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たっ隊長、事件です!

1以下、名無しにかわりまして厨二がお送りします:2012/11/10(土) 19:08:49

部下から既に5chというサイトがあると報告を受けました!
隊長!我々はどうすればいいのですか?!

2destiny:2012/11/10(土) 19:41:28
それは私も把握していた・・・(ホントですw)
とりあえず至急、新しい名前を考えよう。

3以下、名無しにかわりまして厨二がお送りします:2012/11/11(日) 00:24:53
わかりました……。

ですが隊長、語呂がいい数字が2と5しか思いつきません。
いっそ2ちゃんねるにして完全にパクるというのはどうでしょう?

ハッ!2,5ちゃんねるというのはどうですか?
どちらとも近く、遠い名前ではありませんか?

4destiny:2012/11/11(日) 14:09:32
2と5の数字を使った何か厨二病っぽい名前にしよう。

2.5ちゃんねるって何かに引っかかりそうだし・・・

5以下、名無しにかわりまして厨二がお送りします:2012/11/11(日) 15:27:42
厨二病っぽい名前…ですか。

「25の名を持つ紅の堕天使」
しか思いつきませんでした、申し訳ありません。

2.5ちゃんねるが何に引っかかるのでしょう?

6destiny:2012/11/11(日) 15:30:32
よしそれで逝こうw

なんか2chパクって怒られた奴いるみたいだし

7以下、名無しにかわりまして厨二がお送りします:2012/11/11(日) 16:24:16
仕事早杉wwwww

すみません隊長、驚きのあまりタメ口を…
あれ…タイトル2shになっていますッ!
急遽、修復班を向かわせます。

8以下、名無しにかわりまして堕天使がお送りします:2012/11/11(日) 17:09:01
早いだろう。見たか私の実力を。

おお、修復班やるじゃないか。

9以下、名無しにかわりまして厨二がお送りします:2012/11/11(日) 19:26:11
たっ…隊長……

背景などがとても痛くなっているのですが…
これじゃ人があまりこないような…ww

10以下、名無しにかわりまして堕天使がお送りします:2012/11/11(日) 19:31:43
大丈夫だと思うぞ。厨二病隊3番隊長。呼び込めば大丈夫だ。

11以下、名無しにかわりまして厨二がお送りします:2012/11/11(日) 20:45:19
そっ…そんな隊長だなんてッ
それは来年の試験に受かったらの話です。
もし受かったとしても、かわらず貴方の部下です!

呼び込むとなると…かなりの人員が必要ですね。
分かりました、今から任務にあたります

12以下、名無しにかわりまして堕天使がお送りします:2012/11/11(日) 22:39:15
君には期待しているよ。もう私も歳だからね、もうそろそろ引退・・・ゴホン、では任務頑張ってくれたまえ。

13以下、名無しにかわりまして厨二がお送りします:2012/11/12(月) 16:03:00
ありがとうごz……えっ、引退…ですか?!
待ってください、隊長っ!

……行っちゃった…。
隊長が引退するなんて…
私、まだ気持ちを伝えてないのに…!

14以下、名無しにかわりまして堕天使がお送りします:2012/11/12(月) 17:00:43
これからを頼むぞ・・・もう私は行かなければならない。
次の隊長は・・・君だ。

それから数ヶ月が過ぎた・・・
今日は試験結果が張り出される。

15以下、名無しにかわりまして厨二がお送りします:2012/11/12(月) 18:48:14
あれから一度も、あの人と話していない
でも、できることは全部やったわ。
受かってるかな……!

あった…私の、名前…っ
隊長にっ……あの人はもう隊長じゃないんだった
あの人に、二度と会えないのかな…。

16以下、名無しにかわりまして堕天使がお送りします:2012/11/12(月) 21:27:37
家に帰ると1通の手紙が入っていた。それは隊長からの手紙だった。

君が受かったというのを本部から聞いたよ。すごく私も嬉しいよ。だが、君には隠していたがガンだったんだ。
それを無理していたら余命宣告を告げられてしまった。情けないよ。君は隊長になるということだがいろいろ大変だろうけども頑張ってもらいたい。それだけだ。

17以下、名無しにかわりまして厨二がお送りします:2012/11/13(火) 00:09:09
その数行の手紙を読んだ後、私の目から静かに涙が零れおちた。
私は薄々感付いていたのかもしれません。
あなたのお体が優れないのを

その手紙の中に病院の名前が書いてあるメモが入っていた。
私は上着を羽織り、仕度も早々に病院へ駆けて行った。

18以下、名無しにかわりまして堕天使がお送りします:2012/11/13(火) 21:03:05
病院へ駆け込んだあと、私は隊長がいる部屋を探した。

部屋では隊長がベッドに寝ていた。だがかなり危険な状態らしい。周りで看護師が慌ただしく動いている。
先生、先生様態が悪化しました!今すぐ来てください!などと部屋から電話をかけている。

隊長がこちらに気づいたようだ。
はぁはぁ、き、君が・・・ゲホゲホ!なぜここに?・・・・

19以下、名無しにかわりまして厨二がお送りします:2012/11/14(水) 00:31:59
隊長が目を見開き、こちらを見る。
「あなたがくれた手紙に…メモが…」
震える足を抑えながら、隊長に近づく。

「メモ…?」

差し出された紙を見ると
難しい顔でフッと笑った。

「アイツ…絶対に言うなって口止めしておいたんだがな」
「隊長…?」
「いや、何でもない。こんな無様な格好を君に見せたくなかっただけだ…まぁ、君も相当だが」

自分の服装に目をやると、靴は別々だし
コートはシワだらけだ。

20以下、名無しにかわりまして堕天使がお送りします:2012/11/14(水) 19:49:45
私は焦っていたせいか今まで気づかなかったようだ。すごく恥ずかしくなった。

「君がここに来てくれるなんて思ってもいなかったよ。というよりも二度と会えないと思っていた。誰にも知られないで死んでいくのだと思っていたよ」

私の目に涙がにじむ

「隊長…そんなことありません!私は今まで隊長にお礼一つ言うことができませんでした。だから今言わせてください。 本当に今までありがとうございました!」

21以下、名無しにかわりまして厨二がお送りします:2012/11/14(水) 20:56:53
頭を下げた瞬間、看護師や医者が大急ぎで入ってきた。
どうやら隊長の状態が急変したようだ。

さっきまで普通に会話して、病気なんて信じられないぐらい元気に見えた隊長の顔は青ざめていた。
私に心配させないように、無理をして笑顔を作ってくれていたらしい。

隊長は肩を震わせながら、私に口パクで何かを伝える。

「…!」

「すみません、移動いたしますので避けていただけますか?」

意味が分かり隊長に声をかけようとした途端、看護師が間に入ってきた。
仕方なくドアの外に急いで避けると、隊長がベッドごと手術室に運ばれた。

もしかしたら、見間違いかもしれないが
私の目には、確かに隊長が私を見て

「すまない」

と言った。
その言葉の意味はなんだったのだろう。

22以下、名無しにかわりまして堕天使がお送りします:2012/11/14(水) 21:36:22
あれからかなり時間が過ぎたが、まだ手術中だ。時間が過ぎるたびに焦りが募る。
見守っているのは私だけだ。隊長には家族がいない。だから私が見守る。そして元気になったらまたいっしょに食事でもしたい。

それから10分ほどあとについに扉が開いた。
私は慌てて出てきた医師に駆け寄る。
「手術は成功したのですか!」

23以下、名無しにかわりまして厨二がお送りします:2012/11/14(水) 22:37:41
医師は難しい顔をして、こちらを見据える。

「一応…手術は成功しました。ですが…」

ですが…?
なんだと言うのだろうか。

「ガンの部分は摘出しました。…普通なら意識が戻るはずなのですが…彼は」

私は医師の言葉を最後まで聞かずに、手術室に飛び込んだ。

「隊長っ…!」
「あなた…入ってきちゃダメじゃない」

さっきの看護師が私を止めた。
そこから、隊長の顔が見えた。

まるで眠っているようだった。

「隊長っ…起きてくださいッ!!…あの言葉の意味は何だったんですか!」

顔を見たとたん、堰を切ったように泣きじゃくった。
隊長が死ぬはずない。
ただ、麻酔が切れてないだけだ。

そう思っても、私の目から涙は止まらなかった。

24以下、名無しにかわりまして堕天使がお送りします:2012/11/15(木) 20:53:47
看護師に外に出されると、1つの封筒を渡された。
「これは…意識がなかったらあなたに渡しといてと頼まれたんです。何が入っているのかはわかりませんが…」
それを私は受け取る。中に入っていたのは1通の手紙だ。その手紙にはこう書かれていた。

「君はこの手紙を読んでいるのか。ということは私は死んだのか…これは私からの最後の手紙だ。
たぶん君に会うことはもうないだろう。こんなに私を想ってくれた人は君以外にいなかった。私はいい部下を持ったよ。
本当にありがとう。

そして君はいつまでもこんなことをやってる場合じゃない。もう君は隊長なんだ。部下を引っ張っていく側なんだ。
部下に慕われる隊長になれ。君なら私以上の隊長になれる。信じているよ」

私は病院にもかかわらず大声を出して泣いてしまった。そして涙が枯れるまで泣き続けた。

泣き終わった頃、電話がかかってきた。
「もしもし。今日は新隊長の任命式なのですが…」

25以下、名無しにかわりまして厨二がお送りします:2012/11/15(木) 21:26:14
こんな姿で行ける訳ない…
だが手紙に書いてあった、隊長の言葉を思い出した。

「いつまでもこんなことをやってる場合じゃない。もう君は隊長なんだ。部下を引っ張っていく側なんだ」

私の中で何かが決まった。

私は隊長なんだ。
隊長…いや、彼のように部下を引っ張って行かねばならない。

病院を出る頃には、晴れやかな気分になっていた。

彼はまだ死んでいない。
たとえ、死んでしまったとしても
彼は私の中で生き続ける。

そう思い、颯爽と任命式に向かった。

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27以下、名無しにかわりまして堕天使がお送りします:2012/11/15(木) 22:58:20
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