ファーストレディは、直訳すると“第1級の女性”。ファーストレディという呼び方は、アメリカの建国当初にはなく、19世紀入り、アメリカの草の根から徐々に定着し、しだいに世界に広がってきた非公式な言葉だそうです。従って、アメリカ合衆国憲法にも規定はなく、大統領の配偶者として、どのような肩書きで、どのような役割を果たすのかは、正式には決められていないそうです。
“国家元首の配偶者”ですから、国民から党派を超えて広く尊敬を集める象徴的な存在の為、どうしても、批判の的になりやすい大統領よりも、ファーストレディの人気が高いことは、よくあることですが、これまでは“ホワイトハウスの女主人”として、外国から賓客を迎える際、どのようにもてなすかを中心になって考えたり、ホリデーシーズンには、ホワイトハウスの飾りつけをしたりするのも、現在もならわしだそうです。
“大統領が最も信頼するアドバイザー”大統領スピーチを事前に聞いて率直な感想を述べたり、大統領の日常の健康管理のため、細々と気配りしたりもしてくれる頼もしい存在です。そして、“社会運動や慈善活動”に取り組むことも、重要な仕事です。ミシェル=オバマさんの場合は、子どもたちの肥満解消のため、身体を動かそうというキャンペーンや、兵士の家族たちの支援活動を立ちあげたそうです。しかし、2017年はファーストレディについて、大異変か?異色の存在、トランプ大統領の登場です。夫人はラニア=トランプさんですが、、旧ユーゴスラビアのスロベニア生まれ。史上2人目の外国生まれのファーストレディが誕生しました。アメリカに渡ってファッションモデルとなり、不動産王のトランプ氏と出会い、英語が苦手のファーストレディと言われています。7月の共和党大会でも、みずから書いたと主張するスピーチの一節を、ミシェル=オバマさんの過去の原稿からそっくり盗用したのではないかという疑惑が明るみに出てしまいました。いまのトランプ陣営が抱える弱点のひとつになっているという見方もありますが、メラニアさん頑張っていますね。そして、Japan's first lady、日本のファーストレディ照恵さん、良妻賢母型の内助の功にとどまらず、日本が直面する問題に率先して取り組んで、日本ファーストレディとして、首相公邸を拠点に積極的に、首相の外遊への随行や、公的活動(災害被災地の慰問、文化事業の視察、運動競技の参観、来賓の歓迎行事や晩餐会など)への随伴、また首相の名代として参加して下さい。良いと思ったら行動する、チャレンジ&前進が照恵さんですよ!頑張って下さい。
Original English follows.
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Never give up! Never give up! Never give up! Please remember to treat yourself well again and again. It is from a happy heart that love flows.