意中の女性に好印象を与えたい場合、男性は「知識・博学・インテリ」といったイメージを相手に過度にアピールすることは控えた方がよさそうだ。
なぜなら英国の心理学ジャーナル「The British Journal of Psychology」にこのほど掲載されたオーストラリアの最新研究によると「賢すぎる男性」は、実は、女性から避けられがちであるという事実が明らかになったからだ。生命時報が伝えた。
西オーストラリア大学の研究チームは、ボランティアの回答者を募り、383人を対象に「理想的な伴侶の魅力」に関するアンケート調査を実施した。回答者は、「ルックス」、「聡明さ」、「善良さ」、「人付き合いの良さ」という4つの指標に基づき、相手の魅力について評価した。
たとえば、「パートナーに望む善良さが他人と比べ、1％、10％、25％、50％、75％、90％、99％の度合い」といった問いに対し、回答者は、「非常に嫌」から「非常に魅力的」まで6つのランクの中から答えを選択する。
その結果、ほとんどの指標において、その度合いが高ければ高いほど相手の魅力が増すことが判明した。
しかし、女性に限って言うと、「聡明さ」と「ルックス」という2つの指標が最も高かった男性は、魅力が大幅に低下していた。
この結果について、研究チームのGilles E. Gignac博士は、「調査研究で採用した連続調査法でも明らかにしているように、女性は伴侶を選ぶ場合、やや慎重であるため、男性の長所は『過ぎたるはなお及ばざるがごとし』と考えている。
ただし、同じような状況は男性には当てはまらず、男性は相手の女性の知的レベルと美貌が極めて高いからといってその相手を拒絶することはあり得ない」とコメントしている。（編集KM）
「人民網日本語版」2018年9月12
http://j.people.com.cn/n3/2018/0912/c94475-9499735.html