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神「願いをひとつ叶えてやろう」幼女「ふえぇ…」
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神「わしは幼女好きの神様」
神「幼女の誕生日に願い事を叶えてやるのがわしの使命じゃ」
神「今日も幼女の願い事を叶えてやろう」
神「今日は…幼女Aの誕生日じゃな」
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SSに飢えてる速報難民のための癒し系神SSです
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母A「誕生日おめでとう、Aちゃん」
父A「ほら、プレゼントだぞ」
幼女A「わ〜い!ありがとう〜!」
兄A「相変わらず妹は可愛いなぁ」
母A「Aちゃん、今年で何歳になったかわかるかしら?」
幼女A「6歳!」
父A「よくわかったなぁ!Aは賢いなぁ」
兄A「このまま年ととらなければいいのになぁ」
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母A「たくさん料理用意してあるからたくさん食べてね」
幼女A「うん!いっぱい食べる〜!」
兄A「ひゃっはー!こいつはごちそうだぜー!」
父A「母さんの料理は世界一おいしいからな!」
母A「うふふ、そうかしら?」
幼女A「うん!おいしい〜!」
兄A「ゥ ン ま あ あ 〜 い っ!」
母A「喜んでもらえてなによりだわ」
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兄A「ふうぅ…うまかったぜ」
幼女A「お腹いっぱい〜!楽しかった〜!」
父A「それはよかった…だがそろそろ寝る時間だな」
幼女A「え〜?もう〜?」
母A「誕生日だからって夜更かしはダメよ」
幼女A「やだ〜!まだ起きてる〜!」
兄A「夜更かししてると大きくなれないぞ」
幼女A「それでもいいもん〜!」
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神「それならわしが願いを叶えてしんぜよう」
幼女A「え〜?おじさん誰〜?」
兄A「お前誰と喋ってるんだ?」
父A「私はおじさんじゃないぞ」
幼女A「ここに変なおじさんがいるんだよ〜」
母A「ここってどこかしら?」
幼女A「ここだよ〜」
神「ほっほっほ!わしの姿ならAちゃんにしか見えておらんぞ」
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幼女A「私にしか見えないの〜?」
神「そうじゃよ」
兄A「お前誰と喋ってるんだ?」
母A「誕生日を終わらせたくないから私達の気を引こうとしてるのね」
父A「まったくしょうがないな…その遊びが終わったらちゃんと寝るんだぞ」
幼女A「本当にいるのに〜」
神「ほっほっほ、しかたあるまい」
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神「それはそうとわしはお前さんの願いを叶えにきたのじゃ」
幼女A「願い事〜?」
神「ああ、そうじゃ。なんでも願いを叶えてやるぞ」
幼女A「じゃあね〜じゃあね〜」
神「んー?なにかのぉ?」
幼女A「毎日誕生日にして欲しいの〜!」
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神「よしわかった、ほほいのほいー!」
兄A「毎日が誕生日か…つまり一年で365歳だな」
母A「それなら誕生日は10年に一回でいいわね」
父A「母さん、年はとらなくても皺は増えるぞ」
幼女A「…?これで願いが叶ったの〜?」
神「もちろんじゃ、それじゃあさらだばー」
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兄A「A、もう気は済んだか?」
幼女A「うん〜!よくわからないけど神様が願い事を叶えてくれたみたいなの〜」
母A「あなた…ちょっとあっちの部屋で話でもしましょうか?」
父A「待ってくれ、さっきのはただの冗談じゃないか」
幼女A「ふあぁ…もう眠いの〜」
兄A「それじゃあ寝るか」
幼女A「うん…おやすみなの〜」
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――――
――
幼女A「…ふあぁ…もう朝なの〜」
兄A「おはよう!そして誕生日おめでとう!」
幼女A「…?誕生日は昨日終わったよ〜?」
兄A「なに言ってるんだ?今日がお前の誕生日じゃないか!」
幼女A「今日?今日は何日なの〜?」
兄A「お前の誕生日の○月×日だろ」
幼女A「…!本当なの〜!?」
兄A「ああ、間違いなくお前の6歳の誕生日だ」
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幼女A「神様が願いを叶えてくれたの〜!」
兄A「神様?」
幼女A「毎日が誕生日なの〜!」
兄A「そうか、それはよかったな」
幼女A「よかったの〜!」
兄A「そうだ、俺からプレゼントがあるぞ」
幼女A「知ってるの〜!お人形さんなの〜!」
兄A「なん…だと…?なぜ貴様がそれを知っているのだ!?」
幼女A「昨日もらったの〜!」
兄A「なんだそりゃ…」
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鬱ものか(確信)
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母A「誕生日おめでとう、Aちゃん」
父A「ほら、プレゼントだぞ」
幼女A「わ〜い!ありがとう〜!」
兄A「相変わらず妹は可愛いなぁ」
母A「Aちゃん、今年で何歳になったかわかるかしら?」
幼女A「6歳!」
父A「よくわかったなぁ!Aは賢いなぁ」
兄A「このまま年ととらなければいいのになぁ」
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幼女A「私はずっと6歳なの〜!」
兄A「ははは、本当にそうならいいのにな」
母A「たくさん料理用意してあるからたくさん食べてね」
幼女A「うん!いっぱい食べる〜!」
兄A「ひゃっはー!こいつはごちそうだぜー!」
父A「母さんの料理は世界一おいしいからな!」
母A「うふふ、そうかしら?」
幼女A「うん!おいしい〜!」
兄A「ゥ ン ま あ あ 〜 い っ!」
母A「喜んでもらえてなによりだわ」
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兄A「ふうぅ…うまかったぜ」
幼女A「お腹いっぱい〜!楽しかった〜!」
父A「それはよかった…だがそろそろ寝る時間だな」
幼女A「うん!寝るの〜!」
母A「誕生日だからって夜更かしはダ…あら、えらいわね」
幼女A「だって明日も誕生日なんだもん〜」
兄A「毎日が誕生日か…つまり一年で365歳だな」
母A「それなら誕生日は10年に一回でいいわね」
父A「母さん、年はとらなくても皺は増えるぞ」
幼女A「年はとらないから大丈夫なの〜!」
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母A「あなた…ちょっとあっちの部屋で話でもしましょうか?」
父A「待ってくれ、さっきのはただの冗談じゃないか」
幼女A「ふあぁ…もう眠いの〜」
兄A「それじゃあ寝るか」
幼女A「うん…おやすみなの〜」
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―誕生日3日目
幼女A「毎日が誕生日で楽しいの〜!」
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―誕生日7日目
幼女A「たまには違うもの食べたいよ〜」
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―誕生日12日目
幼女A「いいかげん飽きたの…もう誕生日なんてこなくてもいいの…」
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―誕生日20日目
幼女A「つまんない…飽きた…もうやだよ…」
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―誕生日30日目
幼女A「神様は悪魔だったの…願い事なんてもう叶わなくていいの…」
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神「悪魔とはひどいのぉ」
幼女A「あ!神様なの〜!」
神「わしを呼んだかの?」
幼女A「もう願い事はいいの〜!願い事取り消しにして欲しいの〜!」
神「それは無理じゃ」
幼女A「……え?」
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幼女A「じゃあ私は一生このままなの?」
神「…願い事は変えることはできんし取り消すこともできん」
幼女A「やだ…じゃあ新しく願い事叶えてよ!」
神「お前さんはもう6歳の誕生日の願いごとを使っておるから無理じゃ」
幼女A「やだ…やだ!なんとかしてよ!もう同じ毎日はやだ!」
神「わかった、そんなにいやならなんとかしてやるぞ」
幼女A「……え?」
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幼女A「なんとかなるの〜?」
神「願い事は取り消せんが少しベクトルを変えてやることは可能じゃ」
幼女A「べく…?よくわからないけど助けて欲しいの〜!」
神「ほっほっほ、よかろう。ほほいのほいー!」
幼女A「…?これでもう誕生日は来ないの〜?」
神「うむ、もう6歳の誕生日は来ないぞ」
幼女A「やった〜!助かったの〜!」
神「さあ、今日はもう寝なさい。明日は違う日が待っておるぞ」
幼女A「うん!ありがとう〜!」
神「ほっほっほ、礼なぞいらんわい」
幼女A「それじゃあおやすみなの〜」
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幼女A「…ふあぁ…もう朝なの〜」
兄A「おはよう!そして誕生日おめでとう!」
幼女A「…え?誕生日は昨日終わった…よ?」
兄A「なに言ってるんだ?今日がお前の誕生日じゃないか!」
幼女A「違うの!今日は誕生日じゃない!」
兄A「間違いなくお前の誕生日の○月×日だろ」
幼女A「嘘なの!神様がなんとかしてくれたはずなの!」
兄A「…?よくわからないけどプレゼントやるよ。ぬいぐるみだ」
幼女A「ぬいぐるみ?」
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幼女A「人形じゃないの〜?」
兄A「人形は去年あげただろ、それともまた人形が欲しかったのか?」
幼女A「…去年?じゃあ今日で私は何歳になるの〜?」
兄A「今年で7歳だろ」
幼女A「7歳…?」
兄A「それよりさっさとしたくしないと遅刻するぞ」
幼女A「遅刻?」
兄A「おいおいもう小学生なんだから少しはしっかりしろよ」
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幼女A「いつのまに小学生に…」
兄A「まあいいか、俺は先に行くぞ」
幼女A「あ、うん、いってらっしゃいなの〜」
兄A「おう、お前もさっさと家出ろよ」
幼女A「うん…」
幼女A「……」
幼女A「神様…もしいたら出てきて欲しいの〜」
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神「呼んだかな?」
幼女A「なんか変なことになってるの!昨日も今日も誕生日なの!」
神「それはお前が願ったことだろ」
幼女A「こんなこと願ってないの!元の日常に戻して欲しいの!」
神「だから願い事は取り消せないっての」
幼女A「…なんか神様まで変な感じなの」
神「そうか?私は変わってないと思うがな」
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神「それより用がないんだったらもう帰るぞ」
幼女A「えーと…そうなの!7歳の誕生日の願い事叶えて欲しいの!」
神「やだ」
幼女A「ふえぇ!?どうしてなの!?」
神「いや、ふえぇとかキモイから」
幼女A「気持ち悪くてもいいもん!どうして願い事叶えてくれないの?」
神「いや、お前もう幼女じゃないだろ」
幼女A「……え?」
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神「7歳はもう幼女じゃないの」
小学生A「幼女じゃないの?」
神「そう、そして私は幼女の願い事しか叶えないの」
小学生A「じゃあ幼女じゃなくなったのなら願い事が消えてもいいと思うの!」
神「そうだな、でも消えないんだなこれが」
小学生A「消えないの?」
神「おうよ」
小学生A「じゃあ明日も誕生日が来るの?」
神「来るだろうね」
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小学生A「じゃあ毎日年をとるの?」
神「そうなるんじゃないか?どうでもいいけど」
小学生A「やだ!どうにかしてよ!」
神「やだよ、めんどくさい」
小学生A「元はといえば…」
神「もう帰るわ、じゃーな」
小学生A「待って…!そんな…」
小学生A「行っちゃった…どうしよう…」
小学生A「これからどうなっちゃうんだろう…」
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―7歳の誕生日
相変わらずお母さんの料理はおいしかった
誕生日としては去年と変わらず楽しかった
―10歳の誕生日
三日で小学4年生になった、起きたら体が急成長してるから困る
誕生日間の記憶がないから勉強にまったくついていけない
ついでに友達がいるんだかいないんだかもよくわからない
―13歳の誕生日
もうはや中学生、一週間もたってないのに
どうやら私は気がつかない間に引きこもりになっていたようだ
気が狂いそうだ
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―16歳の誕生日
ここ数日誕生日にもかかわらず誰とも会ってない
あっというまに年をとっている自分が怖い
あと何日生きられるんだろう?
―20歳の誕生日
今日で二十歳だ、まだ6歳の誕生日から2週間ほどしかたってないのにだ
私はずっと部屋に引きこもる
誰かに会うのが怖い
―25歳の誕生日
もう25歳だ
相変わらず自分の部屋にいるみたいだが親は私のことをどう思ってるんだろう?
会うのが怖い、もう何も考えたくない
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―30歳の誕生日
目が覚めたら知らない部屋にいた、辺り一面真っ白な部屋だ
久しぶりに知らない人たちが私の誕生日をしてくれた
―45歳の誕生日
もう自分が何歳なのかもよくわからない
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
―60歳の誕生日
どうしてこうなったんだろう…
顔はしわくちゃ…体のあちこちが痛む…自分が何者なにかもよくわからない…
全部あの神様のせいだ、許さない
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神「僕のせいじゃないよ」
A「いや、おまえのせいだ」
神「全部君が願ったことじゃないか」
A「それより気がつかないのか?」
神「なににかな?」
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神A「私だ」
神「お前だったのか」
神A「また騙されたな」
神「全く気付かなかったぞ」
神A「暇を持て余した」
神「神々の」
神A「遊び」
Aパート終了
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危うくフルボッコにされるところだった
治ってよかったわ
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避難所「SS期待してますよ!荒らされた私の牝板を……癒やしてくださいね!」
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神「わしは幼女好きの神様」
神「幼女の誕生日に願い事を叶えてやるのがわしの使命じゃ」
神「今日も幼女の願い事を叶えてやろう」
神「今日は…幼女Bの誕生日じゃな」
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面白い
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