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【ぼく勉】成幸 「キスと呼べない何か」
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真冬 「では、面接を始めます」
真冬 「まず、緒方さんが本校を志望する理由を教えてください」
理珠 「はい。私は、人の心の機微に鈍感です」
理珠 「人が何を考えているか分からず、自分だけ見当違いなことをしている、ということがままあります」
理珠 「私は、そんなとき、周囲の友人たちとの間に壁を感じます」
理珠 「私はその壁を乗り越えて、人が何を考えているか、分かるようになりたいです」
理珠 「以上のことから、貴学の水準の高い心理学部ならば、私の求める人の心の探究ができると思い、貴学を志望しました」
真冬 (ふむ。言葉はなめらか。棒読みでもなく心もこもっている。及第点ね)
真冬 「よく分かりました。緒方さんは、本校の心理学部で、人の心が分かるようになりたいということですね」
真冬 「では、続けて伺います。あなたの言う “人の心の探究” とは、具体的にどのようなことを指しますか?」
理珠 「え……?」
真冬 「大学は研究機関です。あなたの言う “人の心の探究” が、最終的にどのような研究に行き着くのか」
真冬 「本校としても、私個人としても非常に興味深いです。ぜひ、ご教授いただければと思います」
理珠 「け、研究……?」
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