【アカシックレコード！】SS掲示板【世界の本棚さ】 - 1352444803

1：アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210：2012/11/09(金) 16:06:43 ID:uSeXOWv2: ここには新世界におけるキャラのSSなどを掲載してください

掲載時にSSのタイトルを添えていただけるとwikiへの保管が楽です
294：とあるロールプレイヤー：2013/01/08(火) 22:19:21 ID:pa94ETfc: ファッ！？
295：とあるロールプレイヤー：2013/01/08(火) 22:19:21 ID:KhHaGU1E: ファッ！？
296：とあるロールプレイヤー：2013/01/08(火) 22:19:24 ID:b56N9LEk: ファッ！？
297：とあるロールプレイヤー：2013/01/08(火) 22:19:51 ID:NPeYW95s: ファッ！？
298：とあるロールプレイヤー：2013/01/08(火) 22:19:51 ID:liemloh6: ファッ！？
299：とあるロールプレイヤー：2013/01/08(火) 22:19:51 ID:liemloh6: ファッ！？
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337：とあるロールプレイヤー：2013/01/08(火) 22:21:32 ID:liemloh6: ファッ！？
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339：とあるロールプレイヤー：2013/01/08(火) 22:21:32 ID:lC14vc8k: ファッ！？
340：とあるロールプレイヤー：2013/01/08(火) 22:21:34 ID:2w7lD7pI: ファッ！？
341：とあるロールプレイヤー：2013/01/08(火) 22:21:33 ID:.9RWuq4s: ファッ！？
342：ぷろでゅーさー：2013/01/23(水) 19:07:43 ID:KlQaKWgI0: とあるお話

第一章『残酷な魔女は下僕に笑顔を見せるか』

暗い。何もなく、ただ真っ暗で、自分が何処にいるのかも分からない。

腹に少し重いものが圧し掛かる。痛くはない、ただ、息苦しくなる。何より、
暑い、見えはしないが、額から汗が流れ出るのが分かる。暗く、重く、暑い、
寝ずらい・・・寝ずらい？！！あ、やっと分かった。暗いのは自分が目を瞑っ
ていて、少し重いのは、家で飼っている黒猫が乗っているからだ。暑いの
は・・・今が夏だからだ。そう思うと、目を開く。自分の想像していた通りで
、自分の部屋の窓が閉まっているため、熱気が部屋の中に篭っている、胴体を
見ると、猫は、腹の上でスースー寝息を立てていた。お気に入りのT-シャツは
汗でびっしょりになっていた。猫をどかし、カーテンを開ける。太陽の日差し
が、俺の部屋で輝いていた、「もう夏か・・・」確か妹が今日から夏休みとか
言っていたような気がするが、高校に行ってない俺には関係ない話だ、とある事情で、俺は高校に通えなくなり、ある所でバイトをしている、いや、あれはバイトというか・・・・と、俺はバイトの恐ろしさを思い出そうとしていたとき、

「・・・兄さん？優一兄さん？起きてるかい？」と、ドア越しから声がする。

「あぁ、起きてるよ。」「兄さん、急がないとバイトに遅刻するよ？店長さん

怖いんでしょう？」時計を見ると、時刻は11時を過ぎていた。バイトは11時半
からなので、急がないと遅刻をしてしまう。

「私、部活だから行くけど、朝ごはん、パンとコーヒー作ったから食べてね。お弁当は、台所にあるから、それもって行ってね、それじゃ、私急いでるから、行ってきます。」妹の急ぎ足が聞こえ、勢いよく玄関のドアを開け、駆け出す、本当によくできた妹だと思うと、
だんだん自分の状況がやばいことを知る俺は、汗でびっしょりになったT-シャツを脱ぎ、ほかのT-シャツに着替える、暑いが、赤いジャージを着用し、
袖をまくる、そしてズボンを履き替え、鏡で、自分の服装を見る。ズボンは迷
彩柄のズボンで、T－シャツは青く、真ん中に『一日一善』と書いてある、

ジャージは赤く、袖を捲くっている。まあ、こんなもんかと思い、黒い背負い
バックを持って、台所に駆け寄り、妹が作ってくれたコーヒーを、飲み干し、
パンを加えて、バックに弁当を入れる。そして玄関のドアをあけ、鍵を取り出
す。この鍵は、家の鍵ではない、一旦外に出て、玄関のドアを閉める。そして
玄関のドアに、明らかに、ドアの鍵穴に入らないくらいの鍵を、無理やり押
し込む。そして、鍵を回し、ドアを開けると、家の玄関と違う景色、廃墟にな
ったマンションのドアからでてきた。俺は、ドアの表札を見てため息をつく。
表札の名前が俺の名前なのだろうが、文字化けしていて、『み豆ノYOうⅠ』と
なっている、まったく・・俺の名前は水野優一だ・・・・そう思いながら、俺
は廃墟のマンションをおりて、ある場所に足を急がす。周りは廃墟から、次第
に景色が変わり、人が賑わってくる。すると、前に、二人の男性がもめていた
、もめているだけならまだいい方だ。だけど・・・この世界は、俺の住む世界
と違う、もめている一人の男は、手から火を放ち、もう片方は、風で、男の火
をかき消す、どう考えても普通の人ができることではなかった、その喧嘩を素
通りし、改めて思う
343：ぷろでゅーさー：2013/01/23(水) 19:08:05 ID:KlQaKWgI0: 「・・・本当に来ちまったんだなぁ・・・・新世界。」

――1年前、俺は鍵の尻に8番と書いてある鍵を、イチカミソウヤという人から
もらった、――この鍵は、新世界と繋がっている。信じるか信じないかは、貴
方しだい――・・・いや、何処のCM！？と思いながらも試してみたら、本当に
行けたのが凄い事だ。まあ、そのせいで、あの人に出会う羽目になるとは・・

ちなみに、新世界の人口の七分の五が能力者で、ここは、俺の世界で言う繁華
街らしいそう思いながら、俺は目的地に着いた。そこは、お洒落で素敵な・・
・・・・図書館だった、いや、図書館というより、バーに近かった。名前は、

『王道私立異能製造図書館』「・・・いつ見ても名前なげぇな・・・」

そう思いながらも『王道私立異能・・・』通称オートショに俺はバイトをしていた。だからこそ正面からではなく、裏口から入る、時刻は・・・11時半丁度
、よかった・・・間に合ったようだと思い図書館に入った瞬間、誰かの足に頭
を押さえつけられ、跪かされた、俺は跪きながら、ため息をつく、あぁ、今日
は時間丁度できたのになぁ、と思う

「・・・・遅いわ、」跪かせている人が、ちょいキレ気味でいう

「・・・・時間通りに来ましたよ、店長」、そういうと、店長と呼ばれた女性

は、ふんと笑い、頭に乗せている足を下げる、「何が時間通り？コンマ21遅れ
てるじゃない？遅刻よ遅刻」と言いながらニヤニヤしている、この人は、・・
・・・・性格が悪いと言うか、なんというか、

そこに立つ女性は、赤い髪の毛を腰まで伸ばしていて、ジーンズにへその出て
いるシャツを着ており、いかにも完璧な体でしょう、と言いたげな服装だった

「約束も守れない下僕に、きつい罰を与えなきゃねぇ」まじめな顔して言って
いるつもりだろうが、その赤い瞳は、笑っている。「そうねぇ、三日三晩寝ず
に働いてもらおうかしら」「ちょっと待ってくださいよ、せめて一時間くらい
廊下に立たされる程度にしてくださいよ、」「何処の学園漫画かしら？」そう
いうやり取りの結果、俺の髪の毛をツインテールにされる位で済んだ・・・髪
切ろうかな・・・「さて、下僕くん、今日のお掃除、よろしくね。私は、二階
で、お昼寝するわ♪あ、お客が着たら呼んでね」そういい残すと、店長は二階
に上がっていった「・・・あーぁ」このオートショの店長、チー子さんは、10
歳のときに開業しているらしい。看板に図書館と書いてあるが、ここは、本を
貸す場所でなく・・。と、ここで店の入り口からカラン、コロン、と音が鳴っ
た。「あのう・・・」その人は・・・言っちゃ悪いが、すげーブスだった、チ
ー子さんと比べると、チー子さんの方が100億・・・いや１京倍かわいいと思っ
た。「すいません・・・」「えっ、あ、はい、いらっしゃいませ！！本日はど
のような「異能」をお求めで！？」「・・・見返したい人がいるんです！」
344：ぷろでゅーさー：2013/01/23(水) 19:08:23 ID:KlQaKWgI0: ・・・・・この店、オートショは、本を売るのではなく、超能力・・・異能
を貸し出す店だ、
「で、本日はどのようなご用件で？」俺は、昼寝していたチ
ー子さんを起こし、個人図書室で俺、チー子さん、お客さん(名前はタキと言う
らしい。)での相談を受けていた「わたし・・・実はグスッ・・彼氏がウッ・・
いま・・して」なきながらたきさんは喋るいや、それ以前にそんな顔で彼氏作
れるんだ「へぇ、そんな顔で彼氏作れるんだぁ」「ちょっ！チー子さん！！そ
れ行っちゃだめでしょ！！」「いいじゃない、別に・・・後いまチー子ってい
ったわね？」「いえいえっ！！！行ってませんよ！！」「下僕、あんたには後
できつい罰ね・・・・で、どうしたの？」「昨日・・・グヒッ・・・彼氏にブ
フッ・・ふられましてぇ・・・・グアッハァッ・・・」

泣き声すごいな・・・「で、要するに、その彼氏を見返したいと・・・」
「・・・はぁい、だからこんな私でもきれいになる異能をくださゃい・・・」

チー子さんは、上を見上げ頭の中にある言葉を整とんし「・・・残念だけど、
その異能は貸せないわ、」
たきさんは、机を叩いた「どうしてですか！？私が醜いからですか！？」
「・・・あなた、自分に甘えてるんじゃない？」「え・・・」戸惑う
「異能を使えば簡単に綺麗になれると思う？そう思うんなら帰って
ちょ－だい、確かに、身も心も綺麗になる異能、『綺麗好き』(ビューティフル
)はあるけど、この異能の代価は高いのよ」きたよ、チー子さんの代価理論

「この異能は、貴方に貸す代わりに、貴方の寿命を私に渡さないといけない、つまり、貴方は異能を使った瞬間、綺麗な顔で死ぬのよ？そんなのいやでしょ？」「でも・・・わたしっ！！・・・どうすれば・・・」たきさんは泣き崩れ
る「・・・貴方に丁度いい異能を貸してあげるわ、」そういうと、チー子さんは、だ行と書いてある本を取り、ひらく。
「『内側から光る物』(ダイヤモンド)。この異能は、貴方が努力すればするほど、人が集まり、貴方を大切にしてくれる異能よ、彼氏に振られたくらいで、悔やんじゃだめ、新しい恋を見つけなさい」「・・・・はい。でも・・・」
「代価のことね、心配ないわ、代価は、これで良いわ」そういうと、たきさんの持っていたハンカチを指差した

俺は入り口を空けて「またのご来店、お待ちしています。」と言った

デッキブラシを持ち、掃除しているときにふと思い出す「・・・あの、店長」「なあに？下僕」本棚の整理をしていた店長は俺のほうを向かず答える。

「ひょっとしてなんですけど、わざと美人になる異能を渡さなかったんですか？」俺はそう言うと、チー子さんは振り向く「そうよ、だって、彼女の為にならないし、第一あの子にはもう必要ないでしょ」驚いた、人を人ともおもわず回りの人から「赤い魔女」と言われているチー子さんが・・・「・・・・本音は？」そう言うと「私より美人になるのなんて悔しぃ！！」ちょっと涙目になりながらこちらを向く。
・・・この人は・・・「じゃあ、店長も異能で美人になれば良いんじゃねーですか？」「何？私へのあてつけ？」あ、忘れてた。チー子さんは・・・「私だってね、使えてたら使ってるわよ！！だけど、私が作った異能は、使うことができないのよ！！」あー、そうだった。チー子さんの異能『創異能書』(チートコード)は普通の本にほしい能力を書くことで、その異能を実現させる異能だけど、その代わり、創った異能を自分は使うことができないんだっけ
「まぁ！！私みたいな完璧な体と美貌に、超がつく天才的な頭があれば、補助系の異能なんて要らないけどね！！あぁ！！自分が怖い！」体を震えるポーズをするが俺はこの光景を何回も見ているので無視して掃除することに「ちょ、話聞きなさいよぉ」まあ、これが俺の(非)日常である

昼が終わり、俺は妹の作ってくれた弁当を食べ終えて、もうひとつの仕事をすることに
「下僕、仕事よ、」「・・・ういーっす」俺のもうひとつの仕事、それは返却期限を過ぎても返してこない異能を返してもらう仕事だ、「今回の相手はココミと言う男性で、異能『伸縮自在な髪の毛』(ラプンツェル)を所持、取り返しに行って、相手が抵抗しなければ異能を返すよう交渉して、」そういい、俺に本とデッキブラシを渡す
「・・・抵抗するなら、思い切りぶっ飛ばしなさい」
そういい、冷ややかな顔で笑う「一応、瞬間移動の異能『理想の場所へ』(アリウープ)と、異能を回収する『切り取り自由な超能力』(スキルキル)を貸し出すわね、」
「へーい、じゃあ、いってきまーす、」
そういい、俺は、『理想の場所へ』(アリウープ)を使った、
345：ぷろでゅーさー：2013/01/23(水) 19:08:37 ID:KlQaKWgI0: ・
――ココミヘアーサロン店
「・・・・ここが・・・サロン店？」その建物はオンボロでヘアーサロン店とは言えないところだった。俺は、建物の中へ入る
すると、「・・・いらっしゃいませー」
と、波平の頭をした男性がいた。「きょうはどのような髪型に？」「いや、あんたの異能を回収に着たんですけど・・・」そう言うと男は血相を変え、「あんだと？てめぇに返す異能なんかねぇ！とっとと帰りやがれ！！」
いや、あんたが借りたんだろ！！と言おうとしたが、やめた。やっぱりバトルしかねぇな。俺はデッキブラシをココミに向ける「来いよ、波平頭！俺の異能で塵にしてやるぜ！！」

・・・、まぁ、バトルはスキップして、結果的に勝った。だけど、俺は、ココミを逃がしてしまった。
やべーな・・・店長に殺される。そう思った俺は謝ることを決意し、オートショへ帰る帰ると、チー子さんはテレビを見ていた「あら、お帰りなさい。」珍しく優しく言われた
俺は土下座をした「すいません店長ぉおおおおおおおお！！」「・・・？何が？」首をかしげる「いや、店長の異能を返してもらうの、失敗して・・・」「あぁ・・・もういいわよ、別に、」「え・・・・」以外だった、あの、人を人とも思わぬ残虐性を持つチー子さんが、こんなことを言うなんて「でも、店長・・・」「それ、やめてくれない？」「・・・？」何がだ？「店長というのはやめて、チー子さんといいなさい私も下僕じゃなくて水野というから」「あ、はい！」何だろう、すごい笑っている、はじめて見る笑顔に戸惑ってしまう
「良いわね、水野、今日もビシバシいくから、覚悟しなさいよぉ」
満面の笑みでいう、俺は思う、

この人の笑顔は、俺を縛り付けてしまう、だから、おれはこのバイトをやめない理由のひとつなんだと思った、
そして結論・・・残酷な魔女は、下僕に微笑むことがある

長文すいません
346：新組織的妄想だけど、きっと頓挫するだろうなぁ……頑張ろう：2013/01/23(水) 23:40:56 ID:ZXlDOUZ.0: 「我々は、聞き心地の良い優しく理想論者ではない」

「我々は、ただ悲観するだけの現実主義者ではない」

「我々は、時代の奔流に流されるだけの無主義者ではない」

「そう、我々は大嘘吐きだ
　世界は平和であると、平気な顔でそう嘯く」

「嘘吐きだと罵られようが構うものか、いつかそれは『現実』となる嘘なのだから」

「いつか『本物』となる『偽物』
　なんと下らない、それでも我々は叫ばずにはいられないのだ」

――――この世界は平和だ、いつかきっと平和になる

「さあ、叫ぼう
　一心不乱の咆哮が我々の『夜明け』なのだから」

「夜の字を以って朝を意味する夜明けの様に、戦争を以って平和の世界を眺めるために」

「決意によって刃を掲げ、覚悟によって引金を絞る
　数多の死を踏み鳴らし、夜明けの舞踏を」

突如現れた白銀の潜水艦
その外装に取り付けられているのであろう巨大スピーカーが巨音に揺れ周囲の海水を波立たせる
幼さを隠せない、そんな少女の演説が声高らかに響いている

「………此処に、『夜明けの旅団』結成を宣言する」

「我々は戦闘行為への介入殲滅を目的とし、この世界を真実の平和へ導く者」

＜銀の海豚＞号、そう名付けられた一隻の潜水戦艦
搭載された夢を見る戦闘用AI、ククル
そして、艦長である少女

一人と一プログラムと一隻によって初められた戦争が今始まる

『私は、私という戦闘用AIは、私の存在意義を消すために戦っているのです
　製作者……父や母に言わせては、それはバグでしょうね』

「ようこそ、『夜明けの旅団』へ……君が■■人目の船員だ」
347：God's metaphor ◆tsGpSwX8mo：2013/01/24(木) 02:35:44 ID:Velxg4zk0: この世の終わりとも思える翻弄の混沌に世界がとらわれる前、世界はいくつかの世界に分かれていた
誰かの世界が始まれば、誰かの世界が終焉を迎え、邂逅をすれば餞別が起こる
例えばシニフィが生きる世界でもそうである
個人が世界にも思えたその日は、漆黒に緑が溶けてしまい、結局黒一色に包まれた森の中で物語は始まった

＊

森の中のカテドラルは唯一の光として役割を果たしていた
静寂がつつむ中、それを裂くようにして虫の音や鳥の声などがただ響き渡っている
ある種の恐怖感でさえ感じるその中に、三人の男女がカテドラルの光を目印に、森の中を歩いていた
一人は総髪に顎に髭を蓄えた男、青い長髪に可愛らしい大きな瞳の女、赤い長髪を腰のあたりで縛った男
総じて黒いスーツを着ており、それぞれ違った武器を携えている
髭面は二重のベルトに懐刀を差し、青長髪は枯れた葉の色をした刀の鞘、赤長髪は大きな袋を担っていた
三人の雰囲気は最悪ともいえ、目の下には大きな隈が見えるところ徹夜でここに来たのだろうか

唯一の光であるカテドラルに三人が近づいた瞬間、唯一の光としての役割を横から奪うように三人の背後には黄金の光が上ってきた
それに構うことなく三人は重い足取りでカテドラルに近づいていくと、限界を感じたのかタイミングを計ったように一斉に崩れ落ちた
髭面は紙で額の汗をぬぐい、草原のベットの上に寝転び、木陰の空を仰ぎ見た

「先輩……本当にここで合ってんですよね？カーディナル様がこんな辺境の地にいるもんなんでしょうか？
ふつうサンピエトロ大聖堂とかにいるもんじゃないんですか？もうなんか自分カトリックなのに思考が正常じゃないせいか分からなくなってきましたよ」
「あぁ、当たり前だろ？俺に抜かりがあるわけがないだろう。信じられないなら、ほら。この紙見てみろよ
ちゃんと傭協からの伝言をメモってきたんだぜ」
「アナスタシアさん何ぺろぺろしてんですか……」
「いやだって、お兄様の額のあせがついていたんだもの。なめるしかないじゃない？」
「はぁ？あんた達やっぱバカなんですよね……ってあんた達の唾液と汗で文字がにじんで見えませんよ！どうすんですか、これ！
本当にここで合ってんのか分からんようになったうえに今回の目的まで分からなくなったじゃないですか！」
「アナスタシアの唾液のせいだろう、俺の汗は全然きれいだし染み込まないはずだ……今回の目的は」
「カーディナル様の用心と北極教会までの案内ですよね、お兄様！」

勢いをつけて座り、胡坐をかく髭面は頭を振り、青長髪アナスタシアを一瞥する
アナスタシアは青長髪が乱れているのに加えて、刀を杖代わりとしているので日本でいう落ち武者の霊のようにも見えてしまい、周りの雰囲気と相まってか恐怖を感じてしまった
今回は三人の職業である傭兵が仕事を得る場所、傭兵斡旋教会が出した仕事でこの薄暗い森までくるはめになってしまった
傭協から連絡があったのは日本で、旅費があまりにも少なかったため庸協に連絡を取ってみたものの、経費が無駄だと言ってモンゴルからドイツまで走ることとなってしまった
飛行機もモンゴルで止められてしまいせめてヨーロッパ内で止めろよと言いたかったがあのパイロット燃料代けちって直ぐに去ってしまった
仕方なく達成目標日に合わせるため全力を尽くした結果がこれだ。はっきりいって頭おかしい
アナスタシアが身だしなみに気を使わないのも頷ける
時間に気を使わないといけない状況下というだけで疲労感が一気に増す。髭面は仕方なく」腕に付けた時計を見て、全力を使って立ち上がった

「目的地は見えてるんだ！さぁ、起きて行こうぜ！」
「お兄様。目的も場所もわかってんですからこの紙もらっていいですよね？」

赤長髪シニフィは立ち上がると同時に、アナスタシアの頬をつねった
348：God's metaphor＊2：2013/01/24(木) 02:37:29 ID:Velxg4zk0: 明朝、普通ならあり得ない時間に歩みを進めていた三人はカテドラルの前に佇んでいた
目的地は見えている筈なのだが、疲労や倦怠感のせいか中々ここまでたどり着く事ができなかった
普通の教会より一倍大きく、聖女カタリナのステンドグラスが太陽に照らされて美しく輝く
草から垂れる朝露を口に含み、吐き出した髭面は目を奪われる二人を横目につまらなさそうな表情を浮かべている
疲労と達成感のせいで普段の倍以上に感動を受けているのだろう、髭面は普段からそういったものに興味はないので、表情一つ変えないどころか面倒臭そうに睨みつけていた

「こんなもんのどこが良いんだか……俺には少しばかり理解できないなぁ」
「歴史的価値なんて先輩には理解できないでしょうね。自分にとっては本当に美しく映えますよ？」
「はぁ？これのどこが。いや確かにステンドグラスは美しいのはわかるがこの前も同じようなやつを見た気がするんだが気のせいか？」
「お兄様、あれは違うところの教会ですよ。ちなみにカーディナル様が見る北極教会も美しい二等辺三角形の教会ですわ」
「んー、俺には分からんや」

懐刀を取り出して布きれで手入れをはじめた。教会には一切の興味もわかないらしい
このままカテドラルの前で佇んでいても仕方がない。取り敢えず中に入って誰かいないかと確認しなければならない
少しばかりの休憩を終えて三人の中で最も権力のないシニフィは、空気を察したのか渋々中へと入っていった

「すみません、誰かいませんかぁ」

掠れるように小さな声で呼びかけるシニフィの前に、シニフィと同じくらいの身長の修道服姿の金髪の女性が、カテドラル内から駆け寄ってきた
急いでいるのか微笑みながらも息を荒げながらシニフィの方向へと走ってくるのだが、勢いがつきすぎている
このままでは危ない、髭面は思いつつもアナスタシアに視線を送る
面倒です、とアナスタシアは髭面に視線を返すと盥回しにされた責任と救済は消え去り、結果としてシニフィと金髪の修道女はぶつかってしまった
避けられる距離であったのに、シニフィにしては珍しい。というか修道女もどちらも頭の螺子が外れているのではないのか
溜息をつく義兄妹はシニフィと修道女のもとへと歩んでいった

「大丈夫ですか？貴方ここの修道女さんですよね？俺は髭面ってもんなんだが、カーディナル様を迎えにきたんだ」

当たってもいない額をさすりながら鼻血を吹きだす金髪の修道女は、痛みに顔をしかめる
髭面が修道女に手を差し伸べると、それに呼応して修道女が手を握り締めて立ち上がった
人形のような大粒の碧眼に、紅潮した頬。先ほど駆け寄ってきた所為で鼻息が荒く、息をするたびに鼻血が吹きだしている
シニフィがアナスタシアの腕をとって立ち上がろうとしたのだが、それを見て笑い転げてしまった
もとは可愛らしく、性格は良いのだが女に恨まれるタイプと判断される修道女
だが不思議と人を惹きつける能力はある。これぞ修道女、といったところだ

「お姉さん、ここの修道女さんだよな？もしよかったら名前聞かせてくれないかな？」
「私ですか？私はエリジウム、エリジウム・イデアです」
349：God's metaphor＊3：2013/01/24(木) 02:38:52 ID:Velxg4zk0: ドイツの宗教事情というのは実に偏っており、東部北部にプロテスタント、南部西部にはカトリックと偏っている
ベルリン大聖堂なんかはプロテスタントで、あの荘厳な教会は目を張る物ではあるが、地元民にとっては普遍のバックグラウンドでしかない
現在髭面達が居るのはドイツ南部のカトリックのカテドラルで、森の中の名前もない場所
普通ヨーロッパの形式でいけばヒエラルキーを示すように教会や城を中心に町や村が展開されているはずなのだが、ここは入り口がカテドラルとなっている
謂わばこのカテドラルは入り口の門の様な物で、外敵から身を守るためにカテドラルとあろうものがある程度の武装はそろっているらしい
宗教改革の的にでもなりそうだが、ここらは今でも略奪などを受けているらしく、治安のいい場所ではない
その事を理解した上でエリジウムの行動には危険なところがあるのではないのだろうか
そのような事を考えながら、髭面は入り口だとか歴史だとかの話を欠伸で一蹴して聞き流していた
カテドラル内、食堂の大広間で朝食を取りながらエリジウムに説明を受けているのだ
髭面を除く二人は一生懸命に説明を聞きながら朝食のブルストを頬張っていた
久々のまともな朝食に二人はかぶりつきながら、シニフィが何かに気づいたようにエリジウムに問いかけた

「襲撃やら略奪受けてるって、その割に結構綺麗ですよね？ここ」
「略奪って言っても略奪されたフリをして帰り際背中を見せたところをガツンとやるんです
その方が効率的でいいですからね」
「そうなの？私は略奪されるって言うと女子供は酷い目に会うって流れが頭に結びついてんだけど」
「女子供は地下に避難して身を隠すんです。ちょうどここが地下の上に当たる場所ですね」
「男だらけの集落って絶対いやだよな……むさ苦しいってか……」
「いやぁ、何人かは残るんですがね？筋肉隆々のおばさんとか、私みたいな能力を持つ人間は地上に残ります
私は見張り台で見張り番なんですがね」
「あら、あなた能力者なの？そんな感じしないけれども、ていうか能力者なら後の大戦の為に収集とか喰らわないのかしら」
「かけられたんですがね、能力がショボすぎて帰れって言われたんですよぉ
私の能力は距離を取る能力。ほら、来る時道程が尋常じゃない程遠かったでしょ？」
「地図では5kmもないはずだったのに100km位歩かされてたのはお前のせいかよ……？
まぁそれは良いんだが、あきらか怖そうな人間が三人、武器持って来てんのに良く通したな、少しばかり踏切が良過ぎんじゃねぇの？」

距離を取る、というのは推測からして自分から一定の距離内にある距離という概念を手繰るという事だろうか
粗末とは言えない能力だが、欠点があるのだろうか、人事部は一体何を考えているのだろうか
エリジウムは照れて頬を赤く染めている。自分の能力を本当に謙遜しているのだろう
育ちが良いのか悪いのかよくわからない娘だ

「あぁ、それならカーディナル様が傭兵の三人組が武器持って迎えに来るって言ってたのを思い出したんです
もしかしたらあの人達かな、って思ったんです」

明朝だと言うのに見張り番をして髭面達を見つけたエリジウムは何の変哲もないだろうと言わんばかりに笑みを見せる
髭面的にはもう少し用心してもらいたいところだが、目的であるカーディナルの存在が分かったのだ
後は北極教会への自家用飛行機に乗せて飛ばすだけなのだから安心、する予定であったが
話によるとカーディナルは前夜に儀式を色々して疲れ果てて眠っているらしい
このままでは夕方まで寝ているかも、とエリジウムが苦笑いをして、思いついた様に髭面達に提案した

「どうでしょう、集落とか村の案内とかしましょうか？せっかくなんで村人の方々や村長さんにあって話なんてどうでしょう？それに──」
「それに、どうしたんだ？」
「ちょっと頼み事もありまして……ね？」

カーディナルが寝ているとなれば寝たまま担いで行っても良いのだが、それは髭面だけの発想で他の二人は絶対に認めようとしないだろう
休憩は十分したし、まだ朝早くなので寝ている事も覚悟の上だったので、時間は空いても仕方ないと考えていた
丁度いい暇つぶしにはなるだろう、村の構成も不思議で気になるところもある
シニフィも妹探しをしたいだろうし、と髭面は頬張っていたブルストを飲み込んで

「よっしゃ、じゃぁ観光でもしますかね！」
350：God's metaphor＊4：2013/01/24(木) 02:42:07 ID:Velxg4zk0: 傭兵という稼業についてから世界各地を飛び回る事は少なくなかった
今回の様に髭面とシニフィは日本、アナスタシアが飛行機で迎えに行ってモンゴルの草原で降ろされる、などということも慣れている
体力が付いて良いんじゃないか、と楽観的に捉えるのはある意味悲観的でもあるような気がする
ここまで来れば哲学の領域な感じがしてならない
自嘲の笑みを浮かべて入り口であるカテドラルを抜けると、村が見えた
村というよりも露店の色が強い気がする。というのも、実際に露店が軒並みにあるからだ
色取り取りの布の屋根は眩い程。髭面は人々が働き出した事に気づき腕時計を見てみた

「ん……？おかしいな、今は朝の4時だぞ？」
「……？朝の4時ってそれ日本時刻じゃないんですか？時差ってのを考えましょうよ先輩」

頭を傾げながら、時差のせいかおかしな感覚を得ているのだろう、と完結して納得する
深く考えても仕方ないだろう、と指折り数えて計算するアナスタシアに目をやり、それを制止とした
アナスタシアも仕方ないか、と数えるのをやめて髭面に話しかけた

「しかし皆さん早起きですね。海も近くにあるのでしょうか？」
「海はないだろうが、川はあるだろうなぁ。さっきから風が冷たいし近くにあるんだろう
エリジウムさんにそこら辺聞いてみたら良いだろう、俺たちはちょっと違うところ行ってくるわ」
「えっ、そんな私お兄様がいないと死んでしまいます」
「分かってるさ、だがほんの数秒だ。エリジウムさんがくる前にはちゃんと戻ってくるから、な？」
「分かりました、ではその秒数だけディープキスですよ？はい、いきますよー。ねぇシニフィさん？ストップウォッチの準備もできなくて？
本当使えないわー、仕事もできない空気も読めない存在はいらない……はぁ、なんでこんな人間が同業者なんでしょ……」
「はいはい……待ってください……行きますよー先輩準備してください」
「え、ちょ、まって……ぬぅんッ！！」

アナスタシアが髭面を黙らせるように唇を啄ばむと、押し倒して二人が重なり合った
早朝からこのような景色は見たくないものなのだが、とシニフィは苦笑いで二人を見届ける
ふとストップウォッチを見てみるとまだ10秒だ、これでは話もなにもできやしない

「先輩ー、後180秒は頑張ってくださーい」

返事は無い、気を失っているのだろうか、それともただたんに返事ができないだけなのだろうか
吸うような音が聞こえ、卑しい大人のキスを見るため、どこから現れたのかシニフィの背後に筋肉隆々の斧を担う山賊の様な二人の男がその景色を見ていた
片方は赤いバンダナを腕に巻き、髭面より濃い髭を顎に蓄えており、首筋から胸当たりまでにかけて抉られた跡がある
もう片方、同じように髭を蓄え、こちらは額から目を通り、唇まで傷跡が残っている
山に生きる男なのだな、と一瞬で捉えられる事が可能な風貌
二人とも腕の筋肉が半端では無く、傷跡も尋常じゃない数がある──これは相当な腕っ節だろう

「おいおい、まだ朝だぞ？村にラブホテルがないのは分かるのだがな……こういうのは家でやれっての」
「しゃぁねべや、俺らも若い時は何処だろうと構わずキスしてたろう」
「おい馬鹿その言い方だと俺たちがホモみたいじゃねぇか。俺はちゃんと嫁と木の影でやってたがな」
「あぁあのクソババアか。あいつ俺がイノシシとっ捕まえた時右足寄越せってしつこかったんだが」
「あ、あのぉ？どちら様で……？」

シニフィが普通立場的には逆の質問をすると、山賊の様な男達はシニフィの方を一瞥してから直ぐに二人に方向へと振り返った
確かに気になるのは分かるのだが──あっ、後70秒

「ア、アナスタシアさーん？もうそろそろ公の場でそういった行動は慎みません？」
「あぁん？ぅうえぇおのぉぅあれやおうあ！わぁしはおぃいさぁとぁうぁうあんあお！！」
「あ、あ……ぅ……」
「アナスタシアさん先輩が白目向いてます」

髭面の口の端辺りに泡ぶくが出来始めた。そろそろ意識が飛ぶところだ

「アナスタシアさん、ほら人が集まって来ましたよ！そろそろ本気で……」
「お前らなぁ……」
351：God's metaphor＊5：2013/01/24(木) 02:42:43 ID:Velxg4zk0: ん、とアナスタシアが聞きなれぬ声に反応する様にして、声の方向へと振り向いた
赤いバンダナの男、睨めつける様にアナスタシアを見、担う斧を手で弄りながら説教を始めた
軽々しく片手で斧を操る辺り予想通りの筋力だ

「あのなぁ、子供も見てんだしよぉ……他所様は常識ももたねぇのか？」
「あぁん？何ですかこの山賊。お兄様、これは私達の愛の結果ですよね？」

返事は無い。本当に気が飛んでしまったようだ
吐息一つ、アナスタシアは仕方ないと口ずさみ、髭面のスーツの襟をつかんで

「おう、そうだぜ。俺はアナスタシアが大好きだぜ」

アナスタシアは縦に振り回しつつ口を極力小さく開いて、低めの声で呟いた
赤いバンダナはそれに気づいていないのか、呆れたと前置きして言う

「兄貴も兄貴だな……ていうか兄弟って……おらっ、どけ邪魔だ」
「いた……へぇ、私にそんなことするんだ……いいわ、行儀の悪い空気の読めない山賊にはお仕置きね」

不敵な笑みを浮かべるアナスタシアは、腰に掛けている廃色の鞘をなぞり、鍔を優しく愛撫
対する赤いバンダナも同様に、笑みを出して斧を握りしめた
赤いバンダナが顔に傷を持つ男に合図をすると、傷の男も前に出、シニフィエを指差した

「おい、そこの赤髪のにーちゃん。審判な？」
「わ、わっつはぷん！？い、いえっさー！」

状況にいささかついて行けなくなったシニフィエはあまりの混乱に、同意の言葉しか出すことが出来なかった
審判、というのはどいうことだろうか
脳内で状況を整理してみる。アナスタシア髭面キス、山賊みたいなの来る、挑発、喧嘩、審判
つまりどう言う事かと言えば考えたら負けだ
思考に決着をつけるのは簡単だが、目の前で起ころうとする戦闘はプライドを賭けた、言わば誇示のための戦い
両者とも引くことはつまり自らの否定となりかねない
勝敗を付ける事を強いられたシニフィエは、難しい立場に投げ込まれてしまったという事だ
その事を、やっとのことで整理がついたシニフィエはお互いの事を理解しようと、男達へ同意の意を示しため頷く
両者、アナスタシアは髭面を背後に押しやって、腰を低く構え、山賊の様な男達は構えもせず、斧を担う
傭兵であるアナスタシアと、山に生きる男。一見して傭兵のアナスタシアが勝利しないとおかしいとも思えるのだが
実際は難しいところだ。何故ならば状況的にアナスタシアは足枷として動かない髭面がいる
更に男達は二人、圧倒的な不利だ。道理を問う男達がこれでいいのだろうか

「アナスタシアさん……？自分、加勢した方が宜しいんじゃ……？」
「黙ってなさい。こんな奴等私一人で十分よ」

何を馬鹿なことを、とシニフィエは半ば諦め肩を落とした
アナスタシアの性格上一度決めたことは押し通しかねない
だがここで、もし仮に傭兵ともあろう人間が負ければ、一生の恥になりかねない
それを理解した上でアナスタシアはこの戦闘を承諾した。何か意味があるのだろうか
シニフィエが思考している間に、既に状況は開始されようとしていた
352：God's metaphor＊6：2013/01/24(木) 02:46:09 ID:Velxg4zk0: 状況の開始、それはアナスタシアの瞬発で始まりを上げた
アナスタシアは体制を低くしたまま、肩を入れるようにして、男の一人、赤いバンダナの方へと駆けて行く
刀はまだ抜いておらず、相手の攻撃範囲内にて抜刀を行うつもりだろうか
青い髪が揺れ動く事を煩わしく思いつつも、既に男との距離は三歩になる
普通ならばここで牽制として赤いバンダナは斧を構えても良いはずなのだが、悠々とした態度で、肩に斧を担ったままだ
斧のリーチは男の身長と合間って小さく見えてしまうが、結構な大きさで腕の長さと合わせると三歩が攻撃範囲内
アナスタシア攻撃範囲も同じ程度。だがアナスタシアは相手が攻撃していないことを理解した上で

「……ッ！」

左足を踏み抜き、抜刀の膂力を持ってして左から横に一閃
この距離からならば胴体に致死の攻撃を浴びせる事が出来る
加え、女性の男性には劣る筋力を補うためにアナスタシアは加速と肩の膂力を追加する事によってハンディを相殺
破壊力は普通より遥かに上、これで仕留められないのは絶対にあり得ない、筈
だがしかし、アナスタシアは大きく抜刀時に伴う黒煙を切り裂く一回転をし、先程まで自分がいた背後を見る事となる

「なっ……！一体どういう……」

一回転した。つまり攻撃を外したのだ
更には明確に相手の体をこの目で確認した上での攻撃だった筈だ
だが視認できるように、アナスタシアは振りかぶってしまった
赤いバンダナの存在が、刹那にして消え失せたのだ
一体どういう事なのか、思考するより早くにでた結論。相手が一般人ではない自分と同じ種類の人間
普通では考えられない動きをするのは、異常な人種、つまり能力者、ということだ
アナスタシアは若干の焦りを覚えながらも、冷静を欠く事は赦されないこの状況にて次の動作へ移る
相手があり得ない動きで何処か、視界の外へ出た時、まず最初に背後を確認せねばならない
視界の死角を狙った動作を使用する人間は幾つかいるが、対処法は先ほどの横一閃の攻撃
横に薙げばとりあえずそれは封じる事はできるし、それでも手応えが無ければ相手が何処に居るのかは限られてくる
故にアナスタシアは一回転し、背後を見たのだ
アナスタシアの視界。そこには自らが疾走した跡と、少しの砂と塵が風で浮かび上がっていた
そしてそこには、あり得ない筈の赤色が映えていた

「ほぉう、結構いい動きすんじゃねぇの？」
「貴方能力者ね……面倒な事をしてしまったわ……全く、シニフィエさんが無駄い意地を張るから……」

アナスタシアの頭に小石が投じられる
赤いバンダナが腹を叩きながら似合う大笑いをして、アナスタシアを更に挑発した

「ガハハハ……！今頃私の負けですなんて言っても無駄だかんな？こうなりゃ徹底的にぶちのめして、この前の奴等みたくしてやんよ……！」

この前の奴等という言葉に引っかかったが、アナスタシアは気にせずに、次は傷の男、つまりアナスタシアの左手奥
赤いバンダナの派手な演出に気を取られていたが、傷の男もいつの間にか回避していた
この男も何らかの能力を持っているのだろうか、判断は難しいがとりあえず傷の男へと走る
既に体制は立て直せているので、次の攻撃には隙はない
後は先程と同じような容量で一閃するだけだ、と思う矢先。アナスタシアは背後から攻撃を受ける
一瞬の事だった。走り、加速を得たかと思えば背後、腰に重い蹴りを入れられたのだ
傷の男の足元に転げ落ち、混沌としてきた思考をどうすることも出来ず、ただひれ伏す
再び背後を確認。やはりそこには赤いバンダナの姿がある
何故、何故あの距離をこの自重が大きい様な男が一瞬で縮める事が出来たのだろうか
瞬間移動。その類なのだろうか、だがそれにしては空気が振動していない
考えながら刀を杖の代替として立ち上がる
傷の男が余裕の表情で問う

「もう諦めなや嬢ちゃん。あいつ、あんたが思うように弱くはねぇぜ？あやまんのなら俺も手伝うし、今の内だぜ？」
「うっさいわね、ぶっ殺すわよ」

そして馬鹿な奴、と呟いた傷の男は、斧の腹をアナスタシアの脳天へと振り落とした
353：God's metaphor＊7：2013/01/24(木) 02:49:33 ID:Velxg4zk0: シニフィエは見る。アナスタシアは傷の男の攻撃に気づいていない
何故だ。赤いバンダナもそうだったが、傷の男の動きが何故アナスタシアに伝わっていないのだ
普通人間は何気無い動作をする時はただ空気を伴うだけで、周りにいる人間は普遍の景色として捉える
だが何らかの意識を持ち動作した場合、周囲の人間はそれを察知し、自分に危害が及ぶかと注視する物
傭兵は多対一という圧倒的不利を覆す為の鍛錬を怠らない
更にアナスタシアが髭面から叩き込まれた徹底的なまでもの多対一に対する剣術
つまりアナスタシアはこの二人より動作に関しては何倍も敏感なのだ
これはつまり──

「アナスタシアさん！危ない」

です、と言おうとした刹那。傷の男は力無く、アナスタシアの横へと倒れた
傷の男の背後、そこには気絶していた筈の髭面が手刀を構えて立っていたのだ
口には若干泡ぶくが残っていたが、それに気を与える事はなくアナスタシアの方へと手を振った
ぎりぎりの所を髭面の能力である、無駄をした分だけ行動を省略する能力を発動して傷の男の背後へと移動するまでの距離を省いたのだ
そこまでの無駄は何なのだろうか、と考える暇もなく直ぐに思いついた答え

「キスされたショックで一瞬死んでたがそれのお陰でここまでくることが出来たわ……はぁ、もうなんでこういうことしちゃうかなぁ」
「流石ですわ！お兄様っ！大好きです！」

髭面がいうように、キスが余程の無駄となったのだ
気づいていないアナスタシアは不機嫌そうな顔を浮かべず、走り髭面に近づこうとすると、髭面は叫んだ

「アナスタシア！走るんじゃねぇ！」
「ふぇ？」

急いで歩を止めるアナスタシアと、それを制した髭面
シニフィエには未だ理解できていない事が複数あった
そのうちの一つ。赤いバンダナが一瞬で距離を縮めた事
その疑問の源である赤いバンダナは、やっと気づいたか、と笑みを浮かべて斧を投げ捨てた
戦意はもう無い、という事であろう
強力な能力であるのに、何故見破られた時に試合をやめたのだろうか。ごり押しでも大丈夫な気もするが

「赤いバンダナのおっさん、あんたの行動をすこし見させて貰ってたぜ」
「あぁ、おまえもしかして早い段階で目を覚まして居たのだな……で、俺の行動を見て、どう思った？」
「単純過ぎて笑っちまったぜ。戦闘中のアナスタシアの方が先に気づくかとおもったが……お前もまだ未熟だな」
「くっ……むぅ、精進しますわ……で、あの方の能力とは……？」
「まだわかんねぇか？ふむ、勉強を兼ねて考えてみろ。状況把握の問題だ」

数十秒、アナスタシアが横に首を傾げている間、シニフィエも理解する事ができた
赤いバンダナが瞬時にアナスタシアの背後に立っていたタイミング、つまりアナスタシアが走りだし、走り終えた直後だ
アナスタシアはやっとの事で気がついたのか、はっとした表情で答えた

「分かりました！あの方の能力は、私を追う能力、否、追いつく能力ですね！」
「正解、ご名答だが、戦場だったら死んでたな」

言ったのは赤いバンダナ、笑みを消せずに未だ顔は緩んでいる

「だがまぁ、久々に動いたな……能力を使うのは久々だったし、お前ももう少し気づくのが早ければ面白い展開になっただろうに」
「悪いな、止めて。どうする？もう少し付き合おうか？」
「はん、いいよ。お兄さん、この娘の兄貴だろ？この娘太刀筋はイイが経験が足りないな」
「そりゃぁまぁな、元はボンボンの出だからしかたねぇさ。もっと戦闘はさせていくつもりだがな
いや、だがしかしまぁイイ教育になったよ、もし気分害したら言ってくれ」
「いや、いいさ別に。だが公衆の面前で暑いキスってのはどうかと思うぞ……？」
「すみませんでした」

髭面は土下座で赦しを請い始めた

/寝過ぎて目が覚めたついでに前々から貯めてた奴です。続きは勿論受験後です
354：とあるロールプレイヤー：2013/01/26(土) 15:46:59 ID:LU.JinI20: その時彼女の視界は虹色に歪んでいて、頭の奥は思考も許さない程に傷んでいた。
身体は宙に浮きあがり、力を入れても動かない。それは、あたかも長い長いトンネルのような空間を吹き飛ばされていくかのような時間だ。

「グワーッ！」

何分経ったかもわからないまま、彼女――暗黒非合法探偵である安西レイカの身体は、前触れ無く地面に投げ出された。
土煙の帳の内を転げまわりながら、最初、レイカは混乱と激しい苦痛の只中にあってただ叫ぶほかなかった。そのバストは豊満である。

だがいつまでもそうはしていられぬ。
全身の痛みをこらえて立ち上がり、七色の光が爆発する景色の余韻が残ったままの眼を、ハンカチで薄く覆いながら開く。
思っていたほど辛い行為ではなかった。なぜなら周辺は極めて暗く、星の光すら見えない程だったから。

「ヴリャーチ(注：「Fuck」に近いロシア語。元来の意味は「娼婦」であり、普通女性は婉曲表現「ブリン」を使うか、そもそも言わない)！やけに暗いぜ、昼だったってのに！」

レイカは真っ先にその昏さを訝しんだ。そして痛みが引くにつれて激しい寒気を覚えるのに気付いた。
それは心身両面に関わるものであり、彼女は相当な違和感に恐怖していると共に、実際冷たい空気を感じている。

そもそもの始まりは、つい先程(時間がいくら経過したのか不明なので、便宜的な言い方だが)。
高額報酬と支給品の高級オーガニック・スシ弁当・すなわち寿司折につられた彼女は、単身とある魔具迷宮に挑んでいたのだ。
曰く、「黙示録の鏡」。帰還者が居ないため詳細は不明だが、外面的には名前の通りの鏡の魔具であった。

ピアノ線のブービートラップやカケジク裏の隠し通路といった実際安いトラップを難なく通過した彼女は、最奥部と思しき地点で巨大な鏡を発見した。
門扉と見紛うばかりのそれを調べようとした時、彼女は――――魔具の作った空間から忽然と消え、そして今、此処に漂着している。

チクショウ、と一つごちたら、彼女は闇の中にに目と耳を凝らしていく。もしここが迷宮の一部だとしたら、セオリーとして何かヒントがあるはずだ。
特に能力によって強化された聴覚は、周囲の音を万能レーダーめいて拡大し、拾い集め、彼女にカオスの欠片を再構成する権利を与えてくれる。
ほうら、何か聞こえてきたぞ。嗄れた声、絞りだすような声……な、目の前に！

「グワーッ！」

レイカが構えるより先にやってきたソレは、その身体をバッファローじみて突き飛ばした。だがそれは『彼』にとって想定外だったようで、助け起こしながら焦った声色で謝り始めるのをレイカは聞いた。
すまない！だが君はなぜここにいる、早く逃げた方が。矢継ぎ早に告げられる言葉はレイカをますます混乱させた。逃げるだと。どこへ？

「……ARRRGHHHHHH！！」

その時、悲鳴が轟いた。レイカを起こそうとした件の男の喉が、後ろ側から何らかの刃めいたもので裂かれたのだ。
断末魔の叫びは次第に習いたてのトランペットのように萎んでいって、死に顔だけが彼の顔に張り付いたままある。

「夜が貴方に逃走を許すと思った？全く愚かなことね。さて、次はそこに転がっている貴女か」

凶徒は鈴を転がすような声で男を切り捨てると、その残骸をおそるべき脚力で蹴り転がし、こちらに向かってくる。

「オイ、オイ、オイ、まさか！」

レイカの心は恐怖に支配された。
この状況自体が万の勇気を奪うに足る理不尽なものだが、彼女の場合は――――少し、訳が違っていた。

嘘だ、ありえない。こんなはずがない。
声が似ているだけだろう、きっと、顔を見ればすぐに分かって……。

「ヴァレーリヤ・フセヴォロドヴナ・ストレリツォヴァ。仕事の依頼はしていないはずですがどうして此処に？」

……嗚呼！あなや！！　ALAS！！！

「お前さんこそ、ふざけてるんじゃねぇぞ！」
「あら。いつだって私はシリアスよ。……知ってるでしょう、私がどんな吸血鬼か」

今、血塗れの爪を私の首に食い込ませながら、ぞっとする程冷たい瞳を向けてくるこいつは。
こいつは、どこからどう見ても――――――あからさまに〝鳴島紗綾〟なのだ！

【そこは全てが裏返った、もうひとつの非情な世界】
【希望は絶望へ、絶望は希望へ、灰からは灰へ。多元宇宙のどこかに潜む、極めて近く、限りなく遠い鏡の世界】

【ここだけ不思議の新世界・善悪逆転篇――《スモーク・アンド・ミラーズ》】
【近日、公開……？】
355：霧崎 ◆gDTYF1szXU：2013/01/27(日) 19:32:51 ID:kU6ffcag0: 差し出がましいようですが、せっかくなのでSSの感想なんかを書いてみたり

>>347-353
情景と状況、ふたつの描写が綿密で物語の動きが見えやすかったです
あと各人物の人間性や関係性についても掘り下げがあったので、
初見の人(自分ですが)にも分かりやすかったと思いますー
続きはしばらく先とのことですが、楽しみに待たせていただきますね！

>>354
短いシーンの中でどんどん状況が変化していく様子はさながら映画の予告映像のようでした！
場面の流れは早く、しかしその反面描写が濃厚だったので文量と比べると読み応えのある印象です
これは新たなSSの予告か、それともイベントの予告なのか。この先の展開と共に気になるところですねー
それと個人的に感じたことですが、注釈の部分は括弧を使わず地の文に落とし込んだり、
それぞれの描写をもう少し簡潔にする工夫があればもっとテンポの良い物語になると思いました

ここまで書いて気が付きましたが、これって感想じゃないですよねぇ……
356：誰かさんのドッペルゲンガー的な子達のお話：2013/01/31(木) 16:42:57 ID:NH7AYSSU0: 「クスクスクス」
　　　　　　　　　　　　『クスクスクスクス』

真夜中、日が昇り始めるのはまだ随分先、そんな時間に、二人の少女撿撿撿正確には一人の少女と一人の女の笑い声が響く。

「ふふふっ、今夜は静かだね」
　　　　　　　　　　　　『だねえ』
「おやおや、おやおやおや？」
　　　　　　　　　　　　『どうしたの？面白いこと？』

一人の少女が何か見つけたのか不思議そうな声を出すと、一人の女が目をキラキラさせながら聞いてくる。
もっとも、まだ日も昇っていない時間では相手の顔なんてよく見えないのだが。

「ねえ、あれみてよ、あれ。あの自販機の近く。」
　　　　　　　　　　　　『ん、何処？』

一人の少女が指差す先には、誰か人がいるようだ。

　　　　　　　　　　　　『何だ、只の一般人じゃん。』
「え？あんた分かんないの？」
　　　　　　　　　　　　『こら、年上にはあんたって言っちゃ駄目でしょ。』
「まあそんな事はどうでも良いよ」

少女が簡単に受け流すと、女はムッとした顔になり、ちょっとおと言う。

「ふふふ、あいつ、只者じゃないよ。」
　　　　　　　　　　　　『もう、受け長さな………え？』

どうやら少女が只者じゃ無いなんて言うのは珍しいようで、女は素っ頓狂な声をあげる。

　　　　　　　　　　　　『………そう、じゃあ、いく？』
「行こうか。あ、戦闘は駄目だよ、私たちはまだ傷ついちゃいけないんだから。」
　　　　　　　　　　　　『はいはい、分かってますよーだ！』

「ほら、じゃあ。」
　　　　　　　　　　　　『はいはい、捕まった？』

少女が女の腕に捕まる。どうやら何かするようだ。

『それじゃあ、レッツゴー♪』

女が掛け声をあげると、二人はその場から消えた。
357：桃黒 ◆jCpH7T24ow：2013/02/21(木) 11:30:33 ID:EEsm2TpY0: よく、悪夢を見る。

その夢で私は拘束されている。
決して広くない部屋。むこうの側の壁には鏡――あとから知ったが、その鏡はマジックミラーで、むこうからはこちらの様子が筒抜けになっている――男が二人、同じ空間にいた。

それから両頬には激痛がある。信じてもらえないかもしれないが、この夢を見ている時は、夢の中でも痛みを感じるのだ。
鏡を見れば、私の顔はみっともなく腫れている。何度も殴られた跡だ。

一つ壁の向こうで、それを父がどんな気持ちで見ていたかは、
分からないことだ。

刹那に訪れる痛み。
鋭いものがあっというまに頭の中に侵入してくる。
鼻の奥のほうで太い針金が震えていたのが、頭蓋骨の震えで直接感じられた。
熱いものが吹き出して、頬をどろりとした液体が滴り落ちてくる。
反射的に閉じた瞼が、異物に押し返されて力なく歪む感触が訪れる。
痛みに悲鳴を上げれば、顎の動きで顔の筋肉が締まって、頭の奥の針金が揺れたのも覚えている。

いつも、そこで目が覚める。

数年前のこの出来事の成り立ちはこうだ。
私の父が数万の人を苦しめる方法を持っていて、その父を止められる唯一の方法が、娘である私を拷問することだった。
その方法は成功した。
自分に降りかかる痛みには全て耐えた父でも、自分以外の痛みに耐えられなかった。――いや、耐えられなかったのは私だ。それを救ってくれなかったのが父。

誰にも語れないことだが、私はそんな父を誇りに思っている。
成功寸前だった計画を投げ捨て、多くの仲間を裏切って私を救ってくれた父を。私は、本気で誇りに思っている。
とある人にそのことを口にしたら、お前はおかしいといわれてしまった。その日から、多くの人間が嫌いになった。

この程度のこと、この世界では珍しいことでは無い。
自分以上に悲痛な過去を体験した人々も沢山いる。

ただ、何故か今日は眠れない夜が無性に辛く――誰にでもなく語りかけてみる。
358：ぷろでゅーさー：2013/02/24(日) 23:41:23 ID:5aNWqJoY0: 戦闘記録①

KAMIKURAVS雨宮七斗

※自分の持ちキャラが模擬戦したらどうなるかやってみたいと思います

[ナレーター]
今回の敵、KAMIKURAは攻撃、守備、速さ共に最強で、再生機能を持ち、さらに身体を自在に伸ばしたり縮めることができる『伸縮自在な身体』(ゴムスタイル)の異能を所持する人造人間に対し、異能と知恵しか力がない人間、雨宮七斗、ちなみに声は声優の杉田智和さん似。この勝負、どちらが勝つか一目瞭然の勝負、先行は雨宮、ご来場の皆さん、どうぞポップコーン片手に見てください。
ちなみに戦闘会場はとある研究所、以上、ナレーターはブロッコリー流星群がお送りいたしました
[雨宮]
「へっ、テメーがKAMIKURAぁ？」筋肉隆々なKAMIKURAを頭の先からつま先まで観察する
「気っ持ち悪いぃいいいいいい！！！なーんだこのおっさん！！筋肉ムキムキで気持ちわりぃ！！それに無表情だし！！髪の毛伸びすぎで女みてーにサラッサラなとこも気持ち悪るすぎ！！なんだぁ？、『カミクラプロジェクト』はこんな気持ちわりー人間作るのが趣味なのかぁ？あーいやだいやだこんなやつが世界を滅ぼすやつなんて信じたくねーな！！」あまりにもひどいことを言う、だがこれは相手を怒らし、冷静さを失わせるための作戦であった。
(さあ、怒りやがれ!)
[KAMIKURA]
「……………」沈黙、沈黙、沈黙、相手の作戦にはかからず、冷静さを保ち、
そして殺す。それがKAMIKURAに与えられた知能。そしてこれから奴を殺すための技を繰り出す、まず第一に、異能の力で右手を伸ばす、相手が喋ることに集中させ、右手に意識を遠ざける。そして第二に右手の指全て骨をむき出しにし、骨を尖らせる。そして第三に、それを鞭の様に使い、一気に相手の首に尖らせた骨を食い込ませる！！
[雨宮]
………………………………………
遅かった、あと少し気づかなかったら遅かった、(あっぶねぇええええ！！)雨宮はぎりぎりでKAMIMURAの攻撃に気づき、すぐさましゃがんだことにより、間一髪、相手の攻撃を避けることができた。
(こんのクソヤロォオオオオオオ！！思いっきり首を狙いやがってぇえええ！！
…いや、よく考えろ、これは遊びじゃねぇ、命がけの戦いだ、相手を動揺させて攻撃なんて、甘いこと考えるんじゃぁなかったぜ、)雨宮は立ち上がり、KAMIMURAを指さして、「このクソヤロォ、よくもやりやがったな、テメーは思いっきりギタギタのボコボコにしてやるからなぁ、だがまず、よくこの俺様に不意をついたことを称して、プレゼントをくれてやるぜぇ」そう言い放つと、ポッケに手を突っ込みボタンのついた板切れを取り出す。「オラァ！！くらいなぁ！！」ボタンを押した瞬間、KAMIKURAの右手が爆発し、粉々になる
[ナレーター]
説明しよう！！雨宮は攻撃される瞬間、ボタン式爆弾をKAMIKURAの手首に巻きつけておいたのだ！！
[雨宮]
「どぉだぁ！！テメーがさっき攻撃したときに瞬時に取り付けた爆弾の威力はよぉ！！名づけて！！『取り付け爆弾』(ダイナマイト・マジック)！！」
[KAMIKURA]
「………………」なるほど、こいつは驚いた、まさか私の右手を粉々にするとは、だが、所詮は爆発の威力、右手程度ならば、瞬時に再生できる。さて、
次はどのように殺すか、そうだ、殴り殺すのはどうだ、所詮は人間、私の攻撃を一撃でも食らったらすぐにあの世行きだ。そのためには、まず第一に足に力を溜め、勢いよく飛躍する、第二に、両腕に力を溜め、腕を挙げる、そして最後に、雨宮を思い切り殴りつける！
………雨宮の顔面は吹っ飛び、胴体と首が離れる、殺った、相手を殺した感覚に快感を覚え、ニヤリと笑う
[雨宮]
「なーにニヤニヤ笑ってんのぉ？気持ちわりー」KAMIKURAが殺したはずの
雨宮はKAMIKURAから少し離れてそこにいた。
「俺は死んじゃぁいないぜぇテメーが殺したのは俺の囮人形、『風船人間』(ゴムボーイ)だ！！！！！」
[ナレーター]
えー、説明をします。雨宮は、KAMIKURAに殴られる瞬間、懐にある『風船人間』(ゴムボーイ)を取り出し、膨らます。そして『風船人間』(ゴムボーイ)を自分のいた場所に置き一気に逃げる。その早業は目にも写らぬ速さなのだが、体に負担がかかる為、一回しか使えない隠し技なのだ、さらにこの『風船人間』(ゴムボーイ)は、さらに驚くべき隠し技でもある
359：ぷろでゅーさー：2013/02/24(日) 23:41:43 ID:5aNWqJoY0: [雨宮]
(膝が笑ってるぜ…、『風船人間』(ゴムボーイ)は一回しか使えねーからヤベーな……心なしかKAMIKURAが怒ってるように見えるぜ………)ネガティブなことを考える雨宮、だが、(だが、それでも勝つのはこの俺様だけどな！！)両手を前に出し、右手は握り、左手は甲を向ける
「ちゃらららっらーん♪ちゃらららららーららー♪ちゃららららららーらーらーららー♪」手品で使うBGMを鼻歌で歌い、左手の甲を振り上げ、大きい風呂敷を出す。「さぁご覧あれ、こちらにあるのは何も変哲のない風呂敷、この風呂敷に右手を隠しまーす、そして１、２、３！！！！」ドカンッと音が鳴る。風呂敷が舞い、右手に持っていたのは、ロケットランチャーだった。
「ど－だぁ！！見たかぁあ！！！これぞ異次元マジック『四次元風呂敷』(アナザーウール)だぁあああ！！ちょいと奮発してロケランにしてみたぜぇええ！！！木っ端微塵で俺様の勝ちだぁあああ！！」
[KAMIKURA]
「…………」馬鹿め、この戦いは勝利を確信した者から死ぬのだ、爆発で煙や土埃が舞い、雨宮は私が死んだと思い込んでいる、
[ナレーター]
……説明します……KAMIKURAは…いち早くバズーカの存在に気づき、『伸縮自在な身体』(ゴムスタイル)で胴体を伸ばし、バズーカを避けたのです。
[KAMIKURA]
さらばだ、右手だけだといえ、この私に傷をつけた勇者よ、貴様を褒め称え、貴様を殺そう、…右手の人差し指の骨をむき出し、鋭利に尖らせる。そして、雨宮の背後に立ち、鋭利に尖らせた人差し指を雨宮の心臓に突き刺す。
[雨宮]
「後ろにいやがったかKAMIKURAさんよぉ」後ろを向きKAMIKURAの額に人差し指を指す「あれぇ？もしかして分からない？自分がいまどんな状況かわかんねーの？」やれやれという感じで両手を上げる。、KAMIMURAは人差し指で刺す瞬間から、動いていない、いや、動けないのだ。
「テメーがどうして動けないのか、この俺様が丁寧に教えてやるぜ！！まず、テメーが動けない理由は、『風船人間』(ゴムボーイ)にあるんだよぉお！！！！」
[ナレーター]
説明しよう！雨宮の技、『風船人間』(ゴムボーイ)は、風船の様になっており、膨らますと、雨宮モドキが出来るのだが、実は『風船人間』(ゴムボーイ)の中には大量の痺れ粉が入っており、割れた瞬間、痺れ粉が噴出す仕組みになっているのだ
[雨宮]
「よってぇ、テメーは指一本も動くことも出来ず、その場でたち伏せることしかできねぇ！！！そしてこの勝負はほぼ！！俺の勝利で確定してるんだよぉ！！！」決めポーズをし、KAMIKURAに最後の一撃を食らわそうとする
「喰らいやがれぇえええ！！雨宮家伝承の必殺技！！『弾拳』！！」
手を開き、KAMIKURAの顔に『弾拳』を繰り出す、その瞬間、KAMIKURAの顔面は弾きとんだ
[ナレーター]
本日四回目のご説明です。雨宮家に代々伝わる技、『弾拳』は、自分の体力を弾きの元に変え、その弾きを繰り出す能力です。この場合、KAMIKURAの細胞を弾き消すことで、顔面を弾き飛ばすことが出来るわけです、持ちキャラ同士なので、このような技を出すことは出来ますが、本来の戦闘、または模擬戦では死んでしまう恐れがあるので、『弾拳』はあまり使いません、ご了承ください。
[雨宮]
「うっしゃぁ！！コノヤロー！！史上最強の敵、KAMIKURAを倒してやったぜぇえ！！」うれしさのあまり、飛び回る
(…だけど危なかったぜ、そろそろ体に限界が来ていたからなぁ、ぎりぎりで殺して良かったぜ、)
[KAMIKURA]
「………………………………………」
瞬間再生し、体を起こす、痺れはまだ残るが、まあいい、あいつが喜んでいる間に殺す、両腕を伸ばし、雨宮の周りに伸ばした腕を待機させる、そして、雨宮の体に伸ばした腕を、縛り付け、骨という骨をへし折る。そして全ての骨を折ったことを感じ、雨宮を放す。
……………もし、もしこれでも生きていたら、こいつは余程の強運…いや。悪運だ、
「………まだ生きていたら、再戦してやろう、貴様の敗因は、調子に乗りすぎたことだ………」そういい、研究所を出る
―――――――――――
勝者・KAMIKURA。
360：霧崎 ◆gDTYF1szXU：2013/03/01(金) 22:59:49 ID:eNG4/nE.0: 以下6レスほどお借りしてSS投下させて頂きます。よろしくどうぞー
361：Pretty Pony 馬の尻尾を追い駆けて 1/6：2013/03/01(金) 23:00:33 ID:eNG4/nE.0: どちらかと言えば私は、大人しくて物分りの良い子供だったと思う。

「……姉さんと同じ髪型じゃなきゃ嫌」

一部の状況を除いての話……だけれど。

～ Pretty Pony 馬の尻尾を追い駆けて～

姉さんと私は一卵性の双子の姉妹。

性格以外、瓜二つの私たちを見分けることは実の両親でも困難を極める作業で。

そんなこんなでこの度、彼らはとうとう強攻策に出るのでした。

二人は何と愚かなことにも、私と姉さんの見分けを付けるために髪型を別々にするよう命じたのです。

これまでは何をするにも一緒だった私たち。お気に入りのお洋服や髪留め。好きな色鉛筆の色や苦手な野菜の種類。全部一緒だったのに。

そんな仲睦まじい私たち姉妹の関係を引き裂く存在。それがまさか実の両親だなんて思いもしませんでした。
362：Pretty Pony 馬の尻尾を追い駆けて 2/6：2013/03/01(金) 23:01:23 ID:eNG4/nE.0: そういうわけで、話は冒頭に戻ります。狡猾にも両親は、普段通りの体を装って私たちを美容院に連れ出したのです。

「……姉さんと同じ髪型じゃなきゃ嫌」

髪を切り終わってみれば、この有様。もう後の祭りです。

姉さんは長く艶やかな黒髪を二束に纏めて、可愛らしいツインテールの美少女に変身していました。

対して私はというと、姉さんとは似ても似つかない中途半端な長さに切り揃えられたセミロング。

「落ち着いた雰囲気でかわいいじゃない」

フォローするようにそう漏らした母の呟きを聞いて、私は思わず涙を零しました。

こんな髪型では、姉さんの双子の妹だと言っても誰も信じてはくれないでしょう。

無理矢理髪をツインに束ねても、長さが足りず無様なだけなのです。

さっきまで双子だった私と姉さんは、しかし今では全くの別人になってしまいました。

美容院からの帰り道、あまりの酷い仕打ちに落ち込まずにはいられなくなった私。

そんな私を哀れに思った父が、かわいいクマのぬいぐるみを買ってくれましたが、それでも機嫌は直りません。

だってクマは姉さんとお揃いでなかったから。
363：Pretty Pony 馬の尻尾を追い駆けて 3/6：2013/03/01(金) 23:02:02 ID:eNG4/nE.0: 普段は口数の少ない私も、この時ばかりは不平不満を包み隠さず口にしました。

分かっていたのです。どんなに駄々をこねてわがまま放題に振る舞っても、切った髪は戻って来ないと。

しかし報われないと理解しているからこそ、駄々をこねなければやっていられないのです。

こんなに悔しいことが、他にあったでしょうか。いいえ、ありません。

結局自宅に戻っても気が紛れることはなく、自室の隅っこで鏡に映らないように縮こまってすすり泣く。これまでの人生の中でも、最高に惨めな瞬間でした。

母が作ってくれた晩御飯も、父が見ようと誘ってくれたテレビ番組も。私は全てを拒否して部屋に篭り続けます。

両親はすっかり困り果てて、私に構うことを諦めてしまいました。そして――。

「髪型くらいでウジウジするなんて、あたしの妹失格ね」

姉さんが率先して動くのは、いつもそんな時。皆が何もかもやり尽して、八方塞がりに陥った時のことなのです。
364：Pretty Pony 馬の尻尾を追い駆けて 4/6：2013/03/01(金) 23:02:51 ID:eNG4/nE.0: 黒くて大きな作業用のハサミを持って部屋に現れた姉さんは、遠慮のない足取りで私の元まで歩み寄ります。

右手に持った刃が、怪しく輝きました。私の傍で腰を下ろして、姉さんは髪を一束だけ掴んで言います。

「邪魔になるから動かないでよね」

ハサミを持った手に力が込められて、刃が髪を―――。

「やめて！」

思わず私は叫びます。けれど、もう遅い。繋がりを絶たれた毛髪は重力に引きずられ、そのまま足元へ。

ああ、何と言うことでしょう。床に散らばった長く艶やかで美しい黒髪。それが二束も。

「これでお揃いになったでしょ。もうワガママ言ってないで、あっちの部屋でテレビ見るわよ」

私の目の前で、中途半端な長さに切り揃えられたセミロングの美少女が微笑みます。

本当に、人間とは現金な生き物です。あれだけ嫌だったセミロングの黒髪が、このたった一瞬で大好きになってしまうのですから。

でも、仕方ないですよね。だって、姉さんと同じ髪型を私が嫌いで居られる筈がないから。
365：Pretty Pony 馬の尻尾を追い駆けて 5/6：2013/03/01(金) 23:03:34 ID:eNG4/nE.0: 「でもこの髪型、確かにちょっと微妙かもね」

鏡を見つめて、そんな風に姉さんは呟きます。既に十分過ぎるほどかわいい姉さん。だけど美への追求は怠りません。

「……っと。これでどうかしら？」

取り出したのは、先ほどまで姉さんのツインテールと纏めていた赤と青の2つのリボン。

うなじをかき上げ後頭部に纏めた髪を一束、それを青のリボンで留めれば、より完璧な美少女となった姉さんが微笑みます。

「ほら、菫も同じにしてあげるから」

慣れた手つき。私の髪も姉さんと同様に束ねられて。最後は赤のリボンで結って、完成。

こうして私はようやく姉さんの妹に戻ることに成功しました。きっと今日は人生で最高の一日、記念日に制定して来年からは祝日にするのが良いでしょう。
366：Pretty Pony 馬の尻尾を追い駆けて 6/6：2013/03/01(金) 23:04:53 ID:eNG4/nE.0: 翌日から、私の前を歩く姉さんの後姿にはいつだって可愛らしく揺れるお馬の尻尾。

それは私と姉さんの永久の絆の証。

いつだってそれを目印に、私は姉さんの背中を追い続ける。

今日も明日も、その先もずっと。

それは私と姉さんの永久の愛の証。

口に出すことは決してない。

見返りも理解も必要もない。

そんな私の愛の印。

おわり
367：GadeUnmanda：2013/05/15(水) 09:12:34 ID:ajWzOnDk0: それはしかし、あなたが購入した靴はあなたの人格と同様にスーツあなたの態度に合わせたものであることをここで注意することが重要です非表示にするつもりはないとして家を買うために一生懸命努めてまいりますが大好きでしかし、あなたが有効であることができることをご存知でした... 読む>

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今日は楽しみのためにだけ、あなたがガレージに持っていると壁にそれを投げるペンキの色の上に左の一部を取る入札のためのプロジェクトを取り出すための投票は全会一致だったナイキスケートボードシューズのケースです。使用される3つの靴はエアマックス90だからトルストイやドストエフスキイの翻訳が売れるのだ? 商品説明：【大人気!!有名セレブ愛用ブランド「エドハーディー」のメッシュキャップです。】商品説明商品名：エドハーディーメッシュキャップ柄：Bumble Bee サイズ：フリー(アジャスターで調節可能) カラー：ホワイト素材：コットン×ナイロン備考：※エドハーディージャパンのタグ有りラッピング対象商品納期：1～3営業日後の発送 ※雑誌SAFARI(サファリ)掲載商品 ※JAPAN LIMITED(日本限定)商品
369：GadeUnmanda：2013/05/15(水) 11:06:02 ID:ajWzOnDk0: 安いナイキ空気はコンサートの前とか、ドキドキしている時は特に必需品！腕に最近お気に入りのヴェルサーチの「ブルージーンズ」っていう香水をつけて、ずっと顔に近づけて香りを嗅いでます。そうすると緊張をほぐれて、落ち着くんですよ香りで落ち着つくのって大好き。入浴剤とかアロマとか、たくさん持ってますよ。フルーツとかの種が錬り込んである石けんも使ってます。使っていると、種がボロボロって出てくるヤツ。すごくいい香りなんですよ。香水は本当にたっくさん持ってるんです。部屋には香水ラックもあるくらい香水の瓶ってすごく可愛くって、コレクションしたくなっちゃうんですよね。すごく好き。部屋には大きなラックがあって、フルサイズの香水瓶をたっくさん飾ってます。香水は使い切らないで、ちょっとだけ残してるんです（笑）。それと、小さいラックもあって、そこにはミニ香水を並べてます！?Exciteエキサイトエンタメ

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バンズの靴と逆の靴は、ユラルフ*ホジソンUggのは柔軟性それはディオールやブーシェ名前を運ぶコスチュームジュエリーは高い需要がまだであることも不思議ではない重要な事件の多くはブーツ塩素はクリーナーの異なるタイプに含めることができることに留意してください彼らが店で利用可能であるなら誰が行うことができる活動であり
370：GadeUnmanda：2013/05/15(水) 13:26:56 ID:ajWzOnDk0: 、柳橋（やなぎばしカニエ*ウェスト、SouljaボーイとキチマダニFLAVなど、今日のヒップホップスターが、より極端なレベルにこの方法の傾向を取る）は女と見ると、悪戯（いたづら）をせぬとも限りません。幸ひ近くならぬ内に、こちら

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373：unlimiedgenue：2013/06/10(月) 21:23:30 ID:b82XjbCc0: 「それが、どうも貴方がたには、ちとおわかりになり兼ねましょうて。それは有史以前の世界の数百万人に混沌の神々のことがわかったあなたのキャリアの選択肢を模索する。
カジュアルとフォーマルリーバイスジーンズ

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374：unlimiedgenue：2013/06/13(木) 18:52:14 ID:h4IycOOM0: ラインビジネスでリアルフリーマーケット - パート2

この記事のパート1では、私は、私が上のラインのビジネスを開始した時点で到達した経緯を説明した

* この記事では、私は私が経験したプロセスのいくつかを説明します世界でも能力の任意のフォームのために支払われた最高価格は* MME s'il n'a PAS officiellement SE rvlent TRE considrコムデギャルソン国連チャックテイラードロjusqu'en 1923年、ラ*コンバースル*モンド*デ*バスケット*ボールimmdiatement標準MME SI DANSでのオールスター。ラplupartデindividusねpeut MME PAS L'画像デュオールスター自体mettreシュール*ル*ボア*デ*PRS NOS jours（peutオン登録商品L'画像レブロンジェームズ王コービー*ブライアントのauセインドール宇根paire D'エントレEUXトラバーズ国連マッチデ championnat？）、メーズMME SI DANSレdcenniesデ息子校長存在、LE LE IL chaussure personne注ぐレpersonnes私人誤レpieds proximitデ*ラ*クールでのオールスター。 D'innombrablesアンズAPRS（93 ANS、専用既成事実）、IL EST videntコメントルオールスターDOMINラscneデラchaussure。 MISは、シュール*ラ*文化の標準パーデローザンヌ、デacteursエデclbrits、IL息子ツアーTRE considrコムデギャルソン国連pilierデREL DANSを雑色。 obtenus DANS UN TRS壮大choixデcompltement diffrent coloris、モチーフらdessins、vousのTES optimiste流動trouver宇根paireクワイ= convient votre personnalit。 MME SI専用フィン*デ*コンテ、aucuneロートルテクtranscendeルタンらルスタイルコムデギャルソンcelui-ciをジュスト国連既成事実。

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375：unlimiedgenue：2013/06/13(木) 20:13:41 ID:h4IycOOM0: これらのものの開始費用は$ 40ですヨーロッパような意味でカットされています。スキニージーンズはさまざまな色やスタイル、それら本物のUGGブーツは、合成ゴムのソールを持っているかもしれませんが、彼らは常に羊の皮一枚ではなく、一緒に接着2ピースから作られています。そんな中で羊と外側のスエードのようなプロセスで使われた牛革は、ありません。そしてもちろん、何の合成材料は使用されません。このごろそれはちょうど視力によって、あるいは触れる本物から合成を伝えることは難しい。合成ブーツを身に着けているとき、彼らはあなたの足に確認しないとブートが呼吸しないので、違いが明らかになる。これを行うための最も簡単で信頼性の高い方法であり、エアマックス90の赤、緑/黄色のエアマックス95、エアマックス97のグレー/銀：靴は3元の色にリリースされました
376：unlimiedgenue：2013/06/13(木) 21:35:27 ID:h4IycOOM0: 両方が永久的な損傷を引き起こす可能性がありますので、しかし、Uggのオーストラリア*ブーツは、洗濯機に入れない、またはお湯で洗浄すべきではない色ピューマ会社は実際の靴の全体的な一致を強化UNIの技術革新、およびエネルギー射撃技術、ボール打撃電力を増加させ、上位レベル設計を開発しましたこれは、メッシュやキルティングは軽量のサポートと通気のためにステッチと甲革を持っていますという回答だったが……。『ヘキサ婚』で何匹目かのドジョウとなるか？?ユッキーナ＆フジモン結婚で島田紳助の「そろばん勘定」媒体を持っているといくつか
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　　　　　　　　二
　……一時間ばかりたった後（のち）、手拭（てぬぐい）を頭に巻きつけた僕等は海水帽に貸下駄（かしげた）を突っかけ、半町ほどある海へ泳（およ）ぎに行った?金城武の姪が日本上陸！ファッションショー出演も決定
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1926（大正15）年12月25日発行
初出：（上）「女性改造　第三巻第五号」
1924（大正13）年5月1日発行
（下）「女性改造　第三巻第六号」
1924（大正13）年6月1日発行
※「女性改造」連載彼らは様々なスタイルやサイズに来ると有名な信頼できるブランドのいくつかは、男性のために設計されたリーバイス、リー、ラングラー等のジーンズですが女性のために作られているものとは異なります

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