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なりきり
100
:
メイド長
:2015/11/06(金) 15:01:31 ID:Fpksv4K2
カチャ……カチャ……ガチッ……バンッッ! ビクッ
ううん、やっぱり銃は慣れないなぁ……暴発しちゃった
101
:
闇の名無しさん
:2015/11/07(土) 21:36:53 ID:MJX7STMs
カンッ!カラカラ……(暴発の衝撃で小瓶?が軽い音を立てて落ちる)
102
:
メイド長
:2015/11/08(日) 05:05:46 ID:Fpksv4K2
……?誰かの忘れ物……かな(拾い上げてじっと眺める)
103
:
闇の名無しさん
:2015/11/08(日) 11:22:03 ID:???
(よく見るとゴム栓で蓋をされた三角フラスコで、薄緑の液体が入っている)
ピシピシ…(さっきの衝撃の為かヒビが入っており、ヒビはどんどん広がっていく)
104
:
メイド長
:2015/11/08(日) 12:48:53 ID:Fpksv4K2
姉さんの薬?こんな場所に置きっぱなしなんて珍しい―――うぇっ!?割れてる!?
な、何か他の入れ物!ああっもう間に合わな……ひゃあっ!?(結局間に合わず割れてしまい液体を浴びてしまう)
105
:
闇の名無しさん
:2015/11/08(日) 14:14:27 ID:MJX7STMs
パンッ!(ヒビが全体に広がると爆発するように割れ、破片や液が四方八方に飛び散る)
……………(いつの間にか、どうやらフラスコの中から現れたらしい小柄な少女が、メイド長の目の前に立っている………全裸で。)
106
:
メイド長
:2015/11/08(日) 14:43:38 ID:Fpksv4K2
………………え(飛び散った液体を拭くことも忘れて少女を見つめ)
な、何者……?幽霊?妖精?人造人間?ホムンクルス!?
ああ、いや、今はそれどころじゃないか……キミ、名前は――というか、私の言葉、わかるかな
(佇む少女に歩み寄りながら、傍らのタオルを抱えて問いかける)
107
:
フラスコ少女
:2015/11/08(日) 15:20:17 ID:MJX7STMs
(腰まである翡翠色の髪とはちぐはぐな血赤色の瞳をメイド長に向ける)
幽霊…No、私には肉体があります。妖精…No、私には自然を司る力は御座いません。人造人間…ふむ…Almost。大体合っています
ホムンクルス…Exactly、ご明瞭です。(矢継ぎ早の言葉に細かく返答する)
名前…未だ御座いません
108
:
メイド長
:2015/11/08(日) 18:14:29 ID:Fpksv4K2
名前はまだ無いか……んん、じゃあひとまず「メアリー」ちゃんって呼んでもいいかな?
にしても、ホムンクルスとは……m2師匠から聞いてはいたけど、実在するなんて(物珍しそうにメアリーを見つめて)
…………あっ、ご、ごめん!とりあえずこれ!そのままだと風邪引いちゃうかもしれないし……(彼女が裸な事に気がついてタオルを手渡す)
――ホムンクルスって風邪、引くのかな(自分の言葉に疑問を抱くように呟いて)
109
:
フラスコ少女(メアリー)
:2015/11/08(日) 18:49:27 ID:MJX7STMs
メアリー……Okay、把握しました
…ホムンクルス、である筈なのですが。Master…私の創造者は、何処へ?見た所貴女ではないようですが
(とりあえず、といった感じでタオルを受け取り)…Thanks。しかし、問題ありません
ホムンクルスが風邪を引いたという事例は……ックシュン!……御座いません…し……ブルブル
110
:
メイド長
:2015/11/08(日) 19:28:49 ID:Fpksv4K2
それは私も知りたいところなんだけどね……考えられるのはルキ姉さんか、m2師匠……
もしかすると野良の錬金術士からDropしたホムンクルスベビーだったのかも……?(眉間に皺を寄せながら思考に耽り)
………まあ、ホムンクルスとはいえ生物だし風邪は引くよね、うん
ここじゃ冷えるし……食堂にでも行ってみる?あそこなら暖炉もあるし食べるものもあるし、もしかしたら誰か居るかも(手を差し出して提案)
111
:
フラスコ少女(メアリー)
:2015/11/08(日) 19:48:12 ID:MJX7STMs
んん………何れも記憶に無い名前ですね…記憶にあるのは…メイド服。貴女の服とは、また違ったStyleのもののようです
むむぅ(タオルを体に巻き巻き)
……はい、従います(差し出された手を取る)
112
:
メイド長
:2015/11/08(日) 20:49:53 ID:Fpksv4K2
(食堂にやって来るとそのまま厨房へ入り、二つのカップを持って戻ってくる)
生憎スコーンは切らしててね……紅茶、飲める?ホットミルクとかの方が良かったかな(紅茶を一口飲みながら)
……それにしても、メイド服か。私――私達のメイド服はフレンチスタイルだから、今この館にいるメイド達の子ではないよね
でも他にメイド服を着てる住人なんて居ないし、一体誰の―――――っ(言いかけたところで、何かを察したように言葉を噤んで)
そう、いえば……私がココに来た当時のメイド達は、クラシックなメイド服だったっけ
……………ね、メアリーちゃん。「リリアン」って名前に聞き覚えはあるかな(気まずそうに引きつった笑顔を浮かべて尋ねる)
113
:
フラスコ少女(メアリー)
:2015/11/08(日) 21:26:52 ID:???
……どうも(一礼して紅茶を受け取る)
わかりません。何方も飲んだ事がないので
(紅茶に口をつけ、無表情のまま)…素敵な味です
リリアン…………
…よく分かりませんが…懐かしい、ような気がします
114
:
メイド長
:2015/11/08(日) 22:04:27 ID:Fpksv4K2
英の国式だけど……気に入ってもらえたなら良かった
……そっか。あの人、錬金術も嗜んでたんだ……そうだよね、この館の先代メイド長だし(納得したように、何処か申し訳無さそうに)
でも、ごめんね。貴女のマスターは、もう―――――(そこから先の言葉を、サクヤは告げることが出来なかった)
115
:
フラスコ少女(メアリー)
:2015/11/08(日) 23:06:21 ID:???
………No、違います。私の身体にはMasterのDNAがInputされている為、名を聞けば判る筈。
聞き覚えはありますが、多分Masterとは違う人……でも、恐らくとても近しい人でしょう
………………(その言葉の先を把握したのか否か、ただ毒々しいまでに赤い眼でメイド長を見つめる)
116
:
メイド長
:2015/11/09(月) 14:04:37 ID:Fpksv4K2
あの人じゃないとしても、当時メイドだった人達は、私が…………(置かれた真っ赤な紅茶を見つめながら)
…………私が、殺した。逆月の夜に、私が、ひとり残らず……(真っ直ぐに見据えられ、声を潜めて告げる)
117
:
フラスコ少女(メアリー)
:2015/11/09(月) 17:45:03 ID:MJX7STMs
………………(ただメイド長を見つめながら紅茶に数回口をつけ)
……そうですか(ややあってから簡潔に呟く。その声色にも表情にも、怒りや、悲しみや、嫌悪などの色は見受けられない)
118
:
メイド長
:2015/11/10(火) 14:41:20 ID:Fpksv4K2
……もし、もしメアリーちゃんが良ければ……私を貴女のマスターにしてくれないかな
私があの人達に……目覚めてしまった貴女に出来ることは、そのくらいしか無いから
119
:
フラスコ少女(メアリー)
:2015/11/10(火) 18:45:37 ID:MJX7STMs
……………私は…
先程誕生致しました。産まれたてです。赤子と何ら変わりありません。赤子に、善悪の区別や…ましてや貴女の過去の罪の重さなど、判る筈がありません。
…なので、私は赤子なりの尺度で判断させて頂きます。
貴女の紅茶は、美味しかった。優しかった。それ故に、私は貴女に付いて行きましょう…My Mistress(無表情のまま深いカーテシーをする)
120
:
メイド長
:2015/11/10(火) 19:11:40 ID:Fpksv4K2
優しい……優しい、か。そんなこと言われたのは初めてだな……(気恥ずかしそうに頭を掻いて)
……ありがとう、メアリーちゃん。ああ、マスターになったんだから呼び捨てのほうがいいのかな……(考えこむように俯き)
―――それじゃあ、改めてよろしくね、メアリー(迷いを断ったように微笑み、メアリーの頭を軽く撫でる)
121
:
フラスコ少女(メアリー)
:2015/11/10(火) 22:11:25 ID:MJX7STMs
…はい、よろしくお願い致します(頭を撫でられ反射的に首をすくませる)
私は生まれつきIntelligenceはあれど、この世界の経験はほぼ皆無です。これから沢山教えて頂けますか、Mistress
122
:
メイド長
:2015/11/11(水) 16:32:05 ID:Fpksv4K2
んん、私もそんなにこの世界を知ってるわけじゃないんだけどね……
そうだ、いつまでもそのタオルじゃ可哀想だし何か服を……昔使ってたメイド服、合うかな?
確か私の部屋に――――――あったあった、ちょっと着てみて?(一瞬消えたかと思えばまた一瞬で現れ、メイド長と同じデザインのメイド服を差し出す)
123
:
フラスコ少女(メアリー)
:2015/11/12(木) 17:31:54 ID:???
(消えて現れる様子を見て)…………魔術、ですか
(表情や声色はやはり変わらないものの、少々物珍しそうな口ぶり)
Noted、了解致しました。………………如何でしょうか(然程手こずる様子もなくメイド服を着、その場で一回転してみる)
124
:
メイド長
:2015/11/13(金) 20:31:39 ID:kkUg1e6c
うんうん、良い感じ良い感じ……っと、リボンがちょっと曲がってるね(近寄って間近な距離でリボンを手直しし)
よし、これで大丈夫。後は……髪とかも梳いてあげたほうがいいのかな。お風呂とかも私が……(その場で顎に手を乗せ思考を巡らせる)
125
:
フラスコ少女(メアリー)
:2015/11/17(火) 20:13:15 ID:MJX7STMs
…Thanks、ありがとうございます
お風呂は……Masterである方が本当に此処の使用人であったならば、模倣することは可能でしょう。先程も述べたように私の身体にはMasterのDNAがInputされているので、Masterの習慣等は一通り模倣できます。着衣や家事に難は無いかと
…髪は、このままでは些か邪魔なので、如何にかする術などがあれば御教授願います
126
:
メイド長
:2015/11/20(金) 13:13:55 ID:itWWp0Fo
ふむ……それならメイドとしても一通り働けそうだね、よしよし(安心したように立ち上がると)
髪?ああ、そっか、そのままだとちょっと長いか……
……綺麗な髪だから切っちゃうのは勿体無いし、ひとまず結んでおいてあげようか?
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