川ﾟ -ﾟ)下から叩く奴のようです

1： ◆52LC4/UGMI：2016/03/30(水) 04:03:10 ID:o949Z6KI0: 　一人暮らしをしていると、意外と色んなことがある。
　隣の部屋のヤツうっせーなとか、長らく変え忘れた蛍光灯がぱしぱししたりとか、
　リモコンどこやったっけとか、隣のヤツ氏ねばいいのにとか。
　これもその一つ。
　……というより、一人になったら何か気になったな、という現象。

川ﾟ -ﾟ)□_ ｼﾞｬﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ

川ﾟ -ﾟ)□ ﾎﾞｺﾝｯ

　カップ焼そばなど、お湯を捨てた時に鳴るこの音。

川ﾟ -ﾟ)「……」

川ﾟ -ﾟ)「……いるんだろ？　出て来いよ」

川ﾟ -ﾟ)「シンクの下の奴」

「……バレてしまっては仕方ない」

川ﾟ -ﾟ)「ん？」
43：同志名無しさん：2016/04/01(金) 20:04:47 ID:jPI387ZY0: さり気なくAAそのまま使っててワロタ
44： ◆52LC4/UGMI：2016/04/01(金) 22:12:33 ID:1AAyJtXw0: 昨日からＰＣが接続できなくなっており、復旧できるか分かりません
期間内にオチはつけたいのですが、スマホ書き溜めやネカフェはどれどけ時間かかるか未知数です

なのでお題の募集はここまでとさせて頂きます
ありがとうございました！

>>43
使えってことだと思った（ｷﾘｯ
45： ◆52LC4/UGMI：2016/04/03(日) 14:49:46 ID:b1NatIoc0: 【>>28 中出し義母レイプ】

川ﾟ -ﾟ)「壁殴り代行……壁殴り代行……」

('A`)「え、あの、どしたの？」

川ﾟ -ﾟ)「隣」

('A`)「あー」

川ﾟ -ﾟ)「どこだ……オカマが所長の代行屋……」

('A`)「落ち着いて、言いながら殴ろうとしないで、あと多分この世界にはいないよ」

川ﾟ -ﾟ)「くっそが、夜中にバタバタしやがって」

('A`)「直接言ったりはしないの？」

川ﾟ -ﾟ)「色々証拠を集めつつ機会を伺っている」

('A`)「……一応訊くけど、なんの？」

川ﾟ -ﾟ)「社会的に抹殺する機会」

('A`)「わあ」

川ﾟ -ﾟ)「夜中だからな、余計に聞こえるんだよ。ＡＶが」

('A`)「え」

川ﾟ -ﾟ)「お前も聞こえてるだろ」

('A`)「いや、シンクとは逆側だから……」

川ﾟ -ﾟ)「『危険なお姉さん』シリーズとか『魔法少女わたちゃん』シリーズとか、往年の名作らしいな」

('A`)「聞いて中身判断できるってことより、名作だって情報を知ってるあんたが何者だよって思う」

川ﾟ -ﾟ)「お前も聞いてみろそして私の苦悩を味わえ」

('A`)「ええー」

ｱｯﾀﾞﾒｯﾜﾀｼﾀﾁｵﾔｺﾅﾉﾖ
ｵﾗﾅｶﾆﾀﾞｼﾃﾔﾙﾖ
ﾀﾞﾒｪｯｺﾄﾞﾓﾃﾞｷﾁｬｳｩ
ｵﾔｼﾞﾄﾊﾝﾌﾞﾝｵﾅｼﾞﾀﾞｺﾞﾏｶｾﾙｻ
ｱｱﾝｯﾀﾞﾒェﾅｶﾊﾗﾒｪｪ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.
46： ◆52LC4/UGMI：2016/04/03(日) 14:51:24 ID:b1NatIoc0: ('A`)「……思ったよりはっきり聞こえた」

川ﾟ -ﾟ)「だろう。どんだけ音量でかいんだ」

('A`)「親子ものか……」

川ﾟ -ﾟ)「『義理の母親が若くて可愛くて困っちゃう』シリーズだな」

('A`)「何で知ってるか聞きたくない」

川ﾟ -ﾟ)「ああ……私も隣の奴が夢の中で可愛い女の子と出会う男とか、座敷童と同居するアパートとか、そういう所がよかった」

('A`)「そろそろそういう発言やめとこうか」

ｶﾞﾁｬｯﾊﾞﾀﾝｯ

川ﾟ -ﾟ)「ん？」

ｱﾝﾀｯｱﾀｼｶﾞｲﾅｲｱｲﾀﾞﾆｯ
ｱｯｲﾔｺﾚﾊﾁｶﾞｯｵｼﾂｹﾗﾚﾃ

('A`)「……えーと、これは？」

川ﾟ -ﾟ)「……知らんな」

ﾐﾀﾗﾄﾞｳｻﾞｲﾖ!
ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞﾒﾝﾅｻｲﾕﾙｼﾃﾂｰﾝ!

('A`)「……えーと、もしかして、ＡＶじゃない？」

川ﾟ -ﾟ)「ああ。そういえばこれ隣の奴の声か」

川*ﾟ -ﾟ)「ははっザマア」

('A`)（めっちゃいい笑顔）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.
47： ◆52LC4/UGMI：2016/04/03(日) 14:53:29 ID:b1NatIoc0: 【>>40 シンク百列拳】

川ﾟ -ﾟ)「流すぞ」

('A`)ﾎﾞｺﾝｯ

('A`)「ねえそういえばさ、この前、隣の声が聞こえてたけど」ﾆｭﾙﾝ

川ﾟ -ﾟ)「ああ、今朝会ったから『お盛んですね、あ、いや、お元気ですね』って言い間違えして微笑んでやったぞ」

('A`)「うわあ」

川ﾟ -ﾟ)「めっっちゃ動揺してたぞ、ははは。すっきりした」

('A`)「ああ、うん、ﾖｶｯﾀﾈ。じゃなくて、この前みたいに隣の声聞こえるならさ、こっちの声も聞こえてないのかな」

川ﾟ -ﾟ)「……そういえば」

('A`)「まさかの気付いてなかったパターン」

川ﾟ -ﾟ)「だがまあ大丈夫だろう。そこまでうるさくしてないし」

('A`)「案外聞こえてるかもよ。オレと話してる声とか」

川ﾟ -ﾟ)「いやそんなワケは……はっ、待て、まさか今朝の動揺は、
　　　　　私がエアーフレンズに話しかけてる危ない奴だと思われていたからだったりするのか！？」

('A`)「いや、会話の傍若無人っぷりが問題じゃないかなあ」

川ﾟ -ﾟ)「いやいや、そもそも聞こえてるとは限らん。あれは向こうの音が大きいせいだろうしシンク逆だし」

('A`)「んー……じゃあ試してみる？　ちょっと音立ててみて、明日聞いてみるの」

川ﾟ -ﾟ)「歌でも歌えというのか」

('A`)「いやそこまでは……あ、そうだ」ｼｭﾙﾝ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.
48： ◆52LC4/UGMI：2016/04/03(日) 14:56:39 ID:b1NatIoc0: 　＼ﾎﾞｺﾝｯ／
＿＿＿＿＿＿
　　　ﾉ
　　　('A`)　ﾊｧｲ!
　　　(　(7
　　　<　ヽ

＿＿＿＿＿＿

　　　('A`)　ﾎｵｵ......
　　⊂(⊂
　　　<　ヽ

　＼ﾎﾞｺｯ／
＿＿＿＿＿＿

　｜　('A`)　ﾊｲ!
　｜⊂(　(7
　｜　<　ヽ

　＼ﾎﾞｺｯ／
＿＿＿＿＿＿

　｜　('A`)　ﾊｲ!
　｜⊂　）ｸ
　｜　<　ヽ

　＼ﾎﾞｺｫｫﾝｯ／
＿＿＿＿＿＿
　　　ﾉ
　　　('A`)　ﾊｧｧｧｲ!
　　　(　(7
　　　<　ヽ

('A`)+「必殺、シンク百列拳……シンクを百の列に並べ、響かせるが如し」

川ﾟ -ﾟ)「うるさい」

('A`)「あ、はい」

川ﾟ -ﾟ)「……ところでお前、実際にシンクを百列も用意したら、住む場所どうするんだ？」

('A`)ﾊｯ!?
49： ◆52LC4/UGMI：2016/04/03(日) 14:58:23 ID:b1NatIoc0: 【>>42 携帯探すために電話かけたらサイレントモード】

川ﾟ -ﾟ)ｺﾞｿｺﾞｿ

川ﾟ -ﾟ)ﾊﾟﾗﾊﾟﾗ

川ﾟ -ﾟ)「……うーむ。なあ、おい」

('A`)「はいはい？」

川ﾟ -ﾟ)「私のケータイどこだ？」

('A`)「え、知らないよ？」

川ﾟ -ﾟ)「何でだ、家事する妖精ならそれくらい把握してないのか」

('A`)「この前まで『お前が妖精とか（ﾊｯ』って言ってた人の言とは思えない」

川ﾟ -ﾟ)「リモコンと同じようにどっかやってないのか？」

('A`)「触ってないって。オレいい下から叩く奴だから、プライベートには触れないようにしてるよ」

川ﾟ -ﾟ)「ふうん。……まあ、別にお前に見られたからって減るもんはないがな」

('A`)「え、うん？」

川ﾟ -ﾟ)「とりあえず電話ボックスから電話かけてくるから、見つけとけ」

('A`)「あ、うん了解」

ﾊﾟﾀﾝｶﾝｶﾝｶﾝ...

('A`)

('A`)

('A`)

('A`)「……んん？」

('A`)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.
50： ◆52LC4/UGMI：2016/04/03(日) 15:00:17 ID:b1NatIoc0: ｶﾝｶﾝｶﾝ... ﾊﾟﾀﾝ

川ﾟ -ﾟ)「どうだ」

('A`)「何の音も振動もしません」

川ﾟ -ﾟ)

('A`)

川ﾟ -ﾟ)「……サイレントモードとは、やってくれるな孔明……！」

('A`)「……あ、そうだ電気消して」

川ﾟ -ﾟ)「スルーだと貴様」ﾊﾟﾁﾝ

('A`)

川ﾟ -ﾟ)

('A`)「……あっ、あそこ、光ってる」

川ﾟ -ﾟ)「おお！　やるな孔明！」

(*'A`)ゞﾃﾚﾃﾚ

川ﾟ -ﾟ)「さて、充電して、と」

('A`)「あれ、その箱は？　行く時持ってなかったよね？」

川ﾟ -ﾟ)「ああ、隣の奴と丁度行き会ってな。お裾分けという名の迷惑料兼賄賂だ。
　　　　　今回の働きに免じてお前にも分けてやろう」

('A`)「それ一般にはお詫びと言うのでは。わーいラスクだ」

川ﾟ -ﾟ)「『ところで、何か飼ってたりしますかお？』って訊かれたから
　　　　　『へー□ルハウスを少々』と答えておいた」ｶﾘｶﾘ

('A`)「……それ一般には電波というのでは」ﾊﾟﾘﾊﾟﾘ

川ﾟ -ﾟ)「妙な妖精もどきのシンクの下から叩く奴と住んでるなんぞ言えるか」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

('A`)「へ□ベルも大概だと思います」ﾑｼｬﾑｼｬ

川ﾟ -ﾟ)ｳﾏｰ

('A`)ｳﾏｰ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.
51： ◆52LC4/UGMI：2016/04/03(日) 15:03:22 ID:b1NatIoc0: 【食生活】

ｶﾁｬﾝﾊﾟﾀﾝ

川ﾟ -ﾟ)「ただいま」

('A`)「おかえり」

川ﾟ -ﾟ)「最近、隣の奴がそこまでうるさくないな」

('A`)「たまに声聞こえるけどね」

川ﾟ -ﾟ)「大音量ＡＶじゃなきゃ、まあいいさ」

('A`)「この前のラスクと『友達が作ってくれて』っていう料理もらってから目に見えて軟化したね」

川ﾟ -ﾟ)「……」

('A`)「……え？」

川ﾟ -ﾟ)、「だって……」ﾓｼﾞ

('A`)「えっ、え、あ、も、もしかして、あの」

川ﾟ -ﾟ)「だってあいつの彼女（仮）の料理、食べたら凄く調子よくなったんだ……！」

('A`)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.
52： ◆52LC4/UGMI：2016/04/03(日) 15:04:33 ID:b1NatIoc0: 川∩-∩)「野菜たっぷりの煮物で、肉もちょっとだけ入ってて、彩まで完璧だった」

('A`)「あ、うん、そだね」

川∩-∩)「あの料理が恋しい」

('A`)「あ、はい、そうだねカップ麺やめようか」

川ﾟ -ﾟ)「あんな彼女（仮）がいて『友達』とかふざけてんのか隣の奴。しねばいいのに」

('A`)「あれむしろ殺意高まってる」

川ﾟ -ﾟ)「だが多少迷惑かけられつつ仲良くしてれば、お詫びの名目で料理がもらえるかもしれない。
　　　　　むしろ彼女が欲しい」

('A`)「……かわいいの？」

川ﾟ -ﾟ)「彼女（仮）には会ったことないから知らん。だが今日もさりげなく『夜中おさか、お元気ですね』と言っておいた」

('A`)「ヤだなあ、こんな隣人」

川ﾟ -ﾟ)「お前は？　何か作れたりしないのか」

('A`)「え、オレ？」

川ﾟ -ﾟ)「シンクに住んでるだろう。一応手足あるし」

('A`)「ど、どうだろう……したことないし……」

川ﾟ -ﾟ)ﾁｯ

('A`)「で、でも、あんたがまともな食生活するってんなら、オレもちょっと頑張ってみたりしても」

川ﾟ -ﾟ)ｶﾞｻｺﾞｿ

('A`)「聞いてよ、っていうかそんなこと言いながらカップ麺出すのやめよ、ねえ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.
53： ◆52LC4/UGMI：2016/04/03(日) 15:06:30 ID:b1NatIoc0: 【名前】

川ﾟ -ﾟ)「ただいま」

川ﾟ -ﾟ)

川ﾟ -ﾟ)「……？」

川ﾟ -ﾟ)「ただいま」

川ﾟ -ﾟ)

川ﾟ -ﾟ)「おい」

ｼﾝ

川；ﾟ -ﾟ)「……おい！」

　返事がなかった。
　あいつはこれまで一度だって、返事をしないことはなかった。
　どうした。何があった。
　どこかへ行ってしまったのか？　１５年も住んでいたのに？
　何かがあって、倒れてしまったとか？　あのよく分からない生態で？

川ﾟ -ﾟ)「なあ、おい、返事しろよ」

川ﾟ -ﾟ)「なあ」

　どうしたんだ。
　なあ、

川ﾟ -ﾟ)「なあ、」

　おい、と。一昔前の亭主関白のように。
　いつもそうやっていたから、その先に続く言葉を持てない。
　だってどうでもよかった。
　だって、こんな風に突然いなくなるなんて思わなかった。
　だって。

　ああ、なんだよ。
　いつの間に、私は。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.
54： ◆52LC4/UGMI：2016/04/03(日) 15:07:33 ID:b1NatIoc0: 川ﾟ -ﾟ)「……お前が、いないと、私は」

('A`)「あ、おかえり」ﾋｮﾙﾝ

川ﾟ -ﾟ)

('A`)

川ﾟ -ﾟ)

('A`)？

川ﾟ -ﾟ)ｶﾞｼｯ

('A`)「え」

川ﾟ -ﾟ)「お前、どこに、お前」ｷﾞﾘｷﾞﾘｷﾞﾘ

(；'A`)「あっやだ何かこれ久しぶり！　いたたたたたた」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.
55： ◆52LC4/UGMI：2016/04/03(日) 15:09:11 ID:b1NatIoc0: ('A`)「ええと、はい、ちょっと隣にお邪魔してました」ｾｲｻﾞ

川ﾟ -ﾟ)「ほう。……っておい」

('A`)「あ、大丈夫、隣の人には会ってないから」

川ﾟ -ﾟ)「そうか。で、何の用で。…………まさかと、思うが」

　私がいやになって、隣に引っ越そうとした、とか。

('A`)「あ、その……ほんとは、秘密にしたかったんだけど……」

川ﾟ -ﾟ)

('A`)「実は、オレ」

川ﾟ -ﾟ)「やめろ」

('A`)「え」

川ﾟ -ﾟ)「お前、１５年もこの部屋に住んでおいて、私がいるからって出てくつもりか」

('A`)「えっ」

川ﾟ -ﾟ)「やめろ」

('A`)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.
56： ◆52LC4/UGMI：2016/04/03(日) 15:10:43 ID:b1NatIoc0: ('A`)「……あの、隣に料理習いに行ってました」

川ﾟ -ﾟ)

('A`)

川ﾟ -ﾟ)「は？」

('A`)「料理、習いに、行ってました」

川ﾟ -ﾟ)

川ﾟ -ﾟ)「……は！？」

('A`)「隣の、ほら『友達』って言ってた彼女（仮）、なんかオレと同じような奴だったらしくて」

('A`)「だから、料理、オレも出来るんじゃないかなって」

('A`)「……思ったん、だけど」

川ﾟ -ﾟ)

('A`)

　色々とつっこみたいことはある。
　あるが。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.
57： ◆52LC4/UGMI：2016/04/03(日) 15:12:10 ID:b1NatIoc0: 川∩-∩)

('A`)「おーい」

川∩-∩)「こっちみんな」

('A`)「じゃあ後ろ向いてるから話していい？」

川∩-∩)「……ああ」

(　 )「オレが出てくと思ったの？」

川ﾟ -ﾟ)「……」

(　 )「オレさ、悔しくてさ」

川ﾟ -ﾟ)「何だ急に」

(　 )「隣の奴の彼女（仮）のことばっか言うんだもん、最近。帰りも遅いし」

川ﾟ -ﾟ)「……お前は面倒な彼女か」

(　 )「うわーだから言いたくなかったのにー」

川ﾟ -ﾟ)「だから料理習いに行ったのか」

(　 )「……」

川ﾟ -ﾟ)「おい？」

(　 )「……あんたに見つかってから、久しぶりに色んなこと出来て、楽しかった。
　　　あんたが喜んでくれるかなと思ったんだ」

　嫉妬、とは違うか。
　私を喜ばせたかったのか、こいつは。
　なんだろうな、それは。
　嫉妬よりも、心配だからって言われるよりも、それはずっと。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.
58： ◆52LC4/UGMI：2016/04/03(日) 15:14:52 ID:b1NatIoc0: 川ﾟ -ﾟ)「おい」

(　 )

川ﾟ -ﾟ)「こっち向け」

(　 )「やだ」

川ﾟ -ﾟ)ｶﾞｼｯ

('A`)「向きますごめんなさい」

川ﾟ -ﾟ)

('A`)

川ﾟ -ﾟ)「馬鹿だなお前」

('A`)「いやあんたこそオレが出てくとかなにそれ」

川ﾟ -ﾟ)

('A`)

川ﾟ -ﾟ)「なあ」

('A`)「はい」

川ﾟ -ﾟ)「お前、名前はないのか」

('A`)「へ」

川ﾟ -ﾟ)「下から叩く奴とか言いづらいから、いつもああなるんだ」

('A`)「ああって……おいとかなあとか？」

川ﾟ -ﾟ)「そうだな。お前から私を呼ぶことはないし」

('A`)「いやだって本来、人に見つからないようにするのがオレだし」

川ﾟ -ﾟ)「既に見つかってがっつり話してるだろうが」

('A`)「ですよねー」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.
59： ◆52LC4/UGMI：2016/04/03(日) 15:16:59 ID:b1NatIoc0: ('A`)「……オレを呼んでるって分かるから、オレはよかったんだけどな」

川ﾟ -ﾟ)

('A`)

川ﾟ -ﾟ)「不便になった。だから名前があるなら教えろ」

('A`)「……ドクオ」

川ﾟ -ﾟ)「ドクオ」

('A`)「うん」

川ﾟ -ﾟ)「ドクオか」

('A`)「はい」

川ﾟ -ﾟ)「私の名前も知らないか、お前は」

('A`)「知ってるけど、呼んでいいの？」

川ﾟ -ﾟ)「知ってたのか」

('A`)「うん。でも、あの、教えてくれる？　聞きたい」

川ﾟ -ﾟ)「……素直クール」

('A`)「素直クール」

川ﾟ -ﾟ)「クーでいい。長い」

('A`)「分かった。クー」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.
60： ◆52LC4/UGMI：2016/04/03(日) 15:17:52 ID:b1NatIoc0: 　正座したままの奴としばし見つめ合う。
　話すようになってほんのひと月ほど。私と奴は、ようやく名前を交換した。
　奇妙な同居人。
　たったひと月。
　今まで一番、近い所にいる奴。

('A`)「あの、オレ、料理とか頑張るよ」

川ﾟ -ﾟ)「食えるものを出せよ」

('A`)「だ、大丈夫だよ！　そっちこそちゃんと牛乳とか食材用意してよ！？」

川ﾟ -ﾟ)「うまいもの作れよ、ドクオ」

(*'A`)「うん。よろしく、クー」

　ちんまい手が伸びてくる。
　何をよろしくするって、まあ、これまでのようにということだ。
　手を伸ばす。

川ﾟ -ﾟ)人('A`*)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.
61： ◆52LC4/UGMI：2016/04/03(日) 15:19:18 ID:b1NatIoc0: 　……ま、いいさ。

川*ﾟーﾟ)人('∀`*)

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.
62： ◆52LC4/UGMI：2016/04/03(日) 15:20:35 ID:b1NatIoc0: 川ﾟ -ﾟ)シンクの下から叩くやつのようです('A`)

　　　　　　　　　　　終

「そういやクーさ、オレがいなくなると思って焦ったんだね」

「……」

「へへ、何かうれｓいたたたた」

「うるさい」

「照れ隠しにそれはやめていたああああああ！」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.
63：同志名無しさん：2016/04/03(日) 15:22:57 ID:0sfAfhI.0: 乙乙！
いいほのぼのだった
64： ◆52LC4/UGMI：2016/04/03(日) 15:25:41 ID:b1NatIoc0: 以上です　お題や乙ありがとうございました！
何とか期間中に間に合った
俺達のブン動会はこれからだ！
65：同志名無しさん：2016/04/03(日) 18:02:49 ID:.Prb4Jrg0: ツンも叩くやつかいｗｗｗｗｗ乙
66：同志名無しさん：2016/04/04(月) 00:55:38 ID:g78qt3JYO: 乙、おもしろくてかわいい、ドクオかわいい
おとなり編とか色々読んでみたいから是非連載してほしい
67： ◆mQ0JrMCe2Y：2016/04/04(月) 01:28:30 ID:JjPBJQog0: 【連絡事項】
主催より業務連絡です。
只今をもって、こちらの作品の投下を締め切ります。

このレス以降に続きを書いた場合

◆投票開始前の場合：遅刻作品扱い（全票が半分）
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68：同志名無しさん：2016/04/04(月) 16:08:07 ID:bexigJH20: 乙
すごく和んだ
お隣さんの日常も見てみたいな
69：同志名無しさん：2016/04/04(月) 22:05:52 ID:xrc49qwk0: 同じ『ような』やつだからな
ツンの方はちぢれ毛散らしの方かもしれん
ξﾟ⊿ﾟ)ξ←ついてるし
70：同志名無しさん：2016/04/04(月) 22:41:29 ID:Vds.qG6c0: もしかして俺らの家に散らされていた陰毛らしきものは実はツンの髪の毛だった可能性が……？
71：同志名無しさん：2016/04/07(木) 12:14:04 ID:scbrJXvQ0: 乙乙！ほのぼのしたし面白かった
ドクオをかわいいと思ったのは初めてだ
72：同志名無しさん：2016/04/11(月) 13:28:49 ID:4lOnOIAk0: ドクオ超かわいい
乙、好きだこの作品
73：同志名無しさん：2016/04/18(月) 03:59:48 ID:7BGKE3XI0: 個人的に>>15を称えたい
74： ◆v9sUzVr/7A：2016/04/23(土) 01:11:49 ID:n8GAr0e20: いや本当に>>15ありがとう
控え室ではい俺したからこの酉で言わせてもらうけど
お題や乙、そして投票ありがとうございます
お陰様で10位になれました、びっくりだ！

それと絵
踊ってる川ﾟ -ﾟ)と('A`)リズミカル楽しそう
紫の('A`)生き生きしてる表情素敵
サイズの違いがよく分かる可愛い漫画化
へー□ル拾ってくれてありがとう勢い大好き
見てくれてるか分からないけどこの場でありがとう好きです
75：同志名無しさん：2016/10/14(金) 02:16:43 ID:.bgI8GAQ0: 【名前２】

川ﾟ -ﾟ)「そういえばお前、呼び名はないみたいなこと言ってなかったか？」

('A`)「ん？　ああうん」

川ﾟ -ﾟ)「あったじゃないか」

('A`)「いや、だってオレ実際『シンクの下から叩く奴』だし、そうとしか言わないし」

川ﾟ -ﾟ)「じゃあドクオってなんなんだ」

('A`)「これは……オレは誰でオレという存在を定義するオレみたいな哲学的回答を求められて」

川ﾟ -ﾟ)「ない」

('A`)「はい」

川ﾟ -ﾟ)「何で最初に名乗らなかったんだ？」

('A`)「うーん……と。何ていうかさ、まず人間の名前とちょっと感覚が違うっていうか」

川ﾟ -ﾟ)「ほお？」

('A`)「オレは『シンクの下から叩く奴』で、もうこれこそオレって感じ。
　　　お前は誰だって言われたら間違いなくこう言うよね。オレだもん」

川ﾟ -ﾟ)「はあ」
76：同志名無しさん：2016/10/14(金) 02:18:07 ID:.bgI8GAQ0: 　
('A`)「人間はさ、お前は誰だって言われたら『人間です』って言わないで名前言うじゃん。
　　　それと同じ感覚でオレは『シンクの下から叩く奴』って言うんだよね」

川ﾟ -ﾟ)「へえ」

('A`)「だからオレとしては普通に名乗ったつもりってか、自己紹介ちゃんとしたつもりだったわけで」

川ﾟ -ﾟ)「ふう」

('A`)「ドクオって言うのは、競合した時とか個体識別が求められた時用のっていうか」

川ﾟ -ﾟ)「ひい」

('A`)「そろそろ聞いてないよね、クー」

川ﾟ -ﾟ)「長い」

('A`)「はい」

川ﾟ -ﾟ)「つまりどこから出て来たんだドクオって名前は」

('A`)「例の隣の奴に『他の下から叩く奴も知ってるから名乗れ』って付けられました」

川ﾟ -ﾟ)「名前歴短いな」

('A`)「短いね」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.
77：同志名無しさん：2016/10/14(金) 02:18:45 ID:rGkQtZYQ0: 来ているだと
78：同志名無しさん：2016/10/14(金) 02:19:25 ID:.bgI8GAQ0: 【一方その頃】

　僕こと２０５の内藤ホライゾンには、奇妙な隣人がいる。

（　＾ω＾）「ただいまだおー」ｶﾞﾁｬ

（＾ω＾　）ｷｮﾛ

（　＾ω＾）ｷｮﾛ

（　＾ω＾）「……うん、よし、居ないおね」

（　＾ω＾）「なればスピード勝負」

（　＾ω＾）◎ｻｯ　　□

（　＾ω＾）ｳｨﾝ　　 □

（ *＾ω＾）ﾄﾞｷﾄﾞｷ　 □

ξﾟ⊿ﾟ)ξ「ただいま」ｽｨｰ

（　＾ω＾）そ「ふぉえあっはらああ！？」

ξﾟ⊿ﾟ)ξ「え、何その叫び」

（；＾ω＾）「いや！？　別に！？　何も！！？？」
79：同志名無しさん：2016/10/14(金) 02:20:28 ID:.bgI8GAQ0: 　
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「あら、ＤＶＤ」

（；＾ω＾）「あっこれはいやあのその」

（；＾ω＾）（ヤバい、友人セレクト『最高に絡み合って抜ける緊縛モノＤＶＤ』がバレるううう！！）

ξﾟ⊿ﾟ)ξﾎﾟﾁｯﾄﾅ

（　＾ω＾）「ああああああああああ！！」

□＜ﾀﾉｼｲｱﾔﾄﾘ

（　＾ω＾）

ξﾟ⊿ﾟ)ξ

□＜ﾏｽﾞｵﾔﾕﾋﾞﾄﾋﾄｻｼﾕﾋﾞﾆﾋﾓｦｶｹ...

（　＾ω＾）

ξﾟ⊿ﾟ)ξ「へーえ、あやとりかぁ。あんたもたまには牧歌的なの見るのね」

（　＾ω＾）

（　＾ω＾）「おん、そう、たまには童心に返ろうかと」

ξﾟ⊿ﾟ)ξ「あ、ほうき。すごーい」

（　＾ω＾）（助かった）

（　＾ω＾）（助かったけどあいつ！　確かに緊縛してるけど！　紐から抜けたりしてるけど！）

ξﾟ⊿ﾟ)ξ「ねー、あんた毛糸とかない？　ないか。セーター出すわね」

（　＾ω＾）「待って自己完結しないでセーター解こうとしないで」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.
80：同志名無しさん：2016/10/14(金) 02:21:54 ID:.bgI8GAQ0: 　僕こと内藤ホライゾンには奇妙な隣人がいる。
　目の前で僕のセーターをダメにしようとしている、この金髪くるくる。
　僕の手くらいの大きさかと思えば少女くらいの身長にもなり、機嫌がよくなると金髪が光って更にきんきらくるくるする、本当よく分からない生物。
　……生物？
　

（　＾ω＾）「あ、あー、僕そろそろカップ麺でも作るおー」

ξﾟ⊿ﾟ)ξ「何でカップ麺よ。あたしちゃんとご飯がいい」

（　＾ω＾）「いやあ面倒だし？」

ξﾟ⊿ﾟ)ξ「ならあたしが作るわよ！」

ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ「あっ、か、勘違いしないでよね、あんたがお供えちゃんと作らないから、
　　　　　　　これはあたしの為なんだからね、脱メタボ腹の為じゃないんだからね！」

（　＾ω＾）「最後の罵倒がついてなかったら完璧だった」

　ミッション成功、セーターは無事である。
　あと僕はメタボじゃない。ぽっちゃりだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.
81：同志名無しさん：2016/10/14(金) 02:23:00 ID:.bgI8GAQ0: 　+
ξﾟ⊿ﾟ)ξ+～♪～♪　ﾄﾝﾄﾝﾄﾝ
　　　　　+

　早速光ってる。
　ツンとの出会いはここに越してきてすぐ、すぃーっと目の前を過られた。
　ぶっちゃけ幽霊だと思った。
　エロいことしたら幽霊ひるむって誰かが言ってたので大音量でＡＶ流した。
　キレられた。以上。
　何でも彼女、幽霊ではないらしい。

　ξﾟ⊿ﾟ)ξ『カミサマと思って敬っていいのよ？』

　とは１０分ほど怒られた後の二言目である。

ξﾟ⊿ﾟ)ξ「はい出来た」

（　＾ω＾）「おっ、おいしそうだお！」

ξﾟ⊿ﾟ)ξ「当然よ」

（　＾ω＾）「いただきます」

ξﾟ⊿ﾟ)ξ「どーぞ。あたしもいただきます」

（　＾ω＾）ﾊﾑｯﾊﾌﾊﾌ

ξﾟ⊿ﾟ)ξﾓｸﾞﾓｸﾞ
82：同志名無しさん：2016/10/14(金) 02:24:24 ID:.bgI8GAQ0: （　＾ω＾）「おいしいおー」

+ξﾟ⊿ﾟ)ξ「ほ、褒めたって何も出ないんだからね！」
　　　　　　+
（　＾ω＾）（光は出てるお）

（　＾ω＾）「ごちそうさまだお」

ξﾟ⊿ﾟ)ξ「お粗末さま」

（　＾ω＾）「デザート食べるけどツンは」

ξﾟ⊿ﾟ)ξ「ダイエットしなさいよ却下」

（　＾ω＾）「ええ……僕のなのに」

ξﾟ⊿ﾟ)ξ「うっさい。じゃ、あたし行くわ」

（　＾ω＾）「今日はそのままで行くのかお？」

ξﾟ⊿ﾟ)ξ「歩きたい気分なの」

　ツンは半透明になったりこうやって普通にドアから出入りしたり、チートだ。
　彼女が何なのかよく分からない。
　一緒に住むでもなし、でも知人と言うには来すぎな頻度で、ツンがいない日というのは珍しい。
　通ってる、というのも、ツンの本拠地が不明な今としてはどうもしっくりこない。
　だからとりあえず、こう表現する。

　ツンは僕の、奇妙な隣人その１である、と。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.
83：同志名無しさん：2016/10/14(金) 02:25:23 ID:.bgI8GAQ0: ξﾟ⊿ﾟ)ξ「じゃあおやすみ。寝る前にアイスとかはやめなさいよ」

（　＾ω＾）「おやすみお」

　さて忠告を無視して冷凍庫を開けると、アイスの奥に手作りっぽいパイが入ってた。
　冷蔵庫を開ける。
　今日の料理には使ってなかった人参が消えていた。
　とりあえず、僕は今日冷凍庫を開けなかった。そういうことにする。

（　＾ω＾）「……明日、毛糸買ってくるかお」

　それか奇妙な隣人その２、２０４の素直クールにでも聞いてみよう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.
84： ◆v9sUzVr/7A：2016/10/14(金) 02:28:18 ID:.bgI8GAQ0: はいどうもお久しぶりです
ラノベ祭りやらドエロ祭りやら盛り上がってますが、前よりもさらに気軽に手軽に不定期にやっていこうと思います

ので、気軽に手軽にお題をください！　どうぞよろしく！！
85：同志名無しさん：2016/10/14(金) 03:44:14 ID:2Ti3dClk0: いいねぇ乙
86：同志名無しさん：2016/10/14(金) 17:52:24 ID:WFRlJ19M0: これ連載するのか！紅白の中でも好きな作品だったからうれしい。
87：同志名無しさん：2016/10/14(金) 23:30:03 ID:F7aNvefI0: お題【友だち】でお願いします。
88：同志名無しさん：2016/10/15(土) 20:46:43 ID:gh6TR95E0: お題:お好み焼き
89：同志名無しさん：2016/10/18(火) 02:02:47 ID:WZF1Mx6I0: 【>>87 友だち】

川ﾟ -ﾟ)日「ああ。……うんそうか。じゃあまた今度な」

川ﾟ -ﾟ)日ﾋﾟｯ

川ﾟ -ﾟ)「なあ」

('A`)「なに？」

川ﾟ -ﾟ)「お前、失くし物って探せるか？」

('A`)「うん？　まあ、隙間に落ちてるものとか、あんたの意識の向かない所にあるものなら見つけやすいけど」

川ﾟ -ﾟ)「この部屋以外だとどうなんだ？」

('A`)「え……それは引っ越ししないと。
　　　部屋の主が意識してない所っていうのじゃないと、オレはちょっと」

川ﾟ -ﾟ)「住処も主も変えないとってことか」

('A`)「そゆこと。行くだけなら行けるけど、別に人が探すのと変わりないと思うよ」

川ﾟ -ﾟ)「ふうん。じゃあ連れてっても無駄だな」

('A`)「他人の部屋で落とし物でもしたの？」

川ﾟ -ﾟ)「いや、私じゃなくて友達がな」

('A`)「えっ」

川ﾟ -ﾟ)「えっ？」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.
90：同志名無しさん：2016/10/18(火) 02:04:00 ID:WZF1Mx6I0: ('A`)「あ、いや、あんた友達いたんだ……」

川ﾟ -ﾟ)「どういう意味だ貴様」

('A`)「だって友達来たことないじゃん」

川ﾟ -ﾟ)「自分の領域に人を入れるのが好きじゃないだけだ」

('A`)「え、マジで？　大丈夫？　見栄とか張ってない？」

川ﾟ -ﾟ)ｶﾞｼﾘ

(；'A`)「い、いやあ、この部屋だったらオレもクーの友達に協力出来たんだけどなァ！」ﾌﾟﾗﾝ

川ﾟ -ﾟ)「ふん」

('A`)「……って、あれ、オレは堂々とこの部屋にいるけどいいの？」

川ﾟ -ﾟ)

(*'A`)「あ、いいんだ？
　　　　いやまあ、確かにオレの方が先住だったけど、そっかァ、オレはいいんだ」

川ﾟ -ﾟ)

(*'A`)ゝﾃﾚﾃﾚ

川ﾟ -ﾟ)「お前はノーカン」

('A`)

川ﾟ -ﾟ)「人じゃないし」

('A`)「確かにそうなんだけどカウントされてないって何か結構、心にくるよ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.
91：同志名無しさん：2016/10/18(火) 02:06:45 ID:WZF1Mx6I0: 【>>88 お好み焼き】

('A`)「今日はいよいよ、オレの料理の腕を披露したいと思います」

川ﾟ -ﾟ)「よかろう、やってみろ」

('A`)「ではまず、小麦粉とダシの素を水で溶きます」ﾊﾞｯｻﾊﾞｯｻ

川ﾟ -ﾟ)（粉飛んでる）

('A`)「続いて昨日頼んであったキャベツを投入します」ｻﾞﾊﾞｯ

川ﾟ -ﾟ)（カット野菜にしておいてよかった）

('A`)「そしてフライパンを火にかけ、おたまで生地を投入します」ﾄﾛﾄﾛ

川ﾟ -ﾟ)（おたまより小さいなコイツ）

('A`)「そして塩コショウした豚バラを乗せて」

(｀A´)つー目ｼｬｷﾝ

川ﾟ -ﾟ)「おい」

(｀A´)つー目「話しかけないで！」ﾌﾗﾌﾗ

川ﾟ -ﾟ)「いやだってお前」

(｀A´)つー目「火の通りが大事なんだ……！」ﾌﾗﾌﾗ

川ﾟ -ﾟ)「そうじゃなくてだな」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.
92：同志名無しさん：2016/10/18(火) 02:09:17 ID:WZF1Mx6I0: (｀A´)つー目「はあああああ！！」

(｀A´)つー目〇ﾂﾂ

(｀A´)つー◎ ｸﾞｯ

(；｀A´)つー◎ ｸﾞｸﾞｯ

川ﾟ -ﾟ)「ほらやっぱり、ひっくり返せないじゃないか」

(；'A`)「あああ火が通り過ぎる焦げるうゥゥゥ」

川ﾟ -ﾟ)「……」ﾋｮｲﾊﾟｻ

('A`)「あっ」

川ﾟ -ﾟ)「いただきます」

('A`)

川ﾟ -ﾟ)「ちょっと焦げたな」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

('A`)「……ごめん、昨日の牛乳分の仕事、出来なかっ」
　　　　ｸﾞｲ
川ﾟ -ﾟ)つ◎)A`)「熱ゥ！？」

川ﾟ -ﾟ)「責任とってお前も食っとけ」

('A`)ﾑｸﾞﾑｸﾞ

川ﾟ -ﾟ)「……ま、生焼けよりはマシな味だろう」ﾑｼｬﾑｼｬ

('A`)「……」ﾊｸﾞﾊｸﾞ

川ﾟ -ﾟ)「隣の奴の彼女（仮）とは天と地ほども違うがな」ｵｶﾜﾘ

('A`)「知ってるよちくしょう」ｱﾘｶﾞﾄｳ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.
93： ◆v9sUzVr/7A：2016/10/18(火) 02:10:50 ID:WZF1Mx6I0: お題ありがとうございました！
のんびり消化になりますが、まだまだ募集中
94：同志名無しさん：2016/10/18(火) 02:15:47 ID:UrMqjUbg0: いいねぇ乙

お題　栗
95：同志名無しさん：2016/10/18(火) 18:31:51 ID:eS9SuSPI0: これはいいほのぼの

お題　秋刀魚
96：同志名無しさん：2016/10/18(火) 21:24:11 ID:0dBU2nQs0: これ好きだったわ

お題　外出
97：同志名無しさん：2016/10/21(金) 18:37:08 ID:f.bawhMU0: なんだよ連載してたのかよめでてーな
お題　くま
98：同志名無しさん：2016/10/22(土) 16:46:11 ID:JRfAOThoO: 嬉しくて最初から読み返した

お題　鍋料理
99：同志名無しさん：2016/10/31(月) 00:28:42 ID:gvRI9I4g0: 【>>94 栗】

（ *＾ω＾）「ただいまだおー！」

ξﾟ⊿ﾟ)ξ「おかえり」

（　＾ω＾）「あ、居たおねツン。ちょうどよかった」

ξﾟ⊿ﾟ)ξ「何？　そんなに私に会いたかった？」

（　＾ω＾）「そりゃもう」
　　　　　+
+ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ「えっ、や、やだ何言ってるのよ、馬鹿じゃないの豚バラ肉！」

（　＾ω＾）「馬鹿だけだったらちょっとアリだったのになあ」

ξﾟ⊿ﾟ)ξ「それで、私に会いたくて急いで帰って来たブーンはどうしたっていうの？」

（　＾ω＾）

（　＾ω＾）つ□「じゃじゃん！」

ξﾟ⊿ﾟ)ξ「おっきい段ボールね」

（　＾ω＾）「友達が実家から送られたのを、分けてもらったんだお！　何だと思うお？」

ξﾟ⊿ﾟ)ξつ□ｶﾞﾀｺﾞﾄｶｻｶｻ

ξﾟ⊿ﾟ)ξ「何かしら。重みはあるのに、軽そうな音がするけど……」

（　＾ω＾）「友達の実家は海辺沿い……曰く『ツンツンした美味いヤツ』……そこから導かれるのは」

＜（　＾ω＾）ノ「ザ・高級食材　ウ　ニ　！！」ﾊﾞｧｰﾝ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.
100：同志名無しさん：2016/10/31(月) 00:29:50 ID:gvRI9I4g0: ξﾟ⊿ﾟ)ξ「ツンツンしたうまいやつ……料理上手な私にぴったりね！」

（　＾ω＾）「いやあツンが居てよかったお。早速今日の夕飯に頼むお」

ξﾟ⊿ﾟ)ξ□「仕方ないわね！　私に任せなさい！」ｶﾞｻｺﾞｿ

ξﾟ⊿ﾟ)ξつ※※※

ξﾟ⊿ﾟ)ξ「ねえ」

（　＾ω＾）「お？」

ξﾟ⊿ﾟ)ξ「これ、栗」

（　＾ω＾）)？

ξﾟ⊿ﾟ)ξ「栗。マロン。」

（　＾ω＾）

（　＾ω＾）つ※※

（　＾ω＾）「栗だお！！」

ξﾟ⊿ﾟ)ξ「発砲スチロールじゃないし、水も入ってないし、ウニなわけなかったわね」

（　＾ω＾）「あの野郎」

ξﾟ⊿ﾟ)ξ「勘違いしたあんたが悪いんでしょ」

（　＾ω＾）「海沿いなのに！　あいつ絶対分かってて言ったおね！？」

ξﾟ⊿ﾟ)ξ「海辺って意外と山もあるしね……
　　　　　　まあいいじゃないの、桃栗三年柿八年、九里四里うまい十三里よ」

（　＾ω＾）「それサツマイモの方が美味いって意味じゃないかお？」

ξﾟ⊿ﾟ)ξ

ξﾟ⊿ﾟ)ξ「ツンツンしたうまいやつたる私の手に掛かれば何でも美味しいって意味よ！！
　　　　　　イモ風情が私に勝てると思わないことね、肉じゃがブーン！！」

（　＾ω＾）「どうどうどう、ってそれ罵倒？　罵倒なのかお？　ツンの肉じゃが美味いけど」

ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ、+
　　　　+
101：同志名無しさん：2016/10/31(月) 00:33:09 ID:gvRI9I4g0: 【>>95 秋刀魚】

川ﾟ -ﾟ)「せしめて来たぞ」ｶﾞﾁｬ

('A`)「おかえり」

川ﾟ -ﾟ)「ただいま」

('A`)「出来ればそれ先に言って欲しいなァ、無理だろうけど」

川ﾟ -ﾟ)「分かってて言う意味はあるか？」

('A`)「こうさ、ツッコミ的に」

川ﾟ -ﾟ)「画面の向こう的に」

('A`)「はいストップ。で、何を？」

川ﾟ -ﾟ)「栗とさつまいものパウンドケーキ＆秋刀魚の七輪焼き」

('A`)「魚の匂いしないけど？」

川ﾟ -ﾟ)「そりゃ隣に渡してきたからな」

('A`)「どゆこと」

川ﾟ -ﾟ)「まず私が秋刀魚を買ってくる」

('A`)「うん」

川ﾟ -ﾟ)「隣の奴に会う。この前の恩をチラつかせる」

('A`)「あ、うん」

川ﾟ -ﾟ)「『友達が分けてくれて……』と見事菓子をせしめ、
　　　　　『いやあいつもすみませんねあよかったら秋刀魚どうぞコンロじゃ焼きにくいので』と押し付ける」

('A`)「……お隣さんち、そういや七輪あるって言ってたな……」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.
102：同志名無しさん：2016/10/31(月) 00:34:45 ID:gvRI9I4g0: 川ﾟ -ﾟ)「無論、この前の毛糸役立ちましたかともう一度念を押すのは忘れない」

('A`)「え、もしかしてそれ、この前解いてたセーター？」

川ﾟ -ﾟ)「そうだが」

('A`)「あやとりの為だけにセーター解くの躊躇しないね……」

川ﾟ -ﾟ)「ふぅん、あやとりの為だったのか。別に何でもいいさ、彼女（仮）の料理の為なら」

('A`)「わあブレない」

川ﾟ -ﾟ)「結果、菓子と炭火焼の秋刀魚が手に入って万々歳だ」

('A`)「ﾖｶｯﾀﾈ」

川ﾟ -ﾟ)「お前もあやとりしたいのか？」

('A`)「いや別に」

川ﾟ -ﾟ)「別に残りはくれてやっても」

　ｳｰｳｰｳｰｶﾝｶﾝｶﾝ

川ﾟ -ﾟ)「ん？」

　ｶｼﾞ!? ｴｯｳﾁ!?
　ﾜｧｧｽﾐﾏｾﾝｼﾁﾘﾝｶﾞｧｧ

('A`)

川ﾟ -ﾟ)

('A`)「秋刀魚、諦めた方がよさそうだね」

川ﾟ -ﾟ)「ガッデム」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.
103： ◆v9sUzVr/7A：2016/10/31(月) 00:37:30 ID:gvRI9I4g0: みなさんラノベの進捗いかがですか
自分はこれを書いてる時点でお察しください　でもお題募集は続けるよ！
104：同志名無しさん：2016/10/31(月) 01:27:05 ID:SGFB4fa.0: おつ！ラノベ祭りも楽しみにしてる

お題　空き巣
105：同志名無しさん：2016/10/31(月) 13:44:04 ID:Xy8a4zF20: 乙
秋の食べ物はうまいよね
106：同志名無しさん：2016/10/31(月) 21:31:07 ID:2rIF.Dro0: 乙乙！このツンちゃん欲しい……

お題：母親
107：同志名無しさん：2016/11/01(火) 10:24:30 ID:lwtaSS.g0: これ続いてたのか！　やったあ
108：同志名無しさん：2016/11/01(火) 17:01:53 ID:XISlcj4w0: 中出し義母レイプ
109：同志名無しさん：2016/12/07(水) 23:59:04 ID:1qCmNT720: 続いてる...だと...！？
やったぜ

お題目薬
110：同志名無しさん：2016/12/08(木) 00:46:12 ID:Yvmk74Ok0: 【>>96 外出】

川ﾟ -ﾟ)（たまには映画でも借りるか）ﾃｸﾃｸ

（　＾ω＾）（ツン今日はいるかなー。たまには憚らずに見たいお）ﾃｸﾃｸ

川ﾟ -ﾟ)　　ﾊﾞｯﾀﾘ　　（＾ω＾　）

（　＾ω＾）（うっわーヤな所で会ったおー）

川ﾟ -ﾟ)（こいつここの常連か）

（　＾ω＾）"「どうも……」

川ﾟ -ﾟ)"「どうも。彼女さんお元気ですか？」

（　＾ω＾）「彼女じゃないですけど元気ですお」

川ﾟ -ﾟ)（ﾁｯ相変わらず贅沢な野郎め）

（　＾ω＾）（いま何でか舌打ちされた気がしたお）

川ﾟ -ﾟ)（いやでもあいつと同じような奴とか言ってたな……あの細っこいのの女子版……？）

川'A`)←想像のガリ

（　＾ω＾）←目の前のふっくら

川ﾟ -ﾟ)（超ミスマッチ）

（　＾ω＾）（何だろう、何も言葉にされてないのによく分からない理不尽感）

（　＾ω＾）「映画ですかお？」

川ﾟ -ﾟ)「ええまあ、洋画でも。そちらは？」

（　＾ω＾）（しまったそのコーナー避けようと思ったのだけなのに聞き返されたお）

（　＾ω＾）「ええと、邦画でも」

（　＾ω＾）（洋モノより和モノの方が好きだし嘘じゃない）
.
111：同志名無しさん：2016/12/08(木) 00:47:11 ID:Yvmk74Ok0: 川ﾟ -ﾟ)「そうですか。和といえばこの前のサンマ」

（　＾ω＾）「不可抗力です」

川ﾟ -ﾟ)（最近無言の圧力が通じにくくなってきたな。だが料理は欲しい。となれば）

川ﾟ -ﾟ)「まあそれはいいとして、ケーキおいしかったです」

（　＾ω＾）「ですか。よかったですお」

川ﾟ -ﾟ)（料理を褒める。彼女を褒める。それが彼女に伝わる。そして料理は私のもの）

（　＾ω＾）「それじゃあ」

川ﾟ -ﾟ)「ああはい。彼女さんによろしく」

（　＾ω＾）「彼女じゃないけど伝えときますお」

川ﾟ -ﾟ)（うるせえなもう彼女ってことにしとけよいい加減（仮）つけるの面倒なんだよ）

（　＾ω＾）（あれは彼女じゃねーおいつになったら友達って信じてくれるんだお）

（＾ω＾　）ﾃｸﾃｸ　　　　　　　　　川ﾟ -ﾟ)ﾃｸﾃｸ

「（＾ω＾　）ﾊﾟｻｯ　　　　　　　　 (ﾟ- ﾟ川ﾁﾗｯ

川ﾟ -ﾟ)（ＡＶかよ）

川ﾟ -ﾟ)（そういえばドクオが料理習いに行ってるんだから、あいつに伝言頼んでも結果は同じだよな……）

川ﾟ -ﾟ)

川ﾟ -ﾟ)（よし、今後もあの野郎には圧力掛けてくスタイルで行こう）

((（；＾ω＾）))「お、悪寒が……！？」ﾋﾞｸｩｯ

.
112：同志名無しさん：2016/12/08(木) 00:49:03 ID:Yvmk74Ok0: 【>>97 くま】

川ﾟ -ﾟ)「ただいま」

川ﾟ -ﾟ)「……いないのか？」

川ﾟ -ﾟ)（隣か。いい加減あの体格で料理は諦めた方がいいと思うんだが）

川ﾟ -ﾟ)「まあいい、今の内に」ｺﾞｿｺﾞｿ

('A`)「あ、おかえ……」ﾆｭﾙ

　＼　　　／
　　（｀(ｴ)´）
　　ﾌﾟﾗｰﾝ

　　　('A`)
　　ﾆｭﾙﾝ

('A`)「り……？　え？」

川ﾟ -ﾟ)「ああ」

('A`)「何これ……何でシンクの真上に熊のぬいぐるみが」

川ﾟ -ﾟ)「テディベアだ」

('A`)「そんな可愛らしい顔じゃないよ、人喰い熊の顔してるよ」

川ﾟ -ﾟ)「一部で人気のテディベア『クマーくん』だぞ。公式設定で趣味は釣り」

('A`)「熊なのに釣るんだ。いやそれはいいんだけど、何でシンクの上に吊るしてるの」

川ﾟ -ﾟ)「余り物を貰ったから丁度いいかと思って」

('A`)「何が丁度いいのかさっぱり分からない」

川ﾟ -ﾟ)「お前、あやとりがどうのって言ってたろう。童心に返りたいんじゃないのか？」

('A`)「あやとりは隣の奴だよ！　誤解だよ！」

川ﾟ -ﾟ)「何だ」

('A`)「あと引っ張られてるせいで顔がちょっと可哀そうなことになってるからやめたげて」

川ﾟ -ﾟ)「全く注文の多い奴め」
.
113：同志名無しさん：2016/12/08(木) 00:50:20 ID:Yvmk74Ok0: ('A`)「そもそも台所に燃えるものは危険だよ……」

川ﾟ -ﾟ)「うわ正論言われた。仕方ない、こっちのクマの絵にするか」

川ﾟ -ﾟ)つ〈●〉　　('A` )

(；'A`)そ

(；'A`)「なななな何それ！？」

川ﾟ -ﾟ)「バックベアード様」

('A`)「クマ違いィ！！」

川ﾟ -ﾟ)「ぺたりと張ったら火の用心のお札的働きすると思わないか？」

('A`)「シンクから出てそれが真っ先に目に入るオレのことを考えてください」

川ﾟ -ﾟ)「我儘な奴だ」

('A`)「童心に返りたいのはきっと隣の奴だから、隣に渡してあげて……」

川ﾟ -ﾟ)「そうだな。料理のお礼ということで、持ってけ」

('A`)「あ、オレが渡すんだね……うわちょっと視線怖いよ。顔戻ってないよ」

〈●〉　（｀・(ｴ)・´）

('A`)「……ん？　あれ？」

川ﾟ -ﾟ)「何だ」

('A`)「いや、もしかして分かりづらいデレかなって今思い当たｔｔ」

川ﾟ -ﾟ)

('A`)「隣行ってくる」ﾆｭﾙﾙﾝ

川ﾟ -ﾟ)ﾁｯ
.
114：同志名無しさん：2016/12/08(木) 00:53:08 ID:Yvmk74Ok0: 【くま・おまけ】

〈●〉

（　＾ω＾）「何これ」

ξﾟ⊿ﾟ)ξ「隣の奴がくれたの」

（　＾ω＾）「えっ嫌がらせ……えっいやツンって隣にも行ってたのかお」

ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξつ（・(ｴ)・´）ﾌﾝﾌｰﾝ

（　＾ω＾）（聞いてねえお）

〈●〉　　　　　　　　　　　...（　＾ω＾）（まあいいか。ツンは楽しそうだし）

〈●〉<ｺﾉﾛﾘｺﾝﾒ!　　　　　（　＾ω＾）！？

〈●〉　　　　　　　　　　　　（＾ω＾；）ミ

（　＾ω＾）つ□←合法ロリモノ

ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ（・(ｴ)・´）←ぬいぐるみと戯れる見た目幼女

（　＾ω＾）（いやツンは彼女じゃないし、そもそもロリじゃねーお。ロリコンじゃねーお）

〈●〉<...　　　　　　　　　　　（＾ω＾；）

〈●〉　　　　　　　　　　　□（＾ω＾；）（明日これ返しとこ）

〈 ^ 〉　　　　　　　　　　　　（　＾ω＾）
.
115： ◆v9sUzVr/7A：2016/12/08(木) 00:59:54 ID:Yvmk74Ok0: 今回はここまで。お題ありがとうございました！
年内にもう１回くらいは来たいところです

>>108
中出し義母レイプは>>48で消化してるので、今回はなしということでよろしくお願いします

それとラノベ祭りは探し物はなんですか、とＡＡダイブ！書きましたとここではい俺ー
116： ◆v9sUzVr/7A：2016/12/08(木) 01:06:51 ID:Yvmk74Ok0: 探しもの　だタイトル　自分で間違うとか
117：同志名無しさん：2016/12/08(木) 15:50:58 ID:tXN7aM7k0: まじか、どっちも好きだ
118：同志名無しさん：2016/12/08(木) 20:04:33 ID:URtYBw060: 乙！
119：同志名無しさん：2016/12/09(金) 15:57:30 ID:cy4/sVIY0: おつおつ！
ラノベ祭その2つが好きだったんだけど納得したわ
120：同志名無しさん：2017/01/18(水) 17:23:02 ID:XE7l8MCM0: 乙！ツンもドクオもかわいいな
続き楽しみに待ってる
121：同志名無しさん：2017/03/09(木) 23:12:43 ID:8NJOrgp.0: 続き来ないの…？

川 ﾟ -ﾟ)下から叩く奴のようです