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( ^ω^)ごちゃまぜオムニバスのようです

1同志名無しさん:2017/08/17(木) 22:42:29 ID:DXZm0JNk0
( ^ω^)これからオリジナルやパロディの1話だけ、嘘予告だったりと好き勝手な長さで色々な話を書いていこうと思うお!

( ^ω^)おわり・元ネタの表記をしたらその話は終わりという形でやっていくお

( ^ω^)よろしくだおー

2同志名無しさん:2017/08/17(木) 23:07:17 ID:DXZm0JNk0
( ^ω^)Sousaku Beats!のようです

オープニング
( ^ω^)「読んでる〜気が〜した〜んだ〜♪」


( ^ω^)「ここは…どこだお?」
埃っぽい絨毯。体を起こし辺りを見渡せば、沢山の本棚にいくつかの大きなテーブルと椅子
見知らぬ制服を着た自分。

( ^ω^)(ここは…どっかの学校の図書室かお?)

ξ゚⊿゚)ξ「目が覚めた?」

(;^ω^)「!?」

急な声に驚き後ろを振り返ると、椅子に座り読んでいた本からこちらに目を向ける金髪の少女
足を組んで頬杖を付くようなポーズを取りふんわりと笑う。

ξ゚ー゚)ξ「ようこそ、ソウサク戦線へ」

ξ゚⊿゚)ξ「唐突だけど、あなた入隊してくれないかしら?」

(;^ω^)「は?」

キョロキョロと周りを見る
この場には僕と彼女しかおらず、僕に向けて話しかけているようだ

3同志名無しさん:2017/08/17(木) 23:09:00 ID:DXZm0JNk0
ξ゚⊿゚)ξ「ここにいるってことはあなた、死んだのよ。」

(;^ω^)「は…はあぁー!?いきなりなんだお!??」

白いワンピースに麦わら帽子が似合いそうな少女が、入隊だの死んだだのと物騒な事を次々と口にする

ξ゚⊿゚)ξ「じゃあ聞くけど、あなた今までの記憶ってある?」

( ^ω^)「は?そんなの」

(;^ω^)「…ないお」

いきなり「あなた死んだのよ」などと言われて疑う程度の常識はあるが、生まれた場所・父や母・兄弟の有無
このように制服を着ているが自分がいくつなのかすら分からず焦る

(;^ω^)「てか自分が何者なのかすら分からないお…」

(;^ω^)「なんでだお…?」

ξ゚⊿゚)ξ「それじゃあ今まで読んだ本の記憶は?漫画とかドラマでもいいわ。」

( ^ω^)「…それならあるお。」

そちらは不思議なことに、今すぐにでも好きな作家や人に薦めたい作品を羅列することは苦ではない
様々なキャラクターが活躍するイメージが頭の中を駆け巡る

4同志名無しさん:2017/08/17(木) 23:11:01 ID:DXZm0JNk0
ξ゚⊿゚)ξ「これが有力な理由なんだけど…」

ξ゚⊿゚)ξ「この世界…というよりこの学校に来る人は、最初にあなたのように突然現れるのだけれど」

ξ゚⊿゚)ξ「私の後に来た奴で、何度も自殺してる物好きがいるのよ。」

(;^ω^)「は!?」

ξ゚⊿゚)ξ「でも数時間もすると生き返ってそいつ『ツンたんの愛の力で生き返りました!』なんてふざけてくるのよ?」

ξ゚⊿゚)ξ「これがウザったいったらもう!」

(;^ω^)「はぁ…」

私情を挟んだとハッとした彼女が顔を正す

ξ゚⊿゚)ξ「話を戻すけど、苦しい思いをしても何度も生き返る…これって何かに似てないかしら?」

(;^ω^)「…」

(; -ω-)「…地獄?」

ξ゚⊿゚)ξ「そう。もちろんそれだけでは死んでいる証拠にはならないんだけどね」

ξ゚⊿゚)ξ「地獄に来たならとりあえず死んだんじゃね?って結論に至ったわけ。」

( ^ω^)「まあ何度も生き返るなんて一般的ではないおね」

ξ゚⊿゚)ξ「もっともこの世界に来てから死ぬ馬鹿なんてそいつぐらいだからそいつだけの特殊能力って可能性もあるけど。」

5同志名無しさん:2017/08/17(木) 23:14:07 ID:DXZm0JNk0
( ^ω^)「それと入隊ってのはいったい…?」

ξ゚⊿゚)ξ「ソウサク戦線よ。」

ξ゚⊿゚)ξ「まあ部隊名はよく変わるわ」

ξ゚⊿゚)ξ「壁殴り代行戦線にJの壁戦線、立食パーティー戦線…」

ξ゚⊿゚)ξ「戦線名でみんなすぐケンカになるからちょくちょく変遷を続けてるわ。だから全く覚えなくてもいいけど…」

( ^ω^)「みんな?」


ピンポンパンポーン


「これより定期講評会を開始します。全校生徒は体育館に集まってください。」

( ^ω^)「お?」

少し低めの少女のアナウンスの後、ドアの外がガヤガヤと騒がしくなる
どうやら先ほどの放送を聞いて生徒が廊下を移動しているようだ。
制服を着ているのだから、おそらく自分もこの学校の生徒なのだろう
アナウンスの落ち着いた声は戦線などというキナ臭い誘いよりも安心感を覚えた

(;^ω^)「あの、どこのどなたか存じませんが集まらなくちゃいけないみたいですお?」

( ^ω^)「お話はまたその後にしましょうお」

そう言って立ち上がろうとし…

ξ;゚⊿゚)ξつ「待って!行っちゃダメ!」

(;^ω^)「え?なんでだお!?」

ξ゚⊿゚)ξ「消えたいんならそれでいいけど、あなたはまだどっちか分からないから…」

ξ-⊿-)ξ「申し訳ないんだけど、今回は諦めてほしい」

6同志名無しさん:2017/08/17(木) 23:15:26 ID:DXZm0JNk0
ξ゚⊿゚)ξ「付いてきて」

そう言って図書室のドアから廊下へ進む少女を慌てて追いかける
向かう先はまばらになった生徒達とは逆方向だ

( ^ω^)「あの、消えるって…?」

少女の歩みがこちらに合わせてゆっくりに変わる

ξ゚⊿゚)ξ「さっきの放送で言ってた『定期講評会』に参加するとね、消えちゃうのよ」

ξ゚⊿゚)ξ「まあ最初の参加で消える人は滅多にいないけど。」

(;^ω^)「定期講評会で消える…?」

定期講評会って何だ?
さっきは何度も死ねない地獄のようだと話していたのに、訳がわからない

7同志名無しさん:2017/08/17(木) 23:17:12 ID:DXZm0JNk0
ξ゚⊿゚)ξ「定期講評会っていうのは生徒が書いた小説を発表するこの学校の行事よ」

ξ゚⊿゚)ξ「それだけじゃ理解できないだろうから、まずはこの世界のことを大雑把にまとめるわね。」

ξ゚⊿゚)ξ「これも推測からの結論なんだけど、いいかしら?」

(;^ω^)) コク

ξ゚⊿゚)ξ「あなた、物語を考えるのは好きかしら?」

( ^ω^)「たぶん…」

ξ゚ー゚)ξ「そう、私もよ。」

実はわけの分からない場所にいる恐怖の片隅で、これが小説や映画だったらという思考を何パターンも巡らせていた。
さっきまでは「自分たちは宇宙人に死ねないよう遺伝子組み換えされたサンプルで、彼女はクーデターを起こそうと秘密裏に仲間を集めているのではないか」という考え。
その前は「この場所に来た人は一人だけ生きた人間を道連れにできて、彼女も自分もその被害者」というもの。
ありきたりだ。浅はかなり。

8同志名無しさん:2017/08/17(木) 23:19:03 ID:DXZm0JNk0
ξ゚⊿゚)ξ「物語好きなのは戦線のみんなもそう。」

ξ゚⊿゚)ξ「だから多分、ここは生前満足のいく物語が書けずに死んだ物書きが集まる場所とか」

ξ゚⊿゚)ξ「そんなものだと思うの」

( ^ω^)「小説とかかお?」

ξ゚⊿゚)ξ「そう。それで定期講評会ってのはそんな物書き達への救済システムよ。」

( ^ω^)「はえー…」

ξ゚⊿゚)ξ「参加者はおよそ500人の全校生徒と講評の先生方。沢山の人の前で作品を発表できる立派な場を与えてくれるってわけ。」

ξ゚⊿゚)ξ「それで先生方から良い評価を得られた生徒から成仏。この世界から消えていくの」

ξ゚⊿゚)ξ「順番まで数ヶ月かかって講評会の無い日は文章を上手く書くための授業があるから、みんなだいたい2〜3回くらいで消えちゃうわね」

( ^ω^)「へぇ…」

( ^ω^)「また随分とハートウォーミングな世界だおw」

制作から発表までの体制が整っている。それって凄く良いことじゃないか?


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