をさわさわしたい
-
いいっすね^〜
-
^〜
-
乙女なシズくっそかわいい
-
お風呂なら入っておいたぞ
-
寝ておいたぞ
-
飯も食っておいたぞ
-
歯を磨いておいたぞ
-
もっともっと女の子扱いしてやんだよあくしろよ
-
これもう主人公くんもシズのこと好きでしょ‥‥
-
友情の範囲では上限いっぱいくらいありそう
-
(放課後)
〜校庭〜
ワーワー
ギャーギャー
穏乃「2人ともがんばれー!」
晴絵「よっ、しず」
穏乃「あ。赤土先生」
晴絵「ケガのこと聞いたよ。大丈夫?」
穏乃「はい! 明日には治ります!」
晴絵「そ、それはそれは……」
-
コミュレベル9までいってそう
-
呼吸済ませておいたぞ
-
憧「……あれ、ハルエじゃん」
晴絵「よっ。2人とも良い汗かいてるか?」
憧「どうしたの? 放課後なのにやる事ないの?」
晴絵「ドストレートだねぇ…… いやほら、しずがケガしたって聞いてさ」
憧「あぁ…」
晴絵「だから、これ」チャリン
憧「なにそれ」
穏乃「……自転車の鍵ですか?」
晴絵「そ」
-
晴絵「なんかあった時の為に学校に置いといたんだ。だからしず、今日使いなよ」
穏乃「えっ」
晴絵「……あ、でも捻挫してるならペダル漕げないか」
穏乃「あの、赤土さん……」
晴絵「じゃあ○○、しずの事送ってあげてくれない?」
穏乃(!)
晴絵「……おぉ、即答とは男だねぇ」
憧「あれ? でも2人乗りって良いんだっけ……」
晴絵「細かい事言わないの」
-
流石ハルちゃんナイスアシストだと思……
-
憧も大概鈍感ですねこれ
-
〜帰り道〜
チリンチリン…
穏乃「……」
穏乃「だ、大丈夫? 重くないかな?」
穏乃「え?『それ前も聞いた』? ……そ、そうだっけ」
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃「……そ、それにしても赤土さんも強引だよね」
-
穏乃「それに……憧だってヤキモチの1つくらい妬いてくれても良いのにさ」
穏乃「あんなにあっさり……」
穏乃「……」
穏乃「『それが憧の長所の1つだから』? ……うん。確かに」
穏乃「……流石に良く分かってるねー」ニヤニヤ
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃「あはは…」
-
いいですわゾ〜コレ
-
曇るな…曇るな…
-
穏乃「……」
穏乃「いやー……なんだかなぁ……」
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃「……ごめん」
穏乃(ホントはこういう事は私とじゃなくて……憧としたいよね)
穏乃「……え?」
穏乃「ううん、何でもないよ」
穏乃「ただ謝りたくなっただけ。……今日1日のことをさ」
-
せつない
-
チリンチリン…
穏乃「……」
キキーッ!
穏乃「―――わぷっ!?」ボフッ
穏乃「な、なに? どうしたの急に止まって!」
穏乃「……」
穏乃「はぁ……」
穏乃「あいたた……鼻打ったぁ……」スリスリ
穏乃「……!」
穏乃「ね、ねぇ今笑ってたでしょ!? もしかしてわざと急ブレーキしたの!?」
穏乃「もぉ―――!!」ムキー
-
穏乃「――怒った! お返しだ!!」コチョコチョ
グラグラ
穏乃「……うわわっ!?」
穏乃「あ、危ない危ない!」
穏乃「ふぅ……」
穏乃「……くすぐり弱いんだね。良いこと知ったかも」ニカッ
穏乃「……」
穏乃「むっ、なんでまた笑って……」
穏乃(……)
穏乃(……)
穏乃(……あぁ、そっか)
穏乃(私を元気付ける為に……)
-
かわいい
-
主人公くんもウマそうやなほんま…
-
>>309
ここすごいすき
-
アコチャーが意識し始める前にシズとくっついちゃえば万事解決ですね(慢心)
-
チリンチリン…
穏乃(今日も……あの時も……あの時も……)
穏乃「……ねぇ」ボソッ
穏乃(なんで……)
穏乃(……)
穏乃(なんでそんなに優しくしてくれるの……?)
穏乃(そんな風に……されると……)
穏乃「……」
穏乃「え?」
穏乃「あっ、ううん。体育祭頑張んないとなーって思ってさ!」
-
^〜^〜^〜^〜
-
イイゾ^〜
-
もう少しです(鉄の意志)
-
いいやり取りだぁ…(恍惚)
-
^〜
-
落ちろ!
-
シズかわ
-
シズはかわいいなあ
今度はアコちゃんが曇るのかな?(興奮)
-
もう少しでどうなるんですかね
-
もうさ、3人でイチャイチャして終わりでいいんじゃない?
-
憧から主人公くんへの気持ちはどうなんだろ
-
もうシズだけでいいんじゃないかな
-
>>326
確かに(便乗)
-
シズが落ちる瞬間が待ちきれない一方でもっと焦らしてほしくもある
-
>>325
普通に仲の良い男子って感じじゃないですかね
-
アコチャー→主人公くんは「憎からず思ってない異性」くらいでちょうど良い
-
あくしろよ
-
今日こそ来い
-
人生に必要な諸々のことをやっておいたぞ
-
代わりに風呂入っておいたぞ
-
(唐突な体育祭回)
-
(1週間後)
〜体育祭〜
ワーワー
穏乃「ただいまー!」
憧「おかえり。あんた相変わらず短距離走速いわね」
穏乃「憧も1位だったじゃん」
憧「まぁギリギリだけどね」
穏乃「えーっと、次の競技は……」
憧「騎馬戦だってさ」
穏乃「はぇ〜」
-
憧「じゃあ○○の出番ね」
憧「この勢いのまま1位取っちゃいなさいよ。こういうのって結構配点高いんだから」
憧「え? 『任せとけ』? やけに自信満々ね……」
憧「言っとくけどあたしは慰めるのとか苦手だから」
憧「え? 『まだ負けてないだろ』?」
憧「『ぶっちぎってやる』?」
憧「……はいはい。分かったからさっさと行きなさい」
憧「飲み物くらいは用意しといてあげるからさ」フフッ
-
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃「……ね、ねぇ」チョンチョン
穏乃「……」
穏乃「……怪我、とか、しないように……」
穏乃「その……」
穏乃「……気を付けて、ね?」
穏乃「……」
穏乃「……」ニコッ
穏乃「うん、がんばれ!」
-
かわいい
-
や穏天
-
〜1時間後〜
憧「……大体しずのお陰であたしらのクラスがトップね」
穏乃「えへへー」
憧「次は借り物競走か。これ終わったらお昼ご飯みたいね」
穏乃「だね」
憧「あんた大丈夫? 体力的に」
穏乃「まだまだ余裕だよ!」
憧「さっすが……」
-
>穏乃「……ね、ねぇ」チョンチョン
>穏乃「……」
>穏乃「……怪我、とか、しないように……」
>穏乃「その……」
>穏乃「……気を付けて、ね?」
ヌッ!!
-
< 『次は借り物競走です。参加者は所定の位置に向かって下さい』
穏乃「お」
憧「また出番ね」
穏乃「じゃあちょっくら行ってくる!」
憧「頑張って」
穏乃「うん。2人ともありがと! ぶっちぎって来るよ!」
憧「行ってらっしゃーい」
憧「……」
憧「……面倒なの引かなきゃ良いけどね」
憧「分かってると思うけどあんたもちゃんと協力しなさいよ?」
-
これは…あの展開じゃな?
-
ニッコリ
-
〜借り物競走〜
<「位置についてー よーい……」
パーン
穏乃「うぉ―――!!」ダダダダダダダ
憧「は、速っ…」
憧「……」
憧「(普通に圧勝だろうけど)が、がんばれしずー!!」
憧「ほら、あんたも応援しなさいよ!」
-
穏乃「――ほいっと!」スタッ
□ □ □ □ □ □ □ □
穏乃(えっと、確かこの中から1枚選ぶんだよね)
穏乃(どれにしよっかなぁ)
穏乃(……)
穏乃(よーし……)
穏乃(ここは直感で―――これだ!)バッ
穏乃(……何かなー)ペラッ
[好きな人]
穏乃(……えっ)
-
^〜^〜^〜^〜^〜
-
oh…
-
やったぜ。(確信)
-
ヒュー
-
運動会にこういう札を紛れ込ませて異性交遊を公式に推進する学校の鑑
-
穏乃(す、すきな……)
穏乃(ひと……)
穏乃(……)
穏乃(……)
穏乃(――えぇぇぇぇぇぇぇぇ!!??)
穏乃(な、なんで借り物競走でこんなのがあるの!?)
穏乃(書いたの誰だよもう!!)
憧「こらぁしずー!! なにボーッとしてんのよー!!」
-
憧「早くしないと追い付かれるわよー!!」
穏乃「!」ハッ
穏乃(そ、そうだった! 取りあえず引いちゃったものは仕方ない!)
穏乃(……)キョロキョロ
穏乃(……)キョロキョロ
穏乃(お母さんが近くにいれば早かったんだけど……)
穏乃(……)
穏乃(……し、仕方ない!)タッ
-
穏乃「……」タッタッタッタッ
穏乃「……」ピタッ
憧「どうしたの?」
穏乃「……」
憧「あ、分かった! あたしらに借りたい物があるのね!?」
穏乃「……そ、そう……なんだけど……」
憧「何? なんて書いてあったの? すぐ用意できれば良いけど……」ゴソゴソ
穏乃「……」
-
穏乃(……)チラッ
[好きな人]
穏乃(っ……)ギュッ…
憧「あれ? もしかしてあたしじゃなくてこいつに用があるの?」
穏乃「……!」ビクッ
穏乃「……あ、いや、その……違……」
穏乃「くも、なく、ない、かな? あはは……」
憧「何よ、違うの? ていうか早くしないと抜かれるわよ!」
穏乃「わわ、分かってるよっ」
穏乃(……うぅ……)
-
クッソかわいい
-
〜数分後〜
<『ゴ―――ル!! 1着は高鴨穏乃さんです!』
穏乃「……はぁ……はぁ……よ、良かった……なんとか1位……」
憧「あー危なかった……ギリギリだったわね……」ハァ…ハァ…
穏乃「ごめん、助かったよ。憧…」
憧「……そういえば何て書いてあったの? さっきやたら悩んでたけど」スッ…
穏乃(あ……!!)
穏乃「だ、だめ!!」サッ
憧「別に良いじゃん。あたしだって知りたいし」
穏乃「だめ! ぜーったいだめ!」
憧「えー」
-
アコチャーに逃げちゃったか〜
-
もうすぐ(意地)
次で終わります
-
ヌヌヌヌヌッ!
-
もう終わっちゃうの…?
-
第1部完でしょ()
-
おぉ穏乃、ヘタレてしまうとは情けない
-
二部から学生生活変がはじまる
-
体育祭回が終わるって事やろ
-
何部でも続けてくれ
-
シズはかわいいなぁ
-
ヘタレシズかわいい
終わらないで…
-
二人の仲を取り持つつもりがいつの間にか自分も好きになってしまって罪悪感で曇るシズはよう見たいんじゃあ^〜(早口)
-
終わるのは体育祭がって事です(弁解)
-
〜昼休憩〜
憧「ねぇシズ、なんて書いてあったのよ」
穏乃「……言わないよ」
憧「あたしをそのまま連れ出したって事は……物じゃなくて人に関して書いてあったのよね?」
穏乃「……」ギクッ
憧「って事は『女友達』とか?」
憧「いやでもそれだとあたしら2人どっちにするか迷ってた理由がないし……」
憧「うーん……じゃあ『仲の良い友達』とか『同じ部活の人』とかかしら」
穏乃「も、もう良いじゃん!」
-
穏乃「そんな事よりちゃんと食べないと午後持たないよ!」
憧「それはあたしらよりどっちかって言うとあんたでしょ……」
玄「みんなおつかれさま〜」ヒョコッ
穏乃「あ、玄さん」
憧「お疲れー」
穏乃「どうしたんですか?」
玄「あのね、お弁当のおかず作り過ぎちゃったからどうかなって思って」
穏乃「え、良いんですか!?」
憧「食べる食べる!」
-
もは!
-
玄「良かったら3人で食べて」
穏乃「……いただきます!」モグモグ
憧「相変わらずいい仕事してるわねー」
穏乃「んー! おいしー!」モグモグ
玄「ありがとう」フフッ
玄「……はい、○○くんもどうぞ」
玄「……」
玄「『美味しい』? えへへ、良かったぁ」
穏乃「……」モグ…
-
あっ……(察し)
-
〜午後〜
穏乃「うお――――――!!」※障害物競走
穏乃「たぁ―――――っ!!」※長距離走
憧「相変わらずペース落ちないわね……」
憧「……」
憧「……」
憧「へ? 『なんだか元気ない』? 誰が?」
憧「えっ……シズが?」
憧「……いや、どう見ても体力MAXじゃない」
憧「少なくともあたしにはそう見えるけど……」
-
〜数十分後〜
憧「……さてと、あと残るはクラス対抗リレーと部活対抗二人三脚だけね」
穏乃「うん」
憧「部活対抗の方は点数には関係ないから、事実上は次のクラス対抗リレーが最後の競技ね」
穏乃「……他のクラスも追い付いてきてるから油断はできないなぁ」
憧「そうね、無いとは思うけどうちらが最下位になったらヤバそうかも。やっぱり1位取るつもりで行きましょ」
穏乃「了解!」
-
憧以上に穏乃のこと分かってきてる感がイイゾ〜
-
主人公にだけわかるこの感覚すき
-
※なんやかんやでクラス対抗リレーは穏乃が何人か抜いて1位で終わりました
< ウオォォォォォォ!
穏乃「やった―――!!」
< ワァァァァァァ!
穏乃(……)キョロキョロ
穏乃(――あっ、○○だ)
穏乃(こっちに向かって走ってきてる)
穏乃(……)
穏乃「……お、おーい! 見てたー!?」ブンブン
-
かわいい
-
アピールしようか悩んでる感じ可愛い
-
穏乃「この私のMAX―――」
―――ガバッ!
穏乃「うわわっ!?」
穏乃(え!? な、なに!?)
穏乃(……)
穏乃(だっ…)
穏乃(だ、だだだだだ……)
穏乃(抱き締められた!!??)
-
fooo!!
-
優勝したらテンション上がるからね、仕方ないね
-
憧「―――さっすがしず! 信じてたわよ! このこのー!」ワシワシ
憧「……」
憧(あれ? イマイチ反応が……)チラッ
穏乃「……ぁ……ぅ……」パクパク
憧「……どしたの? 嬉しくないの?」
穏乃「……そ、そんなんじゃ……ない……けど……」
憧「? ……まぁいいわ。やっぱりこういう時は頼りになるわねー」ワシワシ
穏乃「……ふ、2人が……皆が頑張ってくれたお蔭……です」
憧「?? なんで敬語なのよ」
-
自覚したな(確信)
-
〜中略〜
<『続きまして、部活対抗二人三脚です。参加者は所定の位置について下さい』
憧「あ゙〜〜……遂に来ちゃったかぁ……」
憧「……まぁ練習通りやりましょ。一応あたしは勝つつもりだから」
憧「……え?」
憧「言われてみればそうね。しずってばどこ行ったのかしら」キョロキョロ
憧(トイレにしては長いし……)キョロキョロ
憧(……?)
-
これはオナニーですね間違いない(早とちりノンケ)
-
〜女子トイレ〜
穏乃(……)ドキドキ
穏乃(……)ドキドキ
穏乃(し、心臓が……まだ収まらない……)ドキドキ
穏乃(……そんなに疲れてたっけな……はは……)ドキドキ
穏乃(……)ドキドキ
穏乃(……収まれよ……)ギュッ
穏乃(……)
穏乃(収まって……)
-
1回憧と付き合ってシズの反応見たい
-
穏乃(……このままじゃまともに話せないよ……)
穏乃(……)
穏乃(すーっ……)
穏乃(はーっ……)
穏乃(……)
< 『位置についてー よーい……』
パーン…
穏乃(!)
穏乃(……二人三脚、始まったみたいだね)
-
>>392
心から祝った後に流れてくる涙に困惑しつつ1人佇むんだよなぁ
-
穏乃(……)
穏乃(……)
穏乃(○○が好きなのは憧なんだ)
穏乃(私じゃない)
穏乃(……)
穏乃(……憧なんだ)
< ワーワー
穏乃(……)
穏乃(……そろそろ戻ろう)
-
好き(完全な自覚はまだ)だけど憧への友情とか義理の方が勝ってる状態ですかね……
お風呂入ってきます
-
可愛いですねぇ…
-
風呂はまかせとけって
-
>>1が「まだ憧の事が好きです」と書かなくなった
つまり…
-
穏乃が可愛すぎて生きてるのが辛い…
風呂は代わりに入っておいたぞ
-
代わりに寝ておいたぞ
-
来いよシズ
空気なんて読まずかかって来い
-
もう浅田
起きよう
-
>>399
相思相愛じゃないか……たまげたなぁ
-
お可愛いこと……
-
かわえぇんじゃあ^〜
-
今夜は無しか‥‥
-
歯磨いたぞ
-
風呂入ったぞ
-
今日は寝るぞ
-
(数日後)
穏乃「……体育祭が終わったと思ったらもう中間試験かぁ」ボーッ
憧「……そうね」ボーッ
穏乃「……」
憧「……」
穏乃「……憧さん、1つお願いが……」
憧「来ると思ったわ」
憧「……」
憧「……」
憧「……って、シズだけじゃなくてあんたもか……」ハァ…
-
(放課後)
〜教室〜
憧「……はい、じゃあこの問題解きなさい」
憧「あたし日直の日誌出してくるから、戻ってくるまでに終わらせとくように。いいわね?」
穏乃「はい……」
憧「……」スタスタ
ガララッ……パタン
穏乃「……」
穏乃「……」
-
もは!
-
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃「……ねぇ」
穏乃「……」
穏乃「最近どう? 進展した?」
穏乃「……」
穏乃「へ? 『何が?』って……ほら、あれだよ」
穏乃「……あ……」
穏乃「……」
穏乃「憧…との、仲だよ」
-
穏乃「……」
穏乃「へっ? 『全然』?」
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃「もう、ダメだなぁ」
穏乃「あれからもう1ヶ月以上経ってるよ?」
穏乃「もっと積極的に行かないと。憧だってきっと……」
穏乃「……」
-
穏乃「……」
穏乃「え…?」
穏乃「『もう大丈夫だから』?」
穏乃「……大丈夫ってどういう意味?」
穏乃「……」
穏乃「『なんでもない』? そ、そんな訳ないじゃん……だって……」
穏乃「……」
穏乃「だって……」
-
穏乃の事を好きになったからですね分かります
-
ガララッ…
憧「……どう? 終わった?」
穏乃「あ」
憧「あんたは終わったのね。……シズは?」
穏乃「あ……あの……まだ、です……」
憧「……ていうかあんた1文字も書いてないじゃない」
穏乃「いや、これは……」
憧「は?(威圧)」
穏乃「ゴメンナサイ…」
-
可愛い
-
(数日後)
〜放課後〜
憧「……おーい、始めるわよー」
憧「あれ? あんただけ? シズは?」
憧「いやいや、ついさっきまでいたじゃない」
憧「……」
憧「……」
憧「……逃げたな……」
-
〜部室〜
ガララッ…
穏乃「……」
宥「あ、穏乃ちゃんだ」
穏乃「ゆ、宥さん!」ビクッ
宥「びっくりした?」
穏乃「そ、そりゃもう……テスト期間なのに部室にいるとは思わなくて……」
宥「先生にお願いして使わせてもらってるの。ここ暖かいから……」
穏乃「……なるほど」
-
宥「穏乃ちゃんもお勉強?」
穏乃「はい。……あ、もしかしてお邪魔でしたか?」
宥「ううん、そんなことないよ。どうぞ」ニコッ
穏乃「ありがとうございます」
宥「そういえば憧ちゃんと○○くんは一緒じゃないんだ」
穏乃「あの2人は……2人で勉強してると思いますよ」
宥「そうなの?」
穏乃「はい。あの2人は仲良いですからね!」ニコッ
宥「……そっか」
-
空元気って可愛いですよね(確信)
お風呂入ってきます
-
お風呂から出たら、続き書くんだよな?
なっ!?
-
これ面と向かってシズに告白しても憧へのけじめで
断られるんじゃ…(心配性)
-
>>425
ひと悶着ありそうだで
-
全員曇って終わりでもいい(過激派)
-
>>427
(許さ)ないです
-
http://urx3.nu/D9mP
-
>>425
ありそう
それを聞いた憧が喝入れそう
-
(翌日)
〜放課後〜
憧「……あれ? シズは?」
憧「……」キョロキョロ
憧(教室にはいない……鞄もないから帰ったの?)
憧(……)
憧(……またか)ハァ…
憧「まったく、勉強しないで大丈夫なのかしら……」
-
〜部室〜
ガララッ…
穏乃「……」
宥「あ、穏乃ちゃん」
穏乃「こんにちは」ペコッ
宥「こんにちは。どうぞ」
穏乃「お邪魔します……」
宥「今日も穏乃ちゃんだけなの?」
穏乃「は、はい。まぁ……」
-
もは
-
(翌日)
〜放課後〜
憧「……」
憧(……今日も逃げたのね)
憧「……」
憧(LIN○の返事もないし電話も繋がらない)
憧(……)
憧(……これは尋問する必要がありそうね)ゴゴゴ
憧「……な、なに見てんの。シズがいないなら2人でさっさと始めるわよ!」
-
^〜
-
もは!
-
(翌日)
〜教室〜
憧「……ねぇ、しず」
穏乃「ん? どしたの?」
憧「あんた勉強会のこと忘れてんの? 連続で来てないけど」
穏乃「……あ、うん……ちょっとね」
憧「そんなんで大丈夫なの? 赤点取ってからじゃ遅いのよ」
穏乃「……うん、分かってる」
憧「しかもあんた自分からお願いしてきたんでしょ」
穏乃「……ごめん」
憧「……まぁ強制はしないけど」
穏乃「……うん」
-
〜放課後〜
穏乃(……今日も2人は勉強するのかな)
穏乃(……)
穏乃(……部室行こ。今日も宥さんいるかな)テクテク
穏乃「……!」ビクッ
穏乃「……ど、どうしたの?」
穏乃「憧と勉強するんじゃないの?」
-
こんなところでリアルタイムの恩恵にあずかるとはな
-
穏乃「……え? 『一緒に帰らないか』?」
穏乃「……」
穏乃「うーん……今日は遠慮しとくよ」
穏乃「○○まで勉強すっぽかして帰ったら憧すっごい怒っちゃうよ?」
穏乃「……」
穏乃「ほら、憧は真面目な人が好きだから。そういうところで頑張らないとさ」
穏乃「……ね」
穏乃「……」
-
穏乃「じゃあまた明日―――」
穏乃「―――え?」
穏乃「……」
穏乃「な、なんで謝るの?」
穏乃「『気付かない内に何かしちゃったかもしれないから』?」
穏乃「いやいや、全然そんな事ないよ! ホントにこれっぽっちも!」
穏乃「……へ?」
穏乃「『ならどうして避けるのか教えて欲しい』……?」
穏乃「……さ、避けてなんてないよ」
-
穏乃「ただ……」
穏乃「……」
穏乃「ほ、ほら! 最近うちが忙しくてさ!」
穏乃「その手伝いを……してて……」
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃「はは……」
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃「そうだね。なんでだろ……」
-
かわいい
-
穏乃「……」
穏乃「と、とにかく○○は悪くないから」
穏乃「……もちろん憧も全っ然悪くないよ!」
穏乃「……」
穏乃「……季節の変わり目でちょっと調子が良くないだけだと思う」
穏乃「むしろ私の方がごめんね」
穏乃「……」
穏乃「と、とにかく! 私は私でちゃんと勉強してるからさ! テスト結果見てビックリしないように!」
-
穏乃「じゃあまた明日―――」
ガシッ!
穏乃「!?」
穏乃(手……掴まれ…て……)ドキッ
穏乃(うぅ……)ドキドキ
穏乃(……)ドキドキ
穏乃(……お、落ち着いて……こんなの○○からしたら特に意味は無いんだから……)
穏乃(……すーっ……)
穏乃(はーっ……)
穏乃(……)
穏乃「……どうしたの? 放してくれないと帰れないよ」
-
かわいいけどかわいそう
-
穏乃「……」
穏乃「何か言ってくれないと分からないよ……」
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃「早く憧のところに戻りなよ。憧のこと振り向かせたいんでしょ?」
穏乃「……」
穏乃「それなら憧に見合うくらい勉強も麻雀も頑張らないと」
穏乃「だから……」
穏乃「……手、はなして」
穏乃「……ね?」
-
アコチャーはやく穏乃に喝入れて(懇願)
-
お前(が好きなん)じゃい!
-
〜廊下〜
穏乃(……)テクテク
穏乃(……これで良かったんだ)
穏乃(なんだかんだで憧も○○のこと気にかけてるし、このまま一緒にいれば自然と……)
穏乃(……)
穏乃(……うん。それで良いんだ)
穏乃(……)
穏乃(……)
穏乃(……よし!)
穏乃(今日も部室に行きますか!)
-
喝入れる役は宥姉になりそう(多分)
あと2、3回で終わります
-
空元気ほんとすき
-
^〜
-
あく幸せになるんだよ
-
あぁ〜穏乃が可愛んじゃ
-
あと2(0)、3(0)回で終わります
-
今年一杯続け
-
宥姉に期待
-
〜教室〜
憧「……あぁ、おかえり」
憧「遅かったわね。どこ行ってたの?」
憧「……」
憧「え? 『しずと話してた』?」
憧「……ふーん。なんだって?」
憧「……」
憧「そっか」
-
もは!
-
憧「……」
憧「ねぇ」
憧「……どしたの? なんか元気なくない?」
憧「……」
憧「しずに何か言われたの?」
憧「『違う』? じゃあどうして……」
憧「……」
憧「『嫌われたかもしれない』? しずに?」
憧「やっぱり何か言われたんじゃないの?」
憧「『違う』? ……あぁそう」
-
もは!
-
憧「……1つ聞きたいんだけどさ」
憧「……」
憧「あんたってしずのこと好きでしょ」
憧「……」
憧「なんでって……むしろあれでバレてないと思ってたの?」
憧「あたしは結構前から薄々感付いてたけど」
憧「……極めつけは今のあんたの表情ね」
憧「……」
憧「あんた、今にも倒れそうな顔してるわよ? 自分で気付いてないでしょ」
-
これは偏差値70越え新子憧
-
憧(……)
憧(……多分しずも同じような感じだろうけど)
憧(まぁ、頼まれでもしない限りあたしからあれこれ世話焼く必要は無いわね)
憧「……」
憧「……」
憧「じゃあこの話はおしまい」
憧「昨日の続きからやるわよ。ほら、ノート開いて」
-
〜部室〜
穏乃「こんにちはー」
宥「こんにちは」
穏乃「最近あったかいですね」
宥「そうだね」
穏乃「……」
宥「?」
宥「えっと……穏乃ちゃん?」
穏乃「はい?」
-
宥「左手、どうかしたの?」
穏乃「へ?」
宥「ぎゅってしてるから……」
穏乃「あ…」
宥「ケガでもしたの?」
穏乃「い、いえ! なんでもないです! この通り!」ブンブン
宥「そっか」
穏乃「さ、さーて勉強しないとなー」テクテク
-
かわいい
-
宥「……」ペラッ
穏乃「……そういう宥さんこそ何見てるんですか?」
宥「この前の体育祭の時の写真だよ。赤土さんが撮ってくれてたらしくて……」
穏乃「はぇ〜」
宥「穏乃ちゃんも見る?」
穏乃「あっはい、ありがとうございます」
宥「皆たくさん写ってるよ」
穏乃「おぉ〜……これはこれは……」ペラペラッ
-
穏乃(へぇー赤土さん写真撮るの上手いなぁ。……わっ、こんな写真まである)ペラッ
穏乃(……)ペラッ
穏乃(……あ、玄さんだ)ペラッ
穏乃(こっちは灼さん……)ペラッ
宥「よく写ってるよね」
穏乃「そうですね」
穏乃(……あ、憧と私だ)ペラッ
穏乃(これは借り物競走の時のだね)
-
^〜
-
穏乃(……)ペラッ
穏乃(あっ……)
穏乃(……)
宥「?」
穏乃(……)
宥「穏乃ちゃん?」
穏乃(……)
[穏乃が抱き締められてる写真]
穏乃(……な、なんでこんな写真まで撮ってるんですか赤土さん……)
-
イイゾ^〜これ
-
穏乃「……」
宥「どうしたの? 何か変なの写ってた……?」ヒョコッ
[穏乃が抱き締められてる写真]
宥「……あっ」
穏乃「……」
宥「ふふっ。その写真、初めて見たとき驚いたなぁ」
穏乃「あはは…」
宥「クラス対抗リレーの時のだよね? ○○くんも憧ちゃんもすごく喜んでたもんね」
穏乃「えぇ……まぁ」
宥「穏乃ちゃんあったかそうでいいなぁ」
-
あったかいねぇ
-
穏乃(……)
穏乃(なんだか随分と昔の事のような気がするなぁ。まだ2週間しか経ってないのに……)
穏乃(……)
穏乃(それにしてもあの時はホントにビックリしたなぁ……)
穏乃(……ま、まさか急に抱き締めてくるなんてさ……)
穏乃(……)
穏乃(この時の私、こんな表情してたんだ……)
-
穏乃「……」
穏乃「……」ポロ…
穏乃「……っ…」ポロポロ…
宥「し、穏乃ちゃん? どうしたの……!?」
穏乃「あ……」ポロポロ
穏乃「なんでも……ないです」ゴシゴシ
穏乃「ただ……」
穏乃「……」
穏乃「ちょっと思い出しちゃって……」
-
穏乃「ごめんなさい、大丈夫ですから……」
宥「で、でも……」オロオロ
穏乃(……)
穏乃(……憧の事が好きなのは最初から分かってた)
穏乃(なのに……)
穏乃(……)
穏乃(なんであんなに私に優しくしてくれたんだよ……)
穏乃(あんな風にされると……もっと話したくなるじゃんか)
穏乃(もっと遊びたくなるじゃんか……)
-
悲しい
-
穏乃(もっと……)
穏乃(……)
穏乃(もっと……一緒に……)
穏乃(2人で……)
穏乃(ずっと……)
穏乃(……)
穏乃(……)ポロ…
穏乃「ゔあぁぁぁ゙〜……!」ポロポロ
-
ようやく自覚しましたね(他人事)
お風呂入ってきます
-
風呂は代わりに入ってくるから、続きを
-
先にお風呂入ってからという選択肢はないのか
-
お風呂でかけ
寝ながらかけ
-
シズの涙ペロペロしたい
-
先にお昼食べておいたぞ
-
今日も祝日にしておいたぞ
-
先に今日の分の睡眠もとっておいたぞ
-
あくしろよ
-
息吸っておいたぞ
-
起きておいたぞ
-
朝ごはんも食べておいたぞ
-
GWの予定組んでおいたぞ
-
渋滞も解消しておいたぞ
-
シズの涙って本当に美しいと思う
-
GWも代わりに遊んでおいたぞ
-
〜数分後〜
穏乃「……」グスッ
宥「し、穏乃ちゃん? 大丈夫……??」アタフタ
穏乃「……」コクッ
宥「はい。このハンカチ使って」
穏乃「あ゙り゙がどゔござい゙ま゙ず……」グスッ
宥「いいの。気にしないで、ね?」
穏乃「ずみ゙ま゙ぜん゙……」ウルウル
-
もは!
-
宥(と、とにかく良かった……泣き止んでくれた……)
穏乃「……」
宥(……でも、なんで泣いちゃったんだろう)
穏乃「……」
宥(あの写真を見てから……?)
宥(……)
宥(……)
宥「……ねぇ、穏乃ちゃん」
穏乃「……はい」
-
宥「えと、その……間違ってたらごめんね……?」
穏乃「? ……はい」
宥「穏乃ちゃんは○○くんのこと、好き?」
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃「好き、だと……思います」グスッ
宥(やっぱり……)
穏乃「でも自信はないんです……」
宥「え?」
穏乃「今までこんな気持ちになった事なんてなくて……」
-
穏乃「でも……あいつを見てると……」
穏乃「なんだか自分でもよく分からなくなって……」
穏乃「だ、だから……その……つまり……」
宥「無理して話さなくてもいいよ」
穏乃「ぅぅ……ごめんなさい……」
宥「……」
宥「……」スッ
ギュッ…
穏乃「……え? ゆ、宥さん……?」
-
宥「……」ギュッ
穏乃「あの……」
宥「ねぇ、穏乃ちゃん」
穏乃「は、はい」
宥「……どう?」
穏乃「えっと……や、柔らかくて、良い匂いがして……あったかいです」
宥「ふふっ、ありがとう」
穏乃(?)
宥「……じゃあ、○○くんに抱き締められた時はどうだった?」
穏乃「えっ……?」
-
穏乃「あ、あの時は……」
穏乃「……」
穏乃「なんかゴツゴツしてて固くて……」
穏乃「……」
穏乃「……汗と土の匂いがして」
穏乃「えっと……あとは……」
穏乃「……」
穏乃「すごく……熱かった……です」
宥「……そっか」スッ
-
宥「……ごめんね、急に抱き締めて」
穏乃「い、いえ、私も気持ち良かったです!」
宥「ふふふっ……そう?」
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃「……あの、宥さんっ」
宥「なぁに?」
穏乃「宥さんって……今、好きな人とかいますか?」
宥「え?」
穏乃「あ、ご、ごめんなさい! 変なこと聞いちゃって……」
宥「ううん、気にしないで。少しビックリしただけだから……」
-
宥「でもごめんね、今はいないの」
穏乃「そうなんですか。こっちこそ急にごめんなさい」
宥「ううん」
穏乃「……」
宥「……」
穏乃「……」
宥「穏乃ちゃん」
穏乃「……はい」
宥「まだ悩みがあるなら聞くよ。遠慮しないで話して?」
穏乃「……はい。ごめんなさい……」
-
穏乃「……あぁもう……また……」ポロポロ…
穏乃「とまれよ……」ゴシゴシ
宥「大丈夫だよ。ゆっくりでいいから」ナデナデ
穏乃「……すみません」グスッ
穏乃「……」スーッ
穏乃「……」ハーッ
穏乃「……もし、宥さんに好きな人がいたとして……」
宥「うん」
穏乃「でもその相手は自分の親友の事が好きで……」
宥「……うん」
-
穏乃「その親友は自分に無いものを全部持ってるような奴で……」
宥「……」
穏乃「そういう時って……宥さんならどうしますか?」
宥「うーん……たとえ好きな人が振り向いてくれなくてもやれる事はやりたいかな」
宥「やっぱり後悔だけはしたくないでしょ?」
穏乃「……」
穏乃「でも……あk…じゃなくて、そいつは気が利いて良い奴で……」
穏乃「それに可愛くてすっごく女の子らしいんです」
穏乃「……」
穏乃「……だから……」
-
ちょっとお待ちを
-
宥「……私は穏乃ちゃんも充分かわいいと思うよ?」
穏乃「そ、そんなこと……」
宥「……もしその人が女の子らしい子が好きなら、自分も頑張ってみると思うな」
穏乃「……!」
宥「……」ニコッ
穏乃「そう…ですか……」
宥「うん」
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃「……よし!」ガタッ
-
穏乃「……ありがとうございます! お蔭で楽になりました!」
宥「ううん。私に出来る事なら喜んで協力するよ」
穏乃「ホントにありがとうございます。助かりました」ペコッ
宥「ふふっ」
穏乃「じゃあ私は失礼します!」
宥「うん。頑張ってね」
穏乃「……はいっ」
宥「……」
宥「……」
宥「ねぇ、穏乃ちゃん」
穏乃「?」
-
これは恋の伝道師
-
宥「さっき話した通り、私は好きな人が振り向いてくれない気持ちは分からないの」
宥「でも……大切な人がいなくなった時の気持ちならすごく分かる」
穏乃「!」
宥「大切な人って……その人じゃなきゃダメだから、その人以外に考えられないから大切なんだよ」
穏乃「……」
宥「……きっと、好きな人に対しても同じだと思うな」
穏乃「……」
宥「……」
宥「じゃあ、また明日ね。穏乃ちゃん」ニコッ
-
お休みなさい(入浴)
-
風呂で寝ると溺れるぞ
-
これは阿知賀女子の頼れるお姉ちゃん松実宥
-
レジェンドは頼りにならないからねしょうがないね
-
宥姉がちゃんとお姉ちゃんしてる
-
>>516
レジェンドはこういうときに茶化しそう(偏見)
-
>>518
だから行き遅れるんだよなあ
-
玄ちゃんは何も気付いてなさそう
あらたそはなんだかんだ気付いてそう
-
(数日後)
穏乃(……)テクテク
穏乃(……あっ)ピタッ
穏乃(……)
穏乃「……お、おはよう」
穏乃「え?」
穏乃「うん……」
穏乃「……」
穏乃「そっちこそ、もしかして毎日ここで待ってくれてた?」
穏乃「……そっか」
-
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃「あのさ……今までごめん」ペコッ
穏乃「……」
穏乃「でもね、前にも言った通り避けてたって訳じゃないんだ」
穏乃「ただ…なんていうか……」
穏乃「……その……」
穏乃「……」
穏乃「え? な、なんでそっちが謝るの!? 悪いのはこっちだから!」
-
かわいい
-
穏乃「『気付かない内に何かしたかもしれないから』?」
穏乃「いや、だからそんな事ないって!」
穏乃「私の方が……」
穏乃「……ううん、そんな事ない」
穏乃「だから謝んないでよ! こっちこそごめん!」
穏乃「いやいや! 私の方がごめん!」
穏乃「いや、ホントに!」
ワーワーギャーギャー
憧「……え、あんたら朝から何やってんの」
-
仲直りイイゾ^〜
-
〜授業中〜
憧(……)カキカキ
憧(……よし、こんなもんかな)
憧(……)チラッ
穏乃「……」
憧(あれ? しずが寝てない。珍しっ)
穏乃「……」
憧(……手は止まってるみたいだけど)
-
〜休み時間〜
穏乃「……」フキフキ
憧「……あれ? しず、あんたハンカチ変えた?」
穏乃「あ、うん…」
憧「へぇ……可愛いじゃない。前のやつよりそっちの方が良いと思うわよ」
穏乃「……そ、そうかな?」
憧「うん。しずもそういうの持ってたんだー」
穏乃「あはは……」
-
主人公くんの気を引こうと振る舞ってますね(確信)
-
とてもいじらしくてとてもおいしい
-
〜昼休み〜
穏乃「……」
憧「……あれ? しず、あんた今日は外で遊ばないの?」
穏乃「へ?」
憧「ほら、いつもだったらご飯食べてすぐドッジボールだー!って出ていくじゃない」
穏乃「……そ、そうだっけ?」
憧「あたしとか○○とか引っ張ってさ」
穏乃「……う〜……」
憧「?」
-
かわえぇんじゃあ^〜^〜^〜^〜
-
〜放課後〜
憧「あれ? しずは?」
憧「……」
憧「……へ? 先に部室に行ってるって?」
憧「ふーん」
憧「……」
憧「まぁいいわ。あたしらも行きましょ」
憧「ようやくテストも終わったし思いっきり打つわよー!」
-
〜部室〜
ガララッ
憧「おつー」
穏乃「――ほわぁ!?」ビクッ
玄「あぁ、憧ちゃんと○○くん。こんにちは」
宥「こんにちは」
憧「……ていうかしず、なんで驚いてんの?」
穏乃「な、なんでもないよ……」ササッ
憧「ん? 今何隠したのよ?」
穏乃「なんでもないからぁ!」
-
憧「……そう言われると余計見たくなるのよ! 堪忍しなさい!」ガバッ
穏乃「ぎゃ―――!?」
憧「これか!」サッ
[ 胃袋から掴め! 最強のお弁当レシピ ]
憧「あっ……(察し)」
穏乃(うぅぅ……恥ずかしい……)
憧「……」
憧「……」
憧「え?『俺にも見せて』?」
憧「……残念だけどこれは見せられないわねー」
-
かわいい!!!!(クソデカ大声)
-
穏乃、女子力を鍛える
ほな…また…(就寝)
-
かわいいしかわいい
-
恋する乙女のパワーは凄いわね
-
(授業中寝てない方が珍しいのは)まずいですよ!
-
努力がいじらしくてクッソ可愛い
-
^^^^^^^^^^^^^
-
乙女な努力をする穏乃が可愛すぎるんじゃ!!!
-
女子力が高い穏乃とか最強
-
お弁当作ってくるシズが見れるんですね!?(期待)
-
可愛いけど可愛い
-
風呂入って仮眠しといたぞ
-
歯も磨いておいたぞ
-
しおらしくて女子力ある穏乃とか最強過ぎんだよなぁ
-
^〜^〜
-
生活に必要なありとあらゆる事を終わらせといたぞ
-
〜下校中〜
宥「こうやって皆で帰るの久し振りだね」
玄「試験あったからね」
憧「……そういえばしず、今日はジャージ着てなかったけど珍しいわね」
穏乃「そ、そう? 前から じゃなかったっけ?」
憧「いやいや何言ってんの」
灼「……ね、ずっと2人のこと見てるけど何かあった?」
灼「え? 『何でもないです』?」
灼「……」
灼「そうは見えな……」
-
もは
-
あらたそ〜
-
〜高鴨家〜
穏乃「ふー……いいお湯だったぁ」
穏乃(……およ? L○NEだ)
穏乃(!! ○○から……)
穏乃(『今週の土曜日、遊ぼうぜ』……か)
穏乃(……)
穏乃(いいよ……っと。送信)
穏乃(……)
< ピロリーン
穏乃(はやっ)
-
もは!
-
穏乃(『今度は六合目まで登ろう』……)
穏乃(……)
穏乃(……)
穏乃(い、行きたい……!!)
穏乃(でも……ダメだ……!)
穏乃(今までの私じゃダメなんだ! これからは他の皆みたいに……憧みたいに)
穏乃(……ぐぬぬ……)
穏乃(……)サッサッサッ
ごめん (T△T)
用事があるの忘れてた|
穏乃(……)
穏乃(送信……)
-
違うだろぉ!?(ほんとのきもち)
-
穏乃(はぁ……行きたかったなぁ)
穏乃(よく考えたら○○から誘ってくれるのなんて珍しいし)
穏乃(うぅ〜……悪いことしちゃったな……)
穏乃(……)
穏乃(あ、既読ついた)
穏乃(……)
穏乃(……)
穏乃(……)
穏乃(……)
穏乃(……返事、来ないな)
-
もっとスレ違え(ゲス顔)
-
〜数分後〜
穏乃「……」ゴロゴロ
< ピロリーン
穏乃「!」ガバッ
穏乃(き、来た!)
穏乃(……)
穏乃(『そっか。じゃあまた今度だな』……)
穏乃(……)
穏乃(……)
穏乃(お、怒っちゃったかなぁ……)
-
乙女なシズかわいい
-
〜数十分後〜
穏乃「……」ゴロゴロ
穏乃「……」ゴロゴロ
穏乃「……」
穏乃「―――あ゙ーもう!!」ガバッ
穏乃(ダメだダメだ! せっかく誘ってくれたんだから応えないと!)
穏乃(……)
穏乃(……)サッサッサッ
日曜日なら良いよ!|
-
〜数十分後〜
――――――――――――――――――――――――――――――――
穏乃<(日曜日なら良いよ!)
(マジで?)>
穏乃<(うん! 行こう!)
(無理してないか?)>
穏乃<(全然大丈夫だよ!)
(なら良いけど……)>
(朝からで良い?)>
穏乃<(うん!でさ、お昼食べたら買い物しない?)
(良いよ 珍しいな(笑))>
穏乃<(そうかなあ?)
(日曜は雪だな)>
穏乃<(なにをー!?)
〜中略〜
穏乃<(そこまで言うならお弁当作ってきてやろーじゃん! 見てろよー!!)
――――――――――――――――――――――――――――――――
穏乃(……)
穏乃(―――やばい! 余計なこと言っちゃった!!)ガーン
-
かわえぇんじゃあ^〜
-
穏乃(ど、どどどどうしよう!!)
穏乃(さっき部室で玄さんから本は借りたけど……)チラッ
[ 胃袋から掴め! 最強のお弁当レシピ ]
穏乃(まだ全然読んでないしお弁当なんて作った事ないし!)
穏乃(……)
穏乃(今日は……木曜日)
穏乃(……)
穏乃(いや、正確には木曜日の夜だから実質あと金曜と土曜しかない!!)
-
^^^^^^
-
穏乃(……今さら冗談だなんて言えないし……)
穏乃(……)
穏乃(そ、それにチャンスといえばチャンスだし……)
穏乃(……)
穏乃(……)
穏乃(よ、よしっ!)
ドタバタドタバタ!
バターン!
穏乃「―――おかーさん!!」
綾乃「えっ」ビクッ
-
コンドーム買う金をねだりそう(無粋)
-
頑張れ
-
穏乃、はじめてのお弁当
お風呂入って来ます
-
絆創膏貼った指を必死に隠すシズが浮かぶ浮かぶ
-
これは少し焦げた玉子焼き(+114514点)が拝めますね
-
>>568
無粋過ぎて草
-
なんで風呂なんてものがこの世にあるのか(哲学)
-
>>573
syamuネタでしょ
-
うーむ、一体この作者は何者なんだ・・・
ここまで完璧に可愛いと顔がニヤケっぱなしになってしまうんだが
-
^〜^〜^〜^〜^〜
-
山登っておいたぞ
-
かあいいなあこいつもう
-
たまんねェ
-
(少)ないです
-
〜台所〜
綾乃「……それにしても急に『料理教えてくれ』だなんてね。どういう風の吹き回し?」
穏乃「……も、もう良いじゃん、その話は」
綾乃「ふーん……」
穏乃「……」
綾乃「例の男の子?」
穏乃「ちっっっがうよ!!!!」ムキー
綾乃「……そう」ニヤニヤ
-
綾乃「それで、何を作りたいの?」
穏乃「う〜〜ん……」
穏乃(男の子が喜びそうなお弁当は……)ペラペラ
綾乃「あれ? その本どうしたの?」
穏乃「玄さんが貸してくれた」
綾乃「ほう」
穏乃「ん〜〜…どれにしようかな…」ブツブツ
穏乃「やっぱりお肉なのかなぁ……」ブツブツ
綾乃(……)
綾乃(……まさかあの穏乃がねー)フッ
-
もは!
-
は!
-
(翌日)
〜教室〜
穏乃(料理ってあんなに難しいんだ……)
穏乃(……)
穏乃(……明日は1日またお母さんに特訓してもらうとして)
穏乃(……)
穏乃(……今日は玄さんに頼み込んでみようかな)
憧「おはよ」
穏乃「んーおはよー」
-
憧「……あれ? しず、それどうしたの?」
穏乃「へ? 何が?」
憧「左手よ左手。絆創膏だらけじゃない」
穏乃「これは……えっと……」
憧「?」
穏乃「ちょ、ちょっとケガしちゃって」
憧「うわぁ……痛そ…」
穏乃「大丈夫だよ!」
憧「ちゃんと処置しなさいよ。ほら、手出して」
穏乃「え?」
-
憧「消毒して包帯巻いたげるから。ほら」
穏乃「あ、ううん、いいよ」
憧「いいから」
穏乃「でも……」
憧「いーから早く貸す!」
穏乃「は、はいっ」ビクッ
憧「まったく……」
穏乃「……」
穏乃「……こ、こういうところかぁ。さすが憧……」
憧「え? 何が?」
-
アコチャーの女子力もああ^〜
-
〜昼休み〜
憧「それでね、その時の宥姉ったら―――」
ワイワイガヤガヤ
穏乃(○○は……今日も購買のパンか)チラッ
穏乃(……今さらだけど好きな食べ物とか嫌いな食べ物とかあるのかな)
穏乃(……)ジーッ
穏乃(……)ジーッ
穏乃「えっ?」
穏乃「ひ、『一口食うか』!?」ビクッ
穏乃「―――いやいやいや! いい! いいよ! 大丈夫! そういうのじゃないから!」アセアセ
-
いちいちかわいい
-
あと2、3回で終わります
ほな…また…(就寝)
-
ひたすらかわいい
-
あと2回、3回を繰り返していこう
-
シズのおててをなでなでしたい
-
あく弁当作って渡すんだよ(せっかち)
-
寝ながら起きろ
-
あと2、3回で(料理修行編が)終わります
だろう俺は詳しいんだ
-
弁当作っておいたぞ
-
朝だぞ
-
昼飯も食っておいたぞ
-
(憧の女子力には勝てそうも)ないです
-
風呂入って置いたぞ
-
>>602
穏乃の場合はいじらしさがあるから互角以上なんだよなぁ
-
恩着せがましくいっているが単に自分が入浴しただけなのでは?ボブは訝しんだ
-
投下の準備はしといたぞ
-
〜部室〜
玄「――ツモ! 4000,8000!」
憧「うわちゃー捲られたかー」
灼「親被り……」
憧「じゃあ2着抜けね。しず、出番よ」
穏乃「あ、うん。おっけー!」
宥「……わっ。穏乃ちゃん左手どうしたの?」
穏乃「ほぇ?」
灼「痛々し……」
穏乃「あ、ちょっとケガしちゃって……」
-
玄「大丈夫なの?」
穏乃「はい。へーきです! 憧が手当てしてくれたんで!」
穏乃「……」
穏乃「……え?」
穏乃「あ、うん……ちょっと切っちゃってさ」
穏乃「へ? 『なにで』?」
穏乃「あ……その……は、か、カッターとか?」
穏乃「……」
穏乃「いや、ホントに大丈夫だから。ね?」
穏乃(心配してくれるのは嬉しいけど言える訳ないよ!)
-
〜下校中〜
玄「みんな、また来週!」
宥「じゃあね」
灼「……」ペコッ
憧「ん、おつかれー」
穏乃「……」ソロリソロリ
憧「あれ? しずもそっちなの?」
穏乃「う、うん……ちょっと寄るところがあって……」
憧「ふーん」
-
〜松実館〜
穏乃「よろしくお願いします!」
玄「おまかせあれ!」
宥「え? なに? 2人ともどうしたの……?」
玄「実は穏乃ちゃんがかくかくしかじかで……」
穏乃「あっ……」
穏乃(……って、宥さんはもう知ってるんだった)
宥「へぇ……そうなんだぁ」
玄「そうなのです!」
宥「あったか〜〜い」ニコニコ
穏乃(……ま、まぁそれでも恥ずかしい事に変わりはないけど……///)
-
もは!
-
(翌日)
〜夜〜
穏乃(……)
穏乃(つ、ついに……明日だ……)
穏乃(……すーはーすーはー)
穏乃(……)
穏乃(……な、なんかインハイの時より緊張してるな、私……)
穏乃(……)
穏乃(お母さんもだけど玄さんや宥さんも力になってくれたんだ)
穏乃(私ならできる……)
-
綾乃「……ねぇ、明日なんだけど」
穏乃「んー?」
綾乃「本当に手伝わなくていいの?」
穏乃「……うん。もう充分だよ」
綾乃「そう」
穏乃「……」
綾乃「……ま、頑張んなさい」ポンッ
穏乃「ありがと」
綾乃「いっそのこと告白しちゃえば?」
穏乃「そ、それは無理!!」
-
(翌朝)
〜台所〜
穏乃(……)
穏乃(思い出せ……)
穏乃(お母さんの手捌きを……玄さんの味付けを……)
穏乃(……できる)
穏乃(できる。できるできるできる!)
穏乃(○○もそんな期待してないだろうしそもそも冗談だと思われてるかもしれないからもっと気楽にいけばいいんだ! 自分で言ってて悲しいけど!)
穏乃「よーし! やるぞ―――!!」
-
(数時間後)
〜待ち合わせ場所〜
穏乃(30分前かぁ……ちょっと早く来すぎたかな)テクテク
穏乃(……まぁ緊張を解すのには良さそうだけど)テクテク
穏乃(……)テクテク
穏乃(あれ?)ピタッ
穏乃(……)
穏乃(も、もう来てる……)
-
^〜^〜^〜
-
イクゾオオオオオオオエッ!!!
-
ああ^〜
-
穏乃(まさか私より早いなんて……)
穏乃(……あ、こっち見た。手振ってる)
穏乃(……)
穏乃(ふふっ)
穏乃「……おはよっ。随分早いね!」
穏乃「え? 私も? ちょっと目が冴えちゃって……」
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃「えっと……ど、どうしたの? そんなに見て……」
-
こんな事もあろうかと俺>>1の代わりに眠っておいたんだ
-
穏乃「……」
穏乃「え? この格好? ……あぁ、ジャージは……その……」
穏乃「……」
穏乃「やっぱり……変、かな……?」
穏乃「!!」
穏乃「……」
穏乃「ありがと。そう言ってくれると嬉しいな」ニコッ
穏乃「……じゃあ行こっか」
穏乃(だ、大丈夫かな!? 今自然に笑えてたかな!?)
-
もうすぐ終わる予定です(本気)
お休みなさい
-
私服の穏乃とかヤバいんだよなぁ!
-
起きろ
夜だぞ(暴論)
-
やっぱ…私服のシズを…最高やな!
-
終わらないで!!
でも、穏乃には幸せになってほしい!!
ジレンマ!!!!
穏乃はどんな服を着て出掛けたんやろう…
原作とかみたいなパンツルックかな?
それともスカートを履いていったんやろか?
-
^〜^〜^〜^〜^〜
-
私服の穏乃とか見た瞬間射精するね、俺なら
-
か わ い い
-
穏乃の服はパンツルックですかね。一応山行くから……
-
もは?
-
穏乃「……」テクテク
穏乃「……」テクテク
穏乃(うぅ……なんだか○○から妙に視線を感じるような……)
穏乃(やっぱり変だったかな……?)
穏乃「……へ?」
穏乃「あ、うん。今日はゆっくり登ろうよ」
穏乃「……」
穏乃「そうそう、ピクニックみたいな感じでさ!」
-
穏乃「……いやぁ、いい天気で良かったね」
穏乃「……」
穏乃「それにしてもホントに山で良かったの?」
穏乃「別に私に合わせてくれなくても良いんだよ?」
穏乃「……そっか」
穏乃「でも私は○○とならどこでも楽しめるから!」ニコッ
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃「……どしたの? 早く行こっ」
-
^〜^〜^〜^〜
-
〜数十分後〜
穏乃「……」テクテク
穏乃「どう? 登るのは慣れてきた?」
穏乃「……ふふっ。そっか」
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃(もうすぐ着く……ってことは)
穏乃(……)
穏乃(つ、次は……ついにお弁当を……)
-
早くお弁当食べるんだよあくしろよ
-
穏乃「……」
穏乃「――うぇっ!? お、『お腹空いた』!?」
穏乃「は、早くない? だってまだ11時になったばっかりだよ?」
穏乃「……え? 『朝食べてない』?」
穏乃「なんで―――」
穏乃「!!」ギクッ
穏乃「つ、『作ってくるって言ってたから』……?」
穏乃(……ほ、本気にしてたんだ)
穏乃「……」
-
穏乃「まぁ……」
穏乃「作っては来てるけど……」
穏乃「その……」
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃「だめ、かな」
穏乃「……」
穏乃「あ、違っ……そういう意味じゃなくてさ」
穏乃「ほ、ほら! どうせ食べるなら景色が良いところで食べたいでしょ!?」
穏乃「だからいつもの所に着くまでだめ!」
-
〜数分後〜
穏乃(も、もう着いちゃった……こんなに近かったっけ……)
穏乃(……でも相変わらず悔しいくらい良い景色だなぁ)ノビー
穏乃「……」
穏乃「え? うん。分かってるよ……」
穏乃「分かってる……」
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃「あのさ」
穏乃「わ、笑わないでね……?」
-
不味いなんて言わせない(確信)
-
穏乃「……」
穏乃「じゃあ……どうぞ……」
穏乃「……ほ、ホントに期待しないでね!」
穏乃(正直、自分で言うのもなんだけど見た目は良くない……)
穏乃(何回やってもお母さんや玄さんみたいな味付けはできなかったし……)
穏乃(……)ドキドキ
穏乃(……)ドキドキ
穏乃(ぅゎ、どんどん食べてる……)
穏乃(……)チラッ
穏乃(どうかな……?)ドキドキ
-
>穏乃「でも私は○○とならどこでも楽しめるから!」ニコッ
たまに無意識にクリティカルヒット出すシズすごい
-
穏乃「えっ……と」
穏乃「ね、ねぇ……」
穏乃「どう……かな?」
穏乃「……」
穏乃「!!」
穏乃「お、おいしい? ……良かったぁ……」
穏乃(……)
穏乃(○○は優しいから、たとえ美味しくなくてもきっと『美味しい』って言ってくれると思ってた)
穏乃(……)
穏乃(……でも)
穏乃(そんなこと考えてたのが吹っ飛んじゃうくらい嬉しい……!)
-
穏乃(……お母さんや玄さんに教わった甲斐があった)
穏乃(たくさんケガした甲斐があった)
穏乃(早起きして作った甲斐があった)
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃「え? 私?」
穏乃「……ううん、私はまだいいや」
穏乃「今は……ちょっと喉通らないかな」
穏乃「えへへ……」
-
可愛い過ぎィ!!
-
あと1、2回で終わる予定
お風呂入って来ます
-
>>642
そういう所が魅力あるんだけど本人は無意識なのがあぁ^〜
-
かわえぇんじゃあ^〜^〜
-
穏乃が可愛すぎる!!
>>646
あと1、2回が、あと3、4回ありそう
-
あと5.6回続きそう
-
真似してスレ立てしても良いですかね...(小声
-
恋愛系のスレをもっとちょうだい……!(応援)
-
>>651
http://i.imgur.com/IbObb4J.jpg
、
-
憧が好きとはもう完全に書かなくなりましたね(ニッコリ)
-
あ゛あ゛^〜
-
>>651
(自分も見たいので許可とる必要なんて)ないです
-
〜一時間後〜
穏乃(ふー……食べた食べた)
穏乃(……)
穏乃「あ、うん! えーっと……」
穏乃「お疲れ様でした!」
穏乃「……へ? 『お粗末さまでしただろ』?」
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃「わ、わざとだよ!」
-
穏乃(……)チラッ
[空の弁当箱]
穏乃(……)
穏乃(空っぽになったお弁当箱を見るとこんなに嬉しいんだ)
穏乃(……)
穏乃(作ってきて良かったな)
穏乃(……)チラッ
穏乃(もし○○がまた作ってくれって言ってきたらもっと上手くできるようにしないとね)
-
穏乃「あーお腹いっぱいだー!」
穏乃「……」ゴローン
穏乃「……」
穏乃「へ? 『服汚れるぞ』?」
穏乃「あ―――っ!! そうだったぁぁぁ!」ガバッ
穏乃(いつもの癖でつい……)
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃「うぅ……わ、笑わないでよ……」
-
完全に心許しつつも女の子として見て欲しいシズ可愛い
-
〜数十分後〜
穏乃「……」
穏乃「へっ? 『そろそろ行くか』?」
穏乃「行くってどこに?」
穏乃「『お前が言ったんだろ』?」
穏乃(え? なんのことだっけ……)
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃「あ、あぁ! 買い物ね! うん! 分かってるよもちろん! そろそろ行こう!」
-
〜高鴨家〜
穏乃「じゃあ荷物だけ置いてくるからちょっと待ってて!」
綾乃「……おかえり。もう帰ってきたの?」
穏乃「ただいま。またすぐ出るよ」
綾乃「ふーん…… それで、どうだった?」
穏乃「……おいしいって言ってくれた」
綾乃「良かったじゃない」
穏乃「うん。ありがと」
-
^〜^〜^〜^〜
-
穏乃「―――おまたせ!」
穏乃「……」
穏乃「うーん、そうだなぁ……」
穏乃「……」
穏乃「電車乗って街の方に出ない?」
穏乃「買いたい物は……うん、いろいろね。うん」
穏乃「……と、とにかく駅に行こうよ」
穏乃(正直買いたい物なんてないけど着くまでに考えとけば平気だよね)
-
水着!!(大声)
-
〜ショッピングモール〜
ガヤガヤ
穏乃(……)
穏乃(結局何も決まらないまま着いちゃった……)
穏乃「……え?」
穏乃「え〜〜っと……そ、そうだなぁ……」
穏乃(……どうしよう)
穏乃(女の子らしいもの……女の子らしいもの……)キョロキョロ
穏乃(……)
穏乃「―――あ、あそこの洋服屋行こう!」ビシッ
-
〜洋服屋〜
穏乃(うぅ……いよいよ後に退けなくなった……)
穏乃(いろいろあるけど、女の子と言えば……)キョロキョロ
穏乃(……)
穏乃(うーん……スカートとか?)
穏乃(……)キョロキョロ
穏乃(……うわぁ、これすっごいなぁ)スッ
穏乃(なになに? 『今夏のイチオシ』?)
穏乃(はぇ〜〜……)
-
はえ^~
-
穏乃「――わっ!?」ビクッ
穏乃「びっくりしたぁ! 急に声かけないでよ!」サッ
穏乃「もう……」
穏乃「……」
穏乃「え゙っ」ギクッ
穏乃「や、やだなぁ……何も隠してなんか……」
ササッ
穏乃「あ!」
穏乃「ち、違うの! これは……その……」
穏乃「ほら、このスカート憧に似合いそうだなって思って!」
-
シズにも似合いそうだけどな
-
穏乃「だから別に……」
穏乃「えっ? 『穿いてみてくれないか』!?」
穏乃「わ、私が!?」
穏乃「……いや…その……」
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃(でもこれで少しでも女の子らしくなれれば……もしかしたら……)
穏乃「……」
穏乃「……うん、分かった」
穏乃「ちょっと待ってて…」
-
あぁ^〜
-
〜数分後〜
モゾモゾ…
穏乃「……ね、ねぇ」ヒョコッ(試着室のカーテンから顔だけ出す)
穏乃「ホントに見るの……?」
穏乃「……うぅ」
穏乃「……」
穏乃「わ、分かったよ……」
穏乃「……」
穏乃「すー……はー……」
穏乃(……よしっ)
-
シャーッ
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃「……ぅ……///」モジモジ
穏乃(す、すっごい見られてる……!!)
穏乃(スースーしててやっぱり慣れないよ! 恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい!!)
穏乃「……」ドキドキ
穏乃「ねぇ……」
穏乃「……」
穏乃「……も、もういいよね? 着替えるから……」ソソクサ
-
穏乃「!」ビクッ
穏乃「な、なに?」
穏乃「……」
穏乃「っ……!!」ドキッ
穏乃「あ、り…がと……///」
シャーッ
穏乃(ふぅ……)ペタン
穏乃(……)
穏乃(……か、『可愛い』なんて……初めて言われた……)ドキドキ
-
なおこの後30分くらい試着室から出てこなかった模様
流石にそろそろ終わりです
お休みなさい(小声)
-
終わらないで
-
^〜^〜^〜
-
普段があのジャージなのにスカートがスースーするとは一体……
-
シズは我らには見えない不思議な短パンを穿いていると言う言い伝えが……
-
このシズはスパッツ派なんでしょ(適当)
-
それよりも、制服でスカートを履いているという
-
スカートを履いているという幻影を見せているだけだぞ
-
あのヒラヒラがある方が逆にスースーするんだゾ
あれは何回履いても慣れないゾ
-
>>684
なんで何回も穿いてるんですかね……
-
684女の子説
-
>>684のスカートの中を見たいゾ〜
-
>>684
草
-
穏乃かわええんじゃあ^〜
-
あく告白しろよ(せっかち)
-
まだぁ!!??
-
明日まとめて投下できるかもしれない(入浴)
-
>>692
おう明日の分も入浴するんだよ
-
朝ごはんも食べておいたぞ
-
憧ちゃんの誕生日だぞ
-
憧ちゃんの誕生日祝っておいたぞ
-
あくしろよ
-
まーた風呂入ってんのか(呆れ)
-
今日は無しか
-
洗濯もしておいたぞ
-
まだー
-
穏乃「……ごめん、おまたせ」
穏乃「……」
穏乃「え? 次?」
穏乃「そ、そうだなぁ……」
穏乃「……」キョロキョロ
穏乃「……」キョロキョロ
穏乃「じゃあ次はあそこのお店で……」
-
も!
-
待ってた!
-
〜一時間後〜
穏乃(……あっ、もうこんな時間……)
穏乃「……」
穏乃「そろそろ帰ろっか」
穏乃「……」
穏乃「へ? 『何も買わなくて良かったのか』?」
穏乃「うん。なんだか見てたら満足しちゃった」
穏乃「……付き合わせちゃってごめんね」
-
あくあくあくあく
-
〜電車〜
ガタンゴトン…
穏乃(……)
穏乃(今日は楽しかったなぁ)
穏乃(……まぁ、慣れないことだらけの1日だったけど)クスッ
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃「ううん。なんでもないよ」
穏乃「……あ、うん。そうだね、座ろっか」
-
^〜
-
ガタンゴトン…
穏乃(……)
ガタンゴトン…
穏乃(……)
穏乃(……)チラッ
穏乃(……)
穏乃(……ふふ、寝ちゃった)
穏乃(疲れてたのかな)
ガタンゴトン…
-
もうはじまってる!
-
〜数十分後〜
穏乃「いやぁ、今日はありがとね。お蔭で楽しかったよ」
穏乃「『お弁当美味しかった』? ……あ、ありがと」
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃「えっと……どうしたの?」
穏乃「『そっちこそ』? わ、私は……ただ……」
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃「あはは……」
穏乃「じゃあ、帰ろっか」
-
少なくて申し訳ないけどキリが良さそうなんでこの辺で
次で終わります(確信)
-
少な過ぎィ!!
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終わらないで
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笑顔まみれで終わろうや。幸せになろうぜ。
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かわいい
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次で終わる(あと2、3回で終わります)
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次で終わる(あと4、5回で終わります)
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次(のスレで)終わります
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遂にここまで来たか
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〜帰り道〜
穏乃「……」テクテク
穏乃「……」テクテク
穏乃「明日学校面倒くさいなぁー」テクテク
穏乃「……ふふっ、そだね」
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃(……あっ)
穏乃(……)
穏乃(もう……別れ道に着いちゃった)
穏乃「えっと……」
穏乃「じゃあ、また明日。学校でね」
-
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃「……帰らないの?」
穏乃「『そっちこそ』? ……私は○○が帰ったら帰るよ」
穏乃「……」
穏乃「……ふふっ」
穏乃「じゃあいっせーのせで帰ろっか」
穏乃「いくよ?」
穏乃「……いっせーのーせ!」
穏乃「……」
穏乃「うん。ばいばい」
-
も!
-
口から砂糖吐きそう…
-
穏乃「……」テクテク
穏乃「……」テクテク
穏乃「……」ピタッ
穏乃「……」
穏乃(……ここ最近はなるべくジャージは着ないようにした)
穏乃(女の子っぽい小物も持つようにしたし)
穏乃(休み時間はなるべく大人しくして……)
穏乃(……授業中もなるべく寝ないように頑張った)
穏乃(中間テストだって…なんだかんだで乗り切れた)
-
穏乃(お弁当作って……ピクニックして……)
穏乃(洋服も見に行って……)
穏乃(……)
穏乃(憧とかと比べると全然だろうけど、私が思い付く限り女の子らしい事は全部やった)
穏乃(……)
穏乃(これでダメだったら……)
穏乃(……)
穏乃(……)
穏乃(……次は、素直に諦めないといけないのかな)
-
諦めんなよ!!
-
穏乃(……)
穏乃(……)
穏乃(いや!)
穏乃(宥さんだって言ってただろ! できることは全部やって後悔しないようにするって!)
穏乃(……きっと、まだできることはある!)
穏乃(……)
穏乃(……私にできること……)
穏乃(……)
穏乃(……)クルッ
穏乃「お―――い! ○○―――っ!!」
-
!
-
穏乃「……こっちこっち!」ブンブン
穏乃「急に呼び止めてごめんね! ……あ、いいよ! そのままそこで聞いてて!」
穏乃「……あのね!」
穏乃「言わなきゃいけない事があるの、忘れてた!」
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃「……」 スーッ
穏乃「―――好きだよ!」
.
-
ロッテはこれを見るまで勝てなかったんだなぁ
-
男見せろ!
-
えんだああああ
-
涙がで、でますよ……
-
ハァ ハァ ハァ
-
穏乃「……」
穏乃「ごめん! 急でビックリするよね!」
穏乃「当たり前だけど○○が憧のこと好きなのは知ってる!」
穏乃「でも……」
穏乃「それでも……言わなきゃって思って!」
穏乃「……」
穏乃「ホントだったら私が2人を応援しなきゃいけなかったんだけど……色々あってさ」
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃「○○のこと、好きになっちゃったよ」
穏乃「……ごめんね」
-
面と向かってヒロインから告白したの初めてじゃね?
-
穏乃「……」
穏乃「……じゃ、じゃあ! そういう訳だから!」
穏乃「ばいばい!」タッ
タッタッタッタッ…
穏乃(うわああああああああ)タッタッタッ
穏乃(やばいやばい言っちゃった!!)タッタッタッ
穏乃(でも……)タッタッ
穏乃(……)ピタッ
穏乃(……)
穏乃(やっと……言えたな)
-
^〜^〜^〜^〜
-
穏乃「……」
穏乃「……ふぅ……」ペタン
穏乃(これで……全部やりきった。きっとそうだ)
穏乃(これでダメだったらホントに諦めよう)
穏乃(……)
穏乃(諦め……)
穏乃(……)
穏乃(……)
穏乃(……たく、ないな)
-
諦めんな!出来る出来る気持ちの問題だ!
-
ポンッ
穏乃「!?」ビクッ
穏乃「え、○○っ……な、なんで……」
穏乃「……」
穏乃「……どうしたの?」
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃「そ、そうやって追いかけてきてくれるとさ」
穏乃「私……単純だから……」
穏乃「……」
穏乃「か、勘違いしちゃうかも……なんて……」
穏乃「あはは……」
-
穏乃「……えっ」
穏乃「『勘違いしてくれ』? そ、それって……」
穏乃「!!」
穏乃「う、うそ……」
穏乃「……」
穏乃「……え? 『本気だ』……?」
穏乃「……なんで……」
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃「だって、憧のことが好きだって……」
-
きゅんきゅんする
-
目から砂糖出た
-
穏乃「私なんて憧みたいに女の子っぽくないし、成績だって麻雀だって……」
穏乃「……『そんなことない』?」
穏乃「『無邪気で健気で元気で』……」
穏乃「お、『女の子っぽいところも沢山あって』……?」
穏乃「『一緒にいたら元気をもらえて、いつの間にか好k』……も、もういいよ! 分かったから!」
穏乃「……」
穏乃「『そんな理由じゃダメかな』……って」
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃「……ダメじゃないよ」
穏乃「ダメな訳ない……」
-
イイゾ^〜これ
-
やっぱ好きなんすねぇ^〜
-
穏乃「……あのね」
穏乃「……」
穏乃「私も同じなんだ」
穏乃「いつも気にかけてくれて、優しくしてくれて……」
穏乃「いつの間にか……好きになってた」
穏乃「だから……」
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃「ありがとう。すっごく嬉しいよ」ニコッ
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やっとか(確信)
-
穏乃「……」
穏乃「じゃあ……これから、よろしく」
穏乃「……っていうことでいいのかな……?」
穏乃「……」
穏乃「あはは」
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃「え? 『少し遠回りして帰らないか』?」
穏乃「……」
穏乃「……うん。私も同じこと言おうとしてた」
-
穏乃「……」テクテク
穏乃「……ねぇ」
穏乃「……」
穏乃「手、繋がない?」
穏乃「……」
穏乃「……」ギュッ
穏乃「ふふっ。手、おっきいね」
穏乃「……」
穏乃「……」
穏乃(……ずっと、このまま……)
-
ああ^〜^〜^〜^〜^〜^〜^〜
-
穏乃「……ほぇ?」
穏乃「『1つ頼みがある』?」
穏乃「うん。なに?」
.
-
キスかな?(せっかち)
-
(翌日)
玄「――ねぇねぇ憧ちゃん! 聞いた?」
憧「ん? なにを?」
玄「穏乃ちゃんと○○くん付き合い始めたんだって!」
宥「あったか〜〜い」
憧「あぁ、そーなんだ」
玄「あれ? あんまり驚かないんだ?」
憧「ん、まぁね」
灼「なんか意味深…」
憧「そんな事ないわよ」
憧(……ずっと近くで二人を見てたあたしからしたらやっとって感じだしね)
-
^〜^〜^〜^〜^〜^〜^〜^〜^〜^〜^〜^〜^〜^〜
-
終わるな…終わるな…
-
あぁ^〜〜〜〜〜〜〜〜
-
穏乃「うお――――――!!」タッタッタッ
憧「……って、戻ってるし」
玄「へ? 何が?」
憧「ううん。なんでもない」
穏乃「とりゃ―――!!」
灼「うわ、きつそ……」
宥「でも○○くんも楽しそうだね」
憧(……)
憧(……あいつ、これからもっともっと大変になりそうね)フフッ
-
タッタッタッ…
穏乃「ほらほら、遅いよ!」
穏乃「……え? 『少し休憩しよう』?」
穏乃「まだダメ! もう少し頑張って!」
穏乃「……」
穏乃(『無理して女の子らしく振る舞ってるより素の私の方がもっと好きだ』……)
穏乃(……そう言ってくれたのは○○なんだから)
穏乃「――ちゃんと最後まで着いてきてよね!」ニカッ
.
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おわり!
ほな…またいつか…
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ああ^〜
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もう笑顔まみれや。
乙ゥ〜
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いい締めや
乙^〜
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あ、また一つ……物語が終わったんやなって……
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一月半もやってたのか
お疲れ様
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良かったよ
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乙ぅ〜^〜^〜また書いてくれよなぁ頼むよ〜
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たまんねェ
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最高
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乙
穏乃が可愛すぎる
前に戻った様に見えて、お弁当を作ってきてくれたり、女の子っぽい格好をする頻度が上がってたりするんだろうな
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乙ー
次はどのキャラだろう
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ああ^〜最高だぜ
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乙です
さあ次は揺杏だ
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塞さんあくしろよ
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>>730
ああ^〜^〜
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またいつか(2、3日後)
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シズの小さいおててを握りしめたい
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次はサトハが見たいデス
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この手のスレはしばらくお休みします(唐突)
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は?許さねぇ
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ころすぞ
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リアルが一番だから仕方ないね……
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無理せずまた書いてくれよな〜頼むよ〜
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また会えると信じてるから…
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「この手のスレ」って言ってるから好きな人がいる〜系のスレじゃなくて
他のSSスレが始まるって事ですね分かります(早口)
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元よりコテハンとか無いし、偽者かも知れない(震え声)
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次回作あくしろよ(ガン無視)
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姉帯さんが見たいよー(便乗)
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末原ちゃんでこんな感じのスレ建ててよかですか
猛虎弁と関西弁ごっちゃにしそうで怖いけど
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>>791
あく立てろよ
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>>791
関西弁はNGワードに引っかかりやすいのがね…
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>>791
楽しみにしとく
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NGワードかぁ
どうしよう霞さんにすべきか
作りやすいのは霞さんだけど書きたいのは末原ちゃんなんだよなぁ
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なんJ系が引っかかるからね……
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一応半角のスペースで単語区切れば書き込める
末原ちゃん好きだから書いて欲しい
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好きな人がいる兄貴の復活を待ってます
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U+2060みたいなゼロ幅文字を使えば愛宕ネキとか書くことも可能ではある
しかしBANされても文句は言えないので推奨はしない
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>>795
あく立てろよ待ってんだよ
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有珠山欲張りスレもあく立てるんだよ
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活発な女子が初恋で見せる不器用ぶりすごくいい
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穏乃スレから
こんなSSあったんすね(驚愕)
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名作なんだよなぁ…
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とりあえずアドレスを貼るのみで、当スレからは立ち去りますが、
もし興味ある方は読まれて下さい。
いずれ誰もが直面する「死の絶望」の唯一の緩和・解決方法として。
(万人にとってプラスになる知識)
《神・転生の存在の科学的証明》
http://message21.web.fc2.com/index.htm
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実写版のシズで想像してみたら射精しました(事後報告)
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桜田ひよりちゃんクッソかわいい
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今更ながら読みました
すばらです
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http://1-9.jp/jpb/
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http://mega-r.com/u/in.php?guid=ON&id=92081&pid=23369
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名作age
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誕生日おめでとうございます
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