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('A`)怪人のようです

1同志名無しさん:2014/05/22(木) 02:05:30 ID:OdCDLix2O
どうやらうちの倉庫に忍び込んで
変わったイタズラをしていった奴がいたようだ

壁面に大きくぶちまけられた赤い塗料。おそらくはバケツ一杯分くらい

それは生臭い匂いで、ペンキではなく血であると分かる

('A`) 「コスタバワーでも来たのかな?」

俺は久しぶりに、本当に久しぶりに微笑った

('A`) 「面白いな。これは」

110番なんかするものか
この件を、髄まで楽しませてもらおう

613同志名無しさん:2014/11/24(月) 23:10:53 ID:zxrwp5nMO
カラオケボックス内

四人は運転手の代わりに歌っている

(*`・ω・´)「♪暗い夜の帳の中へ〜」

(*・∀メ)「♪誰にも縛られたくないと、逃げ込んだこの夜に」
  _
(*゚∀゚)「♪自由になれた気がした、15の夜〜」('、`*川

モランは小さくシャキンに問う

( ・∀メ)「ねえシャキンさん。こうなること、いつから分かってました?」

(`・ω-´)「昼から。いや、違うな……」

(`・ω・´)「初めてバスに乗った時から。だな」

( ・∀メ)「僕もですよ……」

(`・ω・´)「腹が立つか?」

( ・∀メ)「いえ、ぜんぜん。むしろ……」

( ・∀メ)「いっそ、清々しい……」

モランの言葉に、嘘はないようだった

614同志名無しさん:2014/11/24(月) 23:33:22 ID:zxrwp5nMO
(;'A`)「頑張って走れ!追い付かれるぞ!」

川;д川「も、もう、走れません……」

サーカステントから逃げて来た二人だったが
走りにくい靴をはいた少女は足をくじいてしまう

アミューズメント複合施設を抜け、走ること約1キロ半……
民間と田んぼもまばらな田舎とはいえ、県道であり、外灯が明るい
この位置では、まだ安全とは言えないであろうが

やむを得ずドクオは、道沿いに立つ自販機で
少女と自分の分の飲み物を買おうとした

「よう」

自販機前に立つ男に声をかけられたドクオ

(;'A`)「誰だ!」

男は小さく歌っている

( ∀-キ)「♪闇の中、ポツンと光る、自動販売機……」

( ∀゚キ)「♪百円玉で買える温もり、熱いカンコーヒー握りしめ……ってな?キシシ」

(;'A`)「運転手さん!なんでここに!?」

615同志名無しさん:2014/11/24(月) 23:43:08 ID:zxrwp5nMO
( ∀゚キ)「ドクオ。俺の分もカンコーヒーを奢れや」

ヘラヘラと笑う運転手

( ∀゚キ)「なるほどな。そっちの娘さんがドクオのシンデレラさんって訳かい」
(;'A`)「邪魔しないでくれ運転手さん。俺達追われてて、この子、もう走れなくって……」

川;д川

少女は怯えたように運転手を見、ドクオの背に隠れる

( ∀^キ)「この魔法使いめにコーヒーを奢れや。そしたら、魔法の馬車をあげましょう!キシシ」

(;'A`)川д川「え?」

616同志名無しさん:2014/11/25(火) 00:03:22 ID:QUQg197sO
≡≡川д(;'A`)「♪盗んだバイクで走り出す」

≡≡川д(;'A`)「♪行く先も、分からぬまま……」


( ∀-キ)「♪暗い夜の帳の、中へ……」

カタナに乗って去っていく二人を見送らず
ハインドは指をポキポキと鳴らし

二人を追ってきたサーカス団員に向かい直る

( ∀-キ)「♪誰にも縛られたくないと」

( ∀゚キ)「♪暗闇に、逃げ込んだ」

サーカス団員の中から一名が前に進み出る

( `ハ´)「お前、誰アル!?二十歳位の男と15歳くらいの娘の二人連れを見なかったアルか?」

シルクハットを被りドジョウ髭を蓄えた
おそらくはサーカス団長とおぼしき男の質問……

には、ハインドは返事をせず

( ∀゚キ)「♪自由になれた気がした、15の夜〜」

その代わりに

  ゴッ!
(#;ハ( ∀゚キ#)「ウラァ!!」

頭突きで答えた

617同志名無しさん:2014/11/25(火) 00:07:32 ID:QUQg197sO



そして

618同志名無しさん:2014/11/25(火) 00:20:30 ID:QUQg197sO
0時

いつもならバスが走り出す時間だが、運転手はいない

モランはシャキンとギコに促され、バスのドアを開け
運転席にモラン宛の封書を見つける

それには、こうある

**

モランへ

バスツアー達成は、おめぇより俺の方が先にしていた

俺は半年前からずっと、脱落せずにこのバスに乗り続けていた訳だからな
だもんで、気の毒だが金は俺が貰っていく
あんまり気の毒だから、このオンボロバスと、ツアー主催者の権利はおめぇにくれてやる。好きにしな

他のツアー連中にもよろしく言っといてくれ

じゃあな。あばよ

すべてのギャンブラーに愛を込めて

運転手

**

619同志名無しさん:2014/11/25(火) 00:25:02 ID:QUQg197sO
( ∀゚キ)ギャンブルスカベンジャーのようです

620同志名無しさん:2014/11/25(火) 00:42:18 ID:QUQg197sO
(-@∀@)フウ「ねえ?シャキンさん?」

ため息をつきながら、しかし、晴れやかな表情でモランは言う

(-@∀@)「このバスとツアーの権利、買ってくれませんか?僕は普通免許しかないし」


(`・ω-´)「500万。だよな?」

(-@∀@)「ですね」

モラン、シャキン共に、このオンボロバスには500万の価値などないと分かってはいる

しかし、シャキンは言う

(`-ω-´)「……OK」

(-@∀@)「ありがとうございます」

  _
(;゚∀゚)「助かるぜ!俺達、参加費払い損になるとこだったからな」
  _
( ゚∀゚)「シャキンが繋いでくれりゃ、番組化も夢じゃねえ!」
  _
(*゚∀゚)「シャキンオーナー!ギャンブルバス再開はいつだい?」

(`・ω・´)「テレビ向けに内容を検討しよう。長岡プロデューサー……」

(`・ω<´)「しっかり元は取らなきゃね!」

  _
(*゚∀゚)「オッケー!ボス!」

621同志名無しさん:2014/11/25(火) 00:47:02 ID:/I0ycRZg0
本当に面白いと思って読んでるよ

622同志名無しさん:2014/11/25(火) 00:57:43 ID:QUQg197sO
(,,゚Д゚)「シャキン。俺を運転手として雇わないか?」

(,,゚Д゚)「俺は免許なら大概持ってるし、このバスを今動かす人間が必要なはずだ」

(*`・ω・´)「なるほど……そうだったのか。だからバイクの鍵を簡単に……やられたよ」

シャキンの中にあった、何やらの謎が解けたようである

(`・ω・´)「フフフ。すっかり騙されたよ。ギコさん」

(,,゚Д゚)「フ。スカンピン野郎の小細工だ。俺はそれに乗っただけの事だ」

(`・ω・´)「いいよ。ギコさんをドライバーとして雇おう」

(,,゚Д゚)「ありがとうよ」

('ー`*川「良かったわねぇ。ジョルジュもギコのお兄さんも」
  _
(*゚∀゚)「ペニサス!俺久しぶりに、バリバリ働くぜー!」

('、`*川「燃えてるわねぇ!素敵よ?ジョルジュ」
  _
( ゚∀゚)「ナハハハ!」





(-@∀@)(さて、と……)

623同志名無しさん:2014/11/25(火) 01:05:26 ID:QUQg197sO
ギャンブルバスツアー編・終了




そして、3年の時が流れ……

624同志名無しさん:2014/11/25(火) 01:13:03 ID:QUQg197sO
( ・∀・)「……シャバの空気は美味い……なんて言うけどさ」

( ・∀・)「気分の問題だとは分かってても」

( −∀−)スウハァ


( ・∀・)「本当に、美味いもんだね」

モララーの出所を出迎える者は居らず
だからこそ、誰にも悟られずに行動を開始できる

( ・∀・)「やりたい事が多すぎて困るな。ま、でも」

( ・∀・)「とりあえずは……だね」

などと
一人言を言いながらモララーが向かうのは
近場でたまたま目についた雀荘だった

625同志名無しさん:2014/11/27(木) 02:37:03 ID:LtwLHgPUO
( ^ω^)ついてきゃ死ねる大将軍。のようです

626同志名無しさん:2014/11/27(木) 03:15:36 ID:LtwLHgPUO
帝国の侵略を受け、国を捨てての放浪を余儀なくされた王子、ブーンは
海賊となりながらも各地で仲間達と転戦を繰り返しつつ、祖国奪還の機を伺っていた



……と、その位でいいと思う。血みどろファンタジーシミュレーションの背景なんてもんは

作者が自己満足で設定した、小難しい人間関係とか世界設定を理解してやる義理はない。めんどい


その1
ナントカ港の戦い


(,,゚Д゚)←海賊

(,,゚Д゚)「ブーン王子、1キロ先に帝国兵を発見しやした!」

(,,゚Д゚)「騎馬1、槍3、弓2……こちらの方がやや不利な数でやすがどうしやす?」



( ^ω^)「どうしやす?じゃ、ないわけよ」

(,,゚Д゚)「やはりここは、数の差を埋める為に、地形を利用した戦術……」

( ^ω^)「いつも言ってるでしょ?敵に会ったら殺して来るかその場で死ねって」


(´・ω・`)←近衛騎士・緑(`・ω・´)←近衛騎士・赤

(*´・ω・`)(*`・ω・´)「そうだそうだ!ブーン王子のおっしゃる通りだ!」



(,,゚Д゚)「分かりやした!じゃ、ちょっと死んできまさあ」

ブーン王子の配下は、みんなサバサバした命知らずだ

627同志名無しさん:2014/11/27(木) 03:25:45 ID:LtwLHgPUO
斧をふるい、なかなかの健闘を見せた海賊ギコだったが
騎馬兵の頭をかち割り、槍兵の腹をかっさばいた所までが限界
背中に数本の弓矢を浴び倒れる


死にセリフ

(,,゚Д゚)「ああ、満腹するまでうまい棒を飽食したかったなあ……」



( ^ω^)「海賊使えねえ」

(*´・ω・`)(*`・ω・´)「使えねえ!」

628同志名無しさん:2014/11/27(木) 03:41:08 ID:LtwLHgPUO
( ^ω^)「んじゃ次!弓兵!」

ξ゚?听)ξ←ボウナイト

ξ゚?听)ξ「私っすか?逝ってきまーす」

作者の大嫌いなツンデレは、弓兵をなんとか一人仕留めたものの
矢をつがえる隙に、背後から忍び寄っていた槍兵の接近を許し
その槍でケツマンコの処女を失う

死にセリフ

ξ゚?听)ξ「そっちの穴はうんちの……いやあああああ」


( ^ω^)「よし」

(*`・ω・´)(*´・ω・`)「よし!」

629同志名無しさん:2014/11/27(木) 03:52:53 ID:LtwLHgPUO
( ^ω^)「文字化け女に明日を生きる資格なし!」

(`・ω・´)(´・ω・`)「資格なし!」



( ^ω^)「では次!ゆけ僧侶!」

( ´ー`)←しさい

( ´ー`)「回復しかできないわたくしですが、死ぬ気で頑張ります」

シラネーヨもまた、作者に愛されていないAAの宿命……今回もつまらなく死ぬ役を仰せつかり

槍兵の前で、その癒しの魔力のこもった杖をしっちゃかめっちゃかに振り回す大健闘

しかしそこまで。ブスリ

死にセリフ

( ´ー`)「みんなの……ゴル……フ」


( ;ω;)「意味わかんねえ……」

(`;ω;´)(´;ω;`)「はい!わかりません!」

630同志名無しさん:2014/11/27(木) 04:11:37 ID:LtwLHgPUO
( ^ω^)「傭兵隊、前へ!」

( ´_ゝ`)「俺達の魔剣キルブレードの切れ味……」

(´<_` )「フッ。見せ場だな。兄者」


( ^ω^)「いや、別に見せ場とか拘らなくて結構。適当に殺し殺されて?」

(*`・ω・´)(*´・ω・`)「王子!戦闘アニメはカットしておきました!」

( ^ω^)「だらだらと長いからね……」

( ´_ゝ`)(´<_` )←傭兵


必殺のキルブレードをひっさげ意気揚々と出かけた二人だったが
よもや戦闘アニメがカットされているとは夢にも思わず
数字のやり取りだけで勝負がつき

結果、敵は全滅したものの二人もどうやってかは分からぬが死亡

死にセリフ

( ´_ゝ`)「流石兄弟……」

(´<_` )「夕日に死す……」


( ^ω^)「夕日のシーンを背景に死ぬ演出とか、見てらんねえから」

(*`・ω・´)(*´・ω・`)「らんねえから!」

631同志名無しさん:2014/11/27(木) 04:25:27 ID:LtwLHgPUO
( ^ω^)「大変な戦いだったが、今回も我らの勝利だ」

(`・ω・´)「敵拠点を制圧!」

(´・ω・`)「近隣の村より補充兵、兵糧および軍資金を徴収いたしました!」

( ^ω^)「うむ。上首尾」

(`・ω・´)(´・ω・`)「マップクリア、おめでとうございます王子!」

( ^ω^)「苦しゅうない」

632同志名無しさん:2014/11/27(木) 04:41:42 ID:LtwLHgPUO
その2
関所攻略戦


( ^ω^)「赤ーッ!やってしまえい!」

(`・ω・´)「おおせのままに!」


歴戦の将軍ナントカの守る関所にたどり着いたブーン王子一向

ナントカ将軍とその小隊に、無謀にもランスによる突撃を敢行する赤の近衛騎士シャキン

(#`・ω・´)「ブーン騎士団、疾風のシャキン!いざ参る!」


関所から放たれたアーバレスト(固定式大弩)に
成す事なく頭を撃ち抜かれ即死

死にセリフ

(`・ω・´)「ラブコメ……ナイ……ト」


( ^ω^)「それは言うな」

(´・ω・`)「もうみんな忘れていたのに……」

633同志名無しさん:2014/11/27(木) 05:02:56 ID:LtwLHgPUO
  _
( ゚∀゚)「こりゃあ俺の出番ですかね」

( ^ω^)「おお、やってくれるかゲジ眉!」
  _
( ゚∀゚)←重装騎兵
  _
( ゚∀゚)「死にますけどねwww」

( ^ω^)「ゲジ眉がアーバレストの的になって死ぬ隙に、天馬騎士を側面から突貫させる!」

(´・ω・`)「二人とも無駄死にですね!」

( ^ω^)「ペニサスナイト!しっかり頼むぞ!チンポ騎士」

('、`*川←ペガサスナイト

('、`*川「任せて下さい。惨たらしく内臓ぶちまけて、ナントカ将軍を引かす位はやって見せますわ」


( ^ω^)「よしゆけい!」

(*´・ω・`)「ゆけい!」

634同志名無しさん:2014/11/27(木) 05:18:29 ID:LtwLHgPUO
アーバレストの雨あられ

死にセリフ
  _
( ゚∀゚)「ぶっちゃけ射精した」


( ^ω^)「あっさり逝ったか。長岡は作者に愛されていると思ったが……」

(´・ω・`)「作者は誰も愛していないもようです」


関所のアーバレスト隊の目をそらし、隙をついたつもりの
天駈ける騎士、ペガサスナイトのペニサスだったが

普通に投石機が待ち構えており
頭を吹き飛ばされながらも死にセリフはかろうじて言えた

死にセリフ

('、`*川「そりゃ犯されたって腰ぐらい振るわよ」


( ^ω^)「悲しいな。女の身体って」

(´・ω・`)「途中からはよがってましたもんね」

635同志名無しさん:2014/11/27(木) 05:53:55 ID:LtwLHgPUO
(´・ω・`)「でもどうしましょう王子。このちっぽけな関所、ナントカ将軍の采配(と王子のせい)で難攻不落の要塞と化してますよ」

( ^ω^)「案ずるな緑。馬鹿の考え煮たり焼いたり。考えるよりまず行動だ」

(´・ω・`)「はい。よく分かります!馬鹿が考えるのは無駄です」

( ^ω^)「緑、ナントカ将軍に一騎討ちを申し入れろ」

(´・ω・`)「流石王子!迷案です。では早速」



取り付く島もなく赤と同じ末路をたどる緑の近衛騎士、ショボン

死にセリフ

(´・ω・`)「僕をホモネタで使えば笑いが取れると思うなよ?つまらん作者共が!いい加減あきあきなんだよ。思考停止も度が過ぎると……」



( ^ω^)「同感だ。だが長い」

636同志名無しさん:2014/11/27(木) 09:05:55 ID:LtwLHgPUO
ブーン王子は孤立無援
しかし、まるで絶望していない

なぜなら、ブーンが死んだら話が終わってしまうからだ

作者はそうはすまい。と
そういう所だけは頭が回るブーン

( ^ω^)「来たか。増援部隊が」

仕方がないので今決めた南の山岳地帯から、増援の大部隊がさっそうと現れる
というか、湧いて出る

( ・∀・)「お待たせしましたブーン王子!我らも加勢しますぞ!」

増援を率いているのは、聖騎士にその人ありと謳われた事にした
ソシアルナイト、(ソシアルってなんだ?)モララーだ

( ゚д゚)( ´∀`)「モララー殿に続けー」

モララーの両脇を固めるのは
ドラゴンナイト(ただしドラゴンには逃げられた)モナー
さらに「稲妻村民」ミルナだ

( ^ω^)「げに頼もしきは我がカリスマであることよな」

ブーン王子はあいかわらず頭がおかしい

( ^ω^)「して、誰ぞあの関所を攻略できる者はおるか?」

( ・∀・)「もはや出ております。奴が」

( ´∀`)「ミルナめ。手柄を先取りする気かモナ。稲妻の異名は伊達じゃないモナ」

いつの間にか、関所の門前まで迫っている閃光の男
ナントカ将軍らの迎撃体制はいまだ不十分だ

( ゚д゚)ククク「稲妻のミルナ……参るぞ!」



( ゚д゚)←村民

637同志名無しさん:2014/11/27(木) 09:16:35 ID:LtwLHgPUO
ナントカ将軍は、冷静にミルナのステータス画面を開き
弓兵の一人に命じる

「殺れ」

シュドッ!


死にセリフ

( ゚д゚)「アルファのブーンとドクオの会話が……痛くて……痛すぎて……読めね……えんだ」

( ^ω^)「確かにな。命を捨ててまで言うことではないが」

638同志名無しさん:2014/11/27(木) 13:12:13 ID:n0wiPVZk0
脱力感がいいな

639同志名無しさん:2014/11/28(金) 23:39:15 ID:rcDUMNJg0
つかお前茶器坊か?書くのやめろや

640同志名無しさん:2014/11/29(土) 00:31:20 ID:70qML0dwO
何で止めなきゃならないの?

641同志名無しさん:2014/11/30(日) 09:08:00 ID:640Bi4L20
>>639が決めることじゃないしな

642同志名無しさん:2014/12/07(日) 03:19:37 ID:bUnX1QjQO
('A`)怪人のようです廃墟



死話目

ξ゚?听)ξかまって女とTwitter儲による、作品を装った雑談スレのようです(しかもageます)

643同志名無しさん:2014/12/07(日) 03:38:39 ID:bUnX1QjQO
始めはおそらく、可愛らしいブーン等のAAに惹かれたのだろう

AAがどんなバックボーンを持つかなど知らぬまま
幾つかの綺麗な作品スレを見て微笑ましくなり、またわずかに糞スレを見ては憤慨し

そうしている内に、彼女は思った

私がAA達をもっとも可愛らしく表現したモノを書いて、AA達を救おう
AAを使って変態行為をする馬鹿作者達を排斥しよう




女性らしい、実に素晴らしく短絡的で愚かな発想と言える

644同志名無しさん:2014/12/07(日) 03:51:52 ID:bUnX1QjQO
モララーがしぃを虐待する、タカラが玩具会社の金に絡んだキャラ……などという古い設定など知らない
知ろうとしないし、彼女の脳内にはそんな黒く下世話な話は許せない

だからAAの半分は、彼女にはまともに使えない。見えない
使えないのだ

彼女の脳フィルターにかかれば
プギャーやシナーや黒マララーすら綺麗なジャイアンと化すのである

645同志名無しさん:2014/12/07(日) 03:56:42 ID:bUnX1QjQO
それでも、ブーン系を書いてみよう。という彼女の前向き姿勢だけは評価し
全然期待もしていない反面、だからといって叩きもせずに
生暖かく見守って……いや、正直に言えば放置していた


……ある時点までは

646同志名無しさん:2014/12/07(日) 04:15:27 ID:bUnX1QjQO
しばらくは彼女も頑張って書いていたようだ

恥ずかし気もなく自作をTwitterで宣伝し
恥ずかし気もなくマニュアル本にAAを付けたモノを会話形式の小説に見せかけ
恥ずかし気もなく他の綺麗な作品に支援という形で自分表現に出かけ
中身がないと叩かれれば非難だと騒ぎ
支援の意味を知らぬ馬鹿支援者の無駄支援(←コレも重要なポイント)に喜び

そうこうして、同情票と他作者との馴れ合いにより認知されだした彼女

こうなるともう駄目で、もはや手がつけられない
大勘違い女の完成である

「私の作品を待っている仲間がいる!」

馴れ合いの中にいる女がほざく夢

寝言は寝て言え

647同志名無しさん:2014/12/07(日) 04:29:04 ID:bUnX1QjQO
そんな彼女のような作者の末路はこうだ
いつもでもこうだ


やれ、家族が亡くなったの
やれ、病気で入院したの
やれ、書きため消えたの
云々と……

「だから今は書けませんが……」

そしてこう締め括る

「続きはきっと書きます!やめません!待って下さる方がいらっしゃるから!」

……なら今書けアホンダラ
書かない事の言い訳をしながら同情を買うレスでスレをageてる暇があるなら
解説本にAAをつける作業くらいできるだろ

作品のオリジナリティーを出す事はもはやお前には求めん

だが、作品に不必要な作者のパーソナリティーを出すな

648同志名無しさん:2014/12/07(日) 04:37:11 ID:bUnX1QjQO
不思議な事に、馴れ合い作者には相応に頭の悪い支援がつくもので

「いつまでもまってる」
「無理すんな」
「楽しみにしてる」


お前らwwwww嘘つけよwww

こうだろ?こう言いたいんじゃないのか

「いいからさっさと書くなり削除依頼して終わらせろ」
「うざいからsageろ」
「Twitterで絡んで来ないで。臭くて鼻が曲がるから」

あそこじゃ規制されるから言えないか?面と向かっては言いにくいか?

649同志名無しさん:2014/12/07(日) 04:46:05 ID:bUnX1QjQO
俺ならこう言う

('A`)「俺は犬じゃないんで、お預け食わされたらムカッとするよ?何様だよお前は?ってなるな」

('A`)「そもそもそのメシがどうしようもなくマズけりゃ尚更ね」

('A`)「そのスカスカメシみたいな話、お前面白いと思ってるのかよ?」

('A`)「馴れ合いを求めんなキメエ」



650同志名無しさん:2014/12/07(日) 04:48:19 ID:bUnX1QjQO
('A`)怪人のようです廃墟


死話目 終了


死亡者 ?

651同志名無しさん:2014/12/07(日) 05:06:31 ID:bUnX1QjQO
('A`)「ああそうだ>>639

('A`)「俺が書くのを止めなきゃならない理由、そろそろ思いつきましたかねぇ?」

('A`)「一週間ほども待ってみたんすけどねー?明日までに明快な答えがなければ無視するっすわ」

('A`)「あんたが読むの止めたらいいんじゃねえですか?その方が解決が早いっすよ」

652同志名無しさん:2014/12/07(日) 06:26:35 ID:SsrBfyyE0
いいから早く話を書いて投下しろよ
読むものねーんだよ

653同志名無しさん:2014/12/07(日) 07:11:46 ID:bUnX1QjQO
>>652
読むものなきゃ聖書でも黙読してろや。古典的傑作小説だぞ。マジオススメ

('A`)「ってか俺が聖書読んで来る。それをネタに何かひどく冒涜的なのやるわ」

654同志名無しさん:2014/12/07(日) 17:44:37 ID:n2anD48g0
それは楽しみだわ

655同志名無しさん:2014/12/07(日) 18:49:48 ID:OVpGN9Ys0
楽しみだな し え ん

656同志名無しさん:2014/12/08(月) 00:33:18 ID:oH92aFRQ0
板2ならではのネタだったな
聖書でどうする気か楽しみに待ってるぜ

657同志名無しさん:2014/12/08(月) 00:56:33 ID:Vhl2vIOYO
多分あれだと思うけど
確かに所々ん?となるし
過剰な女アピールとか自分語りはいらんわな
面白ければ性別なんかどうでもいいし

658同志名無しさん:2014/12/08(月) 11:48:03 ID:TriQRYAU0
どれの事言ってるのか全然わからねぇ…

659同志名無しさん:2014/12/08(月) 12:15:08 ID:oH92aFRQ0
つまりブーン系に対して読み込みが足りないということだ

660同志名無しさん:2014/12/08(月) 15:22:40 ID:XXIQ8aY2O
('A`)怪人のようです廃墟



('A`)が聖書にあらゆるアプローチを試みるようです……の1


(*'A`)なんと!魔族は聖書に触れるとシビレちゃうようです!

661同志名無しさん:2014/12/08(月) 15:46:46 ID:XXIQ8aY2O
('A`)「ぶっちゃけ、聖書はファンタジー系小説の古典ですね」

('A`)「魔法とかいっぱい出てきます。魔法のアイテムとか、あと、敵として悪魔とか悪い為政者とか」

('A`)「断言しますが作者は厨坊です。現実に目を背け、己の中のげんじつだけを見る様になってしまった可哀想な子でありますよ」

('A`)「読んでいて眠くなってくるのは、おそらくその厨成分が強すぎて、退屈だから……」



('A`)「……と思っていた時期が、俺にもありました」

('A`)「違いました。眠くなるのには他に理由があったのです」

('A`)「その理由とは」

('A`)「人間とは、悪性をもって生まれ、死ぬ生き物だから。です」

('A`)「意味が分からない?ですよね。ならばこそ……」

('A`)「この話を読めば、ああなるほどと納得いくことでしょう」

('A`)「では始めますよ?」

('A`)「後悔しませんね?」

662同志名無しさん:2014/12/08(月) 15:51:56 ID:oH92aFRQ0
こいや!

663同志名無しさん:2014/12/08(月) 16:48:22 ID:XXIQ8aY2O
('A`)「まずね。言うまでもないですが、前提として」

('A`)「俺のいるこの部屋。ここね?エデンです。知ってますよね」

('A`)「神(金)の力でエアコンがフル稼働していて、外気温を無視した常春の楽園」

('A`)「当然、そこに住む俺は、知恵の実なんて食わないので」

('A`)「羞恥心はない。つまり」

('A`)「全裸です。神が「全裸有れ」と言ったからです」


('A`)「全裸なのは俺じゃなく神が悪いのです」

664同志名無しさん:2014/12/08(月) 17:16:03 ID:XXIQ8aY2O
('A`)「聖書の中で、神は原初の土と呼ばれる神聖な土塊を使い」

('A`)「それに4点の無色マナを注ぎ込むことで」

('A`)「このエデンフィールドに、3/3のクリーチャーか2/2の飛行クリーチャーか1/6の壁クリーチャーを召喚!」

(*'A`)「フハハ!我がターンはエンドだ!……と言うつもりでしたが」




('A`)「なんか手違いで人間を作っちゃったんですよ」

('A`)「まあ、それが俺ですけど」

('A`)「手違いでできたもんなんで、いまいち精神性が低くて……」

('A`)「ってか、馬鹿です」

665同志名無しさん:2014/12/08(月) 17:25:00 ID:XXIQ8aY2O
('A`)「神は、馬鹿でひとりぼっちの俺を憐れんで」

('A`)「つがいとなる人間「女」を作ろうと思いましたが」

('A`)「俺のあまりの頭の悪さに気が変わって、先ずは俺に勉強をさせるべく」

('A`)「一冊の聖書を与えたのです」

('A`)「その聖書、古本屋で50円で購入したものだそうですがどうでもよろしい」

('A`)「俺はその聖書を開きました。ですが、2ページで眠くなります。中身が下らないからです」

('A`)「俺は神に言いました」

(#'A`)「こんな紙束より嫁をくれよ!イブちゃんをくれよ!」

('A`)「と」

666同志名無しさん:2014/12/08(月) 17:33:08 ID:XXIQ8aY2O
ヤハヴェ「其の聖なる書をこそ汝の嫁とせよ。肉とせよ。友とせよ」

('A`)「神はそう答えたのみでした。そう言えばヤハヴェとか名前を出すのは多分御法度なので、俺は消されるかもしれませんね」

('A`)「俺は仕方ないので、神の言う通りにすることにし」

('A`)「聖書に「イブちゃん」という名前をつけ、性的な欲求を充たすことにしました」


('A`)「とっても分かりやすいですね!」

667同志名無しさん:2014/12/08(月) 17:41:38 ID:XXIQ8aY2O
('A`)「さて、そうと決まれば早いですよ?」

('A`)「まず、インクの匂いが強い……これが一番の難点でしたが」

('A`)「ファブリーズで何とかごまかしてみました」

('A`)「次に、結構重い……1kgは有りそうだという点」

('A`)「我が怒張で、1kgを支えられるものか……?と不安になりました」



(#'A`)オリャー「ええい支えいでか!」



('A`)「まだまだ俺も捨てたものじゃありませんでした」

668同志名無しさん:2014/12/08(月) 17:58:48 ID:XXIQ8aY2O
('A`)「イブちゃんをですね?こう、真ん中当たりで開いて」

('A`)「怒張をば、パクリんちょと挟む……」

('A`)「多めのファブリーズで充分に湿らせ、ヒダヒダになったページは」

('A`)「かなーり薄くて、柔らかく、いい感じに怒張にまとわりついてきます」

('A`)「ゴムバンドでイブちゃんを怒張ごとキツキツにくくりつけたならば」


(*'A`)「これは、そう」


(*'A`)「聖なる交わり」

(*'A`)「セックスです」

669同志名無しさん:2014/12/08(月) 18:10:26 ID:XXIQ8aY2O
('A`)「いや、ちょっと待ってくださいよ……」





(;゚A゚)ズガーン「圧倒的閃き……っ!」


('A`)「俺は一端ピストンを停止。ページを新たに開き直し、そして」



(*'A`)「あったぞ……こんなところに攻略の糸口が!」


('A`)「聖書における最大級の謎……その答えが、今!見つかったのです!」


('A`)「俺の、ちんぽによって!」

670同志名無しさん:2014/12/08(月) 18:19:02 ID:XXIQ8aY2O
('A`)「皆さんはキリストをご存知ですね?」

('A`)「あれ、馬小屋にて母親のマリアが処女のままに身籠り、そして生まれた」

('A`)「神の子、なんて言われてるアイツです」

('A`)「その生誕の謎、俺が解きました」

('A`)「アイツ……」





(*゚A゚)「俺の子ですからあああああああああ!!」

(*゚A゚)「マリアのページにぶちまけてやりましたからああああああああああああ!!!」

(*゚A゚)「一発ッ!妊娠ッ!」

(*゚A゚)「ザマアアアアアアアアアアア!!!」

671同志名無しさん:2014/12/08(月) 18:33:46 ID:XXIQ8aY2O
('A`)「イブちゃんの重さが結構堪えて、ちんぽがシビレてます」

('A`)「多分、これは」

('A`)「悪性をもって生まれた我々人間への」

('A`)「ヤハ……神の罰なのかも知れません。きっとそうです」

('A`)「でも、人に生まれもった悪性がなければ」

('A`)「キリストもまた、生まれる必要も、必然もなかったのです」

('A`)「だが、もちろん俺は悪に開き直りはしません。忌むべきと理解します」

('A`)「全ては神の、思し召し……」

('A`)「なのです」

672同志名無しさん:2014/12/08(月) 18:41:43 ID:XXIQ8aY2O
('A`)「思えば聖書を読むと眠くなる……という現象も」

('A`)「我々人間が、聖なる生き物に程遠い、謂わば悪であるがために」

('A`)「聖書の聖なるオーラを受け入れることができず、結果、眠りこけてしまう……と」

('A`)「こういうことだったのです」


('A`)「そうだったのか」




('A`)「そうだったのか」

673同志名無しさん:2014/12/08(月) 18:47:25 ID:XXIQ8aY2O
('A`)「今やふにゃふにゃにふやけ、数ページが精液で穢れたイブちゃんですが」

('A`)「彼女には最後の仕事をしてもらってます」

('A`)「その聖なる魔力で、俺を眠らせるため」

('A`)「その屍を……俺の枕として」



('A`)「彼女の逝く来世に、幸多からんことを……」

('A`)「灰は、灰に」

('A`)「塵は、塵に……」

674同志名無しさん:2014/12/08(月) 18:48:45 ID:XXIQ8aY2O
(-A-)人「……」







('A`)人「ザーメンwwwwwww」

675同志名無しさん:2014/12/08(月) 18:51:34 ID:XXIQ8aY2O
('A`)が聖書にあらゆるアプローチを試みるようです……の1


(*'A`)なんと!人間は聖書に触れるとシビレちゃうようです!



死亡者・1

676同志名無しさん:2014/12/08(月) 19:17:47 ID:XXIQ8aY2O
('A`)怪人のようです廃墟


('A`)が聖書にあらゆるアプローチを試みるようです……の2


('A`)バベルの塔でTRPGのようです

677同志名無しさん:2014/12/08(月) 19:28:31 ID:XXIQ8aY2O
('A`)「♪砂の〜嵐にぃ〜」

('A`)「♪隠さ〜れたァ〜」

('A`)「♪ファビるの塔に棲んでいるゥ〜」

('A`)「♪言葉が通じない〜」

('A`)「♪ファビる〜二世〜」



(*'A`)「はいどーも。俺です」

(*'A`)「今日はちょっと、古代バビロニアに来ています」

(*'A`)「バベルの塔の建設で人がごった返すこの場所で」

(*'A`)「友人らと楽しくテーブルトークRPGをやっちゃおうと」

(*'A`)「まぁそういう次第ですわwwww」

678同志名無しさん:2014/12/08(月) 19:34:35 ID:XXIQ8aY2O
('A`)「この塔、もうじき天界まで届く程の高さになるってんで」

('A`)「その記念にね?「ドルアーガの塔TRPG」のゲームコンベンションがありましてですね」

('A`)「世界的にも有名なテーブルトークゲームマスターの俺が」

('A`)「20面ダイス持参で馳せ参じたわけなんすよwww」



('A`)「さて、友人のブーン達はもう来てるはずだけど……どこだろな〜っと!」

679同志名無しさん:2014/12/08(月) 19:47:18 ID:XXIQ8aY2O
塔建設現場入り口

(;'e')「た、助けてくんろ〜」

塔から逃げ出してきた、兵士風の男
ドクオにしがみつき、青い顔で息を切らせている

(;'A`)「なんすか?あんた兵隊さんすか?」

(;'e')「こ、言葉が、通じる……のか?」

(;'A`)「え?はあ。まあ。状況がよく分かりませんがね?」

男はドクオの腰に提げていた水筒を、半ば強引に奪い取り
喉を鳴らしながらそれを空にする

(;'e')「塔の中で、恐ろしい事が起きたんだ……」

680同志名無しさん:2014/12/08(月) 22:01:23 ID:XXIQ8aY2O
バベルの塔……
それは神の住む天界へ到達しようという愚かな望み
人の傲慢が形をとったもの
あるいは人間そのものの姿……と言えるだろうか


神はそんな人間の傲慢に怒り、悲しみ
ついにひとつの罰を与えた


**あなたがたから言葉を取り上げましょう**

**人々が塔の建設に協力しあうことが出来ぬように**


一つだった言語は万に別れ、それにより意思の疎通が出来なくなった人々は
もはや力を合わせて塔を建造することはおろか
お互いを信じあうことすらできなくなったのだ
という



それだけならば、良かった

681同志名無しさん:2014/12/08(月) 22:18:28 ID:XXIQ8aY2O
(;'A`)「何だって?言葉が通じない?嘘でしょ?なんだよそれ?」

(;'e')「いやあ、まだ驚くところじゃねえ」

兵士風の男は話を続け、ドクオを更に驚かせる

(;'e')「お互いを信じられなくなった人々の心が、悪魔を呼んだのさ」

(;'A`)「悪……魔?」

(;'e')「悪魔は、人々の心弱さにつけ込んで、恐ろしい呪いをかけた……」

ドクオは急に素に戻る。何だかどっかで聞いたぞ?その話

('A`)「兵隊さん。ちょっと待ってくださいよ」

(;'e')「な、なんだよ」

('A`)「呪いにより憎しみ合う様にまでなった人間は、いつしか牙が生え、ツノを生やし……そして」

('A`)「化け物の姿に変貌した……とかそんな感じっすか?」

(;'e')「し、知っていたのか!」

(;'e')「塔の中は今、魔物だらけになってる!俺は命からがら逃げ出せたが……」

682同志名無しさん:2014/12/08(月) 22:27:42 ID:XXIQ8aY2O
('A`)「呪いをかけた悪魔の名前は、ドルアーガ?」

('A`)「9本の腕と絶大な魔力を持った怪物?」

('A`)「で、塔の中の人を救うために、一人の巫女が潜入したが戻らない?とか?」

(;'e')「その通り!お前、よそ者みたいなのにやけに詳しいな?」




('A`)「それ、俺が今回TRPGのセッションで使おうとしていたシナリオだから」

(;'e')「は?」

('A`)「いや、だから、俺が作ってきたシナリオそのまんまなの……その話」

683同志名無しさん:2014/12/08(月) 22:42:55 ID:XXIQ8aY2O
と、いうわけで

('A`)「俺は今、塔の近くにテントを張り」

Φ('A`)「その中でシナリオを調整している最中ですwww」

Φ('A`)「化け物になった友人のブーン達を人間に戻すには……塔の3階に隠されたクリスタルロッドが必要……っと」

Φ('A`)「えと、あとは、ドルアーガは俺の攻撃に弱いってことにして」

Φ('A`)「それから、とらわれの巫女は俺の熱い口付けにより、石化の呪いが解け……る。と」


つまり、塔の中が俺の書いたシナリオ通りになってるのなら
俺が書き直せばいい
そういうことだろう?

Φ('A`)「人は俺をこう呼ぶ……」

Φ('A`)「黄金の騎士、ドクガメッシュと」

684同志名無しさん:2014/12/08(月) 22:52:37 ID:XXIQ8aY2O
まてよ?




俺がドルアーガ以下の魔物達を操って、バベルの塔を完成させる……





というのは、どうだろうね?

685同志名無しさん:2014/12/08(月) 22:54:06 ID:XXIQ8aY2O
('A`)が聖書にあらゆるアプローチを試みるようです……の2


('A`)バベルの塔でTRPGのようです



死亡者・1

686同志名無しさん:2014/12/08(月) 23:01:07 ID:CbnZXwyI0
やりてえええ

687同志名無しさん:2014/12/08(月) 23:01:28 ID:XXIQ8aY2O
('A`)怪人のようです廃墟



('A`)が聖書にあらゆるアプローチを試みるようです……の3


('A`)ノアの方舟のようです

688同志名無しさん:2014/12/09(火) 02:57:05 ID:MzDN2cJYO
('A`)「うーむ。色んな動物が集まったなぁ」





ドクオは、神のいう通り
沢山の生き物を一種類ずつ方舟に乗せ
来る災害に備えた

689同志名無しさん:2014/12/09(火) 03:00:54 ID:MzDN2cJYO
('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)
('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)
('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)
('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)
('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)
('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)
('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)
('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)
('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)
('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)

690同志名無しさん:2014/12/09(火) 03:10:38 ID:MzDN2cJYO
しかし、集まった全ての種がオスだった


それぞれの種のメスは、「方舟に乗るオスとつがいになるくらいなら死を望む」と

喜んで大洪水に呑まれていった




('A`)「死んだ方がマシ。って言われたなー……」

('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)「……」

('A`)「どう、しよう、な?」

('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)「……」

('A`)「……」

('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)「……」

691同志名無しさん:2014/12/09(火) 03:20:47 ID:MzDN2cJYO
神「じゃあ方舟に乗る動物は種族毎にペア作って〜」

(;'A`)「クーニャン……ハコビュニュエ……ノラナイ?……フヒッ、フヒヒ」

川 ゚ -゚)「断る」

川 ゚ -゚)「私は誇りを持って死ぬ」







('A`)「鬱だ」

('A`)「死のう」


('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)「……」

692同志名無しさん:2014/12/09(火) 03:26:24 ID:MzDN2cJYO
( A )


( A )( A )( A )( A )( A




自殺は神の教えに反している



なので

死後、全ての生き物が地獄へ行った

693同志名無しさん:2014/12/09(火) 03:28:13 ID:MzDN2cJYO
('A`)が聖書にあらゆるアプローチを試みるようです……の3


('A`)ノアの方舟のようです



死亡者 全生命体

694同志名無しさん:2014/12/09(火) 03:39:01 ID:MzDN2cJYO
('A`)怪人のようです廃墟

('A`)が聖書にあらゆるアプローチを試みるようです……の4


('A`)お前それモーゼ達の前でも同じ事言えんの?のようです

695同志名無しさん:2014/12/09(火) 03:46:00 ID:MzDN2cJYO
('A`)「やいキリストwwwお前ら腹が減ってんだろ?」

('A`)「お前らが神への信仰を捨て、この悪魔ドクオ様を崇めるならば」

('A`)「飢えで苦しむ事のない程のパンと、平穏な暮らしを与えようではないかwww」


しかしキリストは毅然とした態度で言った

「悪魔よ、行け」

「人はパンのみにて生きるにあらず」

「悪魔よ、行け」

696同志名無しさん:2014/12/09(火) 03:53:05 ID:MzDN2cJYO
キリストは悪魔に向かって5レベルクレリック呪文「ディスペルイビル」を二度も唱えた

やむを得ず、ドクオという名の悪魔は呪文回避判定の為にダイスを振ったが
セービングスローは失敗

退散を余儀なくされた

捨て台詞はこうだ

697同志名無しさん:2014/12/09(火) 04:00:54 ID:MzDN2cJYO
('A`)「古の昔、神はさまよえるモーゼら難民にパンと苦難しか与えなかったんだぞ?」





ドクオの言うことに嘘はない

飢餓にあえぐ難民の為に、神がモーゼに与えた力は
「マナ」と呼ばれる全く日保ちしないパンを作り、岩を割って水を湧かせる魔法
クレリック4レベル呪文「クリエイトフード&ウォーター」

のみである

698同志名無しさん:2014/12/09(火) 04:06:26 ID:MzDN2cJYO
('A`)「真に慈悲深いのは、神か、それとも俺か……分からぬではあるまいに」

キリスト「悪魔よ、去れ」

だめ押しの「ディスペルイビル」をかけられては
悪魔ドクオはたまらず退散したが



幾人かのキリスト儲の中には
腹を空かせたユダもいた

699同志名無しさん:2014/12/09(火) 04:15:17 ID:MzDN2cJYO
キリストはゴルゴダの丘で処刑されたという



今回の話だけを見ても、決して
キリストは「謂れなき罪によって磔にされた」とは言えないと
俺は思うのである





('A`)「飢えは清濁のみにて諭すものにあらず」

('A`)「だな」

700同志名無しさん:2014/12/09(火) 04:19:43 ID:MzDN2cJYO
('A`)が聖書にあらゆるアプローチを試みるようです……の4


('A`)お前それモーゼ達の前でも同じ事言えんの?のようです



死亡者・1(後に復活)

701同志名無しさん:2014/12/09(火) 04:29:13 ID:MzDN2cJYO
('A`)怪人のようです廃墟



('A`)が聖書にあらゆるアプローチを試みるようです……の5


('A`)ギャンブルスカベンジャー外伝のようです

702同志名無しさん:2014/12/09(火) 04:38:35 ID:MzDN2cJYO
裏路地にて

( ∀-キ)ノシ「よう。懐かしいシケ面じゃねえかい」

('A`)「3年ぶり、ですかね……」

( ∀゚キ)「おめぇ、ヤサはこの辺りなのかい?」

('A`)「ええ」

昔変わらぬチンピラぶりの運転手

( ∀゚キ)「ならよ?ちょっくら食い扶持を稼がせてくんな?」

('A`)「……博奕が打てる場所を探す必要は、ねえっすよ?」

( ∀-キ)ククク「そうか。おめぇは……そうだったなァ。キシシ」

そして、昔変わらぬジャンキーぶりのドクオだ

703同志名無しさん:2014/12/09(火) 04:48:34 ID:MzDN2cJYO
('A`)「俺の手持ちはおよそ10万。運転手さんの懐は聞かないでおきます」

( ∀゚キ;)「20円だよ」

(;'A`)「20円?20万じゃなくて20円っすか?」

( ∀゚キ;)「ああ。最近はうまい棒しか食ってねえ……」

(;'A`)「運転手さんに、有り金全部を賭ける勝負をふっかけようと思ったけど……」

(;'A`)「さすがに20円ってのは……」

( ∀゚キ;)「面目ねえ……だがマジなんだ」

(;'A`)「荒稼ぎしたはずでしょう?ギャンブルバスで」

( ∀^キ*)「ん?ああ、あんなちんけな稼ぎは3日でパアよ」

(;'A`)「何千万が3日でパアっすか……どんな金の使い方したのやら」

704同志名無しさん:2014/12/09(火) 04:56:53 ID:MzDN2cJYO
('A`)「……」

しかしだ

ドクオには運転手に借りがある

三年前の夜、運転手がドクオ達にバイクを譲らなければ
追っ手に向かって立ち塞がらなければ

今の明るい素直(あの子の名だ。ドクオがつけた)は無かっただろう


そして何より


ドクオは、どうしようもないクズの

('A`)「俺と、有り金全部で勝負しますか?」

ギャンブルジャンキーなのだった

705同志名無しさん:2014/12/09(火) 05:11:45 ID:MzDN2cJYO
運転手は頭を掻く

( ∀-キ;)ゞ「いやぁ止めとけや?おめぇが勝っても20円だぜ?」

( ∀゚キ)「それによ?まだ俺は」

( ∀^キ)「おめぇにゃ負ける気がしねえんだよ。キシシ」



ギザ……

ギザギザ……

(#'A`)「……」

忘れていた感覚
ドクオもギャンブルバスツアーで磨かれていくうち、自信も実力もつき
無くなっていった感覚

ギザギザと心が刻まれるようなこの傷み

ギザギザギザギザギザギザギザ……

(#'A`)「やりましょうよ〜wwギャンブルをさ?」

いまだ格下に見られている怒りと
昔変わらぬ傲慢な運転手の態度への懐かしさからの笑いが同時に吹き出したならば


ドクオはもう、どうにも止まらない

ブレーキは踏まない

706同志名無しさん:2014/12/09(火) 05:22:57 ID:MzDN2cJYO
( ∀-キ)「やれやれ。ぶっ壊れにも程があらあな?」

(#'A`)「るせえ!やるのか、やらねえのか!どっちだ!」

感情を剥き出しにし、いや剥き出しにされ
ドクオは吠える

( ∀゚キ)「まるでギャンブルの狂犬だなァ。だがよ?」

( ∀゚キ)「俺は噛みついてくる犬っころにゃあ、手加減しねえと決めてるんだ」

( ∀゚キ)「相手になってやらあ」

20円しか賭けられない男のセリフではないと思うが……

(#'A`)「勝負の方法を言って下さいよ」

( ∀゚キ)「仕方ねえ野郎だぜ。まったく。キシシ」

707同志名無しさん:2014/12/09(火) 05:42:29 ID:MzDN2cJYO
( ∀゚キ)「さて、そんじゃー、どうするかね……」

辺りを見回しても、近くにはゴミ集積所があるばかり
しかし、そのゴミの山からはみ出しこぼれた一冊の本が運転手の目に止まった

ヒョイと拾い上げ、その本をパラパラとめくる

( ∀゚キ)「こいつぁ、聖書?だな」

( ∀゚キ)「ばちあたりだねぇ。生ゴミと一緒に捨てるなんざよ」

自分のばちあたり加減を棚にあげる運転手

( ∀゚キ)「ドクオ。この聖書で一丁、神頼みの勝負をやらかすかい?」

('A`)「聖書で?どんな博奕っすか?」

708同志名無しさん:2014/12/09(火) 05:59:45 ID:MzDN2cJYO
説明

今回のギャンブルは「天国と地獄」と呼ばれ、古くから伝わっている博奕だ
内容は至ってシンプル
難しさはない

受け手(今回は運転手)が、好きなページにはっきりと丸印を書く

賭け手(ドクオ)はその丸印が記されたページの末尾の数字が
地獄(0〜4)か
天国(5〜9)かを予測して当てるという

ハイ&ローや、丁半に似た
五分五分のギャンブルである

↑( ∀゚キ*)「である!」

(;'A`)「得意気に地の文を指差さないでくださいよ……いいっすけどそれで」

709同志名無しさん:2014/12/09(火) 06:17:02 ID:MzDN2cJYO
('A`)「その聖書、あらためさせてもらっても?」

( ∀-キ)「構わんぜ?」

ドクオに聖書を手渡す運転手

中ほどの数ぺージが破り取られ、全体的に水にでも濡れたようにふやけている
だからこそ捨てられたのだろうが……

ドクオから見て、違和感はその程度だ


('A`)「オーケー。じゃ、丸を書いてください」

聖書の他、胸ポケットからボールペンを抜き出し運転手に渡すドクオ

710同志名無しさん:2014/12/09(火) 07:08:59 ID:MzDN2cJYO
読者諸兄は勿論理解していると思うが
当然これは、五分五分のギャンブルなんかではない

だが、あえて運転手の罠に踏み込むドクオに対して
お前らに何かしらの助言ができるか?

>>711及び>>712の適切な指示がドクオの光明になる
アドバイスが多少曖昧でも、ドクオには理解、若しくは踏み台にできよう

なお
すでにいくつかの閃きがあり、その考えに従って勝負に出るつもりのドクオだが

残念ながらこのままではドクオは惨敗する

711同志名無しさん:2014/12/09(火) 11:11:06 ID:qLIpEseE0

元運転手の書く印はドクオが決め、出来うる限り近い印を書くこと

ページ数の末尾が確認できなかった場合、印が複数のページに記されていた場合、の結果を明確にしておく

712同志名無しさん:2014/12/09(火) 20:26:49 ID:HFvMVhLs0
この事物の体制に合わせて形作られるのをやめなさい
むしろ、思いを作り直すことによって自分を変革しなさい


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