ITRと日本の関係
※以下はアニマルライツセンターから追記
ITR Laboratories Canadaは、日本の企業である株式会社ボゾリサーチセンターの子会社です。株式会社ボゾリサーチセンターが持つ日本国内の実験所もGLP(Good Laboratory Practice)認証や、AAALAC(The Association for Assessment and Accreditation of Laboratory Animal Care)認証を取得していますが、日本には法に基づく内部査察の制度はありません。
ITR Laboratories Canadaはまた、CCAC(Canadian Council on Animal Care) を取得しており、さらにFDAとEMA(European Medicines Agency)の査察を受けています。その上での、この動画、レポートの状態であることを、私たち日本人は重く受け止めるべきでしょう。
実態が隠された状態であることは、常に状況を悪くするのみで改善することは無いのだということが、これまで数々の事例で実証されてきました。ITR Laboratories Canadaは閉鎖されるべきですが、同時に日本の他の動物実験(非臨床)施設の内情や実行力のある規制の必要性についても、改めて考えなくてはなりません。
Doctors of the Worldのエリザベス・ハルクランツ医師によると、ソフィーの血圧は正常だとのこと。BBCが訪問した時は脈拍が少し高かったことから、ソフィーは来客に反応しているのかもしれないと述べています。
ソフィーは口を開けることがないため、栄養補給チューブにトラブルが生じた場合、窒息死してしまう危険性をハルクランツ医師は心配しています。